JP2019144858A - ストレージシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレージ装置間でのデータコピーにおける信頼性の向上を図る【解決手段】本発明のストレージシステムは、データのコピー元となる第1ストレージ装置が、更新データを格納すると共に、当該更新データに、当該更新データの更新順序を表す順序情報を関連付けてデータのコピー先となる第2ストレージ装置に送信する送信部を備える。また、第2ストレージ装置が、第1ストレージ装置から送信された更新データ及び順序情報を受信して記憶する受信用データバッファと、受信用データバッファに記憶された更新データのコピー終了の旨を第1ストレージ装置に通知する通知部と、受信用データバッファに記憶されている順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた更新データを第2ストレージ装置内に展開する展開部と、を備える。【選択図】図15

Description

本発明は、ストレージシステム、ストレージ装置、プログラム、情報処理方法、に関する。
近年、様々な業務がコンピュータを用いて行われており、業務に関連する種々のデータがストレージ装置に記憶されている。そして、ストレージ装置に記憶されているデータは重要であることから、ストレージ装置を二重運用したり、データをバックアップすることが行われている。このため、メインサイトとなるストレージ装置から、ネットワークを介して接続されたリモートサイトとなるストレージ装置に、データのコピーが行われる。
ここで、メインサイトのデータをリモートサイトにコピーする方式としては、大きくわけて3つの方式があり、下記のような特徴がある。
1つ目は、同期コピー方式である。これは、メインサイトを更新したデータをリモートサイトに即時に更新してホストに終了報告する方法である。この場合、データロストはゼロとなるが、リモートサイトまでのコピー時間分だけ、ホストへの終了報告が遅延するという欠点があり、低速回線には向いていない。
2つ目は、非同期コピー方式である。これは、メインサイトを更新したデータを記憶して、ホストに終了報告をしたあとで、ホストからの処理とは非同期に、リモートサイトにコピーする方法である。非同期にコピーするため、ホストへの終了応答には影響がないが、静止点を確保しないとリモートサイトのデータ整合性は保証できない。
3つ目は、データ更新の順序を保証した非同期コピー方式である。上述した2つ目は静止点が必要であったが、この方式はメインサイト側でデータ更新の順序を保証し、リモートサイトへのコピーを行う方法である。これにより、ホストへの終了応答への影響は1つ目の同期コピー方式より少なく、かつリモートサイトのデータロストは、2つ目の非同期コピー方式より少ない中間的な方式である。
特開2006−285336号公報
しかしながら、上記3つ目の方式では、メインサイト側でのみデータ更新の順序保証をしており、リモートサイト側で順序保証のデータを蓄積して管理する仕組みがない。このために、図1に示すように、メインサイトから2個以上のデータ(Z0,Z1)を送信したときに、リモートサイトで受信順番が入れ替わった場合には、古いデータの受信を待ち合わせる必要がある。このため、データコピーにおいて有効に遠隔回線を利用することができない。また、リモートサイトにデータが届いたとしても、有効なデータとして扱えない場合もあり、メインサイトが被災した場合に損失するデータが多くなる、という問題も生じる。
ここで、ストレージ装置間におけるデータコピーに関する技術として、特許文献1に記載のシステムがある。このシステムでは、正系ボリューム及び副系ボリュームでデータの更新が行われると、これとは非同期に、正系ボリュームから更新内容と更新順次番号とが、複製ボリュームに送出される。そして、複製中に正系ボリュームに障害が発生した場合には、複製ボリュームと副系ボリュームとに記憶された更新順次番号を用いて複製を再開している。
ところが、上述した特許文献1に記載のシステムでは、正系ボリュームに障害が発生した場合に正常なデータ転送を再開することができるだけであって、受信順番が入れ替わった場合には、依然としてデータの受信待ちが生じうる。また、古いデータが届かない場合には、データ損失の問題も生じる。
以上のように、上述したデータコピーの方法では、データの受信待ちや、データ損失の問題が生じる。その結果、データコピーにおける信頼性の向上を図ることができない。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、データコピーにおける信頼性の向上を図ることができないことを解決することができるストレージシステム、ストレージ装置、プログラム、情報処理方法、を提供することにある。
本発明の一形態であるストレージシステムは、
データのコピー元となる第1ストレージ装置と、データのコピー先となる第2ストレージ装置と、を備え、
前記第1ストレージ装置は、
更新データを格納すると共に、当該更新データに、当該更新データの更新順序を表す順序情報を関連付けて前記第2ストレージ装置に送信する送信部を備え、
前記第2ストレージ装置は、
前記第1ストレージ装置から送信された前記更新データ及び前記順序情報を受信して記憶する受信用データバッファと、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記第1ストレージ装置に通知する通知部と、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データを第2ストレージ装置内に展開する展開部と、を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるストレージ装置は、
データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置であって、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して記憶する受信用データバッファと、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知する通知部と、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する展開部と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である情報処理方法は、
データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置が、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して、受信用データバッファに記憶し、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知し、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるプログラムは、
データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置の制御装置に、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して、受信用データバッファに記憶し、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知し、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する、
処理を実行させる、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、ストレージ装置間のデータコピーにおける信頼性の向上を図ることができる。
本発明に関連するストレージシステムによるデータコピー時の動作を示す図である。 本発明の実施形態1におけるストレージシステムの構成を示すブロック図である。 図2に開示したストレージシステムによるデータコピー時のデータの流れを示す図である。 図2に開示したストレージシステムによるデータコピー時のデータの流れを示す図である。 図2に開示したストレージシステムによるデータコピー時のデータの流れを示す図である。 図2に開示したストレージシステムによるデータコピー時のデータの流れを示す図である。 図2に開示したストレージシステムによるデータコピー時のデータの流れを示す図である。 図2に開示したストレージシステムによるデータコピー時のデータの流れを示す図である。 図2に開示したストレージシステムによるデータコピー時の動作を示す図である。 図2に開示したコピー先ディスクアレイ装置の動作を示すフローチャートである。 図2に開示したコピー先ディスクアレイ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2におけるストレージシステムによるデータコピー時の動作を示す図である。 図11に開示したコピー先ディスクアレイ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3におけるストレージシステムによるデータコピー時の動作を示す図である。 本発明の実施形態4におけるストレージシステムの構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図2乃至図11を参照して説明する。図2は、ストレージシステムの全体構成を示すブロック図である。図3乃至図11は、ストレージシステムの動作を説明するための図である。
[構成]
本発明におけるストレージシステムは、ネットワークを介してディスクアレイ装置間でデータをリモートコピーするよう構成されており、特に、後述するように、非同期コピーにおける順序保証を低速回線で実現するよう構成されている。具体的に、ストレージシステムは、図2に示すように、メインサイト1のホスト1Aに接続されたコピー元ディスクアレイ装置10(第1ストレージ装置)と、リモートサイト2のホスト2Aに接続されたコピー先ディスクアレイ装置20(第2ストレージ装置)と、がネットワークを介して接続されて構成されている。なお、ディスクアレイ装置10,20間を接続するネットワークは、低速回線であってもよい。以下、各装置の構成について詳述する。
上記メインサイト1のホスト1Aは、一般的な情報処理装置であり、コピー元ディスクアレイ装置10に対するデータの記録再生を行う。また、リモートサイト2のホスト2Aも同様に、一般的な情報処理装置であり、コピー先ディスクアレイ装置20に対するデータの記録再生を行う。
上記コピー元ディスクアレイ装置10は、演算装置と記憶装置とを備えたストレージ装置である。そして、コピー元ディスクアレイ装置10は、記憶装置として、データを一時的に記憶するキャッシュ12と、データの格納先を管理する送信用管理バッファ13と、順序保証のデータを格納する送信用データバッファ14と、データを格納する論理ディスク15a,15bを装備するディスク装置15と、を備える。また、コピー元ディスクアレイ装置10は、演算装置がプログラムを実行することで構築された、I/O処理部11、順序保証処理部17、送信コピー制御部18、を備える。
上記I/O処理部11は、ホスト1Aからディスク装置15に対するデータの記録再生に関するI/O(Input/Output)データを受信して処理する。例えば、I/O処理部11は、ホスト1Aからディスク装置15に対するデータの更新が行われた場合には、かかる更新データを受信してキャッシュ12に格納し、ホスト1Aに対して更新終了を報告する。なお、キャッシュ12内の更新データは、ホスト1AからのI/Oとは非同期でディスク装置15に書き込まれる。また、I/O処理部11は、後述するように、コピー先ディスクアレイ装置20から更新データのコピー処理が終了したことを受信すると、対応する更新データの後述する管理情報を、送信用管理バッファ13から削除する。
上記順序保証処理部17は、ホスト1AからのI/Oデータの順序を処理する。例えば、順序保証処理部17は、更新データ用に送信用データバッファ14の空き容量を確保し、更新データを格納する。また、順序保証処理部17は、送信用データバッファ14内の更新データの格納場所を示す管理情報を、送信用管理バッファ13に格納する。このとき、順序保証処理部17は、管理情報に対して、同一のデータに対する更新データの更新順序を表す情報を付与して、送信用管理バッファ13に格納する。但し、順序保証処理部17は、管理情報を送信用管理バッファ13に格納する際に、必ずしも更新順序を表す情報を付与することに限定されず、他の方法で更新データの更新順序がわかるように、対応する管理情報を送信用管理バッファ13に格納してもよい。
上記送信コピー制御部18は、更新データをコピー先ディスクアレイ装置20に送信する処理を行う。例えば、送信コピー制御部18は、送信用管理バッファ13に格納されている管理情報を参照し、送信用データバッファ14に格納されている更新データをコピー先ディスクアレイ装置20に送信する。このとき、送信コピー制御部18は、送信用管理バッファ13内の管理情報に基づいて、当該管理情報にて示される格納場所の更新データの更新順序を特定する。そして、送信コピー制御部18は、コピー先ディスクアレイ装置20への送信中のものを除き、送信用データバッファ14内で、同一のデータを更新する更新データのうち最も古い更新データに当該更新データの更新順序を表す順序保証識別子(順序情報)を付与して、コピー先ディスクアレイ装置20に送信する。
以上のように、コピー元ディスクアレイ装置10が装備する構成は、更新データを格納すると共に、当該更新データに、当該更新データの更新順序を表す順序保証識別子を関連付けてコピー先ディスクアレイ装置20に送信する送信部として機能する。
上記コピー先ディスクアレイ装置20は、演算装置と記憶装置とを備えたストレージ装置である。そして、コピー先ディスクアレイ装置20は、記憶装置として、データを一時的に記憶するキャッシュ22と、データの格納先を管理する受信用管理バッファ23と、順序保証のデータを格納する受信用データバッファ24と、データを格納する論理ディスク25a,25bを装備するディスク装置25と、を備える。また、コピー先ディスクアレイ装置20は、演算装置がプログラムを実行することで構築された、I/O処理部21、順序保証処理部26、展開コピー制御部27、並び替え部28、を備える。
上記I/O処理部21は、ディスク装置25に対するデータの記録再生に関するI/O(Input/Output)データを受信して処理する。例えば、I/O処理部21は、メインサイト1のコピー元ディスクアレイ装置10から送信されたコピー用のデータである更新データと順序保証識別子を受信する。なお、I/O処理部21は、後述するように、並び替え部28による受信した更新データと順序保証識別子とに基づく処理が終了すると、コピー元ディスクアレイ装置10に対してコピー処理の終了を報告する。
上記順序保証処理部26は、I/Oデータの順序を処理する。例えば、順序保証処理部26は、受信用データバッファ24の空き容量を確保し、受信した更新データと順序保証識別子とを格納する。
上記並び替え部28は、順序保証識別子を元に更新データを並び替える。例えば、並び替え部28は、受信用データバッファ24に格納されている順序保証識別子を参照して、関連付けられている更新データの更新順序を特定する。そして、並び替え部28は、受信用データバッファ24内における更新データの格納場所を示す管理情報(管理データ)を受信用管理バッファ23に格納する。このとき、並び替え部28は、管理情報に対して、同一のデータに対する更新データの更新順序を表す情報を付与して、受信用管理バッファ23に格納する。但し、並び替え部28は、管理情報を受信用管理バッファ23に格納する際に、必ずしも更新順序を表す情報を付与することに限定されず、他の方法で対応する更新データの更新順序がわかるように管理情報を受信用管理バッファ23に格納してもよい。
上記展開コピー制御部27は、順序保証したデータをキャッシュ22に展開する。例えば、展開コピー制御部27は、受信用管理バッファ23に格納されている管理情報を参照し、受信用データバッファ24に格納されている更新データのうち、最も古い管理情報に関連付けられている更新データを、キャッシュ22に展開する。展開コピー制御部27は、更新データの展開が完了すると、かかる更新データの管理情報を受信用管理バッファ23内から削除する。そして、展開コピー制御部27は、上述同様に、管理情報が古い順に更新データの展開を繰り返すことで、更新順序が新しい更新データをキャッシュ22上で上書きする。
以上のように、コピー先ディスクアレイ装置20が装備する構成は、コピー元ディスクアレイ装置10から受信した更新データが受信用データバッファ24に格納された段階で、コピー元ディスクアレイ装置10に対してコピー処理の終了を報告する通知部として機能する。また、コピー先ディスクアレイ装置20が装備する構成は、受信用データバッファ24に記憶された順序保証識別子(順序情報)に基づいて、当該順序情報に関連付けられた更新データをキャッシュ22に展開する展開部として機能する。
[動作]
続いて、上述したストレージシステムによるデータコピー時の動作を、図3乃至図11を参照して説明する。まず、主に図3を参照して、メインサイト1のホスト1Aからコピー元ディスクアレイ装置10のディスク装置に対して更新データZ0によるデータ更新が実施された場合の動作を説明する。
まず、コピー元ディスクアレイ装置10は、I/O処理部11でディスク装置15に対する更新データZ0を受信して、キャッシュ12に更新データZ0を格納する。そして、順序保証処理部17が、送信用データバッファ14の空き領域を確保し、当該送信用データバッファ14に更新データZ0を格納する。また、順序保証処理部17は、送信用データバッファ14内における更新データZ0の格納場所を示す管理情報Z10を、送信用管理バッファ13に格納する。このとき、順序保証処理部17は、更新データZ0の更新順序がわかるように管理情報Z10を送信用管理バッファ13に格納する。この場合は、更新データZ0が1番目の更新順序のものであることがわかるよう、管理情報Z10を格納する。
その後、I/O処理部11は、ホスト1Aに更新データZ0の更新が終了したことを報告する。なお、キャッシュ12に格納された更新データZ0は、上述したI/O処理とは非同期に、ディスク装置15のディスク15bに書き込まれる。
次に、主に図4を参照して、上述した更新データZ0を上書きする更新データZ1によるデータ更新が、メインサイト1のホスト1Aからコピー元ディスクアレイ装置10に対して実施された場合の動作を説明する。
まず、コピー元ディスクアレイ装置10は、I/O処理部11でディスク装置15に対する更新データZ1を受信して、キャッシュ12の更新データZ0を、更新データZ1で上書きして格納する。そして、順序保証処理部17が、送信用データバッファ14の空き領域を確保し、当該送信用データバッファ14に更新データZ1を格納する。また、順序保証処理部17は、送信用データバッファ14内における更新データZ1の格納場所を示す管理情報Z11を、送信用管理バッファ13に格納する。このとき、順序保証処理部17は、更新データZ1の更新順序がわかるように管理情報Z11を送信用管理バッファ13に格納する。この場合は、更新データZ1が更新データZ0よりも新しい2番目の更新順序のものであることがわかるよう、管理情報Z11を格納する。
その後、I/O処理部11は、ホスト1Aに更新データZ1の更新が終了したことを報告する。なお、キャッシュ12に格納された更新データZ1は、上述したI/O処理とは非同期に、ディスク装置15のディスク15bに書き込まれる。
次に、主に、図5を参照して、メインサイト1からリモートサイト2へのデータのコピー処理について説明する。まず、コピー元ディスクアレイ装置10の送信コピー制御部18が、送信用管理バッファ13に格納されている管理情報Z10,Z11を参照し、最も古い更新順序の管理情報を特定する。ここでは、管理情報Z10が1番目で最も古い更新順序であると特定する。そして、送信コピー制御部18は、管理情報Z10にて示される送信用データバッファ14内の格納場所の更新データZ0に、当該更新データZ0の更新順序を表す順序保証識別子Z30を付与して、当該更新データZ0及び順序保証識別子Z30をコピー先ディスクアレイ装置20に送信する。つまり、この場合は、更新データZ0が1番目の更新順序であることを表す順序保証識別子Z30を付与して送信する。
続いて、コピー元ディスクアレイ装置10は、リモートサイト2からの更新データZ0のコピー処理が終了した報告を待たず、送信コピー制御部18が、送信用管理バッファ13に格納されている管理情報Z10,Z11を参照する。そして、送信コピー制御部18は、リモートサイト2に対して送信中の管理情報Z10を除いて、最も古い更新順序の管理情報を特定する。ここでは、1番目の更新順序である管理情報Z10が送信中であるため、次に古い2番目の更新順序である管理情報Z11を特定する。そして、送信コピー制御部18は、管理情報Z11にて示される送信用データバッファ14内の格納場所の更新データZ1に、当該更新データZ1の更新順序を表す順序保証識別子Z31を付与して、当該更新データZ1及び順序保証識別子Z31をコピー先ディスクアレイ装置20に送信する。つまり、この場合は、更新データZ1が2番目の更新順序であることを表す順序保証識別子Z31を付与して送信する。
次に、上述したようにメインサイト1から送信された更新データZ0,Z1を、リモートサイト2が受信したときの動作を、図5乃至図11を参照して説明する。ここでは、特に、コピー先ディスクアレイ装置20が、送信順番とは逆の順番で更新データZ0,Z1を受信した場合を説明する。
まず、リモートサイト2のコピー先ディスクアレイ装置20は、更新データZ0の前に、I/O処理部21で更新データZ1と順序保証識別子Z31を受信する(図9のステップS21)。すると、コピー先ディスクアレイ装置20の順序保証処理部26が、受信用データバッファ24の空き領域を確保して、更新データZ1と順序保証識別子Z31を受信用データバッファ24に格納する(図9のステップS22)。
続いて、並び替え部28が、受信用データバッファ24に格納されている順序保証識別子Z31を参照して(図10のステップS1)、関連付けられている更新データZ1の更新順序を特定する(図10のステップS2)。この場合、並び替え部28は、順序保証識別子Z31から更新データZ1は2番目に古い更新データであると判断する(図10のステップS2でNo、ステップS4でYes)。すると、並び替え部28は、受信用データバッファ24内における更新データZ1の格納場所を示す管理情報Z21を、受信用管理バッファ23に格納する(図10のステップS5、図9のステップS23)。このとき、並び替え部28は、管理情報Z21が2番目に古い更新データのものであることがわかるように、当該管理情報Z21を受信用管理バッファ23に格納する。
その後、コピー先ディスクアレイ装置20のI/O処理部21は、上述したように更新データZ1と順序保証識別子Z31とを受信用データバッファ24に格納し、管理情報Z21を受信用管理バッファ23に格納する処理が終了すると、コピー元ディスクアレイ装置10に対して更新データZ1のコピー処理の終了を報告する(図9のステップS24)。つまり、この場合は、1番目に古い更新順序を表す順序保証識別子Z30が付与された更新データZ0の受信を待たずに、その次の更新順序の更新データZ1のコピー処理終了を、ディスクアレイ装置10に報告する。
更新データZ1のコピー処理終了の報告を受けたコピー元ディスクアレイ装置10は、更新データZ1に対する管理情報Z11を、送信用管理バッファ13から削除する(図9のステップS25)。以上のようにして、更新データZ1がコピーされることとなる(図5,図6参照)。
その後、リモートサイト2のコピー先ディスクアレイ装置20は、I/O処理部21で更新データZ0と順序保証識別子Z30を受信する(図9のステップS26)。すると、コピー先ディスクアレイ装置20の順序保証処理部26が、受信用データバッファ24の空き領域を確保して、更新データZ0と順序保証識別子Z30を受信用データバッファ24に格納する(図9のステップS27)。
続いて、並び替え部28が、受信用データバッファ24に格納されている順序保証識別子Z30を参照して(図10のステップS1)、関連付けられている更新データZ0の更新順序を特定する(図10のステップS2)。この場合、並び替え部28は、順序保証識別子Z30から更新データZ0は1番目に古い更新データであると判断する(図10のステップS2でYes)。すると、並び替え部28は、受信用データバッファ24内における更新データZ0の格納場所を示す管理情報Z20を、受信用管理バッファ23に格納する(図10のステップS3、図9のステップS28)。このとき、並び替え部28は、管理情報Z20が1番目に古い更新データのものであることがわかるように、当該管理情報Z20を受信用管理バッファ23に格納する。
その後、コピー先ディスクアレイ装置20のI/O処理部21は、上述したように更新データZ0と順序保証識別子Z30とを受信用データバッファ24に格納し、管理情報Z20を受信用管理バッファ23に格納する処理が終了すると、コピー元ディスクアレイ装置10に対して更新データZ0のコピー処理の終了を報告する(図9のステップS29)。
更新データZ0のコピー処理終了の報告を受けたコピー元ディスクアレイ装置10は、更新データZ0に対する管理情報Z10を、送信用管理バッファ13から削除する(図9のステップS30)。以上のようにして、更新データZ0がコピーされることとなる(図5,図6参照)。
次に、コピー先ディスクアレイ装置20による更新データの展開処理の動作を、図7,8,11を参照して説明する。
展開コピー制御部27は、受信用管理バッファ23に格納されている管理情報Z20,Z21を参照し(図10のステップS11)、このうち更新順序が最も古い管理情報を検索する(図11のステップS12)。この場合、管理情報Z20が1番目に古い管理情報であるため、かかる管理情報Z20を参照して(図11のステップS13でYes)、関連付けられている更新データZ0を受信用データバッファ24からキャッシュ22に展開する(図11のステップS14、図7参照)。
そして、展開コピー制御部27は、更新データZ0の展開が完了すると、かかる更新データZ0の管理情報Z20を受信用管理バッファ23内から削除する(図11のステップS15)。なお、キャッシュ22上の更新データZ0は、上述した展開処理とは非同期にディスク装置15にコピーされる。
続いて、展開コピー制御部27は、上述した処理を繰り返す。つまり、展開コピー制御部27は、受信用管理バッファ23に格納されている管理情報を参照し(図11のステップS11)、更新順序が最も古い管理情報を検索する(図11のステップS12)。この場合、1番目に古い管理情報Z20は既に削除されているため、2番目に古い管理情報Z21を最も古い管理情報として特定する(図11のステップS13でYes)。そして、管理情報Z21に関連付けられている更新データZ1を受信用データバッファ24からキャッシュ22に展開する(図11のステップS14、図8参照)。このとき、キャッシュ22上に既に展開されている更新データZ0を、更新データZ1で上書きする。
その後、展開コピー制御部27は、更新データZ0の展開が完了すると、かかる更新データZ0の管理情報Z21を受信用管理バッファ23内から削除する(図11のステップS15)。なお、キャッシュ22上の更新データZ1は、上述した展開処理とは非同期にディスク装置15にコピーされる。このとき、更新データZ0がディスク装置15に格納されている場合には、更新データZ1で上書きされる。
以上のように、本発明では、リモートサイト2のコピー先ディスクアレイ装置20が、メインサイト1から送信された順番とは違う順番で更新データを受信した場合であっても、先に送信された更新データの受信を待ち合わせる必要がない。また、更新データの更新順序が保証され、損失するデータを削減することができる。そして、このことは、低速の遠隔回線や品質が安定しない遠隔回線の場合に極めて有効である。その結果、ストレージ装置間のデータコピーにおける信頼性の向上を図ることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図12乃至図13を参照して説明する。本実施形態におけるストレージシステムは、実施形態1とほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
まず、本実施形態におけるメインサイト1のコピー元ディスクアレイ装置10が備える送信コピー制御部18は、コピー先ディスクアレイ装置20に送信する更新データ及び当該更新データの順序保証識別子に、同一のデータを更新する更新順序が過去の更新データの順序保証識別子も付与して、コピー先ディスクアレイ装置20に送信する。
例えば、実施形態1と同様に、コピー元ディスクアレイ装置10が更新データZ0,Z1をコピー先ディスクアレイ装置20に送信する場合を考える。この場合、コピー元ディスクアレイ装置10は、1番目の更新順序の更新データZ0には、その順序保証識別子Z30のみを付与してコピー先ディスクアレイ装置20に送信する(図12のステップS41)。一方、2番目の更新順序の更新データZ1には、その順序保証識別子Z31と、さらに更新順序が前の更新データZ0の順序保証識別子Z30と、を付与して、コピー先ディスクアレイ装置20に送信する(図12のステップS42)。
その後、リモートサイト2のコピー先ディスクアレイ装置20は、実施形態1と同様に、更新データZ0よりも先に更新データZ1を受信した場合には(図12のステップS43)、受信用データバッファ24に、更新データZ1と順序保証識別子Z31,Z30を格納する(図12のステップS44)。続いて、コピー先ディスクアレイ装置20は、更新データZ1の管理情報Z21を受信用管理バッファ23に格納し(図12のステップS45)、コピー元ディスクアレイ装置10に対して更新データZ0のコピー処理の終了を報告する(図12のステップS46)。更新データZ1のコピー処理終了の報告を受けたコピー元ディスクアレイ装置10は、更新データZ0に対する管理情報Z10を、送信用管理バッファ13から削除する(図12のステップS47)。
その後、コピー先ディスクアレイ装置20の展開コピー制御部27は、受信した更新データZ1よりも更新順序が前の更新データZ0を受信していない場合であっても(図12のステップS48)、以下のようにして展開処理を行う。
展開コピー制御部27は、受信用管理バッファ23に格納されている管理情報Z21を参照し(図13のステップS51)、このうち更新順序が最も古い管理情報を検索する(図13のステップS52)。このとき、1番目に古い管理情報は、更新データZ0のものとなるはずであるが、更新データZ0を受信していないため、対応する管理情報Z20が存在していない(図13のステップS53でNo)。このため、2番目に古い管理情報を検索すると(図13のステップS56)、更新データZ1に対応する管理情報Z21が存在して対応するため(図13のステップS57でYes)、かかる更新データZ1の順序保証識別子を調べる(図13のステップS58)。
このとき、更新データZ1には、当該更新データZ1の順序保証識別子Z31に加え、さらに、1番目に古い更新順序の更新データZ0の順序保証識別子Z30が付与されている(図13のステップS58でYes)。この場合、更新データZ1を受信用データバッファ24からキャッシュ22に展開して(図13のステップS59)、かかる更新データZ1の管理情報Z21を受信用管理バッファ23内から削除する(図13のステップS60)。なお、キャッシュ22上の更新データZ1は、上述した展開処理とは非同期にディスク装置15にコピーされる。
このように、本実施形態においては、更新順序が後の更新データZ1に、過去の更新データZ0の順序保証識別子Z30が付与されている場合には、かかる更新データZ1が、過去の更新データZ0を更新するものであることがわかる。つまり、更新データZ1が、過去の更新データZ0と重複領域に対して更新するデータであることがわかる。このため、コピー先ディスクアレイ装置20が更新順序が前の更新データZ0を受信していない場合であっても、更新順序が後の更新データZ1を特定することができ、かかる更新データZ1を展開することで、データの損失を防ぐことができる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図14を参照して説明する。本実施形態におけるストレージシステムは、実施形態1,2とほぼ同様の構成であるが、以下のように、3つ以上の更新データをコピーする場合にも適用可能である。
具体的に、本実施形態では、図14に示すように、メインサイト1のコピー元ディスクアレイ装置10が、リモートサイト2のコピー先ディスクアレイ装置20に3つの更新データZ0,Z1,Z2を同時に転送する。但し、メインサイト1のコピー元ディスクアレイ装置10が、さらに多くの更新データを同時に転送してもよい。
このような場合であっても、上述した実施形態と同様に処理することで、コピー先ディスクアレイ装置20が、メインサイト1から送信された順番とは違う順番で更新データを受信した場合であっても、先に送信した更新データの受信を待ち合わせる必要がない。また、更新データの更新順序が保証され、損失するデータを削減することができる。その結果、ストレージ装置間のデータコピーにおける信頼性の向上を図ることができる。
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施形態を、図15を参照して説明する。図15は、実施形態4におけるストレージシステムの構成を示すブロック図である。なお、本実施形態におけるストレージシステムは、実施形態1,2,3で説明したストレージシステムの構成の概略を示している。
図15に示すように、本実施形態おけるストレージシステムは、
データのコピー元となる第1ストレージ装置100と、データのコピー先となる第2ストレージ装置110と、を備える。
そして、前記第1ストレージ装置100は、
更新データを格納すると共に、当該更新データに、当該更新データの更新順序を表す順序情報を関連付けて前記第2ストレージ装置110に送信する送信部101を備える。
また、前記第2ストレージ装置110は、
前記第1ストレージ装置100から送信された前記更新データ及び前記順序情報を受信して記憶する受信用データバッファ111と、
前記受信用データバッファ111に記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記第1ストレージ装置100に通知する通知部112と、
前記受信用データバッファ111に記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データを第2ストレージ装置110内に展開する展開部113と、を備える。
なお、上述した第1ストレージ装置100の送信部101や、第2ストレージ装置110の通知部112及び展開部113は、各ストレージ装置100,110に装備された制御装置がプログラムを実行することで構築されるものであってもよく、電子回路で構築されるものであってもよい。
また、本実施形態では、図15に示すストレージシステムから、第1ストレージ装置100を取り除いてもよい。つまり、本実施形態におけるストレージ装置は、第2ストレージ装置110と同様の構成であってもよい。
そして、上記構成のストレージシステムによると、
データのコピー元となるコピー元ストレージ装置(第1ストレージ装置100)に接続された、データのコピー先となるストレージ装置(第2ストレージ装置110)が、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して、受信用データバッファに記憶し、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知し、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する、
という処理を行う。
以上より、本実施形態におけるストレージシステムによると、第2ストレージ装置が、第1ストレージ装置から送信された順番とは違う順番で更新データを受信した場合であっても、先に送信した更新データの受信を待ち合わせる必要がない。また、更新データの更新順序が保証され、損失するデータを削減することができる。そして、このことは、低速の遠隔回線や品質が安定しない遠隔回線の場合に極めて有効である。その結果、ストレージ装置間のデータコピーにおける信頼性の向上を図ることができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明におけるストレージシステム、ストレージ装置、プログラム、情報処理方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
データのコピー元となる第1ストレージ装置と、データのコピー先となる第2ストレージ装置と、を備え、
前記第1ストレージ装置は、
更新データを格納すると共に、当該更新データに、当該更新データの更新順序を表す順序情報を関連付けて前記第2ストレージ装置に送信する送信部を備え、
前記第2ストレージ装置は、
前記第1ストレージ装置から送信された前記更新データ及び前記順序情報を受信して記憶する受信用データバッファと、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記第1ストレージ装置に通知する通知部と、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データを前記第2ストレージ装置内に展開する展開部と、を備えた、
ストレージシステム。
(付記2)
付記1に記載のストレージシステムであって、
前記第1ストレージ装置の前記送信部は、同一のデータを更新する前記更新データの更新順序を表す前記順序情報を、当該更新データに関連付けて前記第2ストレージ装置に送信する、
ストレージシステム。
(付記3)
付記1又は2に記載のストレージシステムであって、
前記第2ストレージ装置は、前記受信用データバッファ内における前記更新データの格納場所を特定すると共に、当該更新データに関連付けられた前記順序情報に基づく更新順序を特定する管理データを記憶する受信用管理バッファを備え、
前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、更新順に前記受信用データバッファに格納されている前記更新データを前記第2ストレージ装置内に展開して記憶する、
ストレージシステム。
(付記4)
付記3に記載のストレージシステムであって、
前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、前記受信用データバッファに格納されている前記更新データを更新順に上書きして前記第2ストレージ装置が備える記憶装置上で展開する、
ストレージシステム。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載のストレージシステムであって、
前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記順序情報に基づいて、更新順序が前の他の前記更新データを受信していない場合であっても、当該他の前記更新データよりも更新順序が後の前記更新データを展開する、
ストレージシステム。
(付記6)
付記5に記載のストレージシステムであって、
前記第1ストレージ装置の前記送信部は、前記順序情報を関連付けた前記更新データに、同一のデータを更新する更新順序が過去の他の前記更新データの前記順序情報を含めて前記第2ストレージ装置に送信し、
前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記順序情報に基づいて、更新順序が過去である他の前記更新データを受信していない場合であっても、前記更新データを展開する、
ストレージシステム。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載のストレージシステムであって、
前記第2ストレージ装置の前記通知部は、前記受信用データバッファに前記更新データが記憶された直後に当該更新データのコピー終了の旨を前記第1ストレージ装置に通知する、
ストレージシステム。
(付記8)
データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置であって、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して記憶する受信用データバッファと、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知する通知部と、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する展開部と、
を備えたストレージ装置。
(付記8.1)
付記8に記載のストレージ装置であって、
前記コピー元ストレージ装置から送信され、前記受信用データバッファが前記更新データに関連付けて記憶する前記順序情報は、同一のデータを更新する前記更新データの更新順序を表す、
ストレージ装置。
(付記8.2)
付記8又は8.1に記載のストレージ装置であって、
前記受信用データバッファ内における前記更新データの格納場所を特定すると共に、当該更新データに関連付けられた前記順序情報に基づく更新順序を特定する管理データを記憶する受信用管理バッファを備え、
前記展開部は、前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、更新順に前記受信用データバッファに格納されている前記更新データをストレージ装置内に展開して記憶する、
ストレージ装置。
(付記8.3)
付記8.2に記載のストレージ装置であって、
前記展開部は、前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、前記受信用データバッファに格納されている前記更新データを更新順に上書きしてストレージ装置が備える記憶装置上で展開する、
ストレージ装置。
(付記8.4)
付記8乃至8.3のいずれかに記載のストレージ装置であって、
前記展開部は、前記順序情報に基づいて、更新順序が前の他の前記更新データを受信していない場合であっても、当該他の前記更新データよりも更新順序が後の前記更新データを展開する、
ストレージ装置。
(付記8.5)
付記8.4に記載のストレージ装置であって、
前記展開部は、前記コピー元ストレージ装置から送信された、前記更新データに関連付けられた前記順序情報と、当該更新データにさらに関連付けられた、同一のデータを更新する更新順序が過去の他の前記更新データの前記順序情報と、に基づいて、更新順序が過去である他の前記更新データの受信を受信していない場合であっても、前記更新データを展開する、
ストレージ装置。
(付記8.6)
付記8乃至8.5のいずれかに記載のストレージ装置であって、
前記通知部は、前記受信用データバッファに前記更新データが記憶された直後に当該更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知する、
ストレージ装置。
(付記9)
データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置が、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して、受信用データバッファに記憶し、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知し、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する、
情報処理方法。
(付記9.1)
付記9に記載の情報処理方法であって、
前記コピー元ストレージ装置から送信され、前記受信用データバッファが前記更新データに関連付けて記憶する前記順序情報は、同一のデータを更新する前記更新データの更新順序を表す、
情報処理方法。
(付記9.2)
付記9又は9.1に記載の情報処理方法であって、
前記受信用データバッファ内における前記更新データの格納場所を特定すると共に、当該更新データに関連付けられた前記順序情報に基づく更新順序を特定する管理データを受信用管理バッファに記憶し、
前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、更新順に前記受信用データバッファに格納されている前記更新データをストレージ装置内に展開して記憶する、
情報処理方法。
(付記9.3)
付記9.2に記載の情報処理方法であって、
前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、前記受信用データバッファに格納されている前記更新データを更新順に上書きしてストレージ装置が備える記憶装置上で展開する、
情報処理方法。
(付記9.4)
付記9乃至9.3のいずれかに記載の情報処理方法であって、
前記順序情報に基づいて、更新順序が前の他の前記更新データを受信していない場合であっても、当該他の前記更新データよりも更新順序が後の前記更新データを展開する、
情報処理方法。
(付記9.5)
付記9.4に記載の情報処理方法であって、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、前記更新データに関連付けられた前記順序情報と、当該更新データにさらに関連付けられた、同一のデータを更新する更新順序が過去の他の前記更新データの前記順序情報と、に基づいて、更新順序が過去である他の前記更新データを受信していない場合であっても、前記更新データを展開する、
情報処理方法。
(付記9.6)
付記9乃至9.5のいずれかに記載の情報処理方法であって、
前記受信用データバッファに前記更新データが記憶された直後に当該更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知する、
情報処理方法。
(付記10)
データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置の制御装置に、
前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して、受信用データバッファに記憶し、
前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知し、
前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する、
処理を実行させるためのプログラム。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 メインサイト
1A ホスト
10 コピー元ディスクアレイ装置
11 I/O処理部
12 キャッシュ
13 送信用管理バッファ
14 送信用データバッファ
15 ディスク装置
15a,15b ディスク
17 順序保証処理部
18 送信コピー制御部
2 リモートサイト
2A ホスト
20 コピー先ディスクアレイ装置
21 I/O処理部
22 キャッシュ
23 受信用管理バッファ
24 受信用データバッファ
25 ディスク装置
25a,15b ディスク
26 順序保証処理部
27 展開コピー制御部
28 並び替え部
Z0,Z1 更新データ
Z10,Z11,Z20,Z21 管理情報
Z30,Z31 順序保証識別子
100 第1ストレージ装置
101 送信部
110 第2ストレージ装置
111 受信用データバッファ
112 通知部
113 展開部

Claims (10)

  1. データのコピー元となる第1ストレージ装置と、データのコピー先となる第2ストレージ装置と、を備え、
    前記第1ストレージ装置は、
    更新データを格納すると共に、当該更新データに、当該更新データの更新順序を表す順序情報を関連付けて前記第2ストレージ装置に送信する送信部を備え、
    前記第2ストレージ装置は、
    前記第1ストレージ装置から送信された前記更新データ及び前記順序情報を受信して記憶する受信用データバッファと、
    前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記第1ストレージ装置に通知する通知部と、
    前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データを前記第2ストレージ装置内に展開する展開部と、を備えた、
    ストレージシステム。
  2. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記第1ストレージ装置の前記送信部は、同一のデータを更新する前記更新データの更新順序を表す前記順序情報を、当該更新データに関連付けて前記第2ストレージ装置に送信する、
    ストレージシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のストレージシステムであって、
    前記第2ストレージ装置は、前記受信用データバッファ内における前記更新データの格納場所を特定すると共に、当該更新データに関連付けられた前記順序情報に基づく更新順序を特定する管理データを記憶する受信用管理バッファを備え、
    前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、更新順に前記受信用データバッファに格納されている前記更新データを前記第2ストレージ装置内に展開して記憶する、
    ストレージシステム。
  4. 請求項3に記載のストレージシステムであって、
    前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記受信用管理バッファに記憶されている前記管理データに基づいて、前記受信用データバッファに格納されている前記更新データを更新順に上書きして前記第2ストレージ装置が備える記憶装置上で展開する、
    ストレージシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のストレージシステムであって、
    前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記順序情報に基づいて、更新順序が前の他の前記更新データを受信していない場合であっても、当該他の前記更新データよりも更新順序が後の前記更新データを展開する、
    ストレージシステム。
  6. 請求項5に記載のストレージシステムであって、
    前記第1ストレージ装置の前記送信部は、前記順序情報を関連付けた前記更新データに、同一のデータを更新する更新順序が過去の他の前記更新データの前記順序情報を含めて前記第2ストレージ装置に送信し、
    前記第2ストレージ装置の前記展開部は、前記順序情報に基づいて、更新順序が過去である他の前記更新データを受信していない場合であっても、前記更新データを展開する、
    ストレージシステム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のストレージシステムであって、
    前記第2ストレージ装置の前記通知部は、前記受信用データバッファに前記更新データが記憶された直後に当該更新データのコピー終了の旨を前記第1ストレージ装置に通知する、
    ストレージシステム。
  8. データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置であって、
    前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して記憶する受信用データバッファと、
    前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知する通知部と、
    前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する展開部と、
    を備えたストレージ装置。
  9. データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置が、
    前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して、受信用データバッファに記憶し、
    前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知し、
    前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する、
    情報処理方法。
  10. データのコピー元となるコピー元ストレージ装置に接続された、データのコピー先となるストレージ装置の制御装置に、
    前記コピー元ストレージ装置から送信された、当該コピー元ストレージ装置に格納されている更新データと、当該更新データに関連付けられた当該更新データの更新順序を表す順序情報と、を受信して、受信用データバッファに記憶し、
    前記受信用データバッファに記憶された前記更新データのコピー終了の旨を前記コピー元ストレージ装置に通知し、
    前記受信用データバッファに記憶されている前記順序情報に基づいて、当該順序情報に関連付けられた前記更新データをストレージ装置内に展開する、
    処理を実行させるためのプログラム。
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