JP2019143854A - Cooling device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、燃焼炉からの排出物を冷却する冷却装置に関する。 The present invention relates to a cooling device for cooling emissions from a combustion furnace.
焼却炉、溶融炉、ボイラ等のような燃焼室を有する燃焼炉からは、燃焼により微細なダストが発生する。
これらの燃焼炉には、水が張られた冷却槽を有する水封式コンベアからなる冷却装置が接続されている。そして、この冷却装置の冷却槽にダストを落として冷却しながら排出が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
From combustion furnaces having combustion chambers such as incinerators, melting furnaces, boilers, etc., fine dust is generated by combustion.
These combustion furnaces are connected to a cooling device comprising a water-sealed conveyor having a cooling tank filled with water. And it discharged | emitted, dropping dust into the cooling tank of this cooling device, and cooling (for example, refer patent document 1).
ダストは微細な状態で冷却槽内の水面に落下した場合には、問題なく冷却されて排出される。しかしながら、燃焼の過程で熱化学的にバインダーとなる物質が生じて、ダスト同士が付着してある程度の塊となる場合がある。このような塊の状態でダストが冷却槽の水面に落下し、水中で分解すると、分解されたダストから瞬時にエネルギーが放出され、突沸現象が生じる場合があった。 When dust falls to the water surface in the cooling tank in a fine state, it is cooled and discharged without any problem. However, a substance that becomes a thermochemical binder may be generated in the course of combustion, and dust may adhere to each other to form a certain mass. When dust falls into the water surface of the cooling tank in such a lump state and decomposes in water, energy is instantaneously released from the decomposed dust, and a bumping phenomenon may occur.
本発明は、水面に落下するダストによる突沸現象を抑制することをその目的とする。 An object of the present invention is to suppress a bumping phenomenon caused by dust falling on the water surface.
本発明に係る冷却装置は、
燃焼炉から排出された排出物を冷却する冷却装置において、
冷却水を蓄えた冷却槽を備え、
前記冷却槽内の冷却水の水面に、前記排出物に対する緩衝部を設ける構成とした。
The cooling device according to the present invention includes:
In the cooling device that cools the exhaust discharged from the combustion furnace,
It has a cooling tank that stores cooling water,
It was set as the structure which provides the buffer part with respect to the said discharge | emission in the water surface of the cooling water in the said cooling tank.
本発明によれば、燃焼炉から排出された高温の排出物が緩衝部に受け止められ、直接的に冷却槽内の冷却水の水面に落下することを抑制できる。これによって、排出物が一旦冷却されてから冷却水に入るので、突沸の発生を抑制する、という効果が得られる。 According to the present invention, it is possible to suppress the high-temperature discharge discharged from the combustion furnace from being received by the buffer portion and falling directly to the water surface of the cooling water in the cooling tank. As a result, since the discharged matter is once cooled and then enters the cooling water, the effect of suppressing the occurrence of bumping can be obtained.
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[発明の実施形態の概要]
図1は本発明の実施形態に係る冷却装置10を示す概略断面図である。
図示のように、冷却装置10は燃焼炉100に接続されている。この冷却装置10は、燃焼炉100から排出された排出物としてのダストDを外部の回収先に向かって搬送するために冷却する構成となっている。搬送するための構成としては、乾式または、湿式コンベア等が挙げられる。
[Outline of Embodiments of the Invention]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a
As illustrated, the
一方、燃焼炉100は、焼却炉、溶融炉、ボイラ等の用途で使用され、内部で被処理物を燃焼させるためのものである。
ここでは、燃焼炉として、ロータリーキルン型のものを例示する。ロータリーキルン型の燃焼炉は、周知であることから、ここでは簡単にその構造を説明する。
燃焼炉100は、キルン本体101、フロントウォール102、投入部103、煙道104を主に備えている。
On the other hand, the
Here, a rotary kiln type is illustrated as a combustion furnace. Since the rotary kiln type combustion furnace is well known, its structure will be briefly described here.
The
キルン本体101は、円筒状であって、その内部で被処理物を燃焼させる。
フロントウォール102は、煙道104と共にキルン本体101を回転可能に支持する。
投入部103は、フロントウォール102に設けられ、キルン本体101の一端部側から被処理物を投入する。
煙道104は、縦型筒状体であり、キルン本体101の他端部が挿入されている。また、煙道104は、キルン本体101内で発生した煙を外部に排出する機能を有している。
この煙道104は、上端部からは排気が行われ、下端部には冷却装置10が装備されている。
キルン本体101は、煙道104側に下降する方向に傾斜しており、被処理物の燃焼によって生じたダストDは、キルン本体101の傾斜に従って移動し、徐々に煙道104内に落下するようになっている。
また、一部のダストDは、燃焼によって生じたバインダー物質により塊の状態となって落下したり、煙道104の内部壁面に付着した状態から塊の上体で落下したりする。
The kiln
The
The
The
The
The kiln
Further, a part of the dust D falls in a lump state due to the binder substance generated by combustion, or falls on the lump body from a state where it adheres to the inner wall surface of the
[冷却装置の概略構成]
図1に示すように、冷却装置10は、冷却水11を貯留する冷却槽12と、冷却槽12内に配設されたコンベア機構20と、冷却槽12内の冷却水11の水面に設けられた、ダストDに対する緩衝部30とを備えている。
[Schematic configuration of cooling device]
As shown in FIG. 1, the
冷却槽12は、ダストDの搬送方向に長く延びている。そして、冷却槽12の搬送方向下流側の端部は、全体的に上り勾配が形成されており、冷却水の水面より高くなったところにダストDの排出口が形成されている。
冷却槽12の内底部には、水没した状態で、当該冷却槽12に沿ってコンベア機構20が配設されている。
コンベア機構20は、一対の無端状のチェーンと、チェーンの間に設けられた複数のスクレーパと、チェーンを支持する複数のローラとを備えている。
チェーンは、冷却槽12に沿って排出口まで配設されており、ローラの回転駆動により、ダストの送り出す方向に沿って周回する。これにより、チェーンの間に設けられた複数のスクレーパは、冷却槽12内において、冷却水11に沈んだダストDを掻き払って冷却水11の外部の排出口まで運ぶ。さらに、当該排出口から冷却槽12の外部に排出することができる。
The
A
The
The chain is disposed along the
前述した煙道104の下端部は、冷却槽12内の冷却水11の水面に没入している。これにより、煙道104内を落下するダストDは全て冷却水11の水面に向かい、直接、冷却装置10の外部の外気に飛散しないようになっている。
また、冷却槽12内の冷却水11の水面における煙道104の下端部に囲繞された領域S内には、緩衝部30が設けられている。
The lower end portion of the
Further, a
図2(A)は緩衝部30の斜視図、図2(B)〜図2(D)は緩衝部30を構成する浮遊物としての浮体の例を示している。
この緩衝部30は、煙道104の下端部に囲繞された矩形の領域S内において、冷却水11の水面全体を被覆するように設けられている。なお、ダストが通過する領域Sの形状は矩形に限定されず、いかなる形状であっても良い。
即ち、緩衝部30は、煙道104の下端部に囲繞された矩形の領域S内に敷き詰められた複数の浮体31からなる。
FIG. 2A is a perspective view of the
The
In other words, the
浮体31は、例えば、図2(B)に示すように、内部中空であって空気が封入された真球体である。浮体31は、耐熱性を有する材料、例えば、金属やセラミック等から形成されている。
各浮体31は、例えば、外径50〜200[mm]程度とした場合、その浮力により水面上に50〜150[mm]程度の層を形成する。浮体31のサイズは、上記範囲より小さいと、ダストDが隙間に入り込みにくくなり、その上面にダストDが停滞しやすくなる。また、上記範囲より大きいと、隙間が大きくなって粒の大きなダストDが通過するおそれがあり、突沸を抑える効果が低減する。上記範囲内であれば、適度にダストDを受け止めて効果的に突沸を抑制することができる。なお、これらの数値範囲外であっても、ダストDが冷却されてから水面に送る効果を得ることは可能であり、これらの数値は参考であって、これらの数値範囲に限定されるものではない。
各浮体31は回転体形状である真球体であることから、矩形の領域S内の水面全体を被覆するのに十分な個数を冷却槽12内に投入すると、転動しながら自然に整列し、矩形の領域S内に敷き詰めることができる。
また、浮体31を真球体とすることにより、転動が生じ易く、複数の浮体31が相互に転動することでダストDを挟みながら細かく砕くことができるので、突沸の発生をより効果的に低減することが可能となる。
For example, as shown in FIG. 2B, the
For example, when each
Since each floating
In addition, by making the floating body 31 a true sphere, rolling is likely to occur, and the plurality of floating
また、例えば、図2(C)に示す浮体31Aのように、内部中空であって空気が封入された長球体としても良い。長球体は楕円をその長軸回り回転させて得られる回転体形状である。この場合も浮体31Aは、金属やセラミック等の耐熱性材料から形成される。
この場合、各浮体31Aは、長軸回りの外径を50〜200[mm]程度とした場合、その浮力により水面上に50〜150[mm]程度の層を形成する。この数値範囲ついては図2(B)の場合と同様である。この場合も数値は参考であって、これらの数値範囲に限定されるものではない。
この浮体31Aも回転体形状であることから、十分な個数を冷却槽12内に投入すると、転動しながら自然に整列し、矩形の領域S内に敷き詰めることができる。
なお、浮体の形状としては、楕円をその短軸回りに回転させて得られる回転体(球体を幾分偏平にした形状)としても良い。その場合も矩形の領域S内に容易に敷き詰めることができる。
また、浮体31Aを長球体とした場合も転動が生じ易く、複数の浮体31Aが相互に転動することでダストDを挟みながら細かく砕くことができるので、突沸の発生をより効果的に低減することが可能となる。
Further, for example, as a floating
In this case, each floating
Since this floating
The shape of the floating body may be a rotating body obtained by rotating an ellipse around its short axis (a shape obtained by slightly flattening a sphere). Even in this case, the rectangular area S can be easily spread.
In addition, when the floating
また、例えば、図2(D)に示す浮体31Bのように、内部中空であって空気が封入された略球体状多面体としても良い。この場合も浮体31Bは、金属やセラミック等の耐熱性材料から形成される。
この場合、各浮体31Bも外径を50〜200[mm]程度とした場合、その浮力により水面上に50〜150[mm]程度の層を形成する。この数値範囲ついては図2(B)の場合と同様である。この場合も数値は参考であって、これらの数値範囲に限定されるものではない。
この浮体31Bも回転体形状に準ずる転動可能な形状であることから、十分な個数を冷却槽12内に投入すると、転動しながら自然に整列し、矩形の領域S内に敷き詰めることができる。
また、浮体31Bを回転体形状に準ずる多面体状とした場合もある程度の転動は生じ易く、細かい平面で構成されることにより、ダストDが滑り落ちにくくなり、冷却するのに適度な時間だけダストDを浮体31上に停滞させることが可能となる。
Further, for example, as a floating
In this case, when each floating
Since the floating
Further, even when the floating
また、例えば、図3に示す浮体31Cのように、内部中空であって空気が封入された断面真円状の丸棒としても良い。丸棒は回転体形状である。この場合も浮体31Cは、金属やセラミック等の耐熱性材料から形成される。
この場合、各浮体31Cは、外径を50〜200[mm]程度とした場合、その浮力により水面上に50〜150[mm]程度の層を形成する。この数値範囲ついては図2(B)の場合と同様である。この場合も数値は参考であって、これらの数値範囲に限定されるものではない。
この浮体31Cも回転体形状であることから、向きを揃えて十分な個数を冷却槽12内に投入すると、転動しながら自然に整列し、矩形の領域S内に敷き詰めることができる。
また、浮体31Cを丸棒とした場合も転動が生じ易く、複数の浮体31Cが相互に転動することでダストDを挟みながら細かく砕くことができるので、突沸の発生をより効果的に低減することが可能となる。また、浮体31Cの必要となる個体数を低減することが可能となる。
Further, for example, as a floating
In this case, when each floating
Since this floating
In addition, when the floating
図4(A)及び図4(B)は、緩衝部30が設けられた冷却槽12の冷却水11の水面にダストDが降下した場合の状態説明図である。
図4(A)に示すように、敷き詰められた浮体31からなる緩衝部30の上からダストDが降下してきた場合、水面上の各浮体31の上側で受け止められた状態となり、直接的に冷却水11の水面には落下しない。
このとき、ダストDは、浮体31の上部に受け止められ、ある程度の時間が経過してから最終的に冷却水の水面に到達する。一方、浮体31は冷却水に浮いているので、伝熱性により冷却水の沸点温度近くまで冷却されている。例えば、冷却水が通常の水である場合には100℃近くに維持されている。従って、浮体31に受け止められたダストDは、浮体31上に滞留している間に当該浮体31に熱を奪われて冷却される。
そして、各浮体31の上側にダストDが溜まってくると、それぞれの浮体31は水面上に容易に浮遊することができるので、これにより、ダストDが溜まっている部分はその重量によって浮体31間の隙間を押し広げ、そこを通過してダストDが冷却水の水面に到達し、水没する。これが領域S内でダストDが堆積した随所で生じ、ダストDは時間をかけて冷却されながら少しずつ冷却水に到達して、さらに、冷却水の沸点温度まで冷却されることとなる。
また、浮体31は、回転を生じ易い形状であることから、ダストDの溜まり具合に不均衡があるところには浮体31の回転が発生する。その結果、その上に滞留していたダストDは、浮体31と浮体31の間に巻き込まれ、バインダー等の存在により塊を生じていた場合に、隙間に押しつぶされ、細かく破砕されてから冷却水11に落下する。
このように緩衝部30は複数の浮体31で構成されていることから、ダストDは、その上に滞留し、時間をかけて隙間を通過して冷却水に到達することで十分に冷却される。また、各浮体31の回転によりダストDは、細かく押しつぶされてから冷却水に到達するので、塊が生じても、細かくされることで浮体31へ効率的に熱が伝わり、効果的に冷却される。従って、ダストDは、緩衝部30により、突沸の要因となる高温状態、塊状態等が除去され、より効果的に突沸の発生を抑制することが可能となる。
図4の例では、浮体31を例示したが、他の浮体31A,31B,31Cの場合も同様である。即ち、他の浮体31A,31B,31Cの場合も、ダストDを受け止めて時間をかけて冷却水11側に移動させる点、及び、回転を生じてダストDの微量の移動と破砕とを促す点は同様である。
FIG. 4A and FIG. 4B are explanatory diagrams of the state when the dust D falls on the water surface of the cooling
As shown in FIG. 4 (A), when the dust D descends from the
At this time, the dust D is received by the upper part of the floating
And if the dust D accumulates on the upper side of each floating
In addition, since the floating
Thus, since the
In the example of FIG. 4, the floating
このように、冷却装置10は、冷却槽12内の冷却水11の水面に、ダストDに対する緩衝部30を設けているので、ダストDの冷却水11内への直接落下を抑制することができ、突沸の発生を抑制することができる。
特に、緩衝部30は、冷却水11の水面に向かって落下するダストDを一旦受け止めてから通過を許容する構造である。このため、ダストDは、浮体31の上に受け止められることで一旦冷却され、その状態から隙間を通って冷却水に到るので、ダストDは少しずつ冷却水に水没することになり、突沸の発生をより効果的に抑制することが可能となる。
また、緩衝部30の浮体31,31A,31B,31Cは、回転体形状又は回転体形状に準ずる転動可能な形状である。このため、回転しながらダストDを少しずつ冷却水11に送り込むので、この点からも、突沸の発生をより効果的に抑制することが可能となる。
Thus, since the
In particular, the
In addition, the floating
また、緩衝部30は、ダストDが落下する範囲である矩形の領域S内において、冷却水11の水面を被覆するように敷設されている。仮に、緩衝部30がなかった場合には、炉内からの輻射熱伝導率が大きくなり、大きな熱損失が発生する。
しかしながら、緩衝部30が冷却水11の水面を被覆しているので断熱層として働き、炉内からの輻射熱伝導を低減するので、熱損失を低減することが可能となる。
Moreover, the
However, since the
[燃焼炉の他の例(1)]
図1の実施形態ではロータリーキルン型の燃焼炉100に冷却装置10を接続した例を示したが、燃焼の結果として排出物が発生するあらゆる燃焼炉に冷却装置10を接続することが可能である。
例えば、図5に示すように、ストーカ型の燃焼炉200に冷却装置10を接続しても良い。
この燃焼炉200は、投入部201、炉本体202、ストーカ203、煙道204、排出部205を備えている。
投入部201は、炉本体202に被処理物を供給し、炉本体202では、供給された被処理物を燃焼させる。
ストーカ203は、前後に移動し、被処理物やダストDを下流側に送る。
煙道204は、炉本体202内で発生した煙を外部に排出する機能を有している。
排出部205は煙道204の下端部に設けられ、排出部205の下端部には冷却装置10が装備されている。
[Other examples of combustion furnace (1)]
In the embodiment of FIG. 1, an example in which the
For example, as shown in FIG. 5, the
The
The
The
The
The
この燃焼炉200において、被処理物の燃焼時には、燃焼によって生じたダストDは、ストーカ203によって下流側に送られ、排出部205に到達すると、冷却装置10の冷却槽12に落下する。
落下したダストDは、冷却装置10の緩衝部30に受け止められ、少しずつ冷却水11に水没するので、突沸の発生を抑制することができる。
また、緩衝部30が炉内からの輻射熱伝導を低減するので、熱損失を低減することが可能となる。
In the
The fallen dust D is received by the
Moreover, since the
[燃焼炉の他の例(2)]
また、図6に示すように、微粉炭ボイラとしての燃焼炉300に冷却装置10を接続しても良い。
この燃焼炉300は、炉本体301、バーナーユニット302、煙道303、排出部304を備えている。
バーナーユニット302は、炉本体301内に被処理物としての微粉炭を噴霧すると共に燃焼させる。
煙道303は、炉本体301内で発生した煙を外部に排出する機能を有している。
排出部304は炉本体301の下端部に設けられ、排出部304の下端部には冷却装置10が装備されている。
[Other examples of combustion furnace (2)]
Moreover, as shown in FIG. 6, you may connect the
The
The
The
The
この燃焼炉300において、微粉炭の燃焼時には、燃焼によって生じたダストDは、炉本体301から下方に移動し、排出部304から冷却装置10の冷却槽12に落下する。
この場合も、落下したダストDは、冷却装置10の緩衝部30に受け止められ、少しずつ冷却水11に水没するので、突沸の発生を抑制することができる。
また、緩衝部30が炉内からの輻射熱伝導を低減するので、熱損失を低減することが可能となる。
In the
Also in this case, the fallen dust D is received by the
Moreover, since the
このように、燃焼の結果として排出物が発生するあらゆる燃焼炉について、突沸の発生を抑えつつ排出物を冷却することができる。また、熱損失を低減することができる。 Thus, for any combustion furnace in which emissions are generated as a result of combustion, the emissions can be cooled while suppressing the occurrence of bumping. Moreover, heat loss can be reduced.
[その他]
なお、緩衝部30として、均一なサイズの複数の浮体31〜31Cで構成される場合を例示したが、浮体31〜31Cとしては、大小のサイズのものを混在させてもよい。
また、浮体は、少なくとも冷却水の水面に浮くことが可能であれば、前述した浮体31〜31Cの形状に限られず、また、回転体にも限られず、多種多様な形状とすることが可能である。また、異なる形状の浮体を混合させて使用しても良い。
[Others]
In addition, although the case where the
Further, the floating body is not limited to the shape of the above-described floating
また、緩衝部30として、複数の浮体31〜31Cで構成される場合を例示したが、浮遊物に限らず、冷却槽12の冷却水11の水面に向かう排出物を一旦受け止めることが可能な他の構造を採用しても良い。また、その構造は、排出物を少しずつ冷却槽12側に通過させることを許容する構造であればより良い。
例えば、緩衝部として、冷却槽12の冷却水11の水面の真上に設けられたメッシュ等であっても良い。さらに、冷却水11の水面の真上であって、排出物の自重や外部の駆動源、冷却水の蒸気によって回転或いは回動して通過を許容する部材を冷却槽12に設けてもよい。
Moreover, although the case where it comprised by the some floating bodies 31-31C was illustrated as the
For example, the buffer may be a mesh provided directly above the water surface of the cooling
また、上記実施形態では冷却装置10がコンベア機構20を有する場合を例示したが、冷却装置は少なくともダストDを冷却する機能を有していれば良く、コンベア機構20は必須の構成ではない。
また、上記実施形態では、排出物としてダストDを例示したが、燃焼によって排出されるあらゆる排出物を冷却の対象とすることができ、ダストDに限定されるものではない。
Moreover, although the case where the
Moreover, in the said embodiment, although dust D was illustrated as discharge, all the discharge discharged | emitted by combustion can be made into the object of cooling, and is not limited to dust D.
10 冷却装置
11 冷却水
12 冷却槽
20 コンベア機構
30 緩衝部
31,31A,31B,31C 浮体(浮遊物)
100,200,300 燃焼炉
D ダスト(排出物)
S 領域
DESCRIPTION OF
100, 200, 300 Combustion furnace D Dust (exhaust)
S area
Claims (5)
冷却水を蓄えた冷却槽を備え、
前記冷却槽内の冷却水の水面に、前記排出物に対する緩衝部を設けた冷却装置。 In the cooling device that cools the exhaust discharged from the combustion furnace,
It has a cooling tank that stores cooling water,
The cooling device which provided the buffer part with respect to the said discharge | emission in the water surface of the cooling water in the said cooling tank.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018027527A JP2019143854A (en) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | Cooling device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10610988B2 (en) * | 2014-06-04 | 2020-04-07 | Dmg Mori Seiki Co., Ltd. | Workpiece lifting and lowering device |
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JPS60226606A (en) * | 1984-04-17 | 1985-11-11 | コンバツシヨン・エンヂニアリング・インコ−ポレ−テツド | Solid fuel burning furnace |
US20110030591A1 (en) * | 2009-07-11 | 2011-02-10 | Karlsruher Institut Fuer Technologie | Incineration plant with heat insulating layer on the wet slag |
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2018
- 2018-02-20 JP JP2018027527A patent/JP2019143854A/en active Pending
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