JP2019141250A - 頭部手術補助器具 - Google Patents

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【課題】脳室穿刺の際に針や管を所定の方向に正確に導くことを可能にする簡易な頭部手術補助器具を提供する。【解決手段】頭部手術補助器具10は、患者頭部に対して頭部手術補助器具10をセットするための開口部20を有するベース12と、患者頭部への脳室穿刺における刺入方向の目印のための光線を第1の方向に出射するレーザーポインター14と、開口部20を存して第1の方向において互いに対向して配置された第1の位置合わせ部16及び第2の位置合わせ部18と、を備える。第1の位置合わせ部16及び第2の位置合わせ部18は、患者頭部において刺入方向に沿った位置に設定されている第1のポイント及び第2のポイントにそれぞれ位置合わせ可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、患者頭部への脳室穿刺のために用いられる頭部手術補助器具に関する。
頭蓋内に過剰に脳脊髄液(以下、単に「髄液」という。)がたまる水頭症の治療として、シャント手術を行うことが知られている。シャント手術には主に3つの方法がある。それは、脳室から髄液を腹腔に導く脳室腹腔短絡術(VPシャント術)、脳室から心房に髄液を導く脳室心房短絡術(VAシャント術)、及び、腰椎くも膜下腔から腹腔へ髄液を導く腰椎腹腔短絡術(LPシャント術)である。このうち、VPシャント術及びVAシャント術では、患者頭部への脳室穿刺が行われる。
脳室穿刺では、例えば、まず脳室穿刺針を脳室に刺し、脳室穿刺針から髄液が十分流出することを確認した後、脳室穿刺針をいったん引き抜く。そして、脳室カテーテル先端のスリットに脳室穿刺針を入れ、脳室カテーテルを脳室穿刺針とともに、先ほど穿刺した方向と同じ向きに脳室に穿刺する。その後、髄液が流出することを確認した後、脳室穿刺針だけを引き抜くようにする(例えば、非特許文献1参照)。
脳室カテーテルを脳室に入れる手術は100年以上前から行われており、CTやコンピュータの進歩により、正確に脳室穿刺針や脳室カテーテルを入れるための装置の利用も可能になっている(例えば特許文献1〜3参照)。しかし、このような装置は、脳内の特定の場所にある病変に、針や管を正確にアプローチするためのものである。このため、大がかりで高価である上、針や管を入れる位置を決めるために時間と手間がかかる。
特公平3−44526号公報 特許第2894694号 特開平6−133985号公報
▲高▼木清「特発性正常圧水頭症の診断と治療について」(東機貿、2016)
水頭症における脳室穿刺では、ピンポイントの位置の精度は要求されず、むしろ、針や管を入れる方向が正しいことが求められる。しかし、シャント手術中は患者頭部を不透明な無菌布で覆うため、脳室穿刺の際にどの方向に刺せば良いのか分からなくなることがある。仮に、この方向がわからない状態で脳室カテーテルを穿刺すると、脳室とは異なる場所に入ってしまうおそれがある。例えば、図5及び6は、脳室カテーテル70の先端が脳室になく、脳室カテーテル70が誤った位置に穿刺された様子を示している。これでは手術の効果が期待できない。本来は、図4Fに示すように、脳室カテーテル70の先端が脳室に位置するようにする必要がある。
したがって、頭部を不透明な無菌布で覆う前に、あらかじめ針や管をどの方向に入れるかを決めておくことが重要である。上記の非特許文献1には、この方向を決めるために、OMライン(Orbitmeatal base line:-眼窩外耳孔線)に平行にレーザーポインターで外耳孔から臥位眼窩裂に向かってレーザービームを照射し、手術室の壁に目印をつけ、その目印に向けて脳室穿刺を行うことが記載されている。しかし、このようなレーザーポインターの使用も医師の技量に左右されることがある。
本発明は、脳室穿刺の際に針や管を所定の方向に正確に導くことを可能にする簡易な頭部手術補助器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る頭部手術補助器具は、患者頭部に対して当該頭部手術補助器具をセットするための開口部を有するベースと、ベースに設けられ、患者頭部への脳室穿刺における刺入方向の目印のための光線を第1の方向に出射する光学装置と、開口部を存して第1の方向において互いに対向して配置された第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部と、を備え、第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部は、患者頭部において刺入方向に沿った位置に設定されている第1のポイント及び第2のポイントにそれぞれ位置合わせ可能に構成されている。
この態様によれば、使用に際し、患者頭部に対して開口部を介して頭部手術補助器具をセットし、第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部をそれぞれ患者頭部の第1のポイント及び第2のポイントに位置合わせする。これにより、第1の位置合わせ部と第2の位置合わせ部とを結ぶ直線は、脳室穿刺における刺入方向に沿ったものとなる。この状態で光学装置から光線を出射すると、光線は刺入方向に沿って出射される。この光線があたる箇所にマーカを付けた後、頭部手術補助器具を患者頭部から外す。そして脳室穿刺を行う際に、このマーカを目印として針や管を脳室に刺入すれば、針や管を所定の刺入方向に正確に導入することができる。このように、非常に簡易な構成の頭部手術補助器具によって、脳室穿刺の際に役立つ刺入方向の目印をつけておくことができる。
第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部には、緩衝材が設けられているとよい。この態様によれば、患者頭部に位置合わせする際に第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部の緩衝材が患者頭部に対して変形し得るので、位置合わせの作業がし易い上、患者頭部に対するあたり(衝撃)を緩和することができる。
光学装置は、第1の方向の一端側に第1の位置合わせ部を有し、かつ、第1の方向の他端側から光線を出射可能に構成されているとよい。この態様によれば、光学装置を有効に利用して、第1の位置合わせ部を光線の出射方向(第1の方向)に沿った位置に簡単に設けることができる。
光学装置は、ベースに対して、第1の方向にスライド可能に構成されているとよい。この態様によれば、患者頭部の大きさに応じて、第1の位置合わせ部を第1の方向に移動させることができる。これにより、患者頭部の大きさに関わらず、第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部をそれぞれ患者頭部の第1のポイント及び第2のポイントに位置合わせすることができる。すなわち、頭部手術補助器具として、患者頭部の大きさに応じたサイズ違いのものを複数用意しなくて済む。
光学装置は、レーザーポインターであるとよい。この態様によれば、非常に簡易かつ取扱いが容易のもので光学装置を構成することができる。
本発明の頭部手術補助器具によれば、簡易な構成で、脳室穿刺の際に針や管を所定の方向に正確に導くことができる。
実施形態に係る頭部手術補助器具の平面図である。 図1の頭部手術補助器具において、光学装置を外側にスライドさせた平面図である。 患者頭部を模式的に示す平面図である。 VAシャント術又はVPシャント術において、患者頭部のCMライン上に金属棒をおいた状態を示す図である。 図4Aのスカウトビューである。 図4Aの金属棒に平行に撮ったCTの画像である。 図4CのCTの画像に第1のポイント及び第2のポイントを設定する様子を説明するCTの画像である。 図1の頭部手術補助器具を使用する様子を示す斜視図である。 脳室カテーテルが正しい位置に穿刺された様子を示すCTの画像である。 脳室カテーテルが誤った位置に穿刺された様子を示すCTの画像である。 脳室カテーテルが誤った位置に穿刺された別の様子を示すCTの画像である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る頭部手術補助器具について説明する。説明の便宜上、前後左右及び上下に関しては、図1及び2に示すものを基準にしている。各図において、同一の符号を付したものは、同一の又は同様の構成を有する。
図1及び2に示すように、頭部手術補助器具10は、ベース12、レーザーポインター14、第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18を備えている。
ベース12は、開口部20を有するプレート状の部材で構成されている。ベース12は、左右対称に形成されており、開口部20の両側にそれぞれ取付け部22a、22bを有している。開口部20は、長方形のベース12の下側中央部を半円形に切り欠くことで形成されている。したがって別の見方をすると、ベース12は、全体として略U字に形成され、その略U字の一対の先端側に取付け部22a、22bを構成している。開口部20の半円形の直径は例えば20cmであり、開口部20は患者頭部に対して頭部手術補助器具10をセットするために利用される。具体的には、開口部20の奥部20aが患者頭部の頭頂部に向けられるように、開口部20の内側に患者頭部が位置する。このとき、患者頭部の前後に取付け部22a、22bがそれぞれ位置する。ベース12の上半部24は、例えば、医師が頭部手術補助器具10を持ち運ぶ際に把持するエリアとして使用される。ベース12は、木材で形成することもできるが、手術の衛生面を考慮すると、例えばプラスチックで形成することが好ましい。
レーザーポインター14は、ベース12に設けられている。具体的には、レーザーポインター14は、取付け部22aの左右方向に延びる端面30aに設けられている。また、レーザーポインター14は、ベース12に対して左右方向にスライド可能となるように、取付け部22aの端面30aに設けられている(参照:図2)。レーザーポインター14は、ベース12の外側に向けてレーザー光線を左右方向(第1の方向)に出射する。具体的には、レーザーポインター14は、左右方向の右端側から右方向に向けてレーザー光線を出射する。このレーザー光線は、患者頭部への脳室穿刺における刺入方向の目印のために利用される。
第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18は、開口部20を存して左右方向において互いに対向して配置されている。第1位置合わせ部16は、レーザーポインター14の左右方向の左端側に設けられている。したがって、第1位置合わせ部16は、レーザーポインター14の左右方向のスライド移動に伴って、左右方向にスライド移動するようになっている。第2位置合わせ部18は、取付け部22bの左右方向に延びる端面30bに設けられている。第2位置合わせ部18は、例えば丸棒状の取付け部材32の一端(開口部20側の右端)に設けられ、この取付け部材32を介して取付け部22bの端面30bに固定することができる。この場合、取付け部材32の他端(左端)をベース12の外側に位置させてもよい。第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18は、レーザーポインター14及び取付け部材32とともに同一直線上(直線X−X上)に配置される。この直線X−Xは、レーザーポインター14のレーザー光線の出射方向に沿っている。
第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18は、患者頭部における二つのポイントにそれぞれ位置合わせ可能に構成されている。具体的には、図3に示すように、患者頭部40には、脳室穿刺における刺入方向に沿った位置に第1のポイント41及び第2のポイント42が設定される。詳細は後述するように、第1のポイント41及び第2のポイント42は、頭部手術補助器具10を使用する前に患者頭部の前後に設定される。頭部手術補助器具10を使用する際に、第1のポイント41に第1位置合わせ部16を位置合わせし、かつ、第2のポイント42に第2位置合わせ部18を位置合わせする。これにより、第1の位置合わせ部16と第2の位置合わせ部18とを結ぶ直線上に位置するレーザーポインター14が、脳室穿刺における刺入方向(直線X−X)に沿ってレーザー光線を出射することが可能となる。
第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18は、剛体の部材で構成することができる。ただし、位置合わせの際の患者頭部に対するあたり(衝撃)を緩和する観点からすると、第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18には、柔軟性、衝撃吸収性又は可撓性を有する緩衝材が設けられるとよい。緩衝材の材質は、特に限定されるものではなく、例えばウレタンを用いることができる。
図3及び4を参照して、頭部手術補助器具10の使用方法について説明する。頭部手術として、例えば、水頭症治療時の脳室心房短絡術(VAシャント術)や脳室腹腔短絡術(VPシャント術)がある。ここでは、VAシャント術を例に説明する。
まず、頭部手術補助器具10の使用前に、患者頭部40に上記の第1のポイント41及び第2のポイント42を設定する。第2のポイント42は、VAシャント術の際に脳室カテーテルを刺入するバーホールとなる箇所である。第2のポイント42は、非特許文献1に記載されているように、例えば次のように設定される。まず、CT室で患者のCMラインから45°の直線を後上方に引き、この直線とCMラインと平行に上へ6cmに引いた直線との交点を仮の第2のポイント42としてマーキングする。この仮のマーキングは、例えば放射性吸収物質の小さな球を患者頭部に貼り付けることで行う。これに前後して、図4Aに示すように、患者のCMライン上に金属棒50をおく。すると、図4Bに示すように、CTのスカウトビューに金属棒50及び放射性吸収物質の小さな球52が映ることになる。
次に、金属棒50と平行にCTの画像を撮る。これを図4Cに示す。図4Cに示すように、球52が患者頭部の後側に写っている。球52の位置が脳表接線と垂直に引いた直線が側脳室後角の最大部分の後端に当たっている場合には、球52の位置を第2のポイント42として本設定する。そうではない場合には、球52の位置から脳表に垂直に下した直線が側脳室後角の最大部分の後端に当たるように位置決めを修正し、その修正した点を第2のポイント42として設定する。
次に、第1のポイント41を設定する。第1のポイント41は、第2のポイント42を設定したCTの画像に基づいて設定される。具体的には、図4Dに示すように、第2のポイント42から、頭部の反対側(例えば第2ポイントが右側であれば左側)に向けて、脳室の中を最も長く通過するように引いた直線が、頭部の反対側(例えば第2ポイントが後頭部であれば前頭部)に交わる位置に第1のポイント41が設定される(参照:図3)。第1のポイント41と第2のポイント42とを結ぶ直線は、VAシャント術の際に行う脳室穿刺における刺入方向を定義するものである。以上により、頭部手術補助器具10を使用する準備が整う。
図4Eに示すように、頭部手術補助器具10を使用する際、医者55は、ベース12の開口部20を患者頭部に向け、その内側に患者頭部が位置するようにする。そして、第1のポイント41及び第2のポイント42に対して、それぞれ第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18を位置合わせする。このとき、第2のポイント42に第2位置合わせ部18を接触させながら、レーザーポインター14をスライド移動させ、第1のポイント41に第1位置合わせ部16を接触させる。これにより、患者頭部の前後が第1位置合わせ部16及び第2位置合わせ部18で挟まれるようになる。次いで、レーザーポインター14を作動させ、レーザー光線を出射させる。レーザー光線は、第1のポイント41と第2のポイント42とを結ぶ直線、すなわち上記のように予め定義した脳室穿刺における刺入方向に沿って出射される。そして、レーザー光線があたった手術室の箇所(例えば壁や床)に目印60を付けた後、頭部手術補助器具10を患者頭部から外す。
その後のVAシャント術では、例えば、第2のポイント42を中心に患者頭皮の皮切が行われ、患者頭部が不透明な無菌布で覆われ、この皮切の正中にバーホールが開けられる。その後にバーホールを介して脳室穿刺を行う際、上記の目印60に向けて、脳室穿刺針を脳室へと刺入し、また、脳室カテーテルを脳室へと刺入する。このとき、脳室穿刺針や脳室カテーテルは上記の所定の刺入方向に正確に導入される。これにより、図4Fに示すように、脳室カテーテル70が脳室内の正しい位置に穿刺される。
このように、実施形態に係る頭部手術補助器具10によれば、非常に簡易な構成により、脳室穿刺の際に役立つ刺入方向の目印をつけておくことができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。例えば、レーザーポインター14以外の光学装置を用いてもよい。
10…頭部手術補助器具、12…ベース、14…レーザーポインター(光学装置)、16…第1位置合わせ部、18…第2位置合わせ部、20…開口部、22a、22b…取付け部、24…上半部、30a、30b…端面、32…取付け部材、40…患者頭部、41…第1のポイント、42…第2のポイント、50…金属棒、52…球、55…医者、60…目印、70…脳室カテーテル
本発明の一態様に係る頭部手術補助器具は、患者頭部に対して当該頭部手術補助器具をセットするための開口部を有するベースと、ベースに設けられた光学装置であって、患者頭部への脳室穿刺における刺入方向の目印のための光線を前記ベースの外側に向けて第1の方向に出射する光学装置と、開口部を存して第1の方向において互いに対向して配置された第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部と、を備え、第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部は、患者頭部において刺入方向に沿った位置に設定されている第1のポイント及び第2のポイントにそれぞれ位置合わせ可能に構成されている。

Claims (6)

  1. 頭部手術補助器具であって、
    患者頭部に対して当該頭部手術補助器具をセットするための開口部を有するベースと、
    前記ベースに設けられ、前記患者頭部への脳室穿刺における刺入方向の目印のための光線を第1の方向に出射する光学装置と、
    前記開口部を存して前記第1の方向において互いに対向して配置された第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部と、を備え、
    前記第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部は、前記患者頭部において前記刺入方向に沿った位置に設定されている第1のポイント及び第2のポイントにそれぞれ位置合わせ可能に構成されている、頭部手術補助器具。
  2. 前記第1の位置合わせ部及び第2の位置合わせ部には、緩衝材が設けられている、請求項1に記載の頭部手術補助器具。
  3. 前記光学装置は、前記第1の方向の一端側に前記第1の位置合わせ部を有し、かつ、前記第1の方向の他端側から前記光線を出射可能に構成されている、請求項1又は2に記載の頭部手術補助器具。
  4. 前記光学装置は、前記ベースに対して、前記第1の方向にスライド可能に構成されている、請求項3に記載の頭部手術補助器具。
  5. 前記光学装置は、レーザーポインターである、請求項1から4のいずれか一項に記載の頭部手術補助器具。
  6. 前記脳室穿刺は、水頭症治療時の脳室心房短絡術(VAシャント術)又は脳室腹腔短絡術(VPシャント術)の際に行われる、請求項1から5のいずれか一項に記載の頭部手術補助器具。
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