JP2019140985A - 細胞分散方法および細胞分散装置 - Google Patents
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(1) 細胞凝集塊を単一の細胞に分散する装置であって、細胞凝集塊を含む処理液を収納する円筒形状の槽と、前記槽の内側に、前記槽と同軸で回転可能に取り付けられる回転部材と、を備え、前記回転部材を回転させることによって、前記槽内を周回する処理液を、テイラー渦流の状態で周回させて細胞凝集塊を単一の細胞に分散する、上記装置。
(2) 前記処理液が、細胞凝集塊分解酵素を含む、(1)に記載の細胞分散装置。
(3) 円筒部材を回転させるためのスターラーをさらに備える、(1)または(2)に記載の細胞分散装置。
(4) 前記回転部材は円筒形となっている、(1)〜(3)のいずれかに記載の細胞分散装置。
(5)細胞凝集塊を単一の細胞に分散する方法であって、細胞凝集塊を含む処理液を収納する円筒形状の槽において、前記槽の内側面に沿って前記処理液を周回させることによって前記細胞凝集塊を単一の細胞に分散することを含む、上記方法。
(6) 前記槽の内側に同軸で回転可能に取り付けられる円筒部材が回転することによって、周回する処理液をテイラー渦流の状態にすることを含む、(5)に記載の方法。
(7) 前記細胞凝集塊が、多能性幹細胞を含んでなる、(5)または(6)に記載の方法。
本発明に係る装置においては、固定槽内に設置した回転部材(円筒状部材)を回転させると、表面の摩擦抵抗によって固定槽壁面と回転体表面の間隙にある液体には回転方向に平行な層流(クエット流)が生じる。さらに回転数を徐々に大きくすると層流から渦流へ液流が遷移し、平行だった液流が複雑な渦流(テイラー渦流)となる。
本発明に係る装置には、流体を供給するための供給口や流体を排出するための排出口を設けてもよい。供給口や排出口はそれぞれ複数設けられていてもよい。また、供給口や排出口は蓋部に設けてもよいし、固定槽の壁面などに設けてもよい。
本発明に係る装置は、固定槽内部の円筒状部材を、軸を中心に相対的に回転させる回転機構を有していてもよい。好ましい態様において、磁力を利用して円柱を回転させる回転機構であることが好ましい。この場合、円筒状部材に金属や磁石を設けておくことが好ましい。
本発明に係る装置において、固定槽の内壁表面及び円筒状部材表面の表面粗さRaは前記間隙(r0−ri)の1/10以下であることが好ましく、5nm〜1mmがより好ましく、10nm〜100μmがさらに好ましい。このような範囲であると、円筒状部材の回転エネルギーを効率よく液体に加えることができるとともに、表面粗さによる細胞凝集塊や分散された細胞へのダメージを小さくすることができる。
本発明においては、円筒状の固定槽と円筒状部材により形成される同心円筒状の空間に、細胞凝集塊を含む液体を入れ、円筒状部材を角速度ωで回転させる。一般に、回転速度が低速であると、層流であるクエット流が発生し、さらに回転速度を高速にすると、層流テイラー渦流が発生する。
Ta={riω(r0−ri)/ν}{(r0−ri)/ri}0.5=Re{(r0−ri)/ri}0.5
[式中、ω:角速度、Re:レイノルズ数、ri:円筒状部材の半径、r0:固定槽の半径、ν:流体の動粘度]
本発明において固定槽内の液流は、乱流支配ではなく、層流支配であることが好ましい。ここで、レイノルズ数(Re)は、riωd/νで表されるものであり、数値が小さいと層流支配となりやすい。
Re=riωd/ν
[ri:円柱の半径、ω:回転角速度、d:間隙幅の平均値(ro−ri)、ν:動粘性係数]
また、テイラー渦流が発生する臨界テイラー数Tacは以下のように示される。この臨界テイラー数Tacは、η=ri/r0によって決定される。本発明では、円筒状部材による液体の流動効率を考慮すると、ηは0.5以上とすることが好ましく、この場合、Tacは50近傍(40から70程度)の値となることから、Tacを50と近似することができる。ここで、ωcはテイラー渦流が発生する角速度、Recは臨界レイノルズ数、riは円柱2の半径、r0は円筒1の半径、νは流体の動粘度である。
Tac={riωc(r0−ri)/ν}{(r0−ri)/ri}0.5=Rec{(r0−ri)/ri}0.5と示される。
Ta/Tac=Re/Rec=ω/ωc
テイラー渦流は、1≦Ta/Tac=Re/Rec=ω/ωc<25の範囲で発生しやすい。Ta/Tacが1未満であればテイラー渦流が発生せず、25以上であれば乱流が発生しやすい。
なお、本発明においては、処理中に、液体が空気をかみこまないように(液体が気泡を巻き込まないように)、液体の量、または、装置の形状を調整することができる。具体的には、固定槽に液体と円筒状部材を設けたときに(運転前に)、液面が円筒状部材の上面を越えないように、液体の処理量を調整してもよい。あるいは、円筒状部材を回転させて細胞凝集塊の分散処理を行う際に、液面が円筒状部材の上面を越えないように、液体の処理量および回転数を調整してもよい。これにより、液体に空気がかみこむ確率を低減することができ、細胞凝集塊に損傷を与える確率を低減することができる。あるいはまた、固定槽(固定槽と円筒状部材の隙間)を、液体で満たすように、液体を注入することも可能である。例えば蓋部に、空気を通すが液体を通さない部材(バルブやフィルターなど)と、液体の注入口を設け、液体を注入しながら固定槽内の空気を抜くことで、固定槽を液体で満たすことができる。これによると、処理中に、液体が空気をかみこむことを防止することができる。この場合、固定槽を横に倒した状態で、細胞の分散処理を行うことも可能である。
本発明によって細胞が効率的に分散される理由の詳細は完全には明らかでなく、本発明はこの推論に拘束されるものではないが、本発明においては、適度な物理的ストレスが細胞にかかることによって細胞が効率的に分散するものと考えられる。
(1)細胞凝集塊
足場材(iMatrix、ニッピ)を用いて6ウェルプレート上に生育した誘導多能性幹細胞(iPS細胞、Ff-i14:京都大学)を培地(StemFit AK03N、味の素)で維持培養した。
実験に使用した装置の外観写真を図1に示す。図1に示したように、筒状のハウジング(透明樹脂製、材質:ポリカーボネート、内径:約38mm)の内側に円筒状部材が同心円上に設けられており、円筒状部材(半透明樹脂製、材質:ポリプロピレン)は筒状のハウジングの内側に回転自在に取り付けられ、上部の蓋部材によって密閉することが可能である(容量:約20ml)。細胞処理装置の内側に設けられる円筒状の回転部材(シリンダー)については、外径(外直径)が22mm、25mm、28mmの3種を用意し、以下の実験で使用した。
培養4日目の細胞凝集塊を含む培養液を、均等に25mLずつ遠沈管に分注した。遠沈管を190Gで3分間遠心分離して上清を取り除き、等量のリン酸緩衝生理食塩水(PBS、ナカライテスク社)で懸濁し、再度190Gで3分間遠心分離した。遠心分離後再度上清を取り除き、酵素液(プロテアーゼ、TrypLE Select、Gibco社)を添加した。酵素液は、0.5mMのEDTAを含むPBSで2倍に希釈した酵素液(10μMのY27632を含有、以下、0.5×TrypLE Selectという)を12.5mL添加した。
(流速度)
・シリンダー外径22mm: 0.392〜0.491 m/s
・シリンダー外径25mm: 0.331〜0.623 m/s
・シリンダー外径28mm: 0.750〜0.751 m/s
(せん断応力)
・シリンダー外径22mm: 87.6〜121.5Pa
・シリンダー外径25mm: 88.4〜162.6Pa
・シリンダー外径28mm: 301.5〜302.2Pa
分散処理後の細胞懸濁液は、処理後すぐに、終濃度10μMのY27632を含む等量のStemFit AK03Nを添加してセルストレーナー(Corning社、メッシュサイズ:40μm)でろ過し、190Gで3分間遠心分離した。遠心分離後、上清を取り除き、終濃度10μMのY27632を含むStemFit AK03Nに懸濁させた。
上記(3)で得られた処理液について、一部をPBSで適宜希釈してトリパンブルーで染色し、顕微鏡下で血球計算板にて生細胞数を目視にてカウントした。結果を図2に示すが、シリンダーの外径が小さくなると回収効率がやや低くなる傾向が見られたものの、マニュアル法と同程度の回収効率となった。
上記(3)で得られた単細胞(iPS細胞)について、その増殖能を確認した。具体的には、上記(3)で得られた細胞懸濁液を上記(1)と同条件で100mLバイオリアクターに再播種したところ、4日間の培養で同程度の生育を示した。すなわち、本発明の細胞分散装置によって単細胞まで分散されたiPS細胞は、本来の増殖能を維持していることが確認された。
(1)心筋細胞の細胞凝集塊の分散
一般に、ヒトiPS細胞は、分化誘導により様々な細胞への分化が可能であり、これらの細胞は再生医療や安全性薬理試験等への使用が想定されている。3次元浮遊攪拌懸濁培養などによる分化誘導は、未分化増幅同様に細胞凝集塊形成を伴うため、分化誘導後の細胞凝集塊の効率的な分散は、目的細胞の効率的な回収や収量の確保に不可欠である。
(マニュアル法による細胞分散:Manual) 上記酵素と細胞凝集塊が入った50mLのコニカルチューブを、37℃の恒温槽に入れ10分間静置した(2分おきにピペットで攪拌)。10分後、恒温槽より取り出し、クリーンベンチ内で、10mLピペット(falcon)を使用して、細胞凝集塊が肉眼で見えなくなるまでピペッティングを繰り返した。
(デバイス法による細胞分散:Device) 上記酵素(0.05% TE 12.5mL)と細胞凝集塊を細胞分散装置(回転部材の外径:28mm)に入れ、37℃ CO2インキュベーター内で、1000rpm, 1500rpm, 2000rpmの回転数で10分間攪拌した。いずれの条件でも、装置内を周回する処理液はテイラー渦流の状態となる。
図4(棒グラフ)のデータ
・1000rpm: 2.6×107cells
・1500rpm: 3.3×107cells
・2000rpm: 2.9×106cells
・手作業: 2.5×107cells
図5(棒グラフ)のデータ
・Manual: 3.4×107cells ± 1.3×107cells
・Device: 3.7×107cells ± 1.3×107cells
上記(1)によって、細胞分散装置を用いて細胞凝集塊を分散することで、手作業と同等の収量が得られることが明らかとなった。一般に、分化誘導後の心筋細胞の細胞凝集塊は、心筋細胞のみで構成されるものではない(心筋細胞の純度が100%ではない)ため、回収された細胞中の目的細胞の割合の評価が不可欠である。そこで、デバイス法およびマニュアル法で分散された細胞について、そこに含まれる心筋細胞の割合をフローサイトメーターで評価した。
図6(棒グラフ)のデータ
・Manual: 88.7±3.0%
・Device: 93.0±1.6%
細胞分散装置によって回収された心筋細胞が、手作業によって回収された心筋細胞と同様に培養可能であるかについて確認した。すなわち、細胞凝集塊の分散は、細胞に対する物理的ストレスを伴うため、過度のストレスが細胞へ障害をきたすことが懸念されることから、回収後の細胞の培養後の評価が不可欠である。そこで、細胞分散装置と手作業によって回収された心筋細胞を同期間培養し、培養後の心筋細胞数を評価した。
図7(棒グラフ)のデータ
・Manual: 13690±2475 cells
・Device: 13356±2734 cells
一般に、心筋細胞への分化誘導後の細胞凝集塊には、未分化のiPS細胞がわずかに残存する。そこで細胞分散装置と手作業によって回収された単一細胞について、未分化iPS細胞の残存割合をフローサイトメーターにより評価した。
図8(棒グラフ)のデータ
・Manual: Tra-1 60, 0.13±0.03; isotype, 1.00±0.01
・Device: Tra-1 60, 0.18±0.10; isotype, 0.99±0.01
上述したようにフローサイトメーターによる評価では、細胞分散装置および手作業による心筋分化誘導後細胞凝集塊分散後の細胞中にTra-1 60陽性の未分化iPS細胞は検出されなかったが、より鋭敏な指標であるLin28のmRNA発現よってiPS細胞の残存を評価した。
結果を図9に示すが、両手法ともに回収直後の細胞においてLin28の発現が認められ、その発現レベルは両手法間で差は認めなかった。
(Day 0) Manual: 0.032±0.023; Device: 0.013±0.010
(Day 1) Manual: 0.024±0.017; Device: 0.015±0.007
(Day 4) Manual: 0.076±0.036; Device: 0.028±0.007
Claims (7)
- 細胞凝集塊を単一の細胞に分散する装置であって、
細胞凝集塊を含む処理液を収納する円筒形状の槽と、
前記槽の内側に、前記槽と同軸で回転可能に取り付けられる回転部材と、
を備え、前記回転部材を回転させることによって、前記槽内を周回する処理液を、テイラー渦流の状態で周回させて細胞凝集塊を単一の細胞に分散する、上記装置。 - 前記処理液が、細胞凝集塊分解酵素を含む、請求項1に記載の細胞分散装置。
- 回転部材を回転させるためのスターラーをさらに備える、請求項1または2に記載の細胞分散装置。
- 前記回転部材は円筒形となっている、請求項1〜3のいずれかに記載の細胞分散装置。
- 細胞凝集塊を単一の細胞に分散する方法であって、
細胞凝集塊を含む処理液を収納する円筒形状の槽において、前記槽の内側面に沿って前記処理液を周回させることによって前記細胞凝集塊を単一の細胞に分散することを含む、上記方法。 - 前記槽の内側に同軸で回転可能に取り付けられる回転部材が回転することによって、周回する処理液をテイラー渦流の状態にすることを含む、請求項5に記載の方法。
- 前記細胞凝集塊が、多能性幹細胞を含んでなる、請求項5または6に記載の方法。
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