JP2019133384A - 電子機器、制御システム及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヘッドフォン/マイク端子を用いた電子機器間の接続により、ステータスに関する制御を行うことができる制御システムを実現する。【解決手段】 実施形態によれば、制御システムは、第1電子機器と、当該第1電子機器とオーディオケーブルを介して接続される第2電子機器とで構成される。前記第1電子機器は、当該第1電子機器の状態を示すステータス情報が符号化された第1音データを生成し、前記オーディオケーブルを介して、前記第1音データを前記第2電子機器に送信するように構成される。前記第2電子機器は、前記オーディオケーブルを介して、前記第1電子機器から前記第1音データを受信し、前記第1音データを復号することにより、前記ステータス情報を取得し、前記ステータス情報を画面に表示するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電子機器、制御システム及び制御方法に関する。
最近、多くのモノがインターネットでつながるIoT時代となり、オフィス、工場、その他様々な場面において、ネットワークコミュニケーションや情報共有のツールとしてエッジコンピューティングと呼ばれる技術が求められている。このエッジコンピューティングを実現するためにはデータセンター(或いはクラウド)とは別に作業者(ユーザ)がその場で使用可能な、高度の汎用性と処理能力を持つ実用的なモバイルエッジコンピューティングデバイス(MECD)の開発が必要とされている。これにより、作業現場等での業務効率化や生産性向上、或いは、データの負荷分散やネットワーク環境の改善等を図ることが期待される。
MECDのようなIoT機器のステータスは、無線LANやブルートゥース(登録商標)等の無線ネットワークを介して取得されることが一般的である。IoT機器を管理するサーバ等の外部機器は、無線ネットワークを介してIoT機器のステータスを確認することができる。
また、IoT機器において、USB(登録商標)端子にキーボードやポインティングデバイスを接続し、ディスプレイ端子にディスプレイを接続することにより、ユーザはIoT機器を操作し、例えば、ステータスをディスプレイの画面に表示させることができる。
特開2001−005580号公報 特開2001−005594号公報
しかし、無線ネットワークが利用できない状態又は環境においては、サーバ等の外部機器では、IoT機器のステータスを確認することができない。さらに、IoT機器内のデータを保護する等のセキュリティを目的として、IoT機器に設けられるUSB端子及びディスプレイ端子の利用が禁止されることがある。この場合、IoT機器に接続されたディスプレイ上で、当該IoT機器のステータスを確認することもできない。
ところで、マイク、ヘッドフォン、スピーカ等の音声の入出力に用いられる端子は、セキュリティを目的として利用を禁止される可能性が低い。そのため、オーディオケーブルを用いた機器間の接続によりステータスに関する制御を行うことができる新たな機能の実現が必要とされる。
本発明が解決しようとする課題は、オーディオケーブルを用いた電子機器間の接続により、ステータスに関する制御を行うことができる電子機器、制御システム及び制御方法を提供することである。
実施形態によれば、制御システムは、第1電子機器と、当該第1電子機器とオーディオケーブルを介して接続される第2電子機器とで構成される。前記第1電子機器は、当該第1電子機器の状態を示すステータス情報が符号化された第1音データを生成し、前記オーディオケーブルを介して、前記第1音データを前記第2電子機器に送信するように構成される。前記第2電子機器は、前記オーディオケーブルを介して、前記第1電子機器から前記第1音データを受信し、前記第1音データを復号することにより、前記ステータス情報を取得し、前記ステータス情報を画面に表示するように構成される。
第1実施形態に係る電子機器(モバイルPC)を含む制御システムの構成を説明するための図である。 図1の制御システムに含まれる表示/設定用PCのシステム構成の例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る電子機器の正面、側面、及び上面の外観の例を示す図である。 第1実施形態に係る電子機器のシステム構成の例を示すブロック図である。 図1の制御システムにおいて実行される設定シーケンスの例を示す図である。 図2の表示/設定用PCの機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る電子機器の機能構成を示すブロック図である。 図2の表示/設定用PCによって実行される音声制御処理の手順の例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子機器によって実行される音声制御処理の手順の例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電子機器を含む制御システムにおいて実行される設定シーケンスの例を示す図である。 図10の制御システムに含まれる表示/設定用PCによって実行される音声制御処理の手順の例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電子機器によって実行される音声制御処理の手順の例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る電子機器を含む制御システムの構成を説明するための図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
(第1実施形態)
[制御システム]
まず、図1を参照して、一実施形態に係る電子機器を含む制御システム1の構成を説明する。この電子機器は、ユーザが携行可能な電子機器であり、例えば、モバイルエッジコンピューティングデバイス(MECD)を含むモバイルパーソナルコンピュータ(PC)や、スマートフォン、携帯電話機、PDA等の携帯情報端末として実現され得る。以下では、この電子機器がモバイルPC16として実現される場合を例示する。
制御システム1は、モバイルPC16と表示/設定用PC12とから構成される。表示/設定用PC12は、ディスプレイを備える電子機器であって、例えば、ノートブック型PC、デスクトップ型PC、又は各種電子機器に内蔵される組み込みシステムとして実現され得る。表示/設定用PC12は、タブレット型PC、スマートフォン、携帯電話機、PDA等の携帯情報端末として実現されてもよい。図1では、表示/設定用PC12がノートブック型PCである場合を例示している。
モバイルPC16と表示/設定用PC12とは、オーディオケーブル5を介して接続される。モバイルPC16と表示/設定用PC12とは、オーディオケーブル5を介して、音データを相互に送受信することができる。
表示/設定用PC12は、一般に、無線LANやブルートゥース等の無線ネットワークを介して、モバイルPC16の状態を示すステータス情報を取得する。表示/設定用PC12は、取得されたステータス情報を、表示/設定用PC12に内蔵されるディスプレイの画面に表示する。これにより、ユーザは、モバイルPC16の状態を確認することができる。なお、設定用PC12は、ステータス情報を、内蔵のディスプレイではなく、HDMI(登録商標)コネクタ等を用いて接続される外部ディスプレイの画面に表示してもよい。
また、モバイルPC16には、例えば、ディスプレイ端子にディスプレイが接続され、USB端子にキーボードやポインティングデバイスが接続され、ディスプレイ端子にディスプレイが接続され得る。ユーザは、接続されたキーボードやIoT機器を操作し、接続されたディスプレイの画面に、例えば、ステータス情報を表示させることができる。
しかし、無線ネットワークが利用できない状態又は環境においては、表示/設定用PC12では、モバイルPC16のステータス情報を確認することができない。また、モバイルPC16内のデータを保護する等のセキュリティを目的として、モバイルPC16に設けられるUSB端子及びディスプレイ端子の利用が禁止されることがある。この場合、モバイルPC16に接続されたディスプレイ上で、当該モバイルPC16のステータスを確認することもできない。
ところで、マイク、ヘッドフォン、スピーカ等の接続に用いられる音声入出力端子は、セキュリティを目的として利用を禁止される可能性が低い。そのため、本実施形態では、モバイルPC16の音声入出力端子(例えば、ヘッドフォン/マイク端子208)と表示/設定用PC12の音声入出力端子(例えば、ヘッドフォン/マイク端子56)とを接続するオーディオケーブル5を介して、これらPC12,16間で音データを相互に送受信する。これにより、表示/設定用PC12において、モバイルPC16のステータスに関する制御を行うことができる。
以下では、上記各構成についてより具体的に説明する。
[表示/設定用PC12]
図2は、表示/設定用PC12のシステム構成を示す。表示/設定用PC12は、プロセッサを含むシステムコントローラ42を備える。システムコントローラ42には、主メモリ44、BIOS−ROM50、HDD又はSSDからなるストレージデバイス52、オーディオコーデック54、グラフィックスコントローラ62、タッチパネル70、USBコネクタ72、無線LANデバイス74、ブルートゥースデバイス76、有線LANデバイス78、PCIExpress(登録商標)カードコントローラ80、メモリカードコントローラ82、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)84等が接続される。
システムコントローラ42はストレージデバイス52から主メモリ44にロードされる様々なプログラムを実行する。これらプログラムは、オペレーティングシステム(OS)46、音データを用いた制御のための音声制御プログラム48を含む。システムコントローラ42は、音声制御プログラム48に含まれる命令群を実行することにより、表示/設定用PC12内の各部の動作を制御する。
システムコントローラ42は不揮発性メモリであるBIOS−ROM50に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのシステムプログラムである。
オーディオコーデック54は、デジタルのオーディオ信号(音データ)をアナログのオーディオ信号に変換して、ヘッドフォン/マイク端子56やスピーカ60に供給(出力)する。また、オーディオコーデック54は、ヘッドフォン/マイク端子56を介して入力されるアナログのオーディオ信号をデジタルのオーディオ信号に変換する。ヘッドフォン/マイク端子56は、オーディオジャックとも称し、マイク/スピーカ端子であってもよい。また、ヘッドフォン/マイク端子56の代わりに、マイク端子とヘッドフォン端子(又はスピーカ端子)とが別々に設けられてもよい。
グラフィックスコントローラ62は、表示/設定用PC12のディスプレイモニタとして使用される液晶表示器(LCD)64を制御する。LCD64の画面上にタッチパネル70が重ねられ、LCD64の画面にタッチペン等により手書き入力操作が行えるように構成されている。グラフィックスコントローラ62にはHDMI(登録商標)コントローラ66も接続される。HDMIコントローラ66は外部の表示デバイスとの接続のためのHDMIコネクタ68に接続される。
無線LANデバイス74は、ネットワークとの接続のためにIEEE802.11規格の無線LAN通信を実行する。ブルートゥースデバイス76は、外部機器との接続のためにブルートゥース規格の無線通信を実行する。有線LANデバイス78は、ネットワークとの接続のためにIEEE802.3規格の有線LAN通信を実行する。このように、表示/設定用PC12とネットワークとの接続は無線通信によってもよいし、有線通信によってもよい。
PCIExpressカードコントローラ80は表示/設定用PC12と外部機器との間でPCIExpress規格の通信を行なう。メモリカードコントローラ82は、記憶媒体、例えばSDカード(登録商標)等のメモリカードにデータを書き込み、メモリカードからデータを読み出す。
EC/KBC84は電力管理コントローラであり、キーボード88を制御するキーボードコントローラも内蔵したワンチップマイクロコンピュータとして実現されている。EC/KBC84は、電源スイッチ86の操作に応じて表示/設定用PC12をパワーオン又はパワーオフする機能を有する。パワーオン及びパワーオフの制御は、EC/KBC84と電源回路90との協働動作によって実行される。EC/KBC84は表示/設定用PC12がパワーオフされている期間中も、バッテリ92又はACアダプタ94からの電力によって動作する。電源回路90は、バッテリ92からの電力又は外部電源として接続されるACアダプタ94からの電力を用いて、各コンポーネントへ供給すべき電力を生成する。
[モバイルPC16]
図3はモバイルPC(モバイルエッジコンピューティングデバイス)16の外観の一例を示す。モバイルPC16は片手で持てる小型PCであり、そのサイズは、幅が約10cm以下、高さが約18cm以下、厚さが2cm程度であり、重量は約300g程度と、小型で軽量である。このため、モバイルPC16は作業着のポケット、ベルトに装着されるホルスタあるいはショルダーケースに収納でき、ウェアラブルである。モバイルPC16はCPUや半導体メモリ等の半導体チップやSSD(Solid State Disk)等のストレージデバイスを収納するが、ディスプレイと文字入力用のハードウェアキーボードは備えない。
モバイルPC16の正面にはアップボタン202a、ライトボタン202b、ダウンボタン202c、レフトボタン202d、決定ボタン(センターボタン、エンターボタンとも称する)202eからなる5ボタン202が配置され、その下に指紋センサ204が配置される。文字入力用のハードウェアキーボードが備わっておらず暗証番号(PINとも称する)を入力することができないので、指紋センサ204はモバイルPC16のログイン時のユーザ認証のために用いられる。5ボタン202はコマンドを入力できる。
なお、5ボタン202の各ボタン202a〜202dに数字を割り当て、5ボタン202を用いて暗証番号を入力することにより、ログイン時のユーザ認証を行ってもよい。この場合、指紋センサ204は省略可能である。決定ボタン202e以外の4つのボタンに数字を割り当てるので、数字の種類は4つしかない。従って、ランダムに入力した数字が暗証番号に一致する可能性がある。しかし、暗証番号の桁数を大きくすれば、ランダムに入力した数字が暗証番号に一致する確率を小さくすることができる。指紋センサ204を備えるモバイルPC16でも5ボタン202による認証も可能としてもよい。1台のモバイルPC16を複数の作業者で共有することがあるが、指紋認証だけではこのような場合に対応できない。
5ボタン202の操作方法はアプリケーションによって決められている。
例えば、
決定ボタン202eが1回押されると、項目の選択/項目の実行がなされ、
決定ボタン202eが長押しされると、終了又は操作の取り消しがなされ、
アップボタン202aが1回押されると、カーソルが上に移動され、
アップボタン202aが長押しされると、起動中のアプリケーションの一覧が表示され、
ダウンボタン202cが1回押されると、カーソルが下に移動され、
ダウンボタン202cが長押しされると、クイックセッティングメニュー(後述)が表示され、
レフトボタン202dが1回押されると、右のアイコンが選択され、
ライトボタン202bが1回押されると、左のアイコンが選択される。
モバイルPC16の上部側面には、USB3.0規格のコネクタ206とUSBtype−C規格のコネクタ207とヘッドフォン/マイク端子208が設けられる。
モバイルPC16の一方の側面(正面から見て左側の側面)には、メモリカード用のカードスロット218が設けられる。メモリカードは、例えばSDカード、マイクロSDカード(登録商標)等を含む。
モバイルPC16の他方の側面(正面から見て右側の側面)には、ケンジントンロック(登録商標)のためのスロット210、電源スイッチ212、パワーLED213、DC IN/バッテリLED214、DC端子216、冷却用の通風口222が設けられる。パワーLED213は電源スイッチ212の近傍に配置され、電源オンの期間点灯する。DC IN/バッテリLED214はバッテリが充電中であるか否か等のモバイルPC16の状態とバッテリの残量を表示する。モバイルPC16はバッテリで駆動可能であるが、DC端子216にACアダプタを接続した状態でも駆動可能である。図示しないが、裏面はワンタッチでバッテリが交換可能に構成されている。
図4はモバイルPC16のシステム構成の例を示す。モバイルPC16はシステムコントローラ302を備え、システムコントローラ302はプロセッサ(CPU)とコントローラ・ハブからなる。プロセッサには、主メモリ308、BIOS−ROM310、パワーLED213、DC IN/バッテリLED214、USBコントローラ322が接続される。コントローラ・ハブには、フラッシュメモリ326、メモリカードコントローラ328、HDD又はSSDからなるストレージデバイス330、USB切替器324、オーディオコーデック334、3G/LTE/GPSデバイス336、指紋センサ204、USB3.0コネクタ206、ブルートゥースデバイス/無線LANデバイス340、EC/KBC344が接続される。
システムコントローラ302はストレージデバイス330から主メモリ308にロードされる様々なプログラムを実行する。これらプログラムは、OS316、音データを用いた制御のための音声制御プログラム314を含む。システムコントローラ302は、音声制御プログラム314に含まれる命令群を実行することにより、モバイルPC16内の各部の動作を制御する。
オーディオコーデック334は、デジタルのオーディオ信号(音データ)をアナログのオーディオ信号に変換して、ヘッドフォン/マイク端子208(オーディオジャックとも称する)に供給する。また、オーディオコーデック334は、ヘッドフォン/マイク端子208から入力されるアナログのオーディオ信号をデジタルのオーディオ信号に変換する。ヘッドフォン/マイク端子56は、スピーカ/マイク端子であってもよい。ヘッドフォン/マイク端子208に、オーディオケーブル5の一端に設けられるプラグが接続され、このオーディオケーブル5の他端に設けられるプラグが、表示/設定用PC12のヘッドフォン/マイク端子56に接続されている間、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で音データを送受信することができる。
また、モバイルPC16と表示/設定用PC12の各々では、ヘッドフォン/マイク端子208,506の代わりに、マイク端子とヘッドフォン端子(又はスピーカ端子)とが別々に設けられてもよい。その場合には、モバイルPC16のヘッドフォン端子と表示/設定用PC12のマイク端子とが第1のオーディオケーブルで接続され、またモバイルPC16のマイク端子と表示/設定用PC12のヘッドフォン端子とが第2のオーディオケーブルで接続される。これにより、第1のオーディオケーブルを介して、モバイルPC16から表示/設定用PC12に音データを送信できると共に、第2のオーディオケーブルを介して、表示/設定用PC12からモバイルPC16に音データを送信することができる。
さらに、一方の機器にヘッドフォン/マイク端子が設けられ、他方の機器にヘッドフォン端子とマイク端子とが設けられていてもよい。例えば、モバイルPC16にヘッドフォン/マイク端子208が設けられ、表示/設定用PC12にヘッドフォン端子とマイク端子とが設けられている場合、ヘッドフォン/マイク端子用のプラグであるオーディオケーブル5の一端がモバイルPC16のヘッドフォン/マイク端子208に接続される。このオーディオケーブル5の他端は二つに分岐し、分岐した一方にはヘッドフォン端子用のプラグが設けられ、他方にはマイク端子用のプラグが設けられている。したがって、オーディオケーブル5の他端のヘッドフォン端子用のプラグが、表示/設定用PC12のヘッドフォン端子に接続され、またマイク端子用のプラグが、表示/設定用PC12のマイク端子に接続される。このようなオーディオケーブル5を介して、モバイルPC16から表示/設定用PC12に音データを送信できると共に、表示/設定用PC12からモバイルPC16に音データを送信することができる。
また、例えば、モバイルPC16にヘッドフォン端子とマイク端子とが設けられ、表示/設定用PC12にヘッドフォン/マイク端子56が設けられている場合、ヘッドフォン/マイク端子用のプラグであるオーディオケーブル5の一端が表示/設定用PC12のヘッドフォン/マイク端子56に接続される。このオーディオケーブル5の他端は二つに分岐し、分岐した一方にはヘッドフォン端子用のプラグが設けられ、他方にはマイク端子用のプラグが設けられている。したがって、オーディオケーブル5の他端のヘッドフォン端子用のプラグが、モバイルPC16のヘッドフォン端子に接続され、またマイク端子用のプラグが、モバイルPC16のマイク端子に接続される。このようなオーディオケーブル5を介して、モバイルPC16から表示/設定用PC12に音データを送信できると共に、表示/設定用PC12からモバイルPC16に音データを送信することができる。
メモリカードコントローラ328はメモリカードスロット218に挿入されるメモリカード、例えばSDカードにアクセスして、SDカードに対するデータの読み書きを制御する。
USBコントローラ322はUSBtype−Cコネクタ207に接続されるUSBtype−Cケーブル又はUSB3.0コネクタ206に接続されるUSB3.0ケーブル(図示せず)に対するデータの送受信を制御する。
図示しないが、USBtype−Cコネクタ207にはポート拡張アダプタも接続可能であり、HDMI等のインターフェースが使用可能である。
ブルートゥースデバイス/無線LANデバイス340は、外部機器又はネットワークとの接続のためにブルートゥース規格の無線通信又はIEEE802.11規格の無線LAN通信を実行する。なお、ネットワークとの接続は無線通信によらず、IEEE802.3規格の有線LAN通信によってもよい。
指紋センサ204はモバイルPC16の起動時の指紋認証のために使用される。
EC/KBC344には、サブプロセッサ346、電源スイッチ212及び5ボタン202が接続される。EC/KBC344は、電源スイッチ212の操作に応じてモバイルPC16をパワーオン又はパワーオフする機能を有する。パワーオン及びパワーオフの制御は、EC/KBC344と電源回路350との協働動作によって実行される。EC/KBC344はモバイルPC16がパワーオフされている期間中も、バッテリ352又はACアダプタ358からの電力によって動作する。電源回路350は、バッテリ352からの電力又は外部電源として接続されるACアダプタ358からの電力を用いて、各コンポーネントへ供給すべき電力を生成する。電源回路350は電圧レギュレータモジュール356を含み、電圧レギュレータモジュール356はシステムコントローラ302内のプロセッサに接続される。
[設定シーケンス]
図5は、制御システム1において実行される設定シーケンスの例を示す。以下では、表示/設定用PC12とモバイルPC16とがオーディオケーブル5を介して接続されていることを想定する。
まず、表示/設定用PC12は、ユーザによるステータス取得操作A1が行われたことに応じて、ステータス収集を指示する情報が符号化された音データを、電源オン状態であるモバイルPC16に送信する(S11)。
次に、モバイルPC16は、表示/設定用PC12によって送信された音データを受信し、当該音データを復号することにより得られたステータス収集を指示する情報に応じて、モバイルPC16のステータスを収集する(S12)。モバイルPC16のステータスは、モバイルPC16内の各部の状態や設定を含み、例えば、無線LAN、ブルートゥース、3G/LTE等の各種ネットワークの接続状態(接続されているアクセスポイント等)、バッテリ352の状態、電源の供給状態、ファームウェアのバージョン情報等を含む。モバイルPC16は、収集されたステータスを示すステータス情報が符号化された音データを表示/設定用PC12に送信する(S13)。
表示/設定用PC12は、モバイルPC16によって送信された音データを受信し、当該音データを復号することにより得られたステータス情報を画面に表示する(S14)。これにより、ユーザは、モバイルPC16のステータスを確認し、設定の変更等を検討することができる。
そして、表示/設定用PC12は、ユーザによって設定に関する設定操作A2が行われたことに応じて、この設定操作A2に対応する設定情報が符号化された音データをモバイルPC16に送信する(S15)。設定操作A2は、例えば、モバイルPC16の無線LAN等の各種ネットワークの設定(例えば、アクセスポイントの変更)、スリープ状態に移行するまでの時間、パワーマネジメント設定等を変更する操作を含む。
モバイルPC16は、表示/設定用PC12によって送信された音データを受信し、当該音データを復号することにより得られた設定情報に基づく設定をモバイルPC16に反映する(S16)。設定反映後、モバイルPC16は、当該モバイルPC16のステータスを収集する(S17)。そして、モバイルPC16は、収集されたステータスを示すステータス情報が符号化された音データを表示/設定用PC12に送信する(S18)。
表示/設定用PC12は、モバイルPC16によって送信された音データを受信し、当該音データを復号することにより得られたステータス情報を画面に表示する(S19)。これにより、ユーザは、モバイルPC16のステータスに、設定操作A2に応じた設定が反映されたかどうかを確認することができる。
以上により、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で相互に送受信される音データを用いて、表示/設定用PC12において、モバイルPC16のステータスが確認され、モバイルPC16の設定に関する操作が行われ、当該設定をモバイルPC16に反映することができる。したがって、制御システム1では、音声入出力端子(例えば、ヘッドフォン/マイク端子56,208)に取り付けられるオーディオケーブル5を介した表示/設定用PC12とモバイルPC16との接続により、モバイルPC16のステータスに関する制御を行うことができる。
[表示/設定用PC12の機能構成]
図6は、表示/設定用PC12の機能構成の例を示す。表示/設定用PC12は、例えば、操作受付部501、符号化部502、送信制御部503、受信制御部504、復号部505、表示制御部506、及び記憶部507を備える。これら各部501,502,503,504,505,506,507は、表示/設定用PC12のシステムコントローラ42(プロセッサ)が、音声制御プログラム48に含まれる命令群を実行し、表示/設定用PC12のシステム構成として示した各部の動作を制御することにより実現される。表示/設定用PC12のシステム構成については、図2を参照して上述した通りである。
操作受付部501は、ユーザが、各種の入力デバイスを用いて操作を行った場合に、その操作に応じた入力を受け付ける。ユーザは、キーボード88やタッチパネル70等の各種の入力デバイスを用いて、モバイルPC16のステータスを制御するための情報を入力する。より具体的には、ユーザは、モバイルPC16のステータスの収集を指示するための操作、モバイルPC16の設定に関する操作、等を入力し得る。操作受付部501は、受け付けた操作に対応する情報を符号化部502に出力する。
符号化部502は、特定の符号化/復号方式に基づいて、操作を示す情報が符号化された音データを生成する。この符号化/復号方式は、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で予め決められた方式であり、情報を音データに符号化する方式と、音データを復号して情報を取得する方式とが規定されている。また、この符号化/復号方式は、情報を音データに変換(符号化)し、その音データを元の情報にさらに変換(復号)できるものであれば、どのような方式であってもよい。
この符号化/復号方式に基づく符号化/復号のための情報507Aは、表示/設定用PC12とモバイルPC16とで共有され、例えば、記憶部507に格納されている。記憶部507には、例えば、ストレージデバイス52の記憶領域の一部が割り当てられている。符号化部502は、この符号化/復号情報507Aを用いて、操作を示す情報が符号化された音データを生成する。
送信制御部503は、符号化部502によって生成された音データをヘッドフォン/マイク端子56に出力することにより、オーディオケーブル5を介してモバイルPC16に当該音データを送信する。また、受信制御部504は、オーディオケーブル5を介してモバイルPC16によって送信された音データが、ヘッドフォン/マイク端子56に入力された場合、当該音データを受信する。
なお、上述したように、表示/設定用PC12では、マイク端子とヘッドフォン端子とが別々に設けられていてもよい。その場合には、送信制御部503は、音データをヘッドフォン端子に出力することにより、オーディオケーブル5を介して当該音データをモバイルPC16に送信する。また、受信制御部504は、オーディオケーブル5を介してモバイルPC16によって送信された音データが、マイク端子に入力された場合、当該音データを受信する。
復号部505は、上述の符号化/復号方式に基づいて、受信された音データを復号することにより、情報を取得する。復号部505は、例えば、記憶部507内の符号化/復号情報507Aを用いて、音データを復号する。取得される情報は、例えば、モバイルPC16のステータス情報である。
表示制御部506は、復号により得られた情報をLCD64の画面に表示する。例えば、復号により得られた情報がモバイルPC16のステータス情報である場合、表示制御部506は、そのステータス情報を画面に表示する。これにより、ユーザは、モバイルPC16のステータスを確認し、設定の変更等を検討することができる。
以上の構成により、音データを用いて、ステータス情報の収集の指示や設定の指示をモバイルPC16に要求することができる。
[モバイルPC16の機能構成]
図7は、モバイルPC16の機能構成の例を示す。モバイルPC16は、例えば、受信制御部601、復号部602、設定制御部603、ステータス取得部604、符号化部605、送信制御部606、及び記憶部607を備える。これら各部601,602,603,604,605,606,607は、モバイルPC16のシステムコントローラ302(プロセッサ)が、音声制御プログラム314に含まれる命令群を実行し、モバイルPC16のシステム構成として示した各部の動作を制御することにより実現される。モバイルPC16のシステム構成については、図4を参照して上述した通りである。
受信制御部601は、オーディオケーブル5を介して表示/設定用PC12によって送信された音データが、ヘッドフォン/マイク端子208に入力された場合、当該音データを受信する。
復号部602は、特定の符号化/復号方式に基づいて、受信された音データを復号することにより、情報を取得する。取得される情報は、例えば、ステータス収集の指示を示す情報、設定を示す情報、等である。符号化/復号方式については、図6を参照して上述した通りである。この符号化/復号方式に基づく符号化/復号のための情報607Aは、例えば、記憶部607に格納されている。記憶部607には、例えば、ストレージデバイス330の記憶領域の一部が割り当てられている。
復号部602により取得された情報が、ステータス収集の指示を示す場合、ステータス取得部604は、モバイルPC16の状態を示すステータス情報を取得する。
また、復号部602により取得された情報が、設定を示す場合、設定制御部603は、その設定をモバイルPC16に反映する。設定制御部603は、例えば、取得された情報に示される設定に応じて、モバイルPC16内の各部の設定を変更する。なお、設定が反映された後、ステータス取得部604は、モバイルPC16の状態を示すステータス情報をさらに取得してもよい。
符号化部605は、上述の符号化/復号方式に基づいて、ステータス取得部604によって取得されたステータス情報が符号化された音データを生成する。符号化部605は、例えば、記憶部607内の符号化/復号情報607Aを用いて、ステータス情報を符号化する。
送信制御部606は、符号化部605によって生成された音データをヘッドフォン/マイク端子208に出力することにより、オーディオケーブル5を介して表示/設定用PC12に当該音データを送信する。
なお、上述したように、モバイルPC16では、マイク端子とヘッドフォン端子とが別々に設けられていてもよい。その場合には、受信制御部601は、オーディオケーブル5を介して表示/設定用PC12によって送信された音データが、マイク端子に入力された場合、当該音データを受信する。また、送信制御部606は、音データをヘッドフォン端子に出力することにより、オーディオケーブル5を介して当該音データを表示/設定用PC12に送信する。
以上の構成により、音データを用いた表示/設定用PC12による要求に応じて、ステータス情報を送信することや、モバイルPC16の設定を変更することができる。
[表示/設定用PC12による音声制御処理]
図8のフローチャートを参照して、表示/設定用PC12によって実行される音声制御処理の手順の例を説明する。
まず、表示/設定用PC12は、モバイルPC16に関する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。表示/設定用PC12は、キーボード88、タッチパネル70等を用いて入力される、モバイルPC16に関する操作を受け付けることができる。表示/設定用PC12は、モバイルPC16に関する操作を受け付けていない場合(ステップS201のNO)、ステップS201に戻り、モバイルPC16に関する操作を受け付けたか否かが再度判定される。
モバイルPC16に関する操作を受け付けた場合(ステップS201のYES)、表示/設定用PC12は、受け付けた操作の種類を判別する(ステップS202)。受け付けた操作がステータス収集を指示する操作である場合(ステップS202のステータス収集指示)、表示/設定用PC12は、ステータス収集の指示を示す情報が符号化された音データを生成する(ステップS203)。一方、受け付けた操作が設定を指示する操作である場合(ステップS202の設定)、表示/設定用PC12は、設定を示す情報が符号化された音データを生成する(ステップS204)。
ステップS203又はステップS204の手順の後、表示/設定用PC12は、生成された音データをヘッドフォン/マイク端子56を介してモバイルPC16に送信する(ステップS205)。
次いで、表示/設定用PC12は、ヘッドフォン/マイク端子56を介してモバイルPC16から音データを受信したか否かを判定する(ステップS206)。モバイルPC16から音データを受信していない場合(ステップS206のNO)、ステップS206に戻り、モバイルPC16から音データを受信したか否かが再度判定される。
一方、モバイルPC16から音データを受信した場合(ステップS206のYES)、表示/設定用PC12は、受信した音データを復号することにより情報を取得する(ステップS207)。そして、表示/設定用PC12は、取得された情報がステータス情報であるか否かを判定する(ステップS208)。取得された情報がステータス情報である場合(ステップS208のYES)、表示/設定用PC12は、そのステータス情報を画面に表示し(ステップS209)、処理を終了する。
一方、取得された情報がステータス情報でない場合(ステップS208のNO)、表示/設定用PC12は、その情報に応じた処理を行い(ステップS210)、処理を終了する。
以上の処理により、表示/設定用PC12は、音データを用いて、ステータス情報の収集の指示や設定の指示をモバイルPC16に要求することができる。また、表示/設定用PC12は、音データを用いてステータス情報をモバイルPC16から受信し、当該ステータス情報を画面に表示することができる。
[モバイルPC16による音声制御処理]
図9のフローチャートを参照して、モバイルPC16によって実行される音声制御処理の手順の例を説明する。
まず、モバイルPC16は、ヘッドフォン/マイク端子208を介して表示/設定用PC12から音データを受信したか否かを判定する(ステップS31)。表示/設定用PC12から音データを受信していない場合(ステップS31のNO)、ステップS31に戻り、表示/設定用PC12から音データが受信されたか否かが再度判定される。
表示/設定用PC12から音データを受信した場合(ステップS31のYES)、モバイルPC16は、音データを復号することにより情報を取得する(ステップS32)。そして、モバイルPC16は、取得された情報の種類を判別する(ステップS33)。取得された情報が、ステータス収集の指示を示す場合(ステップS33のステータス収集指示)、モバイルPC16は、当該モバイルPC16のステータス情報を取得する(ステップS34)。モバイルPC16は、取得されたステータス情報を符号化することにより、音データを生成する(ステップS35)。そして、モバイルPC16は、生成された音データを、ヘッドフォン/マイク端子208を介して表示/設定用PC12に送信し(ステップS36)、処理を終了する。
一方、音データを復号することにより得られた情報が、設定を示す場合(ステップS33の設定)、モバイルPC16は、当該情報に示される設定(設定情報)に基づいて、モバイルPC16内の各部の設定を変更し(ステップS37)、処理を終了する。
以上の処理により、モバイルPC16は、音データを用いた表示/設定用PC12による要求に応じて、表示/設定用PC12へのステータス情報の送信や、モバイルPC16の設定の変更を行うことができる。
なお、モバイルPC16は、ヘッドフォン/マイク端子208に接続されたスピーカ(図示せず)から、ステータス情報が符号化された音データに基づく音声を出力してもよい。その場合、表示/設定用PC12は、ヘッドフォン/マイク端子56に接続されたマイク(図示せず)を用いて、その出力された音声を録音する。表示/設定用PC12は、例えば、録音により生成された音データを再生(復号)して得られたモバイルPC16のステータス情報を画面に表示することができる。
また、表示/設定用PC12は、ヘッドフォン/マイク端子56に接続されたスピーカ(図示せず)から、ステータス収集指示や設定が符号化された音データに基づく音声を出力してもよい。その場合、モバイルPC16は、ヘッドフォン/マイク端子208に接続されたマイク(図示せず)を用いて、その出力された音声を録音する。モバイルPC16は、例えば、録音により生成された音データを再生(復号)して得られた表示/設定用PC12による要求に応じて、ステータス情報が符号化された音データの出力(送信)や、モバイルPC16の設定の変更を行うことができる。
以上により、表示/設定用PC12から、無線LANやブルートゥース等のネットワークを介してモバイルPC16にアクセスできず、またモバイルPC16のUSB端子及びディスプレイ端子の利用が禁止され、モバイルPC16に接続されたディスプレイ上で、当該モバイルPC16のステータスを確認することができないような場合にも、オーディオケーブル5を介した音データの送受信により、表示/設定用PC12からモバイルPC16のステータスに関する制御を行うことができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で、要求や情報が符号化された音データが送受信される。これに対して、第2実施形態では、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間でワンタイムパスワードを生成するための秘密鍵が共有され、要求や情報とワンタイムパスワードとが符号化された音データが表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で送受信される。
第2実施形態に係る制御システムに設けられるモバイルPC16及び表示/設定用PC12の構成は、第1実施形態のモバイルPC16及び表示/設定用PC12の構成とそれぞれ同様であり、第2実施形態と第1実施形態とでは、符号化部502及び復号部505に相当する処理の手順と、モバイルPC16の復号部602及び符号化部605に相当する処理の手順のみが異なる。以下、第1実施形態と異なる点のみを説明する。
[設定シーケンス]
図10は、制御システム1において実行される設定シーケンスの例を示す。この設定シーケンスでは、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で送受信される音データのセキュリティが保護される。
まず、モバイルPC16は、ワンタイムパスワードを生成するための秘密鍵を生成する(S401)。秘密鍵は、例えば、管理者による事前の操作に応じて、一度だけ生成される。秘密鍵を用いて生成されるワンタイムパスワードは、例えば、HMAC−based One−Time Password(HOTP)、Time−based One−Time Password(TOTP)、等である。モバイルPC16は、生成された秘密鍵をモバイルPC16内のストレージデバイス330(記憶部607)に保存する。
次に、モバイルPC16は、表示/設定用PC12との間で、オフラインで秘密鍵を共有する(S402)。モバイルPC16は、例えば、秘密鍵が符号化されたバーコードを、当該モバイルPC16に接続されたディスプレイの画面に表示し、表示されたバーコードを設定用PC12に読み取らせることにより、設定用PC12内のストレージデバイス52(記憶部507)に保存させる。このディスプレイは、例えば、HDMI端子のようなディスプレイ端子(図示せず)を介してモバイルPC16に接続されたディスプレイである。
或いは、モバイルPC16は、秘密鍵のデータをUSBフラッシュメモリのような可搬性の記憶媒体に格納し、この記憶媒体を表示/設定用PC12のUSBコネクタ72等に接続して、記憶媒体内の秘密鍵のデータを表示/設定用PC12内のストレージデバイス52に保存させる。これにより、モバイルPC16と表示/設定用PC12とで秘密鍵が共有される。
なお、表示/設定用PC12が秘密鍵を生成してもよい。その場合にも、上記の方法と同様にして、表示/設定用PC12は、モバイルPC16との間で、オフラインで秘密鍵を共有することができる。
秘密鍵が共有された状態において、表示/設定用PC12は、ユーザによるステータス取得操作A5が行われたことに応じて、当該表示/設定用PC12内に保存された秘密鍵を用いて第1ワンタイムパスワードを生成する(S403)。そして、表示/設定用PC12は、第1ワンタイムパスワードとステータス収集を指示する情報とが符号化された音データを、モバイルPC16に送信する(S404)。
モバイルPC16は、表示/設定用PC12によって送信された音データを受信したことに応じて、当該モバイルPC16内に保存された秘密鍵を用いて、第2ワンタイムパスワードを生成する(S405)。そして、モバイルPC16は、受信した音データを復号することにより得られた第1ワンタイムパスワードと、生成された第2ワンタイムパスワードとが一致したならば、受信した音データを復号することにより得られたステータス収集を指示する情報に応じて、モバイルPC16のステータスを収集する(S406)。モバイルPC16のステータスは、モバイルPC16内の各部の状態や設定を含み、例えば、無線LAN、ブルートゥース、3G/LTE等の各種ネットワークの接続状態(接続されているアクセスポイント等)、バッテリ352の状態、電源の供給状態、ファームウェアのバージョン情報等を含む。モバイルPC16は、収集されたステータスを示すステータス情報が符号化された音データを表示/設定用PC12に送信する(S407)。
表示/設定用PC12は、モバイルPC16によって送信された音データを受信し、当該音データを復号することにより得られたステータス情報を画面に表示する(S408)。これにより、ユーザは、モバイルPC16のステータスを確認し、設定の変更等を検討することができる。
そして、表示/設定用PC12は、ユーザによる設定に関する設定操作A6が行われたことに応じて、秘密鍵を用いて、第3ワンタイムパスワードを生成する(S409)。そして、表示/設定用PC12は、第3ワンタイムパスワードと、設定操作A6に対応する設定情報とが符号化された音データをモバイルPC16に送信する(S410)。設定操作A6は、例えば、モバイルPC16の無線LAN等の各種ネットワークの設定(例えば、アクセスポイントの変更)、スリープ状態に移行するまでの時間、パワーマネジメント設定等を変更する操作を含む。
モバイルPC16は、表示/設定用PC12によって送信された音データを受信したことに応じて、秘密鍵を用いて第4ワンタイムパスワードを生成する(S411)。そして、モバイルPC16は、受信した音データを復号することにより得られた第3ワンタイムパスワードと、生成された第4ワンタイムパスワードとが一致したならば、音データを復号することにより得られた設定情報に基づく設定をモバイルPC16に反映し、その後、モバイルPC16のステータスを収集する(S412)。そして、モバイルPC16は、収集されたステータスを示すステータス情報が符号化された音データを表示/設定用PC12に送信する(S413)。
表示/設定用PC12は、モバイルPC16によって送信された音データを受信し、当該音データを復号することにより得られたステータス情報を画面に表示する(S414)。これにより、ユーザは、モバイルPC16のステータスに、設定操作A6に応じた設定が反映されたかどうかを確認することができる。
以上により、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で相互に送受信される音データを用いて、表示/設定用PC12において、モバイルPC16のステータスを確認し、モバイルPC16の設定に関する操作を行い、当該設定をモバイルPC16に反映することができる。したがって、制御システム1では、音声入出力端子(例えば、ヘッドフォン/マイク端子56,208)に取り付けられるオーディオケーブル5を介した表示/設定用PC12とモバイルPC16との接続により、モバイルPC16のステータスに関する制御を行うことができる。
さらに、表示/設定用PC12とモバイルPC16との間で共有される秘密鍵に基づくワンタイムパスワードも音データに含めることにより、秘密鍵を有する表示/設定用PC12によって生成された音データでのみ、モバイルPC16が制御されるように構成される。したがって、第三者による意図しない音データ(例えば、他のPCによって出力される音データ、等)によってモバイルPC16が制御されることを防止することができる。
なお、上述した例では、表示/設定用PC12からモバイルPC16に送信される音データにワンタイムパスワードと情報とが符号化され、モバイルPC16から表示/設定用PC12に送信される音データには情報のみが符号化され、ワンタイムパスワードが符号化されていない。しかし、モバイルPC16から表示/設定用PC12に送信される音データにも、ワンタイムパスワードと情報とが符号化されるようにしてもよい。その場合、例えば、モバイルPC16から音データを受信したことに応じて、表示/設定用PC12は、ワンタイムパスワードを生成し、音データを復号することにより得られたワンタイムパスワードと、生成したワンタイムパスワードとが一致したならば、音データを復号することにより得られたステータス情報を表示するように構成できる。したがって、秘密鍵を有するモバイルPC16によって生成された音データが受信された場合にのみ、表示/設定用PC12の画面に、当該モバイルPC16のステータス情報を表示させることができる。
[表示/設定用PC12の機能構成]
操作受付部501、送信制御部503、受信制御部504、復号部505、表示制御部506の各機能は、図6を参照して上述した通りである。記憶部507には、モバイルPC16と共有される秘密鍵507Bがさらに格納されている。
符号化部502は、秘密鍵507Bを用いてワンタイムパスワードを生成する。そして、符号化部502は、操作受付部501によって受け付けられた操作を示す情報と、ワンタイムパスワードとが符号化された音データを生成する。生成された音データは、送信制御部503によりモバイルPC16に送信される。
なお、モバイルPC16から表示/設定用PC12に送信される音データにも、ワンタイムパスワードと情報とが符号化されている場合、復号部505は、受信制御部504によって音データが受信されたことに応じて、秘密鍵507Bを用いてワンタイムパスワードを生成する。復号部505は、受信した音データを復号することにより得られたワンタイムパスワードと、生成されたワンタイムパスワードとが一致したならば、表示制御部506に、音データを復号することにより得られたステータス情報を画面に表示することを要求する。
[モバイルPC16の機能構成]
受信制御部601、設定制御部603、ステータス取得部604、符号化部605、及び送信制御部606の各機能は、図7を参照して上述した通りである。記憶部607には、表示/設定用PC12と共有される秘密鍵507Bが格納されている。
復号部602は、受信制御部601によって音データが受信されたことに応じて、記憶部607に格納された秘密鍵507Bを用いて、ワンタイムパスワードを生成する。復号部602は、受信した音データを復号することにより得られたワンタイムパスワードと、生成されたワンタイムパスワードとが一致したならば、設定制御部603又はステータス取得部604に、音データを復号することにより得られた情報に応じた処理を要求する。すなわち、情報がステータス収集を指示する情報であるならば、ステータス取得部604にステータスの収集を要求し、また情報が設定情報であるならば、設定制御部603に設定情報に基づく設定を要求する。
なお、モバイルPC16から表示/設定用PC12に送信される音データにも、ワンタイムパスワードと情報とが符号化される場合、符号化部605は、ステータス取得部604によってステータス情報が取得されたことに応じて、記憶部607に格納された秘密鍵507Bを用いてワンタイムパスワードを生成する。そして、符号化部605は、生成されたワンタイムパスワードとステータス情報とが符号化された音データを生成する。生成された音データは、送信制御部606により表示/設定用PC12に送信される。
[表示/設定用PC12による音声制御処理]
図11のフローチャートを参照して、表示/設定用PC12によって実行される音声制御処理の手順の例を説明する。
まず、表示/設定用PC12は、モバイルPC16に対する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS501)。表示/設定用PC12は、キーボード88、タッチパネル70等を用いて入力される、モバイルPC16に関する操作を受け付けることができる。表示/設定用PC12は、モバイルPC16に関する操作を受け付けていない場合(ステップS501のNO)、ステップS501に戻り、モバイルPC16に関する操作を受け付けたか否かが再度判定される。
モバイルPC16に関する操作を受け付けた場合(ステップS501のYES)、表示/設定用PC12は、モバイルPC16との間で共有される秘密鍵507Bを用いて、第1ワンタイムパスワードを生成する(ステップS502)。そして、表示/設定用PC12は、受け付けた操作の種類を判別する(ステップS503)。受け付けた操作がステータス収集を指示する操作である場合(ステップS503のステータス収集指示)、表示/設定用PC12は、第1ワンタイムパスワードとステータス収集の指示を示す情報とが符号化された音データを生成する(ステップS504)。一方、受け付けた操作が設定を指示する操作である場合(ステップS503の設定)、表示/設定用PC12は、第1ワンタイムパスワードと設定を示す情報とが符号化された音データを生成する(ステップS50)。
ステップ504又はステップS505の手順の後、表示/設定用PC12は、生成された音データをヘッドフォン/マイク端子56を介してモバイルPC16に送信する(ステップS506)。
次いで、表示/設定用PC12は、ヘッドフォン/マイク端子56を介してモバイルPC16から音データを受信したか否かを判定する(ステップS507)。モバイルPC16から音データを受信していない場合(ステップS507のNO)、ステップS507に戻り、モバイルPC16から音データを受信したか否かが再度判定される。
一方、モバイルPC16から音データを受信した場合(ステップS507のYES)、表示/設定用PC12は、受信した音データを復号することにより情報を取得する(ステップS508)。そして、表示/設定用PC12は、取得された情報がステータス情報であるか否かを判定する(ステップS509)。取得された情報がステータス情報である場合(ステップS509のYES)、表示/設定用PC12は、そのステータス情報を画面に表示し(ステップS510)、処理を終了する。
一方、取得された情報がステータス情報でない場合(ステップS509のNO)、表示/設定用PC12は、その情報に応じた処理を行い(ステップS511)、処理を終了する。
以上の処理により、表示/設定用PC12は、ワンタイムパスワードが符号化された音データを用いて、ステータス情報の収集の指示や設定の指示をモバイルPC16に要求することができる。また、表示/設定用PC12は、音データを用いてステータス情報をモバイルPC16から受信し、当該ステータス情報を画面に表示することができる。
[モバイルPC16による音声制御処理]
図12のフローチャートを参照して、モバイルPC16によって実行される音声制御処理の手順の例を説明する。
まず、モバイルPC16は、ヘッドフォン/マイク端子208を介して表示/設定用PC12から音データを受信したか否かを判定する(ステップS601)。表示/設定用PC12から音データを受信していない場合(ステップS601のNO)、ステップS601に戻り、表示/設定用PC12から音データが受信されたか否かが再度判定される。
表示/設定用PC12から音データを受信した場合(ステップS601のYES)、モバイルPC16は、秘密鍵507Bを用いて第2ワンタイムパスワードを生成する(ステップS602)。また、モバイルPC16は、受信した音データを復号することにより第1ワンタイムパスワードと情報とを取得する(ステップS603)。
そして、モバイルPC16は、第1ワンタイムパスワードと第2ワンタイムパスワードとが一致するか否かを判定する(ステップS604)。第1ワンタイムパスワードが、モバイルPC16と表示/設定用PC12との間で共有される秘密鍵507Bを用いて生成されている場合、第1ワンタイムパスワードと第2ワンタイムパスワードとは一致する。
第1ワンタイムパスワードと第2ワンタイムパスワードとが一致しない場合(ステップS604のNO)、モバイルPC16は、受信した音データが意図しないデータであると判断し、処理を終了する。
一方、第1ワンタイムパスワードと第2ワンタイムパスワードとが一致した場合(ステップS604のYES)、モバイルPC16は、取得された情報の種類を判別する(ステップS605)。取得された情報が、ステータス収集の指示を示す場合(ステップS605のステータス収集指示)、モバイルPC16は、当該モバイルPC16のステータス情報を取得する(ステップS606)。モバイルPC16は、取得されたステータス情報を符号化することにより、音データを生成する(ステップS607)。そして、モバイルPC16は、生成された音データを、ヘッドフォン/マイク端子208を介して表示/設定用PC12に送信し(ステップS608)、処理を終了する。
一方、音データを復号することにより得られた情報が、設定を示す場合(ステップS605の設定)、モバイルPC16は、当該情報に示される設定(設定情報)に基づいて、モバイルPC16内の各部の設定を変更し(ステップS609)、処理を終了する。
以上の処理により、モバイルPC16は、表示/設定用PC12から受信した音データに含まれる第1ワンタイムパスワードと、モバイルPC16で生成される第2ワンタイムパスワードとが一致した場合、意図された処理であるとして、当該音データを用いた表示/設定用PC12による要求に応じて、表示/設定用PC12へのステータス情報の送信や、モバイルPC16の設定の変更を行うことができる。
(第3実施形態)
第1及び第2実施形態では、表示/設定用PC12とモバイルPC16とがオーディオケーブル5によって直接的に接続される。これに対して、第3実施形態では、モバイルPC16は第1オーディオケーブルを介して第1電話機と接続され、表示/設定用PC12は第2オーディオケーブルを介して第2電話機と接続され、第1電話機と第2電話機とが電話回線網を介して相互に接続される。
第3実施形態に係る制御システムに設けられるモバイルPC16及び表示/設定用PC12の構成は、第1及び第2実施形態のモバイルPC16及び表示/設定用PC12の構成とそれぞれ同様であり、第3実施形態と第1及び第2実施形態とでは、制御システム1に第1電話機と第2電話機とがさらに設けられ、モバイルPC16のヘッドフォン/マイク端子208に接続される第1オーディオケーブルの他端が、表示/設定用PC12ではなく第1電話機に接続され、また表示/設定用PC12のヘッドフォン/マイク端子56に接続される第2オーディオケーブルの他端が、モバイルPC16ではなく第2電話機に接続されることのみが異なる。以下、第1及び第2実施形態と異なる点のみを説明する。
図13に示すように、制御システム1は、モバイルPC16と表示/設定用PC12と二つの電話機7A,7Bとを備える。各電話機7A,7Bにはヘッドフォン/マイク端子701A,701Bが設けられている。なお、各電話機7A,7Bには、ヘッドフォン端子とマイク端子とが別々に設けられていてもよい。電話機7Aと電話機7Bとは電話回線網8で相互に接続されている。
モバイルPC16のヘッドフォン/マイク端子208と電話機7Aのヘッドフォン/マイク端子701Aとは、第1オーディオケーブル5Aを介して接続される。つまり、第1オーディオケーブル5Aの一端に設けられるプラグがモバイルPC16のヘッドフォン/マイク端子208に接続され、第1オーディオケーブル5Aの他端に設けられるプラグが電話機7Aのヘッドフォン/マイク端子701Aに接続される。
また、表示/設定用PC12のヘッドフォン/マイク端子56と電話機7Bのヘッドフォン/マイク端子701Bとは、第2オーディオケーブル5Bを介して接続される。つまり、第2オーディオケーブル5Bの一端に設けられるプラグが表示/設定用PC12のヘッドフォン/マイク端子56に接続され、第2オーディオケーブル5Bの他端に設けられるプラグが電話機7Bのヘッドフォン/マイク端子701Bに接続される。
このような接続により、モバイルPC16は、第1オーディオケーブル5Aと電話回線網8と第2オーディオケーブル5Bを介して、表示/設定用PC12に音データを送信する。表示/設定用PC12は、第1オーディオケーブル5Aと電話回線網8と第2オーディオケーブル5Bを介して、モバイルPC16から音データを受信する。
また、表示/設定用PC12は、第2オーディオケーブル5Bと電話回線網8と第1オーディオケーブル5Aを介して、モバイルPC16に音データを送信する。モバイルPC16は、第2オーディオケーブル5Bと電話回線網8と第1オーディオケーブル5Aを介して、表示/設定用PC12から音データを受信する。
これにより、モバイルPC16を電話機7Aに接続し、表示/設定用PC12を電話機7Bに接続することにより、モバイルPC16と表示/設定用PC12とが、例えば、一つのオーディオケーブルで接続することが難しい遠隔地にある場合にも、電話回線網8を介して音データを送受信することができる。したがって、送受信される音データを用いて、表示/設定用PC12からモバイルPC16のステータスに関する制御を行うことができる。
以上説明したように、第1乃至第3実施形態によれば、オーディオケーブルを用いた電子機器間の接続により、ステータスに関する制御を行うことができる。モバイルPC16は、当該モバイルPC16の状態を示すステータス情報が符号化された第1音データを生成し、オーディオケーブル5を介して、第1音データを表示/設定用PC12に送信する。表示/設定用PC12は、オーディオケーブル5を介して、モバイルPC16から第1音データを受信し、第1音データを復号することにより、ステータス情報を取得し、ステータス情報を画面に表示する。
また、表示/設定用PC12は、モバイルPC16に設定される設定情報が符号化された音データを生成し、オーディオケーブル5を介してこの音データをモバイルPC16に送信する。モバイルPC16は、オーディオケーブル5を介して、表示/設定用PC12から音データを受信し、この音データを復号することにより、設定情報を取得し、当該設定情報を用いてモバイルPC16の設定を変更する。
このように、オーディオケーブル5を用いた機器間の接続を介して音データを送受信することにより、モバイルPC16のステータス情報を表示/設定用PC12の画面に表示し、また表示/設定用PC12によって送信される設定情報に基づき、モバイルPC16の設定を変更することができる。したがって、ネットワークが利用できない状態又は環境や、USB端子及びディスプレイ端子の使用が禁止されている状態であっても、表示/設定用PC12から、モバイルPC16の各種ステータスの読み取りや設定を行うことができる。
また、いくつかの実施形態に記載された様々な機能の各々は、回路(処理回路)によって実現されてもよい。処理回路の例には、中央処理装置(CPU)のような、プログラムされたプロセッサが含まれる。このプロセッサは、メモリに格納されたコンピュータプログラム(命令群)を実行することによって、記載された機能それぞれを実行する。このプロセッサは、電気回路を含むマイクロプロセッサであってもよい。処理回路の例には、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロコントローラ、コントローラ、他の電気回路部品も含まれる。これら実施形態に記載されたCPU以外の他のコンポーネントの各々もまた処理回路によって実現されてもよい。
また、いくつかの実施形態の各種処理はコンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールして実行するだけで、これら実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…制御システム、12…表示/設定用PC、16…モバイルPC、5…ケーブル、42…システムコントローラ、44…主メモリ、48…音声制御プログラム、52…ストレージデバイス、56…ヘッドフォン/マイク端子、64…LCD、208…ヘッドフォン/マイク端子、302…システムコントローラ、308…主メモリ、314…音声制御プログラム、330…ストレージデバイス、501…操作受付部、502…符号化部、503…送信制御部、504…受信制御部、505…復号部、506…表示制御部、507…記憶部、507A…符号化/復号情報、507B…秘密鍵、601…受信制御部、602…復号部、603…設定制御部、604…ステータス取得部、605…符号化部、606…送信制御部、607…記憶部、607A…符号化/復号情報。

Claims (19)

  1. 第1電子機器と、当該第1電子機器とオーディオケーブルを介して接続される第2電子機器とで構成される制御システムであって、
    前記第1電子機器は、
    当該第1電子機器の状態を示すステータス情報が符号化された第1音データを生成し、
    前記オーディオケーブルを介して、前記第1音データを前記第2電子機器に送信するように構成され、
    前記第2電子機器は、
    前記オーディオケーブルを介して、前記第1電子機器から前記第1音データを受信し、
    前記第1音データを復号することにより、前記ステータス情報を取得し、
    前記ステータス情報を画面に表示するように構成される制御システム。
  2. 前記第1音データは、前記ステータス情報と第1ワンタイムパスワードとが符号化されたデータであり、
    前記第2電子機器は、さらに、
    前記第1音データを復号することにより、前記ステータス情報と前記第1ワンタイムパスワードとを取得し、
    第2ワンタイムパスワードを生成し、前記第1ワンタイムパスワードと前記第2ワンタイムパスワードとが一致した場合に、前記ステータス情報を画面に表示するように構成される請求項1記載の制御システム。
  3. 前記第2電子機器は、前記第1電子機器と前記第2電子機器との間で共有される秘密鍵を用いて、前記第2ワンタイムパスワードを生成するように構成され、
    前記第1ワンタイムパスワードが前記秘密鍵を用いて生成されている場合、前記第1ワンタイムパスワードと前記第2ワンタイムパスワードとが一致する請求項2記載の制御システム。
  4. 前記第1電子機器は、第1ヘッドフォン/マイク端子を具備し、
    前記第2電子機器は、第2ヘッドフォン/マイク端子を具備し、
    前記オーディオケーブルの一端は、前記第1ヘッドフォン/マイク端子に接続され、前記オーディオケーブルの他端は、前記第2ヘッドフォン/マイク端子に接続される請求項1記載の制御システム。
  5. 前記第1電子機器は、第1ヘッドフォン端子を具備し、
    前記第2電子機器は、第2マイク端子を具備し、
    前記オーディオケーブルの一端は、前記第1ヘッドフォン端子に接続され、前記オーディオケーブルの他端は、前記第2マイク端子に接続される請求項1記載の制御システム。
  6. 前記第2電子機器は、さらに、
    前記ステータス情報の収集を指示するための収集指示情報が符号化された第2音データを生成し、
    前記オーディオケーブルを介して、前記第2音データを前記第1電子機器に送信するように構成され、
    前記第1電子機器は、さらに、
    前記オーディオケーブルを介して、前記第2音データを受信し、
    前記第2音データを復号することにより、前記収集指示情報を取得し、
    前記収集指示情報の取得に応じて、前記ステータス情報が符号化された前記第1音データを生成するように構成される請求項1記載の制御システム。
  7. 前記第1電子機器は、第1オーディオケーブルを介して第1電話機に接続され、
    前記第2電子機器は、第2オーディオケーブルを介して第2電話機に接続され、
    前記第1電話機と前記第2電話機とは、電話回線網を介して接続され、
    前記第1電子機器は、さらに、
    前記第1オーディオケーブルと前記電話回線網と前記第2オーディオケーブルを介して、前記第2電子機器に前記第1音データを送信するように構成され、
    前記第2電子機器は、さらに、
    前記第1オーディオケーブルと前記電話回線網と前記第2オーディオケーブルを介して、前記第1電子機器から前記第1音データを受信するように構成される請求項1記載の制御システム。
  8. 第1電子機器と、当該第1電子機器とオーディオケーブルを介して接続される第2電子機器とで構成される制御システムであって、
    前記第2電子機器は、
    前記第1電子機器に設定すべき設定情報が符号化された音データを生成し、
    前記オーディオケーブルを介して、前記音データを前記第1電子機器に送信するように構成され、
    前記第1電子機器は、
    前記オーディオケーブルを介して、前記第2電子機器から前記音データを受信し、
    前記音データを復号することにより、前記設定情報を取得し、
    前記設定情報を用いて前記第1電子機器の設定を変更するように構成される制御システム。
  9. 前記音データは、前記設定情報と第1ワンタイムパスワードとが符号化されたデータであり、
    前記第1電子機器は、さらに、
    前記音データを復号することにより、前記設定情報と前記第1ワンタイムパスワードとを取得し、
    第2ワンタイムパスワードを生成し、前記第1ワンタイムパスワードと前記第2ワンタイムパスワードとが一致した場合に、前記設定情報を用いて前記第1電子機器の設定を変更するように構成される請求項8記載の制御システム。
  10. 前記第1電子機器は、前記第1電子機器と前記第2電子機器との間で共有される秘密鍵を用いて、前記第2ワンタイムパスワードを生成するように構成され、
    前記第1ワンタイムパスワードが前記秘密鍵を用いて生成されている場合、前記第1ワンタイムパスワードと前記第2ワンタイムパスワードとが一致する請求項9記載の制御システム。
  11. 前記第1電子機器は、第1ヘッドフォン/マイク端子を具備し、
    前記第2電子機器は、第2ヘッドフォン/マイク端子を具備し、
    前記オーディオケーブルの一端は、前記第1ヘッドフォン/マイク端子に接続され、前記オーディオケーブルの他端は、前記第2ヘッドフォン/マイク端子に接続される請求項8記載の制御システム。
  12. 前記第1電子機器は、第1マイク端子を具備し、
    前記第2電子機器は、第2ヘッドフォン端子を具備し、
    前記オーディオケーブルの一端は、前記第1マイク端子に接続され、前記オーディオケーブルの他端は、前記第2ヘッドフォン端子に接続される請求項8記載の制御システム。
  13. 前記第1電子機器は、第1オーディオケーブルを介して第1電話機に接続され、
    前記第2電子機器は、第2オーディオケーブルを介して第2電話機に接続され、
    前記第1電話機と前記第2電話機とは、電話回線網を介して接続され、
    前記第2電子機器は、さらに、
    前記第2オーディオケーブルと前記電話回線網と前記第1オーディオケーブルを介して、前記第1電子機器に前記音データを送信するように構成され、
    前記第1電子機器は、さらに、
    前記第2オーディオケーブルと前記電話回線網と前記第1オーディオケーブルを介して、前記第2電子機器から前記音データを受信するように構成される請求項8記載の制御システム。
  14. 第1電子機器と、当該第1電子機器とオーディオケーブルを介して接続される第2電子機器とで構成されるシステムの制御方法であって、
    前記第1電子機器の状態を示すステータス情報が符号化された音データを生成し、
    前記オーディオケーブルを介して、前記音データを前記第1電子機器から前記第2電子機器に送信し、
    前記音データを復号することにより、前記ステータス情報を取得し、
    取得された前記ステータス情報を前記第2電子機器の画面に表示する制御方法。
  15. 第1電子機器と、当該第1電子機器とオーディオケーブルを介して接続される第2電子機器とで構成されるシステムの制御方法であって、
    前記第1電子機器に設定すべき設定情報が符号化された音データを生成し、
    前記音データを、前記オーディオケーブルを介して前記第2電子機器から前記第1電子機器に送信し、
    前記音データを復号することにより、前記設定情報を取得し、
    取得された前記設定情報を用いて前記第1電子機器の設定を変更する制御方法。
  16. 電子機器であって、
    オーディオケーブルを介して外部電子機器に接続する接続部と、
    前記電子機器の状態を示すステータス情報が符号化された第1音データを生成する符号化部と、
    前記オーディオケーブルを介して、前記第1音データを前記外部電子機器に送信する送信部と、
    前記オーディオケーブルを介して、前記外部電子機器から第2音データを受信する受信部と、
    前記第2音データを復号することにより、前記電子機器に設定すべき設定情報を取得する復号部と、
    前記設定情報を用いて前記電子機器の設定を変更する設定制御部とを具備する電子機器。
  17. 前記第2音データは、前記設定情報と第1ワンタイムパスワードとが符号化されたデータであり、
    前記復号部は、さらに、前記第2音データを復号することにより前記設定情報と前記第1ワンタイムパスワードとを取得し、第2ワンタイムパスワードを生成し、
    前記設定制御部は、前記第1ワンタイムパスワードと前記第2ワンタイムパスワードとが一致した場合に、前記設定情報を用いて前記電子機器の設定を変更する請求項16記載の電子機器。
  18. 電子機器であって、
    オーディオケーブルを介して外部電子機器に接続する接続部と、
    前記オーディオケーブルを介して、前記外部電子機器から第1音データを受信する受信部と、
    前記第1音データを復号することにより、前記外部電子機器の状態を示すステータス情報を取得する復号部と、
    前記ステータス情報を画面に表示する表示制御部と、
    前記外部電子機器に設定すべき設定情報が符号化された第2音データを生成する符号化部と、
    前記オーディオケーブルを介して、前記第2音データを前記外部電子機器に送信する送信部とを具備する電子機器。
  19. 前記符号化部は、さらに、第1ワンタイムパスワードを生成し、前記設定情報と前記第1ワンタイムパスワードとが符号化された前記第2音データを生成する請求項18記載の電子機器。
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