JP2019132112A - マンホール夾雑物除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マンホールポンプ場では、タオルや紙おむつ等の大きな夾雑物が流入することがあり、それらの夾雑物がポンプの羽に絡まり、ポンプが動かなくなることが多々起きる。また、マンホール内には有毒ガス等の発生により、内部での作業は非常に危険を伴い、事故も多く報告されている。本発明は、マンホール内に入ることなくマンホール内に流入する夾雑物を除去することを目的とする。【解決手段】本装置は、既設の副流入管5の内側にあり、流入管4の出口付近に、着脱金物6により着脱可能に設置する。材料は、腐食に耐えうるようステンレス鋼製とする。前面棘状フック8及び背面棘状フック18の先端は、流入してきた夾雑物を、突き刺し、留めるため棘状に加工を施してある。【選択図】図1

Description

本発明は、マンホールポンプ場に流入する夾雑物を除去に関するものである。
従来、マンホールポンプ場ではポンプ自体に多少の異物が混入しても問題ないようにできている。しかし、タオルや紙おむつ等の大きな夾雑物はポンプの羽に絡まってしまい、ポンプを引き上げて分解・除去を行わないと機能しなくなる現状がある。ポンプは、100kg以上あるものも多く引き上げるのには危険が伴い維持管理が大変である。また、マンホール内には有毒ガス等の発生により、内部での作業は非常に危険を伴い、事故も多く報告されている。このような背景から夾雑物除去のための装置が様々提案されている。
特開2016−37721
特許文献1の技術は、製作するに当たり、高価になってしまい、ニーズはあるものの金額から敬遠される部分があった。そして、本装置を設置する箇所の形状が現場ごとに異なり、特に古いポンプ場では大口径の塩ビ管を加工したものが多く、取付が出来ない場合もあった。また、副流入管から流入管の高さも様々であった。さらに、流入量が少ない時や、多すぎる時にも、夾雑物がフックにかからない事もあった。本発明は、このような従来技術が有する問題を解決し、大きな夾雑物のみを捕捉し、流入の妨げにならないものであること。また、マンホール内に入らずに簡単に設置、引き上げができる装置を提供することを目的とする。
下水道マンホールポンプ場内において、ポンプを閉塞させる要因となる、夾雑物を捕捉する装置であって、汚水流入管の出口と副流入管とに挟まれる空間に設置し、また取外しが容易にでき、両端に切り欠きを有し副流入管に係合する副流入管取付アタッチメント、棘状フック、スプリングを有し、前記アタッチメントと棘状フックを接合する棘状上部部品で構成されており、特許文献1では、前面のみで夾雑物の取り逃しが多かったが、前記棘状フックを前面かつ背面に有し、流入管から流入した夾雑物を、流入管下方で捕捉する。特許文献1では、壁面からの距離が大きくあったため、流量が少ないときには、壁面を伝って捕捉出来ない事が多かったため、マンホール壁面から前面フックまでの距離を5mm以内とすることで、壁面を伝って流れ落ちる夾雑物を捕捉する。
副流入管に吊り下げチェーンを介して着脱可能とする。流入する夾雑物を捕捉する構造を有する。マンホールの深さ等に応じ、縫い合わせる位置で、長さ調節が可能である。部品の組み合わせを変更することにより、多様な形状の副流入管へ取付可能にする。前出技術では、装置を引き上げてみないと夾雑物を補足しているかどうかの判断ができなかったが、本発明では、夾雑物を一定量捕捉することで、装置上部のボールが外れることで、装置の引き上げる時期を一目で判断できる構造を有する。
本発明は、マンホールポンプ場で使用できる。
本発明は、マンホール内に入らずに作業ができるため、作業時間を大幅に短縮できるものである。
本発明は、既設の多様な形状の副流入管での、マンホールポンプ場に取り付けができるため、夾雑物によりポンプの故障の多いマンホールポンプ場での効果が大いに期待できる。
本発明は、前面フックと背面フックからなり、従来の全面のみの構造では、流量の少ないときや、流量の多いときに夾雑物を捕捉出来ないことがあったが、本発明は、前面フックが流量の少ないとき、流量の多いときは背面フックが夾雑物を捕捉する事で従来のものよりも大幅に夾雑物を捕捉するものである。この装置は、部品の組み合わせにより様々な形の副流入管へ取付可能な装置である。
さらに、溶接箇所及び、部品を減らしたことで、従来のものよりも安価に製作できるようになった装置である。
マンホール内の概要図である 図1のA−A’断面図である。 装置を流入副管へ取り付けた状態の側面図である。 装置を流入副管へ取り付けた状態の平面図である。 棘状部部品平面図である。 棘状部部品側面図である。 棘状上部部品平面図である。 副流入管取付アタッチメント平面図である。 装置を組上げた状態の構造を示す平面図である。 装置を組上げた状態の構造を示す側面図である。
本発明を実施するための形態
この装置は、副流入管取付アタッチメント、前面棘状フック、背面棘状フック、棘状上部部品、チェーン等とで構成されている。
つぎに、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はマンホール内の概要図である。下水道マンホールポンプ場において、流入管4よりマンホール本体1に流入し副流入管5下部より流入し、ポンプ2により、吐出管3と通じマンホール外へ吐き出される。
本発明の装置は、図1、2で示すように、既設の副流入管5の内側にあり、流入管4の出口付近に、着脱可能に設置する。材料は、腐食に耐えうるようステンレス鋼製とする。吊り下げ位置は、流入管の口径、マンホールの大きさ等により変わるため、9と14を、ボルトで縫い合わせる際に穴の位置、の組み合わせで高さ調節を可能とする。これにより使用材料を軽減するとともに、溶接箇所も減らすことによって、コストダウンを実現した。棘状フック8の先端は、流入してきた夾雑物を、突き刺し、留めるため棘状に加工を施してある。
図3、4は装置を流入副管へ取り付けた状態の側面図および平面図である。着脱金物15は、副流入管5に取り付けやすいように入り口が広く加工してある。
図5、6は夾雑物を、刺して捕捉する、棘状部品の正面図及び側面図である。棘状部品ボルト穴9、棘状フック8、副棘状フック12で構成されている。前面棘状フック、背面棘状フック、と両面にフックを設置することにより、流量の少ないときには前面フックが夾雑物を捕捉し、流量の多いときは背面フックが夾雑物を捕捉する。また、棒状であるため、変形防止のため、振れ止め棒11を下部に取り付けている。棘状部品ボルト穴9は棘状部品取付穴14とボルトでせつごう構造である。
図7は棘状上部部品である。着脱金物取付穴13と棘状部品取付穴14とで構成されている。棘状部品取付穴は、複数の穴を開けることにより高さ調節を可能とする。棘状部品取付穴を延長することにより、幅広い取付高さに対応することが出来る構造である。また、ボール21は夾雑物を一定量捕捉すると、スプリングが伸びる事により、外れる構造である。
図8は、副流入管取付アタッチメント24である。取付切り欠き10は、両端に有し、取り付ける副流入管の形状により前記切り欠き位置を変更する事で、どんな形状の副流入管にも取付可能にする。棘状上部部品取付穴17と着脱金物取付穴13をボルトで接合する構造である。
図9、10は装置の構造を示す正面図および側面図である。16はチェーンを取り付け、装置を上げ下げする際に使用する。棘状フック8は、流入副管へなめらかに挿入するために、釣り針のような構造をしている。フック下部には、フックの間を擦りぬける夾雑物を捕捉するために、U次型に加工した副棘状フック12が取り付けられている。流量の少ないときには流入管近くの低い位置の棘状部に、流量の多いときは高い位置に取り付けた棘状部で捕捉する。高さの違いも棘状部品ボルト穴9の縫い合わせ位置により調整可能である。
1 マンホール本体 2 ポンプ 3 吐出管
4 流入管 5 副流入管 6 棘状部品
7 棘状上部部品 8 前面棘状フック 9 棘状部品ボルト穴
10 取付切り欠き 11 振れ止め棒 12 前面副棘状フック
13 着脱金物取付穴 14 棘状部品取付穴 15 着脱金物
16 チェーン取付穴 17 棘状上部部品取付穴 18 背面棘状フック
19 背面副棘状フック 20 マンホール夾雑物除去装置 21 ボール
22 スプリング 23 動作棒
24 副流入管取付アタッチメント

Claims (7)

  1. 下水道マンホールポンプ場内において、ポンプを閉塞させる要因となる、夾雑物を捕捉する装置であって、汚水流入管の出口と副流入管とに挟まれる空間に設置し、また取外しが容易にでき、両端に切り欠きを有し副流入管に係合する副流入管取付アタッチメント、棘状フック、スプリングを有し前記アタッチメントと棘状フックを接合する棘状上部部品とで構成されており、前記棘状フックを前面かつ背面に有し、流入管から流入した夾雑物を、流入管下方で捕捉する事を特徴とするマンホール夾雑物除去装置
  2. マンホール壁面から前面フックまでの距離が5mm以内とすることで、壁面を伝って流れ落ちる夾雑物を捕捉することを特徴とする、請求項1のマンホール夾雑物除去装置
  3. 副流入管に吊り下げチェーンを介して着脱可能とすることを特徴とする請求項1のマンホール夾雑物除去装置
  4. 流入する夾雑物を捕捉する構造を有すること、を特徴とする請求項1のマンホール夾雑物除去装置
  5. マンホールの深さ等に応じ、縫い合わせる位置で、長さ調節が可能である、を特徴とする請求項1のマンホール夾雑物除去装置
  6. 部品の組合わせを変更することにより、多様な形状の副流入管へ取付可能にすることを特徴とする請求項1のマンホール夾雑物除去装置
  7. 夾雑物を一定量捕捉すると、装置上部のボールが動作棒から外れることで、装置の引き上げる時期を一目で判断できる構造を有すること、を特徴とする請求項1のマンホール夾雑物除去装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110819796A (zh) * 2019-11-18 2020-02-21 金川集团股份有限公司 一种萃取箱用旋转格栅装置

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