JP2019131983A - Sliding window - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、引き違い窓に関し、更に詳しくは、召し合わせ部において気密性を有する引き違い窓に関する。 The present invention relates to a sliding window, and more particularly, to a sliding window having airtightness at a summing unit.
従来、引き違い窓が用いられている(例えば特許文献1参照)。この引き違い窓にあっては、サッシ窓の召し合わせ部に位置する框に、クレセント及びクレセント受けがそれぞれ設けられている。 Conventionally, a sliding window has been used (see, for example, Patent Document 1). In this sliding window, a crescent and a crescent receptacle are respectively provided on the ridge located at the summing portion of the sash window.
また、上記のような引き違い窓にあっては、いわゆるクレセント及びクレセント受けにより施錠されると、両方のサッシ窓が互いに引き寄せられる。これにより、引き違い窓における気密性の確保がなされていた。 In the sliding window as described above, both sash windows are pulled toward each other when locked by a so-called crescent and a crescent receiver. Thereby, the airtightness in the sliding window has been ensured.
クレセント及びクレセント受けは、それぞれ召し合わせ部に位置する框に設けられているため、クレセント及びクレセント受けが目立って、窓越しの景観が低下しやすいものであった。そこで、召し合わせ部に位置する框に設けられなくてもよい施錠装置を設けることが考えられている。この場合、引き違い窓の施錠はなされるものの、気密性の確保がなされにくい、という問題があった。 Since the crescent and the crescent receptacle are provided in the tub located in the summoning section, respectively, the crescent and the crescent receptacle are conspicuous, and the scenery through the window tends to be lowered. Therefore, it is considered to provide a locking device that does not have to be provided on the bag located in the summoning unit. In this case, although the sliding window is locked, there is a problem that it is difficult to ensure airtightness.
本開示は、クレセントによらずとも、気密性の確保がしやすい引き違い窓を提供することを目的とする。 An object of this indication is to provide the sliding window which is easy to ensure airtightness irrespective of a crescent.
本開示に係る一形態の引き違い窓は、一対の障子及び窓枠を備える。前記障子は、本体板部及び前記本体板部の周縁部を保持する保持框を有する。前記窓枠は、前記一対の前記障子の前記本体板部の板面に沿う移動方向に前記一対の前記障子を移動可能に保持する。前記窓枠は、前記一対の前記障子の召し合わせ部に対応する位置に、凸部を有する。前記凸部は、前記召し合わせ部に向けて突出し、一方の前記障子の前記保持框を押す。 One form of sliding window according to the present disclosure includes a pair of shojis and a window frame. The shoji has a main body plate portion and a holding hook for holding a peripheral portion of the main body plate portion. The window frame movably holds the pair of shojis in a moving direction along a plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis. The window frame has a convex portion at a position corresponding to a summing portion of the pair of shojis. The convex portion protrudes toward the summing portion and pushes the holding hook of one of the shoji screens.
本開示に係る他の形態の引き違い窓は、一対の障子及び窓枠を備える。前記障子は、本体板部及び前記本体板部の周縁部を保持する保持框を有する。前記窓枠は、前記一対の前記障子の前記本体板部の板面に沿う移動方向に前記一対の前記障子を移動可能に保持する。一方の前記障子の前記保持框は、他方の前記障子との召し合わせ部に、凸部を有する。前記凸部は、前記他方の前記障子の前記召し合わせ部に向けて突出し、他方の前記障子の前記保持框に接触するか又は前記保持框に近接する。 Another type of sliding window according to the present disclosure includes a pair of shojis and a window frame. The shoji has a main body plate portion and a holding hook for holding a peripheral portion of the main body plate portion. The window frame movably holds the pair of shojis in a moving direction along a plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis. The holding rod of one of the shojis has a convex portion at the summing portion with the other shoji. The convex portion protrudes toward the summing portion of the other shoji and comes into contact with or close to the holding rod of the other shoji.
本開示に係る更に他の形態の引き違い窓は、一対の障子及び窓枠を備える。前記障子は、本体板部及び前記本体板部の周縁部を保持する保持框を有する。前記窓枠は、前記一対の前記障子の前記本体板部の板面に沿う移動方向に前記一対の前記障子をそれぞれ移動可能にガイドする一対のガイドレールを有する。前記一対の前記ガイドレールは、前記一対の前記障子の召し合わせ部に対応する位置における間隔が、前記召し合わせ部に対応しない位置における間隔よりも短くなるように設けられる。 Still another form of sliding window according to the present disclosure includes a pair of shojis and a window frame. The shoji has a main body plate portion and a holding hook for holding a peripheral portion of the main body plate portion. The window frame has a pair of guide rails for movably guiding the pair of shojis in a moving direction along a plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis. The pair of guide rails are provided such that an interval at a position corresponding to the summing portion of the pair of shojis is shorter than an interval at a position not corresponding to the summing portion.
本開示に係る更に他の形態の引き違い窓は、一対の障子及び窓枠を備える。前記障子は、本体板部及び前記本体板部の周縁部を保持する保持框を有する。前記窓枠は、前記一対の前記障子の前記本体板部の板面に沿う移動方向に前記一対の前記障子を移動可能に保持する。両方の前記障子の前記保持框のうち、前記召し合わせ部に位置するそれぞれの縦框が磁性を有する部材により構成される。 Still another form of sliding window according to the present disclosure includes a pair of shojis and a window frame. The shoji has a main body plate portion and a holding hook for holding a peripheral portion of the main body plate portion. The window frame movably holds the pair of shojis in a moving direction along a plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis. Of the holding rods of both of the shojis, each vertical rod located in the summing portion is made of a magnetic member.
本開示に係る引き違い窓にあっては、気密性の確保がしやすくなる。 In the sliding window according to the present disclosure, it becomes easy to ensure airtightness.
以下、第一実施形態に係る引き違い窓について、図1〜図3に基いて説明する。 Hereinafter, the sliding window according to the first embodiment will be described with reference to FIGS.
引き違い窓2は、図1、図2に示すように、一対の障子3,3及び窓枠4を備える。窓枠4は、建物の壁1に形成された開口10の内端縁に固定される。第一実施形態においては、正面視において矩形をした開口10が壁1に形成され、開口10の上端縁及び下端縁は水平に形成される。ここで、正面とは、建物の壁1の外側の面をいうものとする。また、建物の外側から正面を向く状態での右方及び左方をそれぞれ右方及び左方とする。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
窓枠4は、正面視において矩形の環状をしたいわゆるサッシ枠であり、アルミニウムにより形成される。窓枠4は、障子3よりも建物の内方側に位置する内片41と、障子3よりも建物の外方側に位置する外片42と、内片41と外片42とを連結する連結片43と、を有する。
The
窓枠4は、建物の壁1の開口10の内端縁に沿って、釘11等により固定されるが、固定方法は限定されない。窓枠4としては、従来利用されている様々なものが適宜利用可能であり、特に限定されない。便宜上、図1に示すように、窓枠4の上辺及び下辺に沿う部分をそれぞれ上枠44及び下枠45とし、図2に示すように、左右の辺に沿う部分を縦枠46とする。
Although the
障子3は、図1、図2に示すように、本体板部31及び保持框32を有する。本体板部31は、正面視において矩形のガラス板からなる。本体板部31は、建物の壁1の開口10の上下長さよりも若干短い上下長さを有し、建物の壁1の開口10の左右長さの半分よりも若干短い左右長さを有する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
保持框32は、本体板部31の周縁部を保持する。保持框32は、正面視において矩形の環状をしており、アルミニウムにより形成される。保持框32は、長手方向と直交する断面における形状が例えばC字状をしており、本体板部31の周縁部において、本体板部31の板面の両側を挟んで保持する。便宜上、図1に示すように、保持框32の上辺及び下辺に沿う部分をそれぞれ上框33及び下框34とし、図2に示すように、左右の辺に沿う部分を縦框35とする。
The
第一実施形態においては、図1、図2に示すように、障子3は、上述したガラス板からなる本体板部31及び保持框32を有するガラス障子である。窓枠4は、一対の障子3,3の本体板部31の板面に沿う移動方向20(図2中の矢印参照)に移動可能となるように、一対の障子3,3を保持する。一対の障子3,3としては、同一の障子3が二つ用いられる。一対の障子3,3は、それぞれ、互いに建物の壁1を挟んだ内外方向にずれた位置において、窓枠4の長手方向(すなわち左右方向)に沿って移動可能である。便宜上、建物の外方側に位置する障子3を外障子301とし、建物の内方側に位置する障子3を内障子302とする。
In 1st embodiment, as shown in FIG. 1, FIG. 2, the
窓枠4は、図1に示すように、一対の障子3,3をそれぞれ移動可能にガイドする一対のガイドレール47を有する。第一実施形態においては、ガイドレール47として、上枠44の下面に、左右方向を長手方向として下方に突出する一つの突条からなる上ガイドレール471が形成される。上ガイドレール471は、建物の外方側と内方側に一つずつ、計二つの上ガイドレール471が形成される。建物の外方側に位置する上ガイドレール471が、外障子301をガイドする外上ガイドレール472である。建物の内方側に位置する上ガイドレール471が、内障子302をガイドする内上ガイドレール473である。
As shown in FIG. 1, the
図1、図2に示すように、同様に、ガイドレール47として、下枠45の上面に、左右方向を長手方向として上方に突出する一つの突条からなる下ガイドレール474が形成される。建物の外方側に位置する下ガイドレール474が、外障子301をガイドする外下ガイドレール475である。建物の内方側に位置する下ガイドレール474が、内障子302をガイドする内下ガイドレール476である。
As shown in FIGS. 1 and 2, similarly, as the
障子3は、図1に示すように、ガイドレール47にガイドされる被ガイド部36を有する。第一実施形態においては、被ガイド部36として、上框33の上端部に、左右方向を長手方向として下方に凹没する一つの凹溝からなる上被ガイド部361が形成される。また、被ガイド部36として、下框34の下端部に、左右方向を長手方向として上方に凹没する一つの凹溝からなる下被ガイド部362が形成される。
As shown in FIG. 1, the
障子3の上被ガイド部361に窓枠4の上ガイドレール471が挿入され、かつ、障子3の下被ガイド部362に窓枠4の下ガイドレール474が挿入される。これにより、障子3が、左右方向に移動可能にガイドされた状態で、窓枠4に保持される。図2に示すように、窓枠4に保持された一対の障子3,3は、窓枠4に囲まれた内部に位置する開口(窓枠開口40とする)内で左右に分かれて、窓枠開口40を閉塞する。このとき、一対の障子3,3は、窓枠開口40の左右方向の中央部において、建物の内外方向に重なり、重なった部分が召し合わせ部37を構成する。具体的には、それぞれの障子3,3の縦框35の一方同士が、建物の内外方向に重なって、召し合わせ部37を構成している。
The upper guide rail 471 of the
引き違い窓2は、障子3が窓枠4に対して移動方向20に沿って移動するのを規制する移動規制構造21を有する。移動規制構造21は、障子3と窓枠4の少なくとも一方に設けられる。移動規制構造21として、いわゆるクレセント22が用いられる。
The sliding
移動規制構造21としてクレセント22が用いられる場合、通常は、一方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351にクレセント22が設けられ、他方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351にクレセント受け23が設けられる。第一実施形態においては、それぞれの障子3,3の召し合わせ部37に位置する側と反対側(戸当たり側)の縦框352に、クレセント22とクレセント受け23の一方が設けられる。窓枠4における、クレセント22とクレセント受け23の一方に対応する縦枠46に、クレセント22とクレセント受け23の他方が設けられる。移動規制構造21により、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞した状態で、一対の障子3,3を施錠することができる。
When the
また、クレセント22がクレセント受け23に受けられると、一方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351と、他方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351とが互いに引き寄せられる。これにより、一方の障子3と他方の障子3との間に隙間が形成されないか又は隙間が形成されにくくなる。すなわち、クレセント22及びクレセント受け23は、一方の障子3と他方の障子3との間に形成される隙間をなくすかあるいは隙間を小さくする、隙間軽減構造としても機能する。
Further, when the
召し合わせ部37において、一方の障子3と他方の障子3との間に隙間が形成されると、気密性の確保がなされにくい。すなわち、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞した状態で、一方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351と、他方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351との間に隙間が形成されると、この隙間を介して建物の内外を空気が通流する。特に、第一実施形態においては、クレセント22及びクレセント受け23が召し合わせ部37に設けられておらず、クレセント22及びクレセント受け23が隙間軽減構造として機能しない。このため、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞した状態で、一方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351と、他方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351とが、互いに引き寄せられず、隙間が形成されやすい。
If a gap is formed between the one
第一実施形態においては、図3に示すように、窓枠4は、一対の障子3,3の召し合わせ部37に対応する位置に、凸部48を有する。凸部48は、召し合わせ部37に向けて突出し、一方の障子3の保持框32を押す。具体的には、下枠45の外片42の建物の内方側の面に、建物の内方側に向けて突出する凸部48が形成されている。凸部48は、正面視において矩形状をしている。外片42の一部が切り起こされて、外片42の凸部48となる部分以外の部分よりも建物の内方側に向けて突出する凸部48が形成される。
In the first embodiment, as shown in FIG. 3, the
外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351の建物の外方側の面は、外障子301の下框34の建物の外方側の面よりも、建物の外方側に位置している。
The outer side surface of the
外障子301が窓枠開口40を閉塞する位置にないとき、すなわち、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351が窓枠開口40の中央部に位置しないときには、凸部48は、外障子301の下框34に対向するが接触はしない。
When the
外障子301が窓枠開口40を閉塞する位置にあるとき、すなわち、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351が窓枠開口40の中央部に位置するときには、凸部48は、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351に対向して接触し、この縦框35を建物の内方側に押す。この縦框35が押されると、ガイドレール47と被ガイド部36の遊びの範囲内で外障子301が建物の内方側に移動し、この縦框35が、窓枠開口40を閉塞する位置にある内障子302の召し合わせ部37に位置する縦框351と接触するか又は縦框35に近接する。これにより、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351と、内障子302の召し合わせ部37に位置する縦框351との間に隙間が形成されにくくなる。この結果、外障子301と内障子302との間の隙間を介して建物の内外にかけて空気が通流しにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
When the
凸部48は、弾性を有している。すなわち、建物の内方側に向けて突出する凸部48は、建物の外方側に向けて押されると、突出長さが短くなる。一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する状態における、凸部48が内障子302の縦框35を押す押し代を長めにとると、凸部48が、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351を建物の内方側に確実に押すことが可能となる。
The
また、凸部48が設けられるのは、下枠45の外片42の建物の内方側の面に限定されない。すなわち、凸部48は、上枠44の外片42の建物の内方側の面に、建物の内方側に向けて突出するように形成されてもよい。
Further, the provision of the
また、凸部48は、下枠45の内片41の建物の外方側の面に、建物の外方側に向けて突出するように形成されてもよい。また、凸部48は、上枠44の内片41の建物の外方側の面に、建物の外方側に向けて突出するように形成されてもよい。これらの場合、内障子302が窓枠開口40を閉塞する位置にあるとき、凸部48は、内障子302の召し合わせ部37に位置する縦框351に対向して接触し、この縦框351を建物の外方側に押す。
Moreover, the
上記のように凸部48は、下枠45の外片42の建物の内方側の面、上枠44の外片42の建物の内方側の面、下枠45の内片41の建物の外方側の面及び上枠44の内片41の建物の外方側の面のうちの一面又は任意の組み合わせの二以上の面に、適宜設けられる。
As described above, the
また、凸部48は、ガイドレール47に設けられて、建物の内方側又は外方側に向けて突出し、被ガイド部36の内側面に接触するように形成されてもよい。
Further, the
更に、第一実施形態においては、両方の障子3,3における召し合わせ部37に位置する縦框351,351がそれぞれ、透光性を有する部材により構成されている。透光性を有する縦框351は、無色透明が好ましいが、透明であれば色が付されてもよい。
Furthermore, in the first embodiment, the
両方の障子3,3における保持框32,32のうち、召し合わせ部37に位置する縦框351,351以外の保持框32,32は、透光性を有しない部材により構成されている。
Of the holding
透光性を有する部材としては、例えば旭硝子株式会社、クアーズテック株式会社等で製造されるいわゆる透明セラミック、透明な樹脂等が用いられるが、特に限定されない。 As the member having translucency, so-called transparent ceramics, transparent resins and the like manufactured by Asahi Glass Co., Ltd., Coors Tech Co., Ltd. and the like are used, but are not particularly limited.
召し合わせ部37に位置する縦框351,351がそれぞれ透光性を有する部材により構成されることにより、両方の障子3,3の保持框32,32全体で一つの環状をした枠に見える。これにより、窓枠開口40を通した見通しが向上し、見栄えがよい。
The
次に、第二実施形態に係る引き違い窓2について、図4に基いて説明する。なお、第二実施形態に係る引き違い窓2は、第一実施形態に係る引き違い窓2と大部分において同じである。このため、第一実施形態と重複する説明については、説明を省略する。
Next, the sliding
第一実施形態においては、凸部48は、窓枠4に設けられていた。これに対して、第二実施形態においては、凸部38は、両方の障子3に設けられる。
In the first embodiment, the
一方の障子3の保持框32は、他方の障子3との召し合わせ部37に、凸部38を有する。凸部38は、他方の障子3の召し合わせ部37に向けて突出し、他方の障子3の保持框32に接触する。凸部38は、突出片381と、重なり片382と、を有する鉤状をしている。突出片381は、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351の建物の内方側の面から、建物の内方側に突出する。重なり片382は、突出片381の先端から、戸当たり側に向けて突出する。突出片381及び重なり片382は、縦框351の上下全長にわたって形成される。突出片381及び重なり片382は、縦框351と同じ材質により形成されるが、縦框351と異なる材質により形成されてもよい。
The holding
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にないときには、各障子3,3に形成される凸部38は、左右方向にずれた位置にあり、対向しない。
When the pair of
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときには、互いに、一方の障子3の重なり片382が、他方の障子3の重なり片382と縦框351との間に挿入され、他方の障子3の重なり片382と建物の内外方向に重なる。この状態で、一方の障子3の重なり片382が、他方の障子3の重なり片382と接触する。これにより、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351と、内障子302の召し合わせ部37に位置する縦框351との間に隙間が形成されにくくなる。この結果、外障子301と内障子302との間の隙間を介して建物の内外にかけて空気が通流しにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
When the pair of
なお、凸部38が、他方の障子3の召し合わせ部37に向けて突出し、他方の障子3の保持框32に接触せずに、他方の障子3の保持框32に近接するだけでもよい。この場合の互いの保持框32,32間の距離は、1mm、2mm、3mm、4mm、5mm等、1mm〜3mm又は1mm〜5mmの範囲で適宜決められる。
In addition, the
次に、第三実施形態に係る引き違い窓2について、図5に基いて説明する。なお、第三実施形態に係る引き違い窓2は、第二実施形態に係る引き違い窓2と大部分において同じである。このため、第二実施形態と重複する説明については、説明を省略する。
Next, the sliding
第三実施形態においても、凸部38が、一方の障子3の保持框32から、他方の障子3の召し合わせ部37に向けて突出し、他方の障子3の保持框32に接触するか又は保持框32に近接する点については、第二実施形態と同じである。第二実施形態においては、凸部38は、突出片381と、重なり片382と、を有する鉤状をしているのに対し、第三実施形態においては、凸部38は、第二実施形態における凸部38とは異なる形状をしている。
Also in the third embodiment, the
凸部38の突出長さ383は、戸当たり側へいく程、短くなる。凸部38の突出端面384は、平面状をしており、その法線方向は、本体板部31の法線方向よりも、戸当たり側に傾いている。凸部38は、縦框351の上下全長にわたって形成される。凸部38は、縦框351と同じ材質により形成されるが、縦框351と異なる材質により形成されてもよい。
The
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にないときには、各障子3,3に形成される凸部38は、左右方向にずれた位置にあり、対向しない。
When the pair of
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときには、互いに、一方の障子3の凸部38が、他方の障子3の凸部38と建物の内外方向に重なる。この状態で、一方の障子3の凸部38の突出端面384が、他方の障子3の凸部38の突出端面384と接触する。これにより、外障子301の召し合わせ部37に位置する縦框351と、内障子302の召し合わせ部37に位置する縦框351との間に隙間が形成されにくくなる。この結果、外障子301と内障子302との間の隙間を介して建物の内外にかけて空気が通流しにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
When the pair of
なお、凸部38が、他方の障子3の召し合わせ部37に向けて突出し、他方の障子3の保持框32に接触せずに、他方の障子3の保持框32に近接するだけでもよい。この場合の互いの保持框32,32間の距離は、1mm、2mm、3mm、4mm、5mm等、1mm〜3mm又は1mm〜5mmの範囲で適宜決められる。
In addition, the
次に、第四実施形態に係る引き違い窓2について、図6及び図7に基いて説明する。なお、第四実施形態に係る引き違い窓2は、第一実施形態に係る引き違い窓2と大部分において同じである。このため、第一実施形態と重複する説明については、説明を省略する。
Next, the sliding
第一実施形態においては、窓枠4に凸部48が設けられていた。これに対して、第四実施形態においては、窓枠4が有する一対のガイドレール47に特徴がある。
In the first embodiment, the
一対のガイドレール47、すなわち、外障子301用のガイドレール47と、内障子302用のガイドレール47の間隔は、第一実施形態においては、左右方向の位置にかかわらず一定である。更に説明を加えると、第一実施形態においては、外上ガイドレール472と内上ガイドレール473との間隔は、左右方向の位置にかかわらず一定である。また、外下ガイドレール475と内下ガイドレール476との間隔も、左右方向の位置にかかわらず一定である。
In the first embodiment, the distance between the pair of
これに対して、第四実施形態においては、外障子301用のガイドレール47と、内障子302用のガイドレール47の間隔については、召し合わせ部37に対応する位置における間隔477が、召し合わせ部37に対応しない位置における間隔478よりも短くなるように設けられる。更に説明を加えると、図6に示すように、外下ガイドレール475と内下ガイドレール476との間隔については、召し合わせ部37に対応する位置における間隔が、召し合わせ部37に対応しない位置における間隔よりも短い。また、図示しないが、外上ガイドレール472と内上ガイドレール473との間隔についても、召し合わせ部37に対応する位置における間隔が、召し合わせ部37に対応しない位置における間隔よりも短い。
On the other hand, in the fourth embodiment, with respect to the distance between the
第四実施形態においては、外下ガイドレール475及び外上ガイドレール472は直線状に形成され、内下ガイドレール476及び内上ガイドレール473は湾曲線状に形成されている。
In the fourth embodiment, the outer
なお、外下ガイドレール475及び外上ガイドレール472が湾曲線状に形成され、内下ガイドレール476及び内上ガイドレール473が直線状に形成されてもよい。また、外下ガイドレール475及び外上ガイドレール472、内下ガイドレール476及び内上ガイドレール473のいずれもが湾曲線状に形成されてもよい。
The outer
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にないときには、各障子3,3の召し合わせ部37に位置する縦框351,351は、左右方向にずれた位置にあって対向しない。また、各障子3,3の縦框35,35は、外障子301用のガイドレール47と、内障子302用のガイドレール47の間隔478が長く、互いに接触するおそれもない。
When the pair of
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときには、各障子3,3の召し合わせ部37に位置する縦框351,351は、左右方向に重なる。この状態において、縦框351,351は、外障子301用のガイドレール47と内障子302用のガイドレール47が短い間隔477となる部分に位置する。このため、それぞれの縦框351,351は、互いに接触し、縦框351,351の間に隙間が形成されにくくなる。この結果、外障子301と内障子302との間の隙間を介して建物の内外にかけて空気が通流しにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
When the pair of
また、それぞれの縦框351,351の接触する部分に、樹脂部材353が設けられており、それぞれの縦框351,351が直接接触するのが抑制される。樹脂部材353の材質としては、ポリテトラフルオロエチレン(Poly Tetra Fluoro Ethylene)が好適に用いられるが、特に限定されない。なお、このような樹脂部材353は特に設けられなくてもよい。
Moreover, the
なお、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときに、それぞれの縦框351,351が、互いに接触せずに、近接するだけでもよい。この場合の互いの縦框351,351間の距離は、1mm、2mm、3mm、4mm、5mm等、1mm〜3mm又は1mm〜5mmの範囲で適宜決められる。
In addition, when the pair of
次に、第五実施形態に係る引き違い窓2について、図8に基いて説明する。なお、第五実施形態に係る引き違い窓2は、第三実施形態に係る引き違い窓2と大部分において同じである。このため、第三実施形態と重複する説明については、説明を省略する。
Next, the sliding
第三実施形態においては、保持框32に凸部38が設けられていた。これに対して、第五実施形態においては、保持框32に凸部38が設けられず、代わりに、縦框351が磁性を有する点で、第三実施形態と異なる。
In the third embodiment, the
両方の障子3,3の保持框32のうち、召し合わせ部37に位置するそれぞれの縦框351が、磁性を有する部材により構成される。この磁性を有する縦框351,351により、一方の障子3と他方の障子3との間に形成される隙間をなくすかあるいは隙間を小さくする、隙間軽減構造が構成される。更に第五実施形態においては、それぞれの縦框351は、磁性のみならず、透光性及び磁性を有する部材39により形成されているが、透光性については任意であり、少なくとも磁性を有すればよい。
Of the holding
透光性及び磁性を有する部材39としては、例えば「ナノグラニュラー材料」と呼ばれる、ナノメートルサイズの磁性金属粒子を誘電相中に分散させた金属と絶縁体(誘電体)の2相からなる薄膜材料が用いられるが、特に限定されない。
As the
外障子301の縦框351は、全体が第一の透光性及び磁性を有する部材391により形成されている。内障子302の縦框351のうち、外障子301の縦框351に面する部分に、第二の透光性及び磁性を有する部材392が設けられる。
The
第一の透光性及び磁性を有する部材391は、第二の透光性及び磁性を有する部材392に対向する部分がN極とS極の一方に磁化される。第二の透光性及び磁性を有する部材392は、第一の透光性及び磁性を有する部材391に対向する部分がN極とS極の他方に磁化される。
In the first light-transmitting and
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にないときには、各障子3,3の召し合わせ部37に位置する縦框351,351は、左右方向にずれた位置にあって対向しない。
When the pair of
一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときには、各障子3,3の召し合わせ部37に位置する縦框351,351は、左右方向に重なる。この状態において、一方の縦框351に設けられた第一の透光性及び磁性を有する部材391と、他方の縦框351に設けられた第二の透光性及び磁性を有する部材392とが互いに引き寄せ合う。このため、それぞれの縦框351,351は、互いに接触し、縦框351,351の間に隙間が形成されにくくなる。この結果、外障子301と内障子302との間の隙間を介して建物の内外にかけて空気が通流しにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
When the pair of
なお、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときに、それぞれの縦框351,351が互いに引き寄せ合うものの接触せずに、近接するだけでもよい。この場合の互いの縦框351,351間の距離は、1mm、2mm、3mm、4mm、5mm等、1mm〜3mm又は1mm〜5mmの範囲で適宜決められる。
It should be noted that when the pair of
次に、第一実施形態〜第五実施形態の変形例について説明する。 Next, modified examples of the first to fifth embodiments will be described.
開口10及び窓枠4の正面視における形状は、上述した実施形態においては矩形に形成されるが、特に矩形に限定されない。また、矩形をした開口10及び窓枠4の正面視における上端縁及び下端縁は、上述した実施形態においては水平に形成されるが、特に水平でなくてもよい。開口10及び窓枠4の正面視における大きさは、特に限定されない。
Although the shape in the front view of the
窓枠4は、上述した実施形態においては正面視において環状に形成されているが、環状でなく一部に不連続となる部分が存在してもよい。また、窓枠4は、環状に一体に形成されてもよいし、別体に形成された複数の部材が組み合わされてもよい。
Although the
窓枠4は、上述した実施形態においては、アルミニウムにより形成されるが、材質は、アルミニウム以外の金属、樹脂又は木質材等、特に限定されない。
Although the
本体板部31は、上述した実施形態においてはガラス板からなるが、本体板部31の材質は、樹脂、金属又は木質材等、特に限定されない。本体板部31は、透明でなくてもよい。
The main
保持框32の正面視における形状は、上述した実施形態においては矩形に形成されるが、特に矩形に限定されず、建物の壁1に形成される開口10に応じた形状に形成されればよい。また、保持框32の長手方向と直交する断面における形状は、C字状でなくてもよく、本体板部31の周縁部において、本体板部31の板面の両側を挟んで保持可能であればよい。保持框32は、上述した実施形態においては正面視において環状に形成されているが、環状でなく一部に不連続となる部分が存在してもよい。また、保持框32は、環状に一体に形成されてもよいし、別体に形成された複数の部材が組み合わされてもよい。
The shape of the holding
保持框32は、上述した実施形態においては、アルミニウムにより形成されるが、保持框32の材質は、アルミニウム以外の金属、樹脂又は木質材等、特に限定されない。
In the embodiment described above, the holding
上述した実施形態においては、一対の障子3,3は同一の障子であったが、一対の障子3,3が必ずしも同一の障子でなくてもよい。
In the embodiment described above, the pair of
ガイドレール47は、第一実施形態においては、一つの障子3につき一つの突条からなるが、特にこのような形態に限定されない。例えば、ガイドレール47が、障子3を建物の内方側及び外方側から挟む二つの突条により構成されてもよい。この場合、障子3の被ガイド部36としては、特別な構成を要しない。
In the first embodiment, the
移動規制構造21としてのクレセント22及びクレセント受け23が設けられる場所は、特に限定されない。通常の場合のように、一方の障子3にクレセント22が設けられ、他方の障子3にクレセント受け23が設けられてもよい。また、移動規制構造21として、クレセント22以外に、例えば電気錠が用いられてもよく、移動規制構造21は特に限定されない。また、移動規制構造21は、任意の構成であり、設けられなくてもよい。
The place where the
第一実施形態〜第四実施形態において、一方の障子3の縦框351に、透光性を有する部材により構成されるクレセント22が設けられ、他方の障子3の縦框351に、透光性を有する部材により構成されるクレセント受け23が設けられてもよい。透光性を有する部材としては、いわゆる透明セラミック、透明な樹脂等が用いられるが、特に限定されない。この場合、透光性を有するクレセント22及びクレセント受け23が、一方の障子3と他方の障子3との間に形成される隙間をなくすかあるいは隙間を小さくする隙間軽減構造を構成する。
In 1st embodiment-4th embodiment, the
窓枠4に設けられる凸部48の正面視における形状、大きさは、特に限定されない。第一実施形態においては、凸部48は外片42の一部が切り起こされて形成されていたが、外片42とは別体の凸部48が外片42に固定されてもよく、また、凸部48の材質も限定されない。
The shape and size of the
第一実施形態において、凸部48は弾性を有していたが、凸部48が弾性を有しなくてもよい。
In the first embodiment, the
上述した実施形態においては、両方の障子3,3における召し合わせ部37,37に位置する縦框351,351がそれぞれ、透光性を有する部材により構成されていた。また、縦框351,351のみならず、保持框32,32全体が透光性を有する部材により構成されてもよい。また、保持框32,32全体が透光性を有しない部材により構成されてもよい。
In the above-described embodiment, the
第五実施形態において、外障子301の縦框351は、全体が第一の透光性及び磁性を有する部材391により形成されていたが、一部に透光性及び磁性を有する部材39が設けられてもよい。また、内障子302の縦框351は、全体が透光性及び磁性を有する部材39により形成されてもよい。
In the fifth embodiment, the
以上、述べた第一実施形態〜第五実施形態及びその変形例から明らかなように、第1の態様の引き違い窓2は、一対の障子3,3及び窓枠4を備える。障子3は、本体板部31及び本体板部31の周縁部を保持する保持框32を有する。窓枠4は、一対の障子3,3の本体板部31の板面に沿う移動方向20に一対の障子3,3を移動可能に保持する。窓枠4は、一対の障子3,3の召し合わせ部37に対応する位置に、凸部48を有する。凸部48は、召し合わせ部37に向けて突出し、一方の障子3の保持框32を押す。
As described above, as apparent from the first to fifth embodiments described above and the modifications thereof, the sliding
第1の態様によれば、一方の障子3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるとき、凸部48は、一方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351に対向して接触し、この縦框351を押す。この縦框351が押されると、一方の障子3が移動し、この縦框351が、他方の障子3の召し合わせ部37に位置する縦框351と接触するか又は縦框351に近接する。この結果、一対の障子3,3のそれぞれの縦框351,351間に隙間が形成されにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
According to the first aspect, when one of the
第2の態様の引き違い窓2は、一対の障子3,3及び窓枠4を備える。障子3は、本体板部31及び本体板部31の周縁部を保持する保持框32を有する。窓枠4は、一対の障子3,3の本体板部31の板面に沿う移動方向20に一対の障子3,3を移動可能に保持する。一方の障子3の保持框32は、他方の障子3との召し合わせ部37に、凸部38を有する。凸部38は、他方の障子3の召し合わせ部37に向けて突出し、他方の障子3の保持框32に接触するか又は保持框32に近接する。
The sliding
第2の態様によれば、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときには、一対の障子3,3の縦框351,351が有する凸部38,38が互いに接触するか又は近接する。この結果、一対の障子3,3のそれぞれの縦框351,351間に隙間が形成されにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
According to the second aspect, when the pair of
第3の態様の引き違い窓2は、一対の障子3,3及び窓枠4を備える。障子3は、本体板部31及び本体板部31の周縁部を保持する保持框32を有する。窓枠4は、一対の障子3,3の本体板部31の板面に沿う移動方向20に一対の障子3,3をそれぞれ移動可能にガイドする一対のガイドレール47を有する。一対のガイドレール47は、一対の障子3,3の召し合わせ部37に対応する位置における間隔が、召し合わせ部37に対応しない位置における間隔よりも短くなるように設けられる。
The sliding
第3の態様によれば、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときには、一対の障子3,3の縦框351,351が互いに接触するか又は近接する。この結果、一対の障子3,3のそれぞれの縦框351,351間に隙間が形成されにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
According to the third aspect, when the pair of
第4の態様の引き違い窓2は、一対の障子3,3及び窓枠4を備える。障子3は、本体板部31及び本体板部31の周縁部を保持する保持框32を有する。窓枠4は、一対の障子3,3の本体板部31の板面に沿う移動方向20に一対の障子3,3を移動可能に保持する。両方の障子3,3の保持框32のうち、召し合わせ部37に位置するそれぞれの縦框351が、磁性を有する部材により構成される。
The sliding
第4の態様によれば、一対の障子3,3が窓枠開口40を閉塞する位置にあるときには、一対の障子3,3の縦框351,351が互いに接触するか又は近接する。この結果、一対の障子3,3のそれぞれの縦框351,351間に隙間が形成されにくくなり、建物における気密性の確保がしやすくなる。
According to the fourth aspect, when the pair of
第5の態様では、第1〜4のいずれかの態様との組み合わせにより実現される。第5の態様では、障子3と窓枠4の少なくとも一方に、障子3が窓枠4に対して移動方向20に沿って移動するのを規制する移動規制構造21を有する。
The fifth aspect is realized by a combination with any one of the first to fourth aspects. In the fifth aspect, at least one of the
第5の態様によれば、障子3の窓枠4に対する移動を規制することができる。
According to the 5th aspect, the movement with respect to the
第6の態様では、第1〜5のいずれかの態様との組み合わせにより実現される。第6の態様では、障子3の保持框32のうち、召し合わせ部37に位置する縦框351が透光性を有する部材により構成されている。
The sixth aspect is realized by a combination with any one of the first to fifth aspects. In the sixth aspect, out of the holding
第6の態様によれば、窓枠開口40を通した見通しが向上し、見栄えがよい。 According to the sixth aspect, the view through the window frame opening 40 is improved, and the appearance is good.
2 引き違い窓
20 移動方向
21 移動規制構造
3 障子
31 本体板部
32 保持框
351 縦框
37 召し合わせ部
38 凸部
39 透光性及び磁性を有する部材
4 窓枠
47 ガイドレール
48 凸部
40 窓枠開口
2 sliding
Claims (6)
前記窓枠は、前記一対の前記障子の召し合わせ部に対応する位置に、前記召し合わせ部に向けて突出し、一方の前記障子の前記保持框を押す凸部を有する
ことを特徴とする引き違い窓。 A pair of shojis having a main body plate portion and a holding rod for holding a peripheral edge of the main body plate portion are provided, and the pair of shojis is moved in a moving direction along the plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis. A sliding window with a window frame to hold it possible,
The window frame has a convex portion that protrudes toward the summing portion at a position corresponding to the summing portion of the pair of shojis and pushes the holding hook of one of the shojis. window.
一方の前記障子の前記保持框は、他方の前記障子との召し合わせ部に、前記他方の前記障子の前記召し合わせ部に向けて突出し、他方の前記障子の前記保持框に接触するか又は前記保持框に近接する凸部を有する
ことを特徴とする引き違い窓。 A pair of shojis having a main body plate portion and a holding rod for holding a peripheral edge of the main body plate portion are provided, and the pair of shojis is moved in a moving direction along the plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis. A sliding window with a window frame to hold it possible,
The holding rod of one of the shojis protrudes toward the summing portion of the other shoji at the summing portion with the other shoji, and contacts the holding rod of the other shoji or A sliding window characterized by having a convex portion close to the holding rod.
前記一対の前記ガイドレールは、前記一対の前記障子の召し合わせ部に対応する位置における間隔が、前記召し合わせ部に対応しない位置における間隔よりも短くなるように設けられる
ことを特徴とする引き違い窓。 A pair of shojis having a main body plate portion and a holding rod for holding a peripheral edge of the main body plate portion, and the pair of shojis in the moving direction along the plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis, respectively. A sliding window comprising a window frame having a pair of guide rails for movably guiding,
The pair of guide rails are provided so that an interval at a position corresponding to the summing portion of the pair of shojis is shorter than an interval at a position not corresponding to the summing portion. window.
両方の前記障子の前記保持框のうち、前記召し合わせ部に位置するそれぞれの縦框が磁性を有する部材により構成される
ことを特徴とする引き違い窓。 A pair of shojis having a main body plate portion and a holding rod for holding a peripheral edge of the main body plate portion are provided, and the pair of shojis is moved in a moving direction along the plate surface of the main body plate portion of the pair of shojis. A sliding window with a window frame to hold it possible,
A sliding window characterized in that, among the holding rods of both of the shojis, each vertical rod located at the summing portion is made of a magnetic member.
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の引き違い窓。 At least one of the shoji and the window frame has a movement restricting structure that restricts the shoji from moving along the moving direction with respect to the window frame. The sliding window according to one item.
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の引き違い窓。 The sliding rod according to any one of claims 1 to 5, wherein a vertical rod located in the summing portion among the holding rods of the shoji is configured by a member having translucency. window.
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