JP2019129493A - 異常判定装置、および、送信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】一方の送信機から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で他方の送信機によって受信されているか否かを判定する。【解決手段】実施形態の異常判定装置は、同一周波数で異なるRF信号を空間に放射する第1の送信機、および、第2の送信機のうちの第1の送信機に対して設けられる。異常判定装置は、第1の伝送線に対して設けられ、第1の送信機本体から第1のアンテナへの方向の電力の一部をピックアップする第1の方向性結合器と、第1の伝送線に対して設けられ、第1のアンテナから第1の送信機本体への方向の電力の一部をピックアップする第2の方向性結合器と、第1の方向性結合器から出力される電力と、第2の方向性結合器から出力される電力と、に基づいて、第2の送信機から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で第1のアンテナによって受信されているか否かを判定する判定部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、異常判定装置、および、送信機に関する。
例えば、テレビジョン電波を送信するときに、互いに近傍に設置され、同一周波数で異なるRF(Radio Frequency)信号を空間に放射する2つの送信機を使用する場合が考えられる。その場合、一方の送信機から放射されたRF信号が所定強度以上で他方の送信機によって受信されてしまうと、他方の送信機の性能が劣化してしまうことがある。
しかしながら、上述の従来技術では、他方の送信機の性能が劣化した場合に、他方の送信機自体の故障等が原因なのか、あるいは、一方の送信機から放射されたRF信号が所定強度以上で他方の送信機によって受信されていることが原因なのか、判別することができなかった。
そこで、本実施形態の課題は、一方の送信機から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で他方の送信機によって受信されているか否かを判定することである。
実施形態の異常判定装置は、同一周波数で異なるRF信号を空間に放射する第1の送信機、および、第2の送信機のうちの前記第1の送信機に対して設けられる。前記第1の送信機は、前記第1の送信機の本体である第1の送信機本体と、RF信号を空間に放射する第1のアンテナと、前記第1の送信機本体と前記第1のアンテナの間に設けられ、電力を伝送する第1の伝送線と、を備える。前記異常判定装置は、前記第1の伝送線に対して設けられ、前記第1の送信機本体から前記第1のアンテナへの方向の電力の一部をピックアップする第1の方向性結合器と、前記第1の伝送線に対して設けられ、前記第1のアンテナから前記第1の送信機本体への方向の電力の一部をピックアップする第2の方向性結合器と、前記第1の方向性結合器から出力される電力と、前記第2の方向性結合器から出力される電力と、に基づいて、前記第2の送信機から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で前記第1のアンテナによって受信されているか否かを判定する判定部と、を備える。
以下、添付の図面を用いて、実施形態の異常判定装置、送信機等について説明する。
(比較例)
理解を助けるために、まず、比較例の送信機について説明する。図3は、比較例の送信機の構成図である。比較例の送信機は、互いに近傍に設置される水平偏波用送信機と垂直偏波用送信機を備える。水平偏波用送信機は、水平偏波用送信機本体と、アンテナと、を備える。水平偏波用送信機本体は、励振器と、PA(Power Amplifier:電力増幅器)と、BPF(Band Pass Filter:バンドパスフィルタ)と、を備える。垂直偏波用送信機は、垂直偏波用送信機本体と、アンテナと、を備える。垂直偏波用送信機本体は、励振器と、PAと、BPFと、を備える。各構成の機能等の詳細については、後述の実施形態で説明する。
理解を助けるために、まず、比較例の送信機について説明する。図3は、比較例の送信機の構成図である。比較例の送信機は、互いに近傍に設置される水平偏波用送信機と垂直偏波用送信機を備える。水平偏波用送信機は、水平偏波用送信機本体と、アンテナと、を備える。水平偏波用送信機本体は、励振器と、PA(Power Amplifier:電力増幅器)と、BPF(Band Pass Filter:バンドパスフィルタ)と、を備える。垂直偏波用送信機は、垂直偏波用送信機本体と、アンテナと、を備える。垂直偏波用送信機本体は、励振器と、PAと、BPFと、を備える。各構成の機能等の詳細については、後述の実施形態で説明する。
この送信機は、例えば、大容量地上デジタル放送用送信機である。この送信機では、テレビジョン電波を送信するときに、水平偏波用送信機と垂直偏波用送信機によって、同一周波数で異なるRF(Radio Frequency)信号を空間に放射する。水平偏波用送信機と垂直偏波用送信機は、アイソレーションを考慮して設置される。ここで、アイソレーションとは、アンテナ間で一方のアンテナから他方のアンテナへの信号の漏洩(回り込んでの入力)の程度を示す量である。アイソレーションは、例えば、一方のアンテナへの入力信号と他方のアンテナへの漏洩信号の電力の比(dB)で示される。つまり、アイソレーションの値が高いほど、信号の漏洩が少ない。以下、アイソレーションの値が高いことを「アイソレーションが良い」、アイソレーションの値が低いことを「アイソレーションが悪い」等と称する場合がある。
そして、水平偏波用送信機と垂直偏波用送信機を設置する際は、アイソレーションが良い状態となるように、水平偏波用送信機のアンテナと垂直偏波用送信機のアンテナの間の位置関係(距離やそれぞれの向き)が考慮される。しかし、例えば、地震、台風等によって、両アンテナ間の位置関係が変化し、アイソレーションが悪くなる場合がある。そうすると、例えば、垂直偏波用送信機から放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機によって受信されてしまうと、水平偏波用送信機の性能(IM(Inter Modulation:相互変調積)性能、RF信号送信性能等)が劣化してしまうことがある。
しかしながら、従来技術では、水平偏波用送信機の性能が劣化した場合に、水平偏波用送信機自体の故障等が原因なのか、あるいは、垂直偏波用送信機から放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機によって受信されている(つまり、アイソレーションが悪くなっている)ことが原因なのか、判別することができなかった。
そこで、以下の実施形態では、一方の送信機(例えば垂直偏波用送信機)から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で他方の送信機(例えば水平偏波用送信機)によって受信されているか否かを判定する。
(実施形態)
次に、実施形態について説明する。図1は、実施形態の異常判定装置3と送信機1000の構成図である。送信機1000は、例えば、大容量地上デジタル放送用送信機であり、互いに近傍に設置される水平偏波用送信機1と垂直偏波用送信機2を備える。本実施形態では、垂直偏波用送信機2から空間に放射されたRF信号が水平偏波用送信機1によって受信される場合を例にとって説明する。
次に、実施形態について説明する。図1は、実施形態の異常判定装置3と送信機1000の構成図である。送信機1000は、例えば、大容量地上デジタル放送用送信機であり、互いに近傍に設置される水平偏波用送信機1と垂直偏波用送信機2を備える。本実施形態では、垂直偏波用送信機2から空間に放射されたRF信号が水平偏波用送信機1によって受信される場合を例にとって説明する。
水平偏波用送信機1(第1の送信機)は、水平偏波用送信機1の本体である水平偏波用送信機本体11(第1の送信機本体)と、RF信号を空間に放射するアンテナ12(第1のアンテナ)と、水平偏波用送信機本体11とアンテナ12の間に設けられ、電力を伝送する伝送線13と、反射メータ14と、を備える。
水平偏波用送信機本体11は、励振器111と、PA112と、BPF113と、を備える。励振器111は、いわゆるエキサイタであり、不図示のプログラム受信架から受信したTS(Transport Stream)信号に基づいてRF信号を作成し、作成したRF信号をPA112に送信する。
PA112は、励振器111から受信したRF信号の電力を増幅する。なお、PA112は、図1では1つしか示していないが、複数であってもよい。PA112が複数の場合、励振器111とPA112の間に分配器が設けられるとともに、PA112とBPF113の間に合成器が設けられる。
BPF113は、PA112から受信したRF信号のうち、所定周波数のみを通過させる。アンテナ12は、BPF113を通過し、伝送線13を経由したRF信号を空間に放射する。反射メータ14に接続された方向性結合器141は、伝送線13に対して設けられ、伝送線13におけるアンテナ12から水平偏波用送信機本体11への方向(以下、「逆方向」(後述の「進行方向」の逆の方向)ともいう。)の電力の一部をピックアップする。反射メータ14は、方向性結合器141によってピックアップされた電力を受信し、その電力の大きさを測定する。
垂直偏波用送信機2(第2の送信機)は、垂直偏波用送信機本体21と、RF信号を空間に放射するアンテナ22と、垂直偏波用送信機本体21とアンテナ22の間に設けられ、電力を伝送する伝送線23と、を備える。垂直偏波用送信機本体21は、励振器211と、PA212と、BPF213と、を備える。励振器211、PA212、BPF213、アンテナ22、伝送線23は、それぞれ、励振器111、PA112、BPF113、アンテナ12、伝送線13と同様であるので、説明を省略する。
異常判定装置3は、水平偏波用送信機1に対して設けられ、可変アッテネータ31、位相器32、合成器33、コンパレータ34、方向性結合器35(第1の方向性結合器)、方向性結合器36(第2の方向性結合器)を備える。
方向性結合器35は、伝送線13に対して設けられ、伝送線13における水平偏波用送信機本体11からアンテナ12への方向(進行方向)の電力の一部をピックアップする。方向性結合器36は、伝送線13に対して設けられ、伝送線13における逆方向の電力の一部をピックアップする。
可変アッテネータ31は、方向性結合器35から出力される電力のレベルを調整する。また、可変アッテネータ31は、レベルの調整量が可変である。位相器32は、可変アッテネータ31から出力される電力の位相を調整する。
合成器33(例えば3dB合成器)は、位相器32から入力された電力のレベルおよび位相と、方向性結合器36から入力された電力のレベルおよび位相と、に応じて、出力線331と出力線332のそれぞれから電力を出力する。なお、アンテナ12とアンテナ22のアイソレーションが良い場合でも、水平偏波用送信機1において、水平偏波用送信機本体11から伝送線13を経由してアンテナ12に送られた電力の一部は反射して伝送線13を経由して水平偏波用送信機本体11に戻る。このことも考慮して、アンテナ12とアンテナ22のアイソレーションが良い場合に、アンテナ12から全反射相当のとき合成器33の出力線332からの電力が最大となるように、可変アッテネータ31と位相器32を調整しておく。
そして、アンテナ12からの反射電力がない通常時、合成器33は方向性結合器35からの出力の分配器として機能するため、出力線331からの電力が一定値となる。そのため、入力線341から入力する基準電圧を、このときの出力線331の出力を検波器343によって検波した電圧に、設定する。このとき、出力線331の電力を基準にして、方向性結合器35から出力される電力のレベルと位相が一定であるとすると、方向性結合器36から出力される電力のレベルが大きくなるほど、出力線331から出力される電力は大きくなり、また、方向性結合器36から出力される電力の位相が変化するほど、出力線331から出力される電力は大きくなる。
出力線331から電力が出力された場合、その電力の大きさに応じた電圧が入力線342を経由してコンパレータ34に入力される。また、コンパレータ34には、所定の基準電圧が入力線341を経由して入力される。
コンパレータ34は、入力線342から入力される電圧が、入力線341から入力される基準電圧よりも大きい場合に、アラームを発報する。アラームが発報されると、所定の出力手段により、ユーザが認識できるような光や音が出力される。なお、アンテナ22から空間に放射されたRF信号が所定強度以上でアンテナ12によって受信されている場合にコンパレータ34が発報するように、所定の基準電圧は設定されている。
このように、合成器33とコンパレータ34の組み合わせによって、方向性結合器35から出力される電力と、方向性結合器36から出力される電力と、に基づいて、垂直偏波用送信機2のアンテナ22から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機1のアンテナ12によって受信されているか否かを判定する判定部の一例を実現することができる。
また、合成器33とコンパレータ34の組み合わせによって、位相器32から出力される電力のレベルおよび位相と、方向性結合器36から出力される電力のレベルおよび位相と、に基づいて、垂直偏波用送信機2のアンテナ22から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機1のアンテナ12によって受信されているか否かを判定する判定部の一例を実現することができる。
次に、異常判定装置3等の動作について説明する。ここで、図2は、実施形態における反射メータ14の振れの大小と異常判定装置3によるアラーム発報の有無の場合分けの説明図である。ここでは、反射メータ14の振れが大きいときとして、水平偏波用送信機1自体の故障等が原因でVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)が劣化したときと、アンテナ間のアイソレーションが悪化したときを例にとる。
まず、通常時、水平偏波用送信機1のVSWRは良好で、かつ、アンテナ間(アンテナ12とアンテナ22)のアイソレーションも良好であるため、反射メータ14の振れは小さく、また、異常判定装置3(コンパレータ34)によるアラームは発報しない。
次に、水平偏波用送信機1自体の故障等によるVSWRの劣化時、水平偏波用送信機本体11から伝送線13を経由してアンテナ12に送られた電力のうち、アンテナ12で反射して伝送線13を経由して水平偏波用送信機本体11に戻る量が増えるので、反射メータ14の振れは大きくなる。しかし、反射した電力の位相は通常時と変わらなく、アンテナ12から全反射相当のとき合成器33の出力線332からの電力が最大となるように調整しているため、コンパレータ34では、入力線342から入力される電圧が、入力線341から入力される基準電圧よりも大きくならないこととなり、アラームを発報しない。
次に、地震、台風等によってアンテナ12とアンテナ22の間の位置関係が変化し、アンテナ間のアイソレーションが悪化したときについて説明する。その場合、垂直偏波用送信機2のアンテナ22から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機1のアンテナ12によって受信されたものとすると、それによってアンテナ12から伝送線13を経由して水平偏波用送信機本体11に送られる電力の量が増えるので、反射メータ14の振れは大きくなる。また、その電力の位相は、水平偏波用送信機1内においてアンテナ12で反射する電力の位相とは異なる(厳密には、異なる可能性が極めて高い)ので、合成器33の出力線331から出力される電力の大きさが大きく増える。したがって、コンパレータ34では、入力線342から入力される電圧が、入力線341から入力される基準電圧よりも大きくなるので、アラームを発報する。
このようにして、実施形態の異常判定装置3によれば、垂直偏波用送信機2のアンテナ22から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機1のアンテナ12によって受信されていることを高精度で判定することができる。
具体的には、異常判定装置3において、合成器33とコンパレータ34の組み合わせによって、方向性結合器35から出力される電力と、方向性結合器36から出力される電力と、に基づいて、垂直偏波用送信機2のアンテナ22から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機1のアンテナ12によって受信されているか否かを高精度で判定することができる。
また、異常判定装置3において、合成器33とコンパレータ34の組み合わせによって、位相器32から出力される電力のレベルおよび位相と、方向性結合器36から出力される電力のレベルおよび位相と、に基づいて、垂直偏波用送信機2のアンテナ22から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機1のアンテナ12によって受信されているか否かを高精度で判定することができる。
また、ユーザは、反射メータ14の振れが大きい場合に、異常判定装置3がアラームを発報しないときは、水平偏波用送信機1自体の故障等によってVSWRが劣化している可能性が高いと認識することができる。また、ユーザは、反射メータ14の振れが大きい場合に、異常判定装置3がアラームを発報したときは、アンテナ間のアイソレーションが悪化している可能性が高いと認識することができる。つまり、ユーザは、その両者を容易に区別することができる。
また、本実施形態によれば、異常判定装置3、水平偏波用送信機1、および、垂直偏波用送信機2を備える送信機1000を実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述の実施形態では、異常判定装置3によって、垂直偏波用送信機2から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で水平偏波用送信機1によって受信されているか否かを判定することとした。しかし、これに限定されず、異常判定装置3によって、水平偏波用送信機1から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で垂直偏波用送信機2によって受信されているか否かを判定するようにしてもよい。
また、本発明の異常判定装置3の適用対象は、テレビジョン電波の送信機に限定されず、互いに近傍に設置され、同一周波数で異なるRF信号を空間に放射する複数の送信機を有する設備全般である。
1…水平偏波用送信機、2…垂直偏波用送信機、3…異常判定装置、11…水平偏波用送信機本体、12…アンテナ、13…伝送線、14…反射メータ、21…垂直偏波用送信機本体、22…アンテナ、23…伝送線、31…可変アッテネータ、32…位相器、33…合成器、34…コンパレータ、35…方向性結合器、36…方向性結合器、111…励振器、112…PA、113…BPF、141…方向性結合器、211…励振器、212…PA、213…BPF、331…出力線、332…出力線、341…入力線、342…入力線、343…検波器、1000…送信機。
Claims (4)
- 同一周波数で異なるRF信号を空間に放射する第1の送信機、および、第2の送信機のうちの前記第1の送信機に対して設けられる異常判定装置であって、
前記第1の送信機は、前記第1の送信機の本体である第1の送信機本体と、RF信号を空間に放射する第1のアンテナと、前記第1の送信機本体と前記第1のアンテナの間に設けられ、電力を伝送する第1の伝送線と、を備え、
前記異常判定装置は、
前記第1の伝送線に対して設けられ、前記第1の送信機本体から前記第1のアンテナへの方向の電力の一部をピックアップする第1の方向性結合器と、
前記第1の伝送線に対して設けられ、前記第1のアンテナから前記第1の送信機本体への方向の電力の一部をピックアップする第2の方向性結合器と、
前記第1の方向性結合器から出力される電力と、前記第2の方向性結合器から出力される電力と、に基づいて、前記第2の送信機から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で前記第1のアンテナによって受信されているか否かを判定する判定部と、を備える異常判定装置。 - 前記第1の方向性結合器と、前記判定部と、の間に設けられ、前記第1の方向性結合器から出力される電力のレベルを調整するアッテネータ、および、前記アッテネータから出力される電力の位相を調整する位相器、をさらに備え、
前記判定部は、前記位相器から出力される電力のレベルおよび位相と、前記第2の方向性結合器から出力される電力のレベルおよび位相と、に基づいて、前記第2の送信機から空間に放射されたRF信号が所定強度以上で前記第1のアンテナによって受信されているか否かを判定する、請求項1に記載の異常判定装置。 - 前記アッテネータは、前記レベルの調整量が可変な可変アッテネータである、請求項2に記載の異常判定装置。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の異常判定装置、前記第1の送信機、および、前記第2の送信機を備える、送信機。
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