JP2019129396A - コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法及びプログラム - Google Patents

コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法及びプログラム Download PDF

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【課題】パーソナライズ化されたコンテンツの配信サービスを可能とするシステムを提供する。【解決手段】第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信の要求を受け付け、第2ユーザへ第2ユーザ用コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムは、第2ユーザの個人情報を取得し、第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツ配信要求情報を取得し、第2ユーザ用のコンテンツを配信し、コンテンツの視聴方法を案内する情報を第2ユーザへ通知する。コンテンツ配信システムは、第2ユーザのクライアント端末から配信要求情報を受け付けたときに、所定のプログラムと、プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータおよび個人情報のうち少なくとも一つを含む複数の素材データを配信し、クライアント端末において実行されたプログラムが素材データを組み合わせて配置した画像を経時的変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法及びプログラムに関する。
企業が顧客に向けて商品の案内を行う場合、顧客ごとにカスタマイズした情報をダイレクトメールで送付する場合がある。また、今日では、インターネットを利用した動画配信サービスやスマートフォン等の普及により、顧客ごとにカスタマイズした情報を動画で案内するサービスが提供されている。例えば、特許文献1には、広告などの動画コンテンツを効果的にユーザに提供するために、その動画コンテンツに対するユーザの視聴の欲求を促進させるための見出し動画ファイルを、ユーザの属性情報等に基づいて、ユーザごとに生成する作成装置について記載がある。
特開2017−60166号公報
しかし、ユーザの属性情報等に基づいて動画ファイルを生成する方式の場合、ユーザ別の動画ファイルを予め用意しておく必要があり、コンテンツを提供するユーザ数が多かったり、コンテンツ配信までの期間が十分ではなかったりする場合、動画ファイルの生成に要する処理や時間、生成した動画ファイルを格納するストレージの調達やコスト等が問題となる可能性がある。
そこでこの発明は、上述した解題を解決するコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一の態様によれば、コンテンツ配信システムは、第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムであって、前記第2ユーザの個人情報を取得するユーザ情報取得部と、前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信を要求する配信要求情報を取得する要求情報取得部と、前記コンテンツの視聴方法を案内する情報を前記第2ユーザへ通知する案内部と、前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信する配信部と、を備え、前記配信部は、前記第2ユーザのクライアント端末から前記コンテンツに対する配信要求情報を受け付けたときに、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータおよび前記個人情報のうち少なくとも一つを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的な変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、前記プログラムは、前記素材データの表示位置を変化させることによって、前記経時的変化に合わせた画像の生成および配信を行う。
本発明の一の態様によれば、前記案内部は、前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信要求ごとに設定された案件情報と前記第2ユーザごとに設定されたトークン情報とを含むURL情報を通知する。
本発明の一の態様によれば、コンテンツ配信システムは、前記案内部による通知に代えて、前記第2ユーザが、前記第1ユーザが提供するWeb上のサービスに対して前記個人情報を入力すると、前記配信部は、入力された前記個人情報を取得し、前記個人情報を含む前記コンテンツの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、前記コンテンツ配信システムは、前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信状況を記録する実績記録部と、実績記録部が記録した前記コンテンツの配信状況に基づく統計情報を生成する統計情報生成部と、前記統計情報を前記第1ユーザに提供する統計情報提供部と、をさらに備える。
本発明の一の態様によれば、前記配信部は、前記第2ユーザの個人情報に含まれる住所情報と、他のシステムから取得した広域災害の情報とに基づいて、前記住所情報が、前記広域災害の影響がある地域に含まれる前記第2ユーザへ、前記広域災害に関する前記コンテンツの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、前記配信部は、前記第2ユーザの個人情報に含まれる商品の購買履歴情報と、他のシステムから取得した前記購買履歴情報に基づく前記第2ユーザへ推奨する商品の情報とに基づいて、前記第2ユーザへ、前記推奨する商品に関する静止画像およびテキストデータを含む複数の素材データの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、コンテンツ配信方法は、第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムが、前記第2ユーザの個人情報を取得するステップと、前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信を要求する配信要求情報を取得するステップと、前記コンテンツの視聴方法を案内する情報を前記第2ユーザへ通知するステップと、前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信するステップと、を有し、前記配信するステップでは、前記第2ユーザのクライアント端末から前記コンテンツに対する配信要求情報を受け付けたときに、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータおよび前記個人情報のうち少なくとも一つを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、プログラムは、第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムのコンピュータを、前記第2ユーザの個人情報を取得する手段、前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信を要求する配信要求情報を取得する手段、前記コンテンツの視聴方法を案内する情報を前記第2ユーザへ通知する手段、前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信する手段、として機能させ、前記配信する手段は、前記第2ユーザのクライアント端末から前記コンテンツに対する配信要求情報を受け付けたときに、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータおよび前記個人情報のうち少なくとも一つを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う。
本発明によれば、事前に個人ごとの動画ファイルを用意することなくパーソナライズされたコンテンツを配信することができる。
本発明の各実施形態によるコンテンツ配信システムの構成図である。 本発明の第一実施形態による管理データおよびURL情報の一例を示す図である。 本発明の第一実施形態によるコンテンツ配信処理を説明する第1の図である。 本発明の第一実施形態によるコンテンツ配信処理を説明する第2の図である。 本発明の第一実施形態による統計データの一例を示す図である。 本発明の第一実施形態によるコンテンツ配信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態によるコンテンツ配信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の各実施形態によるコンテンツ配信システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
<第一実施形態>
以下、本発明の実施形態によるコンテンツ配信システムを図1〜図6を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態によるコンテンツ配信システムの構成図である。
コンテンツ配信システム1は、ユーザ企業の顧客(エンドユーザ)一人一人に対してパーソナライズされた動きのある情報を提供するシステムである。
図1に示す通り、コンテンツ配信システム1は、ユーザ企業システム10と、コンテンツ配信装置20と、エンドユーザ端末装置30A、30Bとを含んで構成される。ユーザ企業システム10と、コンテンツ配信装置20とはインターネット等のネットワークを介して通信可能に接続されている。ユーザ企業システム10とエンドユーザ端末装置30との間、および、コンテンツ配信装置20とエンドユーザ端末装置30との間は、無線通信回線やインターネット等のネットワークを介して通信可能に接続されている。
エンドユーザ端末装置30A、30Bは、例えばPC(personal computer)やタブレット装置等のモバイル端末装置である。エンドユーザ端末装置30A、30Bを総称してEU端末装置30と記載する。エンドユーザは、EU端末装置30を用いて、コンテンツ配信装置20が配信したコンテンツの視聴を行う。コンテンツ配信システム1は、動きのある情報を、動画ファイルを再生することによってではなく、EU端末装置30で動作するWebブラウザに対して、HTML(HyperText Markup Language)、Javascript(登録商標)、CSS等の技術を用いて静止画像、テキストデータや動画データを展開することによってコンテンツの配信を行う。
ユーザ企業システム10は、コンテンツの配信依頼を行うユーザ企業のシステムである。ユーザ企業システム10は、1台または複数台のサーバ端末装置などのコンピュータで構成される。ユーザ企業は、例えば、生命保険や自動車保険などの保険会社、銀行などの金融機関、病院などの医療機関、住宅販売会社など、個人の事情に応じた商品、サービスを提供する企業である。ユーザ企業システム10は、自社の顧客(エンドユーザ)に商品の案内情報を提供するためのWebページや、その商品の見積もりシステムを含む。
コンテンツ配信装置20は、ユーザ企業の依頼に基づいて、エンドユーザの一人一人へ、各エンドユーザ向けにカスタマイズされた商品等の案内情報(コンテンツ)を提供する。コンテンツ配信装置20は、受信サーバ201と、管理サーバ202と、案内サーバ203と、配信サーバ204と、配信制御サーバ205と、統計情報サーバ206と、メインDB(データベース)207と、統計情報DB208と、音声データ生成サーバ209と、多言語データ生成サーバ210とを備える。受信サーバ201、管理サーバ202、案内サーバ203、配信サーバ204、配信制御サーバ205、統計情報サーバ206、音声データ生成サーバ209、多言語データ生成サーバ210のそれぞれは1台毎のサーバ端末装置で構成されていてもよい。メインDB207、統計情報DB208は、それぞれ独立した記憶装置であってもよい。また、受信サーバ201等の機能は、図示するようにそれぞれが別々の装置に実装されていてもよいし、全てが1台のサーバ端末装置に集約して実装されていてもよい。あるいは、受信サーバ201等の機能のそれぞれは複数台のサーバ端末装置に分散して実装されていてもよい。同様にメインDB207および統計情報DB208が1台の記憶装置に集約されて実装されていてもよいし、複数の記憶装置に分散して実装されていてもよい。
受信サーバ201は、ユーザ企業システム10からコンテンツの配信に必要な情報を受信する。コンテンツの配信に必要な情報とは、エンドユーザの個人情報、コンテンツの内容、コンテンツの配信期間などの情報である。
管理サーバ202は、受信サーバ201が受信した情報をメインDB207に登録する。また、管理サーバ202は、案件ごとのユニークキーと、エンドユーザごとのユニークキーを発行し、これらのユニークキーをメインDB207に登録する。また、管理サーバ202は、コンテンツの配信期間に合わせて、コンテンツの配信を案内する案内情報の通知タイミング(日時)をメインDB207に登録する。
ここで、メインDB207が記憶する情報について図2を参照して説明する。
図2は、本発明の第一実施形態による管理データおよびURL情報の一例を示す図である。図2(a)に管理データの一例を示す。
メインDB207は、企業情報と、案件情報と、配信情報と、個人情報とを記憶する。(1)企業情報には、ユーザ企業の名称やIDが含まれる。また、企業情報には、企業単位でコンテンツの配信を一時的に停止するか否かを示すフラグ情報が含まれる。
(2)案件情報には、ユーザ企業の商品やサービスをエンドユーザに案内する業務の名称やID、サブディレクトリ情報が含まれる。サブディレクトリ情報とは、案件情報ごとのユニークキーである。サブディレクトリ情報は、例えば4桁の乱数である。管理サーバ202は、案件情報ごとに4桁の乱数を発生させる。サブディレクトリ情報は、コンテンツのリソースファイルの配置位置を示し、コンテンツのアクセス先となるURL情報の一部を構成する。また、案件情報には、案件単位でコンテンツの配信を一時的に停止するか否かを示すフラグ情報が含まれる。
(3)配信情報は、コンテンツの配信期間、メール配信(案内情報)の有無、案内情報の内容、コンテンツの一部として配信する音声データの内容を示すテキストデータを含む。(4)個人情報は、エンドユーザの氏名、メールアドレス、電話番号、契約情報、トークン情報を含む。トークン情報とは、エンドユーザごとのユニークキーである。トークン情報は、例えば10桁の乱数である。管理サーバ202は、案件ごとエンドユーザごとに10桁の乱数を発生させる。トークン情報は、コンテンツのアクセス先を示し、コンテンツのURL情報の一部を構成する。
案内サーバ203は、コンテンツの視聴方法を案内する情報をエンドユーザへ電子メールやSMS(short message service)などの手段で通知する。コンテンツの視聴方法を案内する情報には、コンテンツのアクセス先であるURL(Uniform Resource Locator)が含まれる。図2(b)にエンドユーザへ通知する情報に含まれるURL情報の一例を示す。図示するようにURL情報にはドメイン情報と、4桁のサブディレクトリ情報と、10桁のトークン情報とが含まれる。コンテンツ配信装置20は、エンドユーザの個人情報を含んだコンテンツを配信するが、このようなURLの構成とすることにより、URLは、案件およびエンドユーザごとに固有のURLとなるため他人から推定される確率が低くなりセキュリティが向上する。
エンドユーザへ案内する手段は電子メール等の電子配信だけではなく、郵便等を利用した封書や隠蔽はがき等の通知状にURL情報をバーコード化して印刷したものを送付してもよい。その場合、案内サーバ203は、通知状に印刷するバーコードや案内情報を生成し、案内サーバ203に接続されたプリンタを用いて隠蔽はがき等にバーコードや案内情報を印刷する。
案内サーバ203では、常駐プログラムがメインDB207を参照して、案内情報を通知する対象となるコンテンツの有無を確認する。例えば、メインDB207に案内情報の配信タイミングが2つ登録されていれば、案内サーバ203は、この2つのタイミングで案内情報を送信する。エンドユーザは、EU端末装置30を用いて電子メールやSMSで送信されたURL情報にアクセスすると、コンテンツを視聴することができる。
配信制御サーバ205は、EU端末装置30からコンテンツの配信要求を取得すると、コンテンツの配信要求の正誤判定を行う。また、配信制御サーバ205は、エンドユーザにコンテンツと共に提供する音声データを取得する。
配信制御サーバ205は、(1)まず、トークン情報が正しいかどうかを判定する。例えば、配信制御サーバ205は、トークン情報がメインDB207に登録されているかどうかをチェックし、登録されていればトークン情報が正しいと判定する。登録されていない場合、配信制御サーバ205は、コンテンツの配信要求が不正であると判定する。
(2)次に配信制御サーバ205は、当該トークン情報に係る案件の配信情報について、メインDB207に登録されている配信期間が有効かどうか(現在時刻が配信期間に含まれているかどうか)をチェックする。配信期間が有効であれば、次の判定へと進み、有効でなければ、配信制御サーバ205は、コンテンツの配信要求が不正であると判定する。また、配信制御サーバ205は、配信の一時的な停止を要求する情報が、当該トークン情報に係る案件の案件情報に登録されていないかどうかを確認する。一時的な停止を要求する情報が登録されている場合、配信制御サーバ205は、コンテンツの配信を行わないと判定する。
(3)次に配信制御サーバ205は、サブディレクトリ情報が正しいかどうかを判定する。例えば、配信制御サーバ205は、サブディレクトリ情報がメインDB207に登録されているかどうかをチェックし、登録されていればサブディレクトリ情報が正しいと判定する。あるいは、配信制御サーバ205は、サブディレクトリ情報に紐づく案件情報のIDとトークン情報に紐づく案件情報のIDとが一致すれば、サブディレクトリ情報が正しいと判定する。サブディレクトリ情報が正しくない場合、配信制御サーバ205は、コンテンツの配信要求が不正であると判定する。また、配信制御サーバ205は、配信の一時的な停止を要求する情報がメインDB207の案件情報に登録されていないかどうかを確認する。一時的な停止を要求する情報が登録されている場合、配信制御サーバ205は、コンテンツの配信を行わないと判定する。
(4)次に配信制御サーバ205は、配信の一時的な停止を要求する情報がメインDB207の企業情報に登録されていないかどうかを確認する。一時的な停止を要求する情報が登録されている場合、配信制御サーバ205は、コンテンツの配信を行わないと判定する。
配信制御サーバ205は、(1)〜(4)の判定の全てで、コンテンツの配信要求が不正又はコンテンツの配信を行わないとの判定結果が無い場合、コンテンツを配信すると判定する。それ以外の場合、コンテンツの配信を行わないと判定する。コンテンツを配信すると判定した場合、配信制御サーバ205は、個人情報をメインDBから取得し、配信サーバ204へ出力する。例えば、配信制御サーバ205は、エンドユーザのEU端末装置30がアクセスしたURL情報に基づいて、サブディレクトリ情報およびトークン情報を取得し、メインDB207を参照することによりエンドユーザを特定し、エンドユーザの個人情報を取得する。配信制御サーバ205は、個人情報を配信サーバ204へ出力する。
また、配信制御サーバ205は、メインDB207の配信情報から音声データの内容を取得する。配信制御サーバ205は、API(Application Programming Interface)を介して、音声データ生成サーバ209へ音声データの内容が記載されたテキストデータを送信し、音声データを要求する。音声データの内容には、エンドユーザの名称など個人情報が含まれていてもよい。音声データ生成サーバ209は、音声データの内容に対応する音声データに生成し、生成後の音声データを配信制御サーバ205へ送信する。生成された音声データは、例えば、コンテンツのシーンごとに対応付けられた独立したMP3等のファイルである。例えば、コンテンツの冒頭で用いられる音声データ(音声ファイル)には、「こんにちは○○さん」という音声データのみが含まれていて、配信サーバ204は、この音声ファイルをコンテンツの開始に合わせて再生する。また、別の音声データ(音声ファイル)には「ありがとうございました」という音声データのみが含まれていて、配信サーバ204は、この音声ファイルをコンテンツの終了時に再生する。
また、配信制御サーバ205は、音声データの内容とともに、性別や言語の情報を音声データ生成サーバ209へ送信し、音声データ生成サーバによって、これらの属性に従った音声データが生成されてもよい。例えば、配信制御サーバ205が性別「男性」、言語「中国語」を指定すると、音声データ生成サーバ209は、男性の声で中国語に翻訳された音声データを生成する。配信制御サーバ205は、音声データを取得して、配信サーバ204へ出力する。
また、配信制御サーバ205は、メインDB207の配信情報からコンテンツの中でユーザに提示するテキストデータを取得する。配信制御サーバ205は、APIを介して、多言語データ生成サーバ210へ変換対象となるテキストデータと変換先の言語を送信する。多言語データ生成サーバ210は、テキストデータを指定された言語に変換し、変換後のテキストデータを配信制御サーバ205へ送信する。配信制御サーバ205は、変換後のテキストデータを配信サーバ204へ出力する。
なお、音声データ生成サーバ209、多言語データ生成サーバ210については、必ずしもコンテンツ配信装置20が備える必要は無く、同様の機能を提供する外部のWebサービス等を利用してもよい。
配信サーバ204は、コンテンツを配信する。配信サーバ204は、HTMLの仕様に従って、テキストデータ、静止画像、動画ファイルなどの素材データを組み合わせてコンテンツ(Webページ・データ)を生成し、このコンテンツを配信する。配信サーバ204は、時間に応じて変化する動画形式のコンテンツを配信するが、本実施形態では、MPEG4などの動画ファイルを実行することによってではなく、JavaScript(登録商標)などのプログラムにより、コンテンツ開始からの時間の経過に応じて異なる素材データを読み込み、それらを組み合わせて配置した画像を生成することによって、経時的な変化を伴うコンテンツを配信する。あるいは、同じ素材データを読み込んで、それらの表示位置を異ならせて組み合わせた画像を生成することにより、経時的な変化を伴うコンテンツを配信する。また、本実施形態の素材データ(例えば、テキストデータ)は、個人情報を含んでいる。より具体的には、配信サーバ204は、個人情報を含んだ素材データ及びプログラムで構成されたHTML形式の一まとまりのデータを、配信サーバ204の記憶部から読み出し(コンテンツの生成)、EU端末装置30へ送信する。EU端末装置30では、ブラウザ上でプログラムが実行され、当該プログラムの実行により、個人情報を含んだ動きのあるコンテンツ(パーソナライズド動画)が再生される。このように本実施形態では、動画のストリーミングではなく、個人情報を含んだ容量の小さな素材データとプログラムファイルが送信され、クライアント側で当該プログラムが実行されることにより動きのあるコンテンツが再生される。素材データ等の送信と再生をコンテンツの配信と呼ぶ。また、コンテンツが生成されるタイミングは、EU端末装置30からの配信要求があった時である。その為、各ユーザ別にカスタマイズした動画ファイルを予め用意しておく必要がなく、動画ファイルの用意に必要な様々なコストを低減することができる。また、ユーザ別の動画ファイルを予め用意せず、配信要求があったときに動画ファイルに対して個人情報の付加処理を行って動画を配信する技術も提供されているが、このような技術の場合には、配信要求から配信が開始されるまでに時間(例えば数十秒程度)を要する。本実施形態のコンテンツ配信方法によれば、個人情報を付加する処理を行う必要がないので、遅延なくコンテンツ配信を行うことができる。また、ストリーミングと比較してネットワーク帯域の消費を抑制することができる。
ここで、本実施形態のパーソナライズド動画について、図3、図4を用いて説明する。
図3は、本発明の第一実施形態によるコンテンツ配信処理を説明する第1の図である。
本実施形態では、ユーザ企業が作成したシナリオに沿って、コンテンツ開始からの経過時間に応じてエンドユーザに提供する情報を変化させて、全コンテンツを配信する。
図3の左上の画像「M1」は、コンテンツ開始時点でのシーンを示す画像である。配信サーバ204の記憶部には、例えば、(M1-1)画像「M1」の背景画像、(M1-2)タイトルのテキストデータ「○○生命」、(M1-3)メニューのテキストデータ「1.ご契約内容について」などの素材データ、時間経過とともにどの素材データを読み込んでどの位置に表示するかが記述されたプログラムMが登録されている。配信サーバ204は、プログラムMとプログラムMが用いる素材データを読み出して、EU端末装置30へ配信する。すると、EU端末装置30では、配信されたデータを取得し、ブラウザ上でプログラムMが実行される。プログラムMは、まず、素材データ(M1-1)〜(M1-3)などを読み出して最初のシーンの画像を生成する。また、プログラムMは、最初のシーンに対応する音声ファイルを再生してもよい。
次に所定時間が経過すると、プログラムMは、次のシーン(「1.ご契約内容について」)の素材データを読み出して次のシーンの画像「M2」を生成する。画像「M2」には、エンドユーザの個人情報である氏名「XX XX」が含まれている。プログラムMの実行により、配信サーバ204は、氏名情報と素材データとを組み合わせて、画像「M2」を生成する。
次に所定時間が経過すると、プログラムMは、さらに次のシーン(「2.特約のご説明」)の素材データを読み出して次のシーンの画像「M3a」または画像「M3b」を生成する。プログラムMには、例えば、IF−THEN形式でエンドユーザの性別に基づいて、あるいは、保険の契約内容に基づいて、次のシーンを切り替える記述がなされていて、配信サーバ204は、この条件分岐に基づいて、次のシーンの画像を生成する。画像「M3a」は、エンドユーザが「XXX子」の場合の画像、画像「M3b」は、エンドユーザが「○○○郎」の場合の画像である。メインDBの「XXX子」に関する個人情報には、「XXX子」が契約している保険商品の契約情報(「女性特有の病気」、「全てのがん」、「女性に多い病気」)が含まれている。メインDBの「○○○郎」に関する個人情報には、「○○○郎」が契約している保険商品の契約情報(「悪性新生物(がん)」、「急性心筋梗塞」)が含まれている。プログラムMには、エンドユーザに応じて、各自の契約情報を読み込んで背景画像やテキストデータと組み合わせて表示することを指示するプログラムのコードが記述されている。プログラムMの実行により、配信サーバ204は、各自の契約情報と素材データとを組み合わせて、画像「M3a」または画像「M3b」を生成する。
図4は、本発明の第一実施形態によるコンテンツ配信処理を説明する第2の図である。
図4にコンテンツの別の例を示す。図4に例示するコンテンツは、クライアント側でプログラムNが実行されることにより再生される。プログラムNは、保険商品を説明するキャラクター画像の素材データを読み出して、最初のシーンの画像「N1」を生成する。
次にプログラムNは、テキストデータ「1カ月あたりα円」や矩形画像などの素材データを読み出して、これらを組み合わせた部分画像n2を画像の下から上昇させる動作を行って次のシーンの画像「N2」を生成する。部分画像n2の動作は、例えば、部分画像n2の表示位置(座標)を時間の経過に応じて所定の速度で変化させることによって行う。このようにプログラムNは、異なるスライドを次々と切り替えて表示させるようにして全コンテンツを再生するだけではなく、各シーンを構成するキャラクター、図形、テキストデータなどの素材データの表示位置を動かすことによって動画のようなコンテンツを再生してもよい。
次にプログラムNは、テキストデータ「β月」や矩形画像などの素材データを読み出して、これらを組み合わせた部分画像n3を画像の下から上昇させる動作を行って次のシーンの画像「N3」を生成する。
次にプログラムNは、αとβの積を計算し、テキストデータ「合計:」などの素材データを読み出して、合計金額(αとβの積)を表示した最後のシーンの画像「N4」を生成する。
統計情報サーバ206は、エンドユーザがEU端末装置30用いてコンテンツを視聴した実績の情報を統計情報DB208に登録する。
ここで、統計情報DB208が記憶する情報について図5を参照して説明する。
図5は、本発明の第一実施形態による統計データの一例を示す図である。
図5に配信サーバ204へのアクセス履歴のログ情報を示す。aで示す範囲は、コンテンツの視聴履歴である。bで示す範囲には、外部アクセスなどの行動に関するログである。cで示す範囲には、アンケートに関するログである。「ID」には、アクセス元ごとに付されるIDが記録される。「回数」には視聴回数が記録される。「作成時間」にはログが記録された時刻が記録される。「視聴状況」にはユーザがどのシーンを視聴したか等が記録される。より具体的には、0は開始、1〜98はシーンの番号、99は視聴完了、−1は無効を意味している。「行動種別」にはアンケートへの回答結果などが記録される。より具体的には、0はアンケートに回答済みで満足したこと、1はアンケートに回答済みで不満なこと、2はリンク先を閲覧したこと、−1は無効を意味している。「行動」にはコンテンツの開始、シーンごとの終了を示す記録、アンケートに対するコメントなどの情報が記録される。「URL」にはアクセス先のURL情報が記録される。dで示す範囲には、案件ごとの固有の値が記録される。例えば、図5には、コンテンツを視聴したエンドユーザに紐づく証券番号や見積番号が記録される。
例えば、aで示す範囲のログデータは、このエンドユーザが6回目のコンテンツの視聴を直ぐに止め、7回目の視聴では、最後まで視聴したことを示している。
統計情報サーバ206は、これらのログ情報を統計情報DB208が記憶する一方、ログ情報を解析してユーザ企業システム10へ統計情報を提供する。例えば、統計情報サーバ206は、統計情報を表示したWebページを生成し、提供してもよい。また、統計情報サーバ206が提供するWebページからは、ユーザ企業のコンテンツに対するアクセス記録のログ情報が、CSVファイルとしてダウンロードできてもよい。また、統計情報サーバ206は、ユーザ企業システム10からのAPIを介したログ情報等の取得要求に応じて、図5で例示したログ情報や統計情報を送信してもよい。
統計情報サーバ206が提供する統計情報とは、例えば、コンテンツごとのアクセス数の合計、視聴日時の統計(1日の中でよく視聴されている時間帯など)、視聴デバイスの種類、期間ごとのアクセス数の推移(案内情報を通知してから2〜3日はアクセス数が多いなど)、アンケートの集計結果などである。
次に本実施形態のコンテンツ配信処理の流れを、図6を用いて説明する。
図6は、本発明の第一実施形態によるコンテンツ配信処理の一例を示すフローチャートである。
まず、コンテンツ配信装置20の担当者が、コンテンツの配信に必要な素材データやHTMLファイル、Javascript(登録商標)等のプログラムのソースコードを配信サーバ204へ入力する。配信サーバ204は素材データ等を配信サーバ204の記憶部に登録する(ステップS101)。
次に、ユーザ企業システム10が、企業情報、案件情報、配信情報、エンドユーザの個人情報を受信サーバ201に送信する(ステップS102)。受信サーバ201は、受信した情報を管理サーバ202に送信する。管理サーバ202は、企業情報、案件情報、配信情報、エンドユーザの個人情報をメインDB207に登録する(ステップS103)。管理サーバ202は、サブディレクトリ情報およびトークン情報を生成し、サブディレクトリ情報は、案件IDと対応付けてメインDB207に登録し、トークン情報はエンドユーザ毎に個人情報と対応付けてメインDB207に登録する。
案内サーバは、メインDB207に登録された案内情報の通知時刻になると、各エンドユーザ向けに案内情報を生成し(ステップS104)、URL情報などの通知を行う(ステップS105)。
次にエンドユーザがEU端末装置30から、コンテンツの配信要求を行う(ステップS106)。具体的には、EU端末装置30でブラウザを起動し、URL情報が示す位置にアクセスする。
配信サーバ204は、この配信要求を受け付けると、配信制御サーバ205に配信要求のチェック、音声データの生成を依頼する。配信制御サーバ205は、配信要求が正常な場合、アクセス先のトークン情報に紐づくエンドユーザの個人情報を配信サーバ204へ出力する。また、配信制御サーバ205は、音声データ生成サーバ209から音声データを取得し、配信サーバ204へ出力する。
配信サーバ204は、HTMLファイル、リンクされた素材データを読み込み、コンテンツ(Webページ)を生成する(ステップS107)。配信サーバ204は生成したコンテンツを配信する(ステップS108)。また、HTMLファイルにはJavaScript(登録商標)のソースコードがリンクされていて、EU端末装置30のブラウザでは、このプログラムが実行される。プログラムは、順に処理を実行し、シーンの進捗に合わせて適切な素材データや個人情報を読み出して、HTMLファイルによって生成されるWebページの表示内容を変化させる。
統計情報サーバ206は、アクセス履歴を統計情報DB208へ記録する(ステップS109)。ユーザの視聴が終了すると、統計情報サーバ206は、統計情報DB208に記録されたログ情報の集計、解析などを行って統計情報を生成する(ステップS110)。
ユーザ企業システム10が、統計情報サーバ206へ統計情報の要求を行うと(ステップS111)、統計情報サーバ206は、集計後の統計情報をユーザ企業システム10へ送信する(ステップS112)。
なお、例えば、配信サーバ204が配信するコンテンツの任意のシーンに、そのコンテンツを視聴したエンドユーザ向けの情報が記載されたWebページ等のリンクを表示し、エンドユーザを、ユーザ企業システム10は発信するコンテンツへと誘導してもよい。
本実施形態によれば、コンテンツの生成をEU端末装置30からコンテンツの配信要求があった時点で行う。コンテンツを配信するコンテンツ配信装置20では、予めエンドユーザ毎に動画ファイルを用意することなく、個人情報や、HTMLファイル、素材データ、プログラムのソースコード等を格納しておくだけで各エンドユーザ向けにカスタマイズした内容のコンテンツを提供することができる。これにより、エンドユーザ毎の動画生成に要するコンピュータの負荷や人の手間を削減するだけでなく、動画を格納しておくストレージに要するコストを削減することができる。
一方、エンドユーザは、いわゆる動画ファイルの再生によるストリーミングを行う場合と比べ、ネットワーク帯域の消費を気にすることなく気軽に何度でもコンテンツの視聴を行うことができる。また、同様の理由により、ユーザ企業もエンドユーザに気兼ねなくコンテンツの視聴を薦めることができる。
<第二実施形態>
第一実施形態では、エンドユーザ向けに案内情報を通知し、その案内に対してEU端末装置30から配信サーバ204にアクセスがあったときにコンテンツの生成と配信が行われる例を示した。第二実施形態では、EU端末装置30がユーザ企業システム10と通信を行う中で、パーソナライズドされたコンテンツの配信が必要になると、ユーザ企業システム10からコンテンツ配信装置20へコンテンツの配信を依頼する例を示す。
図7は、本発明の第二実施形態によるコンテンツ配信処理の一例を示すフローチャートである。
前提として、ユーザ企業システム10に対してエンドユーザが個人情報を入力し、商品説明の要求を行うと、コンテンツ配信装置20から、そのエンドユーザに適している商品のコンテンツが配信されるよう構成されているとする。
予めコンテンツ配信装置20の担当者は、コンテンツの配信に必要な素材データやHTMLファイル、ソースコード等を配信サーバ204へ入力する。配信サーバ204は素材データ等を配信サーバ204の記憶部に登録する(ステップS201)。
次にエンドユーザがEU端末装置30を用いて、ユーザ企業システム10が提供するWebページにアクセスし、商品情報を要求する。これに対し、ユーザ企業システム10は、商品情報を、EU端末装置30へ送信する(ステップS202)。エンドユーザは、さらに自分に合った商品を選択するため、年齢や性別、健康状態などの個人情報をユーザ企業システム10へ送信し(ステップS203)、送信した個人情報に適した商品情報を要求する。すると、ユーザ企業システム10は、所定の判定基準と、送信された個人情報を比較して商品を選択する。ユーザ企業システム10は、選択した商品をWebページに一覧表示するなどして、選択の結果をエンドユーザに提示する。エンドユーザが提示された一覧のなかから商品を選択すると、ユーザ企業システム10は、選択された商品のIDとエンドユーザの個人情報とをコンテンツ配信装置20へ送信する(ステップS204)。
コンテンツ配信装置20では、受信サーバ201がこれらの情報を受信し(ステップS205)、受信した情報を配信サーバ204、配信制御サーバ205に送信する。配信サーバ204は、商品IDに紐づいたHTMLファイル、素材データ等を読み出して、配信制御サーバ205から音声データを取得し、ステップS107〜S108と同様にコンテンツを生成し(ステップS206)、配信する(ステップS207)。
以降の処理は、図6と同様である。つまり、統計情報サーバ206は、アクセス履歴を統計情報DB208へ記録する(ステップS208)。ユーザの視聴が終了すると、統計情報サーバ206は、統計情報DB208に記録されたログ情報から統計情報を生成する(ステップS209)。
ユーザ企業システム10が、統計情報サーバ206へ統計情報の要求を行うと(ステップS210)、統計情報サーバ206は、統計情報をユーザ企業システム10へ送信する(ステップS211)。
なお、コンテンツ配信後、コンテンツ配信装置20では、受信した個人情報等を削除するようにしてもよい。
本実施形態のコンテンツ配信システム1によれば、第一実施形態の効果に加え、ユーザ企業は、最小限の個人情報のみをコンテンツ配信装置20へ提供し、個人向けのコンテンツを配信することができる。
なお、本実施形態に係るコンテンツ配信システム1を、外部システムとAPI等を用いて連携させることで、様々な利用が可能となる。
(例1)例えば、ユーザ企業が保険会社の場合、メインDB207にエンドユーザの住所情報を記録しておき、外部システムが提供する台風通過地域の予測情報を取得し、台風が通過する地域に居住するエンドユーザに台風への備えを呼びかけるとともに台風の被害を補償する火災保険を案内するコンテンツを配信する。コンテンツはエンドユーザの個人情報を含んでいてもよい。同様に地震や火事などの広域災害についても影響がある地域ごとにセグメントされたコンテンツの配信サービスに本実施形態のコンテンツ配信システム1を用いることができる。また、本実施形態のコンテンツ配信システム1であれば、例えば、突然災害が発生した場合でも比較的簡便にコンテンツ配信の準備を行うことができる。また、コンテンツ配信に要するネットワーク帯域が少なくてよいため、恵まれない通信環境におかれた人々に対しても広くコンテンツを配信することができ、多くの人々が一斉にアクセスを行う状況にも好適である。また、例えば、エンドユーザの属性(年齢、性別、住所、保険商品の契約内容など)に応じたコンテンツを配信することで、災害などに対して、より有益な情報を提供することができる。
(例2)例えば、メインDB207にエンドユーザの購買履歴情報や契約情報を記録しておき、人工知能やBIGDATAを活用したレコメンド機能を有する外部システムと連携してもよい。例えば、配信制御サーバ205は、外部システムから購買履歴情報に基づくエンドユーザ別の推奨する商品の情報を取得する。そして、配信サーバ204は、ワン・ツー・ワンにエンドユーザの個人情報を含んだ推奨商品や推奨サービスを紹介するコンテンツを配信する。また、例えば、統計情報サーバ206の視聴実績に基づいて、あるコンテンツを視聴し終えたエンドユーザにだけ、特別なコンテンツを配信してもよい。本実施形態のコンテンツ配信システム1であれば、例えば、上記で説明した個人情報と同様の仕組みで、商品を可変に設定できるコンテンツを構成する素材データ及びプログラムを用意しておき、それらの素材データ等に加え、推奨する商品に関する静止画像やテキストデータなどを配信することにより、任意の商品に対応する紹介コンテンツをオンデマンドに生成し、配信することができる。また、通信容量の制限等を気にすることなく、コンテンツを配信することができる。
(例3)例えば、決済機能や本人確認サービスを提供する外部システムと連携することで、コンテンツから誘導するリンク先で購入した商品の決済やサービス加入に関する契約の締結までを行うことが可能である。また、電子署名が可能な画面を含んだコンテンツを配信し、商品の購入やサービスの契約にあたり、エンドユーザが、EU端末装置30から署名を行えるようにしてもよい。
図8は、本発明の各実施形態における制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える例えばPC(Personal Computer)やサーバ端末装置である。上述の受信サーバ201、管理サーバ202、案内サーバ203、配信サーバ204、配信制御サーバ205、統計情報サーバ206、音声データ生成サーバ209、多言語データ生成サーバ210の各々は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各処理は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
なお、少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置903は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、入出力インタフェース904を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
ユーザ企業は第1ユーザの一例である。エンドユーザは第2ユーザの一例である。受信
サーバ201は、ユーザ情報取得部および要求情報取得部の一例である。案内サーバ203は案内部の一例、配信サーバ204は配信部の一例である。統計情報サーバ206は実績記録部および統計情報生成部および統計情報提供部の一例である。なお、メインDB207に登録する配信情報(配信期間等の情報)は、配信要求情報の一例である。エンドユーザ端末装置30A、30Bは、クライアント端末の一例である。
1・・・コンテンツ配信システム
10・・・ユーザ企業システム
20・・・コンテンツ配信装置
201・・・受信サーバ
202・・・管理サーバ
203・・・案内サーバ
204・・・配信サーバ
205・・・配信制御サーバ
206・・・統計情報サーバ
207・・・メインDB
208・・・統計情報DB
209・・・音声データ生成サーバ
210・・・多言語データ生成サーバ
30A、30B・・・エンドユーザ端末装置
900・・・コンピュータ
901・・・CPU
902・・・主記憶装置
903・・・補助記憶装置
904・・・入出力インタフェース
905・・・通信インタフェース
本発明の一の態様によれば、コンテンツ配信システムは、第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第1ユーザに代わって前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムであって、前記第1ユーザのユーザ企業システムが送信した、前記第2ユーザの個人情報と、前記コンテンツの配信期間を含む配信情報と、前記第1ユーザが所属する企業の識別情報および前記企業が配信を依頼するすべての前記コンテンツについて配信を一時的に停止するか否かを示す企業フラグ情報を含む企業情報と、前記コンテンツに係る前記企業の案件の識別情報および当該案件に係るコンテンツについて配信を一時的に停止するか否かを示す案件フラグ情報を含む案件情報と、を取得する受信部と、前記受信部が前記企業情報と、前記案件情報と、前記配信情報と、前記個人情報と、を取得すると、前記案件情報についてユニークなサブディレクトリ情報を生成し、前記個人情報についてユニークなトークン情報を生成し、前記企業情報と、前記案件情報と、前記サブディレクトリ情報と、前記配信情報と、前記トークン情報と、前記個人情報と、を対応付けてデータベースに登録する管理部と、前記コンテンツの視聴方法を案内する情報を前記第2ユーザへ通知する案内部と、前記コンテンツの配信を制御する制御部と、前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信する配信部と、を備え、前記案内部は、所定の通知タイミングを迎えると、前記サブディレクトリ情報と前記トークン情報とを含むURL情報を生成して、前記第2ユーザのクライアント端末へ通知し、前記制御部は、前記クライアント端末から前記URL情報が示す前記コンテンツの配信先へのアクセスがあると、当該アクセス先の前記URL情報に含まれる前記トークン情報および前記サブディレクトリ情報に基づいて、前記トークン情報が正しいか否かの判定と、前記サブディレクトリ情報が正しいか否かの判定と、アクセスのあった前記コンテンツの前記配信期間が有効か否かの判定と、前記サブディレクトリ情報に対応する第1の前記案件の前記案件フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されているか否かの判定と、第1の前記案件に対応する前記企業情報の前記企業フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されているか否かの判定と、を行い、前記トークン情報および前記サブディレクトリ情報が正しく、前記配信期間が有効で、前記案件フラグ情報および前記企業フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されていない場合に、前記URL情報が示す前記コンテンツを配信すると決定し、前記配信部は、前記制御部が前記コンテンツを配信すると決定すると、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータのうち少なくとも一つと前記個人情報とを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的な変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、前記コンテンツ配信システムは、テキストデータと性別および言語の情報とを取得すると、前記言語で翻訳された前記テキストデータの内容を前記性別の音声で出力する音声データを生成する音声データ生成部をさらに備え、前記配信部は、前記音声データを取得して前記クライアント端末へ送信し、前記プログラムは、前記コンテンツの前記経時的な変化にあわせて前記音声データを再生する。
本発明の一の態様によれば、前記コンテンツ配信システムは、テキストデータと言語の情報とを取得すると、前記言語で翻訳された前記テキストデータを生成する多言語データ生成部をさらに備え、前記配信部は、多言語データ生成部が生成した翻訳後の前記テキストデータを取得して前記クライアント端末へ送信し、前記プログラムは、前記コンテンツの前記経時的な変化にあわせて、翻訳後の前記テキストデータを表示する。
本発明の一の態様によれば、前記コンテンツ配信システムは、前記案内部による通知に対する前記クライアント端末からのアクセスに代えて、前記第2ユーザが、前記ユーザ企業システムが提供するWeb上のサービスに対して前記第1ユーザが提供する商品またはサービスを示す商品情報と前記個人情報を入力すると、前記ユーザ企業システムは、前記商品情報と前記個人情報とを前記コンテンツ配信システムへ送信し、前記コンテンツ配信システムでは、前記受信部が前記商品情報および前記個人情報を取得すると、前記配信部は、前記商品情報に関連する前記コンテンツに係る前記プログラムおよび前記個人情報を含む前記素材データを配信することにより、前記第2ユーザが入力する前記商品情報に関連する前記コンテンツの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、コンテンツ配信方法は、第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第1ユーザに代わって前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムが、前記第1ユーザのユーザ企業システムが送信した、前記第2ユーザの個人情報と、前記コンテンツの配信期間を含む配信情報と、前記第1ユーザが所属する企業の識別情報および前記企業が配信を依頼するすべての前記コンテンツについて配信を一時的に停止するか否かを示す企業フラグ情報を含む企業情報と、前記コンテンツに係る前記企業の案件の識別情報および当該案件に係るコンテンツについて配信を一時的に停止するか否かを示す案件フラグ情報を含む案件情報と、を取得するステップと、前記取得するステップにて、前記企業情報と、前記案件情報と、前記配信情報と、前記個人情報と、を取得すると、前記案件情報についてユニークなサブディレクトリ情報を生成し、前記個人情報についてユニークなトークン情報を生成し、前記企業情報と、前記案件情報と、前記サブディレクトリ情報と、前記配信情報と、前記トークン情報と、前記個人情報と、を対応付けてデータベースに登録するステップと、所定の通知タイミングを迎えると、前記サブディレクトリ情報と前記トークン情報とを含むURL情報を生成して、前記第2ユーザのクライアント端末へ通知するステップと、前記クライアント端末から前記URL情報が示す前記コンテンツの配信先へのアクセスがあると、当該アクセス先の前記URL情報に含まれる前記トークン情報および前記サブディレクトリ情報に基づいて、前記トークン情報が正しいか否かの判定と、前記サブディレクトリ情報が正しいか否かの判定と、アクセスのあった前記コンテンツの前記配信期間が有効か否かの判定と、前記サブディレクトリ情報に対応する第1の前記案件の前記案件フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されているか否かの判定と、第1の前記案件に対応する前記企業情報の前記企業フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されているか否かの判定と、を行い、前記トークン情報および前記サブディレクトリ情報が正しく、前記配信期間が有効で、前記案件フラグ情報および前記企業フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されていない場合に、前記URL情報が示す前記コンテンツを配信すると決定するステップと、前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信するステップと、を有し、前記配信するステップでは、前記決定するステップで前記コンテンツの配信が決定すると、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータのうち少なくとも一つと前記個人情報とを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う。
本発明の一の態様によれば、プログラムは、第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第1ユーザに代わって前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムのコンピュータを、前記第1ユーザのユーザ企業システムが送信した、前記第2ユーザの個人情報と、前記コンテンツの配信期間を含む配信情報と、前記第1ユーザが所属する企業の識別情報および前記企業が配信を依頼するすべての前記コンテンツについて配信を一時的に停止するか否かを示す企業フラグ情報を含む企業情報と、前記コンテンツに係る前記企業の案件の識別情報および当該案件に係るコンテンツについて配信を一時的に停止するか否かを示す案件フラグ情報を含む案件情報と、を取得する手段、前記取得する手段にて、前記企業情報と、前記案件情報と、前記配信情報と、前記個人情報と、を取得すると、前記案件情報についてユニークなサブディレクトリ情報を生成し、前記個人情報についてユニークなトークン情報を生成し、前記企業情報と、前記案件情報と、前記サブディレクトリ情報と、前記配信情報と、前記トークン情報と、前記個人情報と、を対応付けてデータベースに登録する手段、所定の通知タイミングを迎えると、前記サブディレクトリ情報と前記トークン情報とを含むURL情報を生成して、前記第2ユーザのクライアント端末へ通知する手段、前記クライアント端末から前記URL情報が示す前記コンテンツの配信先へのアクセスがあると、当該アクセス先の前記URL情報に含まれる前記トークン情報および前記サブディレクトリ情報に基づいて、前記トークン情報が正しいか否かの判定と、前記サブディレクトリ情報が正しいか否かの判定と、アクセスのあった前記コンテンツの前記配信期間が有効か否かの判定と、前記サブディレクトリ情報に対応する第1の前記案件の前記案件フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されているか否かの判定と、第1の前記案件に対応する前記企業情報の前記企業フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されているか否かの判定と、を行い、前記トークン情報および前記サブディレクトリ情報が正しく、前記配信期間が有効で、前記案件フラグ情報および前記企業フラグ情報に前記コンテンツの配信の停止を示すフラグが設定されていない場合に、前記URL情報が示す前記コンテンツを配信すると決定する手段、前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信する手段、として機能させ、前記配信する手段は、前記決定する手段が前記コンテンツの配信を決定すると、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータのうち少なくとも一つと前記個人情報とを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う。

Claims (9)

  1. 第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムであって、
    前記第2ユーザの個人情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信を要求する配信要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記コンテンツの視聴方法を案内する情報を前記第2ユーザへ通知する案内部と、
    前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信する配信部と、
    を備え、
    前記配信部は、前記第2ユーザのクライアント端末から前記コンテンツに対する配信要求情報を受け付けたときに、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータおよび前記個人情報のうち少なくとも一つを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的な変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う、
    コンテンツ配信システム。
  2. 前記プログラムは、前記素材データの表示位置を変化させることによって、前記経時的変化に合わせた画像の生成および配信を行う、
    請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記案内部は、前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信要求ごとに設定された案件情報と前記第2ユーザごとに設定されたトークン情報とを含むURL情報を通知する、
    請求項1または請求項2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記案内部による通知に代えて、前記第2ユーザが、前記第1ユーザが提供するWeb上のサービスに対して前記個人情報を入力すると、前記配信部は、入力された前記個人情報を取得し、前記個人情報を含む前記コンテンツの配信を行う、
    請求項1または請求項2に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信状況を記録する実績記録部と、
    実績記録部が記録した前記コンテンツの配信状況に基づく統計情報を生成する統計情報生成部と、
    前記統計情報を前記第1ユーザに提供する統計情報提供部と、
    をさらに備える請求項1から請求項4の何れか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記配信部は、前記第2ユーザの個人情報に含まれる住所情報と、他のシステムから取得した広域災害の情報とに基づいて、前記住所情報が、前記広域災害の影響がある地域に含まれる前記第2ユーザへ、前記広域災害に関する前記コンテンツの配信を行う、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記配信部は、前記第2ユーザの個人情報に含まれる商品の購買履歴情報と、他のシステムから取得した前記購買履歴情報に基づく前記第2ユーザへ推奨する商品の情報とに基づいて、前記第2ユーザへ、前記推奨する商品に関する静止画像およびテキストデータを含む複数の素材データの配信を行う、
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  8. 第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムが、
    前記第2ユーザの個人情報を取得するステップと、
    前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信を要求する配信要求情報を取得するステップと、
    前記コンテンツの視聴方法を案内する情報を前記第2ユーザへ通知するステップと、
    前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信するステップと、
    を有し、
    前記配信するステップでは、前記第2ユーザのクライアント端末から前記コンテンツに対する配信要求情報を受け付けたときに、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータおよび前記個人情報のうち少なくとも一つを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う、
    コンテンツ配信方法。
  9. 第1ユーザから第2ユーザへのコンテンツの配信要求を受け付け、前記第2ユーザへ当該第2ユーザ向けにカスタマイズされた前記コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システムのコンピュータを、
    前記第2ユーザの個人情報を取得する手段、
    前記第1ユーザから前記第2ユーザへの前記コンテンツの配信を要求する配信要求情報を取得する手段、
    前記コンテンツの視聴方法を案内する情報を前記第2ユーザへ通知する手段、
    前記第2ユーザの前記個人情報を含み、経時的な変化を伴う前記コンテンツを配信する手段、
    として機能させ、
    前記配信する手段は、前記第2ユーザのクライアント端末から前記コンテンツに対する配信要求情報を受け付けたときに、所定のプログラムと、前記プログラムに用いられる静止画像およびテキストデータおよび前記個人情報のうち少なくとも一つを含む複数の素材データを配信し、前記クライアント端末において実行された前記プログラムが前記素材データを組み合わせて配置した画像を前記経時的変化に合わせて生成することにより、前記コンテンツの配信を行う、
    プログラム。
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