JP2019126992A - 日記 - Google Patents

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【課題】 紙の日記が電子日記に優れている「手軽さ」「記録の確実性」「データの寿命・保管」を活かしつつ、電子日記が紙の日記に優れている「長期性」「検索性」「一覧性」「ランダムアクセス性」を、紙の日記で実現することを課題とする。【解決手段】 ページのサイズがA4+18mm以下、B7以上である、冊子型日記帳である。上下と左右に有効紙サイズの1/8.5以下の余白が設けられ、見開きの1ページ目に1月から6月の、見開きの2ページ目に7月から12月の6か月分の、合計1年分の記入欄が設けられている。1か月の31日に対応するため記入エリアを31等分する。31等分と直行する方向で6等分されている。レイアウトのデータは、行事、出来事などの1年分イベントデータを見開き2ページに記載することができるよう、1年間のカレンダーデータと対応している。これにより、異なる年の同月同日の記入欄がページの同じ位置にレイアウトされる。【選択図】図1

Description

本願発明は、少なくとも1年分以上の日記を1面に表すことができ、かつ多年に亘る日記に関するものである。
近年、電子日記なども増えており100年分の日記をつけることも可能となっている。しかし、電子日記は、手軽さ、記録の確実性、データの寿命・保管において、紙の日記に劣っているため、高齢者への贈り物、還暦の祝いなどに日記帳を選ぶ場合は、電子日記ではなく、紙の日記帳が選ばれることが多い。
一方、紙の日記は、例えば10年日記など長期的な日記もあるが、10年を超える日記や、人の生涯を1冊に記入できる日記は、市場に見つけることができない。
電子日記は検索性、一覧性、ランダムアクセス性(いつの日付であっても即座に閲覧および記入ができる)、記入分量においては紙の日記より優れていると言える。
特許文献1には「1年分の日付を1行に記載し、複数年分の該日付の行において同一の日付を1列に配置し、かつ行と行の間に日付の文字の高さの2倍以上の行間の余白を設けた複年カレンダー」が、また特許文献2には「書き込み欄を設けた暦を、数年分あるいは数十年分連ねることにより、記録の保管と過去の出来事の検索の便を図ることができる多年用ダイアリーノート」が、また、特許文献3には「現在日から生涯日までの予定や日記をエクセルのシートを用いてすべて表示及び記載して豊な人生設計を送るための生涯予定・日記帳」、特許文献4には「連続する目のうち該当する目に終生に亘り毎日しるしを付し得るようになった修正記録カレンダ」が、特許文献5には「1年間の日日を1列に一定の間隔で連続して表現する」ものが、示されている。
特開2005-289018号公報 実用新案登録第3163367号公報 実用新案登録第3158380号公報 実開昭54-118230号公報 実開昭61-50470号公報
本願発明は、紙の日記が電子日記に優れている「手軽さ」「記録の確実性」「データの寿命・保管」を活かしつつ、電子日記が紙の日記に優れている「長期性」「検索性」「一覧性」「ランダムアクセス性」を、紙の日記で実現することを課題とする。
特許文献1は、行間の余白に文字やイラストを記入できるものであるが、全体の大きさ、行間の大きさ、日付の大きさが明示されておらず、必ずしも日記として記入ができるとは限らなかった。
特許文献2では、1ページに半年分の記入ができる多年用ダイアリーノートが開示されているが、日付ごとの記入欄は無く、従って「検索性」「一覧性」「ランダムアクセス性」は見込めない。また1ページに1か月分の記入ができるダイアリーノートも開示されているが、10年を超える日記になるとページ数が非常に多くなり、「検索性」「一覧性」「ランダムアクセス性」に劣るものとなる。
特許文献3はエクセルシートを用いたものであり、本発明の紙の日記とは根本的に異なる。
特許文献4は、1シートに人の一生を記録することができるが、日付に対応した記入欄は年と日付の交点に升目としてあり、記録できる升目は小さく印を記入できるのみである。
特許文献5は、各年の1月1日から12月31日までの12か月間の全ての日を一定の間隔で1列に連続して表現したものであり、「検索性」「一覧性」「ランダムアクセス性」は見込めない。
請求項1の本願発明は、ページのサイズがA4+18mm(315mm×210mm)以下、B7(128mm×91mm)以上である冊子型の日記帳である。
A4+18mmはA4(297mm×210)の記入可能スペースに、バインダーで綴じるための綴じ穴が設けられた部分(18mm:以下「綴じ穴部」と言う)を加えたものである。綴じ穴部が右にある場合、綴じ穴の左端からリフィルの右端までが綴じ穴部である。
サイズは表1に示した寸法である「A4+18mm以下、B7以上」の意味は、綴じ穴部を除く記入可能スペース(以下「有効紙サイズ」と言う)が、「最大寸法が297mm以下、最小寸法が91mm以上」かつ「最大面積623.7平方cm(29.7cm×21cm)以下、最小面積116.48平方cm(12.8cm×9.1cm)以上」であることを意味し、必ずしも縦横の比が概√2対1であることを指すものではない。また例えば正方形などの形を排除するものでもない。
冊子型とは、リフィルをバインダーなどで綴じた場合も含め、利用時には一冊にまとまっていることを言いう。また、ジャバラ型に折りたたんだものや巻紙のようなものではなく、ページの一辺が綴じられた形になっているものを言う。
また、バインダーとは、リフィルなどの書類などを綴じ込み保存するのに使う文房具である。
また、リフィルとは、帳面の詰め替え可能な用紙(素材は紙に限らない)のことである。
ページが長方形の場合ページの上下と左右にそれそれ合計で、有効紙サイズの1/8.5以下の余白が設けられる。上と下、左と右の余白の比率は任意である。片側余白の寸法は、表1から表4に記載している通りである。余白の内側が記入エリアになる。
余白は、年や月を記載し、紙の破損や汚れ、折れなどから記入欄を保護し、また記入欄に書き切れなかった事柄などを記入するスペースとなるが、まったくなくてもよい。余白が全くない場合の年月は、日付とは違う色で記入欄に記載することなどで対応する。
なお、「記入」とは手書きで書き入れることを言う。また、「記載」とは、印刷、刻印、押印、箔押しなど簡単に消去・変更できないかたちで記載されていることを言う。
また、「紙」とは、植物繊維でできたシート状の紙だけでなく、樹脂でできたユポ(登録商標)紙などのプラスチックペーパーや布素材のもの、皮素材のもの、木材をスライスしたものなども含め、記入可能なシート状のものを言う。
余白を有効紙サイズの1/8.5以下としたのは、それ以上大きくとると、記入欄が小さくなるためである。
Figure 2019126992
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表1から表4は、A4からB7までの紙のサイズのにおいて、それぞれどのような記入欄が確保できるかを計算した表で、参考のためA3まで示した。
表1は縦長用紙横書きで、Aは1/8.5の余白をとった記入欄の寸法を示し、Bは余白無しの場合の記入欄の寸法を示している。
表2は横長用紙横書きで、A、Bの違いは、表1と同様である。
表3は縦長用紙縦書きで、A、Bの違いは、表1と同様である。
表2は横長用紙縦書きで、A、Bの違いは、表1と同様である。
表のAは余白を最大にしたため、記入欄は最小サイズとなっており、表のBは余白無しにしたため記入欄は最大となっている。
なお、余白と記入エリアの寸法は小数点以下を四捨五入している。また記入欄の寸法は小数点以下2桁目を四捨五入し小数点以下1桁まで示した。寸法の単位はmmである。
なお横書きとは、記入欄に文字を左から右に並べる書き方である。また縦書きとは、記入欄に文字を上から下に並べる書き方である。
1か月の31日に対応するため記入エリアを31等分する。30日の小の月と2月は記入欄が余分にできることになるが、記入欄のサイズを調整すると、外見上も悪く、検索性やランダムアクセス性が落ちるのでそのまま余分として置いておく。31等分と直行する方向で6等分する。6等分するのは半年の6か月に対応させるためである。
これにより、見開きの1ページ目に1月から6月の6か月分、見開きの2ページ目に7月から12月の6か月分の、合計1年分の記入欄が設けられ、1年分の日記が、見開き2ページの1面に収まる。見開き2ページの大きさは、片ページの倍になるため、片ページがA4縦であれば、見開き2ページでA3横(420mm×397mm)となる。
縦長の紙で、左から右へ6か月に分けた場合は、横長の記入欄が上から下へ縦に並ぶ。
上から下へ6か月に分けた場合は、縦長の記入欄が横に並ぶ。月日が右から左へ変わっていく場合には、記入欄も右から左に並ぶことになる。
これらのレイアウトデータである日記フォームデータは、人生や社会における諸行事、事件、事故、事象、出来事、歴史や予定、未来予測など(以下「イベント」と称する)のイベントデータが見開き2ページに、正しく記載されるよう、カレンダーデータと照応している。
日記帳の年毎の日記フォームデータを変えなければ、上記により、異なる年の同月同日の記入欄が見開きページの同じ位置レイアウトされる。
なお、年も日付も手書きで後から追記できるようにすると、記入忘れや、間違いや、消してしまうこともあり得るので、簡単に変更・消去できないかたちで記載されている。
日記フォームデータは、日付が縦に並ぶ場合は、記入欄は横長の形で横書きができるようになっており、記入欄は、少なくとも1か月の日付数の欄が隙間なく縦に1列に並ぶ。日付が横に並ぶ場合は、記入欄は縦長の形で縦書きができるようになっており、記入欄は、少なくとも1か月の日付数の欄が隙間なく横に1列に並ぶ。
カレンダーデータを使って、記入欄に日付を付すことで、同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つになる。また日付と記入欄は1対1で対応する。
なお、日付は、その記載が有るなしにかかわらず、前後の日付の記載で日付が特定されるものであれば、日付が付されているものとみなす。
またカレンダーデータには曜日も含むが、本願発明の日記に曜日の記載は必須ではない。
当日記フォームデータとカレンダーデータを使うことによって、請求項1に示す日記帳を作成することができる。
なお、日記フォームデータとは、紙の外形、紙サイズ、紙サイズに対応した余白、記入エリア、記入欄、罫線や枠線、文字フォント、印刷色、それらのレイアウト等の体裁のデータのことを言う。
なお記入欄には、日付の記載も含む。これは日付が、記載されない記入欄もあり、また薄い色(地色に対して明度差が少ない)で日付を記載することで、日付の上に日記を記入することができるからである。
また、記入欄のエリアを示す枠線を薄い色で記載したり、枠線を省略したりしてもよい。
請求項2の、見開きページ100年分以上とは、見開き2ページで1年であるため100年分200ページ以上と言うことである。見開き100年分は、最初の年の1月から6月のページの裏面にもその前の年の7月から12月が、最後の年の7月から12月の裏面にもその次の年の1月から6月が記載されておれば、101年分202ページになる。
なお、見開きページとは、冊子であれば開いた状態の2ページ分であり、裏表2ページのリフィルであればバインダーに収めた2枚のリフィルを開いた状態の2ページ分を言う。
請求項3に示す、1枚物の裏表2ページのリフィルは、横書きの場合、綴じ部を右にして置いた場合に見えるページに1月から6月の日付が、綴じ部を左にして置いた場合に見えるページに7月から12月の日付が記載されている。記載欄が縦書きの場合は、左から右へ日付が進むものであってもその逆でもあってもよい。4ページ以上のリフィルでも同様である。
4ページのリフィルは、1枚の紙を2つに折ったものである。
該リフィルは、見開き2ページ、裏面も見開き2ページで、まん中に折れ線が有りそこで折り畳まれており、中央付近が綴じ部となっていて、そこに綴じ穴がある。横書きの場合日付は、綴じて綴じ部を左にして置いた時に上にくる面に7月から12月が、そのページをめくり、中央に綴じ部がある状態で、左ページに次年の1月から6月が、右ページに7月から12月が記載されており、該右ページを左に綴じて上に来る綴じ部が右のページに、次々年の1月から6月が記載されている。
5ページ以上のリフィルは、例えば糸や接着剤や、ステープラーによって綴じて作られる。
40ページの冊子型のリフィルとは、例えば横書きの場合、綴じ部を左にしておいた場合上にくるページに2000年7月から12月の日付が記載されており、開いた見開きの中央部が綴じ部で、左ページに2001年1月から6月、右ページに2001年7月から12月の日付が記載されており、最後のページが綴じ部が右にくるぺーじで、2020年1月から6月が記載されている。
最初のページや、最後のページには日付を記載しないこともできる。
請求項4に示す本願発明は、日記作成方法であって、日記作成サーバーは日記全体の体裁を決める日記フォームデータと、年と日付等のデータであるカレンダーデータと、各日付におけるイベントデータの格納部を有している。
作成指示段階の日記作成指示により、日記作成段階で、日記フォームデータと、カレンダーデータを元に、日記ベースが作成される。
イベントデータが格納されている場合は、作成指示段階のイベントデータ記載指示を受けて、日付データに対応したイベントデータが、作成された日記ベースと合わされる。イベントデータが格納されていない場合、あるいは、イベントデータ記載指示がない場合は、イベントデータは記載されない。
合わされたデータから、出力データ作成段階で、出力用データが作成され、日記として一括して出力される、日記作成方法である。
日記フォームデータには、紙の外形、紙サイズ、紙サイズに対応した余白、記入エリア、記入欄、罫線や枠線、文字フォント、印刷色、それらのレイアウト等が含まれる。
カレンダーデータには、必須である年月日の他、日付との対応が確定している曜日、祝祭日、和暦、干支や六曜などのデータが含まれる。なお、一般的にカレンダーとは、日付・曜日などを表形式などで表示し、容易に確認できるものを指しており、記入した内容を記録として長期的に保存するものではないが記入欄があるものもある。
イベントデータには、節句、夏至や冬至、彼岸、行事、催し、出来事、事件・事故などが含まれる。イベントデータ記載指示を受けて、イベントデータが日記ベースと合わされるのは、イベントデータの記載を利用者が望んでいるのか否か、また記載を望んでいるとしてもイベントデータのカテゴリーが多彩でどのようなイベントデータを記載するかを確認する必要があるからである。
イベントデータのカテゴリーとは、文科系、理工系、自然・災害系、国内系、グローバル系、経済系、スポーツ系、 芸能・音楽系などによる分類、重要さの程度による分類などを言う。
出力は、プリンタなどの出力装置により紙などのシートに印刷されて物として出させる方法によったり、電子機器画面上に表示させたりする。例えばインターネットなどの外部通信環境を経て、利用者の端末であるディスプレイに表示させるなどの方法による。
請求項1に示す日記帳を成作する場合は紙へのプリントによる。日記フォームデータやカレンダーデータ、イベントデータがそれぞれ別に出力されるのではなく、合わさり一体になって出力される。
請求項5に示す本願発明は、シート1枚物のポスター(掲示するための大判の紙)型の日記で、B0サイズ(1456mm×1030mm)以下と限定したのは、利用者が壁面などに張って利用する場合の使い勝手と、印刷で出力する場合の容易性からである。
また、B2(728mm×515mm)以上の大きさに限定したのは、記入欄のサイズによる記入のし易さと読み取りのし易さの限界がB2サイズであるためである。なお、表1〜表4にあるように、B2サイズの場合の最大記入欄は、縦長シート横書きで高さ2mm、長さ5.2mm、横長シート横書きで高さ1.4mm、長さ7.3mm、縦長シート縦書きで巾1.4mm、長さ7.3mm、横長シート縦書きで巾2mm、長さ5.2mmである。
余白は、記入エリアをできるだけ大きくするためと、年や月を記載し、紙の破損や汚れ、折れなどから記入欄を保護することの兼ね合いで、上と下合計と、左と右合計で、それぞれ紙サイズの1/9以下となっている。上と下、左と右の比率は任意である。
Figure 2019126992
Figure 2019126992
Figure 2019126992
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表5から表8は、B0からB2までの紙のサイズのにおいて、それぞれどのような記入欄が確保できるかを計算した表で、参考のためA3まで表した。
表5は縦長シート横書きで、Aは1/9の余白をとった記入欄の寸法を示し、Bは余白無しの場合の記入欄の寸法である。
表6は横長シート横書きで、A、Bの違いは、表5と同様である。
表7は縦長シート縦書きで、A、Bの違いは、表5と同様である。
表8は横長シート縦書きで、A、Bの違いは、表5と同様である。
表のAは余白を最大にしたため、記入欄はし最小サイズとなっており、表のBは余白無しにしたため記入欄は最大となっている。
なお、余白と記入エリアの寸法は小数点以下を四捨五入している。また記入欄の寸法は小数点以下2桁目を四捨五入し小数点以下1桁まで示した。寸法の単位はmmである。
年や月の記載が記入欄の列の中に有り記入欄とは別にある場合は、その年や月の記載スペースを除いた記入エリアを、閏年の年間日数である366で、記入エリアを等分し、またそれと直行する方向で100等分以上した記入欄に分け、1月1日から12月31日までの365日もしくは366日を1列で1年とする100年分以上の記入欄とし、100年分以上の日記とする。
これにより、同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つであり、日付と記入欄が1対1で対応している。
100年以上としたのは、日本国内において100歳以上の者が、平成29年9月時点で、約68,000人に及び、今後も増加するとみられるからである。
請求項6に示すテープ状の日記の最大幅を、テープ巾を297mm以下としたのは、A4縦の寸法に合わせたためである。また10mm以上としたのは、これ以下では、記入欄が小さくなってしまい、テープ自体が切れやすくなるためである。
365日もしくは366日を1年とする1年分以上の記入欄が設けられており、記入欄が正方形でなく長方形の場合は、記入欄の長手方向が、テープの長手方向と直行する記入欄であるから、テープを横に広げたとき記入欄は縦長になり、この場合の記入は縦書きが適している。また、テープを縦に広げた場合は、記入欄は横長となり、横書きが適している。
テープ状の日記の成作は、請求項4に示す日記作成方法で、日記フォームデータをテープ状のものにするだけでよい。
請求項7に示す本願発明は、請求項5に示す本願発明同様1枚物のポスター型の日記であるが、その外形は長方形に限らず、円形などであってもよい。
日記の記入エリアは、ドーナッツ形で外径が、1456mm以下233mm以上である。これは、B0サイズの用紙で出力できる最大の寸法であり、233mm以上としたのは、記入欄の幅を日付が並ぶ方向で2mmとした場合の365日で730mmとなりこれを円にした場合の直径が、約232.4mmとなるからである。
次年と半径の差で、5.2mm以上とると、請求項5に示す本願発明のB2サイズの最大記入欄と同じになる。
365日は、閏年でない年の日数に、または366日は閏年の日数に対応する。ドーナッツ形とは楕円ドーナッツ形も含み、楕円の場合、短径が1456mm以下233mm以上とする。
記入エリアは年毎にあってもよいし、複数年分をまとめた記入エリアであってもよい。
年や月の記載が記入欄の列の中に有り記入欄とは別にある場合は、その年や月の記載スペースを除いた記入エリアを、ドーナッツ形の中心方向から延ばした線で365分または366分した記入欄に分け、1月1日から12月31日までの365日または366日を1年とする記入欄とする。
また、記入欄が前年の12月31日に続けて次年の1月1日が来るように螺旋ドーナッツ形となっていてもよい。
年数が複数である場合、同じ日付の位置が、円の中心からみて全て同じかまたは1日違いの方向にある。円の中心からみて全て同じであればドーナッツ形である日付が同心円状に並び、その中心から書かれた直線上に同じ日付の記入欄がくる。
また、同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つである。
請求項1の本願発明は、サイズがA4+18mm以下、B7以上である1冊にまとまった冊子型の日記帳であるため、記入、閲覧、持ち運びなどの扱いが容易で、保管し易い。
サイズがA4+18mmを超えると、ページをパラパラとめくって素早く閲覧する(以下「ブラウジング」という)ことが難しいなど扱い難いだけでなく、市販されているバインダーも少なく高価であったりするため、バインダーの購入の意味でも扱い難い。また、サイズがB7以下であると、記入文字が小さくなり、見づらくなって「一覧性」や「検索性」や「ランダムアクセス性」に支障をきたす。また市販されているバインダーも少ない。
また、A4+18mm以下であると請求項5に関連して、手書き記入された情報をスキャナーで読み取ることや、スキャナーの購入も含め容易である。
また、余白を有効紙サイズの1/8.5以下と少なくし、その内側に設けられた記入スペースには、記入欄のみを配し、できる限り記入欄を大きく取り、記入し易さ、見易さを向上させている。
ページを右から左へとめくる場合、見開き左側の1ページ目に1月から6月の6か月分、見開き右側の2ページ目に7月から12月の6か月分の、合計1年分の記入欄が設けられており、年はページが右から左へめくられるごとに1年ずつ増すように記載されている。
ページを左から右へとめくる場合は、見開き右側の1ページ目に1月から6月の6か月分、見開き左側の2ページ目に7月から12月の6か月分の、合計1年分の記入欄が設けられており、年はページが左から右へめくられるごとに1年ずつ増すように記載されている。
これにより1年の日記が、見開き2ページに収まる。
日付および記入欄の位置は、記入エリアを31等分とそれに直行する方向で6等分することで分割した記入欄とすることで、年が違っても同じとなるため、年月日をベースにした「検索性」「ランダムアクセス性」も高い。
その日付に記載があるかないかは、日記帳をブラウジングすれば、簡単に見つけることができる。
既存の日記帳には、本文とインデックスになる部分など複数箇所に同じ年の同じ日付が付されているものがあるが、これにより利用者は複数の場所に同じ日のイベントなどを記入することになり、「一覧性」「検索性」「ランダムアクセス性」を阻害してしまっていた。
そのようなことを避けるため、同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つにし、日付と記入欄は1対1で対応させることでも「一覧性」「検索性」「ランダムアクセス性」を確保している。
また、年月日が記載済なので、記入時に日付等を記入する手間もない。
数字やアルファベットの記入には横長の記入欄が適しており、実際に使用されるのも横長の記入欄のものが多いと思われる。
右から左へと月日が変わって行く場合には、縦書き記入欄での縦書きが適している。
請求項2の本願発明の、100年分以上の見開きページを有することすなわち、100年超え日記であることで、人生あるいは生涯に亘って記入できる長期日記帳となり、またそのように認識される。
これにより、単なる日記帳とは異なり、「記念碑」あるいは「生の証」「遺すモノ」のような位置付けとなり、特別な意味合いを持つことになり、還暦や長寿の祝い他、誕生祝いの贈り物にされやすくなる。
さらに、自分史や、社史、自治体史、文明史、文化史 などの作成ベースとしても有効である。
請求項3に示す本願発明のリフィルをバインダーで綴じる形の日記帳であれば、一時に生涯に亘る日記を入手(購入)する必要もなく、必要に応じ追加削減、入れ替えができ、便利である。また、用途や人を問わず、同じ日付のリフィルが提供できるので、供給側のメリットも大きい。
4ページ以上のリフィルの場合は、利用者は、見開きで1年単位あるいは最大20年単位で、購入したり、入れ替えたりできるため便利である。暦年の10年単位にあった10年単位、あるいは20枚40ページの20年単位の冊子型のリフィルにすることで、利用者はリフィルの購入、追加、交換、が簡単になり、生涯にわたる日記を作ったり、あるいは日記の一部を取り出して、別途保管したり、持ち歩いたりすることが容易となる。
また、提供者にとっては、裏表2ページのリフィルだけで提供する場合に比べ、少ない数のリフィルで、例えば還暦の人向け日記帳であれば40ページのリフィル3つで提供できるので、商品の管理や扱い時間も少なくすることができ、効率的である。
なお、40ページ以上のリフィルになると、リフィルとしてかさ高くなる上、冊子型リフィルと1枚表裏2ページリフィルとの違いが大き過ぎ、使用面においても供給面においてもバランスが悪い。
請求項4に示す本願発明は、日記帳作成に必要な日記フォームデータ、カレンダーデータ、イベントデータが、別になっているため、日記フォームデータを変えるだけで、様々な体裁の日記を作成することができる。また、カレンダーデータは、祝祭日の追加・変更以外の変更がないため、管理がし易い。
イベントデータは、利用者の要求や、日記フォームデータに関連付け、カテゴリーや記載量を都度変更できる。
請求項5に示す本願発明は、ポスター型であって、そこに100年以上で例えば、人の一生または生涯の日記を記入することができる「長期性」を実現している。
また、異なる年の同じ日付の記入欄が全て1直線状に並んでいるため、「検索性」「一覧性」「ランダムアクセス性」が極めて高い。
さらに、印刷用の紙の入手と印刷のし易さ、壁面などに張る場合のスペース確保と取扱いの容易さ、記入の容易さ、文字の読み易さとのバランスが取ているので利用価値も高い日記シートとなっている。
さらに、日や月や年を手書きで囲えるなど「一括性」も高い。
請求項6に示すテープ状の日記は、催しや展示会などで掲示する場合などに使う。利用者日記データがあれば、日記フォームデータをテープ型にするだけで、テープ状の日記を出力できるので、ある人物のプロフィールや、会社や自治体などの組織の歴史を表すのに便利である。
1月1日から12月31日までの365日もしくは366日を1年とする1年分以上の日記とするのは、日記としての区切りがいいのと、複数年分を上下に置くことで、請求項5に示す日記の別版のような日記が作れるからである。
また、記入欄が長方形の場合は記入欄の長手方向が、テープの長手方向と直行する記入欄となっているので、テープの冗長さが回避できる。
また、テープ幅が297mm以下であるので、A4の書類ケースなどにも入れ易い。
なお、本願テープ1年分を円周とする柱にテープを巻き付けることで、「検索性」「一覧性」「ランダムアクセス性」が確保できる。
請求項7に示す本願発明のシート形状が、円形であれば、中心点を軸に回転させ易い。日付を横に並べ記入欄を縦書きとした場合最上部が、また日付を上下に並べ記入欄を横書きとした場合は左端が、記入し易く閲覧し易い。
日記の記入エリアのドーナッツ形で直径が、1456mm以下に限定したのは、印刷し易さを考慮したためである。B0サイズ以下であれば、用紙の入手も印刷も一般的な印刷所で可能なことが多い。
また、233mmの記入エリアの日記であれば、B4サイズの用紙にプリントすることができる。
1年の記入エリアが楕円ドーナッツ形で短径が同じであれば、記入欄の幅は広くなり、記入しやすくなる。
記入エリアが、前年の記入欄に連続するように次年の記入欄が並ぶ、螺旋ドーナッツ形となっている場合は、実際の日の経過と同じ感覚で日記を見ることができる。
年数が複数である場合は、同じ日付の記入欄の位置が、円の中心からみて全て同じ方向に来ることで、中心から直線状に誕生日や記念日が並ぶことになり、「一覧性」「検索性」「ランダムアクセス性」「一括性」が高い。
この日記も日記フォームデータを日記の形のベースにしているで、他の日記の形からドーナッツ形日記への変換も、逆にドーナッツ形日記から他の形の日記への変換も容易である。
本願発明の見開き2ページを示す図 リフィルの本願発明を示す図。説明のために月ごとに異なる表現で、日付、曜日を付している 見開き型でリフィルとなっている本願発明を示す図 開いた冊子型リフィルを示す図 閉じた冊子型リフィルを示す図 イベントが記載されたリフィルを示す図 利用者によって記入されたリフィルを示す図 日記作成方法のブロック図 日記作成方法のフロー図 ポスター型で記入欄が横書きの本願発明を示す図 図10の左上の部分の拡大図 ポスター型で記入欄が縦書きの本願発明の左上の部分の拡大図 縦に長いテープ型の本願発明を示す部分図 横に長いテープ型の本願発明を示す部分図 螺旋状の記載欄があるポスター型の本願発明を示す図 図15の右上の部分の拡大図 螺旋状に日付が並ぶポスター型の本願発明を示す図 図17の右上の部分の拡大図 螺旋状に日付が並ぶポスター型の本願発明を示す図 図19の右上の部分の拡大図
請求項1の実施の形態1を図1に示す。
A5サイズ縦長の日記帳を開いたところで、見開き2ページでA4となっている。
見開き左側の1ページ目に左から右へ1月から6月の6か月分、見開き右側の2ページ目に7月から12月の6か月分の、合計1年分の横書き記入欄11-4が縦に31個設けられている。年11-2が上部の余白の見開き面の左と右に、月11-3が記入欄11-4の上部に記載されている。日付11-5は、記入欄11-4の中の左上にあり、日曜日は細い線で囲われている。
ノド部11-7は、破線で示した。
記入欄上から下へと6か月に分けた場合は、縦長の記入欄が左から右へ並ぶ。日付が右から左へ変わっていく場合には、記入欄も右から左に並ぶとみなす。
上下の余白は合わせてA5の縦の長さの約1/8.8分の1である。
請求項2の実施の形態2は、図1に示す見開き2ページで1年のものが、200ページ以上連続しているものである。2000年から始まる日記であれば、2020年の1月から6月のページの裏面が2019年の7月から12月のページで、2020年の7月から12月のページの裏面が2021年の1月から6月のページである。
請求項2の発明は、請求項4に示す方法により容易に作成することができる。
請求項3の実施の形態3を図2に示す。
これは、A5縦サイズのリフィルの綴じ穴部11-9にバインダーに挟むための綴じ穴11-10が開けられたものである。
日付11-51は日曜日以外の日付を「・」で記載したもの、日付11-52は日曜日以外の日付を日曜日より小さく記載したもの、日付11-53は日曜日以外の日付を日曜日より薄い色で記載したもの、日付11-54は日曜日の日付を黒地に白抜き文字で記載したものである。
曜日マーク13-11は枠線で日曜日を示し、曜日マーク13-12は黒地で日曜日を示し、曜日マーク13-13は枠線で土曜日を示している。
リフィルは11-1、複数年の日記帳を作る場合のためのもので、これにより利用者の要望による年数の日記帳ができる。
請求項3の実施の形態4を図3に示す。
実施の形態3と同様綴じ穴11-9のあるリフィル11-1で、見開き2ページ、表裏で4ページである。連続した日記帳のリフィル11-1なっていて、左のページの裏面に2019年の7月から12月が、右ページの裏面に2021年の1月から6月が記載されている。
2020年から始まる日記帳にする場合は、左のページの裏面をに例えば、大きく「2020年から始まる日記」などのように記載されていてもよい。この場合誕生年が分かっている者への贈り物に重宝である。
また、1920年生まれの者に贈る場合は、2025年のリフィルの右ページの裏面を、年、月、日付、曜日、イベントの記載がなく、枠線だけにすることで、終わりのない日記帳のイメージを出せる。
請求項3の実施の形態5を図4、図5に示す。
実施の形態5は、冊子型4枚綴じの8ページのリフィル11-1で、4年分を記入できる。図4は最後のページを開いたところ、図5は閉じたところを示す。
さらに枚数を増やし、暦年の10年単位にあった10年単位、あるいは20枚40ページの20年単位の冊子型のリフィル11-1にすることで、利用者はリフィルの購入、追加、交換、が簡単になり、供給者は、まとまった量で取扱うことができ管理がし易くなる。
請求項3の実施の形態6を図6に示す。
これは、イベント14が記載されたページを示す図である。イベントが記載されているので、その日付に行われたイベントが分かり、またその年がどのような年であったかが分かる。
イベント14は、薄い色のインクで小さな文字で記載されているため、イベント14の記載の上から黒いインクの筆記具で手書き記入するときに邪魔にならず、また文字の重なりを気にせず記入した文字を読むことができる。
また、イベント14が薄い青色で記載されている場合は、後述のOCRで手書き文字を読み取る場合に、イベント14が読み取られず読み取りエラーが起きにくい。
請求項3の実施の形態7を図7に示す。
図7は、図6の実施の形態6のリフィル11-1に記入されたイベント14-2を示す。
請求項4の実施の形態8を図8、図9に示す。
図8は、請求項4に示す日記成作方法のブロック図である。
日記作成のシステム構成は、ネットワークにつながった日記作成サーバー1と、利用者端末と、読み取り装置と、出力装置などである。日記提供者が使用する端末装置は、独立したパーソナルコンピュータであっても、データはサーバーに格納されておりコンピュータ端末で制御するシステムであってもよい。
利用者データベース1-1には、利用者が利用者端末2-1からインターネットなどの外部通信環境5を経由して送って来る利用者IDや利用者情報、利用者日記データ1-12、利用者個人のイベントデータがなど格納されている。
また、利用者記入日記2-2は、本願発明の日記帳11もしくは日記帳11のリフィル11-1に、利用者が記入した日記のことで、読み取り装置3により読み取られた内容が利用者データベース1-1の利用者日記データ1-12に格納されている。
利用者記入日記2-2の読み取り方法は、まずスキャナーで画像データとして取り込み、記入前の日記帳のデータと比較し、手書き記入である差分データを、OCRにより文字データに置き換えるものである。データの文字データへの変換は、主にOCRによるが、それ以外の方法でも構わない。
OCR(optical character reader)とは、光学文字認識のことで、スキャナーで読み込んだ画像データ上にある文字と思われる部分を解析し、コンピューター上で扱える文字データに変換する。
この解析は、日記作成サーバー1で行うが、インターネットなどの外部通信環境5を経て、高性能の手書き認識サーバーなどの外部文字認識システム3-1で行ってもよい。
外部文字認識システム3-1でも読み取れない場合は、画像データとしてそのまま記載されてもよい。
日記フォームデータ1-5は、日記の紙サイズ、紙サイズに対応した余白、記入エリア、記入欄、罫線や枠線、年・月・日付・曜日・イベントなどのレイアウトや形、大きさ、文字フォント、印刷色等のデータでいわゆる日記の体裁を決めるテンプレートデータである。
カレンダーデータ1-6は、必須である年月日の他、日付との対応が確定している曜日、祝祭日、和暦年号干支や六曜などのデータが含まれる。
なお、一般的にカレンダーとは、日付・曜日などを表形式などで表示し、容易に確認できるものを指しており、記入した内容を記録として長期的に保存するものではないが記入欄があるものもある。
イベントデータには、節句、夏至や冬至、彼岸、行事、催し、出来事、事件・事故などが含まれる。イベントデータのカテゴリーとは、文科系、理工系、自然・災害系、国内系、グローバル系、経済系、スポーツ系、 芸能・音楽系などの分野別また重要度別の分類を言う。
日記フォームデータ1-5と、カレンダーデータ1-6と、イベントデータ1-7と、利用者データベース1-1は、共に日記作成サーバー1に格納されている。
日記作成段階1-3と出力データ作成段階1-4は、日記作成サーバー1におけるステップである。
日記作成サーバー1には、出力装置3とネットワーク環境5を通じて利用者端末2−1が繋がっている。出力装置4はプリンタである。
図9は、請求項4に示す日記作成方法のフローチャートである。
日記は、作成指示段階1-2から日記作成段階1-3を経て、出力データ作成段階1-4に至り、出力装置4のプリントにより、作成される。
日記作成は、利用者が利用者端末2-1から、利用者IDデータが日記作成サーバー1に送られることからスタートする。
日記作成サーバー1は、送られてきたIDデータにより利用者を認証し、作成指示段階1-2に進む。
外部通信環境5を経て、利用者データベース1-1を経由した利用者の日記作成指示情報が、作成指示段階1-2で、日記提供者の指示内容により調整され、出力する日記が決められる。
次のステップでは、作成指示段階1-2から、日記作成段階1-3に作成指示が出される。
日記作成段階1-3では、日記フォームデータ1-5と、カレンダーデータ1-6から必要なデータを抽出し、日記ベースが作成される。
次に、作成指示段階1-2のイベントデータ1-7記載指示を受けて、イベントデータ格納部に格納されているイベントデータ1-7から、必要なイベントデータ1-7が抽出され、各日付に対応したイベントデータ1-7が、作成された日記ベースと合わされる。
イベントデータ記載指示を受けて、イベントデータ1-7が日記ベースと合わされるのは、イベントデータ1-7の記載を利用者が望んでいるのか否か、また記載を望んでいるとしてもイベントデータ1-7のカテゴリーが多彩でどのようなイベントデータ1-7を記載するかを確認する必要があるからである。
利用者データベース1-1の利用者日記データ1-12の格納部に、利用者が入力した利用者日記データ1-12、または利用者記入日記2-2をOCRで読み込んだ利用者日記データ1-12が利用者データベース1-1に格納されており、利用者がそれらを日記に記載することを選択した場合は、作成指示段階1-2の利用者日記データ1-12記載指示を受けて、日記作成段階1-3に送られ、カレンダデータ1-6に対応した利用者日記データ1-12が、作成された日記ベースと合わされる。
なお、OCRで読み込まれたデータは、格納されているイベントデータ1-7と照合され、手書き記入されたイベント14-2の部分だけを抽出し、カレンダーデータ1-6の年月日に関連付けて、利用者データベース1-1に格納される。
利用者日記データ1-12が格納されていない場合、あるいは、利用者日記データ記載指示がない場合は、利用者日記データ1-12は記載されない。
合わされたデータから、出力データ作成段階1-4で、出力用データが作成され、日記として一括して出力される。
利用者日記データ1-12とは、利用者が入力したり、本願発明のリフィル利用者が手書きしたものを読み込んだりしたデータであり、他のデータと別に格納されているため、追記や、プライバシーが問題となる出力の場合にその部分だけ消した出力用データが作成されるようにする場合などに都合がよい。
日記フォームデータ1-5と、カレンダーデータ1-6の連動、あるいはカレンダーデータ1-6とイベントデータ1-7の連動の仕方は、専用のソフトを開発して行ってもよいが、図形ソフトと表計算ソフトや文書作成ソフトを連携させることでも可能である。
出来上った日記データは、出力データ作成段階1-4に送られ、利用者が確認するためのラスタ形式のデータが作成される。作成されたラスタ形式のデータは、外部通信環境5を経て、利用者端末2-1に送られ、利用者はそれを閲覧し、プリントアウト前の日記を確認する。
利用者がOKの判断をすれば、出力データ作成段階1-4では、プリンタ出力用のベクタデータを出力装置4であるプリンタに送り、日記がプリントアウトされる。Noの判断であれば、日記作成段階1-3に戻り、利用者の修正指示を受けて、再度日記データを作成する。
なお、利用者日記データ1-12が無い場合は、当然のことながら、日記作成サーバー1に格納済みのデータを元に日記を作成する。
また、利用者による、出力前の確認の段階は省略されることもある。
請求項5の実施の形態9を図10、図11に示す。
これは、一枚の大きなシートに記載したポスター型の日記で、2017年から2117年の100年分の横書きの記入欄を持つ日記である。月の記載スペースを除いたエリアに、横書きの記入欄が縦に366個あり、それを1列として100列ある。
シートは、ユポ紙で耐水性がある強靭な素材で、壁面にピンで留めて使用しても破けにくい。また、ボールペンや鉛筆での書き味も良く、紫外線に長時間暴露されなければ、100年以上の使用に耐える。
請求項5の別の実施の形態10を図12に示す。
これは2017年から2117年の101年分の縦書きの記入欄を持つ日記で、図12はその左上の部分の拡大図である。縦書きの記入欄が横に366個あり、それを1列として上から下に101列ある。なお、記入欄の枠線は記載されていない。
請求項6の実施の形態11、12を図13、図14に示す。
図13は、縦長横書きの実施の形態11で、丸い筒などに螺旋状に巻いて使用する。
図14は、横長縦書きの実施の形態12で、農家で農作業日記として、1年ごとに切って並べたり、丸い柱に螺旋状に巻いて使用する。
請求項7の実施の形態13、14、15を図15〜図20に示す。
図15、図16に示す実施の形態13は、正方形のシートに記載されたもので、記入欄11-4を螺旋ドーナッツ形にレイアウトした日記である。1年毎に外の輪の日付に繋がるように螺旋状の記入欄となっていて、1年を円で捉えることができる。
複数年の日記において、同じ日付の記入欄の位置が、円の中心からみて全て同じ方向にあるため、誕生日や、結婚記念日や、クリスマスが中心からの直線状に並び、例えば結婚記念日の記入欄を蛍光サインペンで塗るのも簡単である。
図16、図17に示す、実施の形態14は、1年毎に外の輪の日付に繋がるように螺旋状の日付となっているのは、実施の形態13と同じであるが、記入欄は、日付毎にはなく、全ての日付の輪の内側の記入エリアにある。
同じ日付の位置が、円の中心からみて全て同じ方向になるよう、閏年以外の年の、閏年の2月29日に当たる部分はブランクとしている。
図18、図19に示す実施の形態15は、概観は実施の形態14と同じであるが、閏年以外の年の2月28日に続けて3月1日を配し、ブランクをなくしている。これにより、1年の連続性がより明確になる。
本願発明は、ある人の生涯や人生を記録する日記だけでなく、会社の社史や組織の歴史、あるいは文化や文明の文化史や文明史、自然界の自然史などの歴史、農業に使う農作業日記、建築や都市開発の工程表や記録などにも利用可能である。
1 日記作成システム
1-1 利用者データベース
1-12 利用者日記データ
1-2 作成指示段階
1-3 日記作成段階
1-4 出力データ作成段階
1-5 日記フォームデータ
1-6 カレンダーデータ
1-7 イベントデータ
2 利用者
2-1 利用者端末
2-2 利用者記入日記
3 読み取り装置
3-1 外部文字認識システム
4 出力装置
5 外部通信環境
11 日記帳
11-1 リフィル
11-2 年
11-3 月
11-4 記入欄
11-5、11-51、11-52、11-53、11-54 日付
11-6 余白
11-7 ノド部
11-8 前小口部
11-9 綴じ穴部
11-10 綴じ穴
13-1 曜日
13-11、13-12、13-13 曜日マーク
14 イベント
14-2 手書き記入されたイベント

Claims (7)

  1. 冊子型の日記帳において、
    サイズがA4+18mm(315mm×210mm)以下、B7(128mm×91mm)以上であり、
    紙の上下2箇所と左右2箇所にそれぞれ合計で、有効紙サイズの1/8.5以下の余白がとられ、その内側に記入エリアが設けられ、
    その記入エリアを31等分とそれに直行する方向で6等分した記入欄であって、
    見開きの1ページ目に1月から6月の6か月分、見開きの2ページ目に7月から12月の6か月分の、合計1年分の記入欄とし、
    異なる年の同じ日付の記入欄の、ページを見開いた時のページ上の位置が全て同じであり、
    同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つであり、日付と記入欄が1対1で対応していることを特徴とする日記帳。
  2. 連続した100年以上の見開きページを有することを特徴とする、請求項1に記載の日記帳。
  3. 綴じたサイズがA4+18mm(315mm×210mm)以下、B7(128mm×91mm)以上であり、40ページ以下であることを特徴とする、請求項1に記載の日記帳用リフィル。
  4. 日記の作成方法であって、
    日記全体の体裁を決める日記フォームデータと、
    年と月と日のデータであるカレンダーデータと、
    各日付におけるイベントデータの格納部を有し、
    日記作成段階において、作成指示段階の日記作成指示により、日記フォームデータと、カレンダーデータを元に、日記ベースが作成され、
    イベントデータが格納されている場合は、作成指示段階のイベントデータ記載指示を受けて、日付データに対応したイベントデータが、
    作成された日記ベースと合わされ、
    出力データ作成段階で、出力用データが作成され、出力されることを特徴とした、日記作成方法。
  5. ポスター型の日記において、
    B0サイズ(1456mm×1030mm)以下B2(728mm×515mm)以上の大きさであり、
    紙の上下2箇所と左右2箇所にそれぞれ合計で、紙サイズの1/9以下の余白と、その内側に記入エリアが設けられ、
    年月の記載が記入欄の列の中に有り、記入欄とは別にある場合は、その年月の記載スペースを除いた記入エリアを、
    366等分とそれに直行する方向で100等分以上した記入欄に分け、
    1月1日から12月31日までの365日もしくは366日を1年とする100年分以上の記入欄とし、
    異なる年の同じ日付の記入欄は全て1列に並び、
    同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つであり、日付と記入欄が1対1で対応していることを特徴とする日記。
  6. テープ状の日記において、
    テープ巾が297mm以下、10mm以上であり、
    365日もしくは366日を1年とする1年分以上の記入欄であって、
    記入欄が長方形の場合は記入欄の長手方向が、テープの長手方向と直行する記入欄になっており、
    同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つであり、日付と記入欄が1対1で対応していることを特徴とする日記。
  7. 日記シートにおいて、
    ドーナッツ形で直径が、1456mm以下233mm以上であり、
    年月の記載が記入欄の列の中に有り、記入欄とは別にある場合は、その年月の記載スペースを除いたドーナッツ形の記入エリアを、
    ドーナッツ形の中心方向から延ばした線で365分または366分した記入欄に分け、
    1月1日から12月31日までの365日または366日を1年とする記入欄とし、
    年数が複数である場合は、同じ日付の位置が、円の中心からみて全て同じかまたは1日違いの方向にあり、
    同じ年の同じ日付はダブルことなく抜けもなく1つであることを特徴とする日記。
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