JP2019121989A - 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像中の露出状態をノイズの少ない表示画像により視認させる。【解決手段】主撮像光学系10は、主光学鏡筒101と主撮像素子102とを有する。副撮像光学系20は、副光学鏡筒201、202と副撮像素子203とを備える。副光学鏡筒201、202からの被写体光は、それぞれ、イメージサークル301、302に結像する。主撮像光学系10による露光期間中に、副映像信号処理部204は、これら結像した2つの被写体像の位置を合わせてから加算平均処理して加算平均画像を生成し、この加算平均画像と記憶部2045に記憶されている画像とを加算して加算画像を生成し、生成した加算画像で記憶部2045の記憶内容を更新すると共に、加算画像をライブビュー表示する。制御部13は、これらの一連の処理を繰り返すように制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、静止画撮影中の露出状態を確認可能な撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、一眼レフレックス式の撮像装置においては、被写体像の観察は光学式ファインダにより行っていた。しかし、最近では光学式ファインダをなくし、固体撮像素子から読み出した画像を、液晶モニタ等によって表示するライブビュー表示によって、被写体像の観察をする撮像装置が知られている。また、光学ファインダの代わりに、ライブビュー表示による画像を、液晶モニタとは別に、電子ビューファインダを用いて表示し、液晶モニタ出力と、電子ビューファインダとを切り替え可能にした撮像装置が市販されている。光学ファインダの場合も電子ビューファンダの場合もバルブ撮影のような長時間撮影時には、露出中にイメージセンサからの画像信号の読み出しを行うことができない。そのため、撮影者は被写体の状態や露出状態を確認できず、撮影が終了してから画像を確認することとなる。従って、撮影者にとっては、被写体の明るさなどから露出設定や露出時間を推定し、露出開始、終了を実施することとなり、露出不足、過多による撮影失敗することなく所望の撮影画像を得ることは容易でない。撮影を行いながら撮影中の被写体の状態や露出状態を確認することができれば、簡単に所望の撮影を行うことができ便利である。
ところで、特許文献1では、1つの撮像素子で複数枚の撮影を続け、それにより得られる複数枚の画像を加算し、それらの加算画像を随時表示して記録画像として用いる技術が開示されている。
特開2016−149631号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、記録用の画像に対して複数枚の画像データを加算し多重露出画像とするため、ノイズ自体も画像に重畳され、それによる画質劣化が原理的に生じてしまう。
本発明は、撮像中の露出状態をノイズの少ない表示画像により視認させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、第1及び第2の撮像素子と、前記第1の撮像素子に被写体像を結像させる第1の光学系と、前記第2の撮像素子における第1の撮像領域及び第2の撮像領域にそれぞれ被写体像を結像させる第2及び第3の光学系と、前記第1の撮像領域に結像した被写体像と前記第2の撮像領域に結像した被写体像との位置を合わせる位置合わせ手段と、前記位置合わせ手段により位置を合わされた2つの被写体像を加算平均して加算平均画像を生成する第1の生成手段と、前記第1の生成手段により生成された加算平均画像と記憶部に記憶されている画像とを加算して加算画像を生成すると共に、生成した加算画像で前記記憶部の記憶内容を更新する第2の生成手段と、前記第2の生成手段により生成された前記加算画像を表示する表示手段と、前記第1の光学系による露光期間中に、前記位置合わせ手段、前記第1の生成手段、前記第2の生成手段及び前記表示手段による各処理を所定間隔で繰り返すよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像中の露出状態をノイズの少ない表示画像により視認させることができる。
撮像装置の外観斜視図である。 撮像装置のブロック図である。 副撮像光学系を断面的に示した模式図、副撮像素子の撮像領域を示す平面図である。 副映像信号処理部のブロック図である。 撮像動作を示すタイミングチャートである。 静止画モード処理のフローチャートである。 撮像装置のブロック図である。 撮像動作を示すタイミングチャートである。 静止画モード処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の外観斜視図である。この撮像装置1は、例えば、電子スチルカメラや、静止画撮影機能を有するビデオカメラ等として構成される。
撮像装置1は、撮像レンズを含む主撮像光学系10と、2つの撮像レンズを含む副撮像光学系20を、筐体の正面に有している。主撮像光学系10は、主に記録用の静止画や動画を撮像するのに使用される。副撮像光学系20は、主撮像光学系10の撮影補助として外測用オートフォーカス(AF)や外測用AE(Auto Exposure)、ユーザ(撮影者)へのライブビュー表示の用途として使用される。
以下に説明するように、撮像装置1は、主撮像素子による長秒露出の静止画撮影時にユーザが露出状態を確認できるようにするため、複数の画像領域を持つ副撮像素子を用いて多重露出用の画像を取得し、同時に主撮像素子で静止画撮影を行える。
図2は、撮像装置1のブロック図である。撮像装置1は、主撮像光学系10、主映像信号処理部11、圧縮伸張部12、制御部13、発光部14、操作部15、画像表示部16、画像記録部17、副撮像光学系20、副映像信号処理部204を備える。図2において、点線の矢印は被写体を写した光(入射光)、一点鎖線の矢印は制御信号や演算処理後の制御信号、実線の矢印は画像信号の流れをそれぞれ表す。
主撮像光学系10は、第1の光学系としての主光学鏡筒101と、第1の撮像素子としての主撮像素子102を有する。主光学鏡筒101は、被写体からの光を主撮像素子102に集光するためのレンズを有する。主光学鏡筒101はまた、焦点調節を行うフォーカス機構部、光学結像の倍率を可変させるズーム機構部、主撮像素子102に入射される光量を調整する絞り機構部、シャッタ機構部などから構成されている(いずれも図示せず)。主光学鏡筒101は制御部13からの制御信号に基づいて駆動される。
副撮像光学系20は、互いに所定の間隔をもって配置された第2の光学系としての副光学鏡筒201と第3の光学系としての副光学鏡筒202とを備え、さらに、第2の撮像素子としての副撮像素子203を備える。副光学鏡筒201、202は、主光学鏡筒101と同じく、いずれも図示しないフォーカス機構部、ズーム機構部、絞り機構部、シャッタ機構部をそれぞれ内部に有している。
副光学鏡筒201、202の、フォーカス距離、ズーム設定による画角、絞り設定などの撮影条件は、主光学鏡筒101で設定されている撮影条件と同じに設定される。このように設定されるのは、後述する副映像信号処理部204が加算平均処理及び加算処理を行うのに必要だからである。すなわち、副光学鏡筒201、202から得られる画像と主撮像光学系10から得られる画像とで、被写体となる像の相対位置を合わせるために画角をそろえる必要があるからである。
なお、本実施の形態では、副光学鏡筒201、202の互いの撮像条件を一致させている。また、副光学鏡筒201、202の撮像条件を主光学鏡筒101の撮像条件に合わせることで、副光学鏡筒201、202で得られる被写体画角を主撮像光学系10で得られる被写体画角に合わせている。しかし、後述する副映像信号処理部204内の位置合わせ部2041(図4)による画像の位置合わせ処理を行うことによって、主撮像光学系10と副撮像光学系20との被写体相対画角を合わせることも可能である。
ここで、図3を用いて副撮像光学系20における副撮像素子203に照射される光の撮像領域について説明する。図3(a)は副撮像光学系20を断面的に示した模式図であり、図3(b)は副撮像素子203に照射される光の撮像領域を示す平面図である。図3(a)に示すように、被写体からの光は副光学鏡筒201、202でそれぞれ集光され、副撮像素子203の撮像面に互いに離間して受光される。副光学鏡筒201からの被写体光は、第1の撮像領域としてのイメージサークル301に結像し、被写体像が映し出される。副光学鏡筒202からの被写体光は、第2の撮像領域としてのイメージサークル302に結像し、被写体像が映し出される。
図2で、撮像装置1のブロック構成をさらに説明する。主撮像素子102及び副撮像素子203には、XY読み出し方式のCMOS型イメージセンサなどが用いられる。制御部13からの制御信号に応じて、主撮像素子102及び副撮像素子203における露出や信号読み出しやリセットなどの撮像動作が実施され、対応する画像信号が出力される。また、主撮像素子102と副撮像素子203とは、撮像面に照射される光量や露出時間など、同一の撮影条件の時に同一の感度特性が得られるように調整されている。両者が異なる感度特性となる場合は、得られる画像信号に対して主撮像素子102及び副撮像素子203内の処理か、または制御部13での信号増倍処理により、両者の感度特性が揃えられる。
主映像信号処理部11は、主撮像素子102からの撮像信号を受けて制御部13の制御の下で色補正処理、AE(Auto Exposure)処理、ホワイトバランス処理をした後に、制御部13へと画像信号と制御信号を出力する。これら画像信号及び制御信号は、制御部13内に構成されるRAM(Random Access Memory)に一次記録される。圧縮伸張部12は、制御部13の制御の下で動作し、制御部13内のRAMに記録された画像信号を取り出し、JPEG方式などの所定の静止画像データフォーマットで圧縮符号化処理を行う。圧縮伸張部12はまた、制御部13から供給された静止画像の符号化データを伸張復号化処理する。なお、圧縮伸張部12は、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などにより動画像の圧縮符号化/伸張復号化処理を実行可能なようにしてもよい。
制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAMなどから構成されるマイクロコントローラである。制御部13は、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、撮像装置1の各部を統括的に制御する。発光部14は、キセノン管を用いたストロボ装置やLED発光装置などであり、主映像信号処理部11でのAE処理によって被写体の露出値が低いと判断された場合に、被写体に対して光を照射する。操作部15は、例えばシャッタレリーズボタンなどの各種操作キーやレバー、ダイヤルなどから構成され、ユーザによる入力操作に応じた制御信号を制御部13に出力する。
画像表示部16は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスや、これに対するインタフェース回路などからなる表示手段である。画像表示部16は、制御部13から供給された画像信号から表示用の画像信号を生成し、この画像信号を表示デバイスに供給して画像を表示させる。画像記録部17は、例えば、可搬型の半導体メモリや、光ディスク、HDD(Hard Disk Drive)、磁気テープなどで実現され、圧縮伸張部12により符号化された画像データファイルを制御部13から受け取って記憶する。画像記録部17はまた、制御部13からの制御信号を基に、指定されたデータを読み出し、制御部13に出力する。副映像信号処理部204は、制御部13からの制御信号を基に、副撮像素子203からの画像信号、特にイメージサークル301、302内の画像領域303、304の画像データを使用して、後述する処理を行う。この処理内容については図4を用いて詳細に説明する。
図4は、副映像信号処理部204のブロック図である。副撮像素子203で得られた画像信号は、イメージサークル301、302内の画像領域303、304(図3(b))の両方の信号を含んだ形式で出力され、副映像信号処理部204へと入力される。画像信号は、まず、副映像信号処理部204内の位置合わせ部2041に入力され、画像領域303、304のそれぞれに結像した被写体像の位置が合わせられる。すなわち、位置合わせ部2041は、入力された画像信号を分離して画像領域303、304のそれぞれに対応する2つの画像信号とする。そして位置合わせ部2041は、両画像信号において、副光学鏡筒202で視差が出ている分だけ画像端の位置合わせを行い、画像領域303、304の被写体相対位置が同じになるように処理する。これにより、画像領域303、304に対応する両被写体像の位置を合わせることが可能となる。
本実施の形態では、主撮像光学系10で取得される静止画画像の補助として、副撮像光学系20で得られる撮像画像を表示するため、副映像信号処理部204は、主撮像光学系10と副撮像光学系20とで発生する視差分に対しても位置合わせ処理を行う。このようにして、副映像信号処理部204は、主撮像光学系10で得られる画像と、副撮像光学系20で得られる画像領域303、304の画像との位置合わせを行う。
なお、本実施の形態では、主撮像光学系10と副撮像光学系20とで得られる画像の画角が同じとなるように撮像条件を設定していることを前提とする。しかし、主撮像光学系10で得られる画像の画角が副撮像光学系20で得られる画像の画角より狭い(被写体倍率が大きい)場合は、副撮像光学系20の画角を主撮像光学系10の画角に合わせてもよい。例えば、位置合わせ部2041は、画像領域303、304に対応する画像信号に対して切り抜き処理を行うことで、主撮像光学系10で得られる画像の画角に合わせる。
位置合わせ部2041で分離された画像領域303、304の画像信号は、加算平均処理部2042に入力され、加算平均処理部2042は、2つの画像信号を用いて加算平均処理を行い1つの加算平均画像を生成する。このように、画像領域303、304における2つの位置合わせされた画像を用いて加算平均処理を行うことで、長秒撮影時の静止画撮影におけるライブビュー表示用画像のノイズを低減可能となる。
加算平均処理部2042で生成された加算平均画像は、加算処理部2043に入力される。加算処理部2043は、入力された加算平均画像と記憶部2045に入力されている画像とを用いて加算処理を行い、加算画像を生成する。加算処理部2043は、生成した加算画像を画像補正処理部2044に出力すると共に、加算画像を記憶部2045に記憶させる記憶処理を行う。加算処理部2043は、生成した加算画像で記憶部2045の記憶内容を更新する。従って、加算処理が実施されるごとに、記憶部2045には最新の加算画像が記憶される。加算画像は多重露出画像に相当する。なお、記憶部2045には、初期時には画像が記憶されていない。
画像補正処理部2044は、加算画像に対して、例えば色補正やレンズによる光学収差の補正処理を施して、制御部13と演算処理部2046とに出力する。補正処理後の画像は、制御部13内のRAMに一次記録される。制御部13は、副映像信号処理部204からの画像信号や演算信号を用いて適切な処理を行い、圧縮伸張部12での処理などを通して画像表示部16で画像表示させる。一方、演算処理部2046は、画像補正処理部2044で補正処理された加算画像に対して、例えばAE処理やホワイトバランス処理などの演算処理を行い、その演算結果である演算信号を制御部13へと出力する。
図5は、撮像動作を示すタイミングチャートである。撮像を開始するためにユーザが操作部15の撮像開始の操作をすると、操作部15から操作信号が立ち上がり、制御部13に撮像開始の信号が伝送される(時刻t0)。その後、制御部13は、時刻t1で垂直同期信号VDMを立ち下げ、主光学鏡筒101及び主撮像素子102による静止画撮影を開始させる。これにより主光学鏡筒101による主撮像素子102への露光が開始される。時刻t1ではさらに、制御部13は垂直同期信号VDSを立ち下げ、副光学鏡筒201、202及び副撮像素子203による1枚目の副画像1の撮影を開始する。副画像は、ライブビュー表示用の1フレーム分の静止画であり、N枚目の副画像を副画像Nと記す。時刻t1の後、まもなく垂直同期信号VDM、VDSは立ち上がり、主撮像素子102及び副撮像素子203の1フレーム分の撮影動作中、垂直同期信号VDSは変化しない。垂直同期信号VDMは立ち上がり状態を維持する。
時刻t2になると副画像1の撮像が終わり、垂直同期信号VDSが立ち下がって副画像2の撮影が開始される。それと共に、副映像信号処理部204は、得られた副画像1に基づいて、図4で説明した一連の副映像信号処理(画像の位置合わせ処理、加算平均処理、加算処理、補正処理、演算処理、記憶処理)を実行する。そして、処理された画像が、ユーザ確認用に画像表示部16にライブビュー表示される。
副画像取得のための撮像間隔は、主光学鏡筒101による静止画撮影動作(露光期間)より短い所定間隔に設定され、例えばライブビュー表示と同じフレームレートまたはそれに同期した間隔とする。従って、制御部13は、主光学鏡筒101による露光期間中に、一連の副映像信号処理を複数回、繰り返すよう制御可能である。画像表示部16の表示は主光学鏡筒101による露光期間中、副画像が取得されるごとに逐次更新され、最新の加算画像が表示される。なお、時刻t2では、副画像1より前に撮像されている副画像が存在しないため、副映像信号処理部204内の記憶部2045には画像信号が無い。従って、加算処理部2043の加算処理では、加算平均処理部2042で生成された副画像1に対応する加算平均画像が加算画像(実質的に非加算画像)となり、当該加算平均画像がそのまま表示される。
また、時刻t2では、操作信号が立ち上がった状態を維持しており、主光学鏡筒101による静止画撮影動作は続いているため、主撮像素子102での信号蓄積動作は継続し、垂直同期信号VDMは立ち下がらない。
なお、副画像1に関する撮像タイミング及び映像処理タイミングを、垂直同期信号VDSに同期させているが、垂直同期信号VDSとは非同期で処理し、所定のフレームレートとなるようにして映像処理と映像表示をするようにしてもよい。
次に、時刻t3になると、2枚目の副画像2の撮影が終わり、副映像信号処理部204による副映像信号処理が実行され、処理された画像が画像表示部16に表示される。このとき、直前に取得された副画像1に対応する加算画像が記憶部2045に記憶されている。従って、加算処理部2043の加算処理では、記憶部2045に記憶されている副画像1に対応する加算画像と加算平均処理部2042で今回生成された副画像2に対応する加算平均画像とが加算処理される。従って、画像表示部16の表示内容は、副画像1に対応する加算画像から、副画像1と副画像2との加算画像へ更新される。
時刻t4〜t5では、副画像Nの副映像信号処理が実行され、副画像Nを加味した加算画像が表示される。ユーザは、通常、画像表示部16に表示される画像を視認し、適正な露光状態となったと判断すると、操作部15を操作する。時刻t6で操作部15が操作されると、操作部15から撮像信号が立ち下がり、制御部13に伝送される。制御部13は、この操作信号を受けて、垂直同期信号VDMを立ち下げると共に、主光学鏡筒101及び主撮像素子102による静止画撮影を停止させるように制御する。これにより、主撮像光学系10による露光が終了する。この静止画撮影により生成された1枚の静止画を、制御部13は画像記録部17に記憶させる。
図6は、静止画モード処理のフローチャートである。この処理は、制御部13において、ROMに格納されたプログラムをCPUがRAMに読み出して実行することにより実現される。この処理は、ユーザからの操作部15の操作により静止画モードへの移行指示がなされると開始される。図6の説明において、適宜、図5を参照する。図6の処理において、制御部13及び副映像信号処理部204との協働によって、本発明における位置合わせ手段、第1の生成手段、第2の生成手段、制御手段が実現される。
まず、制御部13は、ステップS601で、撮像装置1を静止画モードに遷移させ、ステップS602で、初期化処理を行う。この初期化処理では、副映像信号処理部204内の記憶部2045内も初期化される。次いでステップS603では、制御部13は、ユーザによる被写体の画角合わせなどに用いるライブビュー撮影と表示を開始する。ここでのライブビュー撮影には、主撮像光学系10または副撮像光学系20のいずれを用いてもよく、画像表示部16によりライブビュー表示を行う。なお、制御部13は、副撮像光学系20を用いてライブビュー撮影を行う場合は、加算処理部2043での処理及び記憶部2045での画像保存を行わずに、ライブビュー表示の逐次更新のみを行う。
次いでステップS604では、制御部13は、静止画撮影の開始操作を示すオン(ON)の操作信号を受信したか否かによって、ユーザにより操作部15に対する静止画撮影の開始操作が行われたか否かを判別する。制御部13は、操作信号がオフ(OFF)の状態が維持されている場合は、処理をステップS603に戻す。操作部15からオン(ON)の操作信号を受信すると(時刻t0)、制御部13は、ステップS605で、主撮像光学系10による静止画撮影を開始し、露出動作を開始させる(時刻t1)。さらに制御部13は、ステップS606で、副撮像光学系20による副画像の取得動作を開始する(時刻t1)。
次いでステップS607では、制御部13は、位置合わせ部2041を制御して画像位置合わせを実施させる。すなわち位置合わせ部2041は、取得された副画像を、画像領域303、304のそれぞれに対応する2つの画像に分離した上で、副光学鏡筒201、202間の視差分だけ画像端の位置合わせを行い、2つの画像データとして出力する。次いでステップS608では、制御部13は、加算平均処理部2042を制御して、ステップS607で生成された2つの画像に対して加算平均処理を行い、加算平均画像を生成させる。次いでステップS609では、制御部13は、加算処理部2043を制御して、ステップS608で生成された加算平均処理画像と記憶部2045に記憶されている画像とに対して加算処理を行って、加算画像を生成させる。ステップS609での処理が初回のループでの処理である場合は、記憶部2045に記憶されている画像が無いため実質的に加算処理されないこととなる。2回目以降では記憶部2045に画像が記憶されているため、ステップS608で生成された加算平均処理画像と記憶部2045に記憶されている画像とにより加算画像が生成される。
次いでステップS610では、制御部13は、加算処理部2043を制御して、ステップS609で生成された加算画像を記憶部2045に記憶させる。ステップS611では、制御部13は、生成された加算画像に対して画像補正処理部2044及び演算処理部2046による処理を実施させると共に、画像補正処理部2044による補正処理を経た画像を画像表示部16にライブビュー表示させる。
ステップS612では、制御部13は、ユーザにより操作部15に対する静止画撮影の終了操作が行われたかを判別する。操作部15から静止画撮影の終了操作を示すオフ(OFF)の操作信号を受信していない場合は、撮影操作が継続しているので、制御部13は、処理をステップS606に戻す。この場合、制御部13は、次の垂直同期信号VDSを立ち下げるタイミングになってから(時刻2、時刻t3等)、次の副画像の撮影に移行する。主撮像素子102の露出動作は継続される。一方、操作部15から静止画撮影の終了操作を示すオフ(OFF)の操作信号を受信すると、制御部13は、処理をステップS613に進める。ステップS613では、制御部13は、垂直同期信号VDMを立ち下げ、主撮像光学系10による静止画撮影を終了させる(時刻t6)。これにより時刻t1から時刻t6までの露光期間が終了する。それと同時に、制御部13は、副撮像光学系20による副画像の取得動作を終了させる。その後、制御部13は、ステップS614で、撮像装置1を静止画モードから待機状態へ遷移させ、図6の処理を終了する。
このように、主撮像光学系10による露光期間中に、副撮像光学系20による副画像が所定間隔で取得され、一連の副映像信号処理を経て、加算画像がライブビュー表示される。特に、主撮像光学系10での静止画長秒撮影においては通常、副画像の取得が複数回なされる。一連の副映像信号処理においては、副撮像光学系20の画像領域303、304に結像した2つの被写体像が加算平均処理されるのでノイズが低減される。また、副画像が取得されるごとに記憶部2045に記憶されている加算画像と新たな加算平均画像とが加算処理されるので、ライブビュー表示に反映される露出が変化していく。ユーザは、ライブビュー表示を視認して、露出状態を把握し、適正露出と判断したタイミングで主撮像光学系10による露光を終了させることができるので、適切な露出の静止画を得ることができる。
本実施の形態によれば、主撮像光学系10とは別に副撮像光学系20が設けられる。主撮像光学系10による露光期間中に、副撮像光学系20で画像領域303、304のそれぞれに結像した被写体像に基づき、一連の副映像信号処理(位置合わせ処理、加算平均処理、加算処理等)を所定間隔で繰り返すよう制御される。そして、主撮像光学系10による露光期間中、加算画像がライブビュー表示され、それが所定間隔で更新される。ライブビュー表示においては、2つの被写体像が加算平均処理されるのでノイズが少なくなる。よって、撮像中の露出状態をノイズの少ない表示画像により視認させることができる。また、主撮像光学系10で取得される静止画は、画像の加算等によるノイズの影響を受けないので、高品位の静止画を取得できる。
なお、主光学鏡筒101による露光期間中に、露光期間中であることをライブビュー表示と並行して画像表示部16やLED等を用いて報知するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置のブロック図である。本実施の形態は、第1の実施の形態に対し、副撮像光学系20の構成が異なり、その他の構成は同様である。以下、第1の実施の形態と同様の構成についてはその説明を省略する。
第1の実施の形態では副撮像光学系20は1つの副撮像素子203を有したが、本実施の形態では副撮像光学系20は2つの副撮像素子701、702を有する。すなわち、副光学鏡筒201、202のそれぞれに対応して、副撮像素子701、702が設けられる。副光学鏡筒201、202で集光された被写体からの光はそれぞれ、副撮像素子701、702に結像し、2つの画像信号として副映像信号処理部204へと入力される。制御部13によって、副撮像素子701、702の撮像動作は、互いに同じ撮影条件で且つ同じ撮像タイミングで動作するように制御される。画像信号が副映像信号処理部204内の位置合わせ部2041に入力された後の副映像信号処理については第1の実施の形態と同様である。ただし、図4において位置合わせ部2041から加算平均処理部2042に入力される画像信号は、画像領域303、304ではなく副撮像素子701、702に対応した信号である。
第1の実施の形態では、副撮像素子203の像面に2つの撮像領域としてイメージサークル301、302が存在した。本実施の形態では、副光学鏡筒201、202に対して副撮像素子701、702をそれぞれ別個に構成にする。これにより、副撮像素子の高画素化が図れる。また、イメージサークルの光が互いに迷光・干渉したり、撮像素子の画素間でのクロストークにより光学特性が劣化したりすることが回避される。
本実施の形態によれば、撮像中の露出状態をノイズの少ない表示画像により視認させること、及び画像の加算等によるノイズの影響を受けない高品位の静止画を取得できることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、副撮像素子による高画素化と副撮像光学による光学干渉を防ぎつつ、静止画の露出状態をモニタすることができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態では、制御部13は、加算画像から被写体像の露出値を計測し、その結果に応じて、主光学鏡筒101及び主撮像素子102による静止画撮影の露出タイミングを制御する。特に、静止画撮影に関し、第1の実施の形態では、主光学鏡筒101による露光終了タイミングがユーザ操作に基づき決定されるが、本実施の形態では、ユーザ操作によることなく自動的に決定される。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。以下、第1の実施の形態と同様の構成についてはその説明を省略する。図5、図6に代えて図8、図9を用いて本実施の形態を説明する。
図8は、撮像動作を示すタイミングチャートである。撮像を開始するためにユーザが操作部15の撮像開始の操作をすると、操作部15から操作信号が立ち上がり、制御部13に撮像開始の信号が伝送される(時刻t80)。第1の実施の形態では、ユーザが操作部15に対し撮像開始の操作を継続していたが、本実施の形態では、一旦、撮像開始の操作した後は特にユーザによる操作を必要とせず、操作信号は、立ち上がった後、まもなく立ち下がって定常状態へと戻る。
その後、制御部13は、時刻t81で垂直同期信号VDMを立ち下げ、主光学鏡筒101及び主撮像素子102による静止画撮影を開始させる。これにより主光学鏡筒101による主撮像素子102への露光が開始される。時刻t81ではさらに、制御部13は垂直同期信号VDSを立ち下げ、副光学鏡筒201、202及び副撮像素子203による1枚目の副画像1の撮影を開始する。時刻t81の後、まもなく垂直同期信号VDM、VDSは立ち上がり、主撮像素子102及び副撮像素子203の1フレーム分の撮影動作中、垂直同期信号VDSは変化しない。垂直同期信号VDMは立ち上がり状態を維持する。
時刻t82になると副画像1の撮像が終わり、垂直同期信号VDSが立ち下がって副画像2の撮影が開始される。それと共に、副映像信号処理部204は、得られた副画像1に基づいて、図4で説明した一連の副映像信号処理(画像の位置合わせ処理、加算平均処理、加算処理、補正処理、演算処理、記憶処理)を実行する。そして、処理された画像が、ユーザ確認用に画像表示部16にライブビュー表示される。副画像は所定間隔で取得される。
ここで、一連の副映像信号処理における、演算処理部2046による処理を経て、演算信号が生成される。制御部13は、演算処理部2046の処理により得られた演算信号に応じて主撮像素子102の露出制御を行う。まず、制御部13は、ROMまたはRAMに所定閾値を格納している。所定閾値は、主光学鏡筒101及び主撮像素子102による主被写体が適正露出となるような値に予め決定されている。なお、所定閾値をユーザが設定できるようにしてもよい。演算信号が示す値は、加算画像にAE処理を行って取得される演算値に相当し、通常、副画像の枚数が増えるにつれて増加する。従って、副画像Nが生成された段階で所定閾値と比較される演算値は、副画像1から副画像(N−1)までの加算画像と、副画像Nに基づく加算平均画像とを加算して得られる加算画像に対して、演算処理部2046の処理を経て得られる演算信号である。
時刻t82では、得られた演算信号が示す値(演算値)が所定閾値に達していないため、制御部13は垂直同期信号VDMを変化させず、主撮像素子102を用いた信号蓄積動作として露出動作を続ける。次に、時刻t83になると、2枚目の副画像2の撮影が終わり、副映像信号処理部204による副映像信号処理が実行され、処理された画像が画像表示部16に表示される。また、副画像2を用いた演算処理部2046での処理で得られた演算信号は、時刻t82での動作時と同様に所定閾値を超えていないため、主撮像素子102の露出動作が継続される。
続いて時刻t84〜t85では、副画像Nの副映像信号処理が実行される。このとき、演算処理部2046で副画像Nを元に取得された演算信号を示す値が所定閾値を超えたことにより、制御部13は、主被写体が適切な露出状態になったと判断し、主撮像素子102に対して露出動作の停止動作を指示する。すなわち、制御部13は、垂直同期信号VDMを立ち下げ(時刻t85)、主撮像素子102の露光を終了させる。従って、加算画像にAE処理を行って得られる演算値に基づいて、主光学鏡筒101による露光終了タイミングが決定される。このように制御することで、ユーザの判断によらず、適正露出の静止画を得ることができる。また、主撮像光学系10と副撮像光学系20とによる撮影タイミングとユーザ操作とのタイムラグを少なくすることが出来る。
図9は、静止画モード処理のフローチャートである。この処理の実現の条件及び開始条件は図6のフローチャートの処理と同様である。ステップS901〜S910の処理は、図6のステップS601〜S610の処理と同様である。
ステップS911では、制御部13は、画像補正処理部2044を制御して、ステップS909で生成された加算画像に補正処理を施させ、RAMに一次記録する。それと共に、制御部13は、演算処理部2046を制御して、画像補正処理部2044で補正処理された加算画像に基づき演算信号を生成させ、その演算信号を演算処理部2046から取得する。
ステップS912では、制御部13は、ステップS911で取得した演算信号を示す値(演算値)が所定閾値を超えたか否かを判別する。そして、演算信号を示す値が所定閾値を超えた場合は、主撮像光学系10により撮影される静止画が適正露出になったと判断されるので、制御部13は処理をステップS914へ進める。一方、演算信号を示す値が所定閾値以下であれば、主撮像光学系10により撮影される静止画が適正露出に満たないと判断されるので、制御部13は処理をステップS913に進める。
ステップS913では、制御部13は、ステップS911で生成された加算画像(画像補正処理部2044で補正処理されたもの)を画像表示部16にライブビュー表示させる。その後、制御部13は、処理をステップS906に戻す。この場合、制御部13は、次の垂直同期信号VDSを立ち下げるタイミングになってから(時刻t82、時刻t83等)、次の副画像の撮影に移行する。主撮像素子102の露出動作は継続される。
ステップS914では、制御部13は、垂直同期信号VDMを立ち下げ、主光学鏡筒101による主撮像素子102への露光を停止させ、主光学鏡筒101及び主撮像素子102による静止画撮影を終了させる。ステップS915では、制御部13は、ステップS913と同様にして画像表示部16にライブビュー表示させる。その後、制御部13は、ステップS916で、図6のステップS614と同様の処理を実行して、図9の処理を終了する。
本実施の形態によれば、撮像中の露出状態をノイズの少ない表示画像により視認させること、及び画像の加算等によるノイズの影響を受けない高品位の静止画を取得できることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、制御部13は、主光学鏡筒101による露光開始後、加算処理部2043により生成された加算画像に基づき演算値を取得し、取得した演算値に基づいて、主光学鏡筒101による露光終了タイミングを決定する。これにより、ユーザ操作によらず、主光学鏡筒101による露光終了タイミングが制御されるので、適正露出の静止画を得ることが容易となる。
なお、本実施の形態における、静止画の露光終了タイミングを自動で決定する制御は、第2の実施の形態で示した、副撮像光学系20が2つの副撮像素子701、702を有する構成に適用してもよい。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
13 制御部
16 画像表示部
101 主光学鏡筒
102 主撮像素子
201、202 副光学鏡筒
203 副撮像素子
204 副映像信号処理部
301、302 イメージサークル

Claims (17)

  1. 第1及び第2の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子に被写体像を結像させる第1の光学系と、
    前記第2の撮像素子における第1の撮像領域及び第2の撮像領域にそれぞれ被写体像を結像させる第2及び第3の光学系と、
    前記第1の撮像領域に結像した被写体像と前記第2の撮像領域に結像した被写体像との位置を合わせる位置合わせ手段と、
    前記位置合わせ手段により位置を合わされた2つの被写体像を加算平均して加算平均画像を生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された加算平均画像と記憶部に記憶されている画像とを加算して加算画像を生成すると共に、生成した加算画像で前記記憶部の記憶内容を更新する第2の生成手段と、
    前記第2の生成手段により生成された前記加算画像を表示する表示手段と、
    前記第1の光学系による露光期間中に、前記位置合わせ手段、前記第1の生成手段、前記第2の生成手段及び前記表示手段による各処理を所定間隔で繰り返すよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 第1、第2及び第3の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子に被写体像を結像させる第1の光学系と、
    前記第2の撮像素子及び前記第3の撮像素子にそれぞれ被写体像を結像させる第2及び第3の光学系と、
    前記第2の撮像素子に結像した被写体像と前記第3の撮像素子に結像した被写体像との位置を合わせる位置合わせ手段と、
    前記位置合わせ手段により位置を合わされた2つの被写体像を加算平均して加算平均画像を生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された加算平均画像と記憶部に記憶されている画像とを加算して加算画像を生成すると共に、生成した加算画像で前記記憶部の記憶内容を更新する第2の生成手段と、
    前記第2の生成手段により生成された前記加算画像を表示する表示手段と、
    前記第1の光学系による露光期間中に、前記位置合わせ手段、前記第1の生成手段、前記第2の生成手段及び前記表示手段による各処理を所定間隔で繰り返すよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の光学系による露光によって得られた静止画を画像記録部に記録させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の光学系による露光期間中に、前記各処理を複数回、繰り返すよう制御可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記所定間隔は、前記表示手段の表示のフレームレートに同期している請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、少なくとも前記第1の光学系による露光期間中、前記第2の光学系の撮像条件と前記第3の光学系の撮像条件とを、前記第1の光学系の撮像条件に合わせることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、少なくとも前記第1の光学系による露光期間中、前記第2の光学系の画角と前記第3の光学系の画角とを前記第1の光学系の画角に合わせることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記位置合わせ手段は、前記第1の撮像領域に結像した被写体像と前記第2の撮像領域に結像した被写体像との視差に基づいて両被写体像の位置を合わせることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記位置合わせ手段は、前記第2の撮像素子に結像した被写体像と前記第3の撮像素子に結像した被写体像との視差に基づいて両被写体像の位置を合わせることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、少なくとも前記第1の光学系による露光期間中、前記第2の光学系の撮像条件と前記第3の光学系の撮像条件とを一致させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、少なくとも前記第1の光学系による露光期間中、前記第2の光学系の撮像条件及び撮像タイミングと前記第3の光学系の撮像条件及び撮像タイミングとを一致させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  12. 操作部を有し、
    前記制御手段は、ユーザによる前記操作部の操作に応じて、前記第1の光学系による露光終了タイミングを制御することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段は、前記第1の光学系による露光開始後、前記第2の生成手段により生成された加算画像にAE処理を行って演算値を取得し、取得した演算値に基づいて、前記第1の光学系による露光終了タイミングを決定することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記制御手段は、前記取得した演算値が閾値を超えた場合に、前記第1の光学系による露光を終了させることを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 第1及び第2の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子に被写体像を結像させる第1の光学系と、
    前記第2の撮像素子における第1の撮像領域及び第2の撮像領域にそれぞれ被写体像を結像させる第2及び第3の光学系と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記第1の撮像領域に結像した被写体像と前記第2の撮像領域に結像した被写体像との位置を合わせる位置合わせステップと、
    前記位置合わせステップにより位置を合わされた2つの被写体像を加算平均して加算平均画像を生成する第1の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにより生成された加算平均画像と記憶部に記憶されている画像とを加算して加算画像を生成すると共に、生成した加算画像で前記記憶部の記憶内容を更新する第2の生成ステップと、
    前記第2の生成ステップにより生成された前記加算画像を表示部に表示させる表示ステップと、
    前記第1の光学系による露光期間中に、前記位置合わせステップ、前記第1の生成ステップ、前記第2の生成ステップ及び前記表示ステップによる各処理を所定間隔で繰り返すよう制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 第1、第2及び第3の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子に被写体像を結像させる第1の光学系と、
    前記第2の撮像素子及び前記第3の撮像素子にそれぞれ被写体像を結像させる第2及び第3の光学系と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記第2の撮像素子に結像した被写体像と前記第3の撮像素子に結像した被写体像との位置を合わせる位置合わせステップと、
    前記位置合わせステップにより位置を合わされた2つの被写体像を加算平均して加算平均画像を生成する第1の生成ステップと、
    前記第1の生成ステップにより生成された加算平均画像と記憶部に記憶されている画像とを加算して加算画像を生成すると共に、生成した加算画像で前記記憶部の記憶内容を更新する第2の生成ステップと、
    前記第2の生成ステップにより生成された前記加算画像を表示部に表示させる表示ステップと、
    前記第1の光学系による露光期間中に、前記位置合わせステップ、前記第1の生成ステップ、前記第2の生成ステップ及び前記表示ステップによる各処理を所定間隔で繰り返すよう制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  17. 請求項15または16に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

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