JP2019120057A - 形状管理プログラムおよび形状管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】橋桁に対する測位装置の設置位置に関わらず橋桁の形状画像を算出して表示できる、橋桁の架設工事を管理する形状管理プログラムおよび形状管理システムを提供する。【解決手段】形状管理システムは、GNSS装置で測位された位置情報と、桁オフセット幅メモリの値とに基づいて、桁画像90が算出され、画像エリアへ表示される。即ち、測位された位置情報に桁オフセット幅メモリの値を加味することで、桁画像90を算出できる。このように橋桁に対するGNSS装置の設置位置に関わらず、桁画像90を算出して表示することができる。よって、橋桁に対するGNSS装置の設置位置の自由度が増すので、その設置作業を容易化でき、更にGNSS装置を必ずしも橋桁の端に設置する必要がないので、架設工事の最中における測位装置の落下を抑制することもできる。【選択図】図4

Description

本発明は、橋桁等の架設工事を管理する形状管理プログラム、および、その形状管理システムに関するものである。
特許文献1には、送り出し架設工法によって橋桁を送り出す際に、GPS位置測定装置を使用して、橋桁の位置や状態を管理する精度管理装置が開示されている。また特許文献2には、クレーンで吊った橋桁を移動させて架設する際に、その移動対象物である架設桁の位置や傾きなどの姿勢をGPS位置測定装置を使用して管理する架設管理システムが開示されている。
特開2000−292520号公報 特開2007−002494号公報
これらの装置における橋桁の移動状況の表示としては、特許文献1の精度管理装置によれば、各位置測定ユニット10の位置画像10A'〜10E'を直線で結び、これを長方形としたものを、橋桁2を平面的に見た疑似画像2'としてモニター61へ表示する(特許文献1の段落0025,図4)。よって、橋桁2を正確に画像表示するためには、各位置測定ユニット10を橋桁2の端に設置しなければならない。しかし、各位置測定ユニット10を橋桁2の端に設置する場合には、そもそも各位置測定ユニット10の設置位置に制約が生じるし、設置された各位置測定ユニット10が架設工事中に落下する等の恐れもあり、その設置が困難であった。
一方、特許文献2の架設管理システムによれば、予め架設桁50などの三次元座標データを記憶しておく。そして、架設桁50の表示に際しては、架設桁50に設置されたGPSアンテナ11の位置データに基づいて、架設桁50の三次元座標データを読み出し、該データをモニタ用PC23に表示する(特許文献2の段落0018,0025〜0027,図2)。しかし、GPSアンテナ11の位置データに基づいて、どのように三次元座標データから架設桁50の画像を生成するのかは開示されていない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、橋桁に対する測位装置の設置位置に関わらず橋桁の形状画像を算出して表示できる、橋桁の架設工事を管理する形状管理プログラムおよび形状管理システムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明の形状管理プログラムは、架設対象の橋桁に設置された測位装置によって測位されたデータに基づいて、記憶部と通信部と表示部とを備えたコンピュータに、前記橋桁の架設工事の管理制御を実行させるものであり、前記記憶部を、前記測位装置の設置位置に対する前記橋桁のオフセット情報を記憶する記憶手段として機能させ、前記測位装置により測位されたデータを前記通信部を介して受信する受信ステップと、その受信ステップにより受信されたデータと前記記憶部に記憶されるオフセット情報とに基づいて前記橋桁の形状画像を算出する画像算出ステップと、その画像算出ステップにより算出された前記橋桁の形状画像を前記表示部へ表示させる表示ステップとを前記コンピュータに実行させるものである。
また本発明の形状管理システムは、架設対象の橋桁に設置された測位手段と、その測位手段により測位されたデータを送信する送信手段と、その送信手段から送信されたデータを受信する受信手段とを備え、前記橋桁の架設工事を管理するものであり、前記測位手段の設置位置に対する前記橋桁のオフセット情報を記憶するオフセット情報記憶手段と、前記測位手段により測位され前記受信手段により受信されたデータと前記オフセット情報記憶手段に記憶されるオフセット情報とに基づいて前記橋桁の形状画像を算出する画像算出手段と、その画像算出手段により算出された前記橋桁の形状画像を表示する表示手段とを備えている。
請求項1記載の形状管理プログラムによれば、測位装置により測位されたデータは通信部を介して受信ステップにより受信され、その受信されたデータと記憶部に記憶されるオフセット情報とに基づいて、画像算出ステップにより、架設対象となる橋桁の形状画像が算出される。ここで、測位装置の設置位置に対する橋桁のオフセット情報は記憶手段に記憶されているので、測位装置により測位されたデータに、該オフセット情報を加味することで、橋桁の形状画像を算出することができる。算出された橋桁の形状画像は、表示ステップによって表示部へ表示される。このように橋桁に対する測位装置の設置位置に関わらず、橋桁の形状画像を算出して、それを表示することができる。よって、橋桁に対する測位装置の設置位置の自由度が増すので、その設置作業を容易化できる。更に測位装置を必ずしも橋桁の端に設置する必要がないので、架設工事の最中における測位装置の落下を抑制することもできる。
請求項2記載の形状管理プログラムによれば、請求項1の奏する効果に加え、画像算出ステップは、測位装置により測位されたデータとオフセット情報とに基づいて、橋桁の平面視画像または側面視画像を算出可能に構成されている。算出された橋桁の平面視画像または側面視画像は、表示ステップによって表示部へ表示されるので、橋桁の架設工事が適切に行われているか否かを正確に管理することができる。
請求項3記載の形状管理プログラムによれば、請求項1又は2の奏する効果に加え、次の効果を奏する。記憶部に記憶される経路始点と経路終点と円弧中心と曲率半径とに基づいて、目標経路算出ステップにより経路始点と経路終点とを円弧状に結んだ目標経路が算出される。許容線算出ステップにより、その目標経路を円弧中心側(円弧の内側)および円弧中心の反対側(円弧の外側)に、目標経路に対し許容される許容ズレ量分それぞれ移動した許容線が算出され、許容線表示ステップにより、その算出された許容線が表示部へ表示される。このように、目標経路に対する許容ズレ量を表した許容線が表示されるので、橋桁の架設工事が適切に行われているか否かを容易に管理することができる。
請求項4記載の形状管理プログラムによれば、請求項3の奏する効果に加え、走行誤差算出ステップにより、円弧中心から測位装置により測位された位置までの直線距離と、曲率半径とに基づいて、橋桁の走行軌道誤差が算出される。目標経路は円弧状に形成されるので、目標経路の曲率半径を、目標経路の円弧中心から測位装置により測位された位置までの直線距離と比較することにより、本来、位置すべき目標経路上の位置を取得することなく、走行軌道誤差を算出することができる。即ち、走行軌道誤差の算出を容易に実行できる。
請求項5記載の形状管理プログラムによれば、請求項3又は4の奏する効果に加え、次の効果を奏する。経路距離算出ステップにより、経路始点と経路終点との直線状の経路距離が算出され、走行距離算出ステップにより、測位装置により測位された位置と経路始点または経路終点との直線状の走行距離が算出される。算出された経路距離と走行距離とに基づいて、走行進捗率算出ステップにより橋桁の走行進捗率が算出される。一般に架設工事の目標経路の曲率半径は非常に大きいので、円弧状に形成される目標経路と走行経路とを直線状に疑似して走行進捗率を算出しても、その誤差は小さい。よって、円弧状に形成される目標経路を走行する橋桁の走行進捗率の算出を容易に実行できる。
請求項6記載の形状管理システムによれば、測位手段により測位され受信手段により受信されたデータとオフセット情報記憶手段に記憶されるオフセット情報とに基づいて、架設対象となる橋桁の形状画像が画像算出手段により算出される。ここで、測位手段の設置位置に対する橋桁のオフセット情報はオフセット情報記憶手段に記憶されているので、測位手段により測位されたデータに、該オフセット情報を加味することで、橋桁の形状画像を算出することができる。算出された橋桁の形状画像は、表示手段によって表示される。このように橋桁に対する測位手段の設置位置に関わらず、橋桁の形状画像を算出して、それを表示することができる。よって、橋桁に対する測位手段の設置位置の自由度が増すので、その設置作業を容易化できる。更に測位手段を必ずしも橋桁の端に設置する必要がないので、架設工事の最中における測位手段の落下を抑制することもできる。
(a)は、架設工事中における橋桁の側面図であり、(b)は、架設工事中の橋桁の平面図である。 本発明の一実施形態における形状管理システムの電気的構成を示すブロック図である。 形状管理プログラムのメイン処理のフローチャートである。 (a)は、画像エリア表示処理のフローチャートであり、(b)は、橋桁の平面視における桁基準線と桁画像とを模式的に示した図である。 (a)は、絶対座標系における目標経路および桁画像を模式的に示した図であり、(b)は、表示座標系における目標経路および桁画像を模式的に示した図である。 (a)は、桁前方の走行軌道誤差の算出方法を説明するための図であり、(b)は、桁前方の走行進捗率の算出方法を説明するための図である。 (a)は、表示装置に表示される画面を示す図であり、(b)は、画像エリアを拡大表示した場合の画面を示す図である。 (a)は、変形例における画像エリア表示処理のフローチャートであり、(b)は、変形例における、橋桁の側面視に対する桁基準線と桁画像とを模式的に示した図である。 (a)は、変形例における表示装置に表示される画面を示す図であり、(b)は、変形例における画像エリアを拡大表示した場合の画面を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本実施形態における形状管理システム1の概要を説明する。図1(a)は、架設工事中における橋桁2の側面図であり、図1(b)は、架設工事中における橋桁2の平面図である。矢印Fは橋桁2の進行方向である。
形状管理システム1は、橋桁2の架設工事の状態を管理制御するためのシステムであり、橋桁2上に設置された桁前方GNSS装置5、桁後方GNSS装置6、及び通信装置7と、橋桁2から離れた場所に設置された管理PC10とで構成される。
橋桁2は、河川等に設けられた橋脚3上への架設対象である鋼製の構造物である。本実施形態において、橋桁2の形状は平面視および側面視において矩形状とされる。橋桁2の進行方向側には、周知の技術で構成された手延べ桁20が延設されている。橋桁2前後の下部に設置された2台の送出し台車4によって、橋桁2及び手延べ桁20は進行方向側に送り出されることで、橋桁2が橋脚3上に架設される。
桁前方GNSS装置5又は桁後方GNSS装置6は、GNSS(全球測位衛星システム)にて、桁前方または桁後方の位置を測位するための測位装置である。桁前方GNSS装置5は、橋桁2の平面視における進行方向左側の前部に、桁後方GNSS装置6は橋桁2の平面視における進行方向左側の後部に、それぞれ設置される。本実施形態において、手延べ桁20を除いた橋桁2の進行方向における前端または左端と桁前方GNSS装置5との距離はそれぞれ1mとされ、橋桁2の後端または左端と桁後方GNSS装置6との距離はそれぞれ1mとされる。
通信装置7は、GNSS装置5,6で測位された位置情報(測位データ)を、管理PC10へ送信するための装置であり、橋桁2の後端に設置される。通信装置7と、GNSS装置5,6とはネットワーク接続され、また、GNSS装置5,6で取得された位置情報は、ネットワークを通じて通信装置7に送信され、通信装置7から管理PC10に送信される。
管理PC10は、例えば、橋桁2から離れた場所に設けられた管理室(図示せず)に設置され、通信装置7から取得した桁前方および桁後方の位置情報から、橋桁2の架設工事の状態を表示または記憶するための情報処理装置である。
次に、図2を参照して、形状管理システム1の電気的構成について説明する。図2は形状管理システム1の電気的構成を示すブロック図である。まず、管理PC10の電気的構成を説明する。管理PC10は、CPU11と、ハードディスクドライブ(以下「HDD」と略す)12と、RAM13とを備え、これらはバスライン14を介して、入出力ポート15にそれぞれ接続されている。入出力ポート15には、通信装置16と、表示装置17と、入力装置18とがそれぞれ接続されている。CPU11は、バスライン14及び入出力ポート15に接続された各部を制御する演算装置である。
HDD12は、CPU11により実行されるプログラムや固定値データ等を格納した書き換え可能な不揮発性の記憶装置であり、形状管理プログラム12aと、GNSSログデータ12bと、目標経路データ12cと、許容線データ12dとが記憶される。CPU11によって形状管理プログラム12aが実行されると、図3のメイン処理が実行される。
GNSSログデータ12bは、架設工事中に通信装置7から受信した橋桁2の位置情報を蓄積して記憶するためのデータ領域である。GNSSログデータ12bには、桁前方GNSS装置5と桁後方GNSS装置6とにより取得された位置情報(緯度経度および高さ)を、公知の方法によって平面座標系(XYZ座標)に変換された座標値が記憶される。また、GNSSログデータ12bには、桁前方および桁後方の位置情報がそれぞれ区別されて記憶される。以下、GNSS装置5,6の位置情報から変換される平面座標系のことを「絶対座標系」と称す。
目標経路データ12cは、橋桁2の架設工事において、予め計画された橋桁2が進行する経路(以下「目標経路」と称す)の経路情報が記憶されるデータ領域である。本実施形態における目標経路は、円弧状に近似される経路とされる。また、橋桁2は剛体であるので、目標経路は、橋桁2の桁前方と桁後方とで異なる。そこで、本実施形態においては、橋桁2の平面視における桁前方GNSS装置5の設置場所に該当する目標経路Tfと、桁後方GNSS装置6の設置場所に該当する目標経路Trとが作成され、それぞれ区別されて目標経路データ12cに記憶される。以下、目標経路Tfの円弧の中心(円弧中心)を「中心Cf」、目標経路Tfの始点(経路始点)を「始点Sf」、目標経路Tfの終点(経路終点)を「終点Ef」とし、同様に目標経路Trの円弧の中心を「中心Cr」、目標経路Trの始点を「始点Sr」、目標経路Trの終点を「終点Er」とする。
許容線データ12dは、目標経路Tf,Trを、目標経路Tf,Trの中心Cf,Cr側(以下「目標経路Tf,Trの内側」と称す)と、中心Cf,Crの反対側(以下「目標経路Tf,Trの外側」と称す)とに、それぞれ後述の許容線幅メモリ13fの値だけ平行移動した経路である許容線の経路情報が記憶されるデータ領域である。許容線は、後述の表示装置17に表示される画面80の画像エリア81(図7)に表示され、架設工事中の橋桁2が目標経路Tf,Trに対して許容される許容ズレ量を表すものである。許容線データ12dには、桁前方の目標経路Tfに対応する2つの許容線と、桁後方の目標経路Trに対応する2つの許容線とがそれぞれ区別されて記憶される。
RAM13は、CPU11が形状管理プログラム12a等の実行時に各種のワークデータやフラグ等を書き換え可能に記憶するためのメモリであり、経路中心メモリ13aと、曲率半径メモリ13bと、経路始点メモリ13cと、経路終点メモリ13dと、GNSS座標メモリ13eと、許容線幅メモリ13fと、桁オフセット幅メモリ13gと、基準線方向メモリ13hと、基準線幅メモリ13iとが設けられる。
経路中心メモリ13aは、目標経路Tf,Trの中心Cf,Crの座標を記憶するためのメモリである。本実施形態においては、橋桁2の平面視における桁前方の目標経路Tfの中心Cfの座標と、橋桁2の平面視における桁後方の目標経路Trの中心Crの座標とが、それぞれ区別されて経路中心メモリ13aに記憶される。
曲率半径メモリ13bは、目標経路Tf,Trの曲率半径を記憶するためのメモリである。桁前方の目標経路Tfの曲率半径Rfと、桁後方の目標経路Trの曲率半径Rrとがそれぞれ区別されて曲率半径メモリ13bに記憶される。なお、本実施形態において、橋桁2は剛体であるので、曲率半径Rf,Rrには同一の値が設定されるが、異なる値が設定されても良い。
経路始点メモリ13cは、目標経路Tf,Trの始点Sf,Srの座標を記憶するためのメモリである。本実施形態においては、橋桁2の平面視における桁前方の目標経路Tfの始点Sfの座標と、橋桁2の平面視における桁後方の目標経路Trの始点Srの座標とが、それぞれ区別されて経路始点メモリ13cに記憶される。
経路終点メモリ13dは、目標経路Tf,Trの終点Ef,Erの座標が記憶されるメモリである。本実施形態においては、橋桁2の平面視における桁前方の目標経路Tfの終点Efの座標と、橋桁2の平面視における桁後方の目標経路Trの終点Erの座標とが、それぞれ区別されて経路終点メモリ13dに記憶される。
GNSS座標メモリ13eは、桁前方GNSS装置5と桁後方GNSS装置6とにより取得された位置情報を、絶対座標系に変換した座標を記憶するためのメモリである。本実施形態において、経路始点メモリ13c,経路終点メモリ13d,GNSS座標メモリ13eには絶対座標系による座標値が記憶され、また、桁前方および桁後方の座標がそれぞれ区別されて記憶される。以下、桁前方GNSS装置5から取得された位置情報を絶対座標系に変換した座標のことを「桁前方GNSS座標Gf」と称し、桁後方GNSS装置6から取得された位置情報を絶対座標系に変換した座標のことを「桁後方GNSS座標Gr」と称す。
許容線幅メモリ13fは、目標経路Tf,Trと、目標経路Tf,Trの内側または外側の許容線との幅を記憶するためのメモリである。即ち、許容線幅メモリ13fには、目標経路Tf,Trに対し許容される許容ズレ量が記憶される。
桁オフセット幅メモリ13gは、橋桁2の進行方向における前端または左端と、桁前方GNSS装置5との距離(オフセット情報)および橋桁2の後端または左端と桁後方GNSS装置6との距離が記憶されるメモリである。上述した通り、本実施形態において、手延べ桁20を除いた橋桁2の進行方向における前端または左端と桁前方GNSS装置5との距離はそれぞれ1mとされ、橋桁2の後端または左端と桁後方GNSS装置6との距離はそれぞれ1mとされるので、桁オフセット幅メモリ13gには1mが設定される。
基準線方向メモリ13hは、後述の表示装置17に表示される橋桁2を表す桁画像90(図7)の算出の際に用いられる桁基準線A(図4(b))に対する桁基準線Cの方向(目標経路Tf,Trの内側または目標経路Tf,Trの外側)が記憶されるメモリであり、基準線幅メモリ13iは、桁基準線Cを算出するにあたって、桁基準線Aを平行移動させる際の距離を記憶するためのメモリである。桁基準線A,Cの詳細については、図4を参照して後述する。
通信装置16は、インターネット8を介して外部の装置とデータの送受信をするための装置である。通信装置16を介して、通信装置7から、GNSS装置5,6で取得された位置情報を取得する。表示装置17は、管理PC10の情報や、橋桁2の架設の進捗状況を表示する画面80等を表示するためのディスプレイであり、LCDが例示される。
入力装置18は、ユーザによる指示を管理PC10へ入力するための入力装置であり、マウスやキーボードが例示される。入力装置18を介して、ユーザから中心Cf,Cr、曲率半径Rf,Rr、始点Sf,Sr、終点Ef,Er等の各値が、管理PC10に対して入力される。
次に、橋桁2上に配置される各装置の電気的構成について説明する。橋桁2上に配置される桁前方GNSS装置5と桁後方GNSS装置6と通信装置7とは、それぞれLAN40によってネットワーク接続されている。
桁前方GNSS装置5は、桁前方における位置情報を取得するための装置であり、CPU50と、書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュROM51と、各種のワークデータやフラグ等を書き換え可能に記憶するRAM52とを備え、これらはバスライン53を介して、入出力ポート54にそれぞれ接続されている。入出力ポート54には、GNSS受信装置55と、LANインタフェース(以下「LAN_I/F」と略す)56とがそれぞれ接続されている。CPU50は、バスライン53及び入出力ポート54に接続された各部を制御する演算装置である。
GNSS受信装置55は、GNSSにて位置情報を取得するための装置である。LAN_I/F56は、LAN40を介して、外部の装置と通信を行うための装置である。
桁後方GNSS装置6は、桁後方における位置情報を取得するための装置である。なお、桁後方GNSS装置6の電気的構成は、上述の桁前方GNSS装置5と同様なので、詳細な説明は省略する。
通信装置7は、GNSS装置5,6で取得された位置情報を、携帯電話通信網9およびインターネット8を介して管理PC10へ送信するための装置であり、CPU70と、書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュROM71と、各種のワークデータやフラグ等を書き換え可能に記憶するRAM72とを備え、これらはバスライン73を介して、入出力ポート74にそれぞれ接続されている。入出力ポート74には、携帯回線通信装置75と、LAN40を介して、外部の装置と通信を行うためのLAN_I/F76とがそれぞれ接続されている。CPU70は、バスライン73及び入出力ポート74に接続された各部を制御する演算装置である。
携帯回線通信装置75は、携帯電話通信網9を介して通信するための装置である。携帯回線通信装置75と携帯電話通信網9とは、無線通信によって接続される。また、携帯電話通信網9はインターネット8と接続される。
通信装置7は、携帯回線通信装置75を介して携帯電話通信網9に接続され、さらに、携帯電話通信網9はインターネット8と接続されている。一方、管理PC10は、通信装置16を介してインターネット8に接続されている。従って、橋桁2上に配置される通信装置7は、インターネット8と携帯電話通信網9とを介して、管理PC10と通信可能とされる。
橋桁2の桁前方の位置情報は、桁前方GNSS装置5によって取得され、桁後方の位置情報は桁後方GNSS装置6によって取得される。桁前方GNSS装置5と桁後方GNSS装置6とは、通信装置7とLAN40を介してネットワーク接続されているので、桁前方GNSS装置5と桁後方GNSS装置6とで取得された位置情報は、LAN40を介して通信装置7に送信される。そして、位置情報は、通信装置7によって携帯電話通信網9に送信され、インターネット8を介して管理PC10に送信される。通信装置7と管理PC10とは、携帯電話通信網9及びインターネット8を介して接続されているので、これらがインターネット8等を介さずに、例えば、直接ケーブルや無線通信によって接続されている場合と比較しても、管理PC10は、橋桁2から離れた場所に設置可能となるので、管理PC10の設置場所に関する自由度が増す。
次に、図3〜図7を参照して、管理PC10のCPU11で実行される形状管理プログラム12aについて説明する。図3は、形状管理プログラム12aのメイン処理のフローチャートである。メイン処理によって、GNSS装置5,6から取得した位置情報に基づき、橋桁2の架設工事の状況を表示装置17に表示する。メイン処理は、管理PC10の電源投入後に、ユーザの実行指示があった場合に実行される。
メイン処理ではまず、入力装置18を介してユーザが入力した各種パラメータを保存する(S1)。具体的には、ユーザが入力装置18を介して入力した中心Cf,Crと、曲率半径Rf,Rrと、始点Sf,Srと、終点Ef,Erと、許容線幅と、基準線方向と、基準線幅と、桁オフセット幅とをそれぞれ、経路中心メモリ13aと、曲率半径メモリ13bと、経路始点メモリ13cと、経路終点メモリ13dと、許容線幅メモリ13fと、基準線方向メモリ13hと、基準線幅メモリ13iと、桁オフセット幅メモリ13gとの該当するメモリ領域に保存する。なお、曲率半径Rf,Rrには1500mが、基準線幅には10mが、桁オフセット幅には1mがそれぞれ初期値とされ、本実施形態においては、かかる初期値のままS2以降の処理が行われる。
S1の処理の後、経路中心メモリ13aの中心Cfの値と、曲率半径メモリ13bの曲率半径Rfの値と、経路始点メモリ13cの始点Sfの値および経路終点メモリ13dの終点Efの値とから、桁前方の目標経路Tfを算出する。同様に、経路中心メモリ13aの中心Crの値と、曲率半径メモリ13bの曲率半径Rrの値と、経路始点メモリ13cの始点Srの値および経路終点メモリ13dの終点Erの値とから、桁後方の目標経路Trを算出する。算出された目標経路Tf,Trを、それぞれ目標経路データ12cへ保存する(S2)。
S2の処理の後、S2の処理で作成した目標経路Tf,Trのそれぞれに対し、左右(橋桁2の幅方向)にそれぞれ許容線幅メモリ13fの値だけ平行移動して算出した許容線を、それぞれ許容線データ12dに保存する(S3)。
S3の処理の後、桁前方GNSS装置5と、桁後方GNSS装置6とによって取得された桁前方および桁後方のGNSS情報(緯度経度、および高さ情報)を通信装置16で受信する(S4)。そして、受信された桁前方および桁後方のGNSS情報を、絶対座標系に変換することで算出された座標値、即ち、GNSS座標Gf,Grが、GNSS座標メモリ13eに保存され、GNSSログデータ12bに追加される(S5)。
S5の処理の後、画像エリア表示処理を行う(S6)。画像エリア表示処理は、表示装置17に表示される画面80の画像エリア81(図7)に対する表示処理である。ここで、図4,図5,図7を参照して、画像エリア表示処理について説明する。
図4(a)は、画像エリア表示処理のフローチャートであり、図4(b)は、橋桁2の平面視における桁基準線A〜Dと桁画像90とを模式的に示した図である。画像エリア表示処理は、まず、GNSS座標メモリ13eの値と、目標経路データ12c及び許容線データ12dの値とを、絶対座標系から表示座標系に変換し、それぞれ画像エリア81(図7)に表示する(S60)。ここで図5を参照して、絶対座標系から表示座標系への座標変換について説明する。
図5は、目標経路Tf及び桁画像90を模式的に示した図であり、図5(a)は、絶対座標系でこれらを示したものであり、図5(b)は、表示座標系でこれらを示したものである。図5(a)に示す通り、桁前方の目標経路Tfおよび桁画像90は、原点Oと離れていたり、また、目標経路Tfの始点Sfと終点Efとを結んだ直線は、X軸と角度φを有している場合がある。
本実施形態においては、ユーザによって回転基準座標P1,P2と表示基準点V1,V2とが入力され、その回転基準座標P1を原点かつ、回転基準座標P1と回転基準座標P2とを結ぶ直線が横軸となるように、表示対象物(目標経路Tfや桁画像90等)を回転または移動することで表示座標系(X’Y’座標)に変換する(図5(b))。そして、表示基準点V1,V2を表示座標系に変換した表示基準点V1’,V2’で形成される矩形の範囲を画像エリア81へ表示する。これにより、ユーザにとって利便性の高い表示角度および表示範囲による画像エリア81の表示が可能となる。
また、形状管理プログラム12aの実行直後は、回転基準座標P1,P2の初期値として始点Sfと、終点Efとが指定され、表示基準点V1,V2の初期値として目標経路Tfの全てが表示範囲に収まるような座標が指定される。この場合、図5(b)に示す通り、縦方向、即ちY’軸方向における目標経路Tf,Trと桁画像90との誤差(ズレ)が、目標経路Tf,Trと桁画像90との誤差そのものと略一致する。従って、かかる誤差の有無あるいは大きさを、画像エリア81の表示によって一目で把握することができる。
図4(a)に戻る。S60の処理の後、橋桁2を表す桁画像90を表示するための桁基準線A〜Dを算出する。本実施形態においては、GNSS座標メモリ13eに記憶された桁前方GNSS座標Gfと、桁後方GNSS座標Grとに基づいて、桁基準線A〜Dを算出し、その桁基準線A〜Dをそれぞれ桁オフセット幅メモリ13gの値だけ拡張することで、桁画像90が算出される。
まず、GNSS座標メモリ13eにおける桁前方GNSS座標Gfと桁後方GNSS座標Grとを結んだ、桁基準線A(図4(b))を算出する(S61)。GNSS装置5,6は、橋桁2の進行方向左側に設置されるので、桁基準線Aは、桁画像90の進行方向左側における基準線である。S61の処理の後、桁基準線Aを基準線方向メモリ13hに記憶されている方向へ、垂直に基準線幅メモリ13iの値だけ平行移動した桁基準線Cを算出する(S62)。桁基準線Cは、桁画像90の進行方向右側における基準線である。
S62の処理の後、桁基準線Aを、桁後方GNSS座標Grを中心に、桁基準線C側へ90°回転した桁基準線Dを算出し(S63)、桁前方GNSS座標Gfを中心に、桁基準線C側へ90°回転した桁基準線Bを算出する(S64)。桁基準線Dは、桁画像90の進行方向前端における基準線であり、桁基準線Bは、桁画像90の進行方向後端における基準線である。
S64の処理の後、桁基準線Aを桁オフセット幅メモリ13gの値だけ外周へ拡張して、桁画像90の進行方向左端に該当する外形線90aを算出し、同様に、桁基準線B〜Dを桁オフセット幅メモリ13gの値だけ外周へ拡張して、桁画像90の進行方向後端,右端,前端に該当する外形線90b〜90dをそれぞれ算出する。そして、算出された外形線90a〜90dで構成される桁画像90を、表示座標系に変換して画像エリア81に表示する。既に桁画像90が表示されている場合は、その表示内容を更新する(S65)。
S65の処理の後、図3のメイン処理に戻る。即ち、桁画像90は桁基準線A〜Dを、桁オフセット幅メモリ13gの値だけ拡張することで算出される。桁オフセット幅メモリ13gには、橋桁2の進行方向における左端部から、GNSS装置5,6までの距離の値が設定されるので、GNSS装置5,6を橋桁2の端に設置する必要がない。よって、架設工事の最中におけるGNSS装置5,6の落下を抑制することができる。
また、桁画像90は、GNSS装置5,6から取得されたGNSS座標Gf,Grより算出された、桁基準線A〜Dに基づいて表示される。従って、桁画像90のグラフィック(画像データ)を用意する必要がないので、管理PC10のHDD12やRAM13の容量を節約することができる。更に、桁画像90の表示は更新されるので、前回以前に表示された桁画像90が、画像エリア81に残留しない。このため、画像エリア81の視認性を保持することができる。
図3に戻る。S6の画像エリア表示処理の後、経路中心メモリ13aの値と、曲率半径メモリ13bの値と、GNSS座標メモリ13eの値との差分とから、GNSS座標Gf,Grと、目標経路Tf,Trとの誤差である走行軌道誤差Df,Drを算出し、その値を画面80の誤差表示エリア84f,84rに表示する(S7)。ここで、図6(a)を参照して、走行軌道誤差の算出について説明する。
図6(a)は、桁前方の走行軌道誤差Dfの算出方法を説明するための図である。桁前方の走行軌道誤差Dfは、現時点での桁前方GNSS座標Gfと、桁前方の目標経路Tfとの差分であるので、桁前方GNSS座標Gfに対応する桁前方の目標経路Tfの位置を特定する必要がある。ここで、桁前方の目標経路Tfは、円弧で近似されるので、桁前方の中心Cfを、桁前方の走行軌道誤差Dfを算出する基準とすれば、桁前方の中心Cfと桁前方の目標経路Tfとの距離は、常に桁前方の曲率半径Rfと等しい。
さらに、桁前方の中心Cfと桁前方GNSS座標Gfとの座標値は、既知であるので、桁前方の中心Cfと桁前方GNSS座標Gfとの直線距離CFも算出可能である。従って、桁前方の走行軌道誤差Dfは、桁前方の曲率半径Rfと直線距離CFとによって、数式1で算出される。同様に、桁後方の走行軌道誤差Drも、桁後方の曲率半径Rrと、桁後方の中心Crと桁後方GNSS座標Grとの直線距離CRとによって、数式2で算出される。
Figure 2019120057
そして、数式1で算出された桁前方の走行軌道誤差Dfが、画面80における誤差表示エリア84f(図7)に表示され、数式2で算出された桁後方の走行軌道誤差Drが、誤差表示エリア84r(図7)に表示される。従って、走行軌道誤差Df,Drを、目標経路Tf,Trの曲率半径Rf,Rrと、中心Cf,CrとGNSS座標Gf,Grとの直線距離CF,CRとの差により算出できるので、本来、GNSS座標Gf,Grが位置すべき、目標経路T上の位置を取得する必要はない。よって、走行軌道誤差Df,Drの算出を容易に実行することができる。
図3に戻る。S7の処理の後、走行軌道誤差Df,Drに基づいて、桁位置ランプ83(図7)を点灯する(S8)。図7に示す通り、桁位置ランプ83は、走行軌道誤差Df,Drの大きさやズレの方向に応じた点灯または点滅するランプであり、走行軌道誤差Df,Drにより、GNSS座標Gf,Grがともに許容ズレ量内であることを示す青ランプ83bと、GNSS座標Gf,Grのいずれかが進行方向左側に許容ズレ量を超えてズレていることを示す黄ランプ83yと、GNSS座標Gf,Grのいずれかが進行方向右側に許容ズレ量を超えてズレていることを示す赤ランプ83rとで構成される。
具体的に、S8の処理による桁位置ランプ83の点灯制御は、走行軌道誤差Df,Drが許容ズレ量内である場合、即ち、走行軌道誤差Df,Drが±1m以内である場合は、青ランプ83bを点灯させる一方で、黄ランプ83y及び赤ランプ83rを消灯させる(図7(a))。走行軌道誤差Df,Drのいずれかが−1mより小さい場合は、黄ランプ83yを点滅させる一方で、青ランプ83b及び赤ランプ83rを消灯させる(図7(b))。走行軌道誤差Df,Drのいずれかが1mより大きい場合は、赤ランプ83rを点滅させる一方で、青ランプ83b及び黄ランプ83yを消灯させる(図示せず)。これにより、桁位置ランプ83の点灯または点滅状態により、GNSS座標Gf,Grのズレ方向やズレ量が一目で把握することができる。
S8の処理の後、GNSS座標Gf,Grと、始点Sf,Sr及び終点Ef,Erとから、目標経路Tf,Trにおける橋桁2の進捗度合を表す走行進捗率Pf,Prを算出し、その値をそれぞれ、進捗率表示エリア85fと、進捗率表示エリア85rとに表示する(S9)。ここで、図6(b)を参照して、走行進捗率Pf,Prの算出について説明する。
図6(b)は、桁前方の走行進捗率Pfの算出を説明するための模式図である。本実施形態においては、曲率半径Rf,Rrは1500m等の大きな値が設定されるので、実際には目標経路Tf,Trを略直線と見なすことができる。従って、桁前方の走行進捗率Pfは、始点Sfと終点Efとの直線距離SEfと、桁前方GNSS座標Gfと終点Efとの直線距離GEfとの比から算出でき、同様に、図示はしないが、桁後方の走行進捗率Prも始点Srと終点Erとの直線距離SErと、桁後方GNSS座標Grと終点Erとの直線距離GErとの比から算出できる。具体的に走行進捗率Pf,Prは、数式3,4で算出される。
Figure 2019120057
そして、数式3で算出された、桁前方の走行進捗率Pfが進捗率表示エリア85f(図7)に表示され、数式4で算出された、桁後方の走行進捗率Prが進捗率表示エリア85r(図7)に表示される。上述した通り、走行進捗率Pf,Prは、始点Sf,Srと終点Ef,Erとの直線距離SEf,SErと、GNSS座標Gf,Grと目標経路Tf,Trの終点Ef,Erとの直線距離GEf,GErとの比で算出される。従って、GNSS座標Gf,Grに該当する円弧で近似される目標経路Tf,Tr上の点を取得するといった複雑な演算をすることなく、走行進捗率Pf,Prの算出を容易にできる。
図3に戻る。S9の処理の後、GNSS座標メモリ13eに記憶されている桁前方GNSS座標Gfの絶対座標(X座標,Y座標)を座標表示エリア86f(図7)に表示し、桁後方GNSS座標Grの絶対座標(X座標,Y座標)を座標表示エリア86r(図7)に表示する(S10)。そして、S10の処理の後、S4以下の処理を繰り返す。
ここで、図7を参照して、上述した処理によって表示装置17に表示される画面80について説明する。図7(a)は、表示装置17に表示される画面80を示す図であり、図7(b)は、図7(a)の画像エリア81を拡大表示した場合の画面80を示す図である。画面80は、管理PC10が取得したGNSS装置5,6のGNSS座標Gf,Grに基づいて、橋桁2の架設工事の状況をモニタリングするための画面である。
画面80の中央部には、GNSS装置5,6に基づいた、橋桁2の架設工事の状況の画像を、橋桁2の平面視側から表示する画像エリア81が設けられる。画像エリア81には、桁画像90と、桁前方座標表示91fと、桁後方座標表示91rと、目標経路92と、許容線93,94とが表示される。桁画像90は、橋桁2を表す画像であり、GNSS座標メモリ13eに記憶されたうちの最新のGNSS座標Gf,Grに基づいて算出される。更に図4(a)のS65の処理によって桁画像90の表示が更新されるので、画像エリア81には最新の桁画像90のみが表示される。これにより、不必要な桁画像90が表示されないので、画像エリア81全体の視認性を向上させることができる。
座標表示91f,91rには、GNSS座標メモリ13eに記憶されたGNSS座標Gf,Grを、表示座標系に変換した座標が表示される。一度表示された座標表示91f,91rは、そのまま画像エリア81に継続して表示するので、座標表示91f,91rによる軌跡が、画像エリア81に表示される。目標経路92は、目標経路データ12cに記憶された目標経路Tf,Trを、表示座標に変換して画像エリア81に表示したものである。許容線93には、許容線データ12dに記憶された目標経路Tf,Trの内側の許容線を、表示座標系に変換したものが表示され、許容線94には、許容線データ12dに記憶された目標経路Tf,Trの外側の許容線を表示座標系に変換したものが表示される。
画像エリア81上に表示された座標表示91f,91rと目標経路92および許容線93,94とを確認することにより、座標表示91f,91rが目標経路92に従って架設工事ができているか、また、座標表示91f,91rが許容線93,94で表される許容ズレ量の範囲内で架設工事ができているかを一目で把握することができる。
画像エリア81の下部には、回転基準座標P1,P2や表示基準点V1,V2等を変更するための表示設定変更画面(図示せず)へ画面移動するための表示設定変更ボタン82が設けられる。また、画像エリア81の左側には、走行軌道誤差Df,Drに応じて点灯される桁位置ランプ83が表示される。
画像表示エリア右側には、走行軌道誤差Df,Drの値がそれぞれ表示される誤差表示エリア84f,84rと、走行進捗率Pf,Prの値がそれぞれ表示される進捗率表示エリア85f,85rと、GNSS座標メモリに記憶されたGNSS座標Gf,Grをそれぞれ表示する座標表示エリア86f,86rとが、それぞれ設けられる。誤差表示エリア84f,84rと、進捗率表示エリア85f,85rと、座標表示エリア86f,86rとの表示により、画像エリア81上では正確に把握するのが困難な、それぞれの具体的な値を把握することができる。
以上説明した通り、本実施形態における形状管理システム1は、GNSS装置5,6により測位された位置情報が、通信装置16によって受信され、その受信された位置情報と、桁オフセット幅メモリ13gの値とに基づいて、橋桁2の形状画像である桁画像90が算出される。ここで、GNSS装置5,6の設置位置に対する橋桁2の端部との距離は、桁オフセット幅メモリ13gの値に記憶されているので、GNSS装置5,6により測位された位置情報に、桁オフセット幅メモリ13gの値を加味することで、桁画像90を算出することができる。算出された桁画像90は、表示装置17の画像エリア81へ表示される。
このように橋桁2に対するGNSS装置5,6の設置位置に関わらず、橋桁2の桁画像90を算出して、それを表示することができる。よって、橋桁2に対するGNSS装置5,6の設置位置の自由度が増すので、その設置作業を容易化できる。更にGNSS装置5,6を必ずしも橋桁2の端に設置する必要がないので、架設工事の最中における測位装置の落下を抑制することもできる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
上記実施形態では、画像エリア81で橋桁2の架設工事の状況の画像を橋桁2の平面視側から表示して、橋桁2の幅方向のズレを管理するものとして構成した。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、画像エリア81で橋桁2の架設工事の状況の画像を橋桁2の側面視側から表示して、橋桁2の高さ方向のズレを管理するものとして構成しても良い。図8,9を参照して、橋桁2の架設工事の状況の画像を橋桁2の側面視側から表示する場合を説明する。なお、上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
図8(a)は、変形例における画像エリア表示処理のフローチャートであり、図8(b)は、変形例における、橋桁2の側面視に対する桁基準線E〜Hと桁画像90とを模式的に示した図である。上記実施形態では、桁基準線A〜Dを算出、拡張することで、桁画像90が算出された。橋桁2の側面視による桁画像90も、桁基準線E〜Gを算出し、拡張することで、橋桁2の側面視による桁画像90が算出される。
図3に示すメイン処理のS1の処理において、中心Cf,Crと、始点Sf,Srと、終点Ef,Erとには、橋桁2の側面視における各座標値が入力され、経路始点メモリ13cと、経路終点メモリ13dとの該当するメモリ領域にそれぞれ保存する。なお、曲率半径Rf,Rrにはそれぞれ2000mが、基準線幅には5mが、桁オフセット幅には1mがそれぞれ初期値とされ、本変形例においても、かかる初期値のままS2以降の処理が行われる。
図8(a)に戻る。S60の処理の後、桁前方GNSS座標Gfと、桁後方GNSS座標Grとを結ぶ直線である桁基準線Eを算出する(S70)。桁基準線Eは、橋桁2の上面に位置するので、桁画像90における上面の基準線である。
S70の処理の後、桁基準線Eを垂直に基準線幅メモリ13iの値だけ平行移動した桁基準線Gを算出する(S71)。桁基準線Gは、桁画像90における下面の基準線である。なお、橋桁2の送出しにおいて、橋桁2の側面視による目標経路Tf,Trは、常に上に凸の円弧状とされるので、基準線方向メモリ13hに記憶される方向は、常に「目標経路Tf,Trの内側」とされる。
S71の処理の後、桁基準線Eを、桁後方GNSS座標Grを中心に、桁基準線G側へ90°回転して桁基準線Fを算出し(S72)、同じく桁基準線Eを、桁前方GNSS座標Gfを中心に、桁基準線G側へ90°回転して桁基準線Hを算出する(S73)。桁基準線Fは、桁画像90の進行方向前端における基準線であり、桁基準線Hは、桁画像90の進行方向後端における基準線である。
S73の処理の後、桁基準線F〜Hをそれぞれ桁オフセット幅メモリ13gの値だけ拡張した外形線90f〜90hと、桁基準線Eの両端をそれぞれ桁オフセット幅メモリ13gの値だけ延長した外形線90eとで構成される桁画像90を、表示座標変換して画像エリア81に表示する。既に桁画像90が表示されている場合は、その表示内容を更新する(S74)。これにより、側面視における桁画像90が、画像エリア81に表示される。
ここで、図9を参照して、上述した処理によって表示装置17に表示される画面80について説明する。図9(a)は、表示装置17に表示される画面80を示す図であり、図9(b)は、図9(a)の画像エリア81を拡大表示した場合の画面80を示す図である。画像エリア81には、目標経路92と、許容線93,94の代わりに、橋桁2の側面視における目標経路である目標経路102と、目標経路Tf,Trの内側の許容線である許容線103と、目標経路Tf,Trの外側の許容線である許容線104とが表示される。
これにより、橋桁2の側面視においても、座標表示91f,91rと、目標経路92および許容線93,94を確認することにより、座標表示91f,91rが、目標経路102に従って架設工事ができているか、また、座標表示91f,91rが許容線103,104で表される、橋桁2の高さ方向の許容ズレ量の範囲内で架設工事ができているかを一目で把握することができる。よって、橋桁2の側面視において、橋桁2の仮設工事が適切に行われているか否かを、正確に管理することができる。
なお、上記実施形態における画像エリア表示処理と、変形例における画像エリア表示処理とを、表示モード(平面視モードまたは側面視モード)によって、切り替え可能に構成しても良いし、上記実施形態における画像エリア表示処理と、変形例における画像エリア表示処理とによる画像エリア81を、並べて表示するように構成しても良い。かかる場合は、目標経路データ12cと、許容線データ12dと、経路中心メモリ13aと、曲率半径メモリ13bと、経路始点メモリ13cと、経路終点メモリ13dと、許容線幅メモリ13fと、基準線方向メモリ13hと、基準線幅メモリ13iとをそれぞれ、平面視の場合と側面視の場合とで区別して記憶し、平面視による画像エリア81を表示する場合と、側面視による画像エリア81を表示する場合とで、該当するメモリ領域から各値を取得して、それぞれに該当する画像エリア表示処理を行うように構成すれば良い。
上記実施形態においては、形状管理プログラム12aを管理PC10で実行した。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、形状管理プログラム12aを携帯端末で実行するようにしても良い。この場合、入力装置18として、マウスやキーボードの代わりにタッチパネルを用いても良い。
上記実施形態においては、橋桁2上の2箇所に測位装置が設置される構成とした。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、測位装置を橋桁2上に3箇所以上設置し、それぞれの測位装置から取得された位置情報に基づいて、桁画像90等を表示する構成としても良い。
上記実施形態において、許容線幅メモリ13fには、目標経路Tf,Trと許容線との幅は、目標経路Tf,Trの内側と外側とで同一の値が記憶される構成とした。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、架設工事が行われる現場の地盤の強度によって、目標経路Tf,Trと許容線との幅について、目標経路Tf,Trの内側と外側とで異なった値を許容線幅メモリ13fに記憶するようにしても良い。その際は、許容線幅メモリ13fに対して、目標経路Tf,Trの内側と外側との許容線の幅を区別して記憶すれば良い。
上記実施形態においては、GNSS装置5,6を橋桁2における進行方向左側に設置される構成とした。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、GNSS装置5,6を進行方向右側に設置しても良い。かかる場合には、基準線方向メモリ13hに対して、進行方向右側に設置されたGNSS装置5,6と、中心Cf,Crとの位置関係に従った方向を記憶すれば良い。
また、GNSS装置5,6を、橋桁の幅方向における中央に設置しても良い。かかる場合には、基準線方向メモリ13hに対して、進行方向右側に設置されたGNSS装置5,6と、中心Cf,Crとの位置関係に従った方向を記憶すれば良い。加えて、桁前方GNSS座標Gfと、桁後方GNSS座標Grとを結んだ直線を、進行方向左右に垂直にそれぞれ平行移動することで、桁基準線A及び桁基準線Cを算出して桁画像90を算出すれば良い。
上記実施形態では、GNSS座標Gf,Grから、桁基準線A〜Dを作成して、それを拡張することで桁画像90を作成した。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、予め桁画像のグラフィックを作成しておいて、桁画像のグラフィックにおける桁前方の座標と、桁後方の座標とを対応付けておく。そして、GNSS装置5,6から取得された桁前方GNSS座標Gfと、桁後方GNSS座標Grとに対して、桁画像のグラフィックにおける桁前方と桁後方との座標とを一致(または近似)させた上で、桁画像のグラフィックを表示することで、桁画像を表示するように構成しても良い。これにより、桁前方GNSS座標Gfと桁後方GNSS座標Grとに対して、桁画像のグラフィックにおける桁前方と桁後方との座標とを照合することで容易に、桁画像が表示することができる。また、桁画像はグラフィックで描画されるので、矩形以外の、例えば円弧状等の複雑な形状の橋桁にも、容易に対応することができる。
上記実施形態では、桁前方GNSS座標Gfと、桁後方GNSS座標Grに基づいて、橋桁2の外形形状を示す桁画像90を表示し、橋桁2の架設工事の状態を表示する構成とした。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、橋桁2の架設工事後に、架設工事中にGNSSログデータ12bに記憶された位置情報と、目標経路データ12c及び許容線データ12dに記憶された目標経路Tf,Trおよび許容線とを管理PC10で解析したり、これらを紙面にプリントアウトする構成としても良い。これにより、架設工事が当初の計画通りに実施されたかを、検証することができる。
上記実施形態では、走行進捗率Pf,Prを、桁前方GNSS座標Gfと終点Efとの直線距離GEfや、桁後方GNSS座標Grと終点Erとの直線距離GErに基づいて算出する構成とした。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、走行進捗率Pf,Prを、桁前方GNSS座標Gfと始点Sfとの直線距離や、桁後方GNSS座標Grと終点Efとの直線距離に基づいて算出する構成としても良い。
上記実施形態に挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
1 形状管理システム
2 橋桁
5 桁前方GNSS装置(測位装置)
6 桁後方GNSS装置(測位装置)
7 通信装置(送信手段)
10 管理PC(コンピュータ)
12a 形状管理プログラム
13 RAM(記憶部、記憶手段)
13a 経路中心メモリ(円弧中心)
13b 曲率半径メモリ(曲率半径)
13c 経路始点メモリ(経路始点)
13d 経路終点メモリ(経路終点)
13f 許容線幅メモリ(許容ズレ量)
13g 桁オフセット幅メモリ(オフセット情報、オフセット情報記憶手段)
16 通信装置(通信部、受信手段)
17 表示装置(表示部)
90 桁画像(形状画像)
S2 目標経路算出ステップ
S3 許容線算出ステップ
S4 受信ステップ
S7 走行誤差算出ステップ
S9 経路距離算出ステップ、走行距離算出ステップ、
走行進捗率算出ステップ
S60 許容線表示ステップ
S61〜S65 画像算出ステップ、画像算出手段
S65 表示ステップ、表示手段

Claims (6)

  1. 架設対象の橋桁に設置された測位装置によって測位されたデータに基づいて、記憶部と通信部と表示部とを備えたコンピュータに、前記橋桁の架設工事の管理制御を実行させる形状管理プログラムにおいて、
    前記記憶部を、前記測位装置の取り付け位置に対する前記橋桁のオフセット情報を記憶する記憶手段として機能させ、
    前記測位装置により測位されたデータを前記通信部を介して受信する受信ステップと、
    その受信ステップにより受信されたデータと前記記憶部に記憶されるオフセット情報とに基づいて前記橋桁の形状画像を算出する画像算出ステップと、
    その画像算出ステップにより算出された前記橋桁の形状画像を前記表示部へ表示させる表示ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする形状管理プログラム。
  2. 前記画像算出ステップは、前記測位装置により測位されたデータと前記オフセット情報とに基づいて、前記橋桁の平面視画像または側面視画像を算出可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の形状管理プログラム。
  3. 経路始点と、経路終点と、前記経路始点と前記経路終点とを円弧状に結んだ目標経路の円弧中心と、その円弧の曲率半径と、前記目標経路に対し許容される許容ズレ量とを記憶する記憶手段として、前記記憶部を機能させ、
    前記記憶部に記憶される前記経路始点と前記経路終点と前記円弧中心と前記曲率半径とに基づいて円弧状に形成される目標経路を算出する目標経路算出ステップと、
    前記目標経路算出ステップによって算出された目標経路を、前記円弧中心側および前記円弧中心の反対側に前記許容ズレ量分それぞれ移動した許容線を算出する許容線算出ステップと、
    その許容線算出ステップにより算出された許容線を前記表示部へ表示させる許容線表示ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の形状管理プログラム。
  4. 前記円弧中心から前記測位装置により測位された位置までの直線距離と、前記曲率半径とに基づいて、前記橋桁の走行軌道誤差を算出する走行誤差算出ステップとを備えていることを特徴とする請求項3記載の形状管理プログラム。
  5. 前記経路始点と前記経路終点との直線状の経路距離を算出する経路距離算出ステップと、
    前記測位装置により測位された位置と前記経路始点または前記経路終点との直線状の走行距離を算出する走行距離算出ステップと、
    前記経路距離算出ステップにより算出された経路距離と前記走行距離算出ステップにより算出された走行距離とに基づいて、前記橋桁の走行進捗率を算出する走行進捗率算出ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3又は4に記載の形状管理プログラム。
  6. 架設対象の橋桁に取り付けられた測位手段と、その測位手段により測位されたデータを送信する送信手段と、その送信手段から送信されたデータを受信する受信手段とを備え、前記橋桁の架設工事を管理する形状管理システムにおいて、
    前記測位手段の取り付け位置に対する前記橋桁のオフセット情報を記憶するオフセット情報記憶手段と、
    前記測位手段により測位され前記受信手段により受信されたデータと前記オフセット情報記憶手段に記憶されるオフセット情報とに基づいて前記橋桁の形状画像を算出する画像算出手段と、
    その画像算出手段により算出された前記橋桁の形状画像を表示する表示手段とを備えていることを特徴とする形状管理システム。
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