JP2019119488A - キャップ・ロック - Google Patents

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尚佳 柴田
Naoyoshi Shibata
尚佳 柴田
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Abstract

【課題】持ち運びできる暗証番号式の施錠機構は解錠時に表示部の文字を他人に見られると、その他人も解錠することができ、その後は施錠することができなくなってしまう。【解決手段】施錠機構はロックリングとロックリングの外周に嵌合するロゴリングとからなるダイヤルを備え、ロックリングに対してロゴリングを周方向に相対回転させて嵌合部の位置を決めることで解錠表示(暗証文字)が確定し、その位置決めを自由に選択することで解錠表示を変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイン、日本酒、ウイスキーなどのビン類およびペットボトルなどのキャップ開封後のキャップの施錠に関する。
学生寮や社員寮などにおいて共同で使用している冷蔵庫に、開封後のボトルなどを保存する場合は、所有者を明確にするために各自がボトルに名前を書くなどしていた。
また、家庭などにおいて、幼児に与えられない飲料が入ったボトルを幼児が誤って開けてしまうことがあった。
また、飲食店などにおいて、ボトル飲料を購入してボトルキープをした後、その飲食店を再度利用した際に、保管したボトルの残容量や品質に安心できない状況が発生してしまうことがあった。
特開2000−238831号公報
従来はボトルキャップ開封後のキャップを施錠するものがなかった。
持ち運びできる暗証番号式の施錠機構は解除時に表示部の文字を他人に見られると、その他人も解除することができ、その後は施錠することができなくなってしまうという問題があった。
炭酸飲料やカフェイン飲料またはアルコール類などの幼児に適さない飲料水が入ったボトルを、幼児が誤って開封したり、さらには飲んでしまうことを防止するためのボトルキャップの施錠品の提供を目的とする。
施錠品の施錠機構はロックリングとロックリングの外周に勘合するロゴリングとからなるダイヤルを備え、勘合する際にロックリングに対してロゴリングを周方向に相対回転して勘合部の位置を決めることで解除表示(文字や数字などの暗証文字)が確定し、必要に応じて勘合部の位置を自由に変更して解除表示を変える構造とした。
解除するための表示部を自由に変えることで、他人に解除表示が知られても別の表示に変更することができる。
ペットボトルへのキャップ・ロック装着を示した斜視図である。 ペットボトルへのキャップ・ロック装着を示した正面図である。 ペットボトルへのキャップ・ロック装着完了を示した正面図である。 左右のカバーを閉じた状態のキャップ・ロックの平面図である。 変形鍵穴が形成された状態のキャップ・ロックの平面図である。 変形鍵穴が形成されていない状態のキャップ・ロックの平面図である。 変形鍵穴が形成された状態のキャップ・ロックの斜視図である。 変形鍵穴が形成されていない状態のキャップ・ロックの斜視図である。 ロックリングとロゴリングの勘合位置の変更に関する部分図である。 ロックリングとカギのスリットとの関係の構造図である。 キャップ・ロックの斜視図である。 カバー組の斜視図である。
ボトルキャップ・ロック(10)はカバー組(20)と、3つのダイヤル(60)と、カギ(70)を備える。
カバー組(20)は、中空部を有する円柱形状であり、円柱を左右対称に垂直二等分した一方である第1カバー(30)と他方である第2カバー(40)を備え、第1カバー(30)と第2カバー(40)とがヒンジで左右両開きとなる。
中空部は、左右両閉じになった第1カバー(30)と第2カバー(40)とで形成される円柱上の空間部分である。
第1カバー(30)は、第1開口部(31)と、上部ピン受け(32)と、下部ピン受け(33)と、支持台(34)と、回転軸(35)と、挟持部(36)と、第1爪部(37)を備える。
第1開口部(31)は、第1カバー(30)の側面に形成され、第1カバー(30)内のダイヤル(60)を回すための開口部となる。
上部ピン受け(32)は、第1カバー(30)の平面視で半円形の一端側であるとともに、側面視で上方に形成され、止ピン(50)を挿入するためのピン受けとなる。
下部ピン受け(33)は、第1カバー(30)の平面視で半円形の一端側であるとともに、側面視で上部ピン受け(32)の下方に形成され、止ピン(50)を挿入するためのピン受けとなる。
支持台(34)は、円盤形状であり、中空部にあるとともに第1開口部(31)の開口部下側水平線と同じ高さに位置し、第3鍵穴(34−1)を有する。
回転軸(35)は、支持台(34)の中心でかつ上方に位置し円柱形状であり、平面視で切り欠き形状の回転軸凹部(35−1)を有する。
挟持部(36)は、支持台(34)の下方に位置し、支持台(34)とともに第2カバー(40)の仕切り(44)を挟持する。
第1爪部(37)は、第1カバー(30)の底面に位置し、第1カバー(30)と第2カバー(40)を閉成したときに第1爪部(37)と第2カバー(40)の第2爪部(45)とでボトル・ネック部のフランジ(102)に係合する。
第2カバー(40)は、その上蓋(41)と、第2開口部(42)と、中部ピン受け(43)と、仕切り(44)と、第2爪部(45)を備える。
上蓋(41)は、第2カバー(40)の上面に形成され、第1鍵穴(41−1)を有する。
第2開口部(42)は、第2カバー(40)の側面に形成され、第2カバー(40)内のダイヤル(60)を回すための開口部となる。
中部ピン受け(43)は、第2カバー(40)の側面側であり、平面視で半円形の一端側であるとともに、側面視で第1カバー(30)の上部ピン受け(32)と下部ピン受け(33)の間に形成され、止ピン(50)を挿入するためのピン受けとなる。
仕切り(44)は、第2カバー(40)の中空部であるとともに、第2開口部(42)の開口部下側水平線と同じ高さに位置し、円盤形状であり、第2鍵穴(44−1)を有する。
第2爪部(45)は、第2カバー(40)の底面に位置し、第1カバー(30)と第2カバー(40)を閉成したときに第2爪部(45)と第1カバー(30)の第1爪部(37)とでボトル・ネック部のフランジ(102)に係合する。
ダイヤル(60)は、その中心部にロック部であるロックリング(61)と、ロックリング(61)の外周側に表示部であるロゴリング(62)を備え、ロックリング(61)の外周側面の平面視である第1ギア形状とロゴリング(62)の内周側面の平面視である第2ギア形状とが勘合する勘合部(63)を備える。
なお、勘合部(63)はギア形状であるが、勘合時にロックリング(61)に対してロゴリング(62)が周方向へ相対回転せずに軸方向へ相対移動することで、ロックリング(61)に対してロゴリング(62)が取り外しできる形状であればよい。
ロックリング(61)は、内円が空洞であるドーナツ状であり、空洞形状は外周径の大きい円盤が下段にそれより小さい円盤が上段に位置する2段構造であり、ロックリング(61)の内円は平面視において切り欠き状のロックリング凹部(61−1)を備え、外周側面はロゴリング(62)と勘合するためのギア形状を備え、
回転軸(35)に回動自在に軸支されるとともに、回転軸凹部(35−1)と、ロックリング凹部(61−1)とで変形鍵穴を形成する回動位置を有する。
ロゴリング(62)は、内円が空洞であるドーナツ状であるとともに、外周側面に文字または数字の意匠面を有する解除表示である暗証文字を備え、内周側面はロックリング(61)と勘合するためのギア形状を備える。
カギ(70)は、使用状態姿勢において、上下に長く板状である下部と、つまみである上部を有し、下部は幅方向に3つのスリット(71)を備える。
鍵穴は、第1カバー(30)の回転軸(35)を中心にロックリング(61)が回動することで、回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)とが径方向に一致した時に形成される変形鍵穴(80)であり、径方向一致しない場合には変形鍵穴(80)は形成されない。
ロック機構は、第1カバー(30)の変形鍵穴(80)と第2カバー(40)の第1鍵穴(41−1)(第2鍵穴も同じ位置)とが上下に重なり合ったときにカギ(70)をカバー組(20)から挿入・取出しできる解除状態となる。
解除状態となってカギ(70)を取り出すと第1カバー(30)と第2カバー(40)を左右に開閉でき、解除状態で第1カバー(30)と第2カバー(40)を閉成し、かつダイヤル(60)を回して変形鍵穴(80)を変化させると、カギ(70)をカバー組(20)から取り出すことができなくなり、かつ第1カバー(30)と第2カバー(40)を左右に開成できない施錠状態となる。
解除番号変更機能は、図9のようにロックリング(61)の外周とロゴリング(62)の内周を勘合させる時に、ロックリング凹部(61−1)の径方向延長上に位置するロゴリング(62)の暗証文字または基準となる位置を、ロックリング(61)とロゴリング(62)との周方向における相対回転によって自由に選択することができる。
ロックリング(61)とロゴリング(62)の勘合状態から、ロックリング(61)の外周とロゴリング(62)の内周とを軸方向へ相対移動させることで、ロックリング(61)とロゴリング(62)とを取り外すことができる。
図1はペットボトルにキャップ・ロックを装着した状態で、実施例ではダイヤル(60)は3つであるが、いくつであってもよい。
図2はペットボトルのキャップ(101)が左カバー内に収納されている様子であり、左右のカバーを閉じると両カバーの爪(36,45)がペットボトルのフランジ(102)に係合する。
図3はペットボトルのキャップに施錠した状態である。
図4はキャップ・ロックを閉成した状態で、第1鍵穴(41−1)にカギを挿入して、その後でダイヤル(60)を回すと施錠状態となる。
図5は回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)が同じ径方向上で一致した時に、回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)とが変形鍵穴(80)を形成する。
図6は回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)が同じ径方向上で一致していないため、変形鍵穴(80)が形成されない。
図9はロックリング(61)とロゴリング(62)の勘合位置(63)を変更する場合で、自由に表示部を変えることが可能となる。
図10はロクリング(61)の内周壁とカギ(70)のスリット(71)との形状の関係である。実施例ではダイヤル(60)が3つであるため、スリット(71)も3つとなる。
本発明のキャップ・ロックは容器の口にフランジを有するものであればビン類およびペットボトルなどに限らす、薬品や洗浄剤などの容器などでも施錠することができる。
10 ボトルキャップ・ロック
20 カバー組
30 第1カバー
31 第1開口部
32 上部ピン受け
33 下部ピン受け
34 支持台
34−1 第3鍵穴
35 回転軸
35−1 回転軸凹部
36 挟持部
37 第1爪部
40 第2カバー
41 上蓋
41−1 第1鍵穴
42 第2開口部
43 中部ピン受け
44 仕切り
44−1 第2鍵穴
45 第2爪部
50 止ピン
60 ダイヤル
61 ロックリング
61−1 ロックリング凹部
62 ロゴリング
63 勘合部
70 カギ
71 スリット
80 変形鍵穴
100 ペットボトル
101 ペットボトル・キャップ
102 ペットボトル・ネックフランジ
本発明は、ワイン、日本酒、ウイスキーなどのビン類およびペットボトルなどのキャップ開封後のキャップの施錠に関する。
学生寮や社員寮などにおいて共同で使用している冷蔵庫に、開封後のボトルなどを保存する場合は、所有者を明確にするために各自がボトルに名前を書くなどしていた。
また、家庭などにおいて、幼児に与えられない飲料が入ったボトルを幼児が誤って開けてしまうことがあった。
また、飲食店などにおいて、ボトル飲料を購入してボトルキープをした後、その飲食店を再度利用した際に、保管したボトルの残容量や品質に安心できない状況が発生してしまうことがあった。
特開2000−238831号公報
従来はボトルキャップ開封後のキャップを施錠するものがなかった。
持ち運びできる暗証番号式の施錠機構は解時に表示部の文字を他人に見られると、その他人も解することができ、その後は施錠することができなくなってしまうという問題があった。
炭酸飲料やカフェイン飲料またはアルコール類などの幼児に適さない飲料水が入ったボトルを、幼児が誤って開封したり、さらには飲んでしまうことを防止するためのボトルキャップの施錠品の提供を目的とする。
施錠品の施錠機構はロックリングとロックリングの外周に合するロゴリングとからなるダイヤルを備え、合する際にロックリングに対してロゴリングを周方向に相対回転して合部の位置を決めることで解表示(文字や数字などの暗証文字)が確定し、必要に応じて合部の位置を自由に変更して解表示を変える構造とした。
するための表示部を自由に変えることで、他人に解表示が知られても別の表示に変更することができる。
ペットボトルへのキャップ・ロック装着を示した斜視図である。 ペットボトルへのキャップ・ロック装着を示した正面図である。 ペットボトルへのキャップ・ロック装着完了を示した正面図である。 左右のカバーを閉じた状態のキャップ・ロックの平面図である。 変形鍵穴が形成された状態のキャップ・ロックの平面図である。 変形鍵穴が形成されていない状態のキャップ・ロックの平面図である。 変形鍵穴が形成された状態のキャップ・ロックの斜視図である。 変形鍵穴が形成されていない状態のキャップ・ロックの斜視図である。 ロックリングとロゴリングの合位置の変更に関する部分図である。 ロックリングとカギのスリットとの関係の構造図である。 キャップ・ロックの斜視図である。 カバー組の斜視図である。
ボトルキャップ・ロック(10)はカバー組(20)と、3つのダイヤル(60)と、カギ(70)を備える。
カバー組(20)は、中空部を有する円柱形状であり、円柱を左右対称に垂直二等分した一方である第1カバー(30)と他方である第2カバー(40)を備え、第1カバー(30)と第2カバー(40)とがヒンジで左右両開きとなる。
中空部は、左右両閉じになった第1カバー(30)と第2カバー(40)とで形成される円柱上の空間部分である。
第1カバー(30)は、第1開口部(31)と、上部ピン受け(32)と、下部ピン受け(33)と、支持台(34)と、回転軸(35)と、挟持部(36)と、第1爪部(37)を備える。
第1開口部(31)は、第1カバー(30)の側面に形成され、第1カバー(30)内のダイヤル(60)を回すための開口部となる。
上部ピン受け(32)は、第1カバー(30)の平面視で半円形の一端側であるとともに、側面視で上方に形成され、止ピン(50)を挿入するためのピン受けとなる。
下部ピン受け(33)は、第1カバー(30)の平面視で半円形の一端側であるとともに、側面視で上部ピン受け(32)の下方に形成され、止ピン(50)を挿入するためのピン受けとなる。
支持台(34)は、円盤形状であり、中空部にあるとともに第1開口部(31)の開口部下側水平線と同じ高さに位置し、第3鍵穴(34−1)を有する。
回転軸(35)は、支持台(34)の中心でかつ上方に位置し円柱形状であり、平面視で切り欠き形状の回転軸凹部(35−1)を有する。
挟持部(36)は、支持台(34)の下方に位置し、支持台(34)とともに第2カバー(40)の仕切り(44)を挟持する。
第1爪部(37)は、第1カバー(30)の底面に位置し、第1カバー(30)と第2カバー(40)を閉成したときに第1爪部(37)と第2カバー(40)の第2爪部(45)とでボトル・ネック部のフランジ(102)に係合する。
第2カバー(40)は、その上蓋(41)と、第2開口部(42)と、中部ピン受け(43)と、仕切り(44)と、第2爪部(45)を備える。
上蓋(41)は、第2カバー(40)の上面に形成され、第1鍵穴(41−1)を有する。
第2開口部(42)は、第2カバー(40)の側面に形成され、第2カバー(40)内のダイヤル(60)を回すための開口部となる。
中部ピン受け(43)は、第2カバー(40)の側面側であり、平面視で半円形の一端側であるとともに、側面視で第1カバー(30)の上部ピン受け(32)と下部ピン受け(33)の間に形成され、止ピン(50)を挿入するためのピン受けとなる。
仕切り(44)は、第2カバー(40)の中空部であるとともに、第2開口部(42)の開口部下側水平線と同じ高さに位置し、円盤形状であり、第2鍵穴(44−1)を有する。
第2爪部(45)は、第2カバー(40)の底面に位置し、第1カバー(30)と第2カバー(40)を閉成したときに第2爪部(45)と第1カバー(30)の第1爪部(37)とでボトル・ネック部のフランジ(102)に係合する。
ダイヤル(60)は、その中心部にロック部であるロックリング(61)と、ロックリング(61)の外周側に表示部であるロゴリング(62)を備え、ロックリング(61)の外周側面の平面視である第1ギア形状とロゴリング(62)の内周側面の平面視である第2ギア形状とが合する合部(63)を備える。
なお、合部(63)はギア形状であるが、合時にロックリング(61)に対してロゴリング(62)が周方向へ相対回転せずに軸方向へ相対移動することで、ロックリング(61)に対してロゴリング(62)が取り外しできる形状であればよい。
ロックリング(61)は、内円が空洞であるドーナツ状であり、空洞形状は外周径の大きい円盤が下段にそれより小さい円盤が上段に位置する2段構造であり、ロックリング(61)の内円は平面視において切り欠き状のロックリング凹部(61−1)を備え、外周側面はロゴリング(62)と合するためのギア形状を備え、
回転軸(35)に回動自在に軸支されるとともに、回転軸凹部(35−1)と、ロックリング凹部(61−1)とで変形鍵穴を形成する回動位置を有する。
ロゴリング(62)は、内円が空洞であるドーナツ状であるとともに、外周側面に文字または数字の意匠面を有する解表示である暗証文字を備え、内周側面はロックリング(61)と合するためのギア形状を備える。
カギ(70)は、使用状態姿勢において、上下に長く板状である下部と、つまみである上部を有し、下部は幅方向に3つのスリット(71)を備える。
鍵穴は、第1カバー(30)の回転軸(35)を中心にロックリング(61)が回動することで、回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)とが径方向に一致した時に形成される変形鍵穴(80)であり、径方向一致しない場合には変形鍵穴(80)は形成されない。
ロック機構は、第1カバー(30)の変形鍵穴(80)と第2カバー(40)の第1鍵穴(41−1)(第2鍵穴も同じ位置)とが上下に重なり合ったときにカギ(70)をカバー組(20)から挿入・取出しできる解状態となる。
状態となってカギ(70)を取り出すと第1カバー(30)と第2カバー(40)を左右に開閉でき、解状態で第1カバー(30)と第2カバー(40)を閉成し、かつダイヤル(60)を回して変形鍵穴(80)を変化させると、カギ(70)をカバー組(20)から取り出すことができなくなり、かつ第1カバー(30)と第2カバー(40)を左右に開成できない施錠状態となる。
番号変更機能は、図9のようにロックリング(61)の外周とロゴリング(62)の内周を合させる時に、ロックリング凹部(61−1)の径方向延長上に位置するロゴリング(62)の暗証文字または基準となる位置を、ロックリング(61)とロゴリング(62)との周方向における相対回転によって自由に選択することができる。
ロックリング(61)とロゴリング(62)の合状態から、ロックリング(61)の外周とロゴリング(62)の内周とを軸方向へ相対移動させることで、ロックリング(61)とロゴリング(62)とを取り外すことができる。
図1はペットボトルにキャップ・ロックを装着した状態で、実施例ではダイヤル(60)は3つであるが、いくつであってもよい。
図2はペットボトルのキャップ(101)が左カバー内に収納されている様子であり、左右のカバーを閉じると両カバーの爪(36,45)がペットボトルのフランジ(102)に係合する。
図3はペットボトルのキャップに施錠した状態である。
図4はキャップ・ロックを閉成した状態で、第1鍵穴(41−1)にカギを挿入して、その後でダイヤル(60)を回すと施錠状態となる。
図5は回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)が同じ径方向上で一致した時に、回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)とが変形鍵穴(80)を形成する。
図6は回転軸凹部(35−1)とロックリング凹部(61−1)が同じ径方向上で一致していないため、変形鍵穴(80)が形成されない。
図9はロックリング(61)とロゴリング(62)の合位置(63)を変更する場合で、自由に表示部を変えることが可能となる。
図10はロクリング(61)の内周壁とカギ(70)のスリット(71)との形状の関係である。実施例ではダイヤル(60)が3つであるため、スリット(71)も3つとなる。
本発明のキャップ・ロックは容器の口にフランジを有するものであればビン類およびペットボトルなどに限らす、薬品や洗浄剤などの容器などでも施錠することができる。
10 ボトルキャップ・ロック
20 カバー組
30 第1カバー
31 第1開口部
32 上部ピン受け
33 下部ピン受け
34 支持台
34−1 第3鍵穴
35 回転軸
35−1 回転軸凹部
36 挟持部
37 第1爪部
40 第2カバー
41 上蓋
41−1 第1鍵穴
42 第2開口部
43 中部ピン受け
44 仕切り
44−1 第2鍵穴
45 第2爪部
50 止ピン
60 ダイヤル
61 ロックリング
61−1 ロックリング凹部
62 ロゴリング
63 合部
70 カギ
71 スリット
80 変形鍵穴
100 ペットボトル
101 ペットボトル・キャップ
102 ペットボトル・ネックフランジ

Claims (1)

  1. ボトルのキャップを保護して施錠するキャップ・ロックであって、
    キャップ・ロックはカバー組と、少なくとも一つ以上のダイヤルと、カギを備え、
    カバー組は第1カバーと、前記第1カバーと左右両開きになる第2カバーと、左右両閉じ状態において前記第1カバーと前記第2カバーとが形成する中空部と、前記中空部を上下に分割するとともに第2カバーに形成される少なくとも一つの仕切りと、前記仕切りの上方であるとともに第1カバーに形成される支持台と、前記支持台の上方に形成される回転軸と、前記第1カバーおよび前記第2カバーの底面にそれぞれ爪部と、前記第1カバーまたは前記第2カバーに形成される少なくとも一つの上蓋を備え、
    前記ダイヤルは第1空洞部を有するドーナツ状の表示部と、前記第1空洞部に第2空洞部を有するドーナツ状のロック部が勘合する勘合部を備える。
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