JP2019119124A - 熱収縮チューブ用整形体および該整形体を用いた熱収縮チューブ整形法並びに該整形法により得られる整形熱収縮チューブ - Google Patents

熱収縮チューブ用整形体および該整形体を用いた熱収縮チューブ整形法並びに該整形法により得られる整形熱収縮チューブ Download PDF

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正彦 荻川
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Abstract

【課題】管体に対する効果的な熱収縮チューブの覆設手段および該手段にて得られた整形熱収縮チューブを提供する。【解決手段】任意形状の剛性を有する主部を設け、該主部端面中央より突出する円柱状の押圧部を設け、該押圧部外周に、主部側押圧部から押圧部先端に向かう複数個の線状凹凸部を設けたことを特徴とする熱収縮チューブ用整形体であり、この整形体を用いた熱収縮チューブ整形法および該整形法により得られる整形熱収縮チューブである。【選択図】図8

Description

この発明は、熱収縮チューブを整形するための専用の整形体と、この整形体を用いた熱収縮チューブ整形法と、該整形法により得られる整形熱収縮チューブに関する。
従来より、加熱により収縮する熱収縮チューブが多用されているが、本発明にて示すように、管体外面および管端近傍内面に熱収縮チューブを覆設するための専用の整形体と、該整形体を用いた熱収縮チューブの整形方法並びに、該整形方法により得られる整形熱収縮チューブは現在のところ見当たらない。
ラップフィルムは日常生活において多用され、キッチングッズとしてほぼ必須のものである。このラップフィルムは、それなりの硬度と強度を有する紙筒よりなる芯材に所定巾と所定長のラップフィルムが巻回され、この巻回フィルムを開閉蓋を有する専用の紙箱に収納して市販されている。
使用によりラップフィルムがなくなると、紙箱と芯材は廃棄される。しかし、資源節約の面から考えると、できることなら廃棄せずに再利用することが望ましい。
前記のように、芯材はそれなりの強度を有し、長いものでは40から50センチメートルほどの長さを有している。
一方、健康維持の一要素として運動があり、ランニング、散歩、トレーニングジムにての各種用具・機器を用いるものなどいろいろあるが、室内にて簡単な器具を用いての体操的な運動も盛んである。古くには青竹踏みがあるが、これは足の運動に限定される。
タオルを両手に持って行う体操的なものもあるが、タオルは剛性を有さないので、これも限定的な運動である。剛性を有するものとして前記のラップフィルムの芯材があり、これを用いれば運動として適しているのであるが、いくつかの問題がある。
その一つは、紙管のために汚れがつきやすく、またついた汚れを簡単に落とすのは難しい。もう一つは、紙管端面には一切面取りがなく、使用者の皮膚を傷つける恐れがある。
以上の問題点を一度に解決する手段として、熱収縮チューブの利用が発案された。
この熱収縮チューブは、ドライヤー等からの熱風にて簡単に収縮するもので、工業的にも多用されているものであるが、本発明の目的からすると、紙管の外面のみならず管端部の被覆も必要のため、本発明は、専用の整形体を用いた整形法、該整形法により得られる整形体を新規な発明として提供するものである。
課題を解決する手段として本発明は以下の構成とした。
すなわち、本発明の一つは、任意形状の剛性を有する主部を設け、該主部端面中央より突出する円柱状の押圧部を設け、該押圧部外周に、主部側押圧部から押圧部先端に向かう複数個の線状凹凸部を設けたことを特徴とする熱収縮チューブ用整形体である。
本発明の第二は、熱収縮チューブを覆設しようとする管体に、管体長より長い熱収縮チューブをかぶせる第一工程と、管体にかぶせた熱収縮チューブに熱風を当てて、管体外周面に熱収縮チューブを貼着的一体化する第二工程と、管体端より突出している熱収縮チューブに熱風を当てて加熱収縮させる第三工程と、熱風にて縮んだ熱収縮チューブに、請求項1または2の整形体を、押圧部を管体端に向けて挿入する第四工程と、押し込んだ整形体を管体より抜き出す第五工程との各工程よりなる熱収縮チューブ整形体を用いた熱収縮チューブ整形法である。本発明の第三は、請求項3の方法により得られる整形熱収縮チューブである。
本発明によれば、被覆しようとする管体の内径に挿入可能なる近似外径の押圧部と、この押圧部外周に設けた線状凹凸部とを有する熱収縮チューブ整形体を用いて熱収縮チューブを整形することができるので、従来法では得られなかった、管体外周面及び管体近傍内面への熱収縮チューブ覆設を可能とすることができ、ラップフィルム芯材を運動や体操の用具として用いる場合におけるラップフィルム芯材の汚れ防止と、使用者皮膚への保護の双方を可能とする有用なる物品と整形方法を得ることができる。また、従来は不要品として廃棄されていたラップフィルム芯材の有効活用にも貢献することができる。
市販のラップフィルム芯材の正面図 市販のラップフィルム芯材の拡大右側面図 市販のラップフィルム芯材に収縮前の熱収縮チューブをかぶせた側面図 本発明の熱収縮チューブ用整形体の拡大正面図 本発明の熱収縮チューブ用整形体の他例拡大正面図 本発明の整形体の線状凹凸部説明図(平面視) 本発明により得られた整形熱収縮チューブの説明図 本発明における熱収縮チューブ整形法の工程説明図
以下、本発明の実施形態について説明する。
図において、1はラップフィルム芯材で、全長45センチメートルの紙筒であり、肉厚は3ミリメートル弱で剛性を有している。これは市販のラップフィルム芯材として用いられているものである。
10は熱収縮チューブ用整形体である。(以下、整形体と略称する)これは以下の構成による。11は主部で、合成樹脂による円柱形中空体であって、その長さは約4センチメートル、外径は約3センチメートルである。12は押圧部で、主部より小外径の円柱状部分であって、主部と同一軸芯上に主部と一体に設けられる。この押圧部の中程までは平行側部13であり、その先の押圧部端面14までは次第に小径となる傾斜側面による外径連続変化部15が形成される。また、図4〜図6にて示すように、押圧部外周面および外径連続変化部外周面には主部側から押圧部端面に向かう連続する線状凹凸部16が形成される。17は主部押圧面で、主部と押圧部との間に位置する環状の平面部分である。
以上が本発明にて示す整形体の構成である。なお、押圧部外形は前記のラップフィルム芯材の内径よりわずかに小さいサイズである。
次に本発明整形体を用いた熱収縮チューブ整形法について説明する。
図3および図8(a)はラップフィルム芯材に整形前の熱収縮チューブをかぶせた状態の図である。市販の熱収縮チューブは筒状フィルムを押圧して平たくなっているので、これを長手方向適宜長に切断して用いる。切断した熱収縮チューブ長はラップフィルム芯材より両側に各々約1.5センチメートルほど長くなっている。この状態において、市販のドライヤースイッチを入れて吹き出し口を熱収縮チューブに近づけ、熱風を送出させる。ドライヤーは1200ワット以上のものを用いる。
まず、ラップフィルム芯材にかぶせた熱収縮チューブの上下に突出した部分の管中央の位置から熱風を当て、さらに全周にわたって熱風を当てると、熱収縮チューブは収縮してラップフィルム芯材外面にぴったりと貼り付いた状態となる。熱風の当て方は管中央より端面に向けて移動させながら行う。次に、熱収縮チューブの両端に熱風を当てると収縮して図8(b)の状態となる。そして熱収縮チューブの温度が低下する前に指でこの箇所の熱収縮チューブをラップフィルム芯材内に押し込む。これが図8(c)の状態である。整形体を手に持ち、図8(c)のようにラップフィルム芯材と平行位置とし、押圧部をラップフィルム芯材に向けてこの押圧部をラップフィルム芯材に挿入する。この挿入にてラップフィルム芯材管端および管端近傍内面の熱収縮チューブは押圧整形される。熱収縮チューブの温度が低下したころに、整形体を抜き出して作業が完了する。これはラップフィルム芯材両端に対して行う。
押圧部の外径(線状凸部外径)はラップフィルム芯材内径よりわずかに小さいので、この押圧部にてラップフィルム芯材は変形収縮して、ラップフィルム芯材内面に貼り付くように整形される。また前記の主部押圧面はラップフィルム芯材端面位置の熱収縮チューブを押圧整形する。整形体の押圧部外周には前記した線状凹凸部が形成されているので、押圧時の熱収縮チューブに対する接触面積が小さいので、熱収縮チューブにこの押圧部が貼り付くことが防止され、熱収縮チューブ整形後にこの整形体をラップフィルム芯材から容易に抜き出すことができる。なお、前記した指で押し込む作業は必須ではない。
また、外径連続変化部により、押圧部より先端側は押圧部に対して小径となっているので、ラップフィルム芯材に整形体を挿入しやすくなっている。整形体は合成樹脂製なので、熱伝導率が低く、熱収縮チューブ整形時における熱収縮チューブの温度低下を少なくすることができる。
以上が、本発明による整形体を用いた熱収縮チューブ整形法である。
以上の整形法により、熱収縮チューブは対象管体・筒体の外面にぴったりと貼り付き、また管体端および管体端近傍内面にも貼り付いた状態に整形された整形熱収縮チューブを得ることができる。
以上、本発明について記したが、本発明はラップフィルム芯材に熱収縮チューブを覆設することにて、従来は廃棄処分されていたこのラップフィルム芯材を新たな運動・体操用具として利用可能としたものである。また、その加工も容易である。
既例においては図4にて示すように、熱収縮チューブのラップフィルム芯材内面長よりやや長い平行側部と、外径連続変化部を用いて押圧部を形成したが、図5にて示す例は、押圧部先端を曲面状として外径連続変化部としたものであって、その効果は初例と同様であるが、押圧部の形成容易なメリットがある。本発明により得られる熱収縮チューブ被覆は、ラップフィルム芯材の外面と端面が覆われるので、汚れがつきにくくまたついたとしてもその除去は容易である。端面も被覆されるので、使用者の皮膚を傷つける恐れがない。
本発明使用の一例としては、本品の両端近傍を左右の手で各々握り、そのまま左右に反復平行移動させる、上下に反復移動、頭の後ろへの移動、握ったままでの反復回転移動、膝の下をくぐらすなど、種々の運動を行うことができる。
以上のごとく、本発明によって資源活用と健康増進に役立つ物品とその製法を得ることができる。
1 ラップフィルム芯材(管体)
2 熱収縮チューブ(加熱収縮前)
10 熱収縮チューブ用整形体
11 主部
12 押圧部
13 平行側部
14 押圧部端面
15 外径連続変化部
16 線状凹凸部
17 主部押圧面
18 平行押圧部

Claims (4)

  1. 任意形状の剛性を有する主部を設け、該主部端面中央より突出する円柱状の押圧部を設け、該押圧部外周に、主部側押圧部から押圧部先端に向かう複数個の線状凹凸部を設けたことを特徴とする熱収縮チューブ用整形体。
  2. 押圧部に連続する外径連続変化部を設けてなる請求項1記載の熱収縮チューブ用整形体。
  3. 1.熱収縮チューブを覆設しようとする管体に、管体長より長い熱収縮チューブをかぶせ る第一工程。
    2.管体にかぶせた熱収縮チューブに熱風を当てて、管体外周面に熱収縮チューブを貼着 的一体化する第二工程。
    3.管体端より突出している熱収縮チューブに熱風を当てて加熱収縮させる第三工程。
    4.熱風にて縮んだ熱収縮チューブに、請求項1または2の整形体を、押圧部を管体端に 向けて挿入する第四工程。
    5.押し込んだ整形体を管体より抜き出す第五工程。
    以上の、各工程よりなる熱収縮チューブ整形体を用いた熱収縮チューブ整形法。
  4. 請求項3の方法により得られる整形熱収縮チューブ。
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