JP2019118749A5 - - Google Patents

Description

特許文献１に示すように、複数段階の設定値を外部からの設定変更操作に基づいて変更する設定変更手段を備える遊技機が提案されている。また、特許文献２に示すように、主制御基板の外部出力端子から、「大当たり信号」等が出力される遊技機が提案されている。

特開２０１０−２００９０２号公報（段落０００７） 特開２０１４−２００５０６号公報（段落０１０２）

特許文献１に記載されたような遊技機に関しては、設定値に関連する制御の実行状況を、外部装置側で把握することが必要となる場合があるが、特許文献２に記載されている従来の遊技機の信号出力技術を適用しても、外部装置側でこれを把握することが困難であるという課題がある。

この発明は、上記の実状に鑑みてなされたものであり、設定値に関連する制御の実行状況を、外部装置側で把握することが可能な遊技機を提供することにある。

（Ａ）上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、
遊技媒体（例えば、遊技球）が特定領域を通過したことに基づいて、設定値（大当り判定用乱数の範囲が異なる設定値１〜６）に応じた特定制御（特別図柄プロセス処理における大当り判定処理等）を実行可能な遊技機（例えば、パチンコ遊技機１）であって、
設定値を変更可能であり、
設定値を変更するための設定変更制御（設定変更モード）の開始に対応して特定信号（セキュリティ信号）の出力を開始し、前記設定変更制御の終了に対応して前記特定信号の出力を停止し、
設定値を確認するための設定確認制御（設定確認モード）の開始に対応して前記特定信号の出力を開始し、前記設定確認制御の終了に対応して前記特定信号の出力を停止し、
前記設定変更制御に対応する前記特定信号の出力期間と前記設定確認制御に対応する前記特定信号の出力期間とのそれぞれの出力期間は、所定期間（例えば５０ｍｓ）以上であり（例えば、設定変更モードに制御された場合、セキュリティ信号の出力期間は３０秒以上であり、設定確認モードに制御された場合、セキュリティ信号の出力期間は５０ｍｓ以上である）、
前記設定変更制御が実行されている状態と前記設定確認制御が実行されている状態とのそれぞれの状態において、遊技媒体が前記特定領域を通過したときに前記特定制御が実行されない（例えば、設定変更モード又は設定確認モード中は始動入賞無効）。
このような構成によれば、設定変更制御又は設定確認制御に制御されていることを、遊技機の外部に適切に通知できる。
また、従来の遊技機として、特開２０１６−１０１４２８号公報で示されているような、リーチ演出の開始時に、リーチ演出の種類を報知するタイトル表示を行う遊技機がある。このような遊技機において、さらに演出効果を高めることが望まれている。
（１）上記目的を達成するため、他の態様に係る遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態（例えば大当り遊技状態）に制御可能な遊技機（例えばパチンコ遊技機１）であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出（例えばリーチ演出）を実行可能な示唆演出実行手段（例えば演出制御用ＣＰＵ１２０）と、
前記示唆演出に対応したタイトルを報知可能なタイトル報知手段（例えば演出制御用ＣＰＵ１２０）と、を備え、
前記タイトル報知手段は、前記示唆演出の開始から所定期間経過したときに当該示唆演出に対応したタイトルを報知可能である（例えば図８−２（Ｄ）、（Ｆ））。
このような構成によれば、演出効果を高めることができる。

Claims (1)

1. 遊技媒体が特定領域を通過したことに基づいて、設定値に応じた特定制御を実行可能な遊技機であって、
   設定値を変更可能であり、
   設定値を変更するための設定変更制御の開始に対応して特定信号の出力を開始し、前記設定変更制御の終了に対応して前記特定信号の出力を停止し、
   設定値を確認するための設定確認制御の開始に対応して前記特定信号の出力を開始し、前記設定確認制御の終了に対応して前記特定信号の出力を停止し、
   前記設定変更制御に対応する前記特定信号の出力期間と前記設定確認制御に対応する前記特定信号の出力期間とのそれぞれの出力期間は、所定期間よりも長く、
   前記設定変更制御が実行されている状態と前記設定確認制御が実行されている状態とのそれぞれの状態において、遊技媒体が前記特定領域を通過したときに前記特定制御が実行されない
   ことを特徴とする遊技機。