JP2019114875A - 画像撮影装置 - Google Patents

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大地 草薙
Daichi Kusanagi
大地 草薙
真輝 伊藤
Masateru Ito
真輝 伊藤
謙太 宮原
Kenta Miyahara
謙太 宮原
樹博 加藤
Kihiro Kato
樹博 加藤
由香 志土地
Yuka Shidochi
由香 志土地
洋平 谷川
Yohei Tanigawa
洋平 谷川
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Abstract

【課題】車両が走行している状態において、車両の乗員の好みに合った車外及び車内の撮影画像を得る。【解決手段】画像撮影装置50は、第1カメラ21と、第2カメラ22と、走行状態の車両の車外を撮影する場合、車両の乗員がSNSにアップロードした、車両の車外を撮影した画像の被写体を機械学習した結果に基づいて、乗員の好みに合った被写体を推定し、走行状態の車両の車内を撮影する場合、乗員がSNSにアップロードした、車両の車内を撮影した画像の合成背景及び撮影条件を機械学習した結果に基づいて、乗員の好みに合った合成背景及び撮影条件を推定する推定部42と、走行状態の車両の車外を撮影する場合、第1カメラ21に対して、推定部42により推定された被写体の撮影を指示し、走行状態の車両の車内を撮影する場合、第2カメラ22に対して、推定部42により推定された合成背景及び撮影条件での撮影を指示する指示部43と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、画像撮影装置に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置の普及に伴い、LINE(登録商標)、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)、及びInstagram(登録商標)等のソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、これらを総称してSNSという。)が頻繁に利用されている。
また、上記SNSの投稿情報は、カーナビゲーション装置等の車載装置でも利用される場合がある。例えば、特許文献1には、携帯装置と車載装置とを用いて、車載装置を視認するユーザが、携帯装置により取得した投稿情報の投稿位置を直感的に把握できるようにする技術が記載されている。上記携帯装置は、SNSの投稿情報を取得し、取得した投稿情報の投稿位置と、車両の位置と、カメラの光軸方向とに基づいて、カメラの撮影対象となる領域内で投稿された投稿情報を示すアイコンを撮影画像に重畳して拡張現実画像を生成し、生成した拡張現実画像を上記車載装置に送信する。上記車載装置は、受信した拡張現実画像をディスプレイに表示する。
特開2013−231655号公報
ところで、例えば、車両の乗員が車両の走行中に車外の気に入った風景を撮影し、撮影した画像をSNSにアップロードしたいという要求がある。また、乗員が車両の走行中にプリクラ(登録商標)感覚で車内の様子を撮影し、撮影した画像をSNSにアップロードしたいという要求もある。しかし、車外及び車内に係らず、車両の乗員の好みに合った画像を、車両が走行している状態で撮影して得ることは困難である。
本発明は、以上の事実を考慮して成されたもので、車両が走行している状態において、車両の乗員の好みに合った車外及び車内の撮影画像を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像撮影装置は、車両に搭載され、かつ前記車両の車外を撮影するための第1撮影部と、前記車両に搭載され、かつ前記車両の車内を撮影するための第2撮影部と、走行された状態の前記車両の車外を撮影する場合、前記車両の乗員が予め定められたソーシャル・ネットワーキング・サービスにアップロードした、前記車両の車外を撮影した画像の被写体を機械学習した結果に基づいて、前記乗員の好みに合った被写体を推定し、走行された状態の前記車両の車内を撮影する場合、前記乗員がソーシャル・ネットワーキング・サービスにアップロードした、前記車両の車内を撮影した画像の合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を機械学習した結果に基づいて、前記乗員の好みに合った合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を推定する推定部と、走行された状態の前記車両の車外を撮影する場合、前記第1撮影部に対して、前記推定部により推定された被写体の撮影を指示し、走行された状態の前記車両の車内を撮影する場合、前記第2撮影部に対して、前記推定部により推定された合成背景及び撮影条件の少なくとも一方での撮影を指示する指示部と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、車両の乗員がSNSにアップロードした画像の被写体、合成背景、及び撮影条件を機械学習した結果を用いることで、車両が走行している状態において、車両の乗員の好みに合った車外及び車内の撮影画像を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、車両が走行している状態において、車両の乗員の好みに合った車外及び車内の撮影画像を得ることができる、という効果が得られる。
実施形態に係る画像撮影装置を含むネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る制御装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る制御装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る画像撮影処理プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る撮影モード受付画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る画像撮影処理プログラムによる車内撮影処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像撮影装置50を含むネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るネットワークシステムは、車両10に搭載されている画像撮影装置50と、SNSサーバ60と、外部サーバ70と、を含んで構成されている。
本実施形態に係る画像撮影装置50は、第1カメラ21、第2カメラ22、及び制御装置30を備えている。第1カメラ21は、第1撮影部の一例であり、第2カメラ22は、第2撮影部の一例である。制御装置30は、第1カメラ21及び第2カメラ22の各々の撮影動作を制御可能な装置である。
本実施形態に係る第1カメラ21は、車両10の車外を撮影するためのカメラである。第1カメラ21は、図1に示すように車外に設けられていてもよいが、車内に設けられていてもよい。第1カメラ21を車内に設ける場合、例えば、フロントピラー(所謂Aピラー)が撮影の邪魔になる場合がある。この場合、例えば、複数のミラーを用いてフロントピラーによって見えない部分を表示させ、光学的にピラーが透明になったかのように見せる公知の技術を適用してもよい。この場合、第1カメラ21は、透明に見えるピラー越しに車外を撮影することで、車内からでも自然な撮影画像を得ることができる。また、第1カメラ21には、立体的な撮影が可能となるステレオカメラ等を適用してもよい。
本実施形態に係る第2カメラ22は、車両10の車内を撮影するためのカメラである。第2カメラ22は、一例として、インナーミラー(バックミラーともいう。)と一体的に設けられている。また、第2カメラ22は、車両10の車内側ルーフに配置されたカメラレールに沿って移動可能なように設けられていてもよい。この場合、カメラレールの配置に応じて、予め決められた範囲で位置を変化させて車内の撮影が可能となる。なお、位置のみならず、角度を変化させてもよい。このように、第2カメラ22は、車内において、予め決められた範囲で角度を変えたり、位置を変えたりできることが望ましい。
本実施形態に係る制御装置30は、第1カメラ21及び第2カメラ22の各々と通信可能とされている。また、制御装置30は、ネットワークN1を介して、予め定められたSNSを提供するサービス提供会社が管理するSNSサーバ60と接続されている。また、制御装置30は、ネットワークN1を介して、合成背景を提供するサービス提供会社が管理する外部サーバ70とも接続されている。外部サーバ70には、複数種類の合成背景を登録したデータベースを備えている。なお、ここでいう合成背景とは、予め定められた絵柄や、仮想的な風景、車のアバター等、撮影画像の背景として合成される画像である。また、ネットワークN1には、例えば、インターネットや、WAN(Wide Area Network)等が適用される。
本実施形態に係る制御装置30には、一例として、車両10の乗員が所有するスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置や、車両10に固定的に設置されているカーナビゲーション装置等が適用される。
図2は、本実施形態に係る制御装置30の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る制御装置30は、制御部31と、記憶部32と、表示部33と、操作部34と、通信部35と、を備えている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)31A、ROM(Read Only Memory)31B、RAM(Random Access Memory)31C、及び入出力インターフェース(I/O)31Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O31Dには、記憶部32と、表示部33と、操作部34と、通信部35と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O31Dを介して、CPU31Aと相互に通信可能とされる。
制御部31は、制御装置30の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、制御装置30の全体的な動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部31の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部31の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部32としては、例えば、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部32には、本実施形態に係る画像撮影処理を実行するための画像撮影処理プログラム32Aが記憶される。なお、この画像撮影処理プログラム32Aは、ROM31Bに記憶されていてもよい。
画像撮影処理プログラム32Aは、例えば、制御装置30に予めインストールされていてもよい。また、画像撮影処理プログラム32Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークN1を介して配布し、制御装置30に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
表示部33には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。操作部34には、制御装置30の操作者から各種の指示を受け付けるための操作キー群が設けられている。通信部35は、ネットワークN1に接続されており、SNSサーバ60とネットワークN1を介して通信を行う。
本実施形態に係る制御装置30のCPU31Aは、記憶部32に記憶されている画像撮影処理プログラム32AをRAM31Cに書き込んで実行することにより、図3に示す各部として機能する。
図3は、本実施形態に係る制御装置30の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る制御装置30のCPU31Aは、受付部40、選択部41、推定部42、指示部43、取得部44、及び実行部45として機能する。
本実施形態に係る受付部40は、例えば、車両10の乗員から、車外撮影及び車内撮影のいずれかの選択指定の入力を受け付ける。この選択指定の入力の受け付けは、例えば、後述の図5に示す撮影モード受付画面から行ってもよいし、乗員の音声を認識することにより行ってもよい。音声認識で受け付ける場合、例えば、「車外を撮影して。」や、「車内を撮影して。」等の音声を認識する。この場合、制御装置30は、音声認識機能を備える。
本実施形態に係る選択部41は、受付部40により入力を受け付けた撮影モードに応じて、第1カメラ21及び第2カメラ22のいずれかを選択する。具体的には、選択部41は、車外撮影モードが指定された場合には、第1カメラ21を選択し、車内撮影モードが指定された場合には、第2カメラ22を選択する。
本実施形態に係る推定部42は、選択部41により第1カメラ21が選択され、走行された状態の車両10の車外を撮影する場合には、車両10の乗員がSNSサーバ60にアップロードした、車両10の車外を撮影した画像の被写体を機械学習した結果に基づいて、乗員の好みに合った被写体を推定する。なお、ここでいう被写体の一例としては、山、川、海等の自然の風景や、工場跡地、高層ビル、橋等の人工物等が挙げられる。また、機械学習の手法としては、例えば、ニューラルネットワークを用いた手法等が挙げられる。また、機械学習に用いる画像は、第1カメラ21で撮影された画像に限らず、例えば、車両10の乗員が所有する携帯端末装置で撮影された画像であってもよい。制御装置30が携帯端末装置である場合には、自装置のカメラ機能を用いて撮影された画像を機械学習に用いてもよい。機械学習の結果、例えば、車両10の乗員が好む被写体(例えば、山、川、海等)が推定可能となる。
なお、車両10の車外を撮影する場合において、画像の被写体に対応付けて、画像の撮影条件を機械学習の対象としてもよい。なお、ここでいう撮影条件の一例としては、絞り、シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランス、及び画像サイズ等が挙げられる。これらの撮影条件を被写体に対応付けて機械学習することで、被写体に応じて、最適な撮影条件を推定することが可能となる。
一方、推定部42は、選択部41により第2カメラ22が選択され、走行された状態の車両10の車内を撮影する場合には、車両10の乗員がSNSサーバ60にアップロードした、車両10の車内を撮影した画像の合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を機械学習した結果に基づいて、乗員の好みに合った合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を推定する。なお、ここでいう合成背景は、上述したように、予め定められた絵柄や、仮想的な風景、車のアバター等、撮影画像の背景として合成される画像である。なお、合成背景として、第1カメラ21で撮影された自然の風景等の画像を背景として利用してもよい。また、ここでいう撮影条件としては、上記と同様に、絞り、シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランス、及び画像サイズ等が挙げられる。また、第2カメラ22で撮影された画像を機械学習に用いる場合には、撮影条件として、画像を撮影したときのカメラの画角及びアングルの少なくとも一方を含めてもよい。この場合、推定部42は、上記機械学習したカメラの画角及びアングルの少なくとも一方に基づいて、車両10の乗員の好みに合った画角及びアングルの少なくとも一方を推定する。画角とは、撮影範囲を設定するためのパラメータである。アングルとは、被写体に対する撮影角度を設定するためのパラメータである。なお、上記機械学習は、制御装置30で行うようにしてもよいし、外部サーバで行うようにしてもよい。
本実施形態に係る指示部43は、走行された状態の車両10の車外を撮影する場合、第1カメラ21に対して、推定部42により推定された被写体の撮影を指示する。一方、指示部43は、走行された状態の車両10の車内を撮影する場合、第2カメラ22に対して、推定部42により推定された合成背景及び撮影条件の少なくとも一方での撮影を指示する。
本実施形態に係る取得部44は、指示部43による指示に応じて第1カメラ21から得られた撮影画像を取得する一方、指示部43による指示に応じて第2カメラ22から得られた撮影画像を取得する。
本実施形態に係る実行部45は、取得部44により取得された撮影画像をSNSサーバ60にアップロード(投稿)する処理を実行する。また、実行部45は、取得部44により取得された撮影画像を表示部33に表示する処理を実行する。なお、撮影画像をアップロードする前に、表示部33に表示させ、乗員が気に入った撮影画像だけをアップロードするようにしてもよい。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る画像撮影装置50の作用を説明する。なお、図4は、本実施形態に係る画像撮影処理プログラム32Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施形態では、車両10の乗員による所定の操作に従って、画像撮影処理プログラム32Aが起動され、以下の各ステップでの処理を実行する。
まず、図4のステップ100では、受付部40が、表示部33に、一例として、図5に示す撮影モード受付画面を表示させ、車外撮影モード及び車内撮影モードのいずれかの撮影モードの入力を受け付ける。車両10の乗員が、撮影モード受付画面に対して、いずれかの撮影モードを指定し、「OK」ボタンが押圧操作されると、当該撮影モードの選択指定の入力が受け付けられる。一方、「中止」ボタンが押圧操作されると、撮影モードは受け付けられず、撮影処理は実行されない。
ステップ102では、選択部41が、ステップ100で入力を受け付けた撮影モードが車外撮影モードか否かを判定する。車外撮影モードと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ104に移行し、車外撮影モードではない、つまり、車内撮影モードと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ116に移行する。
ステップ104では、選択部41が、第1カメラ21を選択する。
ステップ106では、推定部42が、車両10の乗員がSNSサーバ60にアップロードした、車両10の車外を撮影した画像の被写体を機械学習した結果に基づいて、乗員の好みに合った被写体を推定する。
ステップ108では、指示部43が、第1カメラ21により取り込まれた画像の中に、上記ステップ106で推定した被写体が認識されたか否かを判定する。被写体が認識されたと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ110に移行し、被写体が認識されないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ108で待機となる。
ステップ110では、指示部43が、第1カメラ21に対して、撮影を指示する。
ステップ112では、取得部44が、上記ステップ110で撮影が指示された第1カメラ21から得られた撮影画像を取得する。
ステップ114では、実行部45が、上記ステップ112で取得した撮影画像を表示部33に表示する処理を実行する。
一方、ステップ116では、選択部41が、第2カメラ22を選択する。
ステップ118では、推定部42が、車両10の乗員がSNSサーバ60にアップロードした、車両10の車内を撮影した画像の合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を機械学習した結果に基づいて、乗員の好みに合った合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を推定する。
ステップ120では、指示部43が、車内撮影処理を実行する。この車内撮影処理について、図6を参照して説明する。
図6は、本実施形態に係る画像撮影処理プログラム32Aによる車内撮影処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ130では、指示部43が、外部サーバ70から、上記ステップ118で推定した合成背景を取得する。
ステップ132では、指示部43が、第2カメラ22に対して、上記ステップ118で推定した撮影条件を設定する。
ステップ134では、指示部43が、上記ステップ132にて撮影条件が設定された第2カメラ22により取り込まれた車内の画像に、上記ステップ130で取得した合成背景を合成して得られる合成画像を表示部33にモニタ表示する。
ステップ136では、指示部43が、上記ステップ134でモニタ表示されている合成画像中に乗員の見切れが発生しているか否かを判定する。なお、ここでいう「見切れ」とは、撮影対象とする乗員の顔の少なくとも一部がモニタ表示されていない状態をいう。見切れの発生の有無は、例えば、パターンマッチングや、顔認証等の公知の技術を用いて自動的に判定される。見切れが発生していると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ138に移行し、見切れが発生していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ140に移行する。
ステップ138では、指示部43が、見切れを修正するために、乗員に対して位置決めの指示を行い、ステップ134に戻り処理を繰り返す。位置決めの指示としては、例えば、「少し右に寄って下さい。」や、「真ん中に寄って下さい。」等の音声メッセージを出力する。ここで、見切れの発生の有無は、乗員がモニタ表示を見て目視で判定してもよい。この場合、位置決めの指示は、乗員が自ら行うようにしてもよい。この場合、ステップ136及びステップ138は不要となる。
ステップ140では、指示部43が、第2カメラ22に対して、撮影を指示する。すなわち、指示部43は、推定部42で推定された撮影条件が設定された第2カメラ22により取り込まれた車内の画像に、推定部42で推定された合成背景を合成して得られる合成画像に見切れが発生していないと判定した場合に、第2カメラ22に対して、撮影を指示する。このとき、指示部43は、例えば、撮影を指示する前に、「撮影を行います。」等の音声メッセージを出力してから、第2カメラ22に対して、撮影を指示するとよい。また、指示部43は、推定部42で推定された撮影条件が設定された第2カメラ22により取り込まれた車内の画像に、推定部42で推定された合成背景を合成した合成画像が得られ、乗員による撮影指示を認識した場合に、第2カメラ22に対して、撮影を指示してもよい。乗員による撮影指示としては、例えば、「撮影して。」等の音声を認識することで行ってもよい。
ステップ142では、取得部44が、上記ステップ140で撮影が指示された第2カメラ22から得られた撮影画像を取得する。
ステップ144では、実行部45が、上記ステップ142で取得した撮影画像を表示部33に表示する処理を実行する。
ステップ146では、実行部45が、表示部33に表示されている撮影画像に合成されている合成背景を変更するか否かを判定する。合成背景を変更するか否かは、例えば、乗員からの指示に基づいて判定される。合成背景を変更すると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ148に移行し、合成背景を変更しないと判定した場合(否定判定の場合)、図4のステップ122にリターンする。
ステップ148では、実行部45が、合成背景の変更候補の一覧を、外部サーバ70から取得し、取得した変更候補の一覧を、乗員により選択可能に表示部33に表示させる処理を実行する。そして、実行部45は、撮影画像の合成背景を、乗員により選択された変更候補の合成背景に変更し、ステップ144に戻り処理を繰り返す。
図4のステップ122では、実行部45が、上記ステップ114又は上記ステップ144で表示した撮影画像をSNSサーバ60にアップロードする処理を実行し、本画像撮影処理プログラム32Aによる一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、車両の乗員がSNSにアップロードした画像の被写体を機械学習した結果を用いることで、車両が走行している状態において、車両の乗員の好みに合った車外の撮影画像を得ることができる。例えば、乗員が好む風景等を撮影した撮影画像をSNSにアップロードすることができる。
更に、車両の乗員がSNSにアップロードした画像の合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を機械学習した結果を用いることで、車両が走行している状態において、車両の乗員の好みに合った車内の撮影画像を得ることができる。例えば、気の合う仲間で旅行中の車内の様子等を撮影した撮影画像をSNSにアップロードすることができる。
以上、実施形態として画像撮影装置を例示して説明した。実施形態は、画像撮影装置の各々が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した画像撮影装置の各々の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10 車両
21 第1カメラ
22 第2カメラ
30 制御装置
31 制御部
31A CPU
31B ROM
31C RAM
31D I/O
32 記憶部
32A 画像撮影処理プログラム
33 表示部
34 操作部
35 通信部
40 受付部
41 選択部
42 推定部
43 指示部
44 取得部
45 実行部
50 画像撮影装置
60 SNSサーバ
70 外部サーバ

Claims (1)

  1. 車両に搭載され、かつ前記車両の車外を撮影するための第1撮影部と、
    前記車両に搭載され、かつ前記車両の車内を撮影するための第2撮影部と、
    走行された状態の前記車両の車外を撮影する場合、前記車両の乗員が予め定められたソーシャル・ネットワーキング・サービスにアップロードした、前記車両の車外を撮影した画像の被写体を機械学習した結果に基づいて、前記乗員の好みに合った被写体を推定し、走行された状態の前記車両の車内を撮影する場合、前記乗員がソーシャル・ネットワーキング・サービスにアップロードした、前記車両の車内を撮影した画像の合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を機械学習した結果に基づいて、前記乗員の好みに合った合成背景及び撮影条件の少なくとも一方を推定する推定部と、
    走行された状態の前記車両の車外を撮影する場合、前記第1撮影部に対して、前記推定部により推定された被写体の撮影を指示し、走行された状態の前記車両の車内を撮影する場合、前記第2撮影部に対して、前記推定部により推定された合成背景及び撮影条件の少なくとも一方での撮影を指示する指示部と、
    を備えた画像撮影装置。
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