JP2019114217A - Dna−iot認証技術を用いたpl保険適用基準判定システム - Google Patents

Dna−iot認証技術を用いたpl保険適用基準判定システム Download PDF

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Abstract

【課題】PL法で製造者が負担する物品の交換や修理で発生した費用を保険で補填する場合の客観的な基準を決めるPL保険適用基準判定システムを提供する。【解決手段】保険契約者1のDNA情報から生成した公開鍵暗号方式での私有鍵情報3を用意する。物品5に固有のID情報6を施す。ID情報6としては、種の特定をDNAで行い、産地の特定を4つの同位体元素の中性子の数で行い、品質の特定を食肉牛の場合、食肉のアミノ酸の濃度や匂い成分の濃度で品質の格付けを行い、これらの数値データをディジタル化すると同時にDNA塩基配列データとする。ID情報6に保険契約者1の私有鍵情報3による電子署名7をして物品5用のディジタルDNA署名情報9とする。ディジタルDNA署名情報9の是非は、証明用コンピューター11が、公開鍵情報13の復号化の可否で判断する。判断が是の場合、PL保険会社10が保険契約者1に保険金の支払いをする。【選択図】図1

Description

本発明はDNA−IOT認証技術を用いたPL保険適用基準判定システムに関し、物品の偽造や物品の品質に欠陥が有った場合、該物品が保険契約者(製造責任者の場合もある。)の物であるか否かを確実に判定しようとするものである。
従来、物品製造品の偽造・変造に関するPL保険は存在して居ないのが現状である。従来の保険としては、金融機関業務に関連して発生する有価証券等に於いて生じた窃盗、偽造、変造に関する危険を保証する金融機関包括補償保険偽造・変造・盗難等による不正使用に関する被害を防止する為の金融機関に依る補償保険等は存在している。又、季節商品を季節前に購入した者に対し季節保険を発行して、天候不順等により該季節商品の有効利用ができなかった場合に販売価格を一部返金する保険システム及び保険管理システムが知られている。
(例えば、特開2001−338146号公報)
今後、通信販売等による物品の販売の普及拡大が予測されて居り、同時にビットコインによる支払い取引等が普及することにより物品の製造者並びにそれを購入する消費者が物品の真贋判定を容易に確実に行う技術並びにシステムの開発並びにそのような物品の偽造・変造による損害被害が生じた場合に物品の製造者(並びに物品を購入する消費者)の損害・被害を補償する損害保険の必要性が発生して来ている。
特開2001−338146号公報
従来の金融機関等による有価証券やカード等の偽造、変造、不正使用等による損害補償に用途が限定されているし、有価証券やカード等の品質の真正を保証するものではない。特許文献1に記載の発明は、季節商品が季節到来時に自然環境の変動でその効用を十分発揮できなかった場合に、購入者に対し一定の金額を保険で返金する様にした保険システムに関するもので、季節商品そのものの品質保証を目的とするものではない。
本発明にかかる第1のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムは、物品の真贋判定等の認証に関して、該物品の種の特定をDNAで行い、産地の特定を4つの同位体元素の中性子の数で行い、品質の特定を和牛の場合、食肉のアミノ酸の濃度や匂い成分の濃度で品質の格付け等級を行い、それらの数値データを01のディジタル信号化すると同時にDNA塩基配列データとして物品の真贋判定を科学的かつ客観的に行う保険適用基準判定システムである。本発明にかかる第1のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムは、PL保険判定保険契約者が負う物品の品質保証につき、保険契約者がPL保険会社との間で該物品に保険をかけ、需要者にわたった物品が該物品と異なる、いわゆる偽物である場合に該物品の交換や修理等で発生する損害を、PL保険会社が補填する際の基準を客観的かつ確実に判定することを目的とする。
また、本発明にかかる第2のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムは保険契約者のDNA情報と製造責任者のDNA情報並びに当該物品のDNA−IOT認証情報から生成した各別の公開鍵暗号方式で私有鍵(秘密鍵)情報を用意し、これらの私有鍵情報による電子署名を物品固有のDNA−IOT認証ID情報に行ってこの物品のディジタル署名情報とすることにより、PL保険会社が補填する際の基準を、更に客観的かつ確実に判定することを目的とする。
{請求項1}本発明にかかる第一のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムは、保険契約者のDNA情報から生成した公開鍵暗号方式での私有鍵(秘密鍵)情報を用意する。
物品に関する固有のID情報は、物品の種の特定をDNAで行い、産地の特定を4つの同位体元素の中性子の数で行い、品質の特定を和牛の場合、食肉のアミノ酸の濃度や匂い成分の濃度で品質の格付け等級を行い、これらの数値データをディジタル化すると同時にDNA塩基配列として該物品に固有のID情報を付加する。該ID情報に、該保険契約者の該私有鍵情報による電子署名を行って当該物品用のDNA−IOT認証ディジタル署名情報とする。該ディジタルDNA−IOT認証署名情報を該物品に付与する。該物品は、該保険契約者とPL保険会社との間で該保険物となる。該ディジタルDNA−IOT認証署名情報の是非は、自身の記憶部に該保険契約者の公開鍵情報を記憶している証明用のコンピューターが、該公開鍵情報による該DNA−IOT認証ディジタル署名情報が是と認定された場合、該判定に基づいて該PL保険会社が該保険契約者に保険金を支払する。
該物品には固有のDNA−IOT認証情報をもたせる。該物品が畜産物や水産物の場合は、種の特定をDNAで行い、産地の特定を4つの同位体元素の中性子の数で行い、品質の特定については、食肉のアミノ酸の濃度や匂い成分の濃度でこれらの数値データをディジタルデータ化すると同時にDNA塩基配列データとして符号化する。該物品が鉱物やプラスチック等の工業製品の場合は、該種の特定としては、該製造企業の社長のDNAを用い、産地の特定データとしては該製造企業の工場の所在地データ等を用いる。品質のデータとしては、該製造物品の品質基準の規格基準等のデータを用いてそれらのデータを数値データ化して、ディジタルデータ化すると同時にDNA塩基配列データとして符号化して、該物品固有のDNA−IOT認証用IDデータとする。
また、該保険契約者のDNA−IOT認証ディジタル情報から生成した署名鍵によるディジタル情報を採用しているので秘密性が極めて高く、公開鍵によってでなければこのDNA−IOTディジタル署名情報の複合化が不可能で、第3者にDNA−IOTディジタル署名情報の内容が冒認されることはほとんどない。なお、該保険契約者は、純粋に保険契約だけを受け持つ者、該製造責任者自身、特定小売業者、通販業者等、種々の場合がある。
該DNA−IOTディジタル署名情報を該物品に付与するやり方は、該物質液体、気体、粉体、顆粒の場合は容器に印刷し又は印刷したラベルを容器に貼り付ける等がある。又、DNA−IOT認証情報を基にした有機合成DNA塩基配列を作成し、それを混合することも可能であり、このDNA−IOT認証情報と該ディジタル署名情報とが共に認証された場合のみPL保険を適用することができる。
該DNA−IOTディジタル署名情報が付加された該製品は該保険契約者、とPL保険会社との間の契約で保険が掛けられ、被保険物となる。
該保険物の購入者が被保険物に品質の欠陥があると知った場合、該購入者は被保険物の交換、あるいは修理等を要求する。該保険契約者は該DNA−IOTディジタル署名情報を該保険会社に送り、該PL保険会社は証明用のコンピューターにその証明(認証)を要求する。
該保険契約者の公開鍵情報は、証明用のコンピューターの記憶部に記憶されている。該DNA−IOTディジタル署名情報の是非は、該公開鍵情報により該DNA−IOTディジタル署名情報の符号化ができたか否かで判定する。該DNA−IOTディジタル署名情報の是非で、非となった場合は、その旨の情報が出力され、それ以降の複合化は行われない。この非の情報は該PL保険会社で取得できるようにする。
該DNA−IOTディジタル署名情報が非判定された場合、品質に欠陥がありとされた物品は被保険物でないので、該要求には応じない。該DNA−IOTディジタル署名情報が是と判定された場合は、該保険契約者が事故の負担において当然その要求に従う事になり、該PL保険会社は該保険契約者に保険金を支払う。
{請求項2}本発明にかかる第2のDNA−IOTディジタル認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムは、保険契約者と製造責任者の各DNA−ITディジタル認証技術を用いたディジタルDNA情報から生成した各別の公開鍵暗号方式での私有署(秘密鍵)情報を用意する。物品に固有の種の特定と産地及び品質の特定ディジタルデータID並びにDNA塩基配列ID情報を付加し、該DNA−IOTディジタルID並びにDNA塩基配列ID情報に、該保険契約者の該私有署情報によるDNA−IOTディジタル署名情報による電子署名と該製造責任者の該DNA−IOTディジタル私有署名情報による電子署名を該物品用のDNA−IOTディジタル署名情報とする。該DNA−IOTディジタル署名情報を該物品に付与する。該物品は、該保険契約者とPL保険会社との間で被保険物となる。該DNA−IOTディジタル署名情報の是非は、自身の各記憶部に該保険契約者及び該製造責任者の各DNA−IOTディジタル公開鍵情報を各別に記憶している証明用のコンピューターが、該各公開鍵情報による該DNA−IOTディジタル署名情報の複合化の是非を判定する。そして該DNA−IOTディジタル署名情報が是と判定された場合、該判定に基づいて該PL保険会社が該保険契約者に保険金の支払いをする。
この第2の発明は保険契約者と製造責任者製造責任者が別人である点が第1の発明と相違している。この相違に伴い、該保険契約者のDNA−IOT認証システム技術を用いたディジタルDNA情報から生成した署名鍵と、該物品の該製造責任者のDNA−IOT認証システム技術を用いたディジタルDNA情報から生成した署名鍵によるディジタルDNA署名情報を採用しているので、これらのディジタル署名情報は秘密性が極めて高く、公開鍵によってでなければ、このディジタル署名情報の複合化が不可能で、第三者ディジタル署名情報の内容が冒認されることはほとんどない。なお、その他の構成、作用、保険契約者の範囲、ディジタル署名情報の物品に対する付与方法等は第1の発明の内容とほぼ同様なので、説明を省略する。
{請求項3}該DNA−IOTディジタル署名情報の判定情報は、証明システムの秘密鍵によるDNA−IOT認証システム技術を用いた電子署名が施されて、該コンピューターからPL保険会社に送られ、該PL保険会社は、該ディジタルDNA署名情報の該証明システムの公開による複合化の是非で、該ディジタルDNA署名情報の是非を判断するようにしてもよい。こうすると、該PL保険会社は該DNA−IOT認証システム技術を用いた公開鍵の該ディジタルDNA署名情報の複合化の可否で該ディジタルDNA署名情報の是非に判断ができ、誤認の受信を防げる。
{請求項4}該DNA−IOTディジタル署名情報は、非接触ICタグ(RFIDタグ)媒体として該被保険物に関して付与されてもよい。
こうすると、非接触で該ディジタルDNA署名情報の確認ができ、確認作業が容易となる。
{請求項5}該ディジタルDNA署名情報はバーコード媒体として該被保険物に関して付与されてもよい。
こうすると、該被保険物に直接バーコードを印刷し、あるいはバーコードを印刷したラベルを該被保険物に添付することによって、該ディジタルDNA署名情報を該被保険物に容易に付与させることができる。
{請求項6}該被保険物は個体、液体、気体、粉体、及び顆粒の中から選ばれた一種類であってもよい。
こうすると、被保険物が液体、気体、粉体及び顆粒だと容器に収容されて取り扱われるが、ディジタルDNA署名情報をバーコード或いはRFIDタグとして容器に貼付することにより、このシステムの適用が可能で有り、従って、あらゆる種類のものを被保険物とすることができ、汎用性が高まる。
また、DNA−IOT認証システム情報を基にしたDNA塩基配列情報物質を合成し、これをDNA塩基配列物質とし、該DNA塩基配列物質を混合させることも可能であり、該DNA塩基配列物質の合成塩基配列情報と該DNA−IOTディジタル署名情報とが共に認証された場合にのみPL保険を適用することができる。
本発明に係る第1のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムによれば、該DNA−IOTディジタル署名情報自体は書き換えられる危険性は極めて少なく、該保険物の流通過程で仮に該DNA−IOTディジタル署名情報が改ざんされ、あるいは該ディジタルDNA署名情報が印刷されたシール等が貼り換えられたりした場合でも、証明用のコンピューターが、自身の記憶部に記憶している保険契約者の公開鍵情報により、該DNA−IOTディジタル署名情報の複合化ができたか否かでその是非を判定するので正確な判定ができる。このコンピューターが該DNA−IOTディジタル署名情報を是と判断した場合は該保険物の同一性が証明されるので、該保険物の品質に欠陥があった場合に該保険契約者に対し負担する費用を該PL保険会社が該保険契約者に保険金で担保すれば良い。
本発明に係る第2のDNA−IOTディジタル認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムによれば、保険契約者と製造責任者は別人で、各人のDNA−IOT認証システム情報から生成した各別の公開鍵暗号方式での私有鍵(秘密鍵)情報を用意し、物品に固有の種の特定と産地及び品質の特定ディジタルデータID情報に、該保険契約者の該私有鍵情報による電子署名を行って該物品用の該物品のDNA−IOTディジタル署名情報としたので、該DNA−IOTディジタル署名情報の秘密性が一層高められ、書き換えられる危険性がほとんどなく、仮に被保険物の流通過程で該DNA−IOTディジタル署名情報が改ざんされ、あるいは該DNA−IOTディジタル署名情報が印刷されたシール等が貼り換えられたりした場合でも、証明用のコンピューターが、自身の記憶部に記憶した該製造責任者及び該保険契約者等の各公開鍵情報により、該DNA−IOTディジタル署名情報の複合化ができたか否かでその是非を判定するので、極めて正確な判定ができる。このコンピューターが該被保険物の品質に欠陥があった場合に、該保険契約者が購入者に対し負担する費用を該PL保険会社が該保険契約者に保険金で負担すればよい。
請求項3によれば、前記第1及び第2の発明において、該ディジタルDNA署名情報の判定情報は、証明システムの秘密鍵によるDNA−IOT認証システム技術を用いた電子署名が施されて、該コンピューターから該PL保険会社に送られ、該PL保険会社は、該ディジタルDNA署名情報の該証明システムの公開鍵による是非で、該DNA−IOTディジタル署名情報の是非を判断するので、該DNA−IOTディジタル署名情報の誤信を防げる。
請求項4によれば、該ディジタルDNA署名情報はRFIDタグ媒体として該被保険物に関して付与されるので、非接触で該被保険物の該DNA−IOTディジタル署名情報の確認ができ、確認作業が容易となる。
請求項5によれば、該ディジタルDNA署名情報はバーコードを媒体として該被保険物に関して付与されているので、該被保険物に直接バーコードを印刷し、あるいはバーコードを印刷したラベルを該保険物に貼付することによって、該ディジタルDNA署名情報を該被保険物に容易に付与させることができる。
請求項6によれば、該被保険物は個体、液体、気体、粉体及び顆粒の中から選ばれた一種類なので、あらゆる種類のものを該被保険物とすることができ、汎用性が高まる。又、ディジタルDNA−IOT認証システム情報を基にした合成DNA塩基配列媒体を作成し、それを混合させることも可能であり、このDNA−IOT認証システム情報と該DNA−IOT認証システム署名情報とが共に認証された場合にのみPL保険を適用することができる。
本発明にかかる第1のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名にによるPL保険適用基準判定システムの具体例を示すブロック図である。 本発明にかかる第1の物品に関する固有のID情報は、種の特定と産地の特定を、品質の特定を畜産物の場合は、食肉のアミノ酸の濃度や匂い成分の濃度で品質の格付け等級を行い、これらの数値データをディジタル化すると同時にDNA塩基配列として該物品に固有のID情報を付加する具体例を示すブロック図である。 図1の実施例で、証明用のコンピューターからPL保険会社に送られる証明システムの秘密鍵によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名を付し、その複合化の可否で該情報の正否を判定するシステムの具体例を示すブロック図である。 本発明にかかる第2のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムの具体例を示すブロック図である。 図3の実施例で証明用コンピューターからPL保険会社に送られる情報に、証明システムの秘密鍵によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名を付し、その複合化の可否で該情報の正否を判定するシステムの具体例を示すブロック図である。 ディジタルDNA署名情報としてRFIDタグを付与した該保険物の具体例を示すブロック図である。 ディジタルDNA署名情報としてバーコードを付与した該保険物の具体例を示すブロック図である。 該保険物が液体、気体、粉体及び顆粒媒体の場合、当該保険物にDNA−IOT認証ディジタル情報を合成DNA塩基配列物質として該保険物に混入して、該合成DNA塩基配列物質に対応する蛍光体を含む検知液を用いて合成DNA塩基配列物質を検知する具体例を示すブロック図である
発明を実施する為の形態
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照にして説明する。
{請求項1}図1は第1のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムを示している。保険契約者1のDNAディジタル情報から生成した公開鍵暗号方式での私有鍵(秘密鍵)情報3を公開鍵暗号方式に従って用意する。物品5には固有のDNA−IOTディジタルID情報6を施しておく。このDNA−IOTディジタルID情報6も通常のように、例えば、数字、ローマ字、各種の記号をそれぞれ単独で羅列し、又は適宜に組み合わせて羅列して構成される。
図1−Aは本発明の第1の物品に関する固有のDNA−IOTディジタルID情報は、種の特定と産地の特定及び品質の特定を畜産物の場合は、食肉のアミノ酸の濃度や匂い成分の濃度で品質の格付け等級を行い、それらのデータをディジタル化すると同時にDNA塩基配列データとして該保険物に固有のID情報を付加する。
このDNA−IOTディジタル情報6に保険契約者1の私有鍵3によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名7を行って、この物品5用のDNA−IOTディジタル署名情報9とする。このディジタルDNA署名情報9を物品5に付与する。付与の仕方は、物品5に刻印し、印刷し、ラベル印刷して貼り付ける等、任意である。保険契約者1はPL保険会社10と保険契約し、この物品5を被保険物5aとする。
入手した物品の品質が保証された品質を備えていない場合、購入者は、保険契約者1に物品の交換や補修を要求する。保険契約者1は購入者の購入した物品が自己の供給した物品ならその要求に応じる必要があり、PL保険会社10にDNAディジタル署名情報9を送る。PL保険会社10は、証明用のコンピューター11にこのディジタルDNA署名情報9の是非、即ち真正なものか否かの確認をする。
コンピューター11は、PL保険会社10からディジタルDNA署名情報9の判定依頼があると、保険契約者1の公開鍵情報13によりディジタルDNA署名情報9の複合化を行い、その可否でその是非を判断する。そして、判断結果が是の場合は、証明OKでその情報がPL保険会社10に送られ、PL保険会社10は保険契約者1に保険金の支払いをすることになる。判断結果が非の場合は証明がNG、即ち証明不成立で、非である旨の情報は、表示器16に表示し、あるいは直接PL保険会社10に送るようにしてもよい。この非の場合は、保険金の支払いは行わない。
(請求項3)図2は、コンピューター11から送られるディジタルDNA情報の是非をPL保険会社10側で容易に判断する様にするシステムを示す。ディジタルDNA署名情報9の判定情報は、ディジタルDNA証明システムの秘密鍵による電子署名21が施されて、コンピューター11からPL保険会社10に送られ、このPL保険会社10は、ディジタルDNA署名情報9の証明システムの公開鍵による複合化22の是非で、ディジタルDNA署名情報9の是非を判断する。この場合、ディジタルDNA署名情報9の証明システムの公開鍵による複号化22が是とならない限り、このディジタルDNA署名情報9を解読できないので、誤信を防げる。
(請求項2)図3は、第2のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムで、第1の場合と大きな相違点は、保険契約者と製造責任者が別個にとなっていることである。これら第1と第2の、双方には共通点があり、主だった相違点だけを記載する。なお、保険契約者は複数人でもよく、この場合、ディジタルDNA署名情報の秘密性が更に高まる。
保険契約者1と製造責任者2の各ディジタルDNA署名情報から生成した各別の公開鍵暗号方式での私有鍵(秘密鍵)情報3と4を用意する。物品5には、第1の場合と同様に固有のディジタルDNAID情報6を施しておく。
このディジタルDNAID情報6に、保険契約者1の私有鍵(私有鍵)情報3によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名7と、製造責任者2の私有鍵(秘密鍵)情報4によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名8を行い物品5用のディジタルDNA署名情報9′とする。このディジタルDNA署名情報9′を物品5に付与し、保険契約者1はPL保険会社10と保険契約をしてこの物品5を被保険物5a′とする。
このディジタルDNA署名情報9′の是非は、証明用コンピューター11により判定される。このコンピューター11は、自身の記憶部12に保険契約者1の公開鍵情報13を記憶し、同じく自身の記憶部14に製造責任者2の公開鍵情報15を記憶している。PL保険会社10からディジタルDNA署名情報9′の判定依頼があると、このコンピューター11は製造責任者2の公開鍵情報15によりディジタルDNA署名情報9′の複合化ができたか否かでその是非を判断して、非と判定した場合は以後の複合化作業を中止する。この非の判定時に、その旨の情報をPL保険会社10に送り、あるいは表示器18に表示する。
是と判定した場合は引き続き、保険契約者1の公開鍵情報13によりディジタルDNA署名情報9′の複合化を行い、その可否でその是非を判定する。そして、その判定結果によりPL保険会社10の行動が規制され、保険金の支払いや不支払いになることは、第1の発明の場合と同じである。
この発明で、DNA情報を保険契約者1と製造責任者2から採取してそれぞれの公開鍵暗号方式での私有鍵(秘密鍵)情報3と4を生成しているので、個人識別力は極めて高く、その改変はほとんど不可能である。そして、物品固有の種の特定、産地の特定、品質の特定のディジタルDNAID情報6にこれら両者のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名7と8を行ってディジタルDNA署名情報9′とするので、第三者による情報の読み取りや改変は極めて困難で、情報伝達の安全性を確保できる。
(請求項3)図4でデジィタルDNA署名情報9’の判定情報は、照明システムの秘密鍵によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名21が施されて、コンピュータ11からPL保険会社10に送られ、このPL保険会社10は、ディジタルDNA署名情報9‘の証明システムによる公開鍵の複合化22の是非で、ディジタルDNA署名情報9’の是非を判断する。
この場合、デジィタルDNA署名情報9’の是非を判断するので、このデジィタルDNA署名情報9’の誤信を防げる。
(請求項4)図5で、デジィタルDNA署名情報9又は9’はRFIDタグ(5)を媒体として被保険物5a又は5a’に関して付与される。この場合、非接触で被保険物5a又は5a’のデジィタルDNA署名情報9又は9’の認ができ、確認作業が容易になる。
(請求項5)図6で、デジィタルDNA署名情報9又は9’はバーコード(7)を媒体として被保険物5a又は5a’に関して付与されている。
この場合、被保険物5a又は5a’に直接バーコード41を印刷し、あるいはバーコード41を印刷したラベルを被保険物5a又は5a’に貼付することによって、デジィタルDNA署名情報9又は9’の確認ができ、確認作業が容易になる。
(請求項6)図7で被保険物5a又は5a’は個体、液体、気体、粉体及び顆粒の中から選ばれた一つとなっている。
この場合、被保険物5a又は5a’が液体、気体、粉体、及び顆粒だと容器51に収容されて取り扱われるが、デジィタルDNA署名情報9をバーコード41として容器51に貼付することにより、又はデジィタルDNA−IOT認証情報を基にした合成DNA塩基配列媒体を作成し、それを該保険物に混入して、該合成DNA塩基配列媒体に対応する蛍光体を含む検知液を用いて該保険物の合成DNA塩基配列を検知する事が可能であるので、このシステムの適用が可能であり、あらゆる種類のものを被保険物とすることができ、汎用性が高まる。このDNA−IOTデジィタル情報とデジィタルDNA署名情報とが共に認証された場合にのみPL保険を適用することができる。
1、 保険契約者
2、 製造責任者
3、 私有鍵情報
4、 私有鍵情報
5、 物品
5a、被保険者
5a’、被保険物
6、 ID情報
7、 電子署名
8、 電子署名
9、 ディジタル署名情報
9’、デジィタル署名情報
10、PL保険会社
11、コンピュータ
12、記憶部
13、公開鍵情報
14、記憶部
15、公開鍵情報、
16、表示器
21、電子署名
22、複合化
(1)、DNA−IOT認証システム
(2)、DNAによる種の特定
(3)、産地の特定
(4)、品質の特定
(5)、RFIDタグ
(6)、RFIDリーダー
(7)、バーコードラベル
(8)、バーコードリーダー
(9)、被保険物(個体、液体、気体、粉体状の物)
(10)、DNA塩基配列+蛍光体

Claims (6)

  1. 保険契約者(1)のDNA情報から生成した公開鍵暗号方式での私有鍵(秘密鍵)情報(3)を用意し、物品(5)に固有のID情報(6)を施す。
    物品に関する固有のID情報(6)は、物品の種の特定をDNAで行い、産地の特定を4つの同位体元素の中性子の数で行い、品質の特定を和牛の場合、食肉のアミノ酸の濃度や匂い成分の濃度で品質の格付け等級を行い、これらの数値データをディジタル化すると同時にDNA塩基配列データとして該物品(5)に固有のID情報(6)とする。
    該ID情報(6)に、該保険契約者(1)の該私有鍵情報(3)によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名(7)を行って該物品(6)用のDNA−IOT認証技術を用いたディジタルDNA署名情報(9)とし該ディジタルDNA署名情報(9)を該物品(5)に付与し、該物品(5)は、該保険契約者(1)とPL保険会社(10)との間で被保険物(5a)となり、該ディジタルDNA署名情報(9)の是非は、自身の記憶部(12)に該保険者契約者(1)の公開鍵情報(13)を記憶している証明用のコンピューター(11)が、該公開鍵情報(13)による該ディジタルDNA署名情報(9)の複合化の可否で判定し、該ディジタルDNA署名情報(9)が是と判断された場合、該判定に基づいて該PL保険会社(10)が該保険契約者(1)に保険金の支払いをすることを特徴とする
    DNA−IOT認証技術を用いたPL保険適用基準判定システム。
  2. 保険契約者(1)と製造責任者(2)の各DNA情報から生成した各別の公開鍵暗号方式での私有鍵(秘密鍵)情報(3、4)を用意し、物品(5)に固有のID情報(6)を施し、該ID情報(6)に、該保険契約者(1)の該私有鍵情報(3)によるDNA−IoT認証技術を用いた電子署名(7)と、該製造責任者(2)の該私有鍵情報(4)によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名(8)を行って該物品(5)用のディジタルDNA署名情報(9)とし、該ディジタルDNA署名情報(9)を該物品(5)に付与し、該物品(5)は、該保険契約者(1)とPL保険会社(10)との間で被保険物(5a)となり、該ディジタルDNA署名情報(9)の是非は、自身の記憶部(12,14)に格別に該保険契約者(1)及び該製造責任者(2)の各公開鍵情報(13、15)による該ディジタルDNA署名情報(9)の複合化の可否で判定し、該ディジタルDNA署名情報(9)が是と判定された場合、該判定に基づいて該PL保険会社(10)が該保険契約者(1)に保険金の支払いをすることを特徴とするDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムである。
  3. 該ディジタルDNA署名情報(9)の判定システム情報は、証明システムの秘密鍵によるDNA−IOT認証技術を用いた電子署名(21)が施されて、該コンピューター(11)から該PL保険会社(10)に送られ、該PL保険会社(10)は、該ディジタルDNA署名情報(9)の該証明用システム公開鍵による複合化(22)の是非で、該ディジタルDNA署名情報(9)の是非を判断する請求項1又は2に記載のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システム。
  4. 該ディジタルDNA署名情報(9)はRFIDタグ(31)を媒体として該被保険物(5a)に付与される請求項1,2又は3に記載のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムである。
  5. 該ディジタルDNA署名情報(9)はバーコード(41)を媒体として該被保険物(5a)に付与される請求項1,2,3又は4に記載のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システム。
  6. 該被保険物(5a)は、個体、液体、気体、粉体及び顆粒の中から選ばれた一種類である請求項1から5の一つの項に記載のDNA−IOT認証技術を用いた電子署名によるPL保険適用基準判定システムである。
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