JP2019112181A - 伸縮機構 - Google Patents

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Takashi Kawano
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Abstract

【課題】 AOH式でありながらも応答性に優れた1本シリンダ伸縮機構を提供する。
【解決手段】 油圧供給部1は、空圧源20と、前記空圧源20からの空圧を遮断又は連通する空圧供給用電磁切換弁21と、前記空圧供給用電磁切換弁21から空気が送出され、伸縮シリンダ固定側22と可動部4とを連絡する空圧路23と、前記空圧路23からの空圧を遮断又は連通する予圧機能用電磁切換弁30と、前記予圧機能用電磁切換弁30からの空圧を油圧に変換し、第1と第2の油圧シリンダに油圧を供給する空油圧変換部32と、を有する。油圧供給の際には、前記予圧機能用電磁切換弁30が遮断された状態で前記空圧供給用電磁切換弁21が連通されることで前記空圧路23の空圧が予圧される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動式クレーンの伸縮ブームを1本の伸縮シリンダにより1段ずつ伸縮する伸縮機構(以下、「1本シリンダ伸縮機構」という。)に関し、特に、その1本シリンダ伸縮機構の油圧回路の技術に関する。
伸縮機構全体を軽量化できる1本シリンダ伸縮機構が実用化されている(例えば特許文献1)。1本シリンダ伸縮機構は、ベースブーム、中間ブーム及びトップブームを含む複数のブームがそれぞれ伸縮自在に嵌装された伸縮ブームに内装されて、ベースブームの基端部にその一端が軸支された一本の伸縮シリンダを有する。
また、1本シリンダ伸縮機構は、固定ピン(以下、「Bピン」という。)を中間ブーム及びトップブームに有し、そのBピンを進退させる油圧シリンダ(以下、「Bピンシリンダ」という。)を伸縮シリンダ可動部に有し、複数のブームのうちの隣接する2つのブームをBピンにより固定するブーム間固定手段を有する。
さらに、1本シリンダ伸縮機構は、連結ピン(以下、「Cピン」という。)及びCピンを進退させるCピンシリンダを伸縮シリンダ可動部に有し、ベースブームを除く複数のブームのうちの伸縮させる特定ブームと伸縮シリンダとをCピンにより連結するシリンダ・ブーム連結手段を有する。
加えて、1本シリンダ伸縮機構は、伸縮シリンダ可動部に配置されたBピンシリンダ及びCピンシリンダに対し、伸縮シリンダ固定部側から油圧を供給するための、ホースリール等から構成される油圧供給部を有する。
上記構成を有する1本シリンダ伸縮機構は、特定ブームと伸縮シリンダとが連結され、かつ特定ブームを含む隣接する2つのブームの固定状態が解除された状態で、伸縮シリンダを伸縮させることにより、ベースブームを除く複数のブームを1段ずつ伸縮する。
1本シリンダ伸縮機構は、Bピンシリンダ及びCピンシリンダが伸縮シリンダ可動部に配置されるため、伸縮シリンダ固定部側の油圧源からBピンシリンダ及びCピンシリンダまでの距離が非常に長くなる。そのため、低温作動下で作動油粘度が高い状態でのBピン及びCピンの円滑な動作を確保するためには油圧管路内径を大きくする必要があり、ホースリールのサイズが大きくなる。
そこで、出願人は、伸縮シリンダ可動部にエア・オーバー・ハイドロリック・ブースター(以下、「AOHブースター」と称する。)を配置し、伸縮シリンダ固定部側から伸縮シリンダ可動部に至る長い管路部分では空気圧を利用する1本シリンダ伸縮機構(以下、「AOH式」という。)を提案している(特許文献2)。AOH式では、AOHブースターで空気圧から油圧に変換され、変換後の油圧によりBピンシリンダ及びCピンシリンダが駆動される。空気圧管路では作動流体の粘性による圧力損失はほとんど問題とならない。さらに、AOHブースターからB・Cピンシリンダまでの油圧管路は短いため、AOH式では低温時の流体の粘度上昇に伴う圧力損失が問題とならなくなりホースリールのコンパクト化が図れる。
特開平7−267584 特開2016―141542
しかし、空気は作動油に比べ圧縮率がはるかに大きい流体であるので、空圧管路の昇圧に時間がかかってしまう。すなわち、伸縮シリンダ固定側に配置された電磁切換弁を切り換え空気を空圧管路に供給してAOHブースターが作動する圧力まで昇圧するのに時間がかかる。そこで、本発明は、B・Cピンシリンダへの油圧供給の際に空圧管路の空気を予圧しておくことにより、AOH式でありながらも応答性に優れた1本シリンダ伸縮機構を提供することを目的とする。
第1発明に係る伸縮機構は、ベースブーム、中間ブーム及びトップブームを含む複数のブームがそれぞれ伸縮自在に嵌装された伸縮ブームに内装されて前記ベースブームの基端部にその一端が軸支された一本の伸縮シリンダと、固定ピン及び前記固定ピンを進退させる第1油圧シリンダを伸縮シリンダ可動部に有し、前記複数のブームのうちの隣接する2つを前記固定ピンにより固定するブーム間固定手段と、連結ピン及び前記連結ピンを進退させる第2油圧シリンダを伸縮シリンダ可動部に有し、前記ベースブームを除く前記複数のブームのうちの伸縮させる特定ブームと前記伸縮シリンダとを前記連結ピンにより連結するシリンダ・ブーム連結手段と、前記第1油圧シリンダ及び前記第2油圧シリンダに油圧を供給する油圧供給部と、を備え、前記特定ブームと前記伸縮シリンダとが連結され、かつ前記特定ブームを含む前記隣接する2つのブームの固定状態が解除された状態で、前記伸縮シリンダを伸縮させることにより、前記ベースブームを除く前記複数のブームを1段ずつ伸縮する伸縮機構であって、前記油圧供給部は、空圧源と、前記空圧源からの空圧を遮断又は連通する空圧供給用電磁切換弁と、前記空圧供給用電磁切換弁から空気が送出され、前記伸縮シリンダ固定側と可動部とを連絡する空圧路と、前記空圧路からの空圧を遮断又は連通する予圧機能用電磁切換弁と、前記予圧機能用電磁切換弁からの空圧を油圧に変換し、前記第1と第2のシリンダに油圧を供給する空油圧変換部と、を有し、前記空圧源及び前記空圧供給用電磁切換弁は前記伸縮シリンダ固定側に配置され、前記予圧機能用電磁切換弁及び空油圧変換部は前記伸縮シリンダ可動部に配置されており、油圧供給の際には、前記予圧機能用電磁切換弁が遮断された状態で前記空圧供給用電磁切換弁が連通されることで前記空圧路の空圧が予圧されることを特徴とする。
第1発明に係る伸縮機構は、油圧供給の際には、前記予圧機能用電磁切換弁が遮断された状態で前記空圧供給用電磁切換弁が連通されることで前記空圧路の空圧が予圧されるので、予圧機能用電磁切換弁を連通側に切り換えると瞬時に空気がAOHブースターに供給されAOHブースターが作動し油圧に変換される。そのため、AOH式でありながらもB・Cピンシリンダへの応答性に優れた油圧供給が可能となる。
第2発明に係る伸縮機構は、前記油圧供給部は、空圧源と、前記空圧源からの空気を通過させ戻りはブロックする逆止弁と、前記逆止弁からの空気を遮断、第1出口ポートに連通、又は第2出口ポートに連通、の3位置に切り換え可能な空圧供給用電磁切換弁と、前記第1出口ポートから送出される空気が流通する第1空圧路と、前記第1空圧路からの空圧を遮断又は連通する第1予圧機能用電磁切換弁と、前記第1予圧機能用電磁切換弁からの空圧を油圧に変換し、前記第1油圧シリンダに油圧を供給する第1空油圧変換部と、前記第2出口ポートから送出される空気が流通する第2空圧路と、前記第2空圧路からの空圧を遮断又は連通する第2予圧機能用電磁切換弁と、前記第2予圧機能用電磁切換弁からの空圧を油圧に変換し、前記第2油圧シリンダに油圧を供給する第2空油圧変換部と、を備え、油圧供給の際には、供給される油圧シリンダにつながる空圧路の前記予圧機能用電磁切換弁が遮断された状態で前記空圧供給用電磁切換弁が連通されることで前記空圧路の空圧が予圧されることを特徴とする。
第2発明に係る伸縮機構は、2つのAOHブースターのうち作動させる側のAOHブースターにつながる第1空圧路又は第2空圧路がそれぞれ事前に予圧されるので、AOH式でありながらもB・Cピンシリンダへの応答性に優れた油圧供給が可能となる。さらに、第2発明に係る伸縮機構は、第1油圧シリンダ又は第2油圧シリンダ(Bピンシリンダ又はCピンシリンダ)への油圧供給の切り換えを伸縮シリンダ固定側に配置された空圧供給用電磁切換弁で行うことができるので、従来伸縮シリンダ可動部に配置されていた切換用電磁弁を無くすことができる。伸縮シリンダ可動部には予圧機能用電磁切換弁だけとなるので、故障リスクが低減する。
第3発明に係る伸縮機構は、前記予圧機能用電磁切換弁は、通電OFF時に連通されることを特徴とする。
第3発明に係る伸縮機構は、予圧機能用電磁切換弁が通電OFF時に連通されるので、断線等により切り換えできなくなった場合であっても、第1油圧シリンダ又は第2油圧シリンダ(Bピンシリンダ又はCピンシリンダ)に油圧供給することができる。
本発明の伸縮機構は、油圧供給の際に空圧管路の空気を予圧しておくことにより、AOH式でありながらもB・Cピン駆動時の応答性に優れた1本シリンダ伸縮機構とすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る油圧供給部の油圧回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る油圧供給部の油圧回路図である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る、油圧供給部1について図1を用いて説明する。油圧供給部1は、1本シリンダ伸縮機構のCピンシリンダ5とBピンシリンダ11に油圧を供給する。なお、本発明が適用される伸縮ブーム及び伸縮シリンダは、特許文献2に記載された構成と同じなので、その詳細な説明を省略する。図1に示すように、油圧供給部1は、ブーム間固定手段2のBピンシリンダ11、及びシリンダ・ブーム連結手段3のCピンシリンダ5に油圧を供給する。
伸縮シリンダ可動部4に配置されているCピンシリンダ5は、目的とするブームの連結穴に向けて内蔵するCピン6を進退する。Cピンシリンダ5は、伸縮シリンダ可動部4と目的とするブームとを選択的に連結・解除する。Cピン6は、引っ張りコイルばね7により連結側に付勢されている。Cピンシリンダ5とCピン6は、Cピン駆動レバー8によって関係付けられている。Cピンシリンダ5は、単動油圧シリンダである。Cピンシリンダ5は、油圧管路10を経由して油圧が供給されると伸長する。Cピンシリンダ5は伸長することにより、Cピン6を解除側に駆動する。油圧管路10への油圧供給が遮断されると、引っ張りコイルバネ7の付勢力によりCピンシリンダ5は縮小する。また、引っ張りコイルばね7の付勢力により、Cピン6は連結側に駆動される。
Bピンシリンダ11は、伸縮シリンダ可動部4に配置されている。Bピンシリンダ11は、目的とするブームのBピン12を進退駆動する。Bピン12は、圧縮コイルバネ13により固定側に付勢されている。Bピンシリンダ11は、圧縮コイルばね14が内蔵されて縮み側に付勢されている。Bピンシリンダ11は、単動油圧シリンダである。Bピンシリンダ11とBピン12とは、Bピン駆動レバー15によって関連付けされる。Bピンシリンダ11は、1本の油圧管路16を経由して油圧供給され伸長する。伸長したBピンシリンダ11は、Bピン12を解除側に駆動する。Bピンシリンダ11は、油圧管路16への油圧供給が遮断されると、圧縮コイルばね14の付勢力により縮小する。その時同時にBピン12は、圧縮コイルばね13の付勢力により固定側に駆動される。
油圧供給部1は、空圧源20と空圧供給用電磁切換弁21を備える。空圧源20と空圧供給用電磁切換弁21は、伸縮シリンダ固定側22に配置される、空圧源20は、例えば、エアコンプレッサ、エアドライヤ、エアタンクにより構成される。これらの構成は既知のものであるので、詳細な説明は省略する。なお、空圧源20として、伸縮機構専用の空圧源を設けてもよいし、移動式クレーンの車両ブレーキ等に使用されている空圧源を利用するようにしてもよい。空圧供給用電磁切換弁21は、3ポート2位置切換弁であって、空圧路23に空圧を供給するか、空圧源20からの空圧を遮断し空圧路23内の空気を排気するかを選択する。
油圧供給部1は、伸縮シリンダ固定側22と伸縮シリンダ可動部4とを連絡する空圧路23を備える。空圧路23には空圧供給用電磁切換弁21からの空気が送出される。図1に示した第1の実施形態では、空圧路23として空圧用ホースリール24が使用されている。
油圧供給部1は、予圧機能用電磁切換弁30、自動急速排気弁31、及び空油圧変換部32を備える。予圧機能用電磁切換弁30、自動急速排気弁31、及び空油圧変換部32は、伸縮シリンダ可動部4に配置される。予圧機能用電磁切換弁30は、3ポート2位置切換弁であって、空圧路23からの空圧を連通又は遮断(上流側排気)する。自動急速排気弁31は、予圧機能用電磁切換弁30が遮断(上流側排気)側に切り換わると自動急速排気弁31以降の管路に充填された空気を急速に排気する。空油圧変換部32は、予圧機能用電磁切換弁30と自動急速排気弁31とを経由して供給される空圧を油圧に変換してCピンシリンダ5又はBピンシリンダ11に供給する。具体的には、空油圧変換部32としてエア・オーバー・ハイドロリック・ブースター(以下、「AOHブースター」と称する。)33が使用される。
油圧供給部1は、保持用電磁切換弁34とシリンダ選択用電磁切換弁35とを備える。保持用電磁切換弁34とシリンダ選択用電磁切換弁35は、伸縮シリンダ可動部4に配置される。保持用電磁切換弁34は、2ポート2位置切換弁であって、空油圧変換部32(AOHブースター33)からの油圧をBピンシリンダ11又はCピンシリンダ5に供給するか、供給した油圧を保持するかを選択する。シリンダ選択用電磁切換弁35は、3ポート2位置切換弁であって、Bピンシリンダ11に油圧を供給するか、Cピンシリンダ5に油圧を供給するかを選択する。シリンダ選択用電磁切換弁35の入口ポートには保持用電磁切換弁34の出口ポートが接続される。シリンダ選択用電磁切換弁35の出口ポートには、油圧管路10と油圧管路16が接続される。
図1に示すように、空圧供給用電磁切換弁21とコントローラ36とは、信号線38とによって連絡されている。予圧機能用電磁切換弁30とコントローラ36とは、コードリール37を介して信号線40とによって連絡されている。保持用電磁切換弁34とコントローラ36とは、コードリール37を介して信号線41とによって連絡されている。シリンダ選択用電磁切換弁35とコントローラ36とは、コードリール37を介して信号線42とによって連絡されている。空圧供給用電磁切換弁21、予圧機能用電磁切換弁30、保持用電磁切換弁34、及びシリンダ選択用電磁切換弁35は、コントローラ36からの信号により駆動される。コントローラ36は、1本シリンダ伸縮機構の伸縮工程に対応して所定の駆動信号を出力する。
Figure 2019112181
表1に1本シリンダ伸縮機構の伸長工程に伴う、図1に示したCピンシリンダ5、Bピンシリンダ11の伸縮動作と油圧供給部1の4つの電磁切換弁21、30、34、35の通電状態を示す。表1に示されるように、1本シリンダ伸縮機構は停止(STEP0)からブーム間固定解除工程(STEP1)、ブーム伸長工程(STEP2)、ブーム間固定工程(STEP3)、シリンダ・ブーム連結解除工程(STEP4)、伸縮シリンダ縮小工程(STEP5)、シリンダ・ブーム連結工程(STEP6)の各工程を経ることにより1段のブームを伸長する。複数段のブームを伸長する場合は、さらにSTEP1からSTEP6を繰り返す。なお、伸縮ブームを縮小する場合は、上記の工程を逆に行う。
図1に示したBピンシリンダ11を伸長させる時の油圧供給部1の動作について表1に従って説明する。停止工程(STEP0)では、空圧供給用電磁切換弁21はON(連通)、予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、空圧源20の空気は空圧路23に供給されており空圧用ホースリール24内の空気は予圧されている。
次のブーム間固定解除工程(STEP1)では、Bピンシリンダ11が伸長されている。この時、空圧供給用電磁切換弁21はON(連通)、予圧機能用電磁切換弁30はOFF(連通)となっている。そのため、空圧源20の空気はAOHブースター33に供給されており、AOHブースター33は油圧を発生している。また、この時、保持用電磁切換弁34はOFF(連通)、シリンダ選択用電磁切換弁35はON(Bピン側油圧管路16に接続)となっている。そのため、発生した油圧はBピンシリンダ11に供給され、Bピンシリンダ11は伸長状態となっている。
したがって、停止工程(STEP0)からブーム間固定解除工程(STEP1)に入り予圧機能用電磁切換弁30がON(遮断)からOFF(連通)に切り換わった瞬間に予圧されていた空圧路23の空気がAOHブースター33に供給される。そして、AOHブースター33から吐出された油圧を、保持用電磁切換弁34、シリンダ選択用電磁切換弁35、油圧管路16を経由してBピンシリンダ11に供給することにより、応答性良くBピンシリンダ11を伸長させることができる。
次のブーム伸長工程(STEP2)では、Bピンシリンダ11の伸長が継続されている。この時、空圧供給用電磁切換弁21はOFF(遮断)、予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、空圧路23の空気は空圧供給用電磁切換弁21によって大気中に放出され、AOHブースター33内の空気は自動急速排気弁31によって大気中に放出されている。またこの時、保持用電磁切換弁34はON(遮断)、シリンダ選択用電磁切換弁35はON(Bピン側油圧管路16に接続)となっている。そのため、Bピンシリンダ11の伸び側油室内で作動油が保持状態となっており、Bピンシリンダ11の伸長が継続される。さらに、コントローラ36から図示しない伸縮シリンダ伸縮油圧回路に伸長信号がだされ、伸縮シリンダの伸長側油室に作動油が供給される。伸縮シリンダが伸長することにより、伸縮シリンダ可動部4とCピン6によって連結されているブーム(特定ブーム)が伸長される。
次のブーム間固定工程(STEP3)では、Bピンシリンダ11が縮小される。ブーム間固定工程(STEP3)では、空圧供給用電磁切換弁21はON(連通)、予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。空圧源20の空気は空圧路23に供給されており空圧用ホースリール24内の空気は予圧されている。またこの時、保持用電磁切換弁34はOFF(連通)、シリンダ選択用電磁切換弁35はON(Bピン側油圧管路16に接続)となっている。そのため、Bピンシリンダ11の伸び側油室内の作動油が油圧管路16を通ってAOHブースター33に吸収される。そして、Bピンシリンダ11は圧縮コイルバネ14の付勢力により縮小する。Bピンシリンダ11が縮小すると、Bピン駆動レバー15によりBピン12が固定側に駆動され、特定ブームが外側のブームと固定される。
表1に示されるように、次のシリンダ・ブーム連結解除工程(STEP4)では、Cピンシリンダ5が伸長されている。この時、空圧供給用電磁切換弁21はON(連通)、予圧機能用電磁切換弁30はOFF(連通)となっている。そのため、空圧源20の空気はAOHブースター33に供給されており、AOHブースター33は油圧を発生している。また、この時、保持用電磁切換弁34はOFF(連通)、シリンダ選択用電磁切換弁35はOFF(Cピン側油圧管路10に接続)となっている。そのため、発生した油圧はCピンシリンダ5に供給され、Cピンシリンダ5は伸長状態となっている。
したがって、ブーム間固定工程(STEP3)からシリンダ・ブーム連結解除工程(STEP4)に入り予圧機能用電磁切換弁30がON(遮断)からOFF(連通)に切り換わった瞬間に予圧されていた空圧路23の空気がAOHブースター33に供給される。そして、AOHブースター33から吐出された油圧を、保持用電磁切換弁34、シリンダ選択用電磁切換弁35、油圧管路10を経由してCピンシリンダ5に供給することにより、応答性良くCピンシリンダ5を伸長させることができる。
次の伸縮シリンダ縮小工程(STEP5)では、Cピンシリンダ5の伸長が継続されている。この時、空圧供給用電磁切換弁21はOFF(遮断)、予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、空圧路23の空気は空圧供給用電磁切換弁21によって大気中に放出され、AOHブースター33内の空気は自動急速排気弁31によって大気中に放出されている。またこの時、保持用電磁切換弁34はON(遮断)、シリンダ選択用電磁切換弁35はOFF(Cピン側油圧管路10に接続)となっている。そのため、Cピンシリンダ5の伸び側油室内で作動油が保持状態となっており、Cピンシリンダ5の伸長が継続される。さらに、コントローラ36から図示しない伸縮シリンダ伸縮油圧回路に縮小信号がだされ、伸縮シリンダの縮小側油室に作動油が供給される。そして、伸縮シリンダ可動部4はどのブームともCピン6によって連結されていないので、伸縮シリンダだけが縮小する。
次のシリンダ・ブーム連結工程(STEP6)では、Cピンシリンダ6が縮小される。シリンダ・ブーム連結工程(STEP6)では、空圧供給用電磁切換弁21はON(連通)、予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、空圧源20の空気は空圧路23に供給されており空圧用ホースリール24内の空気は昇圧されている。またこの時、保持用電磁切換弁34はOFF(連通)、シリンダ選択用電磁切換弁35はOFF(Cピン側油圧管路10に接続)となっている。そのため、Cピンシリンダ5の伸び側油室内の作動油が油圧管路10を通ってAOHブースター33に吸収される。そして、Cピンシリンダ5は圧縮コイルバネ7の付勢力により縮小する。Cピンシリンダ5が縮小すると、Cピン駆動レバー8によりCピン6が固定側に駆動され、伸縮シリンダ可動部4が特定ブームと連結される。
以上のように、本発明の伸縮機構の油圧供給部1によれば、Bピンシリンダ11とCピンシリンダ5に対する油圧供給の際に空圧路23の空気を予圧しておくことにより、AOH式でありながらも応答性に優れた1本シリンダ伸縮機構とすることができる。また、予圧機能用電磁切換弁30は非通電時連通となるものであるので、断線等により切り換えができない場合であっても、空油圧変換部32(AOHブースター33)に空気を送ることができる。すなわち、非常操作としてBピンシリンダ11によりBピン12を駆動したり、Cピンシリンダ5によりCピン6を駆動したりすることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る、油圧供給部40について図2を用いて説明する。油圧供給部40は、1本シリンダ伸縮機構のCピンシリンダ5とBピンシリンダ11に油圧を供給する。なお、第1の実施の形態に係る油圧供給部1と共通する構成については、同符号を用いるとともにその詳細な説明を省略する。図2に示すように、油圧供給部40は、ブーム間固定手段2、シリンダ・ブーム連結手段3を備える。
伸縮シリンダ可動部4に配置されているCピンシリンダ5は、油圧管路41を経由して油圧が供給される。伸縮シリンダ可動部4に配置されているBピンシリンダ11は、油圧管路42を経由して油圧供給される。
油圧供給部40は、空圧源20、逆止弁43、及び空圧供給用電磁切換弁44を備える。空圧源20、逆止弁43、及び空圧供給用電磁切換弁44は、伸縮シリンダ固定側22に配置される。空圧源20の空気は、逆止弁43を経由して空圧供給用電磁切換弁44に供給される。空圧供給用電磁切換弁44は、5ポート3位置切換弁であって、空圧源20からの空気を遮断(上流側空気を排気)、第1出口ポート45に連通、及び第2出口ポート46に連通の3位置に切り換え可能である。
また、油圧供給部40は、伸縮シリンダ固定側22と伸縮シリンダ可動部4とを連絡する第1空圧路47と第2空圧路48を備える。第1空圧路47には空圧供給用電磁切換弁44の第1出口ポート45からの空気が送出される。第2空圧路48には空圧供給用電磁切換弁44の第2出口ポート46からの空気が送出される。図2に示した第2の実施の形態では、第1空圧路47、第2空圧路48として空圧用ホースリール24がそれぞれ使用されている。
さらに、油圧供給部40は、第1と第2の予圧機能用電磁切換弁30、第1と第2の自動急速排気弁31、及び第1と第2の空油圧変換部32を備える。これらの予圧機能用電磁切換弁30、自動急速排気弁31、及び空油圧変換部32は、全て伸縮シリンダ可動部4に配置される。図2に示すように、空圧供給用電磁切換弁44の第1出口ポート45を出る空気は、第1空圧路47、第1予圧機能用電磁切換弁30、第1自動急速排気弁31を経由して第1空油圧変換部32(第1AOHブースター33)に供給される。第1空油圧変換部32(第1AOHブースター33)から出る油圧は、油圧管路42を経由してBピンシリンダ11(第1油圧シリンダ)に供給される。また、空圧供給用電磁切換弁44の第2出口ポート46を出る空気は、第2空圧路48、第2予圧機能用電磁切換弁30、第2自動急速排気弁31、第2空油圧変換部32(第2AOHブースター33)に供給される。第2空油圧変換部32(第2AOHブースター33)から出る油圧は、油圧管路41を経由してCピンシリンダ5(第2油圧シリンダ)に供給される。以上のように、第2の実施の形態では、第1がつく構成はBピンシリンダ11に関係する構成であり、第2が付く構成はCピンシリンダ5に関係する構成として識別される。
図2に示すように、空圧供給用電磁切換弁44とコントローラ50とは、信号線51、信号線52とによって連絡されている。第1と第2の予圧機能用電磁切換弁30とコントローラ50とは、コードリール37を経由して信号線53、信号線54とによって連絡されている。空圧供給用電磁切換弁44、第1と第2の予圧機能用電磁切換弁30は、コントローラ50からの信号により駆動される。コントローラ50は、1本シリンダ伸縮機構の伸縮工程に対応して所定の駆動信号を出力する。
Figure 2019112181
表2に1本シリンダ伸縮機構の伸長工程に伴う、図2に示したCピンシリンダ5、Bピンシリンダ11の伸縮動作と空圧供給用電磁切換弁44、第1予圧機能用電磁切換弁30、及び第2予圧機能用電磁切換弁30の通電状態を示す。表2に示されるように、1本シリンダ伸縮機構は停止(STEP0)からブーム間固定解除工程(STEP1)、ブーム伸長工程(STEP2)、ブーム間固定工程(STEP3)、シリンダ・ブーム連結解除工程(STEP4)、伸縮シリンダ縮小工程(STEP5)、シリンダ・ブーム連結工程(STEP6)の各工程を経ることにより1段のブームを伸長する。複数段のブームを伸長する場合は、さらにSTEP1からSTEP6を繰り返す。なお、伸縮ブームを縮小する場合は、上記の工程を逆に行う。
まず、Bピンシリンダ11伸長時の油圧供給部40の動作について表2に従って説明する。停止工程(STEP0)では、空圧供給用電磁切換弁44は第1出口ポート側ON(連通)、第1予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、空圧源20の空気は第1空圧路47に供給されており第1空圧用ホースリール24内の空気は予圧されている。
表2に示されるように、ブーム間固定解除工程(STEP1)では、Bピンシリンダ11が伸長されている。この時、空圧供給用電磁切換弁44は第1出口ポート側ON(連通)、第1予圧機能用電磁切換弁30はOFF(連通)となっている。そのため、空圧源20の空気は第1AOHブースター33に供給されており、第1AOHブースター33は油圧を発生している。発生した油圧はBピンシリンダ11に供給され、Bピンシリンダ11は伸長状態となっている。
したがって、ブーム間固定解除工程(STEP1)に入り第1予圧機能用電磁切換弁30がON(遮断)からOFF(連通)に切り換わった瞬間に予圧されていた空気が第1AOHブースター33に供給される。そして、第1AOHブースター33から吐出された油圧が、油圧管路42を経由してBピンシリンダ11に供給されることにより、応答性良くBピンシリンダ11が伸長する。
次のブーム伸長工程(STEP2)では、Bピンシリンダ11の伸長が継続されている。この時、空圧供給用電磁切換弁44の第1出口ポート側はON(連通)、第1予圧機能用電磁切換弁30はOFF(連通)となっている。そのため、第1空圧路47の空気は充填されたままであり、油圧管路42の油圧は保持されたままとなっている。そのため、Bピンシリンダ11の伸び側油室内で作動油が保持状態となっており、Bピンシリンダ11の伸長が継続される。さらに、コントローラ36から図示しない伸縮シリンダ伸縮油圧回路に伸長信号が出され、伸縮シリンダの伸長側油室に作動油が供給される。伸縮シリンダが伸長することにより、伸縮シリンダ可動部4とCピン6によって連結されているブーム(特定ブーム)が伸長される。
次のブーム間固定工程(STEP3)では、Bピンシリンダ11が縮小される。ブーム間固定工程(STEP3)では、空圧供給用電磁切換弁44の第1出口ポート側OFF(遮断)、第2出口ポート側ON(連通)、第1予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)、第2予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、空圧源20の空気は第2空圧路48に供給されており第2空圧用ホースリール24内の空気は予圧されている。また、Bピンシリンダ11の伸び側油室内の作動油が油圧管路42を通って第1AOHブースター33に吸収される。そして、Bピンシリンダ11は圧縮コイルバネ14の付勢力により縮小する。Bピンシリンダ11が縮小すると、Bピン駆動レバー15によりBピン12が固定側に駆動され、特定ブームが外側のブームと固定される。
表2に示されるように、シリンダ・ブーム連結解除工程(STEP4)では、Cピンシリンダ5が伸長されている。この時、空圧供給用電磁切換弁44は第2出口ポート側ON(連通)、第2予圧機能用電磁切換弁30はOFF(連通)となっている。そのため、空圧源20の空気は第2AOHブースター33に供給されており、第2AOHブースター33は油圧を発生している。そのため、発生した油圧はCピンシリンダ5に供給され、Cピンシリンダ5は伸長状態となっている。
したがって、シリンダ・ブーム連結解除工程(STEP4)に入り第2予圧機能用電磁切換弁30がON(遮断)からOFF(連通)に切り換わった瞬間に予圧されていた第2空圧路48の空気が第2AOHブースター33に供給される。そして、第2AOHブースター33から吐出された油圧が、油圧管路41を経由してCピンシリンダ5に供給されることにより、Cピンシリンダ5が応答性良く伸長する。
次の伸縮シリンダ縮小工程(STEP5)では、Cピンシリンダ5の伸長が継続されている。この時、空圧供給用電磁切換弁44の第2出口ポート側はON(連通)、第2予圧機能用電磁切換弁30はOFF(連通)となっている。そのため、第2空圧路48の空気は充填されたままであり、油圧管路41の油圧は保持されたままとなっている。そのため、Cピンシリンダ5の伸び側油室内で作動油が保持状態となっており、Cピンシリンダ5の伸長が継続される。さらに、コントローラ36から図示しない伸縮シリンダ伸縮油圧回路に縮小信号がだされ、伸縮シリンダの縮小側油室に作動油が供給される。この時、伸縮シリンダ可動部4はどのブームともCピン6によって連結されていないので、伸縮シリンダだけが縮小する。
次のシリンダ・ブーム連結工程(STEP6)では、Cピンシリンダ6が縮小される。シリンダ・ブーム連結工程(STEP6)では、空圧供給用電磁切換弁44の第1出口ポート側はON(連通)、第1予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、空圧源20の空気は第1空圧路47に供給されており空圧用ホースリール24内の空気は予圧されている。またこの時、空圧供給用電磁切換弁44の第2出口ポート側はOFF(遮断)、第2予圧機能用電磁切換弁30はON(遮断)となっている。そのため、第2空圧路48の空気は開放される。また、Cピンシリンダ5の伸び側油室内の作動油が油圧管路41を通って第2AOHブースター33に吸収される。そして、Cピンシリンダ5は圧縮コイルバネ7の付勢力により縮小する。Cピンシリンダ5が縮小すると、Cピン駆動レバー8によりCピン6が固定側に駆動され、伸縮シリンダ可動部4が特定ブームと連結される。
以上のように、第2の実施の形態に係る油圧供給部40によれば、Bピンシリンダ11とCピンシリンダ5に対する油圧供給の際に空圧路47又は48の空気を予圧しておくことにより、AOH式でありながらも応答性に優れた1本シリンダ伸縮機構とすることができる。また、第1と第2の予圧機能用電磁切換弁30は非通電時連通となるものであるので、断線等により切り換えができない場合であっても、第1と第2の空油圧変換部32(AOHブースター33)に空気を送ることができ、油圧シリンダによりB・Cピンを駆動することができる。
1:油圧供給部
2:ブーム間固定手段
3:シリンダ・ブーム連結手段
4:伸縮シリンダ可動部
5:第2油圧シリンダ(Cピンシリンダ)
6:連結ピン(Cピン)
11:第1油圧シリンダ(Bピンシリンダ)
12:固定ピン(Bピン)
20:空圧源
21:空圧供給用電磁切換弁
22:伸縮シリンダ固定側
23:空圧路
30:予圧機能用電磁切換弁
32:空油圧変換部
44:空圧供給用電磁切換弁
47:第1空圧路
48:第2空圧路

Claims (3)

  1. ベースブーム、中間ブーム及びトップブームを含む複数のブームがそれぞれ伸縮自在に嵌装された伸縮ブームに内装されて前記ベースブームの基端部にその一端が軸支された一本の伸縮シリンダと、
    固定ピン及び前記固定ピンを進退させる第1油圧シリンダを伸縮シリンダ可動部に有し、前記複数のブームのうちの隣接する2つを前記固定ピンにより固定するブーム間固定手段と、
    連結ピン及び前記連結ピンを進退させる第2油圧シリンダを伸縮シリンダ可動部に有し、前記ベースブームを除く前記複数のブームのうちの伸縮させる特定ブームと前記伸縮シリンダとを前記連結ピンにより連結するシリンダ・ブーム連結手段と、
    前記第1油圧シリンダ及び前記第2油圧シリンダに油圧を供給する油圧供給部と、を備え、
    前記特定ブームと前記伸縮シリンダとが連結され、かつ前記特定ブームを含む前記隣接する2つのブームの固定状態が解除された状態で、前記伸縮シリンダを伸縮させることにより、前記ベースブームを除く前記複数のブームを1段ずつ伸縮する伸縮機構であって、
    前記油圧供給部は、
    空圧源と、
    前記空圧源からの空圧を遮断又は連通する空圧供給用電磁切換弁と、
    前記空圧供給用電磁切換弁から空気が送出され、前記伸縮シリンダ固定側と可動部とを連絡する空圧路と、
    前記空圧路からの空圧を遮断又は連通する予圧機能用電磁切換弁と、
    前記予圧機能用電磁切換弁からの空圧を油圧に変換し、前記第1と第2の油圧シリンダに油圧を供給する空油圧変換部と、を有し、
    前記空圧源及び前記空圧供給用電磁切換弁は前記伸縮シリンダ固定側に配置され、前記予圧機能用電磁切換弁及び空油圧変換部は前記伸縮シリンダ可動部に配置されており、
    油圧供給の際には、前記予圧機能用電磁切換弁が遮断された状態で前記空圧供給用電磁切換弁が連通されることで前記空圧路の空圧が予圧されることを特徴とする伸縮機構。
  2. 前記油圧供給部は、
    空圧源と、
    前記空圧源からの空気を通過させ戻りはブロックする逆止弁と、
    前記逆止弁からの空気を遮断、第1出口ポートに連通、又は第2出口ポートに連通、の3位置に切り換え可能な空圧供給用電磁切換弁と、
    前記第1出口ポートから送出される空気が流通する第1空圧路と、
    前記第1空圧路からの空圧を遮断又は連通する第1予圧機能用電磁切換弁と、
    前記第1予圧機能用電磁切換弁からの空圧を油圧に変換し、前記第1油圧シリンダに油圧を供給する第1空油圧変換部と、
    前記第2出口ポートから送出される空気が流通する第2空圧路と、
    前記第2空圧路からの空圧を遮断又は連通する第2予圧機能用電磁切換弁と、
    前記第2予圧機能用電磁切換弁からの空圧を油圧に変換し、前記第2油圧シリンダに油圧を供給する第2空油圧変換部と、
    を備え、
    油圧供給の際には、供給される油圧シリンダにつながる空圧路の前記予圧機能用電磁切換弁が遮断された状態で前記空圧供給用電磁切換弁が連通されることで前記空圧路の空圧が予圧されることを特徴とする、
    請求項1に記載の伸縮機構。
  3. 前記予圧機能用電磁切換弁は、通電OFF時に連通されることを特徴とする、
    請求項1〜2に記載の伸縮機構。
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