JP2019110058A - Connection device, light source unit, and lighting equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、一般に、接続装置、光源ユニット、及び照明器具に関し、より詳細には、隣り合う2つの基板を電気的に接続する接続装置、当該接続装置を備える光源ユニット、及び当該光源ユニットを備える照明器具に関する。 The present invention generally relates to a connection device, a light source unit, and a lighting fixture, and more particularly, to a connection device for electrically connecting two adjacent substrates, a light source unit including the connection device, and the light source unit. It relates to lighting equipment.
従来例として、特許文献1に記載のLED照明装置を例示する。このLED照明装置は、半円筒形の筐体と、半円形状の透光性カバーと、筐体の平板部の外側に密着して取り付けられ、複数のLEDチップを長手方向に沿って所定間隔で搭載した長尺のLED実装基板とからなる。筐体の空洞部内には、LED実装基板に実装されたLEDチップに電流を供給する電源基板及びこの電源基板を収容する絶縁性ケースが収納される。
As a prior art example, the LED lighting apparatus of
また、特許文献1では、一例として、一つの長い筐体に、3つのLED実装基板を直線状に取り付けたものが記載されている。3つのLED実装基板において、隣り合う2つのLED実装基板間は、一対のジャンパー線により接続されている。したがって、直流電圧は、隣り合う2つのLED実装基板のうちの一方から、一対のジャンパー線を介して隣の他方に供給され、各LED実装基板に搭載された複数のLEDチップや抵抗に電流が流される。
Moreover, in
ところで、このようなLED照明装置(照明器具)は、比較的高い耐環境性が要求される場合がある。耐環境性とは、例えば、振動や衝撃、温度変化に対する耐性である。特許文献1に記載のLED照明装置が、仮に振動や衝撃を比較的受け易い環境下で使用されると、例えばジャンパー線(リード線)とLED実装基板とを接続する接続部分においてクラック(半田の割れ)が生じる可能性がある。あるいは、仮に周囲温度が比較的広範囲にわたって繰り返し変化し得るような環境下で使用されると、LED実装基板が膨張と収縮とを繰り返して、結果、同様にクラックが生じる可能性がある。したがって、LED照明装置の適用環境によっては、単にジャンパー線で2つのLED実装基板を繋ぐだけでは、必要十分な接続信頼性を提供できない場合もある。
By the way, such LED lighting devices (lighting fixtures) may be required to have relatively high environmental resistance. The environmental resistance is, for example, resistance to vibration, shock, and temperature change. If the LED lighting device described in
本発明は上記事由に鑑みてなされ、2つの基板間における接続信頼性の向上を図ることができる接続装置、光源ユニット、及び照明器具を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a connection device, a light source unit, and a luminaire that can improve connection reliability between two substrates.
本発明の一態様に係る接続装置は、互いに隣り合いかつ各々の少なくとも一面に配線用の導体が形成された第1基板及び第2基板の前記導体同士を、電気的に接続する。前記接続装置は、第1基板側コネクタと、第2基板側コネクタと、少なくとも一部が導電性を有する連結部材と、第1コネクタ部と、第2コネクタ部と、を備える。前記第1基板側コネクタは、前記第2基板の縁と対向する前記第1基板の縁の側に配置される。前記第2基板側コネクタは、前記第2基板の前記縁の側に配置される。前記第1コネクタ部は、前記連結部材の第1端に設けられて、前記第1基板側コネクタに接続される。前記第2コネクタ部は、前記連結部材における前記第1端とは反対側の第2端に設けられて、前記第2基板側コネクタに接続される。前記第2コネクタ部は、前記連結部材を介して、前記第1コネクタ部と導通している。前記連結部材は、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部とを結ぶ仮想的な直線から離れる方向に凸となるような湾曲形状の湾曲部を、少なくとも1つ有している。 A connecting device according to an aspect of the present invention electrically connects the conductors of a first substrate and a second substrate on which conductors for wiring are formed adjacent to each other on at least one surface of each other. The connection device includes a first substrate side connector, a second substrate side connector, a connecting member at least a part of which has conductivity, a first connector portion, and a second connector portion. The first substrate side connector is disposed on the side of the edge of the first substrate facing the edge of the second substrate. The second substrate side connector is disposed on the side of the edge of the second substrate. The first connector portion is provided at a first end of the connection member and connected to the first substrate side connector. The second connector portion is provided at a second end of the connection member opposite to the first end, and is connected to the second substrate side connector. The second connector portion is electrically connected to the first connector portion through the connection member. The connection member has at least one curved portion having a curved shape that is convex in a direction away from a virtual straight line connecting the first connector portion and the second connector portion.
本発明の一態様に係る光源ユニットは、上記の接続装置と、前記第1基板及び前記第2基板と、前記第1基板に実装される1又は複数の第1固体光源と、前記第2基板に実装される1又は複数の第2固体光源と、を備える。 A light source unit according to an aspect of the present invention includes the connection device described above, the first substrate and the second substrate, one or more first solid light sources mounted on the first substrate, and the second substrate. And one or more second solid-state light sources implemented in
本発明の一態様に係る照明器具は、上記の光源ユニットと、前記光源ユニットを保持する器具本体と、を備える。 A lighting fixture according to an aspect of the present invention includes the light source unit described above, and a fixture body that holds the light source unit.
本発明は、2つの基板間における接続信頼性の向上を図ることができる、という利点がある。 The present invention has the advantage that connection reliability between two substrates can be improved.
(1)概要
以下の実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、以下の実施形態において説明する図1〜図9は、模式的な図であり、図1〜図9中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(1) Overview The following embodiment is only one of various embodiments of the present invention. The following embodiments can be variously modified according to the design and the like as long as the object of the present invention can be achieved. Further, FIGS. 1 to 9 described in the following embodiments are schematic views, and the ratio of the size and thickness of each component in FIGS. 1 to 9 necessarily reflects the actual dimensional ratio. Not necessarily.
また以下では、本実施形態の接続装置9、光源ユニット3及び照明器具1の上下、左右、前後の方向を、図1〜図9に図示されている上下、左右、前後の矢印を用いて規定して説明する。これらの矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。また、これらの方向は、接続装置9、光源ユニット3及び照明器具1の使用方向を限定する趣旨ではない。
Also, in the following, the directions of top, bottom, left, right, front and back of the
本実施形態の接続装置9は、互いに隣り合うかつ各々の少なくとも一面に配線用の導体46、47(図3A参照)が形成された2枚のプリント配線板(第1基板41A及び第2基板41B)の導体46、47同士を、電気的に接続する。以下では、一例として、第1基板41Aには、複数の第1固体光源である複数の第1発光ダイオード(以下、第1LED(Light Emitting Diode)と呼ぶ)40Aが実装されることを想定する。また、第2基板41Bには、複数の第2固体光源である複数の第2発光ダイオード(以下、第2LEDと呼ぶ)40Bが実装されることを想定する。そして、接続装置9は、光源ユニット3及び照明器具1に適用されることを想定する。
The
ただし、第1基板41A及び第2基板41Bの各々に実装される固体光源は、発光ダイオードに限定されず、例えば有機EL(Electro-Luminescence)素子等であってもよい。また、第1基板41A及び第2基板41Bの各々に実装される固体光源の数も特に限定されない。また、第1基板41A及び第2基板41Bの各々に実装される実装部品は、固体光源に限定されない。第1基板41A及び第2基板41Bの各々には、光源に加えて、又は光源の代わりに、例えば電源回路を構成する回路部品が実装されてもよい。
However, the solid-state light source mounted on each of the
本実施形態の接続装置9は、図3Aに示すように、第1基板側コネクタ91と、第2基板側コネクタ92と、少なくとも一部が導電性を有する連結部材90と、第1コネクタ部93と、第2コネクタ部94と、を備えている。
As shown in FIG. 3A, the
第1基板側コネクタ91は、第2基板41Bの縁412と対向する第1基板41Aの縁411の側に配置される。第2基板側コネクタ92は、第2基板41Bの縁412の側に配置される。第1コネクタ部93は、連結部材90の第1端90Aに設けられて、第1基板側コネクタ91に接続される。第2コネクタ部94は、連結部材90における第1端90Aとは反対側の第2端90Bに設けられて、第2基板側コネクタ92に接続される。第2コネクタ部94は、連結部材90を介して、第1コネクタ部93と導通している。
The
そして、連結部材90は、第1コネクタ部93と第2コネクタ部94とを結ぶ仮想的な直線L1から離れる方向に凸となるような湾曲形状の湾曲部901を、少なくとも1つ有している。なお、ここで言う直線L1は、実体を伴うものではない。
The connecting
この構成によれば、連結部材90が湾曲部901を有している。そのため、例えば振動や衝撃を受けたり周囲温度が変化したりして、第1基板41A及び第2基板41B等が変形したとしても、湾曲部901でストレスを吸収することができる。ここで言う「変形」には、第1基板41A及び第2基板41B等の温度変化による膨張及び収縮も含まれる。また、「ストレス」とは、2つの基板41、基板側コネクタ91、92、コネクタ部93、94、並びにこれらの接続部分(例えば第1基板41Aと第1基板側コネクタ91とが半田接合される部分)に掛かる応力である。したがって、2つの基板41間における接続信頼性の向上を図ることができる。
According to this configuration, the connecting
(2)詳細
(2.1)全体構成
以下、本実施形態の接続装置9が適用される照明器具1の全体構成について詳しく説明する。照明器具1は、図1に示すように、光源ユニット3と、光源ユニット3を保持する器具本体2とを有している。以下の説明においては、照明器具1が、一例として、建物等の造営材である壁に設置される場合を想定している。ただし、照明器具1が設置される造営材は壁に限定されず、天井や床等の壁以外の造営材に照明器具1が設置される場合もある。また、接続装置9は、建物等の造営材に設置される照明器具以外に、例えば、冷蔵ショーケース等の内部に設置される照明器具に適用されてもよい。
(2) Details (2.1) Overall Configuration Hereinafter, the overall configuration of the
(2.2)光源ユニット
光源ユニット3は、図2に示すように、接続装置9と、2つのLEDモジュール4と、点灯装置5と、筐体6と、カバー7と、2つのエンド部材8とを備えている。
(2.2) Light Source Unit As shown in FIG. 2, the
(2.2.1)LEDモジュール
2つのLEDモジュール4は、左右方向に沿って並んで配置される。以下では、2つのLEDモジュール4のうち左側のLEDモジュール4を、第1LEDモジュール4Aと呼び、右側のLEDモジュール4を、第2LEDモジュール4Bと呼ぶこともある。
(2.2.1) LED Module The two
第1LEDモジュール4Aは、複数のLED40(第1LED40A)と、複数の第1LED40Aを前面(表面)に実装した基板41(第1基板41A)と、一対のレセプタクルコネクタ42と、一対の電線43と、を有している。一対のレセプタクルコネクタ42は、第1基板41Aの前面に実装されている。第2LEDモジュール4Bは、複数のLED40(第2LED40B)と、複数の第2LED40Bを前面(表面)に実装した基板41(第2基板41B)と、を有している。
The
各基板41は、例えば、ガラス布基材エポキシ樹脂基板等の樹脂製の絶縁基板により、左右方向を長手方向とする長尺の矩形平板状に形成されている。第1基板41A及び第2基板41Bは、互いに隣り合うように配置されている。第1基板41Aの縁(右縁)411は、第2基板41Bの縁(左縁)412と対向している(図3A参照)。
Each
ここでは、一例として、2つの基板41は、長手方向の寸法が異なっていて、第1基板41Aの長手方向の寸法が、第2基板41Bの長手方向の寸法よりも長い。ただし、2つの基板41の長手方向の寸法関係は、特に限定されず、互いに同じでもよいし、長短の寸法関係が逆であってもよい。
Here, as an example, the dimensions of the two
各LED40は、例えば、照明用白色LEDである。複数の第1LED40Aは、第1基板41Aの短手方向(上下方向)の中央において、第1基板41Aの長手方向(左右方向)に沿って等間隔に1列に並ぶように実装されている(図2参照)。また、複数の第2LED40Bは、第2基板41Bの短手方向(上下方向)の中央において、第2基板41Bの長手方向(左右方向)に沿って等間隔に1列に並ぶように実装されている(図2参照)。
Each
第1基板41Aの前面には、一対のレセプタクルコネクタ42と、後述する接続装置9の一対の第1基板側コネクタ91(図3A参照)が実装されている。一対のレセプタクルコネクタ42は、第1基板41Aの長手方向中央の前面において第1LED40Aの下側に上下方向に並べて実装されている。ただし、一対のレセプタクルコネクタ42は、左右方向にずらして実装されている(図2参照)。
On the front surface of the
一方、一対の第1基板側コネクタ91は、第1基板41Aの前面において、縁(右縁)411の側に配置される。具体的には、一対の第1基板側コネクタ91は、第1基板41Aの前面の縁411近傍における上下両側に振り分けてそれぞれ実装されている。
On the other hand, the pair of
第2基板41Bの前面には、後述する接続装置9の一対の第2基板側コネクタ92(図3A参照)が実装されている。一対の第2基板側コネクタ92は、第2基板41Bの前面において、縁(左縁)412の側に配置される。具体的には、一対の第2基板側コネクタ92は、第2基板41Bの前面の縁412近傍における上下両側に振り分けてそれぞれ実装されている。なお、第1基板側コネクタ91及び第2基板側コネクタ92については、後の「(2.5)接続装置」の欄で詳しく説明する。
On the front surface of the
第1基板41において、2つのレセプタクルコネクタ42よりも中央寄り(右寄り)の下端部に3つのスリット44A、44B、44Cが左右方向に一列に並ぶように設けられている(図2参照)。3つのスリット44A〜44Cの各々に電線43が挿通される。
In the
2本の電線43のうち1本は、第1LEDモジュール4Aの一方のレセプタクルコネクタ42とプラグコネクタ45とを電気的に接続している。一対の電線43のうちもう1本は、第1LEDモジュール4Aの他方のレセプタクルコネクタ42とプラグコネクタ45とを電気的に接続している。ここで、2本の電線の各々は、単線又はより線からなる導体の上に、ビニル樹脂等の絶縁体を被覆して構成される被覆電線である。2本の電線43の各々の絶縁体の表面は、プラス極とマイナス極を区別するために異なる2色(例えば、白色と黒色)に別々に着色されている。
One of the two
これら2本の電線43は、左端のスリット44Aに前方から後方に挿通された後、中央のスリット44Bに後方から前方へ挿通され、さらに、右端のスリット44Cに前方から後方へ挿通される。2本の電線43の先端に設けられているプラグコネクタ45は、後述する点灯装置5の出力コネクタ500と電気的に接続される。
The two
(2.2.2)点灯装置
点灯装置5は、外部の電源(例えば、商用の電力系統)から供給される交流電力を直流電力に変換する電力変換回路と、外部から受け取る制御信号に応じて電力変換回路を制御する制御回路とを有している。電力変換回路は、例えば、力率改善回路と、降圧チョッパ回路(バックコンバータ)とを有している。制御回路は、例えば、バックコンバータをPWM(Pulse Width Modulation)制御することによって出力コネクタ500から出力する直流電流を調整して2つのLEDモジュール4を調光するように構成されている。ただし、このような電力変換回路及び制御回路の回路構成は従来周知であるから詳細な回路構成の図示及び説明は省略する。
(2.2.2) Lighting device The lighting device 5 responds to a power conversion circuit that converts AC power supplied from an external power supply (for example, a commercial power system) into DC power, and a control signal received from the outside. And a control circuit that controls the power conversion circuit. The power conversion circuit includes, for example, a power factor correction circuit and a step-down chopper circuit (buck converter). The control circuit is configured to, for example, adjust the DC current output from the
点灯装置5は、回路基板50を備えている(図2参照)。回路基板50は、例えば、矩形平板状に形成されている。回路基板50には電力変換回路及び制御回路を構成する種々の回路部品58が実装されている。
The lighting device 5 includes a circuit board 50 (see FIG. 2). The
回路基板50の前面における右端に第1端子台51が実装されている。第1端子台51は、2極のねじなし締結具を有する端子台である。そして、第1端子台51の各極に、2本の第1電源線52のうちの対応する第1電源線52の1本がそれぞれ電気的に接続されている。なお、2本の第1電源線52の各導体が第1電源コネクタ53の2つのコンタクトのうちの対応するコンタクトと電気的に接続されている。
The first terminal block 51 is mounted on the right end of the front surface of the
回路基板50の前面における左端に第2端子台54が実装されている。第2端子台54は、第1端子台51と同じ2極のねじなし締結具を有する端子台である。そして、第2端子台54の各極に、2本の第2電源線55のうちの対応する第2電源線55の1本がそれぞれ電気的に接続されている。さらに、2本の第2電源線55の各導体が第2電源コネクタ56の2つのコンタクトのうちの対応するコンタクトと電気的に接続されている。なお、第1端子台51の各極と第2端子台54の各極とは、回路基板50の導体によって電気的に接続されている。詳細な説明は省略するが、照明器具1は、別の照明器具1と左右方向に沿って並ぶように接続されるように、第1電源コネクタ53であるプラグコネクタは、別の照明器具1の第2電源コネクタ56であるレセプタクルコネクタと接続可能に構成されている。
The second
さらに、回路基板50の前面における左端には、1つの出力コネクタ500と、2つの制御用コネクタ501、502とが実装されている。出力コネクタ500は、回路基板50の導体を介してバックコンバータの出力端子と電気的に接続されている。そして、出力コネクタ500は、第1LEDモジュール4Aの2本の電線43の先端に設けられているプラグコネクタ45と接続される。
Further, at the left end of the front surface of the
また、2つの制御用コネクタ501、502の各々に、制御信号を伝送するための信号ケーブル503、504が電気的に接続される。一方の制御用コネクタ501と電気的に接続される信号ケーブル503は、回路基板50の左側に引き出されている。他方の制御用コネクタ502と電気的に接続される信号ケーブル504は、回路基板50の右側に引き出されている。一方の信号ケーブル503の先端には第1信号コネクタ505が電気的に接続されている。他方の信号ケーブル504の先端には第2信号コネクタ506が電気的に接続されている。また、第1信号コネクタ505であるレセプタクルコネクタは、別の照明器具1の第2信号コネクタ506であるプラグコネクタと接続可能に構成されている。
Further,
(2.2.3)筐体、カバー及びエンド部材
筐体6は、図2に示すように、長尺の底壁60と、底壁60の長手方向に沿った上端及び下端から前方へ突出する一対の側壁61とを有する角樋状に形成されている。筐体6は、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂の押出成形体である。各側壁61の外側面には内側に凹んだ凹所610が形成されている。また、各側壁61には、回路基板50が筐体6の左端から挿入されて係合する係合溝63、及び、カバー7が筐体6の左端から挿入されて係合する係合突起64が設けられている。
(2.2.3) Case, Cover, and End Member As shown in FIG. 2, the
カバー7は、図2に示すように、前方から見た形状が長方形状であるカバー本体70と、カバー本体70の一対の長辺の各々から後方へ突出する一対の脚部71とを有している。カバー本体70と一対の脚部71とは、例えば、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂の押出成形によって一体に形成されている。カバー本体70は、前方に向かって弧状に湾曲している。カバー本体70は、2つのLEDモジュール4から放射される光を透過及び拡散させるように構成されている(図2参照)。
As shown in FIG. 2, the
カバー7は、第1基板41A及び第2基板41Bを、一対の脚部71で挟み込むようにして保持する。つまり、第1基板41A及び第2基板41Bは、カバー7内に収容される。カバー7は、第1基板41A及び第2基板41Bを保持した状態で、筐体6の側壁61に引っ掛けられるようにして取り付けられる。つまり、詳細な説明は省略するが、カバー7の一対の脚部71は、その内側面において、第1基板41A及び第2基板41Bを引っ掛けるための引掛構造を有し、更に、その外側面において、筐体6の係合突起64と係合するための係合構造を有している。
The
2つのエンド部材8は、互いにほぼ同じ構造を有している(図2参照)。各エンド部材8は、略半円板状に形成された第1エンド部81、略四角形の平板状に形成された第2エンド部82、及び、第1エンド部81と第2エンド部82とを連結する連結部83を有している。各エンド部材8は、更に、底板部84、及び一対の側板部85を有している。エンド部材8は、ポリブチレンテレフタレート樹脂等の合成樹脂の成形体で構成されている。
The two
左側のエンド部材8の第2エンド部82には、第2電源コネクタ56が取り付けられている。また、左側のエンド部材8の第2エンド部82には、信号ケーブル503が取り付けられている。信号ケーブル503は、第2エンド部82を貫通した状態で第2エンド部82に取り付けられている。右側のエンド部材8の第2エンド部82には、第1電源線52及び信号ケーブル504が取り付けられている。第1電源線52及び信号ケーブル504は、第2エンド部82を貫通した状態で第2エンド部82に取り付けられている。ただし、第1電源線52及び信号ケーブル504には張力止めが取り付けられている。
A
底板部84は、矩形平板状に形成されている。底板部84は、第2エンド部82の側面から連結部83と反対の側に突出している(図2参照)。一対の側板部85は、底板部84の前面における短手方向(上下方向)の両端から前方へ突出している。各側板部85は、矩形平板状に形成されている。
The
点灯装置5と、LED基板41を収容したカバー7とを筐体6に収納した状態で、2つのエンド部材8を筐体6の左右両端からそれぞれに挿入してねじ止め等をすることでエンド部材8が取り付けられる。
With the lighting device 5 and the
(2.3)器具本体
器具本体2は、図1に示すように、本体部20と、一対の支持部材21とを備えている。本体部20は、亜鉛鋼板等の金属板によって角樋状に形成されている。本体部20は、長尺の矩形平板状に形成された底部200と、底部200の長手方向(左右方向)に沿った両端(上端及び下端)からそれぞれ前方へ突出する一対の側部201とを有している。
(2.3) Instrument main body The instrument
底部200は、一対の被かん合部202(図示例では右側の被かん合部202のみ図示)と、一対の連結部205と、一対の取付孔206と、を有している。
The
各被かん合部202は、3つのかん合孔を有している。3つのかん合孔は、底部200の長手方向に沿って一列に並ぶように配置されている。
Each
連結部205は、底部200の長手方向の一端(左端)と他端(右端)にそれぞれ1つずつ設けられている。左側の連結部205は、底部200の左端において、底部200の短手方向(上下方向)の中央より上の範囲全体から外側(左側)に突出する矩形平板状に形成されている。一方、右側の連結部205は、底部200の右端において、底部200の短手方向の中央より下の範囲全体から外側(右側)に突出する矩形平板状に形成されている。
One
取付孔206は、底部200の左端及び右端にそれぞれ1つずつ設けられている。取付孔206は長孔である。各取付孔206は、長軸の方向を底部200の長手方向に一致させるように底部200を貫通している。
One mounting
各側部201は、一対の開口部203と紐係止部208とを有している。開口部203は、側部201の左端及び右端における前端部分に1つずつ設けられている。各開口部203は、上下方向から見た外形形状が長方形である溝状に形成されている。なお、各開口部203は、本体部20の長手方向において被かん合部202とほぼ同じ位置に配置されている。紐係止部208は、上側の側部201の右端と、下側の側部201の左端とにそれぞれ1つずつ設けられている。紐係止部208は、側部201を構成している金属板が打ち抜き加工されることによって形成されている。
Each
支持部材21は、筐体6の側壁61に設けられた被係合部62(図1参照)と係合する一対の係合部210と、各係合部210を側壁61の外側面と接離する方向(上下方向)に変位させる変位部211とを有している。また、支持部材21は、係合部210が被係合部62と係合する向きに筐体6を押圧するばね部212と、本体部20の被かん合部202とかん合するかん合部213とを有している。さらに、支持部材21は、矩形平板状の板部214を有している。なお、支持部材21が有する一対の係合部210、一対の変位部211、ばね部212、かん合部213並びに板部214は、ステンレス鋼板等の金属板が打ち抜き加工及び曲げ加工されることによって一体に形成されている。
The
一対の変位部211は、板部214の上端と下端からそれぞれ1つずつ突出している。板部214の上端から突出する変位部211は上向きに撓むように変位し、板部214の下端から突出する変位部211は下向きに撓むように変位する。
The pair of
一対の係合部210は、左右方向から見て略U字状に形成されている。各係合部210は、一対の変位部211のうちの対応する変位部211の先端(前端)から後方へUターンするように突出している。
The pair of engaging
ばね部212は、前方から見て略C字状に形成されている。ばね部212は、板部214の左右方向の端から板部214と離れる向きに突出している。ばね部212の両腕は、板部214から離れるにつれて徐々に前方へ突出するように湾曲している。ばね部212の両腕を繋いでいるばね部212の先端部分は、前方に向かって緩やかに突出している。
The
支持部材21は、以下のような手順で本体部20に固定される。支持部材21のかん合部213が、本体部20の被かん合部202に前方から挿入される。そして、支持部材21が本体部20の底部200と平行に移動されることで、底部200に対する移動が規制されて、支持部材21が本体部20に固定される。なお、本体部20に支持部材21が固定された状態においては、支持部材21の係合部210及び変位部211が、本体部20の側部201の開口部203と上下方向において対向している。
The
(2.4)照明器具の施工手順
次に、照明器具1の施工手順を説明する。
(2.4) Construction Procedure of Lighting Fixture Next, a construction procedure of the
施工作業を行う作業者は、始めに造営材(例えば、壁)に器具本体2を取り付ける。作業者は、本体部20の一対の取付孔206に木ねじ等の取付ねじを挿通して本体部20を壁にねじ止めする。
A worker who performs construction work first attaches the
続いて、作業者は、光源ユニット3の筐体6を前方から本体部20に挿入する。作業者は、筐体6の後端における上下両端部分で支持部材21の係合部210を押すことにより、支持部材21の一対の変位部211を外向きに撓ませる。
Subsequently, the worker inserts the
作業者は、光源ユニット3の筐体6の後面に支持部材21のばね部212が接触した後もばね部212のばね力(押圧力)に抗して本体部20に筐体6を挿入する。そして、支持部材21の係合部210が側壁61の凹所610に到達すると、撓んでいた変位部211が元の状態に戻る。そして、作業者が光源ユニット3から手を離すと、ばね部212に押圧された筐体6が前方へ移動し、支持部材21の係合部210が筐体6の被係合部62と係合する。このようにして、作業者は、筐体6を一対の支持部材21に支持させて光源ユニット3を本体部20に取り付ける。
The worker inserts the
上述のように作業者は、ドライバ等の工具を使わずに器具本体2に光源ユニット3を取り付けることができる。そのため、照明器具1は、設置に要する作業時間の短縮を図ることができる。
As described above, the worker can attach the
(2.5)接続装置
以下、本実施形態の接続装置9について詳しく説明する。
(2.5) Connection Device Hereinafter, the
接続装置9は、互いに隣り合いかつ各々の少なくとも一面に配線用の導体(銅はく)46、47が形成された2枚のプリント配線板である第1基板41A及び第2基板41Bの導体46、47同士を、電気的に接続するように構成されている。つまり、第1基板41A上に形成されているプリント配線である導体46は、接続装置9を介して、第2基板41B上に形成されているプリント配線である導体47と電気的に接続されている。したがって、例えば、点灯装置5から供給される直流電流は、第1基板41A上に実装されている複数の第1LED40A等を流れた後、接続装置9を介して第2基板41Bに送り渡されて、第2基板41B上に実装されている複数の第2LED40B等を流れる。
The
接続装置9は、図3Aに示すように、第1基板側コネクタ91、第2基板側コネクタ92、連結部材90、第1コネクタ部93、及び第2コネクタ部94からなる接続体9Xを、2組備えている。2組の接続体9Xは、例えば、それぞれ往きと戻りの電路に対応しており、絶縁距離を保つように上下方向において一定の間隔を空けて配置されている。
As shown in FIG. 3A, the
(2.5.1)基板側コネクタ
2組の接続体9Xの第1基板側コネクタ91は、図3Aに示すように、第2基板41Bの縁412と対向する第1基板41Aの縁411の側に配置される。具体的には、一対の第1基板側コネクタ91は、第1基板41Aの前面の縁411近傍における上下両側に振り分けてそれぞれ実装されている。一対の第1基板側コネクタ91は、上述した第1基板41A上の導体46に電気的に接続される。
(2.5.1) Substrate-side connector The first substrate-
また、2組の接続体9Xの第2基板側コネクタ92は、図3Aに示すように、第2基板41Bの縁412の側に配置される。具体的には、一対の第2基板側コネクタ92は、第2基板41Bの前面の縁412近傍における上下両側に振り分けてそれぞれ実装されている。一対の第2基板側コネクタ92は、上述した第2基板41B上の導体47に電気的に接続される。
Further, as shown in FIG. 3A, the second
なお、本実施形態では、第1基板側コネクタ91と第2基板側コネクタ92とは、互いに同じ構造を有している。したがって、以下では、図3Bを参照しながら、第1基板側コネクタ91についてのみ説明して、第2基板側コネクタ92の説明は適宜に省略する場合もある。
In the present embodiment, the
第1基板側コネクタ91は、図3Bに示すように、表面実装型の雌型コネクタで、第1基板41Aにおける第1LED40Aが実装されている同じ表面(前面)に実装されている。第1基板側コネクタ91は、へん平な略矩形箱状に形成されていて、その前面、及び第2基板41Bと対向する右面(第2基板側コネクタ92の場合、第1基板41Aと対向する左面)が開放されている。また、第1基板側コネクタ91の内底面には、端子部(不図示)が突出している。端子部は、半田接合等によって第1基板41Aの導体46と電気的に接続されている。
As shown in FIG. 3B, the
第1基板側コネクタ91は、その内側面に、複数(図示例では4つ)の凹部910を有している。複数の凹部910は、第1コネクタ部93の上側壁と下側壁とに突出している複数の鉤状の爪部930が、それぞれ引っ掛かるように構成されている。また、第1基板側コネクタ91は、その左側壁の前端において、後方へ窪んだ溝部911を有している。溝部911は、第1コネクタ部93の左側壁から左方に突出している突起931を逃がすための溝である。第1コネクタ部93が対応する第1基板側コネクタ91に接続された状態において、突起931の先端は、溝部911より更に左方に突出する。
The
また第1基板側コネクタ91は、その内底面における左寄りの位置に、前方へ突出する差込片912を有している。差込片912は、第1コネクタ部93の左端の上下方向中央に設けられた差込口932に差し込まれ得る。差込口932は、突起931の右横に位置し、第1コネクタ部93をその厚み方向(前後方向)に貫通している。
The
(2.5.2)コネクタ部
2組の接続体9Xの第1コネクタ部93は、雄型のコネクタであり、へん平な略矩形箱状に形成されている。各第1コネクタ部93は、対応する連結部材90の第1端(左端)90Aに設けられて、第1基板側コネクタ91に対して抜差可能に接続される。
(2.5.2) Connector part The
また、2組の接続体9Xの第2コネクタ部94は、雄型のコネクタであり、へん平な略矩形箱状に形成されている。各第2コネクタ部94は、対応する連結部材90の第2端(右端)90Bに設けられて、第2基板側コネクタ92に対して抜差可能に接続される。
Further, the
なお、本実施形態では、第1コネクタ部93と第2コネクタ部94とは、互いに同じ構造を有している。したがって、以下では、図3Bを参照しながら、第1コネクタ部93についてのみ説明して、第2コネクタ部94の説明は適宜に省略する場合もある。
In the present embodiment, the
第1コネクタ部93は、上述の通り、複数の鉤状の爪部930と、突起931と、差込口932と、を有している。また、第1コネクタ部93の内部には、例えば圧着端子(不図示)が収容されていて、連結部材90の第1端90Aは、その圧着端子に固定されて圧着端子と電気的に導通している。第1コネクタ部93は、その後面から圧着端子の先端を露出するように構成されていて、第1基板側コネクタ91内に嵌め込まれることで、圧着端子の先端が第1基板側コネクタ91の端子部と接触する。
As described above, the
以下、第1基板側コネクタ91に対する第1コネクタ部93の接続作業(差込作業)の手順について説明する。
Hereinafter, the procedure of the connection operation (insertion operation) of the
作業者は、第1コネクタ部93の厚み方向を第1基板41Aの厚み方向に一致させた状態で、第1コネクタ部93を、第1基板側コネクタ91の開放された前面に対向させる。そして、作業者は、第1コネクタ部93を、第1基板側コネクタ91に向かって後方へ押し込む。すると、複数の爪部930が、第1基板側コネクタ91の上側壁及び下側壁に接触し、上側壁及び下側壁が互いに離れるように第1基板側コネクタ91を弾性変形させる。そして、複数の爪部930が複数の凹部910まで到達すると、それぞれ凹部910にかん合し、第1基板側コネクタ91の上側壁及び下側壁が弾性復帰する。このとき、差込口932内に差込片912が差し込まれる。その結果、第1基板側コネクタ91と第1コネクタ部93との機械的及び電気的接続が達成される。
The operator causes the
第1コネクタ部93を第1基板側コネクタ91から抜き取る場合には、作業者は、爪先又は指先を、溝部911から露出する突起931の先端に引っ掛けて、前方に持ち上げる。すると、複数の爪部930は、左側の爪部930から順次、凹部910から外れ、その結果、第1コネクタ部93を第1基板側コネクタ91から抜き取ることができる。
When removing the
つまり、第1基板側コネクタ91に対する第1コネクタ部93の抜差方向は、第1基板41Aの厚み方向と略一致する。
That is, the removal direction of the
(2.5.3)連結部材
2組の接続体9Xの連結部材90は、それぞれ、概ね左右方向に長尺の帯板の形を有しており、かつ、部分的に波板形状に形成されている。連結部材90は、少なくとも一部が導電性を有する部材である。第2コネクタ部94は、連結部材90を介して、第1コネクタ部93と導通している。本実施形態では、連結部材90は、一例として、金属製の線材900であり、その全体が導電性を有している。ここでは、連結部材90は、自重により曲がって垂れ下がらない程度の剛性を有している。すなわち、連結部材90は、リード線とは異なり、一定の方向性を有している。
(2.5.3) Connecting members The connecting
各連結部材90の長手方向(左右方向)における第1端90Aには、上述した第1コネクタ部93が設けられ、また、第1端90Aとは反対側の第2端90Bには、上述した第2コネクタ部94が設けられている。
The
ここで、帯板状の線材900の厚み方向は、第1コネクタ部93を第1基板側コネクタ91に、第2コネクタ部94を第2基板側コネクタ92にそれぞれ接続した状態において、前後方向と略直交する。
Here, the thickness direction of the strip plate-
そして、各連結部材90の線材900は、図3Aに示すように、第1コネクタ部93と第2コネクタ部94とを結ぶ仮想的な直線L1から離れる方向に凸となるような湾曲形状の湾曲部901を、合計4つ有している。各湾曲部901は、その下面及び上面が曲面(アール)形状となるように構成されている。
Then, as shown in FIG. 3A, the
本実施形態では、各線材900は、一例として、基板41の厚み方向から見たときに、波板形状となるように、直線L1から下方に凸となる2つの湾曲部901Aと、直線L1から上方に凸となる2つの湾曲部901Bとが、互い違いに配置されている。つまり、連結部材90の左端から、湾曲部901A、湾曲部901B、湾曲部901A、湾曲部901Bの順番で並んでいる。
In the present embodiment, as an example, each
また、各線材900は、左端の湾曲部901Aから第1端90Aにわたって、左右方向沿って直線的に延びている第1延長部904を有している。同様に、各線材900は、右端の湾曲部901Bから第2端90Bにわたって、左右方向沿って直線的に延びている第2延長部905を有している。
In addition, each
2組の接続体9Xの連結部材90間には、上下方向において十分な距離が設けられている。したがって、一方の線材900が変形して他方の線材900に接近又は接触する可能性が低いことから、電気絶縁性の被覆部で被覆されていない。しかし、連結部材90は、各線材900の周囲をそれぞれ被覆する2つの被覆部を更に有していてもよい。
A sufficient distance is provided between the connecting
(2.5.4)ストレスの緩和構造
照明器具1は、比較的高い耐環境性(振動や衝撃、温度変化に対する耐性)が要求される場合がある。ここで、本実施形態では、第1基板41A及び第2基板41Bは、接続装置9によって電気的に接続されている。したがって、照明器具1が、振動や衝撃を受けたり周囲温度が変化したりすることで、第1基板41A及び第2基板41B等が変形(膨張、収縮も含む)したとしても、湾曲部901でストレスを吸収することができる。すなわち、各湾曲部901が、2つの基板41の動きに応じて、左右方向に伸び縮み、及び/又は上下方向に搖動することで、2つの基板41、基板側コネクタ91、92、コネクタ部93、94、並びにこれらの接続部分に掛かるストレスが緩和される。接続部分とは、第1基板41Aと第1基板側コネクタ91とが半田接合される部分、及び、第2基板41Bと第2基板側コネクタ92とが半田接合される部分等である。
(2.5.4) Stress Relief Structure The
例えば、周囲温度が上昇して基板41が膨張し、その後周囲温度が低下して基板41が元の状態に収縮したときに、連結部材90は、基板41の変形に追従できる。その結果、上記の接続部分等にクラックが生じる可能性を低減することができる。したがって、2つの基板41間における接続信頼性の向上を図ることができる。
For example, when the ambient temperature rises and the
また、連結部材90は、自重により曲がって垂れ下がらない程度の剛性を有しているため、基板41が変形したり位置ずれを起こしたりしても、そのばね力により、基板41の形や位置を元に戻す力を与える。その結果、接続信頼性の向上を更に図ることができる。
Further, since the connecting
(3)変形例
以下に、いくつかの変形例について列記する。以下では上述した実施形態を「基本例」と呼ぶ。以下に説明する変形例の各々は、上述した基本例や他の変形例と適宜組み合わせて適用可能である。例えば、後述する変形例3の構成(線材900の材質が導電性エラストマー)は、基本例だけでなく変形例1〜2、4〜6等に適用されてもよい。
(3) Modifications Below, some modifications are listed. Below, the embodiment mentioned above is called a "basic example." Each of the modifications described below can be combined with the above-described basic example and other modifications as appropriate. For example, the configuration of the
(3.1)変形例1
基本例の接続装置9では、帯板状の線材900の厚み方向は、前後方向と略直交する(図3B参照)。図4に示す接続装置9A(変形例1)では、線材900の厚み方向が上下方向と略直交する。つまり、本変形例の線材900は、基板41の幅方向(上下方向)から見たときに、波板形状となるように、直線L1から前方に凸となる2つの湾曲部901Cと、直線L1から後方に凸となる2つの湾曲部901Dとが、互い違いに配置されている。つまり、連結部材90の左端から、湾曲部901C、湾曲部901D、湾曲部901C、湾曲部901Dの順番で並んでいる。
(3.1)
In the
この変形例1においては、第1基板41A及び第2基板41B等が変形(膨張、収縮も含む)したとしても、各湾曲部901が、2つの基板41の動きに応じて、左右方向に伸び縮み、及び/又は前後方向に搖動(基本例では上下方向に搖動)する。したがって、2つの基板41、基板側コネクタ91、92、コネクタ部93、94、並びにこれらの接続部分に掛かるストレスが緩和される。
In the first modification, even if the
(3.2)変形例2
基本例の接続装置9では、湾曲部901の合計数が4つであった(2つの湾曲部901Aと2つの湾曲部901B)。しかし、湾曲部901の合計数は、特に限定されない。例えば、図5に示す接続装置9B(変形例2)のように、湾曲部901の合計数は、例えば2つ(1つの湾曲部901Aと1つの湾曲部901B)であってもよい。
(3.2)
In the
また、基本例や本変形例では、湾曲部901Aの数と、湾曲部901Bの数が同じであるが、異なっていてもよい。例えば、湾曲部901Aの数が1で、湾曲部901Bの数が0でもよい。また、基本例や本変形例では、湾曲部901Aと湾曲部901Bとが互い違いに配置されているが、互い違いでなくてもよく、一方の湾曲部901(例えば湾曲部901A)が2つ以上連続して配置されてもよい。
Moreover, in the basic example and this modification, although the number of
ただし、基板41等に掛かるばね力のバランスを考慮すると、基本例や本変形例のように、前後方向から見たときに、左右方向の中央を中心P1(図5参照)に点対称であることが好ましい。
However, in consideration of the balance of the spring force applied to the
(3.3)変形例3
基本例の接続装置9では、連結部材90の線材900の材質は、金属であった。しかし、線材900の材質は、導電性を有していれば、金属に限定されない。例えば、図6に示す接続装置9C(変形例3)のように、連結部材90の線材900の材質は、導電性エラストマーであってもよい。具体的には、連結部材90は、電気絶縁性を有するゴム材料に導電性粒子(カーボンや金属粉等)を一定の配合割合で均一に混ぜることで形成されてもよい。
(3.3)
In the
この変形例3においても、ストレスの緩和構造を提供でき、その結果、接続信頼性の向上を図ることができる。 Also in the third modification, a stress relaxation structure can be provided, and as a result, connection reliability can be improved.
(3.4)変形例4
基本例の接続装置9では、連結部材90は、金属製の線材900のみを有し、線材900を被覆する被覆部は設けられていなかった。これは、基本例では、LED40が白色LEDであり、接続体9Xが2組であった。そのため、2組の接続体9Xを上下両側に振り分けて配置することで、一方の線材900が変形したとしても他方の線材900に接近又は接触する可能性は低かった。つまり、必要十分な絶縁距離が維持されていた。
(3.4)
In the
ここで、LED40が例えばRGBフルカラー発光の発光ダイオードで構成され、多極(例えばRGBとグランドの4極)に対応するように接続体9Xも多組(図7参照:例えば4組)必要となる場合もある。しかし、このような場合、隣り合う線材900間の距離が基本例と比べて狭く、線材900が変形したときに、他の線材900に接近又は接触する可能性があり、必要十分な絶縁距離が維持されない可能性がある。
Here, the
そこで、例えば図7に示す接続装置9D(変形例4)のように、連結部材90は、複数(図示例では4つ)の線材900を被覆する被覆部902を、更に有していてもよい。複数の線材900の各々は、湾曲部901を少なくとも1つ有している。本変形例では、各線材900の湾曲部901の合計数は、2つ(1つの湾曲部901Aと1つの湾曲部901B)である。
Therefore, for example, as in the
被覆部902は、電気絶縁性を有し、4つの線材900(900A、900B、900C及び900D)を被覆する。本変形例では、被覆部902は、例えばインサート成形によって形成された1つの樹脂成形部材である。そのため、例えば2つの異なる部材を組み付けることで構成される場合に比べて、接続装置9の製造の自動化が容易となる。
The covering
被覆部902は、上下方向に長尺の略直方体形状である。ここで、被覆部902は、複数(図示例では3つ)の介在部903を有している。各介在部903は、複数の線材900のうち隣り合う2つの線材900間に介在する部位である。したがって、複数の線材900において、隣り合う線材900の一方が変形して他方に接近することで絶縁距離が維持されないといった事態が低減され、電気絶縁性の低下が抑制される。特に、1つの直方体形状の被覆部902が、複数の線材900をまとめて被覆しているため、複数の線材900が一体的に変形し得る。そのため、複数の線材900をそれぞれ1つずつ被覆する複数の被覆部を備える場合に比べて、電気絶縁性の低下が更に抑制される。
The covering
4つの線材900は、上下方向において等間隔に並んでいる。4つの線材900は、被覆部902を左右方向に沿って貫通するように形成されている。本変形例では、湾曲部901は、全て被覆部902から露出している。具体的には、各線材900において、湾曲部901Aの左端から第1端90Aにわたって設けられている第1延長部904の左右方向の寸法は、基本例に比べて長く形成されている。被覆部902は、各線材900の第1延長部904をおおむね被覆するように構成されている。各線材900における湾曲部901A、901Bは、被覆部902よりも右側で露出している。したがって、湾曲部901により得られるストレスの緩和が被覆部902で阻害されることを抑制できる。
The four
このように本変形例では、連結部材90が、複数(図示例では4つ)の線材900、及び被覆部902を有している。そのため、第1基板側コネクタ91及び第2基板側コネクタ92の各々が多極コネクタであっても、当該多極コネクタに対応可能な連結部材90を提供できる。また、絶縁性の低下が抑制される。
Thus, in the present modification, the connecting
ところで、被覆部902は、湾曲部901よりも低い可とう性を有していることが好ましい。これにより、被覆部902が湾曲部901よりも高い可とう性を有している場合に比べて、衝撃や振動、周囲温度の変化等に起因して線材900が変形したときに、他の線材900に接近又は接触する可能性が更に低減される。
By the way, the covering
第1延長部904の代わりに、第2延長部905の左右方向の寸法が、基本例に比べて長く形成されてもよい。この場合、被覆部902は、第2延長部905を被覆するように構成され、各線材900における湾曲部901A、901Bは、被覆部902よりも左側で露出してもよい。
Instead of the
あるいは、第1延長部904及び第2延長部905の両方が、基本例に比べて長く形成されてもよい。この場合、連結部材90は、被覆部902を2つ有していてもよい。そして、2つの被覆部902で、各線材900の湾曲部901を、左右方向において挟むように配置されてもよい。
Alternatively, both the
また、各線材900における複数の湾曲部901のうちの一部が、被覆部902で被覆されていてもよい。ただし、各線材900において、被覆部902に被覆されていない湾曲部901が、少なくとも1つあることが望ましい。
In addition, a part of the plurality of
なお、本変形例では、図7に示すように、4つの第1基板側コネクタ90(91A、91B、91C及び91D)が、第1基板41Aの縁411近傍において上下方向に等間隔に配置される。また、4つの第2基板側コネクタ92(92A、92B、92C及び92D)が、第2基板41Bの縁412近傍において上下方向に等間隔に配置される。4つの第1基板側コネクタ91A〜91Dは、4つの第2基板側コネクタ92A〜92Dと、左右方向において、それぞれ一対一に対向している。そして、線材900A〜900Dの第1コネクタ部93(93A、93B、93C及び93D)は、第1基板側コネクタ91A〜91Dに、それぞれ接続される。また、線材900A〜900Dの第2コネクタ部94(94A、94B、94C及び94D)は、第2基板側コネクタ92A〜92Dにそれぞれ接続される。
In this modification, as shown in FIG. 7, four first substrate side connectors 90 (91A, 91B, 91C and 91D) are arranged at equal intervals in the vertical direction near the
(3.5)変形例5
変形例4では、4つの線材900の全てが、被覆部902を左右方向に沿って貫通している。しかし、例えば図8に示す接続装置9E(変形例5)のように、複数の線材900の一部(図示例では1つ)が、残りの線材900(図示例では3つ)に対して立体交差するように被覆部902を貫通していてもよい。
(3.5) Modification 5
In the fourth modification, all of the four
本変形例では、一例として、4つの線材900のうち線材900A、900B、900Cは、左右方向に対して、第2基板41Bに近づくほど被覆部902の下端に近づくように揃って傾斜した状態で、被覆部902を貫通している。そして、線材900A〜900Cの第2コネクタ部94A〜94Cは、第2基板側コネクタ92B〜92Dにそれぞれ接続される。つまり、接続装置9Eでは、変形例4の接続装置9Dと異なり、第2コネクタ部94A〜94Cの接続先は、1つずつ下にずれた位置にある第2基板側コネクタ92である。
In this modification, as an example, in the four
一方、線材900Dは、左右方向に対して、第2基板41Bに近づくほど被覆部902の上端に近づくように傾斜した状態で、被覆部902を貫通している。特に、線材900Dは、被覆部902の左側面において、他の線材900A〜900Cよりも後ろの位置から入り、被覆部902の内部で、他の線材900A〜900Cと立体交差している。そして、線材900Dは、被覆部902の右側面において、他の線材900A〜900Cと前後方向の略同じ位置から出ている。線材900Dの第2コネクタ部94Dは、一番上の第2基板側コネクタ92Aに接続される。
On the other hand, the
本変形例では、4つの線材900全体で見れば、捻じれた構造を有しており、変形例4に比べて、更にストレスの緩和を向上させることができる。
In the present modification, the four
(3.6)変形例6
変形例4及び変形例5の被覆部902は、例えばインサート成形によって形成された1つの樹脂成形部材である。しかし、例えば図9に示す接続装置9F(変形例6)のように、被覆部902は、第1分割体9021及び第2分割体9022の2つ樹脂部材から構成されてもよい。第1分割体9021及び第2分割体9022の各々は、上下方向に長尺でへん平な略直方体形状である。第1分割体9021及び第2分割体9022を互いに組み付けることで、被覆部902が形成される。なお、以下の第1分割体9021及び第2分割体9022の係合構造は、単なる一例である。
(3.6)
The covering
第1分割体9021は、4つの線材900がそれぞれ一対一で嵌まる4つの第1溝9025を有している。4つの第1溝9025は、第1分割体9021の前面において、上下方向に等間隔に並んでおり、左右方向に沿って左端から右端まで延びている。各第1溝9025の深さは、対応する線材900の前後方向の高さの略半分である。また、第1分割体9021は、上下両端において、それぞれ、ブリッジ状の被係合部9026を有している。
The first divided
第2分割体9022は、4つの線材900がそれぞれ一対一で嵌まる4つの第2溝9027を有している。4つの第2溝9027は、第2分割体9022の後面において、上下方向に等間隔に並んでおり、左右方向に沿って左端から右端まで延びている。4つの第2溝9027は、4つの第1溝9025と、前後方向においてそれぞれ対向する。各第2溝9027の深さは、対応する線材900の前後方向の高さの略半分である。また、第2分割体9022は、上下両端面において、それぞれ、内側に凹んだ凹所の内底面から突出する係合部9028を有している。
The second divided
被覆部902の組立については、例えば、第1分割体9021の4つの第1溝9025に、4つの線材900をそれぞれ嵌め込み、その状態で、第1分割体9021に第2分割体9022を被せればよい。第2分割体9022を後方に押し込むことで、一対の係合部9028が一対の被係合部9026にそれぞれ係合する。また、各線材900は、対応する第1溝9025及び第2溝9027内に収まる。
For assembly of the covering
(3.7)その他の変形例
以下に、その他の変形例を列記する。
(3.7) Other Modifications Other modifications are listed below.
基本例では、複数の湾曲部901の凸となる方向は、上方向と下方向の2種類である。また、変形例1においても、複数の湾曲部901の凸となる方向は、前方向と後方向の2種類である。しかし、直線L1から離れる方向であれば、上方向、下方向、前方向、後ろ方向、斜め方向等、様々な方向に凸となる複数の湾曲部901が、1つの線材900に混在して設けられていてもよい。
In the basic example, the directions in which the plurality of
基本例では、各線材900における湾曲部901以外の真っ直ぐに延びている延長部は2つである(第1延長部904及び第2延長部905)。しかし、隣り合う2つの湾曲部901の間にも延長部が適宜に設けられていてもよい。
In the basic example, there are two straight extension parts (the
基本例では、各線材900は、波板状(つまり断面が矩形状)に形成されているが、特に限定されない。各線材900は、断面が円形状であってもよいし、矩形以外の多角形状であってもよい。
In the basic example, each
基本例では、光源ユニット3が備える基板41の数は、一例として2つであるが、3つ以上であってもよい。例えば3つの基板41が並んで配置される場合、接続装置9の数は2つとなる。
In the basic example, the number of
基本例では、第1基板側コネクタ91及び第2基板側コネクタ92の実装面は、LED40の実装面と同じ各基板41の前面であるが、各基板41の背面であってもよい。
In the basic example, the mounting surface of the first
(4)利点
以上説明したように、第1の態様に係る接続装置(9、9A〜9F)は、互いに隣り合いかつ各々の少なくとも一面に配線用の導体(46、47)が形成された第1基板(41A)及び第2基板(41B)の導体(46、47)同士を、電気的に接続する。接続装置(9、9A〜9F)は、第1基板側コネクタ(91)と、第2基板側コネクタ(92)と、導電性を有する連結部材(90)と、第1コネクタ部(93)と、第2コネクタ部(94)と、を備える。第1基板側コネクタ(91)は、第2基板(41B)の縁(412)と対向する第1基板(41A)の縁(411)の側に配置される。第2基板側コネクタ(92)は、第2基板(41B)の縁(412)の側に配置される。第1コネクタ部(93)は、連結部材(90)の第1端(90A)に設けられて、第1基板側コネクタ(91)に接続される。第2コネクタ部(94)は、連結部材(90)における第1端(90A)とは反対側の第2端(90B)に設けられて、第2基板側コネクタ(92)に接続される。第2コネクタ部(94)は、連結部材(90)を介して、第1コネクタ部(93)と導通している。連結部材(90)は、第1コネクタ部(93)と第2コネクタ部(94)とを結ぶ仮想的な直線(L1)から離れる方向に凸となるような湾曲形状の湾曲部(901)を、少なくとも1つ有している。第1の態様によれば、2つの基板間(第1基板41A及び第2基板41B間)における接続信頼性の向上を図ることができる。
(4) Advantages As described above, in the connection devices (9, 9A to 9F) according to the first aspect, the connection conductors (46, 47) are formed adjacent to each other on at least one surface of each other. The conductors (46, 47) of the one substrate (41A) and the second substrate (41B) are electrically connected to each other. The connection device (9, 9A to 9F) includes a first substrate connector (91), a second substrate connector (92), a connecting member (90) having conductivity, and a first connector portion (93). , And a second connector portion (94). The first substrate connector (91) is disposed on the side of the edge (411) of the first substrate (41A) opposite to the edge (412) of the second substrate (41B). The second substrate connector (92) is disposed on the side of the edge (412) of the second substrate (41B). The first connector portion (93) is provided at the first end (90A) of the connecting member (90) and is connected to the first substrate connector (91). The second connector portion (94) is provided at a second end (90B) opposite to the first end (90A) of the coupling member (90), and is connected to the second substrate connector (92). The second connector portion (94) is electrically connected to the first connector portion (93) through the connecting member (90). The connecting member (90) has a curved portion (901) having a curved shape which is convex in a direction away from a virtual straight line (L1) connecting the first connector portion (93) and the second connector portion (94). , Has at least one. According to the first aspect, the connection reliability between the two substrates (between the
第2の態様に係る接続装置(9D〜9F)に関して、第1の態様において、連結部材(90)は、複数の線材(900)と、被覆部(902)と、を有していることが好ましい。複数の線材(900)の各々が、湾曲部(901)を少なくとも1つ有していることが好ましい。被覆部(902)は、電気絶縁性を有し、複数の線材(900)を被覆することが好ましい。第2の態様によれば、第1基板側コネクタ(91)及び第2基板側コネクタ(92)の各々が多極コネクタであっても、当該多極コネクタに対応可能な連結部材(90)を提供できる。また、絶縁性の低下が抑制される。 Regarding the connection device (9D to 9F) according to the second aspect, in the first aspect, the connecting member (90) has a plurality of wire rods (900) and a covering portion (902) preferable. Preferably, each of the plurality of wires (900) has at least one curved portion (901). The cover (902) preferably has electrical insulation and covers a plurality of wires (900). According to the second aspect, even if each of the first board side connector (91) and the second board side connector (92) is a multipolar connector, the connecting member (90) that can correspond to the multipolar connector is used. Can be provided. In addition, the decrease in insulation is suppressed.
第3の態様に係る接続装置(9D〜9F)に関して、第2の態様において、被覆部(902)は、湾曲部(901)よりも低い可とう性を有していることが好ましい。第3の態様によれば、被覆部(902)が湾曲部(901)よりも高い可とう性を有している場合に比べて、線材(900)が変形したときに他の線材900に接近又は接触する可能性が低減される。
Regarding the connection device (9D to 9F) according to the third aspect, in the second aspect, the covering portion (902) preferably has lower flexibility than the bending portion (901). According to the third aspect, the wire (900) approaches another
第4の態様に係る接続装置(9D〜9F)に関して、第2の態様又は第3の態様において、湾曲部(901)は、被覆部(902)から露出していることが好ましい。第4の態様によれば、湾曲部(901)により得られるストレスの緩和が、被覆部(902)で阻害されることが抑制される。 Regarding the connection device (9D to 9F) according to the fourth aspect, in the second aspect or the third aspect, the curved portion (901) is preferably exposed from the covering portion (902). According to the fourth aspect, the alleviation of the stress obtained by the bending portion (901) is suppressed from being inhibited by the covering portion (902).
第5の態様に係る接続装置(9D〜9F)に関して、第2〜第4の態様のいずれか1つにおいて、被覆部(902)は、介在部(903)を有していることが好ましい。介在部(903)は、複数の線材(900)のうち隣り合う2つの線材(900)間に介在することが好ましい。第5の態様によれば、複数の線材(900)において隣り合う線材(900)同士の絶縁距離が維持され易くなり、電気絶縁性の低下が抑制される。 Regarding the connection device (9D to 9F) according to the fifth aspect, in any one of the second to fourth aspects, the covering portion (902) preferably has an intervening portion (903). The intervening portion (903) is preferably interposed between two adjacent wires (900) among the plurality of wires (900). According to the fifth aspect, the insulation distance between adjacent wires (900) in the plurality of wires (900) can be easily maintained, and the decrease in electrical insulation can be suppressed.
第6の態様に係る接続装置(9D、9E)に関して、第2〜第5の態様のいずれか1つにおいて、被覆部(902)は、インサート成形により形成された成形部材であることが好ましい。第6の態様によれば、被覆部(902)が、例えば2つの異なる部材を組み付けることで構成される場合に比べて、接続装置(9、9A〜9F)の製造の自動化が容易となる。 Regarding the connection device (9D, 9E) according to the sixth aspect, in any one of the second to fifth aspects, the covering portion (902) is preferably a molded member formed by insert molding. According to the sixth aspect, as compared with the case where the covering portion (902) is configured by assembling, for example, two different members, automation of manufacturing of the connection devices (9, 9A to 9F) is facilitated.
第7の態様に係る光源ユニット(3)は、第1〜第6の態様のいずれか1つの接続装置(9、9A〜9F)を備える。また、光源ユニット(3)は、第1基板(41A)及び第2基板(41B)と、1又は複数の第1固体光源(第1LED40A)と、1又は複数の第2固体光源(第2LED40B)と、を備える。1又は複数の第1固体光源(第1LED41)は、第1基板(41A)に実装される。1又は複数の第2固体光源(第2LED40B)は、第2基板(41B)に実装される。第7の態様によれば、2つの基板間(第1基板41A及び第2基板41B間)における接続信頼性の向上を図ることが可能な光源ユニット(3)を提供できる。
The light source unit (3) according to the seventh aspect includes the connection device (9, 9A to 9F) according to any one of the first to sixth aspects. The light source unit (3) includes a first substrate (41A) and a second substrate (41B), one or more first solid light sources (
第8の態様に係る照明器具(1)は、第7の態様における光源ユニット(3)と、光源ユニット(3)を保持する器具本体(2)と、を備える。第8の態様によれば、2つの基板間(第1基板41A及び第2基板41B間)における接続信頼性の向上を図ることが可能な照明器具(1)を提供できる。
A luminaire (1) according to an eighth aspect includes the light source unit (3) according to the seventh aspect, and an instrument body (2) for holding the light source unit (3). According to the eighth aspect, it is possible to provide a luminaire (1) capable of improving the connection reliability between two substrates (between the
1 照明器具
2 器具本体
3 光源ユニット
40A 第1LED(第1固体光源)
40B 第2LED(第2固体光源)
41A 第1基板
411 縁
41B 第2基板
412 縁
46 導体
47 導体
9、9A〜9F 接続装置
90 連結部材
90A 第1端
90B 第2端
900 線材
901 湾曲部
902 被覆部
903 介在部
91 第1基板側コネクタ
92 第2基板側コネクタ
93 第1コネクタ部
94 第2コネクタ部
L1 仮想的な直線
DESCRIPTION OF
40B 2nd LED (2nd solid state light source)
41A
Claims (8)
前記第2基板の縁と対向する前記第1基板の縁の側に配置される第1基板側コネクタと、
前記第2基板の前記縁の側に配置される第2基板側コネクタと、
少なくとも一部が導電性を有する連結部材と、
前記連結部材の第1端に設けられて、前記第1基板側コネクタに接続される第1コネクタ部と、
前記連結部材における前記第1端とは反対側の第2端に設けられて、前記第2基板側コネクタに接続される第2コネクタ部と、
を備え、
前記第2コネクタ部は、前記連結部材を介して、前記第1コネクタ部と導通し、
前記連結部材は、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部とを結ぶ仮想的な直線から離れる方向に凸となるような湾曲形状の湾曲部を、少なくとも1つ有している
ことを特徴とする接続装置。 A connecting device for electrically connecting the conductors of a first substrate and a second substrate on which conductors for wiring are formed adjacent to each other and on at least one surface of each of the substrates.
A first substrate side connector disposed on the side of the edge of the first substrate facing the edge of the second substrate;
A second substrate side connector disposed on the side of the edge of the second substrate;
A connecting member at least a part of which is electrically conductive;
A first connector portion provided at a first end of the connecting member and connected to the first substrate side connector;
A second connector portion provided at a second end of the connecting member opposite to the first end and connected to the second substrate side connector;
Equipped with
The second connector portion is electrically connected to the first connector portion via the connection member,
The connection member has at least one curved portion having a curved shape that is convex in a direction away from a virtual straight line connecting the first connector portion and the second connector portion. Connection device.
各々が前記湾曲部を少なくとも1つ有している複数の線材と、
電気絶縁性を有し、前記複数の線材を被覆する被覆部と
を有している
ことを特徴とする請求項1に記載の接続装置。 The connecting member is
A plurality of wires, each having at least one said curved portion;
The connection device according to claim 1, further comprising: a coating portion having electrical insulation and coating the plurality of wires.
ことを特徴とする請求項2に記載の接続装置。 The connection device according to claim 2, wherein the covering portion has flexibility lower than that of the bending portion.
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の接続装置。 The connection device according to claim 2, wherein the curved portion is exposed from the covering portion.
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の接続装置。 The connecting device according to any one of claims 2 to 4, wherein the covering portion includes an intervening portion interposed between two adjacent ones of the plurality of wires.
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の接続装置。 The connection device according to any one of claims 2 to 5, wherein the covering portion is a formed member formed by insert molding.
前記第1基板及び前記第2基板と、
前記第1基板に実装される1又は複数の第1固体光源と、
前記第2基板に実装される1又は複数の第2固体光源と
を備える
ことを特徴とする光源ユニット。 The connection device according to any one of claims 1 to 6,
The first substrate and the second substrate;
One or more first solid-state light sources mounted on the first substrate;
A light source unit comprising: one or more second solid light sources mounted on the second substrate.
前記光源ユニットを保持する器具本体と
を備える
ことを特徴とする照明器具。 A luminaire comprising the light source unit according to claim 7 and an instrument main body holding the light source unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017243182A JP2019110058A (en) | 2017-12-19 | 2017-12-19 | Connection device, light source unit, and lighting equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2017
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