JP2019109621A - 推定装置、推定方法、及び推定プログラム - Google Patents

推定装置、推定方法、及び推定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の社会に関する情報を適切に推定する推定装置、推定方法、及び推定プログラムを提供する。【解決手段】推定装置100は、取得部131と、推定部133とを有する。取得部131は、所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報を取得する。推定部133は、取得部により取得された社会情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。【選択図】図4

Description

本発明は、推定装置、推定方法、及び推定プログラムに関する。
従来、ユーザの種々の状態を判定したり、推定したりする技術が提供されている。例えば、ユーザの脳波や撮像されたユーザの様子等により、ユーザの気分を判定する技術が提供されている。
特開2013−000300号公報 特開2017−140435号公報 特開2017−168054号公報
しかしながら、上記の従来技術では、所定の社会に関する情報を適切に推定することが難しい場合がある。例えば、各ユーザの気分等を判定するのみでは、ユーザが属する社会全体の状況や心理等のセンチメントを推定することは難しい。このように、ユーザごとに推定を行うのみでは、所定の社会に関する情報を適切に推定することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の社会に関する情報を適切に推定する推定装置、推定方法、及び推定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る推定装置は、所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記社会情報に基づいて、前記所定の社会のセンチメントを推定する推定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、所定の社会に関する情報を適切に推定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る推定システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る推定装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る行動統計情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情勢情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る学習データ記憶部の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係るモデル情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る生成処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、推定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る推定装置、推定方法、及び推定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る推定装置、推定方法、及び推定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.生成処理〕
図1及び図2では、所定の社会としてX国を対象にした場合を一例とし、生成したモデルを用いて、所定の期間におけるX国のセンチメントを推定する場合を説明する。なお、ここでいうセンチメントとは、社会全体が不安や楽観的等のその社会全体が醸し出す雰囲気や社会全体の心理的な状態等を含む概念であるものとする。図1及び図2の例では、社会のセンチメントとして、X国のセンチメントが不安であるかどうかを推定する場合を一例として説明する。なお、図1及び図2の例では、X国のセンチメントが不安かどうかを推定する場合を一例として説明するが、X国のセンチメントは不安に限らず、安心や楽観的等の種々のセンチメントであってもよい。
〔推定システムの構成〕
まず、図1及び図2の説明に先だって推定システム1について説明する。図3に示すように、推定システム1は、端末装置10と、情報提供元装置20と、推定装置100とが含まれる。端末装置10と、情報提供元装置20と、推定装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。図3は、実施形態に係る推定システムの構成例を示す図である。なお、図3に示した推定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報提供元装置20や複数台の推定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1は、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。
また、端末装置10は、GPS(Global Positioning System)センサ等の機能を有し、ユーザの位置を検知し、取得可能であるものとする。また、端末装置10は、温度センサや気圧センサ等の種々の機能を有し、温度や気圧等のユーザの置かれている環境情報を検知し、取得可能であってもよい。また、端末装置10は、心拍センサ等の種々の機能を有し、ユーザの生体情報を検知し、取得可能であってもよい。例えば、端末装置10を利用するユーザは、端末装置10と通信可能なウェアラブルデバイスを身に付けることにより、端末装置10によりユーザ自身のコンテキスト情報を取得可能としてもよい。例えば、端末装置10を利用するユーザは、端末装置10と通信可能なリストバンド型のウェアラブルデバイスを身に付けることにより、端末装置10によりユーザ自身の心拍(脈拍)に関する情報を端末装置10が取得可能としてもよい。
また、端末装置10は、外部装置から提供されたコンテンツを表示する。例えば、端末装置10は、推定装置100に種々の情報等を送信する。例えば、端末装置10は、ユーザによる投稿等の入力情報やユーザが検索に用いた検索クエリに関する情報等の行動情報等を推定装置100へ送信する。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。端末装置10は、ユーザによる種々の操作を受け付ける。
また、図1に示す例においては、端末装置10を利用するユーザに応じて、端末装置10を端末装置10−1〜10−3として説明する。例えば、端末装置10−1は、ユーザU1により使用される端末装置10である。また、例えば、端末装置10−2は、ユーザU2により使用される端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1〜10−3について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。なお、上記のように、「ユーザU*(*は任意の数値)」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U*」により識別されるユーザであることを示す。例えば、「ユーザU1」と記載した場合、そのユーザはユーザID「U1」により識別されるユーザである。
推定装置100は、所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報に基づいて、前記所定の社会のセンチメントを推定する情報処理装置である。例えば、推定装置100は、社会情報のうちユーザ群の行動情報から生成される統計データを含む入力情報を入力とするモデルを用いて、所定の社会のセンチメントが不安かどうかを推定する。例えば、推定装置100は、社会情報のうち所定の社会の情勢を示す情勢情報から推定したセンチメントを正解情報として、モデルを生成する。
推定装置100は、ユーザの行動情報や情勢情報を含む社会情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。推定装置100は、ユーザの行動情報から生成した統計データを含む社会情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。具体的には、推定装置100は、情勢情報により推定したセンチメントを正解情報とし、正解情報と統計データを含む入力情報とを学習データとしてモデルを生成する。そして、推定装置100は、新たな統計データを含む入力情報を取得した場合、その入力情報をモデルに入力し、モデルにスコアを出力させることにより、統計データに対応する期間の所定の社会のセンチメントを推定する。
例えば、推定装置100は、取得部131により取得されたX国に属するユーザ群の行動情報を用いて、X国のセンチメントの推定に用いるスコアを出力するモデルを生成する。例えば、推定装置100は、X国に属するユーザ群の所定の期間における行動情報から、所定の期間における統計行動情報を生成する。例えば、推定装置100は、所定の期間における統計データを入力情報に用いて、X国のセンチメントの推定に用いるスコアを出力するモデルを生成する。また、推定装置100は、所定の期間におけるX国の情勢情報から推定したX国のセンチメントを正解情報として、モデルを生成する。
推定装置100は、外部の情報処理装置からユーザの行動情報を取得する。例えば、推定装置100は、ユーザが利用する端末装置10からユーザの行動情報を取得する。例えば、推定装置100は、端末装置10から取得したクエリ(検索クエリ)に対する検索結果を端末装置10に提供する検索サービスを提供してもよい。例えば、推定装置100は、クエリに対応する所定の情報を検索結果として、クエリの送信元である端末装置10へ提供してもよい。例えば、推定装置100は、検索サービスや電子商取引サービスを提供する外部の情報処理装置等からユーザの行動情報を取得してもよい。
例えば、推定装置100は、端末装置10を利用するユーザが所定のサービスにおいて投稿した情報を端末装置10や所定のサービスを提供する外部装置から取得してもよい。例えば、推定装置100は、端末装置10を利用するユーザがTwitter(登録商標)やFacebook(登録商標)等のSNS(Social Networking Service)において投稿した情報を端末装置10や所定の外部装置から取得してもよい。例えば、推定装置100は、端末装置10を利用するユーザが所定の検索サービスにおいて用いた検索クエリ(以下、単に「クエリ」ともいう)に関する情報を端末装置10や検索サービスを提供する外部装置から取得してもよい。
情報提供元装置20は、推定装置100に種々の情報提供を行うための情報が格納された情報処理装置である。例えば、情報提供元装置20は、ウェブサーバ等の種々の外部装置から収集した情報等が格納されてもよい。例えば、情報提供元装置20は、各社会の情勢情報を推定装置100に提供する。例えば、情報提供元装置20は、所定の期間ごとの各社会の情勢情報を推定装置100に提供する。例えば、情報提供元装置20は、所定の期間ごとのX国の情勢情報を推定装置100に提供する。例えば、情報提供元装置20は、X国で発生した災害の回数やX国で報じられた悲報の回数やX国の経済指標やX国の失業率等を含む情勢情報を推定装置100に提供する。
ここから、図1を用いて、実施形態に係る生成処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。図1では、推定装置100が所定の期間ごとのX国に属するユーザ群の行動情報と、X国の情勢情報から推定されたセンチメントを正解情報として、X国に属するユーザ群の行動情報からX国のセンチメントを推定するモデルの生成を行う場合を示す。
図1では、推定装置100が所定の社会のセンチメントがセンチメントSN1(不安)であるかを推定するために用いるモデルを生成する場合を説明する。図1に示すように、推定装置100は、X国(社会SC1)に属するユーザU1〜ユーザU3等、X国の多数のユーザから行動情報を収集する。例えば、推定装置100は、X国に属するユーザU1〜ユーザU3等、X国の多数のユーザから行動情報記憶部122(図6参照)に示すような行動情報を収集する。
推定装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10−1からユーザU1の行動情報を取得する(ステップS11−1)。例えば、推定装置100は、ユーザU1がクエリ#11を用いた検索を行ったことを示す行動情報を取得する。例えば、「クエリ#11」は、「業績不振」や「不況」等の仕事に関するクエリであってもよい。例えば、推定装置100は、ユーザU1がクエリ#11を用いた検索(行動AC11)を日時dt11に行ったことを示す行動情報を取得する。例えば、推定装置100は、ユーザU1がクエリ#11を用いた検索を行った際の位置が位置LC11であり、天候が晴れ、気温が摂氏25度(25℃)、湿度が60%であったことを示す行動情報を取得する。
例えば、推定装置100は、ユーザU1がSNS#12において投稿を行ったことを示す行動情報を取得する。例えば、「SNS#12」は、Twitter(登録商標)やFacebook(登録商標)等のSNSにおいて投稿した文字情報や画像情報等であってもよい。例えば、推定装置100は、ユーザU1がSNS#12における投稿(行動AC12)を日時dt12に行ったことを示す行動情報を取得する。例えば、推定装置100は、ユーザU1がSNS#12における投稿を行った際の位置が位置LC12であり、天候が晴れ、気温が摂氏25度(25℃)、湿度が60%であったことを示す行動情報を取得する。
推定装置100は、ユーザU2が利用する端末装置10−2からユーザU2の行動情報を取得する(ステップS11−2)。例えば、推定装置100は、ユーザU2が占いサイト#21を閲覧したことを示す行動情報を取得する。例えば、「占いサイト#21」は、サイト名やそのサイトのURL(Uniform Resource Locator)が含まれてもよい。例えば、推定装置100は、ユーザU2が占いサイト#21の閲覧(行動AC21)を日時dt21に行ったことを示す行動情報を取得する。例えば、推定装置100は、ユーザU2が占いサイト#21を用いた検索を行った際の位置が位置LC21であり、天候が雨、気温が摂氏27度(27℃)、湿度が90%であったことを示す行動情報を取得する。
例えば、推定装置100は、ユーザU2がパワースポット#22を訪問したことを示す行動情報を取得する。例えば、「パワースポット#22」は、具体的な名称や緯度経度や所在地が含まれてもよい。例えば、推定装置100は、ユーザU2がパワースポット#22の訪問(行動AC22)を日時dt22に行ったことを示す行動情報を取得する。例えば、推定装置100は、ユーザU2がパワースポット#22の訪問した際の位置が位置LC22であり、天候が雲り、気温が摂氏29度(29℃)、湿度が80%であったことを示す行動情報を取得する。
推定装置100は、ユーザU3が利用する端末装置10−3からユーザU3の行動情報を取得する(ステップS11−3)。図1の例では、推定装置100は、ユーザU3が占いサイト#31を閲覧したことを示す行動情報やユーザU3が職業安定所#32を訪問したことを示す行動情報を取得する。
なお、ユーザU1〜U3等の行動情報には、上記に限らず、例えばインターネット上において商品を購入したことを示す情報等のウェブ等のインターネット上での行動情報が含まれてもよい。また、上記のように、推定装置100は、ユーザU1〜U3のインターネット上以外のユーザの行動情報を取得してもよい。例えば、推定装置100は、ユーザU1がAコンビニでB商品の購入を行ったことを示す情報や、Bレストランで飲食を行ったことを示す情報等の種々の行動情報を取得してもよい。
このように、推定装置100は、X国に属するユーザU1〜ユーザU3等、X国の多数のユーザから行動情報を収集する。図1の例では、推定装置100は、収集したユーザU1〜ユーザU3等、X国の多数のユーザの行動情報を行動情報記憶部122に記憶する。
そして、推定装置100は、X国に属するユーザ群の行動情報から統計情報を生成する(ステップS12)。例えば、推定装置100は、所定の期間ごとに、対応する期間に収集されたユーザの行動情報から統計情報を生成する。図1の例では、推定装置100は、期間TM1〜TM3等の各々の期間におけるユーザU1やユーザU2やユーザU3等の複数のユーザの行動情報から各期間に対応する統計情報を生成する。例えば、期間TM1は、2017年10月の1ヶ月であり、期間TM2は、2017年11月の1ヶ月であり、期間TM3は、2017年12月の1ヶ月であるものとする。
例えば、推定装置100は、行動統計情報記憶部123に示すように期間TM1〜TM3等の各々に対応する統計情報を生成する。図1の例では、推定装置100は、行動統計情報記憶部123に示すように、統計データの要素として、所定の期間における「パワースポット訪問者数」や「職業安定所利用者数」や「占いサイト閲覧数」や「天候(雨の日数)」を示す情報を生成する。
推定装置100は、対応する期間におけるユーザの行動情報のうち、パワースポットに対応する位置にユーザがいたことを示す行動情報の数をカウント(計数)する。例えば、推定装置100は、所定の外部装置から取得したパワースポットの一覧情報を用いて、パワースポットに対応する位置にユーザがいたことを示す行動情報の数をカウント(計数)してもよい。例えば、推定装置100は、記憶部120(図4参照)に記憶されたパワースポットの一覧情報を用いて、パワースポットに対応する位置にユーザがいたことを示す行動情報の数をカウント(計数)してもよい。例えば、推定装置100は、パワースポットの一覧情報に含まれるパワースポットの所在地から所定の範囲内(例えば100m以内)にユーザがいたことを示す行動情報の数を、パワースポット訪問者数としてカウント(計数)してもよい。
推定装置100は、対応する期間におけるユーザの行動情報のうち、職業安定所に対応する位置にユーザがいたことを示す行動情報の数をカウント(計数)する。例えば、推定装置100は、所定の外部装置から取得した職業安定所の一覧情報を用いて、職業安定所に対応する位置にユーザがいたことを示す行動情報の数をカウント(計数)してもよい。例えば、推定装置100は、記憶部120(図4参照)に記憶された職業安定所の一覧情報を用いて、職業安定所に対応する位置にユーザがいたことを示す行動情報の数をカウント(計数)してもよい。例えば、推定装置100は、職業安定所の一覧情報に含まれる職業安定所の所在地から所定の範囲内(例えば50m以内)にユーザがいたことを示す行動情報の数を、職業安定所利用者数としてカウント(計数)してもよい。
推定装置100は、対応する期間におけるユーザの行動情報のうち、占いサイトを閲覧したことを示す行動情報の数をカウント(計数)する。例えば、推定装置100は、所定の外部装置から取得した占いサイトの一覧情報を用いて、占いサイトに対応するURLにユーザがアクセスしたことを示す行動情報の数をカウント(計数)してもよい。例えば、推定装置100は、記憶部120(図4参照)に記憶された占いサイトの一覧情報を用いて、占いサイトをユーザが閲覧したことを示す行動情報の数をカウント(計数)してもよい。
また、推定装置100は、対応する期間におけるユーザの行動情報のうち、ユーザの行動情報に含まれる天候が「雨」であった行動情報が取得された日数をカウント(計数)する。なお、天候は、雨の日数に限らず、推定装置100は、対応する期間におけるユーザの行動情報のうち、ユーザの行動情報に含まれる天候が「雨」であった行動情報の割合(%)を算出してもよい。
推定装置100は、上述のような処理を各期間TM1〜TM3に関して行うことにより、行動統計情報記憶部123に示すように期間TM1〜TM3等の各々に対応する統計情報を生成する。
例えば、推定装置100は、期間TM1におけるパワースポット訪問者数がA回であることを示す情報を生成する。また、例えば、推定装置100は、期間TM1における職業安定所利用者数がB回であることを示す情報を生成する。また、例えば、推定装置100は、期間TM1における占いサイト閲覧数がC回であることを示す情報を生成する。また、例えば、推定装置100は、期間TM1における雨の日数がD回であることを示す情報を生成する。
これにより、推定装置100は、期間TM1において、パワースポットへの訪問者数がA回であることを示す情報や、職業安定所の利用者数がB回であることを示す情報を含む統計データSTD1を生成する。また、推定装置100は、期間TM1において、占いサイトの閲覧数がC回であることを示す情報や、雨の日数がD回であることを示す情報を含む統計データSTD1を生成する。
また、推定装置100は、期間TM2、TM3についても同様に統計情報を生成する。これにより、推定装置100は、期間TM2において、パワースポットへの訪問者数がE回であることを示す情報や、職業安定所の利用者数がF回であることを示す情報を含む統計データSTD2を生成する。また、推定装置100は、期間TM2において、占いサイトの閲覧数がG回であることを示す情報や、雨の日数がH回であることを示す情報を含む統計データSTD2を生成する。また、推定装置100は、期間TM3において、パワースポットへの訪問者数がI回であることを示す情報や、職業安定所の利用者数がJ回であることを示す情報を含む統計データSTD3を生成する。また、推定装置100は、期間TM3において、占いサイトの閲覧数がK回であることを示す情報や、雨の日数がL回であることを示す情報を含む統計データSTD3を生成する。
そして、推定装置100は、情報提供元装置20からX国の情勢情報を取得する(ステップS13)。例えば、推定装置100は、情勢情報記憶部124に示すように、期間TM1〜TM3ごとに対応するX国の情勢情報を取得する。図1の例では、推定装置100は、X国の情勢情報として、各期間における災害の回数、悲報の数、経済指標、失業率といった種々のX国の情勢を示す情報(以下、情勢要素ともいう)を取得する。
例えば、推定装置100は、期間TM1においてX国で発生した災害が無し、すなわち0回であることを示す情報を取得する。また、例えば、推定装置100は、期間TM1においてX国で報じられた悲報が無し、すなわち0回であることを示す情報を取得する。
また、例えば、推定装置100は、期間TM1の経済指標がPNT1であることを示す情報を取得する。例えば、推定装置100は、期間TM1の経済指標PNT1が通常よりも良いことを示す情報を取得する。図1では、経済指標をPNT1といった概念的な符号で示すが、実際には「5%」等、経済指標に対応する数値等の情報であるものとする。また、例えば、推定装置100は、期間TM1におけるX国の失業率がRU1であることを示す情報を取得する。例えば、推定装置100は、期間TM1のX国の失業率RU1が通常と同様であることを示す情報を取得する。なお、通常と同様とは、通常の値(平均値)から所定の範囲内(例えば通常の値との誤差が5%以内等)であることであってもよい。図1では、失業率をRU1といった概念的な符号で示すが、実際には「3%」等の具体的な数値等の情報であるものとする。また、推定装置100は、情勢情報記憶部124に示すように、期間TM2、TM3についても同様に情勢情報を情報提供元装置20から取得する。
そして、推定装置100は、各期間の情勢情報に基づいて、各期間のセンチメントを推定する(ステップS14)。図1の例では、説明を簡単にするために、推定装置100は、一の期間の災害の数や悲報の数が所定の閾値以上であり、一の期間の経済指標や失業率が通常よりも悪い場合、その一の期間のセンチメントが不安であると推定する。
なお、推定装置100は、一の期間の情勢要素のうち、所定の閾値以上であったり、通常よりも悪かったりする情勢要素の数が所定数(例えば3等)以上である場合、その一の期間のセンチメントが不安であると推定してもよい。また、例えば、推定装置100は、情勢情報の複数の要素の各々について閾値を設定し、閾値以上となった要素の数が所定数(例えば4つ以上等)である場合に、その社会のセンチメントが不安であると推定してもよい。なお、上記は一例であり、推定装置100は、種々の情報を適宜用いて情勢情報から各期間のセンチメントを推定してもよい。図1の例では、推定装置100は、期間TM1におけるX国のセンチメントを通常と推定する。また、推定装置100は、期間TM2におけるX国のセンチメントを通常と推定する。また、推定装置100は、期間TM3におけるX国のセンチメントを不安と推定する。
なお、推定装置100は、情報提供元装置20から各期間のセンチメントを示す情報を取得してもよい。例えば、推定装置100は、情報提供元装置20から各期間の情勢情報に基づくセンチメントを示す情報を取得してもよい。この場合、推定装置100は、ステップS14の処理を行わなくてもよい。
そして、推定装置100は、学習データを生成する(ステップS15)。具体的には、推定装置100は、行動統計情報記憶部123や情勢情報記憶部124に記憶された情報を用いて、学習データ記憶部125に示すような学習データを生成する。なお、図1の例では、推定装置100は、学習データ記憶部125に示すような学習データを情報提供元装置20等の所定の外部情報処理装置から取得してもよい。
例えば、推定装置100は、情勢情報記憶部124に記憶されたセンチメントを正解情報として、学習データを生成する。例えば、推定装置100は、情勢情報記憶部124に記憶された各期間TM1〜TM3等の各々に対応するセンチメントを正解情報として、学習データを生成する。
また、例えば、推定装置100は、行動統計情報記憶部123に記憶された統計データを入力情報として、学習データを生成する。例えば、推定装置100は、行動統計情報記憶部123に記憶された各期間TM1〜TM3等の各々に対応する統計データを入力情報として、学習データを生成する。
図1の例では、推定装置100は、期間TM1のセンチメントが通常「0」であることを示す正解情報RDT1と、期間TM1の統計データSTD1との組合せた学習用のデータDID1を生成する。また、推定装置100は、期間TM2のセンチメントが通常「0」であることを示す正解情報RDT2と、期間TM2の統計データSTD2との組合せた学習用のデータDID2を生成する。また、推定装置100は、期間TM3のセンチメントが不安「1」であることを示す正解情報RDT3と、期間TM3の統計データSTD3との組合せた学習用のデータDID3を生成する。
なお、上記のように、「データDID*(*は任意の数値)」と記載した場合、そのデータはデータID「DID*」により識別されるデータであることを示す。例えば、「データDID1」と記載した場合、そのデータはデータID「DID1」により識別されるデータである。
そして、推定装置100は、学習データに基づいてモデルを生成する(ステップS16)。例えば、推定装置100は、学習データ記憶部125中のデータDID1〜DID3等を学習データ(教師データ)として、学習を行なうことにより、モデルを生成する。例えば、推定装置100は、統計データの各要素を素性(特徴量)として、モデルを生成する。例えば、推定装置100は、「パワースポット訪問者数」や「職業安定所利用者数」や「占いサイト閲覧数」や「天候(雨の日数)」等を素性(特徴量)として、モデルを生成する。なお、推定装置100が学習する入力情報(統計データ)に含まれる特徴は、推定装置100の管理者等の人間が推定装置100に入力してもよいし、推定装置100に自動的に学習(抽出)させてもよい。
例えば、推定装置100は、学習データ記憶部125に記憶されたデータDID1〜DID3を用いてモデルM1を生成する。例えば、推定装置100は、正解情報RDT1が期間TM1のセンチメントが通常であったことを示す「0」である場合、モデルM1にデータDID1に含まれる入力情報が入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「0」に近づくように、学習処理を行う。例えば、推定装置100は、データDID1の統計データSTD1等がモデルM1に入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「0」に近づくように、学習処理を行う。
また、例えば、推定装置100は、正解情報RDT3が期間TM3のセンチメントが不安であったことを示す「1」である場合、モデルM1にデータDID3に含まれる入力情報が入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、推定装置100は、データDID3の統計データSTD3等がモデルM1に入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。
なお、モデルの学習手法については、上述した手法に限定されるものではなく、任意の公知技術が適用可能である。なお、各モデルの生成は、機械学習に関する種々の従来技術を適宜用いて行われてもよい。例えば、モデルの生成は、SVM(Support Vector Machine)等の教師あり学習の機械学習に関する技術を用いて行われてもよい。また、例えば、モデルの生成は、教師なし学習の機械学習に関する技術を用いて行われてもよい。例えば、モデルの生成は、深層学習(ディープラーニング)の技術を用いて行われてもよい。例えば、モデルの生成は、DNN(Deep Neural Network)やRNN(Recurrent Neural Network)やCNN(Convolutional Neural Network)等の種々のディープラーニングの技術を適宜用いて行われてもよい。なお、上記モデルの生成に関する記載は例示であり、モデルの生成は、取得可能な情報等に応じて適宜選択された学習手法により行われてもよい。すなわち、推定装置100は、学習データに含まれる統計データ等の入力情報が入力された場合に、正解情報に対応するスコアを出力するようにモデルM1を学習可能であれば、どのような手法によりモデルM1の生成を行ってもよい。
上記のような処理により、図1の例では、推定装置100は、モデル情報記憶部126に示すように、モデルID「M1」により識別されるモデル(モデルM1)を生成する。上記のように、「モデルM*(*は任意の数値)」と記載した場合、そのモデルはモデルID「M*」により識別されるモデルであることを示す。例えば、「モデルM1」と記載した場合、そのモデルはモデルID「M1」により識別されるモデルである。また、図1中のモデル情報記憶部126に示すように、モデルM1は推定対象「センチメントSN1(不安)」、すなわち入力情報に対応する社会のセンチメントの推定のために用いられるモデルであり、その具体的なモデルデータが「モデルデータMDT1」であることを示す。例えば、推定装置100は、モデルM1に所定の期間における統計データ等の入力情報を入力することにより、入力した入力情報に対応する社会の所定の期間におけるセンチメントが不安かどうかの可能性を示すスコアを、モデルM1に出力させ、モデルM1が出力するスコアに基づいて社会の所定の期間におけるセンチメントを推定する。
上述したように、推定装置100は、統計データ等の入力情報と正解情報とが対応付けられた学習データを用いて学習することにより、ある社会の所定の期間におけるセンチメントを適切に推定(予測)可能にするモデルを生成することができる。したがって、推定装置100は、上述のように生成したモデルを用いることにより、例えば、所定の社会においてセンチメントが不安かどうかを精度よく推定(予測)することを可能にすることができる。
〔2.推定処理のフロー〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る推定処理の一例について説明する。図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。図2では、推定装置100は、期間TM11におけるX国に属するユーザ群の行動情報を収集し、その行動情報に基づいて、期間TM11におけるX国のセンチメントを推定する場合を示す。図2の例では、期間TM11は、2018年1月の1ヶ月である場合を一例として説明する。
推定装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10−1からユーザU1の行動情報を取得する(ステップS21−1)。例えば、推定装置100は、期間TM11においてユーザU1が行った各種の行動情報を取得する。また、推定装置100は、ユーザU2が利用する端末装置10−2からユーザU2の行動情報を取得する(ステップS21−2)。例えば、推定装置100は、期間TM11においてユーザU2が行った各種の行動情報を取得する。また、推定装置100は、ユーザU3が利用する端末装置10−3からユーザU3の行動情報を取得する(ステップS21−3)。例えば、推定装置100は、期間TM11においてユーザU3が行った各種の行動情報を取得する。
このように、推定装置100は、X国に属するユーザU1〜ユーザU3等、X国の多数のユーザから期間TM11における行動情報を収集する。図2の例では、推定装置100は、収集したユーザU1〜ユーザU3等、X国の多数のユーザの期間TM11における行動情報を行動情報記憶部122に記憶する。
そして、推定装置100は、X国に属するユーザ群の期間TM11における行動情報から統計情報を生成する(ステップS22)。例えば、推定装置100は、図2中の行動統計情報記憶部123−1に示すように期間TM11に対応する統計情報を生成する。図2の例では、推定装置100は、行動統計情報記憶部123−1に示すように、統計データの要素として、所定の期間における「パワースポット訪問者数」や「職業安定所利用者数」や「占いサイト閲覧数」や「天候(雨の日数)」を示す情報を生成する。
例えば、推定装置100は、期間TM11におけるパワースポット訪問者数がM回であることを示す情報を生成する。また、例えば、推定装置100は、期間TM11における職業安定所利用者数がN回であることを示す情報を生成する。また、例えば、推定装置100は、期間TM11における占いサイト閲覧数がP回であることを示す情報を生成する。また、例えば、推定装置100は、期間TM11における雨の日数がQ回であることを示す情報を生成する。
これにより、推定装置100は、期間TM11において、パワースポットへの訪問者数がM回であることを示す情報や、職業安定所の利用者数がN回であることを示す情報を含む統計データSTD11を生成する。また、推定装置100は、期間TM11において、占いサイトの閲覧数がP回であることを示す情報や、雨の日数がQ回であることを示す情報を含む統計データSTD11を生成する。
そして、図2の例では、推定装置100は、処理群PS11に示すような処理により、X国のセンチメントが不安かどうかを示すスコアを算出する。推定装置100は、統計データSTD11を含む入力情報をモデルM1に入力する(ステップS23)。統計データSTD11を含む入力情報が入力されたモデルM1は、スコアを出力する(ステップS24)。図2の例では、統計データSTD11が入力されたモデルM1は、スコアSR11に示すようなスコア「0.85」を出力する。
そして、推定装置100は、モデルM1が出力したスコアに基づいて、X国のセンチメントを推定する(ステップS25)。例えば、推定装置100は、モデルM1が出力したスコアと、所定の閾値とを比較することにより、X国のセンチメントを推定する。図2の例では、推定装置100は、推定一覧ES11に示すように、モデルM1が出力したスコアが所定の閾値「0.7」以上である場合、X国のセンチメントが不安であると推定する。
そして、推定装置100は、推定したX国のセンチメントに応じて、X国に属するユーザの保険料を決定する(ステップS26)。図2の例では、推定装置100は、ユーザ情報記憶部121に示すように、ユーザU1及びユーザU2は保険に未加入であるため、推定したX国のセンチメントに応じて、ユーザU1及びユーザU2の加入を推奨する際に提示する保険料を決定する。
例えば、推定装置100は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、他のユーザが支払う保険料よりも高い保険料をユーザU1及びユーザU2に提示すると決定する。例えば、推定装置100は、X国に属する他のユーザが加入している保険への加入を推奨する情報提供をユーザU1及びユーザU2に行うと決定する。また、推定装置100は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、X国に属する他のユーザが支払う保険料よりも高い保険料をユーザU1及びユーザU2に提示すると決定する。
図2の例では、推定装置100は、X国に属するユーザU4が加入しているA生命保険を、ユーザU4が支払う保険料よりも高い保険料でユーザU1及びユーザU2に提示すると決定する。例えば、推定装置100は、ユーザU4が支払う保険料X円よりも高いUX円を保険料としてA生命保険をユーザU1及びユーザU2に推奨すると決定する。
そして、推定装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10−1に情報を提供する(ステップS27−1)。例えば、推定装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10−1にA生命保険への加入を勧誘する情報を送信する。図2の例では、推定装置100は、ユーザU4が支払う保険料X円よりも高いUX円を保険料としてA生命保険を勧める広告(例えば、広告ACX)をユーザU1が利用する端末装置10−1に配信する。例えば、推定装置100は、A生命保険を示す情報と、その保険料がUX円であることを示す情報を含む広告ACXをユーザU1が利用する端末装置10−1に配信する。
また、推定装置100は、ユーザU2が利用する端末装置10−2に情報を提供する(ステップS27−2)。例えば、推定装置100は、ユーザU2が利用する端末装置10−2にA生命保険への加入を勧誘する情報を送信する。図2の例では、推定装置100は、ユーザU4が支払う保険料X円よりも高いUX円を保険料としてA生命保険を勧める広告(例えば、広告ACX)をユーザU2が利用する端末装置10−2に配信する。例えば、推定装置100は、A生命保険を示す情報と、その保険料がUX円であることを示す情報を含む広告ACXをユーザU2が利用する端末装置10−2に配信する。
また、推定装置100は、推定したX国のセンチメントに応じて、X国に属するユーザに提供するコンテンツ(提供コンテンツ)を決定する(ステップS28)。図2の例では、推定装置100は、コンテンツ情報記憶部127に記憶されたコンテンツから、ユーザU1への提供コンテンツを決定する。
図2中のコンテンツ情報記憶部127において、コンテンツID「CT11」により識別されるAコンテンツ(コンテンツCT11)は、ジャンルがスポーツであることを示す。また、コンテンツCT11は、閲覧したユーザを「楽しい」という心身状態にさせることを示す。すなわち、コンテンツCT11は、閲覧したX国のセンチメントを正の状態にさせることを示す。例えば、コンテンツCT11は、閲覧したX国のセンチメントを安心の状態にさせることを示す。
また、コンテンツID「CT12」により識別されるAコンテンツ(コンテンツCT12)は、ジャンルが国際であることを示す。また、コンテンツCT12は、閲覧したユーザを「悲しい」という心身状態にさせることを示す。すなわち、コンテンツCT12は、閲覧したX国のセンチメントを負の状態にさせることを示す。例えば、コンテンツCT12は、閲覧したX国のセンチメントを不安の状態にさせることを示す。
例えば、推定装置100は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、コンテンツ情報記憶部127に記憶されたコンテンツのうち、X国に属するユーザのセンチメントを正の状態にさせるコンテンツを、X国に属するユーザへの提供コンテンツとして決定する。例えば、推定装置100は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、ユーザの感情や気分を高揚させるコンテンツを、ユーザU3への提供コンテンツとして決定する。図2の例では、推定装置100は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、ユーザを「楽しい」という心身状態にさせるAコンテンツやCコンテンツを提供コンテンツとして決定する。
そして、推定装置100は、ユーザU3が利用する端末装置10にコンテンツを提供する(ステップS29)。例えば、推定装置100は、ステップS28において決定した提供コンテンツをユーザU3の端末装置10−3に送信する。図2の例では、推定装置100は、端末装置10−3にAコンテンツやCコンテンツを提供コンテンツとして配信する。
上述のように、推定装置100は、X国に属するユーザ群の行動情報に基づいて、X国のセンチメントを推定することにより、ユーザの行動から所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。また、推定装置100は、ユーザの行動情報に基づく情報を入力とするモデルを用いることにより、ユーザの行動から所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。また、推定装置100は、X国のセンチメントが不安である場合に、X国のセンチメントのユーザを正の状態にさせるコンテンツを提供することができる。したがって、推定装置100は、X国のセンチメントに応じたコンテンツをユーザに適切に提供することができる。なお、上記推定処理は、推定処理でのユーザの情報の利用を許諾したユーザ、すなわちオプトインしたユーザのみを対象としてもよい。
〔2−1.提供コンテンツ〕
上述した例では、ユーザに提供するコンテンツが、各ジャンルに対応する記事等のコンテンツである場合を示したが、ユーザに提供するコンテンツは、記事に限らず、種々のコンテンツであってもよい。例えば、ユーザに提供するコンテンツは、広告であってもよい。この場合、推定装置100は、X国のセンチメントに応じて、ユーザに広告を提供する。すなわち、推定装置100は、X国のセンチメントに応じて、ユーザに広告を配信する。例えば、推定装置100は、X国のセンチメントである場合、X国に属するユーザに不安を和らげる広告を提供してもよい。例えば、推定装置100は、X国のセンチメントが不安である場合、X国に属するユーザに他の国の為替や旅行の広告等を提供してもよい。なお、上記は一例であり、推定装置100は、X国のセンチメントに応じて種々の広告をユーザに提供してもよい。
また、推定装置100は、推定したX国のセンチメントに応じて、広告等のコンテンツのクリエイティブを最適化してもよい。例えば、推定装置100は、推定したX国のセンチメントに応じて、X国に属するユーザへ提供するコンテンツの内容を変更してもよい。例えば、推定装置100は、推定したX国のセンチメントが不安である場合、保険料を通常よりも高くした保険の広告をX国に属するユーザへ提供してもよい。なお、推定装置100は、X国のセンチメントに関わらず、社会(世の中)で報じられたニュース(悲報等)に応じて広告クリエイティブを最適化してもよい。例えば、推定装置100は、X国でテロや有名人が病気による訃報等の悲報が報じられた場合、広告の表現を抑えた(自重した)内容に変更してもよい。
〔2−2.センチメント〕
上述した例では、X国のセンチメントが不安であるかを推定する場合を示したが、推定装置100は、X国のセンチメントであれば、どのようなX国のセンチメントを推定してもよい。例えば、推定装置100は、X国のセンチメントが安心であるかを推定してもよい。この場合、推定装置100は、X国のセンチメントが安心であるかを推定するモデルを用いて推定処理を行ってもよい。また、例えば、推定装置100は、X国のセンチメントが楽観的であるかを推定してもよい。この場合、推定装置100は、X国のセンチメントが楽観的であるかを推定するモデルを用いて推定処理を行ってもよい。
〔2−3.レベル〕
また、推定装置100は、複数の閾値を設定することにより、センチメントのレベルを推定してもよい。例えば、推定装置100は、第1閾値「0.5」や第2閾値「0.7」や第3閾値「0.8」等の複数の閾値を用いてセンチメントのレベルを推定してもよい。例えば、推定装置100は、モデルM1が出力するスコアが第3閾値以上である場合、その社会のセンチメントの不安レベルが高レベルであると推定してもよい。また、例えば、推定装置100は、モデルM1が出力するスコアが第2閾値以上である場合、その社会のセンチメントの不安レベルが中レベルであると推定してもよい。例えば、推定装置100は、モデルM1が出力するスコアが第1閾値以上である場合、その社会のセンチメントの不安レベルが低レベルであると推定してもよい。例えば、推定装置100は、モデルM1が出力するスコアが第1閾値未満である場合、その社会のセンチメントが不安ではない(例えば通常である)と推定してもよい。
〔2−4.カテゴリ〕
また、推定装置100は、X国のセンチメントを所定のカテゴリごとに推定してもよい。例えば、推定装置100は、「仕事」、「健康」、「将来」、「不定」等のカテゴリごとのX国のセンチメントを推定してもよい。例えば、推定装置100は、X国の経済的な要素を主に用いることにより、カテゴリ「仕事」におけるX国のセンチメントを推定してもよい。また、例えば、推定装置100は、X国の医療費や平均寿命等、X国の健康に関する要素を主に用いることにより、カテゴリ「健康」におけるX国のセンチメントを推定してもよい。また、例えば、推定装置100は、X国の出生率や高齢者の割合等、X国の将来に関する要素を主に用いることにより、カテゴリ「将来」におけるX国のセンチメントを推定してもよい。
〔3.推定装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る推定装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る推定装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、推定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、推定装置100は、推定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図4に示すように、ユーザ情報記憶部121と、行動情報記憶部122と、行動統計情報記憶部123と、情勢情報記憶部124と、学習データ記憶部125と、モデル情報記憶部126と、コンテンツ情報記憶部127とを有する。なお、図示は省略するが、記憶部120は、パワースポットや職業安定所等の種々の関心地点(POI)の位置等を示す情報や、占いサイト等の各種のサイトのURL(Uniform Resource Locator)を示す情報を記憶する。推定装置100は、記憶部120に記憶されたPOIの位置とユーザの位置とに基づいて、ユーザが対応するPOIを訪問したと推定する。また、推定装置100は、記憶部120に記憶されたサイトの情報とユーザが閲覧したサイトの情報とに基づいて、ユーザが対応するサイトを閲覧したと推定する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図5に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」、「興味」、「保険情報」といった項目が含まれる。また、図示は省略するが、ユーザ情報記憶部121は、「自宅」、「勤務地」といったユーザの生活圏に関する位置情報が記憶されてもよい。また、図示は省略するが、行動情報記憶部122は、ユーザの健康状態を示す情報(健康情報)を記憶する。例えば、行動情報記憶部122は、各ユーザが通常の状態であるか、または通常の状態とは異なる状態であるかを示す情報を記憶する。例えば、行動情報記憶部122は、各ユーザが通常の状態であるか、または疾病中や負傷中等の負の状態であるかを示す情報を記憶する。例えば、行動情報記憶部122は、各ユーザが通常の状態である場合は「0」を記憶し、疾病中や負傷中等の負の状態である場合は「1」を健康情報として記憶する。なお、推定装置100は、推定してもよいし、外部の情報処理装置から各ユーザの健康状態を示す情報を取得してもよい。例えば、推定装置100は、情報提供元装置20から各ユーザの健康状態を示す情報を取得してもよい。また、例えば、ユーザ情報記憶部121には、各ユーザが属する社会を示す情報が記憶されてもよい。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
また、「興味」は、ユーザIDにより識別されるユーザの興味を示す。すなわち、「興味」は、ユーザIDにより識別されるユーザが関心の高い対象を示す。なお、図5に示す例では、「興味」は、各ユーザに1つずつ図示するが、複数であってもよい。「保険情報」は、ユーザIDにより識別されるユーザが加入している保険に関する情報が記憶される。例えば、「保険情報」は、ユーザIDにより識別されるユーザが加入している保険の種別や保険料等の種々の保険に関する情報が記憶される。なお、図5に示す例では、「保険情報」は、各ユーザに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図5の例では、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)の年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、ユーザU1は経済に興味があることを示す。また、例えば、ユーザU1は、加入している保険がないことを示す。
例えば、図5の例では、ユーザID「U3」により識別されるユーザ(ユーザU3)の年齢は、「30代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、ユーザU3はスポーツに興味があることを示す。また、例えば、ユーザU3は、B損害保険に加入しており、保険料はY円であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、デモグラフィック属性情報やサイコグラフィック属性情報等の種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、家族構成、収入等の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザについて最後に取得された位置情報を最新の位置情報として記憶してもよい。
(行動情報記憶部122)
実施形態に係る行動情報記憶部122は、ユーザの行動に関する各種情報を記憶する。図6は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。例えば、行動情報記憶部122は、各社会に属するユーザの行動情報を記憶する。図6に示す行動情報記憶部122には、「社会ID」、「ユーザID」、「行動ID」、「日時」、「位置」、「気象(天候、気温、湿度…)」、「内容」といった項目が含まれる。
「社会ID」は、社会を識別するための識別情報を示す。例えば、社会ID「SC1」により識別される社会は、図1の例に示したX国に対応する。「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「行動ID」は、ユーザの行動を識別する情報を示す。「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。「日時」には、「dt11」等のように抽象的に図示するが、「2017年12月7日22時34分48秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。
また、「位置」は、行動IDにより識別される行動が行われた際のユーザの位置情報を示す。なお、図6に示す例では、「位置」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。「気象(天候、気温、湿度…)」は、行動IDにより識別される行動が行われた際のユーザの位置に対応する気象情報を示す。なお、気象情報は、天候、気温、湿度等に限らず、種々の情報が含まれてもよい。また、「内容」は、対応するユーザの行動の具体的な内容を示す。
例えば、図6の例では、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、行動ID「AC11」により識別される行動(行動AC11)や行動ID「AC12」により識別される行動(行動AC12)等を行ったことを示す。具体的には、図6の例ではユーザU1は、クエリ#11を用いた検索(行動AC11)を日時dt11に行ったことを示す。また、ユーザU1がクエリ#11を用いた検索を行った際の位置が位置LC11であり、天候が晴れ、気温が摂氏25度(25℃)、湿度が60%であったことを示す。
例えば、図6の例では、ユーザID「U2」により識別されるユーザ(ユーザU2)は、行動ID「AC21」により識別される行動(行動AC21)や行動ID「AC22」により識別される行動(行動AC22)等を行ったことを示す。具体的には、図6の例ではユーザU2は、占いサイト#21の閲覧(行動AC21)を日時dt21に行ったことを示す。また、ユーザU2が占いサイト#21の閲覧を行った際の位置が位置LC21であり、天候が雨、気温が摂氏27度(27℃)、湿度が90%であったことを示す。
例えば、図6の例では、ユーザID「U3」により識別されるユーザ(ユーザU3)は、行動ID「AC31」により識別される行動(行動AC31)や行動ID「AC32」により識別される行動(行動AC32)等を行ったことを示す。具体的には、図6の例ではユーザU3は、職業安定所#32への訪問(行動AC32)を日時dt32に行ったことを示す。また、ユーザU3が訪問した職業安定所#32の位置が位置LC32であり、天候が雪、気温が摂氏2度(2℃)、湿度が65%であったことを示す。
また、図6の例では、ユーザU1、ユーザU2、ユーザU3等のユーザが社会ID「SC1」により識別される社会(X国)に属することを示す。
なお、行動情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、図6では、ユーザIDごとに行動情報が行動情報記憶部122に記憶される場合を示したが、行動情報は、ユーザIDごとに限らず、例えば時刻順に記憶されてもよい。
(行動統計情報記憶部123)
実施形態に係る行動統計情報記憶部123は、ユーザの行動に基づく各種の統計情報を記憶する。図7は、実施形態に係る行動統計情報記憶部の一例を示す図である。例えば、行動統計情報記憶部123は、各社会における所定の期間ごとの統計情報を記憶する。図7に示す行動統計情報記憶部123には、「社会ID」、「統計ID」、「期間」、「統計データ」、「要素」といった項目が含まれる。また、「要素」には、「パワースポット訪問者数」や「職業安定所利用者数」や「占いサイト閲覧数」や「天候(雨の日数)」といった項目が含まれる。なお、図7の例では、説明を簡単にするために4つの要素のみを図示するが、「要素」には、「クエリQXの使用回数」や「商品GXの販売数」等の種々の要素が含まれる。また、「要素」には、統計データの要素として用いることが可能な要素であれば、どのような要素が含まれてもよい。
「社会ID」は、社会を識別するための識別情報を示す。例えば、社会ID「SC1」により識別される社会は、図1の例に示したX国に対応する。「統計ID」は、各統計を識別するための識別情報を示す。「期間」は、対応する統計の基となる行動情報が収集された期間を示す。例えば、統計ID「ST1」により識別される統計は、期間TM1に収集されたX国に属するユーザ群の行動情報に基づく統計であることを示す。期間TM1〜TM3等の長さは1週間や1ヶ月や3ヶ月等の種々の長さであってもよい。例えば、期間TM1は、2017年10月の1ヶ月であり、期間TM2は、2017年11月の1ヶ月であり、期間TM3は、2017年12月の1ヶ月であってもよい。
「統計データ」は、統計IDにより識別される統計に対応する統計データを示す。図7では「統計データ」に「STD1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、各「要素」に対応する情報を含む。統計データには、各要素の回数を示す情報が含まれてもよいし、通常との比を示す情報が含まれてもよい。なお、通常とは、過去1年間における平均であってもよい。通常は、過去1年間における回数の合計を統計の収集期間の長さに対応する値(例えば統計の収集期間が1週間である場合、「7」)で除算した値(平均)であってもよい。なお、通常の算出の基となる対象は、過去1年に限らず、過去半年や過去3年等の種々の期間であってもよい。
「要素」中の「パワースポット訪問者数」は、対応する社会に属するユーザが対応する期間内にパワースポット訪問した回数を示す。また、「要素」中の「職業安定所利用者数」は、対応する社会に属するユーザが対応する期間内に職業安定所を利用した回数を示す。また、「要素」中の「占いサイト閲覧数」は、対応する社会に属するユーザが対応する期間内に占いサイトを閲覧した回数を示す。また、「要素」中の「天候(雨の日数)」は、対応する社会に属するユーザが対応する位置の天候が雨であった回数を示す。
例えば、図7に示す例において、社会ID「SC1」により識別される社会(X国)において、統計ID「ST1」や統計ID「ST2」や統計ID「ST3」等により識別される統計が行われたことを示す。また、図7に示す例において、統計ID「ST1」により識別される統計は、X国に属するユーザの行動のうち、期間TM1内に行われた行動を対象とすることを示す。統計ID「ST1」により識別される統計の統計データは、統計データSTD1であることを示す。
また、統計ID「ST1」により識別される統計においては、「パワースポット訪問者数」は「A回」であり、通常より少ないことを示す。また、統計ID「ST1」により識別される統計においては、「職業安定所利用者数」は「B回」であり、通常より少ないことを示す。また、統計ID「ST1」により識別される統計においては、「占いサイト閲覧数」は「C回」であり、通常と同様であることを示す。また、統計ID「ST1」により識別される統計においては、「天候(雨の日数)」は「D回」であり、通常と同様であることを示す。この場合、統計データSTD1には、パワースポット訪問者数がA回であることを示す情報や、職業安定所利用者数がB回であることを示す情報や、占いサイト閲覧数がC回であることを示す情報や、雨の日数がD回であることを示す情報が含まれてもよい。統計データSTD1には、パワースポット訪問者数が通常より少ないことを示す情報(比率等)や、職業安定所利用者数が通常より少ないことを示す情報(比率等)や、占いサイト閲覧数が通常と同様であることを示す情報(比率「1」等)や、雨の日数が通常と同様であることを示す情報(比率「1」等)が含まれてもよい。
なお、行動統計情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の統計情報を記憶してもよい。
(情勢情報記憶部124)
実施形態に係る情勢情報記憶部124は、各社会の状況を示す情勢情報を記憶する。図8は、実施形態に係る情勢情報記憶部の一例を示す図である。例えば、情勢情報記憶部124は、各社会における所定の期間ごとの情勢情報を記憶する。図8に示す情勢情報記憶部124には、「社会ID」、「情勢ID」、「期間」、「センチメント」、「情勢情報」といった項目が含まれる。また、「情勢情報」には、「災害」や「悲報」や「経済指標」や「失業率」といった項目が含まれる。なお、図8の例では、説明を簡単にするために4つの要素のみを図示するが、「情勢情報」には、社会の状況を示す情報として用いることが可能な情報であれば、どのような情報が含まれてもよい。また、「経済指標」は、1つに限らず、「経済指標その2」、「経済指標その3」等の複数の経済指標が含まれてもよい。例えば、「情勢情報」には、情報提供元装置20から取得された情報が記憶される。
「社会ID」は、社会を識別するための識別情報を示す。例えば、社会ID「SC1」により識別される社会は、図1の例に示したX国に対応する。「情勢ID」は、各情勢を識別するための識別情報を示す。「期間」は、対応する情勢情報が収集された期間を示す。例えば、情勢ID「CR1」により識別される情勢は、期間TM1に収集されたX国に関する情勢情報であることを示す。期間TM1〜TM3等の長さは1週間や1ヶ月や3ヶ月等の種々の長さであってもよい。例えば、期間TM1は、2017年10月の1ヶ月であり、期間TM2は、2017年11月の1ヶ月であり、期間TM3は、2017年12月の1ヶ月であってもよい。
「センチメント」は、対応する期間における情勢情報から推定したセンチメントを示す。例えば、情勢情報から推定されたセンチメントは正解情報として用いられる。
「情勢情報」中の「災害」は、対応する社会において対応する期間内に発生した災害の回数を示す。また、「情勢情報」中の「悲報」は、対応する社会において対応する期間内に報じられた悲報の回数を示す。
また、「情勢情報」中の「経済指標」は、対応する社会において対応する期間の所定の経済指標を示す。図8では「経済指標」に「PNT1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、経済指標が国内総生産(GDP:Gross Domestic Product)等である場合、実際には「5%」等、経済指標に対応する情報が記憶される。
また、「情勢情報」中の「失業率」は、経済指標の一例であり、対応する社会において対応する期間の失業率を示す。図8では「失業率」に「RU1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には「3%」等の情報が記憶される。
例えば、図8に示す例において、社会ID「SC1」により識別される社会(X国)において、情勢ID「CR1」や情勢ID「CR2」や情勢ID「CR3」等により識別される情勢が収集されたことを示す。また、図8に示す例において、情勢ID「CR1」により識別される情勢は、期間TM1内のX国の情勢を示す。また、期間TM1におけるX国のセンチメントは、「通常」であることを示す。すなわち、情勢ID「CR1」により識別される情勢に対応する情勢情報により推定されるX国のセンチメントは、「通常」であることを示す。
また、情勢ID「CR1」により識別される情勢においては、「災害」は「無」であり、期間TM1においてX国での災害はなかったことを示す。また、情勢ID「CR1」により識別される情勢においては、「悲報」は「無」であり、期間TM1においてX国で報じられた悲報はなかったことを示す。また、情勢ID「CR1」により識別される情勢においては、「経済指標」は「PNT1(通常より良い)」であり、通常より良いことを示す。また、情勢ID「CR1」により識別される情勢においては、「失業率」は「RU1(通常)」であり、通常と同様であることを示す。
なお、情勢情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の統計情報を記憶してもよい。
(学習データ記憶部125)
実施形態に係る学習データ記憶部125は、学習データに関する各種情報を記憶する。図9は、実施形態に係る学習データ記憶部の一例を示す図である。例えば、学習データ記憶部125は、モデルの生成に用いる教師データを記憶する。図9に示す学習データ記憶部125には、「データID」、「正解情報」、「入力情報」といった項目が含まれる。また、「入力情報」には、「統計データ」といった項目が含まれる。
「データID」は、データを識別するための識別情報を示す。例えば、データID「DID1」により識別されるデータは、図1の例に示した、データDID1に対応する。
「正解情報」は、データIDにより識別されるデータに対応する正解情報を示す。「正解情報」は、統計データに対応する行動情報が収集された期間におけるX国のセンチメントが通常であったか通常とは異なる負の状態である不安な状態であったかを示す。「正解情報」に「RDT1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、通常であることを示す「0」や不安な状態であることを示す「1」等、所定の情報が格納される。
「入力情報」は、データIDにより識別されるデータに対応する入力情報を示す。「入力情報」中の「統計データ」は、データIDにより識別されるデータに対応する統計データを示す。図9では「統計データ」に「STD1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、図7中の行動統計情報記憶部123に示すような各種情報、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
例えば、図9に示す例において、データID「DID1」により識別されるデータ(データDID1)は、入力情報として、統計データSTD1を含むことを示す。また、データDID1は、正解情報RDT1(通常であることを示す「0」)を含むことを示す。すなわち、データDID1は、統計データSTD1に対応する行動情報が収集された期間TM1におけるX国のセンチメントが通常であったことを示す学習データである。
例えば、図9に示す例において、データID「DID3」により識別されるデータ(データDID3)は、入力情報として、統計データSTD3を含むことを示す。また、データDID3は、正解情報RDT3(不安であることを示す「1」)を含むことを示す。すなわち、データDID3は、統計データSTD3に対応する行動情報が収集された期間TM3におけるX国のセンチメントが不安であったことを示す学習データである。
なお、学習データ記憶部125は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、学習データ記憶部125は、学習データが追加された日時に関する情報を記憶してもよい。また、例えば、学習データ記憶部125は、各学習データがどのような判定処理により追加されたかを示す情報を記憶してもよい。例えば、学習データ記憶部125は、各学習データが管理者の選択により判定されたか等を示す情報を記憶してもよい。
(モデル情報記憶部126)
実施形態に係るモデル情報記憶部126は、モデルに関する情報を記憶する。例えば、モデル情報記憶部126は、ユーザごとに生成されたモデル情報(モデルデータ)を記憶する。図10は、実施形態に係るモデル情報記憶部の一例を示す図である。図10に示すモデル情報記憶部126は、「モデルID」、「推定対象」、「モデルデータ」といった項目が含まれる。なお、図10では、モデルM1のみを図示するが、M2、M3、M4、M5等、各推定対象に応じて多数のモデル情報が記憶されてもよい。
「モデルID」は、モデルを識別するための識別情報を示す。例えば、モデルID「M1」により識別されるモデルは、図1の例に示したモデルM1に対応する。「推定対象」は、対応するモデルの推定対象を示す。また、「モデルデータ」は、対応するモデルのデータを示す。例えば、「モデルデータ」には、各層におけるノードと、各ノードが採用する関数と、ノードの接続関係と、ノード間の接続に対して設定される接続係数とを含む情報が含まれる。
例えば、図10に示す例において、モデルID「M1」により識別されるモデル(モデルM1)は、推定対象が「センチメントSN1(不安)」であり、入力された統計データを含む入力情報に対応する期間における社会のセンチメントの推定に用いられることを示す。また、モデルM1のモデルデータは、モデルデータMDT1であることを示す。
モデルM1(モデルデータMDT1)は、所定の社会に属するユーザ群の行動から生成された統計データを含む入力情報が入力される入力層と、出力層と、入力層から出力層までのいずれかの層であって出力層以外の層に属する第1要素と、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された入力情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の社会のセンチメントの推定に用いられるスコアの値を出力層から出力するよう、コンピュータを機能させるためのモデルである。
ここで、モデルM1等が「y=a*x+a*x+・・・+a*x」で示す回帰モデルで実現されるとする。この場合、例えば、モデルM1が含む第1要素は、x1やx2等といった入力データ(xi)に対応する。また、第1要素の重みは、xiに対応する係数aiに対応する。ここで、回帰モデルは、入力層と出力層とを有する単純パーセプトロンと見做すことができる。各モデルを単純パーセプトロンと見做した場合、第1要素は、入力層が有するいずれかのノードに対応し、第2要素は、出力層が有するノードと見做すことができる。
また、モデルM1等がDNN等、1つまたは複数の中間層を有するニューラルネットワークで実現されるとする。この場合、例えば、モデルM1が含む第1要素は、入力層または中間層が有するいずれかのノードに対応する。また、第2要素は、第1要素と対応するノードから値が伝達されるノードである次段のノードに対応する。また、第1要素の重みは、第1要素と対応するノードから第2要素と対応するノードに伝達される値に対して考慮される重みである接続係数に対応する。
なお、モデル情報記憶部126は、上記に限らず、目的に応じて種々のモデル情報を記憶してもよい。
(コンテンツ情報記憶部127)
実施形態に係るコンテンツ情報記憶部127は、コンテンツ(記事)に関する各種情報を記憶する。図11は、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。図11に示すコンテンツ情報記憶部127は、「コンテンツID」、「コンテンツ」、「内容」といった項目を有する。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別するための識別情報を示す。「コンテンツ」は、いわゆるコンテンツプロバイダ等の提供元から取得したコンテンツを示す。図11では「コンテンツ」に「Aコンテンツ」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、文字情報や文字情報と画像との組合せ、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
また、「内容」は、対応するコンテンツの具体的な内容を示す。例えば、「内容」は、対応するコンテンツのジャンル(種別)を示す。また、「内容」は、そのコンテンツを閲覧したユーザに与える心理的な作用を示す情報が記憶される。図11に示す「内容」中の括弧内は、コンテンツを閲覧したユーザがどのような心身状態になるかを示す。
図11の例では、コンテンツID「CT11」により識別されるAコンテンツ(コンテンツCT11)は、ジャンルがスポーツであることを示す。また、コンテンツCT11は、閲覧したユーザを「楽しい」という心身状態にさせることを示す。すなわち、コンテンツCT11は、閲覧したX国のセンチメントを正の状態にさせることを示す。例えば、コンテンツCT11は、閲覧したX国のセンチメントを安心の状態にさせることを示す。
また、コンテンツID「CT12」により識別されるBコンテンツ(コンテンツCT12)は、ジャンルが国際であることを示す。また、コンテンツCT12は、閲覧したユーザを「悲しい」という心身状態にさせることを示す。すなわち、コンテンツCT12は、閲覧したX国のセンチメントを負の状態にさせることを示す。例えば、コンテンツCT12は、閲覧したX国のセンチメントを不安の状態にさせることを示す。
なお、コンテンツ情報記憶部127は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、コンテンツ情報記憶部127は、コンテンツを取得した日時やコンテンツが作成された日時に関する情報を記憶してもよい。コンテンツ情報記憶部127は、各提供元の評価値に関する情報を記憶してもよい。また、コンテンツ情報記憶部127は、コンテンツの提供元を識別するための識別情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図4の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、推定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。制御部130は、モデル情報記憶部126に記憶されているモデルM1等に従った情報処理により、所定の社会に属するユーザの行動情報に基づく入力情報が入力される入力層と、出力層と、入力層から出力層までのいずれかの層であって出力層以外の層に属する第1要素と、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された入力情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の社会のセンチメントの推定に用いられるスコアの値を出力層から出力する。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、生成部132と、推定部133と、選定部134と、決定部135と、提供部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
制御部130は、記憶部120に記憶されているモデルM1(モデルデータMDT1)に従った情報処理により、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された入力情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の社会のセンチメントの推定に用いられるスコアの値を出力層から出力する。なお、モデルM1等のモデルは、人工知能ソフトウェアの一部であるプログラムモジュールとしての利用が想定されるものであってもよい。モデルM1等のモデルは、プログラムであってもよい。
(取得部131)
取得部131は、種々の情報を取得する。例えば、取得部131は、外部の情報処理装置から情報要求を取得する。例えば、取得部131は、端末装置10等の外部装置から各種情報を取得する。また、取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。また、取得部131は、ユーザ情報記憶部121や、行動情報記憶部122や、行動統計情報記憶部123や、情勢情報記憶部124や、学習データ記憶部125や、モデル情報記憶部126や、コンテンツ情報記憶部127等から各種情報を取得する。また、取得部131は、推定部133の推定に応じた情報を取得する。また、取得部131は、決定部135の決定に応じた情報を取得する。例えば、取得部131は、記憶部120から社会情報を取得する。例えば、取得部131は、行動情報記憶部122や、行動統計情報記憶部123や、情勢情報記憶部124等から社会情報を取得する。
取得部131は、所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、所定の社会の情勢を示す情勢情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、所定の社会における経済状況を示す情勢情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、所定の社会において発生した事象を示す情勢情報を含む社会情報を取得する。取得部131は、所定の社会に属するユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報を取得する。取得部131は、ユーザ情報記憶部121から所定の社会に属するユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報を取得する。例えば、取得部131は、外部の情報処理装置から所定の社会に属するユーザの健康状態を示す情報を取得する。
また、取得部131は、インターネット上におけるユーザ群の行動情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、ユーザ群が検索に用いたクエリ情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、ユーザ群の購買情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、ユーザ群の位置情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、ユーザ群に対応する位置における気象情報を含む社会情報を取得する。また、取得部131は、社会のセンチメントの推定に用いるモデルを取得する。
取得部131は、所定の社会に属するユーザの行動情報を取得する。また、取得部131は、インターネット上におけるユーザの行動情報を取得する。また、取得部131は、所定の社会に属するユーザが検索に用いたクエリ情報を含む行動情報を取得する。また、取得部131は、所定の社会に属するユーザの購買情報を含む行動情報を取得する。また、取得部131は、所定の社会に属するユーザの位置情報を含む行動情報を取得する。また、取得部131は、所定の社会に属するユーザに対応する位置における気象情報を含む行動情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、ユーザU1が利用する端末装置10−1からユーザU1の行動情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザU1がクエリ#11を用いた検索を行ったことを示す行動情報を取得する。取得部131は、ユーザU1がSNS#12において投稿を行ったことを示す行動情報を取得する。取得部131は、ユーザU2が利用する端末装置10−2からユーザU2の行動情報を取得する。取得部131は、ユーザU2が占いサイト#21を閲覧したことを示す行動情報を取得する。取得部131は、ユーザU2がパワースポット#22を訪問したことを示す行動情報を取得する。取得部131は、ユーザU3が利用する端末装置10−3からユーザU3の行動情報を取得する。取得部131は、ユーザU3が占いサイト#31を閲覧したことを示す行動情報やユーザU3が職業安定所#32を訪問したことを示す行動情報を取得する。
図2の例では、取得部131は、ユーザU1が利用する端末装置10−1からユーザU1の行動情報を取得する。取得部131は、期間TM11においてユーザU1が行った各種の行動情報を取得する。また、取得部131は、ユーザU2が利用する端末装置10−2からユーザU2の行動情報を取得する。取得部131は、期間TM11においてユーザU2が行った各種の行動情報を取得する。また、取得部131は、ユーザU3が利用する端末装置10−3からユーザU3の行動情報を取得する。取得部131は、期間TM11においてユーザU3が行った各種の行動情報を取得する。
(生成部132)
生成部132は、各種情報を生成する。例えば、生成部132は、学習データ記憶部125に記憶された学習データを用いて、モデル情報記憶部126に示すようなモデルを生成する。例えば、生成部132は、取得部131により取得されたX国に属するユーザ群の行動情報を用いて、X国のセンチメントの推定に用いるスコアを出力するモデルを生成する。例えば、生成部132は、X国に属するユーザ群の所定の期間における行動情報から、所定の期間における統計行動情報を生成する。例えば、生成部132は、所定の期間における統計データを入力情報に用いて、X国のセンチメントの推定に用いるスコアを出力するモデルを生成する。また、生成部132は、所定の期間におけるX国の情勢情報から推定したX国のセンチメントを正解情報として、モデルを生成する。
例えば、生成部132は、モデルM1等を生成し、生成したモデルM1等をモデル情報記憶部126に格納する。なお、生成部132は、いかなる学習アルゴリズムを用いてモデルM1等を生成してもよい。例えば、生成部132は、ニューラルネットワーク、サポートベクターマシン(SVM)、クラスタリング、強化学習等の学習アルゴリズムを用いてモデルM1等を生成する。一例として、生成部132がニューラルネットワークを用いてモデルM1等を生成する場合、モデルM1等は、一以上のニューロンを含む入力層と、一以上のニューロンを含む中間層と、一以上のニューロンを含む出力層とを有する。
生成部132は、モデルを生成し、生成したモデルをモデル情報記憶部126に格納する。具体的には、生成部132は、所定の社会に属するユーザの行動情報に基づく入力情報が入力される入力層と、出力層と、入力層から出力層までのいずれかの層であって出力層以外の層に属する第1要素と、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された入力情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の社会のセンチメントの推定に用いられるスコアの値を出力層から出力するモデルを生成する。
生成部132は、X国に属するユーザ群の行動情報から統計情報を生成する。生成部132は、所定の期間ごとに、対応する期間に収集されたユーザの行動情報から統計情報を生成する。生成部132は、期間TM1〜TM3等の各々の期間におけるユーザU1やユーザU2やユーザU3等の複数のユーザの行動情報から各期間に対応する統計情報を生成する。例えば、期間TM1は、2017年10月の1ヶ月であり、期間TM2は、2017年11月の1ヶ月であり、期間TM3は、2017年12月の1ヶ月であるものとする。
例えば、生成部132は、行動統計情報記憶部123に示すように期間TM1〜TM3等の各々に対応する統計情報を生成する。生成部132は、行動統計情報記憶部123に示すように、統計データの要素として、所定の期間における「パワースポット訪問者数」や「職業安定所利用者数」や「占いサイト閲覧数」や「天候(雨の日数)」を示す情報を生成する。
例えば、生成部132は、期間TM1におけるパワースポット訪問者数がA回であることを示す情報を生成する。また、例えば、生成部132は、期間TM1における職業安定所利用者数がB回であることを示す情報を生成する。また、例えば、生成部132は、期間TM1における占いサイト閲覧数がC回であることを示す情報を生成する。また、例えば、生成部132は、期間TM1における雨の日数がD回であることを示す情報を生成する。
また、生成部132は、期間TM2、TM3についても同様に統計情報を生成する。これにより、生成部132は、期間TM2において、パワースポットへの訪問者数がE回であることを示す情報や、職業安定所の利用者数がF回であることを示す情報を含む統計データSTD2を生成する。また、生成部132は、期間TM2において、占いサイトの閲覧数がG回であることを示す情報や、雨の日数がH回であることを示す情報を含む統計データSTD2を生成する。また、生成部132は、期間TM3において、パワースポットへの訪問者数がI回であることを示す情報や、職業安定所の利用者数がJ回であることを示す情報を含む統計データSTD3を生成する。また、生成部132は、期間TM3において、占いサイトの閲覧数がK回であることを示す情報や、雨の日数がL回であることを示す情報を含む統計データSTD3を生成する。
そして、生成部132は、学習データに基づいてモデルを生成する。生成部132は、学習データ記憶部125中のデータDID1〜DID3等を学習データ(教師データ)として、学習を行なうことにより、モデルを生成する。例えば、生成部132は、統計データの各要素を素性(特徴量)として、モデルを生成する。例えば、生成部132は、「パワースポット訪問者数」や「職業安定所利用者数」や「占いサイト閲覧数」や「天候(雨の日数)」等を素性(特徴量)として、モデルを生成する。
例えば、生成部132は、学習データ記憶部125に記憶されたデータDID1〜DID3を用いてモデルM1を生成する。例えば、生成部132は、正解情報RDT1が期間TM1のセンチメントが通常であったことを示す「0」である場合、モデルM1にデータDID1に含まれる入力情報が入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「0」に近づくように、学習処理を行う。例えば、生成部132は、データDID1の統計データSTD1等がモデルM1に入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「0」に近づくように、学習処理を行う。
また、例えば、生成部132は、正解情報RDT3が期間TM3のセンチメントが不安であったことを示す「1」である場合、モデルM1にデータDID3に含まれる入力情報が入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、生成部132は、データDID3の統計データSTD3等がモデルM1に入力された場合に、モデルM1が出力するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。
(推定部133)
推定部133は、種々の情報を推定する。例えば、推定部133は、取得部131に取得された情報を用いて所定の社会のセンチメントを推定する。例えば、推定部133は、所定の社会のセンチメントが不安かどうかを推定する。
推定部133は、取得部131により取得された社会情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。推定部133は、情勢情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。また、推定部133は、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる他の状態かどうかを推定する。また、推定部133は、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる負の状態かどうかを推定する。また、推定部133は、所定の社会のセンチメントが不安かどうかを推定する。推定部133は、社会情報とモデルとに基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。
図1の例では、推定部133は、各期間の情勢情報に基づいて、各期間のセンチメントを推定する。図1の例では、推定部133は、期間TM1におけるX国のセンチメントを通常と推定する。また、推定部133は、期間TM2におけるX国のセンチメントを通常と推定する。また、推定部133は、期間TM3におけるX国のセンチメントを不安と推定する。
図2の例では、推定部133は、モデルM1が出力したスコアに基づいて、X国のセンチメントを推定する。推定部133はモデルM1が出力したスコアと、所定の閾値とを比較することにより、X国のセンチメントを推定する。推定部133は、モデルM1が出力したスコアが所定の閾値「0.7」以上である場合、X国のセンチメントが不安であると推定する。
(選定部134)
選定部134は、種々の情報を選定する。例えば、選定部134は、ユーザの健康状態を示す情報やユーザが属する社会のセンチメントを示す情報に基づいて、所定の処理の対象となるユーザ(処理対象ユーザ)を選定する。
選定部134は、所定の社会に属するユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報と、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントとに基づいて、ユーザ群のうち、所定の処理を行う対象となるユーザである処理対象ユーザを選定する。選定部134は、ユーザ群に含まれるユーザの健康状態と、所定の社会のセンチメントとの差が所定の条件を満たす場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定する。選定部134は、ユーザ群に含まれるユーザの健康状態が通常の状態であり、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる他の状態である場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定する。
例えば、選定部134は、X国に属するユーザの健康状態が通常の状態であり、X国のセンチメントが負の状態である場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定する。例えば、選定部134は、X国に属するユーザの健康状態が通常の状態であり、X国のセンチメントが不安な状態である場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定する。
図2の例では、選定部134は、X国のセンチメントが不安であるため、X国のセンチメントが負の状態であるとして、X国に属するユーザ群の各ユーザの健康状態に応じて、X国に属するユーザ群から処理対象ユーザを選定してもよい。例えば、選定部134は、X国に属するユーザU1〜U3等の健康状態に応じて、ユーザU1〜U3等の中から処理対象ユーザを選定してもよい。例えば、選定部134は、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU1〜U3等の健康状態に基づいて、ユーザU1〜U3等の中から処理対象ユーザを選定してもよい。例えば、選定部134は、ユーザU1の健康状態が通常の状態である場合、ユーザU1を処理対象ユーザとして選定してもよい。また、例えば、選定部134は、ユーザU1の健康状態が通常の状態とは異なる負の状態である場合、ユーザU1を処理対象ユーザとして選定しなくてもよい。また、例えば、選定部134は、ユーザU2の健康状態が通常の状態である場合、ユーザU2を処理対象ユーザとして選定してもよい。また、例えば、選定部134は、ユーザU3の健康状態が通常の状態とは異なる負の状態である場合、ユーザU3を処理対象ユーザとして選定しなくてもよい。このように、推定装置100は、ユーザの健康状態とそのユーザが属する社会のセンチメントとに乖離がある場合に、そのユーザを処理対象ユーザとして選定することにより、より効率的に処理対象のターゲットとなるユーザを所定の社会の中から選定することができる。
(決定部135)
決定部135は、種々の情報を決定する。例えば、決定部135は、端末装置10へ配信するコンテンツを決定する。例えば、決定部135は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づいて、ユーザ群に適用する保険料を決定する。例えば、決定部135は、選定部134により選定された処理対象ユーザに対して提供するサービスを決定する。例えば、決定部135は、選定部134により選定された処理対象ユーザに対して種々のサービスを提供すると決定する。例えば、決定部135は、選定部134により選定された処理対象ユーザに対して、保険の営業サービスや保険のセールスサービス等の種々のサービスを提供すると決定する。
図2の例では、決定部135は、推定したX国のセンチメントに応じて、X国に属するユーザの保険料を決定する。決定部135は、ユーザ情報記憶部121に示すように、ユーザU1及びユーザU2は保険に未加入であるため、推定したX国のセンチメントに応じて、ユーザU1及びユーザU2の加入を推奨する際に提示する保険料を決定する。
例えば、決定部135は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、他のユーザが支払う保険料よりも高い保険料をユーザU1及びユーザU2に提示すると決定する。例えば、決定部135は、X国に属する他のユーザが加入している保険への加入を推奨する情報提供をユーザU1及びユーザU2に行うと決定する。また、決定部135は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、X国に属する他のユーザが支払う保険料よりも高い保険料をユーザU1及びユーザU2に提示すると決定する。
図2の例では、決定部135は、X国に属するユーザU4が加入しているA生命保険を、ユーザU4が支払う保険料よりも高い保険料でユーザU1及びユーザU2に提示すると決定する。例えば、決定部135は、ユーザU4が支払う保険料X円よりも高いUX円を保険料としてA生命保険をユーザU1及びユーザU2に推奨すると決定する。
決定部135は、推定したX国のセンチメントに応じて、X国に属するユーザに提供するコンテンツ(提供コンテンツ)を決定する。決定部135は、コンテンツ情報記憶部127に記憶されたコンテンツから、ユーザU1への提供コンテンツを決定する。
例えば、決定部135は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、コンテンツ情報記憶部127に記憶されたコンテンツのうち、X国に属するユーザのセンチメントを正の状態にさせるコンテンツを、X国に属するユーザへの提供コンテンツとして決定する。例えば、決定部135は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、ユーザの感情や気分を高揚させるコンテンツを、ユーザU3への提供コンテンツとして決定する。図2の例では、決定部135は、X国のセンチメントが不安であると推定したため、ユーザを「楽しい」という心身状態にさせるAコンテンツやCコンテンツを提供コンテンツとして決定する。
(提供部136)
提供部136は、種々の情報を提供する。例えば、提供部136は、端末装置10や情報提供元装置20等の外部装置に各種情報を提供する。例えば、提供部136は、端末装置10等の外部装置に各種情報を送信する。例えば、提供部136は、端末装置10等の外部装置に各種情報を配信する。例えば、提供部136は、決定部135により決定された提供コンテンツを端末装置10に提供する。例えば、提供部136は、選定部134により選定された処理対象ユーザに対して種々のサービスを提供する。例えば、提供部136は、選定部134により選定された処理対象ユーザに対して、決定部135により決定されたサービスを提供する。例えば、提供部136は、選定部134により選定された処理対象ユーザに対して、保険の営業サービスや保険のセールスサービス等の種々のサービスを提供する。例えば、提供部136は、選定部134により選定された処理対象ユーザに対して、コンテンツ提供等の種々の情報提供サービスを行う。
例えば、提供部136は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づくサービスを提供する。また、提供部136は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づく情報提供サービスを提供する。また、提供部136は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づくコンテンツ配信サービスを提供する。
図2の例では、提供部136は、ユーザU1が利用する端末装置10−1に情報を提供する。提供部136は、ユーザU1が利用する端末装置10−1にA生命保険への加入を勧誘する情報を送信する。例えば、提供部136は、ユーザU1が選定部134により処理対象ユーザとして選定された場合、端末装置10−1に情報を提供してもよい。また、例えば、提供部136は、ユーザU1が選定部134により処理対象ユーザとして選定されなかった場合、端末装置10−1に情報を提供しなくもよい。提供部136は、ユーザU4が支払う保険料X円よりも高いUX円を保険料としてA生命保険を勧める広告(例えば、広告ACX)をユーザU1が利用する端末装置10−1に配信する。例えば、提供部136は、A生命保険を示す情報と、その保険料がUX円であることを示す情報を含む広告ACXをユーザU1が利用する端末装置10−1に配信する。
また、提供部136は、ユーザU2が利用する端末装置10−2に情報を提供する。例えば、提供部136は、ユーザU2が利用する端末装置10−2にA生命保険への加入を勧誘する情報を送信する。例えば、提供部136は、ユーザU2が選定部134により処理対象ユーザとして選定された場合、端末装置10−2に情報を提供してもよい。また、例えば、提供部136は、ユーザU2が選定部134により処理対象ユーザとして選定されなかった場合、端末装置10−2に情報を提供しなくもよい。図2の例では、提供部136は、ユーザU4が支払う保険料X円よりも高いUX円を保険料としてA生命保険を勧める広告(例えば、広告ACX)をユーザU2が利用する端末装置10−2に配信する。例えば、提供部136は、A生命保険を示す情報と、その保険料がUX円であることを示す情報を含む広告ACXをユーザU2が利用する端末装置10−2に配信する。
図2の例では、提供部136は、ユーザU1が利用する端末装置10にコンテンツを提供する。提供部136は、ステップS28において決定した提供コンテンツをユーザU3の端末装置10−3に送信する。提供部136は、端末装置10−3にAコンテンツやCコンテンツを提供コンテンツとして配信する。
〔4.生成処理のフロー〕
次に、図12を用いて、実施形態に係る推定システム1による生成処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、推定装置100は、学習データを取得する(ステップS101)。例えば、推定装置100は、学習データ記憶部125から学習データを取得する。
その後、推定装置100は、学習データに基づきモデルを生成する(ステップS102)。図1の例では、推定装置100は、学習データ記憶部125に記憶された学習データを用いてモデルM1を生成する。
〔5.推定処理のフロー〕
次に、図13を用いて、実施形態に係る推定システム1による推定処理の手順について説明する。図13は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図13を用いて、コンテンツに関連付けるタグ情報の推定処理について説明する。図13に示すように、推定装置100は、社会のセンチメントの推定に用いるモデルを取得する(ステップS201)。例えば、推定装置100は、X国のセンチメントの推定に用いるモデルを取得する。図2の例では、推定装置100は、モデル情報記憶部126からモデルM1を取得する。
また、推定装置100は、社会のユーザ群の行動情報を取得する(ステップS202)。例えば、推定装置100は、X国に属するユーザU1やユーザU2やユーザU3等の複数のユーザから行動情報を取得する。図2の例では、推定装置100は、X国に属するユーザU1やユーザU2やユーザU3等の複数のユーザの行動情報を取得する。例えば、推定装置100は、期間TM11におけるユーザU1やユーザU2やユーザU3等の複数のユーザの行動情報を取得する。
そして、推定装置100は、ユーザ群の行動情報とモデルとに基づいて、社会のセンチメントを推定する(ステップS203)。図2の例では、推定装置100は、期間TM11におけるユーザU1やユーザU2やユーザU3等の複数のユーザの行動情報から統計情報を生成する。例えば、推定装置100は、期間TM11において、パワースポットへの訪問者数が通常より多いM回であることを示す情報や、職業安定所の利用者数が通常より多いN回であることを示す情報を含む統計データSTD11を生成する。例えば、推定装置100は、期間TM11において、占いサイトの閲覧数が通常より多いP回であることを示す情報や、雨の日数が通常と同様のQ回であることを示す情報を含む統計データSTD11を生成する。そして、推定装置100は、X国の期間TM11における統計データSTD11をモデルに入力することにより、モデルが出力するスコアに基づいて、X国のセンチメントを推定する。図1の例では、推定装置100は、X国の期間TM11における統計データSTD11をモデルM1に入力し、モデルM1が出力したスコアに応じて、X国のセンチメントを推定する。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る推定装置100は、取得部131と、推定部133、を有する。取得部131は、所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報を取得する。また、推定部133は、取得部131により取得された社会情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、所定の社会の情勢を示す情勢情報を含む社会情報を取得する。推定部133は、情勢情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会の情勢を示す情勢情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、所定の社会における経済状況を示す情勢情報を含む社会情報を取得する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会における経済状況に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、所定の社会において発生した事象を示す情勢情報を含む社会情報を取得する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会において発生した事象に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、インターネット上におけるユーザ群の行動情報を含む社会情報を取得する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、インターネット上におけるユーザ群の行動に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、ユーザの状態を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、ユーザ群が検索に用いたクエリ情報を含む社会情報を取得する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、ユーザ群が検索に用いたクエリ情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、ユーザの状態を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、ユーザ群の購買情報を含む社会情報を取得する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、ユーザ群の購買情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、ユーザ群の位置情報を含む社会情報を取得する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、ユーザ群の位置情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、ユーザ群に対応する位置における気象情報を含む社会情報を取得する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、ユーザ群に対応する位置における気象情報に基づいて、所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる他の状態かどうかを推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる他の状態かどうかを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる負の状態かどうかを推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる負の状態かどうかを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、所定の社会のセンチメントが不安かどうかを推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会のセンチメントが不安かどうかを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、社会のセンチメントの推定に用いるモデルを取得する。推定部133は、社会情報とモデルとに基づいて、所定の社会のセンチメントを推定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、モデルを用いて所定の社会のセンチメントを推定することができ、所定の社会に関する情報を適切に推定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100は、選定部134を有する。選定部134は、所定の社会に属するユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報と、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントとに基づいて、ユーザ群のうち、所定の処理を行う対象となるユーザである処理対象ユーザを選定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、所定の社会に属するユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報と、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントとに基づいて、ユーザ群のうち、所定の処理を行う対象となるユーザである処理対象ユーザを選定することにより、ユーザの健康、及びそのユーザが属する社会のセンチメントの両方の状態に応じて適切に処理対象となるユーザを選定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、ユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報を取得する。選定部134は、ユーザ群に含まれるユーザの健康状態と、所定の社会のセンチメントとの差が所定の条件を満たす場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、ユーザ群に含まれるユーザの健康状態と、所定の社会のセンチメントとの差が所定の条件を満たす場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定することにより、ユーザの健康、及びそのユーザが属する社会のセンチメントの両方の状態に応じて適切に処理対象となるユーザを選定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、選定部134は、ユーザ群に含まれるユーザの健康状態が通常の状態であり、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる他の状態である場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、ユーザ群に含まれるユーザの健康状態が通常の状態であり、所定の社会のセンチメントが通常の状態とは異なる他の状態である場合、そのユーザを処理対象ユーザとして選定することにより、ユーザの健康、及びそのユーザが属する社会のセンチメントの両方の状態に応じて適切に処理対象となるユーザを選定することができる。
また、実施形態に係る推定装置100は、決定部135を有する。決定部135は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づいて、ユーザ群に適用する保険料を決定する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、推定された所定の社会のセンチメントに基づいて、所定の社会に属するユーザ群に適用する保険料を決定でき、所定の社会のセンチメントに応じて適切な保険サービスを提供可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100は、提供部136を有する。提供部136は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づくサービスを提供する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、推定された所定の社会のセンチメントに基づいて、所定の社会に属するユーザ群にサービスを提供でき、社会の状態に応じて適切なサービスを提供可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、提供部136は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づく情報提供サービスを提供する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、推定された所定の社会のセンチメントに基づいて、所定の社会に属するユーザ群に適切な情報を提供することができ、社会の状態に応じて適切な情報提供サービスを提供可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、提供部136は、推定部133により推定された所定の社会のセンチメントに基づくコンテンツ配信サービスを提供する。
これにより、実施形態に係る推定装置100は、推定された所定の社会のセンチメントに基づいて、所定の社会に属するユーザ群に適切な広告を配信することができ、社会の状態に応じて適切なコンテンツ配信サービスを提供可能にすることができる。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る推定装置100は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、推定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る推定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラム(例えば、モデルM1(モデルデータMDT1))を実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラム(例えば、モデルM1(モデルデータMDT1))を記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 推定システム
100 推定装置
121 ユーザ情報記憶部
122 行動情報記憶部
123 行動統計情報記憶部
124 情勢情報記憶部
125 学習データ記憶部
126 モデル情報記憶部
127 コンテンツ情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 生成部
133 推定部
134 選定部
135 決定部
136 提供部
10 端末装置
20 情報提供元装置
N ネットワーク

Claims (22)

  1. 所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記社会情報に基づいて、前記所定の社会のセンチメントを推定する推定部と、
    を備えることを特徴とする推定装置。
  2. 前記取得部は、
    前記所定の社会の情勢を示す情勢情報を含む前記社会情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記情勢情報に基づいて、前記所定の社会の前記センチメントを推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記取得部は、
    前記所定の社会における経済状況を示す前記情勢情報を含む前記社会情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の推定装置。
  4. 前記取得部は、
    前記所定の社会において発生した事象を示す前記情勢情報を含む前記社会情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の推定装置。
  5. 前記取得部は、
    インターネット上における前記ユーザ群の行動情報を含む前記社会情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の推定装置。
  6. 前記取得部は、
    前記ユーザ群が検索に用いたクエリ情報を含む前記社会情報を取得する
    ことを特徴とする請求項5に記載の推定装置。
  7. 前記取得部は、
    前記ユーザ群の購買情報を含む前記社会情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の推定装置。
  8. 前記取得部は、
    前記ユーザ群の位置情報を含む前記社会情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の推定装置。
  9. 前記取得部は、
    前記ユーザ群に対応する位置における気象情報を含む前記社会情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の推定装置。
  10. 前記推定部は、
    前記所定の社会の前記センチメントが通常の状態とは異なる他の状態かどうかを推定する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の推定装置。
  11. 前記推定部は、
    前記所定の社会の前記センチメントが通常の状態とは異なる負の状態かどうかを推定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の推定装置。
  12. 前記推定部は、
    前記所定の社会の前記センチメントが不安かどうかを推定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の推定装置。
  13. 前記取得部は、
    社会の前記センチメントの推定に用いるモデルを取得し、
    前記推定部は、
    前記社会情報と前記モデルとに基づいて、前記所定の社会の前記センチメントを推定する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の推定装置。
  14. 前記所定の社会に属する前記ユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報と、前記推定部により推定された前記所定の社会の前記センチメントとに基づいて、前記ユーザ群のうち、所定の処理を行う対象となるユーザである処理対象ユーザを選定する選定部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の推定装置。
  15. 前記取得部は、
    前記ユーザ群に含まれるユーザの健康状態を示す情報を取得し、
    前記選定部は、
    前記ユーザ群に含まれるユーザの健康状態と、前記所定の社会の前記センチメントとの差が所定の条件を満たす場合、当該ユーザを前記処理対象ユーザとして選定する
    ことを特徴とする請求項14に記載の推定装置。
  16. 前記選定部は、
    前記ユーザ群に含まれるユーザの健康状態が通常の状態であり、前記所定の社会の前記センチメントが通常の状態とは異なる他の状態である場合、当該ユーザを前記処理対象ユーザとして選定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の推定装置。
  17. 前記推定部により推定された前記所定の社会の前記センチメントに基づいて、前記ユーザ群に適用する保険料を決定する決定部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の推定装置。
  18. 前記推定部により推定された前記所定の社会の前記センチメントに基づくサービスを提供する提供部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の推定装置。
  19. 前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記所定の社会の前記センチメントに基づく情報提供サービスを提供する
    ことを特徴とする請求項18に記載の推定装置。
  20. 前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記所定の社会の前記センチメントに基づくコンテンツ配信サービスを提供する
    ことを特徴とする請求項18または請求項19に記載の推定装置。
  21. コンピュータが実行する推定方法であって、
    所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記社会情報に基づいて、前記所定の社会のセンチメントを推定する推定工程と、
    を含むことを特徴とする推定方法。
  22. 所定の社会に属するユーザ群の行動を示す行動情報を含む社会情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記社会情報に基づいて、前記所定の社会のセンチメントを推定する推定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする推定プログラム。
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