JP2019105917A - 端末装置および通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置と、を含む通信システムにおいて、第2端末装置の利用終了後における利便性を向上させる端末装置および通信システムを提供する。【解決手段】第2端末装置20は、第1端末装置10から取得した、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて、第2通信ネットワークを介して所定のサーバ(クラウドサーバ60)と通信を行い、ユーザ情報を用いた通信の終了時に、当該通信に基づき生成されたデータを、所定のサーバ(クラウドサーバ60)に保存させる第2制御部を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、端末装置、および当該端末装置を含んでいる通信システムに関する。
近年、3Gおよび4Gに代わる次世代の通信規格として、5G通信規格の開発が進められている。5G通信規格の要求条件の一つには、10Gbpsを超える高いスループットが含まれており、この高いスループットを活用するアプリケーションの登場も想定されている。しかし、特に携帯端末装置においては、5G通信ネットワークの高いスループットを実現するためのハードウエアの搭載が、困難である場合がある。このような場合には、5G通信ネットワークの高いスループットを、携帯端末装置で活用することができない可能性があった。
上述の課題を解決するため、本発明者らは、(i)第1通信ネットワークにおいて通信を行なう第1端末装置と、(ii)第2通信ネットワークにおいて通信を行なう第2端末装置と、(iii)上記第1端末装置のユーザ情報を上記第2端末装置で用いることができるか否かを判断し、上記判断の結果に基づいて、上記第2通信ネットワークにおいて、上記第1端末装置のユーザ情報の少なくとも一部を用いて上記第2端末装置が通信を行なうことを許可する資格管理部と、を備える通信システムを開発している(特許文献1を参照)。しかし、上述の通信システムには、第2端末装置の利用終了時の動作に改善の余地が残されていた。
本発明の一態様は、第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置と、を含む通信システムにおいて、第2端末装置の利用終了後における利便性を向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る第2端末装置は、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置と通信可能であり、かつ、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置であって、上記第2端末装置は、第2制御部を備えており、上記第2制御部は、上記第1端末装置から取得した、該第1端末装置のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して所定のサーバと通信を行い、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、当該通信に基づき生成されたデータを、上記所定のサーバに保存させる構成である。
本発明の他の態様に係る第2端末装置は、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置と通信可能であり、かつ、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置であって、上記第2端末装置は、第2制御部と第2記憶部とを備えており、上記第2制御部は、上記第1端末装置から取得した、該第1端末装置のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して通信を行い、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、上記ユーザに関連するデータを上記第2記憶部から消去する構成である。
本発明の一態様に係る第1端末装置は、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置と通信可能であり、かつ、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置であって、上記第1端末装置は、第1制御部を備えており、上記第1制御部は、上記第1端末装置のユーザのユーザ情報を上記第2端末装置に送信して、該ユーザ情報を用いて上記第2通信ネットワークを介した通信を当該第2端末装置に行わせると共に、該第1通信ネットワークを介した通信機能の少なくとも一部を制限し、上記第2通信ネットワークを介した通信の終了時に、上記制限を解除する構成である。
本発明の一態様によれば、第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置と、を含む通信システムにおいて、第2端末装置の利用終了後における利便性が向上する。
〔本発明の一態様に係る通信システムの概要〕
各実施形態の説明に先立って、本発明の一態様に係る通信システムの概要を説明する。まず図1〜図5に基づき、通信システム全体および各装置の構成について説明する。その後、図6、7に基づき、第2端末装置の利用中、および利用終了後の処理に関する、一般的な説明を行う。
各実施形態の説明に先立って、本発明の一態様に係る通信システムの概要を説明する。まず図1〜図5に基づき、通信システム全体および各装置の構成について説明する。その後、図6、7に基づき、第2端末装置の利用中、および利用終了後の処理に関する、一般的な説明を行う。
[通信システム全体および各装置の構成]
(通信システム全体)
図1に示すように、通信システム100は、第1端末装置10(例えば、スマートホン)および第2端末装置20(例えば、5G通信機能を備えている机型の共用端末)を含んでいる。なお、1つの第2端末装置20は、複数の第1端末装置10で共用することができる。つまり、通信システム100には、複数の第1端末装置10が含まれていてもよい。
(通信システム全体)
図1に示すように、通信システム100は、第1端末装置10(例えば、スマートホン)および第2端末装置20(例えば、5G通信機能を備えている机型の共用端末)を含んでいる。なお、1つの第2端末装置20は、複数の第1端末装置10で共用することができる。つまり、通信システム100には、複数の第1端末装置10が含まれていてもよい。
第1端末装置10は、第1通信ネットワーク(例えば、4G回線)で、第1基地局装置30(例えば、アクセスポイント、LTEのeNodeB)と通信することができる。一方、第2端末装置20は、第2通信ネットワーク(例えば、5G回線)で、第2基地局装置40(例えば、アクセスポイント、5GのgNodeB)と通信することができる。さらに、第1端末装置10と第2端末装置20とは、近距離通信で通信することができる。具体例を挙げると、両端末装置間では、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)などによる通信が可能である。
第1基地局装置30と第2基地局装置40とは、共に広域通信ネットワーク50(例えば、インターネット)に接続されており、相互に通信が可能である。広域通信ネットワークには、例えば、クラウドサーバ(所定のサーバ)60が接続されている。なお、第1基地局装置30と第2基地局装置40とを、一体化した1つの装置としてもよい。
(第1端末装置および第2端末装置)
図2に示すように、第1端末装置10は、第1制御部11、第1通信部12、第1近距離通信部13および第1記憶部14を備えている。
図2に示すように、第1端末装置10は、第1制御部11、第1通信部12、第1近距離通信部13および第1記憶部14を備えている。
第1制御部11(例えば、CPU)は、第1端末装置10の各部を統括して制御する。第1制御部11は、通信制御部11a、近距離通信制御部11b、ユーザ情報管理部11cおよび近距離通信判定部11dを含んでいる。通信制御部11aは、第1通信部12を介した通信を制御する。近距離通信制御部11bは、第1近距離通信部13を介した通信を制御する。ユーザ情報管理部11cは、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報を管理する。より具体的には、ユーザ情報管理部11cは、ユーザ情報の読み出し・書き込み、ユーザ情報の属性(利用可能/利用不能)の切り替え、などを行う。近距離通信判定部11dは、近距離通信制御部11bからの情報を参照して、第1端末装置10と第2端末装置20との間に近距離通信が発生しているか否かを判定する。
第1通信部12(例えば、4G通信モデム)は、第1通信ネットワークを介した通信を行う。第1近距離通信部13は、第2端末装置との近距離通信を行う(例えば、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)による)。第1記憶部14は、第1端末装置10が使用する各種データを記憶するものである。第1記憶部14には、不揮発性の記憶装置(例えばフラッシュメモリ、ROM/Read Only Memory)、および揮発性の記憶装置(例えば、RAM/Random Access Memory)が含まれる。
第1ユーザ情報格納部14aは、第1記憶部14に含まれており、ユーザ情報(SIM情報、ユーザIDなど)を格納している。このユーザ情報のうち少なくとも一部が、第2端末装置20に送信される。そして、第2端末装置20は、取得したユーザ情報を用いて、第2通信ネットワークを介した通信を行う。これにより、第1端末装置10のユーザは、第1端末装置10に記憶されているユーザ情報を用いて、第1端末装置10は利用できない第2通信ネットワークを介した通信を行うことができる。
図3に示すように、第2端末装置20は、第2制御部21、第2通信部22、第2近距離通信部23および第2記憶部24を備えている。
第2制御部21は、第2端末装置20の各部を統括して制御する。第2制御部21は、通信制御部21a、近距離通信制御部21b、およびユーザ情報管理部21cを含んでいる。通信制御部21aは、第2通信部22を介した通信を制御する。近距離通信制御部21bは、第2近距離通信部23を介した通信を制御する。ユーザ情報管理部21cは、第1端末装置10から受信したユーザ情報を管理する。
第2通信部22(例えば、5G通信モデム)は、第2通信ネットワークを介した通信を行う。第2通信ネットワークは、第1通信ネットワークとは異なるネットワーク(第1端末装置10単体では利用できないネットワーク)であればよい。例えば、本実施形態の例のように、第1通信ネットワークよりも高速・大容量の通信が可能な通信ネットワークであってもよい。
第2近距離通信部23は、第1端末装置10と近距離通信を行うためのものである。第2記憶部24は、第2端末装置20が使用する各種データを記憶するものである。第2記憶部24には、第2ユーザ情報格納部24aが含まれている。第2ユーザ情報格納部24aには、第1端末装置10から受信したユーザ情報が格納される。
(近距離通信判定部に関する変形例)
本明細書では、近距離通信判定部が、第1制御部11に含まれている場合を説明する。しかし近距離通信判定部は、第2制御部21に含まれていてもよい。また、第1制御部11および第2制御部21の両方が、近距離通信判定部を含んでいてもよい。このような場合も、後述の実施形態の処理フローに準じて、同様の処理を行える。
本明細書では、近距離通信判定部が、第1制御部11に含まれている場合を説明する。しかし近距離通信判定部は、第2制御部21に含まれていてもよい。また、第1制御部11および第2制御部21の両方が、近距離通信判定部を含んでいてもよい。このような場合も、後述の実施形態の処理フローに準じて、同様の処理を行える。
(第1基地局装置および第2基地局装置)
図4に示すように、第1基地局装置30は、制御部31(例えば、CPU)、第1通信部32(例えば、4G通信モデム)および広域通信インターフェース33(例えば、ゲートウェイ)を備えている。
図4に示すように、第1基地局装置30は、制御部31(例えば、CPU)、第1通信部32(例えば、4G通信モデム)および広域通信インターフェース33(例えば、ゲートウェイ)を備えている。
制御部31は、第1基地局装置30の諸機能を制御する。例えば、制御部31は、第1通信部32および広域通信インターフェース33を制御する。
第1通信部32は、第1通信ネットワーク(例えば、4G回線)での通信を行うことができる。そのため、第1基地局装置30は、第1通信ネットワークを介して、第1端末装置10と通信を行うことができる。広域通信インターフェース33は、第1基地局装置30と広域通信ネットワーク50との通信を仲介している。
図5に示すように、第2基地局装置40は、制御部41(例えば、CPU)、第2通信部42(例えば、5G通信モデム)および広域通信インターフェース43(例えば、ゲートウェイ)を備えている。
第2通信部42は、第2通信ネットワーク(例えば、5G回線)での通信を行うことができる。そのため、第2基地局装置40は、第2通信ネットワークを介して、第2端末装置20と通信を行うことができる。その他の部材に関しては、第1基地局装置30の対応する各部材に関する説明を援用できるので、再度の記載は省略する。
[第2端末装置の利用開始および利用中の処理]
第2端末装置20の利用を開始するためには、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報を、第2端末装置20に送信する必要がある。このとき、ユーザ情報を第2端末装置20に送信する方法は、特に限定されない。例えば、第1端末装置10から、第1基地局装置30および第2基地局装置40を介して、第2端末装置20にユーザ情報を送信してもよい。他の例としては、第1端末装置10から直接、近距離通信を介して、第2端末装置20にユーザ情報を送信してもよい。
第2端末装置20の利用を開始するためには、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報を、第2端末装置20に送信する必要がある。このとき、ユーザ情報を第2端末装置20に送信する方法は、特に限定されない。例えば、第1端末装置10から、第1基地局装置30および第2基地局装置40を介して、第2端末装置20にユーザ情報を送信してもよい。他の例としては、第1端末装置10から直接、近距離通信を介して、第2端末装置20にユーザ情報を送信してもよい。
第2端末装置20のユーザ情報管理部21cは、第1端末装置10から受信したユーザ情報を第2ユーザ情報格納部24aに格納する。そして、ユーザ情報管理部21cによって、ユーザ情報の読み出し・書き込み、ユーザ情報の属性(利用可能/利用不能)の切り替え、などが行われる。また、通信制御部21aは、第2ユーザ情報格納部24aに格納されたユーザ情報を用いることにより、第2通信ネットワークを介した通信を行うことが可能になる。その結果、例えば、広域通信ネットワーク50上のクラウドサーバ60との通信を、第2通信ネットワークを介して行うことが可能になる。
第2端末装置20の利用中において、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報の状態には、以下の3パターンが含まれる(図6を参照)。
第1のパターンは「切替」である(図6の(a)を参照)。このパターンでは、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報の属性は、第2端末装置20の利用開始前には「利用可能(enable)」であったが、第2端末装置20の利用中には「利用不可(disable)」に切り替えられている。したがって、第1端末装置10が第2端末装置20にユーザ情報を提供している間(すなわち、第2端末装置20の利用中)、第1端末装置10はユーザ情報を用いることができない。このため、例えば、ユーザ情報を用いて第1通信ネットワーク(4G回線など)で通信を行うことができない。
第2のパターンは、「複製」である(図6の(b)を参照)。このパターンでは、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報の属性は、第2端末装置20の利用開始前にも、第2端末装置の利用中にも、「利用可能(enable)」で変化がない。このため、第1端末装置10が第2端末装置20にユーザ情報を提供している間(すなわち、第2端末装置の利用中)でも、第1端末装置10は制限なくユーザ情報を用いることができる。
第3のパターンは、「分割」である(図6の(c)を参照)。第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報の属性は、第2端末装置20の利用開始前には「4G」と「5G」の両方が「利用可能(enable)」であったが、第2端末装置20の利用中には「4G」のみ「利用可能(enable)」となっている。そして、「5G」については、第2端末装置20の第2ユーザ情報格納部242では、「5G」が「利用可能(enable)」となっている。この場合、第1端末装置10では4G回線で通信が可能であり、第2端末装置20では5G回線での通信が可能である。
[第2端末装置の利用終了判定]
本提案の主な特徴点は、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて行う第2通信ネットワークを介した通信の終了時の処理にある。この終了時の判定方法は、特に限定されない。例えば、本実施形態のように、第2端末装置20が共用端末であれば、その使用を終えたユーザは第2端末装置20から離れることが多いと考えられる。このため、第1端末装置10が、第2端末装置20から離れた(両端末装置間の距離が大きくなった)ことをもって、利用を終了したと判定してもよい。「第1端末装置10と第2端末装置20との距離が離れているか否か」は、例えば、「第1端末装置10と第2端末装置20との間で近距離通信が可能か否か(相手端末が近距離通信で検出できるか否か)」により判定することができる。このときの処理の流れについて、図7に基づいて説明する。
本提案の主な特徴点は、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて行う第2通信ネットワークを介した通信の終了時の処理にある。この終了時の判定方法は、特に限定されない。例えば、本実施形態のように、第2端末装置20が共用端末であれば、その使用を終えたユーザは第2端末装置20から離れることが多いと考えられる。このため、第1端末装置10が、第2端末装置20から離れた(両端末装置間の距離が大きくなった)ことをもって、利用を終了したと判定してもよい。「第1端末装置10と第2端末装置20との距離が離れているか否か」は、例えば、「第1端末装置10と第2端末装置20との間で近距離通信が可能か否か(相手端末が近距離通信で検出できるか否か)」により判定することができる。このときの処理の流れについて、図7に基づいて説明する。
S101:近距離通信判定部11dは、近距離通信制御部11bからの情報を参照して、第2端末装置20との間で近距離通信が可能か否かを判定する。この判定は、例えば、「第2端末装置20から発信されているWi−Fi(登録商標)信号(SSID)を、第1近距離通信部13によって受信できているか否か」を判定することによって行いうる。他の例としては、上記の判定は、「第2端末装置20から発信されているBluetooth(登録商標)の電波を、第1近距離通信部が受信できているか否か」を判定することによって行いうる。判定結果がYesの場合はS102に、判定結果がNoの場合はS103に移行する。
S102:S101で近距離通信が可能と判定された場合、近距離通信判定部11dは、両端末装置が離れていないと判断する。すなわち、第2端末装置20の利用は継続していると判断する。
S103:S101で近距離通信が不能と判定された場合、近距離通信判定部11dは、両端末装置が離れていると判断する。すなわち、第2端末装置20の利用が終了したと判断する。
ここで、本実施形態では近距離通信判定部11dが第1制御部11(第1端末装置10)に含まれる例を説明している。しかし、近距離通信判定部11dが第2制御部(第2端末装置20)に含まれていても、上記の処理フローと同様にして、第1端末装置と第2端末装置との距離が離れているか否かを判定することができる。
(第2端末装置の利用終了に関する変形例)
第2端末装置20の利用終了の判断は、他の方法でも成されうる。例えば、第2端末装置20(または第1端末装置10)において、所定の終了操作が行われる(例えば、利用終了ボタンを押す)ことをもって、第2端末装置20の利用が終了したことを判断してもよい。
第2端末装置20の利用終了の判断は、他の方法でも成されうる。例えば、第2端末装置20(または第1端末装置10)において、所定の終了操作が行われる(例えば、利用終了ボタンを押す)ことをもって、第2端末装置20の利用が終了したことを判断してもよい。
〔実施形態1〕
実施形態1では、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いた通信の終了時(すなわち、第2端末装置20の利用終了時)に、当該通信に基づき生成されたデータを、所定のサーバ(例えば、クラウドサーバ)に保存させる機能について説明する。この機能によれば、第2端末装置20の利用中に生成されたデータは、第2端末装置20の利用終了時に、所定のサーバに保存される。そのため、第2端末装置20の利用終了時に、未保存のデータが失われるおそれがない。また、第2端末装置20の利用終了後には、第1端末装置10においても最新のデータを利用することができる。以下、この機能について、図8に基づいて説明する。
実施形態1では、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いた通信の終了時(すなわち、第2端末装置20の利用終了時)に、当該通信に基づき生成されたデータを、所定のサーバ(例えば、クラウドサーバ)に保存させる機能について説明する。この機能によれば、第2端末装置20の利用中に生成されたデータは、第2端末装置20の利用終了時に、所定のサーバに保存される。そのため、第2端末装置20の利用終了時に、未保存のデータが失われるおそれがない。また、第2端末装置20の利用終了後には、第1端末装置10においても最新のデータを利用することができる。以下、この機能について、図8に基づいて説明する。
S201:近距離通信判定部11dは、一定時間が経過したか否かを判定する。初回のS201の処理では、第2端末装置20の利用開始(例えば、第1端末装置10から第2端末装置20へ、ユーザ情報を送信した時点)から一定時間が経過したか否かを判定する。2回目以降は前回のS201の判定から一定時間が経過したか否かを判定する。判定結果がYesの場合はS202に移行し、判定結果がNoの場合はS201を繰り返す。
S202、S203:近距離通信判定部11dは、第1端末装置10と第2端末装置20との距離が離れているか否かを判定する。詳細は、図7に関する説明で記載した通りである。判定結果がYesならばS204に移行し、判定結果がNoならばS201に移行する。S201〜S203の処理によって、一定時間ごとに、第1端末装置10と第2端末装置20との距離が離れているか否かが判定されることになる。
S204:近距離通信判定部11dは、第1通信部12を介して、「第2端末装置の利用が終了した」旨の信号を第2端末装置20に送信する。第2制御部21が第2通信部22を介して上記信号を受信すると、通信制御部21aは、クラウドサーバ60上のデータを編集中であるか否かを判定する。判定結果がYesならばS205に移行し、判定結果がNoならばS206に移行する。
S205:通信制御部21aは、上記編集中のデータ(すなわち、第2端末装置20とクラウドサーバ60との通信に基づき生成されたデータ)を、第2通信部22から第2通信ネットワークを通じて送信し、該データをクラウドサーバ60に保存させる。なお、保存させるデータは、第2端末装置20とクラウドサーバ60との通信に基づき生成されたデータであればよく、編集中のデータに限られない。
S206:ユーザ情報管理部21cは、第2ユーザ情報格納部24aに格納されているユーザ情報の属性を、利用不可に変更する。あるいは、ユーザ情報管理部21cは、第2ユーザ情報格納部24aに格納されているユーザ情報を消去してもよい。その後、通信制御部21aは、第2通信部22を介した第2通信ネットワークとの通信を切断する。
なお、実施形態1において、上記のように第2端末装置20とクラウドサーバ60との通信に基づき生成されたデータをクラウドサーバ60に保存させた後においても、当該データが第2記憶部24に残されている場合は、第2記憶部24から当該データを削除するように構成してもよい。つまり、実施形態1と後述の実施形態2とは組み合わせることが可能である。
〔実施形態2〕
実施形態2では、第2端末装置20によるユーザ情報を用いた通信の終了時(すなわち、第2端末装置20の利用終了時)に、上記ユーザに関連するデータを、第2記憶部24から消去する機能について説明する。この機能によれば、第2端末装置20の利用終了後に、第2記憶部24に残されたユーザに関連するデータから、個人情報などが漏洩することを防止できる。また、ユーザにより購入された有料コンテンツなどを第2記憶部に残さないことにより、当該コンテンツを他のユーザが不正使用する事態も防止できる。以下、この機能について、図9に基づいて説明する。
実施形態2では、第2端末装置20によるユーザ情報を用いた通信の終了時(すなわち、第2端末装置20の利用終了時)に、上記ユーザに関連するデータを、第2記憶部24から消去する機能について説明する。この機能によれば、第2端末装置20の利用終了後に、第2記憶部24に残されたユーザに関連するデータから、個人情報などが漏洩することを防止できる。また、ユーザにより購入された有料コンテンツなどを第2記憶部に残さないことにより、当該コンテンツを他のユーザが不正使用する事態も防止できる。以下、この機能について、図9に基づいて説明する。
S301〜S303:図7および図8(実施形態1)に記載の通りであるため、再度の説明は省略する。
S304:ユーザ情報管理部21cは、第2記憶部24に格納されているデータのうち、第1端末装置10のユーザに関連するデータを消去する。上記データは、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて取得されたデータであってもよいし、該ユーザ情報を用いた第2端末装置20の利用時にユーザが入力したデータであってもよい。例えば、ユーザの個人情報、ユーザにより取得されたダウンロードコンテンツ等が挙げられる。
S305:図8(実施形態1)に記載の通りであるため、再度の説明は省略する。
〔実施形態3〕
実施形態3では、ユーザ情報を用いた通信中(すなわち、第2端末装置20の利用中)には少なくとも一部が制限されていた、第1端末装置10による第1通信ネットワークを介した通信機能を、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時(すなわち、第2端末装置の利用終了時)に元に戻す機能について説明する。この機能によれば、第2端末装置20の利用終了時に、第1端末装置10による第1通信ネットワークを介した通信の制限が解除される。より具体的には、例えば、上述した「切替」または「分割」のパターンで第2端末装置20を利用していた場合に、第2端末装置20の利用終了に伴って、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報が、利用不可(disable)から利用可能(enable)に属性が変更される。この機能について、図10に基づいて説明する。
実施形態3では、ユーザ情報を用いた通信中(すなわち、第2端末装置20の利用中)には少なくとも一部が制限されていた、第1端末装置10による第1通信ネットワークを介した通信機能を、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時(すなわち、第2端末装置の利用終了時)に元に戻す機能について説明する。この機能によれば、第2端末装置20の利用終了時に、第1端末装置10による第1通信ネットワークを介した通信の制限が解除される。より具体的には、例えば、上述した「切替」または「分割」のパターンで第2端末装置20を利用していた場合に、第2端末装置20の利用終了に伴って、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報が、利用不可(disable)から利用可能(enable)に属性が変更される。この機能について、図10に基づいて説明する。
S401〜S403:図7および図8(実施形態1)に記載の通りであるため、再度の説明は省略する。
S404:ユーザ情報管理11cは、近距離通信判定部11dから「第1端末装置10と第2端末装置20との距離が離れた(すなわち、第2端末装置20の利用が終了した)」旨の判定結果を受け取る。この判定結果に従って、ユーザ情報管理部11cは、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報の属性を、「利用不可」から「利用可能」に変更する(「切替」の場合)。あるいは、ユーザ情報管理部11cは、第1ユーザ情報格納部14aに格納されているユーザ情報の属性を、「一部利用不可」から「利用可能」に変更する(「分割」の場合)。
S405:図8(実施形態1)に記載の通りであるため、再度の説明は省略する。
〔実施形態4〕
上記実施形態1において、図8のS204〜S206の処理は、第1端末装置10による制御をトリガとして行われてもよい。例えば、第1端末装置10は、第1端末装置10と第2端末装置20とが離れた場合(S203でYes)、第2端末装置20に指示して、S204の処理を実行させてもよい。そして、第1端末装置10は、S204の判定結果を第2端末装置20から受信して、その判定結果に基づき、S205の処理を行わせた上で、S206の処理を行わせるか、S205の処理を行わせることなく、S206の処理を行わせるかを決定してもよい。
上記実施形態1において、図8のS204〜S206の処理は、第1端末装置10による制御をトリガとして行われてもよい。例えば、第1端末装置10は、第1端末装置10と第2端末装置20とが離れた場合(S203でYes)、第2端末装置20に指示して、S204の処理を実行させてもよい。そして、第1端末装置10は、S204の判定結果を第2端末装置20から受信して、その判定結果に基づき、S205の処理を行わせた上で、S206の処理を行わせるか、S205の処理を行わせることなく、S206の処理を行わせるかを決定してもよい。
上記実施形態2においても同様であり、図9のS304およびS305の処理は、第1端末装置10による制御をトリガとして行われてもよい。例えば、第1端末装置10は、第1端末装置10と第2端末装置20とが離れた場合(S303でYes)、第2端末装置20に指示して、S304およびS305の処理を実行させてもよい。
また、上記実施形態3において、図10のS404の処理は、第2端末装置20による制御をトリガとして行われてもよい。例えば、第2端末装置20は、第1端末装置10と第2端末装置20とが離れた場合(S403でYes)、第1端末装置10に指示して、S404の処理を実行させてもよい。
このように、実施形態1〜3において、第1制御部11が行うとされている処理は、第1制御部11自身が生成した情報に基づいて行われるものであってもよい。あるいは、第2制御部21が生成した情報(例えば、第2端末装置20の利用が終了した旨の情報、第1制御部11に所定の処理を行わせる旨の命令、など)を信号として受け取り、当該命令に従って第1制御部11が処理を行ってもよい。このことは、第2制御部21が行う処理についても同様である。
〔ソフトウェアによる実現例〕
第1端末装置10および第2端末装置20の制御ブロック(特に、第1制御部11および第2制御部21)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
第1端末装置10および第2端末装置20の制御ブロック(特に、第1制御部11および第2制御部21)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、第1端末装置10および第2端末装置20は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPUを用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAMなどをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る第2端末装置20は、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置10と通信可能であり、かつ、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置20であって、第2端末装置20は、第2制御部21を備えており、第2制御部21は、第1端末装置10から取得した、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して所定のサーバ(クラウドサーバ60)と通信を行い、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、当該通信に基づき生成されたデータを、所定のサーバ(クラウドサーバ60)に保存させることを特徴とする。
本発明の態様1に係る第2端末装置20は、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置10と通信可能であり、かつ、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置20であって、第2端末装置20は、第2制御部21を備えており、第2制御部21は、第1端末装置10から取得した、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して所定のサーバ(クラウドサーバ60)と通信を行い、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、当該通信に基づき生成されたデータを、所定のサーバ(クラウドサーバ60)に保存させることを特徴とする。
上記の構成によれば、第2端末装置20の利用中に生成されたデータは、第2端末装置20の利用終了時に、所定のサーバ(クラウドサーバ60)に保存される。そのため、第2端末装置20の利用終了時に、未保存のデータが失われるおそれがない。また、第2端末装置20の利用終了後には、第1端末装置10においても最新のデータを利用することができる。
本発明の態様2に係る第2端末装置20は、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置10と通信可能であり、かつ、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置20であって、第2端末装置20は、第2制御部21と第2記憶部24とを備えており、第2制御部21は、第1端末装置10から取得した、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して通信を行い、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、上記ユーザに関連するデータを第2記憶部24から消去することを特徴とする。
上記の構成によれば、第2端末装置20の利用終了後に、第2記憶部24に残されたユーザに関連するデータから、個人情報が漏洩することを防止できる。また、ユーザにより購入された有料コンテンツなどを第2記憶部に残さないことにより、当該コンテンツを他のユーザが不正使用する事態も防止できる。
本発明の態様3に係る第1端末装置10は、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置20と通信可能であり、かつ、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置10であって、第1端末装置10は、第1制御部11を備えており、第1制御部11は、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を第2端末装置20に送信して、該ユーザ情報を用いて上記第2通信ネットワークを介した通信を第2端末装置20に行わせると共に、該第1通信ネットワークを介した通信機能の少なくとも一部を制限し、上記第2通信ネットワークを介した通信の終了時に、上記制限を解除することを特徴とする。
上記の構成によれば、第2端末装置20の利用中に、第1端末装置10による第1通信ネットワークを介した通信の少なくとも一部が制限されていた場合、第2端末装置20の利用終了時に、上記第1通信ネットワークを介した通信の制限が解除される。
本発明の態様4に係る通信システム100は、第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置10と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置20と、を含んでいる通信システム100であって、上記第2端末装置20は、第2制御部21を備えており、上記第2制御部21は、第1端末装置10から取得した、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して所定のサーバ(クラウドサーバ60)と通信を行い、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、当該通信に基づき生成されたデータを、所定のサーバ(クラウドサーバ60)に保存させることを特徴とする。上記の構成によれば、上記態様1と同様の効果が得られる。
本発明の態様5に係る通信システム100は、第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置10と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置20と、を含んでいる通信システム100であって、第2端末装置20は、第2制御部21と第2記憶部24とを備えており、第2制御部21は、第1端末装置10から取得した、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して通信を行い、上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、上記ユーザに関連するデータを第2記憶部24から消去することを特徴とする。上記の構成によれば、上記態様2と同様の効果が得られる。
本発明の態様6に係る通信システム100は、第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置10と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置20と、を含んでいる通信システム100であって、第1端末装置10は、第1制御部11を備えており、上記第1制御部11は、第1端末装置10のユーザのユーザ情報を第2端末装置20に送信して、該ユーザ情報を用いて上記第2通信ネットワークを介した通信を第2端末装置20に行わせると共に、該第1通信ネットワークを介した通信機能の少なくとも一部を制限し、上記第2通信ネットワークを介した通信の終了時に、上記制限を解除することを特徴とする。上記の構成によれば、上記態様3と同様の効果が得られる。
本発明の各態様に係る第1端末装置10および第2端末装置20の少なくとも一方を、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを第1端末装置10および第2端末装置20の少なくとも一方が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより、上記第1端末装置10および第2端末装置20の少なくとも一方をコンピュータにて実現させる端末装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10 第1端末装置
11 第1制御部
20 第2端末装置
21 第2制御部
24 第2記憶部
60 クラウドサーバ(所定のサーバ)
100 通信システム
11 第1制御部
20 第2端末装置
21 第2制御部
24 第2記憶部
60 クラウドサーバ(所定のサーバ)
100 通信システム
Claims (6)
- 第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置と通信可能であり、かつ、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置であって、
上記第2端末装置は、第2制御部を備えており、
上記第2制御部は、
上記第1端末装置から取得した、該第1端末装置のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して所定のサーバと通信を行い、
上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、当該通信に基づき生成されたデータを、上記所定のサーバに保存させることを特徴とする第2端末装置。 - 第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置と通信可能であり、かつ、第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置であって、
上記第2端末装置は、第2制御部と第2記憶部とを備えており、
上記第2制御部は、
上記第1端末装置から取得した、該第1端末装置のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して通信を行い、
上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、上記ユーザに関連するデータを上記第2記憶部から消去することを特徴とする第2端末装置。 - 第2通信ネットワークを介した通信が可能な第2端末装置と通信可能であり、かつ、第1通信ネットワークを介した通信が可能な第1端末装置であって、
上記第1端末装置は、第1制御部を備えており、
上記第1制御部は、
上記第1端末装置のユーザのユーザ情報を上記第2端末装置に送信して、該ユーザ情報を用いて上記第2通信ネットワークを介した通信を当該第2端末装置に行わせると共に、該第1通信ネットワークを介した通信機能の少なくとも一部を制限し、
上記第2通信ネットワークを介した通信の終了時に、上記制限を解除することを特徴とする第1端末装置。 - 第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置と、
を含んでいる通信システムであって、
上記第2端末装置は、第2制御部を備えており、
上記第2制御部は、
上記第1端末装置から取得した、該第1端末装置のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して所定のサーバと通信を行い、
上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、当該通信に基づき生成されたデータを、上記所定のサーバに保存させることを特徴とする通信システム。 - 第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置と、
を含んでいる通信システムであって、
上記第2端末装置は、第2制御部と第2記憶部とを備えており、
上記第2制御部は、
上記第1端末装置から取得した、該第1端末装置のユーザのユーザ情報を用いて、上記第2通信ネットワークを介して通信を行い、
上記ユーザ情報を用いた通信の終了時に、上記ユーザに関連するデータを上記第2記憶部から消去することを特徴とする通信システム。 - 第1通信ネットワークでの通信が可能な第1端末装置と、第2通信ネットワークでの通信が可能な第2端末装置と、
を含んでいる通信システムであって、
上記第1端末装置は、第1制御部を備えており、
上記第1制御部は、
上記第1端末装置のユーザのユーザ情報を上記第2端末装置に送信して、該ユーザ情報を用いて上記第2通信ネットワークを介した通信を当該第2端末装置に行わせると共に、該第1通信ネットワークを介した通信機能の少なくとも一部を制限し、
上記第2通信ネットワークを介した通信の終了時に、上記制限を解除することを特徴とする通信システム。
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