JP2019103244A - 電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】多相コンバータを備えている電源システムにおいて、少ない個数のセンサで複数個のリアクトルを保護する。【解決手段】複数個のリアクトルのうちの特定リアクトルの温度を計測するセンサを備える。特定リアクトルに接続されている特定スイッチング素子に加えるオン・オフ信号の周波数を低くし、他のスイッチング素子に加えるオン・オフ信号の周波数を高くする(S18)。周波数の差によって、特定リアクトルの発熱量が大きく、他のリアクトルの発熱量が小さい関係を得ることができる。特定リアクトルのセンサの計測値に基づいて、全リアクトルを保護できる。【選択図】図3

Description

本明細書が開示する技術は、多相コンバータを備えている電源システムに関する。
特許文献1の電源システムは、燃料電池と、燃料電池の出力電圧を昇圧するコンバータと、コンバータで昇圧した電圧をスイッチングするインバータを備えており、インバータの出力でモータを駆動する。特許文献1では、複数個の昇圧回路を並列に接続した多相コンバータを利用する。各昇圧回路は、リアクトルとスイッチング素子の直列回路で構成されており、その直列回路が、直流電源(燃料電池)の高電位端子と低電位端子の間に接続されている。すなわち、高電位端子と低電位端子の間に、複数個の昇圧回路が並列に接続されている。各昇圧回路におけるリアクトルとスイッチング素子の接続点の各々は、インバータの一方の端子に接続されており、インバータの他方の端子は、低電位端子に接続されている。
複数個の昇圧回路を並列に接続すると、大容量の電力をインバータに供給することが可能となる。本明細書でいう多相コンバータは、複数個の昇圧回路を並列に接続したものをいい、昇圧回路同士の間に位相差を設けるものに限定されない。並列接続されている複数のスイッチング素子の中に同時にオンするものが存在していても多相コンバータという。
特許文献1の電源システムでは、複数個のリアクトルの全てに電流センサが設けられており、リアクトル毎に異常現象の発生を監視することができる。
特開2013−125613号公報
多相コンバータを備えている電源システムの場合、複数個存在するリアクトルの各々を過電流、過熱等から保護する必要がある。特許文献1のように全てのリアクトルにセンサを設ければ、各センサの計測値に基づいて各リアクトルに対する保護処理(例えば、多相コンバータの出力電圧の指令値を下げるといった処理)の実行タイミングを判断することができる。しかし特許文献1のように、複数個のリアクトルの全てにセンサを設ける場合、多相コンバータが大型化する等の問題が生じる。
本明細書では、多相コンバータを備えている電源システムにおいて、少ない個数のセンサで複数個のリアクトルを保護する技術を開示する。
各昇圧回路では、スイッチング素子がオンした時にリアクトルへの通電を開始し、経過時間とともに通電電流値が増大する。通常、通電電流値が一定値で安定するよりも早いタイミングでスイッチング素子をオフする。オンタイミングからオフタイミングまでの時間が長いほど、リアクトルの通電電流値は大きな値に達する。例えば、同じデューティ比の場合、ターンオンから次のターンオンまでの時間(周期)が長い場合と短い場合を比較すると、周期が長い場合はオンからオフまでの時間が長くなって通電電流値が大きな値に達するのに対し、周期が短い場合はオンからオフまでの時間が短くなって通電電流値が大きな値に達しない。周期が長ければ(すなわちターンオン信号の繰返し周波数が低ければ)、リアクトルの発熱量が大きくなり、周期が短ければ(ターンオン信号の繰返し周波数が高ければ)リアクトルの発熱量は小さくなる。本明細書で開示する技術では、上記現象を利用して発熱量が大きいリアクトルと発熱量が小さいリアクトルを作り出し、発熱量が小さいリアクトルの監視を不用化する。
本明細書が開示する電源システムは、直流電源と多相コンバータと負荷とセンサと制御装置と保護装置を備えている。直流電源は、高電位端子と低電位端子を備えている。多相コンバータは、リアクトルとスイッチング素子を直列に接続した直列回路の複数個を備えており、複数個の直列回路を高電位端子と低電位端子の間に並列に接続している。インバータとモータといった負荷は、各直列回路におけるリアクトルとスイッチング素子の各接続点と低電位端子の間に接続されている。すなわち、全接続点に負荷が接続されている。センサは、並列接続されている複数個のリアクトルのうちの特定リアクトルだけに設けられている。センサは、特定リアクトルを流れる電流または特定リアクトルの温度のうちの少なくとも一方を計測する。制御装置は、並列接続されている複数個のスイッチング素子のデューティ比を制御する。保護装置は、複数個のリアクトルを保護する保護処理を実行する。制御装置は、特定リアクトルに接続されている特定スイッチング素子には第1周波数のターンオン信号を供給し、特定スイッチング素子以外のスイッチング素子には第2周波数のターンオン信号を供給する。第2周波数は第1周波数より高周波である。保護装置は、センサの計測値に基づいて、保護処理の実行時を判断する。
制御装置は、並列接続されている複数個のスイッチング素子を、基本的には同じデューティ比で動作させる。ただし、特定スイッチング素子には第1周波数でターンオン信号を供給し、他のスイッチング素子には第2周波数でターンオン信号を供給する。第2周波数は第1周波数より高周波である。ここでいう周波数は、短時間当たりに出力するターンオン信号の回数をいい、周波数が低いほど、ターンオン信号から次のターンオン信号までの時間が長い。本明細書に記載の技術では、特定スイッチング素子には低周波信号を用い、他のスイッチング素子には高周波信号を用いることから、同じデューティ比でも、特定スイッチング素子ではオン持続時間が長く、他のスイッチング素子ではオン持続時間が短い。特定スイッチング素子では通電電流値が大きな値に達するのに対し、他のスイッチング素子では通電電流値が大きな値に達しない。特定リアクトルの発熱量が大きくなり、他のリアクトルの発熱量は小さくなる。本明細書で開示する技術では、発熱量が大きいリアクトルを監視する。そのリアクトルで異常が生じなければ、他のリアトルでも異常が生じていないとすることができ、他のリアクトルにセンサを設ける必要が無くなる。少ない個数のセンサで複数個のリアクトルを保護することができる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の電源システムを搭載した電気自動車の駆動系のブロック図である。 実施例の電源システムに含まれるFC昇圧コンバータの回路図である。 FC昇圧コンバータのコントローラが実行する制御処理のフローチャートである。
以下に説明する実施例の特徴を整理しておく。
(特徴1)制御装置は、1個の昇圧回路のみを動作させれば足りる場合は、センサが設けられている昇圧回路を動作させる。
(特徴2)制御装置は、1個の昇圧回路のみを動作させれば足りる場合は、センサが設けられている昇圧回路を、第2周波数で動作させる。これによって、リアクトルの発熱量を抑制する。
(特徴3)制御装置は、複数個の昇圧回路を動作させる必要がある場合は、センサが設けられている昇圧回路を第1周波数で動作させ、センサが設けられていない昇圧回路を第2周波数で動作させる。
図面を参照して実施例の電源システム2を説明する。図1は、実施例の電源システム2を搭載した電気自動車100の駆動系のブロック図である。電気自動車100は、走行用モータ10が発生する駆動力を利用して走行する電動車両である。走行用モータ10が発生した駆動力は、ドライブシャフト11を介してディファレンシャルギア12に入力されて駆動輪15、16に伝達される。制動時は、走行用モータ10が発電機として機能する。走行用モータ10の駆動のための電力は、燃料電池3とメインバッテリ4からPCU6を介して走行用モータ10に供給される。PCUは、パワーコントロールユニットの略称である。
燃料電池3は、複数の燃料電池セルを積層した燃料電池スタックであり、例えば、不図示の水素タンクから供給される水素と外部から取り込まれる酸素との電気化学反応により直流電圧を出力する直流電源である。燃料電池3は、FC(フューエルセル)と称される場合もある。メインバッテリ4は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池を直列及び並列に多数接続した電池スタックである。燃料電池3及びメインバッテリ4は、いずれも、出力電圧が100ボルト以上である。
これに対して、走行用モータ10は、数100ボルト以上の三相交流電力で駆動する。そのため、電気自動車100は、FC昇圧コンバータ(FDC)20と双方向コンバータ(BDC)7を備える。電源の電力は、各コンバータ20、7によって走行用モータ10に適した電圧に昇圧された後、インバータ(INV)8によって走行用モータ10を駆動可能な交流電力に変換される。双方向コンバータ7とインバータ8は、PCU6に含まれる。
双方向コンバータ7は、メインバッテリ4からシステムメインリレー5を介して供給される電力の電圧を走行用モータ10の駆動に適した電圧まで昇圧する機能と、走行用モータ10が発電した電力の電圧をメインバッテリ4の充電に適した電圧まで降圧する機能を有するものである。また双方向コンバータ7は、燃料電池3からFC昇圧コンバータ20を介して供給される電力の電圧をメインバッテリ4の充電に適した電圧まで降圧する機能も有する。双方向コンバータ7は、主にリアクトルと2個のスイッチング素子で構成される既知の回路構成を有する。双方向コンバータ7の回路構成の詳細な説明は省略する。
インバータ8は、双方向コンバータ7から供給される直流電力をU相、V相、W相の三相交流電力に変換して走行用モータ10に供給したり、走行用モータ10が発電した三相交流電力を直流電力に変換して双方向コンバータ7へ供給したりする。インバータ8は、主に2個のスイッチング素子の直列回路が3組並列に接続された既知の回路構成を有している。インバータ8の回路構成の詳細な説明は省略する。
PCU6とメインバッテリ4の間には、両者の電気的な接続をオン・オフ可能なシステムメインリレー5が挿入されている。また、FC昇圧コンバータ20とPCU6の間にも、両者の電気的な接続をオン・オフ可能なリレー(不図示)が挿入されている場合がある。
FC昇圧コンバータ20は、燃料電池3から供給される電力の電圧を走行用モータ10の駆動に適した電圧まで昇圧する機能を有するものである。図2に、FC昇圧コンバータ20の回路図を示す。
(FC昇圧コンバータ20の構成;図2)
FC昇圧コンバータ20は、燃料電池3の高電位端子と低電位端子のそれぞれに接続されている入力側の高電位端子20aと低電位端子20bを備えている。また、FC昇圧コンバータ20は、PCU6の高電位端子と低電位端子のそれぞれに接続されている出力側の高電位端子20cと低電位端子20dを備えている。
FC昇圧コンバータ20は、いわゆる多相コンバータである。FC昇圧コンバータ20は、昇圧回路21a〜21dを4相分並列に接続している。各昇圧回路21a〜21dは、同じ構成を有している。以下では、二点鎖線で示す昇圧回路21aの構成を代表して説明する。昇圧回路21aは、リアクトル22aとスイッチング素子23aの直列回路を含んでおり、その直列回路は入力側の高電位端子20aと低電位端子20bの間に接続されている。リアクトル22aの一端は、入力側の高電位端子20aに接続され、その他端がスイッチング素子23aのコレクタ端子に接続されている。スイッチング素子23aのエミッタ端子は、入力側の低電位端子20bと出力側の低電位端子20dを接続する低電位線NLに接続されている。なお、スイッチング素子23aは、例えば絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:IGBT)である。スイッチング素子23aは、パワーMOSFETであってもよい。
昇圧回路21aは、さらに、ダイオード24a、25aを含む。ダイオード24aは、スイッチング素子23aに逆並列に接続されている還流用のダイオードである。ダイオード25aは、出力側から入力側への電流の逆流を防ぐためのダイオードである。ダイオード25aのアノード電極は、リアクトル22aとスイッチング素子23aの接続点Maに接続されており、ダイオード25aのカソード電極は、高電位線PLを介して出力側の高電位端子20cに接続されている。なお、他の昇圧回路21b〜21dのダイオード25b〜25dのカソード電極も高電位線PLを介して出力側の高電位端子20cに接続されている。即ち、4相分の昇圧回路21a〜21d内の接続点Ma〜Mdの全部が、高電位線PLを介して出力側の高電位端子20cに接続されている。
FC昇圧コンバータ20は、電流センサ26、28aと、温度センサ27aと、電圧センサ29、30を備えている。電流センサ26は、燃料電池3から入力側の高電位端子20aに流れる電流Ifcを計測する。電流センサ26は、例えば、入力側の高電位端子20aと4相分のリアクトル22a〜22dを並列に接続している分岐点P1の間の配線に挿入して設けられる。電流センサ28aは、特定リアクトル22aを流れる電流Iaを計測する。電流センサ28aは、特定リアクトル22aと接続点Maの間の配線に挿入して設けられる。なお、電流センサ26、28aは、配線に隣接して設けられてもよい。
温度センサ27aは、特定リアクトル22aの温度を計測する。電圧センサ29は、入力側の高電位端子20aと低電位端子20bの間の入力電圧VL(即ち、燃料電池3の出力電圧)を計測する。電圧センサ30は、出力側の高電位端子20cと低電位端子20dの間の出力電圧VHを計測する。
各センサ26、27a、28a、29、30はコントローラ35に接続されており、それぞれの計測値(温度及び電流値)をコントローラ35に出力する。
コントローラ35は、スイッチング素子23a〜23dを制御する。コントローラ35は、スイッチング素子23a〜23dのそれぞれのゲート端子と接続されている。コントローラ35は、4相分のスイッチング素子23a〜23dを個別にオン・オフ制御するパルス信号を生成する。そして、コントローラ35は、生成したパルス信号をスイッチング素子23a〜23dに供給し、スイッチング素子23a〜23dを制御する。
コントローラ35は、上記した各センサ26、27a、28a、29、30だけでなく、コントローラ35及びPCU6に指令を供給する上位のHVコントローラ40にも接続されている。コントローラ35は、各センサ26、27a、28a、29、30からの計測値と、HVコントローラ40からの指令に基づいて、4相分のスイッチング素子23a〜23dを制御する。
上記したように、本実施例の電源システム2は、2個の電流センサ26、28aを備えている。特定リアクトル22aを流れる電流Iaは、電流センサ28aによって計測可能である。一方、特定リアクトル22a以外の他のリアクトル22b〜22dを流れる電流Ib〜Idは、電流センサ26の計測値(即ち、電流Ifc)と、電流センサ28aの計測値(即ち、電流Ia)と、その他の情報(例えば、パルス信号の周波数)を利用して、推測可能である。コントローラ35は、各リアクトル22a〜22dに流れる電流の電流値を知ることができ、当該電流値を利用して、各スイッチング素子23a〜23dを制御することができる。
HVコントローラ40は、例えば、電気自動車100の運転席に設けられている車両のスタートスイッチのオン信号を受けて、システムメインリレー5をオンに切り換える。また、HVコントローラ40は、電気自動車100の車速やアクセル開度などの運転操作情報に基づいて、駆動系が出力すべき走行トルクを算出し、走行トルクに基づく指令をPCU6のコントローラに出力する。さらに、HVコントローラ40は、走行トルクに基づいて、FC昇圧コンバータ20が出力すべき電圧の指令値(以下では「指令電圧値」と呼ぶ)を算出し、算出した指令電圧値をコントローラ35に供給する。
また、HVコントローラ40は、コントローラ35から特定リアクトル22aに設けられている温度センサ27aの計測値を取得する。HVコントローラ40は、温度センサ27aの計測値が所定の条件(例えば、計測値が所定の温度を超える条件)を満たす場合に、FC昇圧コンバータ20内の4相分のリアクトル22a〜22dを保護するための保護処理を実行する。例えば、FC昇圧コンバータ20の出力電圧を下げるための指令をコントローラ35に供給する。これにより、4相分のリアクトル22a〜22dのそれぞれに流れる電流が下がり、各リアクトルの温度上昇を抑制することができる。なお、他の例では、HVコントローラ40は、特定リアクトル22aに設けられている電流センサ28aの計測値も取得してもよい。そして、HVコントローラ40は、温度センサ27aと電流センサ28aの計測値のうちの少なくとも一方に基づいて、保護処理を実行すべきことを判断してもよい。温度センサ27aと電流センサ28aの計測値をコントローラ35で処理し、コントローラ35で保護処理を実行するか否かを判断するようにしてもよい。
図2に示すように、FC昇圧コンバータ20内の4相分のリアクトル22a〜22dのうちの特定リアクトル22aにのみ温度センサ27aが設けられており、他のリアクトル22b〜22dには、温度センサが設けられていない。即ち、他のリアクトル22b〜22dの温度を直接計測することができない。しかし、本実施例の電源システム2では、次に説明する制御処理をコントローラ35が行うことにより、特定リアクトル22aの温度のみを利用して、4相分のリアクトル22a〜22dの保護を行うことを可能としている。以下、図3を参照してコントローラ35が行う制御処理を説明する。
(制御処理;図3)
図3の制御処理は、システムメインリレー5がオンに切り換えられた後にHVコントローラ40から指令電圧値を最初に取得することをトリガにして開始される。なお、図3の制御処理は、車両のスタートスイッチのオフ信号を受けたHVコントローラ40から終了信号を取得する場合に終了する。
S10では、コントローラ35は、電流センサ26と電圧センサ29、30の現在の計測値(即ち、電流Ifc、入力電圧VL、出力電圧VH)と指令電圧値に基づいて、4相分のスイッチング素子23a〜23dに供給すべきパルス信号のデューティ比を決定する。ここで、デューティ比は、パルス信号(オンオフ信号)におけるオン電圧持続時間(ターンオン信号からターンオフ信号までの時間)をパルス周期(ターンオン信号から次のターンオン信号までの時間)で除算した比である。S10の段階では、4相分のスイッチング素子23a〜23dに対して共通のデューティ比を決定する。
S12では、コントローラ35は、電流センサ26の計測値(即ち、電流Ifc)に基づいて、単相動作を実行するのか複数相動作を実行するのかを決定する。単相動作は、4相分の昇圧回路21a〜21dのうちの特定昇圧回路21aのみを利用して、燃料電池3から供給される電力の電圧を昇圧する動作である。一方、複数相動作は、4相分の昇圧回路21a〜21dのうち、特定昇圧回路21aを含む2個以上4個以下の昇圧回路を利用して、燃料電池3から供給される電力の電圧を昇圧する動作である。
例えば、コントローラ35は、電流Ifcが所定の電流値(例えば、特定リアクトル22aの許容電流値)より低い場合には、単相動作を実行することを決定する。一方、コントローラ35は、電流Ifcが所定の電流値より大きい場合には、複数相動作を実行することを決定する。特に、コントローラ35は、電流Ifcが大きくなるほどに、利用する昇圧回路の個数を増やし、各昇圧回路を流れる電流値が過大とならないようにする。例えば、コントローラ35が2個の昇圧回路を利用した2相動作を実行することを決定する場合、特定昇圧回路21aと他の昇圧回路21bを利用することを決定する。なお、他の例では、コントローラ35は、FC昇圧コンバータ20を複数相動作させる場合に、常に、4相分の昇圧回路21a〜21dを利用してもよい。
コントローラ35は、S12においてFC昇圧コンバータ20を単相動作させることを決定した場合は、S14でYESと判断して、S16に進む。S16では、コントローラ35は、特定リアクトル22aと直列に接続されているスイッチング素子23a(以下では「特定スイッチング素子23a」と呼ぶ)に供給すべきパルス信号の周波数を第2周波数F2(例えば、9.5kHz)に決定する。ここでいう周波数は、ターンオン信号の出力タイミングに関する周波数であり、毎秒あたり9500回のターンオン信号を等間隔で出力する。オン信号の持続時間はデューティ比によって変化することから、ターンオフ信号は等間隔でない可能性が有るが、ターンオン信号は等間隔で出力されることから、周波数が存在する。
また、コントローラ35は、S12においてFC昇圧コンバータ20を複数相動作させることを決定した場合は、S14でNOと判断して、S18に進む。S18では、コントローラ35は、特定スイッチング素子23aに供給すべきパルス信号(以下では「特定パルス信号」と呼ぶ)の周波数を第2周波数F2よりも低い第1周波数F1(例えば、7.5kHz)に決定する。そして、コントローラ35は、複数相動作に利用されるべき2個以上4個以下のスイッチング素子であって特定スイッチング素子23a以外の他のスイッチング素子(例えば、スイッチング素子23b)に供給すべきパルス信号の周波数を第2周波数F2(>F1)に決定する。S16又はS18が終了すると、S30に進む。
S30では、コントローラ35は、S10で決定したデューティ比を有するパルス信号を各スイッチング素子に供給することを開始する。ここで、コントローラ35は、S40において、HVコントローラ40から指令電圧値を新たに取得することを監視している。そして、コントローラ35は、HVコントローラ40から指令電圧値を新たに取得する(S40でYES)と、S10に戻る。一方、コントローラ35は、HVコントローラ40から指令電圧値を取得しない間(S40でNO)、S42〜S48の処理を繰り返し、出力電圧VHが指令電圧値となるようにフィードバック制御を実行する。以下では、単相動作の場合と複数相動作の場合のそれぞれについて、S42〜S48の処理を説明する。
(単相動作の場合)
コントローラ35は、S42において、電圧センサ30の計測値(即ち、出力電圧VH)が指令電圧値より小さいのか否かを判断し、S46において、出力電圧VHが指令電圧値より大きいのか否かを判断する。
コントローラ35は、出力電圧VHが指令電圧値より小さいと判断する場合(S42でYES)に、S44において、特定リアクトル22aに設けられている電流センサ28aの計測値(即ち、電流Ia)と、出力電圧VHと指令電圧値の差分に基づいて、特定パルス信号のデューティ比を適切な量だけ上げる。これにより、特定リアクトル22aを流れる電流が上昇し、出力電圧VHが上昇する。S44が終了するとS40に戻る。
また、コントローラ35は、出力電圧VHが指令電圧値より大きいと判断する場合(S46でYES)に、S48において、電流センサ28aの計測値(即ち、電流Ia)と、出力電圧VHと指令電圧値の差分に基づいて、特定パルス信号のデューティ比を適切な量だけ下げる。これにより、特定リアクトル22aを流れる電流が下降し、出力電圧VHが下降する。S48が終了するとS40に戻る。
また、コントローラ35は、出力電圧VHが指令電圧値と等しい場合(S44でNO、S46でNO)に、S40に戻る。なお、コントローラ35は、出力電圧VHが指令電圧値を中心値とする所定の値域内に含まれる場合に、S40に戻ってもよい。これに伴い、コントローラ35は、S42において、出力電圧VHが上記の所定の値域の下限値より小さいのか否かを判断してもよいし、S46において、出力電圧VHが上記の所定の値域の上限値より大きいのか否かを判断してもよい。
(複数相動作の場合)
S42、S46の処理の内容は、単相動作の場合と同様である。S44では、コントローラ35は、特定パルス信号のデューティ比のみを上げ、他のスイッチング素子23b等に供給すべきパルス信号(以下では「他のパルス信号」と呼ぶ)のデューティ比を現在の値に維持する。これにより、特定リアクトル22aを流れる電流が上昇するものの、他のリアクトル22b等を流れる電流は上昇しない。詳しくは後述するが、特定パルス信号の周波数が他のパルス信号の周波数より小さいことによって、特定リアクトル22aを流れる電流が、他のリアクトル22b等を流れる電流より大きい状態が意図的に作られる。特定リアクトル22aを流れる電流のみを上昇させることで、上記の意図的な状態を維持することができる。なお、変形例では。上記の意図的な状態を維持する限り、他のパルス信号のデューティ比を上げてもよい。
また、S48では、コントローラ35は、特定パルス信号のみならず、他のパルス信号のデューティ比も下げる。ここで、コントローラ35は、電流Ifc、電流Ia、各パルス信号の周波数F1、F2に基づいて、他のリアクトル22b等を流れる電流Ibを推測し、電流Ibの推測値に基づいて、他のパルス信号のデューティ比を適切な量だけ下げる。特定パルス信号のデューティ比のみを下げると、特定リアクトル22aを流れる電流が、他のリアクトル22b等を流れる電流より大きい意図的な状態が維持できなくなる場合がある。これに対して、複数相分のパルス信号を全て下げることで、上記の意図的な状態を維持することができる。
本実施例の効果を説明する。一般に、リアクトルへの通電をオン・オフすると、パルス信号の立ち上り立ち下がりにリプル電流が生じる。リプル電流の振幅は、パルス信号の周波数を小さくすると、大きくなる。また、リプル電流の振幅が大きくなると、リアクトルの発熱量が増大する。
上記したように、本実施例では、特定スイッチング素子23aに供給されるパルス信号の周波数F1は、他のスイッチング素子23b等に供給されるパルス信号の周波数F2よりも低い(図3のS18)。これにより、特定リアクトル22aへ流れるリプル電流が、他のリアクトル22b等へ流れるリプル電流より大きくなる。この結果、特定リアクトル22aの電流及び温度が、他のリアクトル22b等の電流及び温度より高くなる。即ち、図3の制御処理を実行することにより、特定リアクトル22aの電流及び温度が、他のリアクトル22b等の電流及び温度より大きい意図的な状態が作られる。温度センサ27aは、4相分のリアクトル22a〜22dのうち、温度が最も高い特定リアクトル22aに設けられている。このため、HVコントローラ40は、温度センサ27aの計測値に基づいて、4相分のリアクトル22a〜22dを保護するための保護処理を実行すべき時機を判断することができる。温度センサを4相分のリアクトル22a〜22dの全てに設ける必要がなく、特定リアクトル22aにのみ設ければいいので、少ない個数の温度センサで複数相分のリアクトルの保護を実現することができる。
また、コントローラ35は、単相動作を実行する場合に、複数相動作時に特定スイッチング素子23aに供給されるパルス信号の周波数F1よりも高い周波数F2を有するパルス信号を特定スイッチング素子23aに供給する(S16)。これにより、単相動作時には、特定リアクトル22aに流れるリプル電流を低減して特定リアクトル22aの温度上昇を抑制することができる。
(対応関係)
燃料電池3が請求項の「直流電源」の一例であり、出力側の高電位端子20cと低電位端子20dの間に接続されるPCU6とモータ10が「負荷」の一例であり、温度センサ27aまたは電流センサ28aが「センサ」の一例であり、コントローラ35が「制御装置」の一例であり。HVコントローラ40が「保護装置」の一例である。また、コントローラ35が2個の昇圧回路を利用した2相動作を実行することを決定する場合、2相が「複数相」の一例であり、コントローラ35が4個の昇圧回路を利用した4相動作を実行することを決定する場合、4相が「複数相」の一例である。
以下、実施例で示した技術に関する留意点を述べる。HVコントローラ40は、電流センサ28aの計測値が所定の条件(例えば、計測値が所定の電流値を超える条件)を満たす場合に、保護動作を実行してもよい。さらには、温度センサ27aと電流センサ28aの計測値に基づいて、保護動作を実行すべきことを判断してもよい。即ち、請求項の「センサ」は、電流センサでもよいし、温度センサと電流センサの双方でもよい。
コントローラ35は、図3のS12、S14、S16を実行せず、S10の後にS18を実行してもよい。即ち、コントローラ35は、単相動作を実行せずに、常に、4相分の昇圧回路21a〜21dを利用した複数相動作を実行してもよい。
FC昇圧コンバータ20は、4相分の昇圧回路に限らず、2相以上(例えば、5相)分の昇圧回路を備えていてもよい。
「保護処理」は、FC昇圧コンバータ20の出力電圧を下げるための指令をコントローラ35に供給する処理に限らず、例えば、FC昇圧コンバータ20を停止するための指令をコントローラ35に供給する処理であってもよい。一般的に言えば、「保護処理」は、複数個のリアクトルを保護する処理であればよい。
昇圧回路21aにおいて、リアクトル22aとスイッチング素子23aの位置が逆であってもよい。即ち、昇圧回路21aが、分岐点P1と接続点Maの間にスイッチング素子23aが接続され、接続点Maと低電位線NLの間にリアクトル22aが接続されているいわゆる反転コンバータであってもよい。一般的に言えば、「リアクトルとスイッチング素子」は、直流電源の高電位端子と低電位端子の間に直列に接続されていればよい。
本実施例で示した技術は、燃料電池3の出力電圧を昇圧する多相コンバータを備えている電源システムに限らず、他の電池(例えば、リチウムイオン電池等の二次電池)の出力電圧を昇圧する多相コンバータを備えている電源システムにも採用することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :電源システム
3 :燃料電池
4 :メインバッテリ
5 :システムメインリレー
7 :双方向コンバータ
8 :インバータ
10 :走行用モータ
11 :ドライブシャフト
12 :ディファレンシャルギア
15、16 :駆動輪
20 :FC昇圧コンバータ
20a :高電位端子
20b :低電位端子
20c :高電位端子
20d :低電位端子
21a〜21d :昇圧回路
22a〜22d :リアクトル
23a〜23d :スイッチング素子
24a〜24d :ダイオード
25a〜25d :ダイオード
26 :電流センサ
27a :温度センサ
28a :電流センサ
29、30 :電圧センサ
35 :コントローラ
40 :HVコントローラ
100 :電気自動車
F1、F2 :周波数
Ia〜Id :電流
Ifc :電流
VH :出力電圧
VL :入力電圧
Ma〜Md :接続点
P1 :分岐点
NL :低電位線
PL :高電位線

Claims (1)

  1. 高電位端子と低電位端子を備えている直流電源と、
    リアクトルとスイッチング素子の直列回路の複数個を前記高電位端子と前記低電位端子の間に並列に接続した多相コンバータと、
    各直列回路における前記リアクトルと前記スイッチング素子の各接続点と前記低電位端子の間に接続されている負荷と、
    複数個の前記リアクトルのうちの特定リアクトルを流れる電流または前記特定リアクトルの温度のうちの少なくとも一方を計測するセンサと、
    複数個の前記スイッチング素子のデューティ比を制御する制御装置と、
    複数個の前記リアクトルを保護する保護処理を実行する保護装置を備えており、
    前記制御装置は、前記特定リアクトルに接続されている特定スイッチング素子には第1周波数のターンオン信号を供給し、前記特定スイッチング素子以外のスイッチング素子には前記第1周波数より高周波である第2周波数のターンオン信号を供給し、
    前記保護装置は、前記センサの計測値に基づいて、前記保護処理の実行時を判断する、電源システム。
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