JP2019102199A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置面からの張り出しを小さくできる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置は、設置面に取付けられたダクトレールに対して着脱可能であり、発光素子を複数個備える照明部と、ダクトレールから受電して照明部に点灯電力を供給するための電源回路31を有する電源部30とを備え、電源回路31を構成する電子部品312の少なくとも一部が、ダクトレールに装着した際にダクトレール内に進入するように、配されている。【選択図】図10

Description

本発明は、ガイドレールに着脱可能な照明装置に関する。
照明装置として、設置面に取付けられたガイドレースに着脱可能な装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の照明装置は、長枠と透光パネルとを有し、長枠の下面に光源が配され、長枠の上面に点灯回路が配されている。
特許第5506718号公報
上記照明装置は、設置面から透光パネルの下端までの距離が大きく、設置面からの張り出しが大きい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、設置面からの張り出しを小さくできる照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明装置は、設置面に取付けられたダクトレールに対して着脱可能な照明装置において、発光素子を複数個備える照明部と、前記ダクトレールから受電して前記照明部に点灯電力を供給するための電源回路を有する電源部とを備え、前記電源回路を構成する電子部品の少なくとも一部が、前記ダクトレールに装着した際に当該ダクトレール内に進入するように、配されている。
本発明によれば、ダクトレールに装着した際に、電源回路を構成する電子部品の少なくとも一部がダクトレール内に入り込むため、設置面からの張り出しを小さくできる。
本実施形態に係る照明装置がダクトレールに取り付けられた状態の図であり、(a)は裏側から見た斜視図であり、(b)は表側から見た斜視図である。 (a)は照明装置を電源プラグ側から見た側面図であり、(b)は照明装置をプラグ側から見た側面図である。 照明装置を裏側から見た斜視図である。 照明装置の縦断面図であり、(a)は電源プラグ側の拡大図であり、(b)はプラグ側の拡大図である。 (a)は照明部の横断面を表側から見た斜視図であり、(b)は裏側から見た斜視図である。 (a)は照明部の一端部の横断面を裏側から見た斜視図であり、(b)は表側から見た斜視図である。 電源部の横断面図であり、(a)は他端側から見た図であり、(b)は一端側から見た図である。 他端部側の分解状態を裏側から見た斜視図である。 他端部側の分解状態を表側から見た斜視図である。 電源部の分解状態を裏側から見た斜視図である。 電源部の分解状態を表側から見た斜視図である。 接続ユニットを説明する斜視図である。 他端部の縦断面の拡大図であり、(a)は裏側から見た図であり、(b)は表側から見た図である。 第1配線体及び第2配線体の図であり、(a)は裏側から見た図であり、(b)は表側から見た図である。 センサ部の分解状態を裏側から見た斜視図である。 センサ部の分解状態を表側から見た斜視図である。 人感センサユニットの分解状態を示す図であり、(a)は裏側から見た斜視図であり、(b)は表側から見た斜視図である。 人感センサユニットがエンドケースに取り付けられた状態の断面図である。
<概要>
一態様に係る照明装置は、設置面に取付けられたダクトレールに対して着脱可能な照明装置において、発光素子を複数個備える照明部と、前記ダクトレールから受電して前記照明部に点灯電力を供給するための電源回路を有する電源部とを備え、前記電源回路を構成する電子部品の少なくとも一部が、前記ダクトレールに装着した際に当該ダクトレール内に進入するように、配されている。
別態様に係る照明装置において、前記電子部品の少なくとも一部は、前記複数個の発光素子が搭載されているベースの前記ダクトレール側に配されている。これにより、設置面とベースとの間隔を小さくできる。
別態様に係る照明装置において、前記電子部品の少なくとも一部は、前記ベースにおける前記ダクトレール側に設けられた電源ケースに取り付けられた回路基板に実装されている。これにより、電源ケースと電子部品の少なくとも一部との位置合わせが容易となる。
別態様に係る照明装置において、前記電子部品の少なくとも一部は、前記ダクトレールに沿って列状に前記回路基板に実装されている。これにより、電子部品数が多い場合でも対応できる。
別態様に係る照明装置において、前記電源ケースは、前記ダクトレールが延伸する方向と直交する断面において、前記ダクトレール内に進入する凸部を有し、当該凸部内に前記電子部品の少なくとも一部が配されている。これにより、電子部品とダクトレールとが直接接触するようなことをなくすることができる。
<実施形態>
1.概略
図1及び図2を用いて説明する。
照明装置Aは、設置面に取り付けられたダクトレールBに着脱可能に装着される。照明装置AはダクトレールBに対して複数個のプラグを利用して装着される。ここでは2個のプラグ50,60を利用している。一方のプラグ50はダクトレールBから受電する機能を有する電源プラグ50である。
ここで、照明装置AはダクトレールBが延伸する方向に長く、この方向を長さ方向といい、照明装置Aを設置面に装着した際に、設置面と平行であって長さ方向と直交する方向を幅方向とし、長さ方向と幅方向とに直交する方向、つまり、設置面に直交する方向を厚さ方向や表裏方向とする。
なお、ダクトレールBに対しても、長さ方向、幅方向及び厚み方向(表裏方向)の3つの方向を用いて説明する。
2.ダクトレール
ダクトレールBは、図2に示すように、矩形筒状の表壁に長さ方向に延伸するレール溝1aを有するダクト本体1と、ダクト本体1内に配された一対の導電レール3と、ダクト本体1内に挿入され且つ各導電レール3を保持するレール保持体5とを備える。なお、レール保持体5は、幅方向と直交する側壁に設けられ、導電レール3を表壁から間隔を置いて保持する。レール保持体5と表壁との間にプラグ50,60の係合片512a,61が回転操作により係合する。
3.照明装置
図3及び図4を用いて説明する。
照明装置Aは、照明部10と電源部30と電源プラグ50とプラグ60とを備える。ここでの照明装置Aは上記構成以外に例えばセンサ部40を備える。
照明部10は、図4に示すように、長さ方向に沿って配された複数個のLED素子113と、複数個のLED素子113を収容する照明ケース19とを少なくとも備える。ここでは、LED素子113が発光素子の一例に相当し、複数個のLED素子113は長さ方向に長い長尺状の1枚又は複数枚のLED基板111に実装されてなるモジュールタイプで収容される。なお、LED基板111にLED素子113が実装されたものをLEDモジュール11とする。
照明部10は、LEDモジュール11を搭載するためのベース12と、LEDモジュール11をベース12に固定するため基板固定具13とを備える。照明部10はLEDモジュール11を表側から覆う照明カバー14を備える。照明カバー14はベース12に取り付けられる。照明カバー14がベース12に取り付けられた状態は筒状をしている。このため、照明部10は、照明カバー14とベース12の長さ方向の一端側を塞ぐエンドカバー15と長さ方向の他端側を塞ぐエンドケース16を備える。なお、ここでの照明ケース19はベース12と照明カバー14とエンドカバー15とエンドケース16の側壁163(図9参照)とから構成されている。
つまり、ここでの照明部10は、LEDモジュール11と、ベース12と、基板固定具13と、照明カバー14と、エンドカバー15とエンドケース16とを備える。なお、これら以外のものを備えてもよい。
電源部30は、図4に示すように、LED素子113を点灯させるための電源回路31と、電源回路31を収容する電源ケース32と備える。ここでの電源部30は、電源回路31と電源プラグ50とを電気的に接続するための接続ユニット34を電源ケース32内に備える。
ここでの電源ケース32は、図3に示すように、ダクトレールB内に進入する凸部分(322)を有している。図4に示すように、電源回路31の一部が電源ケース32の凸部(322)に配されている。
このため、電源回路31を構成する電子部品の少なくとも一部がダクトレール内に入り込み、設置面からの張り出しを小さくできる。
センサ部40は、図4に示すように、エンドケース16に設けられている。
電源プラグ50は電源部30の電源ケース32に、プラグ60はベース12にそれぞれ設けられている。なお、電源プラグ50及びプラグ60は長さ方向に間隔を置いて配されている。
4.照明部
照明部10は、上記の通り、LEDモジュール11、ベース12、基板固定具13、照明カバー14、エンドカバー15とエンドケース16とを備え、以下、各部について説明する。なお、エンドケース16は、内部に人感センサユニット41と照度センサユニット42とを収容するため、後述の「7.センサ部」の欄で説明する。
(1)LEDモジュール
主に図4及び図5を用いて説明する。
LEDモジュール11は、2枚のLED基板111と、複数個のLED素子113とを備える。2枚のLED基板111は、接続ケーブル116を介して接続され、LED基板111は接続用のコネクタを備える。なお、図5の(a)に現れているコネクタ117は接続ケーブル116側のコネクタである。また、LED基板111は電源回路31との接続用のコネクタ(図示省略)を備える。
(2)ベース
主に図5を用いて説明する。
ベース12は例えば金属板を湾曲・湾曲させてなる。長尺状のベース12の横断面は一定である。ベース12は、横断面において、表側が開放するコ字状部121と、コ字状部121の開放側端から傾斜状に延伸する傾斜部123と、傾斜部123におけるコ字状部121と反対側端から設置面側に延伸した後に折り返される折返部125とを有する。
コ字状部121における設置面と略平行な平坦部分121aには反射シート17を介してLEDモジュール11が搭載される。折返部125は照明カバー14に取り付けられる。
(3)基板固定具
図5を用いて説明する。
基板固定具13は、ベース12の裏面に配される平板部131(図5の(b)参照)と、平板部131における幅方向の両側から表側に「L」字状に延伸する係止部133,135(図5の(a)参照)とを有する。図6に示すように、係止部133,135がベース12の貫通溝121h及び反射シート17の孔17aを挿通して、LED基板111の短手方向の端部を支持する。
(4)照明カバー
図5を用いて説明する。
照明カバー14は、例えば透光性樹脂製であり、横断面において、裏側拡がりに裏側が開放するコ字状部141と、コ字状部141の裏側端から裏側に延伸する側板部143と、ベース12の傾斜部123の表面に沿って延伸する表側延伸部145と、ベース12の折返部125に沿って延伸する裏側延伸部147とを有する。側板部143と表側延伸部145と裏側延伸部147とで囲まれた溝部分にベース12の折返部125が挿入・支持される。なお、照明カバー14は長さ方向に間隔をおいて固定具、例えばリベット149でベース12に固定されている。
(5)エンドカバー
エンドカバー15は、図3に示すように、ベース12と照明カバー14との長さ方向の一端開口を塞ぐ。なお、長さ方向の他端開口は、センサ部40が設けられるエンドケース16により塞がれている。
エンドカバー15は、図6に示すように、ベース12と照明カバー14とからなる筒状体の開口を塞ぐ蓋部151と、蓋部151から照明カバー14の内面に沿って延伸するカバー嵌合部153と、蓋部151から裏側に板状に張り出す板状部155と、板状部155から長さ方向の他端側に向かって凸字状に延伸する凸字状部157と、板状部155から長さ方向の他端側に向かって逆L字状に延伸する逆L字状部158と、カバー嵌合部153の裏側端から裏側に延伸するボス部159とを備える。
カバー嵌合部153、凸字状部157の表端部分157a、逆L字状部158の表端部分158aは、ベース12及び照明カバー14に当接して位置決め機能を有する。
凸字状部157の突出部分157bは、照明装置AをダクトレールBに取り付けた際に、ダクトレールBのレール溝1aに嵌り、位置決め機能を有する。凸字状部157の段差部分157cはダクトレールBの表面と当接又は近接し、ガタツキ防止機能を有する。ボス部159は裏側端から表側に延伸するねじ穴を有し、ベース12のコ字状部121の貫通孔を裏側から挿通するねじ129が螺合する。これにより、エンドカバー15がベース12に固定される。
5.電源部
電源部30は、図3及び図4に示すように、長さ方向の他端部側に設けられている。電源部30はベース12の裏面側に配される。
電源部30は、図10に示すように、電源回路31と電源ケース32と備える。ここでは、ベース12に金属板を利用しているため、電源部30はベース12との絶縁性を確保するための絶縁ケース33を備える。
(1)電源回路
電源回路31は、図10及び図11に示すように、長さ方向に長い矩形状の回路基板311と、回路基板311のダクトレールB側の面に実装されて回路構成する複数個の電子部品312とを備える。電源回路31は、電源プラグ50と、センサ部40と、照明部10とに電気的に接続するための接続部(図示省略、例えばコネクタ)を回路基板311に備える。
複数個の電子部品312は、図10に示すように、回路基板311の短手方向の略中央部を長さ方向に沿って実装されている。
(2)電源ケース
電源ケース32は、図10に示すように、電源回路31を収容する回路収容部32Aと、電源プラグ50を装着する電源プラグ装着部32Bとを有している。電源ケース32は、回路収容部32Aの他、図11に示すように、接続ユニット34を収容するユニット収容部32Cを有している。電源ケース32は、回路収容部32A以外に、エンドケース16とで照明装置Aの端部部分を構成する端部構成部32Dを有する。なお、端部構成部32Dは電源部30と直接関係しないが、本項で説明する。
電源ケース32は、図10及び図11に示すように、表側側が開放し且つ段付き蓋壁321aを有する長尺上の箱状部321と、箱状部321の上段壁321bから裏側に中空状に突出する凸部322を有している。
前述のように電源ケース32の凸部322は、ダクトレールBに進入する。このため、ダクト本体1内に配された導電レール3と電子部品312とが電気的に絶縁されるよう電源ケース32の凸部322は樹脂などの絶縁物で構成される。
(2−1)回路収容部
図11に示すように、箱状部321における上段壁321bに対応する部分は回路収容部32Aを構成する。箱状部321の長側壁321d間の距離は回路基板311の短手方向の寸法より大きい。
凸部322は、長さ方向に長い矩形箱状をし、上段壁321bにおける短手方向の中央に設けられている。凸部322の短手方向の大きさは、電子部品312の挿入が許容され且つダクトレールBのレール溝1aに嵌る大きさである。上段壁321bは、ダクトレールBに装着時にダクトレールBの表壁に当接又は近接する。
図11に示すように、上段壁321bは、表側に延伸するボス部321fと、ボス部321fに形成されたねじ穴321gとを有する。ねじ穴321gには回路基板311の貫通孔311aを挿通するねじ391が螺合する。これにより、回路基板311が電源ケース32に取り付けられる。
図11に示すように、電源ケース32は、箱状部321における長手方向の一端側の短側壁321eの表側端から長手方向の外方に延伸する短側壁横鍔部323を備える。短側壁横鍔部323はベース12のコ字状部121(平坦部分121a)に当接する。短側壁横鍔部323はベース12に固定する固定部を構成する。固定には、例えばねじが利用される。具体的には、短側壁横鍔部323は幅方向の両側に貫通孔323aを有し、図8に示すねじ392が貫通孔323aを挿通した後、ベース12のねじ孔121bに螺合する。
図8及び図9に示すように、電源ケース32は、箱状部321における各長側壁321dの表側端から表側に延伸する長側壁縦鍔部324を備える。長側壁縦鍔部324は、図7に示すように、ベース12のコ字状部121の立設部分121cの外面に当接又は近接する。長側壁縦鍔部324はベース12に対して幅方向に位置決めする位置決め部を構成する。なお、長側壁縦鍔部324は、図8及び図9に示すように、短側壁横鍔部323の両端(装置の短手方向)にも連続して設けられている。
(2−2)電源プラグ装着部及びユニット収容部
図8及び図10に示すように、電源ケース32の段付き蓋壁321aの下段壁321cは電源プラグ装着部32Bを構成する。
下段壁321cは、図10に示すように、裏側に突出する有蓋筒状部321iと、有蓋筒状部321iの蓋部の貫通孔321jとを有する。電源プラグ50は、有蓋筒状部321iの蓋部を表裏から挟むようにして装着される。下段壁321cは、上段壁321bと共に、電源プラグ50の回転止めとして機能する凸部321kを有する。なお、電源プラグ50の装着は、「6.電源プラグ」の欄で説明する。
図9に示すように、電源ケース32の段付き蓋壁321aの下段壁321cの表側空間は、接続ユニット34を収容するユニット収容部32Cを構成する。
下段壁321cは、接続ユニット34と係合する係合部を有している。係合部は、表側に延伸し、接続ユニット34のプレート341に表側から係合する係合片321mにより構成される。係合片321mは合計で3個あり、長さ方向の他端側に幅方向に間隔をおいて2個、下段壁321cと上段壁321bとの境界付近に1個ある。
下段壁321cは、収容状態の接続ユニット34を固定するための固定部を有する。ここでの固定は、図10及び図11に示すように、固定具(ねじ)347を利用しており、固定部は固定具347が挿通する段付きの貫通孔321nを有している。貫通孔321nは、貫通孔321jに対して幅方向の両側に設けられている。
(2−3)端部構成部
図8及び図9に示すように、電源ケース32の長手方向の他端部はエンドケース16とで照明装置Aの長さ方向の他端部を構成する。
照明カバー14は、ベース12の長さ方向の他端部が照明カバー14の他端部から延出するように、ベース12に取り付けられている。つまり、ベース12の他端部は露出している。
電源ケース32の長手方向の他端部はベース12の他端部の裏面を覆い、エンドケース16はベース12の他端部の表側と端面とを覆う。
電源ケース32は、箱状部321の他端部の表側端から長さ方向と幅方向とに亘って平板状に延伸する平板部325と、平板部325の幅方向の両端から幅拡がりの傾斜状に延伸する傾斜板部326とを有している。
平板部325及び傾斜板部326は、ベース12の他端部であって照明カバー14の存在しない領域に対応している。組み立て状態において、平板部325はベース12のコ字状部121の平坦部分121aと対向し、傾斜板部326はベース12の折返部125と対向する。
平板部325は長さ方向の端縁に表側に折り返された折返部分325aを幅方向に間隔をおいて複数個(例えば2個)有している。折返部分325aは、ベース12の端部の欠け部121fに嵌り、その折返し先端領域がベース12に係合する。これにより、電源ケース32をベース12に取り付けることができる。
平板部325は、2個の折返部分325aの間にねじ382用の貫通孔325bを有している。ねじ392は、平板部325の貫通孔325b、ベース12の貫通孔121gを挿通して、エンドケース16のボス部161kのねじ穴161m(図15参照)に螺合する。これにより、電源ケース32、ベース12及びエンドケース16が一体化される。
平板部325は、表側に凹入する凹部分325cを各折返部分325aの幅方向の外側に有している。凹部分325cには、エンドケース16の凸部分162bが嵌る。これによりエンドケース16の電源ケース32に対する幅方向の位置決めができる。なお、傾斜板部326の延伸先端部は段差部分となっており、エンドケース16の側壁164,165の段差と重なる。
(3)絶縁ケース
絶縁ケース33は、ベース12と対向する矩形状の対向板331と、対向板331の短手方向の端縁から裏側に立設する一対の立設板332と、一対の立設板332の裏側端から対向する立設板332側に向かって延伸する一対の延伸板333とを有する。
対向板331と一対の延伸板333との間に、図7の(a)に示すように、回路基板311が配される。対向板331には、ねじ391用の孔331aや欠け部331bが設けられている。
6.電源プラグ
電源プラグ50は、図2に示すように、ダクトレールBへの取付機能とダクトレールBからの受電機能を有する。
電源プラグ50は、電源ケース32の下段壁321cにより構成される電源プラグ装着部32Bに回転可能に装着されている。
図10及び図11に示すように、電源プラグ50は、電源ケース32の裏側に配される電源プラグ本体51と、電源ケース32の表側に配され電源プラグ本体51を回転可能に支持する支持具52と、電源プラグ本体51と支持具52とを電源ケース32の下段壁321cを挟んで結合する結合具53とを備える。なお、結合具53としてねじが利用されている。
(1)電源プラグ本体
電源プラグ本体51は、図10及び図11に示すように、電源プラグ50の回転によりダクトレールBのレール溝1aに係合する係合片512aを筒部512bに有する回転体512と、回転体512の筒部512bの内部に配され且つ電源プラグ50の回転によりダクトレールBの導電レール3(図2参照)と接触すると共に後述の接続ユニット34の導電板343(図10参照)に接触する一対の電極板513と、電極板513を筒部512bの内周面に押圧する押圧体514とを備える。
回転体512は電源プラグ50を回転させるためのレバー512cを有する。図11示すように、押圧体514は結合具53であるねじが螺合するねじ部514aを有している。電源プラグ本体511と支持具52とを結合具53で結合すると、押圧体514の裏側端の鍔部514bが回転体512を裏側から支持する。
(2)支持具
支持具52は、図10及び図11に示すように、断面の外観形状が略正方形状の四角筒部521と、四角筒部521の対向する2辺の裏側端から外方に円弧状に張り出す一対の円弧部522とを有し、四角筒部521の中心軸に結合具53用の貫通孔524を有している。
四角筒部521における円弧部522が存在していない2辺には凹入部523が存在し、当該凹入部523に電源プラグ本体51の電極板513が配される。円弧部522は、下段壁321cから裏側に有蓋円筒状に延伸する有蓋筒状部321iの内側に回転可能に嵌合する。
(3)結合及び配置
電源プラグ本体51と支持具52との結合及び配置について図10及び図11を用いて説明する。
電源プラグ本体51の筒部512bにおけるレバー512cの裏面から突出している円筒部分512dが、電源ケース32の下段壁321cの円形状の貫通孔321jに嵌合すると共にレバー512cの裏面が貫通孔321jの周辺部(有蓋筒状部321iの蓋部分の裏面)に当接する。
支持具52は、電源プラグ本体51の一対の電極板513に凹入部523を位置合わせして、一対の円弧部522の裏面が電源ケース32の有蓋筒状部321iの蓋部分の表面に当接させる。
上記の状態で、結合具53であるねじを支持具52の524を挿通させて、電源プラグ本体51の押圧体514のねじ部514a(図11参照)に螺合させる。
これにより、電源プラグ本体51と支持具52とが、電源ケース32の下段壁321cを挟む状態で、結合される。
7.接続ユニット
接続ユニット34は、電源回路31からのケーブル314と電源プラグ50の電極板513とを電気接続する機能を有する。
接続ユニット34は、図12に示すように、絶縁性のプレート341と、電源プラグ50側と電気的に接続する一対の導電板343と、ケーブル314を導電板343と接触状態でプレート341に固定するための固定具345とを備える。なお、照明装置Aは、図9に示すように、接続ユニット34とベース12との間に絶縁シート38を備える。
(1)プレート
プレート341は幅方向の中央を通り長さ方向に延伸する仮想線に対して線対称となるような形状をしている。プレート341は、矩形状に似た形状の平板部341aと、平板部341aに設けられ且つ導電板343の立設部343bの両面に沿って突出する複数の突出部341bと、平板部341aの表裏に設けられた複数個(2個)のねじ孔341c付きのボス341dと、中央部分の開口341eと、固定具345用のねじ孔341fと、平板部341aの長さ方向の両端近傍に形成された複数個の厚肉部341gと、厚肉部341gの表側に形成された欠け部341hと、平板部341aの表面であって開口341eの周辺から円筒状に張り出す円筒部341i(図11参照)とを有している。
(2)導電板
一対の導電板343は、プレート341の平板部341aに固定される平坦部343aと、平坦部343aの一端から立設する「L」字状の立設部343bとを有している。一対の導電板343は開口341eを挟んで互いに並行な状態で突出部341bにより支持される。一対の導電板343は、平坦部343aの貫通孔(図示省略)を裏側にから挿通する固定具345であるねじがプレート341のねじ孔341fに螺合することで、プレート341に固定される。
なお、固定具345は、ケーブル314に接続された丸形接続端子316の貫通孔も挿通しており、これにより、導電板343とケーブル314とを電気的に接続する。
(3)接続ユニットの電源ケースへの取り付け
接続ユニット34は、図11に示す電源ケース32の複数本(3本)の係合片321mが図12に示す3個の厚肉部341gの欠け部341hに係合する。これにより、接続ユニット34が電源ケースに33に取り付けられる。この状態では、プレート341の平板部341aの裏面のボス341dが電源ケース32の下段壁321cの表面に当接する。ボス341dは、図12に示す一対の導電板343の立設部343bや固定具345のねじ部よりも高くなっており、取付状態で導電板343や固定具345が電源ケース32と干渉することはない。
接続ユニット34は、図11に示すように、ねじ等の固定具347を利用して電源ケース32に固定される。固定具347は、ねじであり、下段壁321cの段付きの貫通孔321nに頭部が配され、貫通孔321nを挿通するねじ部がプレート341のねじ孔341cに螺合する。
(4)配線
図13及び図14に示すように、センサ部40と電源部30とを接続する配線ケーブルの配線(図示省略)は第1配線体35を利用して、電源部30と照明部10とを接続する配線ケーブル(図示省略)は第2配線体36を利用して行われる。
第1配線体35は、図14に示すように、ベース12と対向する対向板部351と、対向板部351の周縁の一部を除いて立設する立設板部352と、立設板部352から裏側に延伸する係止ピン部353と、対向板部351の裏面から筒状に延伸する筒状部354と、筒状部354の周部に形成された貫通孔355とを有する。
第1配線体35は、図13に示すように、長さ方向に間隔をおいて配された係止ピン部353がベース12の貫通孔121dを表側から挿通してベース12に係合する。これにより、第1配線体35は、対向板部351がベース12に対して表側に離間する状態で固定される。
配線は、ベース12と対向板部351との間から、ベース12の貫通孔に嵌合する筒状部354の貫通孔355から内部に入り、筒状部354の裏側開口からベース12の裏側へと導出される。これにより、LEDモジュール11からの光が配線ケーブルにより遮られるのを防止できる。
第2配線体36は、図14に示すように、ベース12と対向する対向板部361と、対向板部361の周縁から立設する立設板部362と、立設板部362から裏側に延伸する係止ピン部363と、対向板部361の裏面から筒状に延伸する筒状部364と、筒状部354の内部と連通するように対向板部361に形成された貫通孔365(図14の(b)参照)とを有する。
第2配線体36は、長さ方向に間隔をおいて配された係止ピン部363がベース12の貫通孔を表側から挿通してベース12に係合する(図8参照)。これにより、第2配線体36は、対向板部361がベース12に対して表側に離間する状態で固定される。
配線は、ベース12の裏側から、ベース12の貫通孔に嵌合する筒状部364を通り、対向板部361の貫通孔365から表側に導出され、ケーブルの先端に設けられたコネクタが、LEDモジュール11のLED基板111のコネクタに接続される(図13の(b)参照)。これにより、LEDモジュール11からの光が配線ケーブルにより遮られるのを防止できる。
8.センサ部
センサ部40は、図15及び図16に示すように、人感センサユニット41と照度センサユニット42とをエンドケース16に備える。
センサ部40と電源回路31とを接続するケーブル(図示省略)は、図15に示すエンドケース16の側壁163の欠け部163iを通り、図14に示す第1配線体35で支持され、ベース12の貫通孔に嵌合する第1配線体35の筒状部354(図8参照)の内部を通り、ベース12の裏側に引き出される。
(1)エンドケース
エンドケース16は、図8に示すように、裏側が開放する箱状をしている。エンドケース16は、図15に示すように、センサ用の貫通孔161a,161bを有する矩形状の表壁161と、表壁161の周縁から裏側に立設する側壁162,163,164,165とを有する。
表壁161は、貫通孔161a,161bと、貫通孔161aの周辺から表側に円筒状に延伸する延伸部161cとを有する。貫通孔161aは人感センサユニット41用であり、貫通孔161bは照度センサユニット42用である。延伸部161cの内周面161dは、図16に示す球帯状の支持ケース415の外周面に対応した球帯状をしている。なお、図16では、貫通孔161aの引き出し線を矢印として、内周面161dの引き出し線と区別している。表壁161は、人感センサユニット41の取付具416の回転止め用の凹部161eを延伸部161cの内周面であって裏側端に1個又は複数個有している。
表壁161は、図15に示すように、人感センサユニット41及び照度センサユニット42を固定するための固定部を有している。固定にはねじ169を利用し、固定部は、ボス部161f,161gと、ボス部161f,161gに設けられたねじ穴161h,161iとにより構成される。
ボス部161fのねじ穴161hには人感センサユニット41を固定するためのねじ169が螺合し、ボス部161gのねじ穴161iには照度センサユニット42を固定するためのねじ169が螺合する。
長さ方向の端部に位置する側壁162は、図15及び図16に示すように、他の側壁163,164,165より裏側に張り出す張出部162aを有している。これにより、図3に示すようにベース12と電源ケース32との端面を覆うことができる。
エンドケース16は、図15に示すように、側壁162の張出部162aであって幅方向の両側に凸部分162bを有する。凸部分162bは、電源ケース32と結合する際に、図8に示すように、電源ケース32の凹部分325cに嵌合する。
側壁162と対向する側壁163は、図15に示すように、内面に段差部163aを有している。エンドケース16は、側壁163の段差部163aから裏側に延伸するボス部163bと、表壁161における側壁162に近い部位から裏側に延伸するボス部161kとを有している。ボス部163b,161kには、図8に示す電源ケース32とベース12とエンドケース16とを一体に結合するためのねじ382が螺合するねじ穴163c,161mが形成されている。
側壁163における外面には、図9に示すように、長さ方向の外方に延伸する延伸板状部163dが設けられている。延伸板状部163dは、図7の(b)に示すように、照明カバー14がベース12に装着した状態(照明ケース19)の内周面形状に対応し、組み立て状態の照明カバー14とベース12との内部に進入する。
図9に示すように、延伸板状部163dにおける照明カバー14内に向かって延伸する部分は表側下がりの段差部分163eとなっている。段差部分163eは、図13に示すように照明カバー14の端面に当接し、段差部分163eと照明カバー14との表面が面一状となる。
側壁163における延伸板状部163dよりも表側に位置する部分163fは、図13に示すように、長さ方向の端に向かうにしたがって表側に移動する傾斜面となっている。これにより、照明カバー14から出射される光を遮るのを防止できる。
(2)人感センサユニット
(2−1)構成
人感センサユニット41は、図17に示すように、人感センサ411がセンサ基板412に実装されてなる人感センサモジュール413と、人感センサモジュール413を覆うセンサカバー414と、人感センサモジュール413とセンサカバー414とを支持する支持ケース415と、支持ケース415を回転可能な状態でエンドケース16に取り付ける取付具416とを備える。
人感センサ411は人を検知すると、その出力電荷(電圧)が変動する。人感センサ411の出力電圧の変動は照明部10の点灯・消灯の判断に用いられる。なお、ここでの人感センサ411は赤外線を利用している。
人感センサ411は円柱状をし、センサ基板412は円板状をしている。
センサカバー414は、人感センサ411を収容する裏円筒部414aと、裏円筒部414aの表側端から径方向の外方へ円板状に張り出す外鍔部414bと、外鍔部414bの外周よりも小さい表円筒部414cと、表円筒部414cの表側端からドウム状に膨出する膨出部414dとを有する。
支持ケース415は中空の球帯状をしている。支持ケース415は、内周面であって表側開口415a側部位に形成された複数本(例えば、3本)の表リブ部415cと、内周面の裏側開口415b側部位に形成された1本又は複数本の裏リブ部415dとを有する。支持ケース415は、内周面であって表側開口415a側部位に形成された凹部415e(図17の(a)参照)を有する。
支持ケース415は、外周面であって裏側端部から内側に突出する複数個(例えば、2個)の内凸部415f(図17の(a)参照)と、内凸部415fに対して周方向の両側を表裏方向に延伸する溝部415gとを有する。溝部415gにより内凸部415fがその内外方向に弾性変形可能となる。支持ケース415は、外周面であって表方向の略中央部位から外方に突出する外凸部415hを有する。
支持ケース415は、表裏方向において裏側開口415bよりも表側の部位で表裏方向と直交する方向の直径が最も大きくなっている。つまり、表側開口415aがないとした場合、支持ケース415は、半球よりも大きな形状をしている。なお、直径が最大となる部分を最大径部とする。
取付具416は支持ケース415の外周に嵌合する球帯状部416aと、球帯状部416aの裏側端から表裏方向と直交する方向の外方へ延伸する一対の外延伸板部416bとを有する。取付具416は、図17の(b)に示すように、球帯状部416aの表側端から表側に延伸する延伸片部416cと、延伸片部416cに対して周方向の両側を表裏方向に延伸する溝部416dとを複数組(例えば3組)有する。溝部416dにより延伸片部416cがその内外方向に弾性変形可能となる。なお、延伸片部416cは段差部分416eを外面に有する。
取付具416は、球帯状部416aの内周面であって表側開口部側に凹部416fを有する。
(2−2)組立及び取り付け
センサカバー414における表裏方向に延伸する凸条部414fを支持ケース415の凹部415eに位置合わせし、センサカバー414の膨出部414dが支持ケース415の表側開口415aに嵌るように、センサカバー414を支持ケース415に挿入する。
人感センサ411の凸部411aがセンサカバー414の欠け部414eに嵌るように、人感センサ411をセンサカバー414の裏円筒部414aに挿入する。この際、センサ基板412の表側の面は支持ケース415の表リブ部415cにより支持され、センサ基板412の裏面が内凸部415fにより係合される。これにより、センサカバー414と人感センサモジュール413とが支持ケース415により支持(固定)される。
人感センサモジュール413とセンサカバー414とが支持ケース415に収容された状態で、支持ケース415の外凸部415hが取付具416の凹部416f内に位置するようにして、取付具416の球帯状部416aを支持ケース415に外嵌させる。この際、取付具416の延伸片部416cが弾性変形して、支持ケース415の最大径部を超えて表側部分に係合する。これにより、外凸部415hが凹部416f内を移動する範囲内において、支持ケース415(人感センサ411)が取付具416に対して表裏方向を回転軸として回転可能に、さらに回転軸に対して傾斜可能にとなる。
人感センサユニット41は、図15に示すように、支持ケース415がエンドケース16の表壁161の貫通孔161aに、取付具416の延伸片部416cが表壁161の凹部161eにそれぞれ嵌るように位置合わせする。この状態で、ねじ169を、取付具416の外延伸板部416bの貫通孔416gを挿通させてエンドケース16のねじ穴161hに螺合させる。これにより、人感センサユニット41がエンドケース16に向きの調整可能に取り付けられる。
(3)照度センサユニット
照度センサユニット42は、図15及び図16に示すように、照度センサ421とセンサ基板422とを備える。ここでの照度センサユニット42はインジケータ423をセンサ基板422に備える。
照度センサ421は受光量に対応した電荷(電圧)を出力する。照度センサ421の周辺の明るさに対応した電荷は照明部10の点灯・消灯の判断に用いられる。
ここでは、周辺が暗い状態でのみ、人の検知があると照明部10が点灯し、人の検知がなくなると照明部10は消灯する。
インジケータ423は、電源回路31が正常に稼働している場合に点灯し、稼働に異常あると消灯する。
照度センサユニット42は、図15に示すように、照度センサ421とインジケータ423とがエンドケース16の表壁161の貫通孔161bに嵌るように位置合わせする。この状態で、ねじ169を、センサ基板422の貫通孔422aを挿通させた後、エンドケース16のねじ穴161iに螺合させる。これにより、照度センサユニット42がエンドケース16に取り付けられる。
9.プラグ
プラグ60は、図3に示すように、プラグ60の回転によりダクトレールBのレール溝1aに係合する係合片61と、プラグ60を回転させるためのレバー62とを有底筒状部63に有し、取付板64を介してベース12に取り付けられている。
プラグ60は、図4に示すように、有底筒状部63の底壁631の貫通孔631aを挿通するねじ69が、取付板64の隆起部641のねじ穴に螺合することで、表裏方向を回転軸として回転可能に支持される。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってよい。
また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
<変形例>
1.照明装置
(1)タイプ
実施形態の照明装置は、所謂、ベース照明であったが、照明装置は、ダクトレールに取り付けられる照明装置であればよく、スポットライトのような他タイプの照明装置であってもよい。
(2)構成
本発明は、照明部10に点灯電力を供給する電源回路31を有し、電源回路31を構成する電子部品312がダクトレールB内に進入していることが特徴である。したがって、光源部の種類や、照明ケースの構成や他のユニットの有無等は特に限定するものではない。
例えば、実施形態での照明装置Aはセンサ部40を備えていたが、センサ部を備えない照明装置であってもよい。照明ケース19の他端にエンドケース16を利用したが、他端もエンドカバー15と同じようなエンドカバーを設けてもよい。照明装置はリモコンから点灯情報を受信する受信部を備えてもよい。
(3)電源回路
実施形態の電源回路31は、電源ケース32内に配されていたが、電源回路を複数個に分けて構成し、その一部をベースの裏側に配するようにしてもよい。具体的には、電源回路を構成する一部(例えば背の高い電子部品)をエンドケース内に収容してもよい。
実施形態の電子部品312は、ダクトレールBに沿って一列に配されているが、ダクトレールB内に進入できればよく、例えば、電子部品を複数列に配する領域があってもよい。
実施形態の電子部品312は裏側に向かって延伸するように、換言すると電子部品312は回路基板311に立設しているが、例えば、電子部品は回路基板と平行な方向(長さ方向)に延伸するように実装されてもよい。
実施形態の回路基板311は電源ケース32に取り付けられているが、回路基板をベース側に直接取り付け、電源カバーで覆うようにしてもよい。ただし、回路基板に実装されている電子部品の少なくとも一部がダクトレールB内に位置するように構成する必要はある。
実施形態の電源部30は、長さ方向の他端部に設けられているが、長さ方向の中央に設けられてもよいし、一端側に設けられてもよいし、両端に設けられてもよいし、両端及び中間に設けられてもよい。
2.センサ部(人感センサユニット)
本実施形態の人感センサユニット41は、支持ケース415が取付具416に対して向き変更可能に設けられている。
つまり、人感センサユニット41は、人感センサ411と、人感センサ411を支持する支持ケース415と、支持ケース415を取り付ける取付具416とを有し、球面の一部を外周面に有する支持ケース415は、球面を構成する球体の直径部分を含む最大径部分と、直径部分を含む仮想面に対して当該仮想面と直交する両側に位置し且つ直径部分よりも径が小さい小径部分とを有し、取付具416は、支持ケースの球面と同じ曲面を内面に有する支持部(416c)を有し、当該支持部は支持ケース415の最大径部分を挟んだ2つの小径部分に当接している。
これにより、取付具416に対して支持ケース415の向きを3次元的に調整可能となる。また、調整の際に、支持ケース415が取付具416に対して外れる(抜ける)方向に負荷が作用した場合であっても、外れ難くできる。
なお、ここでは、人感センサユニット41について説明したが、向きの調整が必要なセンサ、受信器、発信器、インジケータ等についても同様の構造を適用できる。つまり、人感センサを、人感センサ以外のセンサ用、受信器、発信器、インジケータ用の素子としてもよい。
上記のセンサ部の構造に着目すると、電源部、照明部、照明ケース等の構成や照明装置のタイプ等は特に限定するものではなく、例えば、ダクトレールを利用しない照明装置に適用してもよい。
A 照明装置
B ダクトレール
10 照明部
30 電源部
31 電源回路
32 電源ケース
311 回路基板
312 電子部品
322 凸部

Claims (5)

  1. 設置面に取付けられたダクトレールに対して着脱可能な照明装置において、
    発光素子を複数個備える照明部と、
    前記ダクトレールから受電して前記照明部に点灯電力を供給するための電源回路を有する電源部と
    を備え、
    前記電源回路を構成する電子部品の少なくとも一部が、前記ダクトレールに装着した際に当該ダクトレール内に進入するように、配されている
    照明装置。
  2. 前記電子部品の少なくとも一部は、前記複数個の発光素子が搭載されているベースの前記ダクトレール側に配されている
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記電子部品の少なくとも一部は、前記ベースにおける前記ダクトレール側に設けられた電源ケースに取り付けられた回路基板に実装されている
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記電子部品の少なくとも一部は、前記ダクトレールに沿って列状に前記回路基板に実装されている
    請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記電源ケースは、前記ダクトレールが延伸する方向と直交する断面において、前記ダクトレール内に進入する凸部を有し、当該凸部内に前記電子部品の少なくとも一部が配されている
    請求項4に記載の照明装置。
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