以下、図面を用いて、本発明に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロットマシン等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、パチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。この外枠102には、スピーカ120(低音が出力される低音スピーカ)が取り付けられており、本体104が外枠102に収納されると電気的に接続された状態となり(本体104と外枠102に一対のフローティングコネクタが設けられており、本体104が外枠102に収納されると、本体104のコネクタと外枠102のコネクタが接続状態となる)、スピーカ120から音が出力可能な状態となる。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ(内枠開放センサ)が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ109も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120(高音が出力される高音スピーカ)や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する他、蛍光灯、冷陰極管等、光を発するものであればランプと称する場合があり、光を発するものは発光手段の一例に相当する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる不図示の開放レバーを押すことによって開く。なお、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサを設けてもよい。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる扉側球通路ユニットが設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与える演出ボタン136(チャンスボタン136)と、演出ボタン136(チャンスボタン136)に内蔵され、その演出ボタン136(チャンスボタン136)を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部(不図示)と、を備える。また、図1に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。さらに、操作キーユニット137も備えている。この操作キーユニット137には、十字キーとして、上キーおよび下キーの上下キー、並びに左キーおよび右キーの左右キーが配置されているとともに、その十字キーの中心には決定キーが配置されている。また、十字キーから右側に離れた下方には、キャンセルキーも配置されている。なお、パチンコ機100は球貯留皿付扉108を備えず、前面枠扉106に上皿126、下皿128、球抜ボタン130、球排出レバー132、球発射ハンドル134、チャンスボタン136、チャンスボタンランプ138、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142、球貸表示部、下皿満タン検知センサおよび操作キーユニット137の全てまたは一部が設けられていてもよい。なお、前面枠扉106と本体104は、不図示のハーネスによって接続されており、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)が本体104に対して開放状態となっている場合もハーネスによって前面枠扉106の各種制御回路と本体104の各種制御回路が接続状態となっていれば、前面枠扉106に設けられた演出手段(本例では、スピーカ120、枠ランプ122およびチャンスボタンランプ138。前面枠扉106に演出可動体が設けられている場合は演出可動体も含む)による演出、球貸表示部の表示、チャンスボタン136、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142および操作キーユニット137の操作、および下皿満タン検知センサの検知が行えるように構成されている。また、本実施形態では、後述する電源制御部660を構成する電源基板182が収納された電源基板ケース184が本体104に取り付けられているため、外枠102、前面枠扉106(球貯留皿付扉108を含んでもよい)、および遊技盤200は、本体104から電源電圧が供給されるように構成されている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。球発射ハンドル134は、球発射ハンドル134の操作に伴う遊技球の発射(射出)を遊技者の操作によって無効化する不図示の発射停止スイッチと、遊技者が球発射ハンドル134に触れていることを検出可能なタッチセンサと、を備える。なお、球発射ハンドル134が操作された状態で押下操作されることにより発射強度を最大にすることが可能な右打ちボタンを備えてもよい。また、デモ画面の表示中に球発射ハンドル134が操作されていない状態から操作されている状態となったことをタッチセンサによって検出された場合に、専用の演出が行われる場合があってもよい。例えば、表示手段による演出表示、音出力手段による演出音、および各種装飾LEDや導光板による発光演出、演出可動体(遊技盤または枠に設けられた)が挙げられる。4種類の演出手段によって演出が行われてもよく、1種類以上の演出手段によって行われてもよい。また同じ種類の演出手段であっても、専用演出を行う演出手段と行わない演出手段があってもよい(例えば、枠の演出可動体は専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体は専用演出を行わないとか、遊技盤の演出可動体Aは専用演出を行うが、遊技盤の演出可動体Bは専用演出を行わない等が挙げられる。この例は、他の演出手段にも適用可能である。)。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図1では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図3に示す。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面視右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、本体104に設けられており、本体104から着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流入した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図4参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図4参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図4参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図4参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。なお、主基板156が収納された主基板ケース158、第1副基板160が収納された第1副基板ケース162および第2副基板164が収納された第2副基板ケース166は、遊技盤200の背面に設けられており、エラー解除スイッチ168を備える払出基板170が収納された払出基板ケース172、発射基板174が収納された発射基板ケース176、電源スイッチ178とRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、およびCRインターフェース部186は、本体104に設けられている。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」と称する場合があり、特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄のうちの一つまたは複数を「特図」と称する場合がある。
演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。これらの第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、所定の図柄表示手段である。なお、装飾図柄表示装置208に表示される装飾図柄は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214に表示される図柄を、演出を高めた形で表す図柄であり、装飾図柄表示装置208も、所定の図柄表示手段としてもよい。
普図保留ランプ216は、保留している所定の第1の変動遊技(詳細は後述する普図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。
第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している所定の第2の変動遊技(詳細は後述する特図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ、第1特図用と第2特図用を合わせると8つ)まで保留することを可能としている。ここにいう保留とは、後述する始動情報に基づく各種判定処理(抽選処理等)の開始を保留することを意味する。
高確中ランプ222は、現在の図柄制御状態を示す報知を行なうためのランプ(報知手段)である。この高確中ランプ222は、電源が投入されてから大当り遊技の開始まで、現在の図柄制御状態を示す報知を行ない、それ以降は、現在の図柄制御状態を示す報知をしないように構成している。また図柄制御状態では、電源が再投入された場合には、電源が遮断される直前の図柄制御状態に復帰する。この図柄制御状態については後述するが、ここでの図柄制御状態として、通常状態、時短状態(電サポ状態)、および確変状態のうちのいずれの状態としてもよいし、特図確変ありの状態および特図確変なしの状態のうちの一方の状態としてもよい。
なお、本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図1に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230は、遊技球が進入する入り口の大きさが変化しない第一の始動領域である。第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。この第1特図始動口230は、始動領域の一つであり、自身の大きさが変化しない固定始動領域の一例に相当する。
第2特図始動口232は、本実施形態では第1特図始動口230の下側に1つだけ配設している。この第2特図始動口232の近傍には、ソレノイドによって左右に開閉自在な一対の羽根部材2321が設けられており、一対の羽根部材2321と第2特図始動口232を併せたものが、可変始動手段に相当し、一般には、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれる。一対の羽根部材2321は、第2特図始動口232への入賞の難易度を変更する部材である。すなわち、一対の羽根部材2321が閉じたままでは第2特図始動口232への入球は不可能であり、一対の羽根部材2321が閉じた態様は入賞困難な開閉態様である。一方、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に一対の羽根部材2321が所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、第2特図始動口232への球の入球が可能(入賞容易状態)になり、一対の羽根部材2321が開いた開状態は入賞容易な状態である。すなわち、第2特図始動口232は、入り口(遊技球の進入口)の大きさが小サイズ(第1の大きさに相当)と大サイズ(第2の大きさに相当)のうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化する、遊技球の進入のしやすさが可変の可変始動領域であって、第二の始動領域の一例に相当する。この大サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも大きい。一対の羽根部材2321が開いた状態では、遊技領域124に進入した遊技球のうち、固定始動領域である第1特図始動口230に進入する遊技球よりも、可変始動領域である第2特図始動口232に進入する遊技球の方が多い。一方、小サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも小さいか、あるいは第1特図始動口230の入り口の大きさ以下である。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施形態では、第1特図始動口230および第2特図始動口232の2つが設けられているが、始動口が3つ設けられていてもよい。ここで、始動口が3つある場合、第1特図始動口が2つ設けられ、第2特図始動口が1つ設けられていてもよく、逆に第1特図始動口が1つ設けられ、第2特図始動口が2つ設けられていてもよい。また、特図表示装置が1つのみ場合は、3つの始動口が同じ特図表示装置に対応するように構成されていてもよい。また、始動口は4つ以上設けられていてもよい。
可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、可変入賞開口と、ソレノイドによってその可変入賞開口を開閉自在な扉部材2341とを備えている。可変入賞開口は大入賞口と呼ばれることがあり、可変入賞口234はアタッカと呼ばれることがある。扉部材2341は、所定の閉状態およびその閉状態よりも遊技球の、可変入賞開口への進入が容易な開状態のうちのいずれか一方の状態からいずれか他方の状態に状態変更する。閉状態および開状態はともに静止状態であり、閉状態は所定の第1の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における閉状態は、扉部材2341が遊技盤200の遊技者側の面と一致した静止状態である。一方、開状態は所定の第2の静止状態であり、本実施形態の可変入賞口234における開状態は、扉部材2341が遊技盤200に対して略垂直になるまで遊技者側に回動した静止状態である。可変入賞口234は、後述する大当り遊技が開始されるまでは閉状態を維持し、大当り遊技が開始されると、開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返す。なお、閉状態には、完全に閉塞してしる状態の他、遊技球の進入が実質的に不可能な程度に少し開いている状態であってもよい。また、可変入賞口は、遊技球が通過したり入り込んだりすること等によって遊技球の入賞となるものであればよく、図3に示すものに限定されない。特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材2341が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。なお、本実施例では、可変入賞口が1つのみ設けられているが、可変入賞口が2つ設けられていてもよい。ここで、可変入賞口が2つ設けられている場合、第1可変入賞口および第2可変入賞口のうちの一方の可変入賞口の開放中は、他方の可変入賞口が必ず閉鎖されるように構成されているが、両方の可変入賞口が開放する場合があってもよい。また、可変入賞口が3以上設けられていてもよい。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
上皿126に収容されている球は発射レールの発射位置に供給される。このパチンコ機100では、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。なお、遊技盤にアウトセンサが設けられていてもよい。アウトセンサは、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)のセンサを通過した遊技球、始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)のセンサを通過した遊技球およびアウト口へ進入した遊技球を検知可能に構成されたセンサである。なお、入賞口、始動口およびアウト口のうちの一部のみを検知可能に構成されたセンサであってもよい。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
図1に示すスピーカ120や枠ランプ122等の装飾ランプ、図3に示す装飾図柄表示装置208、演出可動体224、および遮蔽装置246は、演出手段に相当し、これらの中でも装飾図柄表示装置208は装飾図柄表示手段の一例に相当する。
さらに、遊技盤200には、この遊技台のスペックを表すスペックシール290が、遊技者から見える位置に貼り付けられている。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、乱数値生成回路318は、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している。なお、乱数値生成回路318は、基本回路302に内蔵したものとしているが、基本回路302に対して接続されるものであってもよい。
また、基本回路302には、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を基本回路302におけるCPU304や乱数値生成回路318等に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば、普通電動役物としての第2特図始動口232のベロ部材2321を駆動する駆動手段や、特別電動役物としての可変入賞口234の扉部材2341を駆動する駆動手段等を含む各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を基本回路302における乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、図示しない外部端子板を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信である。主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412と、シリアル通信制御回路424とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。また、ROM406が基本回路402に備えらえた構成であってもよい。シリアル通信制御回路424は、遊技盤用ランプ442の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路440と、遊技台枠用ランプ452の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路450とを接続し、遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450との間でシリアル通信による点灯制御を行う。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、演出可動体224及び遮蔽装置246等の駆動制御を行うための駆動回路422と、センサ回路428と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量スイッチ163と、を接続している。センサ回路428は、遮蔽装置246や演出可動体224等の現在位置を検出する各種可動体センサ430や、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137を構成する各種ボタンの押下を検出するボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力する。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出してVRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)516と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が接続されている。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、図示しない外部端子板を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605には、本体104が開いたことを検出する本体開放センサや、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ等が含まれており、本体104や前面枠扉106が開放されている場合にはこれらのセンサが検知し、開放信号を出力する。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射ソレノイド632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口230に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(a)には、「特図A」から「特図I」の9種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、7種類の大当り図柄(「特図A」から「特図G」)が用意されている。「特図A」は15ラウンド(R)大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの5つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質5R確変大当り図柄であり、「特図C」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−ランクアップボーナス(RUB)図柄であり、「特図D」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図E」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図F」は5R通常大当り図柄であり、「特図G」は2R大当り図柄であって、いずれのラウンドにおいても出玉の獲得が期待できない潜伏確変あるいは隠れ確変と称される2R確変大当り図柄である。ここで、ランクアップボーナスとは、例えば、大当りの開始時には出玉の獲得が期待できるラウンドがいつまで続くのかが遊技者に特定困難な態様で演出する大当りであり、特定のラウンド(例えば、5ラウンド目や9ラウンド目)となったときに、出玉の獲得が期待できるラウンドが継続するか否かを遊技者に煽る態様で演出する大当りである。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。通常大当りと確変大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(確変大当り)か低い(通常大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、大当り遊技の終了後に時短状態(電サポ状態)に移行する場合がある。ここで、電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。このように、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では1/100であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では99/100に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図2始動口232の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.5秒の電チュー開放期間が電サポ状態では2秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、羽根部材2321は多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない羽根部材2321が、電サポ状態では2回開く(2秒開放して1秒閉鎖してまた2秒開放)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図2始動口232に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口(アタッカ)234への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、特図2始動口232に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図2始動口232に進入し難い。上述のごとく、特図2始動口232は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図2始動口232は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、次に大当り遊技が開始されるまで電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、「特図F」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図変動遊技が100回行われる間、電サポ状態が維持され、101回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。一方、電サポ無しの大当り(「特図G」)に当選した場合には、大当り遊技終了後に電サポ状態に移行しない。
このように、本実施形態では、「特図A」〜「特図E」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図高確率状態になる。また、「特図F」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図低確率普図高確率状態になる。また、「特図G」が停止表示されると、大当り遊技が終了した後、制御状態が特図高確率普図低確率状態になる。
また、本実施形態では、大当り図柄の他に小当り図柄として1種類の停止図柄が用意されている。小当り遊技では、可変入賞口234の扉部材2341が所定回(例えば2回)作動し、その扉部材2341は、1回の作動につき開状態を最大で0.1秒間しか維持しない。なお、小当りにおける扉部材2341の開放では、例えば、1回目の開放で、遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、2回目以降の開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない当りであり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。図5(a)に示す、「特図H」は小当り図柄である。本実施形態では、小当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開閉回数及び開放時間)と、「特図G」が停止表示されて移行される大当り遊技における可変入賞口234の開閉態様(開放回数及び開放時間)とを略同じにしたが、異ならせるようにしてもよく、例えば、開放回数及び開放時間の少なくともいずれか一方が異なっていてもよい。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図I」はハズレ図柄である。
図5(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図5(b)には、「特図a」〜「特図f」の6種類の特図が示されており、そのうち5種類の特図が大当り図柄(「特図a」〜「特図e」)となっている。「特図a」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R確変大当り図柄であり、「特図b」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる15R−RUB図柄であり、「特図c」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの8つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質8R−RUBであり、「特図d」は15R大当り図柄であって、15ラウンドのうちの4つのラウンドで出玉の獲得が期待できる一方、残りのラウンドでは出玉の獲得が期待できない実質4R−RUBであり、「特図e」は2R通常大当り図柄である。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図f」はハズレ図柄である。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。
実質5R確変大当り(「特図B」)、5R通常大当り(「特図F」)、2R通常大当り(「特図e」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」及び「装飾7−装飾7−装飾7」以外の同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾4−装飾4−装飾4」等)を停止表示する。また、15R確変大当り(「特図A」及び「特図a」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾3−装飾3−装飾3」又は「装飾7−装飾7−装飾7」を停止表示する。さらに、15R−RUB、実質8R−RUB及び実質4R−RUBを報知する場合には、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cに同じ数字の装飾図柄であり、中図柄表示領域208bが殿様の装飾図柄である装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1−殿様−装飾1」や「装飾4−殿様−装飾4」等)を停止表示する。また、2Rの大当りである隠れ確変(「特図G」)、あるいは小当り(「特図H」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せを停止表示する。「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せは、チャンス目と称することがある。また、「特図I」や「特図f」のハズレ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄の変動表示と称することがある。装飾図柄の変動表示は、第1副制御部400が制御することによって行われる。
図5(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図5(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図の変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、図4に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図4に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。
具体的には、最初に、図2に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図2に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS115の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図4に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234,226やこれらの始動口230,232,228への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口230への入球を検出する第1始動口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口230へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口230への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値および特図乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234,226や始動口230,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図4に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびハズレ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、特図先読み処理(ステップS224)が実行される。特図先読み処理の詳細については後述する。次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、5R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図a、特図b、特図c、特図dのいずれか、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図e、ハズレフラグがオンの場合には特図fそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図a,特図b,特図c,特図d)、2R通常大当り図柄(特図e)、ハズレ図柄(特図f)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、15ラウンド、5ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材2321は多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が1以上の場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。本例示形態では、有利度の高い特図変動遊技(本例では特図2変動遊技)が有利度の低い特図変動遊技(本例では特図1変動遊技)よりも優先して行われる。このため、遊技状態の有利度に差を持たせ易くなる場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、有利度の高い特図2変動遊技および有利度の低い特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口入賞順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の上限を上げることができる場合がある。
また以上の説明では、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしたが、これに限定されるものではなく、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成してもよい。また、このように複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良いし、1の表示が複数の特図の抽選結果を表示するように構成していても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234、235への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、後述する先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
図8は、主制御部タイマ割込処理の特図先読み処理(ステップS224)の流れの一例を示すフローチャートである。なお、後述する図51で説明する主制御部タイマ割込処理では、入賞口入賞処理内で特図先読み処理が行われる。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図9(a)〜(c)参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加しているか否かを判定する(ステップS301)。特図2の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加していると判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS303に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS307に進む。
ステップS303では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS303の処理は、後述する図53に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図2始動情報と、図10に示す当否判定用テーブルおよび図11に示す特図図柄決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図53に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS303の次のステップS305では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS307に移行する。
ステップS307では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加しているか否かを判定する。特図1の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS309に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS309では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS311に進み、非電サポ中でない(電サポ中(普図高確率状態)である)と判定した場合にはステップS315に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS311では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。また、ステップS311の処理は、後述する図53に示す特図関連抽選処理よりも前に行われる。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、後述する図53に示す特図関連抽選処理では、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄の事前判定を表示図柄抽選処理S708よりも前に行う。また、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS311の次のステップS313では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
ステップS315では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のコマンド設定送信処理(ステップS233)において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、図8に示すフローチャートでは、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該第1副制御部400が該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを判断するように構成してもよい。
図9は、RAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図9(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(a)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図A」(15R確変大当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図I」(はずれ)が記憶されている。
図9(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図9(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図9(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図f」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図9(b)において、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図9(c)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図9(c)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
本実施形態では、上述した停止図柄情報の他、当否判定結果や特図変動時間を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信することができる。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる当否判定用テーブルについて、図10を参照しながら説明する。ここで、図10(a)は、当否判定用高確率テーブルの一例を示した図であり、図10(b)は、当否判定用低確率テーブルの一例を示した図である。特図1の当否判定を行う場合には、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図1変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図1変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り、小当り又ははずれが選択される。なお、後述する図53(b)のステップS801の特図当り抽選処理にて用いられる当否判定テーブルにも適用可能である。
また、特図2の当否判定を行う場合も同様に、特図高確率状態である場合には、図10(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図10(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図2変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図2変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り又ははずれが選択される。
図10(c)は、小当り判定用テーブルの一例を示した図である。大当りの当否判定結果がはずれとなった場合には、図10(c)に示す小当り判定用テーブルを参照し、参照した小当り判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図小当り抽選の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図1の場合には、当否判定結果として2000/65536の確率で小当りが選択され、63536/65536の確率でハズレが選択されるが、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図2の場合には、小当りが選択されることはない。なお、後述する図53(b)のステップS803の特図小当り抽選処理で用いられる小当り判定用テーブルにも適用可能である。
次に、図7に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)において決定した当否判定結果などに基づいて行われる停止図柄の決定に用いられる特図決定用テーブルについて、図11を参照しながら説明する。ここで、図11(a)は特図1図柄決定用テーブルの一例を示した図であり、図11(b)は特図2図柄決定用テーブルの一例を示した図である。特図1の停止図柄を決定する場合には、図11(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の停止図柄を選択する。本実施形態では、特図1の当否結果が大当りの場合には、特図A〜特図Gのうちからいずれか一つが選択され、特図1の当否判定結果が小当りの場合には、特図Hが選択され、特図1の当否結果がハズレの場合には、特図Iが選択される。
また、特図2の停止図柄を決定する場合には、図11(b)に示す特図2図柄決定用テーブルを参照し、特図2の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図2の停止図柄を抽選する。本実施形態では、特図2の当否結果が大当りの場合には、特図a〜特図eのうちからいずれか一つが選択され、特図2の当否結果がハズレの場合には、特図fが選択される。停止表示される図柄が決定された後、特図表示装置に停止表示される図柄データが設定される。
なお、図53(a)の特図状態更新処理における図柄の決定も、本例の特図決定用テーブルが用いられてもよく、ステップS708の表示図柄抽選処理において特図1の表示図柄データを決定する場合には、図11(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、ステップS707の特図当り抽選処理による特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の表示図柄データを選択する。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図12(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図12(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作を検出し、その検出結果に応じて、ステップS409で更新した演出データを演出ボタン136(チャンスボタン136)や操作キーユニット137の操作に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS413の次のステップS415では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ442,452への命令がある場合には、この命令を遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、可動体制御処理を行う。例えば、ステップS409で読みだした演出データの中に演出可動体224及び遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路422に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図12(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS431では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図12(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS441では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS441の次のステップS443では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS419)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図13(a)は、第2副制御部500の図示しないCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図13(a)のステップS501では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS501で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM(不図示)内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS501の次のステップS503では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS505の処理に移行する。ステップS505では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS505の次のステップS507では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPUは、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS507の次のステップS509では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS507で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(装飾図柄表示装置208による演出データ)をROM(不図示)から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS509の次のステップS511では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS509で読み出した演出データの中にVDP516への命令がある場合には、この命令をVDP516に出力する(詳細は後述)。その後、ステップS503に戻る。
図13(b)は、第2副制御部500のCPUが実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS531では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAMに設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図13(c)は、第2副制御部500のCPUが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS541では、第2副制御部メイン処理のステップS503において説明したRAMのタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS503において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS541の次のステップS543では、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図13(d)は、第2副制御部メイン処理のステップS511における画像制御処理のフローチャートである。ステップS551では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU504は、まず、VRAM518のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU504は、VDP516のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM506の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM518の転送先アドレス)などを設定した後、ROM506からVRAM518への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP516は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM506からVRAM518に転送する。その後、VDP516は、転送終了割込信号をCPU504に対して出力する。
ステップS551の次のステップS553では、VDP516からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS553:Yes)、ステップS555に進み、そうでない場合は(ステップS553:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS555では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU504は、ステップS551でVRAM518に転送した画像データに基づいてVRAM518のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM518の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP516に指示する。VDP516は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS555の次のステップS557では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU504は、VDP516に画像の描画開始を指示する。VDP516は、CPU504の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS557の次のステップS559では、画像の描画終了に基づくVDP516からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS559:Yes)、ステップS561に進み、そうでない場合は(ステップS559:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS561では、RAM508の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100に適用可能な演出装置206の構成の一例について、図14を参照しながら説明する。ここで、図14(a)は、演出装置206の第1の構成例について説明する図であり、同図(b)は、演出装置206の第2の構成例について説明する図である。
図14(a)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置208は、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、装飾図柄表示装置208の外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコン表示領域が設けられており、その変動アイコン表示領域には、台座h0sが配置されている。変動アイコンh0は、その台座h0sに載置された態様で表示可能とされており、変動アイコンh0が表示されている場合には図柄変動表示中であることを報知している。なお、図柄確定表示中(図柄停止中)の場合には、変動アイコンh0が表示されない。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。ナビキャラクタYMは、通常時には常時表示されているキャラクタであり、遊技の進行に応じて表示態様を変化させることにより、例えば、予告表示を行ったり、先読み予告表示を行ったりする。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、ステージは、保留アイコンの台座のことを示していてもよい。また、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。また、ナビキャラクタYMは、常時表示されていなくてもよく、ナビキャラクタYMを用いた特定の予告や演出(例えば、先読み予告、当該図柄変動表示における予告、図柄変動表示の保留がN個貯まったときに表示される演出等)の際に表示したり、ユーザ設定によりナビキャラクタYMが表示されるように設定された際に表示されてもよい。図14(a)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。なお、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。ここで、変動アイコンとは、当該図柄変動表示に対応するアイコンを示すものであってもよい。また、変動アイコンh0は、当該図柄変動表示に対応する保留(当該保留)を示していてもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
変動アイコンは、保留が消化されて特図変動遊技が開始された後に表示される、当該特図変動遊技に対応するアイコン、言い換えれば、実行中の図柄変動表示に関するアイコンである。すなわち、保留アイコンが、その保留アイコンに対応した特図変動遊技の開始と同時に変動アイコンになる。より厳密には、始動入賞が最も古い第一の保留アイコンが保留アイコン表示領域から変動アイコン表示領域に移動する場合、移動中のアイコンを変動アイコンと称したり、変動アイコンが移動すると表現してもよい。あるいは、変動アイコン表示領域への移動が完了した後のアイコンを変動アイコンと称してもよい。この変動アイコンは、保留アイコンとは異なる表示サイズ(保留アイコンよりも大きい表示サイズあるいは小さい表示サイズ)で表示される。これにより、変動アイコンと保留アイコンとの識別が容易になる場合があるが、同じサイズであってもよい。また、変動アイコンは、保留アイコンの表示態様と関連した表示態様からなる場合がある。変動アイコンは、その表示態様によって当該変動の当否についての予告(当該変動予告)が可能であり、基本的には当該変動の当否結果が報知されるタイミングで消去される。したがって、変動アイコンは、保留に関するアイコンと見ることができ、特図変動遊技の当否結果の報知を保留しているという意味では保留アイコンの一種と考えることもできる。なお、消去タイミングは、当該変動の当否結果が報知されるタイミングよりも前のタイミングであってもよいし、同じタイミングであってもよいし、後のタイミングであってもよい。なお、変動アイコンh0は、表示されなくてもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、装飾図柄表示装置208に第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示(ここでは「4」と「0」)が表示されている。なお、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が装飾図柄表示装置208に表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域に背景表示が表示されており、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。
また、装飾図柄表示装置208の下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図14(a)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置している。家紋役物224Eの初期位置は、装飾図柄表示装置208よりも下方となっているが、適宜の位置に設定することができる。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の左右両側には、演出可動体の一つである、「大」の文字が施された第1大盤振舞役物224Ga、「盤」の文字が施された第2大盤振舞役物224Gb、「振」の文字が施された第3大盤振舞役物224Gc及び「舞」の文字が施された第4大盤振舞役物224Gdが配置されている。これらの第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、それぞれ、中心を軸として回転することができるとともに、装飾図柄表示装置208の中央に向かって移動することができるようになっている。このとき、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、装飾図柄表示装置208の前面側に位置しており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
また、装飾図柄表示装置208の上方には、演出可動体の一つである千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、装飾図柄表示装置208よりも前側に配置されており、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能とされている。また、千両箱役物224Hには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
これら、装飾図柄表示装置208、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの前面側には、透明の導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して装飾図柄表示装置208の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。導光板ILは、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板ILの側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図14(a)に示される実施形態では、導光板ILには所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板ILは光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、装飾図柄表示装置208の表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板ILが可動するものであってもよい。
また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208の右側下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。第4図柄表示装置284は、例えば、LEDの発光態様により第4図柄の表示結果を表示することが可能となっている。なお、第4図柄表示装置284をLCDやEL等の画像表示装置によって構成されてもよい。第4図柄表示装置284は、第1副制御部400により駆動制御される。特図の図柄停止中には、LEDが点灯表示されるが、特図の図柄変動中には、点滅表示あるいは消灯される。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。なお、第4図柄は、図柄変動中に点灯表示し、図柄停止中に消灯表示されるようにしてもよい。
図14(b)に示す演出装置206では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置されている。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、表示領域については、高さがわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、上下方向にスライド移動することもできるように構成されている。なお、上述した第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの演出動作は、全て行うことができるように構成されていなくてもよく、いずれか1つ又は2以上の動作を行うことができるように構成されていてもよい。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの一方又は両方は、演出動作を行わなくてもよい(すなわち、固定されていてもよい)。また、第2装飾図柄表示装置208Mが行うことができる演出動作と第3装飾図柄表示装置208Nが行うことができる演出動作が異なってもよく、例えば、行うことができる演出動作の数が異なっていたり、行うことができる演出動作自体が異なってもよい。具体的には、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mは、右方向への移動及び回転が可能であり、第3装飾図柄表示装置208Nは、上下方向への移動が可能であるようにしてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lも演出動作が行うことができるように構成されてもよい。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lが演出動作するとともに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちのいずれか一方又は両方が動作してもよいし、第1装飾図柄表示装置208Lのみが動作してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。第1装飾図柄表示装置208Lは、その外周部分の前面側が演出装置206を構成する装飾部材によって覆われており、一部が視認できないように構成されている。なお、装飾部材が透明によって構成され、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分も視認可能に構成されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの外周部分が覆われていないようにしてもよい。また、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。
第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部の右側に第1ユーザーインタフェイス(UI)部280が配置され、その左側に第2UI部281が配置されている。以下、第1UI部280と第2UI部281を合わせたものを保留枠と称する場合がある。この保留枠は、アイコン表示領域に表示された領域アイコンとも見ることができる。第1UI部280には、その左側に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、図柄変動表示中であることを報知している。また、変動アイコンh0の右側には、殿様のキャラクタからなるナビキャラクタYMが表示されている。第2UI部281には、4つの保留アイコンが表示可能に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置された保留アイコン表示領域が形成されている。なお、保留アイコンのステージhs1〜hs4よりも、変動アイコンh0の台座hs0の方が高くなっている。図14(b)では、特図1の変動表示が4つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンh11,h12,h13,h14が表示されている。図14(b)では、、変動アイコンh0及び4つの保留アイコンh11〜h14は、いずれもデフォルトの表示態様(例えば、丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されているが、遊技の進行に応じて、表示態様が変化する場合がある。これにより、予告表示や先読み予告表示を行うことができるようになっている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の中央には、第1装飾図柄(第3図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。そして、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左上隅部には、第1装飾図柄よりも小さい第2装飾図柄(第5図柄)が「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。なお、本実施形態では、第2装飾図柄が第1装飾図柄と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lに第2装飾図柄が表示されず、第1装飾図柄のみが表示されていてもよい。また、第2装飾図柄が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄における装飾図柄の組合せが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと一致しているが、第1装飾図柄における装飾図柄の組合せと第2装飾図柄における装飾図柄の組合せの一部(1又は2の装飾図柄が一致)又は全てが不一致であってもよい。さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の右上隅部には、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。なお、本実施形態では、第2保留数表示が保留アイコン表示領域と同じ装飾図柄表示装置に表示されているが、異なる装飾図柄表示装置に表示されてもよい。また、第2保留数表示を特図1と特図2とで異なる装飾図柄表示装置に分けて表示してもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されなくてもよい。また、特図1及び特図2の第2保留数表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されず、他の演出用表示装置(例えば、7セグやLEDやドットマトリクス表示装置等)によって表示されてもよい。なお、第2保留数表示は、特図1及び特図2のうちの一方の特図のみの保留数を表示してもよく、特図1及び特図2の両方の保留数を表示してもよい。
第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれ背景表示が第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景表示につながるように表示されている。この背景表示は、例えば、演出や遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態等)に対応した背景表示が表示される。なお、演出に対応する背景表示は、ユーザーによって設定可能なモードに対応する背景表示、当該図柄変動表示における予告又は先読み予告として行われる背景表示、当否判定結果に関わらない背景表示を示す。また、背景表示は、ある遊技状態(通常遊技状態、確変状態、隠れ確変状態、時短状態のうちのいずれか1つ又は2以上)において、複数種類表示される場合があってもよい。この場合において、法則性をもって変化してもよいし(例えば、背景表示A→背景表示B→背景表示C→背景表示A→・・・といったように順番に変化する等。ここで、法則性が崩れた場合は、大当り確定の予告(プレミア予告)となるようにしてもよい。)、順番は関係なくランダムに変化してもよい。なお、本実施形態では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nには、それぞれ外周にフレーム(ベゼル)が設けられているが、フレームレスの形態であってもよい。また、フレームに装飾部材やLEDが設けられてもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動したり、回転することができるように構成されている。なお、図14(b)に示す例では、家紋役物224Eは、初期位置に位置しているが、図14(b)に示される家紋役物224Eの初期位置は、家紋役物224Eの上端部分が第1装飾図柄表示装置208Lの下端部分にわずかにオーバーラップする位置となっているが、適宜の位置に設定することができる。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した千両箱役物224Hが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動することができるように構成されている。千両箱役物224Hは、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nよりも前側に配置されており、これらの装飾図柄表示装置の前面側にオーバーラップ可能とされている。
これら、装飾図柄表示装置、家紋役物224E及び千両箱役物224Hの前面側には、上述した導光板ILが配置されており、遊技者は導光板を介して各装飾図柄表示装置の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。
また、図14(b)では、第3装飾図柄表示装置208Nの下方に、第4図柄表示装置284が設けられている。
次に、図14(a)あるいは同図(b)に示される演出装置206を用いた演出例について、図15を参照しながら説明する。ここで、図15は、本実施形態において適用可能な演出例について説明する図である。
図15(A1)〜同図(A2)では、図14(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。すなわち、図15(A1)に示される状態から、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが動作すると、図15(A2)に示される態様となる。具体的には、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、最初に「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面に向く位置となるまでそれぞれ回転し、その後、装飾図柄表示装置208の中央に向かって水平方向に移動する。また、千両箱役物224Hは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央でオーバーラップする位置まで移動する。ここで、千両箱役物224Hは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hにオーバーラップされていない状態である場合に比べ、視認困難とされている。なお、千両箱役物224Hが第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしないように構成されてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが千両箱役物224Hの前面側に配置され、千両箱役物224Hにオーバーラップするように構成されてもよい。
図15(B1)では、図14(a)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図15(C1)〜同図(C4)では、図14(a)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図15(C1)〜同図(C4)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、演出可動体としてのPOV(Persistence Of Vision)ディスプレイ224Iが設けられている。POVディスプレイ224Iは、バーサライタとも称され、上下方向に移動可能であって、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップ可能に構成されている。POVディスプレイ224Iの初期位置は、装飾図柄表示装置208の下方とされているが、任意の位置に設定することができる。POVディスプレイ280は、昇降アームと、その昇降アームの先端部に回転自在に取り付けられたLEDアレイとを有する。昇降アームは、例えば、ラック・アンド・ピニオン等の公知の機構によって、昇降動作を行うことができる。LEDアレイには、複数のLEDが一列に配置されており、水平方向に延在する姿勢がLEDアレイの初期姿勢となっている。なお、LEDアレイに設けられるLEDは、フルカラーLEDであってもよいし、単色のLEDであってもよい。昇降アームの先端部には、モータが内蔵されており、LEDアレイは、延在方向の中央部で、そのモータの回転軸に連結されている。第1副制御部400(あるいは、第2副制御部500)は、回転するLEDアレイに配置された複数のLEDにつき、1つ1つの点灯制御を、演出データの一種であるバーサデータに基づいて行う。このようにすることで、LEDアレイの回転中に複数のLEDの発光態様が変化し、遊技者に残像が視認される。すなわち、各LEDの回転軌跡に光の残像が生じ、絵柄が表される。また、POVディスプレイ224Iは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hよりも前面側に配置されているが、これらの演出可動体の前後関係は、適宜に設定することができる。
図15(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図15(C2)では、POVディスプレイ224Iが、昇降アームによりLEDアレイを上昇させ、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップしている様子が示されている。そのため、装飾図柄表示装置208は、POVディスプレイ224Iがオーバーラップしていない状態である場合と比べて、表示画面が視認困難とされている。
図15(C3)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始した様子が示されている。LEDアレイは、低速から高速へと回転を加速している。なお、LEDアレイに設けられた複数のLEDは、LEDアレイが回転を開始した時点で、点灯や点滅を開始してもよいし、一定の回転速度に到達した後に点灯や点滅を開始してもよい。また、LEDアレイの回転領域は、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14、第1装飾図柄にオーバーラップしており、LEDアレイの回転中は、これらが視認困難とされている。
図15(C4)では、POVディスプレイ224IのLEDアレイが定速回転とされ、「熱」の文字が表示され、予告表示あるいは先読み予告表示が行われている様子が示されている。なお、POVディスプレイ224Iによって表示される画像は、上述したものに限らず、例えば、キャラクタ画像や、装飾図柄や、背景画像等であってもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208のバックライトや各種ランプの発光輝度を低下して、POVディスプレイ224Iによって表示された画像の視認性を向上させるようにしてもよい。また、POVディスプレイ224Iによって画像が表示されている間、装飾図柄表示装置208を暗転表示とするようにしてもよい。
図15(D1)では、図14(b)に示される演出装置206において、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。ここで、導光板ILの発光中は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのバックライトや各種ランプの輝度を低下させる等して、導光板IL上に現れた模様をより視認しやすくするようにしてもよい。
図15(E1)〜同図(E2)では、図14(b)に示される演出装置206において、家紋役物224Eが動作している様子が示されている。具体的には、図15(E1)に示すように、家紋役物224Eが、初期位置から上昇した位置まで移動して、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMにオーバーラップし、変動アイコンh0、保留アイコンh11〜h14及びナビキャラクタYMの少なくとも一部がオーバーラップしていない場合よりも視認困難とされている。その後、図15(E2)に示すように、家紋役物224Eは、時計方向(CW方向)に回転している。なお、家紋役物224Eは、初期位置において回転してもよい。また、家紋役物224Eが、回転とともに、あるいは、回転に換えて、振動するようにしてもよい。また、上昇のみ行い、回転及び振動を行わないようにしてもよい。なお、図14(a)に示される演出装置206にも適用可能である。
図15(F1)では、図14(b)に示される演出装置206において、千両箱役物224Hが動作している様子が示されている。具体的には、千両箱役物224Hが初期位置から、第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にオーバーラップする位置に移動している様子が示されている。図15(F1)に示すタイミングでは、第1装飾図柄が千両箱役物224Hがオーバーラップされていることにより、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。この演出例では、千両箱役物224Hが動作する場合には、千両箱役物224Hと家紋役物224Eとが干渉しないように、家紋役物224Eを動作しないようにしている。なお、千両箱役物224Hと家紋役物224Eの両方が動作している状態となる場合があってもよい。また、千両箱役物224Hが動作する場合には、家紋役物224Eをさらに下方に移動させる退避動作が行われるようにしてもよい。
図15(G1)では、図14(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている背景画像は、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されている背景画像に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。すなわち、背景画像について、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nがスライド移動する前に表示されていなかった領域が、スライド移動することにより視認され得るように構成されている。換言すれば、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動することにより見える画像があるということができる。これにより、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動しても、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが一体となった表示を行うことができる。なお、第2装飾図柄表示装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示尾装置208Mが上方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが上方にスライド移動してもよいし、第2装飾図柄表示装置208Mが下方にスライド移動し、第3装飾図柄表示装置208Nが下方にスライド移動してもよい。
図15(H1)では、図14(b)に示される演出装置206において、第1装飾図柄が拡大して、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L、第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている様子が示されている。すなわち、拡大した第1装飾図柄の左図柄が第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lに跨って表示され、拡大した第1装飾図柄の右図柄が第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。このとき、第2装飾図柄は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されていない。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14も第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示され、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nには跨っていない。なお、拡大した第1装飾図柄が2つの表示装置に跨って表示しなくてもよく、例えば、第2装飾図柄表示装置208Mにのみ拡大した左図柄が表示され、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ拡大した中図柄が表示され、第3装飾図柄表示装置208Nにのみ拡大した右図柄が表示されてもよい。また、変動アイコンh0や保留アイコンh11〜h14、第2装飾図柄が複数の表示装置に跨って表示されてもよい。
図15(I1)〜同図(I2)では、図14(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。ここで、図15(I1)〜同図(I2)に示される例では、家紋役物224Eに換えて、上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図15(I1)に示されるタイミングでは、POVディスプレイ224Iが初期位置でLEDアレイが初期姿勢とされている状態が示されている。
図15(I2)では、POVディスプレイ224Iが、初期位置から第1装飾図柄表示装置208Lの略中央の前面側にLEDアレイがオーバーラップする位置まで移動した後、LEDアレイが回転し、一定の回転速度に到達して定速回転とされ、「熱」の文字が表示されている様子が示されている。
図15(J1)では、図14(b)に示される演出装置206において、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されていた背景表示を第1UI部280における表示に変更し、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていた背景表示を第2UI部281における表示に変更されている様子が示されている。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mには、ナビキャラクタYM及び変動アイコンh0が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nには、保留アイコンh11〜h14が表示されている。つまり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lとは別の表示が行われている様子が示されている。
図15(K1)〜同図(K4)では、図14(b)に示される演出装置206における演出可動体の動作態様が示されている。なお、図15(K1)〜同図(K4)に示す例では、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。
図15(K1)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置となっている様子が示されている。
図15(K2)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Mが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する位置までスライド移動している様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示は、スライド移動に沿って、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に連続するように、スライド移動に合わせてスクロール表示がなされている。その結果、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた第1装飾図柄が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて表示されている画像であって、オーバーラップしている部分の画像をスライド移動に合わせてスクロール表示することにより、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nで一体感のある表示を行うことができる。なお、図15(K2)に示すように、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nに干渉しないように、初期位置から下方に移動して退避位置となっている。ここで、図15(K2´)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおける表示をスクロールさせずスライド移動させるようにしてもよい。また、家紋役物224Eは、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が行われているときに、初期位置で回転してもよいし、振動してもよいし、回転しながら振動してもよい。
図15(K3)〜同図(K4)では、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとが近接した状態で、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って反時計方向(CCW方向)に一体となって回転している様子が示されている。図15(K4)では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが90度回転した様子が示されている。このとき、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されている画像が第1装飾図柄表示装置208Lに整合するように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転軸を中心として第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの回転方向とは反対方向に回転する表示が行われる。これにより、遊技者が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは回転しているが、表示されている画像は回転していないように見える場合がある。
図15(L1)では、図14(a)に示される演出装置206の変形例を示している。すなわち、図15(L1)に示す例では、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置され、サブ表示装置208Sの上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。サブ表示装置208Sでは、上述した第1UI部280及び第2UI部281におけるそれぞれの表示が表示されている。すなわち、サブ表示装置208Sでは、変動アイコンh0と保留アイコンh11〜h14が表示されるとともに、ナビキャラクタYMも表示されている。また、サブ表示装置208Sにおける表示は、装飾図柄表示装置208における表示とは別の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、サボハニのキャラクタSBHが右側から左側に向かって歩いている様子が示されているが、一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、サブ表示装置208Sにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、図15(L1´)に示すように、表示画像(背景画像やサボハニのキャラクタSBH等)を装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨って表示するようにしてもよい。
図15(M1)では、サブ表示装置208S及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作態様が示されている。すなわち、サブ表示装置208Sは、初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置に移動して、装飾図柄表示装置208の表示画面の少なくとも一部をオーバーラップしており、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdは、「大」、「盤」、「振」、「舞」の各文字が正面となる位置までそれぞれ回転した後、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで移動したサブ表示装置208Sの左右両端の近傍となる位置まで移動している。このとき、サブ表示装置208Sでは、カットイン表示が行われ、装飾図柄表示装置208では、所定のエフェクト画像が表示されており、所定の予告演出あるいは先読み予告演出が行われている様子が示されている。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について、図16〜図19を参照しながら説明する。ここで、図16は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図であり、図17は、図16に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図18は、図17に示す演出の一例の続きを段階的に示す図であり、図19は、図18に示す演出の別の例について段階的に示す図である。
図16には、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄表示装置210、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284が示されている。なお、以下では、図14(a)に示される演出装置206を適用して説明するが、図14(b)に示される演出装置206を適用することも可能である。また、以下では、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224H及び導光板ILについては、図示を省略している。
図16(1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、図14(a)に示すようなデフォルトの背景画像(海岸の背景画像)が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示され、左上隅部には第2装飾図柄が表示されている。第2装飾図柄も第1装飾図柄の停止表示に合わせて、「装飾4−装飾1−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下方右側に形成された第1UI部280では、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図16(1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図16に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
第2UI部281には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。第2UI部281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図16(1)には、第2UI部281に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図16(1)では、第2UI部281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図16(1)では、説明を容易にするために、第1UI部280及び第2UI部281を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図16に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図16(1)に示すように、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→第2装飾図柄の変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図16(2)では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。なお、第1特図表示装置212における図柄変動と第4図柄の変動表示とが同時に開始してもよいし、第1特図表示装置212における図柄変動が開始した後で第4図柄の変動表示が開始してもよいし、第4図柄の変動表示が開始した後で第1特図表示装置212における図柄変動が開始してもよい。
図16(3)では、第2保留数表示が2から1に更新され、第2装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。なお、第2保留数表示の更新表示と第2装飾図柄の変動表示の開始とが同時に行われてもよいし、第2保留数表示の更新表示が行われた後で第2装飾図柄の変動表示が開始してもよいし、第2装飾図柄の変動表示が開始した後で第2保留数表示の更新表示が行われてもよい。
図16(4)では、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始している。ここでの移動(減少)アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が第1UI部280における変動アイコンの台座に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが特図1の第一の保留アイコンh11の表示位置(図14に示す第1ステージhs1参照)に向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図16(5)では、移動アニメーションが続き、同図(6)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコンの台座hs0に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示され、その後、第1装飾図柄の変動表示が開始される。なお、第1特図表示装置212における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。なお、移動アニメーションの終了と第1装飾図柄の変動表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、移動アニメーションが終了した後で第1装飾図柄の変動表示が開始されてもよいし、第1装飾図柄の変動表示が開始した後で移動アニメーションが終了してもよい。
図16(7)では、第1装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。
図16(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている様子が示されていれる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、大当りへの期待感が高いことを報知している。
その後、図16(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラ予告が行われている間に、会話予告が開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この、殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「好機」の文字表示から「否」の文字表示に変化し、大当りへの期待感がより高まっていることを報知している。なお、殿様の会話画像CI1が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「否」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、殿様の会話画像CI1が表示された後で吹き出しにおける表示が「否」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「否」に更新された後で殿様の会話画像CI1が表示されてもよい。なお、先に表示された予告(例えば、「好機」)から後に表示された予告(例えば、「激熱」)に昇格する演出(例えば、「否」)が行われない場合があってもよい。また、ナビキャラ予告は、当該図柄変動表示における予告だけではなく、先読み予告や、ある予告が行われることを予告する予告、説明表示(各種予告や遊技状態、パチンコ機100の演出で登場するキャラクタや演出の舞台等の説明、チュートリアル表示ともいう)等が行われてもよい。
その後、図16(10)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されるとともにナビキャラ予告も更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像は、演出ボタン136(チャンスボタン136)を操作有効期間内に押下することを促す画像であり、演出ボタン136(チャンスボタン136)を模したボタン画像136aと、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMTとによって構成されている。なお、図16(10)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されてもこれに応じた表示は行われない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図16(10)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、ナビキャラ予告では、吹き出しの表示が「否」の文字表示から「激熱」の文字表示に変化し、大当りへの期待感が相当程度高いことを報知している。また、この吹き出しの表示は、爺の会話画像CI2の一部にオーバーラップしている。なお、爺の会話画像CI2が表示されるタイミングと、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されるタイミングとが同じであってもよいし、爺の会話画像CI2が表示された後で吹き出しにおける表示が「激熱」に更新されてもよいし、吹き出しにおける表示が「激熱」に更新された後で爺の会話画像CI2が表示されてもよい。このように、この演出例では、会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも、大当りとなりやすくなっている。また、会話予告が更新される際に殿様の会話画像CI1が縮小表示されなくてもよく(例えば、図16(9)と同じ大きさの表示が表示されたまま)、殿様の会話画像CI1が消去されてもよい。また、後から表示された会話画像が先に表示された会話画像と異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよく、表示されると大当りへの期待度が高い会話予告Aが、この会話予告Aよりも大当りへの期待度が低い会話予告Bと異なる大きさ(大きい又は小さい)であってもよい。
その後、図16(11)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図16(11)に示すタイミング以降に演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図16(12)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されており、その後、図16(13)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、図16(12)に示されるタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、吹き出しの表示が消去されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図16(14)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。なお、「激熱ですぞ」といった予告の文字表示は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図16(15)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様の会話画像CI1及び爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了し、第1装飾図柄が視認容易とされている様子が示されている。
その後、図16(16)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄に「装飾7」が停止表示された後、図16(17)に示すように、右図柄に「装飾7」が停止表示してリーチ状態が形成される。ここで、第1装飾図柄の各図柄が停止表示する際に、図柄停止表示アニメーションを行い、図柄が停止表示したことを演出するようにしてもよい。
そして、図16(17)〜同図(19)に示すように、リーチ状態が形成されると、装飾図柄表示装置208では、リーチ開始時アニメーションが行われる。この演出例におけるリーチ開始時アニメーションでは、リーチ状態が形成されたときに、左図柄と右図柄を拡大・縮小するアニメーション表示が行われる。なお、リーチ開始時アニメーションの表示態様としては適宜のものを採用することができる。遊技者は、このリーチ開始時アニメーションを見ることにより、リーチ演出が開始されることを認識することができる場合がある。
リーチ演出が開始されると、図16(20)〜同図(21)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11〜h14(図16(20)に示す演出例では、保留アイコンh11)もフレームアウトされる。なお、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示の開始と、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示の開始とが同じタイミングであってもよいし、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始した後で、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始してもよいし、第1UI部280及び第2UI部281における各画像のフレームアウト表示が開始した後で、第1装飾図柄の左図柄と右図柄の移動表示が開始してもよい。
その後、図16(22)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合があってもよい。
続いて、図16(23)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。なお、導光板ILの発光が行われない場合があってもよい。例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板ILの発光の両方が行われる場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のみが行われ、導光板ILの発光が行われない場合があってもよいし、導光板ILの発光のみが行われ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が行われない場合があってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作と導光板Ilの発光の両方が行われない場合があってもよい。
その後、図16(24)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図17(25)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻った後で導光板ILの発光が終了するようにしてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの初期位置への移動開始と導光板ILの発光の終了とが同時に行われてもよい。ここで、図16(22)〜同図(24)において、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び導光板ILによって行われる一連の演出が行われた方が、一連の演出が行われない場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよい。
図17(26)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図17(26)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く図17(27)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
その後、図17(28)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図17(29)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図17(30)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図17(31)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図17(32)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。殿様のカットイン画像CI3は、決闘シーンのアニメーション表示にオーバーラップしており、殿様のカットイン画像CI3が表示されていない場合と比べると視認困難とされている。なお、殿様のカットイン画像C13は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。
その後、図17(33)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のカットイン画像CI3が消去され、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。
その後、図17(34)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出が開始されている様子が示されている。その後、図17(35)に示すタイミングで、演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136(チャンスボタン136)の操作を受付可能な状態となる。
図17(36)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図17(37)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136(チャンスボタン136)を押下している様子が示されている。なお、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよく、この場合、スーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度がスーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における残時間表示メータMTにおけるゲージの減る速度よりも速くてもよい。また、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間がスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間よりも短くてもよいし、スーパーリーチに発展してから1回目のボタン演出における操作有効期間とスーパーリーチに発展してから2回目のボタン演出における操作有効期間とが同じ長さであってもよい。
演出ボタン136(チャンスボタン136)が上記操作有効期間内に押下されると、図17(38)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられるとともに、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。エフェクト画像や第1装飾図柄の左図柄及び右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされ、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによってオーバーラップされていない状態である場合に比べると視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの一部のみが動作してもよいし、全部が動作してもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作する数によって信頼度が異なるようにしてもよい。また、図17(38)に示される演出は、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されたことを条件に表示されるものであってもよいし、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示されるものであってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作のうちのいずれか一方のみが行われる場合があってもよい。また、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作の両方が行われる場合は、エフェクト画像が表示された後で第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始されてもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が開始された後でエフェクト画像が表示されてもよいし、エフェクト画像の表示と第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作が同時に開始されてもよい。また、操作有効期間内に演出ボタン136(チャンスボタン136)が押下された場合に、図17(38)に示される演出が行われずにハズレとなる演出表示が行われてもよく、さらに、ハズレとなる演出表示が行われた後で復活演出を表示して大当りとなる演出表示が行われるようにしてもよい。なお、図17(38)に示される演出が開始されると、表示されていた変動アイコンh0が非表示となるが、引き続き表示してもよい。
その後、図17(39)では、千両箱役物224Hが動作して下方に移動し、装飾図柄表示装置208及び第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。さらに、その後、図17(40)では、導光板ILの発光が行われている様子が示されている。なお、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光の開始する順序については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、エフェクト画像の表示、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作、千両箱役物224Hの動作、導光板ILの発光のうちの全部が行われてもよいし、一部が行われない場合があってもよい。
図17(41)では、導光板ILの発光が終了した様子が示されている。その後、図17(42)に示すように、千両箱役物224Hが初期位置に向かって上昇を開始する。その後、図17(43)では、エフェクト画像がフェイドアウトし、その後、図17(44)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に向かって移動を開始している。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、変動アイコンh0の表示も再開されている。
その後、決闘シーンのアニメーション表示は、図17(46)まで継続する。図17(46)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、図17(47)では、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図17(48)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図18(49)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図18(50)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Aの表示態様で表示される。なお、図18(50)に示すタイミングでは、第1特図表示装置212は停止表示されたが、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄では揺れ変動が継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図18(51)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図18(52)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「スペシャルボーナス」の表示が行われ、遊技者に15R確変大当りであることが報知されている。また、図18(52)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の左上隅部に、右打ちを指示するミニ右打ち表示が行われている。なお、ミニ右打ち表示が行われないようにしてもよい。
その後、図18(53)に示すように、遊技者に右打ちを指示する右打ち指示画面が表示された後、図18(54)に示すように、1ラウンド目が開始される。1ラウンド目が開始されると、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示画面の右下隅部に大当りとなったときの装飾図柄の組合せを示す「装飾7」の表示が行われている。また、表示画面の左上隅部には、ミニ右打ち表示が行われ、右上隅部には、現在のラウンドである「1R」の表示が行われている。なお、大当り遊技において獲得した賞球数や、連荘中に獲得した総賞球数を表示するようにしてもよい。
その後、大当り遊技が消化され、15ラウンド目が開始されると、図18(55)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ラウンド演出表示が行われるとともに、表示領域の右上隅部では、現在のラウンドである「15R」の表示が行われる。
図18(56)は、大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208では、大当り終了演出表示が行われている様子が示されている。今回の大当り遊技は、15R確変大当りとなって開始された大当り遊技であるので、大当り遊技終了後は、遊技状態が特図高確率普図高確率状態(電サポ付き確変状態)となる。そのため、大当り終了演出表示では、その旨を示す「吉宗RUSH突入」の表示が行われ、電サポ付き確変状態に移行することが報知される。
その後、図18(57)に示す装飾図柄表示装置208では、カードユニット608(図4参照)に挿入されているプリペイドカードの取り忘れについて注意喚起する表示(注意喚起表示)が行われる。なお、この注意喚起表示は、電サポ中でない遊技状態において大当りとなった初回大当りでの大当り遊技が終了した場合にのみ表示するようにしてもよいし、大当りとなった状況に拘らず、大当り遊技が終了した場合に必ず表示するようにしてもよい。
図18(58)は、大当り遊技が終了して電サポ付き確変状態に移行し、1回目の図柄変動表示が開始される前の様子を示している。電サポ付き確変状態では、背景画像が電サポ付き確変状態用の背景画像となっており、装飾図柄も通常遊技状態(特図低確率普図低確率状態)とは異なる表示態様となっている。また、表示画面の中央下部には、特図2の保留アイコン表示領域282が形成されており、表示されるアイコンの数によって特図2の保留数を報知している。ここで、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様は、四角形の無模様かつ白色の表示態様であり、特図1の保留アイコンとは表示態様(ここでは形状)が異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、特図1の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよい。なお、図18(58)〜同図(63)では、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの保留アイコンが表示されていることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンを破線で示してある。また、図18(58)〜同図(63)では、説明を容易にするために、特図2の保留アイコン表示領域282を破線で区画して表しているが、実際にはこの破線は表示されない。また、電サポ付き確変状態では、特図1の保留アイコンが表示されていないが、表示するようにしてもよい。また、図18(58)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が行われるとともに、その下方に連荘回数を示す「ボーナス×○」の文字が表示されている。なお、図18(58)に示すタイミングでは、初回の大当り遊技が終了したので、その旨を示す「ボーナス×1」の表示が行われている。
そして、図18(59)に示すタイミングで第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始された後、図18(60)に示す装飾図柄表示装置208では、遊技者に右打ちを指示する右打ち報知が表示される。この右打ち報知は、半透明の帯画像上に「右打ちしてください」の文字が表示された態様で表示されている。右打ち報知は、装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも装飾図柄が視認困難とされている。右打ち報知は、初回の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においてのみ表示するが、初回の大当り遊技以外の大当り遊技が終了して移行した電サポ状態においても表示するようにしてもよく、例えば、大当り遊技が終了して電サポ状態に移行する毎に表示するようにしてもよい。また、電サポ状態に移行した後、左打ちしていることを検知した場合にも右打ち報知を表示するようにしてもよく、例えば、第1特図始動口230に入賞したことを検知した場合に左打ちが行われたと判断して右打ち報知を表示するようにしてもよい。なお、図18(60)に示す装飾図柄表示装置208では、表示領域の右下隅部に第2保留数表示が表示されている。
その後、図18(61)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始している様子が示されている。その後、右打ち報知が表示されてから所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図18(62)に示すように、右打ち報知が非表示となる。なお、ミニ右打ち表示は継続して行われている。
図18(63)では、特図2の図柄変動表示の保留が4つとなった様子が示されている。すなわち、特図2保留ランプ220では、特図2の保留が4つであることを示すために4つのランプの全てが点灯し、装飾図柄表示装置208では、特図2の保留アイコンh21〜h24が4つ表示されている。また、第2保留数表示でも、特図2の保留数が4つであることを示す「4」の表示が行われている。
図19(49a)は、図17(48)に続く別の演出例について示している。なお、図16〜図17では、「装飾7」でリーチ状態となって中図柄に「装飾7」が表示された場合について説明したが、ここでは、「装飾6」でリーチ状態となって中図柄に「装飾6」が表示された場合について説明する。図19(49a)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。ここでの背景は、非表示であってもよいし、スーパーリーチが行われるまでとは異なる背景画像であってもよいし、スーパーリーチが行われる前と同じ背景画像であってもよい。また、このとき、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていないが、変動アイコンh0や特図1の保留アイコンは表示されていてもよい。また、ナビキャラクタYMの表示も行われていないが、ナビキャラクタYMの表示が行われてもよい。
その後、図19(50a)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Bの表示態様で表示される。なお、図19(50a)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動を継続しており、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図19(51a)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。遊技者は、これを見ることにより、実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかの大当りとなったことを認識することができる場合がある。
その後、大当り遊技が開始して主制御部300から第1副制御部400に入賞演出開始コマンドが送信されると、図19(52a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出表示が開始される。今回は、「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組合せで大当りとなって開始された大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、「ボーナス」の表示が行われ、遊技者に実質5R確変大当り、5R通常大当り、2R通常大当りのいずれかであることが報知されている。また、図19(52a)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左上隅部にミニ右打ち表示が表示されている。
図19(38b)は、図17(37)に続く別の演出例について示している。図19(38b)では、演出ボタン136(チャンスボタン136)が操作有効期間内に押下されたがハズレの結果が表示されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。このとき、変動アイコンh0も表示が再開されている。その後、図19(39b)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄がフェイドアウトするとともに、決闘シーンのアニメーション表示が再開される。ここでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、その後、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトして、図18(40b)に示すように、変動アイコンh0、第2保留数表示及び第2装飾図柄を残し、非表示とされる。
その後、図19(41b)〜同図(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1UI部280及び第2UI部281(保留枠)が表示領域の下方からスクロールインし、保留アイコンとナビキャラクタYMが表示される。そして、図19(42b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、第2装飾図柄は左図柄、中図柄、右図柄のいずれも依然として変動表示が行われている。
その後、図19(43b)に示すタイミングで、第1特図表示装置212が特図Iの表示態様で表示される。なお、図19(43b)に示すタイミングでは、第1副制御部400は、主制御部300からの図柄変動停止コマンドを受信していない状態であるので、図柄確定停止と判断していないため、第1装飾図柄は揺れ変動が継続して行われ、第2装飾図柄や第4図柄表示装置284では未だ変動表示中となっている。
その後、第1副制御部400が図柄変動停止コマンドを受信すると、図19(44b)に示すように、第1装飾図柄及び第2装飾図柄がそれぞれ「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで停止表示するとともに、第4図柄表示装置284では、図柄が停止した旨の態様での表示が行われる。
続いて、図19(45b)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコン消去アニメーションの表示が行われる。変動アイコン消去アニメーション表示では、変動アイコンh0が徐々に小さくなり、最終的には、図19(46b)に示すように変動アイコンh0が消失するアニメーション表示が行われる。なお、変動アイコン消去アニメーションは、特図が停止する前に開始されてもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
図20〜図30は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした変化演出を段階的に示す図である。図20〜図30に示す演出例は、一台のパチンコ機100で実行される演出の例であり、図20〜図30に示す演出例を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図20〜図30では、装飾図柄表示装置208に代えて、3つの装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの第1装飾図柄表示装置208Lを用いてもよく、この場合には、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは図示省略されていることになる。また、図20〜図30では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図20〜図30に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図14〜図19に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図20〜図30に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図20〜図30に示す技術的思想を、図49〜図193に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図20〜図30における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図14〜図19を用いて説明した演出例への適用が好ましい。
図20は、演出アイコンとしての殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが、変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図20の左端に示す例では、まず、同図(a)において、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている。なお、図20(a)に示す装飾図柄表示装置208の左上には、第2装飾図柄が停止表示されている。
また、図20(a)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、図20(a)では、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示されている。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる。図20(a)に示すナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様で表示されている。すなわち、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが青色で表示されていてもよい。このナビキャラクタYMは、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である。さらに、ナビキャラクタYMは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図20(a)では、特図1の保留数が4であり、特図1の第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。すなわち、いずれの保留アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図20(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
さらに、図20(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。この変動アイコンh0は、ハズレの装飾図柄の組合せが確定表示されるタイミングで消える。なお、確定表示されるタイミングであっても、ナビキャラクタYMの表示は消えず、確定表示中もナビキャラクタYMは表示され続ける。
図20(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。いずれの保留アイコンh1〜h3も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図20(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。ナビキャラクタYMはこれまで、正面を向いた初期姿勢で表示されている。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図20(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図20(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図20(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。また、図20(e)に示すエフェクト画像Eh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様であり、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図20(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図20(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図20(f)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図20(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図20(h)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が停止表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコンh0は表示されたままであり、ナビキャラクタYMも表示され続けている。なお、表示態様が変化した変動アイコンh0は、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。
以上説明した図20の左端に示す例では、第Aの色(青色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図20の左から2番目に示す例について、図20の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。なお、以降の説明においても、図20の左端に示す例と重複する説明は省略する場合があるが、図20の左端に示す例における説明が当てはまる。図20の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図20(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図20(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。赤色の表示態様に変化した変動アイコンh0は、少なくとも一部が赤色で表示されている。言い換えれば、全部が赤色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが赤色で表示されていてもよい。変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことになり、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。一方、変化後の変動アイコンh0の態様(赤色の態様)は、ナビキャラクタYMの着物の態様(青色の態様)とは異なっている。この例でも、図20(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図20の左から2番目に示す例では、第Aの色(青色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Bの頻度(確率)で変化させる例である。ここで、図20の左端に示す例における上記第Aの頻度と、この第Bの頻度との関係は、第Bの頻度よりも第Aの頻度の方が高くてもよいし、第Aの頻度よりも第Bの頻度の方が高くてもよいし、第Aの頻度と第Bの頻度は同じであってもよい。
続いて、図20の左から3番目に示す例について、図20の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図20の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(エ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図20(オ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じ青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図20(カ)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、デフォルト(白色)の表示態様のままである。このように、アイコンが、エフェクト画像Eh0によって覆われても、変化する場合ばかりではなく、変化しない場合があってもよい。アイコン変化アニメーションのうち、アイコンの表示態様が変化するアニメーションを成功アニメとし、アイコンの表示態様が変化しないアニメーションを失敗アニメと分類することもできる。ただし、アイコンがエフェクト画像Eh0によって覆われた場合には、覆われたアイコンの表示態様は必ず変化するようにしてもよい。なお、この例でも、図20(ク)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図20(カ)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
続いて、図20の右端の上半分に示す例について、図20の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。左端に示す図20(c)では、変動アイコンh0はデフォルト(白色)の表示態様であったが、青色の表示態様である場合もあり得る。この例では、図20(c)に示す変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様であった場合の例であり、図20(d1)では、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、その刀からは波動が発振されている。すなわち、図20(d1)に示す変動アイコンh0は、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが青色で表示されていてもよい。続く、図20(e1)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じであり、変動アイコンh0の表示態様とも同じである青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図20(f1)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0とも、ナビキャラクタYMの着物の態様(青色の態様)とも異なる態様に変化している。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
続いて、図20の右端の下半分に示す例について、図20の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。左端に示す図20(c)では、変動アイコンh0はデフォルト(白色)の表示態様であったが、青色の表示態様である場合もあり得る。また、殿様のナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様であったが、赤色の着物を着た表示態様である場合もあり得る。この例では、図20(c)に示す変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様であり、殿様のナビキャラクタYMが赤色の着物を着た表示態様であった場合の例であり、図20(d2)では、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、その刀からは波動が発振されている。すなわち、図20(d2)に示すナビキャラクタYMは、少なくとも一部が赤色で表示されている。言い換えれば、全部が赤色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが赤色で表示されていてもよい。続く、図20(e2)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、変動アイコンh0の表示態様と同じである青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図20(f2)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、青色の表示態様のままである。変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様であり、変動アイコンh0の表示態様が変化しないことを、エフェクト画像Eh0の表示態様が示唆(予告)するものとなっている。
以上、図20を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。
また、態様としては、白色、青色、赤色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。すなわち、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、複数種類の態様が用意されている。例えば、最も低い態様が、白色や無模様の態様(第Aの態様)であり、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)の順に高くなっていき、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が最も高い態様になる。変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれに、複数種類の態様が用意されているが、それぞれの態様は、図20を用いて説明した態様に限定されることはない。すなわち、図20を用いて説明した例における白色は、青色に置き換えてもよい。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。さらには、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、図20を用いて説明した例における青色は、白色や緑色に置き換えてもよい。例えば、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、白色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよく、青色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、白色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。あるいは、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、赤色の着物を着た表示態様であってもよいし、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよく、青色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。なお、態様を大きく分けると、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)以下の態様(第Aの態様,第Bの態様,第Cの態様のグループである第1グループ)と、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)以上の態様(第Dの態様,第Eの態様,第Fの態様のグループである第2グループ)とに分けることができる。ここで、第1グループ内に属する態様を、第2グループに属する態様に変更することはできないようにするとともに、第2グループ内に属する態様を、第1グループに属する態様に変更することもできないようにする一方で、第1グループ内での態様の入れ替えは可能にするとともに、第2グループ内での態様の入れ替えも可能にしてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。また、遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。この段落で説明した態様に関する事項は、これ以前の例においても、これ以降の例においても同様である。
さらに、それぞれのアイコンにおける態様は、そのアイコン全体(全領域)の態様であってもよいし、そのアイコンの一部(部分領域)のみの態様であってもよい。
また、図20を用いて説明した例ではいずれも、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図21は、赤色の着物を着たナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対してアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図21の左端に示す例について、図20の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図21(a)に示す装飾図柄表示装置208の演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着たナビキャラクタYMが表示されている。
図21(b)では、装飾図柄の変動表示が開始されており、同図(c)では、それまで初期姿勢であったナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図21(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、青色の煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図21(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である青色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図21の左端に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色(青色)に第Cの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図21の左から2番目に示す例について、図21の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図21の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、青色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図21(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図21(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、赤色の表示態様に変化している。すなわち、変動アイコンh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様に変化したことになり、また、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、図21(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図21の左から2番目に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Dの頻度(確率)で変化させる例である。なお、デフォルトの表示態様の変動アイコンh0ではなく、例えば、緑色の表示態様の変動アイコンh0であってもよい。この場合には、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、第Cの色(緑色)の表示態様の変動アイコンを、第Bの色(赤色)に第Dの頻度(確率)で変化させる例になる。
続いて、図21の左から3番目に示す例について、図21の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図21の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(エ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図21(オ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図21(カ)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ表示態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、図21(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図21の左から3番目に示す例では、第Bの色(赤色)の第Aの演出アイコン(殿様のナビキャラクタYMのアイコン)が、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Cの色(金色)に第Eの頻度(確率)で変化させる例である。ここで、図21の左端に示す例における上記第Cの頻度と、図21の左から2番目に示す例における上記第Dの頻度と、この第Eの頻度との関係は、第Dの頻度>第Eの頻度>第Cの頻度の関係であってもよい。あるいは、第Dの頻度<第Eの頻度であってもよいし、第Dの頻度=第Eの頻度であってもよい。また、第Cの頻度は0でもよい。
さらには、第Dの頻度>図20の左から2番目に示す例における上記第Bの頻度であってもよいし、図20の左端に示す例における上記第Aの頻度>第Cの頻度であってもよい。
次に、図21の右端に示す例について、図21の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図21の右端に示す例でも、同図(あ)〜同図(え)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図21(お)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図21(か)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。なお、この例でも、図21(く)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図21(か)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上、図21を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図21を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
また、図21を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図22は、ナビキャラクタYMが表示されていなくてもアイコンの表示態様が変化するいくつかの例を示す図である。
図22の左端に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は2であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図22(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図22(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。
図22(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11のみが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。保留アイコンh1と変動アイコンh0いずれのアイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図22(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が1であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。なお、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図22(c)では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、青色のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。
図22(d)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である青色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。
図22(e)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図22の左端に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Aの色(青色)に第Fの頻度(確率)で変化する例である。
続いて、図22の左から2番目に示す例について、図22の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図22の左から2番目に示す例では、同図(A)〜同図(B)までは、先に説明した同図(a)〜同図(b)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図22(C)では、演出アイコン表示領域DISに何のアイコンも表示されていない状態で、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図22(D)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。また、図22(E)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図22の左から2番目に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Bの色(赤色)に第Gの頻度(確率)で変化する例である。
次に、その下に示す例について説明する。図22(B')には、青色の表示態様の変動アイコンh0が表示されており、続く、同図(C')では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図22(D')では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。この例でも、この後、ハズレの装飾図柄の組合せが停止表示され、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
続いて、図22の左から3番目に示す例について、図22の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図22の左から3番目に示す例でも、同図(ア)〜同図(イ)までは、先に説明した同図(a)〜同図(b)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図22(ウ)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図22(エ)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ表示態様である金色の表示態様に変化している。この例でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。また、図22(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した図22の左から3番目に示す例では、デフォルトの表示態様の変動アイコンが第Cの色(金色)に第Hの頻度(確率)で変化する例である。ここで、図22の左端に示す例における上記第Fの頻度と、図22の左から2番目に示す例における上記第Gの頻度と、この第Hの頻度との関係は、第Fの頻度>第Gの頻度>第Hの頻度の関係であってもよい。
次に、図22の右端に示す例について、図22の左端に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図22の右端に示す例でも、同図(あ)〜同図(い)までは、先に説明した同図(a)〜同図(c)と同じであり、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0が表示されている。続く、図22(う)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図22(え)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。なお、この例でも、図22(お)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われておらず、図22(え)の段階で変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった時点で、遊技者の大当りへの期待度は低くなっている。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上、図22を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコンやエフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図22を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、青色の表示態様であった変動アイコンh0は、緑色の表示態様であってもよいし、白色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、金色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、虹色の表示態様であってもよく、この場合には、変化後の変動アイコンh0の表示態様は、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。さらには、金色の表示態様であったエフェクト画像Eh0は、赤色の表示態様であってもよく、あるいは白色の表示態様であってもよく、青色の表示態様であってもよく、緑色の表示態様であってもよい。
また、図22を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。
図23は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図23の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図23(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図23(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図23(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図23(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図23(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図23(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図23(f)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。すなわち、図23(e)に示すエフェクト画像Eh0は、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様であり、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことになる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図23(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図23(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図23(f)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図23(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図23(h)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されている。
図23(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま依然として表示されている。
図23(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。続く、図23(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図23(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、今回のエフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図23(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図23(k)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(l)〜同図(m))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図23(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した例では、1回目のアイコン変化アニメーションは、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に開始され、2回目のアイコン変化アニメーションは、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に開始されている。アイコン変化アニメーションの開始タイミング、すなわちアイコン変化演出の開始タイミングは、この例に限らず、装飾図柄の変動表示開始時であってもよく、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時であってもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時であってもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時であってもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)であってもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等であってもよい。ここで説明したアイコン変化演出の開始タイミングについては、これ以前に説明したアイコン変化演出についても同様であり、これ以降に説明するアイコン変化演出についても同様である。
また、図23の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。
また、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、ここで説明したアイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。すなわち、図23(c)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみることもできる。なお、ナビキャラクタYMが、図23(g)〜同図(j)の間で一旦消える場合があってもよい。例えば、ナビキャラクタYMが、図23(g)で一旦消えたり、あるいは同図(g)の直後に一旦消え、同図(k)の直前で再表示されたり、同図(k)で再表示されてもよく、この場合には、2回のアイコン変化アニメーションの区切りが明確になる。
図23の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図23の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図23(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図23(F)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図23(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図23(H)〜同図(L)までは、変動アイコンh0の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図23(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図23(N)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、ここでも、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図23(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図23(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、そもそも、変動アイコンh0の表示態様を用いた通常予告は行われていない。ただし、変動アイコンh0の表示態様が変化しなかった場合であっても、大当りする場合があってもよい。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図24は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0に対して複数回のアクションを起こしている、図23に示す例とは別の例を示す図である。
図24の左半分に示す例について、図23の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図24の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図23(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図24(e)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図24(f)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、この例では、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、白色の表示態様のままである。図24(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図24(h)〜同図(l)までは、変動アイコンh0の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図23(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、白色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図24(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図24(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図24(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図24(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図24の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図24の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、デフォルト(白色)の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図24(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図24(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図24(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図24(H)〜同図(L)までは、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。続く、図24(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図24(N)では、エフェクト画像Eh0が消えているが、変動アイコンh0の表示態様に変化はなく、変動アイコンh0は、赤色の表示態様のままである。図24(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図24(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
以上、図23及び図24に示す例では、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図23及び図24を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
また、図23及び図24を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。ここで、図23及び図24を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の1回の変動表示の中で、図23の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図23の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図24の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図24の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図23及び図24を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは2回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが3回以上行われてもよい。
さらに、表示態様の変化に失敗の場合には、デフォルト色である白色の煙画像のエフェクト画像Eh0が必ず表示されてもよいし、反対に、白色の煙画像のエフェクト画像Eh0が表示されても表示態様の変化に成功する場合があってもよい。
図25は、アイコン変化演出の2つの例を示す図である。
図25の左半分に示す例は、図22を用いて説明した、ナビキャラクタYMが表示されていなくても行われるアイコン変化演出と、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化演出が、装飾図柄の1回の変動表示の中で行われる例である。
まず、図25(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は2であり、特図1の第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図25(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図25(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。
図25(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11のみが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。保留アイコンh1と変動アイコンh0いずれのアイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図25(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が1であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。なお、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図25(c)では、アイコン変化アニメーションが開始され、変動アイコンh0の少なくとも一部が、赤色のエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。
図25(d)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や金色等)であってもよい。この例では、演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されておらず、ナビキャラクタYMも表示されていないが、ナビキャラクタYMが表示されている場合であっても、装飾図柄の変動表示中における或る期間(例えば、スーパーリーチ中の期間、表示画面が真っ暗になる暗転表示中の期間、他の表示(予告表示やエラー表示)にナビキャラクタYMの表示がオーバーラップされている期間)は、ナビキャラクタYMが非表示や見えなくなっている場合があり、このような場合でも、図25(c)に示すようなアイコン変化アニメーションが実行される場合がある。
図25(e)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図25(f)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第2保留アイコンh12が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
図25(g)では、特図1始動口230にさらに1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図25(h)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第3保留アイコンh13が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、この例では、保留数に応じてナビキャラクタYMが出現したり消えたりする。すなわち、保留数がN(ここではN=3)になるとナビキャラクタYMが出現し(表示が開始され)、保留数がM(ここではM=2)になるとナビキャラクタYMが消える(表示が終了する)。ナビキャラクタYMのこの条件におけるNとMの関係は、N>Mの関係にあればよく、N=4、M=1等であってもよい。なお、これまでの例においてもこの条件を適用することができ、これ以降の例についても、この条件を適用することができるが、適用しなくてもよい。図25(h)では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが初期姿勢で出現している。そして、そのナビキャラクタYMには、「あと1個で保留満タン」という吹き出しの表示が付されている。また、図25(h)では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。ナビキャラクタYMは、装飾図柄の第1停止に応じて出現する場合があってもよいし、第2停止に応じて出現する場合があってもよい。さらには、ナビキャラクタYMは、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に出現したり、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に出現してもよい。また、装飾図柄の変動表示開始時に出現してもよいし、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時の出現してもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時に出現してもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時に出現してもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)に出現してもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等に出現してもよい。ここで説明したナビキャラクタYMの出現タイミングについては、これ以前に説明した例についても適用可能であり、これ以降に説明する例についても適用可能である。
図25(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図25(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。続く、図25(m)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図25(n)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、今回のエフェクト画像Eh0と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図25(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図25(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
なお、この図25の左半分に示す例では、ナビキャラクタYMが表示されていなくても行われるアイコン変化演出は、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよく、また、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化演出でも、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよい。
図25の右半分に示す例は、ナビキャラクタYMを用いたアイコン変化アニメーションが、装飾図柄の1回の変動表示の中で2回行われるが、1回目と2回目とでは、ナビキャラクタYMの表示態様が異なっている例である。
まず、図25(A)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図25(A)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図25(A)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図25(B)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図25(B)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図25(C)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、変動アイコンh0の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図25(D)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、同図(E)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の態様と同じ青色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図25(F)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。なお、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図25(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図25(F)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図25(F)のタイミング(エフェクト画像Eh0が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図25(C)から開始され、同図(G)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(D)〜同図(E))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図25(H)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。この図25(H)では、ナビキャラクタYMが、赤色の煙画像であるエフェクト画像EYMによって覆われ、ナビキャラクタYMは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタYM0は、一部のみがエフェクト画像EYMによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EYMによって覆われていてもよい。図25(I)では、エフェクト画像EYMが消え、エフェクト画像EYMに覆われる前までは青色の着物を着た表示態様であったナビキャラクタYMが、エフェクト画像Eh0と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。演出アイコンであるナビキャラクタYMの変化演出は、装飾図柄の第1停止に応じて開始されてもよいし、第2停止に応じて開始される場合があってもよい。さらには、その変化演出は、装飾図柄の変動表示開始後であってリーチ状態になる前、あるいは第1停止が行われる前に開始されたり、リーチ状態になった後、すなわちリーチ状態中に開始されてもよい。また、装飾図柄の変動表示開始に合わせて開始されてもよいし、擬似連演出を示す表示(擬似連図柄)が表示された時に開始されてもよいし、タイマ予告のタイマが0になった時に開始されてもよいし、チャンスボタン136等の操作手段の操作時に開始されてもよいし、装飾図柄の変動表示が終了した時(停止表示時)に開始されてもよい。また、「リーチ」の文字表示が表示されている期間や、スーパーリーチ中や、3つの装飾図柄の揺れ変動中や、チャンスボタン136等の操作手段を用いた操作演出(ボタン演出等)の開始後や、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hといった演出可動手段の動作中や動作後等に開始されてもよい。ここで説明した演出アイコン(ここではナビキャラクタYM)の変化演出の開始タイミングについては、これ以前に説明した例についても適用可能であり、これ以降に説明する例についても適用可能である。
また、図25(I)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(J)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図25(K)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、青色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(L)では、その刀から波動が発振されている。続く、図25(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、ナビキャラクタYMの着物の変化した態様と同じ赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図25(N)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは青色の表示態様であった変動アイコンh0が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、変動アイコンh0は、エフェクト画像Eh0と同じ態様に変化したことにもなる。この2回目でも、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の変動アイコンh0の表示態様と同じ態様(ここでは青色))であってもよい。図25(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図25(K)から開始され、同図(O)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(L)〜同図(M))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh0が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
なお、演出アイコン(ここではナビキャラクタYM)の変化演出が行われ、演出アイコンの表示態様が変化した場合には、変動アイコンh0(あるいは保留アイコン)の表示態様の変化演出が必ず行われるようにしてもよい。さらに、変化した演出アイコンの表示態様と同じ表示態様に、変動アイコンh0(あるいは保留アイコン)の表示態様が必ず変化するようにしてもよい。
図25(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
以上説明した例では、装飾図柄の1回の変動表示の中で、第Aの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出と、第Bの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出が行われている。なお、この図25の右半分に示す例では、第Aの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出は、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよく、また、第Bの表示態様の演出アイコンによるアイコン変化演出でも、一回の変化しか行われていないが、複数回の変化が行われてもよい。
この図25を用いて説明した例は、変動アイコンh0を対象にした例であったが、保留アイコンを対象にした場合も同じである。また、態様としては、白色、青色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、変動アイコン、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh0それぞれの態様は、図25を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった変動アイコンh0は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、青色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、白色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは赤色の着物を着た表示態様であってもよいし、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。
図26は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図26の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図26(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図26(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図26(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図26(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図26(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図26(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。図26(e)では、第1変動アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図26(f)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Eh1と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図26(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図26(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図26(f)のタイミング(エフェクト画像Eh1が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図26(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh1が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図26(h)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾4」が仮停止している。すなわち、「装飾4」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されている。
図26(i)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾4」が仮停止し、リーチ状態が形成されており、続く同図(j)では、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま依然として表示されている。
図26(k)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、左側に向かって刀を振りかざし、同図(l)では、その刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図26(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図26(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、今回のエフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の第1保留アイコンh11の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図26(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
以上説明した2回目のアイコン変化アニメーションは、図26(k)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(l)〜同図(m))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh1が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図26(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図26の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。
また、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、ここで説明したアイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。すなわち、図26(c)から開始され、同図(o)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみることもできる。なお、ナビキャラクタYMが、図26(g)〜同図(j)の間で一旦消える場合があってもよい。例えば、ナビキャラクタYMが、図26(g)で一旦消えたり、あるいは同図(g)の直後に一旦消え、同図(k)の直前で再表示されたり、同図(k)で再表示されてもよく、この場合には、2回のアイコン変化アニメーションの区切りが明確になる。
図26の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図26の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図26(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図26(F)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、この例では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図26(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図26(H)〜同図(L)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。続く、図26(M)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図26(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでも、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図26(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図26(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)でもハズレの場合もあれば、大当りする場合もある。ただし、表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかったことで、第1保留アイコンh11による先読み予告が行われていないことになり、次の装飾図柄の変動表示では、大当りするよりもハズレの可能性が高い。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図27は、装飾図柄の1回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図26に示す例とは別の例を示す図である。
図27の左半分に示す例について、図26の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図27の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図26(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図27(e)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図27(f)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、この例では、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図27(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図27(h)〜同図(l)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図26(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図27(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図27(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図27(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図27(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
図27の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図27の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図27(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図27(F)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図27(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図27(H)〜同図(L)までは、先に説明した同図(h)〜同図(l)と同じであり、リーチ状態になった後で、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過して第1保留アイコンh11の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図27(M)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、再び、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図27(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、赤色の表示態様のままである。図27(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、この例でも、図27(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。なお、ここでも、ナビキャラクタYMが消えずに表示され続けることから、アイコン変化アニメーションは2回ではなく1回であるとみることもできる。
以上、図26及び図27に示すでは、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh1それぞれの態様は、図26及び図27を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった保留アイコンは、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、保留アイコンは、第1保留アイコンh11に限らず、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14の表示態様が変化する場合もある。さらには、複数の保留アイコンの表示態様や、変動アイコンh0の表示態様と一又は複数の保留アイコンの表示態様が変化する場合もある。
また、図26及び図27を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した保留アイコンによる先読み予告は、偽の予告であったり、真の予告であったりする。ここで、図26及び図27を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の1回の変動表示の中で、図26の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図26の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図27の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図28の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図26及び図27を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは2回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが3回以上行われてもよい。
図28は、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしているいくつかの例を示す図である。
図28の左半分に示す例では、まず、同図(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図28(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図28(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図28(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図28(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図28(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図28(d)では、殿様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。この波動は、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過して、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。図28(e)では、第2変動アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh2は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。図28(f)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第2保留アイコンh12は、エフェクト画像Eh2と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。図28(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。なお、図28(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図28(f)のタイミング(エフェクト画像Eh2が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図28(c)から開始され、同図(g)の直前(初期姿勢に戻る直前)で終了したとみてもよいし、波動が発振されている間(同図(d)〜同図(e))のみ行われているアニメーションとみてもよいし、エフェクト画像Eh2が表示されている間のみ行われているアニメーションとみてもよい。
図28(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図28(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11および第2保留アイコンh12といった2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。なお、図28(i)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。保留数が2になると、ナビキャラクタYMの表示は消える。図28(i)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図28(j)〜同図(l)までは、装飾図柄の変動表示が継続し、図28(m)では、ナビキャラクタYMの表示が消えたままの状態で、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図28(m)では、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図28(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、今回のエフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目でも、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、変化前の第1保留アイコンh11の表示態様と同じ態様(ここでは赤色))であってもよい。図28(o)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図28(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図28の左半分に示す例では、2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであり、2回目のアイコン変化アニメーションも同じく、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、成功アニメが連続する例であった。また、アイコン変化アニメーションによって表示態様が変化する保留アイコンは、同じ保留を表す保留アイコンであったが、異なる保留を表す保留アイコンであってもよい(以降の例においても同じ)。例えば、2回目のアイコン変化アニメーションでは、図28(f)では第3保留アイコンh12であった同図(m)に示す第2保留アイコンh12の表示態様が変化してもよい。
図28の右半分に示す例について、同図の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図28の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した同図(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動も、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過して、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。続く、図28(E)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図28(F)では、エフェクト画像Eh2が消えているが、この例では、第2保留アイコンh12の表示態様に変化はなく、第2保留アイコンh12は、白色の表示態様のままである。図28(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図28(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図28(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。2つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図28(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
図28(J)〜同図(L)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した同図(j)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図28(M)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図28(M)では、白色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図28(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでも、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図28(O)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図28(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)でもハズレの場合もあれば、大当りする場合もある。ただし、表示態様がデフォルトの表示態様から変化しなかったことで、第1保留アイコンh11による先読み予告が行われていないことになり、次の装飾図柄の変動表示では、大当りするよりもハズレの可能性が高い。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションともに、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、失敗アニメが連続する例であった。
図29は、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、ナビキャラクタYMが保留アイコンに対して複数回のアクションを起こしている、図28に示す例とは別の例を示す図である。
図29の左半分に示す例について、図28の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図29の左半分に示す例では、同図(a)〜同図(d)までは、先に説明した図28(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過しさらに第1保留アイコンh11も通過して第2保留アイコンh12の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図29(e)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図29(f)では、エフェクト画像Eh2が消えているが、この例では、第2保留アイコンh12の表示態様に変化はなく、第2保留アイコンh12は、白色の表示態様のままである。図29(g)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図29(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図29(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。2つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図28(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
続く図29(j)〜同図(l)までは、第1保留アイコンh11の表示態様が、赤色の表示態様ではなく白色の表示態様である点を除いて、先に説明した図28(i)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図29(m)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図29(m)では、白色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図29(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この2回目のアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、青色や赤色等)であってもよい。図29(o)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図29(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例であった。
図29の右半分に示す例について、図28の左半分に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図29の右半分に示す例では、同図(A)〜同図(D)までは、先に説明した図28(a)〜同図(d)と同じであり、赤色の着物を着た表示態様の殿様のナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化し、ナビキャラクタYMの刀から、変動アイコンh0を通過しさらに第1保留アイコンh11も通過して第2保留アイコンh12の手前にまで及ぶ波動が発振されている。続く、図29(E)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像であるエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。図29(F)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、エフェクト画像Eh2と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。ここでのアイコン変化アニメーションでは、エフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、緑色や金色や虹色等)であってもよい。図29(G)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図29(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図29(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、保留数が2になったことで、ナビキャラクタYMの表示は消え、図29(I)に示す演出アイコン表示領域DISには、何のアイコンも表示されていない。
続く図29(J)〜同図(L)までは、先に説明した図28(i)〜同図(l)と同じであり、ナビキャラクタYMの表示が消えた状態で、装飾図柄の変動表示が継続しており、図29(M)では、その状態のまま、2回目のアイコン変化アニメーションが開始されている。この図29(M)では、赤色の表示態様の第1保留アイコンh11の少なくとも一部は、白色の煙画像であるエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。図29(N)では、エフェクト画像Eh1が消えているが、ここでは、第1保留アイコンh11の表示態様に変化はなく、第1保留アイコンh11は、白色の表示態様のままである。図29(O)に示すように装飾図柄の変動表示はしばらく続く。
図29(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
以上説明した2回のアイコン変化アニメーションのうち、1回目のアイコン変化アニメーションでは、保留アイコンの表示態様が変化する成功アニメであったのに対し、2回目のアイコン変化アニメーションは、保留アイコンの表示態様が変化しない失敗アニメであった。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例であった。
以上、図28及び図29に示すでは、態様としては、白色、赤色、金色を例にあげて説明したが、その他の色や模様等であってもよい。また、保留アイコン、ナビキャラクタYM、エフェクト画像Eh1それぞれの態様は、図28及び図29を用いて説明した態様に限定されることはない。例えば、白色の表示態様であった保留アイコンは、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよいし、あるいは赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、赤色の着物を着た表示態様であった殿様のナビキャラクタYMは、金色の着物を着た表示態様であってもよいし、虹色の着物を着た表示態様であってもよいし、あるいは白色の着物を着た表示態様であってもよいし、青色の着物を着た表示態様であってもよいし、緑色の着物を着た表示態様であってもよい。さらに、保留アイコンは、第1保留アイコンh11に限らず、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14の表示態様が変化する場合もある。さらには、複数の保留アイコンの表示態様や、変動アイコンh0の表示態様と一又は複数の保留アイコンの表示態様が変化する場合もある。
また、図28及び図29を用いて説明したいずれの例においても、表示態様が変化した保留アイコンによる先読み予告は、偽の予告であったり、真の予告であったりする。ここで、図28及び図29を用いて説明した例をまとめると、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、図28の左半分に示す例である、成功アニメが連続する例(以下、「連続成功例」という。)、図28の右半分に示す例である、失敗アニメが連続する例(以下、「連続失敗例」という。)、図29の左半分に示す例である、先に失敗アニメが表示された後、成功アニメが表示される例(以下、「失敗成功例」という。)、図29の右半分に示す例である、先に成功アニメが表示された後、失敗アニメが表示される例(以下、「成功失敗例」という。)があり、大当りのしやすさ、すなわち最終的に大当り図柄が確定表示される確率は、連続成功例が行われた場合が最も高く、次いで、失敗成功例が行われた場合が高く、次いで、成功失敗例が行われた場合が高く、連続失敗例が行われた場合が最も低い(連続成功例>失敗成功例>成功失敗例>連続失敗例)。なお、連続失敗例が行われた場合は、必ずハズレになってもよいし(大当り確率が0%)、大当りする場合があってもよい(大当り確率が0%よりは高い)。
また、図28及び図29を用いて説明したいずれの例でも、装飾図柄の1回の変動表示の中でアイコン変化アニメーションは1回しか行われていないが、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われてもよい。すなわち、装飾図柄の1回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われ、さらに、装飾図柄の複数回の変動表示の中で、アイコン変化アニメーションが複数回行われる場合があってもよい。
図30は、アイコン変化アニメーションの2つの例を示す図である。
図30の左半分に示す例は、アイコン変化アニメーションの変化対象となるアイコンを認識しやすい例である。
まず、図30(a)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図30(a)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図30(a)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図30(b)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図25(b)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図30(c)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図30(d)では、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0および第1保留アイコンh11を回避するようにして、第2保留アイコンh12の手前にまで及んでいる。さらに、剣先から第2保留アイコンh12に向かって矢印も延びている。図28(d)に示す波動は、変動アイコンh0を通過し、さらに第1保留アイコンh11も通過しているため、変動アイコンh0が変化対象ともみれるし、第1保留アイコンh11も変化対象ともみれる。一方、図30(d)に示す波動は、変動アイコンh0および第1保留アイコンh11を回避しているためそのようなことはなく、しかも、矢印の表示によって、第2保留アイコンh12が変化対象であることがより明確になっている。
図30(e)では、第2保留アイコンh12の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh2によって覆われ、第2変動アイコンh12は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第2保留アイコンh12は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh2は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図30(f)では、エフェクト画像Eh2が消え、エフェクト画像Eh2に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2保留アイコンh12が、エフェクト画像Eh2の態様と同じ態様である赤色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh2の表示態様が、変化後の第2保留アイコンh12の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh2の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や金色等)であってもよい。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図30(f)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図30(f)のタイミング(エフェクト画像Eh2が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
図30(g)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図30(h)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第4保留アイコンh14が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、図30(h)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図30(i)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11は、先の変動で表示態様が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図30(j)では、装飾図柄の変動表示が続き、同図(k)では、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図30(l)では、青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0を回避するようにして、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。さらに、剣先から第1保留アイコンh11に向かって矢印も延びている。図30(l)に示す波動も、変動アイコンh0を回避しているため、変動アイコンh0が変化対象とみられることはなく、しかも、矢印の表示によって、第1保留アイコンh11が変化対象であることがより明確になっている。
図30(m)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、金色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図30(n)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前までは赤色の表示態様であった第1保留アイコンh11が、エフェクト画像Eh1の態様と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図30(o)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図30(p)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されているが、第1保留が消化されて行われる装飾図柄の変動表示(次に開始される装飾図柄の変動表示)で大当りする場合がある。すなわち、表示態様が変化した第1保留アイコンh11による先読み予告が真の予告であったことになる場合がある。
この図30の左半分に示す例では、第Aの表示態様(青色の着物を着た表示態様)の演出アイコン(ナビキャラクタYM)は、図28等に示す第Bの表示態様(赤色の着物を着た表示態様)の演出アイコン(ナビキャラクタYM)よりも、変化対象となるアイコンを認識しやすい例である。
図30の右半分に示す例は、表示態様が変化した保留アイコンが変動アイコンになって再び表示態様が変化する例である。
まず、図30(A)において、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている状態で、特図1の保留数は4であり、特図1の4つの保留アイコンh11〜h14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、図30(A)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この図30(A)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示された直後の状態であり、変動アイコンh0も表示されたままである。さらに、演出アイコン表示領域DISでは、右ベースアイコンbIrの上に、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢で表示されている。
図30(B)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。3つの保留アイコンにしても変動アイコンh0にしても、いずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図30(B)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図30(C)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、左側を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。続く図30(D)では、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMの刀から波動が発振されている。ここでの波動は、変動アイコンh0を通過して、第1保留アイコンh11の手前にまで及んでいる。図30(E)では、第1保留アイコンh11の少なくとも一部が、赤色の煙画像のエフェクト画像Eh1によって覆われ、第1変動アイコンh11は、覆われる前より視認困難になっている。なお、第1保留アイコンh11は、一部のみがエフェクト画像Eh2によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh1によって覆われていてもよい。また、エフェクト画像Eh1は、他のアイコン(変動アイコンや他の保留アイコン)の少なくとも一部までもオーバーラップするものであってもよい。
図30(F)では、エフェクト画像Eh1が消え、エフェクト画像Eh1に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1保留アイコンh11が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である赤色の表示態様に変化している。なお、第1保留アイコンh11は、エフェクト画像Eh1と同じ態様に変化したことにもなる。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様、あるいはエフェクト画像Eh1の表示態様が、変化後の第1保留アイコンh11の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh1の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や青色や金色等)であってもよい。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図30(F)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、図30(F)のタイミング(エフェクト画像Eh1が消えたタイミング)で初期姿勢に戻ってもよい。
図30(G)では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図30(H)に示す装飾図柄表示装置208では、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第4保留アイコンh14が追加表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、図30(H)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾4」−「装飾5」)が停止表示されている。
続く図30(I)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13といった3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、変動アイコンh0が表示されている。変動アイコンh0は、先の変動で表示態様が変化した第1保留アイコンh11が変化したアイコンであり、赤色の表示態様で表示されている。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが初期姿勢のまま継続して表示されており、このナビキャラクタYMは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。
図30(J)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ状態が形成されており、「リーチ」の文字表示が表示されている。すなわち、左図柄表示領域208aで揺れ変動中の「装飾4」、高速で変動表示を続ける中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cで揺れ変動中の「装飾4」に、前側(遊技者側)からオーバーラップするように、「リーチ」の文字表示が表示され、この「リーチ」の文字表示が表示される前よりも、各図柄表示領域208a〜cにおける表示が視認困難になっている。なお、演出アイコン表示領域DISには、赤色の着物を着た表示態様に変化したナビキャラクタYMが初期姿勢のまま表示されている。
図30(K)では、リーチ状態の中、2回目のアイコン変化アニメーションが開始され、赤色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが、赤色の表示態様の変動アイコンh0に向かって刀を振りかざし、同図(L)では、その刀から波動が発振されている。続く、図30(M)では、変動アイコンh0の少なくとも一部が、金色の煙画像であるエフェクト画像Eh0によって覆われ、変動アイコンh0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、変動アイコンh0は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。図30(N)では、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前までは赤色の表示態様であった変動アイコンh0が、エフェクト画像Eh0の態様と同じ態様である金色の表示態様に変化している。この例では、エフェクト画像Eh0の表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。ただし、エフェクト画像Eh0の態様は、アイコン変化後の態様と異なる態様(例えば、白色や赤色等)であってもよい。図30(O)に示すナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻っている。
図30(P)に示す装飾図柄表示装置208では、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾4」)が停止表示されており、表示態様が変化した変動アイコンh0による通常予告は、偽予告であったことになる。
なお、この図30の右半分に示す例では、アイコン変化演出は、保留アイコンに対しては1回しか行われていないが、複数回行われてもよい。また、アイコン変化演出は、変動アイコンに対しても1回しか行われていないが、複数回行われてもよい。すなわち、或る保留アイコンに対してアイコン変化演出が1又は複数回行われた後に、該保留アイコンが変動アイコンとなり、該変動アイコンに対してもアイコン変化演出が1又は複数回行われる場合があってもよい。
以上の説明では、ナビキャラクタYMは、保留数がN(ここではN=3)になると出現し、保留数がM(ここではM=2)になると消えることについて説明したが、ナビキャラクタYMは、常時表示であってもよい。ただし、常時表示とはいっても、装飾図柄の変動表示中の或る期間は、ナビキャラクタYMは消えていたり、見えなくなっていてもよい。例えば、スーパーリーチ中の期間、表示画面が真っ暗になる暗転表示中の期間、他の表示(予告表示やエラー表示)にナビキャラクタYMの表示がオーバーラップされている期間等では、ナビキャラクタYMは消えていたり、見えなくなっている場合があってもよい。また、大当り遊技中も表示されていてもよいし、あるいは大当り遊技中は表示されないようにしてもよい。さらに、特図の保留数が0で図柄変動表示(装飾図柄の変動表示)が終了した場合、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される。すなわち、デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で表示される場合がある表示である。デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。これらのデモ表示においても、ナビキャラクタYMは表示される場合がある。また、デモ表示の表示期間には、全ての表示態様のナビキャラクタYMが表示可能であってもよいし、上記第1グループに属する表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。すなわち、白色、青色、緑色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。あるいは、デモ表示の表示期間には、白色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよいし、青色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよいし、緑色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。さらにまた、赤色の表示態様のナビキャラクタYMしか表示されなくてもよい。
また、演出アイコンとして殿様のキャラクタのナビキャラクタYMを用いた演出例に限って説明したが、演出アイコンは、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMには限定されず、図106等に示す爆撃機アイコンI3であってもよく、さらには、図119(b)に示す各種のアイコン変化予告のアイコンであってもよい。
また、変化対象のアイコンとしては、変動アイコンであってもよいし、保留アイコンであってもよい。保留アイコンである場合には、第1保留アイコンであってもよいし、第2保留アイコンであってもよいし、第3保留アイコンであってもよいし、第4保留アイコンであってもよい。さらに、変化対象のアイコンの態様の種類は、図119(a)に示す保留アイコンや変動アイコンの種類であってもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、第二の表示態様で[例えば、赤色の表示態様]表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図25(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われても、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化しない場合[例えば、図20(f2)]もある、ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、第二の表示態様へ変化するだろうと予想する遊技者の該予想と異なる結果を表示することで遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
また、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る態様で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る態様で表示される領域であってもよい。
また、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る態様で表示される領域であってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図25(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記演出アイコンが表示されていない期間において前記第一の表示態様の或るアイコンが変化する演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図22(D')]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、演出アイコンによる変化演出が行われなくても第二の表示態様の或るアイコンが表示される場合があり、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記演出アイコンが表示されていない期間において前記第一の表示態様の或るアイコンが変化する演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記或るアイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図20(a)〜同図(h)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図20(A)〜同図(H)]、
前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここにいう頻度とは、確率であってもよい(以下、同じ。)。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或るアイコン[例えば、変動アイコンh0あるいは保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記或るアイコンとは、図柄変動表示に関するアイコンのことであり、 前記或るアイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記或るアイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記或るアイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第三の表示態様と前記第四の表示態様は異なる表示態様であり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図25(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図20(f1)]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、第三の表示態様の演出アイコンによる変化演出からでも第二の表示態様の或るアイコンが表示される場合があることで、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、或るアイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記或るアイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、 前記デフォルトの表示態様は、前記或るアイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図20(a)〜同図(h)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図20(A)〜同図(H)]、
前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或るアイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第五の表示態様[例えば、金色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合の方が、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の或るアイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第三の頻度[例えば、第Cの頻度(第Cの確率)]で変化し[例えば、図21(a)〜同図(h)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第四の頻度[例えば、第Dの頻度(第Dの確率)]で変化し[例えば、図21(A)〜同図(H)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第五の表示態様へ第五の頻度[例えば、第Eの頻度(第Eの確率)]で変化し[例えば、図21(ア)〜同図(ク)]、
前記第三の頻度よりも前記第五の頻度の方が高く、
前記第五の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度は、0である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第一の表示態様へ第六の頻度[例えば、第Fの頻度(第Fの確率)]で変化し[例えば、図22(a)〜同図(e)]、
前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第二の表示態様へ第七の頻度[例えば、第Gの頻度(第Gの確率)]で変化し[例えば、図22(A)〜同図(E)]、
前記或るアイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第五の表示態様へ第八の頻度[例えば、第Hの頻度(第Hの確率)]で変化し[例えば、図22(ア)〜同図(オ)]、
前記第八の頻度よりも前記第七の頻度の方が高く、
前記第七の頻度よりも前記第六の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或るアイコンは、複数表示される場合があるアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]であり、
前記演出アイコンによって前記或るアイコンを変化させる演出では、該或るアイコンが複数表示されている場合に、変化対象となる或るアイコンの表示態様を変化させ、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記或るアイコンを変化させる演出よりも、前記第三の表示態様の演出アイコンによって該或るアイコンを変化させる演出の方が、前記変化対象となる或るアイコンが、複数表示されている或るアイコンのうちのいずれの或るアイコンであるかを認識しやすい[例えば、図α11(d)や同図(l)に示す波動と矢印]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記変化対象となる或るアイコンは、一個であってもよいし、複数個であってもよい。
また、
『 前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される場合がある手段であり、
前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示[例えば、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における図柄変動表示]が停止表示されている状態で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
また、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、表示される台詞が異なることによる違いではなく、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、台詞の有無による違いでもなくてもよい。
まお、前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が必ず表示される手段であってもよい。また、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で必ず表示される表示であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に必ず表示されてもよい。
また、
『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」が表示される場合がある手段であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が表示される場合があり、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第一の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンが前記第四の表示態様に変化し[例えば、図75(あ3−1)〜同図(あ6−1)、図76(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図91に示すメータ演出、図89(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第二の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンの表示態様が変化しない[例えば、図75(あ3−2−1)〜同図(あ3−2−2)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、変化演出表示が必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が必ず表示されてもよい。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記第三の表示態様の演出アイコンによる演出によって、前記或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、前記第四の表示態様の演出アイコンによる演出によって、該或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図25(A)〜同図(P)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンによる演出によって、前記或るアイコンの表示態様が複数回変化する場合がある[例えば、図23(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第一の場合」という。)があり[例えば、図23(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目は失敗して2回目に成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第二の場合」という。)もあり[例えば、図24(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目に成功して2回目は失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第三の場合」という。)もあり[例えば、図24(A)〜同図(P)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第四の場合」という。)もあり[例えば、図23(A)〜同図(P)]、
前記第三の場合の方が、前記第四の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第二の場合の方が、前記第三の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第一の場合の方が、前記第二の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすい]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここでの遊技台の記載は、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記或るアイコンの表示態様の変化が2回のみ行われた場合の大当りのしやすさについての限定になる。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で前記或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、該演出アイコンが表示されていない状態で該或るアイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図25(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或る態様とは、或る色[例えば、赤色]のことであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。また、前記第二の表示態様の或るアイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって表示される場合があるアイコンである[例えば、図77(い1)〜同図(い12)、図30に示す例等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって必ず表示されるアイコンであってもよい。
また、
『 前記表示手段は、第三の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第三の変化アニメーションは、他のアイコン[例えば、図78(う17)等に示す宝箱のアイコンI1]による演出を伴うことなく、前記演出アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーションであり、
前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様[例えば、赤色]のエフェクト画像[例えば、煙画像]が少なくとも表示されるアニメーション[例えば、図79(え2)〜同図(え3−2)]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第三の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様のエフェクト画像のみが表示されるアニメーションであってもよいし、前記或る態様のエフェクト画像の他にも画像等が表示されるアニメーションであってもよい。
また、
『 前記或るアイコンは、第六の表示態様[例えば、緑色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示された演出アイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]によって前記第六の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]へ変化する場合がある[例えば、図21(F)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第四の表示態様で表示された演出アイコンによって前記第六の表示態様の或るアイコンを変化させる演出が行われると、該或るアイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記表示手段は、第四の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第四の変化アニメーションは、前記或るアイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーション[例えば、図77(い9)〜同図(い11)、図20(c)〜同図(f)、図20(C)〜同図(F)等]であり、
前記表示手段は、不変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記不変化アニメーションは、前記或るアイコンの表示態様を変化させない演出を行うアニメーション[例えば、図77(い4−1)〜同図(い6)、図20(ウ)〜同図(カ)等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、不変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。
また、『 前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、前記変動アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、変動アイコンが必ず表示される手段であってもよい。
また、
『 前記表示手段は、保留アイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記保留アイコンとは、後に開始される図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、
前記或るアイコンは、前記保留アイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、保留アイコンが必ず表示される手段であってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208Lのみ、あるいは第1〜第3装飾図柄表示装置208L〜Nのうちの複数の組合せ(全部を含む)、第2表示装置208S等]を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、変動アイコン[例えば、変動アイコンh0]が表示される場合がある手段であり、
前記表示手段は、保留アイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]が表示される場合がある手段であり、
前記変動アイコンとは、実行中の図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記保留アイコンとは、後に開始される図柄変動表示に関するアイコンのことであり、
前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、
前記変動アイコンは、第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記変動アイコンは、第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合の方が、前記第一の表示態様[例えば、青色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記表示手段は、演出アイコンが表示される場合がある手段であり、
前記演出アイコンは、前記変動アイコンとは別のアイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]であり、
前記演出アイコンは、前記保留アイコンとは別のアイコンであり、
前記演出アイコンは、第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、 前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ変化する場合[例えば、図25(N)]があり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る態様[例えば、赤色]で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって保留アイコンを変化させる演出が行われると、該保留アイコンの表示態様が、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様へ変化する場合[例えば、図26(f)]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの変化後に、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様の保留アイコンが表示される場合があり、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
ここで、或る態様は、色、模様、大きさ、形、キャラクタの種類、キャラクタの全部又は一部のうち、一つだけであってもよいし、これら全ての組み合わせであってもよいし、一部の組み合わせであってもよい。
なお、前記表示手段は、変動アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、保留アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、演出アイコンが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記第一の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。また、前記第四の表示態様の演出アイコンによって保留アイコンを変化させる演出が行われると、該保留アイコンの表示態様が、前記或る態様で表示された領域を含む表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、第三の表示態様[例えば、青色の着物を着た殿様の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記変動アイコンは、デフォルトの表示態様[例えば、白色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第一の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記第二の表示態様とは異なる表示態様であり、
前記デフォルトの表示態様は、前記変動アイコンの全ての表示態様の中で、表示される可能性が最も高い表示態様であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第一の頻度[例えば、第Aの頻度(第Aの確率)]で変化し[例えば、図20(a)〜同図(h)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第二の頻度[例えば、第Bの頻度(第Bの確率)]で変化し[例えば、図20(A)〜同図(H)]、
前記第二の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記変動アイコンは、第五の表示態様で表示される場合があるアイコンであり、
前記第五の表示態様[例えば、金色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合の方が、前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]の変動アイコンが表示された場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、大当りの期待度が高い]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第一の表示態様へ第三の頻度[例えば、第Cの頻度(第Cの確率)]で変化し[例えば、図21(a)〜同図(h)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ第四の頻度[例えば、第Dの頻度(第Dの確率)]で変化し[例えば、図21(A)〜同図(H)]、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって、前記デフォルトの表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第五の表示態様へ第五の頻度[例えば、第Eの頻度(第Eの確率)]で変化し[例えば、図21(ア)〜同図(ク)]、
前記第三の頻度よりも前記第五の頻度の方が高く、
前記第五の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度は、0である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二の頻度よりも前記第四の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第三の頻度よりも前記第一の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第一の表示態様へ第六の頻度[例えば、第Fの頻度(第Fの確率)]で変化し[例えば、図22(a)〜同図(e)]、
前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第二の表示態様へ第七の頻度[例えば、第Gの頻度(第Gの確率)]で変化し[例えば、図22(A)〜同図(E)]、
前記変動アイコンは、前記演出アイコンが表示されていなくても、前記デフォルトの表示態様から前記第五の表示態様へ第八の頻度[例えば、第Hの頻度(第Hの確率)]で変化し[例えば、図22(ア)〜同図(オ)]、
前記第八の頻度よりも前記第七の頻度の方が高く、 前記第七の頻度よりも前記第六の頻度の方が高い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記変動アイコンは、複数表示される場合があるアイコン[例えば、保留アイコンh11〜h14]であり、
前記演出アイコンによって前記変動アイコンを変化させる演出では、該変動アイコンが複数表示されている場合に、変化対象となる変動アイコンの表示態様を変化させ、
前記第四の表示態様の演出アイコンによって前記変動アイコンを変化させる演出よりも、前記第三の表示態様の演出アイコンによって該変動アイコンを変化させる演出の方が、前記変化対象となる変動アイコンが、複数表示されている変動アイコンのうちのいずれの変動アイコンであるかを認識しやすい[例えば、図α11(d)や同図(l)に示す波動と矢印]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が表示される場合がある手段であり、
前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示[例えば、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における図柄変動表示]が停止表示されている状態で表示される場合がある表示であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記デモ表示は、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
また、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、表示される台詞が異なることによる違いではなく、前記第三の表示態様と前記第四の表示態様の違いは、台詞の有無による違いでもなくてもよい。
まお、前記表示手段は、デモンストレーション表示(以下、「デモ表示」という。)が必ず表示される手段であってもよい。また、前記デモ表示とは、保留の数が0であって、特別図柄表示が停止表示されている状態で必ず表示される表示であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが前記デモ表示の表示期間に必ず表示されてもよい。
また、
『 前記表示手段は、変化演出表示[例えば、宝箱のアイコンI1、UFOアイコンUFI、ボタン保留アイコン、メータ表示MW,MGのアイコン、巨大なパンダ、爺のキャラクタによる「ナビキャラが変化」が表示される場合がある手段であり、
前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が表示される場合があり、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第一の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンが前記第四の表示態様に変化し[例えば、図75(あ3−1)〜同図(あ6−1)、図76(あ6−3−2)〜同図(あ6−3−4a)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−4)、図91に示すメータ演出、図89(し2−2−1)〜同図(し2−2−3)]、
前記第三の表示態様の演出アイコンの表示中において、前記変化演出表示を用いた第二の変化アニメーションが行われると、該演出アイコンの表示態様が変化しない[例えば、図75(あ3−2−1)〜同図(あ3−2−2)、図83(く1−3−1)〜同図(く1−3−3b2)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、変化演出表示が必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の表示態様の演出アイコンが表示された後に、前記変化演出表示が必ず表示されてもよい。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記第三の表示態様の演出アイコンによる演出によって、前記変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、前記第四の表示態様の演出アイコンによる演出によって、該変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図25(A)〜同図(P)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンによる演出によって、前記変動アイコンの表示態様が複数回変化する場合がある[例えば、図23(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第一の場合」という。)があり[例えば、図23(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目は失敗して2回目に成功し、該変動表示が終了する場合(以下、「第二の場合」という。)もあり[例えば、図24(a)〜同図(p)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目に成功して2回目は失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第三の場合」という。)もあり[例えば、図24(A)〜同図(P)]、
装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化に1回目も2回目も失敗し、該変動表示が終了する場合(以下、「第四の場合」という。)もあり[例えば、図23(A)〜同図(P)]、
前記第三の場合の方が、前記第四の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第二の場合の方が、前記第三の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすく[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすく]、
前記第一の場合の方が、前記第二の場合よりも、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい[例えば、当該変動表示あるいはその後の変動表示で大当りしやすい]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここでの遊技台の記載は、装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で、前記変動アイコンの表示態様の変化が2回のみ行われた場合の大当りのしやすさについての限定になる。
また、
『 装飾図柄の一回の変動表示の表示中に、前記演出アイコンが表示されている状態で前記変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化し、該変動表示の表示中に、該演出アイコンが表示されていない状態で該変動アイコンの表示態様が一又は複数回変化する場合がある[例えば、図25(a)〜同図(p)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或る態様とは、或る色[例えば、赤色]のことであり、
前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、着物の領域]を含むアイコンであり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る色で表示される領域[例えば、縁の線より内側の領域]を含むアイコンである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、前記第四の表示態様の演出アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。また、前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記或る色で表示される領域が一部であってもよいし、全部が前記或る色で表示される領域であってもよい。
また、前記或る態様とは、或るキャラクタを用いた表示態様のことであってもよいし、或る種類の絵柄を用いた表示態様のことであってもよい。
また、
『 前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって表示される場合があるアイコンである[例えば、図77(い1)〜同図(い12)、図30に示す例等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出アイコンは、連続する図柄変動表示にわたって必ず表示されるアイコンであってもよい。
また、
『 前記表示手段は、第三の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第三の変化アニメーションは、他のアイコン[例えば、図78(う17)等に示す宝箱のアイコンI1]による演出を伴うことなく、前記演出アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーションであり、
前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様[例えば、赤色]のエフェクト画像[例えば、煙画像]が少なくとも表示されるアニメーション[例えば、図79(え2)〜同図(え3−2)]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第三の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記第三の変化アニメーションは、前記或る態様のエフェクト画像のみが表示されるアニメーションであってもよいし、前記或る態様のエフェクト画像の他にも画像等が表示されるアニメーションであってもよい。
また、
『 前記変動アイコンは、第六の表示態様[例えば、緑色の表示態様]で表示される場合があるアイコンであり、
前記第四の表示態様[例えば、赤色の着物を着た殿様の表示態様]で表示された演出アイコン[例えば、ナビキャラクタYMのアイコン等]によって前記第六の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様[例えば、赤色の表示態様]へ変化する場合がある[例えば、図21(F)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第四の表示態様で表示された演出アイコンによって前記第六の表示態様の変動アイコンを変化させる演出が行われると、該変動アイコンの表示態様が前記第二の表示態様へ必ず変化してもよい。
また、
『 前記表示手段は、第四の変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記第四の変化アニメーションは、前記変動アイコンの表示態様を変化させる演出を行うアニメーション[例えば、図77(い9)〜同図(い11)、図20(c)〜同図(f)、図20(C)〜同図(F)等]であり、
前記表示手段は、不変化アニメーションが表示される場合がある手段であり、
前記不変化アニメーションは、前記変動アイコンの表示態様を変化させない演出を行うアニメーション[例えば、図77(い4−1)〜同図(い6)、図20(ウ)〜同図(カ)等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四の変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。また、前記表示手段は、不変化アニメーションが必ず表示される手段であってもよい。
また、
『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
次に、アイコン変化演出についてさらに説明を続ける。ここにいうアイコン変化演出は、保留アイコンや変動アイコンの他、演出アイコン表示領域DISに表示されるミニアイテムのアイコン等や、予告アイコンや、ミニゲームのアイコンや、アイコン変化予告のアイコンを変化させる演出である。
図31は、本実施形態において実行される装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであって、同図(a)は、リーチ状態となることなくはずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートであり、同図(b)は、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる装飾図柄の変動表示の流れについて説明するタイミングチャートである。
図31(a)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、装飾図柄の第一停止、装飾図柄の第二停止、装飾図柄の第三停止を経て、装飾図柄が確定停止する流れを示している。なお、以下の説明において、装飾図柄の停止順序は、原則として左図柄、右図柄、中図柄の順としているが、これに限定されない。また、予告(当該変動予告や先読み予告)、ミニゲーム及び疑似連等の演出、あるいは、保留数に応じて第一停止と第二停止が同時に行われる場合があってもよいし、第一停止、第二停止及び第三停止が同時に行われる場合があってもよい。ここで、変動開始から第一停止までの期間、第一停止から第二停止までの期間、第二停止から第三停止までの期間、及び、第三停止から確定停止までの期間をそれぞれ「(11)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となることなくはずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(11)−1」、「図XX(11)−2」・・・等を用いる場合があり、これらの枝番が付された例どうしは相互に置き換えが可能である。また、図31(a)に示すタイミングチャートにおいて各種演出として組合せ可能な演出は「(11)」で示す期間に行うことができる場合がある(例えば、ガセ予告等)。また、第二停止から第三停止までの期間や、第三停止から確定停止までの期間において、疑似連のガセ演出や、同色(同種)図柄停止によるチャンス目告知(先読み予告)等を行うこともできる場合がある。このことは、これまでに説明した実施形態の各演出例においても適用可能な概念である。
図31(b)は、装飾図柄の変動表示の開始(変動開始)の後、リーチ状態の形成、スーパーリーチ(SPリーチ)への移行、リーチ演出の結果導出を経て、装飾図柄がはずれ又は大当りの態様で確定停止し、その後、大当り遊技が終了するまでの流れを示している。ここで、変動開始からリーチ状態が形成されるまでの期間を「(1)」の期間で表し、リーチ状態が形成されてからSPリーチに移行するまでの期間を「(2)」の期間で表し、SPリーチに移行してからリーチ演出の結果が導出されるまでの期間を「(3)」の期間で表し、リーチ演出の結果が導出されてから確定停止までの期間を「(4)」の期間で表し、確定停止から大当り遊技の終了までの期間を「(5)」の期間で表すことができる場合がある。以下の説明では、リーチ状態となった後に大当り又ははずれとなる演出例において行われる演出について、図面中の枝番として「図XX(2)−1」、「図XX(2)−2」、「図XX(3)−1」、「図XX(3)−2」・・・等を用いる場合があり、これらの枝番が付された例どうしは相互に置き換えが可能である。また、本実施形態における説明において、「(1)」の期間では、ミニゲームや先読み予告等を含む各種予告や、疑似連等の演出が行われる場合があり、「(2)」の期間では、ノーマルリーチやカットイン画像の表示による予告や群予告等が行われる場合があり、「(3)」の期間では、SPリーチ中のチャンスアップ予告やカットイン画像の表示による予告等が行われる場合があり、「(4)」の期間では、揺れ変動、復活大当り演出、ワイプ表示等が行われる場合があり、「(5)」の期間では、大当り遊技中の演出が行われ、また、大当り遊技中における確変報知や保留連荘報知等が行われる場合がある。なお、上述した実施形態及び以下に説明する実施形態において、実行された各予告や演出は、当該予告や演出が実行された期間以外の期間において行われるように構成されてもよい。また、これらの予告や演出が複合して行われる場合があるように構成されてもよく、この場合、一方の予告(演出)が他方の予告(演出)にオーバーラップされる場合があってもよい。また、これまでに説明した実施形態及び以下に説明する実施形態において、同じ枝番で記載されている部分については、適宜置き換え可能である。
図32〜図37は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の第1装飾図柄表示装置208Lを中心とした変化演出を段階的に示す図である。図32〜図37に示す変化演出は、一台のパチンコ機100で実行される演出であり、図32〜図37に示す変化演出を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図32〜図37では、第2第1装飾図柄表示装置208LMおよび第3第1装飾図柄表示装置208LNも設けられているもののこれらは図示省略しているが、図32〜図37に示す演出例は、第2第1装飾図柄表示装置208LMおよび第3第1装飾図柄表示装置208LNが設けられていないパチンコ機100における演出例であってもよい。また、図32〜図37では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図32〜図37に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図14〜図31に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図32〜図37に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図32〜図37に示す技術的思想を、図14〜図31に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図31〜図37における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図14〜図31を用いて説明した演出例への適用が好ましい。
図32は、デフォルトの表示態様の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。
まず、図32(a)において、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。なお、図α(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの左上には、第2装飾図柄が表示されていないが、表示されていてもよい。
また、図32(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lの演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われるが、図32(a)では、忍者のナビキャラクタNJが表示されている。ナビキャラクタも、演出アイコンの表示の一種であり、アイコン変化予告表示の一種でもある。ナビキャラクタは、いずれかのアイコンが変化する場合があることを予告する表示でもあるし、このナビキャラクタを用いたアニメーションによって、いずれかのアイコンが実際に変化する場合もある。
図32(a)に示す忍者のナビキャラクタNJは、デフォルトの表示態様で表示されており、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある。忍者のナビキャラクタNJには複数種類の表示態様が用意されており、デフォルトの表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。ここでは、デフォルトの表示態様は、白色の表示態様であり、以下、白色の表示態様と称する場合がある。また、上記複数種類の表示態様としては、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、白色や無模様の態様(第Aの態様)、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が用意されている。これらの態様の中で、遊技者の有利度や大当りの期待度が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が遊技者の有利度や大当りの期待度が最も高い態様になる。なお、ここにいう遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。
さらに、忍者のナビキャラクタNJは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。
また、図32(a)では、特図1の保留数も特図2の保留数も0であり、保留アイコンも変動アイコンも表示されていない。したがって、白色の忍者のナビキャラクタNJは、装飾図柄の変動表示が行われていない期間であっても表示される場合があり、また保留の数が0の期間であっても表示される場合がある。なお、その他の表示態様(例えば、赤色の表示態様等)の忍者のナビキャラクタNJであっても、装飾図柄の変動表示が行われていない期間に表示される場合もあれば、保留の数が0の期間に表示される場合もある。あるいは、デフォルトの表示態様である白色の忍者のナビキャラクタNJに限って、保留の数が0の期間に表示される場合があるようにしてもよい。この場合には、保留の数が1以上で、装飾図柄の変動表示が行われていない期間(停止表示や確定表示の期間)には、デフォルトの表示態様以外の表示態様の忍者のナビキャラクタNJも表示される場合がある。また、装飾図柄の変動表示が行われていない期間は、保留数に関係なく、デフォルトの表示態様である白色の忍者のナビキャラクタNJに限って表示される場合があるようにしてもよい。
また、図32(0)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lの右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数も特図2の保留数も0であることが報知されている。
図32(11)−1では、特図1始動口230に1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図32(11)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、デフォルト(白色)の表示態様の第1保留アイコンh11が一瞬だけ表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が一瞬だけ1になる。図32(11)−2では、特図1の図柄変動表示が開始され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始されている。保留数が0の状態から装飾図柄の変動表示が開始されると、忍者のナビキャラクタNJには、「いらっしゃい」というメッセージ表示が付加され、変動開始が祝福される。また、図32(11)−2では、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了しており、変動アイコン表示領域CISには、先に一瞬表示された第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。この変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。
図32(11)−3では、特図1始動口230に再び1球の入球があり、特図1の保留数が1つ増加する。図32(11)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、第1保留アイコンh11が表示されている。また、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が1になっている。図32(11)−2で開始された装飾図柄の変動表示の表示中に、特図1始動口230への入球が続けておこり、図32(11)−4に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコンの増加アニメーションが完了し、4つの保留アイコン(第1保留アイコンh11〜第4保留アイコンh14)が表示され、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が4になっている。さらに、忍者のナビキャラクタNJには、「保留MAX」というメッセージ表示が付加されている。4つの保留アイコンはいずれも、デフォルト(白色)の表示態様の保留アイコンである。
図32(11)−5に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止している。すなわち、「装飾7」が揺れ変動を開始している。なお、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されている。
図32(11)−6に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態は形成されず、続く同図(11)−7では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図32(11)−8では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
続く図32(11)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されており、このナビキャラクタは、連続する図柄変動表示を跨いで表示されていることになる。忍者のナビキャラクタNJはこれまで、正面を向いた初期姿勢で表示されているが、忍者のナビキャラクタNJは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
続く図32(11)−2では、忍者のナビキャラクタNJに「おいらに注目」というメッセージ表示が付加され、アイコン変化演出が開始される。すなわち、ここでのアイコン変化演出の開始タイミングは、装飾図柄の変動表示の開始後になるが、装飾図柄の変動表示の開始と同時であってもよい。また、装飾図柄の変動表示の開始後であって、装飾図柄の変動表示の第1停止前であるともいえるし、装飾図柄の変動表示の開始後であって、リーチ演出開始前であるともいえる。このアイコン変化演出は、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであり、次の図32(11)−3では、それまで演出アイコン表示領域DISに表示されていた白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動し、続く同図(11)−4では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と異なる態様であるが、同じ態様(ここでは白色)であってもよい。図32(11)−5では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。図32(11)−6では、エフェクト画像EHIが消えているが、この例では、3つの保留アイコンh11〜h13のうちのいずれの保留アイコンの表示態様にも変化はなく、3つの保留アイコンh11〜h13は全て、デフォルト(白色)の表示態様のままである。このように、アイコンが、エフェクト画像EHIによって覆われても、変化する場合ばかりではなく、変化しない場合があってもよい。アイコン変化アニメーションのうち、アイコンの表示態様が変化するアニメーションを成功アニメとし、アイコンの表示態様が変化しないアニメーションを失敗アニメと分類することもできる。ただし、アイコンがエフェクト画像EHIによって覆われた場合には、覆われたアイコンの表示態様は必ず変化するようにしてもよい。また、手裏剣が、全く見当違いの所へ飛んでいったり、途中で消えてしまったり、あるいは演出表示領域208d内に到達しても、エフェクト画像EHIが発生しない場合があってもよく、この場合も失敗アニメになる。ただし、アイコンがエフェクト画像EHIに覆われなくても変化する場合があってもよく、アイコンが変化すれば成功アニメになる。
図32(11)−7では、それまで左上隅に移動していた白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「すまねぇ」という失敗メッセージの表示が付加されている。アイコン変化演出(白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーション)は、図32(11)−2〜図32(11)−7の期間で行われる演出であるが、演出アイコン表示領域DISから移動している間(同図(11)−3〜同図(11)−6)のみ行われている演出とみてもよいし、手裏剣が投げられてからエフェクト画像EHIが消えるまでの間(同図(11)−4〜同図(11)−6の直前)のみ行われている演出とみてもよいし、エフェクト画像EHIが表示されている間のみ行われている演出とみてもよい。
図32(11)−8に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−6に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−7では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図32(11)−11では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
続く図32(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。2つの保留アイコンh11,h12も、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。なお、右上の第2保留数表示では、特図1の保留数が2であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。さらに、演出アイコン表示領域DISには、白色の忍者のナビキャラクタNJが依然として表示されている。
図32(1)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(1)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。図32(2)−1に示す忍者のナビキャラクタNJには、「リーチ」というメッセージ表示が付加されている。
しかしながら、図32(4)−1に示すように、第3停止では、「装飾2」ではなく「装飾3」が仮停止し、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図32(4)−2では、「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
ここで、保留アイコンにも、忍者のナビキャラクタNJと同様、複数種類の表示態様が用意されており、デフォルト(白色)の表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。また、保留アイコンにおける複数種類の表示態様としては、先読み予告の表示態様として、白色や無模様の態様(第Aの態様)、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が用意されている。これらの態様の中で、大当りの期待度(信頼度)が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が大当りの期待度が最も高い態様(例えば、大当り確定の態様)になる。
図32の右端に示す同図(11)−6'は、同図(11)−5に示すエフェクト画像EHIが消えた後の、同図(11)−6とは別の例であり、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から青色の表示態様に変化している。すなわち、図32(11)−6'に示す例は、成功アニメの例になるが、赤色の表示態様に変化した場合よりも、大当りの期待度(信頼度)は低い。
また、図32の右端に示す同図(11)−6''も、同図(11)−5に示すエフェクト画像EHIが消えた後の、同図(11)−6とも、同図(11)−6'とも別の例であり、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、この図32(11)−6''に示す例も、成功アニメの例になり、青色の表示態様に変化した場合(同図(11)−6'の場合)よりも、大当りの期待度(信頼度)は高いが、100%ではない。
以上説明したように、デフォルトの表示態様の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、アイコンの変化に成功する場合もあれば失敗する場合もある。なお、青色(第Bの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、白色(第Aの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出よりも、アイコンの変化に成功する確率が高くなり、緑色(第Cの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出では、青色(第Bの態様)の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであるアイコン変化演出よりも、アイコンの変化に成功する確率がさらに高くなる。
なお、変動アイコンh0にも同様に、上記Aの態様〜上記Eの態様と同じ複数種類の表示態様が用意されている。変動アイコンh0における表示態様においても、デフォルト(白色)の表示態様は、全ての表示態様の中でも最も表示される可能性が高い表示態様である。また、各表示態様は、現在行われている変動表示における大当りに関する予告(いわゆる通常予告)の表示態様であり、大当りの期待度(信頼度)を表している。すなわち、大当りの期待度(信頼度)が最も低い態様が、第Aの態様であり、第Bの態様、第Cの態様、第Dの態様、第Eの態様の順に高くなっていき、第Fの態様が大当りの期待度が最も高い態様(例えば、大当り確定の態様)になる。
図33は、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、保留アイコンに対してアクションを起こしている例を示す図である。
以下、図32に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。
図33(0)−1〜同図における左から2列目における(11)−3までは、先に説明した同図32(0)−1〜同図における左から2列目における(11)−3までと同じであり、3つの保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルト(白色)の表示態様であり、変動アイコンh0も、デフォルト(白色)の表示態様である。また、図33(11)−2では、白色の忍者のナビキャラクタNJに「おいらに注目」というメッセージ表示が付加され、アイコン変化演出が開始され、次の図33(11)−3では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動している。
図33(11)−4では、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、エフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図33(11)−5では、エフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、赤色の表示態様に変化している。なお、エフェクト画像EIHの態様は、変化後のナビキャラクタNJの表示態様と異なっているが、同じ態様(ここでは赤色)であってもよい。
続く図33(11)−6では、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図33(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と異なっているが、同じ態様(ここでは赤色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。図33(11)−8では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは、保留アイコンおよび変動アイコンのうちの一又は複数のアイコンを必ず変化させる成功アニメである。ここで、変化させる態様(変化後の態様)は、ナビキャラクタNJと同じ態様、すなわち赤色に予め定まっていてもよいし、変化後の態様までは予め定まっていなくてもよい。ただし、大当りの信頼度が上昇する態様に変化させる。したがって、大当り確定の虹色の態様に変化させる場合があってもよい。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションでは、アイコンを覆うエフェクト画像EHIの態様と同じ態様に必ず変化させるようにしてもよい。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションであっても、失敗アニメとなる(アイコンの態様が変化しない)場合をあえて設けてもよい。
図33(11)−9では、それまで左上隅に移動していた赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。この例では、アイコン変化演出の中で、ナビキャラクタの変化演出も行われている。なお、アイコン変化演出と、ナビキャラクタの変化演出とを分けて考えることもでき、この場合には、ナビキャラクタの変化演出は、図33(11)−3〜同図(11)−5になり、アイコン変化演出は、図33(11)−6〜同図(11)−9になる。また、ナビキャラクタの変化演出は、演出アイコン表示領域DIS内で行われる場合があってもよいし、あるいは反対に、演出アイコン表示領域DIS内では行われないようにしてもよい。
図33(11)−10〜同図(11)−13までは、忍者のナビキャラクタNJが赤色の表示態様であることと、第1保留アイコンh11の表示態様も赤色の表示態様であることを除けば、先に説明した同図32(11)−8〜同図(11)−11までと同じであり、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が確定表示される。
続く図33(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには、それまで赤色の第1保留アイコンh11であったアイコンが変動アイコンh0として表示されている。図33(1)−1には、赤色の変動アイコンh0が表示されているが、この赤色の変動アイコンh0は、図32(1)−1に示すデフォルトの表示態様の変動アイコンh0よりも大きく、保留アイコンよりも大きい。なお、2つの保留アイコンh11,h12はデフォルト(白色)の表示態様である。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の忍者のナビキャラクタNJが依然として表示されている。
図33(1)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(11)−3に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。図32(2)−1に示す赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「リーチ」というメッセージ表示ではなく赤色の「激熱」というメッセージ表示が付加されている。
その後、図33(2)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニ群予告が開始され、演出アイコン表示領域DISに表示されている赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部には、サボハニがオーバーラップしている。なお、ナビキャラクタにはサボハニがオーバーラップせず、サボハニの少なくとも一部にナビキャラクタがオーバーラップしてもよい。また、「激熱」のメッセージ表示の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよいし、反対に、サボハニの少なくとも一部に、「激熱」のメッセージ表示がオーバーラップしてもよい。続く図33(2)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJに、赤色の「SP発展だ」というメッセージ表示が付加され、スーパーリーチに発展することが報知されている。また、サボハニ群予告が開始されると、装飾図柄の表示は、第2保留数表示の下に縮小表示される。なお、この例では、サボハニ群予告が開始されても、保留アイコンや変動アイコンやナビキャラクタは消えずに残っているが、サボハニ群予告が開始されると、第1ステージhs1〜第4ステージhs4とともに保留アイコンの表示が消え、台座hs0とともに変動アイコンh0も消えてもよい。また、ナビキャラクタも消える場合があってもよい。さらには、保留アイコン等は消えても、ナビキャラクタだけは継続して表示されるようにしてもよい。
続いて、図33(3)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の吉宗と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」というメッセージ表示が付加されている。なお、敵役の剣豪の少なくとも一部が、赤色の忍者のナビキャラクタNJにオーバーラップされているが、ナビキャラクタNJの少なくとも一部が敵役の剣豪にオーバーラップされる場合があってもよい。
スーパーリーチに発展したことを契機に、図33(3)−2に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、チャンスボタン136を模した大きな画像であるデカボタン画像136abが表示される。このデカボタン画像136abは、スーパーリーチの演出表示として表示されている、対峙する吉宗と剣豪の全部にオーバーラップしており、吉宗と剣豪が見えなくなっている。また、デカボタン画像136abは、赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部にもオーバーラップしており、ナビキャラクタは、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。さらに、デカボタン画像136abは、赤色の変動アイコンh0の少なくとも一部にもオーバーラップしており、変動アイコンh0は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。また、デカボタン画像136abには、操作を促進する「押」の文字が、デカボタン画像136abの大きさに合わせて大きく表示されている。さらに、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」のメッセージ表示に代わって「デカボタンだ」というメッセージ表示が付加されている。
図33(3)−3では、チャンスボタン136が操作される。すると、図33(3)−4に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、デカボタン画像136abが消え、強カットイン画像CIsの表示に切り替わる。この強カットイン画像CIsは、赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部にもオーバーラップしており、ナビキャラクタNJは、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。さらに、強カットイン画像CIsは、赤色の変動アイコンh0の少なくとも一部にもオーバーラップしており、変動アイコンh0は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「デカボタンだ」のメッセージ表示に代わって「強カットインだ」というメッセージ表示が付加されているが、「剣豪リーチ」のメッセージ表示が再度付加されてもよい。
なお、通常は、チャンスボタン136の操作を受け付ける操作有効期間が設けられており、その操作有効期間内にチャンスボタン136が操作された場合に限って応答演出(ここでは強カットイン画像CIsの表示)が行われるようにしてもよいし、操作有効期間内にチャンスボタン136が操作されなかった場合でも、操作有効期間経過以降に応答演出と同じ演出、あるいは応答演出とは異なる演出が行われるようにしてもよい。
その後、図33(3)−5に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の吉宗が敵役の剣豪を倒したシーンが「勝ち」の文字とともに表示されており、その第1装飾図柄表示装置208Lの略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
図33(4)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留数表示の下に縮小表示されていた装飾図柄の表示が復帰表示される。すなわち、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cにおいて、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せが揺れ変動による仮停止の状態で表示されている。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、何のメッセージ表示も付加されていないが、「大当りだ」というメッセージ表示が付加されてもよい。なお、保留アイコンや変動アイコンが消えていた場合は、このタイミングで復帰表示される。
図33(4)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せが確定表示されている。この確定表示のタイミングで赤色の変動アイコンh0が消去される。なお、赤色の変動アイコンh0は、真の予告であったことになる。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJは、白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っている。すなわち、この例では、表示態様が変化したアイコン(図33(11)−8のタイミングでは第1保留アイコンh11)に対応した、図33(1)−1で開始された変動表示が終了するまで、赤色の忍者のナビキャラクタNJは表示され続け、対応した変動表示が終了して確定表示されると、赤色の忍者のナビキャラクタNJはデフォルトの表示態様に戻る。
図34は、アイコン変化予告表示の選択と態様変化の例を示す図である。
図34の左端に示す例は、デモ表示中からアイコン変化予告表示の種類を選択する例であり、同図(0)−1では、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、図34(0)−1に示す演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、殿様のナビキャラクタYMが表示されている。図34(0)−1に示す殿様のナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様で表示されている。
特図の保留が0の状態で特図の停止図柄の確定表示が行われてから一定時間(例えば、30秒間)が経過するまでに新たな図柄変動表示が開始されないと、第1装飾図柄表示装置208Lには、デモンストレーション表示が表示される。デモンストレーション表示には、図柄変動表示が行われていた背景画面のまま、停止表示した装飾図柄の組み合わせが表示され続ける図柄デモ表示と、停止表示した装飾図柄の組み合わせが消えるとともに図柄変動表示が行われていた背景画面から切り替わって専用のアニメーションが表示されるアニメデモ表示とがある。なお、図柄デモ表示でも、専用の背景画面が表示されてもよい。図34(0)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lには、アニメデモ表示が表示されているが、図柄デモ表示を経由してアニメデモ表示が表示されてもよいし、図柄デモ表示を経由せずにアニメデモ表示が表示されてもよい。図34(0)−2に示すアニメデモ表示では、パチンコ機の機種タイトルが大きく表示されたアニメーションが表示され、下部には、チャンスボタン136を操作するとメニュー画面が表示されることが報知されている。
図34(0)−3では、チャンスボタン136が操作され、第1装飾図柄表示装置208Lには、メニュー画面が表示されている。このメニュー画面は、図65(15)に示すオプションメニュー画面と同じである。図34(0)−3では、一番上の演出カスタマイズアイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、他のアイコンが白表示であるのに対して、演出カスタマイズアイコンは赤色に点灯している。また、オプションメニュー画面では、右下に、選択操作や決定操作に用いることができる操作手段の絵柄が表示されている。すなわち、操作キーユニット137のうち、選択操作に用いられる十字キーの絵柄と、決定操作に用いられるチャンスボタン136の絵柄が表示されている。さらに、チャンスボタン136と、十字キーのうち、カーソルアイコンcsやカーソル表示の移動に用いる上下キー137u,dの絵柄は、赤色に表示されている。なお、決定操作には、チャンスボタン136とともに操作キーユニット137の決定キーも用いることができるようにしてもよいし、チャンスボタン136に代えてその決定キーを用いることができるようにしてもよい。
メニュー画面が表示されている状態で、下キー137dを1回操作すると、図34(0)−4に示すように、それまで演出カスタマイズアイコンに表示されていたカーソルアイコンcsは一つ下に移動し、今度は、キャラクタ選択アイコンの左横にカーソルアイコンcsが表示され、そのキャラクタ選択アイコンは赤色に点灯する。キャラクタ選択アイコンにカーソルアイコンcsが表示されている状態で、チャンスボタン136が押下されると、図34(0)−5に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、キャラクタ選択画面が表示される。図34(0)−5に示すキャラクタ選択画面では、殿様のキャラクタと、番長のキャラクタと、忍者のキャラクタが、いずれもデフォルトの表示態様で表示されており、現在選択されている殿様のキャラクタに、選択枠CFが表示されている。右キー137rを2回操作すると、選択枠CFが移動し、忍者のキャラクタに選択枠CFが表示される。この状態で、チャンスボタン136が押下されると、図34(0)−7に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、キャラクタ選択決定画面が表示され、同図(0)−6に示す3つのキャラクタのうち忍者のキャラクタのみが大きく表示され、大き目の「おいらにまかせろ」のメッセージ表示が付加されている。その後、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面は、アニメデモ表示が表示される前の画面に一旦戻り、図34(0)−8に示す演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが、「よろしく」のメッセージ表示が付加された状態で表示されている。
なお、遊技者によるキャラクタの選択では、キャラクタの種類を選択することはできるが、個々のキャラクタの表示態様までは選択することができず、各キャラクタの表示態様は、デフォルトの表示態様になる。ただし、図34(0)−5に示すキャラクタ選択画面で、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタが自動的に表示され、そのキャラクタを選ぶと、デフォルトの表示態様とは異なる態様で最初から演出アイコン表示領域DISに表示されるようにしてもよいし、キャラクタ選択画面ではデフォルトの表示態様であったキャラクタが、図34(0)−7に示すキャラクタ選択決定画面に切り替わると、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタに自動的に変化し、デフォルトの表示態様とは異なる態様で最初から演出アイコン表示領域DISに表示されるようにしてもよいし、キャラクタ選択決定画面まではデフォルトの表示態様であったキャラクタが、演出アイコン表示領域DISに表示されると、デフォルトの表示態様とは異なる態様のキャラクタに自動的に変化する場合があってもよい。これらの場合は、演出に関する抽選によって内部的に表示態様が決定されていることになる。
図34の左から2番目に示す例は、装飾図柄の変動表示中からアイコン変化予告表示の種類を選択する例であり、同図における左から2列目の(0)−1でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図34における2列目の(0)−1〜同図(11)−2までは、図32(0)−1〜同図(11)−2までと同じであり、1球の始動入賞があり、装飾図柄の変動表示が開始されている。ただし、図34(11)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、十字キーを操作することでナビキャラクタのキャラクタを変更することができる旨のチュートリアル表示が表示されている。
図34(11)−3では、十字キーが操作され、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、デフォルトの表示態様の番長のナビキャラクタBCが表示されている。この状態で、チャンスボタン136が押下されると、ナビキャラクタとして番長のキャラクタに決定され、番長のナビキャラクタBCに「よっしゃぁ」のメッセージ表示が付加される。
図34(11)−4に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止している。この例では、変動中における十字キー操作によるナビキャラクタのキャラクタ変更は、装飾図柄の変動表示で第1停止が行われるまで可能であり、それまでは上記チュートリアル表示が表示されているが、第1停止が行われると、上記チュートリアル表示は消える。なお、変動中における十字キー操作によるナビキャラクタのキャラクタ変更は、第2停止が行われるまで可能であってもよいし、リーチ状態に移行するまで可能であってもよいし、変動表示の開始から一定期間の間は可能であってもよいし、装飾図柄の変動表示が終了するまで可能であってもよい。
図34(11)−5に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−6では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図34(11)−7では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。
図34における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の例を示す図である。この例でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図34における3列目の(0)−1〜同図における4列目(右端)の(11)−10までは、図32(0)−1〜同図における2列目の(11)−2までと同じであり、装飾図柄の変動表示が1回行われ、さらに2回目の装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。また、図34(11)−10では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示され、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加されている。ここでは、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出ではなく、忍者のナビキャラクタNJを対象にした変化演出が開始されている。
図34(11)−11では、白色の忍者のナビキャラクタNJが、左上隅に移動せず、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上で、忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、エフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタNJは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図34(11)−12では、エフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上で、赤色の表示態様に変化している。なお、エフェクト画像EIHの態様は、変化後のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。赤色の表示態様に変化したナビキャラクタNJには、「アツいぜ」といったメッセージ表示が付加されている。
図34(11)−13に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−14では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−15では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図34(11)−16では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。この例では、ナビキャラクタを対象にした変化演出が行われた変動表示では、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出が開始されなかったことになる。
続く図34(1)−1では、特図1の保留が消化され、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が再び開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11と第2保留アイコンh12の2つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISには変動アイコンh0が表示されている。第1保留アイコンh11にしても第2保留アイコンh12にしても変動アイコンh0にしても、表示態様はデフォルト(白色)の表示態様である。また、演出アイコン表示領域DISには、赤色の忍者のナビキャラクタNJが継続して表示されている。
図35は、図34における左から3列目以降に示す例の続きと、ナビキャラクタの変化演出のさらに他の例を示す図である。
図34(1)−1から続く、図35(1)−2では、アイコン変化演出が開始され、次の図33(11)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動している。
図35(1)−4では、左上に移動した赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて3つの手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図35(1)−4では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISおよび変動アイコン表示領域CISそれぞれの領域の少なくとも一部が、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、2つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0それぞれのアイコンの少なくとも一部が、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、それぞれのアイコンh11,h12,h0は、覆われる前より視認困難になっている。なお、これら3つのアイコンh11,h12,h0は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISと変動アイコン表示領域CISのうち変動アイコン表示領域CISのみを覆うものであって、変動アイコンh0のみが視認困難になってもよい。図35(1)−5では、エフェクト画像EHIが消え、3つのアイコンh11,h12,h0のうち、変動アイコンh0のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化し、大きさも大きくなっている。なお、大きさはそのままで色のみ変化してもよいし、反対に色は同じで大きさだけ大きくなってもよい。ここでの、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。図35(1)−6では、それまで左上隅に移動していた赤色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISに戻っており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。
図35(1)7−10〜同図(4)−2までは、先に説明した図33(1)−2〜同図(4)−2までと同じであり、リーチ状態になってサボハニ群予告が行われ、次いで、スーパーリーチに発展して剣豪リーチ中にデカボタン演出が行われ、最終的に、大当りの装飾図柄の組合せである「装飾2」−「装飾2」−「装飾2」が確定表示される。赤色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJは、この確定表示のタイミングで白色の表示態様に戻っている。
図35における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の他の例を示す図である。この例でも、特図の保留数が0の状態で装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾5」−「装飾7」)が停止表示されている。また、ここでの演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上には、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。この図35における3列目の(0)−1〜同図における4列目(右端)の(11)−4までは、図33(0)−1〜同図における2列目の(11)−4までと同じであり、装飾図柄の変動表示が1回行われ、さらに2回目の装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の3つの保留アイコンh11〜h13が表示されている。また、図35(11)−2では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、白色の忍者のナビキャラクタNJが一体だけ表示され、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加されている。続く、図35(11)−3では、その一体の白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動している。
図35(11)−4では、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、3つのエフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタNJは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図35(11)−5では、3つのエフェクト画像EIHが消え、エフェクト画像EIHに覆われる前までは一体の白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、色は同じ白色であるものの三体に増加している。すなわち、特図の保留の数と同じ数の白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。なお、エフェクト画像EIHの数も特図の保留の数と同じ数である。
続く図35(11)−6では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれが、演出表示領域208dに向けて一つずつ手裏剣を投げつけ、合計3つの手裏剣が演出表示領域208dに向けて飛んで行っている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。図35(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは白色)であってもよい。また、閃光のエフェクト画像EHIは、保留アイコン表示領域HISの他に、変動アイコン表示領域CISまでも覆うものであって、変動アイコンh0までもが視認困難になってもよい。あるいは、閃光のエフェクト画像EHIは、3つの保留アイコンh11〜h13および変動アイコンh0のうちいずれか一つのアイコンのみを覆うものであってもよい。
図35(11)−8では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から赤色の表示態様に変化している。すなわち、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは成功アニメである。また、図35(11)−8では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれの少なくとも一部が、3つ以上の多数のエフェクト画像EIHによって覆われ、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれは、覆われる前より視認困難になっている。なお、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJそれぞれは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図35(11)−9では、多数のエフェクト画像EIHが消え、左上隅に表示されていた三体の白色の忍者のナビキャラクタNJもいなくなり、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、一体の白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。なお、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJのうち、一体のみが赤色の忍者のナビキャラクタNJであってもよい。しかもその赤色の忍者のナビキャラクタNJの位置は、変化した保留アイコンの位置に応じた右端であってもよく、こうすることで、ナビキャラクタNJの態様と表示位置で変化対象となるアイコンと、変化後の表示態様を、ナビキャラクタNJによって示唆(予告)することができる。
この例でも、アイコン変化演出の中で、ナビキャラクタの変化演出も行われており、アイコン変化演出と、ナビキャラクタの変化演出とを分けて考えることもでき、この場合には、ナビキャラクタの変化演出は、図35(11)−3〜同図(11)−5になり、アイコン変化演出は、図35(11)−6〜同図(11)−9になる。また、この例では、図35(11)−9では、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJから一体の白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っているが、三体の白色の忍者のナビキャラクタNJがそのまま、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrの上に表示され続けてもよい。
図36は、図35における左から3列目以降に示す例の続きと、他の演出例を示す図である。
図35(11)−9から続く図36(11)−10に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾7」が仮停止し、同図(11)−11では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、ここでもリーチ状態は形成されず、続く同図(11)−12では、第3停止が行われ、ハズレの装飾図柄の組合せである「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」が揺れ変動している。そして、図36(11)−13では、「装飾7」−「装飾2」−「装飾2」の装飾図柄の組合せの確定表示が行われる。この例では、ナビキャラクタを対象にした変化演出が行われた変動表示内で、保留アイコンや変動アイコンを対象にしたアイコン変化演出も行われたことになる。
図36における左から2列目に示す例は、ナビキャラクタの変化演出の他の例を示す図である。図36(11)−4'は、図35(11)−3から続く、図35(11)−4とは異なる例であり、左上に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部が、複数のエフェクト画像EIHによって覆われ、ナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、ナビキャラクタは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図36(11)−5'では、複数のエフェクト画像EIH全部が消え、赤色の表示態様に変化するとともに表示サイズも大きくなったナビキャラクタが表示されている。なおここでは、複数の態様(色と大きさ)が同時に変化しているが、複数の態様(色と大きさ)がタイミングを異ならして変化する場合があってもよい。また、忍者のナビキャラクタNJは、白色のまま表示サイズのみが大きく変化してもよい。また、表示サイズの大きさは、大当りの期待度(信頼度)に対応しており、大きければ大きいほど、大当りの期待度(信頼度)が高くなる。
続く図36(11)−6'では、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJが、演出表示領域208dに向けて手裏剣を投げつけている。なお、手裏剣の態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。図36(11)−7では、3つの手裏剣が、演出表示領域208dのうちの保留アイコン表示領域HISに到達し、保留アイコン表示領域HISが、閃光のエフェクト画像EHIによって覆われている。この結果、3つの保留アイコンh11〜h13も白色の閃光のエフェクト画像EHIによって覆われ、3つの保留アイコンh11〜h13は、覆われる前より視認困難になっている。なお、3つの保留アイコンh11〜h13は、一部のみがエフェクト画像EHIによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EHIによって覆われていてもよい。なお、閃光のエフェクト画像EHIの態様は、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ(ここでは赤色)であってもよい。
図36(11)−8'では、エフェクト画像EHIが消え、3つの保留アイコンh11〜h13のうち、第1保留アイコンh11のみが、デフォルト(白色)の表示態様から、忍者のナビキャラクタNJの表示態様と同じ赤色の表示態様に変化している。また、図36(11)−8では、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJが、多数のエフェクト画像EIHによって覆われ、そのナビキャラクタは、覆われる前より視認困難になっている。なお、赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJは、一部のみがエフェクト画像EIHによって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像EIHによって覆われていてもよい。図36(11)−9'では、多数のエフェクト画像EIHが消え、左上隅に表示されていた赤色の大きな忍者のナビキャラクタNJもいなくなり、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIrには、元のサイズに戻った白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されており、右ベースアイコンbIrの上で、「やったぜ」という成功メッセージの表示が付加されている。
図36における左から3列目以降に示す例は、ナビキャラクタを用いた予告アニメーションの一例を示す図である。この図36における左から3列目の(11)−1〜同図(1)−3までは、特図1の保留の数が4から3に減少するのではなく、3から2に減少する点を除いて、図35における3列目下端の(11)−8〜図35における4列目の(11)−2までと同じであり、図36(1)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始され、いずれもデフォルト(白色)の表示態様の2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。また、図36(1)−2では、演出アイコン表示領域DISにおける右ベースアイコンbIrの上に、「おいらに注目」というメッセージ表示が付加された、白色の忍者のナビキャラクタNJが表示されている。
続く図36(1)−3では、その白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISから左上隅に移動し、同図(1)−4では、ミニゲームが開始される。すなわち、左上隅に移動した白色の忍者のナビキャラクタNJに、チャンスボタン136を押下してサイコロの3の目が出たら大当りの可能性が高いことを表す大き目のメッセージ表示が付加されている。続いて、図36(1)−5では、チャンスボタン136を模したボタン画像136aと、チャンスボタン136の操作有効期間の残期間を表す残期間メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている。また、図36(1)−5に示す白色の忍者のナビキャラクタNJには、チャンスボタン136の押下を促す「押せ」のメッセージ表示が付加されている。そして、チャンスボタン136の操作有効期間が開始され、図36(1)−6では、残時間表示メータMTのゲージが減っており、チャンスボタン136が操作有効期間内に操作される。すると、図36(1)−7に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lには、サイコロの3の目の画像が表示され、白色の忍者のナビキャラクタNJには、「よっしゃあ」のメッセージ表示がまずは付加され、その後に「激熱」のメッセージ表示が付加される(図36(1)−8)。この例では、ミニゲームに当たったことになる。図36(11)−9では、サイコロの3の目の画像が消え、左上隅に表示されていた白色の忍者のナビキャラクタNJが、演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIr上に戻っている。演出アイコン表示領域DISに戻った忍者のナビキャラクタNJには、「激熱」のメッセージ表示が付加されている。以上説明した、図36(1)−4〜同図(1)−9までの白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメーションは、アイコンを変化させるアニメーションではなく、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りに関する予告アニメーションである。ここでは、サイコロの3の目の画像が表示されたことにより、大当りの可能性が高いことが予告されており、ミニゲームによる予告アニメーションである。
図36(1)−10に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動表示する装飾図柄の第1停止が行われ、左図柄表示領域208aでは、「装飾2」が仮停止し、同図(1)−11に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cでは、「装飾2」が仮停止し、リーチ状態が形成される。
その後、図36(2)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、サボハニ群予告が開始される。サボハニ群予告が開始される前、あるいはサボハニ群予告の開始と同時、さらには、サボハニ群予告の開始後に、ナビキャラクタの変化演出が演出アイコン表示領域DISの右ベースアイコンbIr上で行われ、それまで白色の表示態様であった忍者のナビキャラクタNJが、赤色の表示態様に変化している。ナビキャラクタの変化は、ミニゲームで当たった場合に行われてもよいし、ミニゲームの結果とは無関係に行われてもよい。また、それまでデフォルトの表示態様であった変動アイコンh0の表示態様も変化し、図36(2)−2に示す変動アイコンh0の表示態様は、キャラクタがオートバイに乗った絵柄に赤文字のVが組み合わさった表示態様に変化している。変動アイコンの表示態様の変化も、ミニゲームで当たった場合に行われてもよいし、ミニゲームの結果とは無関係に行われてもよい。また、図36(2)−2では、右ベースアイコンbIr上に、赤色の「アイコン変化」というメッセージ表示が付加されている。変動アイコンh0の表示態様の変化タイミングは、ナビキャラクタの変化演出の終了後であるが、ナビキャラクタの変化演出の開始前であってもよいし、ナビキャラクタの変化演出の実行中であってもよい。
図36(2)−2に示すように、演出アイコン表示領域DISに表示されている赤色の忍者のナビキャラクタNJの少なくとも一部には、サボハニがオーバーラップしている。なお、ナビキャラクタにはサボハニがオーバーラップせず、サボハニの少なくとも一部にナビキャラクタがオーバーラップしてもよい。また、サボハニの少なくとも一部に、「アイコン変化」のメッセージ表示がオーバーラップしているが、反対に、「アイコン変化」のメッセージ表示の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した変動アイコンh0とサボハニは重なっていないが、変動アイコンh0の少なくとも一部に、サボハニがオーバーラップしてもよいし、反対に、サボハニの少なくとも一部に、変動アイコンh0がオーバーラップしてもよい。なお、サボハニ群予告が開始されると、装飾図柄の表示は、第2保留数表示の下に縮小表示されている。
続く図36(2)−3では、赤色の忍者のナビキャラクタNJに、赤色の「プレミア」というメッセージ表示が付加され、プレミア演出が開始されることが報知されている。図36(3)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、プレミア演出よりも先にスーパーリーチ(剣豪リーチ)演出が開始され、主人公の吉宗と敵役の剣豪が対峙する画面が表示されている。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、「剣豪リーチ」というメッセージ表示が付加されている。なお、敵役の剣豪の少なくとも一部が、赤色の忍者のナビキャラクタNJにオーバーラップされているが、ナビキャラクタNJの少なくとも一部が敵役の剣豪にオーバーラップされる場合があってもよい。また、表示態様が変化した変動アイコンh0の少なくとも一部が、敵役の剣豪にオーバーラップされているが、敵役の剣豪の少なくとも一部が、変動アイコンh0にオーバーラップされてもよい。
図36(3)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチ演出の途中からプレミア演出が開始されている。ここでのプレミア演出は、先ほど、表示態様が変化した変動アイコンh0が拡大表示される演出であり、キャラクタがオートバイに乗った絵柄に赤文字のVが組み合わさった画像が画面中央に大きく表示され、主人公の吉宗と敵役の剣豪が切り合う場面に、その画像がオーバーラップして、剣豪リーチ演出の表示は、オーバーラップされる前に比べて視認困難になっている。プレミア演出が行われたことで、大当り確定あるいはほぼ確定になる。
プレミア演出が終了すると、これまで画面中央に大きく表示されていた画像が縮小表示されて変動アイコンh0として再表示される(図36(3)−5)。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の吉宗が敵役の剣豪を倒したシーンが「勝ち」の文字とともに表示されており、その第1装飾図柄表示装置208Lの略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。再表示された変動アイコンh0の少なくとも一部は、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」の表示にオーバーラップされている。
図37は、図36における左から3列目以降に示す例の続きを示す図である。
図36(3)−5から続く図37(4)−1に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2保留数表示の下に縮小表示されていた装飾図柄の表示が復帰表示される。すなわち、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cにおいて、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せが揺れ変動による仮停止の状態で表示されている。なお、赤色の忍者のナビキャラクタNJには、何のメッセージ表示も付加されていないが、「大当りだ」というメッセージ表示が付加されてもよい。また、変動アイコンh0も表示されている。
図37(4)−2に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せが確定表示されている。この確定表示のタイミングで変動アイコンh0が消去される。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJは、白色の忍者のナビキャラクタNJに戻っている。
なお、図36(1)−4〜同図(1)−9では、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いつつも、アイコンを変化させるアニメーションではなく、ミニゲームによる予告アニメーションが実行されているが、アイコンを変化させるアニメーションでも、成功する場合と失敗する場合があるミニゲームが行われてもよい。すなわち、ミニゲームに成功すれば、白色の忍者のナビキャラクタNJが赤色の忍者のナビキャラクタNJに変化し、ミニゲームに失敗すれば、白色の忍者のナビキャラクタNJが赤色の忍者のナビキャラクタNJに変化せず、白色の忍者のナビキャラクタNJは白色の忍者のナビキャラクタNJのままである。
ここで、実行され得るアニメーションについてまとめると、白色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメであって、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させる場合があるアニメ(第Aのアニメ)と、そもそも態様変化とは全く関係ないアニメ(例えば、予告アニメ等)であって、結果としてデフォルトの態様から予告態様に変化させることはないアニメとなるアニメ(第Bのアニメ)に分類することができる。また、赤色の忍者のナビキャラクタNJを用いたアニメであって、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に必ず変化させるアニメ(第Cのアニメ)と、そもそも態様変化とは全く関係ないアニメ(例えば、予告アニメ等)であって、結果としてデフォルトの態様から予告態様に変化させることはないアニメとなるアニメ(第Dのアニメ)に分類することもできる。さらに、ナビキャラクタの表示態様を変化させることに、成功するアニメ(第Eのアニメ)と、失敗するアニメ(第Fのアニメ)に分類することもできる。また、同じ予告アニメであっても、ナビキャラクタの表示態様を変化させることがない予告アニメ(第Gのアニメ)と、変動アイコンや保留アイコンの表示態様を変化させることがない予告アニメ(第Hのアニメ)に分類することもできる。さらに、ナビキャラクタを用いずに、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させる場合があるアニメ(第Iのアニメ)もあげられる。この第Iのアニメとしては、例えば、図22(a)〜同図(e)に示すアニメや、図22(A)〜同図(E)に示すアニメや、図22(ア)〜同図(オ)に示すアニメのように、変動アイコンh0の表示態様が変化するアニメが該当する。
ここで、第Gのアニメと第Eのアニメは、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、一部(例えば、はじめの部分を含む一部)が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Gのアニメは、変動アイコンや保留アイコンを、デフォルトの態様から予告態様に変化させることもないアニメであってもよい。
また、第Cのアニメと第Dのアニメは、赤色の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、赤色の忍者のナビキャラクタNJとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Cのアニメと第Dのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Cのアニメと第Dのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、第Aのアニメと第Cのアニメは、ナビキャラクタが用いられている点が共通したアニメであってもよいし、その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、ナビキャラクタとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Aのアニメと第Cのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Aのアニメと第Cのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、第Dのアニメと前記第Hのアニメは、或る事項が共通したアニメであってもよい。すなわち、少なくとも、ナビキャラクタが表示される点で共通していてもよい。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、ナビキャラクタとは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、第Dのアニメと第Hのアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、第Dのアニメと第Hのアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
さらに、図32〜図37における保留アイコンを変化させる例は、保留アイコンに代えて変動アイコンを変化させてもよいし、図32〜図37における変動アイコンを変化させる例は、変動アイコンに代えて保留アイコンを変化させてもよい。
また、図32〜図37に示すいずれの例も、演出アイコン表示領域DISに表示されるミニアイテムのアイコン等を変化させる例ではなかったが、保留アイコンや変動アイコンに代えて、ミニアイテムのアイコン等、様々なアイコンを変化させる場合があってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図32(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図35(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図33(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図35(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記或る表示は、複数種類の表示の中から遊技者により選択された[例えば、図34(0)−5〜同図(0)−8]表示である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、遊技者が選択した表示で予告が行われることで遊技者を楽しませることができる。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させない場合もあるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメである。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。
また、『 前記第一の態様は、デフォルトの態様であり、前記第一の態様は、前記或る表示における、前記第二の態様を含む他の態様よりも、表示される可能性が最も高い態様であり、遊技者が前記或る表示を選択した場合、前記第一の表示が表示される[例えば、図34(0)−6〜同図(0)−8]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間であっても選択可能な場合がある表示である[例えば、図34(11)−2〜同図(11)−3]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
例えば、装飾図柄変動表示が開始されてからリーチ状態になる前の期間には常に選択可能であるが、リーチ状態になった以降の期間では選択不能であってもよい。
また、前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間であっても選択可能な表示であってよい。すなわち、装飾図柄変動表示が行われている全期間にわたっていつでも選択可能であってもよい。さらには、前記或る表示は、常に選択可能な表示であってもよい。
なお、前記或る表示は、装飾図柄変動表示が行われている期間に必ず選択される表示であってもよい。
また、『 前記或る表示は、或る条件が成立した場合のみ選択可能な表示であり、 前記或る条件は、デモンストレーション表示の表示中[例えば、図34(0)−2]であるといった条件である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記或る条件として、複数の条件が用意されていてもよい。例えば、デモンストレーション表示の表示中であるといった条件の他に、或る大当り遊技中(例えば、確変付き大当り遊技中や、確変無し大当り遊技中や、ラウンド中や、ラウンド間インターバル中)であるといった条件であってもよく、装飾図柄変動表示の累積実行回数が或る回数に達したという条件であってもよく、装飾図柄変動表示の実行回数が大当り遊技をはさまずに或る回数に達したという条件であってもよい。
また、前記或る条件として、一つの条件しか用意されていなくてもよい。この一つの条件としては、前記デモンストレーション表示の表示中であるといった条件であってもよいし、或る大当り遊技中であるといった条件であってもよいし、装飾図柄変動表示の累積実行回数が或る回数に達したという条件であってもよいし、装飾図柄変動表示の実行回数が大当り遊技をはさまずに或る回数に達したという条件であってもよい。
また、前記デモンストレーション表示は、装飾図柄変動表示が行われていない状態で表示される表示である。より具体的には、特図の保留が無い状態で、装飾図柄の停止表示が表示されてから予め定められた時間が経過すると開始される表示であって、装飾図柄が停止表示されている図柄デモ表示や、遊技台のタイトル等を含むアニメーションが表示されている動画デモ表示があげられる。なお、動画デモ表示に代えて静止画デモ表示が表示されてもよい。
なお、前記或る表示は、或る条件が成立した場合のみ必ず選択される表示であってもよい。
以上の記載では、『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、 前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示(以下、「第二の表示」という。)[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させる第三のアニメ[例えば、図33(11)−4〜同図(11)−5に示すキャラ変化アニメーション、図34(11)−11〜同図(11)−12に示すキャラ変化アニメーション、図35(11)−4〜同図(11)−5に示すキャラ変化アニメーション、図36(11)−4'〜同図(11)−5'に示すキャラ変化アニメーション]を表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図32(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図35(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図33(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図35(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション、図35(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図36(11)−4'〜同図(11)−9'に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が開始される場合があるアニメ[例えば、図35(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
この遊技台によれば、前記或る表示に注目させることができる。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させない場合もあるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメである。
また、前記第二の表示は、前記第三のアニメによって、前記第一の表示から変化する場合の他、最初から表示される場合があってもよい。すなわち、前記或る表示は、前記第二の態様で出現(表示開始)する場合があってもよい。
また、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が必ず開始されるアニメであってもよい。
また、前記第二のアニメは、前記第三のアニメの表示が開始される前から表示が開始される場合があってもよい。この場合には、前記第一の表示が表示されており、先に表示が開始されていた前記第二のアニメの前記第二の表示とは別の第二の表示に前記第三のアニメによって該第一の表示が変化させられる場合があってもよい。
また、前記第一の表示は、前記第三のアニメの表示が開始された後で表示が開始される場合があってもよい。この場合には、前記第一の表示が表示されてから、該第一の表示を前記第二の表示に変化させるシーンが表示される。また、前記第一の表示は、前記第三のアニメの表示と同時に表示が開始される場合があってもよいし、前記第三のアニメの表示が開始される前から表示されている場合があってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。また、前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。さらに、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。
また、『 前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示[例えば、図33(11)−1〜同図(11)−13に示す装飾図柄変動表示、図35(11)−1〜図36(11)−13に示す装飾図柄変動表示、図36(11)−4'〜同図(11)−9'に示す装飾図柄変動表示と同じ装飾図柄変動表示において表示が開始される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示と同じ装飾図柄変動表示において表示が必ず開始されてもよい。
また、『 前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示[例えば、図34(1)−1〜図35(4)−2に示す装飾図柄変動表示]と異なる装飾図柄変動表示[例えば、図34(11)−9〜同図(11)−16に示す装飾図柄変動表示]において表示が開始される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
例えば、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示よりも前の装飾図柄変動表示において表示が開始される場合があってもよく、前記第三のアニメにおける前記第二の表示に変化させるシーンと、前記第二のアニメは、同じ装飾図柄変動表示において表示される場合があってもよいし、異なる装飾図柄変動表示において表示される場合があってもよい。
なお、前記第三のアニメは、前記第二のアニメの表示が開始される装飾図柄変動表示と異なる装飾図柄変動表示において表示が必ず開始されてもよい。
また、『 前記第三のアニメは、成功する場合と失敗する場合とがあるミニゲームが行われ、該ミニゲームで成功し、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させるアニメであり、前記表示手段は、第四のアニメを表示可能な手段であり、前記第四のアニメは、前記ミニゲームが行われ、該ミニゲームで失敗し、前記第一の表示が前記第二の表示に変化しないアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記表示手段は、第四のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記表示手段は、第五のアニメを表示可能な手段であり、前記第五のアニメは、前記第一の表示を前記第二の表示に変化させることがないアニメであり、前記第五のアニメは、予告に関するアニメ[例えば、図36(1)−2〜同図(1)−9に示すアニメ]であり、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、或る事項[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJが用いられている点]が共通したアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第五のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであってもよい。
また、「或る事項」の一例として、登場するキャラクタや、背景画像や、一部のシーンや、色や形や大きさが同じ表示等があげられる。
また、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第五のアニメと前記第三のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、ここにいう「予告」とは、大当りに関する予告であってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されることについての予告(例えば、タイマ予告等)であってもよい。ここでの「演出」としては、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出であってもよい。すなわち、ここにいう「予告」は、大当りに関する予告の予告であってもよい。
なお、前記表示手段は、第五のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
以上の記載では、『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]であり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示(以下、「第二の表示」という。)[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図32(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図35(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図33(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図35(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第六のアニメを表示可能な手段であり、前記第六のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであり、前記第六のアニメは、予告に関するアニメ[例えば、図36(1)−2〜同図(1)−9に示すアニメ]である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
ここで、前記第六のアニメは、前記第一の表示を用いたアニメであるが、その第一の表示が前記第二の表示に変化することがないアニメであってもよい。
また、ここにいう「予告」とは、大当りに関する予告であってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されることについての予告(例えば、タイマ予告等)であってもよい。ここでの「演出」としては、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出であってもよい。すなわち、ここにいう「予告」は、大当りに関する予告の予告であってもよい。
また、前記第六のアニメは、予告に関するアニメではなく、チュートリアルに関するアニメであってもよい。例えば、演出について説明するアニメであったり、操作方法(例えば、左打ちや右打ちといった打ち方等)について説明するアニメであってもよい。
また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「第一の表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「第一の表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第六のアニメと前記第一のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第六のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第七のアニメを表示可能な手段であり、前記第七のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることがないアニメであり、前記第七のアニメは、予告に関するアニメであり、 前記第六のアニメよりも前記第七のアニメの方が表示されやすいアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「第二の表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「第二の表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第七のアニメと前記第二のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、記第一のアニメと前記第二のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「或る表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「或る表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第一のアニメと前記第二のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第一のアニメと前記第二のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、或る事項が共通したアニメである。すなわち、少なくとも、「或る表示」が表示される点で共通している。その他にも、背景画像や、一部のシーンが共通していてもよいし、「或る表示」とは別に表示される表示(例えば、キャラクタやアイコン)について、種類や色や形や大きさが共通していてもよい。
また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、一部が同じ態様で行われるアニメであってもよい。また、前記第六のアニメと前記第七のアニメは、はじめの部分を含む一部が同じ態様で行われるアニメであって、途中から異なる態様で行われるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第七のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
以上の記載では、『 複数種類のアイコンを表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第一のアイコン[例えば、白色(デフォルト)の保留アイコンh11、あるいは白色(デフォルト)の変動アイコンh0、さらには白色のメータ上昇アイテムUpIのアイコン]でであり、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第二のアイコン[例えば、赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは赤色の変動アイコンh0、さらには赤色のメータ上昇アイテムUpIrのアイコン]であり、前記表示手段は、第一の態様[例えば、白色(デフォルト)の態様]の或る表示(以下、「第一の表示」という。)[例えば、白色(デフォルト)の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第一のアニメを表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の態様[例えば、赤色の態様]の前記或る表示[例えば、赤色の忍者のナビキャラクタNJ]を用いた第二のアニメを表示可能な手段であり、前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間[例えば、停止表示中やデモ中や大当り遊技中の期間]に表示される場合がある表示であり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図32(11)−2〜同図(11)−6''〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション、図35(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図33(11)−2〜同図(11)−9に示すアイコン変化アニメーション、図35(1)−2〜同図(1)−6に示すアイコン変化アニメーション]であり、前記表示手段は、前記或る表示を用いない第八のアニメを表示可能な手段であり、前記第八のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメ[例えば、図22(a)〜同図(e)に示すアニメや、図22(A)〜同図(E)に示すアニメや、図22(ア)〜同図(オ)に示すアニメ]である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
ここで、前記第八のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに必ず変化させるアニメであるが、この第八のアニメが、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合と変化させない場合とがあるアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、複数種類のアイコンを必ず表示する手段であってもよい。前記表示手段は、前記第一のアニメを必ず表示する手段であってもよく、前記第二のアニメを必ず表示する手段であってもよい。前記第一の表示は、装飾図柄変動表示が行われていない期間に必ず表示される表示であってもよい。前記表示手段は、前記或る表示を用いない第八のアニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記第一のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、前記第二のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、前記第二のアイコンは、前記第一のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている複数の前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させる場合があるアニメである場合もあり、前記第二のアニメは、表示されている複数の前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させるアニメである場合もある。
なお、前記第一のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示され、前記第二のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示されてもよい。
また、『 前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第三のアイコン[例えば、青色(先読み予告態様)の保留アイコンh11、あるいは青色の変動アイコンh0、さらには青色のメータ上昇アイテムUpIbのアイコン]であり、前記第三のアイコンとして、1又は複数のアイコンが表示される場合があり、前記第三のアイコンは、前記第一のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンであり、前記第二のアイコンは、前記第三のアイコンよりも、大当りに関する予告としての信頼度が高いアイコンであり、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに変化させる場合があるアニメ[例えば、図32(11)−2〜同図(11)−6'〜同図(11)−7に示すアイコン変化アニメーション]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第三のアイコンとして、1又は複数のアイコンが必ず表示されてもよい。また、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに必ず変化させるアニメであってもよい。
また、『 前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第三のアイコンに変化させることがないアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第一の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第一の不変化アニメは、前記第一の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメ[例えば、図32(11)−2〜同図(11)−6〜同図(11)−7に示すアイコン変化失敗アニメーション]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに成功するシーンを含んでいる場合があるアニメであり、前記第二のアニメは、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに成功するシーンを含んでいるアニメである。
なお、前記表示手段は、前記第一の表示を用いた第一の不変化アニメを必ず表示する手段であってもよい。
また、『 前記第一の不変化アニメは、途中まで[例えば、図32(11)−2〜同図(11)−5]は前記第一のアニメと同じアニメである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第二の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第二の不変化アニメは、前記第二の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメであってもよい。またさらには、前記第二の不変化アニメは、途中までは前記第二のアニメと同じアニメであってもよい。
あるいは反対に、前記第二の表示が表示された場合は、前記第二のアニメが必ず表示されてもよい。すなわち、前記第二の表示が表示された場合は、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに必ず変化してもよい。
また、前記第一の表示が表示されても、前記第一のアニメが表示されない場合があってもよく、前記第二の表示が表示されても、前記第二のアニメが表示されない場合があってもよい。
また、失敗するアニメとは、エフェクト表示が表示されるアニメであって、そのエフェクト表示が表示されたにもかかわらず、表示態様が変化していなかったというアニメであってもよい。すなわち、エフェクト表示が表示されずに、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに変化しないアニメは除かれてもよい。ただし、失敗するアニメに、エフェクト表示が表示されずに、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに変化しないアニメが含まれる場合があってもよい。
についても説明した。
また、『 前記表示手段は、保留アイコンが表示される場合がある手段であり、前記保留アイコンとは、保留の数に対応して表示されるアイコンのことであり、前記第一のアイコンは、第一の保留アイコン[例えば、図32(11)−1等に示す白色(デフォルト)の保留アイコンh1]であり、前記第二のアイコンは、第二の保留アイコン[例えば、図33(11)−8等に示す赤色(先読み予告態様)の保留アイコンh1]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記表示手段は、変動アイコンが表示される場合がある手段であり、前記変動アイコンとは、実行中の装飾図柄変動表示に関するアイコンのことであり、前記第一のアイコンは、第一の変動アイコン[例えば、図35(1)−2等に示す白色(デフォルト)の変動アイコンh0]であり、前記第二のアイコンは、第二の変動アイコン[例えば、図35(1)−5等に示す赤色の変動アイコンh0]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第一のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示よりも、前記第二のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示よりも、前記第二のアニメによって変化した第二のアイコンに対応する装飾図柄変動表示の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
また、『 前記第一の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示である[例えば、図32(0)−1〜同図(4)−2]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、前記第一の表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。
また、前記第二の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示であってもよい。また、前記第二の表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。
また、前記或る表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に跨って表示される場合がある表示であってもよい。また、前記或る表示は、予め定められた回数の装飾図柄変動表示の間、表示されている場合がある表示であってもよいし、前記予め定められた回数の装飾図柄の変動表示の間であっても、一時的に消える場合がある表示であってもよい。
なお、前記第一の表示は、連続する複数回の装飾図柄変動表示に必ず跨って表示される表示であってもよい。
また、『 或る期間において、前記第一の表示が表示されている場合があり、 前記或る期間とは、装飾図柄が停止表示しており保留の数が0の期間のこと[例えば、図34(0)−1,同図(0)−8]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、或る期間において、前記第二の表示が表示されている場合があり、前記或る期間とは、装飾図柄が停止表示しており保留の数が0の期間のことであってもよい。
なお、前記或る期間において、前記第一の表示が必ず表示されていてもよい。
また、『 前記第一の態様と前記第二の態様とは、色、模様、大きさ、および形のうち一つ以上が異なる態様である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
したがって、色、模様、大きさ、および形のうち、一つしか異ならない態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよいし、2つ又は3つの組み合わせが異なる態様であってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段を備え、前記第一の態様とは、前記操作手段に関する表示を含む態様のことであり、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段の操作があった場合に、該第一の表示から前記第二の表示に変化する場合があってもよい。
また、前記第一のアニメの表示が開始される前に、表示されている前記第一のアイコンが変化しやすい状態にあることを報知する場合があってもよい。
また、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第四のアイコンであり、前記第四のアイコンは、自身が変化する可能性があることを示唆する表示態様のアイコンであり、前記第四のアイコンが、前記或る表示を用いたアニメの中で、前記第二のアイコンに変化する場合があってもよい。なお、前記或る表示を用いたアニメは、第一のアニメであってもよいし、第二のアニメであってもよいし、それ以外のアニメであってもよい。
また、前記複数種類のアイコンのうちの一つは、第五のアイコンであり、前記第五のアイコンは、前記第四のアイコンが変化することに失敗したことを表す表示態様のアイコンであり、前記第四のアイコンが、前記或る表示を用いたアニメの中で、前記第五のアイコンに変化する場合があってもよい。なお、前記或る表示を用いたアニメは、第一のアニメであってもよいし、第二のアニメであってもよいし、それ以外のアニメであってもよい。
なお、前記表示手段は、前記第二の表示を用いた第二の不変化アニメを表示可能な手段であり、前記第二の不変化アニメは、前記第二の表示が表示されるものの、表示されている前記第一のアイコンを前記第二のアイコンに変化させることに失敗するアニメであってもよい。
ここで、反対に、前記第二の表示が表示された場合は、前記第二のアニメが必ず表示されてもよい。すなわち、前記第二の表示が表示された場合は、前記第一のアイコンが前記第二のアイコンに必ず変化してもよい。
また、前記第一の表示が表示されても、前記第一のアニメが表示されない場合があってもよく、前記第二の表示が表示されても、前記第二のアニメが表示されない場合があってもよい。
また、前記第二の不変化アニメは、途中までは前記第二のアニメと同じアニメであってもよい。
さらに、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図38〜図57を用いて説明する。なお、図38〜図57に示す符号は、原則として図38〜図57に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図38〜図57に示す符号を優先する。
まず、図38(1)を用いて、本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208での演出表示について説明する。装飾図柄表示装置208の表示領域の左端には、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。特図1保留数aa1は特図1の保留数を数字で表す表示であり、特図2保留数aa3は特図2の保留数を数字で表す表示であり、普図保留数aa5は普図の保留数を数字で表す表示である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には変動アイコンを表示可能な変動アイコン表示領域cが設けられている。変動アイコン表示領域cの右側は、保留アイコン表示領域であり、図38(1)に示す例では、特図1保留アイコンa1、a2、a3、a4と、特図2保留アイコンb1、b2、b3がこの順で左方から交互になるように横方向に並んで表示されている。本例のパチンコ機100は、特図1始動口と特図2始動口に遊技球が交互に入賞する機構が遊技盤に設けられており、入賞順に保留が消化される入賞順変動機である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には横長長方形の表示領域dが設けられている。表示領域dには、チュートリアル表示や、メッセージ表示等が表示され、特に表示すべき内容がない場合には、「準備中」の文字列画像が表示される。
次に、図38(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図38(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図38(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾8」が停止表示されている。
図38(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第4図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、保留アイコン表示領域に表示されていた特図1保留アイコンa1が変動アイコンc1となって変動アイコン表示領域cに移動し、特図1保留アイコンa2〜a4、特図2保留アイコンb1〜b3が左方に移動する。
図38(3)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図38(4)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図38(5)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が表示開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図38(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺のキャラクタ画像(以下、「爺」と称する)g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図38(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図38(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図38(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図38(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図38(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図38(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。
図38(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図38(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図38(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図38(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図38(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図38(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図38(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図38(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図38(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図38(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図38(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。
図38(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図38(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図38(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図38(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図38(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図38(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図38(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図38(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図38(28)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図38(29)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図38(30)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図38(31)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図38(32)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図38(33)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図38(33)では、「お」の文字画像が表示されている。
図38(34)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図38(34)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図38(35)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図38(35)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図38(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。
図38(37)は、会話予告表示が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図38(38)は、会話予告表示が終了した後に、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。なお、会話予告表示の終了後には、リーチ演出が開始されない場合もある。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図38(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図38(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図38(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図38(36)で表示されている、爺g2と、吹き出し表示i2と、吹き出し表示i2内のセリフ表示と、キャラ名表示h2とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図38(6)〜(8)で爺g2が表示された後に第一の表示が表示される。第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示される場合がある。本例のパチンコ機100によれば、爺g2を含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図39(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図39(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図39(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図39(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図39(7)〜(10)は、殿g1が左方に移動している状態を示している。
図39(10)〜(38)に示す状態は、図38(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図39(19)で殿のセリフ表示が表示される前には最初から殿g1が表示され、爺g2等の他のキャラクタが表示されない。このように、第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示されない場合がある。
次に、図40(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図40(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図40(1)〜(22)に示す状態は、図38(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図40(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、姫のキャラクタ画像(以下、「姫」と称する)g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図40(24)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図40(25)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図40(26)は、姫g3が右方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は右方に移動している。
図40(27)〜(38)に示す状態は、図38(27)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図40(36)に示す第二の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図40(36)に示す第二の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第二の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図41(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図41(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図41(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図41(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図41(7)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図41(8)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図41(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図41(10)〜(38)に示す状態は、図38(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図41(10)に示す第一の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図41(10)に示す第一の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図42(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図42(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図42(1)〜(25)に示す状態は、図38(1)〜(25)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図42(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は右方に移動している。
図42(27)は、姫g3が停止した状態を示している。
図42(28)は、「姫」の文字画像を含むキャラ名h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h3は右方に移動している。
図42(29)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i3は右方に移動している。
図42(30)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図42(31)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図42(32)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の左側近傍で停止する。
図42(33)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図42(33)では、「午後」の文字画像が表示されている。
図42(34)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図42(34)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図42(35)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図42(35)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図42(36)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図42(37)、(38)に示す状態は、図38(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図42(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図42(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図42(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図42(36)で表示されている、姫g3と、吹き出し表示i3と、吹き出し表示i3内のセリフ表示と、キャラ名表示h3とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図42(6)〜(8)で爺g2が表示された後に図42(23)〜(25)で爺g2が表示されているが、爺g2は、図42(36)に示す会話予告表示には登場しないガセ予告である。本例のパチンコ機100によれば、会話予告表示に登場しない爺g2を表示するガセ予告を行うことで会話予告表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図43(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図43(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図43(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図43(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図43(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図43(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図43(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図43(10)〜(38)に示す状態は、図38(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図43(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション中(移動表示中)にキャラクタ画像が2回変化し、3つのキャラクタ画像の移動表示が表示される。なお、本例では、爺g2、姫g3、殿g1の順に表示されているが、姫g3、爺g2、殿g1の順に表示されてもよい。また、キャラクタ画像の移動表示中に表示されるキャラクタ画像は4つ以上であってもよい。
次に、図44(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図44(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図44(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図44(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図44(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。
図44(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図44(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図44(10)〜(38)に示す状態は、図38(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図44(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡するように表示されてもよいし、一巡半してもよい。また、図44(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に複数のキャラクタ画像が一巡するように表示されてもよい。
次に、図45(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図44(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図44(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図45(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図45(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。なお、図45(6)に示す殿g1の全体が表示されてない時点で殿g1が爺g2に変化してもよい。
図45(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図45(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図45(10)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に殿g1に変化してもよい。
図45(11)〜(38)に示す状態は、図38(11)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図45(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、爺g2、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。キャラクタは、殿g1、爺g2、姫g3の順に変化した後、姫g3、爺g2、殿g1の順のように逆回りに変化してもよい。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡し、当該一巡と逆回りに変化するように表示されてもよい。また、図45(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に図45(6)〜(10)に示すようなキャラクタが変化する表示が表示されてもよい。
次に、図46(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図46(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図46(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図46(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図46(7)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図46(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図46(9)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図46(10)は、殿g1の表情が変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、殿g1が停止した後または停止と同時に殿g1の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。また本例では、キャラクタの移動アニメーションにおいて、爺g2の表示期間よりも図46(19)に示す会話予告で表示される殿g1の表示期間の方が長い。このように、キャラクタの移動アニメーションにおいて、会話予告表示で表示されるキャラクタの表示期間が最も長くてもよい。
図46(11)〜(22)に示す状態は、図38(11)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図46(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図46(24)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図46(25)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図46(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図46(27)は、爺g2が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に爺g2の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図46(28)〜(38)に示す状態は、図38(38)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のように、キャラクタの移動アニメーションの表示中にキャラクタの態様(例えば、表情)が変化する表示が表示されてもよい。
次に、図47(1)〜(40)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図47(1)〜(40)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図47(1)に示す状態は、図41(36)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図47(2)は、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図47(3)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が仮停止表示された状態を示している。
図47(4)は、中図柄表示領域208aに疑似連の装飾図柄が仮停止表示された状態を示している。疑似連の装飾図柄は、疑似連の演出表示が行われる場合に表示される。疑似連は、1回の特図変動遊技中に装飾図柄の変動表示が複数回行われたかのような疑似変動を行う演出であり、当該変動の予告演出である。疑似連の装飾図柄が表示された後に装飾図柄の変動表示の2回目(疑似連の2回目)が開始される。
図47(5)は、疑似連の2回目が開始された状態を示している。また、可動体700が上方に移動して停止している。また、疑似連の2回目の実行中には、表示領域dに「×2」と表示され、疑似連の2回目が実行されていることが報知される。
図47(6)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図47(7)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図47(8)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、2回目の会話予告表示が表示開始される。なお、1回目の会話予告表示は、図47(1)に示す会話予告表示である。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、2回目の会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で2回目の会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図47(9)は、2回目の会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図47(10)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図47(11)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図47(12)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図47(13)は、姫g3が停止した状態を示している。なお、図47(9)〜(13)に示すキャラクタの移動アニメーションは、図38(6)〜(10)、図40(6)〜(10)、図41(6)〜(10)、図42(6)〜(10)、図43(6)〜(10)、図44(6)〜(10)、図45(6)〜(10)、図46(6)〜(10)に示すアニメーションと同様のアニメーションが表示されてもよい。
図47(14)は、キャラ名表示h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h3は左方に移動している。
図47(15)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i3は左方に移動している。
図47(16)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図47(17)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図47(18)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の右側近傍で停止する。
図47(19)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図47(19)では、「午」の文字画像が表示されている。
図47(20)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図47(21)では、「午後の」の文字列画像が表示されている。
図47(21)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図47(21)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図47(22)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字列画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図47(23)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図47(24)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図47(25)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図47(26)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図47(27)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図47(28)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図47(29)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図47(30)は、爺g2が停止した状態を示している。
図47(31)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図47(32)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図47(33)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図47(34)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図47(35)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図47(36)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図47(36)では、「お」の文字画像が表示されている。
図47(37)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図47(37)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図47(38)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図47(38)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図47(39)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。また、吹き出し表示i2の態様が白色から青色に変化しており、キャラ名表示h2の態様が白色から青色に変化している。大当り信頼度は、白色よりも青色の方が高く設定されている。このように、2回目の会話予告表示では、大当り信頼度の高い表示を表示してもよい。
図47(40)は、会話予告表示が終了した後に、左右図柄表示領域208a、208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。
本例では、図47(1)に示す1回目の会話予告表示(第一の会話予告表示)が表示された後に、図47(39)に示すように2回目の会話予告表示(第二の会話予告表示)が表示されている。このように、1回の特図変動遊技内で複数回の会話予告表示が表示されてもよい。なお、会話予告表示の回数が多いほど大当り信頼度が高く設定されていてもよい。
次に、図48(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図48(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図48(1)〜(15)に示す状態は、図38(1)〜(15)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図48(16)〜(18)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域右端から左方の吹き出し表示h1内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図48(19)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図48(20)〜(32)に示す状態は、図38(20)〜(32)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図48(33)〜(35)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域左端から左方の吹き出し表示h2内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図48(36)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図48(37)、(38)に示す状態は、図38(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、セリフ表示の移動アニメーションが表示される。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
次に、図49(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図49(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図49(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図49(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。
図49(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図49(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図49(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図49(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図49(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図49(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。
図49(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図49(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図49(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図49(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図49(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図49(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図49(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図49(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図49(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図49(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図49(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。本例では、図38(19)と比較して、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に表示される。
図49(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1とメータ画像f2は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図49(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図49(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図49(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図49(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。
図49(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図49(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図49(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図49(28)〜(38)に示す状態は、図38(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の表示開始時に殿j1等の第一の表示が移動するアニメーションが表示される。
次に、図50(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図50(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図50(1)〜(22)に示す状態は、図49(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図50(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図50(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。
図50(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図50(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図50(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図50(28)〜(32)に示す状態は、図38(28)〜(32)に示す状態と同様に、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が左方に移動するアニメーションが表示されるが、本例では、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の移動するアニメーションが殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
図50(32)〜(35)は、図38(32)〜(35)に示す状態と同様に、吹き出し表示h2内にセリフ表示が表示されている状態を示している。
図50(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。本例では、吹き出し表示h2および吹き出し表示h2内のセリフ表示が吹き出し表示h1および吹き出し表示h1内のセリフ表示が内にオーバーラップして表示される。
図50(37)、(38)に示す状態は、図50(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示が殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
次に、図51(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図51(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図51(1)〜(5)に示す状態は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図51(6)〜(10)は、図38(6)〜(10)と同様にキャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。本例では、図38(6)〜(10)に示す例よりも爺g2、殿g1の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図51(11)〜(19)は、図38(11)〜(19)と同様にキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が表示されている状態を示している。本例では、図38(11)〜(19)に示す例よりもキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図51(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図51(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図51(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図51(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図51(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図51(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図51(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図51(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが終了した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズは、図38(6)〜(36)に示す例と同じになる。
図51(28)〜(38)に示す状態は、図38(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの殿g1等の第一の表示が爺g2等の第二の表示が表示開始されるまで拡大して表示され、爺g2の移動アニメーション中に殿g1等の第一の表示が縮小表示される。なお、図51(36)に示す状態で、吹き出し表示h1の一部が吹き出し表示h2の一部にオーバーラップして表示されてもよく、この場合には、吹き出し表示h1の表示サイズが吹き出し表示h2の一部にオーバーラップされる表示サイズであってもよい。
次に、図52(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図52(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図52(1)〜(38)では、図49(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図52(1)は、図49(1)と同じ状態を示している。
図52(2)は、タイマ予告表示jが表示開始された状態を示している。タイマ予告表示jは、横長長方形状の枠内に「注目!」の文字列画像が表示されている。タイマ予告表示jは所定時間のカウントダウン表示を行い、カウントダウンで0秒となると所定の演出(例えば、可動体の動作や所定の予告表示)が行われる。カウントダウンが開始される前には、タイマ予告表示j内には「注目!」の文字列画像が表示される。
図52(3)、(4)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図49(3)、(4)と同じ状態を示している。
図52(5)は、図49(5)と同じ状態を示している。
図52(6)は、図49(6)と同様に会話予告表示が開始された状態を示している。本例では、会話予告表示の開始とともにタイマ予告表示jのカウントダウン表示も開始される。本例では、40秒のカウントダウン表示が行われる。
図52(6)〜(19)は、図49(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図52(6)〜(19)に示すように、殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図52(14)以降では、キャラ名表示h1の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h1が視認不可能となっている。
図52(20)、(21)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図49(20)、(21)と同じ状態を示している。
図52(22)は、図49(5)と同じ状態を示している。
図52(23)は、図49(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。また、図49(23)では、タイマ予告表示jのカウントダウン表示の残り時間が36.99秒になっている。
図52(24)〜(36)は、図49(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図52(24)〜(36)に示すように、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図52(30)では、キャラ名表示h2の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h2が視認不可能となっている。
図52(37)、(38)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図49(37)、(38)と同じ状態を示している。このように、会話予告表示とともにタイマ予告表示jが表示されてもよい。タイマ予告表示jに代えて、他の表示(球抜きエラー表示や扉開放エラー表示、他の予告表示、保留アイコンの変化演出表示)等が表示されてもよい。また、タイマ予告表示jに示すように、図52(6)〜(10)に示すキャラクタの移動アニメーションの表示期間の長さは、図52(19)〜(36)に示す殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ予告表示を含む会話予告表示の表示期間の長さよりも短い。
次に、図53(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図53(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図52(1)〜(38)では、図49(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図53(1)は、図49(1)と同じ状態を示している。
図53(2)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の表示領域前方の位置に移動した状態を示している。本例では、会話予告表示の表示開始前に可動体kの移動が行われる。可動体kは、装飾図柄表示装置208の表示領域前方で上下左右などを往復する移動を行ってもよいし、振動動作を行ってもよい。本例では、図柄変動表示の開始からリーチ演出の開始までの間、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している。
図53(3)、(4)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図49(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図52(3)、(4)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図53(5)は、図49(5)と同じ状態を示している。
図53(6)〜(19)は、図49(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図53(20)、(21)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図49(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図53(20)、(21)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図53(22)は、図49(22)と同じ状態を示している。
図53(23)は、図49(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。図53(24)〜(36)は、図49(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、h2、吹き出し表示i1、i2、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図53(37)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図49(37)と同じ状態を示している。図53(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると可動体kは装飾図柄表示装置208の前方の位置から移動して初期位置に復帰する。このように、会話予告表示とともに可動体kの移動演出が行われてもよい。
次に、図54(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図54(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図54(1)〜(38)では、図49(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図54(1)は、図49(1)と同じ状態を示している。
図54(2)は、装飾図柄表示装置208の前方に配置された導光板により模様表示mが表示された状態を示している。本例のパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208の前方に導光板が配置されており、当該導光板の発光により模様表示mを表示可能である。模様表示mは、図54(2)〜(37)に示すように、装飾図柄表示装置208での表示にオーバーラップして表示される。例えば、図54(36)に示すように、模様表示mは、殿g1等の第一の表示、爺g2等の第二の表示にオーバーラップして表示される。
図54(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると模様表示mは消去される。このように、会話予告表示とともに導光板による表示が表示されてもよい。
次に、図55(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図55(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図55(1)〜(5)は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図55(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタ画像が正方形の枠内に表示され、正方形の枠内が所定色で表示される。正方形の枠内の色は、大当り信頼度の低い順から、白色、青色、緑色に設定されている。図55(6)では、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。なお、本例の会話予告表示は、キャラクタが正方形の枠内に表示される以外の点は、図38に示す会話予告表示と同じである。
図55(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図55(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図55(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。殿g1を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図55(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図56(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。殿g1を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。このように、キャラクタを囲む正方形の枠内は白色、青色、緑色、青色、白色の順で変化する。なお、この色の変化の順が任意に設定可能である。なお、この色の変化は、キャラクタの移動アニメーション中に行われる。
図55(11)〜(21)に示す状態は、殿g1が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が白色である点を除いて、図38(11)〜(21)に示す状態とおなじあるので、その説明は省略する。
図55(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。
図55(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。
図55(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図55(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図55(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図55(27)は、爺g2が停止した状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図55(28)〜(36)に示す状態は、爺g2が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が青色である点を除いて、図38(28)〜(36)に示す状態と同じあるので、その説明は省略する。
図55(37)、(38)は、図38(37)、(38)と同じ状態を示している。本例では、会話予告表示のキャラクタが枠内に表示され、当該枠内が所定色で表示される。当該枠内の色により大当り信頼度が設定されている。
次に、図56(a1)〜(a20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図56(a1)〜(a20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図56(a1)〜(a5)は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図56(a6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図56(a6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。
図56(a7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i1が表示開始されている。
図56(a8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図56(a9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。
図56(a10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h1や吹き出し表示i1の移動アニメーションが表示されてもよい。
図56(a11)〜(a13)は、図38(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図56(a14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図56(a12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。
図56(a15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。
図56(a16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。
図56(a17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図56(a18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h2や吹き出し表示i2の移動アニメーションが表示されてもよい。
図56(a19)、(a20)は、図38(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。本例のように、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示や吹き出し表示の移動アニメーションが表示されてもよい。また、吹き出し表示i1、i2は表示開始当初からセリフ表示を含んでいてもよい。
次に、図56(b1)〜(b20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図56(b1)〜(b20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図56(b1)〜(b5)は、図38(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図56(b6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図56(b6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図56(b6)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに左方に移動する。
図56(b7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。図56(b7)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像と、右方の正方形画像の一部が表示されている。左方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は緑色であり、右方の正方形画像は白色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図56(b8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。図56(b8)に示す時点では、左方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色であり、右方の正方形画像は青色である。
図56(b9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。図56(b9)に示す時点では、左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色であり、右方の正方形画像は緑色である。
図56(b10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。また、殿g1は枠内が白色の枠表示に囲まれて表示されている。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に表示されていた3つ正方形うちのいずれかの色でキャラクタを囲む枠が表示される。キャラクタを囲む枠内の表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図56(b11)〜(b13)は、図38(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図56(b14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図56(b12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。キャラ名表示h2内は青色で表示されている。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図56(b14)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに右方に移動する。
図56(b15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。図56(b7)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像と、左方の正方形画像の一部が表示されている。右方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は緑色であり、左方の正方形画像は青色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図56(b16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。吹き出し表示i2内は青色で表示されている。図56(b16)に示す時点では、右方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は白色であり、左方の正方形画像は緑色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図56(b17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。図56(b17)に示す時点では、右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は青色であり、左方の正方形画像は白色である。
図56(b18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。また、爺g2は枠内が青色の枠表示に囲まれて表示されている。また、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2内も青色で表示されている。これらの表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図56(b19)、(b20)は、図38(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。キャラクタの移動アニメーション中に表示されている3つの正方形画像は、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補表示である。本例のように、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補がキャラクタの移動アニメーション中に表示されてもよい。
次に、図57(a1)〜(a5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図57(a1)〜(a5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図57(a1)〜(a5)は、図38(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図57(a1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。爺g2が出現して左方に移動している。
図57(a2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が左方に移動している。
図57(a3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2の左方への移動中に、殿g1が表示されている。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。また、殿g1は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図57(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2に一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。また、爺g2は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図57(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが増加してもよい。本例では、キャラクタは1つ増加しているが2つ以上であってもよい。また、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが透過率1〜99%で表示されてもよい。また、一のキャラクタが他のキャラクタの全体にオーバーラップして表示されてもよい。
次に、図57(b1)〜(b5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図57(b1)〜(b5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図57(b1)〜(b5)は、図38(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図57(b1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2が出現して左方に移動している。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。
図57(b2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図57(b3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。殿g1の一部は爺g2にオーバーラップして表示されている。
図57(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図57(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されてもよい。一のキャラクタと他のキャラクタとで、オーバーラップするキャラクタが交互に変化してもよい。
次に、図57(c1)〜(c5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図57(c1)〜(c5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図57(c1)〜(c5)は、図38(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図57(c1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図57(c2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。姫g3が消去されている。
図57(c3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図57(c4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1が左方に移動している。
図57(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つずつキャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。
次に、図57(d1)〜(d5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図57(d1)〜(d5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図57(d1)〜(d5)は、図38(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図57(d1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図57(d2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1に代わってチビ姫g4が表示され、姫g3に代わって忍者g5が表示されている。なお、キャラクタは当初から全部代わっていてもよいし、複数回変化して、当初のキャラクタが再度表示されてもよい。
図57(d3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。忍者g4が消去されている。
図57(d4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図57(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。チビ姫g4が停止している。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つのキャラクタに代わって別のキャラクタが表示され、次いで、順次キャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。また、キャラクタは一度に複数消去されてもよい。
図57(e)は、演出制御処理で実行する会話予告表示を決定する際に用いられるテーブルを示している。例えば、図38に示す会話予告が「会話予告1」であり、図39に示す会話予告は「会話予告2」である。パチンコ機100は、複数の会話予告の中から任意の会話予告を選択して実行することができる。また、例えば、「会話予告1」と「会話予告2」のように複数の会話予告を組み合わせて実行することもできる。また、パチンコ機100は、本例の会話予告表示中に、セリフ予告表示を表示可能であり、また、本例の会話予告表示とセリフ予告表示とを組み合わせて表示可能である。
また、パチンコ機100は、図57(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として、図38〜図57までのいずれかの吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として、図38〜図57までのいずれかの吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図57(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として、図38〜図57までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として、図38〜図57までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図57(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告として3以上の吹き出し表示を表示可能である。また、パチンコ機100は、図57(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1回の図柄変動表示の期間に2回または3回以上の会話予告を表示可能である。また、パチンコ機100は、吹き出し表示の表示中や会話予告の実行中に、実施形態や図面に記載の他の演出表示やエラー表示や可動体の演出動作の実行条件が成立した場合に該表示や該動作を実行可能である。
本例によるパチンコ機100は、図38等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、セリフ予告表示を表示可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で図38に示す会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図38等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、準備中予告演出や、タイマ予告演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で準備中予告演出やタイマ予告演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図38等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図59に示すメータ増加演出とアイテム付与演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内でメータ増加演出とアイテム付与演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図38に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図120(k)に示す吹き出し表示f4のように、図120(b)、(e)等に示す吹き出し表示f1、f2と表示サイズが異なる(表示サイズが小さい、表示サイズが大きい)吹き出し表示を表示して会話予告表示を表示してもよい。なお、図120に示す吹き出し表示f1は、図38に示す吹き出し表示i1に相当し、図120に示す吹き出し表示f2は、図38に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図38に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図120(b)〜(f)に示すように、吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションにおいて、吹き出し表示f1の移動距離の方が吹き出し表示f2の移動距離より長いようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図120に示す吹き出し表示f1は、図38に示す吹き出し表示i1に相当し、図120に示す吹き出し表示f2は、図38に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図38に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションを図120(e)に示す時点で終了し、吹き出し表示f2の一部が他の表示にオーバーラップして表示されるようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図120に示す吹き出し表示f1は、図38に示す吹き出し表示i1に相当し、図120に示す吹き出し表示f2は、図38に示す吹き出し表示i2に相当する。パチンコ機100は、図38に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を別の表示にオーバーラップして表示される位置で停止させて表示して会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図38に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図120に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図120(b)〜(f)に示すように吹き出し表示f1、f2の表示開始の際には吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションを行い、図120(r)〜(t)に示すように、吹き出し表示f1、f2の表示終了の際には吹き出し表示f1、f2が右方に向かって移動する移動アニメーションを行うように、吹き出し表示の表示開始の際と表示終了の際とで吹き出し表示の移動方向を異ならせてもよい。パチンコ機100は、図38に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を表示開始の際と表示終了の際とで移動方向を異ならせてもよい。
本例によるパチンコ機100は、図38等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、疑似連演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で疑似連演出を実行してもよい。
次に、以上説明したパチンコ機100の特徴的構成について再度図38乃至図57を参照しつつ説明する。
(B1) 複数の表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示(例えば、図38(19)に示す会話予告表示)であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示(例えば、図38(36)に示す会話予告表示)であり、前記第一の表示は、第一の台詞(例えば、午前の天気は「晴れマーク」)を含む表示であり、前記第一の表示は、第一のキャラクタ(例えば、殿g1)を含む表示であり、前記第二の表示は、第二の台詞(例えば、お昼の天気は「曇マーク」)を含む表示であり、前記第二の表示は、第二のキャラクタ(例えば、爺g2)を含む表示であり、前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される場合があり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第二のキャラクタが表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二のキャラクタを含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B2) 上記B1に記載の遊技台であって、前記第一の表示の表示よりも前に第三のキャラクタ(例えば、姫g3)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成による遊技台によれば、第一の表示に登場しないキャラクタを表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B3) 上記B2に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示(例えば、図47()に示す会話予告表示)であり、前記第三の表示は、第三の台詞(例えば、午後の天気は「雨マーク」)を含む表示であり、前記第三の表示は、前記第三のキャラクタ(例えば、姫g3)を含む表示であり、前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある(例えば、図47(9)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第三のキャラクタを第二の表示でなく第三の表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B4) 上記B3に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示(例えば、図47(1)に示す会話予告)であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示(例えば、図47(39)に示す会話予告)であり、前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B5) 上記B4に記載の遊技台であって、一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B6) 上記B1乃至B5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示(例えば、キャラクタの移動アニメーション)であり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一のアニメーション表示で第二のキャラクタが表示されるため、第一の表示が第二のキャラクタによって行われるかもしれないと遊技者に期待させることができる場合がある。
(B7) 上記B6に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示がどのキャラクタで表示されるのかについて遊技者に推理させて楽しませることができる場合がある。
(B8) 上記B6またはB7に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示が第二のキャラクタで表示されると遊技者に思わせて楽しませることができる場合がある。
(B9) 上記B6乃至B8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示(例えば、キャラクタの移動アニメーション)であり、前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示で登場したキャラクタを登場させて遊技者が興醒めすることなく遊技させることができる場合がある。
(B10) 上記B9に記載の遊技台であって、前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B11) 上記B9またはB10に記載の遊技台であって、前記第二のアニメーション表示において最初の表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、ことを特徴とする遊技台。
第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B12) 上記B9乃至B11のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、ことを特徴とする遊技台。
(B13) 上記B1乃至B12のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示とは、第一の色(例えば、白色)を含む表示であり、前記第二の表示とは、第二の色(例えば、青色)を含む表示であり、前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示の信頼度を予告することで第二の表示が表示されたときの信頼度に期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B14) 上記B13に記載の遊技台であって、前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、後に表示される第二の表示の信頼度を高めることで第二の表示が表示されることについて遊技者に期待させることができる場合がある。
(B15) 上記B1乃至B14のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の台詞が表示される、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の台詞によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B16) 上記B1乃至B15のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、第一の名称(例えば、「殿」)を含む表示であり、前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の名称によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B17) 上記B1乃至B16のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技者が操作可能な操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(B18) 上記B1乃至B17のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(B19) 上記B1乃至B18のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体(例えば、可動体k)を備え、前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(B20) 上記B1乃至B19のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示がオーバーラップする場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(B21) 上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(B22) 上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000、2000)である、ことを特徴とする遊技台。
前記第一の表示が他の表示にオーバーラップされる場合があり、前記第一の表示が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の表示が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の表示に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の表示との関連性を確保することができる場合がある。
前記第一の台詞が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の台詞が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の台詞に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の台詞との関連性を確保することができる場合がある。
会話予告の台詞が不一致な場合があってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが複数回表示されてもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が一周してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が或るタイミングで巻き戻ってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて各キャラクタがアニメーションを行ってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタの数が増加または減少してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが変化してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタが一または複数毎に減少した後に第一の表示が表示されてもよい。
第二の表示の表示後に第二のキャラクタに対応したリーチ演出に移行してもよい。
疑似変動表示毎に会話予告表示が行われ、第一の疑似変動表示において第一の会話予告表示が行われ、該第一の疑似変動表示の後の第二の疑似変動表示において第二の会話予告表示が行われてもよい。
疑似変動表示毎に可動体が動作し、第一の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされてもよい。
第一の会話予告表示の一部がタイマ予告表示にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が該タイマ予告表示にオーバーラップされてもよい。
次に、図58乃至図82を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図58〜図82に示す符号は、原則として図58〜図82に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図58〜図82に示す符号を優先する。
<アイテムの種類>
次に、図58を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100が有するアイテムの種類について説明する。図58は、アイテムの一例を示した図である。
ここで、アイテムとは、パチンコ機100が遊技者に付与することが可能な特典、装備、機能等の総称であり、本実施形態に係るアイテムは、カスタムアイテムと非カスタムアイテムの2種類に大別することができる。カスタムアイテムは、遊技者が自らの好みに応じて、パチンコ機の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することができるアイテムである。また、非カスタムアイテムは、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することはできないが、遊技者に所定の利益が付与されるアイテムである。
パチンコ機100は、アイテムごとに設定されたアイテム付与条件が成立した場合に、当該アイテムを遊技者に付与するように構成されている。カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、後述する演出カスタマイズ画面(図67(q)等参照)を用いて、付与されたカスタムアイテムの設定操作を行うことで、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、非カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、アイテムを通じて所定の利益(例えば、予告、先読み予告、チュートリアル表示等の遊技者にとって有利な利益)を得ることが可能である。
図58に示す例では、例えば、アイテムA(通常BGMカスタム1)、アイテムB(通常BGMカスタム2)、または、アイテムC(通常BGMカスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における通常遊技中の背景音(BGM)を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、アイテムD(保留台座カスタム1)、アイテムE(保留台座カスタム2)、または、アイテムF(保留台座カスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における保留アイコン(保留表示)の表示の一部(本例では、保留アイコンの下に表示される台座の画像)を、自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。
また、「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「熱い(期待度が高い)」ことを示す予告1が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。また、「激熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「激熱なこと(期待度が極めて高いこと)」を示す予告2が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が大当りであること、または、大当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。
<メータ増加演出とアイテム付与演出>
次に、メータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。ここで、メータ増加演出とは、メータ増加用進入口227に球が進入したことに関連して実行される演出であり、本実施形態では、所定数(本例では、10個)のゲージ(目盛り)を有するメータを表示し、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ消灯する(減らす)表示を行う(詳細は後述)。
このようなメータ増加演出を実行することで、遊技者は、メータ増加用進入口227に進入した球の数や、メータのゲージが満タンになったか否か(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入したか否か)を把握することが可能となる。なお、メータ増加演出の態様は本例に限定されず、例えば、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ点灯する(増やす)表示を行ってもよい。
また、アイテム付与演出とは、アイテムの付与に関連して実行される演出であり、本実施形態では、メータのゲージが満タンになった場合(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入した場合)にアイテム付与条件が成立したと判定し、装飾図柄表示装置208を用いて、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を報知する表示等を行う(詳細は後述)。このようなアイテム付与演出を実行することで、遊技者は、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を把握することが可能となる。なお、アイテム付与条件や、アイテム付与演出の態様は本例に限定されず、例えば、すでに獲得済みのアイテムの数や種類を表示してもよいし、アイテムが特別であること(レアなアイテムであること)を表示してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例1>
次に、図59を用いて、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図59は、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例1は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図59(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。また、本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が3、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、6個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が6であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図59(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図59(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図59(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図59(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図59(e)〜同図(g)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図59(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図59(i)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(図において内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図59(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例では、アイテム付与演出においてアイテムに関する情報(本例では、アイテム名とアイテムの説明)を表示したことを契機として、図59(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、ボタン演出を行う。
なお、本例では、ボタン演出に関連する表示を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、ボタン演出の視認性が阻害されることがないため、操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
このボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図59(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図59(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図59(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットする選択)がされたことを契機として、図59(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例2>
次に、図60を用いて、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図60は、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例2は、SP(スーパー)リーチ変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。本実施例2では、図60(a)〜同図(b)に示す期間に亘って、特図の変動遊技が、通常の図柄変動からSPリーチ変動に発展し、続く図60(c)〜同図(r)に示す期間に亘って、SPリーチ変動に加えてSPリーチ演出を実行している。
このようなSPリーチ変動中において、図60(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図60(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図60(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図60において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図60(h)〜同図(q)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関する表示を、SPリーチ演出に関する表示やメータよりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出に関する表示やメータの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やメータの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、図60(k)〜同図(o)に示す期間に亘って、装飾図柄の変動表示を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
さらに、続く図60(l)〜同図(o)に示す期間に亘って、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示やボタン演出の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過や操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例3>
次に、図61を用いて、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図61は、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例3は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図61(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行していない状態(非図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような非図柄変動中において、図61(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図61(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図61(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図61において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図61(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の停止表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の停止表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動停止の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例4>
次に、図62を用いて、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図62は、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例4は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいて、図柄変動中にアイテム付与演出を開始する例である。図62(a)に示す非図柄変動中において、図62(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入し、続く図62(c)では、点灯していた2つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図62(c)に示す非図柄変動中において、図62(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことに基づいて、続く図62(e)では、図柄変動表示を開始している。
このような図柄変動中において、図62(f)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図62(g)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図62(h)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図62(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図62(i)〜同図(k)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図62(l)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図62(m)に示すように、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。このアイテム画像IGは、非カスタムアイテムである「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該特図変動遊技の結果が「熱い(期待度が高い)」こと(当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと)を示している。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図62(n)に示す状態では、アイテム付与演出を終了するとともに、SPリーチを開始している。このように、SPリーチの開始前にアイテム付与演出に関連する表示を消去するように構成すれば、SPリーチの視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例5>
次に、図63を用いて、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図63は、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例5は、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行した後、アイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。
図63(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が4、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、7個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7であることが示されているとともに、6個のゲージが消灯され、4個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に6個の球が進入したこと(あと4個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図63(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図63(c)に示すように、点灯していた4つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図63(c)に示す図柄変動中において、図63(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球し、続く図63(e)に示すように、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3から4に増加したことが数字で示されているとともに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、8個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7から8に増加して満タンになったことが示されている。
本例では、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が満タン(本例では8)になった場合に、メータ増加演出が増加モードに移行するように構成している。ここで、メータ増加演出の増加モードとは、メータ増加用進入口227に1個の球が進入するたびに、メータのゲージをN倍(Nは2以上の正の整数)で進行させるモードのことであり、本例では、Nを2に設定し、2倍モードと称している。
図63(f)に示す状態は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)に移行した状態である。この増加モードに置いて、図63(g)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図63(h)に示すように、点灯していた3つのゲージのうちの2つを消灯するメータ増加演出を実行する。また、図63(i)に示すように、さらに、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図63(j)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行するとともに、もう1つのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越すことができるように構成している。以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図63において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
なお、本例では、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行する例を示したが、他の条件が成立した場合に増加モードに移行するように構成してもよいし、増加モードは、2倍モードに限定されるものではない。また、アイテム付与条件が成立した場合(メータのゲージが満タンになった場合)には、メータのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越せるように構成したが、持ち越せないように構成してもよいし、持ち越しができる遊技数を可変にしてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例6>
次に、図64を用いて、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図64は、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例6は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、2種類のカスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図64において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図64(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図64(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA、アイテムB)IN1、IN2の表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAとアイテムBの説明(図において内容は省略))IT1、IT2の表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与するアイテムは3種類以上であってもよい。
続く図64(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例に係るボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAまたはアイテムBをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「アイテムA」の選択肢が仮選択された状態で、図64(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図64(m)に示すように、「アイテムA」の選択肢をハイライト表示することで、「アイテムA」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図64(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択)がされたことを契機として、図64(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例7>
次に、図65を用いて、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図65は、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例7は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、カスタムアイテムと非カスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図65において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図65(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図65(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))IT1の表示と、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与する非カスタムアイテムは、図58を用いて説明した他の非カスタムアイテム(例えば、保留変化、機種説明1〜3、ハズレ等)であってもよい。
続く図65(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。以降のアイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例1と同じであるため、図65において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
<デモ画面>
次に、図66〜図68を用いて、パチンコ機100におけるデモ画面について説明する。図66は、パチンコ機100における画面の遷移の一例を示した遷移図であり、図67は、画面遷移の一例を時系列で示した図であり、図68は、メニュー画面において各種メニューが選択された場合の画面遷移の一例を示した図である。
本実施形態に係るパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208を用いて、図66(a)に示すような、デモ画面、メニュー画面、音量調整画面、輝度調整画面、図柄変動表示、が少なくとも表示可能に構成されている。デモ画面は、非図柄変動中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等に表示が開始される画面であり、本例では、メニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面に遷移することが可能なトップメニュー画面を表示する。このデモ画面の表示中に第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けた場合には、各種メニューの選択が可能なメニュー画面の表示を開始する。
また、デモ画面(または、輝度調整画面)の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)または第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、スピーカ120等の音量の調整が可能な音量調整画面の表示を開始し、デモ画面(または、音量調整画面)の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)または第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、各種ランプ418や装飾図柄表示装置208等の輝度の調整が可能な輝度調整画面の表示を開始する。
また、音量調整画面の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げるとともに音量が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、音量調整画面の表示中に第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。輝度調整画面の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、輝度調整画面の表示中に第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。
さらに、これらのメニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面の表示中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等にはデモ画面の表示を開始し、図柄変動表示の開始条件が成立した場合等には図柄変動表示を開始する。
<デモ画面/メニュー画面>
図66(b)は、メニュー画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係るメニュー画面は、演出カスタマイズ、携帯端末連動サービス、初期化、デモ画面に戻る、の4つのメニューで構成されており、それぞれのメニューが選択された場合に、演出カスタマイズ画面、携帯端末連動サービス画面、初期化確認画面、デモ画面に遷移するように構成されている。
例えば、図67に示す例では、図67(a)に示す非図柄変動中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図67(b)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図67(c)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図67(d)に示す輝度調整画面の表示を開始している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図67(e)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図67(f)に示すように、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行し、続く図67(g)に示すように、第四の操作手段(本例では、上キー161c)の操作を受け付けたことから、図67(h)に示すように、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図67(i)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、輝度調整画面に代えて、図67(j)に示す音量調整画面の表示を開始している。また、この音量調整画面の表示中に、図67(k)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、図67(l)に示すように、音量を1段階上げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、図67(l)に示す音量調整画面の表示中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図67(m)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図67(n)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、図67(o)に示すメニュー画面の表示を開始している。
続けて、このメニュー画面において演出カスタマイズのメニューが仮選択された状態で、図67(p)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、演出カスタマイズ画面の表示を開始している。また、図67(q)に示す演出カスタマイズ画面の表示中に、図67(r)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、ハイライト表示を、次に選択が可能なアイテム(本例では、アイテムP)に移動する表示を行い、アイテムPが仮選択された状態で、図67(t)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、アイテムPに対応するカスタマイズを有効にするとともに、装飾図柄表示装置208の下方の表示領域において「アイテムP設定中」の文字表示を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムPが設定されたことが示されている。
<デモ画面/メニュー画面/携帯端末連動サービス画面>
図66(c)は、携帯端末連動サービス画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係る携帯端末連動サービス画面は、お試しプレイ、パスワード入力、データ保存、データクリア、クイックスタート、メニュー画面に戻る、の6つのメニューで構成されている。
例えば、図68(b)に示すメニュー画面において、携帯端末連動サービスのメニューが選択された場合には、図68(b1)に示す携帯端末連動サービス画面の表示を開始し、この携帯端末連動サービス画面において、お試しプレイのメニューが選択された場合には、図68(b1−1)に示す、お試しプレイ画面の表示を開始した後、このお試しプレイ画面において新規登録が選択された場合には、図68(b1−2)に示す新規登録画面の表示を開始する。
また、図68(b2)に示す携帯端末連動サービス画面において、パスワード入力のメニューが選択された場合には、図68(b2−1),同図(b2−1−1)に示すようなパスワード入力画面の表示を開始し、このパスワード入力画面において、誤ったパスワードが入力された場合には、図68(b2−1−2)に示すような、パスワードの入力ミスを報知する画面の表示を開始する一方、正しいパスワードが入力された場合には、図68(b2−1−3)に示すような、パスワードの入力完了を報知する画面の表示を開始する。
また、図68(b3)に示す携帯端末連動サービス画面において、データ保存のメニューが選択された場合には、図68(b3−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図68(b3−2)に示すような二次元コード表示画面の表示を開始し、この二次元コード表示画面の表示中に「終了」が選択された場合には、図68(b3−2−1)に示すような確認画面の表示を開始する。
また、図68(b4)に示す携帯端末連動サービス画面において、データクリアのメニューが選択された場合には、図68(b4−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図68(b4−1−1)に示すような完了画面の表示を開始する。また、図68(b5)に示す携帯端末連動サービス画面において、クイックスタートのメニューが選択された場合には、図68(b5−1)に示すような開始画面の表示を開始し、図68(b6)に示す携帯端末連動サービス画面において、メニュー画面に戻る、のメニューが選択された場合には、トップメニューの表示を開始する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例8>
次に、図69を用いて、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図69は、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例8は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図69(a)に示す遊技状態は、非図柄変動中にデモ画面(トップメニュー画面)を表示している状態である。また、本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このようなデモ画面(トップメニュー画面)の表示中において、図69(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図69(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図69(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図69において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図69(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、デモ演出に(トップメニュー画面)関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、デモ画面(トップメニュー画面)の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図69(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図69(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図69(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずデモ画面(トップメニュー画面)が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図69(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例9>
次に、図70を用いて、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図70は、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例9は、図66や図67を用いて説明したメニュー画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メニュー画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図70において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図70(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、メニュー画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、メニュー画面に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、メニュー画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図70(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、メニュー画面に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図70(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図70(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずメニュー画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図70(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例10>
次に、図71を用いて、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図71は、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例10は、図66や図67を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、音量調整の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図71において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図71(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調整に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、音量調整に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、音量調整の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図71(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、音量調整に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図71(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図71(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず音量調整が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図71(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例11>
次に、図72を用いて、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図72は、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例11は、図68を用いて説明した二次元コード表示画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、二次元コード表示画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図72において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図72(g)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、二次元コード表示画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、二次元コードの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、二次元コードの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図72(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、二次元コードよりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図72(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コードよりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図72(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず二次元コードが表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図72(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コード表示画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例12>
次に、図73を用いて、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図73は、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例12は、図66や図67を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図73において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図73(e)〜同図(o)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、演出カスタマイズ画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、演出カスタマイズ画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図73(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、演出カスタマイズ画面よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図73(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図73(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず演出カスタマイズ画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図73(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
また、本例では、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図73(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付け、図73(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示した場合であっても、獲得したアイテムを即座にセットする処理は行わず、図73(q)〜同図(u)に示すように、改めてメニュー画面において携帯端末連動サービス画面が選択され、図73(v)に示すように、演出カスタマイズ画面が表示された場合に、アイテム付与演出において獲得したアイテム(本例では、アイテムA)が設定可能になるように構成している。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例13>
次に、図74を用いて、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図74は、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例13は、図66や図67を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、ボタン演出における操作によって即座にアイテムを設定する例である。
メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例12と同じであるため、図74において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図74(j)〜同図(k)に示すボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図74(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図74(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。演出カスタマイズ画面を表示中にアイテムを獲得した場合は、図74(i)に示すように、表示中の演出カスタマイズ画面において、選択可能なアイテムとして、アイテムAを追加表示する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例14>
次に、図75を用いて、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図75は、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例14は、図66や図67を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する点は、図73を用いて説明した実施例12と同じであるが、本例では、演出カスタマイズ画面を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部(本例では、メータの全てのゲージ)にオーバーラップさせている。
このような構成とすれば、演出カスタマイズ演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。なお、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせないように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例15>
次に、図76を用いて、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図76は、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例15は、図66や図67を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面の表示中に図柄変動表示が開始された場合であってもアイテム付与演出を継続する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例12と同じであるため、図76において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例では、図76(k)に示すアイテム付与演出中において、図76(l)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことから、続く図76(m)では、図柄変動表示を開始しているが、アイテム付与演出を継続している。このような構成とすれば、アイテム付与演出が遊技者の予期しないタイミングで中止されてしまうことがなく、遊技者の遊技意欲を阻害することがない。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例16>
次に、図77を用いて、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図77は、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例16は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図59を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、当該変動と次回の変動の2回の変動に跨ってアイテムを表示している。
具体的には、図77(k)に示すアイテム付与演出の実行中に当該変動が終了し、図柄の停止表示を行った後、続く図77(l)に示すように、特図2の保留に基づいて新たな変動遊技を開始している。そして、アイテム付与条件が成立した図柄変動に続く次の図柄変動においてもボタン演出を継続し、図77(m)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けたことに基づいて、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のように、複数の図柄変動に跨ってアイテムの表示を可能とすれば、図柄変動の停止や開始に伴ってアイテム付与演出が中断されてしまうようなことがなく、遊技者の遊技意欲を持続できる場合がある。なお、アイテムの表示を継続する図柄変動は2回に限定されず、3回以上であってもよいし、連続した図柄変動でなくてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例17>
次に、図78を用いて、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図78は、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例17は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図59を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、アイテム付与演出の実行中にもメータ増加用進入口227への球の進入を検出可能であり、球の進入を検出した場合にメータ増加演出を実行している。
具体的には、図77(j)に示すアイテム付与演出の実行中に、図77(k)に示すように、メータ増加用進入口227への球の進入を検出したため、続く図77(l)に示すように、アイテム付与演出によるアイテムの表示中に、メータのゲージを進行させるメータ増加演出を開始している。本例のように、アイテムの表示中にメータの増加を可能とすれば、遊技者の遊技意欲をさらに高めることができる場合がある。なお、アイテムの表示中のメータの増加を可能とすることに加えて、アイテム付与条件の成立が可能であってもよく(メータのゲージが満タンになることが可能であってもよく)、この場合、アイテム付与の権利を次遊技以降に持ち越しできるように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例18>
次に、図79を用いて、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図79は、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例18は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてミニゲームを実行し、当該ミニゲームが終了した後にアイテム付与演出を開始する。図79(e)はミニゲームを開始した状態である。本例では、メータのゲージを表示する表示領域を拡大し、拡大後の表示領域において、あみだくじを実行するように構成している。なお、ミニゲームは、他の種類のゲームであってもよいことは言うまでもない。
本例のあみだくじにおけるキャラのスタート位置は、予め定めた位置であってもよいし、抽選によって決定してもよいし、遊技者の選択操作に基づいて決定してもよく、遊技者の選択操作に関わらず結果が予め定められていてもよい。また、あみだくじの結果の「×」の符号は、はずれ、カプセルを模した画像は、アイテムの獲得、Eの文字は、アイテムEを獲得することを意味しており、Eの文字に到達する場合は獲得するアイテムを予告するように構成している。なお、カプセルを模した画像の柄や色が通常とは異なる場合は、特定のアイテムの出現率が高くてもよいし、ミニゲームの種類は複数あってもよく、ミニゲームの種類によってアイテムの獲得のし易さや特定アイテムの出現率が異なっていてもよい。
本例では、ミニゲーム(あみだくじ)の結果がカプセルを模した画像であったことから、当該画像を用いたアイテム付与演出を開始し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のような構成とすれば、アイテム付与条件が成立してからアイテムが表示されるまでの期間について遊技者を飽きさせることなく、楽しませることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例1>
次に、図80を用いて、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図80は、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をメータ増加演出の契機としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をメータ増加演出の契機としてもよい。したがって、例えば、図80(a)〜同図(b)に示すように、非図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図80(c)〜同図(e)に示すように、図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図80(e)〜同図(g)に示すように、変動遊技の先読み結果に基づいて、第一の表示態様の保留アイコンPI1を第二の表示態様の保留アイコンPI2に変化させた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図80(i)〜同図(l)に示すように、疑似連を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図80(m)〜同図(o)に示すように、ボタン演出の実行中に操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を受け付けた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図80(p)に示すように、リーチを実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図80(q)に示すように、SPリーチやSPリーチ演出を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図80(r)に示すように、予告表示(本例では、姫のキャラクタ画像の表示)を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例2>
次に、図81を用いて、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図81は、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
図66や図67を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図71を用いて説明した実施例10と同じであるが、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させている場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
具体的には、図81(c)に示す音量調整画面の表示中において、図81(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図81(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図81(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図81(g)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図81(g)〜同図(i)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図81(j)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図81(k)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調画面の表示よりも奥側に表示することで、音量調画面の表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、音量調整画面の視認性が阻害されることがないため、音量調整に関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させているが、図81(n)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行し、第三の操作手段(本例では、左キー161b)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行する。
また、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図81(r)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、ボタン演出を終了した後、図81(s)〜同図(u)に示す期間に亘って、アイテム名を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行う。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例3>
次に、図82を用いて、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図82は、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をアイテム付与の成立条件としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をアイテム付与の成立条件としてもよい。したがって、例えば、図82(a)〜同図(c)に示すように、可変入賞口234に進入した球の累積数(例えば、大当り遊技中における累計獲得球数)が所定数(本例では、10000球)を超えた場合にアイテムを付与してもよいし、図82(d)〜同図(h)に示すように、操作手段によって特定の操作を受け付けた場合(本例では、上キー161c→右キー161a→下キー161d→左キー161bの順番で操作を受け付けた場合)にアイテムを付与してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100)は、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、演出設定表示(例えば、図73に示す演出カスタマイズ画面、図71に示す音量調整画面、図67に示す輝度調整画面)を表示可能な手段であり、前記演出設定表示とは、1または複数の設定(例えば、図73に示すアイテムの設定、図70に示す音量の設定、図67に示す輝度の設定)を含む表示のことであり、前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定(例えば、図71や図73に示すアイテムAの設定)を含む表示(以下、「第一の表示」という。例えば、図71や図73に示す、アイテムを付与したことを示唆する表示(アイテム名INの表示とアイテムの説明ITの表示))を前記表示手段に表示可能である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、演出設定表示の表示中において、該表示中の演出設定表示とは別に、1の設定を含む第一の表示を表示可能であるため、演出設定表示の表示中であっても遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、数または量が増加または減少する表示を表示可能なカウント表示手段(例えば、図59(a)等に示すメータのゲージGG)を備え、前記カウント表示手段の表示が或るカウント表示(以下、「第一のカウント表示」という。例えば、図59(c)等に示す、10個の全てのゲージが消灯する表示や、図59(d)等に示す「満タン」の文字表示CD2)となった場合に、前記第一の表示が前記表示手段に表示され、前記カウント表示手段による表示は、非図柄変動表示の期間に変化可能な表示であってもよい。
このような構成とすれば、非図柄変動表示中にカウント表示手段の表示が変化するので遊技者を飽きさせることなく遊技させることができる場合がある。また、変動遊技の保留が無くなっても遊技者を興醒めさせない場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、前記第一の表示とは異なる第二の表示が前記表示手段に表示され、前記第二の表示とは、予告を示す表示(例えば、図62(m)等に示す「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示)のことであってもよい。
このような構成とすれば、設定を含む表示以外の表示が表示されることにより、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、ミニゲーム(例えば、図79に示すミニゲーム)が実行された後に前記第一の表示が前記表示手段に表示されてもよい。
このような構成とすれば、第一の表示が表示されるまでの期間について遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、操作手段(例えば、図59(l)等に示すチャンスボタン136)を備え、前記表示手段は、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「第一の操作表示」という。例えば、図59(j)等に示すボタン演出)を表示可能な手段であり、前記第一の操作表示とは、前記操作手段の有効期間表示(例えば、図59(j)等に示す操作有効期間表示TG)を含む表示であってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示の表示中も遊技者が操作手段を操作して参加でき、遊技者の介入度合いを高めることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記演出設定表示と前記第一の表示の表示中に図柄変動表示が開始されると、該演出設定表示が消去されるものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示を演出設定表示よりも長く表示して遊技者にアピールすることができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、前記演出設定表示において選択可能な設定(例えば、図73に示すアイテムの設定)が増加するものであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者による選択肢を増やすことができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、図82(o)〜同図(r)に示すように、前記演出設定表示(例えば、演出カスタマイズ画面)の表示中において、所定の遊技領域に球が進入した場合(例えば、メータ増加用進入口に球が入球した場合、始動口や入賞口に球が入球した場合)に、該表示中の演出設定表示とは別に、前記第一の表示(例えば、遊技者がアイテムAを獲得したことを示唆する表示)を前記表示手段に表示可能であって、前記演出設定表示における1または複数の設定に、前記第一の表示に対応する設定(例えば、アイテムA)を追加して前記表示手段に表示可能なものであってもよい。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係るパチンコ機100の構成に限定されるものではなく、例えば、非図柄変動中に出現したアイテムの表示中に、図柄変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去しなくてもよい。また、カスタム表示とアイテムを表示中に、図柄の変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去せずにカスタム表示のみを消去してもよい。また、カスタム表示の表示中はメータが視認し難い(または、視認不可能)であっても、メータが満タンになった場合にはアイテムを出現させてもよい。また、非図柄変動中にメータが満タンになった後にアイテムを出現させてもよい。
また、一部を非図柄変動中に貯めたメータが、図柄変動中に満タンになった後に信頼度を示すアイテムを出現させてもよい。また、信頼度を示すアイテム(熱、激熱など)は、非図柄変動時よりも図柄変動時に出現させ易くしてもよいし、非図柄変動時に出現させなくてもよい。また、非図柄変動中にボタン有効メータ(操作有効期間表示)を表示してもよい。また、デモ画面の表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、メニュー表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、二次元コードの表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよい。
また、球通過以外の契機でメータが貯まってもよい。また、メータの増加量が通常時よりも増加する増加モードがあってもよい。また、この場合、保留満タンまたは電サポ終了で増加モードに移行するように構成してもよい。また、メータ満タンでミニゲーム後にアイテムが出現させてもよい。また、SPリーチ中であってもアイテムが出現する演出を行ってもよい。また、リーチのボタン演出の期間とカスタマイズ可否のボタン演出の期間が重なってもよく、一方よりも他方の演出にボタンが有効となってもよい。また、出現するアイテムが遊技状態やステージ毎やタイミングによって変化してもよい。
また、カスタマイズ画面の表示中にアイテムを出現させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化(アイテムを追加表示)させてもよいし、変化させずにカスタマイズ画面を再表示させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化させていてもよい。また、出現するアイテムの予告を行ってもよく、メータの色が通常時と違うと特定のアイテムが出現し易くしてもよく、時間経過で色を変化させてもよい。また、アイテムが複数変動に跨がって表示されてもよいし、アイテムの表示中にメータが貯まってもよいし、1種類の契機でメータが満タンになるように構成してもよい。
また、装飾図柄表示装置208以外の他の表示デバイス(例えば、他の液晶表示装置、1または複数の単色またはフルカラーのLED、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、またはプロジェクタ)のみでメータ表示を行ってもよく、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスでそれぞれメータ表示を行ってもよく(例えば、メータ増加用進入口227へ球が進入すると装飾図柄表示装置208のメータ表示と他の表示デバイスのメータ表示が同じ増加量だけ増加する)、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスで1つのメータ表示を行うカウント表示手段としてもよい。
また、本発明に係る遊技台は、パチンコ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
次に、図83乃至図136を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図83〜図136に示す符号は、原則として図83〜図136に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図83〜図136に示す符号を優先する。
次に、図83乃至図85を用いて、可動体1、および可動体2を用いた演出例を説明する。
図83は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図83(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図83(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。なお、図83乃至図85において、可動体1、2に備えられている発光手段が発光している場合は、薄墨色で表し、発光手段が発光していない場合は、白色で表している。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図83(a)に続く、図83(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図83(b)に続く、図83(c)は、可動体1が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体2は初期位置に位置している状態を示している。可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1が装飾図柄の一部、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111の一部、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図83(c)に続く、図83(d)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動している。
図83(d)に続く、図83(e)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動している。可動体1が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部等が可動体1によってオーバーラップされている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図83(e)に続く、図83(f)は、可動体1が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、前側にある可動体1のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図84は、可動体1および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図84(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図84(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図84(a)に続く、図84(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図84(b)に続く、図84(c)は、可動体2が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体1は初期位置に位置している状態を示している。可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図84(c)に続く、図84(d)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。
図84(d)に続く、図84(e)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体2が変形することで、新たに、保留アイコンab1、ab2の一部、ボタン予告表示h110の他の一部が可動体2によってオーバーラップされている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図84(e)に続く、図84(f)は、可動体2が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、後側にある可動体2のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図83に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図83に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図85は、可動体1および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図85(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図85(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図85(a)に続く、図85(b)は、可動体1、2が初期位置に位置したままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図85(b)に続く、図85(c)は、可動体1、2が同時に初期位置から移動を開始して、同時に装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置した状態を示している。可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図85(c)に続く、図85(d)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。なお、可動体1と可動体2の変形動作の開始のタイミングが異なる場合があってもよい。
図85(d)に続く、図85(e)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が同時に終了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体1、2が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部が可動体1や可動体2によってオーバーラップされている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の変形動作の終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図85(e)に続く、図85(f)は、可動体1、2が変形前の形状に戻る動作を同時に行った後に、同時に初期位置に移動開始、および移動終了して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を同時に消灯した状態を示している。なお、可動体1と可動体2が変形前の形状に戻る動作は、別々のタイミングで開始される場合があってもよいし、別々のタイミングで終了される場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを異ならせても終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを同じにしても終了のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングを同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。可動体1、2のそれぞれの発光手段が別々のタイミングで消灯する場合があってもよい。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、両方の可動体が装飾図柄表示装置208の前方に同時に落下して同時に変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図83に示した演出例や図84に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図83に示した演出例や図84に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
次に、図86乃至図94を用いて、可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する。
図86を用いて、可動体90を説明する。図86(a)は、可動体90の略示正面図であり、図86(b)は、可動体90の略示左側面図である。
可動体90は、可動体90a、可動体90aの左下に設けられた可動体90b、可動体90bを動作させるためのモータm1と回転軸d1、可動体90aの右下に設けられた可動体90c、および可動体90cを動作させるためのモータm2と回転軸d2を有している。可動体90aは、板状の横長長方形の基板取付ベース部90a1、LED基板90a2、およびカバー部90a3を有している。可動体90bは、板状の扇形の基板取付ベース部90b1、LED基板90b2、およびカバー部90b3を有し、可動体90cは、板状の扇形の基板取付ベース90c1、LED基板90c2、およびカバー部90c3を有している。
可動体90aのLED基板90a2には、発光ダイオードa11〜a35が3行6列の配列に整列して設けられている(ただし、2行1列目、3行1列目、2行6列目、および3行6列目には発光ダイオードが設けられていない)。可動体90bのLED基板90b2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードb1〜b4が設けられ、可動体90cのLED基板90c2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードc1〜c4が設けられている。発光ダイオード(a11〜c4)は、全てが単色(同色、または異色)の発光ダイオードで構成されてもよいし、一部が単色の発光ダイオードで他の一部がフルカラーLEDであってもよいし、全てがフルカラーLEDで構成されてもよい。また、可動体90aに搭載する発光ダイオード(a11〜c4)には、発光ダイオード以外の光源を用いてもよい。
図87を用いて、可動体90の初期動作を説明する。図87(a)〜(g)は、パチンコ機100の電源投入時等に行われる可動体90の初期動作を段階的に示している。なお、図87乃至図93において、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している場合を白色で表し、点灯している場合を薄墨色で表している。また、図87乃至図93において、カバー部90a3、90b3、90c3の図示を省略している。
図87(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。可動体90は、両端に設けられたアーム部によって上下方向の移動が可能となっている。可動体90の両端に設けられたアーム部は、透明、半透明、または有色であってもよいし、発光ダイードを配置することで発光可能であってもよい。アーム部の後方には、可動体90に接続されるケーブルを遊技者から視認できないように配置してもよい。また、装飾図柄表示装置208には、「準備中」の文字列が表示されている。
図87(a)に続く、図87(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている全ての発光ダイオードが点灯している状態を示している。また、「準備中」の文字列の表示が可動体90によってオーバーラップされている。
図87(b)に続く、図87(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35が視認可能となっている。
図87(c)に続く、図87(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35が視認可能になっている。
図87(d)に続く、図87(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図87(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図87(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図87(e)に続く、図87(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図87(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図87(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図87(f)に続く、図87(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図88を用いて、可動体90の演出例の一例を説明する。図88(a)〜(n)は、可動体90を用いた演出例を段階的に示している。
図88(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図88(a)に続く、図88(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図88(b)に続く、図88(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。
図88(c)に続く、図88(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35の光が視認可能になっている。
図88(d)に続く、図88(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図88(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図88(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図88(e)に続く、図88(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図88(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図88(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図88(f)に続く、図88(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図88(g)に続く、図88(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図88(h)に続く、図88(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが右回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となっている。
図88(i)に続く、図88(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa22、a32、a33)の光が視認可能となっている。
図88(j)に続く、図88(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となっている。
図88(k)に続く、図88(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa25、a34、a35)の光が視認可能になり、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図88(l)に続く、図88(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図88(l)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図88(l)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図88(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図88(m)に続く、図88(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図89乃至図92に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図89を用いて、図86に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図89(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aにおいて上下方向に移動するように構成されている。
図89(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図89(a)に続く、図89(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図89(b)に続く、図89(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に上方に移動する動作が行われた状態を示している。可動体90b、90cが移動することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。なお、可動体90b、90cは、別々のタイミングで移動する場合があってもよい。
図89(c)に続く、図89(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に更に上方に移動して目的位置で停止した状態を示している。可動体90b、90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a16が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22〜a35の光が視認可能になっている。
図89(d)に続く、図89(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが同時に下方に移動している状態を示している。可動体90b、90cの移動によって、発光ダイオードa22〜a25が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、発光ダイオードa13、a14が視認可能になっている。
図89(e)に続く、図89(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが同時に元の位置に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが別々のタイミングで元の位置に戻る場合があってもよい。
図89(f)に続く、図89(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図89(g)に続く、図89(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図89(h)に続く、図89(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみ上方に移動することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa11、a12が可動体90bによってオーバーラップされている。
図89(i)に続く、図89(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90bcが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a13が可動体90bによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22、a23の光が視認可能になっている。
図89(j)に続く、図89(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみ上方に移動することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa15、a16が可動体90cによってオーバーラップされている。
図89(k)に続く、図89(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa14〜a16が可動体90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa24、a25の光が視認可能になっている。
図89(l)に続く、図89(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図89(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻る場合があってもよい。
図89(m)に続く、図89(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図88乃至図92に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図90を用いて、図86に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図90(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aの後側に設けられている。
図90(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図90(a)に続く、図90(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b3、c1〜c3)は消灯していてもよい。
図90(b)に続く、図90(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cの発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードb1、b2、c1、c2)の光が視認可能となっている。
図90(c)に続く、図90(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cに搭載されている全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図90(d)に続く、図90(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図88(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図90(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図90(e)に続く、図90(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図88(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図90(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図90(f)に続く、図90(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図90(g)に続く、図90(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b4、c1〜c4)は消灯していてもよい。
図90(h)に続く、図90(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが左回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図90(i)に続く、図90(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイードのうちの全ての発光ダイオードb1〜b3の光が視認可能となっている。
図90(j)に続く、図90(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図90(k)に続く、図90(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている全ての発光ダイードc1〜c3の光が視認可能となっている。
図90(l)に続く、図90(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図90(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図90(d)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図90(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図90(m)に続く、図90(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図88乃至図92に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図91を用いて、図86に示す可動体90を用いた演出例を説明する。図91(a)〜(l)は、可動体90を用いた演出例を示している。
図91(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、デフォルト態様の保留アイコンa1の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(a)に続く、図91(b)は、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾6−装飾5」の確定表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(b)に続く、図91(c)は、装飾図柄表示装置208において、先読み予告態様の保留アイコンa2の消化による装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208では、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が表示され、ボタン操作の予告演出が行われている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad3の一部、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(c)に続く、図91(d)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示され、太陽の画像が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部、太陽の画像の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(d)に続く、図91(e)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示され、リーチ演出が開始されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(e)に続く、図91(f)は、装飾図柄表示装置208において、「勝負じゃ!」の文字列を表示した殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示が開始され、装飾図柄表示装置208の右上に装飾図柄変動表示が縮小表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(f)に続く、図91(g)は、装飾図柄表示装置208において、SPリーチ演出が終了して、装飾図柄表示装置208の右上に「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが縮小して仮停止表示がされている。装飾図柄表示装置208において、「勝ち」の文字列と殿のキャラと敵キャラクタの対決シーンが終了して殿のキャラが勝った演出表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラが勝った演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(g)に続く、図91(h)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾7」の停止表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(h)に続く、図91(i)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技の1R目の大当り遊技演出表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の左上には、大当りの停止図柄である「装飾7」が表示され、右上にはラウンド数を示す「1R」の文字列が表示され、その左方に大当り遊技中における払い出し数の合計を示す「80球」の文字列、および右下に大当り回数を示す「大当り回数:1」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、1R目の大当り遊技演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(i)に続く、図91(j)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技が終了して「Dito」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、「Dito」の文字列の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(j)に続く、図91(k)は、大当り遊技終了後の電サポ状態に移行している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「右打ちしてね!」の文字列と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄と変動アイコンad4と特図2保留アイコンac1が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「右打ちしてね!」の文字列の一部と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄の一部と変動アイコンad4の一部と特図2保留アイコンac1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図91(k)に続く、図91(l)は、電サポ状態が継続している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「扉開放エラー」の文字列と「球満タンエラー」の文字列と変動アイコンad5と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「扉開放エラー」の文字列の一部と「球満タンエラー」の文字列の一部と変動アイコンad5の一部と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
本演出例に示すように、様々な演出や遊技状態において、装飾図柄表示装置208の略中央前方に可動体90が位置する場合がある。可動体90によって上記に示した表示の全てがオーバーラップされる場合があってもよいし、可動体90によってオーバーラップされていた表示がオーバーラップされない場合があってもよい。
図92を用いて、図86に示す可動体90を用いた演出例を説明する。
図92(a)は、ボタン操作の予告演出のチャンスボタン136の操作有効期間において、遊技者がチャンスボタン136を押下することで、図88に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、チャンスボタン136の操作有効期間内において遊技者がチャンスボタン136を操作しなかった場合でもチャンスボタン136の操作有効期間の終了後に図88に示す可動体90による予告演出が行われてもよい。なお、図92(a)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図92(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図92(a)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図88乃至図92に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図92(b)は、カウントダウンの予告演出によるカウントダウンの終了後に、図88に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、図92(b)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図92(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図92(b)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図92(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図92(a)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図92(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図92(b)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図88乃至図92に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図93を用いて、図86に示す可動体90の初期位置における見え方の変形例について説明する。なお、可動体90は、遊技釘を有する遊技板125より後方に位置している。
図93(a)は、可動体90の初期位置において、構造体30aの後方に位置している例である。構造体30aは、平板状の形状を有し、略中心部に横長長方形状の開口部を備えている。構造体30aは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30aの開口部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図93(b)は、可動体90の初期位置において、構造体30bの後方に位置している例である。構造体30bは、平板状の形状を有し、略中央部に縦長長方形状の切り欠き部を備えている。構造体30bは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30bの切り欠き部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図93(c)は、可動体90の初期位置において、構造体30cの後方に位置している例である。構造体30cは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30cにオーバーラップされているため、可動体90は遊技者から視認不可能となっている。なお、構造体30cに透過液晶デバイスを配置することで、透過液晶デバイスにおける表示中よりも非表示中に構造体30cの後方に位置している可動体90を視認し易くしてもよい。
図94を用いて、図86に示す可動体90の位置や移動動作の変形例について説明する。
図94(a)は、液晶表示装置a208、可動体90、および発光パネルユニット919を左側面から見た概略図である。本例では、可動体90が液晶表示装置a208の前方で、かつ発光パネルユニット919の後方で上下方向に移動する例である。なお、液晶表示装置a208や発光パネルユニット919は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図94(b)は、透過液晶表示装置b208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が透過液晶表示装置b208の後方で上下方向に移動する例である。なお、透過液晶表示装置b208は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図94(c)は、可動液晶表示装置c208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が可動液晶表示装置c208の後方、および前方で上下方向に移動する例である。図94(c)における左側の図は、可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合の可動体90の移動方向を示している。可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合においては、可動体90は可動液晶表示装置c208の後方に位置し、可動体90は上下方向にのみ移動可能である。図94(c)における真ん中の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した状態を示している。図94(c)における右側の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した後に、可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に移動した状態を示している。可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に位置している場合には、可動体90は上下方向に移動可能となる。なお、可動液晶表示装置c208は、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
次に、図95乃至図105を用いて、構造体247を用いた演出例を説明する。図95乃至図105の演出例に用いられる構造体247は、正面の形状が略円形状で表面に家紋の模様が施された構造体であり、上下方向の移動が可能である。また、図95乃至図104において、左側の図は、装飾図柄表示装置208と構造体247の状態を示し、真ん中の図は、左側の図の状態における装飾図柄表示装置208を、構造体247を透かして見た場合を示している。右側の図は、装飾図柄表示装置208に表示された所定のキャラクタ表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SBや太陽の表示su1)が遊技者の目線の角度によって見えているかどうかを判断するための概略図である。図中において、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できる目線を○で表し、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できない目線を×で表している。なお、本例の構造体247の形状や配置位置は、構造体247の後方に表示される所定のキャラクタを所定の目線の角度(例えば、一般的な座高(例えば、座高が70cm〜100cm)の遊技者の通常の遊技姿勢における目線の角度)では、視認できないように計算して設計される場合があってもよい。また、本例に用いられる装飾図柄表示装置208は、可動液晶表示装置であってもよいし、透過液晶表示装置であってもよい。
図95は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図95(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図95(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図95(a)に続く、図95(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBが、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図95(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。なお、本例、および以下に示す例の遊技者の目線の説明において、略正面とは、水平方向を0°とした場合に目線の角度が±約10°の範囲内を略正面と規定し、略斜め上とは、目線の角度が+約20°以上を略斜め上と規定し、略斜め下とは、目線の角度が−約20°以下を略斜め下と規定するが、本開示は必ずしもこれらに限定されるものではない。遊技者の目線の説明において、略斜め上とは略正面よりも目線の位置が高ければよいし、略斜め下とは略正面よりも目線の位置が低ければよい。
図95(b)に続く、図95(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示されている。図95(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図95(c)に続く、図95(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図95(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図95(d)に続く、図95(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図96乃至図104に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しないで、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよいし、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しつつも、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよい。
図96は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図96(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図96(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図96(a)に続く、図96(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図96(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図96(b)に続く、図96(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図96(c)に続く、図96(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図96(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図96(d)に続く、図96(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図96(e)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に再び、構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図104に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図97は、構造体247、および構造体50tを用いた演出例を段階的に示している。構造体50tは、不透明な薄板状で構成された構造体であり、表面には遊技台のタイトルが表示されている。図97(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247、および上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図97(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図97(a)に続く、図97(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図97(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図97(b)に続く、図97(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図97(c)に続く、図97(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半分が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図97(d)に続く、図97(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。図97(d)の状態において、構造体50tを略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に構造体50tにオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図98は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図98(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図98(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図98(a)に続く、図98(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。
図98(b)に続く、図98(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。
図98(c)に続く、図98(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図98(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図98(d)に続く、図98(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図99は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図99(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図99(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図99(a)に続く、図99(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。また、本例のサボハニのキャラクタ表示SBは、図98等で示したサボハニのキャラクタ表示SBよりも大きい表示である。
図99(b)に続く、図99(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図99(c)に続く、図99(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図99(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図99(d)に続く、図99(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からサボハニのキャラクタ表示SBの一部がオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であり、サボハニのキャラクタ表示SBの一部は、常に略正面の目線の遊技者から視認可能となる演出例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図100は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図100(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図100(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図100(a)に続く、図100(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図100(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図100(b)に続く、図100(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図100(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1およびサボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部およびサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図100(c)に続く、図100(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが太陽の表示su1を上に投げるアニメーション表示が表示され、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略上半分が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示され、特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図100(d)に続く、図100(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたまま、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、太陽の表示su1のみが構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図101は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図101(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図101(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図101(a)に続く、図101(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体と太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図101(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部と太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
図101(b)に続く、図101(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図101(c)に続く、図101(d)は、装飾図柄表示装置208において、太陽の表示su1のみが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンa3にオーバーラップするように表示されている。図101(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1の一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の全体を視認できている。
図101(d)に続く、図101(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されたまま、太陽の表示su1が更に下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247にオーバーラップされる位置で表示されている。構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行い、その後に太陽の表示su1のみを構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図102は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図102(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図102(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、エフェクト画像ef1が構造体247から放射線状にはみ出るように表示されている。エフェクト画像ef1は、当該変動の予告として用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを覆うエフェクト画像でありサボハニのキャラクタ表示SBに付随する表示である。
図102(a)に続く、図102(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が、画面の下から登場するように表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図102(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないもののエフェクト画像ef1の一部が視認できるのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部とエフェクト画像ef1の一部を視認できている。
図102(b)に続く、図102(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図102(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図102(c)に続く、図102(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図95(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図102(d)に続く、図102(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1がさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であるが、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示される前に、サボハニのキャラクタ表示SBに付随するエフェクト画像ef1が構造体247にオーバーラップされない位置に表示される例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図103は、構造体247を用いた3つの演出例を示している。図103(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図103(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、殿のキャラクタ表示h113と「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114が装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114は、サボハニのキャラクタ表示SBが出現することを予告する表示であり、サボハニのキャラクタ表示SBは当該変動の予告として用いられる表示である。
図103(a)に続く、図103(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ出現中!」の文字列が表示されている。「キャラ出現中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの出現前に表示されてもよいし、出現と同時に表示されてもよいし、出現後に表示されてもよい。図103(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図103(b)に続く、図103(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ拡大中!」の文字列が表示されている。「キャラ拡大中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの拡大開始前に表示されてもよいし、拡大開始と同時に表示されてもよいし、拡大開始後に表示されてもよい。図102(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示する前に、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されることを予告する表示を行い、サボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後は、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されていることを知らせる表示を行い、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示され、サボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されていることを知らせる表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、拡大されるサボハニのキャラクタ表示SBの大きさが大きいほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図103(A)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。図103(A)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1とサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図103(A)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部、およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1と当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体247にオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、構造体247にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図103(あ)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置し、装飾図柄表示装置208の上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。図103(あ)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1が表示され、構造体50tにオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図103(あ)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部を視認でき、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できる。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1を構造体247にオーバーラップされる位置に表示し、当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体50tにオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、複数の構造体にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図104は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図104(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図104(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図104(a)に続く、図104(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図104(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図104(b)に続く、図104(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図104(c)に続く、図104(d)は、構造体247が上方に移動して、画面の略中央に表示されているサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップする位置に位置している状態を示している。図104(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないが、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示し、その後に構造体247を移動させて、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247によってオーバーラップされる例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図105に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例では予告表示となるサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に遅れて、構造体247の移動が行われるが、サボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に合わせて、常にサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップするように構造体247の移動が行われてもよいし、構造体247の移動を先に行い、遅れてサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示が行われてもよい。
図105は、構造体247を用いた演出例を示している。図105(a)は、エフェクト画像ef1とサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示した状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図105(b)は、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している。正面から構造体247を視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部が視認できるもののサボハニのキャラクタ表示SBが視認できていない。一方、図105(b)に示すように、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部とサボハニのキャラクタ表示SBの略全体が視認できている。このように、エフェクト画像ef1を表示することで、正面から視認している遊技者の目線を変えさせることができる。また、本例の演出は先読み予告として行われる場合があってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図95乃至図104に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図106乃至図115を用いて、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する。なお、図106乃至図115の図中の矢印は、保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を説明するためのものであるが、装飾図柄表示装置208に保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を示す表示として表示される場合があってもよい。
図106は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図106は、図106(a)〜(g)の後に図106(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図106(a)〜(g)の後に図106(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図106(a)〜(i)を用いて説明する。図106(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図106(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図106(a)に続く、図106(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図106(b)に続く、図106(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図106(c)に続く、図106(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図106(d)に続く、図106(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図106(e)に続く、図106(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。また、予告表示m1は、操作演出表示が行われることを予告する予告表示であってもよいし、SPリーチ演出が行われことの予告表示であってもよい。
図106(f)に続く、図106(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図106(g)に続く、図106(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図106(h)に続く、図106(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図106(j)、(k)を用いて説明する。
図106(a)〜(g)に続く、図106(j)は、装飾図柄表示装置208において、図106(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図106(j)に続く、図106(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図107は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図107は、図107(a)〜(g)の後に図107(h)〜(j)の演出を行うパターン1の例と図107(a)〜(g)の後に図107(k)〜(m)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図107(a)〜(j)を用いて説明する。図107(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図107(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図107(a)に続く、図107(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図107(b)に続く、図107(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図107(c)に続く、図107(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図107(d)に続く、図107(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図107(e)に続く、図107(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。直近において、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、特図1保留アイコンa3として「外出中」の文字列が表示された縦長長方形状の保留アイコン(以下、「外出中保留アイコン」と称する場合がある。)が表示されている。なお、外出中保留アイコンに代えて、色を薄くしたデフォルト形状の保留アイコンを用いる場合があってもよい。
図107(f)に続く、図107(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図107(g)に続く、図107(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図107(h)に続く、図107(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の台座に戻る移動アニメーションが終了し、当該台座には、外出中保留アイコンにオーバーラップするように、予告表示m1と同じ態様の保留アイコンが表示されている。
図107(i)に続く、図107(j)は、装飾図柄表示装置208において、外出中保留アイコンが消去される。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図107(k)〜(m)を用いて説明する。
図107(a)〜(g)に続く、図107(k)は、装飾図柄表示装置208において、図107(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去される。外出中保留アイコンが表示されている台座では、予告表示m1の態様(デフォルト態様)の保留アイコンが外出中保留アイコンにオーバーラップして再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよい。
図107(k)に続く、図107(l)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3が移動前の台座で表示された状態を示している。図107(m)は、外出中保留アイコンが消去された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって別の態様の保留アイコンを仮表示する例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図108は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図108は、図108(a)〜(g)の後に図108(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図108(a)〜(g)の後に図108(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図108(a)〜(i)を用いて説明する。図108(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図108(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図108(a)に続く、図108(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図108(b)に続く、図108(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図108(c)に続く、図108(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図108(d)に続く、図108(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図108(e)に続く、図108(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図2保留アイコンb3が特図1保留アイコンa3表示していた台座に一時的に移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。また、本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図108(f)に続く、図108(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、直近において特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図108(g)に続く、図108(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域208abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、特図2保留アイコンb3が元の台座に移動している。また、チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図108(h)に続く、図108(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。また、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図108(j)、(k)を用いて説明する。
図108(a)〜(g)に続く、図108(j)は、装飾図柄表示装置208において、図108(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図2保留アイコンb3が一時的に表示されてる台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションと特図2保留アイコンb3が元の台座に向かって移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。本例では、保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンが特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されるが、特図2保留アイコンb3が保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンにオーバーラップするように表示されてもよい。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図108(j)に続く、図108(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示され、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって右隣りにある保留アイコンを仮表示し、移動中の保留アイコンが元の位置に戻る際には、仮表示した保留アイコンが元の位置に戻る例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図109は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図109は、図109(a)〜(g)の後に図106(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図109(a)〜(g)の後に図106(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図109(a)〜(i)を用いて説明する。図109(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図109(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図109(a)に続く、図109(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図109(b)に続く、図109(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図109(c)に続く、図109(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図109(d)に続く、図109(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図109(e)に続く、図109(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、ガセの予告表示である。
図109(f)に続く、図109(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図109(g)に続く、図109(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図109(h)に続く、図109(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図109(j)、(k)を用いて説明する。
図109(a)〜(g)に続く、図109(j)は、装飾図柄表示装置208において、図109(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、直近において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示され、チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図109(j)に続く、図109(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンがガセ予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われない例である。
図110は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図110(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図110(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図110(a)に続く、図110(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図110(b)に続く、図110(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図110(c)に続く、図110(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図110(d)に続く、図110(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図110(e)に続く、図110(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図110(f)に続く、図110(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図110(g)に続く、図110(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図110(h)に続く、図110(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図110(i)に続く、図110(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図110(j)に続く、図110(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図110(k)に続く、図110(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図110(l)に続く、図110(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図110(m)に続く、図110(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告を複数回連続して行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図111は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図111(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図111(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図111(a)に続く、図111(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図111(b)に続く、図111(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図111(c)に続く、図111(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図111(d)に続く、図111(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図111(e)に続く、図111(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図111(f)に続く、図111(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図111(g)に続く、図111(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図111(h)に続く、図111(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図111(i)に続く、図111(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図111(j)に続く、図111(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図2保留アイコンb3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図111(k)に続く、図111(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図111(l)に続く、図111(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図111(m)に続く、図111(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図2保留アイコンb3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、1回の変動において、2の異なる保留アイコンを予告表示m1として用いる擬似連続予告を複数回行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが足りていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図112は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図112(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図112(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図112(a)に続く、図112(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図112(b)に続く、図112(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図112(c)に続く、図112(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図112(d)に続く、図112(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図112(e)に続く、図112(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図112(f)に続く、図112(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図112(g)に続く、図112(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図112(h)に続く、図112(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図112(i)に続く、図112(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」によるリーチ演出が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、「リーチ!」の文字列が表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図113は、変動アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図113(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図113(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図113(a)に続く、図113(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図113(b)に続く、図113(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図113(c)に続く、図113(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図113(d)に続く、図113(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図113(e)に続く、図113(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に変動アイコンad1が変動アイコン表示領域280から飛び出して、予告表示m2として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m2と特変動アイコンad1は、同じ表示態様である。また、変動アイコン表示領域280の台座には、変動アイコンを表示していない。本例では、予告表示m2は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告として用いられる表示であってもよい。
図113(f)に続く、図113(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m2が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m2は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図113(g)に続く、図113(h)は、装飾図柄表示装置208において、変動アイコン表示領域280の位置(台座)に戻る予告表示m2の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図113(h)に続く、図113(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m2が変動アイコンad1として、変動アイコン表示領域280の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に変動アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、デフォルト態様の変動アイコンのみならず、デフォルト態様以外の態様の変動アイコンが本例の予告表示m2として用いられる場合があってもよい
図114は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図114(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図114(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図114(a)に続く、図114(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図114(b)に続く、図114(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図114(c)に続く、図114(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図114(d)に続く、図114(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図114(e)に続く、図114(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、先読み予告として用いられる表示である。
図114(f)に続く、図114(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図114(g)に続く、図114(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。
図114(h)に続く、図114(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図114(i)に続く、図114(j)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン移動アニメーションが終了している。
図114(j)に続く、図114(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図114(k)に続く、図114(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図114(l)に続く、図114(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾2」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾2」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾3」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図114(m)に続く、図114(n)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の停止表示が表示されている状態を示している。
図114(n)に続く、図114(o)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図114(o)に続く、図114(p)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン間移動アニメーションが終了している。
図114(p)に続く、図114(q)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図114(q)に続く、図114(r)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様であり、当該変動の予告として用いられる。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図114(r)に続く、図114(s)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾7」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾7」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾8」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図114(s)に続く、図114(t)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示を終了して装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図114(t)に続く、図114(u)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了し、「装飾7」のリーチ演出が行われ御。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突する連続予告を複数の変動に亘って行い、リーチ演出に発展する例である。本例における1回目と2回目に登場する予告表示は、先読み予告として用いられ、3回目に登場する予告表示は、当該変動の予告として用いられる。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図115に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図115は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図115(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、特図2保留アイコンb2は、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンである。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図115(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。なお、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる場合があってもよい。
図115(a)に続く、図115(b)は、装飾図柄表示装置208において、殿のキャラクタの態様をした特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図115(b)に続く、図115(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、殿のキャラクタの態様をした特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図115(c)に続く、図115(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図115(d)に続く、図115(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図115(e)に続く、図115(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、特図2保留アイコンb2が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c1として移動し、特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c2として移動し、特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c3として移動する移動アニメーションが表示されている。予告表示c1〜c3、特図2保留アイコンb2、b3、および特図1保留アイコンa3の全てが同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb2、b3、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示c1〜c3は、当該変動の予告として用いられる表示であるが、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であってもよいし、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告と兼用される場合があってもよい。
図115(f)に続く、図115(g)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が予告表示c1'に変化し、予告表示c2が予告表示c2'に変化し、予告表示c3が予告表示c3'に変化した状態を示している。予告表示c1'〜c3'は、いずれも同じ表示態様であり、大きく表示された殿のキャラクタが日本刀を抜いて戦っている表示態様をしている。装飾図柄表示措置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示c1'が左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c2'が左図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c3'が右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」と戦う戦闘アニメーションが表示されている。
図115(g)に続く、図115(h)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1'がc1に、予告表示c2'がc2に、予告表示c3'がc3に変化しながら、予告表示c1が特図2保留アイコンb2を表示していた位置に、予告表示c2が特図1保留アイコンa3を表示していた位置に、予告表示c3が特図2保留アイコンb3を表示していた位置に戻る予告表示c1〜c3の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。
図115(h)に続く、図115(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が特図2保留アイコンb2として移動前の位置に戻り、予告表示c2が特図1保留アイコンa3として移動前の位置に戻り、予告表示c3が特図2保留アイコンb3として移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了している。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾7」のリーチ演出が実行されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に複数の保留アイコンが複数の予告表示として複数の装飾図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図106乃至図114に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例の予告表示として用いる保留アイコンの数が足りない場合は、変動アイコンを予告表示として用いる場合があってもよい。
次に、図116乃至図136を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図116(a)〜(c)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図116(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図112(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図116(a)は、画面の略中央に殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図116(a)に続く、図116(b)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図116(b)に続く、図116(c)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の上方に表示された状態を示している。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。なお、吹き出し表示f1の横幅と吹き出し表示f2の横幅は同じであり、吹き出し表示f1の高さと吹き出し表示f2の高さは同じとなるように構成されているが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1、f2においても同様である。
次に、図117を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図117(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図117(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図117(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図117(a)に続く、図117(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図117(b)に続く、図117(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。なお、吹き出し表示f1は、画面略中央で停止表示される直前の状態までは、吹き出し部に表示されている文字列と晴れマークの絵柄を表示しない(吹き出し部の枠のみが表示されている)で、画面略中央で停止表示した後に文字列と晴れマークの絵柄を文字列の先頭から順番に表示するようにしてもよいし、文字列と晴れマークの絵柄の全部が一度に表示されてもよい。また、他の吹き出し表示においても同様の構成であってもよい。
図117(c)に続く、図117(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図117(d)に続く、図117(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f1の晴れマークの絵柄の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、晴れマークの絵柄以外の部分が吹き出し表示f2にオーバーラップされてもよい。
図117(e)は、吹き出し表示f2の登場により、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションが行われた状態を示している。本例では、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f2が左方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図117(e)に続く、図117(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf1が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示された状態を示している。
図117(f)に続く、図117(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図117(g)に続く、図117(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f3とf2が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f2の吹き出し部の文字列が吹き出し表示f3の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、吹き出し部の文字列以外の部分が吹き出し表示f3にオーバーラップされてもよい。なお、吹き出し表示f3の横幅は、吹き出し表示f1、f2の横幅と同じであり、吹き出し表示f3の高さは、吹き出し表示f1、f2の高さと同じであるが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1〜f3においても同様である。
また、図117(h)は、吹き出し表示f3の登場により、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2は上方に移動する移動アニメーションが行われ、吹き出し表示f1は画面上端から出て行くように消去される状態を示している。本例では、吹き出し表示f1、f2が上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f3が右方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図117(h)に続く、図117(i)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf2が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示され、吹き出し表示f1は画面上端から出ていくように消去された状態を示している。また、このコマの後、爺のキャラクタの吹き出し表示f2と姫のキャラクタの吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2を消去した後に吹き出し表示f3が消去されてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に消去されてもよいし、吹き出し表示f3を消去した後に吹き出し表示f2が消去されてもよい。また、吹き出し表示f2、および吹き出し表示f3のうちの少なくとも一つは、装飾図柄変動表示におけるリーチ図柄が表示される前に消去されてもよいし、擬似連続表示のn回目(nは任意の数)を開始するよりも前に消去されてもよいし、仮停止表示を表示する前に消去されてもよい。吹き出し表示f2と吹き出し表示f3は、その場で即パッと消去されてもよいし、その場でだんだん薄くなってフェードアウトするように消去されてもよいし、殿のキャラクタの吹き出し表示f1と同じで上方に移動する移動アニメーションを表示した後に画面上端から出ていくように消去されてもよいし、それぞれの登場時の方向から出ていくように消去されてもよい。以降の図面において説明する吹き出し表示においても同様であってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例および以降の図面において説明する吹き出し表示は、吹き出し表示の各構成(天気マーク(晴れマーク、曇りマーク、雨マーク)の絵柄、文字列の表示、枠、キャラクタの名前の表示、キャラクタの顔画像)のそれぞれにおいて、各構成のうちの少なくとも一部がアニメーション表示されてもよいし、一部のみがアニメーション表示されてもよいし、全部がアニメーション表示されてもよい。例えば、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示を表示してもよいし、文字列の表示が点滅するアニメーション表示を表示してもよいし、キャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよいし、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示と文字列の表示が点滅するアニメーション表示とキャラクタが口パクするアニメーション表示のうちの1または複数を表示しながら吹き出し表示全体が移動表示してもよい。また、文字列の表示を先頭の文字から順番に表示するようにして文字列の表示の文字数が増加している期間にキャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよい。吹き出し表示の各構成のアニメーション表示は、アニメーション表示の先頭から最後までの動作が繋がった繰り返し可能なアニメーション表示であってもよい。例えば、回転して元の姿勢に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、拡大または縮小した後に元の大きさに戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、位置を移動した後に元の位置に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、点滅する1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、光沢表示が移動または変化する1つのアニメーション表示を繰り返してもよい。また、吹き出し表示の各構成のうちの少なくとも一のアニメーション表示の一部が吹き出し表示の各構成の他のアニメーションの一部にオーバーラップしてもよい。また、吹き出し表示は本例に限らず、吹き出し表示の各構成のそれぞれについて一部が透明または半透明でもよいし、一部のみが透明または半透明でもよいし、全部が半透明でもよい。
次に、図118を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図118(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図118(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図118(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図118(a)に続く、図118(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図118(b)に続く、図118(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図118(c)に続く、図118(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図118(d)に続く、図118(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。
図118(e)に続く、図118(f)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図118(f)に続く、図118(g)は、吹き出し表示f1の移動アニメーションの中断後に爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図118(g)に続く、図118(h)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
図118(h)に続く、図118(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図118(i)に続く、図118(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図118(j)に続く、図118(k)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去されれ、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
図118(k)に続く、図118(l)は、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図118(l)に続く、図118(m)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図119を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図119(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図119(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図119(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図119(a)に続く、図119(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図119(b)に続く、図119(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図119(c)に続く、図119(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図119(d)に続く、図119(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。
図119(e)に続く、図119(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f2の吹き出し部分が吹き出し表示1の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f2は、吹き出し表示f1よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f1の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f2の吹き出し部分に隠れるが、殿のキャラクタの顔画像と「殿」の文字画像は、吹き出し表示f2に隠れていない。
図119(f)に続く、図119(g)は、吹き出し表示f2の左に向けて移動する移動アニメーションが終了した後に、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。図119(g)では、吹き出し表示f1が上方に移動することで、吹き出し表示f2の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。なお、図119(f)と図119(g)の間の或るタイミングにおいて、吹き出し表示f1の吹き出し部は、晴れマークの絵柄の一部が表示されて、文字列が表示されていない状態となる。
図119(g)に続く、図119(h)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図119(h)に続く、図119(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図119(i)に続く、図119(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f2とf3が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。
図119(j)に続く、図119(k)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f3の吹き出し部分が吹き出し表示2の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f2の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f3の吹き出し部分に隠れるが、爺のキャラクタの顔画像と「爺」の文字画像は、吹き出し表示f3に隠れていない。
図119(k)に続く、図119(l)は、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。図119(l)では、吹き出し表示f2が上方に移動することで、吹き出し表示f3の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図119(l)に続く、図118(m)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図120を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図120は、図120(a)〜(m)の後に図120(n)〜(q)の演出を行うパターン1の例と図120(a)〜(m)の後に図120(r)〜(t)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図120(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図120(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図120(a)に続く、図120(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図120(b)に続く、図120(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図120(c)に続く、図120(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図120(d)に続く、図120(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図120(e)に続く、図120(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図120(f)に続く、図120(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図120(g)に続く、図120(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図120(h)に続く、図120(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図120(i)に続く、図120(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図120(j)に続く、図120(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2、f3が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、サボハニのキャラクタによる吹き出し表示f4が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f4とは、サボハニのキャラクタ画像とサボハニのキャラクタ画像にオーバーラップされる位置に表示されている「ハニー」の文字画像と「リーチになったらリャンス」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f4の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略半分となるように構成されている。
図120(k)に続く、図120(l)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示を一旦中断した状態を示している。画面下部より登場した吹き出し部f4が登場しきった位置で停止表示され、吹き出し表示f3の上への移動も一旦中断して停止表示されている。また、吹き出し表示f2の略下半分が画面上端で停止表示されている。
図120(l)に続く、図120(m)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図120(m)に続く、図120(n)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示が再開されると共に、画面下部より吹き出し表示f5が登場するように表示された状態を示している。吹き出し表示f5とは、疾風のキャラクタの顔画像と疾風のキャラクタの顔画像の上に表示されている「疾風」の文字画像と「激熱」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f5の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略2倍となるように構成されている。
図120(n)に続く、図120(o)は、吹き出し表示f3〜f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f3が画面上端から出ていくように消去される。
図120(o)に続く、図120(p)は、吹き出し表示f4、f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f4が画面上端から出ていくように消去される。
図120(p)に続く、図120(q)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図120(a)〜(m)に続く、図120(r)は、画面左端から吹き出し表示f5が登場するように表示されると共に、図120(m)において停止表示していた吹き出し表示f2〜f3を右方向に同時に移動させる移動アニメーションが表示された状態を示している。即ち、本例では、吹き出し表示f1〜f4を上に向けて順番にスクロール表示する演出の後に吹き出し表示f2〜f5を右に向けてスクロール表示する演出が行われる例である。
図120(r)に続く、図120(s)は、吹き出し表示f2〜f5の右に向けてスクロール表示が行われて、吹き出し表示f2〜f3が画面右端から同時に出ていくように消去される。
図120(s)に続く、図120(t)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図121を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図121は、図121(a)〜(j)の後に図121(k)、(l)の演出を行うパターン1の例と図121(a)〜(j)の後に図121(m)、(n)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図121(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図121(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図121(a)に続く、図121(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図121(b)に続く、図121(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図121(c)に続く、図121(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図121(d)に続く、図121(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図121(e)に続く、図121(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図121(f)に続く、図121(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図121(g)に続く、図121(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図121(h)に続く、図121(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図121(i)に続く、図121(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図121(j)に続く、図121(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、消去された吹き出し表示f1が画面上端から登場するように表示され、吹き出し表示f1〜f3が下に向いてスクロール表示される。
図121(k)に続く、図121(l)は、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より再登場した吹き出し表示f1が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1、f2を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図121(a)〜(j)に続く、図121(m)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、画面上端から吹き出し表示f1'が登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'、f2、f3が下に向いてスクロール表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図121(m)に続く、図121(n)は、吹き出し表示f1'、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より登場した吹き出し表示f1'が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2を消去すると共に、擬似連続予告演出やリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図122を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図122(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図122(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図122(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図122(a)に続く、図122(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図122(b)に続く、図122(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図122(c)に続く、図122(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図122(d)に続く、図122(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図122(e)に続く、図122(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図122(f)に続く、図122(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図122(g)に続く、図122(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、f2が上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1'が表示されている位置より上に、吹き出し表示f2が表示されず消去されるように構成されている。また、吹き出し表示f1'を吹き出し表示f2よりも優先させて表示させることで、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の後方をスクロール表示で移動している際には、吹き出し表示f2のうちの吹き出し表示f1'がオーバーラップしている部分が表示されないように構成されてもよい。この場合においては、吹き出し表示f2のうちの爺のキャラクタの顔画像と爺の文字画像は、吹き出し表示f1'にオーバーラップされないため、画面上端の位置までスクロー表示される。このように、本例では大当り信頼度の高い吹き出し表示が登場した場合には、大当り信頼度の低い方の吹き出しを優先させて消去することで、信頼度の高い吹き出し表示を画面に残すように構成されている。
図122(h)に続く、図122(i)は、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f3が、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。この後、吹き出し表示f1'、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図123を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図123(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図123(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図123(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図123(a)に続く、図123(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図123(b)に続く、図123(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図123(c)に続く、図123(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図123(d)に続く、図123(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開される。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例では、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われるため、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の略下半分にオーバーラップするように表示される。
図123(e)に続く、図123(f)は、吹き出し表示f1の略下半分が吹き出し表示f2にオーバーラップされている状態で、共に上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図123(f)に続く、図123(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図123(g)に続く、図123(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2を停止表示したままで、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2の略下半分にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示1の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や晴れマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップして、吹き出し表示2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f3の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や雨マークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップするように構成されているがこれ以外の場合があってもよい。例えば、各キャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、各キャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、キャラクタの顔画像に吹き出し部がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよい。
図123(h)に続く、図123(i)は、吹き出し表示f1〜f3を上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し部f1の上端と吹き出し部f3の下端が画面に収まる位置で、吹き出し表示f1〜f3の移動アニメーションを中断または終了した状態を示している。この後、吹き出し表示f1〜f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、本例では2つの吹き出し表示を重ねる構成であるが、2以上の吹き出し表示を重ねる場合があってもよいし、例えば、重ねられた吹き出し表示の数が多くなるほど、大当りの信頼度が高くなる場合があってもよい。また、本例では、各吹き出し表示の重なり具合を均等となるように構成されているが、各吹き出し表示の重なり具合を均等とならないように構成されてもよい。例えば、吹き出し表示f1とf2の重なる面積は、吹き出し表示f2とf3の重なる面積よりも小さくなる場合があってもよいし、大きくなる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1とf2が重なり、吹き出し表示f2とf3が重ならない場合があってもよいし、吹き出し表示f1とf2が重ならないで、吹き出し表示f2とf3が重なる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図124を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図124(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図124(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図124(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図124(a)に続く、図124(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図124(b)に続く、図124(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図124(c)に続く、図124(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図124(d)に続く、図124(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が縮小してから上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f1は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示の縮小具合は本例に限らず、吹き出し表示の各構成(天気の絵柄、文字、枠、キャラクタの名前、キャラクタの顔画像)のそれぞれについて一部が縮小してもよいし、一部のみが縮小してもよいし、全部が縮小してもよいし、各構成毎に縮小率が異なるように縮小してもよい。
図124(e)に続く、図124(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図124(f)に続く、図124(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図124(g)に続く、図124(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f2は上方に移動する前に縮小表示されるように構成されているが、吹き出し表示f2は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示f2の縮小具合は吹き出し表示f1の縮小具合と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、吹き出し表示f1、およびf2のうちのいずれか一方が他方よりも大きくまたは小さく縮小される場合があってもよいし、一方と他方で縮小する構成が異なっていてもよい。
図124(h)に続く、図124(i)は、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションを中断、または終了して停止表示をした状態を示している。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図125を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図125(a)〜(k)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図125(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図125(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図125(a)に続く、図125(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図125(b)に続く、図125(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図125(c)に続く、図125(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図125(d)に続く、図125(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図125(e)に続く、図125(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f1'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f1'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f1'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図125(f)に続く、図125(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f1'のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f1'にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図125(g)に続く、図125(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1のみが上方に移動するアニメーションが表示され、吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される。また、吹き出し表示f1'が吹き出し表示f1aに変化するアニメーションが行われる。当該アニメーションでは、吹き出し表示f1'の吹き出し部が拡大して、吹き出し部の文字列が徐々に消えていくにつれて、代わりに吹き出し表示f1aの吹き出し部の文字列が浮かんでくるように構成されている。また、吹き出し表示f1aは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「SPリーチ確定」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1aの吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1の吹き出し部の高さの略2倍である。なお、本例では古い吹き出し表示f1は、新しい吹き出し表示f1'の変化に応じて、上に移動して消去されるように構成されているが、例えば、左右方向のいずれかに移動して消去されてもよいし、移動せずに変化した吹き出し表示f1aによってオーバーラップされてもよいし、その場でフェードアウトするように消去されてもよい。
図125(h)に続く、図125(i)は、吹き出し表示f1aが画面の枠内に収まるように停止表示されている。
図125(i)に続く、図125(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1aにオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図125(j)に続く、図125(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、「SPリーチ確定」の文字列を消去して「全回転リーチ確定」の文字列を表示している。「全回転リーチ確定」の文字列は、吹き出し表示f1aの吹き出し部からはみ出る様に表示される。「全回転リーチ確定」の文字列は、装飾図柄や殿のキャラクタ画像や保留アイコンや変動アイコンや特図1保留数aa1や特図1の第4図柄aa2や特図2保留数aa3や特図2の第4図柄aa4や普図保留数aa5や普図の第4図柄aa6等の表示やチュートリアル表示領域tu1の文字列の表示、またはこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。この後、吹き出し表示f1aを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図126を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図126(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図126(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図126(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図126(a)に続く、図126(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、画面の左端から姫のキャラクタ表示m3が登場するように表示されている。姫のキャラクタ表示m3は、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図126(b)に続く、図126(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図126(c)に続く、図126(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の略全体、および「殿」の文字画像の略全体にオーバーラップするように表示されている。なお、遊技者がチャンスボタン136を押下するまで、吹き出し表示f1が停止している場合は、姫のキャラクタm3も右方向の移動を停止するように構成されてもよい。
図126(d)に続く、図126(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の左部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の左部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図126(e)に続く、図126(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の中部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の中部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図126(f)に続く、図126(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の右部の文字部分と晴れマークの絵柄部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の文字部分と曇りマークの絵柄部分にオーバーラップするように表示されている。また、姫のキャラクタm3は、ボタン予告表示h110の一部および操作有効期限表示h112の一部にオーバーラップされるように表示されている。
図126(g)に続く、図126(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の曇りマークの絵柄部分と吹き出し表示f3の吹き出し部の右部の雨マークの絵柄部分、および爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図126(h)に続く、図126(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、画面右端から出ていくように消去される。姫のキャラクタm3の一部は、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図127を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図127(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図127(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図127(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図127(a)に続く、図127(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が移動してきた状態を示している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分が視認し難くなっている。
図127(b)に続く、図127(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図127(c)に続く、図127(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している
図127(d)に続く、図127(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図127(e)に続く、図127(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、および晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図127(f)に続く、図127(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図127(g)に続く、図127(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2の枠部分、文字列部分、曇りマークの絵柄の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部が視認し難くなっている。
図127(h)に続く、図127(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、構造体247が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置している間に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、構造体247が初期位置に位置している間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよいし、構造体247が装飾図柄表示装置208の画面にオーバーラップしている間に吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図128を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図128(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図128(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図128(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図128(a)に続く、図128(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルに笑顔のキャラクタの発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図128(b)に続く、図128(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図128(c)に続く、図128(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、晴れマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図128(d)に続く、図128(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図128(e)に続く、図128(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図128(f)に続く、図128(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図128(g)に続く、図128(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図128(h)に続く、図128(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、装飾図柄表示装置208の前方に位置する発光パネルによる発光表示がされている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、発光パネルによる発光表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図129を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図129(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図129(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図129(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図129(a)に続く、図129(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分にオーバーラップしている。
図129(b)に続く、図129(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図129(c)に続く、図129(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図129(d)に続く、図129(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の吹き出し部の略全部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の一部、吹き出し表示f2の枠部分の一部にオーバーラップしている。
図129(e)に続く、図129(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れのマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップしている。
図129(f)に続く、図129(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れマークの絵柄の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体の部分、爺のキャラクタの顔画像の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112の全部にオーバーラップしている。
図129(g)に続く、図129(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、「姫」の文字画像の一部にオーバーラップしている。
図129(h)に続く、図129(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の枠部分の一部、曇りマークの絵柄の一部、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、文字列全体、雨マークの絵柄の一部、姫のキャラクタの顔画像の一部「姫」の文字画像の全部にオーバーラップしている。
本例は、装飾図柄表示装置208に第一の表示が表示されている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、第一の表示を表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。また、第一の表示は、保留表示、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン、アイコン領域表示、装飾図柄、第四図柄、ミニ装飾図柄、予告表示、先読み予告表示、チュートリアル表示、疑似連表示、リーチ表示、右打ち表示、左打ち表示、キャラクタ表示、背景表示、大当り表示、ラウンド表示、ビッグボーナス表示、AR表示、RT表示、連荘回数表示、獲得球数表示、獲得枚数表示、音量調整表示、光量調整表示、ボタン押下表示、エラー表示、球抜き表示、扉開放表示、異常発生表示のうちの少なくともいずれかであってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図130を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図130(a)〜(h)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図130(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図130(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図130(a)に続く、図130(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'とは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図130(b)に続く、図130(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abには、特図1保留アイコンa4が新たに表示されている。
図130(c)に続く、図130(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図130(d)に続く、図130(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f2'は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「保留変化じゃ」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図130(e)に続く、図130(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図130(f)に続く、図130(g)は、吹き出し表示f2'に表示されている曇りマークの絵柄が特図1、2保留アイコン表示領域280abに向かって移動している状態を示している。
図130(g)に続く、図130(h)は、吹き出し表示f2'に表示されていた曇りマークの絵柄が、デフォルト態様の特図1保留アイコンa4に置き換わって特図1保留アイコンa4として表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2'を消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2'による連続した予告が行われる例である。吹き出し表示f1'は、当該変動の予告に用いられ、吹き出し表示f2'は、先読み予告に用いられる。また、本例では、吹き出し表示の吹き出し部の内側に表示されていた曇りマークの絵柄を移動させて保留アイコンとして表示させる例であるが、吹き出し部の外に表示している当該変動や先読みに用いられる予告アイコンを吹き出し部の内側に移動させて表示してもよく、また吹き出し部の内側に表示されていたアイコンを当該予告アイコンで上書きする表示を行ってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図131を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図131(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。また、図131〜図133においては、装飾図柄表示装置208の左側にサブ液晶a208、右側にサブ液晶b208が設けられている。
図131(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図131(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図131(a)に続く、図131(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1の一部が登場するように表示されるのと同時に、サブ液晶a208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f1の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f1の一部は、「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f1の他の一部は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図131(b)に続く、図131(c)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部と、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が、同時に上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、装飾図柄表示装置208やサブ液晶a208の画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図131(c)に続く、図131(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図131(d)に続く、図131(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2の一部が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208において、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f2の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f2の一部は、「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f2の他の一部は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図131(e)に続く、図131(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面下部で停止表示する。
図131(f)に続く、図131(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部とf2の一部にオーバーラップする位置にボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示されている。
図131(g)に続く、図131(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2の一部が上方に移動するアニメーションが表示されると共に、吹き出し表示f3の一部が画面下部から登場するように表示される。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1の他の一部が画面上端から出ていくように消去され、吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。また、サブ液晶c208において、吹き出し表示f2の他の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f3の一部は、「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f3の他の一部は、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図131(h)に続く、図131(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶a208において、吹き出し表示f3の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面略中央部で停止表示する。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図132を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図132(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図132(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図132(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図132(a)に続く、図132(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図132(b)に続く、図132(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図132(c)に続く、図132(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図132(d)に続く、図132(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。
図132(e)に続く、図132(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図132(f)に続く、装飾図柄表示装置208において、図132(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図132(g)に続く、図132(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208の上端から、既に消去した吹き出し表示f1がサブ液晶b208の大きさに合わせて縮小されて登場するように表示される。
図132(h)に続く、図132(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションが継続して行われ、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が下方に移動するアニメーションが行われ、サブ液晶b208の下部に吹き出し表示が貯まるように表示されている。このように、本例の演出は、装飾図柄表示装置208において消去した吹き出し表示をサブ液晶b208に貯める演出である。サブ液晶b208が吹き出し表示でいっぱいになると古い吹き出し表示から消去するようにしてもよいし、新しい吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、全ての吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、半分の吹き出し表示を消去するようにしてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例では、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1は、装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より小さくなるように構成されているが、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1が装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より大きくなるように構成されてもよいし、同じ大きさとなるように構成されてもよい。
次に、図133を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図133(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図133(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図133(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図133(a)に続く、図133(b)は、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さ)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図133(b)に続く、図133(c)は、サブ液晶b208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示された状態を示している。
図133(c)に続く、図133(d)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾3−装飾8−装飾4」の停止表示をした状態を示している。また、停止表示の表示中は、サブ液晶b208の吹き出し表示f1の移動も停止している。
図133(d)に続く、図133(e)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。また、サブ液晶b208では、吹き出し表示f1の移動アニメーションが開始されている。
図133(e)に続く、図133(f)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図133(f)に続く、図133(g)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図133(g)に続く、図133(h)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図133(h)に続く、図133(i)は、装飾図柄表示装置208で「装飾2−装飾8−装飾9」の停止表示をした状態を示している。図133(h)では、装飾図柄の停止表示中でも、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f3が登場するように表示されている。
図133(i)に続く、図133(j)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示され、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われている。
図133(j)に続く、図133(k)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f6が登場するように表示されている。吹き出し表示f6は、ちび姫のキャラクタの顔画像とちび姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「ちび姫」の文字画像と「夕方の天気は」、「リーチかな?」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例の吹き出し表示f6は、当該変動においてリーチが行われることの予告として用いられる表示である。
図133(k)に続く、図133(l)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3、およびf6のスクロール表示が継続して行われ、吹き出し表示f1が画面上端から消去され、画面下部から登場した吹き出し表示f6の全体が表示された段階で、吹き出し表示f2、f3、f6のスクロール表示を中断、または終了している。
図133(l)に続く、図133(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」のリーチ演出が行われている状態を示している。このように、本例は、複数の変動を跨いで、吹き出し表示が表示され続ける例である。また、装飾図柄の停止表示中であっても、サブ液晶によって吹き出し表示の演出を継続して行う場合がある。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図134は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図134は、図134(a)〜(h)の後に図134(i)〜(k)の演出を行うパターン1の例と図134(a)〜(h)の後に図134(i')〜(l')の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図134(a)〜(k)を用いて説明する。
図134(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図134(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図134(a)に続く、図134(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図134(b)に続く、図134(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図134(c)に続く、図134(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図134(d)に続く、図134(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、2つ目の吹き出し表示f1が画面下部から登場するように表示されると共に、2つの吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、3つ以上同じ吹き出し表示が連続する場合があってもよい。
図134(e)に続く、図134(f)は、両方の吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われる。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図134(f)に続く、図134(g)は、装飾図柄表示装置208において、両吹き出し表示f1のスクロール表示を一旦中断して、両吹き出し表示f1にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図134(g)に続く、図134(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、両吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示され、両吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される直前である。また、画面下部から吹き出し表示f1bが登場するように表示される。吹き出し表示f1bは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1bの吹き出し部は、装飾図柄表示装置208の一画面に収まらない大きさである。
図134(h)に続く、図134(i)は、吹き出し表示f1bの上端が画面上端に位置している状態を示している。
図134(i)に続く、図134(j)は、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われている状態を示す。
図134(j)に続く、図134(k)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図134(i')〜(l')を用いて説明する。
図134(a)〜(h)に続く、図134(i')は、吹き出し部f1bのスクロール表示が一旦停止している状態を示している。なお、吹き出し部f1bのスクロール表示はが1回または複数回停止する場合があってもよい。
図134(i')に続く、図134(j')は、装飾図柄表示装置208に、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112が表示された状態を示している。
図134(j')に続く、図134(k')は、チャンスボタン136の操作有効期限内に遊技者がチャンスボタン136押下することで、停止していた吹き出し部f1bのスクロール表示が再開される。
図134(k')に続く、図134(l')は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。この後、吹き出し表示f1bを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1bのスクロール表示が停止するたびにボタン予告演出が行われる場合があってもよいし、ボタン予告演出が行われない場合があってもよい。吹き出し表示f1bのスクロール表示において、「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列の全てがスクロール表示される場合と全てがスクロール表示されない場合があってもよい。当該文字列が全てスクロール表示される場合は、当該文字列が全てスクロール表示されない場合と比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図135を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図135(a)〜(g)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図135(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図135(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図135(a)に続く、図135(b)は、画面の右上および右下から2つの吹き出し表示f1が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、同時に3つ以上の同じ吹き出し表示が登場してもよい。
図135(b)に続く、図135(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面右端から、吹き出し表示f2、f3が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。なお、同時に2つ以上の異なる吹き出し表示が登場する場合があってもよい。また、上と下の吹き出し表示f1は、同じ速度で左方に移動するアニメーションが開始されている。
図135(c)に続く、図135(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図135(d)に続く、図135(e)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図135(e)に続く、図135(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去される直前の状態である。また、本例では全ての吹き出し表示が同じ方向に同じ速度で移動するアニメーションが行われるが、吹き出し表示のそれぞれが異なる方向に異なる速度で移動するアニメーションが行われてもよい。また、当該変動の予告や先読み予告に用いられる吹き出し表示については、当該変動の予告や先読み予告に用いられない予告とは、異なる方向に移動させる場合があってもよいし、異なる速度で移動させる場合があってもよい。
図135(f)に続く、図135(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去された後の状態を示している。この後、SPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。なお、本例では、同時に表示開始した上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1が同時に表示終了しているが、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。また、同時に表示開始した吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に表示終了しているが、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図116乃至図136に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図136を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。
図136(a)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図136(a)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を移動させない例である。本例では、吹き出し表示f1は吹き出し表示f2にオーバーラップされているため、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認できない。
図136(b)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図136(b)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を上方へ移動させる例である。吹き出し表示f1を上方に移動させることで、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認することができる場合がある。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について説明する。
(e1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図86参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図86参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図86参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図86参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、 前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図87(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図87(d)参照)、前記第一の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様であり(例えば、図87(b)、(d)参照)、前記第二の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様である(例えば、図87(b)、(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(e2)e1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図87(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図87(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e3)
e1またはe2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図93(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e4)
e1乃至e3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e5)
e1乃至e4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図87(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e6)
e1乃至e5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図86参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図87(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図87(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e7)
e1乃至e6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図86参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e8)
e7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図87(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e9)
e1乃至e8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり(例えば、図86(b)参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e10)
e1乃至e9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図87(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e11)
e1乃至e10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図87(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e12)
e1乃至e11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図86(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図86(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図86(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e13)
e1乃至e12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、 前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図93参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e14)
e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(e15)
e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(f1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図86参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図86参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図86参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図86参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図87(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図87(d)参照)、
前記第一の発光手段は、第一のカバー(例えば、カバー部90a3)に覆われる手段であり(例えば、図86(b)参照)、
前記第二の発光手段は、前記第一のカバーに覆われる手段である(例えば、図86(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(f2)
f1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図87(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図87(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f3)
f1またはf2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図93(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f4)
f1乃至f3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f5)
f1乃至f4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図87(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f6)
f1乃至f5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図86参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図87(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図87(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f7)
f1乃至f6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図86参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f8)
f7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図87(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f9)
f1乃至f8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第二のカバー(例えば、カバー部90b3)を有する手段であり(例えば、図86(b)参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二のカバーと重なる手段である(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f10)
f1乃至f9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図87(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f11)
f1乃至f10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図87(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f12) f1乃至f11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図86(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図86(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図86(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f13)
f1乃至f12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図93参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f14)
f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(f15)
f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(g1)
第一の可動手段(例えば、可動体1)と、
第二の可動手段(例えば、可動体1)と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第一の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図83(c)参照)、
前記第二の可動手段は、第二の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図84(c)参照)、
前記第二の可動手段の初期位置は、前記第一の可動手段の初期位置の後方に位置し(例えば、図83(a)参照)、
前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置は、前記第一の動作を実行した前記第一の可動手段の後方に位置する(例えば、図85(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を第一の可動手段との位置関係によって変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(g2)
g1に記載の遊技台であって、
前記第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、前記第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きと同じ向きである(例えば、図85(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の動作の実行中も第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g3)
g1またはg2に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段の少なくとも一部と前記第二の可動手段の一部が前後方向に重なった状態において、該第二の可動手段の他の一部が前方から視認可能である、
ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g4)
g1乃至g3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、
前記表示手段の位置は、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置の後方に位置する(例えば、図85(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
表示手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g5)
g4に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第一のエラー表示(例えば、「球を抜いて下さい」の文字列の表示)を表示可能な手段であり(例えば、図85(b)参照)、
前記第一のエラー表示の少なくとも一部は、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段の少なくとも一方によってオーバーラップされる場合がある(例えば、図85(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一のエラー表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g6)
g5に記載の遊技台であって、
前記第一のエラー表示とは、球抜き表示のことである(例えば、図85(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
球抜き表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g7)
g1乃至g6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(g8)
g1乃至g5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。
・第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。
・第一の動作と第二の動作の両方が同時に実行されてもよく、一方が実行された後に他方が実行されてもよく、一方または他方のみ実行されてもよい。
・第一の動作と第二の動作の両方が実行された後、第一の可動手段と第二の可動手段の両方が同時に初期位置に戻ってもよく、一方が戻った後に他方が戻ってもよい。
・第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方が動作して初期位置に戻っている間に他方が動作してもよい。
・第一の動作中に第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
・第二の動作中に第一の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第二の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
・第一の可動手段が第二の可動手段の前方に位置する場合でも第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
(h1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図86参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図86参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図86参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図86参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図86参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図87(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図87(d)参照)、
初期状態において、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体(例えば、構造体30a)にオーバーラップされる(例えば、図93(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(h2)
h1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図87(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図87(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h3)
h1またはh2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図93(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h4)
h1乃至h3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h5)
h1乃至h4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図87(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h6)
h1乃至h5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図86参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図87(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図87(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h7)
h1乃至h6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図86参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h8)
h7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図87(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h9)
h1乃至h8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図87(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h10)
h1乃至h9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図87(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h11)
h1乃至h10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図87(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h12)
h1乃至h11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図86(b)参照)、 前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図86(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図86(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h13)
h1乃至h12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図93参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h14)
h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(h15)
h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(i1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、
構造体(例えば、構造体247)と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の位置(例えば、表示領域の中央下部)に第一の表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SB)を表示可能な手段であり(例えば、図95(c)参照)、
前記構造体の少なくとも一部は、前記表示手段の一部にオーバーラップする位置に位置し(例えば、図95参照)、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされる場合がある表示である(例えば、図95(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
遊技者に遊技台を観る方向を変えて遊技する楽しさを提供でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i2)
i1に記載の遊技台であって、
前記構造体は、移動可能な構造体であり(例えば、図104参照)、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体の移動後に該構造体にオーバーラップされない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i3)
i1またはi2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、移動可能な表示手段であり、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記表示手段の移動後に前記構造体にオーバーラップされない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i4)
i1乃至i3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の位置(例えば、表示領域の中央部)に前記第一の表示を表示可能な手段であり、
前記第二の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされない表示である(例えば、図95(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i5)
i4に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の位置に表示された後に前記第二の位置に表示される場合がある(例えば、図95参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i6)
i1乃至i5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、予告表示である(例えば、図95参照)、
ことを特徴とする遊技台。
予告表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i7)
i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(i8)
i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・第一の表示は、先読み予告表示であってもよいし、文字を含む表示であってもよいし、アイコン表示であってもよいし、保留アイコン表示であってもよいし、変動アイコン表示であってもよいし、キャラクタ表示であってもよいし、エラー表示であってもよい。
・第二の位置に表示された第一の表示が構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。
・第二の位置に表示された第一の表示が表示手段の移動後に構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。
・構造体は、表示手段を備えてもよく、LED基板を備えてもよく、移動可能であってもよい。
・表示手段は、移動可能であってもよい。
・構造体は、透過液晶装置であってもよく、透過液晶表示の表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
・構造体は、発光パネルであってもよく、発光パネルの発光表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
(図面)
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に再び第一の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に他の構造体にオーバーラップされる第三の位置に移動
・予告表示が構造体にオーバーラップされない第四の位置からオーバーラップされる第一の位置に移動後にオーバーラップされない第五の位置に移動する例
・予告表示が常に一部見える例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示され、他の予告表示がオーバーラップされない第二の位置に移動する例
・予告表示が第二の位置に表示され、他の予告表示が第一の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動し、エフェクト表示が先に見える例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示される前に予告表示の予告を行う例、予告表示が拡大して見える例
・予告表示を第二の位置に表示し、構造体の移動または表示手段の移動によって第二の位置の予告表示が隠れる例
(j1)
装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数のアイコンを表示可能な手段であり、
前記複数のアイコンのうちの一つは、保留アイコンであり、
前記装飾図柄変動表示の表示中に、前記アイコンによるアニメーション(以下、「第一のアニメーション」(例えば、予告表示m1の移動アニメーション)という。)を表示する場合があり、
前記第一のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において第一の演出表示(例えば、擬似連続変動の演出)が行われる場合がある(例えば、図106参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技者の興趣を向上できる場合がある。
(j2)
j1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記保留アイコンを変動アイコンとして表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
保留アイコンや変動アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j3)
j1またはj2に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの変化表示を含むアニメーションのことである(例えば、図115(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j4)
j1乃至j3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの移動表示を含むアニメーションのことである(例えば、図106(f)〜(i)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j5)
j1乃至j4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの減少表示を含むアニメーションのことである(例えば、図106(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j6)
j1乃至j5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの増加表示を含むアニメーションのことである(例えば、図106(j)、(k)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j7)
j6に記載の遊技台であって、
1つの前記アイコンにおける増加表示が複数回表示される場合がある(例えば、図110参照)、
ことを特徴とする遊技台。
1つのアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j8)
j1乃至j7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における疑似連続変動表示のことである(例えば、図106(h)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j9)
j1乃至j8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示におけるリーチ変動表示のことである(例えば、図112(j)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j10)
j1乃至j9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における操作演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j11)
j1乃至j10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコン表示領域(例えば、特図1、2保留アイコン表示領域208ab)に前記アイコンが表示されている際に前記第一のアニメーションが表示され(例えば、図107(f)参照)、
前記第一のアニメーションの表示期間の少なくとも一部の期間に、前記アイコン表示領域に他の表示(例えば、「準備中」の文字列が表示されたアイコン)が表示される場合がある(例えば、図107(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコン表示領域の表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j12)
j1乃至j11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記装飾図柄変動表示の表示中に、2以上の前記アイコンによるアニメーション(以下、「第二のアニメーション」という。)を表示する場合があり(例えば、図115(f)参照)、
前記第二のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において前記第一の演出表示が行われる場合がある(例えば、図115(h)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
2以上のアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j13)
j1乃至j12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・アイコンが移動して元のアイコン表示領域には何も表示されなくてもよいし、仮のアイコン表示が代わりに表示されてもよいし、他のアイコンが移動されて(詰めて)表示されてもよい。
・アイコンが移動した後に元のアイコン表示領域に再度表示(戻り表示)される場合、増加表示を行ってもよいし、他のアイコン表示に重なるように表示してもよいし、他のアイコン表示を退かすように表示してもよい。
・第一のアニメーション後に装飾図柄が変化してもよいし、消去(破壊)されてもよいし、揺れ変動表示から変動表示に移行してもよいし、中図柄に特殊図柄を仮停止してもよい。
・第一のアニメーションの後に第一の演出表示が行われなくてもよい。
・1回の装飾図柄変動表示の間に複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。
・複数回の装飾図柄変動表示の間に1つのアイコンで複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。
・期待度の高いアイコンのほうが期待度の低いアイコンよりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし、逆でもよい。
・保留満タンの場合のほうが保留非満タンの場合よりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし逆でもよい。
・第一のアニメーションが行われることを示唆する予告表示を行ってもよい。
・第一のアニメーションの開始時期を示唆するカウント予告表示(タイマ演出)を行ってもよい。・保留アイコンや変動アイコンとは異なるアイコン(ミニアイテム)を消化した場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
・ミニゲームの結果が第一の結果である場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
(図面)
・図106乃至図115は、はずれ図柄の揺れ変動中に保留アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかって装飾図柄変動表示が再変動(疑似連)する例である。
・図107は、保留アイコンが移動中に仮のアイコンを保留の台座に表示する例である。・図108は、保留アイコンが移動中に後ろの保留アイコンが詰めて戻ってくるときに元の位置に戻る例である。
・図109は、保留アイコンがぶつかっても発展しないガセ演出の例である。
・図110は、1回の変動で同じ保留アイコンが複数回第一のアニメーションを行う例である。
・図111は、1回の変動で異なる保留アイコンが第一のアニメーションを行う例である。
・図112は、保留アイコンの第一のアニメーション後にリーチとなる例である。
・図113は、変動アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかる例である。
・図114は、同じ保留アイコンが複数変動に亘ってぶつかってリーチに発展する例である。
・図115は、複数の保留アイコンが装飾図柄に同時にぶつかってリーチとなる例である。
(k1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図117(f)参照)、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図117(f)参照)、
第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図117(e)参照)、
前記第一の表示領域の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図117(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
遊技者が視線を変化させずに第二の吹き出し表示を視認可能となるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(k2)
k1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図117(d)、(e)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図117(d)、(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k3) k2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、
前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図117(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k4)
k2またはk3に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の他の移動アニメーション(以下、「第三の移動アニメーション」(例えば、右方に移動する移動アニメーション)という。)の表示後に前記第一の表示領域に該第一の吹き出し表示が表示され(例えば、図117(b)、(c)参照)、
前記第一の移動アニメーションと前記第三の移動アニメーションは前記第一の吹き出し表示の移動する向きが異なる場合がある(例えば、図117参照)、
ことを特徴とする遊技台。
移動アニメーションによって移動する向きを異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k5)
k1乃至k4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図117(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k6)
k1乃至k5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図117(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k7)
k1乃至k6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図134(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k8)
k1乃至k7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図117(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(k9)
k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(k10)
k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。
・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。
・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。
・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。
・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。
・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。
・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。
・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。
・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。
・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。
・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。
・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
(図面)
・図116は、会話予告の一例である。
・図117は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(新しい吹き出しのアニメと古い吹き出しのアニメが同時)である。・図118は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・古い吹き出しのアニメ後に新しい吹き出しのアニメ)の例である。
・図119は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・新しい吹き出しのアニメ後に古い吹き出しのアニメ)の例である。
・図120は、会話予告の例・登場アニメが縦移動の例・吹き出しの大きさが通常・半分・2倍と異なる例である。
・図121は、会話予告の例・消えたキャラが戻ってくる例・戻ったら内容が変化している例である。
・図122は、会話予告の例・特定の吹き出し(例えば、期待度の高い吹き出し)は消去されない例である。
・図123は、会話予告の例・吹き出しが重なる例である。
・図124は、会話予告の例・古い吹き出しが縮小される例である。
・図125は、会話予告の例・同じキャラの吹き出しが連続する例・吹き出しが拡大する例・吹き出しの内容が吹き出しからはみ出す例である。
・図126は、会話予告の例・予告キャラが移動中に吹き出しが移動する例である。
・図127は、会話予告の例・可動体が動作した状態で吹き出しが移動する例である。
・図128は、会話予告の例・表示装置の前の発光パネルが発光した状態で吹き出しが移動する例である。
・図129は、会話予告の例・第一の表示が表示された状態で吹き出しが移動する例である。
・図130は、会話予告の例・吹き出しが先読み予告(保留アイコンを先読みアイコンに変化する)例である。
・図131は、会話予告の例・キャラと吹き出しが別々の表示手段に表示される例である。
・図132は、会話予告の例・吹き出しが他の表示手段に移動する例である。
・図133は、会話予告の例・吹き出しが複数変動に亘って表示される例である。
(l1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図117(f)参照)、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図117(f)参照)、
第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図117(e)参照)、
前記第二の吹き出し表示を表示中に、前記第一の吹き出し表示が第二の表示領域に表示される場合がある(例えば、図117(e)、(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示を表示中も第一の吹き出し表示を別の表示領域に表示することで2つの吹き出し表示の関連性を遊技者が把握し易くなるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(l2)
l1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図117(d)、(e)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図117(d)、(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l3)
l1またはl2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、
前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図117(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l4)
l1乃至l3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図117(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l5)
l1乃至l4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図117(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l6)
l1乃至l5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図134(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l7)
l1乃至l6のいずれか一項に記載の遊技台であって、 操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図117(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(l8)
l1乃至l7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f5)であり(例えば、図120(q)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第三の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図120(n)参照)、
前記第一の吹き出し表示の幅と前記第二の吹き出し表示の幅は同じであり、
前記第一の吹き出し表示の幅と前記第三の吹き出し表示の幅は異なる(例えば、図120(q)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
吹き出し表示の幅を異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l9)
l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(l10)
l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
なお、
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。
・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。
・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。
・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。
・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。
・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。
・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。
・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。
・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。
・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。
・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行可能であってもよいし並列的に実行可能であってもよい。
なお、各事象(各演出)は、或る事象(或る演出)の一部または全部と、他の事象(他の演出)の一部または全部の組み合わせが可能である。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合もあれば並列的に実行される場合があってもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合があるのみであってもよい。
各事象(各演出)は、並列的に実行される場合があるのみであってもよい。
ここで、直列的に実行とは、或る事象(或る演出)が終了してから他の事象(他の演出)が開始すること、また、並列的に実行とは、或る事象(或る演出)と他の事象(他の演出)が同時に行われている状態があればよく、或る事象(或る演出)の開始タイミングと終了タイミング、他の事象(他の演出)の開始タイミングと終了タイミングについての組み合わせは適宜可能である。
また、各事象(各演出)は、或る状態でのみ並列的および/または直列的に実行可能であるように構成してもよいし、状態で区別することなく実行可能に構成してもよい。
或る状態は、遊技者操作によって移行する状態であってもよいし、遊技者操作によらずに移行する状態であってもよい(例えば、遊技者操作の後に遊技者操作によらずに移行する場合には、最終的な契機のことでもよいし、最初の契機のことであってもよい。)。
ここで、「遊技者操作によらずに移行する」とは、抽選に基づいて移行するものであってもよいし、制御状態に対応して移行する状態であってもよいし、両方の組み合わせであってもよい。
ここで、「抽選」とは、遊技者に対する有利度に関連する抽選であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない抽選であってもよい。
ここで、「制御状態」とは、遊技者に対する有利度に関連する状態であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない状態であってもよい(例えば、制御状態1と制御状態2とで、遊技者に対する有利度が異なっていたり、異ならない状態であったりしてもよい。)。
遊技者に対する有利度が異なる状態について具体的に説明すると、制御状態1と制御状態2がある場合において、制御状態Nに滞在していること自体で有利度が異なる場合、滞在していること自体では有利度が異ならず、滞在後の状態に有利度の差異がある場合があり、そのいずれであってもよい。
各図(各事象(各演出))の説明の際に用いている画像は、説明のための画像であり、当然、他の画像であってもよい、例えば、殿様(男性キャラ)の画像を姫様(女性キャラ)の画像に置き換えることも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合であっても、他の演出を説明する画像を他の画像と置き換えたうえで、或る演出と他の演出を並列的および/または直列的に実行することも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合に、並列的および/または直列的に実行することを可能とせず、択一的に実行するものとしてもよい。
なお、画像が同一の場合の他、タイミングが同一(例えば、共にスーパーリーチ演出中)、場所が同一(例えば、共に保留表示領域)の場合などがあるが、この場合にも同様である。
具体的には、タイミングが同一の場合であっても、例えばスーパーリーチの前半と後半とで直列的に実行したりしてもよく、場所が同一の場合であっても、異なる場所で並列的に実行したり、同じ場所でスーパーリーチの前半後半とで直列的に実行してもよい。
各事象(各演出)は、或る手段(演出手段)によって実現されるものである。
或る手段(演出手段)は、複数の装置(複数の演出装置)で構成されるものであってもよい。
複数の装置(複数の演出装置)の夫々で行われる各事象(各演出)が一の装置(演出装置)で行われてもよい。
一の装置(演出装置)で行われる各事象(各演出)が複数の装置(複数の演出装置)で行われてもよい。
なお、装置(演出装置)としては、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等の表示装置、可動体700、702等の可動体が挙げられる。
また、各事象(各演出)について、一の装置(演出装置)を例に挙げて説明している場合があり、例えば、報知であれば、報知が可能な他の装置(演出装置)に適用が可能である。
また、例えば報知であれば、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成してもよい。
また、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成した場合において、或る報知の特性の一部または全部を複数の装置(複数の演出装置)の夫々に適用してもよい。
各事象(各演出)における各構成は例示しているに過ぎない場合があり、各事象(各演出)のうちの一方のみしか或る構成が備えていない場合であっても、他方にその構成を補完したうえで組み合わせが可能であったり、一方にのみ備えられた或る構成を削除したうえで組み合わせが可能であったりしてもよい。
また、構成の相違により、組み合わせを否定するものであってもよい。
図137〜図158は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図137〜図158では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。なお、図137〜図158では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが備えられており、また、家紋役物224Eが配置されているが、他の演出可動体224をPOVディスプレイ等が配置されてもよい。
図137(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の一例について段階的に示す図である。
図137(A(1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図137(A(1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図137(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)において示される制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図137(A(1)−1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図137(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)において示される制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図137(A(1)−1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図137(A(1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図137(A(1)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図137(A(1)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図137(A(2)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図137(A(2)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した強サボハニ群予告よりもサボハニSBHNの数が少ない弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。この弱サボハニ群予告は、サボハニ群予告が行われなかった場合よりは信頼度が高いが、強サボハニ群予告が行われた場合よりは信頼度は低い。また、ナビキャラクタYMの近傍に「SP発展」の表示が行われ、スーパーリーチに発展することも報知されている。
続いて、図137(A(3)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「剣豪リーチ」の文字が表示され、スーパーリーチの種類を報知している。
図137(A(3)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出(以下、「ノーマルボタン演出」という場合がある。)による予告が開始されたことを報知している。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。
その後、図137(A(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図137(A(3)−4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が装飾されていない弱カットイン画像CI1bであり、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「チャンス」の文字とともにクエスチョンマークが付されており、大当りに対する期待感を煽っている。
すると、図137(A(3)−5)に示すように、家紋役物224Eが上昇して上端部分が装飾図柄表示装置208の重なるとともに、上下動して大当りとなるか否かを煽るジャッジ前役物煽り演出が行われている様子が示されている。なお、本実施形態では、ジャッジ前の煽り演出として家紋役物224Eを用いた演出可動体による演出を行ったが、装飾図柄表示装置208による表示演出によりジャッジ前の煽り演出表示を行うようにしてもよい。
しかしながら、図137(A(3)−6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。一方、家紋役物224Eによるジャッジ前役物煽り演出が終了し、家紋役物224Eは下降して初期位置に戻る様子が示されている。
その後、図137(A(4)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図137(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136によるボタン演出において演出ボタン136が操作された結果、カットイン画像(弱カットイン画像CI1b)が表示され、その後、演出可動体(家紋役物224E)による大当り確定のジャッジ演出が行われることなくはずれの装飾図柄の組み合わせが表示される様子が示されている。
図137(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図137(B(1)−1)〜同図(B(3)−3)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−3)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図137(B(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図137(B(3)−4)に示すように、カットイン画像の表示ではなく、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出であり、図137(B(3)−2)〜同図(B(3)−3)におけるボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。このスーパー突出ボタン画像136aSは、演出ボタン136が上方に突出した態様を模式的に表し、爺のキャラクタとともに、「押すのじゃ」という文字表示が下方に付加された態様で表されるボタン画像である。また、このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示されており、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。すなわち、このスーパー突出ボタン演出が行われた場合は、ノーマルボタン演出よりも大当りとなりやすい(すなわち、大当り図柄が確定表示されやすい)ことを示唆している。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。すなわち、演出ボタン136の突出動作により、演出ボタン136の操作促進演出が行われているということができる。なお、演出ボタン136が突出したときに演出ボタン136が振動してもよいし、振動及び回転してもよい。このように、この演出例では、スーパー突出ボタン画像136aSの表示と演出ボタン136の突出動作により、スーパー突出ボタン演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、ノーマルボタン演出において表示される操作促進表示における文字表示とスーパー突出ボタン演出において表示される操作促進表示における文字表示とで文字列が異なっている様子が示されている。なお、演出ボタン136を「押す」ことを直接的に指示する文言とは別の文言であってもよく、例えば、1回目のボタン演出では「押せ」の文字表示が表示され、その後に実行される2回目のボタン演出では「超押せ」の文字表示が表示されてもよいし、「激押せ」の文字表示が表示されてもよいし、「一撃」の文字表示が表示されてもよい。なお、スーパー突出ボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。また、この演出例では、残時間表示メータMTの表示位置がデフォルトの態様のボタン画像136aが表示されている場合とは異なる位置となっており、スーパー突出ボタン画像136aSが表示される場合には、残時間表示メータMTは、表示画面の左上隅部に表示される。なお、デフォルトの態様のボタン画像136aが表示される場合と同じ表示位置であってもよい。
また、本実施形態では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出ボタン136の突出動作が開始され、その後、スーパー突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、スーパー突出ボタン演出が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図137(B(3)−5)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図137(B(3)−6)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。ジャッジ演出は、大当り確定であることを示す大当り確定のジャッジ演出と、はずれとなることを示すはずれジャッジ演出とが用意されている。なお、はずれジャッジ演出は、はずれとなることが確定となる演出であってもよいし、その後、逆転演出により大当りとなる場合がある演出であってもよい。すなわち、この演出例において、ジャッジ演出は、大当りとなるかについて演出する演出であるということができる。この大当り確定のジャッジ演出では、家紋役物224Eが上昇して装飾図柄表示装置208の表示画面の中央と重なる位置となるとともに、導光板ILが発光して殿様の顔を模した画像が装飾図柄表示装置208に重ねて現れる演出が行われる。これにより、大当り確定であることが報知される。なお、このジャッジ演出は、ボタン演出におけるボタン操作により開始されるものに限らず、例えば、ジャッジ前役物煽り演出の後に実行される場合もある。また、本実施形態に掲げたその他の種類の演出に続いてジャッジ演出が行われてもよいし、何らの前触れもなく突如としてジャッジ演出が開始される場合があってもよい。また、ジャッジ演出は、大当り図柄が確定表示される前に実行される前に行われているが、大当り図柄が確定表示される前以外のタイミングで開始されてもよく、例えば、装飾図柄変動表示の開始直後のタイミングで実行してもよい。また、ジャッジ演出は、装飾図柄変動表示の実行中以外にも行われる場合があってもよく、例えば、大当り遊技中に実行することにより、大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることを報知するようにしてもよいし、また、保留連チャンが発生することを報知するようにしてもよい。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図137(B(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図137(B(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図137(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136の操作があると、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるとともに演出ボタン136が突出する新たなボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が開始され、このボタン演出において突出した演出ボタン136を押し込むと、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
また、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されて弱カットイン画像CI1bが表示された場合よりも、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されて2回目のボタン演出が開始された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすいことが示されている。
図138(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図138(A(1)−1)〜同図(A(3)−2)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−2)と同様であるため、説明を省略する。
図138(A(3)−3)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間中であり、残時間表示メータMTのゲージが減少している様子が示されている。
図138(A(3)−4)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間中であって、操作有効期間が経過する直前の様子が示されている。
その後、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図138(A(3)−5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「チャンス」の文字とともにクエスチョンマークが付されており、大当りに対する期待感を煽っている。
すると、図138(A(3)−6)に示すように、ジャッジ前役物煽り演出が行われる。
しかしながら、図138(A(3)−7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。一方、家紋役物224Eによるジャッジ前役物煽り演出が終了し、家紋役物224Eは下降して初期位置に戻る様子が示されている。
その後、図138(A(4)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図138(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136によるボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、カットイン画像(弱カットイン画像CI1b)が表示され、その後、演出可動体(家紋役物224E)による大当り確定のジャッジ演出が行われることなくはずれの装飾図柄の組み合わせが表示される様子が示されている。
図138(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図138(B(1)−1)〜同図(B(3)−4)は、図138(A(1)−1)〜同図(A(3)−4)と同様であるため、説明を省略する。
1回目のボタン演出における操作有効期間が開始した後、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図138(B(3)−5)に示すように、何らの演出が行われることなくスーパーリーチの演出が継続する。
その後、図138(B(3)−6)に示すように、ジャッジ前役物煽り演出が行われる。
しかしながら、図138(B(3)−7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。一方、家紋役物224Eによるジャッジ前役物煽り演出が終了し、家紋役物224Eは下降して初期位置に戻る様子が示されている。
その後、図138(B(4)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図138(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136によるボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、演出ボタン136による操作応答演出が実行されない様子が示されている。そして、その後は、演出可動体(家紋役物224E)による大当り確定のジャッジ演出が行われることなくはずれの装飾図柄の組み合わせが表示される。
図139(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図139(A(1)−1)〜同図(A(3)−3)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−3)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図139(A(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図139(A(3)−4)に示すように、カットイン画像の表示ではなく、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、デカボタン画像136aLが表示されるデカボタン演出であり、図139(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)におけるボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。このデカボタン画像136aLは、デフォルトの態様のボタン画像136aよりもサイズが大きく、表示画面全体にわたって表示されるボタン画像である。このデカボタン演出が行われた場合は、ノーマルボタン演出よりも大当りとなりやすい(すなわち、大当り図柄が確定表示されやすい)ことを示唆している。なお、本実施形態では、スーパー突出ボタン演出が行われた場合の方がデカボタン演出が行われた場合よりも大当りとなりやすいようにしているが、デカボタン演出が行われた場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよい。また、デカボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。また、この演出例では、残時間表示メータMTの表示位置がデカボタン画像136aLの略中央に重なる位置に表示されており、これにより、残時間表示メータMTに注目しやすくすることができる場合がある。なお、デフォルトの態様のボタン画像136aが表示される場合と同じ表示位置であってもよい。
その後、図139(A(3)−5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図139(A(3)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図139(A(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図139(A(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図139(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136の操作があると、デカボタン画像136aLが表示される新たなボタン演出(デカボタン演出)が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図139(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図139(B(1)−1)〜同図(B(3)−3)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−3)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図139(B(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図139(B(3)−4)に示すように、カットイン画像の表示ではなく、レバー演出が開始される様子が示されている。すなわち、演出ボタン136とは異なる操作手段(演出レバー136V)の操作を要求する演出が行われている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、信頼度が高いことが示唆されている。すなわち、このレバー演出は、レバー画像136Vaが表示されるレバー演出であり、図139(B(3)−2)〜同図(B(3)−3)におけるボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別の操作手段を用いた演出である。このレバー画像136Vaは、演出レバー136Vを模した画像である。このレバー演出が行われた場合は、ノーマルボタン演出よりも大当りとなりやすい(すなわち、大当り図柄が確定表示されやすい)ことを示唆している。なお、本実施形態では、レバー演出が行われた場合の方がスーパー突出ボタン演出が行われた場合よりも大当りとなりやすいようにしているが、スーパー突出ボタン演出が行われた場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよい。また、レバーボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。
その後、図139(B(3)−5)に示すタイミングで演出レバー136Vが操作されると、図139(B(3)−6)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図139(B(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図139(B(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図139(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136の操作があると、レバー画像136Vaが表示されて別の操作手段を用いたレバー演出が新たに開始され、このレバー演出において演出レバー136Vが操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図140(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。図140(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)に示す演出例は、図137(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)に示す演出パターンにおいて、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されなかった場合に行われる演出パターンを示している。なお、図140(A(1)−1)〜同図(A(3)−2)は、図137(B(1)−1)〜同図(B(3)−2)と同様であるため、説明を省略する。
図140(A(3)−3)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間中であり、残時間表示メータMTのゲージが減少している様子が示されている。
図140(A(3)−4)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間中であって、操作有効期間が経過する直前の様子が示されている。
その後、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図140(A(3)−5)に示すように、何らの演出が行われることなくスーパーリーチの演出が継続する。
その後、図140(A(3)−6)に示すように、ジャッジ前役物煽り演出が行われる。
この演出例では、ジャッジ演出が行われる予定の演出パターンであるので、ジャッジ前役物煽り演出が行われた後、図140(A(3)−7)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図140(A(3)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図140(A(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図140(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136の操作がなく操作有効期間が経過した場合には、2回目のボタン演出は開始されないが、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる場合がある様子が示されている。この演出例の場合、1回目のボタン演出の操作有効期間中に演出ボタン136の操作があった場合には、図137(B(3)−4)〜同図(B(3)−5)に示すスーパー突出ボタン演出が開始されることとなる。
図140(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。図140(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)に示す演出例は、図137(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)に示す演出パターンにおいて、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されなかった場合に行われる別の演出パターンを示している。なお、図140(B(1)−1)〜同図(B(3)−4)は、図140(A(1)−1)〜同図(A(3)−4)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、1回目のボタン演出における操作有効期間が開始した後、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図140(B(3)−5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aである。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「強カットイン」の文字が表示され、弱カットインよりも大当りの信頼度の高い強カットイン画像CI1aが表示されたことが報知されている。
その後、図140(B(3)−6)に示すように、ジャッジ前役物煽り演出が行われる。なお、ナビキャラクタYMの近傍では、「アツイ」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
この演出例では、ジャッジ演出が行われる予定の演出パターンであるので、ジャッジ前役物煽り演出が行われた後、図140(B(3)−7)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図140(B(3)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図140(B(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図140(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136の操作がなく操作有効期間が経過した場合には、2回目のボタン演出は開始されないが、これに換えてカットイン画像が表示される演出が行われる。そして、その後は、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる場合がある様子が示されている。この演出例の場合、1回目のボタン演出の操作有効期間中に演出ボタン136の操作があった場合には、図137(B(3)−4)〜同図(B(3)−5)に示すスーパー突出ボタン演出が開始されることとなる。なお、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると強カットイン画像CI1aが表示される様子が示されているが、弱カットイン画像CI1bが表示されてもよい。
図141(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。図141(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)に示す演出例は、図137(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)に示す演出パターンにおいて、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されなかった場合に行われる別の演出パターンを示している。なお、図141(A(1)−1)〜同図(A(3)−4)は、図140(A(1)−1)〜同図(A(3)−4)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、1回目のボタン演出における操作有効期間が開始した後、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図141(A(3)−5)に示すように、残時間表示メータMTのゲージが再び満タンとなり、ボタン演出が再度開始される様子が示されている。すなわち、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると2回目のボタン演出が開始される場合がある様子が示されている。このとき、デフォルトの態様であるボタン画像136aが引き続き表示され、さらに、表示画面の上方には、「One more chance」の文字が表示され、2回目のボタン演出が開始されたことが報知されており、また、ナビキャラクタの近傍では、「必ず押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作が強く促進されている。その後、2回目の操作有効期間が開始される。
その後、図141(A(3)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図141(A(3)−7)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。これにより、大当り確定であることが報知される。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図141(A(3)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図141(A(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図141(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136の操作がなく操作有効期間が経過すると、残時間表示メータMTのゲージが再び満タンとなり、ボタン演出が再度開始される様子が示されている。すなわち、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると2回目のボタン演出が開始される場合がある様子が示されている。そして、2回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図141(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図141(B(1)−1)〜同図(B(3)−1)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−1)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図141(B(3)−1)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した後、図141(B(3)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、1回目のボタン演出が開始される。この演出例における1回目のボタン演出では、デフォルトの表示態様のボタン画像136aではなく、突出ボタン画像136aP1が表示される突出ボタン演出が開始される。この突出ボタン画像136aP1は、演出ボタン136が上方に突出した態様を模式的に表したものであるが、スーパー突出ボタン画像136aSとは異なり、爺のキャラクタが付加されていない態様とされている。この突出ボタン演出が行われた場合は、ノーマルボタン演出よりも大当りとなりやすい(すなわち、大当り図柄が確定表示されやすい)ことを示唆している。また、スーパー突出ボタン演出が行われた場合の方が、突出ボタン演出が行われた場合よりも大当りとなりやすいようにしているが、突出ボタン演出が行われた場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよいし、大当り信頼度が同じであってもよい。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。すなわち、演出ボタン136の突出動作により、演出ボタン136の操作促進演出が行われているということができる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、これによっても演出ボタン136の操作を促している。このように、この演出例では、突出ボタン画像136aP1の表示と演出ボタン136の突出動作により、突出ボタン演出が行われている様子が示されている。なお、突出ボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。また、この演出例では、残時間表示メータMTの表示位置がデフォルトの態様のボタン画像136aが表示されている場合やスーパー突出ボタン画像136aSが表示されている場合とは異なる位置となっており、突出ボタン画像136aP1が表示される場合には、残時間表示メータMTは、表示画面の左下隅部に表示される。なお、デフォルトの態様のボタン画像136aが表示される場合と同じ表示位置であってもよい。
また、本実施形態では、突出ボタン演出が開始されて突出ボタン画像136aP1が表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、演出ボタン136の突出動作が開始された後に、突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、突出ボタン演出が開始されて突出ボタン画像136aP1が表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図141(B(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図141(B(3)−4)に示すように、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出であり、図141(B(3)−2)〜同図(B(3)−3)における突出ボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。また、このとき、演出ボタン136は、一度押し込み操作が行われたものの、再度上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。なお、この演出例において、1回目のボタン演出としての突出ボタン演出において演出ボタン136が突出した場合には演出ボタン136が振動せず、2回目のボタン演出としてのスーパー突出ボタン演出において演出ボタン136が突出した場合には演出ボタン136が振動するようにしてもよい。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
また、本実施形態では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出ボタン136の突出動作が開始され、その後、スーパー突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、スーパー突出ボタン演出が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図141(B(3)−5)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図141(B(3)−6)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図141(B(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図141(B(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図141(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出では、デフォルトの態様であるボタン画像136ではなく、演出ボタンが突出した態様の突出ボタン画像136aP1が表示されるとともに演出ボタン136が突出する突出ボタン演出が行われ、この突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136の押し込み操作があると、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるとともに演出ボタン136が再度突出する新たなボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が開始され、このボタン演出において突出した演出ボタン136を押し込むと、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図142(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図142(A(1)−1)〜同図(A(3)−1)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−3)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図142(A(3)−1)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した後、図142(A(3)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、1回目のボタン演出が開始される。この演出例における1回目のボタン演出では、デフォルトの表示態様のボタン画像136aではなく、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出が開始される。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。すなわち、演出ボタン136の突出動作により、演出ボタン136の操作促進演出が行われているということができる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、これによっても演出ボタン136の操作を促している。このように、この演出例では、スーパー突出ボタン画像136aSの表示と演出ボタン136の突出動作により、スーパー突出ボタン演出が行われている様子が示されている。なお、スーパー突出ボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、本実施形態では、スーパー突出ボタン演出が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、演出ボタン136の突出動作が開始された後に、スーパー突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、スーパー突出ボタン演出が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図142(A(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図142(A(3)−4)に示すように、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出であり、図142(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)におけるスーパー突出ボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。すなわち、1回目のボタン演出としてスーパー突出ボタン演出において操作ボタンが操作されたことに応じて、2回目のボタン演出としてスーパー突出ボタン演出が再び行われている様子が示されている。このとき、演出ボタン136は、一度押し込み操作が行われたものの、再度上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。なお、本実施形態では、突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン演出が開始された場合よりも、スーパー突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン演出が再度行われた場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくなっているが、これに限定されず、スーパー突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン演出が再度行われた場合よりも、突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン演出が開始された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよいし、スーパー突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン演出が再度行われた場合と、突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン演出が開始された場合とで、大当りの信頼度が同じであってもよい。
また、本実施形態では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出ボタン136の突出動作が開始され、その後、スーパー突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、スーパー突出ボタン演出が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図142(A(3)−5)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図142(A(3)−6)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図142(A(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図142(A(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図142(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出では、デフォルトの態様であるボタン画像136によるボタン演出ではなく、スーパー突出ボタン136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出が行われ、このスーパー突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136の押し込み操作があると、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるとともに演出ボタン136が再度突出する新たなスーパー突出ボタン演出が開始され、このボタン演出において突出した演出ボタン136を押し込むと、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図142(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図142(B(1)−1)〜同図(B(3)−1)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−1)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図142(B(3)−1)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した後、図142(B(3)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、1回目のボタン演出が開始される。この演出例における1回目のボタン演出では、デフォルトの表示態様のボタン画像136aではなく、弱突出ボタン画像136aP2が表示される弱突出ボタン演出が開始される。この弱突出ボタン画像136aP2は、演出ボタン136が上方に突出した態様を模式的に表したものであるが、突出ボタン画像136aP1よりもサイズが小さい態様とされている。この弱突出ボタン演出が行われた場合は、ノーマルボタン演出よりも大当りとなりやすいが、突出ボタン演出が行われた場合よりも大当りの信頼度が低いことを示唆している。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。すなわち、演出ボタン136の突出動作により、演出ボタン136の操作促進演出が行われているということができる。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、これによっても演出ボタン136の操作を促している。このように、この演出例では、弱突出ボタン画像136aP2の表示と演出ボタン136の突出動作により、弱突出ボタン演出が行われている様子が示されている。なお、弱突出ボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。また、この演出例では、残時間表示メータMTの表示位置がデフォルトの態様のボタン画像136aが表示されている場合と同様の位置となっているが、異なる位置に表示されてもよい。
また、本実施形態では、弱突出ボタン演出が開始されて弱突出ボタン画像136aP2が表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、演出ボタン136の突出動作が開始された後に、弱突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、弱突出ボタン演出が開始されて弱突出ボタン画像136aP2が表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図142(B(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図142(B(3)−4)に示すように、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出であり、図142(B(3)−2)〜同図(B(3)−3)における弱突出ボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。また、このとき、演出ボタン136は、一度押し込み操作が行われたものの、再度上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
また、本実施形態では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出ボタン136の突出動作が開始され、その後、スーパー突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、スーパー突出ボタン演出が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。なお、本実施形態では、弱突出ボタン演出では演出ボタン136の振動を行わず、スーパー突出ボタン演出では演出ボタン136の振動を行うようにしたが、弱突出ボタン演出においても演出ボタン136の振動を行うようにしてもよいし、スーパー突出ボタン演出において演出ボタン136の振動を行わないようにしてもよい。
その後、図142(B(3)−5)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図142(B(3)−6)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図142(B(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図142(B(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図141(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出では、デフォルトの態様であるボタン画像136ではなく、演出ボタンが突出した態様の弱突出ボタン画像136aP2が表示されるとともに演出ボタン136が突出する弱突出ボタン演出が行われ、この弱突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136の押し込み操作があると、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるとともに演出ボタン136が再度突出する新たなボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が開始され、このボタン演出において突出した演出ボタン136を押し込むと、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図143(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図143(A(1)−1)〜同図(A(3)−1)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−1)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図143(A(3)−1)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した後、図143(A(3)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、1回目のボタン演出が開始される。この演出例における1回目のボタン演出では、デフォルトの表示態様のボタン画像136aではなく、弱突出ボタン画像136aP2が表示される弱突出ボタン演出が開始される。この演出例における弱突出ボタン演出では、弱突出ボタン画像136aP2の上面部分の周囲が青色に発光した態様の青エフェクトEFBが表示されるとともに、残時間表示メータMTのゲージが青色で表示されている点で、図142(B(3)−2)に示す弱突出ボタン演出とは態様が異なっている。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、これによっても演出ボタン136の操作を促している。
その後、図143(A(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図143(A(3)−4)に示すように、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、突出ボタン画像136aP1が表示される突出ボタン演出であり、図143(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)における弱突出ボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。この演出例における突出ボタン演出では、突出ボタン画像136aP1の上面部分の周囲が赤色に発光した態様の赤エフェクトEFRが表示されるとともに、残時間表示メータMTのゲージが赤色で表示されている点で、図141(B(3)−2)に示す突出ボタン演出とは態様が異なっている。また、このとき、演出ボタン136は、一度押し込み操作が行われたものの、再度上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
また、本実施形態では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されて突出ボタン画像136aP1が表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出ボタン136の突出動作が開始され、その後、突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、突出ボタン演出が開始されて突出ボタン画像136aP1が表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図143(A(3)−5)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図143(A(3)−6)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図143(A(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図143(A(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図143(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出では、デフォルトの態様であるボタン画像136ではなく、演出ボタンが突出し青色のエフェクトで発光する態様の弱突出ボタン画像136aP2が表示される、演出ボタン136が突出する弱突出ボタン演出が行われ、この弱突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136の押し込み操作があると、赤色のエフェクトで発光する突出ボタン画像136aP1が表示されるとともに演出ボタン136が再度突出する新たなボタン演出(突出ボタン演出)が開始され、このボタン演出において突出した演出ボタン136を押し込むと、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図143(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。図143(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)に示す演出例は、図137(B(1)−1)〜同図(B(4)−2)に示す演出パターンとは別の演出パターンであって、1回目のボタン演出が開始されるタイミングになってもボタン演出が開始されず、所定時間遅延させた後にボタン演出が開始される演出パターンを示している。なお、図143(B(1)−1)〜同図(B(3)−1)は、図137(B(1)−1)〜同図(B(3)−1)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図143(B(3)−1)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した後、図143(B(3)−2)に示すように、1回目のボタン演出が開始されるタイミングとなってもボタン演出が開始されない様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍ではクエスチョンマークが表示されており、1回目のボタン演出が開始されない違和感を演出している。
図143(B(3)−3)に示すタイミングでは、1回目のボタン演出が開始されていれば操作有効期間である様子が示されており、ナビキャラクタYMの近傍では「ボタンが」とともにクエスチョンマークが表示され、1回目のボタン演出が開始されなかったことを示唆している。
その後、図143(B(3)−4)に示すタイミングでボタン演出が開始される。このボタン演出は、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出であり、1回目のボタン演出が開始されるタイミングでボタン演出が開始されなかったがその後所定時間の経過でボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が開始される場合がある様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「キター」の文字が表示されており、ボタン演出が開始されたことを待ち焦がれていた様子が示されている。この演出例では、1回目のボタン演出が開始するタイミングでボタン演出が開始されず、所定時間遅延させてボタン演出が開始されることにより大当りの信頼度が向上するように構成されている。なお、この演出例のように、ボタン演出が遅れて開始される場合には、必ずスーパー突出ボタン演出が開始されるようにしてもよく、この場合、必ず大当りとなるようにしてもよい。
その後、図143(B(3)−5)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図143(B(3)−6)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図143(B(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図143(B(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図143(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出が開始されるタイミングになってもボタン演出が開始されず、その後所定時間が経過(遅延)したタイミングでボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が開始され、このボタン演出において突出した演出ボタン136を押し込むと、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。
図144(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるボタン演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。この演出例では、1回目のボタン演出においてボタン操作されて2回目のボタン演出が開始される場合に、ボタン画像の態様が漸次変化するアニメーションが行われる様子がしめさrている。なお、図144(A(1)−1)〜同図(A(3)−3)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−3)と同様であるため、説明を省略する。
この演出例では、図144(A(3)−3)に示すタイミングで演出ボタン136の操作が行われると、図144(A(3)−4)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍において、「注目」の文字が表示されるとともに、ボタンアニメーションが開始される。具体的には、図144(A(3)−4)〜同図(A(3)−6)に示すように、ボタン画像136aが徐々に突出する態様でのアニメーションが表示された後、突出ボタン画像136aP1に変形する様子が示されている。このとき、突出ボタン画像136aP1の上面の周囲には、赤色に発光する態様の赤エフェクトEFRが表示される。また、残時間表示メータMTも、ゲージ部分が赤色に変化するとともに、ゲージの残量が増加し、図144(A(3)−6)に示すタイミングで満タンになる様子も示されている。これにより、2回目のボタン演出が開始されることを演出している。
その後、図144(A(3)−7)に示すように、2回目のボタン演出としての突出ボタン演出が開始される。この突出ボタン演出は、図144(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)におけるボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。この演出例における突出ボタン演出では、突出ボタン画像136aP1の上面部分の周囲が赤色に発光した態様の赤エフェクトEFRが表示されるとともに、残時間表示メータMTのゲージが赤色で表示されている。また、このとき、演出ボタン136は突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。
本実施形態では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されてボタンアニメーションが開始され、ボタンアニメーションが終了して2回目のボタン演出としての突出ボタン演出が開始するタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、ボタンアニメーションが開始するタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始してもよいし、2回目のボタン演出としての突出ボタン演出が開始した後で演出ボタン136の突出動作を開始してもよい。
その後、図144(A(3)−8)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図144(A(3)−9)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図144(A(3)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図144(A(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図144(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されるとボタンアニメーションが開始されてボタン画像が変化し、ボタン画像の変化が完了すると2回目のボタン演出(突出ボタン演出)が開始する様子がしめされている。そして、2回目のボタン演出としての突出ボタン演出において突出した演出ボタン136を押し込むと、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。なお、上述したボタンアニメーションは、この演出例においてのみ実行されるものに限定されず、他の演出例においても実行してもよい。
なお、本実施形態では、ボタンの態様として、デフォルトの状態である通常のボタンの状態とボタンが突出した状態の2つの状態について説明したが、例えば、図144(B)の(a)に示すデフォルトの状態であるのに対し、別の状態として、同図(B)の(b)に示すような演出ボタン136が振動した状態となる場合があってもよいし、同図(B)の(c)に示すような演出ボタン136が振動し、さらに回転する状態となる場合があってもよい。すなわち、図144(B)の(a)に示す演出ボタン136の状態を第一の状態とした場合に、同図(B)の(b)に示す演出ボタン136の状態あるいは同図(B)の(c)に示す演出ボタン136の状態を第二の状態ということもできるし、図144(B)の(b)に示す演出ボタン136の状態を第一の状態とした場合に、同図(B)の(c)に示す演出ボタン136の状態を第二の状態ということもできる。
図145は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の一例について段階的に示す図である。
図145((1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図145((1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図145において示される制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図145((1)−1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図145において示される制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図145((1)−1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図145((1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図145((1)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中の装飾図柄が表示画面の左上隅部で縮小して表示される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、クエスチョンマークが表示されており、何らかの演出が開始されることを示唆している。
その後、図145((1)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの一つである「サイコロスロットゲーム」が開始されている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム」の文字が表示され、ミニゲームの開始を報知している。「サイコロスロットゲーム」が開始されると、表示画面の中央上部に、「ボタンでサイコロを振れ」の説明表示が行われ、操作有効期間内に演出ボタン136を3回操作してサイコロの出目(図柄)の組み合わせを特定の組み合わせにすることをミッションとし、ミッションが達成されると、サイコロの出目の組み合わせに応じた予告演出が開始されることが示されている。具体的には、図145((1)−4)に示す演出例では、「4−5−6」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、保留アイコンの表示態様が変化する先読み予告が開始され、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、ボタン演出が開始されることを予告するボタンアイコンのストックが行われ、「1−1−1」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、激熱の予告であることの報知となる。なお、その他のサイコロの出目の組み合わせが表示されて他の種類の予告(例えば、隠し予告)が開始される場合があってもよい。
その後、図145((1)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、3つのサイコロの変動表示が開始されるとともに、変動表示中の3つのサイコロのそれぞれの下方にボタン画像136a1〜136a3が表示され、また、表示画面の上方には「3連打」の文字が表示されており、演出ボタン136を3回操作することを促している。また、これらのボタン画像136a1〜136a3の下方に残時間表示メータMTも表示され、操作有効期間の経過に応じてゲージが減少する。そして、ナビキャラクタYMの近傍では、「スタート」の文字が表示され、ミニゲームが開始されたことが報知されている。
その後、図145((1)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図145((1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、左列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「3連打」から「2連打」に変化し、演出ボタン136をあと2回操作することを促している。
その後、図145((1)−8)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図145((1)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、中列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「2連打」から「ラスト」に変化し、演出ボタン136をあと1回操作することを促している。
その後、図145((1)−10)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図145((1)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、右列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示され、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示される。すると、図145((1)−12)に示すように、表示画面の中央に「ボタンストック確定!」の文字が表示されるとともに、ナビキャラクタYMの右側にボタンアイコンBTNとともに「×1」の文字と「待機中」の文字が表示され、ボタン演出が少なくとも1回開始されることが予告報知される。
その後、ミニゲームが終了すると、図145((1)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大して表示画面の中央に移動表示し、変動表示が継続される。
その後、図145((1)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図145((1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示され、図145((2)−1)に示すようにリーチ状態が形成される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図145((2)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。
続いて、図145((3)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
すると、図145((3)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「発動!」の文字が表示され、ボタン演出が開始されることが報知される。その後、図145((3)−3)〜同図((3)−4)に示すようにボタンアイコンBTNが拡大しながら表示画面の中央まで移動するボタン演出開始アニメーションが表示される。そして、図145((3)−4)に示すようにボタン演出開始アニメーションが完了すると、図145((3)−5)に示すように、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことが報知される。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。この時、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。
その後、図145((3)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図145((3)−7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「チャンス」の文字とともにクエスチョンマークが付されており、大当りに対する期待感を煽っている。
すると、図145((3)−8)に示すように、家紋役物224Eが上昇して上端部分が装飾図柄表示装置208の重なるとともに、上下動して大当りとなるか否かを煽るジャッジ前役物煽り演出が行われる。
しかしながら、図145((3)−9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。一方、家紋役物224Eによるジャッジ前役物煽り演出が終了し、家紋役物224Eは下降して初期位置に戻る様子が示されている。
その後、図145((4)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図145((4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われた結果、ボタン演出が行われることを予告するボタンアイコンがストックされ、その後、ストックされたボタンアイコンが1つ消化されてボタン演出が行われる様子が示されている。
図146は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。
図146((1)−1)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図146((1)−1)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図146において示される制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図146((1)−1)には、保留アイコン表示領域に3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図145において示される制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図146((1)−1)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
また、この演出例では、ナビキャラクタYMの右側にボタンアイコンBTNとともに「×1」の文字と「待機中」の文字が表示されており、ボタン演出が少なくとも1回開始されることが予告報知される。すなわち、前回の図柄変動表示以前においてボタンアイコンBTNのストックが行われており、先読み予告が行われている様子が示されている。
図146((1)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が、装飾図柄表示装置208の中央下部に形成された変動アイコン表示領域に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示され、第三の保留アイコンh13が第二の保留アイコンh12の表示位置に移動して、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図146((1)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中の装飾図柄が表示画面の左上隅部で縮小して表示される様子が示されている。
その後、図146((1)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの一つである「サイコロスロットゲーム」が開始されている様子が示されている。「サイコロスロットゲーム」が開始されると、表示画面の中央上部に、「ボタンでサイコロを振れ」の説明表示が行われ、操作有効期間内に演出ボタン136を3回操作してサイコロの出目(図柄)の組み合わせを特定の組み合わせにすることをミッションとし、ミッションが達成されると、サイコロの出目の組み合わせに応じた予告演出が開始されることが示されている。具体的には、図146((1)−4)に示す演出例では、「4−5−6」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、保留アイコンの表示態様が変化する先読み予告が開始され、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、ボタン演出が開始されることを予告するボタンアイコンのストックが行われ、「1−1−1」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、激熱の予告であることの報知となる。なお、その他のサイコロの出目の組み合わせが表示されて他の種類の予告(例えば、隠し予告)が開始される場合があってもよい。
その後、図146((1)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、3つのサイコロの変動表示が開始されるとともに、変動表示中の3つのサイコロのそれぞれの下方にボタン画像136a1〜136a3が表示され、また、表示画面の上方には「3連打」の文字が表示されており、演出ボタン136を3回操作することを促している。また、これらのボタン画像136a1〜136a3の下方に残時間表示メータMTも表示され、操作有効期間の経過に応じてゲージが減少する。
その後、図146((1)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図146((1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、左列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「3連打」から「2連打」に変化し、演出ボタン136をあと2回操作することを促している。
その後、図146((1)−8)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図146((1)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、中列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「2連打」から「ラスト」に変化し、演出ボタン136をあと1回操作することを促している。
その後、図146((1)−10)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図146((1)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、右列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示され、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示される。すると、図146((1)−12)に示すように、表示画面の中央に「ボタンストック確定!」の文字が表示されるとともに、ナビキャラクタYMの右側に表示されていたボタンアイコンBTNが1つストックされていることを示す「×1」の文字の表示が「×2」に変化し、ボタン演出が少なくとも2回開始されることが予告報知される。
その後、ミニゲームが終了すると、図146((1)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大して表示画面の中央に移動表示し、変動表示が継続される。
その後、図146((1)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図146((1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示され、図146((2)−1)に示すようにリーチ状態が形成される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図146((2)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。
続いて、図146((3)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
すると、図146((3)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍において、「発動!」の文字が表示されるとともに、ボタンアイコンBTNのストック数を示す「×2」の文字表示が「×1」に変化し、ボタンアイコンBTNが1つ消化されてボタン演出が開始されることが報知される。その後、図146((3)−3)〜同図((3)−4)に示すようにボタンアイコンBTNが拡大しながら表示画面の中央まで移動するボタン演出開始アニメーションが表示される。そして、図146((3)−4)に示すようにボタン演出開始アニメーションが完了すると、図146((3)−5)に示すように、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出による予告が開始されたことが報知される。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。この時、ボタン画像136aの上方に「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。
その後、図146((3)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図146((3)−7)に示すように、カットイン画像の表示ではなく、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、デカボタン画像136aLが表示されるデカボタン演出であり、図146((3)−5)〜同図(A(3)−6)におけるボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。このとき、演出ボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138の発光態様が変化し、例えば、1回目のボタン演出において青色で発光していたのが、2回目のボタン演出が開始されたときに赤色で発光する。
その後、図146((3)−8)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図146((3)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図146((3)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、ボタンアイコンBTNとともに「×1」の文字と「待機中」の文字が表示されており、ボタンアイコンBTNが依然として1つストックされていることが示されている。
その後、図146((4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、ボタンアイコンBTNの全体を覆うようにしてエフェクトEF1が表示され、ボタンアイコンBTNが消去される演出が行われている様子が示されている。その後、図146((4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。なお、本実施形態では、図柄が停止表示される際にボタンアイコンBTNのストックが残っている場合に消去するようにしたが、ボタンアイコンBTNのストックが消去されずに表示されたままとされてもよい。また、ボタンアイコンBTNが消去されるタイミングは、上述したように、揺れ変動中に行われるものに限定されず、例えば、大当り遊技の実行中や大当り遊技が終了した後であってもよい。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われた結果、ボタン演出が行われることを予告するボタンアイコンBTNがストックされ、その後、ストックされたボタンアイコンBTNが1つ消化されてボタン演出が行われる様子が示されている。また、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136を操作することにより、新たなボタン演出(デカボタン演出)が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。また、この演出例では、ボタン演出が2回行われるが、ボタンアイコンBTNが1つしか消化されていない様子が示されている。なお、ボタン演出が行われる毎にボタンアイコンBTNが1つずつ消化されてもよい。
図147は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図147((1)−1)〜同図((3)−6)は、図146((1)−1)〜同図((3)−6)と同様であるため、説明を省略する。また、図147((1)−1)に示すように、この演出例においても、前回の図柄変動表示以前においてボタンアイコンBTNがストックされており、すなわち、複数の図柄変動表示に跨ってボタンアイコンBTNのストック表示が行われている様子が示されている。
この演出例では、図147((3)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図147((3)−7)に示すように、新たなボタン演出が開始される様子が示されている。このボタン演出は、スーパー突出ボタン画像136aSが表示されるスーパー突出ボタン演出であり、図147((3)−5)〜同図((3)−6)におけるボタン演出において演出ボタン136が操作されたことを契機として開始される別のボタン演出である。このスーパー突出ボタン演出が行われた場合は、ノーマルボタン演出やデカボタン演出が行われた場合よりも大当りとなりやすい(すなわち、大当り図柄が確定表示されやすい)ことを示唆している。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。すなわち、演出ボタン136の突出動作により、演出ボタン136の操作促進演出が行われているということができる。このように、この演出例では、スーパー突出ボタン画像136aSの表示と演出ボタン136の突出動作により、スーパー突出ボタン演出が行われている様子が示されている。なお、スーパー突出ボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、本実施形態では、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、1回目のボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出ボタン136の突出動作が開始され、その後、スーパー突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、スーパー突出ボタン演出が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図147((3)−8)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図147((3)−9)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。このジャッジ演出では、家紋役物224Eが上昇して装飾図柄表示装置208の表示画面の中央と重なる位置となるとともに、導光板ILが発光して殿様の顔を模した画像が装飾図柄表示装置208に重ねて現れる演出が行われる。これにより、大当り確定であることが報知される。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図147((3)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、ボタンアイコンBTNとともに「×1」の文字と「待機中」の文字が表示されており、ボタンアイコンBTNが依然として1つストックされていることが示されている。
その後、図147((4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。また、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍に表示されているボタンアイコンBTNの消去が行われず、大当り遊技が開始された後も表示される。なお、この演出例では、大当り遊技が終了した後の図柄変動表示において消化される。すなわち、大当り遊技後に開始される図柄変動表示についての先読み予告が行われているということができる。その後、図147((4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われた結果、ボタン演出が行われることを予告するボタンアイコンBTNがストックされ、その後、ストックされたボタンアイコンBTNが1つ消化されてボタン演出が行われる様子が示されている。また、この演出例では、1回目のボタン演出において演出ボタン136を操作することにより、新たなボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が開始され、このボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。また、この演出例では、ボタン演出が2回行われるが、ボタンアイコンBTNが1つしか消化されていない様子が示されている。
図148は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図148((1)−1)〜同図((1)−3)は、図146((1)−1)〜同図((1)−3)と同様であるため、説明を省略する。また、図148((1)−1)に示すように、この演出例においても、前回の図柄変動表示以前においてボタンアイコンBTNがストックされており、すなわち、複数の図柄変動表示に跨ってボタンアイコンBTNのストック表示が行われている様子が示されている。
図148((1)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの一つである「サイコロスロットゲーム」が開始されている様子が示されている。図148((1)−4)に示す演出例では、「4−5−6」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、保留アイコンの表示態様が変化する先読み予告が開始され、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、ボタン演出が開始されることを予告するボタンアイコンのストックが行われ、「1−1−1」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、何らかの予告が開始されることを示唆している。
その後、図148((1)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、3つのサイコロの変動表示が開始されるとともに、変動表示中の3つのサイコロのそれぞれの下方にボタン画像136a1〜136a3が表示され、また、表示画面の上方には「3連打」の文字が表示されており、演出ボタン136を3回操作することを促している。また、これらのボタン画像136a1〜136a3の下方に残時間表示メータMTも表示され、操作有効期間の経過に応じてゲージが減少する。
その後、図148((1)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図148((1)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、左列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「1」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「3連打」から「2連打」に変化し、演出ボタン136をあと2回操作することを促している。
その後、図148((1)−8)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図148((1)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、中列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「1」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「2連打」から「ラスト」に変化し、演出ボタン136をあと1回操作することを促している。
その後、図148((1)−10)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図148((1)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、右列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「1」が表示され、「1−1−1」のサイコロの出目の組み合わせが表示される。すると、図148((1)−12)に示すように、表示画面の中央に「デカボタンストック確定!」の文字が表示されるとともに、ナビキャラクタYMの右側に表示されていたデフォルトの態様のボタンアイコンBTNの上方に、突出ボタンアイコンBTPが表示され、突出ボタン演出あるいはスーパー突出ボタン演出が開始されることが予告報知される。
その後、ミニゲームが終了すると、図148((1)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大して表示画面の中央に移動表示し、変動表示が継続される。
その後、図148((1)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図148((1)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示され、図148((2)−1)に示すようにリーチ状態が形成される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、この演出例では、ストックされている突出ボタンアイコンBTPが装飾図柄にオーバーラップされており、装飾図柄にオーバーラップされていない場合よりも視認困難となっている。ここで、突出ボタンアイコンBTPが装飾図柄にオーバーラップして表示されてもよい。
その後、図148((2)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。
続いて、図148((3)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
すると、図148((3)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチが継続している様子が示されているが、この演出例では、ボタンアイコンBTNが消化されてボタン演出が開始されることの報知が行われない。その後、図148((3)−3)に示すように、ボタンアイコンBTNや突出ボタンアイコンBTPが消化されることなくデフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。この時、ボタン画像136aの上方に「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。
その後、図148((3)−4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図148((3)−5)に示すように、突出ボタンアイコンBTPの近傍に表示されていた「×1」の表示が「発動」の文字に変化し、突出ボタンアイコンBTPが消化されることが報知されている。その後、図148((3)−6)〜同図((3)−7)に示すように突出ボタンアイコンBTPが拡大しながら表示画面の中央に移動するボタン演出開始アニメーションが表示される。このとき、ボタン画像136aの下方に表示されていた残時間表示メータMTのゲージが「0」となって表示画面の左上隅部に移動する表示も行われる。すると、図148((3)−7)に示すように突出ボタンアイコンBTPが突出ボタン画像136aP1となった後、図148((3)−8)に示すように、爺のキャラクタや「押すのじゃ」の文字が付加されてスーパー突出ボタン画像136aSに変化し、新たなボタン演出としてのスーパー突出ボタン演出が開始されたことが報知される。このとき、演出ボタン136も突出している。なお、演出ボタン136が突出するタイミングは、ボタン演出開始アニメーションの表示が完了したタイミングであってもよいし、ボタン演出開始アニメーションの表示が開始する前のタイミングであってもよいし、ボタン演出開始アニメーションの表示が開始した後であって完了する前のタイミングであってもよいし、ボタン演出開始アニメーションの表示が完了した後、スーパー突出ボタン画像136aSに変化するタイミングであってもよいし、スーパー突出ボタン画像136aSに変化した後のタイミングであってもよい。なお、演出開始アニメーションを表示しなくてもよいし、表示する場合としない場合とがあってもよい。
その後、図148((3)−9)に示すタイミングで演出ボタン136が押し込み操作されると、図148((3)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図148((3)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、ボタンアイコンBTNとともに「×1」の文字と「待機中」の文字が表示されており、ボタンアイコンBTNが依然として1つストックされていることが示されている。
その後、図148((4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。また、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍に表示されているボタンアイコンBTNの消去が行われず、大当り遊技が開始された後も表示される。なお、この演出例では、大当り遊技が終了した後の図柄変動表示において消化される。すなわち、大当り遊技後に開始される図柄変動表示についての先読み予告が行われているということができる。その後、図148((4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われた結果、突出ボタン演出あるいはスーパー突出ボタン演出が行われることを予告する突出ボタンアイコンBTPがストックされ、その後、ボタンアイコンが消化されることなく開始されたボタン演出において演出ボタン136の操作が行われると、ストックされた突出ボタンアイコンBTPが消化されて新たなボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が行われる様子が示されている。そして、このボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。また、この演出例では、ボタン演出が2回行われるが、突出ボタンアイコンBTPとボタンアイコンBTNのうちの突出ボタンアイコンBTPのみが消化される様子が示されている。
図149は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図149((1)−1)〜同図((3)−1)は、図148((1)−1)〜同図((3)−1)と同様であるため、説明を省略する。また、図149((1)−1)に示すように、この演出例においても、前回の図柄変動表示以前においてボタンアイコンBTNがストックされており、すなわち、複数の図柄変動表示に跨ってボタンアイコンBTNのストック表示が行われている様子が示されている。
図149((3)−2)に示すように、スーパーリーチが開始された後、装飾図柄表示装置208では、ボタンアイコンBTNの近傍において表示されていた「×1」の表示が「発動」の文字に変化し、ボタンアイコンBTNが消化されてボタン演出が開始されることが報知される。この演出例では、図149((3)−3)に示すように、ボタン演出開始アニメーションが実行されることなく、ボタンアイコンBTNが消去され、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。このとき、ボタン画像136aの上方に「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。その後は、図149((3)−4)〜同図((3)−10)に示す演出が行われる。なお、図149((3)−4)〜同図((3)−10)に示す演出は、ボタンアイコンBTNがストックされている表示が行われていない点を除いて、図148((3)−4)〜同図((3)−10)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図149((3)−10)に示すジャッジ演出が終了し、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図149((3)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図149((4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図149((4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われた結果、突出ボタン演出あるいはスーパー突出ボタン演出が行われることを予告する突出ボタンアイコンBTPがストックされ、その後、ボタンアイコンBTNが1つ消化されて、ボタン演出開始アニメーションが行われることなく1回目のボタン演出が開始される。そして、このボタン演出において演出ボタン136の操作が行われると、ストックされた突出ボタンアイコンBTPが消化されてボタン演出開始アニメーションが行われ、その後、新たなボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が行われる。そして、このボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。すなわち、この演出例では、ボタン演出が2回行われるが、それぞれ、ボタンアイコンBTNと突出ボタンアイコンBTPが消化されて実行される。また、この演出例では、ボタンアイコンBTNが消化されて開始される1回目のボタン演出の開始の際には、ボタン演出開始アニメーションが実行されず、突出ボタンアイコンBTPが消化されて開始される2回目のボタン演出の開始の際には、ボタン演出開始アニメーションが実行される様子が示されている。これにより、複数回実行されるボタン演出のうち、より期待の高い演出に注目させることができる場合がある。なお、この演出例において、1回目のボタン演出が開始される際にボタンアイコンBTNによるボタン演出開始アニメーションが行われてもよい。
図150は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図150((1)−1)〜同図((2)−1)は、図148((1)−1)〜同図((2)−1)と同様であるため、説明を省略する。また、図150((1)−1)に示すように、この演出例においても、前回の図柄変動表示以前においてボタンアイコンBTNがストックされており、すなわち、複数の図柄変動表示に跨ってボタンアイコンBTNのストック表示が行われている様子が示されている。
その後、図150((2)−1)に示すようにしてリーチ演出が開始された後、図150((2)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、弱サボハニ群予告が行われている様子が示されている。また、この演出例では、表示画面の左上隅部にタイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告が開始されている様子が示されている。タイマ予告表示TM1には、タイマ表示として「30:00」が表示されており、30秒後に或る予告演出が開始されることを予告している。
続いて、図150((3)−1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、カウントダウンが継続しており、図150((3)−1)に示すタイミングでは、「28:32」が表示されている。
図150((3)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチが継続している様子が示されているが、この演出例では、ボタンアイコンBTNが消化されてボタン演出が開始されることの報知が行われない。その後、図150((3)−3)に示すように、ボタンアイコンBTNや突出ボタンアイコンBTPが消化されることなくデフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始される。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。この時、ボタン画像136aの上方に「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図150((3)−3)に示すタイミングでは、「17:88」が表示されている。
その後、図150((3)−4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図150((3)−5)に示すように、突出ボタンアイコンBTPの近傍に表示されていた「×1」の表示が「発動」の文字に変化し、突出ボタンアイコンBTPが消化されることが報知されている。その後、図150((3)−6)〜同図((3)−7)に示すように突出ボタンアイコンBTPが拡大しながら表示画面の中央に移動するボタン演出開始アニメーションが表示される。このとき、ボタン画像136aの下方に表示されていた残時間表示メータMTのゲージが「0」となって表示画面の左上隅部に移動する表示も行われる。すると、図150((3)−7)に示すように突出ボタンアイコンBTPが突出ボタン画像136aLとなった後、図150((3)−8)に示すように、爺のキャラクタが付加されてスーパー突出ボタン画像136aSに変化し、新たなボタン演出としてのスーパー突出ボタン演出が開始されたことが報知される。このとき、演出ボタン136も突出している。なお、演出ボタン136が突出するタイミングは、ボタン演出開始アニメーションの表示が完了したタイミングであってもよいし、ボタン演出開始アニメーションの表示が開始する前のタイミングであってもよいし、ボタン演出開始アニメーションの表示が開始した後であって完了する前のタイミングであってもよいし、ボタン演出開始アニメーションの表示が完了した後、スーパー突出ボタン画像136aSに変化するタイミングであってもよいし、スーパー突出ボタン画像136aSに変化した後のタイミングであってもよいし、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了して「00:00」となったタイミングであってもよい。また、この演出例では、2回目のボタン演出としてスーパー突出ボタン演出は開始されたが、操作有効期間は開始されておらず、一方で、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図150((3)−8)に示すタイミングでは、「04:17」が表示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが行われた結果として、2回目のボタン演出であるスーパー突出ボタン演出における演出ボタン136の操作可能となることを予告報知している。
その後、図150((3)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1の移動表示が開始されており、表示画面の左上隅部から中央に移動し、タイマ予告が2回目のボタン演出に対応するものであることが示唆されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンも継続しており、図150((3)−9)に示すタイミングでは、「02:26」が表示されている。これにより、或る予告演出が開始されるタイミングが把握しやすい場合がある。
その後、図150((3)−10)に示すタイミングでタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示に「00:00」が表示されると、スーパー突出ボタン画像136aSの下方に「押すのじゃ」の文字が付加され、2回目のボタン演出としてのスーパー突出ボタン演出における演出ボタン136の操作有効期間が開始される。タイマ予告表示TM1は、その後消去される。
そして、図150((3)−11)に示すタイミングで演出ボタン136が押し込み操作されると、図150((3)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図150((3)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、ボタンアイコンBTNとともに「×1」の文字と「待機中」の文字が表示されており、ボタンアイコンBTNが依然として1つストックされていることが示されている。
その後、図150((4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。また、この演出例では、ナビキャラクタYMの近傍に表示されているボタンアイコンBTNの消去が行われず、大当り遊技が開始された後も表示される。なお、この演出例では、大当り遊技が終了した後の図柄変動表示において消化される。すなわち、大当り遊技後に開始される図柄変動表示についての先読み予告が行われているということができる。その後、図150((4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われた結果、突出ボタン演出あるいはスーパー突出ボタン演出が行われることを予告する突出ボタンアイコンBTPがストックされ、さらに、リーチ演出が開始されるとタイマ予告が行われる。その後、ボタンアイコンが消化されることなく開始されたボタン演出において演出ボタン136の操作が行われると、ストックされた突出ボタンアイコンBTPが消化されて新たなボタン演出(スーパー突出ボタン演出)が行われる様子が示されている。その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、2回目のボタン演出における演出ボタン136の操作が可能となる。そして、このボタン演出において演出ボタン136が操作されると、演出可動体(家紋役物224E)が動作するジャッジ演出が行われ、その後大当りの装飾図柄の組み合わせが表示されて大当りとなる様子が示されている。また、この演出例では、ボタン演出が2回行われるが、突出ボタンアイコンBTPとボタンアイコンBTNのうちの突出ボタンアイコンBTPのみが消化される様子が示されている。
図151(A(1)−1)〜同図(A(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される選択演出の一例について段階的に示す図である。なお、図151(A(1)−1)〜同図(A(3)−1)は、図137(A(1)−1)〜同図(A(3)−1)と同様であるため、説明を省略する。
図151(A(3)−1)に示すように、スーパーリーチ演出が開始された後、図151(A(3)−2)に示す装飾図柄表示装置208では、選択演出が開始している様子が示されている。選択演出が開始すると、装飾図柄表示装置208では、「緊急告知! ボタン演出で最終ジャッジ演出を決めるんだ」という演出説明表示MS1が表示され、選択演出が開始されることを報知している。なお、演出説明表示MS1は、縮小表示された装飾図柄にオーバーラップされている。
その後、図151(A(3)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、選択肢表示SL1が表示される。選択肢表示SL1では、デフォルトの態様のボタン画像136aと突出ボタン画像136aP1が左右に並んで表示され、青色の破線により方形状に表されたカーソルCSLによってボタン画像136aが囲まれている態様の表示が行われている。
続いて、図151(A(3)−4)に示すように、選択肢表示SL1では、カーソルCSLによって突出ボタン画像136aPが囲まれている態様の表示が行われる。このとき、カーソルCSLは、赤色の破線に表示態様が変化するとともに、左右に「熱」の文字が表示され、選択演出が行われた結果、ボタン画像136aが選択された場合よりも、突出ボタン画像136aP1が選択された場合の方が大当りとなりやすいことが報知されている。
その後、図151(A(3)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、選択肢表示SL1に重なるようにボタン操作表示BT1が表示されている様子が示されている。ボタン操作表示BT1では、ボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、また、残時間表示メータMTの下方に「押せ!」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。この選択演出では、演出ボタン136の操作により選択肢表示SL1におけるボタン画像163a及び突出ボタン画像137aP1のいずれか一方が選択される。
演出ボタン136の操作有効期間が開始した後、図151(A(3)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図151(A(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作表示BT1が消去され、選択肢表示SL1において、カーソルCSLが突出ボタン画像136aP1を囲み、突出ボタン画像136aP1が選択されたことを報知している。すなわち、突出ボタン演出が開始されることが予告されている様子が示されている。このように、この演出例では、1回目のボタン演出として選択演出が行われている様子が示されている。
その後、図151(A(3)−8)に示すように、選択肢表示SL1が消去されて選択演出が終了すると、スーパーリーチ演出に戻る。
その後、図151(A(3)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始される。この演出例では、ボタン演出として、選択演出において選択された突出ボタン画像136aP1が表示される突出ボタン演出が開始される。この突出ボタン演出では、突出ボタン画像136aP1の上面の周囲が赤色で発光した態様の赤エフェクトEFRが表示されるとともに、表示画面の左上隅部に表示された残時間表示メータMTのゲージの色が赤色で表されている。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆している。このように、この演出例では、突出ボタン画像136aP1の表示と演出ボタン136の突出動作により、突出ボタン演出が行われている様子が示されている。すなわち、この演出例では、1回目のボタン演出としての選択演出において選択された突出ボタン画像136aP1が表示された突出ボタン演出が2回目のボタン演出として行われている様子が示されている。なお、この突出ボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。
また、本実施形態では、突出ボタン演出が開始されて突出ボタン画像136aP1が表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、演出ボタン136の突出動作が開始された後に、突出ボタン演出が開始されるようにしてもよいし、突出ボタン演出が開始されて突出ボタン画像136aP1が表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図151(A(3)−10)に示すタイミングで演出ボタン136の押し込み操作が行われると、図151(A(3)−11)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図151(A(3)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図151(A(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図151(A(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として選択演出が行われ、選択演出において選択されたボタン画像を用いたボタン演出が2回目のボタン演出として行われている様子が示されている。
なお、本実施形態における選択演出において表示される選択肢表示SL1で選択可能なボタン画像は上述したものに限らず、上述したものとは異なる種類の選択肢表示SL1が表示されてもよい。
例えば、図151(I)に示すように、デフォルトの態様のボタン画像136aとデカボタン136aLとを含む選択肢表示SL1が表示される選択演出が行われてもよいし、図151(II)に示すように、デフォルトの態様のボタン画像136aとレバー画像136Vaとを含む選択肢表示SL1が表示される選択演出が行われてもよいし、図151(III)に示すように、デフォルトの態様のボタン画像136aと突出ボタン画像136aP1とレバー画像136Vaとを含み3つ以上のボタン画像から選択する選択肢表示SL1が表示される選択演出が行われてもよいし、図151(IV)に示すように、デフォルトの態様の残時間表示メータMT及びボタン画像136aと、番長の顔を模した画像が配列されたゲージが表された残時間表示メータMTa及びデカボタン画像136aLとを含み、少なくとも残時間表示メータの表示態様により大当りの信頼度を異ならせるようにした選択肢表示SL1が表示される選択演出が行われてもよい。
図151(B(1)−1)〜図152(B(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される選択演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図151(B(1)−1)〜図152(B(4)−2)に示す演出は、図151(A(1)−1)〜図151(A(4)−2)に示す演出が実行される予定の演出パターンにおいて、選択演出において演出ボタン136が操作されなかった場合に実行される演出を示している。ここで、図151(B(1)−1)〜図152(B(3)−5)は、図151(A(1)−1)〜同図(A(3)−5)と同様であるため、説明を省略する。
演出ボタン136の操作有効期間が開始した後、図152(B(3)−6)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間中であり、残時間表示メータMTのゲージが減少している様子が示されている。
その後、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図152(B(3)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、選択肢表示SL1にオーバーラップするようにエフェクトEF2が表示され、時間切れによりいずれのボタン画像も選択されることなく選択演出が終了して選択肢表示SL1が消去される様子が示されている。
その後、図152(B(3)−8)に示すように、選択肢表示SL1が消去されて選択演出が終了すると、スーパーリーチ演出に戻る。
その後、図152(B(3)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始される。この演出例では、ボタン演出として、デフォルトの態様のボタン画像136aが表示されるノーマルボタン演出が開始され、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作が促される。すなわち、この演出例では、選択演出において演出ボタン136が操作された場合には突出ボタン画像136aP1が選択されて突出ボタン演出が開始される予定であったが、選択演出において演出ボタン136が操作されず、いずれのボタン画像も選択されなかったため、突出ボタン演出よりも大当りの信頼度の低いノーマルボタン演出が開始される様子が示されている。なお、選択演出において演出ボタン136が操作されずいずれのボタン画像が選択されなかった場合でも、選択演出において演出ボタン136が操作された場合には突出ボタン画像136aP1が選択されていた演出パターンが実行される場合には、予定通り、2回目のボタン演出として突出ボタン画像136aP1が表示される突出ボタン演出が開始されるようにしてもよい。このように、この演出例では、1回目のボタン演出としての選択演出において演出ボタン136が操作されずにボタン画像が選択されなかった場合には、突出ボタン演出が開始されず突出ボタン演出よりも大当り信頼度の低いボタン演出が開始される様子が示されている。
その後、図152(B(3)−10)に示すタイミングで演出ボタン136の操作が行われると、図152(B(3)−11)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図152(B(3)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図152(B(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図152(B(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として選択演出が行われ、選択演出において演出ボタン136が操作されずにボタン画像が選択されなかった場合には、大当り信頼度の低いボタン演出(デフォルトのボタン画像136aが表示されるノーマルボタン演出)が2回目のボタン演出として行われる様子が示されている。
図152(C(1)−1)〜図153(C(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される選択演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図152(C(1)−1)〜図153(C(4)−2)に示す演出は、図151(A(1)−1)〜図151(A(4)−2)に示す演出が実行される予定の演出パターンにおいて、選択演出において演出ボタン136が操作されなかった場合に実行される別の演出例を示している。ここで、図152(C(1)−1)〜同図(C(3)−8)は、図151(B(1)−1)〜図152(B(3)−8)と同様であるため、説明を省略する。
選択肢表示SL1が消去されて選択演出が終了し、スーパーリーチ演出に戻った後、図152(C(3)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始されず、強カットイン画像CI1aが表示され、ナビキャラクタYMの近傍では、「強カットイン」の文字が表示され、大当り信頼度の高い強カットイン画像CI1aが表示されたことを報知している。すなわち、この演出例では、選択演出において演出ボタン136が操作された場合には突出ボタン画像136aP1が選択されて突出ボタン演出が開始される予定であったが、選択演出において演出ボタン136が操作されず、いずれのボタン画像も選択されなかったため、2回目のボタン演出が開始されず、代わりにカットイン画像が表示される様子が示されている。なお、選択演出において演出ボタン136が操作されずいずれのボタン画像が選択されなかった場合でも、選択演出において演出ボタン136が操作された場合には突出ボタン画像136aP1が選択されていた演出パターンが実行される場合には、予定通り、2回目のボタン演出として突出ボタン画像136aP1が表示される突出ボタン演出が開始されるようにしてもよい。このように、この演出例では、1回目のボタン演出としての選択演出において演出ボタン136が操作されずにボタン画像が選択されなかった場合には、ボタン演出が開始されず、他の予告演出(カットイン画像の表示)が開始される様子が示されている。
その後、図152(C(3)−10)に示すように、ジャッジ前役物煽り演出が行われる。
その後、図152(C(3)−11)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図153(C(3)−12)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図153(C(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図153(C(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として選択演出が行われ、選択演出において演出ボタン136が操作されずにボタン画像が選択されなかった場合には、2回目のボタン演出が開始されず、別の予告演出(カットイン画像の表示)が行われる様子が示されている。
図153(D(1)−1)〜同図(D(4)−2)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される連打操作演出の一例について段階的に示す図である。なお、図153(D(1)−1)〜同図(D(3)−2)は、図151(A(1)−1)〜同図(D(3)−2)と同様であるため、説明を省略する。
図153(D(3)−2)に示す演出説明表示MS1が表示された後、図153(D(3)−3)に示す装飾図柄表示装置208では、選択肢表示SL1ではなく、演出レバー136Vの形状を模したメータ画像VCと、その麓部分に番長の顔のアイコンTDRが表示されるとともに、表示画面の右側に、「連打でメータをあげまくれ!」の文字が表示され、連打操作演出が開始されたことが報知されている。メータ画像VCは、10段階のメータにより構成されており、下端から3つのメータは青色で表示され、青色のメータの上方に表示される3つのメータは緑色で表示され、緑色のメータの上方に表示される3つのメータは赤色で表示されている。また、赤色のメータの上方には、六角形状に形成されるとともに「V」の文字が表された最終地点が表示されている。この連打操作演出では、演出ボタン136の操作回数に応じて番長の顔のアイコンTDRが上昇していき、操作有効期間が経過した時点における番長の顔のアイコンTDRの位置により大当りの信頼度が示唆される。すなわち、番長の顔のアイコンTDRが青色のメータ上にある場合よりも緑色のメータ上にある場合の方が大当りの信頼度が高く、緑色のメータ上にある場合よりも赤色のメータ上にある場合の方が大当りの信頼度が高い。また、番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの最終地点に到達した場合には、大当り確定であることが報知される。すなわち、図153(D(3)−2)に示す演出説明表示MS1は、選択演出の説明の表示ではなく、連打操作演出の説明の表示であるということができる。
その後、図153(D(3)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aとともに「READY」の文字が表示され、連打操作受付開始前であることが報知されている。
その後、図153(D(3)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTが表示されるとともに「GO」の文字が表示され、連打操作の受付が開始されたことが報知されている。これを見た遊技者は、演出ボタン136を連打操作して番長の顔のアイコンTDRをより信頼度の高いメータの位置まで引き上げようとする場合がある。
図153(D(3)−6)に示すタイミングでは、遊技者による演出ボタン136の連打操作が行われており、番長の顔のアイコンTDRが青色のメータ上に位置している様子が示されている。なお、操作有効期間は継続中であり、演出ボタン136の連打操作は継続して受付中となっている。
図153(D(3)−7)は、操作有効期間が経過した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTにおけるゲージが「0」を示す表示となっており、番長の顔のアイコンTDRは赤色のメータ上に位置している様子が示されている。その後、図153(D(3)−8)に示すように、番長の顔のアイコンTDRが拡大表示して位置が確定したことが報知されるともに、メータ画像VCにおける赤色のメータに対応し、「激熱だ!」の文字が表示され、大当り信頼度の高い予告演出が開始されることが示唆されている。
その後、図153(D(3)−9)に示すように、メータ画像VCが消去されて連打操作演出が終了すると、スーパーリーチ演出に戻る。
その後、図153(D(3)−10)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されて大当りの信頼度の高いレバー演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当り信頼度が高いことが示唆されるとともに、表示画面の左側には「レバーを引け!」の文字が表示され、演出レバー136Vの操作を促している。この演出例では、2回目のボタン演出として、連打操作演出において番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCにおける赤色のメータに到達したことに対応してレバー画像136Vaが表示されるレバー演出が開始される。このように、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出が行われた結果、番長の顔のアイコンTDRが到達した位置に応じてレバー演出が2回目のボタン演出として行われている様子が示されている。なお、このレバー演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。また、レバー演出ではなく、ボタン画像が表示されるボタン演出(例えば、スーパー突出ボタン演出や突出ボタン演出等)が開始されてもよい。
その後、図153(D(3)−11)に示すタイミングで演出レバー136Vが操作されると、図153(D(3)−12)に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図153(D(3)−13)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図153(D(4)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図153(D(4)−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として連打操作演出が行われ、連打操作演出において連打操作された結果、メータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが到達した位置に応じて、2回目のボタン演出としてレバー演出が開始される様子が示されている。換言すれば、連打操作演出においてメータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが赤色のメータに到達したことにより、レバー演出が開始されることを示唆しているということができる。また、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出において用いられる操作手段(演出ボタン136)と2回目のボタン演出としてのレバー演出において用いられる操作手段(演出レバー136V)が異なっているということもできる。
次に、連打操作演出の別の演出パターンについて、図154(D(3)−4')〜同図(D(4)−2')を参照しながら説明する。図154(D(3)−4')〜同図(D(4)−2')に示す演出は、図153(D(3)−3)に続く別の演出パターンを示している。なお、図154(D(3)−4')〜同図(D(3)−6')に示す演出は、図153(D(3)−4)〜同図(D(3)−6)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図154(D(3)−7')は、操作有効期間が経過した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTにおけるゲージが「0」を示す表示となっており、番長の顔のアイコンTDRは緑色のメータ上に位置している様子が示されている。その後、図154(D(3)−8')に示すように、番長の顔のアイコンTDRが拡大表示して位置が確定したことが報知されるともに、メータ画像VCにおける緑色のメータに対応し、「チャンス」の文字が表示され、青色のメータに番長の顔のアイコンTDRが停止した場合よりも大当り信頼度は高いが、赤色のメータに番長の顔のアイコンTDRが停止した場合よりも大当り信頼度が低い予告演出が開始されることが示唆されている。
その後、図154(D(3)−9')に示すように、メータ画像VCが消去されて連打操作演出が終了すると、スーパーリーチ演出に戻る。
その後、図154(D(3)−10')に示す装飾図柄表示装置208では、デカボタン画像136aLが表示されてレバー演出よりも信頼度は低いがデフォルトの態様のボタン画像136aが表示されるノーマルボタン演出よりも大当り信頼度の高いデカボタン演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「チャンス」の文字が表示され、大当り信頼度が高いことが示唆されている。この演出例では、2回目のボタン演出として、連打操作演出において番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCにおける緑色のメータに到達したことに対応してデカボタン画像136aLが表示されるデカボタン演出が開始される。このように、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出が行われた結果、番長の顔のアイコンTDRが到達した位置に応じてデカボタン演出が2回目のボタン演出として行われている様子が示されている。なお、このデカボタン演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。
その後、図154(D(3)−11')に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図154(D(3)−12')に示す装飾図柄表示装置208では、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図154(D(3)−13')に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図154(D(4)−1')に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図154(D(4)−2')に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として連打操作演出が行われ、連打操作演出において連打操作された結果、メータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが到達した位置に応じて、2回目のボタン演出としてデカボタン演出が開始される様子が示されている。換言すれば、連打操作演出においてメータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが緑色のメータに到達したことにより、デカボタン演出が開始されることを示唆しているということができる。また、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出において用いられる操作手段(演出ボタン136)と2回目のボタン演出としてのデカボタン演出において用いられる操作手段(演出ボタン136)とが同じである例を示したが、異なってもよく、この場合において、演出ボタン136の態様が1回目のボタン演出(通常の態様)と2回目のボタン演出(突出した態様や振動した態様)とで異なるようにしてもよい。
次に、連打操作演出の別の演出パターンについて、図154(D(3)−4'')〜同図(D(4)−2'')を参照しながら説明する。図154(D(3)−4'')〜同図(D(4)−2'')に示す演出は、図153(D(3)−3)に続く別の演出パターンを示している。なお、図154(D(3)−4'')〜同図(D(3)−6'')に示す演出は、図153(D(3)−4)〜同図(D(3)−6)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図154(D(3)−7'')は、操作有効期間が経過した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTにおけるゲージが「0」を示す表示となっており、番長の顔のアイコンTDRは演出ボタンの操作回数が少ないために青色のメータ上に位置している様子が示されている。その後、図154(D(3)−8'')に示すように、番長の顔のアイコンTDRが拡大表示して位置が確定したことが報知されるともに、メータ画像VCにおける青色のメータに対応し、「どうだ」の文字が表示され、大当り信頼度のあまり高くない予告演出が開始される可能性があることが示唆されている。
その後、図154(D(3)−9'')に示すように、メータ画像VCが消去されて連打操作演出が終了すると、スーパーリーチ演出に戻る。
その後、図154(D(3)−10'')に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されて大当りの信頼度の高いレバー演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当り信頼度が高いことが示唆されるとともに、表示画面の左側には「レバーを引け!」の文字が表示され、演出レバー136Vの操作を促している。この演出例では、2回目のボタン演出として、連打操作演出において番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCにおける青色のメータであったにも拘らずレバー画像136Vaが表示されるレバー演出が開始される様子が示されている。このように、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出が行われた結果、番長の顔のアイコンTDRが到達した位置に対応する演出とは異なる演出であるレバー演出が2回目のボタン演出として行われる、いわゆる法則崩れの演出が行われている様子が示されている。なお、このレバー演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。また、レバー演出ではなく、ボタン画像が表示されるボタン演出(例えば、スーパー突出ボタン演出や突出ボタン演出やデフォルトのボタン画像136aが表示されるボタン演出等)が開始されてもよい。
その後、図154(D(3)−11'')に示すタイミングで演出レバー136Vが操作されると、図154(D(3)−12'')に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図153(D(3)−13'')に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図154(D(4)−1'')に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図154(D(4)−2'')に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として連打操作演出が行われ、連打操作演出において連打操作された結果、メータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが到達した位置に対応せず、2回目のボタン演出としてレバー演出が開始される様子が示されている。また、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出において用いられる操作手段(演出ボタン136)と2回目のボタン演出としてのレバー演出において用いられる操作手段(演出レバー136V)が異なっているということもできる。なお、上述したように、予め法則崩れが発生する演出が行われるようにしてもよい、演出ボタン136の操作回数に応じた演出が2回目のボタン演出として開始するようにしてもよく、例えば、番長の顔のアイコンTDRが青色のメータである場合には、デフォルトの態様のボタン画像136aが表示されるノーマルボタン演出が2回目のボタン演出として行われるようにしてもよい。
次に、連打操作演出の別の演出パターンについて、図155(D(3)−4''')〜同図(D(4)−2''')を参照しながら説明する。図155(D(3)−4''')〜同図(D(4)−2''')に示す演出は、図153(D(3)−3)に続く別の演出パターンを示している。なお、この演出例では、図153(D(3)−3)において示されるメータ画像VCは、図155(D(3)−4''')に示すように、何らの模様も施されていない無地の表示態様とされている。
図155(D(3)−4''')に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aとともに「READY」の文字が表示され、連打操作受付開始前であることが報知されている。
その後、図155(D(3)−5''')に示す装飾図柄表示装置208では、残時間表示メータMTが表示されるとともに「GO」の文字が表示され、連打操作の受付が開始されたことが報知されている。これを見た遊技者は、演出ボタン136を連打操作して番長の顔のアイコンTDRを最終地点まで到達させようとする意欲を向上させることができる場合がある。
図155(D(3)−6''')に示すタイミングでは、遊技者による演出ボタン136の連打操作が行われており、番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの下段位置に位置している様子が示されている。番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの下段位置にある状態では、当該位置に対応するメータ部分が青色に変化する。なお、操作有効期間は継続中であり、演出ボタン136の連打操作は継続して受付中となっている。
図155(D(3)−7''')に示すタイミングでは、遊技者による演出ボタン136の連打操作が行われており、番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの上段位置に差し掛かった様子が示されている。番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの上段位置に差し掛かった状態では、当該位置に対応して、中段位置のメータ部分は緑色に変化し、上段位置における番長の顔のアイコンTDRが到達したメータ部分が赤色に変化する。なお、操作有効期間は継続中であり、演出ボタン136の連打操作は継続して受付中となっている。
図155(D(3)−8''')に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間が経過する前に演出ボタン136が所定回数操作されて番長の顔のアイコンTDRが最終地点まで到達した様子が示されている。このとき、メータ画像VCは、全てのメータ部分が着色され、連打操作演出に成功したことを報知している。
すると、図155(D(3)−9''')に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの右上部分にレバーアイコンVLVがストックされ、レバー演出が開始されることが予告される。
その後、図155(D(3)−10''')に示すように、メータ画像VCが消去されて連打操作演出が終了すると、スーパーリーチ演出に戻る。
その後、図155(D(3)−11''')に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されて大当りの信頼度の高いレバー演出が開始される様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍では、「激熱」の文字が表示され、大当り信頼度が高いことが示唆されるとともに、表示画面の左側には「レバーを引け!」の文字が表示され、演出レバー136Vの操作を促している。この演出例では、2回目のボタン演出として、連打操作演出において番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCにおける最終地点まで到達してレバーアイコンVLVがストックされたことに対応してレバー画像136Vaが表示されるレバー演出が開始される。このように、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出が行われた結果、番長の顔のアイコンTDRが到達した位置に応じてレバー演出が2回目のボタン演出として行われている様子が示されている。なお、このレバー演出が行われた場合には、必ず大当りとなるようにしてもよい。
その後、図155(D(3)−12''')に示すタイミングで演出レバー136Vが操作されると、図155(D(3)−13''')に示すように、大当り確定のジャッジ演出が開始される様子が示されている。
そして、導光板ILにおける発光が終了して殿様の顔を模した画像が消去されるとともに、家紋役物224Eが初期位置まで下降した後、図155(D(3)−13''')に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾2」が表示され、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「やったぜ」の文字が表示されており、大当りとなることを祝福している。
その後、図155(D(4)−1''')に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「大当りだ」の文字が表示されている。その後、図155(D(4)−2''')に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として連打操作演出が行われ、連打操作演出において連打操作された結果、メータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが最終地点に到達したことに応じて、2回目のボタン演出としてレバー演出が開始される様子が示されている。換言すれば、連打操作演出においてメータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが最終地点に到達したことにより、レバー演出が開始されることを示唆しているということができる。また、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出において用いられる操作手段(演出ボタン136)と2回目のボタン演出としてのレバー演出において用いられる操作手段(演出レバー136V)が異なっているということもできる。
次に、連打操作演出の別の演出パターンについて、図155(D(3)−4'''')〜同図(D(4)−2'''')を参照しながら説明する。図155(D(3)−4'''')〜同図(D(4)−2'''')に示す演出は、図153(D(3)−3)に続く別の演出パターンを示している。なお、この演出例では、図153(D(3)−3)において示されるメータ画像VCは、図155(D(3)−4'''')に示すように、何らの模様も施されていない無地の表示態様とされている。また、図155(D(3)−4'''')〜同図(D(3)−7'''')に示す演出は、図155(D(3)−4''')〜同図(D(3)−7''')に示す演出と同じであるので説明を省略する。
図155(D(3)−8'''')に示すタイミングでは、遊技者による演出ボタン136の連打操作が行われており、番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの上段位置の上端に差し掛かった様子が示されている。番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの上段位置の上端に差し掛かった状態では、当該位置に対応して、中段位置のメータ部分は緑色に変化し、上段位置における番長の顔のアイコンTDRが到達したメータ部分が赤色に変化する。なお、操作有効期間は継続中であり、演出ボタン136の連打操作は継続して受付中となっている。
その後、番長の顔のアイコンTDRが最終地点に到達する前に演出ボタン136の操作有効期間が経過すると、図155(D(3)−9'''')に示す装飾図柄表示装置208では、番長の顔のアイコンTDRがメータ画像VCの麓まで滑落し、また、「残念」の文字が表示され、連打操作演出に失敗したことが報知される。その結果、レバーアイコンやボタンアイコンといった予告アイコンは何ら表示されない。
その後、図155(D(3)−10'''')に示すように、メータ画像VCが消去されて連打操作演出が終了すると、スーパーリーチ演出に戻る。
その後、図155(D(3)−11'''')に示す装飾図柄表示装置208では、デフォルトの表示態様であるボタン画像136aが表示されるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間表示メータMTが表示され、ノーマルボタン演出による予告が開始されたことを報知している。その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始され、残時間表示メータMTのゲージが減少する表示も開始される。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「押せ」の文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。すなわち、この演出例では、連打操作演出に失敗したことに対応してレバー演出ではなく、2回目のボタン演出としてのノーマルボタン演出が開始されている様子が示されている。
その後、図155(D(3)−12'''')に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図155(D(3)−13'''')に示すように、大当り確定のジャッジ演出は開始されず、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。この演出例では、家紋役物224Eによるジャッジ前役物煽り演出が開始されることなく敗北した画面が表示されるようにしたが、ジャッジ前役物煽り演出が行われた後で敗北した画面が表示されるようにしてもよい。
その後、図155(D(4)−1'''')に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍には、「残念」の文字が表示され、ハズレの表示結果となることが報知される。その後、図155(D(4)−2'''')に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾3−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、1回目のボタン演出として連打操作演出が行われ、連打操作演出において連打操作された結果、メータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが最終地点に到達しなかったことに応じて、2回目のボタン演出としてデフォルトの態様のボタン画像136aが表示されるボタン演出(ノーマルボタン演出)が開始される様子が示されている。換言すれば、連打操作演出においてメータ画像VCにおける番長の顔のアイコンTDRが最終地点に到達しなかったことにより、レバー演出が開始されないことを示唆しているということができる。また、この演出例では、1回目のボタン演出としての連打操作演出において用いられる操作手段(演出ボタン136)と2回目のボタン演出としてのレバー演出において用いられる操作手段(演出レバー136V)が同じとなっている。また、この演出例では、連打操作演出に失敗したため、成功の報酬としてのレバーアイコンやボタンアイコンが表示されない様子が示されている。
図156(E(4)−2)〜同図(E(5)−18)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される大当り演出の一例について段階的に示す図である。
図156(E(4)−2)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾2−装飾2−装飾2」の大当りの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には第2保留数表示が表示されている。さらに、第4図柄や第2装飾図柄を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208の下方右側には、ナビキャラクタYMが表示されている。なお、図156(E(4)−2)に示されるタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンh0は表示されていない。
さらに、図156(E(4)−2)において示される制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の下方左側では、特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示画面の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
装飾図柄表示装置208の下方左側に形成された保留アイコン表示領域には、特図1の保留を表す保留アイコンが表示される。特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数や第2保留数表示によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。保留アイコン表示領域では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図156(E(4)−2)には、保留アイコン表示領域に2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
一方、特図2の保留アイコンは一つも表示されていない。これは、上述のごとく、図156(E(4)−2)において示される制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが表示され、もう一方の特図の保留アイコンが表示されないようにしている。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図156(E(4)−2)に示すように、保留アイコン表示領域に特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンは表示されない。一方、制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンは表示されない。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンが表示されてもよいし、電サポ状態において、特図1の保留アイコンが表示されてもよい。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図156(E(5)−1)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が行われている様子が示されている。大当り開始演出が開始されると、ウェディングドレス姿のマチ子先生(ウェディングマチ子先生)のキャラクタMCKが4匹のコパンダとともに大当りを祝福する演出が行われる。また、大当り開始演出が開始すると、表示画面の右上隅部には、遊技者に右打ちを促進する右打ち表示が表示される。
図156(E(5)−2)では、大当り遊技が開始され、1ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、大当り遊技中に演出の紹介を行う演出が行われ、1ラウンド目では、コパンダのキャラクタとともに「次ラウンドから演出紹介」の文字が表示され、その旨が報知されている。
図156(E(5)−3)では、2ラウンド目に移行した様子が示されている。2ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、サボハニのアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図156(E(5)−4)に示すように、強サボハニ群予告のデモ表示とともにこれに重ねて「群予告に期待!」の文字を表示し、サボハニ群予告の説明が行われる。
図156(E(5)−5)では、3ラウンド目に移行した様子が示されている。3ラウンド目に移行すると、装飾図柄表示装置208では、爆弾のアイコンとともに「が出ると・・・」の文字表示が行われ、その後、図156(E(5)−6)に示すように、タイマ予告演出のデモ表示とともに、「タイマ予告が発動するぞ」の文字を表示し、タイマ予告演出の説明が行われる。
図156(E(5)−7)では、4ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、4ラウンド目に移行すると、杖を持った神様のキャラクタKGGが登場するとともに、「緊急告知!」「ボタンPUSHで勝ち取れ!!」の文字が表示され、ミニゲームの一つである「サイコロゲーム」が開始されている様子が示されている。このサイコロゲームでは、1つのサイコロの変動表示が開始してから操作有効期間内において演出ボタン136を操作することで、サイコロの出目を表示させ、表示したサイコロの出目に応じて、大当り遊技後の遊技状態を示唆する演出が行われる。
その後、図156(E(5)−8)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロゲームの説明表示が行われており、図156(E(5)−8)に示す演出例では、「4」のサイコロの出目が表示されると、大当り遊技後の遊技状態が時短100回(特図低確率普図高確率状態)であることが報知され、「5」のサイコロの出目が表示されると、大当り遊技後の遊技状態が確変状態(特図高確率普図高確率)であることが報知され、「6」のサイコロの出目が表示されると、大当り遊技後の遊技状態が確変状態であることが報知されるとともに、このパチンコ機100における確率設定が最高設定である「設定6」であることが示唆される。なお、その他のサイコロの出目が表示されて他の種類の予告(例えば、保留連チャンの先読み予告等)が開始される場合があってもよい。本実施形態では、例えば、主制御部300に確率設定スイッチが設けられており、この確率設定スイッチにより設定1〜設定6の6段階に設定することができる。各設定は、大当り確率やスペックが異なっており、遊技場の管理者により任意の設定を選択することができるようになっている。また、主基板156には、設定表示部が設けられており、遊技場の管理者により設定された設定が表示可能となっている。本実施形態では、設定に応じて図柄変動表示の変動時間の振分率が設定されており、変動時間で決定される装飾図柄の変動表示パターンの実行頻度により設定を推測することができる場合がある。また、主基板156に、役物比率を表示するための役物比率表示部が設けられてもよい。設定表示部や役物比率表示部は、例えば、7セグLEDにより構成されているが、これに限定されない。なお、確率設定機能を有しないものであってもよい。
図156(E(5)−9)では、5ラウンド目に移行した様子が示されている。この演出例では、5ラウンド目に移行すると、1つのサイコロ図柄DCが「1」で停止表示されるとともに、「READY」の文字が表示され、サイコロ図柄DCの変動表示が開始されることが報知される。
すると、図156(E(5)−10)に示すように、サイコロ図柄DCの変動表示が開始された後、図156(E(5)−11)に示すように、表示画面の右側にボタン画像136aとともに残時間表示メータMTが表示され、操作有効期間が開始される。
その後、図156(E(5)−12)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図156(E(5)−13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示され、サイコロゲームの結果に対する期待度が低いことが示唆されている。
図156(E(5)−14)では、6ラウンド目に移行した様子が示されている。なお、サイコロ図柄DCの変動表示は依然として継続して行われている。
その後、図156(E(5)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロ図柄DCが停止表示され「4」が表示される。すると、図156(E(5)−16)に示すように、「4」の出目のサイコロ図柄DCの上方には、「時短100回GET」の文字が表示されるとともに、サイコロ図柄DCの下方には、「あきらめるでないぞ」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が時短状態となることが報知されるとともに、遊技者を慰める演出が行われている様子が示されている。
図156(E(5)−17)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、殿様のキャラクタが出現するとともに「最終Rだ」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図156(E(5)−18)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、「時短100回」の文字が表示され、大当り遊技の終了後に特図の変動表示が100回行われるまで時短状態となることが報知されている。
このように、この演出例では、大当り遊技にミニゲームとしてのボタン演出が行われ、その結果に応じて、大当り遊技後の遊技状態や設定が示唆される様子が示されている。すなわち、大当りか否かのジャッジ演出以外の演出において演出ボタン136の操作を行う演出が行われている様子が示されている。
図156(F(4)−2)〜図157(F(5)−20)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される大当り演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図156(F(4)−2)〜図157(F(5)−12)に示す演出は、図156(E(4)−2)〜同図(E(5)−12)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図157(F(5)−12)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図157(F(5)−13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、カットイン画像やサイコロ図柄DCの出目は表示されず、リプレイ図柄が表示されるとともに、「もう1回」の文字が表示され、サイコロ図柄DCの変動表示が再度開始されることが報知されている。
その後、図157(F(5)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、リプレイ図柄が縮小表示されるとともに「READY」の文字が表示され、サイコロ図柄DCの再変動が開始されることが報知される。
サイコロ図柄DCの再変動表示が開始した後、図157(F(5)−15)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側にスーパー突出ボタン画像136aSとともに残時間表示メータMTが表示され、操作有効期間が開始される。また、このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。すなわち、演出ボタン136の突出動作により、演出ボタン136の操作促進演出が行われているということができる。この演出例では、1回目のボタン演出としてのサイコロゲームにおいて演出ボタン136が操作された結果、リプレイ図柄が表示され、これに応じて、2回目のボタン演出としてのサイコロゲームの再変動表示が開始されている様子が示されている。また、この演出例では、サイコロゲームの再変動表示においてスーパー突出ボタン画像136aSが表示されることで、サイコロゲームにおいて遊技者に有利な結果が導出される可能性が高いことが示唆されている。
なお、本実施形態では、サイコロゲームの再変動表示が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、演出ボタン136の突出動作が開始された後に、サイコロゲームの再変動表示が開始されるようにしてもよいし、サイコロゲームの再変動表示が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図157(F(5)−16)に示すタイミングで演出ボタン136が押し込み操作されると、図157(F(5)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、サイコロ図柄DCが停止表示され「6」の出目が表示される。すると、図157(F(5)−18)に示すように、「6」の出目のサイコロ図柄DCの上方には、「確率変動GET」の文字が表示されるとともに、サイコロ図柄DCの下方には、「設定6かも」の文字が表示され、大当り遊技後の遊技状態が確変状態となることが報知されるとともに、このパチンコ機100の設定が「設定6」である可能性が高いことが示唆されている。
図157(F(5)−19)では、16ラウンド目に移行した様子が示されている。16ラウンド目に移行すると、殿様のキャラクタが出現するとともに「最終Rだ」の文字が表示され、遊技者に最終ラウンドであることを報知している。
図157(F(5)−20)では、16ラウンド目が終了し、大当り終了演出が開始されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、バイクに乗った殿様のキャラクタが搭乗するとともに、「確率変動」の文字が表示され、大当り遊技の終了後に確変状態となることが報知されている。また、「6」の文字とともにクエスチョンマークが表示され、「設定6」である可能性が高いことが示唆されている。
このように、この演出例では、大当り遊技にミニゲームとしてのボタン演出が行われ、その結果に応じて、大当り遊技後の遊技状態や設定が示唆される様子が示されている。すなわち、大当りか否かのジャッジ演出以外の演出において演出ボタン136の操作を行う演出が行われている様子が示されている。また、この演出例では、1回目のボタン演出としてサイコロゲームが行われ、このサイコロゲームにおいて演出ボタン136が操作されると、リプレイ図柄が表示され、リプレイ図柄の表示に応じて、2回目のボタン演出としてのサイコロ図柄DCの再変動表示が行われる様子が示されている。
図157(G(4)−1)〜図158(G(4)−20)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図157(G(4)−1)〜同図(G(4)−3)は、図145((1)−1)〜同図((1)−3)と同様であるため、説明を省略する。
図157(G(4)−3)に示すように、変動表示中の装飾図柄が表示画面の左上隅部で縮小して表示された後、図157(G(4)−4)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームの一つである「サイコロスロットゲーム」が開始されている様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの近傍では、「ミニゲーム」の文字が表示され、ミニゲームの開始を報知している。「サイコロスロットゲーム」が開始されると、表示画面の中央上部に、「ボタンでサイコロを振れ」の説明表示が行われ、操作有効期間内に演出ボタン136を3回操作してサイコロの出目(図柄)の組み合わせを特定の組み合わせにすることをミッションとし、ミッションが達成されると、サイコロの出目の組み合わせに応じた予告演出が開始されることが示されている。図157(G(4)−4)に示す演出例では、「4−5−6」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、スーパーリーチが行われることの予告となり、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、保留アイコンの表示態様が変化する保留変化予告が行われ、「1−1−1」のサイコロの出目の組み合わせが表示されると、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示された場合に実行される保留変化予告よりも大当りの信頼度が高い超保留変化予告が行われることが示されている。なお、その他のサイコロの出目の組み合わせが表示されて他の種類の予告(例えば、隠し予告)が開始される場合があってもよい。
その後、図157(G(4)−5)に示す装飾図柄表示装置208では、3つのサイコロの変動表示が開始されるとともに、変動表示中の3つのサイコロのそれぞれの下方にボタン画像136a1〜136a3が表示され、また、表示画面の上方には「3連打」の文字が表示されており、演出ボタン136を3回操作することを促している。また、これらのボタン画像136a1〜136a3の下方に残時間表示メータMTも表示され、操作有効期間の経過に応じてゲージが減少する。そして、ナビキャラクタYMの近傍では、「スタート」の文字が表示され、ミニゲームが開始されたことが報知されている。
その後、図157(G(4)−6)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図157(G(4)−7)に示す装飾図柄表示装置208では、左列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「3連打」から「2連打」に変化し、演出ボタン136をあと2回操作することを促している。
その後、図157(G(4)−8)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図157(G(4)−9)に示す装飾図柄表示装置208では、中列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示される。このとき、表示画面の中央上方に表示されていた文字表示が「2連打」から「ラスト」に変化し、演出ボタン136をあと1回操作することを促している。
その後、図157(G(4)−10)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図157(G(4)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示され、その後、図157(G(4)−12)に示すように、右列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示され、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示される。すると、図157(G(4)−13)に示すように、表示画面の中央に「保留変化確定」の文字が表示され、保留変化が行われることが報知される。
すると、図157(G(4)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11の表示態様が変化する保留変化アニメーションが開始され、その後、図157(G(4)−15)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から青色で表された先読み予告の表示態様に変化する。青色の表示態様の保留アイコンが消化されて実行される図柄変動表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンが消化されて実行される図柄変動表示よりも大当り図柄が確定表示されやすい。
その後、ミニゲームが終了すると、図157(G(4)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大して表示画面の中央に移動表示し、変動表示が継続される。
その後、図157(G(4)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図157(G(4)−18)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図157(G(4)−18)に続く図158(G(4)−19)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図158(G(4)−20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われた結果、保留アイコンの表示態様が変化する先読み予告が行われる様子が示されている。
図158(H(4)−1)〜同図(H(4)−26)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行されるミニゲーム演出の別の演出パターンについて段階的に示す図である。なお、図158(H(4)−1)〜同図(H(4)−10)は、図158(G(4)−1)〜同図(G(4)−10)と同様であるため、説明を省略する。
図158(H(4)−10)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図158(H(4)−11)に示す装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示されず、右列で変動表示中のサイコロの図柄が停止表示され「5」が表示され、「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示される。しかしながら、この演出例では、その後、図158(H(4)−13)に示すように、3つのサイコロの図柄が再変動表示を開始し、2回目のボタン演出が開始されたことを演出している。
すると、図158(H(4)−14)に示す装飾図柄表示装置208では、変動表示中のサイコロの図柄にオーバーラップするように、スーパー突出ボタン画像136aSと残時間表示メータMTが表示されるとともに、スーパー突出ボタン画像136aSの右側に「一撃!」の文字が表示され、操作有効期間が再度開始される。このとき、演出ボタン136も上方に突出した状態となり、これにより、遊技者に対し、演出ボタン136の操作を促進している。すなわち、演出ボタン136の突出動作により、演出ボタン136の操作促進演出が行われているということができる。この演出例では、1回目のボタン演出としてのサイコロスロットゲームにおいて演出ボタン136が操作された結果、サイコロの図柄の組み合わせが表示されたが、2回目のボタン演出としてのサイコロスロットゲームの再変動表示が開始された様子が示されている。また、この演出例では、サイコロスロットゲームの再変動表示においてスーパー突出ボタン画像136aSが表示されることで、サイコロスロットゲームにおいて遊技者に有利な結果が導出される可能性が高いことが示唆されている。
なお、本実施形態では、サイコロスロットゲームの再変動表示が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始されるタイミングで演出ボタン136の突出動作を開始するようにしたが、演出ボタン136の突出動作が開始された後に、サイコロスロットゲームの再変動表示が開始されるようにしてもよいし、サイコロスロットゲームの再変動表示が開始されてスーパー突出ボタン画像136aSが表示開始された後に演出ボタン136の突出動作が開始されてもよい。
その後、図158(H(4)−15)に示すタイミングで演出ボタン136が押し込み操作されると、図158(H(4)−16)に示す装飾図柄表示装置208では、3つのサイコロの図柄が同時に停止表示され、「1−1−1」のサイコロの出目の組み合わせが導出される。そして、表示画面の中央には、「超保留変化確定」の文字が表示され、信頼度の高い表示態様に保留アイコンが変化することが示唆される。
すると、図158(H(4)−17)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の表示態様が変化する保留変化アニメーションが開始され、その後、図158(H(4)−18)に示すように、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色で表された先読み予告の表示態様に変化する。赤色の表示態様の保留アイコンが消化されて実行される図柄変動表示は、青色の表示態様の保留アイコンが消化されて実行される図柄変動表示よりも大当り図柄が確定表示されやすい。
ところが、この演出例では、図158(H(4)−19)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍において、「まだまだぁ」の文字が表示され、保留アイコンの表示態様がさらに変化することが報知される。
その後、図158(H(4)−20)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12において保留変化アニメーションが再度開始され、第二の保留アイコンh12の表示態様がさらに変化する様子が示されている。
その後、図158(H(4)−21)に示すように、保留変化アニメーションが完了すると、第二の保留アイコンh12の表示態様が赤色の表示態様から、忍者のキャラクタの表示態様に変化し、大当り確定の図柄変動表示が行われることの先読み予告であるプレミア先読み予告が行われている様子が示されている。なお、忍者のキャラクタの表示態様の保留アイコンが消化されて実行される図柄変動表示においてはずれ図柄態様が確定表示する場合があってもよい。
その後、ミニゲームが終了すると、図158(H(4)−22)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が拡大して表示画面の中央に移動表示し、変動表示が継続される。
その後、図158(H(4)−23)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図158(H(4)−24)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図158(H(4)−25)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図158(H(4)−26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾5−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、変動アイコンh0も消去される。
このように、この演出例では、第1のボタン演出として演出ボタン136の操作によるミニゲームが行われ、サイコロの出目の組み合わせが一旦表示された後、サイコロの図柄が再変動し、当該再変動の実行中において第2のボタン演出としての演出ボタン136の操作が要求される。その結果、保留アイコンの表示態様が大当り信頼度の高い表示態様に変化する先読み予告が行われる様子が示されている。また、この演出例では、1回の保留変化アニメーションにおいて保留アイコンの表示態様が2段階アップし、さらに、同一の保留アイコンに対して保留変化アニメーションがさらに行われ、保留アイコンの表示態様がさらにランクアップしている様子が示されている。
なお、上述した実施形態、すなわち、2回のボタン演出による演出は、大当り確定のジャッジ演出や、大当り中における大当り遊技後の遊技状態の予告演出に適用したが、他の予告演出に適用してもよく、例えば、2回のボタン演出が行われた結果として他の種類の予告演出に適用することもでき、例えば、保留変化等の先読み予告や、別の種類の当該変動予告についても適用可能である。
また、上述した実施形態では、操作手段として演出ボタン136と演出レバー136Vを用いて説明したが、他のデバイスを用いてもよく、例えば、ボタン、レバーの他、タッチセンサや赤外線センサや超音波等の非接触式で検出可能なセンサを用いたものであってもよい。
また、上述した操作要求表示が操作を指示する対象の操作手段と操作を受け付ける操作手段が同じである例を示したが、異なる場合があってもよく、例えば、演出ボタン136の操作を要求する表示を行うが、演出レバー136Vの操作を受け付ける場合があってもよい。
また、上述した実施形態において、演出ボタン136の1回操作を要求するボタン演出において、演出ボタン136の操作を複数回要求する場合があってもよいし、連打操作を要求する場合があってもよいし、長押しを要求する場合があってもよい。
また、上述した実施形態では、1回目のボタン演出における操作応答演出として2回目のボタン演出が行われる場合がある演出例を示したが、さらに、2回目のボタン演出における操作応答演出として3回目のボタン演出が行われる場合があるようにしてもよい。この場合において、演出ボタン136の操作要求態様をボタン演出毎に変化してもよく、例えば、1回目のボタン演出においては1回の演出ボタン136の操作を要求するが、2回目のボタン演出においては演出ボタン136の連打操作を要求し、3回目のボタン演出においては1回の演出ボタン136の操作を要求するようにしてもよい。また、1回のボタン演出において、演出ボタン136の操作要求態様を複数種類用意してもよく、例えば、1回目のボタン演出においては1回の演出ボタン136の操作を要求し、2回目のボタン演出においては最初に連打操作を要求し、例えば、連打ゲージが満タンになったことに応じて演出ボタン136の1回操作を要求するといった演出を行ってもよい。また、さらに、4回目のボタン演出、5回目のボタン演出・・・が行われる場合があるようにしてもよい。
また、上述した実施形態において、1回目のボタン演出におけるボタン画像の態様よりも2回目のボタン演出におけるボタン画像の態様の方が大当り信頼度が向上したものとしている例を示している。すなわち、ボタン演出の回数を重ねる毎に大当り信頼度が高いボタン画像が表示されるステップアップ演出が行われているということができる。
以上の記載では、
『 遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段[例えば、演出ボタン136、演出レバー136V等]と、
複数の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、家紋役物224E等]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出[例えば、図137(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示すノーマルボタン演出等]であり、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出[例えば、図137(A(3)−4)に示す弱カットイン画像CI1bや、図140(B(3)−5)に示す強カットイン画像CI1aが表示される演出等]であり、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出[例えば、図137(B(3)−4)〜同図(B(3)−5)に示すスーパー突出ボタン演出等]であり、
前記第一の演出は、前記操作手段の操作を促す演出であり[例えば、図137(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示すノーマルボタン演出は、演出ボタン136の操作を促す演出である等]、
前記第二の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり[例えば、図137(A(3)−4)に示す弱カットイン画像CI1bが表示される演出は、演出ボタン136の操作に応じて実行される演出である等]、
前記第二の演出は、前記操作手段の操作を促す演出を含まない演出であり、
前記第三の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり[例えば、図137(B(3)−4)〜同図(A(3)−5)に示すスーパー突出ボタン演出は、ノーマルボタン演出において演出ボタン136の操作があった場合に実行される演出である等]、
前記第三の演出は、前記操作手段の操作を促す演出であり[例えば、図137(B(3)−4)〜同図(B(3)−5)に示すスーパー突出ボタン演出は、演出ボタン136の操作を促す演出である等]、
前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合(以下、「第一の場合」という。)よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合(以下、「第二の場合」という。)の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の演出が行われることにより第二の演出と第三の演出のいずれが開始されるかについて期待させることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能でない位置に設けられない場合があるものであってもよい。
また、演出手段は、複数の演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数の演出以外のものも実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数の演出を必ず実行するものであってもよいし、複数の演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、演出手段は、第一の演出と第二の演出と第三の演出のみを実行可能なものであってもよいし、第一の演出と第二の演出と第三の演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の演出と第二の演出と第三の演出を必ず実行するものであってもよいし、第一の演出と第二の演出と第三の演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出は、操作手段の操作を促す演出のみを含むものであってもよいし、操作手段の操作を促す演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第一の演出は、操作手段の操作を促す演出を必ず含むものであってもよいし、操作手段の操作を促す演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の演出は、第一の演出における操作手段の操作応答演出のみを含むものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作応答演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第二の演出は、第一の演出における操作手段の操作応答演出を必ず含むものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作応答演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の演出は、操作手段の操作を促す演出のみを含まないものであってもよいし、操作手段の操作を促す演出以外の演出も含まないものであってもよい。また、第二の演出は、操作手段の操作を促す演出を必ず含まないものであってもよいし、操作手段の操作を促す演出を含む場合があるものであってもよい。
また、第二の演出は、第一の演出における操作手段の操作に応じてのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作に応じて以外の場合にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の演出は、第一の演出における操作手段の操作に応じて必ず開始されるものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作に応じて開始されない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、第一の演出における操作手段の操作応答演出のみを含むものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作応答演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第三の演出は、第一の演出における操作手段の操作応答演出を必ず含むものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作応答演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、操作手段の操作を促す演出のみを含むものであってもよいし、操作手段の操作を促す演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第三の演出は、操作手段の操作を促す演出を必ず含むものであってもよいし、操作手段の操作を促す演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、第一の演出における操作手段の操作に応じてのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作に応じて以外の場合にも開始される場合があるものであってもよい。また、第三の演出は、第一の演出における操作手段の操作に応じて必ず開始されるものであってもよいし、第一の演出における操作手段の操作に応じて開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の演出の実行が開始された後で第二の演出の実行が開始された場合は、必ずはずれ図柄が確定表示されてもよいし、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が開始された場合は、必ず大当り図柄態様が確定表示されてもよいし、はずれ図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、「前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合(以下、「第一の場合」という。)よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合(以下、「第二の場合」という。)の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい」は、「前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合(以下、「第一の場合」という。)よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合(以下、「第二の場合」という。)の方が、有利な状態が付与されやすい」であってもよい。
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、第四の演出[例えば、図137(B(3)−6)に示す大当り確定のジャッジ演出等]であり、
前記第四の演出は、前記第三の演出の実行中に前記操作手段の操作があると開始される場合がある演出である[例えば、図137(B(3)−5)〜同図(B(3)−6)に示すように、スーパー突出ボタン演出の実行中において演出ボタン136が押し込み操作されると大当り確定のジャッジ演出が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の演出が実行された場合の期待感を高めることができる場合がある。
ここで、第四の演出は、第三の演出の実行中に操作手段の操作があった場合にのみ開始される場合があるものであってもよいし、第三の演出の実行中に操作手段の操作があった場合以外の場合にも開始される場合があるものであってもよい。また、第四の演出は、第三の演出の実行中に操作手段の操作があった場合に必ず開始するものであってもよいし、第三の演出の実行中に操作手段の操作があった場合に開始しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第四の演出は、前記第二の演出が実行された後で開始される場合もある演出である[例えば、図140(B(3)−5)〜同図(B(3)−6)に示すように、カットイン画像(強カットイン画像CI1a)の表示が行われた後で大当り確定のジャッジ演出が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の演出が実行されても期待が持てる場合がある。
ここで、第四の演出は、第二の演出が実行された後でのみ開始される場合があるものであってもよいし、第二の演出が実行された後以外の場合でも開始される場合があるものであってもよい。また、第四の演出は、第二の演出が実行された後で必ず開始するものであってもよいし、第二の演出が実行された後で開始されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第四の演出は、大当りについてのジャッジ演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第四の演出が実行されることに対する期待感を高めることができる場合がある。
また、『 前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に前記第二の演出が開始される場合があり[例えば、図140(A(3)−2)〜同図(A(3)−5)に示すように、ノーマルボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると強カットイン画像CI1aが表示される場合がある等]、
前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に前記第三の演出が開始されることはない[例えば、図140(A(3)−2)〜同図(A(3)−5)に示すように、ノーマルボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過するとボタン演出が開始されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出の実行中において操作手段に対する操作を行わせる意欲を高めることができる場合がある。
ここで、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第二の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第二の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第二の演出が必ず開始されてもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第二の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合にのみ第二の演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合以外の場合にも第二の演出が開始される場合があってもよい。また、第一の演出の実行中にのみ操作手段が操作されなかった場合に第二の演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中以外にも操作手段が操作されなかった場合に第二の演出が開始される場合があってもよい。
なお、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第二の演出が開始されることがなく、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第三の演出が開始される場合があってもい。
また、『 前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に該第一の演出が開始される場合がある[例えば、図141(A(3)−2)〜同図(A(3)−5)に示すように、ノーマルボタン演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると再度ノーマルボタン演出が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなくても第一の演出が再び開始されるので、遊技者に安心感を与えることができる場合がある。
ここで、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第一の演出のみが開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第一の演出以外の演出が開始される場合があってもよい。また、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第一の演出が必ず開始されてもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第一の演出が開始されない場合があってもよい。
また、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合にのみ第一の演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合以外の場合にも第一の演出が開始される場合があってもよい。また、第一の演出の実行中にのみ操作手段が操作されなかった場合に第一の演出が開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中以外にも操作手段が操作されなかった場合に第一の演出が開始される場合があってもよい。
また、『 前記操作手段は、複数の状態となることが可能な手段であり、
前記複数の状態のうちの一の状態は、第一の状態[例えば、演出ボタン136が突出していない態様等]であり、
前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態[例えば、演出ボタン136が突出した態様等]であり、
前記第一の演出の態様は、前記第一の状態の前記操作手段の操作を促す態様であり[例えば、図137(B(3)−2)に示す操作促進表示は、突出していない状態の演出ボタン136を模したボタン画像136aの表示を含んでいる等]、
前記第三の演出の態様は、前記第二の状態の前記操作手段の操作を促す態様である[例えば、図137(B(3)−4)に示す操作促進表示は、突出した状態の演出ボタン136を模したスーパー突出ボタン画像136aSの表示を含んでいる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の状態の操作手段の操作演出の出現に注目させることができる場合がある。
ここで、操作手段は、第一の状態と第二の状態のみとなることが可能なものであってもよいし、第一の状態と第二の状態以外の状態にもなることが可能なものであってもよい。また、操作手段は、第一の状態と第二の状態に必ずなることが可能なものであってもよいし、第一の状態と第二の状態にならない場合があるものであってもよい。
なお、第一の状態と第二の状態は、操作手段が突出しない状態と突出した状態であってもよいし、操作手段が振動していない状態と振動している状態であってもよいし、操作手段が振動している状態と振動及び回転している状態であってもよいし、操作手段が回転していない状態と回転している状態であってもよいし、操作手段が振動及び回転していない状態と振動及び回転している状態であってもよいし、操作手段が発光していない状態と発光している状態であってもよいし、操作手段が或る色で発光している状態と或る色とは別の或る色で発光している状態であってもよいし、
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、第五の演出[例えば、図143(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示す弱突出ボタン演出等]であり、
前記第五の演出の態様は、前記第二の状態の前記操作手段の操作を促す態様であり[例えば、図143(A(3)−2)に示す操作促進表示は、突出した状態の演出ボタン136を模した弱突出ボタン画像136aP2の表示を含んでいる等]、
前記第五の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始される場合があり[例えば、図143(A(3)−2)〜同図(A(3)−4)に示すように、弱突出ボタン演出が開始された後、弱突出ボタン演出の実行中に演出ボタン136の押し込み操作があると突出ボタン演出が開始される等]、
前記第五の演出の態様と前記第三の演出の態様は、異なる態様である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、最初に行われる操作演出についても期待させることができる場合がある。
ここで、第五の演出の態様は、第二の状態の操作手段の操作のみを促す態様であってもよいし、第二の状態の操作手段の操作以外の操作を促す態様であってもよい。また、第五の演出の態様は、第二の状態の操作手段の操作を必ず促す態様であってもよいし、第二の状態の操作手段の操作を促さない場合がある態様であってもよい。
また、第五の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、第五の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行以外の演出の実行が開始される場合があってもよい。また、第五の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が必ず開始されてもよいし、第五の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、第五の演出の実行が開始された後でのみ第三の演出の実行が開始される場合があってもよいし、第五の演出の実行が開始された後以外でも第三の演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、第五の演出の態様と第三の演出の態様は、一部が異なる態様であってもよいし、全部が異なる態様であってもよい。
また、『 前記第三の演出は、前記第二の状態の前記操作手段を模した表示(以下、「第三の表示[例えば、図143(A(3)−4)に示す、演出ボタン136が突出した態様を模した突出ボタン画像136aP1等]」という。)の表示を含む演出[例えば、図143(A(3)−4)〜同図(A(3)−5)に示す、突出ボタン演出等]であり、
前記第五の演出は、前記第二の状態の前記操作手段を模した表示(以下、「第五の表示[例えば、図143(A(3)−2)に示す、演出ボタン136が突出した態様を模した弱突出ボタン画像136aP2等]」という。)の表示を含む演出[例えば、図143(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示す、弱突出ボタン演出等]であり、
前記第三の表示と前記第五の表示では、該第三の表示の方が大きい[例えば、図143(A(3)−2)に示す弱突出ボタン画像136aP2よりも図143(A(3)−4)に示す突出ボタン画像136aP1の方が大きい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ボタン表示の発展を明確にすることで遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示のみを含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第三の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を必ず含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第五の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示のみを含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第五の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を必ず含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
なお、第三の表示と第五の表示では、第五の表示の方が大きくてもよいし、同じ大きさであってもよい。
また、『 前記第三の演出は、前記第二の状態の前記操作手段を模した表示(以下、「第三の表示[例えば、図143(A(3)−4)に示す、演出ボタン136が突出した態様を模した突出ボタン画像136aP1等]」という。)の表示を含む演出[例えば、図143(A(3)−4)〜同図(A(3)−5)に示す、突出ボタン演出等]であり、
前記第五の演出は、前記第二の状態の前記操作手段を模した表示(以下、「第五の表示[例えば、図143(A(3)−2)に示す、演出ボタン136が突出した態様を模した弱突出ボタン画像136aP2等]」という。)の表示を含む演出[例えば、図143(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示す、弱突出ボタン演出等]であり、
前記第三の表示及び該第三の表示を取り囲むエフェクト表示[例えば、図143(A(3)−4)に示す、突出ボタン画像136aP1に付加された赤エフェクトEFRの表示等]のうちの少なくとも一方の表示が第三の色[例えば、赤色等]で表示され、
前記第五の表示及び該第五の表示を取り囲むエフェクト表示[例えば、図143(A(3)−2)に示す、弱突出ボタン画像136aP2に付加された青エフェクトEFBの表示等]のうちの少なくとも一方の表示が第五の色[例えば、青色等]で表示され、
前記第三の色と前記第五の色は、異なる色である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、ボタン表示の発展を明確にすることで遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第三の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示のみを含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第三の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を必ず含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第五の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示のみを含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第五の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を必ず含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示及び第三の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの第三の表示のみが第三の色で表示されてもよいし、第三の表示及び第三の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの第三の表示を取り囲むエフェクト表示のみが第三の色で表示されてもよいし、第三の表示及び第三の表示を取り囲むエフェクト表示の両方が第三の色で表示されてもよい。また、第三の表示及び第三の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の一部が第三の色で表示されてもよいし、第三の表示及び第三の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の全部が第三の色で表示されてもよい。
また、第五の表示及び第五の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの第五の表示のみが第五の色で表示されてもよいし、第五の表示及び第五の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの第五の表示を取り囲むエフェクト表示のみが第五の色で表示されてもよいし、第五の表示及び第五の表示を取り囲むエフェクト表示の両方が第五の色で表示されてもよい。また、第五の表示及び第五の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の一部が第五の色で表示されてもよいし、第五の表示及び第五の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の全部が第五の色で表示されてもよい。
また、第三の色と第五の色は、一部が異なる色であってもよいし、全部が異なる色であってもよい。
また、『 前記第一の状態は、前記操作手段が振動していない状態であり、
前記第二の状態は、前記操作手段が振動している状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の状態と第二の状態が把握しやすくなる場合がある。
また、『 前記第一の演出は、前記第一の状態の前記操作手段を模した表示(以下、「第一の表示[例えば、図144(A(3)−2)に示すボタン画像136a等]」という。)の表示を含む演出[例えば、図144(A(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示すノーマルボタン演出等]であり、
前記第三の演出は、前記第二の状態の前記操作手段を模した表示(以下、「第三の表示[例えば、図144(A(3)−6)に示す突出ボタン画像136aP1等]」という。)の表示を含む演出であり、
前記第二の場合において、前記第一の演出の実行が開始された後、前記第三の演出の実行が開始される前に、前記第一の表示から前記第三の表示に変化する変化アニメーションが表示される[例えば、図144(A(3)−2)〜同図(A(3)−7)に示すように、1回目のボタン演出(ノーマルボタン演出)において演出ボタン136が操作されると2回目のボタン演出(突出ボタン演出)が開始される場合において、ノーマルボタン演出において演出ボタン136が操作されるとボタン画像136aが突出ボタン画像136aP1に変化するアニメーションが表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、演出の変化がわかりやすい場合がある。
ここで、第一の演出は、第一の状態の操作手段を模した表示の表示のみを含むものであってもよいし、第一の状態の操作手段を模した表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の演出は、第一の状態の操作手段を模した表示の表示を必ず含むものであってもよいし、第一の状態の操作手段を模した表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示のみを含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第三の演出は、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を必ず含むものであってもよいし、第二の状態の操作手段を模した表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 前記操作手段は、複数の操作手段[例えば、演出ボタン136、演出レバー136V等]によって構成された操作手段であり、
前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]であり、
前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第二の操作手段[例えば、演出レバー136V等]であり、
前記第一の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出であり[例えば、図139(B(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示すノーマルボタン演出は、演出ボタン136の操作を促す演出である等]、
前記第三の演出は、前記第二の操作手段の操作を促す演出である[例えば、図139(B(3)−4)〜同図(B(3)−5)に示すレバー演出は、演出レバー136Vの操作を促す演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、この遊技台によれば、第二の操作手段を操作できることに対する期待を持たせることができる場合がある。
ここで、複数の操作手段は、第一の操作手段と第二の操作手段のみであってもよいし、第一の操作手段と第二の操作手段以外の操作手段もあってもよい。
また、第一の演出は、第一の操作手段の操作を促す演出のみを含むものであってもよいし、第一の操作手段の操作を促す演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作手段の操作を促す演出を必ず含むものであってもよいし、第一の操作手段の操作を促す演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、第二の操作手段の操作を促す演出のみを含むものであってもよいし、第二の操作手段の操作を促す演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第三の演出は、第二の操作手段の操作を促す演出を必ず含むものであってもよいし、第二の操作手段の操作を促す演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において前記第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始される場合があり[例えば、図137(B(3)−2)〜同図(B(3)−4)に示すように、ノーマルボタン演出が開始された後でスーパー突出ボタン演出が開始されている等]、
前記或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において前記第一の演出の実行が開始されるタイミングで該第一の演出の実行が開始されず、その後に前記第三の演出の実行が開始される場合がある[例えば、図143(B(3)−2)〜同図(B(3)−4)に示すように、ノーマルボタン演出が開始されず、所定時間遅延した後にスーパー突出ボタン演出が開始されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、遊技者に演出開始の遅れに対する違和感を与えることができこれによって期待を持たせることができる場合がある。
ここで、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行以外の演出の実行が開始される場合があってもよい。また、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始された後でのみ第三の演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始された後以外でも第三の演出の実行が開始される場合があってもよい。また、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中においてのみ第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中以外においても第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始されるタイミングで第一の演出の実行が開始されず、その後に第三の演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始されるタイミングで第一の演出の実行が開始されず、その後に第三の演出の実行以外の演出の実行が開始される場合があってもよい。また、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始されるタイミングで第一の演出の実行が開始されず、その後に第三の演出の実行が必ず開始されてもよいし、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中において第一の演出の実行が開始されるタイミングで第一の演出の実行が開始されず、その後に第三の演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中においてのみ第一の演出の実行が開始されるタイミングで第一の演出の実行が開始されず、その後に第三の演出の実行が開始される場合があってもよいし、或る変動パターンでの図柄変動表示の実行中以外においても第一の演出の実行が開始されるタイミングで第一の演出の実行が開始されず、その後に第三の演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、操作要求表示[例えば、図137(B(3)−2)に示す「押せ」の文字表示を含む表示等]の表示を含む演出であり、
前記第三の演出は、操作要求表示[例えば、図137(B(3)−4)に示す「押すのじゃ」の文字表示を含む表示等]の表示を含む演出であり、
前記第一の演出において表示される操作要求表示に含まれる文字列と、前記第三の演出において表示される操作要求表示に含まれる文字列とが異なる、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、文字列の相違により期待感を変化させることができる場合がある。
ここで、第一の演出は、操作要求表示の表示のみを含むものであってもよいし、操作要求表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の演出は、操作要求表示の表示を必ず含むものであってもよいし、操作要求表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、操作要求表示の表示のみを含むものであってもよいし、操作要求表示の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第三の演出は、操作要求表示の表示を必ず含むものであってもよいし、操作要求表示の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第一の演出において表示される操作要求表示に含まれる文字列と、第三の演出において表示される操作要求表示に含まれる文字列とで、一部が異なってもよいし、全部が異なってもよい。
また、『 前記複数の演出のうちの一の演出は、第六の演出[例えば、2回目のボタン演出として実行されるノーマルボタン演出等]であり、 前記第六の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり、
前記第一の演出の実行が開始された後で前記第六の演出の実行が開始される場合があり[例えば、図151(A(3)−3)〜同図(A(3)−7)に示す1回目のボタン演出としての選択演出においてボタン画像136aが選択された場合は、2回目のボタン演出としてノーマルボタン演出が開始される等]、
前記第一の演出は、該第一の演出が実行された後の演出として前記第三の演出の実行が開始されるか前記第六の演出の実行が開始されるかを選択する演出である[例えば、図151(A(3)−3)〜同図(A(3)−7)に示す選択演出では、複数種類のボタン画像(ボタン画像136aと突出ボタン画像136aP1)からボタン画像を選択することにより、2回目のボタン演出としてノーマルボタン演出が開始されるか突出ボタン演出が開始されるかを選択する等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、選択演出によってその後の操作手段による演出の内容を決めることで遊技者に操作意欲を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の演出の実行が開始された後で第六の演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行が開始された後で第六の演出の実行以外の演出の実行が開始される場合があってもよい。また、第一の演出の実行が開始された後で第六の演出の実行が必ず開始されてもよいし、第一の演出の実行が開始された後で第六の演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に前記第六の演出の実行が開始される場合がある[例えば、図151(B(3)−3)〜図152(B(3)−9)に示すように、1回目のボタン演出としての選択演出において演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、2回目のボタン演出としてノーマルボタン演出が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の演出が行われるようにするために操作手段の操作意欲を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第六の演出の実行のみが開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第六の演出の実行以外の演出の実行が開始される場合があってもよい。また、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第六の演出の実行が必ず開始されてもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合に第六の演出の実行が開始されない場合があってもよい。
また、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合にのみ第六の演出の実行が開始される場合があってもよいし、第一の演出の実行中に操作手段が操作されなかった場合以外にも第六の演出の実行が開始される場合があってもよい。
また、『 前記演出手段は、ストック演出[例えば、図146((1)−4)〜同図(1)−12]に示すサイコロスロットゲームにおいて「5−5−5」のサイコロの出目の組み合わせが表示されることによりボタンアイコンBTNがストックされる演出等]を実行可能な手段であり、
前記ストック演出は、一回又は複数回の前記操作手段の操作を促す演出をアイコンのストックにより示唆をする演出であり、
前記第一の場合では、一の前記アイコンが消化され[例えば、図145((3)−2)〜同図((3)−7)に示すように、1つのボタンアイコンBTNが消化されてノーマルボタン演出が行われた後、演出ボタン136が操作されたことに応じて弱カットイン画像CI1bが表示される等]、
前記第二の場合でも、一の前記アイコンが消化される[例えば、図146((3)−2)〜同図((3)−7)に示すように、1つのボタンアイコンBTNが消化されてノーマルボタン演出が行われた後、演出ボタン136が操作されたことに応じてデカボタン演出が開始される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、実際には操作手段による演出が二回行われるが、アイコンのストックの消費を一つに抑えられるため遊技者に得した気持ちにさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、ストック演出におけるアイコンのストックが一つの場合でも操作手段による演出の開始に期待を持たせることができる場合がある。
ここで、演出手段は、ストック演出のみを実行可能なものであってもよいし、ストック演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、ストック演出を必ず実行するものであってもよいし、ストック演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、ストック演出は、一回の操作手段の操作を促す演出をアイコンのストックにより示唆をするものであってもよいし、複数回の操作手段の操作を促す演出をアイコンのストックにより示唆をするものであってもよい。
また、第一の場合では、一のアイコンのみが必ず消化されるものであってもよいし、二以上のアイコンが消化される場合があってもよい。
また、第二の場合では、一のアイコンのみが必ず消化されるものであってもよいし、二以上のアイコンが消化される場合があってもよい。
また、『 前記第一の演出は、前記操作手段の一回操作を促す演出である[例えば、図137(B(3)−2)〜同図(B(3)−3)に示すノーマルボタン演出は、演出ボタン136による1回の操作を促している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出は、前記操作手段の複数回操作を要求する連打演出である[例えば、図153(D(3)−2)〜同図(D(3)−8)に示す連打操作演出では、演出ボタン136の連打操作を要求する演出である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の演出における前記操作手段の操作有効期間と前記第三の演出における該操作手段の操作有効期間は、別の期間である[例えば、図137(B(3)−2)〜同図(B(3)−5)に示すように、1回目のボタン演出としてのノーマルボタン演出における操作有効期間と、2回目のボタン演出としてのスーパー突出ボタン演出における操作有効期間は、別の期間である等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、第一の演出における操作手段の操作有効期間と第三の演出における操作手段の操作有効期間は、必ず一部が重なってもよいし、一部が重なる場合があってもよいし、必ず重ならなくてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 遊技者が操作可能な位置に設けられた複数の操作手段[例えば、演出ボタン136、演出レバー136V等]と、
複数の演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208、家紋役物224E等]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出[例えば、図139(B(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示すノーマルボタン演出等]であり、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出[例えば、図137(A(3)−4)に示す弱カットイン画像CI1bや、図140(B(3)−5)に示す強カットイン画像CI1aが表示される演出等]であり、
前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出[例えば、図139(B(3)−4)に示すレバー等]であり、
前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第一の操作手段[例えば、演出ボタン136等]であり、
前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第二の操作手段[例えば、演出レバー136V等]であり、
前記第一の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出であり[例えば、図139(B(3)−2)〜同図(A(3)−3)に示すノーマルボタン演出は、演出ボタン136の操作を促す演出である等]、
前記第二の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり[例えば、図137(A(3)−4)に示す弱カットイン画像CI1bが表示される演出は、演出ボタン136の操作に応じて実行される演出である等]、
前記第二の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出を含まない演出であり、
前記第三の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり[例えば、図139(B(3)−4)〜同図(A(3)−5)に示すレバー演出は、ノーマルボタン演出において演出ボタン136の操作があった場合に実行される演出である等]、
前記第三の演出は、前記第二の操作手段の操作を促す演出であり[例えば、図139(B(3)−4)〜同図(B(3)−5)に示すレバー演出は、演出レバー136Vの操作を促す演出である等]、
前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
従来の遊技台によれば、演出手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、演出手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第二の操作手段を操作できることに対する期待を持たせることができる場合がある。
ここで、複数の操作手段は、遊技者のみが操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者以外の者も操作可能な位置に設けられたものであってもよい。また、複数の操作手段は、遊技者が必ず操作可能な位置に設けられたものであってもよいし、遊技者が操作可能でない位置に設けられる場合があるものであってもよい。
また、演出手段は、複数の演出のみを実行可能なものであってもよいし、複数の演出以外のものも実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、複数の演出を必ず実行するものであってもよいし、複数の演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、演出手段は、第一の演出と第二の演出と第三の演出のみを実行可能なものであってもよいし、第一の演出と第二の演出と第三の演出以外の演出も実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の演出と第二の演出と第三の演出を必ず実行するものであってもよいし、第一の演出と第二の演出と第三の演出を実行しない場合があるものであってもよい。
また、複数の操作手段は、第一の操作手段と第二の操作手段のみであってもよいし、第一の操作手段と第二の操作手段以外の操作手段もあってもよい。
また、第一の演出は、第一の操作手段の操作を促す演出のみを含むものであってもよいし、第一の操作手段の操作を促す演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第一の演出は、第一の操作手段の操作を促す演出を必ず含むものであってもよいし、第一の操作手段の操作を促す演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出のみを含むものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第二の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出を必ず含むものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の演出は、第一の操作手段の操作を促す演出のみを含まないものであってもよいし、第一の操作手段の操作を促す演出以外の演出も含まないものであってもよい。また、第二の演出は、第一の操作手段の操作を促す演出を必ず含まないものであってもよいし、第一の操作手段の操作を促す演出を含む場合があるものであってもよい。
また、第二の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じてのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じて以外の場合にも開始される場合があるものであってもよい。また、第二の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じて必ず開始されるものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じて開始されない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出のみを含むものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第三の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出を必ず含むものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作応答演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、第二の操作手段の操作を促す演出のみを含むものであってもよいし、第二の操作手段の操作を促す演出以外の演出も含むものであってもよい。また、第三の演出は、第二の操作手段の操作を促す演出を必ず含むものであってもよいし、第二の操作手段の操作を促す演出を含まない場合があるものであってもよい。
また、第三の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じてのみ開始される場合があるものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じて以外の場合にも開始される場合があるものであってもよい。また、第三の演出は、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じて必ず開始されるものであってもよいし、第一の演出における第一の操作手段の操作に応じて開始されない場合があるものであってもよい。
なお、第一の演出の実行が開始された後で第二の演出の実行が開始された場合は、必ずはずれ図柄が確定表示されてもよいし、大当り図柄態様が確定表示される場合があってもよい。また、第一の演出の実行が開始された後で第三の演出の実行が開始された場合は、必ず大当り図柄態様が確定表示されてもよいし、はずれ図柄が確定表示される場合があってもよい。
また、「前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい」は、「前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合の方が、有利な状態が付与されやすい」であってもよい。
図159〜図174は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした変化演出を段階的に示す図である。図159〜図174に示す演出例は、一台のパチンコ機100で実行される演出の例であり、図159〜図174に示す演出例を実行可能なパチンコ機100は、他の図面に示す各種の演出も実行可能である。さらに、図159〜図174では、装飾図柄表示装置208に代えて、3つの装飾図柄表示装置208L〜208Nのうちの第1装飾図柄表示装置208Lを用いてもよく、この場合には、第2装飾図柄表示装置208Mおよび第3装飾図柄表示装置208Nは図示省略されていることになる。また、図159〜図174では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216について、図示を省略している。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、透明の導光板ILやPOVディスプレイが配置されてもよい。
図159〜図174に示す符号は、これまで用いた符号と同じ符号が使用されている場合には、共通の構成要素を表す。また、異なる符号が使用されている場合であっても、技術的思想としては共通する場合もある。すなわち、技術的思想としては、図14〜図158に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想を、図159〜図174に示す技術的思想に適用することは可能であり、またその逆に、図159〜図174に示す技術的思想を、図14〜図158に示す技術的思想やその他の図面に示す技術的思想に適用することも可能である。その際、同じ符号を付しているもの同士は、同じ構成要素として取り扱える場合があり、置換することができる場合もある。
なお、図159〜図174における説明は、この明細書のいずれの演出例にも適用できるが、図14〜図158を用いて説明した演出例への適用が好ましい。
図159は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示されるいくつかの例を示す図である。
図159(A1)〜同図(A8)に示す例では、まず、図159(A1)において、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている。なお、図159(A1)に示す装飾図柄表示装置208の左上には、第1装飾図柄よりも小さいサイズの第2装飾図柄が停止表示されている。
また、図159(A1)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。変動アイコンは、台座hs0に形成されるアイコン表示領域HN1に表示される。なお、この演出例では、アイコン表示領域HN1の位置を説明するために便宜上破線で囲んで示しているが、実際には視認不能とされている。また、アイコン表示領域HN1は、変動アイコンが待機アニメーションを実行可能な領域であり、図151〜図174におけるアイコン表示領域HN1についても同様である。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示される場合がある。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる場合もある。
また、図159(A1)では、特図1の保留数が4であり、特図1の第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が表示されている。いずれの保留アイコンも、デフォルト(白色)の表示態様である。すなわち、いずれの保留アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図159(A1)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
さらに、図159(A1)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)で確定表示されている状態であり、変動アイコンは消去されている。
図159(A2)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、第1変動アイコンh01も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図159(A2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
図159(A3)では、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上端から第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、鉛直方向に落下していく様子が示されている。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01とサイズが同じであるが、色が異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図159(A4)〜同図(A6)に示すように、第2変動アイコンh02は継続して落下し、第1変動アイコンh01の一部にオーバーラップする様子が示されている。そして、図159(A6)に示すように、第2変動アイコンH02の全部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図159(A7)に示すように、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図159(A3)から開始され、同図(A7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(A3)〜同図(A6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。なお、アイコン変化アニメーションの表示中において、第1装飾図柄が消去されて第2装飾図柄においてのみ変動表示が行われてもよいし、第2装飾図柄が消去されて第1装飾図柄においてのみ変動表示が行われてもよい。また、装飾図柄が消去される期間は、アイコン変化アニメーションの表示中の期間の全ての期間であってもよいし、一部の期間であってもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図159(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図159(A1)〜同図(A8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図159(B1)〜同図(B8)に示す例について、図159(A1)〜同図(A8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。なお、以降の説明においても、図159(A1)〜同図(A8)に示す例と重複する説明は省略する場合があるが、図159(A1)〜同図(A8)に示す例における説明が当てはまる。図159(B1)〜同図(B8)に示す例では、同図(B1)〜同図(B4)までは、先に説明した図159(A1)〜同図(A4)と同じであり、第2変動アイコンh02が落下する様子が示されている。続く、図159(B5)では、第2変動アイコンh02の全部が第1変動アイコン01の全部にオーバーラップした後、アイコン表示領域HN1にとどまらずに鉛直方向への落下がさらに行われ、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図159(B6)〜同図(B7)では、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。その後、図159(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図159(C1)〜同図(C8)に示す例では、まず、図159(C1)において、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)が停止表示されている。なお、図159(C1)に示す装飾図柄表示装置208の左上には、第1装飾図柄よりも小さいサイズの第2装飾図柄が停止表示されている。
また、図159(C1)に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、保留枠UIが表示されている。この保留枠UIは、保留アイコン表示領域HIS、変動アイコン表示領域CIS、演出アイコン表示領域DISを有する。変動アイコン表示領域CISは中央に設けられ、変動アイコン表示領域CISには、台座hs0が配置されている。変動アイコンは、台座hs0に形成されるアイコン表示領域HN1に表示される。なお、この演出例では、アイコン表示領域HN1の位置を説明するために便宜上破線で囲んで示しているが、実際には視認不能とされている。保留アイコン表示領域HISは、変動アイコン表示領域CISの左側に設けられ、左ベースアイコンbIlの上に4つのステージ(第1ステージhs1〜第4ステージhs4)が配置されている。演出アイコン表示領域DISは、変動アイコン表示領域CISの右側に設けられ、右ベースアイコンbIrの上に、殿様のキャラクタのナビキャラクタYMが表示される場合がある。演出アイコン表示領域DISでは、アイコンやミニアイテム等の様々な表示が行われる場合もある。
また、図159(C1)では、特図1の保留数が4であり、特図1の第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、第3保留アイコンh13、第4保留アイコンh14が表示されている。この演出例では、4つの保留アイコンのうちの第2保留アイコンh12のみが青色で表示されており、先読み予告の表示態様とされているが、その他の保留アイコンはいずれもデフォルト(白色)の表示態様である。なお、図159(C1)に示す装飾図柄表示装置208の右上には、第2保留数表示が表示されており、特図1の保留数が4であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
さらに、図159(C1)は、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾2」−「装飾3」−「装飾2」)で確定表示されている状態であり、変動アイコンは消去されている。
図159(C2)では、特図1の保留が消化され、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。この演出例では、第1保留アイコンh11の表示態様が先読み予告の表示態様とされているが、他の保留アイコンh12,h13及び第1変動アイコンh01は、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図159(C2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。
図159(C3)では、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上端から第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、鉛直方向に落下していく様子が示されている。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01よりも大きなサイズとされ、しかも色が異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図159(C4)〜同図(C6)に示すように、第2変動アイコンh02は継続して落下し、第1変動アイコンh01の一部にオーバーラップする様子が示されている。そして、図159(C6)に示すように、第2変動アイコンH02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図159(C7)に示すように、第2変動アイコンh02が縮小表示されて第1変動アイコンh01と同じサイズになるとともに、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。なお、この演出例では、図159(C6)に示すように、第2変動アイコンh02が大きいサイズで表示されており、保留アイコン表示領域HISに表示されている保留アイコンにオーバーラップしている。また、この演出例では、予告の表示態様である第1保留アイコンh11に第2変動アイコンh02がオーバーラップしており、第2変動アイコンh02が予告表示にオーバーラップしているということもできる。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図159(C3)から開始され、同図(C7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(C3)〜同図(C6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図159(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図159(C1)〜同図(C8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図159(D1)〜同図(D8)に示す例について、図159(C1)〜同図(C8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図159(C1)〜同図(C8)に示す演出例では、保留アイコンのうちの一部が予告表示態様とされていたが、図159(D1)〜同図(D8)に示す演出例では、全ての保留アイコンがデフォルトの表示態様とされている。図159(D1)〜同図(D8)に示す例では、同図(D1)〜同図(D4)までは、先に説明した図159(C1)〜同図(C4)と同じであり、第1変動アイコンh01よりもサイズが大きい第2変動アイコンh02が落下する様子が示されている。続く、図159(D5)では、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われることなく鉛直方向への落下がさらに行われ、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図159(D6)〜同図(D7)に示すように、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。また、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われ、その後、第2変動アイコンh02が表示画面の下端からフレームアウトしてもよい。その後、図159(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。
以上、図159を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンを対象にした例であったが、保留アイコンを対象にして行われる場合があってもよい。
また、第2変動アイコンh02の態様としては、青色を例にあげて説明したが、緑色や赤色等その他の色であってもよいし他の模様であってもよい。すなわち、遊技者の有利度や大当りの期待度を表す態様として、複数種類の態様が用意されている。例えば、最も低い態様が、白色や無模様の態様(第Aの態様)であり、青色や斜線模様の態様(第Bの態様)、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)、金色や縦線模様の態様(第Eの態様)の順に高くなっていき、虹色や横線模様の態様(第Fの態様)が最も高い態様になる。変動アイコン、保留アイコンのそれぞれに、複数種類の態様が用意されているが、それぞれの態様は、図159を用いて説明した態様に限定されることはない。すなわち、図159を用いて説明した例における白色は、青色に置き換えてもよい。例えば、白色の表示態様であった第1変動アイコンh01は、青色の表示態様であってもよいし、緑色の表示態様であってもよい。さらには、白色の表示態様であった第1変動アイコンh01は、赤色の表示態様であってもよいし、金色の表示態様であってもよいし、虹色の表示態様であってもよい。また、図159を用いて説明した例における青色は、白色や緑色に置き換えてもよい。なお、態様を大きく分けると、緑色やひし形模様の態様(第Cの態様)以下の態様(第Aの態様,第Bの態様,第Cの態様のグループである第1グループ)と、赤色や格子模様の態様(第Dの態様)以上の態様(第Dの態様,第Eの態様,第Fの態様のグループである第2グループ)とに分けることができる。ここで、第1グループ内に属する態様を、第2グループに属する態様に変更することはできないようにするとともに、第2グループ内に属する態様を、第1グループに属する態様に変更することもできないようにする一方で、第1グループ内での態様の入れ替えは可能にするとともに、第2グループ内での態様の入れ替えも可能にしてもよい。さらに、色や模様の他、遊技者の有利度や大当りの期待度は、大きさや数の違い等によって表されてもよい。また、遊技者の有利度とは、有利な制御状態(例えば、確変状態または/および時短状態)になりやすいことであったり、プレミア演出が開始されやすいことであったり、大当り確定演出が開始されやすいことであってもよい。また、大当りに直接つながらなくても、大当りに間接的につながる演出が実行されやすいことも含まれる。例えば、大当りの信頼度の高いSPリーチ演出が開始されたり、大当りの信頼度の高い別の予告が出現しやすくてもよい。この段落で説明した態様に関する事項は、これ以前の例においても、これ以降の例においても同様である。
さらに、それぞれのアイコンにおける態様は、そのアイコン全体(全領域)の態様であってもよいし、そのアイコンの一部(部分領域)のみの態様であってもよい。
また、図159を用いて説明した例ではいずれも、表示態様が変化した変動アイコンによる通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。また、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出に失敗した場合でも大当りとなる場合があってもよいし、必ずはずれとなるようにしてもよい。
図160は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示されるいくつかの別の例を示す図である。なお、図160(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図160(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図160(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図160(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図160(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図160(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図160(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図160(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図159(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図159(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図159(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図159(D1)〜同図(D8)に示す演出例とそれぞれ同じである。ここで、図160(D5)に示す演出において、保留変化演出に失敗する場合には、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN2の後方に表示されるようにしてもよい。
図161は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の例を示す図である。
まず、図161(A1)〜同図(A8)に示す演出例について説明する。なお、図161(A1)〜同図(A2)に示す演出例は、演出アイコン表示領域DISに青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMが表示されている点を除いて図159(A1)に示す演出と同じである。ここで、図161(A1)〜同図(A2)に示すナビキャラクタYMは、青色の着物を着た表示態様で表示されている。すなわち、少なくとも一部が青色で表示されている。言い換えれば、全部が青色で表示されていてもよいし、一部(例えば、着物の部分)のみが青色で表示されていてもよい。このナビキャラクタYMは、連続する複数の図柄変動表示を跨いで表示される場合がある表示である。さらに、ナビキャラクタYMは、表示が続く中で、表示態様が変化する場合がある。この点については、詳細は後述する。ナビキャラクタYMは、正面を向いた初期姿勢で表示されている。なお、ナビキャラクタYMは待機アニメーション(例えば、ある動作を繰り返すアニメーション)を行いながら表示され続けていてもよい。
図161(A3)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、アイコン表示領域HN1に表示されている第1変動アイコンh01の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。すると、ナビキャラクタYMの頭上に第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、アイコン表示領域HN1に向かっていく様子を示すアニメーションが開始される。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01とサイズが同じであるが、色が異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図161(A4)〜同図(A6)に示すように、第2変動アイコンh02はアイコン表示領域HN1への移動を継続し、第1変動アイコンh01の一部にオーバーラップする様子が示されている。そして、図161(A6)に示すように、第2変動アイコンH02の全部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図161(A7)に示すように、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、デフォルトの表示態様の第1変動アイコンh01が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様(青色の表示態様)である第2変動アイコンh02に入れ替わる様子が示されている。換言すれば、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンの表示態様を示唆(予告)しているということができる場合がある。なお、このとき、ナビキャラクタYMは、アイコン変化アニメーションを終了し、初期姿勢に戻る。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図161(A3)から開始され、同図(A7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(A3)〜同図(A6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図161(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図161(A1)〜同図(A8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図161(B1)〜同図(B8)に示す例について、図161(A1)〜同図(A8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。なお、以降の説明においても、図161(A1)〜同図(A8)に示す例と重複する説明は省略する場合があるが、図161(A1)〜同図(A8)に示す例における説明が当てはまる。図161(B1)〜同図(B8)に示す例では、同図(B1)〜同図(B4)までは、先に説明した図161(A1)〜同図(A4)と同じであり、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN1に移動する様子が示されている。続く、図161(B5)では、第2変動アイコンh02の全部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、アイコン表示領域HN1にとどまらずに下方に落下し、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図161(B6)〜同図(B7)では、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。その後、図161(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
次に、図161(C1)〜同図(C8)に示す演出例について説明する。ここで、図161(C1)〜同図(C2)に示す演出は、図161(A1)〜同図(A2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図161(C3)では、初期姿勢であったナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、アイコン表示領域HN1に表示されている第1変動アイコンh01の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。すると、ナビキャラクタYMの頭上に第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が出現し、アイコン表示領域HN1に向かっていく様子を示すアニメーションが開始される。この演出例における第2変動アイコンh02は、第1変動アイコンh01よりも大きいサイズであって、色も異なっており、青色の表示態様とされている。続いて、図161(C4)〜同図(C6)に示すように、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップすると、図161(C7)に示すように、第2変動アイコンh02が縮小表示されて第1変動アイコンh01と同じサイズになるとともに、第1変動アイコンh01が消去されて、アイコン表示領域HN1に第2変動アイコンh02が表示され、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、デフォルトの表示態様の第1変動アイコンh01が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様(青色の表示態様)である第2変動アイコンh02に入れ替わる様子が示されている。換言すれば、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンの表示態様を示唆(予告)しているということができる場合がある。なお、このとき、ナビキャラクタYMは、アイコン変化アニメーションを終了し、初期姿勢に戻る。また、この演出例では、図161(C6)に示すように、第2変動アイコンh02が大きいサイズで表示されており、保留アイコン表示領域HISに表示されている保留アイコンにオーバーラップしている。また、保留アイコンが予告の表示態様で表示されている場合には、この予告の表示態様の保留アイコンが第2変動アイコンh02にオーバーラップされる場合もある。
以上説明したアイコン変化アニメーションは、図161(C3)から開始され、同図(C7)の直前で終了したとみてもよいし、第2変動アイコンh02が移動表示している間(同図(C3)〜同図(C6))のみ行われているアニメーションとみてもよい。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図161(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
以上説明した図161(C1)〜同図(C8)に示す例では、第1変動アイコンh01とは別に第2変動アイコンh02が登場し、デフォルトの表示態様の変動アイコンを、第Aの色に第Aの頻度(確率)で変化させる例である。
続いて、図161(D1)〜同図(D8)に示す例について、図161(C1)〜同図(C8)に示す例との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。図161(D1)〜同図(D8)に示す例では、同図(D1)〜同図(D4)までは、先に説明した図161(C1)〜同図(C4)と同じであり、第1変動アイコンh01よりもサイズが大きい第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN1に向かって移動する様子が示されている。続く、図161(D5)では、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われることなく下方へ落下し、表示画面の下端からフレームアウトを開始する様子が示されている。その後、図161(D6)〜同図(D7)に示すように、第2変動アイコンh02が表示画面の下端から完全にフレームアウトし、変動アイコンの表示態様が変化しなかった様子が示されている。なお、変動アイコンの表示態様が第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化しない場合は、第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01の後方を通過するようにしてもよい。また、第2変動アイコンh02の一部が第1変動アイコンh01の全部にオーバーラップした後、第2変動アイコンh02が縮小表示するアニメーションが行われ、その後、第2変動アイコンh02が表示画面の下端からフレームアウトしてもよい。また、この演出例では、第2変動アイコンh02がフレームアウトした後にナビキャラクタYMが初期姿勢に戻っている。その後、図161(D8)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第1変動アイコンh01が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。
以上、図161を用いて説明した例はいずれも、変動アイコンを対象にした例であったが、保留アイコンを対象にして行われる場合があってもよい。
図161を用いて説明した例ではいずれも、表示態様が変化した変動アイコンによる通常予告は、偽の予告であったが、大当りとなって真の予告であってもよい。また、変動アイコンの表示態様が変化する保留変化演出に失敗した場合でも大当りとなる場合があってもよいし、必ずはずれとなるようにしてもよい。
図162は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示されるいくつかの別の例を示す図である。なお、図162(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図162(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図162(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図162(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図162(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図162(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図162(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図162(D1)〜同図(D8)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図161(A1)〜同図(A8)に示す演出例、図161(B1)〜同図(B8)に示す演出例、図161(C1)〜同図(C8)に示す演出例及び図161(D1)〜同図(D8)に示す演出例とそれぞれ同じであるので、説明を省略する。ここで、図162(D5)に示す演出において、保留変化演出に失敗する場合には、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN2の後方に表示されるようにしてもよい。
図163(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図163(A1)〜同図(A2)に示す演出は、図159(A1)〜同図(A2)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図163(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、フレーム変更アニメーションが開始され、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図163(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。なお、この演出例では、フレーム変更アニメーションが表示されている期間では、第1装飾図柄が消去され、第2装飾図柄においてのみ変動表示が行われるが、第2装飾図柄が消去されて第1装飾図柄においてのみ変動表示が行われてもよい。また、装飾図柄が消去される期間は、フレーム変更アニメーションが表示されている期間の全ての期間であってもよいし、一部の期間であってもよい。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。コピー変動アイコンh01'は、変動アイコン表示領域HN1で待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第1変動アイコンh01は、フレーム変更アニメーションが表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第1変動アイコンh01は、フレーム変更アニメーションが実行された後の縮小表示が表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。図159〜図174におけるフレーム変更アニメーションの実行中と実行後についても同様である。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図163(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図163(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)が含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2では、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01とは別の第2変動アイコンh02が含まれており、表示態様も青色の表示態様とされている。一方、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。その後、図163(A7)〜同図(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第2フレーム画像FL2は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じる。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。また、第2変動アイコンh02は、縮小表示の表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第1フレーム画像FL1と第2フレーム画像FL2の両方又は一方の変動アイコンが待機アニメーションをしてもよいし、しなくてもよい。図159〜図174における縮小表示の表示中についても同様である。
その後、図163(A11)〜同図(A12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
その後、図163(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2変動アイコンh02を含む第2フレーム画像FL2の拡大表示を開始し、その後は、図163(A13)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の全体に表示されるまで、第2フレーム画像FL2の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第2フレーム画像FL2にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図163(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより、保留変化予告に成功した様子が示されている。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図163(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。また、この演出例では、第1フレーム画像FL1が平行移動してフレームアウトし、第2フレーム画像FL2が平行移動してフレームインする態様で表示されたが、例えば、表示画面を回転中心として左方向(右方向であってもよい)に回転し、第1フレーム画像FL1が左方向に回転して左側奥行き方向に消えていくとともに、第2フレーム画像FL2が右側奥行き方向から出現して左方向に回転する態様の表示であってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図163(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図163(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図163(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図163(B9)において第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が並んで表示された後、それぞれ表示画面の左方向に移動するが、図163(B9)〜同図(B10)に示すように、第2フレーム画像FL2の右側に隣接するように第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2とは別の第3フレーム画像FL3が表示画面の右側からフレームインする。第3フレーム画像FL3は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第3変動アイコンh03)と3つの保留アイコン(保留アイコンh31,h32,h33)が含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第3フレーム画像FL3では、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01や第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02とは別の第3変動アイコンh03が含まれており、表示態様は、第1変動アイコンh01と同じデフォルトの表示態様とされている。また、第3フレーム画像FL3に含まれる保留アイコンh31,h32,h33の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。その後、図163(B10)〜同図(B12)に示すように、第1フレーム画像FL1と第2フレーム画像FL2は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第3フレーム画像FL3は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じ、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示されている期間が生じる。また、第3変動アイコンh03は、縮小表示の表示されている期間の少なくとも一部の期間において待機アニメーションを実行してもよいし、しなくてもよい。また、第2フレーム画像FL2と第3フレーム画像FL3の両方又は一方の変動アイコンが待機アニメーションをしてもよいし、しなくてもよい。図159〜図174における縮小表示の表示中についても同様である。
その後、図163(B11)〜同図(B12)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
その後、図163(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第3変動アイコンh03を含む第3フレーム画像FL3の拡大表示を開始し、その後は、図163(B13)〜同図(B15)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の全体に表示されるまで、第3フレーム画像FL3の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第3フレーム画像FL3にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図163(B15)に示す装飾図柄表示装置208では、第3フレーム画像FL3の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第3変動アイコンh03に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様からデフォルトの表示態様となる様子が示されている。
その後、図163(B16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第3変動アイコンh03が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図164(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図164(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図163(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図163(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図164(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図164(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図163(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図163(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図165(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図165(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図165(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図163(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図165(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図165(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、変動アイコンが表示されるアイコン表示領域の態様が方形状の枠内に形成された態様とされており、遊技者にアイコン表示領域HN2が視認可能とされている。図165(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、アイコン表示領域の態様が異なる点を除き、図163(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図166(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図166(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図165(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図165(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図166(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN2に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図166(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図165(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図165(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図167(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図167(A1)〜同図(A2)に示す演出は、演出アイコン表示領域DISに表示されているナビキャラクタYMの表示態様が白色の着物を着た表示態様となっている点を除いて図161(A1)〜同図(A2)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、白色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYMは、デフォルトの表示態様である。
図167(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図167(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、ナビキャラクタYMや保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。また、ナビキャラクタYMのコピーも表示されている。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図167(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図167(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)とナビキャラクタYMが含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の表示態様も第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01と同様にデフォルトの表示態様となっている。また、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。なお、この演出例では、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMの表示態様がデフォルトの(白色の着物を着た)表示態様とされているが、青色の着物を着た表示態様であってもよい。その後、図167(A7)〜同図(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2はいずれも左方向に移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じる。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。
その後、図167(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYM及び第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、それぞれアイコン変化アニメーションを開始し、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。すると、ナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01の少なくとも一部と、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の少なくとも一部が、それぞれ煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02は、エフェクト画像Eh0に覆われる前より視認困難になっている。なお、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。その後、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が、それぞれナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。なお、エフェクト画像Eh0の態様が、アイコン変化後の態様と同じ態様であってもよく、この場合、エフェクト画像Eh0の態様が、変化後の第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02の表示態様を示唆(予告)するものとなる。
エフェクト画像Eh0が消去されて第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が表示されると、図167(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図167(A10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。
その後、図167(A11)〜同図(A12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
その後、図167(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2変動アイコンh02を含む第2フレーム画像FL2の拡大表示を開始し、その後は、図167(A13)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の全体に表示されるまで、第2フレーム画像FL2の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第2フレーム画像FL2にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図167(A15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(青色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより、保留変化予告に成功した様子が示されている。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図167(A16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第2変動アイコンh02)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図167(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図167(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図167(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図167(B9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2においてナビキャラクタYMによるアイコン変化アニメーションが行われるが、エフェクト画像Eh0が消え、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が現れるものの、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02のいずれもデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、第1変動アイコンh01及び第2変動アイコンh02が表示されると、図167(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、ナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図167(B10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。
その後、図167(B11)〜同図(B12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央まで移動が完了する一方、第1フレーム画像FL1は、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
その後、図167(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2変動アイコンh02を含む第2フレーム画像FL2の拡大表示を開始し、その後は、図167(B13)〜同図(B15)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の全体に表示されるまで、第2フレーム画像FL2の拡大表示が行われる。ここで、コピー変動アイコンh01'やコピー保留アイコンh11',h12',h13'は、第2フレーム画像FL2にオーバーラップされ、視認困難となる様子が示されている。
その後、図167(B15)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第2変動アイコンh02に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様からデフォルトの表示態様となる様子が示されている。
その後、図167(B16)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。装飾図柄が確定表示されると、アイコン表示領域HN1に表示されていた第2変動アイコンh02が消去される。この演出例では、アイコン表示領域に表示されている変動アイコンの表示態様がデフォルトの表示態様から変化せず、保留変化演出に失敗した様子が示されている。なお、この演出例では、保留変化演出に失敗してハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図168(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図168(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図167(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図167(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図168(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図168(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図167(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図167(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図169(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図169(A1)〜同図(A8)に示す演出は、図167(A1)〜同図(A8)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図169(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMと第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMのうち、第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、第2変動アイコンh02の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。一方、第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMは、初期姿勢のままアイコン変化アニメーションを開始しない。すると、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の少なくとも一部が、煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、第2変動アイコンh02は、エフェクト画像Eh0に覆われる前より視認困難になっている。なお、第2変動アイコンh02は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。その後、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2変動アイコンh02が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。なお、エフェクト画像Eh0の態様が、アイコン変化後の態様と同じ態様であってもよく、この場合、エフェクト画像Eh0の態様が、変化後の第2変動アイコンh02の表示態様を示唆(予告)するものとなる。
エフェクト画像Eh0が消去されて第2変動アイコンh02が表示されると、図169(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図169(A10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。その後、図169(A11)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図169(A11)〜同図(A16)に示す演出は、図167(A11)〜同図(A16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図169(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図169(B1)〜同図(B8)に示す演出は、図167(B1)〜同図(B8)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図169(B9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2のうちの第2フレーム画像FL2においてナビキャラクタYMによるアイコン変化アニメーションが行われるが、エフェクト画像Eh0が消え、第2変動アイコンh02が現れるものの、第2変動アイコンh02はデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、第2変動アイコンh02が表示されると、図169(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図169(B10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。その後、図169(B11)〜同図(B16)に示す演出が行われる。なお、図169(B11)〜同図(B16)に示す演出は、図167(B11)〜同図(B16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図170(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図170(A1)〜同図(A16)に示す演出例は、図169(A1)〜同図(A16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図169(A1)〜同図(A16)に示す演出例と同じである。
図170(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図170(B1)〜同図(B16)に示す演出例は、図169(B1)〜同図(B16)に示す演出例と、第1フレーム画像FL1が縮小表示されたときに保留枠UIのコピーが表示されない点で異なっていることを除き、図169(B1)〜同図(B16)に示す演出例と同じである。
図171(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図171(A1)に示す演出は、図167(A1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図171(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、第1変動アイコンh01も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図171(A2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この演出例では、表示画面の左側にタイマ予告表示TMが表示され、タイマ予告演出が開始される様子が示されている。図171(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TMには、「注目!」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始されることを予告報知している。また、タイマ予告表示TMは、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップして表示されている。
図171(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図171(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、ナビキャラクタYMや保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。また、ナビキャラクタYMのコピーも表示されている。また、この演出例では、図171(A4)に示すように、タイマ予告表示TMにおいてタイマ表示が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始した様子が示されている。すなわち、このタイマ予告演出では、40秒後に或る予告演出が開始されることを演出している。なお、図171(A4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「39.99」となっており、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、タイマ予告表示TMは、第1フレーム画像FL1にオーバーラップして表示されているが、第1フレーム画像FL1にオーバーラップされて表示されてもよい。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図171(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図171(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)とナビキャラクタYMが含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の表示態様も第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01と同様にデフォルトの表示態様となっている。なお、このとき、第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01及び保留アイコンh11〜h13は、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、タイマ予告表示TMが表示されていない状態よりも視認困難とされている。また、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。その後、図171(A7)〜同図(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2はいずれも左方向に移動する。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。なお、図171(A9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「36.00」を示している。
図171(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMと第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMのうち、第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始し、第2変動アイコンh02の方を向き、刀を抜いて振りかざしているポーズに変化する。一方、第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMは、タイマ予告表示TMによってオーバーラップされていて視認困難とされているが、初期姿勢のままアイコン変化アニメーションを開始していない。すると、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMの刀から波動が発振され、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の少なくとも一部が、煙画像のエフェクト画像Eh0によって覆われ、第2変動アイコンh02は、エフェクト画像Eh0に覆われる前より視認困難になっている。なお、第2変動アイコンh02は、一部のみがエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよいし、全部がエフェクト画像Eh0によって覆われていてもよい。その後、エフェクト画像Eh0が消え、エフェクト画像Eh0に覆われる前まではデフォルト(白色)の表示態様であった第2変動アイコンh02が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化している。この例では、ナビキャラクタYMの表示態様が、変化後の変動アイコンh0の表示態様を示唆(予告)するものとなっている。なお、エフェクト画像Eh0の態様が、アイコン変化後の態様と同じ態様であってもよく、この場合、エフェクト画像Eh0の態様が、変化後の第2変動アイコンh02の表示態様を示唆(予告)するものとなる。
エフェクト画像Eh0が消去されて第2変動アイコンh02が表示されると、図171(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図171(A10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。また、第2フレーム画像FL2が左方向へ移動すると、第2フレーム画像FL2は、タイマ予告表示TMにオーバーラップされて表示され、タイマ予告表示TMにオーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。図171(A10)に示すタイミングでは、保留アイコンh21〜h23がタイマ予告表示TMによりオーバーラップされて視認困難とされている。また、図171(A10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「35.00」を示している。その後、図171(A11)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図171(A11)〜同図(A16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが継続している点を除いて図167(A11)〜同図(A16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは、次の図柄変動表示に跨って行われ、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、例えば、疑似連演出が開始する。また、図171(A16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「32.00」を示している。
図171(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図171(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図171(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図171(B9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2のうちの第2フレーム画像FL2においてナビキャラクタYMによるアイコン変化アニメーションが行われるが、エフェクト画像Eh0が消え、第2変動アイコンh02が現れるものの、第2変動アイコンh02はデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、第2変動アイコンh02が表示されると、図171(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。その後、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻る。なお、図171(B10)に示すナビキャラクタYMの刀から波動は消えているが、波動が依然として発振されていてもよいし、あるいは、ナビキャラクタYMは、エフェクト画像Eh0が消去されたタイミングで初期姿勢に戻ってもよい。その後、図171(B11)〜同図(B16)に示す演出が行われる。なお、図171(B11)〜同図(B16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている点を除いて図167(B11)〜同図(B16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図172(A1)〜同図(A16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図172(A1)に示す演出は、図167(A1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図172(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が消化され、装飾図柄の変動表示が開始されており、特図1の保留アイコンの移動アニメーションは完了している。この結果、保留アイコン表示領域HISには、第1保留アイコンh11、第2保留アイコンh12、および第3保留アイコンh13の3つの保留アイコンが表示され、変動アイコン表示領域CISのアイコン表示領域HN1には、それまで第1保留アイコンh11であったアイコンが第1変動アイコンh01として表示されている。いずれの保留アイコンh11〜h13も、第1変動アイコンh01も、デフォルト(白色)の表示態様である。この変動アイコンも、少なくとも一部が白色で表示されている。言い換えれば、全部が白色で表示されていてもよいし、一部(例えば、黒い縁の線より内側の領域)のみが白色で表示されていてもよい。なお、図172(A2)に示す装飾図柄表示装置208の右上に表示された第2保留数表示では、特図1の保留数が3であって、特図2の保留数が0であることが報知されている。また、この演出例では、表示画面の右側にタイマ予告表示TMが表示され、タイマ予告演出が開始される様子が示されている。図172(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TMには、「注目!」の文字が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始されることを予告報知している。また、タイマ予告表示TMは、変動表示中の装飾図柄にオーバーラップして表示されている。
図172(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面全体と同じ表示態様の第1フレーム画像FL1が出現し、漸次縮小して表示されていく様子が示されている。この第1フレーム画像FL1は、図172(A3)〜同図(A5)に示すように、漸次縮小表示しながら表示画面の中央まで移動する。第1フレーム画像FL1には、第1変動アイコンh01の他、ナビキャラクタYMや保留アイコン表示領域HISに表示されていた保留アイコンh11,h12,h13も第1フレーム画像FL1の縮小表示に合わせて縮小される。また、このとき、第1フレーム画像FL1の背面側では、保留枠UIのコピーが表示されており、保留枠UIのコピーには、第1変動アイコンh01のコピーとしてのコピー変動アイコンh01'が表示されるとともに、保留アイコンh11,h12,h13のコピーとしてのコピー保留アイコンh11',h12',h13'が表示されている。また、ナビキャラクタYMのコピーも表示されている。また、この演出例では、図172(A4)に示すように、タイマ予告表示TMにおいてタイマ表示が表示され、タイマ表示のカウントダウンが開始した様子が示されている。すなわち、このタイマ予告演出では、40秒後に或る予告演出が開始されることを演出している。なお、図172(A4)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「39.99」となっており、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、タイマ予告表示TMは、第1フレーム画像FL1にオーバーラップして表示されているが、第1フレーム画像FL1にオーバーラップされて表示されてもよい。また、図172(A4)〜図172(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMがタイマ予告表示TMにオーバーラップされている様子が示されている。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了すると、図172(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始する。すると、図172(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1と同様に、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)とナビキャラクタYMが含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02の表示態様も第1フレーム画像FL1に含まれる第1変動アイコンh01と同様にデフォルトの表示態様となっている。なお、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02及び保留アイコンh21〜h23は、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、タイマ予告表示TMが表示されていない状態よりも視認困難とされている。また、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第1フレーム画像FL1に含まれる保留アイコンh11,h12,h13と同じ表示態様となっている。その後、図172(A7)〜同図(A9)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2はいずれも左方向に移動する。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。なお、図172(A9)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「36.00」を示している。
図172(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1フレーム画像FL1の全部と第2フレーム画像FL2の全部が表示されている状態になると、初期姿勢であった第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMと第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMのうち、第2フレーム画像FL2に含まれるナビキャラクタYMが、アイコン変化アニメーションを開始するが、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子は視認困難とされている。一方、第1フレーム画像FL1に含まれるナビキャラクタYMは、初期姿勢のままアイコン変化アニメーションを開始していない。この演出例では、タイマ予告表示TMにオーバーラップされていて第2フレーム画像FL2において行われているアイコン変化アニメーションは視認できないが、アイコン変化アニメーションが完了すると、デフォルト(白色)の表示態様であった第2変動アイコンh02が、ナビキャラクタYMの着物と同じ表示態様である青色の表示態様に変化する。
その後は、図172(A9)〜同図(A10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。すると、図172(A10)に示すように、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02や保留アイコンh21〜h23が視認可能とされる。なお、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻るが、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子は視認できない。また、図172(A10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「35.00」を示している。その後、図172(A11)〜同図(A16)に示す演出が行われる。なお、図172(A11)〜同図(A16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが継続している点を除いて図167(A11)〜同図(A16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは、次の図柄変動表示に跨って行われ、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、例えば、疑似連演出が開始する。また、図172(A16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「32.00」を示している。
図172(B1)〜同図(B16)は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図172(B1)〜同図(B9)に示す演出は、図172(A1)〜同図(A9)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例における図172(B9)では、第2フレーム画像FL2においてアイコン変化アニメーションが行われており、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子を視認することができないが、第2変動アイコンh02はデフォルト(白色)の表示態様から変化していない。すなわち、アイコン変化アニメーションによる予告演出に失敗した様子が示されている。その後、図172(B9)〜同図(B10)に示すように、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2が左方向への移動を再開する。すると、図172(B10)に示すように、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02や保留アイコンh21〜h23が視認可能とされる。なお、第2フレーム画像FL2におけるナビキャラクタYMは、初期姿勢に戻るが、タイマ予告表示TMにオーバーラップされており、その様子は視認できない。また、図172(B10)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「35.00」を示している。その後、図172(B11)〜同図(B16)に示す演出が行われる。なお、図172(B11)〜同図(B16)に示す演出は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが継続している点を除いて図167(B11)〜同図(B16)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは、次の図柄変動表示に跨って行われ、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、例えば、疑似連演出が開始する。また、図172(B16)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは継続しており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は「32.00」を示している。
図173は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図173(A1)〜同図(A12)に示す演出は、図164(A1)〜同図(A12)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、図173(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1が完全にフレームアウトした後、図173(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2とは別の第3フレーム画像FL3がフレームインし、第2フレーム画像FL2に隣接する位置まで移動している様子が示されている。第3フレーム画像FL2は、第2フレーム画像FL2と同様に、変動アイコン(第3変動アイコンh03)と3つの保留アイコン(保留アイコンh31,h32,h33)が含まれた保留枠UIの表示を含んでいるが、第3フレーム画像FL3では、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02とは別の第3変動アイコンh03が含まれており、表示態様も赤色の表示態様とされている。一方、第3フレーム画像FL3に含まれる保留アイコンh31,h32,h33の表示態様は、いずれもデフォルトの表示態様であり、第2フレーム画像FL2に含まれる保留アイコンh21,h22,h23と同じ表示態様となっている。その後、第2フレーム画像FL2及び第3フレーム画像FL3は、左方向に移動を開始し、図173(A14)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第3フレーム画像FL3は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示されている期間が生じる。
その後、図173(A15)〜同図(A16)に示すように、第3フレーム画像FL3は、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に到達すると停止表示され、第2フレーム画像FL2のみが左方向への移動を継続する。その後、図173(A17)に示すように、第2フレーム画像FL2は表示画面からフレームアウトする。
その後、図173(A18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3変動アイコンh03を含む第3フレーム画像FL3の拡大表示を開始し、その後は、図173(A18)〜同図(A20)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の全体に表示されるまで、第3フレーム画像FL3の拡大表示が行われる。
その後、図173(A20)に示す装飾図柄表示装置208では、第3フレーム画像FL3の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第3変動アイコンh03に変化して、変動アイコンがデフォルトの表示態様から予告表示態様(赤色の表示態様)に変化している様子が示されている。すなわち、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより、保留変化予告に成功した様子が示されている。
変動アイコンの表示態様が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図173(A21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、表示態様が変化した変動アイコン(第3変動アイコンh03)は消去される。なお、表示態様が変化した変動アイコンは、真の予告であった場合よりも、偽の予告であった場合の方が、早く消えてもよい。なお、この演出例では、保留変化演出が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
図174は、アイコン表示領域HN1に表示される第1変動アイコンh01と、第1変動アイコンh01とは別に表示される第2変動アイコンh02の両方が表示される別の演出パターンを示す図である。なお、図174(A1)〜同図(A6)に示す演出は、図164(A1)〜同図(A6)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
第1フレーム画像FL1の縮小表示が完了し、図174(A6)に示すように、第1フレーム画像FL1が左方向への移動を開始すると、図174(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右側から第1フレーム画像FL1とは別の第2フレーム画像FL2がフレームインする様子が示されている。この演出例における第2フレーム画像FL2は、変動アイコン(第2変動アイコンh02)と3つの保留アイコン(保留アイコンh21,h22,h23)が含まれた保留枠UIの表示を含んでおり、第2フレーム画像FL2に含まれる第2変動アイコンh02及び保留アイコンh21,h22,h23のいずれも第1フレーム画像FL1と同様にデフォルトの表示態様となっている。一方、この演出例における第2フレーム画像FL2では、第1フレーム画像FL1のように背景色がデフォルトの背景色(例えば、白色)ではなく、予告の背景色(例えば、青色)となっており、大当り予告として機能している。すなわち、この演出例では、変動アイコン以外の要素が変化することにより予告演出を行う様子が示されている。その後、図174(A7)〜同図(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第2フレーム画像FL2は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示されている期間が生じる。なお、第2フレーム画像FL2は、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となるまでは、第1フレーム画像FL1の移動速度よりも速い移動速度で移動し、第1フレーム画像FL1に隣接する位置となってからは、第1フレーム画像FL1の移動速度と同じ移動速度で移動している。
その後、図174(A11)〜同図(A12)に示すように、第2フレーム画像FL2が表示画面の中央までの移動を完了すると、第1フレーム画像FL1のみが、引き続き左方向へ移動し、表示画面からフレームアウトする。
図174(A12)に示すように、第1フレーム画像FL1が完全にフレームアウトした後、図174(A13)に示す装飾図柄表示装置208では、第2フレーム画像FL2とは別の第3フレーム画像FL3がフレームインし、第2フレーム画像FL2に隣接する位置まで移動している様子が示されている。第3フレーム画像FL3は、第2フレーム画像FL2と同様に、変動アイコン(第3変動アイコンh03)と3つの保留アイコン(保留アイコンh31,h32,h33)が含まれた保留枠UIの表示を含んでおり、第3フレーム画像FL3に含まれる第3変動アイコンh03及び保留アイコンh31,h32,h33はいずれもデフォルトの表示態様となっている。一方、この演出例における第3フレーム画像FL3は、第1フレーム画像FL1及び第2フレーム画像FL2とは背景色が異なっており、赤色の背景色となっている。第3フレーム画像FL3における赤色の背景色は予告の背景色であり、青色の背景色よりも大当り信頼度の高い背景色である。すなわち、この演出例では、変動アイコン以外の要素が変化することにより予告演出を行う様子が示されている。その後、第2フレーム画像FL2及び第3フレーム画像FL3は、左方向に移動を開始し、図174(A14)〜同図(A15)に示すように、第2フレーム画像FL2は、表示画面の左側からフレームアウトする一方、第3フレーム画像FL3は、表示画面の中央に向かって移動する。このとき、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示されている期間が生じる。
その後、図174(A15)〜同図(A16)に示すように、第3フレーム画像FL3は、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央に到達すると停止表示され、第2フレーム画像FL2のみが左方向への移動を継続する。その後、図174(A17)に示すように、第2フレーム画像FL2は表示画面からフレームアウトする。
その後、図174(A18)に示す装飾図柄表示装置208では、第3変動アイコンh03を含む第3フレーム画像FL3の拡大表示を開始し、その後は、図174(A18)〜同図(A20)に示すように、第3フレーム画像FL3が表示画面の全体に表示されるまで、第3フレーム画像FL3の拡大表示が行われる。
その後、図174(A20)に示す装飾図柄表示装置208では、第3フレーム画像FL3の表示が表示画面全体に表示されることで、アイコン表示領域HN1における変動アイコンが第1変動アイコンh01から第3変動アイコンh03に変化している様子が示されている。また、この演出例では、フレーム画像が切り替わることにより背景色が変化し、これにより予告が行われる様子が示されている。なお、この演出例では、変動アイコン以外の表示の態様を変化させることにより予告を行うようにしたが、さらに、変動アイコンの表示態様が変化するようにしてもよい。
この演出例では、背景色が変化したことにより、現在行われている装飾図柄の変動表示における大当りの予告(通常予告)が行われたことになるが、図174(A21)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組合せ(「装飾4」−「装飾5」−「装飾5」)が停止表示し、その後確定表示されている。したがって、ここでの通常予告は偽予告であったことになる。装飾図柄の変動表示が確定表示した時点では、変動アイコン(第3変動アイコンh03)は消去される。なお、背景色が変化した場合において、装飾図柄が確定表示されたときに、変動アイコンが消去されるとともに、背景色もデフォルトの表示態様に戻るようにしてもよい。なお、この演出例では、背景色の変化が行われてハズレの装飾図柄の組み合わせが確定表示されたが、大当りの装飾図柄の組み合わせが確定表示される場合があってもよい。
以上の記載では、『 表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備えた遊技台であって、前記表示手段は、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(以下、「変動アイコン[例えば、図159(A3)に示す第1変動アイコンh01、第2変動アイコンh02等]」という。)を表示可能な手段であり、前記表示手段は、該表示手段における表示領域のうちの或る表示領域[例えば、図159(A3)に示すアイコン表示領域HN1等]に前記変動アイコンを表示可能な手段であり[例えば、図159(A3)に示すように、第1変動アイコンh0はアイコン表示領域HN1に表示されている等]、前記表示手段は、二つの前記変動アイコン(以下、「二つの変動アイコン」という。)を表示可能な手段であり、前記二つの変動アイコンのうちの一つは、第一の変動アイコン[例えば、図159(A3)に示す第1変動アイコンh01等]であり、前記二つの変動アイコンのうちの一つは、第二の変動アイコン[例えば、図159(A3)に示す第2変動アイコンh02等]であり、前記第二の変動アイコンは、前記或る表示領域とは別の表示領域に表示される[例えば、図159(A3)に示すように、第2変動アイコンh02はアイコン表示領域HN1以外の領域に表示されている等]、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、変動アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域に変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域にのみ変動アイコンを表示可能なものであってもよいし、表示手段における表示領域のうちの或る表示領域以外の表示領域にも変動アイコンを表示可能なものであってもよい。
また、表示手段は、二つの変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、二つの変動アイコン以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、二つの変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、二つの変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、三つ以上の変動アイコンを表示可能なものであってもよい。
また、表示手段は、第一の変動アイコンと第二の変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第一の変動アイコンと第二の変動アイコン以外の変動アイコンも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の変動アイコンと第二の変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第一の変動アイコンと第二の変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の変動アイコンは、或る表示領域とは別の表示領域にのみ表示可能なものであってもよいし、或る表示領域とは別の表示領域以外の表示領域にも表示可能なものであってもよい。また、第二の変動アイコンは、或る表示領域とは別の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、或る表示領域とは別の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第二の変動アイコンは、或る表示領域に表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の変動アイコンが表示されている期間において前記第二の変動アイコンが移動するアニメーション(以下、「第二の移動アニメ[例えば、図159(A3)〜同図(A6)に示すアイコン変化アニメーションや、図164(A7)〜同図(A15)に示すフレーム変更アニメーションにおける第2フレーム画像FL2の移動表示等]」という。)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンの移動アニメーションによって変動アイコンによる演出を多彩にすることができ、大当りへの期待感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメのみが表示される場合があってもよいし、第一の移動アニメ以外のアニメも表示される場合があってもよい。また、第一の移動アニメを必ず表示してもよいし、第一の移動アニメを表示しない場合があってもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示された後に前記第二の変動アイコンが前記或る表示領域に表示される場合(以下、「第一の場合」という。)がある[例えば、図159(A3)〜同図(A6)に示すアイコン変化アニメーションが表示された後、第2変動アイコンh02がアイコン表示領域HN1に表示される場合がある等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンが或る表示領域に表示されることで変動アイコンによる演出を多彩にでき、大当りへの期待感をより一層向上させることができる場合がある。
ここで、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域にのみ表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域以外の表示領域にも表示される場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域に必ず表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンが或る表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコンのみが或る表示領域に表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示された後に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが或る表示領域に表示される場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示された後にのみ第二の変動アイコンが或る表示領域に表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示された後以外にも第二の変動アイコンが或る表示領域に表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の場合において、前記或る表示領域に表示される前記第二の変動アイコンの大きさは、前記第二の移動アニメが表示されている期間に表示される該第二の変動アイコンの大きさとは異なる[例えば、図159(C3)〜同図(C6)に示すアイコン変化アニメーションにおける第2変動アイコンh02の大きさは、アイコン表示領域HN1に表示された第2変動アイコンh02の大きさよりも大きい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンの大きさを異ならせることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、大当りに対する期待感をより一層高めることができる場合がある。
なお、或る表示領域に表示される第二の変動アイコンの大きさが、第二の移動アニメが表示されている期間に表示される第二の変動アイコンの大きさよりも小さくてもよいし、大きくてもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコンと重なる場合がある[例えば、図159(A4)〜同図(A6)に示すように、アイコン変化アニメーションの表示中に第2変動アイコンh02が第1変動アイコンh01にオーバーラップしている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコン同士が重なることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンのみと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン以外のものとも重なる場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと必ず重なってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重ならない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンのみが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよい。
なお、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと重なる場合があってもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合がある[例えば、図159(C6)に示すように、アイコン変化アニメーションの表示中に第2変動アイコンh02が先読み予告の表示態様の第1保留アイコンh11にオーバーラップしている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンと予告表示が重なることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示のみと重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示以外の表示とも重なる場合があってもよい。また、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と必ず重なってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と重ならない場合があってもよい。
また、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンのみが予告表示と重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよい。
また、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよい。
なお、第二のアニメが表示されている期間の一部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよいし、第二のアニメが表示されている期間の全部の期間に第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合があってもよい。
また、『 前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合がある[例えば、図159(C6)に示すように、アイコン変化アニメーションの表示中に第2変動アイコンh02が先読み予告の表示態様の第1保留アイコンh11と第1変動アイコンh01にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の変動アイコンが第一の変動アイコンと予告表示に重なることによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示のみと重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示以外の表示とも重なる場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と必ず重なってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重ならない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコンのみが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第二の変動アイコン以外の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよい。
なお、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第二の変動アイコンが第一の変動アイコン及び予告表示と重なる場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示[例えば、図164(A2)に示す第1装飾図柄の変動表示等]を表示可能な手段であり、
前記表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示[例えば、図164(A2)に示す第2装飾図柄の変動表示等]を表示可能な手段であり、
前記第一の装飾図柄変動表示と前記第二の装飾図柄変動表示は、別の装飾図柄変動表示であり、
前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第一の装飾図柄変動表示と前記第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合がある[例えば、図164(A3)〜同図(A15)に示すように、フレーム変更アニメーションが表示されている期間では、第1装飾図柄が消去されて第2装飾図柄による変動表示のみが行われている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの移動アニメーションの期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの1つのみ表示されることで移動アニメーションに遊技者を集中させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第一の装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、図柄変動表示の実行に応じて第二の装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間にのみ第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間以外の期間にも第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよい。また、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが必ず表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示されない場合があってもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第一の装飾図柄変動表示と第二の装飾図柄変動表示のうちの一方の装飾図柄変動表示のみが表示される場合があってもよい。
また、『 前記第一の変動アイコンが移動するアニメーション(以下、「第一の移動アニメ[例えば、図164(A3)〜同図(A12)に示すフレーム変更アニメーションにおける第1フレーム画像FL1の移動表示等]」という。)が表示される場合があり、
前記第一の移動アニメの表示が開始された後に前記第二の移動アニメの表示が開始される場合がある[例えば、図164(A3)〜同図(A15)に示すように、第1フレーム画像FL1の移動表示が開始された後に第2フレーム画像FL2の移動表示が開始されている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの移動アニメーションを複数表示することによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメのみが表示される場合があってもよいし、第一の移動アニメ以外のアニメも表示される場合があってもよい。また、第一の移動アニメが必ず表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されない場合があってもよい。
また、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示が必ず開始されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第二の移動アニメの表示が開始されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の変動アイコンが移動するアニメーション(以下、「第一の移動アニメ[例えば、図164(A3)〜同図(A12)に示すフレーム変更アニメーションにおける第1フレーム画像FL1の移動表示等]」という。)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の変動アイコンの移動アニメーションによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメのみが表示される場合があってもよいし、第一の移動アニメ以外のアニメも表示される場合があってもよい。また、第一の移動アニメが必ず表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されない場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、或る表示[例えば、図168に示すナビキャラクタYM等]を表示可能な手段であり、前記或る表示は、複数種類の表示態様で表示可能な表示であり、前記複数種類の表示態様のうちの一つは、第一の表示態様[例えば、図168(A1)に示す白色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYM等]であり、前記複数種類の表示態様のうちの一つは、第二の表示態様[例えば、図161(A1)に示す青色の着物を着た表示態様のナビキャラクタYM等]であり、前記第一の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第一の表示態様の前記或る表示の移動表示が表示され、前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間に前記第二の表示態様の前記或る表示の移動表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの移動アニメーションの期間に大当り期待度を示す表示を行うことで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、或る表示のみを表示可能なものであってもよいし、或る表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、或る表示を必ず表示するものであってもよいし、或る表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、或る表示は、複数種類の表示態様でのみ表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示態様以外の表示態様でも表示可能なものであってもよい。また、或る表示は、複数種類の表示態様で必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示態様で表示しない場合があるものであってもよい。
また、或る表示は、第一の表示態様と第二の表示態様のみ表示可能なものであってもよいし、第一の表示態様と第二の表示態様以外の表示態様も表示可能なものであってもよい。また、或る表示は、第一の表示態様と第二の表示態様で必ず表示するものであってもよいし、第一の表示態様と第二の表示態様で表示しない場合があるものであってもよい。
なお、第一の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第一の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第一の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間に第二の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間に第二の表示態様の或る表示の移動表示が表示されてもよい。
また、『 前記第一の移動アニメの表示が開始された後に前記第一の変動アイコンが前記或る表示領域とは別の表示領域に表示される[例えば、図164(A2)〜同図(A3)に示すように、フレーム変更アニメーションにおける第1フレーム画像FL1の移動表示が開始されると、第1変動アイコンh01がアイコン表示領域HN1とは別の表示領域に移動表示される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る表示領域とは別の表示領域に第一の変動アイコンを表示することによって変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域にのみ表示されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域以外の表示領域にも表示されてもよい。また、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に必ず表示されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後に第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に表示されない場合があってもよい。
また、第一の移動アニメの表示が開始された後にのみ第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に表示されてもよいし、第一の移動アニメの表示が開始された後以外にも第一の変動アイコンが或る表示領域とは別の表示領域に表示されてもよい。
また、『 一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後に、該第二の状態から第三の状態となる場合(以下、「第二の場合」という。)があり、前記第一の状態とは、前記二つの変動アイコンのうちの前記第一の変動アイコンのみが表示された状態[例えば、図164(A5)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02のうちの第1変動アイコンh01のみが表示された状態等]のことであり、前記第二の状態とは、前記二つの変動アイコンの両方が表示された状態[例えば、図164(A9)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02の両方が表示された状態等]のことであり、前記第三の状態とは、前記二つの変動アイコンのうちの前記第二の変動アイコンのみが表示された状態[例えば、図164(A12)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02のうちの第2変動アイコンh02のみが表示された状態等]のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの数を変化させることで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよいし、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態とならない場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後にのみ、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよいし、一回の図柄変動表示の実行中において、第一の状態から第二の状態となった後以外にも、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよい。また、一回の図柄変動表示の実行中においてのみ、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよいし、一回の図柄変動表示の実行中以外においても、第一の状態から第二の状態となった後に、第二の状態から第三の状態となる場合があってもよい。
また、『 前記表示手段は、第三の変動アイコン[例えば、図173(A17)に示す第3変動アイコンh03等]を表示可能な手段であり、前記第三の変動アイコンは、前記第一の変動アイコンとは異なる変動アイコンであり、前記第三の変動アイコンは、前記第二の変動アイコンとは異なる変動アイコンであり、前記第二の場合となった後、前記第三の状態から第四の状態となった後で、該第四の状態から第五の状態となる場合があり、前記第四の状態とは、前記第二の変動アイコンと前記第三の変動アイコンが表示された状態[例えば、図173(A14)に示すように、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03の両方が表示された状態等]のことであり、前記第五の状態とは、前記第二の変動アイコンと前記第三の変動アイコンのうちの前記第三の変動アイコンのみが表示された状態[例えば、図173(A17)に示すように、第2変動アイコンh02と第3変動アイコンh03のうちの第3変動アイコンh03のみが表示された状態等]のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、変動アイコンの数を変化させることで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第三の変動アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、第三の変動アイコン以外の変動アイコンも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第三の変動アイコンを必ず表示するものであってもよいし、第三の変動アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、第三の変動アイコンは、第一の変動アイコンとは一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、第三の変動アイコンは、第二の変動アイコンとは一部が異なるものであってもよいし、全部が異なるものであってもよい。
また、第二の場合となった後、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよいし、第二の場合となった後、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態とならない場合があってもよい。また、第二の場合となった後、第三の状態から第四の状態となった後でのみ、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよいし、第二の場合となった後以外にも、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよい。また、第二の場合となった後でのみ、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよいし、第二の場合となった後以外にも、第三の状態から第四の状態となった後で、第四の状態から第五の状態となる場合があってもよい。
また、『 前記二つの変動アイコンが表示されている期間の少なくとも一部の期間において、前記或る表示領域に該二つの変動アイコンのいずれも表示されない期間がある[例えば、図164(A9)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間においてアイコン表示領域HN1にはいずれの変動アイコンも表示されていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る表示領域に変動アイコンが表示されないことで変動アイコンによる演出を多彩にでき、当該変動が大当りするかもしれないと期待させることができる場合がある。
ここで、二つの変動アイコンが表示されている期間の一部の期間において、或る表示領域に二つの変動アイコンのいずれも表示されない期間があってもよいし、二つの変動アイコンが表示されている期間の全部の期間において、或る表示領域に二つの変動アイコンのいずれも表示されない期間があってもよい。
また、『 前記表示手段は、図柄変動表示の保留に関するアイコン(以下、「保留アイコン[例えば、図164(A2)に示す保留アイコンh11,h12,h13等]」という。)を表示可能な手段であり、
前記二つの変動アイコンが表示されている期間[例えば、図164(A7)〜同図(A10)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間等]における前記保留アイコンの数[例えば、6つ等]は、該二つの変動アイコンが表示される前[例えば、図164(A6)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02のうちの第1変動アイコンh01のみが表示されている期間等]における該保留アイコンの数[例えば、3つ等]よりも多い、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの数を変化させることで演出を多彩にできる場合がある。
ここで、表示手段は、保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、保留アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記表示手段は、図柄変動表示の保留に関するアイコン(以下、「保留アイコン[例えば、図164(A2)に示す保留アイコンh11,h12,h13等]」という。)を表示可能な手段であり、前記表示手段は、図柄変動表示の保留数を数字で表示する表示(以下、「数字保留表示[例えば、図164(A2)に示す第2保留数表示等]」という。)を表示可能な手段であり、前記数字保留表示が示す保留数[例えば、図164(A7)〜同図(A10)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間では、第2保留数表示における特図1の保留数は「3」を示している等]は、前記二つの変動アイコンが表示されている期間における前記保留アイコンの数[例えば、図164(A7)〜同図(A10)に示すように、第1変動アイコンh01と第2変動アイコンh02が表示されている期間では、保留アイコンは6つ表示されている等]よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンの数を変化させることで演出を多彩にできる場合がある。
ここで、表示手段は、保留アイコンのみを表示可能なものであってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、保留アイコンを必ず表示するものであってもよいし、保留アイコンを表示しない場合があるものであってもよい。
また、表示手段は、数字保留表示のみを表示可能なものであってもよいし、数字保留表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、数字保留表示を必ず表示するものであってもよいし、数字保留表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間において、前記保留アイコンの移動表示が表示され、前記第二の移動アニメが表示されている期間の少なくとも一部の期間において、前記保留アイコンの移動表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンによる演出を多彩にできる場合がある。
ここで、第一の移動アニメが表示されている期間の一部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよいし、第一の移動アニメが表示されている期間の全部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよい。
また、第二の移動アニメが表示されている期間の一部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよいし、第二の移動アニメが表示されている期間の全部の期間において、保留アイコンの移動表示が表示されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、図1に示すパチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記1)画像表示手段を備えた遊技台であって、前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な表示手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の表示であり、前記第一の表示は、或る演出が行われるまでの時間を報知する表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の表示であり、前記第二の表示は、前記或る演出が開始されるまでの時間が変化することを予告する場合がある表示であり、前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
ここで、「或る演出」とは、表示、演出可動手段(サブ液晶、バーサライタ、導光板等の画像表示手段を含む)による演出であってもよい。
(付記2)付記1に記載の遊技台であって、前記第二の表示が表示される場合において、該第二の表示が表示された後に前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。ここで、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよい。また、第二の表示が表示された場合のみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
(付記3)付記1又は2に記載の遊技台であって、前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段が、前記第一の画像表示手段よりも手前にあるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記4) 付記3に記載の遊技台であって、前記第二の画像表示手段において、前記第二の表示が表示される場合があり、前記第二の表示が表示されている前記第二の画像表示手段によって、前記第一の画像表示手段がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記5)付記1乃至4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、第二の表示が表示されている場合も、第一の表示によって報知される時間が進んでいる、ことを特徴とする遊技台。
(付記6)付記1乃至5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、タイマが0になった後に、第二の表示とは別の表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記7)付記1乃至6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、第二の表示が表示された方が、表示されない場合よりも大当りしやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記8)付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、前記或る演出とは、前記画像表示手段によって表示される前記第三の表示のことであり、前記代サインの表示とは、演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記9)付記1乃至7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、演出可動手段を備え、前記演出可動手段は、複数種類の動作を実行可能な手段であり、前記複数種類の動作のうちの一の種類の動作は、演出動作であり、前記或る演出とは、演出可動手段による演出動作のことである、ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出動作以外の動作が実行されてもよく、演出動作以外の動作として、例えば、電源投入時の動作、初期位置戻し動作、あるいは、退避動作がある。また、演出可動手段は、遊技盤に設けられたものに限定されず、例えば、枠(前扉)に設けられたものであってもよい。
(付記10)付記1乃至9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が発生した場合の方が、発生しない場合よりも大当りしやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記11)付記1乃至10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、 前記第一の表示が表示されてから前記第二の表示が表示されるまでの間に熱い演出表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記12)付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記13)付記1乃至11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記14)画像表示手段を備えた遊技台であって、前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、前記第一のタイミングとなる前に、前記期間表示が消去される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示の表示される期間は、リーチ中に限らず、変動中、大当り中であってもよい。また、リーチ中であっても、第一のリーチでは表示されるが第二のリーチでは表示されないものであってもよい。
(付記15)付記14に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の演出表示であり、前記期間表示によって前記第三の演出表示が表示されるタイミングが報知されない場合があり、前記第三の演出表示の表示中において、前記期間表示が非表示となる、ことを特徴とする遊技台。
ここで、演出表示以外にも、例えば、玉抜きエラー等のエラー報知、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れ防止報知等のエラー以外の報知、LEDによる発光、役物による演出動作が行われてもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第三の表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されなくてもよい。
(付記16)付記15に記載の遊技台であって、前記第三の演出表示は、当否判定の結果が大当りとなる図柄変動(以下、「大当り図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記17) 付記16に記載の遊技台であって、前記第三の演出表示は、当否判定の結果がはずれとなる図柄変動(以下、「ハズレ図柄変動」という。)において表示される場合がある演出表示であり、前記ハズレ図柄変動よりも前記大当り図柄変動の方が前記第三の演出表示が表示される頻度が高いように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記18)付記15乃至17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、演出可動手段を備え、前記演出可動手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、前記第三の演出表示の表示中に、前記電出可動手段が前記演出動作を行う場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)付記14乃至18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示が非表示になった後、該期間表示が視認容易な状態になる、ことを特徴とする遊技台。
(付記20)付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記リーチ中の或る期間が終了するまで前記期間表示が非表示となる、ことを特徴とする遊技台。
(付記21)付記14乃至19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、前記リーチ中の或る期間に必ず表示される表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記22)付記14乃至21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第二の演出表示を表示するタイミング(以下、「第二のタイミング」という。)を報知する表示である、ことを特徴とする遊技台。
ここで、期間表示によって表示されるタイミングは3回以上であってもよい。また、あるリーチが発生すると必ず3回、別のリーチが発生すると必ず2回チャンスアップを報知するというように、リーチに対応してチャンスアップを報知する箇所が固定されてもよいし、同じリーチであるときは3回報知し、あるときは1回しか報知しないというようにチャンスアップを報知する箇所が変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよいし、はずれやすくなっていてもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変動しなくてもよい。また、チャンスアップが発生した数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよいし、チャンスアップが発生した数が少ないほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
(付記23)付記14乃至22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記画像表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、 前記複数の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、前記第一の画像表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記24)付記14乃至23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記25)画像表示手段を備えた遊技台であって、前記画像表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、前記期間表示は、リーチ中の或る期間において表示される表示であり、前記期間表示は、前記第一の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する表示であり、前記第一のタイミングとなる前に、前記第三の表示によって、前記第一の演出表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記26)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示可能な手段であり、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化し、前記表示手段は、第二の表示を表示可能な手段であり、時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化し、前記第一の速度と前記第二の速度が異なる、ことを特徴とする遊技台。
(付記27)付記26に記載の遊技台であって、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、時間表示であり、前記時間表示とは、或る期間内における時間の経過に応じて該時間表示の少なくとも一部の表示態様が変化する表示のことであり、前記時間表示のうちの一の表示は、前記第一の表示であり、前記時間表示のうちの一の表示は、前記第二の表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記28)付記26又は27に記載の遊技台であって、前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記29)付記26乃至28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、第一の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、前記第二の表示は、第二の時間が経過するまで表示態様が変化する表示であり、前記第一の時間が経過すると、第三の表示が表示され、前記第二の時間が経過すると、第四の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
ここで、第三の表示と第四の表示とが同じであってもよいし、異なってもよい。また、第三の表示の方が第四の表示よりも信頼度が高くてもよいし、第四の表示の方が第三の表示よりも信頼度が高くてもよい。
(付記30)付記26乃至29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の種類の表示であり、前記第一の種類の表示として、前記第一の表示及び前記第二の表示がある、
ことを特徴とする遊技台。ここで、第一の表示と第二の表示は異なる種類の表示であってもよい。
(付記31)付記30に記載の遊技台であって、前記第一の種類の表示とは、タイマ予告表示のことであり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第一の演出表示であり、前記タイマ予告表示とは、前記第一の演出表示が表示されるまでの時間を報知する表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記32)付記30に記載の遊技台であって、操作手段を備え、前記第一の種類の表示とは、操作有効期間表示のことであり、前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記33)付記30に記載の遊技台であって、前記第一の種類の表示とは、期間表示のことであり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第二の演出表示であり、前記期間表示とは、第一の期間において前記第二の演出表示が表示される可能性があるタイミング(以下、「第一のタイミング」という。)を報知する場合がある表示のことであり、前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記34)付記26乃至33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、 前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記35)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、カウントダウン表示であり、前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでの時間の報知(以下、「時間報知」という。)が実行される場合がある演出であり、前記カウントダウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示の表示態様が第一の表示態様で表示される場合があり、前記カウントガウン表示によって前記時間報知が実行されている場合に、該カウントダウン表示が前記第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記36)付記35に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第二の表示態様とは、前記カウントダウン表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第二の表示サイズが前記第一の表示サイズよりも大きい、ことを特徴とする遊技台。
(付記37)付記35又は36に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、該カウントダウン表示が第一の表示態様で表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記38)付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示が表示されると、前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ必ず変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記39)付記35乃至37のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様のままで表示されるよりも、前記第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記40)付記35乃至39のうちいずれか一に記載の遊技台であって、一回の図柄変動表示の期間内で前記カウントダウン表示の開始と終了が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記41)付記35乃至40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様へ変化すると、該カウントダウン表示が移動する、ことを特徴とする遊技台。
(付記42)付記41に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の移動中も該カウントダウン表示による前記時間報知を継続する、ことを特徴とする遊技台。
(付記43)付記41に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の移動中は該カウントダウン表示による前記時間報知を中断する、ことを特徴とする遊技台。
(付記44)付記35乃至43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、前記カウントダウン表示による該或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われ、前記カウントダウン表示によって前記或る演出が行われるまでの時間が0であることを示す報知が行われた後に、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記45)付記44に記載の遊技台であって、前記或る演出が行われるまでの時間が0になると、特定表示を表示してから非表示になる、ことを特徴とする遊技台。
(付記46)付記35乃至45のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示態様へ変化しない場合もある、ことを特徴とする遊技台。
(付記47)付記35乃至46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示手段から構成されており、前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第一の表示手段であり、前記複数の表示手段のうちの一の表示手段は、第二の表示手段であり、前記第一の表示手段によって前記第一の表示態様の前記カウントダウン表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記48)付記47に記載の遊技台であって、前記第二の表示手段によって前記第二の表示手段のカウントダウン表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記49) 付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記50)付記35乃至48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記51)複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、前記第一の表示は、期間表示であり、前記第一の表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、前記第二の表示は、予告表示であり、前記第一の表示は、第一のタイミングを報知する表示であり、前記第一のタイミングとは、前記第二の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことであり、前記第一の表示が表示開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該第一の表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記52)付記51に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示であり、前記第三の表示は、演出表示であり、前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、前記第一のタイミングとなる前に前記第三の表示が表示される場合があり、前記第一の表示は、前記第三の表示が表示開始されるタイミングを報知しない表示であり、前記第三の表示の表示中では、前記第一の表示が消去される、ことを特徴とする遊技台。
(付記53)付記52に記載の遊技台であって、前記第三の表示は、予告表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記54)付記53に記載の遊技台であって、前記第三の表示が表示された場合の方が、該第三の表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記55)付記52乃至54のうちいずれか一に記載の遊技台であって、複数種類の動作を実行可能な演出可動手段を備え、前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作であり、 前記第一の動作は、演出動作であり、前記第三の表示の表示中に、前記第一の動作が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記56)付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が消去された後で、該第一の表示が再度表示されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記57)付記51乃至55に記載の遊技台であって、前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該第一の表示は表示されないように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記58)付記51乃至55のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでに該第一の表示が再動表示されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記59)付記51乃至58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記60)付記51乃至59のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示であり、前記第四の表示は、演出表示であり、前記第四の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、前記第一の表示は、第二のタイミングも報知する場合がある表示であり、前記第二のタイミングとは、前記第四の表示が表示開始される可能性があるタイミングのことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記61)付記51乃至60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記62)複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示であり、前記第一の表示は、カウントダウン表示を含む表示であり、前記カウントダウン表示は、タイミング報知を含む場合がある表示であり、前記タイミング報知とは、或る演出が行われるタイミングを前記カウントダウン表示の表示を更新することにより行わう報知のことであり、前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記63)付記62に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、ことを特徴とする遊技台。
(付記64)付記63に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズで表示されている表示態様のことであり、前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、ことを特徴とする遊技台。
(付記65)付記62乃至64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の表示が開始した際に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記66)付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記67)付記62乃至65のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記68)付記62乃至67のうちいずれか一に記載の遊技台であって、一回の図柄変動表示の実行中に前記第一の表示の表示が開始され、終了される、ことを特徴とする遊技台。
(付記69)付記62乃至68のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記70)付記69に記載の遊技台であって、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第一の表示態様の前記第一の表示が第一の位置に表示され、前記第二の表示態様の前記第一の表示が第二の位置に表示される、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
(付記71)付記69又は70に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示する場合がある表示であり、前記移動表示により、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記72)付記71に記載の遊技台であって、前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示の更新表示を継続する、ことを特徴とする遊技台。
(付記73)付記71に記載の遊技台であって、前記移動表示の表示中では、前記カウントダウン表示の更新表示が中断される、ことを特徴とする遊技台。
(付記74)付記62乃至73のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示は、時間のカウントダウンの表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記75)付記74に記載の遊技台であって、前記タイミング報知は、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことを報知する報知である、ことを特徴とする遊技台。
(付記76)付記74又は75に記載の遊技台であって、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記77)付記76に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示であり、前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。(付記78)付記62乃至77のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段であり、前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記79)付記78に記載の遊技台であって、前記第二の表示態様の前記第一の表示が、前記第二の表示手段に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記80)付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記81)付記62乃至79のうちいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A1)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数種類のメータ表示を表示可能な手段であり、前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第一のメータ表示であり、前記複数種類のメータ表示うちの一のメータ表示は、第四のメータ表示であり、前記第一のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第一の状態であり、前記第一のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第三の状態であり、前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第三の状態へ変化する場合がある表示であり、前記第四のメータ表示は、複数種類の状態を持つ表示であり、前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第四の状態であり、前記第四のメータ表示における前記複数種類の状態のうちの一の状態は第六の状態であり、前記第四のメータ表示は、前記第四の状態から前記第六の状態に変化する場合がある表示であり、前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化した場合は、該第一のメータ表示が該第一の状態から該第三の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高く、前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化した場合は、該第四のメータ表示が該第四の状態から該第六の状態に変化しなかった場合よりも、大当りの期待度が高い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A2)付記A1に記載の遊技台において、前記第四のメータ表示が前記第四の状態から前記第六の状態に変化する期待度は、前記第一のメータ表示が前記第一の状態から前記第三の状態に変化する期待度よりも高い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A3)付記A1又はA2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、装飾図柄を表示可能な手段であって、前記第一のメータ表示は、前記装飾図柄の停止中に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A4)付記A1乃至A3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第四のメータ表示は、前記第四の状態で表示開始される表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A5)付記A1乃至A4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一のメータ表示における前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、前記第一のメータ表示は、前記第一の状態から前記第二の状態に変化する場合がある表示であり、前記第一のメータ表示は、前記第二の状態から前記第三の状態に変化する場合がある表示であり、前記第一のメータ表示は、前記第一の状態で表示開始される場合がある表示であり、前記第一のメータ表示は、前記第二の状態で表示開始される場合がある表示であり、前記第一のメータ表示が、前記第一の状態で表示開始された場合よりも、前記第二の状態で表示開始された場合のほうが大当りの期待度が高い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A6)付記A1乃至A5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうち、一の表示は第一のアイコンであり、前記第一のメータ表示は、前記第一のアイコンが第一の回数表示されることによって、前記第一の状態から前記第三の状態へと変化する表示であり、前記第四のメータ表示は、前記第一のアイコンが第二の回数表示されることによって、前記第四の状態から前記第六の状態へと変化する表示であり、前記第二の回数は、前記第一の回数よりも少ない回数である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A7)付記A1乃至A6のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうち一の表示は、大当り表示であり、前記第一のメータ表示における前記第三の状態は、該第三の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態であり、前記第四のメータ表示における前記第六の状態は、該第六の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示されることを示す表示の状態である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A8)付記A7に記載の遊技台であって、前記第一のメータ表示の前記第二の状態は、該第二の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、前記第四のメータ表示の前記第五の状態は、該第五の状態が表示された前記装飾図柄の変動において前記大当り表示が表示される場合があることを示す表示の状態であり、前記第二の状態よりも前記第五の状態が表示されている場合の方が、前記大当り表示が表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A9)付記A1乃至A8のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の演出のうちの一の演出は、擬似連演出であり、前記擬似連予告は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、前記擬似連予告は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A10)付記A1乃至A9のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一の表示は、前記操作手段の操作促進表示であり、前記操作促進表示は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示であり、前記操作促進表示は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A11)付記A1乃至A10のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は複数種類の演出を表示可能な手段であって、前記複数種類の演出のうちの一の演出は、或る演出であり、前記或る演出は、該或る演出が表示された前記装飾図柄の変動において、前記大当り表示が表示されやすい演出であり、前記或る演出は、前記第一のメータ表示が前記第三の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出であり、前記或る演出は、前記第四のメータ表示が前記第六の状態へ変化すると表示開始される場合がある演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A12)複数種類の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、予告表示であり、前記期間表示は、リーチ演出表示が行われる期間における或る期間の開始を報知する表示であり、前記期間表示は、前記リーチ演出表示の表示中において、第一のタイミングを報知する表示であり、前記第一のタイミングとは、前記リーチ演出表示の表示中において、前記第一の演出表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、前記予告表示とは、前記期間表示によって前記第一のタイミングが報知されることを予告する表示のことであり、前記期間表示によって前記或る期間の開始が報知される前に、前記予告表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A13)付記A12に記載の遊技台であって、前記期間表示は、カーソル表示を含む表示であり、前記カーソル表示が、第二の位置(開始位置)から第一の位置を経て第三の位置(終了位置)まで移動することによって、前記第一の期間の開始から終了までが報知されるように構成されており、前記第二の位置は、前記第一の位置よりも前の位置であり、前記第一の位置は、前記第三の位置よりも前の位置であり、前記カーソル表示が前記第一の位置に到達することで、前記第一のタイミングであることが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A14)付記A13に記載の遊技台であって、前記期間表示は、チャンスアップ表示(第一のチャンスアップ表示)が表示される場合がある表示であり、前記チャンスアップ表示とは、前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示が開始されたことを報知する表示であり、前記第一のタイミングにおいて前記第一の演出表示の表示が開始された場合に、前記第一の位置に対応した表示位置に前記チャンスアップ表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A15)付記A12乃至A14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、移動表示を行う場合がある表示である、ことを長とする遊技台。
(付記A16)付記A15に記載の遊技台であって、前記期間表示によって或る期間の開始が報知される前に前記移動表示が行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A17)付記A15又はA16に記載の遊技台であって、前記移動表示が行われると、前記期間表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
(付記A18)付記A12乃至A17のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第一の表示態様であり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第二の表示態様であり、前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも最終的に(前記期間表示が表示される図柄変動表示にて)大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A19)付記A18に記載の遊技台であって、前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、前記第一の表示態様で表示された場合よりも、前記第一のタイミングとなった場合に、前記第一の演出表示が開始されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A20)付記A18又はA19に記載の遊技台であって、前記第一の表示態様で表示された前記予告表示が、前記第二の表示態様に変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A21)付記A12乃至A20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示は、複数の表示態様で表示される場合があり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第三の表示態様(例えば、デフォメータ)であり、前記複数の表示態様のうちの一の表示態様は、第四の表示態様(例えば、赤メータ)であり、前記期間表示が前記第四の表示態様で表示された場合の方が、前記第三の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A22)付記A21に記載の遊技台であって、前記予告表示の表示態様によって、前記期間表示の表示態様が前記第三の表示態様で表示されるか前記第四の表示態様で表示されるかわからない、ことを特徴とする遊技台。
(付記A23)付記A21又はA22に記載の遊技台であって、前記予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第四の表示態様で表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A24)付記A21乃至A23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示が前記第一の表示態様で表示された場合の方が、該予告表示が前記第二の表示態様で表示された場合よりも前記期間表示が前記第三の表示態様で表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A25)付記A12乃至A24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の予告表示であり、前記予告表示は、第一の予告表示であり、 前記第二の予告表示によって、前記第一の予告表示が表示されることが予告される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A26)付記A25に記載の遊技台であって、前記第二の予告表示によって前記第一の予告表示が予告された方がされてない場合よりも前記期間表示が表示される図柄変動表示が大当りになりやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A27)付記A12乃至A26のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記期間表示が表示される前に前記予告表示が表示された場合の方が、該期間表示が表示される前に該予告表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記A28)付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示の少なくとも一部によって行われる表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A29)付記A12乃至A27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示と別の表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A30)付記A12乃至A29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示によって前記リーチ演出表示が表示されることが予告されることで、前記期間表示が表示されることが予告される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A31)付記A12乃至A30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示と同じ図柄変動表示にて行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A32)付記A12乃至A31のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記期間表示が行われる図柄変動表示よりも前の図柄変動表示にてお行われる場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A33)付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間も表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A34) 付記A12乃至A32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、図柄停止表示が行われている期間に非表示となる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A35)付記A12乃至A34のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記リーチ演出表示の表示中に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A36)前記予告表示は、前記リーチ演出表示が開始される前に表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A37)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミングを報知する表示のことであり、前記表示手段は、或る演出として第Aの表示が表示される場合がある手段であり、前記第Aの表示が開始されるタイミング(以下、「第Aのタイミング」という。)において、該第Aの表示が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。ここで、或る演出とは、第Aの表示のことであってもよい。また、或る演出として第Pの表示の表示が開始される場合があってもよい。
(付記A38)付記A37に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において前記第Aの表示が表示される可能性のあるタイミングを報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記第Aの表示が開始されるタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A39)付記A38に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記第Aのタイミングにおいて前記第Aの表示が表示されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A40)付記A37に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記第Aの表示が表示されるタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、 前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記第Aの表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A41)付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示される場合があり、前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が表示されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A42)付記A37乃至A40のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなった場合に、前記第Aの表示が必ず表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A43)付記A37乃至A42のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A44)付記A37乃至A43のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A45)付記A44に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A46)付記A44に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A47)付記A37乃至A46のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第Aの表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A48)付記A37乃至A47のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第Aのタイミングとなって前記第Aの表示が表示されると、前記第一の表示が非表示となり、該第一の表示が表示されていた領域の少なくとも一部に重なる領域に該第Aの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A49)付記A37乃至A48のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、複数の画像表示手段から構成された手段であり、前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第一の画像表示手段であり、前記複数種類の画像表示手段のうちの一の画像表示手段は、第二の画像表示手段であり、前記第二の画像表示手段は、前記第一の画像表示手段よりも前側に設けられた手段であり、前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示され、前記第二の画像表示手段によって前記第Aの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A50)付記A49に記載の遊技台であって、前記第二の画像表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、前記第一の画像表示手段によって前記第一の表示が表示されている場合に前記第Aのタイミングとなると、前記第二の画像表示手段が前期演出動作を行う場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A51)付記A37乃至A50のうちいずれか一に記載の遊技台であって、操作手段を備え、前記第Aの表示とは、前記操作手段に関する表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A52)付記A37乃至A51のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、或る演出として第Cの表示が表示される場合がある手段であり、前記第Cの表示が開始されるタイミング(以下、「第Cのタイミング」という。)において、該第Cの表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A53)付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A54)付記A37乃至A52のうちいずれか一に記載の遊技台であって、 前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A55)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、前記第一の表示は、複数の図柄変動表示にわたって表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A56)付記A55に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A57)付記A56に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A58)付記A55に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A59)付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A60)付記A55乃至A58のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A61)付記A55乃至A60のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、 前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A62)付記A55乃至A61のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A63)付記A62に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A64)付記A62に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A65)付記A55乃至A64のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数の図柄変動表示のうちの第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示が開始しされ、前記複数の図柄変動表示のうちの第二の図柄変動表示において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知され、前記第一の図柄変動表示は、前記第二の図柄変動表示よりも前に行われる図柄変動表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A66)付記A65に記載の遊技台であって、或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、前記第二の図柄変動表示において、前記或る期間が開始され、前記第一の図柄変動表示において、前記第一の表示の表示態様が変化しないように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A67)付記A65に記載の遊技台であって、或る期間における時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化するように構成されており、前記第一の図柄変動表示において、前記或る期間が開始される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)付記A67に記載の遊技台であって、前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の表示態様の変化が行われない、ことを特徴とする遊技台。
(付記A68)付記A67に記載の遊技台であって、前記第一の図柄変動表示が終了してから該図柄変動表示の次の図柄変動表示が開始されるまでの間において、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A69)付記A65に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において表示される場合がある表示である、ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記第二の表示は、前記第二の図柄変動表示において表示されてもよい。また、前記第二の表示は、前記第一の図柄変動表示において必ず表示されてもよい。
(付記A70)付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A71)付記A55乃至A69のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A72)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「あるタイミング」という。)を報知する表示のことであり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A73)付記A72に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A74)
付記A73に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A75)付記A72に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A76)付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A77)付記A72乃至A75のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A78)付記A72乃至A77のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A79)付記A72乃至A78のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。
ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A80)付記A79に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A81)付記A79に記載の遊技台であって、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、とを特徴とする遊技台。
(付記A82)付記A72乃至A81のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示は、前記第一の表示によって表示される前記或る演出が開始されるまでの時間を予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A83)付記A72乃至A82のうちいずれか一に記載の遊技台であって、操作手段を備え、前記予告表示は、前記操作手段に関する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A84)付記A72乃至A83のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告表示が行われた後に、前記第一の表示によって前記或る演出が開始されるまでの時間が報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A85)付記A72乃至A84のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、該第一の表示によって予告表示が必ず行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A86)付記A72乃至A85のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示されると、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A87)付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A88)付記A72乃至A86のうちいずれか一に記載の遊技台であって、 前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A89)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示が表示される場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始される場合があるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示のことであり、前記表示手段は、第二の表示が表示される場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示であり、複数の前記第二の表示(以下、「複数の第二の表示」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A90)付記A89に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において前記或るタイミングを報知する表示であり、或る期間の時間の経過に応じて、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或るタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)付記A90に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A91)付記A89に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記或るタイミングを報知する表示であり、時間の経過に応じて、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様が変化し、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A92)付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るのタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A93)付記A89乃至A91のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A94)付記A89乃至A93のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A95)付記A94に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A96)付記A94に記載の遊技台であって、時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があるように構成されており、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A97)付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が必ず表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A98)付記A89乃至A96のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示が表示されると、前記第一の表示が表示される場合があり、ことを特徴とする遊技台。
(付記A99)付記A89乃至A98のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の表示とは、準備中表示のことであり、前記複数のぢ兄の表示とは、複数の準備中表示のことであり、前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第一の準備中表示であり、前記複数の準備中表示のうちの一の表示は、第二の準備中表示であり、 前記第一の準備中表示は、前記第二の準備中表示よりも先に表示された表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A100)付記A99に記載の遊技台であって、前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示されるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。ここで、複数の準備中表示に対して、一のタイマ予告が表示されてもよい。
(付記A101)付記A99に記載の遊技台であって、前記第一の準備中表示が表示された後に、該第一の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第一のタイマ表示」という。)が表示され、前記第二の準備中表示が表示された後に、該第二の準備中表示に対応するタイマ表示(以下、「第二のタイマ表示」という。)が表示され、前記第一のタイマ表示が前記第二のタイマ表示よりも先に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A102)付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A103)付記A89乃至A101のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A104)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示を表示する場合がある手段であり、前記第一の表示とは、或る演出が開始されるタイミングを報知する表示のことであり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じて、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様が変化する場合があり、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われる場合があり、前記予告とは、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されることを予告する予告のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A105)付記A104に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、期間表示のことであり、前記期間表示は、或る期間において前記或る演出が開始される可能性のあるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、前記期間表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記或る演出が開始されるタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A106)付記A105に記載の遊技台であって、前記期間表示は、第Bの表示が表示される場合がある表示であり、前記或るタイミングにおいて前記或る演出が開始されると、前記第Bの表示が表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A107)付記A104に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、タイマ表示のことであり、前記タイマ表示は、前記或る演出が開始されるタイミング(以下、「或るタイミング」という。)を報知する表示であり、前記タイマ表示の少なくとも一部の表示態様の変化が終了すると、前記或る演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A108)付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始される場合があり、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が開始されない場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A109)付記A104乃至A107のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或るタイミングとなった場合に、前記或る演出が必ず開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記A110)付記A104乃至A109うちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の表示を表示する場合がある手段であり、前記第二の表示は、前記第一の表示が表示されることを予告する表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A111)付記A104乃至A110のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、移動表示が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われると、前記第一の表示の表示位置が変化する、ことを特徴とする遊技台。ここで、必ず移動表示が行われてもよいし、移動表示が行われる場合と行われない場合があってもよい。
(付記A112)付記A111に記載の遊技台であって、前記第一の表示が表示された後であって、該第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A113)付記A111に記載の遊技台であって、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化中において、前記移動表示が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A114)付記A104乃至A113のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記予告は、前記第一の表示による予告表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A115)付記104乃至A114のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、偽予告が行われる場合があり、前記偽予告が行われても、前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が開始されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記A116)付記104乃至A115のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出が開始されるまでの時間の経過に応じた前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様の変化が行われる前に、予告が行われるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A117)付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、とを特徴とする遊技台。
(付記A118)付記A104乃至A116のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A119)タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合がるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A120)付記A119に記載の遊技台であって、複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、前記タイマ演出は、一回のラウンド遊技において実行される場合がある演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A121)付記A119に記載の遊技台であって、複数のラウンド遊技により前記大当り遊技が構成されるものであり、前記タイマ演出は、二回以上のラウンド遊技にまたがって実行される場合がある演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A122)付記A120又はA121に記載の遊技台であって、前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、或るタイマ演出(以下、「第一のタイマ演出」という。)における前記タイマ表示は、前記初期値として第一の時間を示すものであり、前記第一のタイマ演出は、第一の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、前記第一のタイマ演出は、第二の回数のラウンド遊技にまたがって実行される場合があり、前記第二の回数は、前記第一の回数よりも多い回数であり、前記第一の回数は、一回又は複数回である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A123)付記A120又はA121に記載の遊技台であって、一のラウンド遊技は、第一の時間が経過した場合に終了するように構成されており、前記タイマ表示は、初期値を表示した後で該初期値から減算表示されて前記或る時間を示すように構成された表示であり、前記或る時間を示す表示は、前記タイマ表示が0となる時間を示す表示であり、前記初期値として第二の時間が表示される場合があり、前記第二の時間は、前記第一の時間よりも短い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A124)付記A119乃至A123のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出は、前記タイマ表示の表示が行われずに開始される場合(以下、「第一の場合」という。)がある演出であり、前記或る演出は、前記タイマ表示が或る時間を示す表示になって開始される場合(以下、「第二の場合」という。)がある演出であり、前記第一の場合における前記或る演出は、第一の態様で実行される演出(以下、「第一の演出」という。)であり、前記第二の場合における前記或る演出は、第二の態様で実行される場合がある演出(以下、「第二の演出」という。)であり、前記第一の態様と前記第二の態様は、異なる態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A125)付記A124に記載の遊技台であって、前記第一の演出が開始可能なタイミングよりも前記第二の演出が開始可能なタイミングの方が早くなりやすいように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A126)付記A124又はA125に記載の遊技台であって、前記第二の場合における前記或る演出として前記第一の演出が実行される場合があり、前記第二の場合において、前記第一の演出が実行されるタイミングと前記第二の演出が実行されるタイミングが異なる、ことを特徴とする遊技台。
(付記A127)付記A119乃至A126に記載の遊技台であって、前記或る演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A128)付記A124乃至A126のうちいずれか一を引用する付記A127に記載の遊技台であって、前記確定演出は、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出であり、保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が一つの場合は、前記第一の演出と前記第二の演出のうちの一方の演出を実行する場合があるように構成されており、保留内に含まれている大当りとなる図柄変動表示の数が二つ以上の場合は、前記第一の演出と前記第二の演出の両方の演出を実行する場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A129)付記A124乃至A126のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出は、遊戯者に有利な特典が付与される可能性があることを示唆する演出であり、前記第一の演出よりも前記第二の演出の方が遊技者に有利な特典が付与される可能性が高く構成されており、前記第一の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出として行われる場合(以下、「第一の場合」という。)があり、前記第一の演出は、前記確定演出ではない場合(以下、「第二の場合」という。)があり、前記第二の演出は、遊技者に有利な特典が付与されることを報知する確定演出であり、前記第一の場合よりも前記第二の場合の方が、前記第二の演出が実行されやすいように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A130)付記A119乃至A129のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記タイマ表示は、前記大当り遊技の開始前に行われる図柄変動表示の実行中に表示されて、大当り遊技の実行中に該タイマ表示が前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A131)付記A130に記載の遊技台であって、前記タイマ演出は、一回の図柄変動表示において実行される場合(以下、「第三の場合」という。)があるように構成されており、前記第三の場合における前記或る演出は、実行中の前記図柄変動表示に関する予告演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A132)付記A119に記載の遊技台であって、 前記タイマ表示は、前記大当り遊技の実行中に表示されて、該大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A133)付記A132に記載の遊技台であって、前記タイマ表示は、遊技に関する或る条件が達成された場合に前記或る時間を示すために表示変化を開始するように構成されており、前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技が終了した後に実行される図柄変動表示の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されており、前記或る条件が達成されたタイミングに応じて前記大当り遊技の実行中に前記或る時間を示す表示になる場合があるように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A134)付記A119、A132又はA133に記載の遊技台であって、前記或る演出として、前記大当り遊技が終了した後の遊技状態を示唆する演出(以下、「第十一の演出」という。)が実行される場合があり、前記或る演出として、保留内に大当りとなる図柄変動表示が含まれていることを報知する演出(以下、「第十二の演出」という。)が実行される場合があり、前記或る演出は、前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合であっても実行される場合があるように構成されており、前記大当り遊技の実行中において前記タイマ表示が前記或る時間を示さない場合に、前記第十二の演出よりも前記第十一の演出の方が実行されやすいように構成されている、ことを特徴とする遊技台。
(付記A135)タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、大当り遊技の実行中において前記タイマ演出の少なくとも一部が行われる場合があるように構成されており、前記大当り遊技の実行中に遊技者に有利な特典が付与されることを示唆する演出(以下、「第四の演出」という。)が実行される場合があるように構成されており、前記第四の演出は、前記或る演出が少なくとも1回以上実行された場合に実行される場合がある演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A136)付記A119乃至A135のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記演出手段とは、表示手段のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記A137)付記A119乃至A136のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A138)付記A119乃至A137のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る時間とは、タイマの残時間が0を示す時間のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A139)付記A119乃至A138のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記或る演出は、大当り遊技の実行中におけるインターバルにおいても実行可能な演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記A140)タイマ演出を実行可能な演出手段を備えた遊技台であって、前記タイマ演出は、タイマ表示の表示が開始された後で該タイマ表示が或る時間を示す表示になった場合に演出(以下、「或る演出」という。)が開始されるように構成された演出であり、少なくとも図柄変動表示の実行中にタイマ演出が行われて、該図柄変動表示が終了した後に新たな図柄変動表示が行われていない期間に前記或る演出が行われ場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A141)表示手段と、操作手段と、備えた遊技台であって、前記表示手段は、操作表示が表示される場合がある手段であり、前記操作表示とは、前記操作手段に関する表示のことであり、前記表示手段は、タイマ表示が表示される場合がある手段であり、前記タイマ表示とは、前記操作表示が表示されるタイミングを予告する表示のことであり、前記タイマ表示は、前記操作表示が表示されるまでの時間の経過に応じて該タイマ表示の少なくとも一部の表示が変化する表示であり、前記タイマ表示が表示された後に、前記操作表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A142)付記A141に記載の遊技台であって、前記タイマ表示として、第一のタイマ表示が表示される場合があり、
前記第一のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第一の時間が経過すると、第一の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、前記タイマ表示として、第二のタイマ表示が表示される場合があり、前記第二のタイマ表示の少なくとも一部の表示の変化が開始されてから、或る時間として第二の時間が経過すると、第二の表示態様の前記操作表示が表示される場合があり、前記第一の時間よりも前記第二の時間の方が長い、ことを特徴とする遊技台。
(付記A143)付記A141又はA142に記載の遊技台であって、第二の操作手段を備え、前記操作手段とは、第一の操作手段のことであり、 前記操作表示とは、第一の操作表示のことであり、前記表示手段は、第二の操作表示が表示される場合がある表示であり、前記第二の操作表示とは、前記第二の操作手段に関する表示のことであり、前記タイマ表示の表示中において、前記操作表示が表示されるまでの或る時間が経過すると、前記第二の操作表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A144)付記A141乃至A143のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記タイマ表示の表示中において前記操作手段の操作があった場合に、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A145)付記A141乃至A144のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記タイマ表示による前記操作表示が表示されるまでの或る時間の経過に応じた表示態様の変化が行われている場合において、該タイマ表示の表示態様が変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記A146)付記A141乃至A145のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、予告表示が表示される場合がある手段であり、前記予告表示とは、前記タイマ予告が表示されることを予告する表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
(付記A147)付記A141乃至146のうちいずれか一に記載の遊技台であって、最終的に大当り図柄態様が確定表示されるか最終的にハズレ図柄態様が確定表示されるかは、図柄の変動開始の際に行われる大当り判定によって決定されるように構成されており、前記大当り判定の結果は、前記操作表示の表示態様によって変化せず、前記大当り判定は、遊技盤に設けられた始動口に遊技球が進入した場合に取得される乱数を用いた大当り抽選の結果に応じて判定されるように構成されており、前記大当り抽選において大当りと判定される確率(以下、「大当り確率」という。)は、予め定められており、前記大当り確率は、前記操作表示の表示態様によって変化しない、ことを特徴とする遊技台。
(付記B1)遊技者が操作可能な位置に設けられた操作手段と、複数の演出を実行可能な演出手段と、を備えた遊技台であって、前記操作手段は、複数の状態となることが可能な手段であり、前記複数の状態のうちの一の状態は、第一の状態であり、前記複数の状態のうちの一の状態は、第二の状態であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、前記第一の演出は、前記第一の状態の前記操作手段の操作を促す演出であり、前記第二の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり、前記第二の演出は、前記操作手段の操作を促す演出ではなく、前記第三の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり、前記第三の演出は、前記第二の状態の前記操作手段の操作を促す演出であり、或る演出は、複数のパターンを有する演出であり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第一のパターンであり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第二のパターンであり、前記第一のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第二の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第二のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第三の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第一のパターンによる前記或る演出が実行される場合よりも前記第二のパターンによる該或る演出が実行される場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記B2)付記B1に記載の遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第四の演出であり、前記第四の演出は、前記第三の演出における前記操作手段の操作応答演出の場合がある演出であり、前記第四の演出は、前記第二の演出が実行された後で開始される場合がある演出であり、前記第四の演出は、実行中の図柄変動表示の当否に関する示唆演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B3)付記B1又はB2に記載の遊技台であって、前記第一のパターンは、前記第一の演出の実行中に前記操作手段の操作がされなかった場合であっても前記第二の演出が開始され、前記第二のパターンにおける前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に前記第三の演出が開始されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記B4)付記B3に記載の遊技台であって、前記第二のパターンにおける前記第一の演出の実行中に前記操作手段が操作されなかった場合に前記第二の演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B5)付記B1乃至B4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第五の演出であり、 前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第三のパターンであり、前記第三のパターンは、前記第五の演出が開始された後で前記第三の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第五の演出は、前記第二の状態の前記操作手段の操作を促す演出であり、前記第五の演出の態様と前記第三の演出の態様は、異なる態様である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B6)付記B5に記載の遊技台であって、前記第三の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第三の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第五の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第五の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第三の表示と前記第五の表示では、該第五の表示の方が大きい、ことを特徴とする遊技台。
(付記B7)付記B5又はB6に記載の遊技台であって、前記第三の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第十三の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第五の演出は、前記操作手段を模した表示(以下、「第十五の表示」という。)が表示される演出を含み、前記第十三の表示および該第十三の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の表示が第十三の色で表示され、前記第十五の表示および該第十五の表示を取り囲むエフェクト表示のうちの少なくとも一方の表示が第十五の色で表示され、前記第十三の色と前記第十五の色は、異なる色である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B8)付記B1乃至B7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第四のパターンであり、前記第四のパターンは、前記第二のパターンにおいて前記第一の演出が開始されるタイミングで演出が開始されないパターンであり、前記第四のパターンは、前記第二のパターンにおいて前記第三の演出が開始されるタイミングで該第三の演出が開始されるパターンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記B9)付記B1乃至B7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第四のパターンであり、前記第四のパターンは、前記第一の演出が開始された後で第六の演出が開始されるパターンを含むパターンであり、前記第六の演出は、前記第一の演出における前記操作手段の操作応答演出であり、前記第一の演出は、該第一の演出が実行された後の演出として前記第三の演出が開始されるか前記第六の演出が開始されるかを選択する演出である、ことを特徴とする遊技台。
(付記B10)付記B9に記載の遊技台であって、前記第六の演出は、前記第一の状態の前記操作手段の操作を促す演出である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記B11)付記B9又はB10に記載の遊技台であって、前記第一の演出において前記操作手段が操作されなかった場合に、該第一の演出が終了した後で前記第六の演出が開始される、ことを特徴とする遊技台
(付記B12)付記B1乃至B11のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記演出手段は、前記操作手段の操作を促す演出をストックしていることを示唆する演出(以下、「ストック演出」という。)を実行可能な手段であり、前記ストック演出は、一回または複数回の前記操作手段の操作を促す演出をストック可能な演出であり、前記ストック演出は、前記操作手段の操作を促す演出の実行に関連してストックが減る演出であり、前記第一のパターンは、前記ストック演出において一のストックが減るパターンであり、
前記第二のパターンは、前記ストック演出において一のストックが減るパターンである、ことを特徴とする遊技台。
(付記B13)付記B1乃至B12のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の演出において前記操作手段が操作されなかった場合に、該第一の演出が終了した後で前記第二の演出が開始される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B14)遊技者が操作可能な位置に設けられた複数の操作手段と、複数の演出を実行可能な演出手段と、を備えた遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、前記第一の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出であり、前記第二の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、前記第二の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出ではなく、前記第三の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、前記第三の演出は、前記第二の操作手段の操作を促す演出であり、或る演出は、複数のパターンを有する演出であり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第一のパターンであり、前記複数のパターンのうちの一のパターンは、第二のパターンであり、前記第一のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第二の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第二のパターンは、前記第一の演出が開始された後で前記第三の演出が開始されることを含むパターンであり、前記第一のパターンによる前記或る演出が実行される場合よりも前記第二のパターンによる該或る演出が実行される場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記B14−1)遊技者が操作可能な位置に設けられた複数の操作手段と、複数の演出を実行可能な演出手段と、を備えた遊技台であって、前記複数の演出のうちの一の演出は、第一の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第二の演出であり、前記複数の演出のうちの一の演出は、第三の演出であり、前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第一の操作手段であり、前記複数の操作手段のうちの一の操作手段は、第二の操作手段であり、前記第一の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出であり、前記第二の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、前記第二の演出は、前記第一の操作手段の操作を促す演出を含まない演出であり、前記第三の演出は、前記第一の演出における前記第一の操作手段の操作応答演出であり、前記第三の演出は、前記第二の操作手段の操作を促す演出であり、前記第一の演出の実行が開始された後で前記第二の演出の実行が開始された場合よりも、該第一の演出の実行が開始された後で前記第三の演出の実行が開始された場合の方が、最終的に大当り図柄態様が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記B15)表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、実行中の図柄変動表示に関するアイコン(以下、「変動アイコン」という。)を表示可能な手段であり、前記表示手段は、該表示手段における表示領域のうちの第一の表示領域に前記変動アイコンを表示可能な手段であり、前記表示手段は、2つの前記変動アイコン(以下、「2つの変動アイコン」という。)を表示可能な手段であり、前記2つの変動アイコンのうちの1つは、第一の変動アイコンであり、前記2つの変動アイコンのうちの1つは、第二の変動アイコンであり、前記第二の変動アイコンは、前記第一の表示領域とは異なる表示領域に表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B16)付記B15に記載の遊技台であって、前記第一の変動アイコンの表示期間に前記第二の変動アイコンの移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B17)付記B16に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの後に前記第二の変動アイコンが前記第一の表示領域に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B18)付記B16又はB17に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの後に前記第一の表示領域に表示される前記第二の変動アイコンの大きさは、該移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間における該第二の変動アイコンの大きさとは異なる、ことを特徴とする遊技台。
(付記B19)付記B16乃至B18のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコンと重なる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B20)付記B16乃至B19のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが予告表示と重なる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B21)付記B16乃至B20のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の変動アイコンが前記第一の変動アイコンと前記予告表示に重なる場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B22)付記B16乃至B21のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記装飾図柄変動表示が1つのみ表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B23)付記B16乃至B22のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間にミニ装飾図柄変動表示が1つのみ表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B24)付記B16乃至B23のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記装飾図柄変動表示と前記ミニ装飾図柄変動表示のうちの一方のみが表示される、ことを特徴とする遊技台。
(付記B25)付記B15乃至B24のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の変動アイコンの移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」という。)が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B26)付記B16乃至B24のうちいずれか一を引用する付記B25に記載の遊技台であって、前記第一の移動アニメーションの開始後に前記第二の移動アニメーションが開始される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B27)付記B16乃至B24のうちいずれか一を引用する付記B25又はB26に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第一の大当り期待度を示す第一の表示を表示可能な手段であり、 前記第一の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第一の表示の移動表示が行われ、前記表示手段は、第二の大当り期待度を示す第二の表示を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記第二の表示の移動表示が行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記B28)付記B16乃至B24のうちいずれか一を引用する付記B25乃至B27のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記保留アイコンの移動表示が行われ、前記第二の移動アニメーションの期間の少なくとも一部の期間に前記保留アイコンの移動表示が行われる、ことを特徴とする遊技台。
(付記B29)付記B25乃至B28のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記第一の移動アニメーションの開始後に前記第一の変動アイコンが前記第一の表示領域とは異なる表示領域に表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B30)付記B15乃至B29のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記2つの変動アイコンの表示期間の少なくとも一部の表示期間に前記第一の表示領域に前記変動アイコンが表示されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記B31)付記B15乃至B30のうちいずれか一に記載の遊技台であって、1の装飾図柄変動表示の期間において、前記変動アイコンの数が1から2に増加した後に1に減少する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B32)付記B15乃至B31のうちいずれか一に記載の遊技台であって、1の装飾図柄変動表示の期間において、前記変動アイコンの数が1から2に増加した後に1に減少し、該減少の後に、2に増加した後に1に減少する場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記B33)付記B15乃至B32のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、保留アイコンを表示可能な手段であり、前記2つの変動アイコンの表示期間における前記保留アイコンの数は、該2つの変動アイコンの表示前における該保留アイコンの数よりも多い、ことを特徴とする遊技台。
(付記B34)付記B15乃至B33のうちいずれか一に記載の遊技台であって、前記表示手段は、数字保留表示を表示可能な手段であり、前記数字保留表示が示す保留数は、前記2つの変動アイコンの表示期間における前記保留アイコンの数よりも少ない、ことを特徴とする遊技台。
<操作演出表示>
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される操作演出表示(以下、「ボタン演出」という場合がある。)の具体例について説明する。
<操作演出表示/実施例1−1>
図175(a)は、実施例1−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域内でボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、操作手段による操作を受け付けた場合の演出例について説明する。
図175(a)(1)に示すタイミングでは、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央部には、第1装飾図柄として、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せが停止表示されている。また、この装飾図柄の組合せの後方には、太陽や雲等の画像からなる晴天背景画像bgを第一の大きさ(本例では、装飾図柄表示装置208の最大表示領域と同じ大きさ)が表示されている。
なお、各種演出中の背景画像の種類は、本例に限定されず、例えば、図14(a)に示すようなデフォルトの背景画像(海岸の背景画像)であってもよいし、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、曇り空の背景画像、夜間の背景画像、モードに応じた背景画像等)であってもよい。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上隅部には、第2保留数表示SPが表示され、左上隅部には、第2装飾図柄SSが表示されている。第2装飾図柄SSも第1装飾図柄の停止表示に合わせて、「装飾2−装飾3−装飾2」の装飾図柄の組合せに対応する数字の組合せ「232」で停止表示されている。なお、図175(a)(1)に示すタイミングでは、図柄が停止表示されているため、変動アイコンhoは表示されていないが、変動アイコンhoが表示される変動アイコン表示領域heを破線で区画して表している。
さらに、図175(a)(1)に示す制御状態(遊技状態)は、特図低確率普図低確率状態である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、第2UI部281に特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態における装飾図柄表示装置208の所定領域(例えば、表示領域の右端)に、特図2の保留アイコン表示領域が設けられてもよい。
図175(a)(1)には、第2UI部281に4つの特図1の保留アイコンh11〜h14が表示されている。本例では、特図1の保留アイコンh13,h14はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)であり、特図1の保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様とは異なる第二の表示態様(丸形の縞模様かつ青色の表示態様)であり、特図1の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様とは異なる第三の表示態様(丸形の網掛け模様かつ黄色の表示態様)である。第2UI部281では、保留アイコンh11〜h14が横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。一方、装飾図柄表示装置208の下方右側に形成された第1UI部280には何も表示していない。
続く図175(a)(2)では、第2保留数表示SPが4から3に更新され、第2装飾図柄SSの変動表示が開始している様子が示されている。なお、第2保留数表示SPの更新表示と第2装飾図柄SSの変動表示の開始とが同時に行われてもよいし、第2保留数表示SPの更新表示が行われた後で第2装飾図柄SSの変動表示が開始してもよいし、第2装飾図柄SSの変動表示が開始した後で第2保留数表示SPの更新表示が行われてもよい。
また、同図(a)(2)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコンの台座hsoに到達し、変動アイコンhoとして表示されるとともに、変動開始前まで第二〜第四の保留アイコンh12〜h14であった保留アイコンが、第一〜第三の保留アイコンh11〜h13の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11〜h13として表示され、その後、第1装飾図柄の変動表示が開始される。
ここで、装飾図柄表示装置208で表示可能な各種表示は、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」と、表示領域の大きさが変化しない「第二の表示」と、に分類される。本例では、晴天背景画像bg、変動アイコンho、変動アイコンの台座hso、保留アイコンh11〜h14等が、「第一の表示」の一例に該当し、第2装飾図柄SS、第2保留数表示SP、変動アイコン表示領域he等が、「第二の表示」の一例に該当する。なお、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」に含める画像、表示領域、文字列、アイコン等は、本例に限定されず、例えば、第2装飾図柄SS、第2保留数表示SP、変動アイコン表示領域he等を含めてもよい。
続く図175(a)(3)〜同図(a)(5)に示す期間では、第一の表示(本例では、晴天の背景画像bg、変動アイコンho、変動アイコンの台座hso、保留アイコンh11〜h14を含む表示。以下、「背景表示」という場合がある。)の大きさを段階的に縮小している。また、同図(a)(3)に示すタイミングでは、背景表示の縮小を継続しながら、背景表示の周囲の少なくとも一部(本例では、周囲全て)を囲む枠表示wpを表示し、同図(a)(5)に示すタイミングでは、背景表示の縮小を終了し、第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)よりも小さい第二の大きさの背景表示(以下、「縮小背景表示」という場合がある。)を表示している。
なお、本例では、第一の大きさを、装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ、第二の大きさを、図175(a)(5)に示す縮小背景表示の大きさとしたが、本発明に係る「第一の大きさ」と「第二の大きさ」は本例に限定されず、第二の大きさが第一の大きさよりも小さければよい。したがって、例えば、第一の大きさを、図175(a)(3)に示す縮小背景表示の大きさ、第二の大きさを、図175(a)(4)に示す縮小背景表示の大きさとしてもよい。
続く図175(a)(6)に示すタイミングでは、縮小背景表示の表示中に、当該縮小背景表示の表示領域内においてボタン演出(操作演出表示)beを開始している。このように、ボタン演出beを構成する画像や文字列が、縮小背景表示にオーバーラップするように構成すれば、ボタン演出beに遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
ここで、本例のボタン演出beは、或る操作手段(例えば、図1に示すチャンスボタン136)の操作を促す操作促進表示(本例では、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像の表示、「PUSH」や「押せ!」という文字列の表示、下向きの矢印の画像の表示)と、或る操作手段による操作が有効となる操作有効期間を表すメーター表示で構成される。また、ボタン演出beでは、「押せ!」という文字列と、下向きの矢印の画像が、操作有効期間の経過とともに上下動する変化アニメーションを行う。なお、変化アニメーションの表示態様は、本例に限定されず、例えば、ボタンのみが上下動するアニメーションでもよいし、下向きの矢印のみが上下動するアニメーションであってもよい。
続く図175(a)(8)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(a)(9)に示すタイミングでは、操作が行われたことに基づいて、縮小背景表示の表示領域内において、当該操作に対応する結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を変動アイコンhoにオーバーラップさせて表示している。なお、本例では、結果表示kpの一部が変動アイコンhoにオーバーラップするように構成している。このように、結果表示kpの少なくとも一部が、変動アイコンhoにオーバーラップするように構成すれば、結果表示kpや、この結果表示kpにオーバーラップされる変動アイコンhoに遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
続く図175(a)(10)〜同図(a)(13)に示す期間では、結果表示kpの表示を消去したことを契機として、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(a)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻している。なお、続く図175(a)(14)に示す装飾図柄表示装置208には、当該変動遊技の当否結果として、「装飾4−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
<操作演出表示/実施例1−2>
図175(b)は、実施例1−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域内でボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、操作手段による操作を受け付けなかった場合の演出例について説明する。
なお、図175(b)(1)〜同図(b)(8)、同図(b)(16)〜同図(b)(16)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(8)、同図(a)(13)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図175(b)(6)〜同図(b)(10)に示す期間では、ボタン演出beの表示を行っているが、遊技者が或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を行っていないため、操作有効期間を表すメーター表示の目盛りを徐々に減らす減少表示を行っている。
続く図175(b)(11)〜同図(b)(13)に示す期間では、操作有効期間の残り時間が或る時間以下(例えば、2秒以下)になったことを契機として、ボタン演出beと縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(b)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、ボタン演出beと縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻す一方で、ボタン演出beの大きさを拡大している。
続く図176(b)(14)に示すタイミングでは、操作有効期間が経過したことを契機として、ボタン演出beを消去するとともに、結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示し、続く同図(b)(15)に示すタイミングでは、結果表示kp(家紋の画像の表示)を消去している。なお、本例では、結果表示kpの一部が変動アイコンhoと第一装飾図柄の一部にオーバーラップするように構成している。このように、結果表示kpの少なくとも一部が、変動アイコンhoや装飾図柄表示にオーバーラップするように構成すれば、結果表示kpや、この結果表示kpにオーバーラップされる変動アイコンhoや第一装飾図柄に遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
なお、本例では、操作有効期間の残り時間が或る時間以下になったことを契機として、縮小背景表示の拡大を開始したが、本発明はこれに限定されず、例えば、操作有効期間が或る時間(例えば、3秒)経過したことを契機として、縮小背景表示の拡大を開始してもよいし、操作有効期間が終了したこと(残り時間が0秒になったこと)を契機として、縮小背景表示の拡大を開始してもよい。
<操作演出表示/実施例2−1>
図176(a)は、実施例2−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域外でボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、操作手段による操作を受け付けた場合の演出例について説明する。
なお、図176(a)(1)〜同図(a)(5)、同図(a)(10)〜同図(a)(14)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(5)、同図(a)(10)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図176(a)(6)に示すタイミングでは、縮小背景表示の表示中に、当該縮小背景表示の表示領域外においてボタン演出(操作演出表示)beを開始している。このように、ボタン演出beを構成する画像や文字列が、縮小背景表示にオーバーラップしないように構成すれば、背景表示の視認性を高めることができる上に、意外性のある演出を行うことができる場合がある。
また、図176(a)(8)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(a)(9)に示すタイミングでは、操作が行われたことに基づいて、縮小背景表示の表示領域内と当該表示領域外に跨って、当該操作に対応する結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示している。なお、本例では、結果表示kpの一部が縮小背景表示のほとんどの表示領域をオーバーラップするように構成している。このように、結果表示kpの少なくとも一部が、縮小背景表示のほとんどの表示領域にオーバーラップするように構成すれば、結果表示kpに遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
<操作演出表示/実施例2−2>
図176(b)は、実施例2−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域外でボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、操作手段による操作を受け付けなかった場合の演出例について説明する。
なお、図176(b)(1)〜同図(b)(8)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例2−1>において説明した図176(a)(1)〜同図(a)(8)に示す演出と同じであり、また、図176(b)(14)〜同図(b)(16)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例1−2>において説明した図175(b)(14)〜同図(b)(16)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図176(b)(6)〜同図(b)(10)に示す期間では、ボタン演出の表示を行っているが、遊技者が或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を行っていないため、操作有効期間を表すメーター表示の目盛りを徐々に減らす減少表示を行っている。
続く図176(b)(11)〜同図(b)(13)に示す期間では、操作有効期間の残り時間が或る時間以下(例えば、2秒以下)になったことを契機として、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(b)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻している。
一方、ボタン演出を構成する画像や文字列は、操作有効期間が経過するまで、大きさの拡大縮小や位置の移動を行わず、縮小背景表示の拡大に伴って縮小背景表示に表示される変動アイコンhoにオーバーラップするように構成している。このように、ボタン演出beを構成する画像や文字列の少なくとも一部が、変動アイコンhoにオーバーラップするように構成すれば、ボタン演出beや、このボタン演出beにオーバーラップされる変動アイコンhoに遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
<操作演出表示/実施例3−1>
図177(a)は、実施例3−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示と係わりなくボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、操作手段による操作を受け付けた場合の演出例について説明する。
なお、図177(a)(1)〜同図(a)(5)、同図(a)(9)〜同図(a)(14)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例2−1>において説明した図176(a)(1)〜同図(a)(5)、同図(a)(9)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図177(a)(6)〜同図(a)(8)に示す期間では、縮小背景表示の表示中に、当該縮小背景表示とは係わりなく(本例では、縮小背景表示の表示領域内と当該表示領域外に跨って)、ボタン演出(操作演出表示)beを開始している。このように、ボタン演出beを構成する画像や文字列が、縮小背景表示とは係わりなく表示されれば、ボタン演出の視認性を高めることができる上に、意外性のある演出を行うことができる場合がある。
<操作演出表示/実施例3−2>
図177(b)は、実施例3−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示と係わりなくボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、操作手段による操作を受け付けなかった場合の演出例について説明する。
なお、図177(b)(1)〜同図(b)(8)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例3−1>において説明した図177(a)(1)〜同図(a)(8)に示す演出と同じであり、図177(b)(14)〜同図(b)(16)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例1−2>において説明した図175(b)(14)〜同図(b)(16)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図177(b)(6)〜同図(b)(10)に示す期間では、ボタン演出の表示を行っているが、遊技者が或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を行っていないため、操作有効期間を表すメーター表示の目盛りを徐々に減らす減少表示を行っている。
続く図176(b)(11)〜同図(b)(13)に示す期間では、操作有効期間の残り時間が或る時間以下(例えば、2秒以下)になったことを契機として、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(b)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻している。
一方、ボタン演出を構成する画像や文字列は、操作有効期間が経過するまで、大きさの拡大縮小や位置の移動を行わず、常に縮小背景表示のほぼ中央にオーバーラップするように構成している。このように、ボタン演出beを構成する画像や文字列の少なくとも一部が、縮小背景表示にオーバーラップするように構成すれば、ボタン演出の視認性を高めることができる上に、意外性のある演出を行うことができる場合がある。
<操作演出表示/実施例4−1>
図178(a)は、実施例4−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域内で長押しを促すボタン演出(以下、「長押しボタン演出」という場合がある。)を行うとともに、当該長押しボタン演出中に、操作手段による長押し操作を受け付けた場合の演出例について説明する。
なお、図178(a)(1)〜同図(a)(5)、同図(a)(15)〜同図(a)(16)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(5)、同図(a)(13)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図178(a)(6)に示すタイミングでは、縮小背景表示の表示中に、当該縮小背景表示の表示領域内において長押しボタン演出(操作演出表示)neを開始している。このように、長押しボタン演出neを構成する画像や文字列が、縮小背景表示にオーバーラップするように構成すれば、長押しボタン演出neに遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
ここで、本例の長押しボタン演出neは、或る操作手段(例えば、図1に示すチャンスボタン136)の長押し操作(例えば、2秒以上押し続ける操作)を促す操作促進表示(本例では、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像の表示、「PUSH」や「長押し」という文字列の表示、下向きの矢印の画像の表示)と、或る操作手段による操作が有効となる操作有効期間を表すメーター表示で構成される。また、長押しボタン演出neでは、「長押し」という文字列と、下向きの矢印の画像が、操作有効期間の経過とともに上下動する変化アニメーションを行う。
また、図178(a)(8)に示すタイミングでは、長押しボタン演出neの表示中に、或る操作手段(チャンスボタン136)による長押し操作が開始されたことを契機にして、「長押し」という文字列と、下向きの矢印の画像の位置を下方に移動させることで、長押し操作を受け付けたことを示唆している。続く図178(a)(9)〜同図(a)(10)に示す期間は、遊技者が或る操作手段(チャンスボタン136)による長押し操作中であり、長押しボタン演出neにおいて、操作有効期間を表すメーター表示の目盛りを徐々に減らす減少表示を行っている。
続く図178(a)(11)〜同図(a)(13)に示す期間では、操作有効期間の残り時間が或る時間以下(例えば、2秒以下)になったことを契機として、長押しボタン演出neと縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(a)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、長押しボタン演出neと縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻し、長押しボタン演出neの大きさを拡大している。
続く図178(a)(14)に示すタイミングでは、操作有効期間が経過したことを契機として、長押しボタン演出neを消去するとともに、結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示し、続く同図(a)(15)に示すタイミングでは、結果表示kp(家紋の画像の表示)を消去している。
<操作演出表示/実施例4−2>
図178(b)は、実施例4−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域内で長押しボタン演出を行うとともに、当該長押しボタン演出中に、操作手段による長押し操作を受け付けなかった場合の演出例について説明する。
なお、図178(b)(1)〜同図(b)(7)、同図(b)(14)〜同図(b)(16)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例4−2>において説明した図178(a)(1)〜同図(a)(7)、同図(a)(14)〜同図(a)(16)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図178(b)(8)〜同図(a)(9)に示す期間は、遊技者が或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による長押し操作を行っていない状態であり、長押しボタン演出neにおいて、操作有効期間を表すメーター表示の目盛りを徐々に減らす減少表示を行っている。
続く図178(b)(11)〜同図(b)(13)に示す期間では、操作有効期間の残り時間が或る時間以下(例えば、2秒以下)になったことを契機として、長押しボタン演出neと縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(b)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、長押しボタン演出neと縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻し、長押しボタン演出neの大きさを拡大している。
<操作演出表示/実施例5−1>
図179(a)は、実施例5−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域内でボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、ボタン保留が発生し、操作手段による1回目の操作でボタン演出が消化され、操作手段による2回目の操作でボタン保留が消化された場合の演出例について説明する。
なお、図179(a)(1)〜同図(a)(6)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(6)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図179(a)(7)に示すタイミングでは、縮小背景表示かつボタン演出beの表示中に、ボタン保留が発生したことから、縮小背景表示の第2UI部281において、第一の表示態様(本例では、「PUSH」の文字を施した丸形の画像)のボタン保留アイコンbiを表示している。
ここで、ボタン保留とは、或る操作手段による操作を行う権利が一時的に保留されたことをいう。本例では、ボタン演出によって或る操作手段による操作が促されている期間中に、さらに或る操作手段による操作を行う権利が発生したことから、当該操作を行う権利が一時的に保留されるとともに、当該保留(ボタン保留)が発生したことをボタン保留アイコンbiの表示によって報知している。
続く図179(a)(8)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による1回目の操作が行われ、続く同図(a)(9)に示すタイミングでは、操作が行われたことに基づいて、縮小背景表示の表示領域内において、当該操作に対応する結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示している。
続く図179(a)(9)に示すタイミングでは、ボタン保留アイコンbiの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による2回目の操作が行われたことを契機として、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大するとともに、ボタン保留アイコンbiの表示態様を第二の表示態様(本例では、殿のキャラクタ画像)に変化させる変化アニメーションを開始している。そして、同図(a)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻すとともに、殿のキャラクタ画像に変化したボタン保留アイコンbiを拡大表示している。
<操作演出表示/実施例5−2>
図179(b)は、実施例5−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、背景表示の縮小表示中に、当該縮小表示の表示領域内でボタン演出を行うとともに、当該ボタン演出中に、ボタン保留が発生し、操作手段による1回目の操作でボタン演出とボタン保留が同時に消化される場合の演出例について説明する。
なお、図179(b)(1)〜同図(b)(9)に示す演出は、上記<操作演出表示/実施例5−1>において説明した図179(a)(1)〜同図(a)(9)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図179(b)(8)に示すタイミングで、ボタン保留アイコンbiの表示中に或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による1回目の操作が行われたことを契機として、続く同図(a)(9)に示すタイミングでは、縮小背景表示の表示領域内において、当該操作に対応する結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示する(ボタン演出を消化する)とともに、ボタン保留アイコンbiの表示態様を第二の表示態様(本例では、殿のキャラクタ画像)に変化させる変化アニメーションを開始している(ボタン保留を消化している)。
続く図179(b)(10)〜同図(b)(13)に示す期間では、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(b)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻すとともに、殿のキャラクタ画像に変化したボタン保留アイコンbiを拡大表示している。
<操作演出表示/実施例6−1>
図180(a)は、実施例6−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、拡大縮小されない打ち方示唆表示を行う演出例について説明する。
なお、打ち方示唆表示以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
ここで、打ち方示唆表示とは、或る操作手段(本例では、球発射ハンドル134)の操作方法(打ち方)を示唆する表示のことをいい、例えば、遊技者に右打ちを促す右打ち表示(例えば、「右打ち」の文字列を含む表示、右向きの矢印等)や、遊技者に左打ちを促す左打ち表示(例えば、「左打ち」の文字列を含む表示、左向きの矢印等)等が該当する。本例では、「右打ち」の文字列と右向きの矢印を含むテロップを、装飾図柄表示装置208の上方と下方の2箇所で水平方向にスクロールさせることで打ち方示唆表示を実現している。
上述の通り、装飾図柄表示装置208で表示可能な各種表示は、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」と、表示領域の大きさが変化しない「第二の表示」と、に分類され、本例では、第2装飾図柄SS、第2保留数表示SP、変動アイコン表示領域he等に加えて、打ち方示唆表示も「第二の表示」に含めるようにしている。
したがって、本例の打ち方示唆表示は、図180(a)(1)〜同図(a)(14)の全ての期間において、表示領域の大きさが変化することなく、拡大も縮小もされない。このため、打ち方示唆表示の視認性を高めることができる場合がある。
また、本例では、打ち方示唆表示を、第2保留数表示SPにオーバーラップさせて表示する一方で、第2装飾図柄SSにはオーバーラップさせて表示しないように構成している。このため、第2装飾図柄SS等の遊技者にとって重要な情報の視認性を損なうことなく、打ち方示唆表示を行うことができ、遊技者の利益を確保しつつ遊技者に必要な情報を提供することができる場合がある。
<操作演出表示/実施例7−1>
図180(b)は、実施例7−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、拡大縮小される打ち方示唆表示を行う演出例について説明する。
なお、打ち方示唆表示以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
上述の通り、装飾図柄表示装置208で表示可能な各種表示は、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」と、表示領域の大きさが変化しない「第二の表示」と、に分類され、本例では、晴天背景画像bg、変動アイコンho、変動アイコンの台座hso、保留アイコンh11〜h14等に加えて、打ち方示唆表示も「第一の表示」に含めるようにしている。
したがって、本例の打ち方示唆表示は、図180(b)(1)〜同図(b)(14)の全ての期間において、背景表示(第一の表示)の一部として、他の画像や文字列とともに拡大または縮小される。このため、打ち方示唆表示に遊技者の注意を集めることができる場合がある。
また、本例では、第一の大きさの打ち方示唆表示(例えば、図180(b)(1)に示す打ち方示唆表示)を、第2保留数表示SPにオーバーラップさせて表示する一方で、第2装飾図柄SSにはオーバーラップさせて表示しないように構成している。このため、第2装飾図柄SSの視認性を損なうことなく、打ち方示唆表示を行うことができ、遊技者の利益を損なうことなく必要な情報を提供することができる場合がある。
さらに、本例では、第一の大きさよりも小さい第二の大きさの打ち方示唆表示(例えば、図180(b)(3)に示す打ち方示唆表示)を、晴天背景画像bgにオーバーラップさせて表示する一方で、変動アイコンho,保留アイコンh11〜h13,ボタン演出be,結果表示kp等にはオーバーラップさせて表示しないように構成している。このため、変動アイコンho,保留アイコンh11〜h13,ボタン演出be,結果表示kp等の視認性を損なうことなく、打ち方示唆表示を行うことができ、遊技者の利益を確保しつつ遊技者に必要な情報を提供することができる場合がある。
<操作演出表示/実施例8>
図181(a)と同図(b)は、実施例8に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、拡大縮小されないエラー表示を行う演出例について説明する。
なお、エラー表示以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
ここで、エラー表示とは、上述のデバイス監視処理等において検出されたエラーを報知する表示のことをいい、例えば、前面枠扉開放エラー、下皿満タンエラー、球抜きエラー、扉開放エラー、球満タンエラー等が該当する。図181(a)に示す例では、「球を抜いてください」という文字列を表示することで球抜きエラー表示を実現し、図181(b)に示す例では、「扉が開いています」という文字列を表示することで扉開放エラー表示を実現している。
上述の通り、装飾図柄表示装置208で表示可能な各種表示は、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」と、表示領域の大きさが変化しない「第二の表示」と、に分類され、本例では、第2装飾図柄SS、第2保留数表示SP、変動アイコン表示領域he等に加えて、エラー表示も「第二の表示」に含めるようにしている。
したがって、本例のエラー表示は、図180(a)と同図(b)に示す全ての期間において、表示領域の大きさが変化することなく、拡大も縮小もされない。このため、エラー表示の視認性を高めることができ、各種エラーに迅速に対応できる場合がある。
また、本例では、エラー表示を、第1装飾図柄等にオーバーラップさせて表示する一方で、第2装飾図柄SS,変動アイコンho,保留アイコンh11〜h13にはオーバーラップさせないように構成している。このため、第2装飾図柄SS,変動アイコンho,保留アイコンh11〜h13等の遊技者にとって重要な情報の視認性を損なうことなく、エラー表示を行うことができ、遊技者の利益を確保しつつ遊技者に必要な情報を提供することができる場合がある。
なお、本例では、エラー表示を、表示領域の大きさが変化しない「第二の表示」に含めたが、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」に含め、晴天背景画像bg等とともに、表示の大きさが拡大縮小するように構成してもよい。
<操作演出表示/実施例9>
図182(a)と同図(b)は、実施例9に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、スピーカ120の出力音の最小音量と最大音量の音量表示を行う演出例について説明する。
なお、音量表示以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
ここで、音量表示とは、スピーカ120からの出力音を表す表示のことをいい、例えば、音量を複数段階の目盛り(メーター)で表す表示や、音量を数字で表す表示等が該当する。図182(a)に示す例では、8つの目盛り(メーター)のうちの1つを表示することで最小音量の音量表示を実現し、図182(b)では、8つの目盛り(メーター)の全てを表示することで最大音量の音量表示を実現している。
上述の通り、装飾図柄表示装置208で表示可能な各種表示は、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」と、表示領域の大きさが変化しない「第二の表示」と、に分類され、本例では、第2装飾図柄SS、第2保留数表示SP、変動アイコン表示領域he等に加えて、音量表示も「第二の表示」に含めるようにしている。
したがって、本例の音量表示は、図182(a)と同図(b)に示す全ての期間において、表示領域の大きさが変化することなく、拡大も縮小もされない。このため、音量表示の視認性を高めることができ、遊技者に現在の音量を正確に伝えることができる場合がある。
また、本例では、最小音量の音量表示を、第1装飾図柄等にオーバーラップさせて表示する一方で、第2装飾図柄SSにはオーバーラップさせて表示しないように構成している。このため、第2装飾図柄SS等の遊技者にとって重要な情報の視認性を損なうことなく、エラー表示を行うことができ、遊技者の利益を確保しつつ遊技者に必要な情報を提供することができる場合がある。
なお、本例では、音量表示を、表示領域の大きさが変化しない「第二の表示」に含めたが、表示領域の大きさの拡大縮小が可能な「第一の表示」に含め、晴天背景画像bg等とともに、表示の大きさが拡大縮小するように構成してもよい。また、音量表示に替えて(または、加えて)、LEDやランプの光量表示を行ってもよい。
<操作演出表示/実施例9−2>
図183(a)は、実施例9−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例9−1>において説明した操作演出表示において、スピーカ120の出力音の音量を徐々に大きくした場合の演出例について説明する。
なお、図183(a)(1)〜同図(a)(5)、同図(a)(10)〜同図(a)(14)は、上記<操作演出表示/実施例9−1>において説明した図182(a)(1)〜同図(a)(5)、図182(b)(10)〜同図(b)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図183(a)(6)〜同図(a)(9)に示す期間では、スピーカ120の出力音の音量を徐々に大きくする操作を受け付けたことから、目盛り(メーター)を1つずつ増加させる音量表示を行っている。これにより、図183(a)(7)に示すタイミングでは、音量表示の一部が、ボタン演出beと保留アイコンh11〜h13の一部にオーバーラップ表示され、続く同図(a)(8)に示すタイミングでは、音量表示の一部が、さらに変動アイコンhoの一部にオーバーラップ表示され、続く同図(a)(9)に示すタイミングでは、音量表示の一部が、結果表示kpの一部にオーバーラップ表示されている。
<操作演出表示/実施例9−3>
図183(b)は、実施例9−3に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例9−1>において説明した操作演出表示において、スピーカ120の出力音の音量を徐々に小さくした場合の演出例について説明する。
なお、図183(b)(1)〜同図(b)(5)、同図(b)(10)〜同図(b)(14)は、上記<操作演出表示/実施例9−1>において説明した図183(b)(1)〜同図(b)(5)、図182(a)(10)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図183(b)(6)〜同図(b)(9)に示す期間では、スピーカ120の出力音の音量を徐々に小さくする操作を受け付けたことから、目盛り(メーター)を1つずつ減少させる音量表示を行っている。これにより、図183(b)(7)〜同図(8)に示すタイミングでは、音量表示にオーバーラップされていたボタン演出beの一部が視認性が徐々に高まり、続く同図(a)(9)に示すタイミングでは、結果表示kpのほぼ全てが視認可能となっている。
<操作演出表示/実施例10−1>
図184(a)は、実施例10−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、図3を用いて説明した演出可動体224が縮小背景表示中に移動するが、該縮小背景表示に演出可動体224がオーバーラップしない場合の演出例について説明する。
なお、演出可動体224と結果表示kp以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
上述の通り、演出可動体224は、人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
図184(a)(8)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(a)(9)〜同図(a)(13)に示す期間では、操作が行われたことに基づいて、演出可動体224の前腕部224bを回動させているが、本例では、演出可動体224を縮小背景表示にオーバーラップさせないように構成している。
<操作演出表示/実施例10−2>
図184(b)は、実施例10−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、図3を用いて説明した演出可動体224が縮小背景表示中に移動し、該縮小背景表示にオーバーラップする場合の演出例について説明する。
なお、演出可動体224と結果表示kp以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図184(b)(8)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(b)(9)〜同図(b)(13)に示す期間では、操作が行われたことに基づいて、演出可動体224の前腕部224bを回動させており、本例では、演出可動体224を縮小背景表示にオーバーラップさせるように構成している。このように、演出可動体224の少なくとも一部が、縮小背景表示の少なくとも一部にオーバーラップするように構成すれば、演出可動体224や、この演出可動体224にオーバーラップされる縮小背景表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
<操作演出表示/実施例11−1>
図185(a)は、実施例11−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、図14等を用いて説明した導光板ILの発光体(イルミ発光)が縮小背景表示中に表示されるが、該縮小背景表示にイルミ発光体がオーバーラップしない場合の演出例について説明する。
なお、イルミ発光体ih1と結果表示kp以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
上述の通り、装飾図柄表示装置208の前面側には、透明の導光板ILが配置されており(図185において図示省略)、遊技者は導光板ILを介して装飾図柄表示装置208の表示状態や各演出可動体の動作を視認可能とされている。導光板ILは、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板ILの側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体(イルミ発光体)が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。
図185(a)(8)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(a)(9)〜同図(a)(13)に示す期間では、操作が行われたことに基づいて、ハート形のイルミ発光体ih1を表示しているが、本例では、イルミ発光体ih1を縮小背景表示にオーバーラップさせないように構成している。
<操作演出表示/実施例11−2>
図185(b)は、実施例11−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、図14等を用いて説明した導光板ILの発光体(イルミ発光)が縮小背景表示中に表示されるが、該縮小背景表示にイルミ発光体がオーバーラップする場合の演出例について説明する。
なお、イルミ発光体ih1,ih2と結果表示kp以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図185(b)(8)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(b)(9)〜同図(b)(13)に示す期間では、操作が行われたことに基づいて、ハート形のイルミ発光体ih1と或るキャラクタからなるイルミ発光体ih2を表示しており、本例では、或るキャラクタからなるイルミ発光体ih2を縮小背景表示にオーバーラップさせるように構成している。
このように、イルミ発光体の少なくとも一部が、縮小背景表示の少なくとも一部にオーバーラップするように構成すれば、イルミ発光体や、このイルミ発光体にオーバーラップされる縮小背景表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
<操作演出表示/実施例12−1>
図186(a)は、実施例12−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、該縮小背景表示に結果表示kpがオーバーラップしない場合の演出例について説明する。
なお、結果表示kp以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図186(a)(9)に示すタイミングでは、操作が行われたことに基づいて、縮小背景表示の表示領域外において、当該操作に対応する結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示しており、同図(a)(9)〜同図(a)(13)に示す期間に亘って、結果表示kpが縮小背景表示にオーバーラップしないように構成している。このように、結果表示kpが縮小背景表示の少なくとも一部にオーバーラップされないように構成すれば、結果表示kpに遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
続く図186(a)(10)〜同図(a)(13)に示す期間では、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大することで、結果表示kpが縮小背景表示にオーバーラップし、同図(a)(13)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさの背景表示に戻している。
<操作演出表示/実施例12−2>
図186(b)は、実施例12−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示において、該縮小背景表示に結果表示kpがオーバーラップする場合の演出例について説明する。
なお、結果表示kp以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図186(b)(9)に示すタイミングでは、操作が行われたことに基づいて、縮小背景表示の表示領域内と当該表示領域外に跨って、当該操作に対応する結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示しており、同図(b)(9)〜同図(b)(13)に示す期間に亘って、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大するとともに、結果表示kpが縮小背景表示および背景表示にオーバーラップするように構成している。
このように、結果表示kpの少なくとも一部が、縮小背景表示および背景表示の少なくとも一部にオーバーラップするように構成すれば、結果表示kpや、この結果表示kpにオーバーラップされる縮小背景表示および背景表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
<操作演出表示/実施例13−1>
図187(a)は、実施例13−1に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示が2回の疑似連に亘って行われる場合の演出例について説明する。
なお、疑似連以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図187(a)(7)に示すタイミングでは、ボタン演出中に、第2装飾図柄SSを「装飾3−装飾5−装飾4」の装飾図柄の組合せで仮停止表示(疑似停止)して揺れ変動を行い、続く同図(a)(8)に示すタイミングでは、仮停止表示を終了して第2装飾図柄SSの変動表示を再開している。このように、複数回の疑似連に亘ってボタン演出を行えば、疑似停止後の遊技に期待を持たせることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
<操作演出表示/実施例13−2>
図187(b)は、実施例13−2に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した操作演出表示が2回の図柄変動に亘って行われる場合の演出例について説明する。
なお、図柄変動の回数以外は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(14)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図187(b)(7)に示すタイミングでは、ボタン演出中に、第2装飾図柄SSを「装飾3−装飾5−装飾4」の装飾図柄の組合せで本停止表示を行い、続く同図(b)(8)に示すタイミングでは、特図変動遊技の保留を1つ消化して次回の特図変動遊技を開始している。このように、複数回の特図変動遊技に亘ってボタン演出を行えば、本停止後の次回の特図変動遊技に期待を持たせることができ、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。
<操作演出表示/実施例14>
図188は、実施例14に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、縮小背景表示が拡縮したり変形したりする演出例について説明する。
図188(3)〜同図(11)に示す期間では、背景表示の周囲を枠表示wpで囲むとともに、背景表示の大きさを拡縮したり変形したりした後、同図(a)(11)に示すタイミングでは、背景表示の拡縮や変形を終了し、縮小背景表示を表示している。
続く図188(12)に示すタイミングでは、縮小背景表示の表示中に、当該縮小背景表示の表示領域内においてボタン演出beを開始し、続く同図(13)〜同図(17)に示す期間では、ボタン演出beの表示を継続したまま、縮小背景表示の大きさを拡縮したり変形したりしている。なお、図188(14)や同図(15)に示すタイミングでは、縮小背景表示の変形を行っているため、ボタン演出beを構成する文字列(本例では、「押せ!」という文字列)等も歪んでいる。
図188(16)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(17)に示すタイミングでは、操作が行われたことに基づいて、縮小背景表示の表示領域内において、当該操作に対応する結果表示kp(本例では、家紋の画像の表示)を表示している。なお、本例では、結果表示kpの一部が変動アイコンhoにオーバーラップするように構成している。このように、結果表示kpの少なくとも一部が、変動アイコンhoにオーバーラップするように構成すれば、結果表示kpや、この結果表示kpにオーバーラップされる変動アイコンhoに遊技者の注目を集めることができ、遊技の興趣を高めることができる場合がある。
続く図188(18)〜同図(21)に示す期間では、結果表示kpの表示を消去したことを契機として、縮小背景表示の大きさを段階的に拡大し、同図(21)に示すタイミングでは、枠表示wpを消去するとともに、縮小背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻している。
<操作演出表示/実施例15>
図189は、実施例15に係る操作演出表示を時系列で示す図である。本例では、大当り時の図柄再抽選で縮小背景表示を開始する演出例について説明する。
なお、図189(1)〜同図(13)は、上記<操作演出表示/実施例1−1>において説明した図175(a)(1)〜同図(a)(13)に示す演出と同じであるため、図面において同一の符号を付し、その説明は省略する。
図189(14)に示すタイミングでは、第1装飾図柄の仮停止表示と揺れ変動を行い、続く同図(15)に示すタイミングでは、縮小背景表示を開始するとともに図柄の再抽選を行っている。
続く図189(15)〜同図(17)に示す期間では、背景表示の周囲を枠表示wpで囲むとともに、背景表示の大きさを段階的に縮小するとともに、第1装飾図柄の揺れ変動表示を継続している。また、同期間では、縮小背景表示の表示中にボタン演出beを開始している。
続く図189(17)に示すタイミングでは、ボタン演出beの表示中に、或る操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作が行われ、続く同図(18)に示すタイミングでは、操作が行われたことを契機として、当該変動遊技の当否結果として、「装飾7−装飾7−装飾7」の第1装飾図柄の組み合わせが停止表示されているとともに、縮小背景表示を第一の大きさよりも大きな第三の大きさに拡大している。また、続く同図(19)に示すタイミングでは、背景表示の拡大を終了し、背景表示を元の第一の大きさ(装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)の背景表示に戻している。
以上説明したように、上記実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100、図191に示すスロットマシン1000)は、表示手段(例えば、図175に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の大きさ(例えば、図175(a)(1)等に示す、装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)で第一の表示(例えば、図175(a)(1)等に示す背景表示(晴天の背景画像bg、変動アイコンho、変動アイコンの台座hso、保留アイコンh11〜h14を含む表示))を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の大きさよりも小さい第二の大きさ(例えば、図175(a)(5)等に示す縮小背景表示の大きさ)で前記第一の表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の大きさの前記第一の表示を表示後に前記第二の大きさの該第一の表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第二の大きさの前記第一の表示を表示後に前記第一の大きさの該第一の表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に操作演出表示(例えば、図175(a)(6)等に示すボタン演出beの表示)を表示開始可能な手段である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、第二の大きさの第一の表示の表示中に操作演出表示が表示開始されるため、操作演出表示に遊技者の注目を従来よりも集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示前に表示されていなかった前記操作演出表示が該第一の表示の表示開始後に表示開始される場合があってもよい。このような構成とすれば、操作演出表示の表示開始のバリエーションを増やすことができ、演出効果を高め、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第二の大きさの前記第一の表示は、該第一の表示の大きさが変化する表示(以下、「変化表示」という。例えば、図175(a)(3)〜同図(a)(5)に示す縮小表示、図175(a)(10)〜同図(a)(13)に示す拡大表示、図188(7)〜同図(19)に示す変形表示や回転表示))を含む場合がある表示であってもよい。このような構成とすれば、操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記操作演出表示は、操作有効期間の経過に応じて変化するアニメーション(以下、「変化アニメーション」という。)を含む表示(例えば、図175(b)(6)〜同図(b)(12)に示す、「押せ!」という文字列と下向きの矢印の画像が上下動する変化アニメーション)であり、前記変化表示の表示中に前記変化アニメーションが表示される場合があってもよい。このような構成とすれば、操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記変化表示の表示中に前記操作演出表示の大きさが変化する(例えば、図176(b)(10)〜同図(b)(12)に示すように、第一の表示の拡大中に操作演出表示が拡大する)場合があってもよい。このような構成とすれば、操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記変化表示の表示中に前記操作演出表示の表示位置が変化する(例えば、図177(b)(10)〜同図(b)(12)に示すように、第一の表示の拡大中に操作演出表示が上方向に移動する)場合があってもよい。このような構成とすれば、操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示の周囲の少なくとも一部を囲む表示(以下、「第二の表示」という。例えば、図175(a)(3)に示す枠表示wp)が表示されるものであってもよい。このような構成とすれば、第一の表示を強調することができるため、該第一の表示に表示される操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に前記第二の表示は表示されないものであってもよい。このような構成とすれば、第一の表示と第二の表示を明確に区別することができ、該第一の表示に表示される操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の表示とは、背景表示のことであってもよい。また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に第三の表示(例えば、図180(b)に示す打ち方示唆表示、図186(a)および同図(b)に示す結果表示kp)がオーバーラップして表示され、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示とは異なる表示位置に前記第三の表示が表示されるものであってもよい。このような構成とすれば、第一の表示と第二の表示を明確に区別することができ、該第一の表示に表示される操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に第四の表示(例えば、図180(a)に示す打ち方示唆表示、図181に示すエラー表示、図182〜図183に示す音量表示)がオーバーラップして表示され、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に前記第四の表示がオーバーラップして表示されるものであってもよい。このような構成とすれば、第一の表示の大きさが変化した場合でも第四の表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に第五の表示(例えば、図185(b)に示すイルミ表示ih1,ih2)がオーバーラップして表示され、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に前記第五の表示の一部がオーバーラップして表示されるものであってもよい。このような構成とすれば、第一の表示と第二の表示を明確に区別することができ、該第一の表示に表示される操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の大きさの前記第一の表示は、或る文字(例えば、図175(b)(13)や図188(14)に示す「押せ!」という文字)を含む表示であり、前記第二の大きさの前記第一の表示は、前記或る文字を含む表示であり、前記第二の大きさの前記第一の表示における前記或る文字(例えば、図188(14)に示す「押せ!」という文字)は、前記第一の大きさの前記第一の表示における前記或る文字(例えば、図175(b)(13)に示す「押せ!」という文字)に対して歪んでいるものであってもよい。このような構成とすれば、或る文字の歪みによって、第二の大きさの第一の表示に表示される操作演出表示に遊技者の注目をより集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係る遊技台の構成に限定されず、例えば、本発明に係る遊技台は、上記図175〜図189を用いて説明した複数種類の演出を全て備えた遊技台であってもよいし、該複数種類の演出の1または複数を備えた遊技台であってもよい。
また、本発明に係る第一の表示は、背景表示に限定されず、例えば、ブルーバックであってもよいし、アイコン(例えば、変動アイコン、保留アイコン)、文字、数字等を含むものであってもよい。また、本発明に係る第二の表示は、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示の周囲の少なくとも一部を囲む表示であればよく、第一の表示の上縁と下縁だけを囲ってもよい。また、第二の表示に囲まれなかった場合よりも囲まれた場合の方が遊技者に有利な利益(例えば、大当り、ボーナス)を付与されやすくてもよいし、その反対であってもよい。
また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に可動体(例えば、図184(a)に示す演出可動体224)がオーバーラップして表示され、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に前記可動体がオーバーラップしないものであってもよい。また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に可動体(例えば、図184(b)に示す演出可動体224)がオーバーラップして表示され、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に前記可動体がオーバーラップするものであってもよい。
また、本発明に係る変化アニメーションや変化表示が行われない場合よりも行われた場合の方が遊技者に有利な利益(例えば、大当り、ボーナス)を付与されやすくてもよいし、その反対であってもよい。
また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に第三の表示がオーバーラップして表示され、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示とは異なる表示位置に前記第三の表示が表示される場合の方が、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示と同じ表示位置に前記第三の表示が表示される場合よりも遊技者に有利な利益(例えば、大当り、ボーナス)を付与されやすくてもよいし、その反対であってもよい。
また、前記第一の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に第五の表示がオーバーラップして表示され、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に前記第五の表示の一部がオーバーラップして表示される場合の方が、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に該第一の表示に前記第五の表示の全てがオーバーラップして表示される場合よりも遊技者に有利な利益(例えば、大当り、ボーナス)を付与されやすくてもよいし、その反対であってもよい。
また、前記第二の大きさの前記第一の表示における前記或る文字は、前記第一の大きさの前記第一の表示における前記或る文字に対して歪んでいる場合の方が、該或る文字が歪んでいない場合よりも遊技者に有利な利益(例えば、大当り、ボーナス)を付与されやすくてもよいし、その反対であってもよい。
なお、上記で装飾図柄の変動表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の変動表示であってもよく、装飾図柄の停止表示と記載のあることは、図柄(より具体的には特図)の停止表示であってもよい。また、上記で「〜場合がある」とは、「必ず〜する」、「必ず〜される」、あるいは「必ず〜になる」等に置き換えてもよく、上記で「○○可能」とは、「必ず○○する」に置き換えてもよい。
図190は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。図190に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図1に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図1に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903がさらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、パチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図191を用いて本発明に適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。ここで、図191は、本発明に適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図191に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図191において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010〜1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010〜1012が構成されている。リール1010〜1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010〜1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010〜1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010〜1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010〜1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010〜1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030〜1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030〜1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010〜1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030〜1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010〜1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037〜1039が設けられている。ストップボタン1037〜1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010〜1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010〜1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037〜1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037〜1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037〜1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010〜1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
本発明に係る遊技台は図192(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。
本実施形態に係る遊技台によれば、第二の大きさの第一の表示の表示中に操作演出表示が表示開始されるため、操作演出表示に遊技者の注目を従来よりも集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。また、第一の表示の拡大に応じて操作有効期間表示も拡大されるため、時間経過に応じて該操作有効期間表示の面積が小さくなっても、該操作有効期間表示の減り具合を遊技者に小さく感じさせることができるとともに、該操作有効期間表示の演出を多彩にでき、操作手段への操作を促すことができる場合がある。
なお、前記第一の場合において、前記操作有効期間表示の表示が終了するよりも前の時期に前記拡大アニメーション表示の表示が終了してもよい。また、前記第一の場合において、前記第一の表示の拡大に応じて前記操作表示も拡大され、前記第一の表示が前記第二の大きさである場合における前記操作表示は、該第一の表示が前記第一の大きさである場合における該操作表示と比べて態様が同じで大きさが異なるものであってもよい。
本発明に係る遊技台は、操作手段と、表示手段と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の大きさで第一の表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の大きさよりも小さい第二の大きさで前記第一の表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の大きさの前記第一の表示を表示した後、該第一の表示を縮小させるアニメーション表示、前記第二の大きさの該第一の表示、該第一の表示を拡大させるアニメーション表示(以下、「拡大アニメーション表示」という。)を順に表示可能な手段であり、前記第一の表示は、背景表示を含む表示であり、前記表示手段は、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に操作演出表示を表示開始可能な手段であり、前記操作演出表示は、前記操作手段を模した操作表示を含む表示であり、前記操作演出表示は、前記操作手段の操作有効期間を示す操作有効期間表示を含む表示であり、前記操作有効期間表示とは、時間経過に応じて少なくとも一部の表示の面積を小さくするアニメーション表示であり、前記操作有効期間表示の表示中に前記拡大アニメーション表示が開始される場合(以下、「第一の場合」という。)があり、前記第一の場合において、前記第一の表示の拡大に応じて前記操作有効期間表示も拡大され、前記第一の場合において、前記操作有効期間表示の表示が終了するよりも前の時期に前記拡大アニメーション表示の表示が終了する、ことを特徴とする遊技台である。
以上説明したように、上記実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100、図191に示すスロットマシン1000)は、操作手段(例えば、図1に示すチャンスボタン136)と、表示手段(例えば、図175に示す装飾図柄表示装置208)と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の大きさ(例えば、図175(a)(1)等に示す、装飾図柄表示装置208の全表示領域の大きさ)で第一の表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の大きさよりも小さい第二の大きさ(例えば、図175(a)(5)等に示す縮小背景表示の大きさ)で前記第一の表示を表示可能な手段であり、前記表示手段は、前記第一の大きさの前記第一の表示を表示した後、該第一の表示を縮小させるアニメーション表示、前記第二の大きさの該第一の表示、該第一の表示を拡大させるアニメーション表示(以下、「拡大アニメーション表示」という。)を順に表示可能な手段であり、前記第一の表示は、背景表示(例えば、図175(a)(1)等に示す背景表示(晴天の背景画像bg、変動アイコンho、変動アイコンの台座hso、保留アイコンh11〜h14を含む表示))を含む表示であり、前記表示手段は、前記第二の大きさの前記第一の表示の表示中に操作演出表示(例えば、図175(a)(6)等に示すボタン演出beの表示)を表示開始可能な手段であり、前記操作演出表示は、前記操作手段を模した操作表示を含む表示であり、前記操作演出表示は、前記操作手段の操作有効期間を示す操作有効期間表示(例えば、メーター表示)を含む表示であり、前記操作有効期間表示とは、時間経過に応じて少なくとも一部の表示の面積を小さくするアニメーション表示であり、前記操作有効期間表示の表示中に前記拡大アニメーション表示が開始される場合(以下、「第一の場合」という。)があり、前記第一の場合において、前記第一の表示の拡大に応じて前記操作有効期間表示も拡大され、前記第一の場合において、前記操作有効期間表示の表示が終了するよりも前の時期に前記拡大アニメーション表示の表示が終了する、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、第二の大きさの第一の表示の表示中に操作演出表示が表示開始されるため、操作演出表示に遊技者の注目を従来よりも集めやすくすることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。また、第一の表示の拡大に応じて操作有効期間表示も拡大されるため、時間経過に応じて該操作有効期間表示の面積が小さくなっても、該操作有効期間表示の減り具合を遊技者に小さく感じさせることができるとともに、該操作有効期間表示の演出を多彩にでき、操作手段への操作を促すことができる場合がある。
なお、前記第一の場合において、前記第一の表示の拡大に応じて前記操作表示も拡大され、前記第一の表示が前記第二の大きさである場合における前記操作表示は、該第一の表示が前記第一の大きさである場合における該操作表示と比べて態様が同じで大きさが異なるものであってもよい。