JP2019096989A - フロー制御装置、フロー制御方法及びフロー制御プログラム - Google Patents

フロー制御装置、フロー制御方法及びフロー制御プログラム Download PDF

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大悟 時岡
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Abstract

【課題】映像データの出力ポートが1つの送信機であっても、その送信機から送信された映像データを確実に受信機へ届ける。【解決手段】オープンフローコントローラOFCは、本線経路を介して受信機200へ転送される映像データをコピーし、コピーした映像データを副線経路を介して受信機200と同一の受信機200へ転送するように、オープンフローネットワークOFNを構成するオープンフロースイッチOFS1〜OFS10を制御する。【選択図】図7

Description

本発明は、映像データのフローを制御する技術に関する。
近年、4K/8Kなど映像の高画質化により、映像データのデータ量が急速に増大しつつある。また、昨今では、映像データをIP技術で伝送するための規格がSMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)により策定されており、その一規格であるSMPTE ST 2022−7には、映像データの送信機内でレイヤ4以下のペイロードをコピーし、同一である複数の映像データをそれぞれ異なる経路で1つの受信機へ送信する方法が記載されている。これにより、映像データのデータ量の増大によりいずれかの経路が不通になった場合でも、他の経路へ切り替えることにより無瞬断で映像を表示することを実現している。
アラクサラネットワークス、"ポリシーベースミラーリング機能"、[平成29年11月13日検索]、インターネット<URL : https://www.alaxala.com/jp/solution/network/pbm/pbm/index.html>
一方、熱や大きさなど送信機の持つ制約から、映像データの出力ポート(RJ45、SFP、SFP+など)が1つしかない送信機も存在する。このような送信機の場合、映像データを送信機内でコピーしたとしても1つの経路で送信することとなり、その経路が不通になると映像は瞬断してしまう。
この課題について、非特許文献1に記載されたポリシーベースミラーリングの技術を用いることが考えられる(非特許文献1)。しかし、この技術は、IPネットワーク内の転送装置に入力された一部のIPパケットをミラーポートへ転送する技術にすぎず、IPネットワーク内で使用したい経路を設定することはできない。また、IPネットワークの管理者がミラーポートを手動で設定しなければならないなど手間がかかる。
その他、上記課題について、単純に転送装置の経路変更処理が終了するまで待機することも考えられるが、生放送など映像データが動的コンテンツであるという特性を踏まえると、瞬断時に送信されていた映像を生放送という形式ではもはや表示することはできない。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、映像データの出力ポートが1つの送信機であっても、その送信機から送信された映像データを確実に受信機へ届けることを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に係るフロー制御装置は、SDN(Software Defined Networking)技術を用いてIPネットワークを流れる映像データのフローを制御するフロー制御装置において、所定の経路を介して受信機へ転送される映像データをコピーし、コピーした映像データを前記経路以外の別経路を介して前記受信機と同一の受信機へ転送するように、前記IPネットワークを構成する転送装置を制御する制御部、を備えることを特徴とする。
請求項2に係るフロー制御装置は、請求項1に記載のフロー制御装置において、前記別経路を計算する計算部を更に備え、前記制御部は、計算した前記別経路を構成する転送装置に前記コピーした映像データを転送させる設定を行うことを特徴とする。
請求項3に係るフロー制御装置は、請求項1又は2に記載のフロー制御装置において、前記IPネットワークを構成する転送装置から当該転送装置が破棄した映像データのヘッダ情報を取得する取得部を更に備え、前記制御部は、取得した前記ヘッダ情報を用いてフロー制御対象の映像データを特定することを特徴とする。
請求項4に係るフロー制御方法は、SDN(Software Defined Networking)技術を用いてIPネットワークを流れる映像データのフローを制御するフロー制御方法において、フロー制御装置は、所定の経路を介して受信機へ転送される映像データをコピーし、コピーした映像データを前記経路以外の別経路を介して前記受信機と同一の受信機へ転送するように、前記IPネットワークを構成する転送装置を制御する制御ステップ、を行うことを特徴とする。
請求項5に係るフロー制御方法は、請求項4に記載のフロー制御方法において、前記別経路を計算する計算ステップを更に行い、前記制御ステップでは、計算した前記別経路を構成する転送装置に前記コピーした映像データを転送させる設定を行うことを特徴とする。
請求項6に係るフロー制御方法は、請求項4又は5に記載のフロー制御方法において、前記IPネットワークを構成する転送装置から当該転送装置が破棄した映像データのヘッダ情報を取得する取得ステップを更に行い、前記制御ステップでは、取得した前記ヘッダ情報を用いてフロー制御対象の映像データを特定することを特徴とする。
請求項7に係るフロー制御プログラムは、請求項1乃至3のいずれかに記載のフロー制御装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、映像データの出力ポートが1つの送信機であっても、その送信機から送信された映像データを確実に受信機へ届けることができる。
フロー制御システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係るオープンフローコントローラOFCの機能ブロック構成を示す図である。 第1の実施形態に係るオープンフローコントローラOFCの処理フローを示す図である。 多重化経路の例を示す図である。 多重化経路の経路情報の例を示す図である。 グループテーブル及びフローテーブルの例を示す図である。 多重化経路による映像データの転送例を示す図である。 第2の実施形態に係るオープンフローコントローラOFCの機能ブロック構成を示す図である。 第2の実施形態に係るオープンフロースイッチOFSの機能ブロック構成を示す図である。 第2の実施形態に係るフロー制御システムの処理シーケンスを示す図である。 破棄対象映像データのヘッダ情報の例を示す図である。 破棄対象映像データのヘッダ情報(マージ後)の例を示す図である。
<概要>
本発明では、SDN(Software Defined Networking)技術を用いてIPネットワークを流れる映像データのフローを制御する。具体的には、フロー制御装置が、所定の経路を介して受信機へ転送される映像データをコピーし、コピーした映像データを前記経路以外の別経路を介して前記受信機と同一の受信機へ転送するように、IPネットワークを構成する転送装置を制御する。これにより、映像データの出力ポートが1つの送信機であっても、その送信機から送信された映像データを確実に受信機へ届けることができる。
また、本発明では、フロー制御装置は、上記別経路を計算し、計算した別経路を構成する転送装置に上記コピーした映像データを転送させる設定を行う。これにより、コピーした映像データを転送させるための別経路を自動で設定することができ、IPネットワークの管理者が手動で行っていた経路設定に要する手間を省くことができる。
また、本発明では、フロー制御装置は、IPネットワークを構成する転送装置から当該転送装置が破棄した映像データのヘッダ情報を取得し、取得したヘッダ情報を用いてフロー制御対象の映像データを特定する。つまり、映像データそのものではなく映像データのヘッダ情報を取得するので、転送装置のデータ送信処理に要する負荷やフロー制御装置のデータ受信処理に要する負荷を低減することができ、転送装置の既存処理やフロー制御装置の他処理に与える影響を抑えることができる。
<SDNについて>
ここで、SDNについて説明する。上述した通り、本発明ではSDNの技術を用いる。SDNとは、単一のソフトウェアによりIPネットワーク内の転送装置を集中して一括制御する技術である。このようなSDNの技術を用いることにより、物理的なIPネットワークの上に仮想的なネットワークを構築することができ、IPネットワーク内の転送装置やIPパケットの通信経路を一元的に制御・管理することができる。
本発明は、上記SDNであれば任意のSDNを用いることができる。後述する本実施の形態では、SDNの例としてオープンフロー1.3(OpenFlow1.3)の技術を用いる。1.3は、オープンフローのバージョンである。オープンフローでは、オープンフローネットワークOFN(IPネットワーク)を流れるIPパケットのヘッダ情報と出力ポートの組をフローと呼ぶ。オープンフローコントローラOFC(フロー制御装置)は、IPパケットのヘッダ情報を用いて、オープンフロースイッチOFS(転送装置)を経由するIPパケットのフローを識別し、制御対象フローの経路を設定・変更など制御することができる。なお、オープンフローについては、例えば、“OpenFlow”(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター、平成29年11月13日検索、https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No52/0800.html)に記載されている。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態について説明する。
(システム構成)
図1は、第1の実施形態に係るフロー制御システムの全体構成を示す図である。このフロー制御システムは、図1に示すように、1つのオープンフローコントローラOFCと、10つのオープンフロースイッチOFS1〜OFS10と、を備えて構成される。
オープンフローコントローラOFCは、全てのオープンフロースイッチOFS1〜OFS10にそれぞれ物理的に接続されており、オープンフロープロトコルを用いて各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10とそれぞれ通信を行う。オープンフローコントローラOFCの数は、1つに限らず、複数のオープンフローコントローラOFCを互いに通信可能に接続させて用いてもよい。なお、オープンフローコントローラOFCが本実施形態で備える機能については後述する。
オープンフロースイッチOFS1〜OFS10は、各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10がそれぞれ任意に物理的に接続されることにより1つのオープンフローネットワークOFNを形成し、オープンフローコントローラOFCにより入力・設定されたフローエントリに基づきIPパケットを転送する。オープンフロースイッチOFSの数は、10つに限らず、少なくとも2つの経路を形成し得る3つ以上であればよい。また、図1に示したオープンフロースイッチOFS1〜OFS10の接続形態は例であり、例えば、メッシュ型、リング型、スター型など任意の接続形態が考えられる。
このようなオープンフロースイッチOFS1〜OFS10のオープンフローネットワークOFNに対して、映像データの送信機100がオープンフロースイッチOFS1に接続され、その映像データを受信して画面に表示する受信機200がオープンフロースイッチOFS10に接続されている。
送信機100は、例えばビデオカメラやビデオサーバであり、熱や大きさなど送信機100の持つ物理的又は構造上の制約から、映像データの出力ポート(RJ45、SFP、SFP+など)は1つしかないものとする。
受信機200は、例えばモニタであり、オープンフローネットワークOFN内で多重化された映像データを受信するため、複数の入力ポートを備える。図1に示す受信機200は、2つの入力ポートを備え、オープンフロースイッチOFS10との間で2つの経路を持つ。
(オープンフローコントローラOFCの機能)
次に、オープンフローコントローラOFC(フロー制御装置)の機能について説明する。図2は、本実施形態に係るオープンフローコントローラOFCの機能ブロック構成を示す図である。このオープンフローコントローラOFCは、図2に示すように、ネットワーク管理部11と、経路計算部12と、スイッチ制御部13と、を備えて構成される。
ネットワーク管理部11は、オープンフローネットワークOFNを構成するオープンフロースイッチOFSやフローに関する全ての情報を記憶・管理する機能を備える。
例えば、ネットワーク管理部11は、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)やARP(Address Resolution Protocol)などを用いて接続先から返答情報を取得したり返答の有無を把握したりすることにより、各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10が、それぞれ、どのオープンフロースイッチOFSと、どのオープンフローポートOFPで、接続されているかを示す情報を記憶・管理する。
その他、ネットワーク管理部11は、各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10の各オープンフローポートOFPが持つ通信速度、オープンフローポートOFPに接続されたリンク(電気ケーブル、光ケーブルなど)の通信速度、各リンクに割り当てられた重み値に関する情報を記憶・管理する。
その他、ネットワーク管理部11は、各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10のフローテーブルにそれぞれ設定したフローエントリの原情報、複数のフローを纏めて一括制御することを目的として各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10のグループテーブルにそれぞれ設定したグループ情報の原情報を記憶・管理する。
その他、ネットワーク管理部11は、フロー制御対象であるIPパケットのヘッダ情報と出力ポートの組み合わせをフローIDに関連付けたフロー管理情報を記憶・管理する。
これらの情報は一例であり、オープンフローコントローラOFCの管理者によるデータ入力操作に基づき入力され生成・管理される。
経路計算部12(計算部)は、ネットワーク管理部11で管理する情報を用いて、オープンフローネットワークOFNを構成する10つのオープンフロースイッチOFS1〜OFS10のうち任意の2つのオープンフロースイッチOFSの間に介在する論理的な少なくとも2つの異なる経路を計算する機能を備える。
スイッチ制御部13(制御部)は、オープンフローネットワークOFNに入力されたフローの映像データ(原映像データ)をオープンフローネットワークOFN内で少なくとも1つ以上にコピーし、原映像データとコピー映像データとを、経路計算部12で計算された複数の経路でそれぞれ同一の送信先(原映像データの送信先)へ転送するように、オープンフローネットワークOFNを構成するオープンフロースイッチOFS1〜OFS10を制御する機能を備える。
(オープンフローコントローラOFCの動作)
次に、オープンフローコントローラOFCの動作について説明する。図3は、本実施形態に係るオープンフローコントローラOFCの処理フローを示す図である。
なお、ここでは、送信機100から送信される映像データのフローは新規フローであり、各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10は、その新規フローに関するフローエントリは未だ保持しておらず、それゆえに、その新規フローの映像データについては破棄(DROP)しているものとする。
また、オープンフローコントローラOFCの管理者は、送信機100と受信機200の管理者(映像配信者・映像提供者)でもあり、新規フローのID、宛先IPアドレス、宛先ポート番号などについては自身で任意に予め決定可能であり、その新規フローのID及びその映像データのヘッダ情報を予めフロー管理情報に設定しているものとする。
まず、経路計算部12は、新規フローに係る経路のスタートポイントとエンドポイントを特定するため、オープンフローコントローラOFCの管理者により選択された2つのオープンフロースイッチOFSのIDを入力する(ステップS101)。
本実施形態では、図1に示した通り、送信機100と受信機200はそれぞれオープンフロースイッチOFS1とオープンフロースイッチOFS10に直接接続されているので、管理者はそれらオープンフロースイッチOFS1,OFS10を選択することとなり、オープンフロースイッチOFS1,OFS10の各IDが入力される。
次に、経路計算部12は、ネットワーク管理部11の管理情報を用いて、ステップS101で入力された2つのオープンフロースイッチOFS1,OFS10が、どのオープンフロースイッチOFSと、どのオープンフローポートOFPで接続されているかを特定し、2つのオープンフロースイッチOFS1,OFS10の間の物理的な接続状態をもとにその間で論理的に構築可能な複数の経路を計算する(ステップS102)。
次に、経路計算部12は、ステップS102で求めた複数の経路から一の経路をダイクストラ法により計算する(ステップS103)。
ダイクストラ法とは、最短経路問題を効率的に解くグラフ理論における既存のアルゴリズムであり、考えられる複数の経路のうち各経路をそれぞれ構成する全てのリンクの総コストが最も小さい経路を検索する。例えば、オープンフロースイッチOFS1をスタートノード、オープンフロースイッチOFS10をエンドノードとして、スタートノードからエンドノードまでの間に介在する複数の経路の中から最短コストの経路を検索する。コストとは、リンクの通信速度などに応じた値であり、通信速度が大きいほど低コストに設定する。この経路探索のアルゴリズム自体は公知技術であり、ここでの詳細説明は省略する。ステップS103で計算した経路を原映像データ用の本線経路とする。
次に、経路計算部12は、ステップS103で求めた本線経路を構成する全てのリンクの重み値を最大値に設定し、本線経路の次にコストの小さい経路をダイクストラ法により計算する(ステップS104)。ステップS104で求めた経路をコピー映像データ用の副線経路とする。この副線経路は、本線経路以外の別経路となる。
ステップS104を終えたタイミングで、例えば、図4に示すような互いに異なる本線経路と副線経路が選定される。このとき、ネットワーク管理部11は、これらの本線経路と副線経路に対応する新規の経路情報として、例えば、図5に示すような経路情報を保持する。「Src IP Addr」は、送信機100のIPアドレスであり、「Dst IP Addr」は、受信機200のIPアドレスである。受信機200は、2つの入力ポートにそれぞれ対応する2つのIPアドレスを保持している。オープンフローコントローラOFCの管理者は、例えば、送信機100及び受信機200に対してLLDP、ARP、Pingなどを送信することにより、また、送信機100と受信機200の管理者でもあることから、図5に示したような「Src Port」「Dst Port」「Inport」「Outport」などを含む経路情報を新規に生成することは可能である。
次に、スイッチ制御部13は、図5に示した新規の経路情報を用いて、送信機100が直接接続されたオープンフロースイッチOFS1に対しては、新規フローの映像データ(原映像データ)のIPパケットをコピーし、コピーしたコピー映像データのIPパケットの宛先IPアドレスを変更して、原映像データのIPパケットを本線経路で転送し、コピー映像データのIPパケットを副線経路で転送させるフローエントリを設定・登録し、さらに、他のオープンフロースイッチOFS2〜OFS10に対しては、原映像データとコピー映像データの各IPパケットを本線経路と副線経路でそれぞれ転送させるフローエントリを設定・登録する(ステップS105)。
具体的には、スイッチ制御部13は、本線経路と副線経路へ同じ映像データのIPパケットをコピーして転送させるため、オープンフロースイッチOFS1に対して、例えば、図6(a)に示すグループテーブルを設定し、図6(b)に示すフローエントリをフローテーブルに追加する。なお、グループテーブル内のグループIDには新規フローのIDと同じ値を設定しておけば、管理者は管理し易くなる。
ここで、各テーブルに基づく動作を説明する。オープンフロースイッチOFS1は、送信機100からフローID=1で管理する新規フローのIPパケットを受信すると、受信したIPパケットの送信元IPアドレスがフローエントリの「Src IP Addr」に一致する場合、それに対応する「Write-Actions(Group 1)」のインストラクションに従って「Group 1」のグループテーブルを参照する。その後、そのグループテーブル内のアクションに基づき、受信したIPパケットを「OFS2に接続しているPort」と「OFS3に接続しているPort」との両方から出力する。オープンフロースイッチOFS1において、1つのオープンフローポートOFPから入力したIPパケットを2つのオープンフローポートOFPから出力することを、IPパケットのコピーと称している。なお、「Group 1」のグループテーブルが参照されたことから、管理者は、ID=1のフローが入力されたことを把握できる。
また、スイッチ制御部13は、コピー映像データのIPパケットの宛先IPアドレスを変更するため、オープンフロースイッチOFS1に対して、例えば図6(c)に示すように、グループテーブル内にヘッダ書換え用のアクションバケット(Set_Field Action)を追加する。これにより、「OFS3に接続しているPort」から出力されるIPパケットの宛先IPアドレスは、受信機200の持つ多重化用の入力ポートのIPアドレス「192.168.1.2」に変更されることになる。
つまり、ステップS105では、スイッチ制御部13が、本線経路を介して受信機200へ転送される映像データをコピーし、コピーしたコピー映像データを副線経路を介して受信機200と同一の受信機200へ転送するように、オープンフローネットワークOFNを構成するオープンフロースイッチOFS1を制御している。また、スイッチ制御部13は、本線経路を構成するオープンフロースイッチOFS1,OFS2,OFS4,OFS9,OFS10に原映像データを転送させ、副線経路を構成するオープンフロースイッチOFS1,OFS3,OFS5,OFS6,OFS8,OFS10にコピー映像データを転送させる設定を行っている。
上述した動作をオープンフローコントローラOFCが行うことにより、図7に示すように、送信機100からオープンフローネットワークOFNを介して受信機200へ送信される映像データはオープンフローコントローラOFC1でコピーされ、原映像データは本線経路を介し、コピー映像データは副線経路を介して、多重化された状態で受信機200へ届けられることになる。
(効果)
本実施形態によれば、スイッチ制御部13が、本線経路を介して受信機200へ転送される映像データをコピーし、コピーしたコピー映像データを副線経路を介して受信機200と同一の受信機200へ転送するように、オープンフローネットワークOFNを構成するオープンフロースイッチOFS1を制御するので、映像データの出力ポートが1つの送信機であっても、その送信機から送信された映像データを確実に受信機へ届けることができる。
また、本実施形態によれば、スイッチ制御部13が、副線経路を構成するオープンフロースイッチOFS1,OFS3,OFS5,OFS6,OFS8,OFS10にコピー映像データを転送させる設定を行うので、コピーした映像データを転送させるための別経路を自動で設定することができ、IPネットワークの管理者が手動で行っていた経路設定に要する手間を省くことができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、管理者が、制御対象のフローを予め決めておき、オープンフローコントローラOFCのフロー管理情報に、そのフローに係る映像データのヘッダ情報を予め設定しておく場合について説明した。
その一方で、例えば、オープンフローネットワークOFNが通信事業者など映像コンテンツ提供者以外の者により管理される場合、その者は、送信機から出力される映像データのヘッダ情報を予め知ることはできない。この場合、その映像データについては、オープンフロー1.3のデフォルト設定に従い破棄(DROP)されることとなる。
このような場合、その者は、新規フローに対するオープンフローネットワークOFN内での転送制御を開始するため、通常、オープンフロースイッチOFSに流入した新規フローの映像データをそのままオープンフローコントローラOFCへ転送させ、転送した映像データから制御するために必要なヘッダ情報を解析する方法を採ることとなる。
しかし、4K/8Kなど広帯域な映像データの場合、ネットワーク制御を行うコントロールプレーンの処理リソースを大幅に消費し、オープンフローコントローラOFCのCPUやメモリに過大な負荷をかけてしまい、既存フロー処理など他の処理に影響が出てしまう。
そこで、第2の実施形態では、オープンフローコントローラOFC、オープンフロースイッチOFS、オープンフロープロトコルを改良することで、オープンフローコントローラOFCやオープンフロースイッチOFSの処理に与える影響を抑えつつ、映像データの転送制御を開始するために必要な情報を自動で取得することを目的とする。
(システム構成)
第2の実施形態に係るフロー制御システムの全体構成は、第1の実施形態と同じであり、ここでの詳細説明は省略する。
(オープンフローコントローラOFCの機能)
次に、オープンフローコントローラOFCの機能について説明する。図8は、本実施形態に係るオープンフローコントローラOFCの機能ブロック構成を示す図である。このオープンフローコントローラOFCは、図8に示すように、ネットワーク管理部11と、経路計算部12と、スイッチ制御部13と、破棄フロー情報取得部14と、を備えて構成される。ネットワーク管理部11と経路計算部12の各機能は、第1の実施形態と同じである。
破棄フロー情報取得部14は、オープンフローネットワークOFNを構成するオープンフロースイッチOFSから当該オープンフロースイッチOFSが破棄した映像データのヘッダ情報を取得する機能を備える。
スイッチ制御部13は、破棄フロー情報取得部14が取得した映像データのヘッダ情報を用いてフロー制御対象の映像データを特定する機能を更に備える。
(オープンフロースイッチOFSの機能)
次に、オープンフロースイッチOFSの機能について説明する。図9は、本実施形態に係るオープンフロースイッチOFSの機能ブロック構成を示す図である。このオープンフロースイッチOFSは、図9に示すように、フローエントリ記憶部21と、フロー制御部22と、破棄フロー情報記憶部23と、破棄フロー情報送信部24と、を備えて構成される。
フローエントリ記憶部21は、オープンフローコントローラOFCによって設定・登録されたフローエントリをフローテーブルに格納し、更にはグループテーブルを記憶しておく機能を備える。
フロー制御部22は、フローエントリ記憶部21に記憶されているフローエントリを用いて、オープンフロースイッチOFSに入力されたフローの映像データを制御する機能を備える。具体的には、フローエントリやグループテーブルの設定条件に基づいて映像データのIPパケットを所定の経路へ転送し、入力された映像データに係る情報がフローエントリに未登録の場合、その映像データを破棄し、さらに、破棄する映像データのヘッダ情報を破棄フロー情報記憶部23に格納する。
破棄フロー情報記憶部23は、フロー制御部22によって破棄された映像データのヘッダ情報を格納しておく機能を備える。
破棄フロー情報送信部24は、オープンフローコントローラOFCから送信された破棄フロー情報取得要求に応じて、破棄フロー情報記憶部23から破棄した映像データのヘッダ情報を読み出してオープンフローコントローラOFCへ送信する機能を備える。
(フロー制御システムの動作)
次に、フロー制御システムの動作について説明する。図10は、本実施形態に係るフロー制御システムの処理シーケンスを示す図である。なお、図10に示したオープンフローコントローラOFCは、オープンフロースイッチOFS1〜OFS10のそれぞれに対応する。
まず、オープンフロースイッチOFS(フロー制御部22)は、新規フローの映像データのIPパケットを受信し、そのIPパケットのヘッダ情報がフローエントリに登録されていない場合、そのIPパケットをデフォルト設定に従い破棄するとともに、破棄したIPパケットのL2〜L4ヘッダ情報を、自身のオープンフロースイッチOFS内に作成した破棄フロー情報記憶部23に格納する(ステップS201)。
次に、オープンフローコントローラOFC(破棄フロー情報取得部14)は、オープンフロースイッチOFSが破棄した映像データのヘッダ情報を取得するための破棄フロー情報取得要求をオープンフロースイッチOFSへ送信する(ステップS202)。
具体的には、例えば、「GET_TABLE_MISS_DB」コマンドをオープンフロープロトコルのヘッダに追加して送信することにより、破棄フロー情報取得要求を送信することができる。オープンフローコントローラOFCは、破棄フロー情報取得要求を全てのオープンフロースイッチOFS1〜OFS10へそれぞれ定期的又は不定期に送信する。
次に、オープンフロースイッチOFS(破棄フロー情報送信部24)は、オープンフローコントローラOFCから破棄フロー情報取得要求を受信すると、破棄フロー情報記憶部23から破棄した映像データのL2〜L4ヘッダ情報を取得してオープンフローコントローラOFCへ送信する(ステップS203)。
具体的には、例えば、「SET_TABLE_MISS_DB」コマンドをオープンフロープロトコルのヘッダに追加し、OXM(OpenFlow Extensible Match)フィールドやJSON(JavaScript Object Notation)を用いて転送することにより、映像データのヘッダ情報を送信することができる。破棄フロー情報取得要求を受信した全てのオープンフロースイッチOFS1〜OFS10は、映像データのL2〜L4ヘッダ情報をそれぞれ返信する。例えば、オープンフロースイッチOFS1は、図11(a)に示すヘッダ情報を返信し、オープンフロースイッチOFS10は、図11(b)に示すヘッダ情報を返信する。
最後に、オープンフローコントローラOFC(スイッチ制御部13)は、オープンフロースイッチOFSから返信された映像データのL2〜L4ヘッダ情報を用いて、フロー制御対象の映像データを特定する(ステップS204)。
具体的には、図12に示すように、各オープンフロースイッチOFS1〜OFS10からそれぞれ返信されたL2〜L4ヘッダ情報をマージし、マージしたヘッダ情報群より、オープンフローネットワークOFNに入力された未登録の新規フローのIPパケット情報を把握する。例えば、ネットワーク管理部11が管理しているフローエントリの原情報やフロー管理情報と対比することにより、新たに制御対象とすべき映像データのIPパケットを特定する。
その後、オープンフローコントローラOFC(スイッチ制御部13)は、特定した映像データに対してフローIDを割り当て、その映像データのヘッダ情報に関連付けてフロー管理情報に追加する。以降の動作は、第1の実施形態で図3を参照しながら説明した動作に遷移することとなる。
なお、オープンフロースイッチOFSに破棄フロー情報記憶部23を作成し、破棄した映像データのヘッダ情報を格納しておく方法については、NewFlowなど既存のリソース管理技術を用いて実現することができる。
また、本実施の形態では、破棄フロー情報記憶部23に破棄した映像データのヘッダ情報を格納する場合について説明したが、破棄する映像データそのものを格納しておき、破棄フロー情報送信部24は、格納されている映像データからヘッダ情報のみを抽出してオープンフローコントローラOFCへ送信するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、オープンフローコントローラOFCが、映像データのヘッダ情報をオープンフロースイッチOFS1〜OFS10からそれぞれ取得する場合について説明したが、ヘッダ情報を取得した後、フロー制御対象の映像データのヘッダ情報を送信した送信元を特定するようにしてもよい。これにより、経路で最初に位置するオープンフロースイッチOFSを特定することができる。
(効果)
本実施の形態によれば、オープンフローコントローラOFCは、オープンフローネットワークOFNを構成するオープンフロースイッチOFS1〜OFS10から当該オープンフロースイッチOFS1〜OFS10が破棄した映像データのヘッダ情報を取得し、取得したヘッダ情報を用いてフロー制御対象の映像データを特定する。すなわち、映像データそのものではなく映像データのヘッダ情報を取得するので、オープンフロースイッチOFS1〜OFS10のデータ送信処理に要する負荷やオープンフローコントローラOFCのデータ受信処理に要する負荷を低減することができ、オープンフロースイッチOFS1〜OFS10の既存処理(既存フローの転送処理)やオープンフローコントローラOFCの他の処理に与える影響を抑えることができる。
最後に、第1の実施形態と第2の実施形態で説明したオープンフローコントローラOFC(フロー制御装置)とオープンフロースイッチOFS(転送装置)は、CPUおよびメモリなどを備えたコンピュータで実現できる。また、オープンフローコントローラOFC又はオープンフロースイッチOFSとしてコンピュータを機能させるためのプログラム(フロー制御プログラム、転送プログラム)、当該プログラムの記憶媒体を作成することも可能である。
OFC…オープンフローコントローラ
OFS(OFS1〜OFS10)…オープンフロースイッチ
OFN…オープンフローネットワーク
11…ネットワーク管理部
12…経路計算部
13…スイッチ制御部
14…破棄フロー情報取得部
21…フローエントリ記憶部
22…フロー制御部
23…破棄フロー情報記憶部
24…破棄フロー情報送信部
100…送信機
200…受信機

Claims (7)

  1. SDN(Software Defined Networking)技術を用いてIPネットワークを流れる映像データのフローを制御するフロー制御装置において、
    所定の経路を介して受信機へ転送される映像データをコピーし、コピーした映像データを前記経路以外の別経路を介して前記受信機と同一の受信機へ転送するように、前記IPネットワークを構成する転送装置を制御する制御部、
    を備えることを特徴とするフロー制御装置。
  2. 前記別経路を計算する計算部を更に備え、
    前記制御部は、
    計算した前記別経路を構成する転送装置に前記コピーした映像データを転送させる設定を行うことを特徴とする請求項1に記載のフロー制御装置。
  3. 前記IPネットワークを構成する転送装置から当該転送装置が破棄した映像データのヘッダ情報を取得する取得部を更に備え、
    前記制御部は、
    取得した前記ヘッダ情報を用いてフロー制御対象の映像データを特定することを特徴とする請求項1又は2に記載のフロー制御装置。
  4. SDN(Software Defined Networking)技術を用いてIPネットワークを流れる映像データのフローを制御するフロー制御方法において、
    フロー制御装置は、
    所定の経路を介して受信機へ転送される映像データをコピーし、コピーした映像データを前記経路以外の別経路を介して前記受信機と同一の受信機へ転送するように、前記IPネットワークを構成する転送装置を制御する制御ステップ、
    を行うことを特徴とするフロー制御方法。
  5. 前記別経路を計算する計算ステップを更に行い、
    前記制御ステップでは、
    計算した前記別経路を構成する転送装置に前記コピーした映像データを転送させる設定を行うことを特徴とする請求項4に記載のフロー制御方法。
  6. 前記IPネットワークを構成する転送装置から当該転送装置が破棄した映像データのヘッダ情報を取得する取得ステップを更に行い、
    前記制御ステップでは、
    取得した前記ヘッダ情報を用いてフロー制御対象の映像データを特定することを特徴とする請求項4又は5に記載のフロー制御方法。
  7. 請求項1乃至3のいずれかに記載のフロー制御装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするフロー制御プログラム。
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あきみち、ほか, マスタリングTCP/IP OPENFLOW編, vol. 第1版, JPN6022000557, 25 July 2013 (2013-07-25), ISSN: 0004678849 *

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