JP2019094987A - Roller and drawer device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、レジスタなどの機器に用いられるローラおよびそれを備えたドロア装置に関する。 The present invention relates to a roller used for an apparatus such as a register and a drawer apparatus provided with the same.
例えば、レジスタのドロア装置においては、特許文献1に記載されているように、筐体内に引出部を円滑に引出可能に収納するために、筐体内の両側部に筐体ガイドレールと筐体ガイドローラとを設け、引出部の両側の外面に引出ガイドレールと引出ガイドローラとを設けた構造のものが知られている。 For example, in a drawer device of a register, as described in Patent Document 1, in order to store the lead-out portion in the case so as to be able to be drawn out smoothly, the case guide rails and the case guide on both sides in the case There is known a structure in which a roller is provided and a drawing guide rail and a drawing guide roller are provided on the outer surfaces of both sides of the drawing portion.
この種のドロア装置は、筐体内で引出部をスライドさせる際に、引出部の引出ガイドレールが筐体の筐体ガイドローラ上を移動し、かつ引出部の引出ガイドローラが筐体の筐体ガイドレールの下面に当接して回転しながら移動することにより、筐体に対して引出部が円滑に引き出せるように構成されている。 In the drawer device of this type, when sliding the lead-out portion in the housing, the lead-out guide rail of the lead-out portion moves on the housing guide roller of the housing, and the lead-out guide roller of the lead-out portion is the housing of the housing By moving while being in contact with the lower surface of the guide rail and rotating, the lead-out portion can be smoothly pulled out with respect to the housing.
このようなドロア装置では、引出部の引出ガイドローラと筐体の筐体ガイドローラとの各ローラそれぞれが、ローラ本体とねじ部材とを備え、ねじ部材がローラ本体の軸取付孔に挿入されて引出部と筐体とのいずれかに取り付けられる構造になっている。 In such a drawer device, each roller of the drawing out guide roller of the drawing out portion and the case guide roller of the case comprises a roller body and a screw member, and the screw member is inserted into the shaft mounting hole of the roller body It is structured to be attached to either the lead-out portion or the housing.
この種のローラは、ローラ本体とねじ部材とを一体化して部品点数の削減、および組立作業の簡素化を図るために、ローラ本体の軸取付孔に、ねじ部材のねじ部が挿入して突出する小径部と、ねじ部材の頭部が挿入して配置される大径部とを設け、この軸取付孔の大径部にねじ部材の頭部を回転可能に嵌め込むように構成されている。 In this type of roller, the screw portion of the screw member is inserted and projected into the shaft mounting hole of the roller body in order to integrate the roller body and the screw member to reduce the number of parts and simplify the assembly operation. And a large diameter portion in which the head of the screw member is inserted and disposed, and the head of the screw member is rotatably fitted in the large diameter portion of the shaft mounting hole. .
しかしながら、このようなローラにおいては、ローラ本体の軸取付孔の大径部にねじ部材の頭部を回転可能に嵌め込むために、大径部に頭部の抜け出しを防ぐ抜止め部を設ける必要がある。このため、このように抜止め部を製作するためには、高い寸法精度が要求されるため、製作が面倒で歩留まりが悪いという問題がある。 However, in such a roller, in order to rotatably fit the head of the screw member into the large diameter portion of the shaft attachment hole of the roller body, it is necessary to provide the large diameter portion with a retaining portion for preventing the head from coming off. There is. For this reason, in order to manufacture a securing part in this way, since high dimensional accuracy is required, there is a problem that manufacture is troublesome and a yield is bad.
この発明が解決しようとする課題は、高い寸法精度を必要とせず、ローラ本体とねじ部材との一体化を図ることができるローラおよびそれを備えたドロア装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a roller which can achieve integration of a roller body and a screw member without requiring high dimensional accuracy, and a drawer device provided with the roller.
この発明は、内面に抜止め部が設けられた弾性可能な円筒部が設けられたローラ本体と、前記円筒部に回転自在に挿入する頭部の外周面に前記抜止め部が回転移動可能に係合する係合部が設けられたねじ部材と、を備えていることを特徴とするローラである。 According to the present invention, the retaining member is rotatably movable on the roller body provided with the elastic cylindrical portion having the retaining portion on the inner surface and the outer peripheral surface of the head rotatably inserted in the cylindrical portion. And a screw member provided with an engaging portion to be engaged.
また、この発明は、内面に抜止め部が設けられた弾性可能な円筒部が設けられたローラ本体と、頭部の一端部にねじ部が同一軸上に設けられたねじ部材と、を備え、前記ねじ部材は、前記頭部が前記円筒部に回転自在に挿入した際に、前記頭部の外周面に設けられた係合部に前記抜止め部が回転移動可能に係合することを特徴とするローラである。 Further, the present invention is provided with a roller body provided with an elastic cylindrical portion provided with a retaining portion on its inner surface, and a screw member provided with a screw at one end of the head on the same axis. When the head is rotatably inserted into the cylindrical portion, the screw member engages with the engaging portion provided on the outer peripheral surface of the head so as to rotatably move the retaining portion. It is a roller to be characterized.
この発明によれば、高い寸法精度を必要とせず、ローラ本体とねじ部材との一体化を図ることができる。 According to the present invention, the roller body and the screw member can be integrated without requiring high dimensional accuracy.
以下、図1〜図6を参照して、この発明を電子レジスタに適用した一実施形態について説明する。
この電子レジスタは、図1に示すように、ドロア装置1を備えている。このドロア装置1は、筐体2と引出部5とを備え、この筐体2の内部に引出部5が引出可能に収納されるように構成されている。この筐体2は、上部にレジスタ本体(図示せず)が設けられるものであり、合成樹脂のケース本体3と金属製のカバーケース4とを備えている。
Hereinafter, one embodiment in which the present invention is applied to an electronic register will be described with reference to FIGS.
This electronic register is provided with a drawer device 1 as shown in FIG. The drawer device 1 includes a housing 2 and a lead-out
ケース本体3は、図1に示すように、上部が開放されたほぼ箱形状に形成されている。すなわち、このケース本体3は、底部3aと前枠部3bと背面部3cと両側の側面部3dとを備えている。前枠部3bと背面部3cとは、外形が同じ大きさのほぼ長方形状に形成されており、前枠部3bには、引出部5が挿入する開口部3eが設けられている。両側の側面部3dは、その高さが前枠部3bと背面部3cとの高さよりも低く形成されている。
As shown in FIG. 1, the case
カバーケース4は、図1に示すように、上面カバー部4aと両側の側面カバー部4bとを備えている。上面カバー部4aは、ケース本体3の上面部と同じ大きさの四角形状に形成されて、ケース本体3の上面部に配置されるように構成されている。両側の側面カバー部4bは、ケース本体3の前枠部3bと背面部3cとの高さと同じ高さの長方形状に形成されて、ケース本体3の両側の側面部3dを覆って配置されるように構成されている。
As shown in FIG. 1, the cover case 4 includes an upper
引出部5は、図1に示すように、金銭を収納するものであり、上部が開放されたほぼ箱形状に形成されている。この引出部5は、引出方向の長さ(奥行き)がケース本体3の引出方向の長さよりも短く形成され、引出方向と直交する幅方向の長さがケース本体3の前枠部3bの開口部3eにおける幅方向の長さとほぼ同じ長さで形成されている。
As shown in FIG. 1, the
また、この引出部5は、図1に示すように、前面部5aの外形がケース本体3の前枠部3bの外形とほぼ同じ大きさで、前枠部3bの開口部3eの形状よりも大きく形成されている。これにより、引出部5は、ケース本体3の前枠部3bにおける開口部3eから筐体2内に挿入され、前面部5aが前枠部3bに当接して引出部5の後部がケース本体3の背面部3cから離れた状態で、筐体2内に収納されるように構成されている。
Further, as shown in FIG. 1, the lead-out
この引出部5の内部には、図1に示すように、硬貨収納部6と紙幣収納部7とが設けられている。硬貨収納部6は、硬貨を種類ごとに収納するものであり、引出部5の前部側に設けられ、その内部が金種ごとに複数に仕切られている。紙幣収納部7は、紙幣を種類ごとに収納するものであり、引出部5の後部側に設けられ、その内部が金種ごとに複数に仕切られている。この紙幣収納部7には、複数に仕切られた各内部に紙幣を押える押え部7aがそれぞれ設けられている。
As shown in FIG. 1, a coin storage unit 6 and a bill storage unit 7 are provided inside the
また、この引出部5の後端部には、図1に示すように、一対のローラ取付部8が後方に向けて突出して設けられている。すなわち、一対のローラ取付部8は、引出部5の後端部の両側部にそれぞれ設けられている。この場合にも、引出部5は、筐体2内に収納された際に、一対のローラ取付部8がケース本体3の背面部3cに当接することなく、筐体2内に収納されるように構成されている。また、この引出部5の前面部5aには、筐体2内に収納された引出部5を施錠する施錠部10が設けられている。
Further, as shown in FIG. 1, a pair of
また、筐体2内における後部には、図1に示すように、筐体2内に収納された引出部5をロックするロック装置11が設けられている。このロック装置11は、引出部5の後端部に設けられた係合ピン(図示せず)をロックするロック部11aと、このロック部11aによるロックを解除するロック解除部11bと、ロック部11aによるロックが解除された引出部5を筐体2の内部から外部に向けて押し出すコイルばね11cと、を備えている。
Further, as shown in FIG. 1, a
これにより、ロック装置11は、図1に示すように、筐体2内に引出部5が収納された際に、引出部5によってコイルばね11cが圧縮された状態で、引出部5の係合ピン(図示せず)をロック部11aでロックするように構成されている。また、このロック装置11は、レジスタ本体(図示せず)のキー操作によってロック解除部11bがロック部11aによる引出部5の係合ピンのロックを解除した際に、コイルばね11cのばね力によって引出部5を筐体2内から押し出すように構成されている。
Thereby, as shown in FIG. 1, when the lead-out
ところで、このドロア装置1は、図1に示すように、筐体2に対して引出部5を円滑にスライドさせるためのガイド機構12を備えている。このガイド機構12は、筐体2内の両側部に設けられた筐体ガイドレール13および筐体ローラ14と、引出部5の両側部に設けられた引出ガイドレール15および引出ローラ16と、を備えている。
By the way, as shown in FIG. 1, the drawer device 1 includes a
筐体ガイドレール13は、図1に示すように、ケース本体3の左右両側に位置する各側面部3dの内面それぞれに前部側から後部側に亘って設けられている。筐体ローラ14は、ケース本体3の左右両側の各側面部3dにおける各内面の前側部、つまり前枠部3bの左右両側に位置する後部にそれぞれ取り付けられている。引出ガイドレール15は、引出部5の左右両側の各外面にそれぞれ前部から後部のローラ取付部8に亘って設けられている。引出ローラ16は、引出部5の後端部の各ローラ取付部8にそれぞれ取り付けられている。
As shown in FIG. 1, the
これにより、ガイド機構12は、図1に示すように、筐体2に対して引出部5を引出操作する際に、引出部5の引出ガイドレール15がケース本体3の筐体ローラ14上を移動すると共に、引出部5の引出ローラ16がケース本体3の筐体ガイドレール13の下面に当接して回転しながら移動することにより、筐体2に対して引出部5が円滑に引き出せるように構成されている。
Thereby, as shown in FIG. 1, when the
この場合、筐体ローラ14と引出ローラ16とのうち、少なくとも引出ローラ16は、図2および図3に示すように、ローラ本体17とねじ部材18とを備えている。ローラ本体17は、ポリアセタール(POM)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などの合成樹脂によって形成されている。このローラ本体17は、円筒状のローラ部20と、このローラ部20と同心円状に設けられた円筒部21と、を備えている。
In this case, at least the pull-out
この場合、ローラ部20は、図2〜図5に示すように、内径が円筒部21の外径よりも十分に大きく形成されている。このローラ部20の軸方向の一端部(図4(b)では左端部)には、図4(b)および図5(b)に示すように、側壁20aが設けられている。これにより、円筒部21は、軸方向の一端部側(図4(b)では左端部側)がローラ部20の側壁20aに一体に形成されている。
In this case, as shown in FIGS. 2 to 5, the
この円筒部21の内周面には、図3および図5に示すように、複数の抜止め突起22が設けられている。これら複数の抜止め突起22は、図5(a)〜図5(c)に示すように、円筒部21の内周面における同一円周上の複数箇所、例えば120度の角度間隔で3箇所にそれぞれ半球状に突出して設けられている。
As shown in FIGS. 3 and 5, a plurality of retaining
この場合、ローラ部20の内周面と円筒部21の外周面との間には、図2〜図5に示すように、複数のくり抜き部23が複数の仕切リブ24によって設けられている。複数のくり抜き部23は、複数の抜止め突起22に対応して設けられ、円筒部21の径方向への弾性変形を可能にするように構成されている。複数の仕切リブ24は、ローラ部20の内周面と円筒部21の外周面とを連結して円筒部21の径方向への弾性変形を規制するように構成されている。
In this case, as shown in FIGS. 2 to 5, a plurality of cut-out
すなわち、これら複数の仕切リブ24は、図2〜図5に示すように、複数の抜止め突起22間のほぼ中間部にそれぞれ位置して、120度の角度間隔で3箇所に設けられている。また、これら複数の仕切リブ24の放射方向の各中間部には、仕切リブ24の弾性変形を規制する変形規制部24aが設けられている。この変形規制部24aは、ほぼ円柱状に形成され、その外径が仕切リブ24の肉厚よりも大きく形成されている。
That is, as shown in FIGS. 2 to 5, the plurality of
これにより、円筒部21は、図2〜図5に示すように、複数の抜止め突起22が複数のくり抜き部23の各中間部に対応して設けられていることにより、複数のくり抜き部23に対応する箇所が径方向に弾性変形するように構成されている。また、この円筒部21は、複数の仕切リブ24が複数の抜止め突起22の間に位置して設けられていることにより、円筒部21の径方向への弾性変形が規制されるように構成されている。
Thereby, as shown in FIGS. 2 to 5, in the
また、この円筒部21は、図4(b)および図5(b)に示すように、軸方向の両端部がローラ部20の軸方向の両端部よりも軸方向に突出して設けられている。このため、ローラ本体17は、ケース本体3の筐体ガイドレール13の下面に当接して回転移動する際に、ケース本体3の側面部3dに円筒部21の端面のみが接触することにより、接触面積を小さくして摩擦抵抗を最小限に軽減するように構成されている。
Further, as shown in FIG. 4B and FIG. 5B, both ends of the
一方、ねじ部材18は、図2〜図4および図6に示すように、頭部25とねじ部26とを備え、これらがステンレスなどの金属によって一体に形成されている。頭部25は、ローラ本体17の円筒部21内に回転自在に挿入するものであり、外径が円筒部21の内径と同じか、それよりも僅かに小さい大きさで、かつねじ部26の外径よりも大きく形成されている。
On the other hand, as shown in FIGS. 2 to 4 and 6, the
この頭部25は、図2〜図4および図6に示すように、その軸方向の長さが円筒部21の軸方向の長さと同じ長さに形成されている。この場合、ねじ部26は、頭部25の一端部(図6(b)では左端部)に頭部25と同一軸上に設けられ、軸方向の長さが頭部25の軸方向の長さとほぼ同じか、それよりも長く形成されている。
As shown in FIGS. 2 to 4 and FIG. 6, the
また、頭部25の外周面には、図2〜図4に示すように、頭部25が円筒部21内に挿入された際に、円筒部21の内周面に設けられた複数の抜止め突起22が回転移動可能に係合する係合溝部27が環状に設けられている。すなわち、この係合溝部27は、半円弧状の環状溝であり、複数の抜止め突起22が係合した状態で係合溝部27に沿って摺動することにより、頭部25が円筒部21内で相対的に回転するように構成されている。
Further, as shown in FIGS. 2 to 4, when the
また、この頭部25は、図4(b)に示すように、複数の抜止め突起22が係合溝部27に係合した際に、頭部25におけるねじ部26と反対側の外端面25aが円筒部21内から外部に突出することなく円筒部21内に配置され、ねじ部26側の内端面25bが円筒部21内から外部に突出して配置されるように構成されている。この場合、頭部25の内端面25bには、図4(c)および図5(c)に示すように、多数の凹凸部が放射状に形成された滑止め部28が設けられている。
Further, as shown in FIG. 4B, when the plurality of retaining
また、頭部25の外端面25aにおける外周縁には、図2〜図4および図6に示すように、傾斜面29が設けられている。この傾斜面29は、頭部25を円筒部21内に挿入し易くすると共に、頭部25の外端面25aの外周部が円筒部21内の複数の抜止め突起22に当接した際に、複数の抜止め突起22を乗り越え易くするためのものである。
Further, as shown in FIGS. 2 to 4 and 6, an
すなわち、頭部25は、図4(b)に示すように、外端面から係合溝部27までの長さが、頭部25の傾斜面29によって短く形成されている。このため、頭部25は、傾斜面29の外周面が複数の抜止め突起22を乗り越える際に、速やかにかつ円滑に乗り越えるように構成されている。
That is, as shown in FIG. 4B, the length of the
これにより、ねじ部材18は、図2〜図4に示すように、頭部25の傾斜面29側がローラ部20の側壁20a側に位置する円筒部21の端部から円筒部21内に挿入され、この挿入された頭部25の傾斜面29の外周部が円筒部21内の複数の抜止め突起22を乗り越えて、頭部25の係合溝部27に複数の抜止め突起22が係合するように構成されている。
Thereby, as shown in FIGS. 2 to 4, the
すなわち、このねじ部材18は、図2〜図4に示すように、頭部25の傾斜面29の外周部が円筒部21内の複数の抜止め突起22を乗り越える際に、頭部25の傾斜面29によって円筒部21を円滑に径方向に押し広げるように弾性変形させて、頭部25の係合溝部27に複数の抜止め突起22を係合させることにより、ローラ本体17に回転可能に取り付けられてローラ本体17と一体化されるように構成されている。
That is, as shown in FIGS. 2 to 4, when the outer peripheral portion of the
このため、引出ローラ16は、図1に示すように、ねじ部材18のねじ部26が引出部5の後端部に設けられたローラ取付部8の取付孔8aに挿入されてナット30によって締め付けられることにより、引出部5のローラ取付部8に取り付けられるように構成されている。この場合、引出ローラ16は、ねじ部材18のねじ部26が引出部5のローラ取付部8の取付孔8aに挿入されてナット30によって締め付けられた際に、頭部25の内端面25bの滑止め部28が引出部5のローラ取付部8に押し付けられるように構成されている。
Therefore, as shown in FIG. 1, in the drawing
これにより、引出ローラ16は、図1〜図4に示すように、頭部25の滑止め部28が引出部5のローラ取付部8に押し付けられることにより、ねじ部材18がローラ取付部8に対して回転することなく固定され、この状態でローラ本体17がねじ部材18の頭部25を中心に回転するように構成されている。
As a result, as shown in FIGS. 1 to 4, in the drawing
この場合、引出ローラ16は、図1〜図4に示すように、頭部25の滑止め部28が引出部5のローラ取付部8に押し付けられた際に、頭部25の内端面25bが円筒部21内から突出することにより、円筒部21の端面がローラ取付部8に接触することなく配置されるように構成されている。
In this case, as shown in FIGS. 1 to 4, when the
また、この引出ローラ16は、図1〜図4に示すように、頭部25の滑止め部28が引出部5のローラ取付部8に押し付けられた際に、頭部25の外端面25aが円筒部21内から外部に突出することなく、円筒部21内に配置されるように構成されている。なお、筐体ローラ14は、引出ローラ16と同じ構造であることが望ましいが、異なる構造、例えば強度の高い構造のものであっても良い。
Further, as shown in FIGS. 1 to 4, when the
次に、このようなドロア装置1の作用について説明する。
まず、引出部5に引出ローラ16を取り付ける場合には、予め、ローラ本体17とねじ部材18を一体化する。このときには、ねじ部材18の頭部25の傾斜面29側をローラ部20の側壁20a側に位置する円筒部21の端部側から円筒部21内に挿入する。このときには、頭部25の傾斜面29によって頭部25が円筒部21内に円滑に挿入する。
Next, the operation of such a drawer device 1 will be described.
First, when the drawing
そして、挿入された頭部25の傾斜面29の外周面を円筒部21の内周面に設けられた複数の抜止め突起22に押し当てて乗り越えさせる。このときには、複数の抜止め突起22がローラ部20と円筒部21との間に複数の仕切リブ24によって設けられた複数のくり抜き部23にそれぞれ対応して設けられているので、頭部25の傾斜面29によって円筒部21が円滑に径方向に押し広げられるように弾性変形する。
Then, the outer peripheral surface of the
すなわち、頭部25の傾斜面29の外周面が円筒部21内の複数の抜止め突起22に押し当てられると、頭部25の傾斜面29の外周面によってくり抜き部23に対応する箇所の円筒部21が径方向に押し広げられるように弾性変形する。このため、頭部25の傾斜面29の外周面が複数の抜止め突起22を乗り越えて、複数の抜止め突起22が頭部25の係合溝部27に係合する。
That is, when the outer peripheral surface of the
このときには、頭部25の外端面から係合溝部27までの長さが、頭部25の傾斜面29によって短く形成されているので、頭部25の傾斜面29の外周面が複数の抜止め突起22を速やかにかつ円滑に乗り越える。また、このときには、複数の仕切リブ24によって円筒部21の径方向への弾性変形が規制されているので、頭部25の係合溝部27に対する複数の抜止め突起22の係合強度が確保される。これにより、ねじ部材18がローラ本体17に回転可能な状態で取り付けられてローラ本体17と一体化される。
At this time, since the length from the outer end face of the
この状態では、複数の抜止め突起22が円筒部21の内周面における同一円周上に設けられ、頭部25の係合溝部27が頭部25の外周面に環状に設けられていることにより、頭部25の係合溝部27に係合した複数の抜止め突起22が頭部25の係合溝部27に沿って回転方向に移動可能な状態になる。また、この状態では、頭部25の傾斜面29側の外端面25aが円筒部21内から外部に突出することなく円筒部21内に配置され、ねじ部26側の内端面25bが円筒部21内から外部に突出して配置される。
In this state, the plurality of retaining
そして、ローラ本体17とねじ部材18とが一体化された引出ローラ16を引出部5に取り付ける場合には、ねじ部材18のねじ部26を引出部5の後端部に設けられたローラ取付部8の取付孔8aに挿入させてナット30によって締め付ける。これにより、引出ローラ16が引出部5のローラ取付部8に取り付けられる。
Then, when the draw-out
このときには、ねじ部材18の頭部25の内端面25bに設けられた滑止め部28が引出部5のローラ取付部8に押し付けられる。このため、引出ローラ16は、ねじ部材18がローラ取付部8に対して回転することなく固定される。また、このときには、ねじ部材18の頭部25の内端面25bが円筒部21内から突出していることにより、ローラ部20の軸方向の端部よりも突出した円筒部21の軸方向の端面がローラ取付部8に接触することなく配置される。
At this time, the
このように引出ローラ16が引出部5のローラ取付部8に取り付けられた際には、ローラ本体17がねじ部材18の頭部25を中心に円滑に回転する状態になる。同様に、筐体ローラ14を筐体2のケース本体3における各側面部3dの内面の前側部にそれぞれ取り付ける。この場合には、予め、引出部5の左右両側の各外面に引出ガイドレール15が一体に形成されている。また、筐体2のケース本体3における左右両側の側面部3dの各内面にも、筐体ガイドレール13が一体に形成されている。
When the draw-out
そして、引出部5を筐体2内に挿入する場合には、引出部5の後端部に設けられたローラ取付部8をケース本体3の前枠部3bの開口部3eからケース本体3内に挿入させる。このときには、引出部5の引出ガイドレール15をケース本体3の側面部3dに取り付けられた筐体ローラ14上に配置させると共に、引出部5のローラ取付部8に取り付けられた引出ローラ16のローラ本体17をケース本体3の筐体ガイドレール13の下面に当接させて配置させる。
When the lead-out
この状態で、引出部5を筐体2内に押し込むと、引出部5が筐体2内に収納される。このときには、引出部5の引出ガイドレール15がケース本体3の側面部3dに取り付けられた筐体ローラ14上を移動すると共に、引出部5のローラ取付部8に取り付けられた引出ローラ16のローラ本体17がケース本体3の筐体ガイドレール13の下面に当接して回転しながら移動する。このため、引出部5が円滑に移動して筐体2内に収納される。
In this state, when the
この場合、引出ローラ16のローラ本体17がケース本体3の筐体ガイドレール13の下面に当接して回転しながら移動する際には、ねじ部材18の頭部25の内端面25bが円筒部21内から突出し、円筒部21の軸方向の端面がローラ取付部8に接触することなく配置されていることにより、ローラ本体17がねじ部材18の頭部25を中心に円滑に回転する。
In this case, the
また、このときには、頭部25の外端面25aが円筒部21内から外部に突出することなく円筒部21内に配置されているので、頭部25の外端面25aがケース本体3の側面部3dに接触することなく、ローラ本体17が筐体ガイドレール13の下面に当接して円滑に回転しながら移動する。この場合、円筒部21は、軸方向の端部がローラ部20の軸方向の端部よりも突出しているので、ローラ本体17がケース本体3の側面部3dに接触しても、接触面積を小さくして摩擦抵抗を最小限に抑えることができる。
At this time, since the
このように、このドロア装置1の引出ローラ16によれば、内面に抜止め突起22が設けられた弾性可能な円筒部21が同心円状に設けられたローラ本体17と、円筒部21に回転自在に挿入する頭部25の外周面に抜止め突起22が回転移動可能に係合する係合溝部27が設けられたねじ部材18と、を備えていることにより、高い寸法精度を必要とせず、ローラ本体17とねじ部材18との一体化を図ることができ、低コスト化を図ることができる。
As described above, according to the drawing-out
また、このドロア装置1の引出ローラ16によれば、内面に抜止め突起22が設けられた弾性可能な円筒部21が同心円状に設けられたローラ本体17と、頭部25の内端面25bにねじ部26が同一軸上に設けられたねじ部材18と、を備え、このねじ部材18は、頭部25が円筒部21に回転自在に挿入した際に、頭部25の外周面に設けられた係合溝部27に抜止め突起22が回転移動可能に係合することにより、高い寸法精度を必要とせず、ローラ本体17とねじ部材18との一体化を図ることができ、低コスト化を図ることができる。
Further, according to the drawing-out
すなわち、このドロア装置1の引出ローラ16では、ねじ部材18の頭部25をローラ本体17の円筒部21に挿入させて、頭部25の係合溝部27に円筒部21内の抜止め突起22を係合させる際に、円筒部21を弾性変形させることができるので、頭部25の係合溝部27に円筒部21内の抜止め突起22を容易にかつ確実に係合させることができ、これにより高い寸法精度を必要とせず、ローラ本体17とねじ部材18との一体化を図ることができる。
That is, in the drawing-out
この場合、このドロア装置1の引出ローラ16では、抜止め突起22が円筒部21の内面における同一円周上の複数箇所に半球状に突出して設けられており、係合溝部27は頭部25の外周面に設けられて抜止め突起22が回転移動可能に係合する半円弧状の環状溝であることにより、頭部25の係合溝部27に円筒部21内の抜止め突起22が係合した際に、複数の抜止め突起22を係合溝部27に沿って回転移動させることができる。
In this case, in the drawing-out
また、このドロア装置1の引出ローラ16では、ローラ本体17と円筒部21との間に複数のくり抜き部23が複数の仕切リブ24によって設けられていることより、ねじ部材18の頭部25をローラ本体17の円筒部21に挿入させて、頭部25の係合溝部27に円筒部21内の抜止め突起22を係合させる際に、複数のくり抜き部23によって円筒部21を容易にかつ良好に弾性変形させることができる。
Further, in the drawing-out
すなわち、複数の抜止め突起22は、複数のくり抜き部23に対して設けられていることにより、ねじ部材18の頭部25がローラ本体17の円筒部21に挿入されて円筒部21内の抜止め突起22に押し当てられて乗り越える際に、抜止め突起22が位置する箇所の円筒部21を径方向に押し広げるように確実にかつ良好に弾性変形させることができる。
That is, since the plurality of retaining
この場合、複数の仕切リブ24は、ローラ部20の内周面と円筒部21の外周面とを連結して円筒部21の径方向への弾性変形を規制することにより、ねじ部材18の頭部25が円筒部21内の抜止め突起22を乗り越えて、抜止め突起22が係合溝部27に係合した際に、円筒部21の径方向への弾性変形が仕切リブ24によって規制されるので、頭部25の係合溝部27に対する複数の抜止め突起22の係合強度を確保することができ、これによりねじ部材18とローラ本体17とを確実に一体化することができる。
In this case, the plurality of
すなわち、複数の仕切リブ24は、複数の抜止め突起22間のほぼ中間部にそれぞれ位置して設けられ、これら複数の仕切リブ24の放射方向の各中間部に仕切リブ24の変形を規制する変形規制部24aが設けられていることにより、この変形規制部24aによって仕切リブ24の弾性変形を規制することができるので、頭部25の係合溝部27に対する複数の抜止め突起22の係合強度を確実に高めることができる。
That is, the plurality of
また、このドロア装置1の引出ローラ16では、円筒部21における軸方向の両端部がローラ部20における軸方向の両端部よりも軸方向に突出していることにより、引出ローラ16を引出部5のローラ取付部8に取り付けて引出部5を筐体2内でスライドさせる際に、ローラ部20の軸方向の端面が筐体2の内側面に接触するのを防ぐことができると共に、円筒部21の軸方向の端部が筐体2の内側面に接触しても、接触面積を小さくして、摩擦抵抗を軽減させることができる。
Further, in the
また、このドロア装置1の引出ローラ16では、ねじ部材18の頭部25が、ねじ部26側の内端面25bを円筒部21の内部から外部に突出させて配置されていることにより、ねじ部26を引出部5のローラ取付部8に取り付けた際に、頭部25の内端面25bをローラ取付部8に押し当てることができ、これにより円筒部21の端部がローラ取付部8に接触することがないので、ねじ部材18の頭部25を中心にローラ本体17を円滑にかつ良好に回転させることができる。
Further, in the
この場合、ねじ部材18のねじ部26側に位置する頭部25の内端面25bには、滑止め部28が設けられていることにより、ねじ部26を引出部5のローラ取付部8に取り付けた際に、頭部25の滑止め部28をローラ取付部8に押し当てて確実に固定することができるので、スプリングワッシャや菊ワッシャなどのワッシャを用いずに、引出ローラ16を引出部5のローラ取付部8に確実にかつ強固に取り付けることができる。
In this case, the
また、このドロア装置1の引出ローラ16では、ねじ部材18の頭部25が、ねじ部26と反対側の外端面25aを円筒部21の内部から外部に突出させることなく、円筒部21内に配置されていることにより、引出ローラ16を引出部5のローラ取付部8に取り付けて引出部5を筐体2内でスライドさせる際に、頭部25の外端面25aが筐体2の内側面に接触することがないので、引出部5を筐体2内で円滑にかつ良好にスライドさせることができる。
Further, in the draw-out
さらに、このドロア装置1の引出ローラ16では、ねじ部材18の頭部25における外端面25aの周縁部に傾斜面29が設けられていることにより、ねじ部材18の頭部25をローラ本体17の円筒部21に挿入させる際に、傾斜面29によって頭部25を円筒部21に容易にかつ円滑に挿入させることができると共に、頭部25が円筒部21内の抜止め突起22に押し当てられて乗り越える際に、傾斜面29によって円筒部21内の抜止め突起22を容易にかつ良好に乗り越えさせることができる。
Furthermore, in the drawing-out
すなわち、このドロア装置1の引出ローラ16では、ねじ部材18の頭部25における外端面25aの周縁部に傾斜面29が設けられているので、頭部25の外端面から係合溝部27までの長さを頭部25の傾斜面29によって短く形成することができ、このため頭部25の傾斜面29の外周面が複数の抜止め突起22を速やかにかつ円滑に乗り越えることができる。
That is, in the pull-out
なお、上述した実施形態では、ローラ本体17の円筒部21における軸方向の両端部をローラ部20における軸方向の両端部よりも軸方向に突出させた場合について述べたが、この発明は、これに限らず、ローラ本体17のローラ部20における軸方向の両端部を円筒部21における軸方向の両端部よりも軸方向に突出させても良い。このように構成しても、ローラ部20の軸方向の端面が筐体2の内側面に接触しても、その接触面積を軽減させて、摩擦抵抗を軽減させることができる。
In the embodiment described above, a case is described in which both axial end portions of the
また、上述した実施形態では、ローラ本体17の円筒部21の内面に抜止め突起22を設け、ねじ部材18の頭部25の外周面に係合溝部27を設けた場合について述べたが、この発明は、これに限らず、ローラ本体17の円筒部21の内面に係合溝部27を設け、ねじ部材18の頭部25の外周面に抜止め突起22を設けた構造であっても良い。
In the embodiment described above, the case where the retaining
さらに、上述した実施形態では、電子レジスタのドロア装置1に適用した場合について述べたが、この発明は、必ずしも電子レジスタのドロア装置1である必要はなく、例えば引出部5を備えた家具などにも適用することができる。
Furthermore, although the case where it applied to the drawer apparatus 1 of electronic register was described in the embodiment mentioned above, this invention does not necessarily need to be the drawer apparatus 1 of electronic register, for example, the furniture provided with the
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, this invention is not limited to this, The invention described in the claim, and the range of equivalence are included.
The invention described in the claims of the present application is appended below.
(付記)
請求項1に記載の発明は、内面に抜止め部が設けられた弾性可能な円筒部が設けられたローラ本体と、前記円筒部に回転自在に挿入する頭部の外周面に前記抜止め部が回転移動可能に係合する係合部が設けられたねじ部材と、を備えていることを特徴とするローラである。
(Supplementary note)
The invention according to claim 1 is characterized in that the retaining member is provided on a roller main body provided with an elastic cylindrical portion having a retaining portion on its inner surface, and an outer peripheral surface of a head rotatably inserted in the cylindrical portion. And a screw member provided with an engagement portion engaged rotatably and movably.
請求項2に記載の発明は、内面に抜止め部が設けられた弾性可能な円筒部が設けられたローラ本体と、頭部の一端部にねじ部が同一軸上に設けられたねじ部材と、を備え、前記ねじ部材は、前記頭部が前記円筒部に回転自在に挿入した際に、前記頭部の外周面に設けられた係合部に前記抜止め部が回転移動可能に係合することを特徴とするローラである。 The invention according to claim 2 is a roller main body provided with an elastic cylindrical portion provided with a retaining portion on its inner surface, and a screw member provided with a screw at the same axis at one end of the head. And the screw member is rotatably engaged with the engaging portion provided on the outer peripheral surface of the head when the head is rotatably inserted into the cylindrical portion. It is a roller characterized by doing.
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のローラにおいて、前記抜止め部は、前記円筒部の内面における同一円周上の複数箇所に半球状に突出して設けられており、前記係合部は、前記頭部の外周面に設けられて前記抜止め部が回転移動可能に係合する半円弧状の環状溝であることを特徴とするローラである。
The invention according to
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のローラにおいて、前記ローラ本体と前記円筒部との間には、前記円筒部を径方向に弾性変形させるための複数のくり抜き部が、複数の仕切リブによって設けられていることを特徴とするローラである。 The invention according to claim 4 is the roller according to any one of claims 1 to 3, for elastically deforming the cylindrical portion in the radial direction between the roller main body and the cylindrical portion. A plurality of cut-out portions are provided by a plurality of partition ribs.
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のローラにおいて、前記複数の抜止め部は、前記複数のくり抜き部に対応して設けられており、前記複数の仕切リブは、前記複数の抜止め部の間に位置して設けられ、前記円筒部の径方向への弾性変形を規制することを特徴とするローラである。 In the roller according to a fifth aspect of the present invention, in the roller according to the fourth aspect, the plurality of retaining portions are provided corresponding to the plurality of hollow portions, and the plurality of dividing ribs are the plurality of The roller is provided between the retaining portions and is characterized in that elastic deformation of the cylindrical portion in the radial direction is restricted.
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のローラにおいて、前記ローラ本体における軸方向の両端部と前記円筒部における軸方向の両端部とのいずれか一方は、軸方向に突出していることを特徴とするローラである。 The invention according to a sixth aspect is the roller according to any one of the first to fifth aspects, wherein one of both axial end portions of the roller body and both axial end portions of the cylindrical portion are The roller is characterized by protruding in the axial direction.
請求項7に記載の発明は、請求項2〜請求項6のいずれかに記載のローラにおいて、前記ねじ部材の前記頭部は、前記ねじ部が設けられた前記一端部が前記円筒部の内部から外部に突出し、前記ねじ部と反対側の他端部が前記円筒部の内部から外部に突出することなく、前記円筒部内に配置されていることを特徴とするローラである。 The invention according to claim 7 is the roller according to any one of claims 2 to 6, wherein the head portion of the screw member has the one end portion provided with the screw portion inside of the cylindrical portion And the other end portion on the opposite side of the screw portion is disposed in the cylindrical portion without protruding to the outside from the inside of the cylindrical portion.
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載のローラにおいて、前記ねじ部材の前記頭部における前記他端部の周縁部には、傾斜面が設けられていることを特徴とするローラである。 According to an eighth aspect of the present invention, in the roller according to any one of the first to seventh aspects, a peripheral surface of the other end of the head portion of the screw member is provided with an inclined surface. It is a roller characterized by that.
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載されたローラを備えていることを特徴とするドロア装置である。 The invention according to claim 9 is a drawer apparatus comprising the roller according to any one of claims 1 to 8.
1 ドロア装置
2 筐体
3 ケース本体
4 カバーケース
5 引出部
8 ローラ取付部
12 ガイド機構
13 筐体ガイドレール
14 筐体ローラ
15 引出ガイドレール
16 引出ローラ
17 ローラ本体
18 ねじ部材
20 ローラ部
21 円筒部
22 抜止め突起
23 くり抜き部
24 仕切リブ
24a 変形規制部
25 頭部
25a 外端面
25b 内端面
26 ねじ部
27 係合溝部
28 滑止め部
29 傾斜面
30 ナット
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 drawer device 2
Claims (9)
前記円筒部に回転自在に挿入する頭部の外周面に前記抜止め部が回転移動可能に係合する係合部が設けられたねじ部材と、
を備えていることを特徴とするローラ。 A roller body provided with a resilient cylindrical portion having a retaining portion on its inner surface;
A screw member provided with an engagement portion on the outer peripheral surface of a head rotatably inserted into the cylindrical portion so as to rotatably move the retaining portion;
A roller characterized by comprising.
頭部の一端部にねじ部が同一軸上に設けられたねじ部材と、
を備え、
前記ねじ部材は、前記頭部が前記円筒部に回転自在に挿入した際に、前記頭部の外周面に設けられた係合部に前記抜止め部が回転移動可能に係合することを特徴とするローラ。 A roller body provided with a resilient cylindrical portion having a retaining portion on its inner surface;
A screw member provided with a screw on the same axis at one end of the head;
Equipped with
The screw member is characterized in that when the head is rotatably inserted into the cylindrical portion, the retaining member engages with the engaging portion provided on the outer peripheral surface of the head so as to be rotationally movable. To roller.
A drawer apparatus comprising the roller according to any one of claims 1 to 8.
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