JP2019093906A - Operation management support device and operation control system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、運行管理支援装置、及び運行制御システムに関する。 An embodiment of the present invention relates to an operation management support device and an operation control system.
従来から、列車の運行管理を行うために運行管理システムを備える傾向にある。運行管理システムは、例えば、運行ダイヤを作成する装置や、列車の運転を支援するための装置など、様々な構成の組み合わせで実現されている。 Conventionally, there is a tendency to provide an operation management system in order to perform operation management of trains. The operation management system is realized by, for example, a combination of various configurations such as an apparatus for creating an operation schedule and an apparatus for supporting the operation of a train.
運行管理システムに設けられた構成に対して修正を行うことで、列車の運行管理の効率を向上させる、様々な手法が提案されている。 Various methods have been proposed to improve the efficiency of train operation management by modifying the configuration provided in the operation management system.
しかしながら、運行管理システムは様々な装置が設けられているため、列車の遅延を抑制する等の課題が生じた場合に、運行管理システムのうち、どの装置を修正すれば、課題を解消する効果が得られるのかを把握できない場合がある。 However, since various devices are provided in the operation management system, there is an effect that if any device in the operation management system is corrected when problems such as suppression of train delay occur, the problem is solved. You may not know what you can get.
実施形態の運行管理支援装置は、構成情報記憶部と、入力部と、特定部と、を備える。構成情報記憶部は、列車の運行を管理する運行管理システムに設けられた各構成を示した構成情報を記憶する。入力部は、運行管理システムが管理対象としている列車が経路に従って運行された場合の運行実績が示された実績ダイヤデータと、当該列車が経路を定刻通りに運行した場合の運行状況が示された所定ダイヤデータと、を入力する。特定部は、実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの違いと、構成情報記憶部に記憶された構成情報と、に基づいて、列車を所定ダイヤデータに従って運行させるために修正の対象となる、運行管理システムに設けられた構成を特定する。 The operation management support apparatus of the embodiment includes a configuration information storage unit, an input unit, and a specifying unit. The configuration information storage unit stores configuration information indicating each configuration provided in the operation management system that manages the operation of the train. The input unit shows the result diagram data showing the operation results when the train managed by the operation management system is operated according to the route, and the operation status when the train operates the route on time Input predetermined diamond data. The identification unit is a target of correction to operate the train according to the predetermined diagram data based on the difference between the actual result diamond data and the predetermined diagram data and the configuration information stored in the configuration information storage unit. Identify the configuration provided in the system.
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる運行管理支援装置、及び運行制御システムについて説明する。 Hereinafter, the operation management support device and the operation control system according to the present embodiment will be described using the attached drawings.
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の運行管理支援装置の構成例を示したブロック図である。図1に示されるように、運行管理支援装置100は、運行管理システム150を支援するために設けられた装置とする。本実施形態においては、運行管理支援装置100と、列車の運行を管理する運行管理システム150を組み合わせたシステムを、運行制御システム1と称する。
First Embodiment
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration example of the operation management support device of the first embodiment. As shown in FIG. 1, the operation
運行管理支援装置100は、指標データベース101と、課題データベース102と、構成データベース103と、を記憶装置(例えば、HDD)に設けている。
The operation
さらに、運行管理支援装置100は、入力部111と、指標抽出部112と、課題抽出部113と、特定部114と、評価部115と、価値算出部116と、出力部117と、を備えている。入力部111、指標抽出部112、課題抽出部113、特定部114、評価部115、価値算出部116、及び出力部117は、運行管理支援装置100の記憶装置に格納されたプログラムを、(図示しない)CPUが読み込んで、記憶領域に展開することで実現しても良い。
Furthermore, the operation
本実施形態の運行管理支援装置100は、上述した構成を備えることで、運行管理システム150に含まれている、修正対象となる構成(例えば装置)を特定すると共に、当該構成を修正した場合の効果及びコストの算出を行うこととする。次に、運行管理システム150に含まれている修正対象となる構成の例について説明する。
The operation
図2は、本実施形態の運行管理システム150に含まれる構成の例を示した図である。図2に示されるように、運行管理システム150は、車両201と、車両運用計画装置202と、駅設備203と、運行調整装置204と、運行管理装置205と、ダイヤ作成装置206と、運転曲線作成装置207と、運転支援装置208と、を備えている。
FIG. 2 is a diagram showing an example of a configuration included in the
車両201は、運行管理システム150が管理する路線内を列車として走行する車両とする。
The
車両運用計画装置202は、車両運用計画の作成、変更を行う装置とする。車両運用計画は、運行管理システム150に設けられている複数の車両201を、どの列車として走行させるかを定める計画とする。本実施形態における、車両運用計画装置202の修正としては、車両運用計画のアルゴリズムを変更する他に、車両201の数や、車両201の運用手法を変更しても良い。
The vehicle operation planning device 202 is a device that creates and changes a vehicle operation plan. The vehicle operation plan is a plan that determines which trains the plurality of
駅設備203は、各駅に設けられた装置であって、少なくとも、旅客案内装置211と、発車案内装置212と、を備える。旅客案内装置211は、各駅において旅客を案内するための情報を出力する。発車案内装置212は、各駅において列車の到着、出発を案内するための情報を出力する。本実施形態における、駅設備203の修正としては、旅客案内装置211、及び発車案内装置212のうち少なくともいずれか一つ以上から出力される情報を変更する他に、ホームドアの設置や、駅に存在する駅員の数の変更等も含まれる。 The station facility 203 is a device provided at each station, and includes at least a passenger guidance device 211 and a departure guidance device 212. The passenger guidance device 211 outputs information for guiding a passenger at each station. The departure guidance device 212 outputs information for guiding the arrival and departure of a train at each station. In addition to changing the information output from at least one or more of the passenger guidance device 211 and the departure guidance device 212 as correction of the station facility 203 in the present embodiment, installation of a home door, or a station It also includes changes in the number of station members that exist.
運行調整装置204は、車両201の運行を調整する装置であり、例えば、所定ダイヤから列車の遅延が生じている場合に、車両201の駅間の走行時間の調整等を行う。運行調整装置204の修正としては、例えば、車両201の遅延が生じている、又は遅延が予測される場合における車両201の走行時間の調整アルゴリズムの変更等が考えられる。
The
運行管理装置205は、車両201の運行を管理する装置であり、例えば、車両201の進路制御を行う。運行管理装置205の修正としては、例えば、進路制御を含む、運行管理のアルゴリズムの変更等が考えられる。
The operation management device 205 is a device that manages the operation of the
ダイヤ作成装置206は、車両201を走行させるための運行ダイヤグラムを作成する。ダイヤ作成装置206の修正としては、例えば、所定ダイヤの変更の他に、遅延が生じている場合に運行ダイヤグラムを作成するためのアルゴリズムの変更等が考えられる。
The diagram creation device 206 creates an operation diagram for causing the
運転曲線作成装置207は、車両201の駅間を走行させるために用いられる運転曲線を作成する。運転曲線作成装置207の修正としては、例えば、運転曲線を作成するためのアルゴリズムの変更等が考えられる。
The driving curve creation device 207 creates a driving curve used to travel between stations of the
運転支援装置208は、車両201の走行を支援するための制御を行う。運転支援装置208の修正としては、例えば、遅延等が生じた場合に車両の運行を支援するアルゴリズムの変更等が考えられる。
The driving support device 208 performs control for supporting the traveling of the
本実施形態の運行管理システム150における修正対象の例について説明した。しかしながら、本実施形態は上述した構成のみを修正対象にするのではなく、他の構成を修正しても良い。例えば、信号システム(連動装置、分岐装置)や、運転教習訓練装置を修正対象としても良い。
The example of the correction target in the
本実施形態における構成の修正は、上述したアルゴリズム等の変更に制限するものではなく、構成の置き換えや、構成の追加等を行っても良い。 The correction of the configuration in the present embodiment is not limited to the change of the above-described algorithm or the like, and the configuration may be replaced, the configuration may be added, or the like.
図1に戻り、入力部111は、運行管理システム150から、運行データ180を入力処理する。本実施形態の運行データには、少なくとも実績ダイヤデータ181と、所定ダイヤデータ182と、が含まれている。
Returning to FIG. 1, the
実績ダイヤデータとは、運行管理システム150が管理対象としている列車が経路に従って運行された運行実績が示されたダイヤデータとする。運行実績とは、例えば、経路を実際に走行した際の各駅での到着時刻、発車時刻を含んだ履歴とする。
The track record data is the track data indicating the track record of operation of the train managed by the
所定ダイヤデータは、運行管理システム150が運行管理の対象となる列車が、運行計画に従って定刻通りに運行する場合の運行状況を示されたダイヤデータとする。運行状況としては、例えば、各駅での到着時刻、発車時刻を含んでいるものとする。
The predetermined diagram data is diagram data indicating the operation status when the train whose
また、運行データ180は、上述した実績ダイヤデータ181及び所定ダイヤデータ182で示されるような、列車の走行に直接関係するデータとするが、列車の走行に間接的に関連するデータを含めても良い。
In addition, although the
例えば、運行データ180としては、天候データ、気温データ、また、遅延が発生した時の乗客が書き込んだテキストデータ又は乗客が撮影した画像データ(インターネット上の情報サービスに投稿された駅や列車の混雑具合が示されたデータなど)などの間接的に関連するデータを含めても良い。
For example, as the
指標抽出部112は、分析部118を備え、入力部111により入力処理された、実績ダイヤデータ及び所定ダイヤデータで示された到着時刻又は発車時刻の差分に基づいて、指標を抽出する。
The
本実施形態の指標とは、現在運用している運行管理システム150で管理している、列車の運行状況を示したパラメータであって、課題を特定するために用いられるパラメータとする。本実施形態においては、指標として、駅の停車時間の遅れ時間又は駅間走行時間の遅れ時間を抽出する例について説明するが、他のパラメータを抽出しても良い(なお、停車時間の遅れ時間とは、停車時間が駅毎に定められた時間よりも長くなった時間を意味し、駅間走行時間の遅れ時間とは、駅間走行時間が駅間毎に定められた時間よりも長くなった時間を意味する)。
The index in the present embodiment is a parameter managed by the
分析部118は、所定ダイヤデータ及び実績ダイヤデータに基づいた分析処理を行う。本実施形態の分析部118は、実績ダイヤデータ及び所定ダイヤデータで示された到着時刻又は発車時刻の差分として、各駅で算出された停車時間の遅れ時間、又は駅間毎に算出された駅間走行時間の遅れ時間を算出し、集計、可視化等を行う。
The
具体的には、分析部118は、所定期間内において、駅毎に、所定ダイヤデータに含まれる到着時刻と、実績ダイヤデータに含まれる到着時刻と、の差分を集計する。
Specifically, the
所定期間は、どのような期間でも良いが、例えば、1ヶ月間、春夏秋冬の各2週間、又は、1ヶ月のうち、遅延が発生する可能性が高い平日の朝夕の所定の時間帯とすることが考えられる。 The predetermined period may be any period, for example, a predetermined period of morning and evening on a weekday with a high possibility of delay, for example, one month, two weeks for each of spring, summer and winter, or one month. It is possible to do.
指標抽出部112は、運行データとして、間接的に関連するデータを考慮して、指標を抽出しても良い。例えば、分析部118が、分析処理を行っている際に、実績ダイヤデータ及び所定ダイヤデータから、駅停車時間が特に長い時間帯があった場合に、当該時間帯において乗客が書き込んだテキストデータ又は乗客が撮影した画像データ(インターネット上の情報サービスに投稿された駅や列車の混雑具合が示されたデータなど)に基づいて、通常の運行状況であるか否かを判定する。そして、通常の運行状況ではないと判定した場合には、分析部118は、時間帯毎の駅遅延時間の平均、分散などの集計から、当該時間帯を除外する。
The
指標データベース101は、指標を抽出するための情報を保持するデータベースとする。例えば、指標データベース101は、駅間走行時間の遅れ時間が長い駅間、駅間走行時間の遅れ時間が短い駅間、停車時間の遅れ時間が長い駅、停車時間の遅れ時間が短い駅を抽出するための基準値を記憶する。本実施形態の指標データベース101は、駅に共通する駅間停車時間の遅れ時間の基準値及び、駅間に共通する走行時間の遅れ時間の基準値を記憶する例とする。しかしながら、共通する基準値を記憶する手法に制限するものではなく、駅毎や駅間毎に基準値を記憶してもよい。
The
さらに、本実施形態の指標データベース101は、基準値を全ての駅毎に記憶するのではなく、例えば、運行管理システム150が管理する線区の特徴に応じて、複数番線を持つ駅など、遅延発生の可能性のある駅に限り基準値を記憶しても良い。
Furthermore, the
そして、指標抽出部112は、分析部118による分析結果に基づいて、指標を抽出する。本実施形態の指標抽出部112は、分析部118による分析結果である、各駅で算出された停車時間の遅れ時間、及び駅間毎に算出された駅間走行時間の遅れ時間のうち、指標データベース101に記憶されている基準値と比べて、駅間走行時間の遅れ時間が長い駅間、駅間走行時間の遅れ時間が短い駅間、停車時間の遅れ時間が長い駅、停車時間の遅れ時間が短い駅を、遅れ時間と共に抽出する。
Then, the
図3は、本実施形態の分析部118による分析結果である、駅間走行時間の平均遅れ時間を示した図である。図3においては、駅Aから駅Bの走行を駅間ABと示している。他の表記も同様とする。図3に示されるように、駅間に応じて平均遅れ時間が異なる。図3に示される例では、駅間DEにおいて、駅間走行時間が平均的に40秒程度遅れていることを示している。換言すると、駅間DEは、遅延発生の傾向のある駅間となる。
FIG. 3 is a diagram showing an average delay time of inter-station travel time, which is an analysis result by the
そして、指標抽出部112は、平均遅れ時間が基準値より高い、駅間DEにおける“駅間走行時間が長い”ことを、運行管理システム150における課題を抽出するための指標として抽出する。
Then, the
このように、本実施形態の指標抽出部112は、どの駅、どの列車で遅延発生しているか等を示した指標を抽出する。指標の形式は、どのような形式でも良いが、例えば、“駅Aの発車時刻の遅れ”、“駅間ABにおける駅間走行時間の遅れ”などの形式で抽出する。
As described above, the
図1に戻り、課題抽出部113は、抽出された指標に基づいて、運行管理システム150における課題を抽出する。本実施形態の課題抽出部113は、課題データベース102において、指標と対応付けられている課題を抽出する。課題とは、運行管理システムで生じている、解決すべき状況を示している。なお、指標が実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの違いに基づいて抽出された以上、指標に対応する課題も、実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの違いに基づいて抽出されたとみなすことができる。
Returning to FIG. 1, the task extraction unit 113 extracts a task in the
課題抽出部113が抽出する課題は、運行管理システム150で生じている問題を解決するための課題であって、例えば、“駅間AB間における所定走行時間の適正化”、“駅Aの実停車時間適正化”等が考えられる。
The task extracted by the task extraction unit 113 is a task for solving the problem occurring in the
例えば、課題抽出部113は、指標としてある駅間の“駅間走行時間の遅れ”が抽出されていた場合、“駅間走行時間の遅れ”と対応付けられている“所定走行時間の適正化(所定ダイヤデータの更新)”又は“実走行時間の適正化(運転支援装置による運転支援制御手法の更新)“を課題として抽出する。 For example, the task extraction unit 113 optimizes the predetermined travel time associated with the “delay in inter-station travel time” when “delay in inter-station travel time” is extracted as an index. “Renewal of predetermined diagram data” or “approval of actual travel time (update of driving support control method by driving support device)” is extracted as a task.
また、本実施形態は、抽出する課題の数を予め定めても良い。例えば、課題抽出部113は、“所定走行時間の適正化(所定ダイヤデータの更新)”を抽出する際に、遅れが大きい駅間の上位3駅間について、“所定走行時間の適正化(所定ダイヤデータの更新)”を抽出する等が考えられる。 In the present embodiment, the number of tasks to be extracted may be determined in advance. For example, when extracting the “approval of predetermined traveling time (updating of predetermined diamond data)”, the task extraction unit 113 “optimizes the predetermined traveling time among the upper three stations between stations having a large delay (predetermined It is conceivable to extract the update of diamond data).
課題データベース102は、指標と課題との対応関係を記憶する。図4は、課題データベース102が記憶する対応関係を例示した図である。図4に示されるように、課題データベース102は、指標と、課題と、を対応付けて記憶している。また、本実施形態の課題データベース102においては、1つの指標に対して複数の課題が対応付けられている場合に、どちらの課題を優先して抽出するかを優先度として設定しても良い。
The
特定部114は、抽出された課題に基づいて、運行管理システム150において、修正の対象となる構成を特定する。本実施形態の特定部114は、は、構成データベース103を参照し、課題に対応する構成を抽出する。
The identifying
構成データベース103は、課題と構成との対応関係を記憶する。図5は、構成データベース103が記憶する対応関係を例示した図である。図5に示されるように、構成データベース103は、運行管理システム150で生じる可能性のある課題と、課題が生じた場合に、列車を所定ダイヤデータに従って運行させるために修正の対象となる、構成(装置)と、を対応付けて記憶している。また、本実施形態の構成データベース103においては、1つの課題に対して複数の装置が対応付けられている場合に、どちらの構成を優先的に特定するかを、優先度として設定しても良い。構成とは、運行管理システム150に設けられた構成(装置)とする。
The
例えば、特定部114は、課題としてある駅間の“所定走行時間の適正化(所定ダイヤデータの更新)”が抽出されていた場合、“所定走行時間の適正化(所定ダイヤデータの更新)”と対応付けられている“ダイヤ作成装置“を、修正の対象となる構成として特定する。これにより、“ダイヤ作成装置”による、ある駅間の“所定走行時間の適正化(所定ダイヤデータの更新)”のための所定ダイヤデータの更新が行われることになる。
For example, when “the optimization of the predetermined travel time (update of predetermined diamond data)” between the stations as the task is extracted, “the
換言すれば、特定部114は、課題の元となる、実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの違いと、構成データベース103に記憶された構成と、に基づいて、列車を所定ダイヤデータに従って運行させるために修正の対象となる、運行管理システム150に設けられた構成を特定する。
In other words, the
評価部115は、特定部114により特定された構成を修正した場合における、運行管理システム150全体における効果及びコスト算出のシミュレーションを実行する。
The
価値算出部116は、評価部115によるシミュレーション結果に基づいて、特定された構成を修正した場合における効果及びコストを算出する。そして、価値算出部116は、算出された効果及びコストが、運行管理システム150の指令員により定められた条件を満たしているか否かを判定する。条件を満たしていると判定した場合に、出力部117に対して、修正対象となる構成、及び構成に対する修正内容を、出力する。修正内容は、評価部115によるシミュレーション結果に基づいて定められたものとする。
The
効果は、例えば、解消される遅延時間に、単位時間当たりの単価を乗じた金額として、算出することが考えられる。本実施形態においては、特定された構成を修正した場合の効果及びコストを、価値として算出する例について説明するが、効果及びコストのみを算出する価値に制限するものではない。 The effect may be calculated, for example, as an amount obtained by multiplying the unit time per unit time by the delay time to be eliminated. In the present embodiment, an example is described in which the effects and costs in the case of correcting the specified configuration are calculated as values, but the effects and costs are not limited to values for calculating only.
具体的には、価値算出部116は、例えば、遅延1秒あたりの顧客価値はy円である、という対応関係データを予め持っておき、たとえば、n本の列車に対して駅間DEで40秒遅延解消が見込まれる場合には、y*n円の鉄道事業者の価値とみなす。このような、価値の算出により、定量的かつ効果的に、構成の修正を進めることができる。
Specifically, for example, the
また、(図示しない)記憶部には、特定された構成と、当該構成を修正した場合の効果と、を対応付けて記憶してもよい。この場合、当該記憶部に記憶された対応付けから、構成を修正した場合の効果を導出できる。 Further, in the storage unit (not shown), the specified configuration may be stored in association with the effect when the configuration is corrected. In this case, from the association stored in the storage unit, the effect in the case of correcting the configuration can be derived.
図6は、運行管理支援装置100における、指標、課題、及び構成の対応関係を例示した図である。図6に示されるように、一つの指標に対して、複数の課題が対応付けられると共に、一つの課題に対して複数の構成が対応付けられている。本実施形態においては、複数の構成のうち、指令員が定めた条件を満たした構成を特定する。
FIG. 6 is a diagram exemplifying the correspondence between the index, the task, and the configuration in the operation
図6に示される例では、一つの指標“駅間走行時間が長い”に対応する課題として、“所定走行時間適正化”及び“実走行時間適正化”が存在する。そして、“所定走行時間適正化”に対応する構成として“ダイヤ作成装置”が存在し、“実走行時間適正化”に対応する構成として“運転支援装置”、“運行管理装置”、“運行調整装置”が存在する。そして、本実施形態の運行管理支援装置100は、優先度に応じて特定された構成が、指令員が定めた条件(効果、及びコスト)を満たすかを判定される。図6に示される例では、運行管理支援装置100が、“ダイヤ作成装置”、“運転支援装置”、“運行管理装置”、“運行調整装置”の順に価値が算出される。そして、算出された価値が、指令員が設定した条件を満たした場合に、当該価値が示された構成が、修正対象となる。
In the example shown in FIG. 6, as a subject corresponding to one index "long travel time between stations", "predetermined travel time optimization" and "actual travel time optimization" exist. And "diagram making device" exists as a configuration corresponding to "predetermined travel time optimization", "drive support device", "operation management device", "operation adjustment" as a configuration corresponding to "real travel time optimization" "Device" exists. Then, in the operation
図6に示される例では、優先度に応じて、課題、及び構成が選択される例について説明したが、優先度に応じて選択する手法に制限するものではない。例えば、課題抽出部113が、課題として、“所定走行時間適正化”及び“実走行時間適正化”を抽出した場合に、指令員からの支援操作受付部119を介した選択操作に従って、“所定走行時間適正化”及び“実走行時間適正化”のうちいずれか一方を選択しても良い。
Although the example shown in FIG. 6 has described the example in which the task and the configuration are selected according to the priority, it is not limited to the method of selecting according to the priority. For example, when the task extraction unit 113 extracts “predetermined travel time optimization” and “actual travel time optimization” as the tasks, “predetermined operation according to the selection operation from the commander via the support
出力部117は、修正対象となった構成を修正するための指示を出力する。例えば、修正するための指示は、例えば、当該構成で用いられる、修正されたプログラムでも良いし、駅設備203から出力される音声情報でも良い。他には、構成の発注の依頼等でも良い。 The output unit 117 outputs an instruction to correct the configuration to be corrected. For example, the instruction for correction may be, for example, a corrected program used in the configuration or voice information output from the station facility 203. In addition, it may be a request for ordering of the configuration.
支援操作受付部119は、指令員から操作を受け付ける。本実施形態の支援操作受付部119は、受け付けた操作に応じて、指標抽出部112における指標抽出、課題抽出部113における課題抽出、特定部114における特定、及び価値算出部116における価値算出に関する処理を行う。
The support
次に、本実施形態の運行管理支援装置100における全体的な処理の流れについて説明する。図7は、本実施形態の運行管理支援装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
Next, an overall flow of processing in the operation
まず、入力部111が、実績ダイヤデータ181、及び所定ダイヤデータ182を入力処理する(S701)。
First, the
次に、分析部118が、実績ダイヤデータ181及び所定ダイヤデータ182の差分に基づいて分析処理を行う(S702)。
Next, the
そして、指標抽出部112が、指標データベース101を参照して、分析結果に応じた指標を抽出する(S703)。
Then, the
次に、課題抽出部113が、課題データベース102を参照して、指標に対応する課題を抽出する(S704)。指標に対応する課題が複数存在する場合、優先度を考慮して、課題を抽出する。 Next, the task extraction unit 113 extracts a task corresponding to the index with reference to the task database 102 (S704). When there are a plurality of issues corresponding to the index, the issues are extracted in consideration of the priority.
そして、特定部114が、構成データベース103を参照して、課題に対応する(運行管理システム150内の)構成を特定する(S705)。課題に対応する構成が複数存在する場合、優先度を考慮して、構成を特定する。
Then, the identifying
次に、評価部115が、特定された構成を修正した場合のシミュレーションを行う(S706)。
Next, the
そして、価値算出部116が、シミュレーション結果に基づいて、構成を修正した場合の価値を算出する(S707)。
Then, the
価値算出部116は、算出された価値が、所定の条件を満たしているか否かを判定する(S708)。所定の条件を満たしていないと判定された場合(S708:No)、再びS704から処理を行う。
The
一方、所定の条件を満たしたと判定された場合(S708:Yes)、処理を終了する。その際に、出力部117が、構成を修正するための指示を、運行管理システム150に出力しても良い。
On the other hand, when it is determined that the predetermined condition is satisfied (S 708: Yes), the process ends. At this time, the output unit 117 may output an instruction for correcting the configuration to the
(変形例)
第1の実施形態においては、指標データベース101、課題データベース102、構成データベース103が記憶する対応関係が一つの場合について説明した。しかしながら、指標データベース101、課題データベース102、構成データベース103が、複数種類の対応関係を備えてもよい。そこで、第1の実施形態の変形例では、指標データベース101、課題データベース102、及び構成データベース103が、列車の種類毎に、それぞれ異なる対応関係を備えている場合とする。本実施形態においては、列車の種類が、各駅停車と、特急列車と、の場合について説明するが、列車の種類を、各駅停車と、特急列車と、に制限するものではない。
(Modification)
In the first embodiment, the case where the correspondence relationship stored in the
本変形例の指標データベース101は、列車の種類毎に、基準値を記憶する。そして、本変形例の課題データベース102は、列車の種類毎に、指標と、課題と、を対応付けて記憶する。そして、本変形例の構成データベース103は、列車の種類毎に、課題と、構成と、を対応付けて記憶する。
The
そして、指標抽出部112は、分析部118による分析結果に基づいて、列車の種類(例えば、各駅停車、又は特急列車)と指標データベース101で対応付けられている基準値を用いて、指標を抽出する。
Then, based on the analysis result by the
さらに、課題抽出部113は、実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの間に差が生じている、列車の種類(例えば、各駅停車、又は特急列車)に基づいて、課題データベース102で、指標と対応付けられている課題を抽出する。
Furthermore, the task extraction unit 113 corresponds to the index in the
そして、特定部114は、実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの間に差が生じている、列車の種類(例えば、各駅停車、又は特急列車)に応じた、課題と、構成データベース103で対応付けられている構成を特定する。
And
以降の処理は、第1の実施形態と同様として説明を省略する。本変形例においては、列車の種類に応じた構成が特定できる。これにより、遅延低減やコスト削減においてより高い効果を得ることができる。 The subsequent processes are the same as those in the first embodiment, and the description thereof is omitted. In the present modification, the configuration according to the type of train can be specified. Thereby, higher effects can be obtained in delay reduction and cost reduction.
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、指標データベース101に記憶された基準値を用いて指標を抽出し、課題データベース102に記憶された対応関係に基づいて課題を抽出する例について説明した。しかしながら、第1の実施形態は、指標データベース101、課題データベース102を備えることに制限するものではない。そこで、第2の実施形態では、指標データベース101、課題データベース102を備えない場合について説明する。
Second Embodiment
In the first embodiment, an example in which the index is extracted using the reference value stored in the
図8は、本実施形態の運行管理支援装置の構成例を示したブロック図である。図8に示されるように、運行管理支援装置800は、第1の実施形態の運行管理支援装置100と比べて、指標データベース101、及び課題データベース102が削除され、指標抽出部112が指標抽出部801に変更され、課題抽出部113が課題抽出部802に変更された例とする。
FIG. 8 is a block diagram showing a configuration example of the operation management support device of the present embodiment. As shown in FIG. 8, in the operation
指標抽出部801は、分析部811を備える。分析部811は、実績ダイヤデータ及び所定ダイヤデータの集計を行い、運行管理システム150の対象線区の全ての駅での発車時刻の遅れの平均、分散などを集計する。例えば、分析部811は、以下の式(1)で、発車時刻の遅れを算出する。
The
遅延時間(秒)=各列車の実績ダイヤ(駅到着・駅発車)時刻
−各列車の所定ダイヤ(駅到着・駅発車)時刻……(1)
Delay time (seconds) = Actual schedule of each train (station arrival / station departure) time
-Predetermined diagram of each train (station arrival / station departure) time ... (1)
そして、指標抽出部801は、発車時刻の遅れの平均、分散のうち、平均が上位のもの、分散が上位のものを、指標として抽出する。例えば、対象線区に駅A〜駅Hまで存在する場合に、指標抽出部801は、駅Eの発車時刻の平均遅れ、及び駅Fの発車時刻の遅れの分散を、指標として抽出する。
Then, the
課題抽出部802は、発車時刻の平均遅れ、分散から、発車時刻の適正化を、課題として抽出する。例えば、指標抽出部801が、指標として、駅Eの発車時刻の平均遅れを抽出した場合に、課題抽出部802は、駅Eの所定停車時間適正化を、課題として抽出する。他の例としては、指標抽出部801が、指標として、駅Fの発車時刻の遅れの分散を抽出した場合に、課題抽出部802は、駅Fの実停車時間適正化を、課題として抽出する。
The
そして、特定部114が、構成データベース103を参照し、抽出された課題に対応する構成を特定する。本実施形態においては、図5で示した対応関係に基づいて、課題に対応する構成を特定する。例えば、特定部114は、駅Eの所定停車時間適正化に対応する構成として、ダイヤ作成装置206を特定し、駅Fの実停車時間適正化に対応する構成として、駅設備203や運行管理装置205を特定する。以降の処理については、第1の実施形態と同様として、説明を省略する。
Then, the identifying
第2の実施形態は、第1の実施形態のような、指標データベース101や課題データベース102にデータが蓄積されていなくても良いため、運行管理支援装置100が稼働初期の状態でデータに蓄積されていない場合における、運行管理システム150の最適化に用いることができる。
In the second embodiment, since data does not have to be stored in the
さらには、指標データベース101、課題データベース102が不要のため、運行管理支援装置を簡易化した上で、運行管理システム150の最適化を効率よく行える。
Furthermore, since the
また、指標を抽出する際における実績ダイヤデータ及び所定ダイヤデータに対する統計量の算出は、かなりの計算時間は必要となるが、近年の計算機処理能力は向上しているため、計算負荷は問題ないと考えられる。また、データマイニング技術など、大量のデータから特徴量を抽出する関連技術の適用検討により、より有効な指標候補抽出も可能であると考えられる。 In addition, calculation of statistics for actual results diamond data and predetermined diamond data when extracting the index requires considerable calculation time, but since the computer processing capacity in recent years has improved, there is no problem with the calculation load Conceivable. Moreover, it is thought that more effective index candidate extraction is also possible by examination of application of related techniques for extracting feature quantities from a large amount of data, such as data mining technology.
運行管理支援装置800の分析部811は、列番、駅、時間帯など、鉄道システム固有のデータ項目に分けて集計、分析してもよい。これにより、大量のデータから、効率よく指標を抽出できる。
The
(第3の実施形態)
上述した実施形態においては、運行管理システム150の構成を修正する場合について説明した。しかしながら、運行管理システム150を改善するために、運行管理システム150の構成の修正のみに制限するものではなく、他の制御と組み合わせても良い。
Third Embodiment
In the embodiment described above, the case of correcting the configuration of the
図9は、本実施形態の運行管理支援装置の構成例を示したブロック図である。図9に示されるように、運行管理支援装置900は、第2の実施形態の運行管理支援装置800と比べて、システム用分析部901が追加された例とする。
FIG. 9 is a block diagram showing a configuration example of the operation management support device of the present embodiment. As shown in FIG. 9, the operation management support apparatus 900 is an example in which a
本実施形態においては、リアルタイムに、運行管理システム150において運行調整を行う例とする。このため、入力部111は、現在までの実績ダイヤデータを、リアルタイムに入力処理する。
In the present embodiment, an operation adjustment is performed in the
さらに、運行管理システム150の運行調整装置204には、システム用分析部901からの指示に従って機能する、運行調整機能950が設けられている。
Furthermore, the
運行調整機能950は、例えば、所定の駅間走行時間が120秒のときに、ダイヤ変更などの運転整理は行わず、運転士の運転を、速度制限、信号システムなどの規程を順守する範囲で最高速度の上げ下げなどを行うことにより、走行時間を延ばしたり縮めたり制御を行う。
The
運行調整機能950は、運転支援装置208を介することで、走行時間が変更となった場合の推奨の運転曲線、運転操作指令などを用いることで実現する。
The
本実施形態においては、システム用分析部901を、運行管理支援装置900内に設けた例について説明するが、システム用分析部901を、運行管理支援装置900内に設ける手法に制限するものではなく、運行管理支援装置900の外部、例えば、公衆ネットワークを介して接続されているクラウドサービス上に、システム用分析部901を設けても良い。
In this embodiment, an example in which the
システム用分析部901は、分析部811による分析結果に基づいて、現在運行されている列車の走行時間をどの程度、延ばしたり縮めたりするかを分析し、分析結果に基づいた所定ダイヤデータとの違いを低減させる指示を、出力部117を介して、運行調整機能950を備える運行調整装置204に出力する。
Based on the analysis result by the
システム用分析部901による分析例について説明する。システム用分析部901は、駅間毎に、駅間走行時間の遅れを示したヒストグラムを生成する。そして、所定の駅間のヒストグラムにおいて遅れの中央値が、他の駅間と比べて、大きい場合に、当該所定の駅間の走行時間を短くする指示を、運行調整機能950を備える運行調整装置204に出力する。これにより、本実施形態においては、定時性を確保できる。
An analysis example by the
そして、運行調整機能950は、運転支援装置208を介して、当該所定の駅間において、最高速度を上げるなどの運転支援制御を行う。
Then, the
また、所定の駅間のヒストグラムにおいて遅れの中央値が、他の駅間と比べて、小さい場合に、当該所定の駅間の走行時間を長くする指示を、運行調整機能950を備える運行調整装置204に出力する。これにより、運行調整機能950は、運転支援装置208を介して、当該所定の駅間において、最高速度を下げるなどの運転支援制御を行う。これにより、省エネルギー化及び定時性を確保できる。
In addition, when the median value of delays in the histogram between predetermined stations is smaller than that between other stations, an operation adjustment device provided with an
本実施形態においては、システム用分析部901及び運行調整機能950を用いて、リアルタイムに、運行調整を行うことで、運行管理システム150の構成の修正回数を低減させることができると共に、遅延解消及び省エネルギー化を実現できる。
In the present embodiment, by performing the operation adjustment in real time using the
(第4の実施形態)
リアルタイムの運行調整は、第3の実施形態で示した例に制限するものではない。そこで、第4の実施形態では、実績ダイヤデータに基づいて、運行調整を行う場合について説明する。
Fourth Embodiment
The real-time operation adjustment is not limited to the example shown in the third embodiment. Therefore, in the fourth embodiment, a case where the operation adjustment is performed based on the performance diamond data will be described.
図10は、本実施形態の運行管理支援装置の構成例を示したブロック図である。図10に示されるように、運行管理支援装置1000は、第3の実施形態の運行管理支援装置900と比べて、運行実績データ記憶部1001と、運転整理実績データ記憶部1002と、が追加され、指標抽出部1011と、システム用分析部1012と、が変更された例とする。
FIG. 10 is a block diagram showing a configuration example of the operation management support device of the present embodiment. As shown in FIG. 10, in the operation
指標抽出部1011は、入力部111から入力された所定ダイヤデータと実績ダイヤデータとに基づいた遅延時間を、運行実績データ記憶部1001に登録する。
The
また、指標抽出部1011は、分析部811が行った所定ダイヤデータと実績ダイヤデータとに基づいた分析結果から、運行調整機能950が行った運転整理を抽出し、当該運転整理を、運転整理実績データ記憶部1002に登録する。
Further, the
図11は、本実施形態の運行実績データ記憶部1001に記憶された遅延時間を例示した図である。図11に示されるように、1日ごとの各列車の停車した駅毎に遅延時間、換言すれば、実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの違いを記憶している。運行実績データ記憶部1001は、運行が行われていた際の状況を記憶しても良い。例えば、駅での混雑状況や、天気情報を記憶しても良い。
FIG. 11 is a diagram illustrating delay times stored in the operation result
また、運行実績データ記憶部1001には、図11で示された遅延時間に基づいた解析結果も登録される。例えば、指標抽出部1011は、例えば駅A〜駅D間の発着遅延秒数を蓄積し、着発遅延の傾向分析を行う。
Further, in the operation result
図11に示される例では、日によって、遅延発生の開始位置、開始時刻、規模が異なるが、複数日において傾向が類似する日が存在する。例えば、4/21、4/25、5/8、5/10の4日間においては、遅延が100秒以上の大乱れの日である。他の例では、4/24、4/26、4/27、4/28、5/9、5/11は通常内の乱れの日である。 In the example shown in FIG. 11, although the start position, the start time, and the scale of the delay occurrence differ depending on the day, there are days having similar trends in multiple days. For example, in the 4 days of 4/21, 4/25, 5/8, 5/10, the delay is a day of a major disturbance of 100 seconds or more. In another example, 4/24, 4/26, 4/27, 4/28, 5/9, 5/11 are the days of normal disturbance.
そして、指標抽出部1011は、乱れの大小に応じたグループ毎に、遅延時間の実績となるデータを登録する。
Then, the
さらには、運行実績データ記憶部1001は、例えば、ダイヤ改正前の遅延時間と、ダイヤ改正後の遅延時間と、を記憶してもよい。
Furthermore, the operation result
そして、分析部811は、ダイヤ改正前の遅延時間と、ダイヤ改正後の遅延時間との違いに基づいた、ダイヤ改正によって、遅延の発生場所、時間帯、列車などに変化があったか、などを分析しても良い。そして、当該分析結果を、運行実績データ記憶部1001に登録しても良い。
Then, the
図12は、本実施形態の運転整理実績データ記憶部1002に記憶される運転整理の実績データを例示した図である。図12に示されるように、1日ごとに、運転整理を行った列車と、当該列車に対して行われた運転整理と、を対応付けて記憶している。つまり、運転整理実績データ記憶部1002には、実績ダイヤデータと所定ダイヤデータとの違いが生じた場合に行われた運転整理を示す情報が記憶されている。
FIG. 12 is a diagram exemplifying performance data of the drive arrangement stored in the drive arrangement result
そして、システム用分析部1012は、遅延予測部1013と、運転整理抽出部1014と、を備える。システム用分析部1012は、入力部111を介して、運行管理システム150から入力されている、現在の実績ダイヤデータに基づいて、運行乱れが生じたと認識した場合に、当該運行乱れが、どのような状況なのかを解析する。例えば、始発駅から遅れているか、多客遅延によるものか、人身事故によるものか、を解析する。
The
システム用分析部1012は、入力部111を介して入力された、現在の実績ダイヤデータと、運行実績データ記憶部1001と、に基づいて、運行乱れによって、遅延が生じていると判定した場合に、遅延の予測結果を算出する。
When the
本実施形態では、遅延予測部1013が運行実績データ記憶部1001に記憶されたデータを参照して予測している際に、現在の状況に類似する過去の状況が存在すると判定した場合に、運転整理抽出部1014は、現在の状況に類似する過去において、実際に行われた運転整理を、運転整理実績データ記憶部1002から抽出する。
In the present embodiment, when the
遅延予測部1013は、現在の実績ダイヤデータと運行実績データ記憶部1001とに基づいて、現在以降の遅延時間の変化を、リアルタイムに予測する。
The
まずは、遅延予測部1013は、現在の実績ダイヤデータと運行実績データ記憶部1001とに基づいて、現在の状況が、大乱れであるか、通常内の乱れであるかを判定する。
First, the
図13は、現在までの遅延時間を例示した図である。図13に示される例では、セル1301がすでに実績として格納されている。そして、セル1302が予測対象となっている。
FIG. 13 is a diagram illustrating the delay time up to the present time. In the example shown in FIG. 13, the
このような場合、遅延予測部1013は、図13に示される例では、通常内の乱れと判定し、運行実績データ記憶部1001に格納されている、4/24、4/26、4/27、4/28、5/9、5/11の列車6の駅Dの遅延時間の平均値を算出し(例えば、90+40+80+40+40+70)/6=60秒)、遅延予測値を導出する。
In such a case, in the example shown in FIG. 13, the
また、遅延予測部1013は、大乱れと判定した場合、運行実績データ記憶部1001に格納されている、4/21、4/25、5/8、5/10の列車6の駅Dの遅延時間の平均値を算出し(例えば、160+150+460+290)/4=265秒)、遅延予測値を導出する。
Further, when the
このように、本実施形態においては、過去の実績に基づいて、現在以降の遅延予測値を算出する。これにより、運転整理のための支援情報を提供できる。 As described above, in the present embodiment, the predicted delay value after the present is calculated based on the past results. In this way, it is possible to provide support information for operation realignment.
上述した例では、予測対象日の遅延の大小に基づいて算出された平均値を、遅延予測値とした例について説明した。しかしながら、このような遅延予測値の算出手法に制限するものでなく、より細かくグループ分けを行っても良い。さらには、時間の経過に応じて遅延が拡大する又は一定であるかに応じたグループ分けを行っても良い。これにより、実績にあった遅延予測となる。さらに、実績ダイヤデータを分析する際に、機械学習を用いてもよい。例えば、ニューラルネットワークを用いて、指定した列車・駅の遅延秒数を予測してもよい。 In the example mentioned above, the example which made the average value computed based on the size of the delay of a prediction object day the delay predicted value was explained. However, the present invention is not limited to such a method of calculating the delay prediction value, and grouping may be performed more finely. Furthermore, grouping may be performed according to whether the delay increases or remains constant as time passes. In this way, the delay prediction that matches the actual results is obtained. Furthermore, machine analysis may be used when analyzing the performance schedule data. For example, a neural network may be used to predict the number of delay seconds for a designated train / station.
運転整理抽出部1014は、遅延予測部1013により予測された、現在以降の遅延時間の変化に対応する、運転整理を抽出する。抽出された運転整理は、出力部117を介して運行管理システム150に出力されても良いし、運転制御の指示を行う指令員に表示しても良い。
The drive
また、運転整理抽出部1014が運転整理を抽出する際に、ニューラルネットワークなどの機械学習により過去の傾向を分析した上で、運転整理を抽出しても良い。これにより、より適切な運転整理の提案を実現できる。
Further, when the operation
遅延予測部1013、及び運転整理抽出部1014においては、上述した情報を用いた場合に制限するものではなく、季節情報を用いるようにしても良いし、データの学習により、適宜更新していくようにしてもよい。これにより、予測の精度を向上させることができる。
The
また、指標抽出部1011は、運行実績データ記憶部1001及び運転整理実績データ記憶部1002に登録を行う際に、さらにグループ分けした上で登録を行っても良い。例えば、季節毎に、遅延時間、及び運転整理をグループ分けしてもよい。これにより、季節に応じた、運転整理を実現できる。
In addition, when performing registration in the operation result
本実施形態においては、運行実績データ記憶部1001と、運転整理実績データ記憶部1002と、に基づいて、遅延の変化予測を行った後に、遅延の変化予測に基づいて、運転整理を行うこととした。
In the present embodiment, after delay change prediction is performed based on the operation result
これにより、運転調整を行う指令員の負担軽減を実現できる。また、指令員の習熟度に違いがある場合であっても、運転整理の均一化を図ることができる。また指令員の業務が立て込んでいる場合でも、従来と同様の運行管理を実現できる。また、システム用分析部1012から指示を出力することで、自動制御を実現できる。
As a result, the burden on the commander who performs operation adjustment can be reduced. Moreover, even when there is a difference in the learning level of the commander, it is possible to achieve uniform operation arrangement. In addition, even when the work of the commander is established, the same operation management as before can be realized. Also, automatic control can be realized by outputting an instruction from the
また、本実施形態においては、運転支援を行うことで、実績ダイヤデータを、所定ダイヤデータに近づけることができるため、運行管理システム150の構成の修正回数を低減できる。
Further, in the present embodiment, by performing the driving support, it is possible to bring the performance diamond data closer to the predetermined diamond data, so it is possible to reduce the number of corrections of the configuration of the
上述した実施形態は、電気鉄道車両の場合について説明したが、電気鉄道車両に制限するものではなく、昇降機、自動車など、特に移動体の運行管理システムであれば適用できる。 Although the embodiment described above has described the case of the electric railway vehicle, it is not limited to the electric railway vehicle, and can be applied to an operation management system of a mobile object such as an elevator or a car, in particular.
上述した実施形態においては、算出される価値として、解消される遅延に単価を乗じて金額に換算した場合について説明した。しかしながら、金額に換算する場合に制限するものではなく、走行の適正化により、遅着、遅発、および早着、早発が低減して定時運行となることから、走行消費エネルギーや乗り心地の改善を価値として算出しても良い。 In the above-described embodiment, as the value to be calculated, the case has been described in which the delay to be eliminated is multiplied by the unit price and converted into the amount. However, there is no limitation when converting to the amount of money, and due to appropriate travel, late arrival, late arrival, early arrival, and early departure are reduced and regular operation is performed. You may calculate improvement as value.
従来、運行管理システムに設けられた構成が複数存在する場合に、所定ダイヤデータに従うよう修正を行うためには、どの構成を修正すれば良いのか、わかりにくい場合があった。 Conventionally, when there are a plurality of configurations provided in the operation management system, there are cases where it is difficult to know which configuration should be modified in order to make corrections in accordance with the predetermined diagram data.
これに対して、上述した実施形態においては、修正対象となる構成を特定できるため、効率良く、列車の遅延低減を実現できる。さらには、予め定められた条件を満たした構成を特定するため、コスト削減も実現できる。 On the other hand, in the embodiment described above, since the configuration to be corrected can be specified, it is possible to efficiently reduce the delay of the train. Furthermore, cost reduction can also be realized because a configuration that satisfies a predetermined condition is identified.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 While certain embodiments of the present invention have been described, these embodiments have been presented by way of example only, and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, substitutions, and modifications can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and the gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
1…運行制御システム、100、800、900、1000…運行管理支援装置、101…指標データベース、102…課題データベース、103…構成データベース、111…入力部、112、801、1011…指標抽出部、113、802…課題抽出部、114…特定部、115…評価部、116…価値算出部、117…出力部、118…分析部、119…支援操作受付部、150…運行管理システム、811…分析部、901、1012…システム用分析部、950…運行調整機能、1001…運行実績データ記憶部、1002…運転整理実績データ記憶部、1013…遅延予測部、1014…運転整理抽出部。 1 ... operation control system, 100, 800, 900, 1000 ... operation management support device, 101 ... index database, 102 ... task database, 103 ... configuration database, 111 ... input unit, 112, 801, 1011 ... index extraction unit, 113 , 802: task extraction unit, 114: identification unit, 115: evaluation unit, 116: value calculation unit, 117: output unit, 118: analysis unit, 119: support operation reception unit, 150: operation management system, 811: analysis unit , 901, 1012: analysis unit for system, 950: operation adjustment function, 1001: operation result data storage unit, 1002: operation arrangement result data storage unit, 1013: delay prediction unit, 1014: operation arrangement extraction unit.
Claims (9)
前記運行管理システムが管理対象としている列車が経路に従って運行された場合の運行実績が示された実績ダイヤデータと、当該列車が前記経路を定刻通りに運行した場合の運行状況が示された所定ダイヤデータと、を入力する入力部と、
前記実績ダイヤデータと前記所定ダイヤデータとの違いと、前記構成情報記憶部に記憶された前記構成情報と、に基づいて、前記列車を前記所定ダイヤデータに従って運行させるために修正の対象となる、前記運行管理システムに設けられた前記構成を特定する特定部と、
を備える運行管理支援装置。 A configuration information storage unit storing configuration information indicating each configuration provided in an operation management system that manages the operation of a train;
Performance diamond data showing the operation results when the train managed by the operation management system is operated along the route, and the predetermined diagram showing the operation status when the train operates the route on time An input unit for inputting data;
It becomes an object of correction in order to operate the train according to the predetermined diagram data, based on the difference between the performance diamond data and the predetermined diagram data and the configuration information stored in the configuration information storage unit. An identifying unit for identifying the configuration provided in the operation management system;
Operation management support device provided with
前記実績ダイヤデータと前記所定ダイヤデータとの違いと、に基づいて、前記運行管理システムで生じている課題を抽出する課題抽出部を、さらに備え、
前記特定部は、前記課題抽出部により抽出された前記課題と、前記構成情報記憶部で対応付けられている、前記運行管理システムに設けられた前記構成を特定する、
請求項1に記載の運行管理支援装置。 The configuration information storage unit includes a problem that may occur in the operation management system, and the configuration information to be corrected in order to operate the train according to the predetermined diagram data when the problem occurs. , In association with memory,
The system further includes a task extraction unit that extracts a task occurring in the operation management system based on the difference between the actual result diamond data and the predetermined diamond data.
The specification unit specifies the configuration provided in the operation management system, which is associated with the task extracted by the task extraction unit by the configuration information storage unit.
The operation management support device according to claim 1.
前記特定部は、前記実績ダイヤデータと前記所定ダイヤデータとの違いが生じた前記列車の種類に応じた、前記課題と、前記構成情報記憶部で対応付けられている前記構成を特定する、
請求項2に記載の運行管理支援装置。 The configuration information storage unit stores the task and the configuration in association with each other for each type of train,
The specifying unit specifies the configuration associated with the task and the configuration information storage unit according to the type of the train in which the difference between the actual result diamond data and the predetermined diamond data occurs.
The operation management support device according to claim 2.
前記実績ダイヤデータ及び所定ダイヤデータで示された到着時刻又は発車時刻の差分に基づいて、前記指標を抽出する指標抽出部を、さらに備え、
前記課題抽出部は、前記指標と、前記課題情報記憶部で対応付けられた、前記課題を抽出する、
請求項2又は3に記載の運行管理支援装置。 A task information storage unit that stores the index indicating the operation status of the train and the task in association with each other;
It further comprises an index extraction unit that extracts the index based on the difference between arrival time or departure time indicated by the actual result diamond data and the predetermined diamond data,
The task extraction unit extracts the task associated with the index in the task information storage unit.
The operation management support device according to claim 2 or 3.
請求項4に記載の運行管理支援装置。 The index extraction unit is a difference between the arrival time or the departure time indicated by the actual diamond data and the predetermined diamond data, the delay time of the stopping time calculated at each station, or the inter-station travel time calculated for each station The delay time of the stopping time or the delay time of the inter-station running time, which is longer than a predetermined reference value, is extracted as the index among the delay times of
The operation management support device according to claim 4.
請求項1乃至5のいずれか一つに記載の運行管理支援装置。 The value calculation unit is further provided to calculate value information based on reduction of cost required for correction or reduction of delay time when the configuration specified by the specification unit is corrected.
The operation management support device according to any one of claims 1 to 5.
前記実績ダイヤデータで現在までの運行状況が示されている列車を管理する、前記運行管理システムに対して、前記所定ダイヤデータとの違いを低減させる指示を、前記運行管理システムに出力する分析部を、
さらに備える請求項1乃至6のいずれか一つに記載の運行管理支援装置。 The input unit inputs the past performance diamond data up to the present time,
An analysis unit that manages a train whose operation status up to the present is indicated by the performance diamond data, and outputs an instruction to the operation management system to reduce the difference from the predetermined diamond data to the operation management system ,
The operation management support device according to any one of claims 1 to 6, further comprising.
前記実績ダイヤデータと前記所定ダイヤデータとの違いが生じた場合に行われた運転調整を示した運転調整情報を記憶する運転調整記憶部と、をさらに備え、
前記分析部は、前記入力部により入力された、現在までの前記実績ダイヤデータと、前記実績情報記憶部と、前記運転調整記憶部と、に基づいて算出された、前記所定ダイヤデータのとの違いを低減させる指示を、前記運行管理システムに出力する、
請求項7に記載の運行管理支援装置。 A performance information storage unit that stores the difference between the performance diamond data and the predetermined diamond data;
And a driving adjustment storage unit for storing driving adjustment information indicating the driving adjustment performed when a difference between the actual result diamond data and the predetermined diamond data occurs.
The analysis unit is a unit of the predetermined diagram data calculated based on the past performance diamond data input by the input unit, the performance information storage unit, and the operation adjustment storage unit. Outputting an instruction to reduce the difference to the operation management system,
The operation management support device according to claim 7.
前記運行管理支援装置は、
列車の運行を管理する運行管理システムに設けられた各構成を示した構成情報を記憶する構成情報記憶部と、
前記運行管理システムが管理対象としている列車が経路に従って運行された場合の運行実績が示された第1の実績ダイヤデータと、当該列車が前記経路を定刻通りに運行した場合の運行状況が示された所定ダイヤデータと、を入力すると共に、現在の運行実績を含む第2の実績ダイヤデータを入力する入力部と、
前記第1の実績ダイヤデータと前記所定ダイヤデータとの違いを記憶する実績情報記憶部と、
前記第1の実績ダイヤデータと前記所定ダイヤデータとの違いが生じた場合に行われた運転調整を示した運転調整情報を記憶する運転調整記憶部と、
前記第1の実績ダイヤデータと前記所定ダイヤデータとの違いと、前記構成情報記憶部に記憶された前記構成情報と、に基づいて、前記列車を前記所定ダイヤデータに従って運行させるために修正の対象となる、前記運行管理システムに設けられた前記構成を特定する特定部と、
前記入力部により入力された、前記第2の実績ダイヤデータと、前記実績情報記憶部と、前記運転調整記憶部と、に基づいて算出された、前記所定ダイヤデータとの違いを低減させる指示を、前記運行管理システムに出力する分析部と、
を備え、
前記運行管理システムは、
前記指示に従って、現在運行されている前記列車の運転調整を行う運行調整機能部を備える、
運行制御システム。 In an operation control system including an operation management system that manages the operation of a train and an operation management support device,
The operation management support device is
A configuration information storage unit storing configuration information indicating each configuration provided in an operation management system that manages the operation of a train;
The first actual result diagram data showing the operation results when the train managed by the operation management system is operated along the route and the operation status when the train operates the route on time are shown. An input unit for inputting the predetermined schedule data, and for inputting the second performance diagram data including the current operation results;
A performance information storage unit that stores the difference between the first performance schedule data and the predetermined schedule data;
A driving adjustment storage unit that stores driving adjustment information indicating the driving adjustment performed when a difference between the first actual result diamond data and the predetermined diamond data occurs;
Target of correction to operate the train according to the predetermined diagram data based on the difference between the first actual result diagram data and the predetermined diagram data and the configuration information stored in the configuration information storage unit An identifying unit for identifying the configuration provided in the operation management system;
An instruction to reduce the difference between the predetermined diagram data, which is calculated based on the second performance diamond data, the performance information storage unit, and the driving adjustment storage unit, which is input by the input unit. , An analysis unit that outputs to the operation management system,
Equipped with
The operation management system
An operation adjustment function unit that adjusts operation of the train currently being operated according to the instruction.
Operation control system.
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