JP2019084351A - 取外し可能な保持部材を有するオフセットカテーテル固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カテーテル固定装置を提供する。【解決手段】患者の皮膚に接着剤で取り付けてカテーテル30を適所に固定するように適合されたカテーテル固定装置10であって、遠位縁部13および中央部分を有する可撓性の薄いシート状の基部部材11と、取外し可能な可撓性の薄いシート状の保持部材21とを含む。保持部材は、第1の取外し可能な端部24、第2の取外し可能な端部25、近位縁部22、および遠位縁部23を含むことができる。保持部材の遠位縁部は、基部部材の遠位縁部からオフセットされて基部部材の中央部分に隆起焦点領域を画定し、その結果、カテーテルの上方への引っ張りが基部部材の中央部分に伝達され、基部部材が患者の皮膚から剥がれるのを防止する。保持部材は、接着剤が含浸された面ファスナーを使用して、基部部材に取外し可能に取り付けられてもよい。【選択図】図3

Description

関連出願との相互参照
この出願は一部継続出願であり、2016年6月6日に出願された「オフセットカテーテル固定装置」と題する米国非仮特許出願第15/174,425号、および2014年3月13日に米国非仮特許出願第14/209,113号として出願され、2016年6月7日に交付された「オフセットカテーテル固定装置」と題する米国特許第9,358,366号の優先権を主張するものであり、その内容全体は参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
本発明は、概して、カテーテル固定装置と呼ばれる医療装置の分野に関し、本明細書で定義されるカテーテルは、人の皮膚を通して静脈に挿入されて血液、生理食塩水、薬剤などの流体を送達または除去するための小径の可撓性チューブを含み、また、複数の遠位チューブと挿入部位から導かれる単一のチューブとが流体連通するように結合部材として機能するカテーテルハブまたはハウジングをしばしば含む。単一の遠位導管が存在する場合であっても、より容易に固定できるように大きな本体を提供するために、カテーテルハウジングを利用することもできる。カテーテル固定装置は、通常、患者の皮膚に接着剤で接着される可撓性シート部材を備え、この装置は、カテーテルが患者から誤って引き抜かれにくくするように、カテーテルチューブまたはカテーテルハウジングを比較的安定した態様で拘束し固定するクランプ、フラップまたはストラップ部材を有する。カテーテルチューブまたはハウジングは、圧力、接着剤、凹状部材などによって固定装置内に固定されてもよい。
カテーテル固定装置は、通常、カテーテルチューブの近位部分の長さが比較的短くなるように、挿入部から短い距離に配置される。逆に、遠位のカテーテルチューブは、比較的長くてもよい。既知の設計のカテーテル固定装置で遭遇する問題は、遠位導管に意図的にまたは偶然に任意の持ち上げ力が加えられる、すなわち、チューブが近位導管からカテーテル固定装置の反対側のカテーテルハブを越えて伸びて挿入部に至ることにより、カテーテル固定装置に望ましくない縁部隆起力をもたらし、カテーテル固定装置が患者の皮膚から引き抜かれるまたは剥がされ、カテーテルが外れる可能性があることである。
本発明の目的は、遠位チューブを皮膚表面に概して垂直な方向に引っ張ることによって生み出されるあらゆる隆起力の上向きの力の焦点を、カテーテル固定装置の縁部から離れて中央部分に、特に遠位縁部から離れて患者の肌に接着された基部部材の中央部分にシフトさせる構造設計を提供することによって、カテーテル固定装置の偶発的な脱落の可能性を低減するカテーテル固定装置を提供することである。
本発明は、患者の皮膚に接着剤で接着されるように適合されたカテーテル固定装置であって、可撓性で薄いシート状の基部部材と、基部部材の下側に配置された下側接着層と、基部部材の上側に取外し可能に取り付けられた取外し可能で薄い可撓性のシート、フラップまたはストラップカテーテル保持部材とを含み、取外し可能な保持部材は、第1の取外し可能な自由端部および第2の取外し可能な自由端部を有する。固定装置は、使用中にカテーテルチューブまたはハウジングが配置される場所に位置する中央横断中心線を有し、チューブまたはハウジングは、基部部材の横断中心線および保持部材がカテーテルによって画定された軸とほぼ垂直に整列するように位置合わせされる。カテーテルが望ましくない動きをしないようにひとたびカテーテルを横切って配置された基部部材に保持部材をしっかりと固定するために、感圧接着剤、面ファスナー機構、接着剤含浸面ファスナーなどの取外し可能な固定機構が提供される。保持部材および基部部材は、横断中心線上の保持部材の遠位縁部が基部部材の中央部分の上に位置するように、すなわち基部部材が保持部材の少なくとも一部分よりも遠位の方向にさらに延在するように、保持部材が基部部材に重なるようにオフセットされて配置される。
基部部材は、好ましくは、中心線横断寸法よりも大きい中心線長手方向寸法を有するように構成され、さらに好ましくは、横断中心線の両側に隣接する基部部材の横方向の幅が、横断中心線から基部部材の端部が丸みを帯びる点まで徐々に増加するように、「ドッグボーン」または「ボウタイ」構成を備えている。好ましくは、保持部材も同様に構成されるが、全体的により小さい。保持部材の横断中心線の幅は、基部部材の横断中心線の幅よりも小さく、保持部材は基部部材に対してオフセットされて取り付けられているので、保持部材の遠位縁部は、横断中心線に沿って基部部材の中央部分または内側に配置される。このオフセットは、基部部材の中央部分における隆起の中心または隆起焦点領域を画定し、それによって遠位チューブを引っ張ることにより、従来のカテーテル固定装置に見られるような集中した縁部隆起力ではなく、基部部材全体にわたって360度に広がるまたは分散する隆起力がもたらされる。
「ドッグボーン」構成は、上向きの力を適切に分散させるのに有益であることが判明しているが、装置は、保持部材の遠位縁部が横断中心線において基部部材の遠位縁部からオフセットされて配置されている限り、基部および保持部材について異なる構成を有してもよく、その結果基部部材の中央部分内に隆起中心が位置し、それにより力が基部部材の周りに径方向に広がる。このようにして、遠位チューブに加えられる任意の隆起力は、基部部材での剥離効果よりむしろ「テンティング」または「コーニング」効果をもたらし、それにより、患者の皮膚から分離する前の持続可能な引っ張り力を大きく増加させる。
代替的に要約すると、本発明は遠位チューブ部材を含むカテーテルを固定するために患者の皮膚に接着剤で取り付けられるように適合されたカテーテル固定装置であり、装置は、近位縁部、遠位縁部および中央部分を含む可撓性の薄いシート状の基部部材と、第1の取外し可能な端部、第2の取外し可能な端部、近位縁部および湾曲した遠位縁部を含む、取外し可能な可撓性の薄いシート状の保持部材とを含み、取外し可能な縁部の両方は基部部材に取外し可能に取り付けられており、保持部材の湾曲した遠位縁部は基部部材の遠位縁部からオフセットされており、その結果、保持部材の遠位縁部は、基部部材の中央部分の中央50%に位置する隆起焦点領域を画定する。装置は横断中心線をさらに備え、保持部材の遠位縁部は横断中心線において基部部材の遠位縁部からオフセットされ、横断中心線は基部部材上で横方向に中心合わせされ、および/または保持部材は基部部材よりも小さく、基部部材および保持部材はドッグボーン形状である。
あるいは、本発明は、患者の皮膚に接着剤で取り付けられるように適合されたカテーテル固定装置と、遠位チューブ部材を含むカテーテルとの組合せとして特徴付けることができ、組合せは、近位縁部、遠位縁部および中央部分を含む可撓性の薄いシート状の基部部材と、第1の取外し可能な端部、第2の取外し可能な端部、近位縁部および遠位縁部を含む取外し可能な可撓性の薄いシート状の保持部材とを含み、取外し可能な端部の両方は基部部材に取外し可能に取り付けられており、保持部材は、カテーテルが基部部材上に配置されたときにカテーテル全体に取外し可能に固定可能であり、それによって保持部材の遠位縁部の一部分は遠位チューブ部材を横切って延在し、保持部材の遠位縁部の一部分は基部部材の遠位縁部からオフセットされており、遠位チューブ部材を横断して延在する保持部材の遠位縁部の一部分は、基部部材の遠位縁部からオフセットされており、それによって遠位チューブ部材は、遠位チューブ部材に上向きの力がかけられたときに遠位チューブ部材の遠位縁部の一部分によって拘束され、それによって隆起焦点領域は保持部材の遠位端の一部分によって画定され、隆起焦点は基部部材の中央部分に配置される。この組合せは、保持部材の遠位縁部は湾曲しており、保持部材は基部部材よりも小さく、基部部材および保持部材はドッグボーン形状であり、基部部材上のカテーテルの位置は横断中心線を画定し、隆起焦点領域は横断中心線上に位置し、および/または隆起焦点領域は基部部材の中央50%に位置すると特徴付けることができる。
開位置にある従来技術のカテーテル固定装置である。 図1の従来技術のカテーテル装置であり、カテーテルを固定した閉位置にある。 開位置にある、本発明のオフセットカテーテル固定装置の実施形態である。 図3のオフセットカテーテル固定装置であり、カテーテルを固定した閉位置にある。 図2の従来技術のカテーテル装置の縦断面図であり、基部部材の縁部に集中した隆起力を示す。 図4の実施形態の縦断面図であり、基部部材の中央部分に集中した隆起力を示す。 図2の従来技術のカテーテル装置の縦断面図であり、隆起力が基部部材の縁部に集中して、基部部材が患者の皮膚から分離するような剥離効果をもたらすことを示す。 図4の従来技術のカテーテル装置の縦断面図であり、隆起力が基部部材の中央部分に集中して、基部部材が患者の皮膚から分離しないようなテンティング効果をもたらすことを示す。 保持部材が基部部材から取り外されている、本発明のオフセットカテーテル固定装置の一実施形態の等角分解図である。 保持部材が基部部材に取り付けられている、図9のオフセットカテーテル固定装置の側面図である。 保持部材が基部部材から取り外されている、本発明のオフセットカテーテル固定装置の一実施形態の等角分解図である。 保持部材が基部部材に取り付けられている、図11のオフセットカテーテル固定装置の側面図である。 保持部材が基部部材から取り外されている、本発明のオフセットカテーテル固定装置の一実施形態の等角分解図である。 保持部材が基部部材に取り付けられている、図13のオフセットカテーテル固定装置の側面図である。 保持部材が基部部材から取り外されている、本発明のオフセットカテーテル固定装置の一実施形態の等角分解図である。 保持部材が基部部材に取り付けられている、図15のオフセットカテーテル固定装置の側面図である。
図面を参照して、本発明を最良の形態および好ましい実施形態に関して詳細に説明する。一般に、本発明は、経皮的に挿入される硬膜外カテーテルまたは同様の小さな可撓性チューブ部材を含む、患者の皮膚に接着するカテーテル固定装置であり、固定装置は、カテーテルチューブまたはハウジングを固定および拘束して、カテーテルの挿入部位付近での運動または偶発的な脱落を防止または低減するように作用する。固定装置は、一般に、患者の皮膚に接着することができる可撓性の薄いシート状の基部部材と、カテーテルを本体部材上に固定するための取外し可能な可撓性の薄いシート状の保持部材とを含み、保持部材はオフセットされて基部部材上に取外し可能に取り付けられている。
本明細書で使用される場合、用語「カテーテル」は、カテーテルハブまたはハウジング部材と組み合わせた単独または複数のチューブ部材を含むものとする。用語「近位」は、カテーテル固定装置からカテーテル挿入部位に向かう方向を指し、用語「遠位」は、挿入部位の反対側の、カテーテル固定装置から遠ざかる方向を指し、例えば、「近位チューブ」は、挿入部位と固定部位との間に延在するチューブを指し、用語「遠位チューブ」は、挿入部位の反対側の、固定装置から延在するチューブを指すものとする。用語「近位縁部」は、挿入部位の方に向いているカテーテル固定装置の側面を指し、用語「遠位縁部」は、挿入部位から離れて面する固定装置の側面を指すものとする。使用時の固定装置に対するカテーテルの位置は、一般に、カテーテルの「軸」または「軸方向」を画定し、用語「横方向」は、軸方向にほぼ平行な方向、すなわち装置の幅を画定し、用語「長手方向」は、横方向に垂直な方向を画定する。「横断中心線」という用語は、装置の使用中に、カテーテル軸にほぼ平行に位置し、かつほぼ垂直に整列している線を画定するものとし、この線は、好ましくは、基部部材および保持部材の真の寸法中心の中心線として配置される。用語「中央部分」または「内部」は、基部部材の外縁部から離れた位置を指すものとする。用語「隆起焦点領域」は、患者の皮膚に垂直な(すなわち、垂直)方向に遠位チューブを引っ張ることで生じる隆起力が、最初にカテーテル固定装置の基部部材上に集中されるか移される点または小さい領域を指すものとする。
従来技術のカテーテル固定装置110の例示的な実施形態が、図1、2、5および7に示されており、基部部材111および取外し可能な保持部材121を含むカテーテル固定装置110を示している。基部部材111は可撓性の薄いシート状の部材であり、接着性の裏材を有し、概して好ましくは近位縁部112および遠位縁部113が「ドッグボーン」形状に細長く、これらは両方とも好ましくは凹状であり、2つの端部114は好ましくは丸くされ、基部部材111および保持部材121は、長手方向よりも横方向に短い。図1、2、5および7に示すように、保持部材121は、基部部材111に固定された固定端部124および自由端部125を有する可撓性の薄いシート状のストラップまたはフラップ部材であり、凹状の近位縁部122および遠位縁部123を有する「ドッグボーン」構成で示されている。
また、示されるように、任意の接着層154を基部部材111の上面および/または保持部材の下面に設けて、カテーテル130をより良好に固定することができる。図に示すように、カテーテル130は、近位(挿入)チューブ部材132および複数の遠位(付属接続)チューブ部材133を有するハウジングまたはハブ131として具体化される。横断中心線142は、横方向に中心合わせされて示されている。基部部材111に対する保持部材121の緊張度合いに応じて、保持部材の遠位縁部123またはその近傍の点または領域に隆起焦点領域141が生じ、そこでは、隆起力143が遠位チューブ部材133に加えられる。基部部材111の横幅は保持部材121の横幅と実質的に等しいので、横断中心線142における遠位縁部113および123は整列する。これにより、図2および図5に示すように、基部部材111の遠位縁部113にもまたはそれに隣接して隆起焦点領域141が生じる結果、図7に示すように、隆起力143が遠位チューブ部材133に加えられたときに遠位縁部113が持ち上げられる剥離効果が生じ、基部部材111は、患者の皮膚143から剥がれやすい状態となる。
本発明は、図3、図4、図6および図8の図示の実施形態に示すように、カテーテルハウジングまたはハブ31、近位チューブ部材32および複数の遠位チューブ部材33を含むカテーテル30を患者の皮膚43に固定するための改良されたカテーテル固定装置10を提供することによって、この問題に対処する。図示のように、カテーテル固定装置10は、患者の皮膚43に接着剤で接着されるように適合されており、装置は、上側16および下側17、基部部材11の下側17に既知の方法で配置され、基部部材11を患者の皮膚43に直接接着する下側接着層54を備える薄い可撓性のシート状の基部部材11と、基部部材11の上側16に取り付けられた、フラップまたはストラップの形態の、取外し可能で薄い可撓性のシート状のカテーテル保持部材21とを含み、取外し可能な保持部材21は、固定端部24および取外し可能な自由端部25を有する。あるいは、以下にさらに説明するように、保持部材21の両端部は、基部部材11に取外し可能に固定することができる。端部の1つが固定されている場合、固定端部24は、接着結合、ステッチング、融着、面ファスナーなどのような適切な公知の方法で基部部材11の上側16に固定することができる。保持部材21がカテーテル30全体にわたってピンと引っ張られたときにカテーテル30が望ましくない動きをしないように、保持部材21を基部部材11上にしっかりと保持するために、例えば、感圧接着剤、面ファスナー機構などの取外し可能な固定機構またはシステム51が設けられている。この実施形態に示されているように、取外し可能な固定機構51は、フック構成要素52およびループ構成要素53の取外し可能な組合せを含む面ファスナーである。上述のように、フック構成要素52およびループ構成要素53のいずれかまたは両方に接着剤を含浸させることができる。
基部部材11は、近位縁部12、遠位縁部13、一対の端部14、および横断中心線42a(最も好ましくは、横方向に中心合わせされている)を備える。基部部材11は、近位縁部12、遠位縁部13、および一対の端部14によって画定される全周15を有する。保持部材21は、近位縁部22、遠位縁部23および横断中心線42bを含み、保持部材21がカテーテル30を覆って閉じられて基部部材11に固定されたときにほぼ垂直に整列するように、横断中心線42aおよび42bは重なっている。保持部材21はまた、近位縁部22、遠位縁部23、自由端部25および固定端部24によって画定される全周27を有する。図示のように、例えば図4では、基部部材11の全周15は、保持部材21の全周27よりも大きい。保持部材21の遠位縁部23は、好ましくは、固定装置10の長手方向の長さ全体にわたって、しかし少なくとも遠位チューブ部材33の位置に対応する領域、すなわち、カテーテル30の位置によって画定される横断中心線42の領域に、基部部材11の遠位縁部13からオフセットされて配置される。横断中心線42は、使用中にカテーテルハブ31の軸の位置によって配置され、固定装置およびカテーテルハブ31は、基部部材の横断中心線42aおよび保持部材の横断中心線42bが、保持部材21がカテーテル30を横切って固定されるときのカテーテルハブ31の軸の位置によって画定される主横断中心線42とほぼ垂直に整列するように配置される。好ましくは、保持部材21および基部部材11は、より小さい保持部材21がより大きい基部部材11にオフセットして重なるように寸法決めされて配置され、その結果横断中心線42上の保持部材21の遠位縁部23の少なくとも一部分は、基部部材11の中央部分28または内側の上に、かつ基部部材11の遠位縁部13から離れるように位置し、その結果基部部材11の遠位縁部13は、保持部材21よりも遠位方向により遠くに延在する。
基部部材11は、好ましくは、中心線横断寸法よりも大きい中心線長手方向寸法を有するように構成され、さらに好ましくは、横断中心線42aの両側に隣接する基部部材11の横方向の幅が、横断中心線42aから基部部材11の端部14が丸みを帯びる点まで徐々に増加し、その結果凹状の近位縁部22および遠位縁部23を生成するように、「ドッグボーン」または「ボウタイ」構成を備えている。しかし、基部部材11および保持部材21の形状は、以下にさらに説明するように変化し得る。好ましくは、保持部材21も同様に構成されるが、全体的により小さい。基部部材11の全周15および保持部材21の全周27の他の構成も可能である。あるいは、例えば、横断中心線42bの上およびそれに隣接する保持部材21の遠位縁部23の短いセグメント、すなわち、使用時に遠位チューブ部材33上に位置するセグメントは、遠位縁部23の残りの部分が基部部材11の遠位縁部13に向かってまたはそこまで延在する間に窪んだり、切り欠かれたり、刻み目を付けられたりする。
横断中心線42bの領域における保持部材21の遠位縁部23の位置は、遠位チューブ部材33が固定装置10および患者の皮膚43からほぼ垂直に引っ張られたときの隆起力45の焦点を表す隆起焦点領域41を画定する。遠位チューブ部材33上の隆起力45は、保持部材21の遠位縁部23によって遮断および制限され、隆起力45は、この隆起焦点領域41において基部部材11および患者の皮膚43に伝達される。図5および図7に示すように、保持部材121の遠位縁部123が基部部材111の遠位縁部113に隣接または重なる従来技術の装置では、隆起焦点領域141は、基部部材111の遠位縁部113上にまたはそれに隣接して設けられている。このとき、遠位チューブ部材133を上方に引っ張ると、隆起力143は遠位縁部113に集中した縁部隆起力143となり、剥離効果が得られる。縁部隆起力143が基部部材の接着力を超えると、基部部材111は患者の皮膚143から剥がれる。
保持部材の遠位縁部23を基部部材の遠位縁部13からオフセットすることによって、隆起焦点領域41が基部部材11の中央部分28または内部にシフトされ、それによって遠位チューブ部材33が引っ張られ、図6および図8に示すように、隆起力45が基部部材11全体かつ基部部材11内に360度分散する。この構造では、隆起力45は、基部部材11および下にある皮膚43にテンティングまたはコーニング効果を生じさせ、それにより基部部材11の脱接着の可能性が大幅に低減されるが、それは、基部部材11をその縁部によって皮膚から剥がすのに必要とされるよりも、基部部材11の内部の皮膚43から基部部材11を分離するのにより大きな力45が必要とされるからである。
上述のように、「ドッグボーン」構成は実際に優れた結果をもたらすことが判明しているが、横断中心線42における保持部材21の遠位縁部23が基部部材11の遠位縁部13からオフセットされて配置されている限り、装置は基部部材11および保持部材21について様々な構成を有することができ、それによって隆起焦点領域41は基部部材11の中央部分28内に配置され、隆起力45は基部部材11の中央部分28の周りに放射状に分散される。このようにして、遠位チューブ部材33に加えられる任意の隆起力45は、基部部材11の剥離効果よりむしろ「テンティング」または「コーニング」効果をもたらし、それにより、患者の皮膚43から分離する前の持続可能な引っ張り力を大きく増加させる。
さらに、図9〜図16に示すように、保持部材21は必ずしも固定端部を有する必要はない。代わりに、基部部材11および保持部材21は、後に取外し可能に接続される2つの別個の部品であってもよい。このようにして、保持部材21を基部部材11から完全に取り外すことができる。第1の取外し可能な端部56および第2の取外し可能な端部58を有する保持部材21は、保持部材21が基部部材11に容易かつ迅速に取り付けられることを可能にする。例えば、図11および図12に示すように、保持部材21は、ドッグボーン形状であってもよい。あるいは、保持部材21は、図14〜図16に示すように、実質的に矩形であってもよい。あるいは、図9および図10に示すように、第2の保持部材60を保持部材21と共に使用することもできる。例えば、2つの保持部材21、60は、Xを形成することができる。互いに重なり合う2つの保持部材21、60を使用することによって、固定装置10の全体的な強度を高めることができる。さらに、故障前の固定装置の強度を向上させるために、第1および第2の保持部材の他に追加の保持部材を含めることができる。また、保持部材21は、図15および16に見られるように、基部部材11の全周を越えて延在することができる。この延在により、保持部材21の容易な取外しを助けるグリップ62が得られる。
保持部材21または60は、包帯材料で作られていてもよく、またはそれらは粘着テープ片であってもよい。保持部材21または60が包帯材料で作られている場合、保持部材21または60は、当技術分野で既知の任意の取り付け機構を使用して基部部材11に取り付けることができる。例えば、図示のように、適切な面ファスナーのフック構成要素52およびループ構成要素53を含む、取外し可能な固定機構またはシステム51が存在する。これらの構成要素52、53のいずれかに接着剤を含浸させて、構成要素52、53の機能性および保持性をさらに向上させることができる。その結果、カテーテル固定装置10の層は、装置の機能性を最大限にしながら除去することができる。
特定の寸法が変わることがあるが、装置の要素は、隆起焦点領域41が横断中心線42に沿って基部部材11の中央50%に中心合わせされるように構成されて寸法決めされる、すなわち、横断中心線42上の2インチの幅を有する基部部材11では、横断中心線42上の保持部材の遠位縁部23は、基部部材の遠位縁部13から約4分の1インチから約4分の3インチの間に位置することが好ましい。より好ましくは、上述した2インチ幅の例では、保持部材の遠位縁部23が、基部部材の遠位縁部13から約4分の1インチから約2分の1インチの間に位置するように、隆起焦点領域41はより中心に配置される。カテーテル33がより緊密にカテーテル固定装置10内に固定されるほど、すなわち保持部材21が基部部材11によりピンと固定されるほど、隆起焦点領域41の真の中心は、保持部材21の遠位縁部23に近づく。固定が緩いと、隆起焦点領域41の真の中心は、遠位縁部23から僅かに離れるようにシフトする。
特許性のために必要でない限り限定を意図するものではない、上述の要素および構造に対する等価物および置換は当業者には自明であり、したがって、本発明の真の範囲および定義は、添付の特許請求の範囲に記載される通りである。
10 固定装置
11 基部部材
12 近位縁部
13 遠位縁部
14 端部
15 全周
16 上側
17 下側
21 保持部材
22 近位縁部
23 遠位縁部
24 固定端部
25 自由端部
27 全周
28 中央部分
30 カテーテル
31 カテーテルハブ
32 近位チューブ部材
33 遠位チューブ部材
41 隆起焦点領域
42 横断中心線
42a 横断中心線
42b 横断中心線
43 患者の皮膚
43 内部の皮膚
45 隆起力
50 中央
51 取外し可能な固定機構またはシステム
51 取外し可能な固定機構
52 フック構成要素
53 ループ構成要素
54 下側接着層
56 取外し可能な端部
58 取外し可能な端部
60 保持部材
62 グリップ
110 カテーテル固定装置
111 基部部材
112 近位縁部
113 遠位縁部
114 端部
121 保持部材
122 近位縁部
123 遠位縁部
124 固定端部
125 自由端部
130 カテーテル
131 ハウジングまたはハブ
132 近位(挿入)チューブ部材
133 遠位チューブ部材
141 隆起焦点領域
142 横断中心線
143 隆起力
143 患者の皮膚
154 接着層

Claims (20)

  1. 遠位チューブ部材を含むカテーテルを固定するために前記患者の皮膚に接着剤で取り付けられるように適合されたカテーテル固定装置であって、
    近位縁部、遠位縁部、および基部部材の前記近位縁部および前記遠位縁部の間に位置する中央部分を含む可撓性の薄いシート状の基部部材と、
    近位縁部および遠位縁部を含む取外し可能な可撓性の薄いシート状の保持部材とを含み、前記保持部材が、前記基部部材に取り付けられる場合は前記基部部材に実質的に平行であり、前記保持部材の前記遠位縁部が、前記取外し可能な端部が前記基部部材に取り付けられる場合は、前記基部部材の前記中央部分に隣接して配置され、
    前記保持部材の前記遠位縁部が、前記基部部材の前記遠位縁部から横方向にオフセットされている、装置。
  2. 横断中心線をさらに含み、前記保持部材の前記遠位縁部が、前記横断中心線において前記基部部材の前記遠位縁部からオフセットされている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記横断中心線が、前記基部部材上で横方向に中心合わせされている、請求項2に記載の装置。
  4. 前記基部部材に取り付けられた面ファスナーの一方、
    前記保持部材に取り付けられた面ファスナーの他方、および、
    前記面ファスナーに重なる接着剤
    をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記保持部材が実質的に矩形である、請求項1に記載の装置。
  6. 第1の取外し可能な端部および第2の取外し可能な端部をさらに含み、前記保持部材の前記第2の取外し可能な端部が、前記基部部材の第1の端部を越えて延在する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記保持部材の前記第2の取外し可能な端部がグリップを形成する、請求項6に記載の装置。
  8. 第2の保持部材をさらに含み、前記第1の保持部材および前記第2の保持部材が互いに重なり合う、請求項1に記載の装置。
  9. 前記保持部材が、前記遠位チューブ部材に上向きの力が加えられたときに前記基部部材の前記中央部分に位置する隆起焦点領域を形成するように構成され、その結果、前記遠位チューブ部材に前記上向きの力が加えられたときに前記基部部材がテンティングする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記隆起焦点領域が、前記基部部材の前記中央50%に位置する、請求項9に記載の装置。
  11. 前記隆起焦点領域が、前記基部部材の横断中心線に沿って前記基部部材の前記中央部分に位置する、請求項10に記載の装置。
  12. 患者の前記皮膚に接着剤で取り付けられるように適合されたカテーテル固定装置と、遠位チューブ部材を含むカテーテルとの組合せであって、
    近位縁部、遠位縁部および中央部分を含む可撓性の薄いシート状の基部部材と、
    第1の取外し可能な端部、第2の取外し可能な端部、近位縁部、および遠位縁部を含む取外し可能な可撓性の薄いシート状の保持部材とを含み、前記保持部材が、前記カテーテルが前記基部部材上に配置される場合に前記カテーテル全体に取外し可能に固定可能であり、それによって前記保持部材の前記遠位縁部の一部分が前記遠位チューブ部材を横切って延在し、前記保持部材の前記遠位縁部の前記一部分が、前記基部部材の横断中心線を貫通して延在する水平軸に沿って前記基部部材の前記遠位縁部から横方向にオフセットされており、
    前記遠位チューブ部材を横断して延在する前記保持部材の前記遠位縁部の前記一部分が、前記基部部材の前記遠位縁部からオフセットされており、それによって前記遠位チューブ部材が、前記遠位縁部の前記一部分によって拘束される、組合せ。
  13. 前記基部部材の前記上側に取り付けられた面ファスナーの一方、
    前記保持部材の前記下側に取り付けられた面ファスナーの他方、および、
    前記面ファスナーに重なる接着剤
    をさらに含む、請求項12に記載の組合せ。
  14. 前記基部部材および前記保持部材がドッグボーン形状である、請求項12に記載の組合せ。
  15. 前記保持部材が実質的に矩形である、請求項12に記載の組合せ。
  16. 第2の保持部材をさらに含み、前記第1の保持部材および前記第2の保持部材が互いに重なり合う、請求項12に記載の組合せ。
  17. 前記保持部材が前記基部部材よりも小さい、請求項12に記載の組合せ。
  18. 複数の遠位チューブ部材を含むカテーテルハウジングを固定するために患者の皮膚に取外し可能に接着されたカテーテル固定装置であって、
    上側および下側を含む全周を画定し、近位縁部に対向する遠位縁部と、第2の端部に対向する第1の端部とを含む基部部材と、
    下側と前記基部部材の前記上側に取外し可能に取り付けられた近位縁部に対向する遠位縁部とを含む全周を画定する保持部材とを含み、前記保持部材の前記遠位縁部が、前記保持部材の前記近位縁部の前記長さに沿って前記基部部材の遠位縁部から横方向にオフセットされ、前記保持部材の前記近位縁部が、前記保持部材の前記近位縁部の前記長さに沿って前記基部部材の前記近位縁部と同一平面にある、装置。
  19. 前記保持部材の前記全周が、前記基部部材の前記全周よりも小さい、請求項18に記載のカテーテル固定装置。
  20. 前記基部部材の前記上側に取り付けられた面ファスナーの一方、
    前記保持部材の前記下側に取り付けられた面ファスナーの他方、および、
    前記面ファスナーに重なる接着剤
    をさらに含む、請求項18に記載のカテーテル固定装置。
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