JP2019083621A - 測定方法、測定プログラム、及び測定装置 - Google Patents

測定方法、測定プログラム、及び測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送受電の有用性が高まりうる測定方法、測定プログラム、及び測定装置を提供する。【解決手段】測定方法は、電波発信装置20からの電波の電力で稼働する受電装置30の設置可能位置で、電波発信装置20からの電波の受信強度を測定し、電波の受信強度に基づいて、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する。【選択図】図1

Description

本開示は、測定方法、測定プログラム、及び測定装置に関する。
従来、電磁波を用いて電子機器に電力を供給する方法が知られている。例えば、特許文献1には、マイクロ波を用いてデバイスに電力を供給する送電装置が開示されている。
特開2014−223018号公報
送電装置から送電される電力を受電装置が効率良く受電できれば送受電の有用性が高まりうる。
本開示は、上述の点に鑑みてなされたものであり、送受電の有用性が高まりうる測定方法、測定プログラム、及び測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本開示の一実施形態に係る測定方法は、電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置の設置可能位置で、前記電波発信装置からの電波の受信強度を測定する。前記測定方法は、前記電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する。
上記目的を達成する本開示の一実施形態に係る測定プログラムは、電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置の設置可能位置に設置されている測定装置に、前記電波発信装置からの電波の受信強度を測定させる。前記測定プログラムは、前記測定装置に、前記電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記位置に設置されている場合に稼働できるか判定させる。
上記目的を達成する本開示の一実施形態に係る測定装置は、電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置の設置可能位置で、前記電波発信装置からの電波を受信する受信部を備える。前記測定装置は、前記電波の受信強度を測定し、前記電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する制御部を備える。
本開示の一実施形態に係る測定方法、測定プログラム、及び測定装置によれば、送受電の有用性が高まりうる。
一実施形態に係る送電システムの概略構成例を示す図である。 図1の送電システムの概略構成例を示すブロック図である。 電波を送信するタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 一実施形態に係る測定装置が受電装置の稼働可否を判定する手順の一例を示すフローチャートである。 受電装置の稼働可否を判定する手順の一例を示すフローチャートである。 受電装置の稼働可否を判定する手順の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る送電システムの概略構成例を示す図である。
図1及び図2に示されるように、一実施形態に係る送電システム1は、電波発信装置20と、受電装置30とを備える。受電装置30は、カメラ30aを含んでよい。カメラ30aは、例えば、室内を監視する監視カメラであってよい。受電装置30は、センサ30bを含んでよい。センサ30bは、例えば、ドアの開閉を検出する開閉センサであってよい。カメラ30a又はセンサ30bは、家庭用のIoTネットワークを構築するセンサであってもよい。
電波発信装置20は、送信部21と、受信部22と、制御部23とを備えてよい。送信部21は、受電装置30に対して、電波を送信してよい。受信部22は、受電装置30から送信される電波を受信してよい。送信部21及び受信部22はそれぞれ、アンテナを備えてよい。送信部21及び受信部22は、送受信に共通して用いられるアンテナを備えてもよい。制御部23は、送信部21から送信する通信信号を生成してよい。送信部21は、制御部23から取得した通信信号に基づいて電波を送信してよい。制御部23は、受信部22で受信した電波に基づいて通信信号を取得してよい。
カメラ30aは、送信部31aと、受信部32aと、電源部33aと、制御部34aと、撮像部35とを備えてよい。送信部31aは、電波発信装置20に対して、電波を送信してよい。受信部32aは、電波発信装置20から送信される電波を受信してよい。電源部33aは、受信部32aで受信した電波の少なくとも一部を電力に変換し、その電力をカメラ30aの各構成部に供給してよい。制御部34aは、カメラ30aの各構成部を制御してよい。撮像部35は、レンズ等の撮像光学系と、撮像素子とを備えてよい。撮像部35は、撮像光学系に入射する被写体像を、撮像素子で撮像してよい。
センサ30bは、送信部31bと、受信部32bと、電源部33bと、制御部34bと、検出部36とを備えてよい。送信部31b及び受信部32bは、カメラ30aの送信部31a及び受信部32aと同一又は類似に機能してよい。電源部33bは、受信部32bで受信した電波の少なくとも一部を電力に変換し、その電力をセンサ30bの各構成部に供給してよい。制御部34bは、センサ30bの各構成部を制御してよい。センサ30bがドアの開閉センサである場合、検出部36は、例えばドアと枠とに取り付けられている近接センサであってよい。検出部36は、各近接センサが所定距離よりも遠くに離れた場合にドアが開いたことを検出し、各近接センサが所定距離以内に近づいている場合にドアが閉じていることを検出してよい。検出部36は、ドアの開閉だけでなく、種々の事象を検出対象としてよい。検出部36は、近接センサに限られず、他の種々の形式で対象となる事象を検出してよい。
受電装置30は、カメラ30a及びセンサ30bに限られず、例えば時計、リモコン、又は端末装置等の種々の装置であってよい。
電波発信装置20は、受電装置30に対して、電波を送信する。受電装置30は、電波発信装置20から送信される電波を受信してよい。受電装置30は、電波発信装置20から送信される電波のエネルギーを電力として取得してよい。受電装置30は、その電力によって稼働してよい。受電装置30は、電波発信装置20から送信される電波に含まれる通信信号を取得してよい。受電装置30は、電波発信装置20に対して、通信信号を含む電波を送信してよい。つまり、電波発信装置20と受電装置30とは、通信信号を送受信することによって互いに通信してよい。
送電システム1において、受電装置30は、所定の位置に設置されうる。電波発信装置20の送信部21は、無指向性のアンテナを有してよい。送信部21は、無指向性のアンテナによって電波を送信してよい。このようにすることで、電波発信装置20は、受電装置30が設置される位置にかかわらず、受電装置30に電波を送信できる。
電波発信装置20の制御部23は、受電装置30から受電装置30が設置されている位置に関する情報を取得してよい。送信部21は、指向性を有するアンテナを有し、指向性を有する電波を送信してよい。制御部23は、受電装置30が設置されている位置に関する情報に基づいて、送信部21に、受電装置30に向けて指向性を有する電波を送信させてよい。つまり、制御部23は、送信する電波をビームフォーミングしてよい。受電装置30に向けて指向性を有する電波は、無指向性の電波と比べて、より高い強度で受電装置30に到達しうる。このようにすることで、電波発信装置20は、受電装置30に到達する電波の強度を制御しうる。
受電装置30は、パイロット信号を含む電波を送信してよい。パイロット信号は、受電装置30が設置されている位置に関する情報を含んでよい。電波発信装置20の受信部22は、パイロット信号を含む電波を受信してよい。制御部23は、受信部22で受信した電波に含まれるパイロット信号に基づいて、受電装置30の位置を取得してよい。受信部22は、指向性を有するアンテナを有してよい。受信部22は、指向性を有するアンテナによって、パイロット信号を含む電波がどの方向から電波発信装置20に到達したか検出してよい。制御部23は、受信部22で検出された、パイロット信号を含む電波が到達した方向に関する情報を取得してよい。制御部23は、受電装置30が設置されている位置に関する情報として、パイロット信号を含む電波が到達した方向に関する情報を取得してよい。
受電装置30から送信されたパイロット信号を含む電波は、図1に例示されるように、所定の経路18を伝搬し、電波発信装置20に到達しうる。所定の経路18は、例えば、受電装置30から電波発信装置20に直接到達する経路18aを含んでよいし、受電装置30から、壁での反射を介して、電波発信装置20に到達する経路18bを含んでもよい。つまり、電波発信装置20は、1つの方向から到達するパイロット信号を含む電波を受信してよいし、2つ以上の方向から到達するパイロット信号を含む電波を受信してもよい。パイロット信号を含む電波が2つ以上の方向から到達する場合、受信部22は、2つ以上の方向それぞれを検出してよい。
制御部23は、パイロット信号を含む電波が到達した方向に向けて電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、例えば、パイロット信号を含む電波が図1に示される所定の経路18aから到達したことに基づいて、所定の経路18aに向けて電波をビームフォーミングしてよい。このようにすることで、電波の伝搬経路の逆行性に基づいて、パイロット信号を含む電波を送信した受電装置30に到達する電波の強度が高められうる。パイロット信号を含む電波が2つ以上の方向から到達する場合、制御部23は、それぞれの方向に電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、例えば、パイロット信号を含む電波が図1に示される所定の経路18a及び18bから到達したことに基づいて、所定の経路18a及び18bの両方に向けて電波をビームフォーミングしてよい。
制御部23は、送信部21に送信させる電波をビームフォーミングする方向を、時分割で制御してよい。制御部23は、例えば図1に示されるカメラ30a及びセンサ30bそれぞれに対して送信する電波を時分割でビームフォーミングしてよい。
例えば図3のタイミングチャートに示されるように、制御部23は、時刻がT1からT2までの期間P1に、カメラ30aに対して電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、時刻がT2からT3までの期間P2に、センサ30bに対して電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、時刻がT3からT4までの期間P3に、再び、カメラ30aに対して電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、時刻がT4以降の期間P4に、再び、センサ30bに対して電波をビームフォーミングしてよい。
制御部23は、時刻がT1からT3までの期間(P1+P2)を1周期とし、1周期の中で、複数の受電装置30それぞれに対して電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、図3に例示されるタイミングに限られず、種々のタイミングで、電波をビームフォーミングする対象の受電装置30を変更してよい。制御部23は、電波をビームフォーミングする対象の受電装置30を、周期的に変更してよいし、ランダムに変更してもよい。
電波発信装置20が同時に送信できる電波の電力は、上限を有しうる。電波発信装置20が同時に送信できる電波の電力の上限は、送電上限ともいう。制御部23は、電波を1方向にビームフォーミングする場合、送信する電波の電力を送電上限以下に制御してよい。制御部23は、電波を複数の方向にビームフォーミングする場合、各方向に送信する電波の電力の合計を、送電上限以下に制御してよい。制御部23は、時分割で電波をビームフォーミングする場合、同時に送信する電波の電力の合計を送電上限以下に制御してよい。送信部21が無指向性の電波を送信する場合、制御部23は、送信部21が送信する電波の電力を送電上限以下に制御してよい。
測定装置10は、受電装置30が設置されうる所定の位置で、電波発信装置20から送信される電波を受信し、その電波の受信強度を測定してよい。受電装置30が設置されうる所定の位置は、設置可能位置ともいう。
図2に示されるように、一実施形態に係る測定装置10は、受信部12と、制御部13とを備える。測定装置10は、送信部11をさらに備えてよい。測定装置10は、表示部14をさらに備えてよい。送信部11は、電波発信装置20に対して、電波を送信してよい。受信部12は、電波発信装置20から送信される電波を受信してよい。制御部13は、送信部11に送信させる電波の波形を制御してよい。制御部13は、受信部12で受信した電波から通信信号を取得してよい。制御部13は、受信部12で受信した電波の受信強度を算出してよい。制御部13は、設置可能位置において、受信部12で受信した電波の受信強度に基づいて、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定してよい。表示部14は、例えば液晶、有機EL(Electro-Luminescence)、無機EL又はLED(Light Emission Diode)等の表示デバイスを含んでよい。
設置可能位置における受電装置30の稼働の可否が測定装置10によって判定されることによって、受電装置30が設置可能位置に実際に設置されることなく、受電装置30の稼働の可否が判定されうる。つまり、受電装置30が実際に設置可能位置に設定されたにもかかわらず、受電装置30が稼働できないという事態が発生しにくくなる。結果として、送受電の有用性が高まりうる。
測定装置10は、例えば図4に示される手順に沿って、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定してよい。
測定装置10の制御部13は、設置可能位置での電波の受信強度を測定する(ステップS1)。この場合、測定装置10は、設置可能位置に設置される。測定装置10の受信部12は、電波発信装置20から送信された電波を受信する。制御部13は、受信部12が受信した電波の強度を算出する。
制御部13は、測定した受信強度に基づいて、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する(ステップS2)。制御部13は、測定した受信強度が所定の強度以上である場合、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できると判定してよい。所定の強度は、電波発信装置20が送信する電波の強度に基づいて決定されてよい。所定の強度は、電波発信装置20が送信する電波の強度と所定の係数との積であってよい。所定の係数は、1以下であってよい。制御部13は、測定した受信強度に基づいて、設置可能位置に設置されている受電装置30が取得しうる電力を算出してよい。制御部13は、受電装置30の消費電力に基づいて、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定してよい。制御部13は、ステップS2の後、図4のフローチャートの手順を終了する。
電波発信装置20から送信される電波は、給電電波と通信電波とを含んでよい。給電電波は、受電装置30に対して電力を供給するための電波であってよい。通信電波は、受電装置30と通信するための電波であってよい。通信電波の強度は、給電電波の強度より低くてもよい。通信電波は、通信信号によって変調されている電波であってよい。給電電波は、変調されていない電波であってよい。給電電波の周波数スペクトルの半値幅は、通信電波の周波数スペクトルの半値幅よりも狭くてよい。電波の周波数スペクトルの半値幅が狭いほど、電波が高い効率で電力に変換されうる。受電装置30は、給電電波と通信電波とを1つのアンテナで受信してよいし、それぞれ別のアンテナで受信してもよい。
電波発信装置20は、給電電波を送信する場合、受電装置30から受信したパイロット信号を含む電波に基づいて、給電電波をビームフォーミングしてよい。電波発信装置20は、同時に2つ以上の方向に給電電波をビームフォーミングしてよい。電波発信装置20は、時分割で2つ以上の方向に給電電波をビームフォーミングしてよい。
測定装置10は、受電装置30が設置されうる設置可能位置で、電波発信装置20から送信される通信電波を受信してよい。測定装置10は、通信電波に含まれる所定の識別子に基づいて、その通信電波を送信した装置が電波発信装置20であるか特定してよい。通信電波が無線LAN(Local Area Network)の信号を含む場合、測定装置10は、無線LANのビーコンに基づいて、通信電波を送信した装置が電波発信装置20であるか特定してよい。無線LANのビーコンは、SSID(Service Set ID)と呼ばれる文字列を含みうる。測定装置10は、SSIDに所定の文言が含まれるか否かに基づいて、通信電波を送信した装置が電波発信装置20であるか特定してよい。
測定装置10は、通信電波の受信強度を測定してよい。測定装置10は、通信電波のSN比を測定してよい。測定装置10の制御部13は、例えば、受信部12で受信した通信電波の周波数スペクトルに基づいて、通信電波のSN比を算出してよい。測定装置10は、通信電波を送信した装置が電波発信装置20であると特定した場合に、通信電波の受信強度又はSN比を測定してよい。
測定装置10は、電波発信装置20から送信される通信電波のSN比に基づいて、電波発信装置20から設置可能位置に送信される給電電波の送電効率を算出してよい。給電電波の送電効率は、設置可能位置に到達する給電電波の強度と、電波発信装置20から送信される給電電波の強度との比で表されてよい。測定装置10は、電波発信装置20から送信される通信電波の強度を一定であるとみなしてよい。例えば、無線LANのビーコンの電波の発信強度は、一定であるとみなされうる。測定装置10は、電波発信装置20から送信される通信電波の強度に関する情報を取得してよい。測定装置10は、通信電波の受信強度と送信強度との比に基づいて、給電電波の送電効率を算出してよい。測定装置10は、電波発信装置20から設置可能位置に送信される給電電波の送電効率に基づいて、設置可能位置に設置される受電装置30が稼働できるか判定してよい。
給電電波の周波数と通信電波の周波数とは、共に、同じ周波数帯に含まれてよい。例えば、給電電波の周波数と通信電波の周波数とは、共に、2.4GHz帯に含まれてよいし、5GHz帯に含まれてもよいし、920MHz帯等に含まれてもよい。2.4GHz帯は、2.4GHz以上2.5GHz以下の周波数を含む周波数帯であってよい。5GHz帯は、5.6GHz以上5.8GHz以下の周波数を含む周波数帯であってよい。給電電波の周波数と通信電波の周波数とは、これらに限られず、他の周波数帯に含まれてよい。給電電波の周波数と通信電波の周波数とが同じ周波数帯に含まれる場合、電波発信装置20から受電装置30までの給電電波の伝搬経路と通信電波の伝搬経路とが同一又は類似となりうる。給電電波の周波数と通信電波の周波数とが同じ周波数帯に含まれることによって、測定装置10は、通信電波の受信強度に基づいて、より高い精度で給電電波の送電効率を推定しうる。結果として、測定装置10は、設置可能位置に設置される受電装置30が稼働できるか、より高い精度で判定しうる。給電電波の周波数と通信電波の周波数とが同じ周波数帯に含まれる場合、受電装置30は、1つのアンテナで給電電波と通信電波とを共に受信しうる。結果として、送受電の有用性が高まりうる。
測定装置10は、給電電波の送電効率と受電装置30の消費電力とに基づいて、電波発信装置20から設置可能位置に向けて送信する給電電波の電力の必要量を算出してよい。電波発信装置20が送信しうる給電電波の電力は、電波給電能力ともいう。測定装置10は、給電電波の送電効率と受電装置30の消費電力とに基づいて、設置可能位置に設置される受電装置30が電波発信装置20に対して要求する電波給電能力を算出してよい。設置可能位置に設置される受電装置30が要求する電波給電能力は、受電装置30の要求能力ともいう。測定装置10は、電波給電能力と給電電波の送電効率との積が受電装置30の消費電力以上となるように、受電装置30の要求能力を算出してよい。
電波発信装置20が設置可能位置に向けて給電電波をビームフォーミングする場合、電波給電能力は、電波発信装置20から設置可能位置に向けてビームフォーミングされる給電電波の電力で表されうる。電波発信装置20が設置可能位置に向けて給電電波を時分割で送信する場合、電波給電能力は、電波発信装置20から設置可能位置に向けて送信される給電電波の電力の時間平均で表されうる。
受電装置30の要求能力は、電波発信装置20から設置可能位置までの給電電波の送電効率に基づいて決定されうる。給電電波の送電効率は、電波発信装置20から設置可能位置までの電波の伝搬経路に基づいて決定されうる。つまり、受電装置30の要求能力は、電波発信装置20から設置可能位置までの電波の伝搬経路に基づいて決定されうる。例えば、電波の伝搬経路が長いほど、受電装置30の要求能力は大きくなりうる。電波の伝搬経路に、電波を吸収する物体、又は、電波を散乱する物体等が位置する場合、受電装置30の要求能力は大きくなりうる。
測定装置10は、受電装置30の要求能力と、電波発信装置20が設置可能位置に向けて送信しうる給電電波の電力の最大値とに基づいて、設置可能位置に設置される受電装置30が電波発信装置20からの給電電波で稼働できるか判定してよい。電波発信装置20が設置可能位置に向けて送信しうる給電電波の電力の最大値は、電波発信装置20の給電余力ともいう。電波発信装置20の給電余力は、電波発信装置20が送信しうる電力の最大値から、他の受電装置30に対して既に送信している給電電波の電力を差し引いた電力でありうる。測定装置10は、他の受電装置30に対して既に送信している給電電波の電力に関する情報を、電波発信装置20から取得してよい。
他の受電装置30に対して既に送信している給電電波の電力は、給電電波が時分割で他の受電装置30に送信されている場合、他の受電装置30に送信されている電力の時間平均として算出されてよい。他の受電装置30に対して既に送信している給電電波の電力は、給電電波が他の受電装置30に常時送信されている場合、他の受電装置30に常時送信されている電力であってよい。
測定装置10は、電波発信装置20の給電余力が受電装置30の要求能力以上である場合、設置可能位置に設置される受電装置30が給電電波によって稼働できると判定してよい。測定装置10は、電波発信装置20の給電余力が受電装置30の要求能力未満である場合、設置可能位置に設置される受電装置30が給電電波によって稼働できないと判定してよい。
測定装置10は、電波発信装置20の給電余力を表示部14で表示してよい。測定装置10は、電波発信装置20の給電余力と設置可能位置における給電電波の送電効率とに基づいて、設置可能位置で稼働可能な受電装置30を抽出し、表示部14で表示してよい。測定装置10は、電波発信装置20の給電余力と設置可能位置における給電電波の送電効率とに基づいて、設置可能位置で稼働可能な受電装置30の消費電力の上限を算出し、表示部14で表示してよい。
測定装置10は、ユーザが受電装置30として設置可能位置に設置したい機器に関する情報の入力を受け付けてよい。機器に関する情報は、例えば、機器の消費電力、又は、型番若しくは名称等を含んでよい。測定装置10は、電波発信装置20の給電余力に基づいて、その機器が設置可能位置で稼働しうるか否か判定し、判定結果を表示部14で表示してよい。測定装置10は、ユーザが入力した機器の型番若しくは名称等に基づいて、その機器が設置可能位置に設置される場合の給電電波の送電効率を補正してよい。給電電波の送電効率は、機器の大きさ若しくは形状、又は、その他の種々の属性に基づいて補正されてよい。測定装置10は、補正した給電電波の送電効率に基づいて、ユーザが入力した機器が設置可能位置で稼働しうるか否か判定し、判定結果を表示部14で表示してよい。
測定装置10は、例えば図5に示される手順に沿って、設置可能位置に設置される受電装置30が給電電波によって稼働できるか判定してよい。
測定装置10の制御部13は、設置可能位置での通信電波のSN比を測定する(ステップS11)。この場合、測定装置10は、設置可能位置に設置される。測定装置10の受信部12は、電波発信装置20から送信される通信電波を受信する。制御部13は、受信部12で受信した通信電波を解析し、通信電波のSN比を算出する。制御部13は、種々の方法によって、通信電波のSN比を算出してよい。
制御部13は、通信電波のSN比に基づいて、電波発信装置20から設置可能位置までの給電電波の送電効率を算出する(ステップS12)。制御部13は、通信電波のSN比と給電電波の送電効率との関係を表すテーブル又は関数等に基づいて、給電電波の送電効率を算出してよい。
制御部13は、給電電波の送電効率と設置可能位置に設置される受電装置30の消費電力とに基づいて、受電装置30の要求能力を算出する(ステップS13)。制御部13は、設置可能位置に設置される受電装置30の消費電力を、測定装置10のユーザからの入力によって取得してよい。
制御部13は、電波発信装置20の給電余力を取得する(ステップS14)。制御部13は、電波発信装置20から、電波発信装置20が送信できる給電電波の最大電力を、電波発信装置20の給電余力として取得してよい。制御部13は、電波発信装置20から、電波発信装置20が設置可能位置に向けて送信できる給電電波の最大電力を、電波発信装置20の給電余力として取得してよい。
制御部13は、電波発信装置20の給電余力が受電装置30の要求能力未満であるか判定する(ステップS15)。
制御部13は、電波発信装置20の給電余力が受電装置30の要求能力未満である場合(ステップS15:YES)、受電装置30が設置可能位置に設置されても稼働できないと判定する(ステップS16)。制御部13は、判定結果を表示部14に表示させてよい。制御部13は、ステップS16の後、図5のフローチャートの手順を終了する。
制御部13は、電波発信装置20の給電余力が受電装置30の要求能力未満でない場合(ステップS15:NO)、受電装置30が設置可能位置に設置される際に稼働できると判定する(ステップS17)。制御部13は、判定結果を表示部14に表示させてよい。制御部13は、ステップS17の後、図5のフローチャートの手順を終了する。
本実施形態に係る測定装置10は、設置可能位置で通信電波の受信強度を測定することによって、給電電波の受信強度を測定することなく、受電装置30が設置可能位置で稼働できるか判定しうる。通信電波の強度が給電電波の強度より低い場合、測定装置10が通信電波の受信強度で判定できることによって、電波発信装置20が不要な給電電波を送信せずにすむ。このようにすることで、電波発信装置20の消費電力が低減されうる。結果として、送受電の有用性が高まりうる。
一実施形態に係る送電システム1において、測定装置10は、電波発信装置20から受信した通信電波の受信強度を電波発信装置20に送信してよい。電波発信装置20は、測定装置10での通信電波の受信強度に基づいて、設置可能位置に設置される受電装置30に給電しうる電力を算出してよい。
電波発信装置20は、ユーザが受電装置30として設置可能位置に設置したい機器に関する情報を取得してよい。電波発信装置20は、ユーザが受電装置30として設置可能位置に設置したい機器に関する情報と、設置可能位置に設置される受電装置30に給電しうる電力とに基づいて、ユーザが設置したい機器が設置可能位置で稼働しうるか否か判定してよい。測定装置10は、電波発信装置20から判定結果を受信してよい。
測定装置10は、電波発信装置20から、設置可能位置に設置される受電装置30に給電しうる電力を取得してよい。測定装置10は、ユーザが受電装置30として設置可能位置に設置したい機器に関する情報と、電波発信装置20から取得した、設置可能位置に設置される受電装置30に給電しうる電力とに基づいて、その機器が設置可能位置で稼働しうるか否か判定してよい。
一実施形態に係る送電システム1において、設置可能位置に設置されている測定装置10は、パイロット信号を含む電波を送信してよい。測定装置10は、図1に示される所定の経路18cに沿って、パイロット信号を含む電波を電波発信装置20に向けて送信してよい。電波発信装置20の制御部23は、測定装置10から送信されたパイロット信号を含む電波に基づいて、測定装置10の位置に関する情報を取得してよい。制御部23は、測定装置10の位置に関する情報を取得した場合、測定装置10の位置に向けて電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、測定装置10から送信されたパイロット信号を含む電波が到達した方向に、電波をビームフォーミングしてよい。制御部23は、パイロット信号を含む電波が所定の経路18cから到達した場合、所定の経路18cに向けて電波をビームフォーミングしてよい。測定装置10は、自機に向けてビームフォーミングされた電波を受信し、その強度を測定してよい。測定装置10は、自機に向けてビームフォーミングされた電波の強度に基づいて、受電装置30が設置可能位置で稼働できるか判定してよい。
測定装置10と電波発信装置20とは、例えば図6に示される手順に沿って、受電装置30が設置可能位置で稼働できるか判定してよい。
設置可能位置に設置されている測定装置10の送信部11は、パイロット信号を含む電波を送信する(ステップS21)。送信部11から送信されたパイロット信号を含む電波は、電波発信装置20に到達しうる。
電波発信装置20の受信部22は、パイロット信号を含む電波を受信する(ステップS22)。受信部22は、パイロット信号を含む電波が到達してきた方向を検出してよい。電波発信装置20の制御部23は、受信部22で検出した、パイロット信号を含む電波が到達してきた方向を、測定装置10の位置に関する情報として取得してよい。制御部23は、パイロット信号に基づいて、測定装置10の位置に関する情報を取得してよい。
電波発信装置20の制御部23は、測定装置10が設置されている設置可能位置に向けて電波をビームフォーミングする(ステップS23)。制御部23は、設置可能位置に向けてビームフォーミングされた電波を送信部21に送信させる。設置可能位置に向けてビームフォーミングされた電波は、設置可能位置に設置されている測定装置10に到達しうる。電波発信装置20は、ステップS23の後、図6のフローチャートの手順を終了してよい。
測定装置10の受信部12は、設置可能位置に向けてビームフォーミングされた電波を受信する(ステップS24)。
測定装置10の制御部13は、ビームフォーミングされた電波の強度を測定する(ステップS25)。制御部13は、受信部12が受信した、電波発信装置20でビームフォーミングされた電波の強度を算出する。
制御部13は、測定した受信強度に基づいて、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する(ステップS26)。制御部13は、図4のステップS2に含まれる手順と同一又は類似の手順によって、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定してよい。測定装置10は、ステップS26の後、図6のフローチャートの手順を終了する。
図7に示されるように、一実施形態に係る送電システム1は、電波発信装置20を介して、ネットワーク2に接続されてよい。ネットワーク2は、例えばインターネット又はイントラネット等であってよい。受電装置30は、電波発信装置20を介して、ネットワーク2との間でデータを送受信してよい。つまり、電波発信装置20は、ルータとして機能してよい。電波発信装置20がルータとして機能することによって、送電システム1は、給電電波を送信する装置とルータとを個別に備えなくてもよい。結果として、送電システム1を構成するコストが低減されうる。
一実施形態に係る測定装置10は、電波発信装置20から送信される通信電波の受信強度に基づいて、設置可能位置で受電装置30が稼働するか判定してよい。測定装置10が通信電波の受信強度に基づいて判定する場合、測定装置10の機能は、通信電波を受信できる端末上で実現されうる。この場合、測定装置10の機能を実現する端末は、給電電波を受信できなくてもよい。例えば、測定装置10の機能は、通信電波を受信できる携帯電話又はスマートフォン等の通信端末で実現されうる。通信端末で測定装置10の機能が実現されることによって、測定装置10として、専用の装置が準備されなくてもよい。つまり、測定装置10として、汎用的な端末が用いられうる。結果として、測定装置10のコストが低減されうる。測定装置10は、端末等にアプリケーションプログラムを実行させることによって実現されてよい。本実施形態は、端末等を含む測定装置10に実行させるアプリケーションプログラムとしても実現されうる。本実施形態は、端末等を含む測定装置10に実行させる測定方法としても実現されうる。
本実施形態に係る測定装置10の機能を実現するアプリケーションプログラムは、受電装置30を制御する機能を備えてよい。アプリケーションプログラムは、受電装置30のパラメータを設定する機能を備えてよい。アプリケーションプログラムは、受電装置30から種々の情報を受信する機能を備えてよい。例えば、アプリケーションプログラムは、カメラ30aから画像を取得したり、カメラ30aの撮像頻度を設定したりする機能を備えてよい。アプリケーションプログラムは、センサ30bから検出結果を取得したり、センサ30bの検出感度を設定したりする機能を備えてよい。アプリケーションプログラムが実行される端末は、電波発信装置20を介して受電装置30と通信してよいし、他の装置を介して受電装置30と通信してもよい。
一実施形態に係る受電装置30は、電波発信装置20から送信される通信電波を受信し、受信した通信電波の少なくとも一部を電力に変換してよい。受電装置30は、電波発信装置20から他の受電装置30に向けて送信された通信電波を受信した場合、受信した通信電波を電力に変換してよい。受電装置30は、通信電波を変換して取得する電力で稼働してよい。つまり、受電装置30は、エネルギーハーベスティングを実行してよい。このようにすることで、送受電の有用性が高まりうる。
測定装置10は、受電装置30が設置されうる設置可能位置で通信電波の受信強度を測定し、測定結果に基づいて、受電装置30が設置可能位置で通信電波から取得可能な電力を算出してよい。測定装置10は、受電装置30が設置可能位置で取得可能な電力が所定の電力以上である場合、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できると判定してよい。つまり、測定装置10は、設置可能位置で測定した通信電波の受信強度に基づいて、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に通信電波から変換した電力で稼働できるか判定してよい。
一実施形態に係る測定装置10は、電波発信装置20から送信された電波の受信強度の測定結果を、電波発信装置20に送信してよい。電波発信装置20は、測定装置10から受信した測定結果に基づいて、受電装置30が設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定してよい。電波発信装置20は、送信部21を介して、測定装置10に判定結果を送信してよい。測定装置10は、判定結果を受信してよい。このようにすることで、測定装置10の負荷が低減されうる。
本開示に係る実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本開示に係る実施形態について装置を中心に説明してきたが、本開示に係る実施形態は装置の各構成部が実行するステップを含む方法としても実現し得るものである。本開示に係る実施形態は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
1 送電システム
2 ネットワーク
10 測定装置
11 送信部
12 受信部
13 制御部
14 表示部
18(18a、18b、18c) 経路
20 電波発信装置
21 送信部
22 受信部
23 制御部
30 受電装置
30a カメラ
30b センサ
31a、31b 送信部
32a、32b 受信部
33a、33b 電源部
34a、34b 制御部
35 撮像部
36 検出部
上記目的を達成する本開示の一実施形態に係る測定方法は、測定装置が実行する測定方法である。前記測定方法において、前記測定装置が、所定位置にて電波発信装置からの電波の受信強度を測定する。前記測定方法において、前記測定装置が、測定した前記電波の受信強度に基づいて、前記電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置が前記所定位置に設置されている場合に稼働できるか判定する。
上記目的を達成する本開示の一実施形態に係る測定プログラムは、測定装置に、所定位置にて電波発信装置からの電波の受信強度を測定させる。前記測定プログラムは、前記測定装置に、測定した前記電波の受信強度に基づいて、前記電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置が前記所定位置に設置されている場合に稼働できるか判定させる。
上記目的を達成する本開示の一実施形態に係る測定装置は、所定位置で、電波発信装置からの電波を受信する受信部を備える。前記測定装置は、前記電波の受信強度を測定し、測定した前記電波の受信強度に基づいて、前記電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置が前記所定位置に設置されている場合に稼働できるか判定する制御部を備える。

Claims (13)

  1. 電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置の設置可能位置で、前記電波発信装置からの電波の受信強度を測定し、
    前記電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する、測定方法。
  2. 前記電波は、給電電波と、前記給電電波よりも低い強度を有する通信電波とを含み、
    前記受電装置は、前記給電電波の電力で稼働し、
    前記通信電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する、請求項1に記載の測定方法。
  3. 前記給電電波と前記通信電波とは、同じ周波数帯に含まれる、請求項2に記載の測定方法。
  4. 前記電波は、通信電波を含み、
    前記受電装置は、前記通信電波の電力で稼働し、
    前記通信電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する、請求項1に記載の測定方法。
  5. 前記電波の受信強度に基づいて、前記電波発信装置から前記受電装置に対する給電余力を算出し、前記給電余力に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の測定方法。
  6. 前記受電装置の消費電力に基づいて、前記受電装置が稼働できるか判定する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の測定方法。
  7. 前記電波発信装置にパイロット信号を送信し、
    前記電波は、前記パイロット信号に基づいて、前記設置可能位置に向けてビームフォーミングされている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の測定方法。
  8. 前記電波の受信強度の測定結果を前記電波発信装置に送信し、
    前記電波発信装置から、前記電波の受信強度の測定結果に基づいて前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるかの判定結果を受信する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の測定方法。
  9. 前記電波発信装置から前記設置可能位置までの送電効率に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の測定方法。
  10. 電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置の設置可能位置に設置されている測定装置に、
    前記電波発信装置からの電波の受信強度を測定させ、
    前記電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記位置に設置されている場合に稼働できるか判定させる
    測定プログラム。
  11. 前記測定装置に、前記電波発信装置にパイロット信号を送信させ、
    前記電波は、前記パイロット信号に基づいて、前記電波発信装置から前記位置に向けてビームフォーミングされている、請求項10に記載の測定プログラム。
  12. 電波発信装置からの電波の電力で稼働する受電装置の設置可能位置で、前記電波発信装置からの電波を受信する受信部と、
    前記電波の受信強度を測定し、前記電波の受信強度に基づいて、前記受電装置が前記設置可能位置に設置されている場合に稼働できるか判定する制御部と
    を備える測定装置。
  13. 前記電波は、給電電波と、前記給電電波よりも低い強度を有する通信電波とを含み、
    前記通信電波で前記電波発信装置と通信し、前記給電電波の電力で稼働できない、請求項12に記載の測定装置。
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