JP2019083474A - マイクロ波アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】誘電体レンズを用いることなく、広角の指向性が得られるマイクロ波アンテナを得る。【解決手段】高周波信号を伝送線路から空間へ放出するための変換部と、ホーン部13を備え、このホーン部13として、平板に形成された貫通孔14と環状凸体15を設け、この貫通孔14に変換部を配置する。そして、環状凸体15の例えば長手方向fa、又は短手方向に沿って溝状の切り欠き16を設けることにより、この切り欠き16から外側に向かって電波が広がる指向性とする。【選択図】図1

Description

本発明は、特に高周波帯で使用されるマイクロ波アンテナの構造に関する。
近年、省エネルギーのために、例えば天井に設置する照明装置にマイクロ波センサを内蔵させ、階段エリア等の所定のエリアへの人の出入りを検知し、人が移動する間だけ照明装置を点灯させることが行われる。
このような階段エリアの人の出入りを検知する際には、天井の高さの制限により、階下の踊り場から上の階の踊り場の間を十分に検知できない場合があり、従来から、アンテナの検知範囲を広角とするため種々の工夫がなされている。
即ち、アンテナの指向性を変えるために誘電体レンズを使用する方法があり、凹レンズを使用することで、広角度の指向性を得ることができる。
図7に、従来技術である下記特許文献1の構成が示されており、符号の1は本体、2は伝送線路−導波管変換部、3はホーン部、4は誘電体(レドーム)であり、この誘電体4の内側中央部に凹部4aを設けている。
この例では、凹部4aを持つ誘電体4を凹レンズとして用いると共に、誘電体4の端部を本体1の側面に沿うように延出させ、その表面を曲面に形成することにより、誘電体4の端方向へ広がりを持ち、広角化された指向性を得るようにしている。
特許第5789492号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すアンテナでは、内部に凹部4aを持つ誘電体4を用いるため、外形が大きくなってしまい、小型化には不向きである。
また、周波数が高くなる程、ホーン部3と誘電体4の比較的高い組立て・加工精度が要求され、精度のばらつきが特性に大きく影響することになる。
更に、誘電体レンズを使用する前提では、アンテナ装置の設計・デザインの自由度も低くなる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、誘電体レンズを用いることなく、広角の指向性が得られるマイクロ波アンテナを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係るマイクロ波アンテナは、高周波信号を伝送線路から空間へ放出するための変換部と、ホーン部とを備え、上記ホーン部の側壁に所定方向の放射角度を広げるための切り欠きを設けたことを特徴とする。
請求項2の発明の上記ホーン部は、上記変換部を配置するように平板に形成された貫通孔と、この貫通孔の外側周囲の上記平板に形成された環状凸体とからなり、上記環状凸体に上記切り欠きを設けたことを特徴とする。
上記の構成によれば、上記貫通孔に回路基板の給電部が配置されることによりアンテナが構成され、貫通孔と環状凸体とでホーン部が形成される。そして、環状凸体に例えば溝状の切り欠きを設けることにより、切り欠き方向の放射角度を広くした指向性を得ることができる。この場合の角度幅は、切り欠きの幅に比例したものとなるため、切り欠きの幅を調整することで、放射角度を所望の角度にすることができる。
本発明によれば、誘電体レンズを用いない分、外形を小さくすることができ、小型化が可能となる。
また、容易な組立て・加工により、精度のバラツキもなく、広角の指向性が得られ、例えば一定範囲を照らす照明装置に使用されるマイクロ波センサとして好適である。
更に、アンテナ装置の設計・デザインの自由度も高くなるという利点もある。
本発明の第1実施例に係るマイクロ波アンテナの構成を示し、図(a)は正面図、図(b)は側面図である。 第1実施例のマイクロ波アンテナに設けられた1つのアンテナ部の断面を示し、図(a)は短手方向の断面図、図(b)は長手方向の断面図である。 第1実施例の構成で得られる放射角度のシミュレーション結果を示すグラフ図である。 第1実施例の構成における電波の状態をシミュレーションした結果を示し、図(a)は切り欠きのない場合の図、図(b)は切り欠きのある場合の図である。 第2実施例のマイクロ波アンテナの構成を示す上面図である。 第2実施例の構成で得られる放射角度のシミュレーション結果を示すグラフ図である。 従来のマイクロ波アンテナの構成を示す断面図である。
図1(a),(b)、図2(a),(b)に、第1実施例のマイクロ波アンテナの構成が示されており、図2のように、回路基板11に、高周波信号を伝送線路から空間へ放出するための変換部12が形成される。一方、ホーン部(開口)13として、平板に形成された貫通孔14とこの貫通孔14を囲むように平板上に形成された環状(楕円状)凸体15とが設けられる。実施例では、図1のように、変換部12、ホーン部13からなるアンテナが2個配置され、これらは例えば送信用アンテナと受信用アンテナとして用いられる。
そして、上記環状凸体15に、その中央部縦方向(長手方向fa)に沿って、即ちホーン部13のH面に沿って2箇所に溝状の切り欠き16を形成する。
このような第1実施例のマイクロ波アンテナによれば、放射される電波が環状凸体15の2つの切り欠き16から外側に向かって広がりを持つことになる。
図3,図4には、上記切り欠き16の有無によるシミュレーションの結果が示されており、図3のように、切り欠き16がない場合の電波の放射レベルは曲線101であるのに対し、切り欠き16を設けた場合の放射レベルは曲線102となり、切り欠き方向(長手方向fa)において放射角度が広がる結果となる。
また、図4(a)は切り欠き16がない場合の電界分布、図4(b)は切り欠き16がある場合の電界分布であり、この電界分布においても、切り欠き16がない場合に比べて、切り欠き16がある場合は長手方向faへ広がっていることが分かる。
第1実施例において、切り欠き16の幅(円環方向の幅)は、指向性の角度幅に比例するため、この切り欠き16の幅を調整することにより所望の指向性の放射角度にすることが可能である。
図5に、第2実施例のマイクロ波アンテナの構成が示されており、この第2実施例の主な構成は第1実施例と同様で、切り欠きを異なる位置に設けたものである。図2で説明したように、回路基板11に、高周波信号を伝送線路から空間へ放出するための変換部12が形成される。一方、ホーン部23として、平板に形成された貫通孔24とこの貫通孔24を囲むように平板に形成された環状(楕円状)凸体25とが設けられる。
そして、上記環状凸体25の中央部横方向(短手方向fb)に沿って、即ちホーン部23のE面に沿って溝状の切り欠き26が形成される。
このような第2実施例のマイクロ波アンテナによれば、放射される電波が2つの切り欠き26から横方向の外側に向かって広がりを持つことになる。
図6には、上記切り欠き26の有無によるシミュレーションの結果が示されており、図6のように、切り欠き26がない場合の電波の放射レベルは曲線201であるのに対し、切り欠き26を設けた場合の放射レベルは曲線202となり、切り欠き方向(短手方向fb)において放射角度が広がっている。
この第2実施例においても、切り欠き26の幅は指向性の角度幅に比例し、この切り欠き26の幅を調整することにより所望の指向性の放射角度に設定することができる。
上記実施例では、2つのアンテナを設けた例を説明したが、1つのアンテナで構成してもよく、またホーン部13,23を構成する貫通孔14,24と環状凸体15,25の形状も楕円形ではなく、その他の形状により形成してもよい。
また、実施例では、環状凸体15,25の内側の壁を曲面状になだらかに形成したが、上面位置から平板の位置まで垂直にしてもよく、貫通孔14,24の位置まで斜面(テーパー面)となるようにしてもよい。
1…本体、 2…伝送線路−導波管変換部、
3,13,23…ホーン部、 4…誘電体、
11…回路基板、 12…変換部、
14,24…貫通孔、 15,25…環状凸体、
16,26…切り欠き。

Claims (2)

  1. 高周波信号を伝送線路から空間へ放出するための変換部と、ホーン部とを備え、
    上記ホーン部の側壁に所定方向の放射角度を広げるための切り欠きを設けたことを特徴とするマイクロ波アンテナ。
  2. 上記ホーン部は、上記変換部を配置するように平板に形成された貫通孔と、この貫通孔の外側周囲の上記平板に形成された環状凸体とからなり、上記環状凸体に上記切り欠きを設けたことを特徴とする請求項1記載のマイクロ波アンテナ。


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