JP2019082756A - 情報処理装置、情報処理方法、端末装置、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、端末装置、およびプログラム Download PDF

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一博 阿部
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Abstract

【課題】コンテンツを提供するサービスの利用を促進することができる。【解決手段】情報処理装置は、ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得する第1の取得部と、端末装置に提供可能な複数のコンテンツのそれぞれについて、コンテンツに含まれるコンテンツ要素を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第2の評価値を取得する第2の取得部と、複数のコンテンツのうち第1の評価値に近い第2の評価値を持つコンテンツを優先して、端末装置に推薦する情報処理部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明の一態様は、情報処理装置、情報処理方法、端末装置、およびプログラムに関する。
従来、多数のコンテンツのうち、ユーザの嗜好に合ったコンテンツをリコメンドする技術が知られている。例えば特許文献1には、ユーザと繋がりのある人の嗜好に合ったコンテンツと、それに関連するコンテンツとの相関関係を可視化したグラフを用いてコンテンツをレコメンドすることが記載されている。
特許第5755168号公報
上述したコンテンツレコメンド装置は、ユーザ間の関連を利用してコンテンツをレコメンドしているため、対象ユーザが新規ユーザであった場合などのように、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合には、レコメンド情報を提供することができなかった。
本発明は、上記の課題に基づいてなされたものであり、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であってもレコメンド情報を提供することができる情報処理装置、情報処理方法、端末装置、およびプログラムを提供することを目的としている。
(1)上記の課題を解決するため、本発明の一態様の情報処理装置は、ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得する第1の取得部と、前記端末装置に提供可能な複数のコンテンツのそれぞれについて、前記コンテンツに含まれるコンテンツ要素を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第2の評価値を取得する第2の取得部と、前記複数のコンテンツのうち前記第1の評価値に近い前記第2の評価値を持つ前記コンテンツを優先して、前記端末装置に推薦する情報処理部と、を備える。
(2)本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記第2の取得部は、コンテンツの印象に係る複数の評価項目のそれぞれと、前記コンテンツ要素の特徴量とを紐付けするデータベースを参照して、前記コンテンツのそれぞれについて、前記評価項目ごとに前記第2の評価値を取得してよい。
(3)本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記第2の取得部は、前記コンテンツに関するテキストを前記コンテンツ要素として取得し、取得した前記テキストを形態素に分解し、分解した形態素の特徴量のそれぞれと前記コンテンツ要素の特徴量との類似度に基づいて、前記評価項目ごとに前記第2の評価値を取得してよい。
(4)本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記第2の取得部は、前記形態素の特徴量に、前記形態素の出現確率に基づく係数を用いて重み付けを行い、重み付けが行われた前記形態素の特徴量と前記コンテンツ要素の特徴量との類似度を演算してよい。
(5)本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記情報処理部は、前記第1の評価値に近い前記第2の評価値を持つ前記コンテンツを表す情報を複数含む一覧コンテンツを提供してよい。
(6)本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記情報処理部は、前記第1の評価値と、前記コンテンツに対応する前記第2の評価値とを並べて表示させるコンテンツを提供してよい。
(7)本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、ユーザが前記コンテンツを選択するための、前記評価項目以外の指標を評価した第3の評価値を取得する第3の取得部と、前記端末装置に提供可能な複数の第2のコンテンツのそれぞれについて、前記ユーザが前記コンテンツを選択するための、前記評価項目以外の指標を評価した第4の評価値を取得する第4の取得部と、前記情報処理部は、前記第3の評価値と前記第4の評価値とを並べて表示させるコンテンツを提供してよい。
(8)本発明の一態様の情報処理方法は、ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得し、前記端末装置に提供可能な複数のコンテンツのそれぞれについて、前記コンテンツに含まれるコンテンツ要素を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第2の評価値を取得し、前記複数のコンテンツのうち前記第1の評価値に近い前記第2の評価値を持つ前記コンテンツを優先して、前記端末装置に推薦する。
(9)本発明の一態様の端末装置は、ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第1の評価値、およびユーザに提供可能なコンテンツを要求する情報を送信する要求部と、を備える。
(10)本発明の一態様のプログラムは、端末装置を、ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得する取得部、前記取得部により取得された前記第1の評価値、およびユーザに提供可能なコンテンツを要求する情報を送信する要求部、として機能させる。
本発明の一態様によれば、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であっても、レコメンド情報を提供することができる。
第1の実施形態のコンテンツ提供システムの一構成例を示すブロック図である。 ユーザ端末装置の一構成例を示すブロック図である。 サービスサーバの一構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるユーザ端末装置とサービスサーバとの間のシーケンス図である。 サーバ評価値を演算する処理の一例を示すフローチャートである。 形態素辞書データベースの一例を示す図である。 評価辞書データベースの一例を示す図である。 サーバ評価値の一例を示す図である。 サービスサーバにおいてサーバ評価値を設定する際に表示する画面の一例を示す図である。 ユーザ端末装置においてユーザ評価値を設定する際に表示する画面の一例を示す図である。 ユーザ評価値を設定する処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ評価値の一例を示す図である。 ユーザ評価値を含む要求に基づいてコンテンツを取得する処理の一例を示すフローチャートである。 一覧コンテンツの一例を示す図である。 詳細情報コンテンツの一例を示す図である。 第2の実施形態におけるサービスサーバの一構成例を示すブロック図である。 サービスサーバにおいて第2のサーバ評価値を設定する際に表示する画面の一例を示す図である。 第1のユーザ評価値および第2のサーバ評価値を演算する処理の一例を示すフローチャートである。 第1のユーザ評価値および第2のサーバ評価値406Aの一例を示す図である。 詳細情報コンテンツの一例を示す図である。
以下、本発明を適用した情報処理装置、情報処理方法、端末装置、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
(実施形態の概要)
図1は、第1の実施形態のコンテンツ提供システム1の一構成例を示すブロック図である。コンテンツ提供システム1は、ユーザ端末装置100に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供サービスを実施する。本実施形態におけるコンテンツとは、例えば、書籍、あるいはあらすじや評論、台詞、歌詞などに関連付けられた映画や音楽などのような、テキストデータにより構成された、あるいはテキストデータに関連付けられたコンテンツである。コンテンツ提供システム1は、ユーザの要求に基づく第1の評価値を取得する。第1の評価値は、ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目ごとの値(情報)で表した情報である。また、コンテンツ提供システム1は、ユーザ端末装置100に提供可能な複数の第2のコンテンツのそれぞれについて、第2のコンテンツに含まれるコンテンツ要素の意味に基づく第2の評価値を取得する。第2の評価値は、コンテンツの印象に係る評価項目ごとの値(情報)を表す情報である。第2のコンテンツは、例えば、コンテンツサーバ300により登録されたコンテンツであり、コンテンツ提供サービスによりユーザに提供されるコンテンツである。コンテンツ提供システム1は、複数の第2のコンテンツのうち第1の評価値に近い第2の評価値を持つ第2のコンテンツを優先して、ユーザ端末装置100に推薦する。
第2の評価値は、例えば、小説等のコンテンツ内の文章や、映画や音楽のあらすじや評論文などに含まれる形態素(テキスト)を解析することで得られた値である。第1の評価値および第2の評価値は、コンテンツの印象を絶対評価した結果であると言い換えることができる。コンテンツの印象を絶対評価するため、コンテンツ提供システム1は、コンテンツ内の文章に含まれる形態素(テキスト)の意味がユーザに与える印象を数値化したデータベースを備える。形態素の意味がユーザに与える印象とは、例えば、SF、アクションなどのコンテンツが与えるイメージ、喜怒哀楽などの感情、文芸、社会、ビジネスなどのジャンル等であるが、これに限定されず、ユーザがコンテンツを検索する際の手掛かりとなるパラメータであればよい。データベースは、本実施形態において、「評価辞書データベース」と称する。評価辞書データベース(図7を参照)は、書籍において使用される形態素の特徴量に印象(SF、アクション、哀など)を特定する情報を対応付けて記憶する情報である。
コンテンツ提供システム1は、第1の評価値と第2の評価値というコンテンツの印象を絶対評価した値を用いてユーザにコンテンツを推薦することで、コンテンツ提供サービスのサービス提供者や、コンテンツを利用するユーザが主体となって、ユーザ間の関連情報を利用することなくコンテンツをレコメンドすることができる。この結果、コンテンツ提供システム1によれば、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であっても、レコメンド情報を提供することができる。
(第1の実施形態)
コンテンツ提供システム1は、図1に示すように、例えば、ユーザ端末装置100と、サービスサーバ200と、コンテンツサーバ300と、コンテンツデータ記憶装置310と、データベースサーバ400と、データベース記憶装置410とを備える。ユーザ端末装置100は、端末装置の一例である。サービスサーバ200は、情報処理装置の一例である。コンテンツ提供システム1は、例えば、ユーザ端末装置100と、サービスサーバ200と、コンテンツサーバ300と、データベースサーバ400とが、ネットワークNWに接続可能である。ネットワークNWに接続される各装置は、NIC(Network Interface Card)や無線通信モジュールなどの通信インターフェースを備えている。ネットワークNWは、例えば、無線基地局、Wi−Fiアクセスポイント、通信回線、プロバイダ、インターネットなどを含んでもよい。
なお、サービスサーバ200とコンテンツサーバ300とデータベースサーバ400との一部または全部は、統合されて一つの装置とされてもよい。コンテンツサーバ300とコンテンツデータ記憶装置310も、統合されて一つの装置とされてもよい。データベースサーバ400とデータベース記憶装置410も、統合されて一つの装置とされてもよい。
ユーザ端末装置100は、ユーザ(一般利用者)によって使用される装置である。サービスサーバ200は、コンテンツ提供サービスの管理者によって使用される装置である。コンテンツ提供サービスの管理者は、例えば、コンテンツ提供サービスを運営する組織のコンテンツ管理担当者である。ユーザ端末装置100は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置(通信装置)である。
ユーザ端末装置100は、ウェブブラウザなどのUA(User Agent)が起動し、所定の操作がなされることで、サービスサーバ200に例えばHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストなどの情報送信要求を送信する。そして、ユーザ端末装置100は、サービスサーバ200から返信された情報に基づいて表示画面を生成し、表示部に表示させる。サービスサーバ200から返信された情報は、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語で記述されたテキストデータや、スタイルシート、静止画像データ、動画データ、音声データなどを含むコンテンツである。なお、コンテンツを取得するための手段として、ウェブブラウザに代えて、コンテンツ提供サービス用のアプリケーションプログラムが使用されてもよい。
図2は、ユーザ端末装置100の一構成例を示すブロック図である。ユーザ端末装置100は、例えば、通信部102と、制御部104と、操作部106と、表示部108とを備える。通信部102は、例えば通信I/F回路である。通信部102は、ネットワークNWを介して、サービスサーバ200などとの間で通信を行う。操作部106は、例えば、タッチパネル等の操作デバイスにより実現される。操作部106は、ユーザの操作を受け付けて、操作内容を示す情報を制御部104に出力する。表示部108は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)表示装置などの表示装置である。表示部108は、コンテンツを選択、閲覧などをするための各種の画面をユーザに視認できるように表示する。制御部104は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、メモリに記憶されたプログラムを実行することで機能する。制御部104は、ユーザの操作を受け付けたことに応じて各種の要求をサービスサーバ200に送信する。制御部104は、サービスサーバ200から要求を受信した場合、当該要求に応じて処理を行う。
サービスサーバ200は、コンテンツ提供サービスを提供するサーバ装置である。サービスサーバ200は、ユーザ端末装置100からコンテンツの検索要求を受け付けることにより、ユーザに推薦するコンテンツ等を掲載したウェブページなどを作成する。サービスサーバ200は、ユーザ端末装置100からコンテンツの閲覧リクエストを受け付けることにより、当該閲覧リクエストに対するコンテンツをユーザ端末装置100に提供する。サービスサーバ200は、ユーザ端末装置100からコンテンツを閲覧または購入するリクエストを受け付けた場合に、当該コンテンツの決済処理などを行う。
図3は、サービスサーバ200の一構成例を示すブロック図である。サービスサーバ200は、例えば、通信部202と、制御部204とを備える。通信部202は、例えば通信I/F回路である。通信部202は、ネットワークNWを介して、ユーザ端末装置100、コンテンツサーバ300およびデータベースサーバ400との間で通信を行う。
制御部204は、例えば、サービス提供部210と、第1評価部212と、第2評価部214と、レコメンド処理部216とを備える。サービス提供部210、第1評価部212、第2評価部214、およびレコメンド処理部216は、例えば1つ、または複数のCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
サービス提供部210は、ユーザ端末装置100にコンテンツ提供サービスを提供するための処理を行う。サービス提供部210は、例えば、ユーザ端末装置100からの要求に基づくログイン処理、ユーザ端末装置100から各種の要求を受け付ける処理、各種の要求に基づいてユーザ端末装置100に各種のWebページを表示させる処理、ユーザ端末装置100により選択されたコンテンツを送信する処理などを行う。
第1評価部212は、第1の取得部の一例である。第1評価部212は、ユーザがユーザ端末装置100に入力した第1の評価値、あるいはユーザ端末装置100において過去に利用された一又は複数の第1のコンテンツに含まれるコンテンツ要素の意味に基づく第1の評価値を取得する。第2評価部214は、第2の取得部の一例である。第2評価部214は、ユーザ端末装置100に提供可能な複数の第2のコンテンツのそれぞれについて、第2のコンテンツに含まれるコンテンツ要素の意味に基づく第2の評価値を取得する。なお、第1評価部212と第2評価部214とは統合されて一つの機能であってよい。以下の説明において、第1のコンテンツを閲覧済コンテンツと記載し、第2のコンテンツを提供候補コンテンツと記載し、第1の評価値をユーザ評価値と記載し、第2の評価値をサーバ評価値と記載する。
レコメンド処理部216は、情報処理部の一例である。レコメンド処理部216は、複数の提供候補コンテンツのうちユーザ評価値に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツを優先して、ユーザ端末装置100に推薦する。レコメンド処理部216は、例えば、ユーザ評価値に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツほど、高い優先順位を付与する。これにより、レコメンド処理部216は、例えば、サービス提供部210によりレコメンドする提供候補コンテンツを一覧させるWebページを表示させる場合に、優先順位の高い提供候補コンテンツほどWebページの先頭に表示させることができる。
コンテンツサーバ300は、コンテンツを管理するサーバ装置である。コンテンツサーバ300は、新たなコンテンツがある場合、新たなコンテンツのコンテンツデータをコンテンツデータ記憶装置310に記憶する。コンテンツデータは、例えば、小説等におけるテキストデータであるが、これに限定されない。コンテンツデータは、は、映画や音楽における動画データおよび音声データと、これに関連付けられたあらすじや評論文、台詞、歌詞などに対応するテキストデータであってよい。
コンテンツデータ記憶装置310は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Elctrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)、或いはこれらを複数用いたハイブリッド型記憶装置により実現される。コンテンツデータ記憶装置310は、各種ネットワークを介してアクセス可能な外部記憶装置によって実現されてもよい。外部記憶装置の一例として、NAS(Network Attached Storage)装置が挙げられる。コンテンツデータ記憶装置310には、コンテンツデータが記憶される。また、コンテンツデータ記憶装置310には、コンテンツを紹介するための各種の情報が記憶される。コンテンツを紹介するための各種の情報は、例えば、コンテンツ名、著者、価格などの情報である。
データベースサーバ400は、データベースを管理するサーバ装置である。データベースは、サービスサーバ200がコンテンツ提供サービスを提供するための各種のデータベースである。各種のデータベースには、ユーザ情報に関するユーザ情報データベース、コンテンツを評価するための評価辞書データベースが含まれる。
データベース記憶装置410は、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、またはRAM、或いはこれらを複数用いたハイブリッド型記憶装置により実現される。データベース記憶装置410は、各種ネットワークを介してアクセス可能な外部記憶装置によって実現されてもよい。外部記憶装置の一例として、NAS装置が挙げられる。データベース記憶装置410には、ユーザに関するデータベース、コンテンツを評価するためのデータベースが記憶される。
図4は、第1の実施形態におけるユーザ端末装置100とサービスサーバ200との間のシーケンス図である。
ユーザ端末装置100は、コンテンツID(S1)をサービスサーバ200に送信する(ステップS100)。コンテンツIDは、ユーザ端末装置100が過去に閲覧したコンテンツを識別する情報の一例である。ユーザ端末装置100は、例えば、コンテンツを閲覧した場合に、コンテンツIDをサービスサーバ200に送信してもよく、コンテンツの購入等のためにダウンロードを要求すると共に、コンテンツIDを送信してもよい。なお、本実施形態において、サービスサーバ200がユーザの閲覧したコンテンツIDを取得できればよく、サービスサーバ200がユーザの閲覧履歴を格納したデータベース(不図示)に基づいてコンテンツIDを取得してもよい。
サービスサーバ200は、コンテンツID(S1)を取得したことに応じ、コンテンツIDに基づいて当該コンテンツIDに対応するサーバ評価値を取得し、取得したサーバ評価値(S2)をユーザ端末装置100に送信する(ステップS102)。
ユーザ端末装置100は、ユーザの操作を受け付けたことに応じてコンテンツの検索要求(S3)をサービスサーバ200に送信する(ステップS104)。ユーザ端末装置100は、検索要求(S3)とともに、サーバ評価値に基づくユーザ評価値をサービスサーバ200に送信する。
サービスサーバ200は、検索要求(S3)を受信したことに応じ、ユーザ評価値に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツを抽出する。サービスサーバ200は、抽出した提供候補コンテンツを表す情報を一覧形式で閲覧させる一覧コンテンツを生成し、生成した一覧コンテンツ(S4)をユーザ端末装置100に送信する(ステップS106)。
ユーザ端末装置100は、複数の提供候補コンテンツを紹介するため、一覧コンテンツを表示させる。ユーザ端末装置100は、提供候補コンテンツを選択する操作を受け付けたことに応じ、提供候補コンテンツの閲覧を要求するコンテンツ要求を生成し、生成したコンテンツ要求(S5)をサービスサーバ200に送信する(ステップS108)。
サービスサーバ200は、コンテンツ要求を受信したことに応じ、要求された提供候補コンテンツをサービスサーバ200に送信する(ステップS110)。ユーザ端末装置100は、提供候補コンテンツを受信したことに応じ、ユーザに提供候補コンテンツを閲覧させる(ステップS112)。
図5は、サーバ評価値を演算する処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートを参照して説明する処理は、第2評価部214において実行される。
第2評価部214は、未処理コンテンツがあるか否かを判定する(ステップS200)。このとき、第2評価部214は、コンテンツデータ記憶装置310に記憶されている提供候補コンテンツのうち、サーバ評価値が生成されていない提供候補コンテンツがあるか否かを判定する。第2評価部214は、サーバ評価値が生成されていない提供候補コンテンツがある場合(ステップS200:YES)、ステップS202に処理を進める。第2評価部214は、サーバ評価値が生成されていない提供候補コンテンツがない場合(ステップS200:NO)、本フローチャートの処理を終了する。
第2評価部214は、提供候補コンテンツからテキストを取得する(ステップS202)。第2評価部214は、取得したテキストを形態素に分離する(ステップS204)。形態素は、コンテンツ要素の一例である。なお、提供候補コンテンツから取得されるテキストは、本フローチャートの例では提供候補コンテンツに含まれるテキストの全文であるが、これに限定されず、テキストの一部、例えば、小説における後書き、書評、章ごとなどの区分された範囲であってよい。また、提供候補コンテンツから取得されるテキストは、コンテンツに含まれるテキストに限定されず、複数の形態素が含まれるテキストであれば、映像におけるあらすじや評論文、台詞、音楽における歌詞などのコンテンツに関するテキストなど、コンテンツに付随するテキストやコンテンツに関連するテキストであってよい。
第2評価部214は、分離した形態素および形態素辞書データベース402に基づいて、文章ベクトルを作成する(ステップS206)。図6は、形態素辞書データベース402の一例を示す図である。形態素辞書データベース402は、形態素を特定する情報と、形態素ベクトルと、IDF(Inverse document frequency)値とを対応付けた情報である。形態素を特定する情報は、例えば、テキストデータである。形態素ベクトルは、所定の次元数を有する情報であって、各次元に形態素特有の値を格納した情報である。すなわち、形態素ベクトルは、形態素の意味に基づく情報である。形態素ベクトルは、コンテンツ要素の特徴量の一例である。形態素ベクトルは、例えば、Word2vecにより生成された特徴量ベクトルである。IDF値は、形態素ベクトルの係数となる情報である。IDF値は、テキストデータに含まれる頻度が高い形態素ほど低い値に設定され、テキストデータに含まれる頻度が低い形態素ほど高い値に設定される。
形態素辞書データベース402は、例えば、データベース記憶装置410に格納される。第2評価部214は、データベースサーバ400を用いて、文章に含まれる形態素ごとに形態素ベクトルおよびIDF値を取得する。第2評価部214は、形態素ベクトルにIDF値を乗じ、IDF値が乗じられた形態素ベクトルを文章ごとに積算することで、文章ベクトルを作成する。
形態素辞書データベース402には、IDF値が格納されていなくてよい。この場合、第2評価部214は、データベースサーバ400を用いて、文章に含まれる形態素ごとに形態素ベクトルを取得する。第2評価部214は、形態素ベクトルを文章ごとに積算することで、文章ベクトルを作成する。
第2評価部214は、評価辞書データベース404を用いて、文章ベクトルと評価ベクトルとのコサイン類似度を測定する(ステップS208)。図7は、評価辞書データベース404の一例を示す図である。評価辞書データベース404は、形態素(テキスト)の意味がユーザに与える印象を数値化したデータベースに相当する。評価辞書データベース404は、例えば、評価項目と、形態素と、評価ベクトルとが対応付けられた情報である。評価項目は、例えば、コンテンツを評価する項目であって、形態素の意味がユーザに与える印象を表す情報である。評価項目としては、例えば、SF、アクション、および哀などが設定される。評価ベクトルは、評価辞書データベース404内において対応する形態素の形態素ベクトルと同じ情報である。第2評価部214は、ステップS206において作成した文章ベクトルと、評価辞書データベース404に登録された評価ベクトルそれぞれとのコサイン類似度を測定する。なお、第2評価部214はコサイン類似度を測定しているが、これに限定されず、文章ベクトルと評価ベクトルとがどの程度類似しているかを表す情報を取得できればよい。
第2評価部214は、評価項目ごとに類似度を平均する(ステップS210)。サービス提供部210は、例えば、評価項目としてのSFに対応する形態素が「宇宙」、「深海」、「ロボット」の3個である場合、「宇宙」の評価ベクトルと文章ベクトルとのコサイン類似度と、「深海」の評価ベクトルと文章ベクトルとのコサイン類似度と、「ロボット」の評価ベクトルと文章ベクトルとのコサイン類似度とを加算し、加算したベクトルを3で除算することで、当該文章ベクトルについて、評価項目ごとのコサイン類似度の平均値を取得する。第2評価部214は、他の評価項目についても、同様に類似度を平均することで、各文章ベクトルについて、評価項目ごとの類似度の平均値を取得する。さらに、第2評価部214は、ステップS202において取得したテキストに含まれる全ての文章ベクトルについて、評価項目ごとの類似度の平均値を取得する。この結果、第2評価部214は、未処理コンテンツについて、評価項目ごとの類似度の平均値を取得する。
第2評価部214は、未処理コンテンツについての評価項目ごとの類似度の平均値を、サーバ評価値として登録する(ステップS212)。図8は、サーバ評価値406の一例を示す図である。サーバ評価値406は、評価項目と、評価値とを対応付けた情報である。評価値は、評価項目ごとの類似度の平均値に相当する。サーバ評価値406は、提供候補コンテンツごとにデータベース記憶装置410に記憶される。
図9は、サービスサーバ200においてサーバ評価値を設定する際に表示する画面の一例を示す図である。サービスサーバ200は、コンテンツ提供サービスの管理者の操作を受け付けることで、サーバ評価値設定用のコンテンツ1000を表示させる。サーバ評価値設定用のコンテンツ1000には、対象となる提供候補コンテンツを表すコンテンツ代表画像1010と、評価項目欄1020と、自動設定開始ボタン1030と、登録ボタン1040とが含まれている。サーバ評価値設定用のコンテンツ1000は、例えば、新たな提供候補コンテンツがコンテンツデータ記憶装置310に記憶された場合において、コンテンツ提供サービス管理者が操作する端末装置によって表示される。評価項目欄1020には、評価項目に対するサーバ評価値を表示するためのスライダ1022が含まれている。サーバ評価値設定用のコンテンツ1000におけるスライダ1022は、サーバ評価値が入力されていない状態である。
サービスサーバ200は、自動設定開始ボタン1030を選択する操作を受け付けた場合に、対象となる提供候補コンテンツについて、図5を参照して説明したサーバ評価値を演算する処理を開始する。サービスサーバ200は、サーバ評価値を演算する処理が終了した場合、評価結果確認用のコンテンツ1000Aを表示させる。評価項目確認用のコンテンツ1000Aにおいて、スライダ1022aには、演算したサーバ評価値に対応する幅に亘って所定の色が付加されている。これにより、サービスサーバ200は、コンテンツ提供サービスの管理者にサーバ評価値を確認させる。
サービスサーバ200は、スライダ1022aに対してサーバ評価値を変更する操作を受け付けた場合、サーバ評価値の変更を受け付けると共に、所定の色が付加されている幅を変更する。そして、サービスサーバ200は、登録ボタン1040を選択する操作を受け付けた場合に、対象となる提供候補コンテンツに対応付けて、サーバ評価値を記憶する。
なお、サービスサーバ200は、サーバ評価値をサービスサーバ200により演算させずに、サーバ評価値を設定してよい。サービスサーバ200は、コンテンツ提供サービスの管理者の操作に基づいて、サーバ評価値設定用のコンテンツ1000のスライダ1022の幅方向の位置を指定する情報を受け付けることで、サーバ評価値を受け付ける。サービスサーバ200は、サーバ評価値を受け付けた状態で、登録ボタン1040を選択する操作を受け付けた場合に、対象となる提供候補コンテンツに対応付けて、サーバ評価値を記憶する。
コンテンツ代表画像1010と、評価結果欄1040とが含まれている。評価結果欄1040は、各評価項目のサーバ評価値1040aを含む。各サーバ評価値1040aは、コンテンツ提供サービス管理者の操作に基づいて、調整され得る。各サーバ評価値1040aは、例えば、スライド操作方向(図中の横方向)およびスライド操作量に基づいて調整され得る。
図10は、ユーザの要求をコンテンツの印象に係る評価項目ごとに設定する際に表示する画面の一例を示す図である。ユーザの要求は、例えば、提供候補コンテンツを要求する際に設定される。ユーザの要求は、サーバ評価値406と同様に、評価項目ごとに評価値を持つ情報である。
ユーザ端末装置100は、ユーザの操作を受け付けることで、図10(a)に示すような印象設定用のコンテンツ1100を表示させる。印象設定用のコンテンツ1100には、項目入力欄1110と、自動設定開始ボタン1120と、検索ボタン1130とが含まれている。印象設定用のコンテンツ1100は、例えば、ユーザが要求する印象に近い提供候補コンテンツを探す場合において、ユーザ端末装置100によって表示される。項目入力欄1110には、チェックボックス1112と、SF、アクション、哀といった評価項目名1114と、スライダ1116とが含まれている。評価項目名1114には、チェックボックス1112と、スライダ1116とがそれぞれ対応付けられている。ユーザが設定したい評価項目名1114に対応するチェックボックス1112は、ユーザの操作に基づいてチェックされる。ユーザが設定したい評価項目名1114に対応するスライダ1116aは、図10(b)に示すように、ユーザの操作に基づいて幅方向の位置が指定される。スライダ1116aにおける幅方向の位置は、ユーザの要求に相当する。
なお、図10(a)は、全てのチェックボックス1112がチェックされ、全てのスライダ1116が操作可能に表示されている例を示しているが、チェックボックス1112がチェックされていない場合にはスライダ1116をグレーアウトしてよい。チェックボックス1112がチェックされていない場合、ユーザ端末装置100は、チェックされていないチェックボックス1112に対応する評価項目についてユーザの要求をサービスサーバ200に送信しない。これにより、チェックボックス1112に対するチェックを外した評価項目については提供候補コンテンツの検索条件から外されることになる。
ユーザ端末100は、チェックボックス1112がチェックされ且つスライダ1116における幅方向の位置が指定された状態で、検索ボタン1130を選択する操作を受け付けた場合、ユーザ評価値を含む検索要求を生成し、サービスサーバ200に送信する。
ユーザ端末装置100は、任意のチェックボックス1112がチェックされた状態で、自動設定開始ボタン1120を選択する操作を受け付けた場合に、例えば閲覧済コンテンツに対応するコンテンツIDをサービスサーバ200に送信する。ユーザ端末装置100は、コンテンツIDに対応する閲覧済コンテンツについて演算されたサーバ評価値を取得したことに応じ、印象設定用のコンテンツ1100Aを表示させる。印象設定用のコンテンツ1100Aには、サーバ評価値に基づいて幅方向の位置が自動的に設定されたスライダ1116aを含む項目入力欄1100Aが含まれている。すなわち、各スライダ1116aの幅方向の位置は、スライド操作方向(図中の左右方向)およびスライド操作量に基づいて調整され得る。これにより、例えば、ユーザは、ユーザ評価値を変更することができる。その後、ユーザ端末100は、検索ボタン1130を選択する操作を受け付けた場合、ユーザ評価値を含む検索要求を生成し、サービスサーバ200に送信する。
図11は、ユーザ評価値を自動的に設定する処理の一例を示すフローチャートである。ユーザ端末装置100は、自動設定開始ボタン1120を選択する操作を受け付けた場合、ステップS302の処理を開始する。
ユーザ端末装置100は、上述したように、チェックボックス1112が選択された状態で、自動設定開始ボタン1120を選択する操作を受け付けた場合、未処理コンテンツがあるか否かを判定する(ステップS302)。すなわち、ユーザ端末装置100は、閲覧済コンテンツのうちサーバ評価値を取得していない閲覧済コンテンツがあるか否かを判定する。ユーザ端末装置100は、未処理コンテンツがない場合(ステップS302:NO)、ステップS310に処理を進める。ユーザ端末装置100は、未処理コンテンツがある場合(ステップS302:YES)、未処理コンテンツを選択する(ステップS304)。
ユーザ端末装置100は、選択した未処理コンテンツのコンテンツIDをサービスサーバ200に送信する。サービスサーバ200の第1評価部212は、コンテンツIDを受信した場合、コンテンツIDに対応する提供候補コンテンツのサーバ評価値を取得する。サービスサーバ200は、取得されたサーバ評価値を、ユーザ端末装置100に返送する。
ユーザ端末装置100は、サービスサーバ200から返送されたサーバ評価値を、未処理コンテンツに対応するサーバ評価値として取得する(ステップS306)。ユーザ端末装置100は、評価項目ごとに、既にサーバ評価値を取得している閲覧済コンテンツのサーバ評価値と未処理コンテンツに対応するサーバ評価値との平均を算出する(ステップS308)。ユーザ端末装置100は、ステップS304、ステップS306、およびステップS308の処理を、未処理コンテンツが無くなるまで繰り返す。
ユーザ端末装置100は、図10(b)に示すように、算出した評価項目ごとの平均値に基づいてスライダ1116aの幅方向の位置を変更する。これにより、ユーザ端末装置100は、印象設定用のコンテンツ1100に印象のパラメータを設定する(ステップS310)。
図12は、ユーザ評価値の一例を示す図である。ユーザ評価値100Aは、例えば、コンテンツIDと、評価項目と、評価値とを対応付けた情報である。コンテンツIDは、閲覧済コンテンツのコンテンツIDである。コンテンツIDは、例えば、ユーザ端末装置100に記憶されたコンテンツの閲覧履歴情報、またはデータベースサーバ400に管理されているコンテンツの閲覧履歴情報をダウンロードした情報に基づいて、ユーザ端末装置100により取得される。評価項目および評価値は、サービスサーバ200から取得した評価項目およびサーバ評価値である。
図13は、ユーザ評価値を含む要求に基づいて提供候補コンテンツを取得する処理の一例を示すフローチャートである。サービスサーバ200は、提供候補コンテンツを検索する要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS400)。サービスサーバ200は、提供候補コンテンツを検索する要求を受け付けていない場合(ステップS400:NO)、本フローチャートの処理を終了する。サービスサーバ200は、提供候補コンテンツを検索する要求を受け付けた場合(ステップS400:YES)、ユーザ端末装置100からユーザ評価値を取得済か否かを判定する(ステップS402)。サービスサーバ200は、ユーザ評価値を取得していない場合(ステップS402:NO)、ユーザ評価値を要求し(ステップS404)、ステップS402に処理を戻す。サービスサーバ200は、例えば、ユーザのコンテンツの閲覧履歴に登録されたコンテンツIDおよびサーバ評価値を含む要求をユーザ端末装置100に送信することで、ユーザ評価値を要求する。
サービスサーバ200は、ユーザ評価値を取得した場合(ステップS402:YES)、サーバ評価値をデータベース記憶装置410から取得する(ステップS406)。サービスサーバ200は、未処理コンテンツがあるか否かを判定する(ステップS408)。サービスサーバ200は、未処理コンテンツがない場合(ステップS408:NO)、処理をステップS414に進める。サービスサーバ200は、未処理コンテンツがある場合(ステップS408:YES)、図5のステップS200〜ステップS212と同様の処理を実行することで、未処理コンテンツのサーバ評価値を取得する(ステップS410)。次にサービスサーバ200は、未処理コンテンツのサーバ評価値を取得したか否かを判定する(ステップS412)。サービスサーバ200は、未処理コンテンツのサーバ評価値取得した場合(ステップS412:YES)、処理をステップS414に進める。サービスサーバ200は、未処理コンテンツのサーバ評価値を取得していない場合(ステップS412:NO)、ステップS410の処理を継続する。
なお、サービスサーバ200は、ユーザ評価値を取得した場合(ステップS402:YES)、ステップS408からステップS412までを実行せず、未処理コンテンツに対応するサーバ評価値を除いたサーバ評価値をデータベース記憶装置410から取得し、処理をステップS414に進めてもよい。
サービスサーバ200は、ユーザ評価値に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツをレコメンドする(ステップS414)。サービスサーバ200は、例えば、多数の提供候補コンテンツのうちユーザ評価値に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツを所定数抽出する。サービスサーバ200は、提供候補コンテンツを表す情報を一覧させる一覧コンテンツを提供する際に、ユーザ評価値に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツを表す情報ほど、一覧コンテンツの所定個所に表示させる。
図14は、一覧コンテンツの一例を示す図である。一覧コンテンツ1300は、ユーザの目に付きやすい所定個所であるコンテンツの左上領域に、ユーザ評価値に最も近いサーバ評価値を持つ、上位の提供候補コンテンツを表すコンテンツ画像1310を配置して表示させる。一覧コンテンツ1300は、コンテンツ画像1310のうちいずれかのコンテンツ画像1310が選択された場合、選択されたコンテンツ画像1310に対応する提供候補コンテンツの詳細情報コンテンツを表示させる。
図15は、詳細情報コンテンツの一例を示す図である。詳細情報コンテンツ1400は、提供候補コンテンツの表紙画像1410、提供候補コンテンツのコンテンツ名等の商品情報1412、ボタン群1420、商品紹介文1430、詳細データ1440、対応デバイス情報1450を表示させる。ボタン群1420は、例えば、ユーザの操作に基づいて選択された場合に、提供候補コンテンツを購入する、カートに入れる、取り置きする、立ち読みするという各種の要求に応じた処理を行うためのアイコンである。詳細データ1440には、詳細情報1442と、評価値画像1444とが含まれる。
評価値画像1444は、ユーザが要求した印象と、ユーザが選択した提供候補コンテンツのサーバ評価値とを並べて視認させるための画像である。評価値画像1444は、ユーザが選択した評価項目ごとに表示される。例えば、図12における印象設定用のコンテンツ1100において項目として「SF」、「アクション」、および「哀」に対応するチェックボックス1112をチェックしたことにより、評価値画像1444には、「SF」についてユーザが要求した印象およびサーバ評価値、「アクション」についてユーザが要求した印象およびサーバ評価値、および「哀」についてユーザが要求した印象およびサーバ評価値が含まれる。これにより、ユーザは、自身が選択した評価項目において、自身が要求する印象と、一覧コンテンツ1300から選択した提供候補コンテンツの評価や印象とを比較して、当該提供候補コンテンツを購入するか否かを検討することができる。
以上説明したコンテンツ提供システム1によれば、ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値(ユーザ評価値)を取得する第1評価部212と、ユーザ端末装置100に提供可能な複数の提供候補コンテンツのそれぞれについて、提供候補コンテンツに含まれるコンテンツ要素を、提供可能コンテンツの印象に係る評価項目で表す第2の評価値(サーバ評価値)を取得する第2評価部214と、複数の提供候補コンテンツのうち第1の評価値に近い第2の評価値を持つ提供候補コンテンツを優先して、ユーザ端末装置100に推薦するレコメンド処理部216と、を備える。第1の評価値は、ユーザの要求に基づく情報であり、第2の評価値は、形態素の意味に基づく情報であってコンテンツの印象を絶対評価した情報である。これにより、コンテンツ提供システム1によれば、ユーザの要求またはユーザが過去に閲覧したコンテンツの印象を絶対評価した結果と、提供候補コンテンツの印象を絶対評価した結果とを比較することで、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であっても、レコメンド情報を提供することができる。
具体的に、コンテンツ提供システム1によれば、コンテンツの印象に係る複数の評価項目のそれぞれと、コンテンツ要素の特徴量とを紐付けする評価辞書データベース404を参照して、提供候補コンテンツのそれぞれについて、評価項目ごとにサーバ評価値を取得するので、評価項目ごとに提供候補コンテンツの印象を絶対評価することができる。
また、コンテンツ提供システム1によれば、形態素ベクトルに、形態素の出現確率に基づく係数(IDF値)を用いて重み付けを行い、重み付けが行われた形態素ベクトルを積算することによって得られた文章ベクトルと、評価辞書データベース404における形態素ベクトルとの類似度を演算するので、文章が複雑になった場合においても提供候補コンテンツの印象を表すサーバ評価値を演算することができる。
さらに、コンテンツ提供システム1によれば、ユーザが要求した印象に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツを表す情報を複数含む一覧コンテンツ1300を提供するので、ユーザの嗜好に近い提供候補コンテンツを推薦することができ、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であっても、レコメンド情報を提供することができる。
さらに、コンテンツ提供システム1によれば、ユーザが要求した印象とサーバ評価値とを並べて表示させることができるので、ユーザが過去に閲覧したコンテンツの印象と、選択した提供候補コンテンツの印象とを比較することができ、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であっても、レコメンド情報を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ部分については同一符号を付することにより詳細な説明を省略する。
図16は、第2の実施形態におけるサービスサーバの一構成例を示すブロック図である。第2の実施形態のコンテンツ提供システム1において、サービスサーバ200Aは、ユーザが提供候補コンテンツを選択するための、印象に係る評価項目以外の指標(以下、単に「指標」と記載する。)を評価した第3の評価値を取得する第3評価部(第3の取得部)220と、ユーザ端末装置100に提供可能な複数の提供候補コンテンツのそれぞれについて、ユーザが提供候補コンテンツを選択するための指標を評価した第4の評価値を取得する第4評価部(第4の取得部)222と、を備える。レコメンド処理部216Aは、第1の実施形態と同様に提供候補コンテンツを推薦すると共に、第3の評価値と第4の評価値とを並べて表示させるコンテンツを提供する。
第3評価部220、第4評価部222およびレコメンド処理部216Aは、例えば1つ、または複数のCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
第3の評価値は、例えば、提供候補コンテンツの価格、発売からの経過日数、提供候補コンテンツの購入者数という指標毎にユーザの要求を表した値である。第4の評価値は、提供候補コンテンツについて、指標を評価した値である。
以下の説明において、印象に係る評価項目ごとにユーザの要求を表した情報を第1のユーザ評価値と記載し、評価項目以外の指標を評価した値を第2のユーザ評価値と記載し、提供候補コンテンツのコンテンツ要素を評価したサーバ評価値を第1のサーバ評価値と記載し、提供候補コンテンツの評価項目以外の指標を評価した値を第2のサーバ評価値と記載する。
図17は、ユーザの要求をコンテンツの印象に係る評価項目ごと、および指標ごとに設定する際に表示する画面の一例を示す図である。
ユーザ端末装置100は、ユーザの操作を受け付けることで、図17(a)に示すような印象設定用のコンテンツ1100を表示させる。印象設定用のコンテンツ1100には、項目入力欄1110と、自動設定開始ボタン1120と、検索ボタン1130とが含まれている。印象設定用のコンテンツ1100は、例えば、ユーザが要求する印象および指標に近い提供候補コンテンツを探す場合において、ユーザ端末装置100によって表示される。項目入力欄1110には、チェックボックス1112、評価項目名1114、およびスライダ1116が対応付けられ、さらに、チェックボックス1112A、指標名1114A、およびスライダ1116Aが対応付けられている。
ユーザが設定したい評価項目名1114に対応するチェックボックス1112は、ユーザの操作に基づいてチェックされる。ユーザが設定したい評価項目名1114に対応するスライダ1116aは、図17(b)に示すように、ユーザの操作に基づいて幅方向の位置が指定される。スライダ1116における幅方向の位置は、ユーザの要求に相当する。ユーザが設定したい指標名1114Aに対応するチェックボックス1112Aは、ユーザの操作に基づいてチェックされる。ユーザが設定したい指標名1114Aに対応するスライダ1116Aaは、図17(b)に示すように、ユーザの操作に基づいて幅方向の位置が指定される。スライダ1116Aaにおける幅方向の位置は、ユーザの要求に相当する。
なお、チェックボックス1112Aがチェックされていない場合、ユーザ端末装置100は、チェックされていないチェックボックス1112Aに対応する指標についてユーザの要求をサービスサーバ200Aに送信しない。これにより、チェックボックス1112Aに対するチェックを外した指標については提供候補コンテンツの検索条件から外されることになる。
ユーザ端末100は、チェックボックス1112または1112Aがチェックされ且つスライダ1116または1116Aにおける幅方向の位置が指定された状態で、検索ボタン1130を選択する操作を受け付けた場合、第1および第2のユーザ評価値を含む検索要求を生成し、サービスサーバ200Aに送信する。
ユーザ端末装置100は、任意のチェックボックス1112、1112Aがチェックされた状態で、自動設定開始ボタン1120を選択する操作を受け付けた場合に、例えばコンテンツIDをサービスサーバ200Aに送信する。ユーザ端末装置100は、コンテンツIDに対応する閲覧済コンテンツについて演算された第1および第2のサーバ評価値を取得したことに応じ、印象設定用のコンテンツ1100Aを表示させる。印象設定用のコンテンツ1100Aには、サーバ評価値に基づいて幅方向の位置が自動的に設定されたスライダ1116a、1116Aaを含む項目入力欄1100Aが含まれている。すなわち、各スライダ1116a、1116Aaの幅方向の位置は、スライド操作方向(図中の左右方向)およびスライド操作量に基づいて調整され得る。これにより、例えば、ユーザは、第1および第2のユーザ評価値を変更することができる。その後、ユーザ端末100は、検索ボタン1130を選択する操作を受け付けた場合、第1および第2のユーザ評価値を含む検索要求を生成し、サービスサーバ200に送信する。
サービスサーバ200Aは、第1のユーザ評価値と第2のユーザ評価値とに近い第1のサーバ評価値と第2のサーバ評価値とを持つ提供候補コンテンツをレコメンドするために、提供候補コンテンツを一覧させる一覧コンテンツを提供してもよい。サービスサーバ200Aは、一覧コンテンツに含まれるいずれかのコンテンツ画像が選択された場合、選択されたコンテンツ画像に対応する提供候補コンテンツの詳細情報コンテンツを表示させる。
図18は、第1のサーバ評価値および第2のサーバ評価値を演算する処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートを参照して説明する処理は、第2評価部214および第4評価部222において実行される。第2評価部214は、第1の実施形態において図5を参照して説明したように、ステップS200からステップS212までの処理を行う。
ステップS214において、第4評価部222は、第2のサーバ評価値を演算し、演算した第2のサーバ評価値を、提供候補コンテンツに対応付けてデータベース記憶装置410に記憶する。これにより、第4評価部222は、第2のサーバ評価値を登録する。
第4評価部222は、選択された指標について、第2のサーバ評価値を演算する。第4評価部222は、例えば、全ての提供候補コンテンツの価格の平均値に対する、未処理コンテンツの価格の類似度を演算することで、第2のサーバ評価値を演算する。第4評価部222は、発売日からの経過日数、および購入者数といった他の指標についても、同様に類似度を演算することで、各指標について第2のサーバ評価値を演算する。また、別の例では、第4評価部222は、全ての提供候補コンテンツの価格のうちの最大値に対する、未処理コンテンツの価格の割合を演算することで、第2のサーバ評価値を演算してよい。第4評価部222は、発売日からの経過日数、および購入者数といった他の指標についても、同様に、最大値に対する割合を演算することで、各指標について第2のサーバ評価値を演算してよい。また、別の例では、第4評価部222は、あらかじめ想定した平均値に対する、未処理コンテンツの価格の類似度を演算することで、第2のサーバ評価値を演算してよい。第4評価部222は、発売日からの経過日数、および購入者数といった他の指標についても、同様に類似度を演算することで、各指標について第2のサーバ評価値を演算してよい。また、別の例では、第4評価部222は、あらかじめ想定した最大値に対する、未処理コンテンツの価格の割合を演算することで、第2のサーバ評価値を演算してよい。第4評価部222は、発売日からの経過日数、および購入者数といった他の指標についても、同様に、最大値に対する割合を演算することで、各指標について第2のサーバ評価値を演算してよい。図19は、第1のサーバ評価値および第2のサーバ評価値の一例を示す図である。第1のサーバ評価値および第2のサーバ評価値は、提供候補コンテンツごとに登録される情報であって、評価項目および指標と、評価値とを対応付けた情報である。
図20は、詳細情報コンテンツの一例を示す図である。詳細情報コンテンツ1400Aは、提供候補コンテンツの表紙画像1410、提供候補コンテンツのコンテンツ名等の商品情報1412、ボタン群1420、商品紹介文1430、詳細データ1440A、対応デバイス情報1450を表示させる。詳細データ1440には、詳細情報1442と、評価値画像1444aおよび1444bとが含まれる。評価値画像1444aは、第1のユーザ評価値と、ユーザが選択した提供候補コンテンツの第1のサーバ評価値とを並べて視認させるための画像である。評価値画像1444bは、第2のユーザ評価値と、ユーザが選択した提供候補コンテンツの第2のサーバ評価値とを並べて視認させるための画像である。
以上説明したように、第2の実施形態のコンテンツ提供システム1によれば、コンテンツ要素に関連する第1のユーザ評価値および第1のサーバ評価値と、指標に関連する第2のユーザ評価値および第2のサーバ評価値とをユーザに確認させることができる。これにより、コンテンツ提供システム1によれば、コンテンツの印象および指標について、ユーザの嗜好に近い提供候補コンテンツを推薦することができ、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であっても、レコメンド情報を提供することができる。
(変形例)
上述した実施形態において、ユーザの操作に基づいてユーザの要求を評価項目で設定する、またはユーザ端末装置100内でユーザ評価値を演算するが、これに限定されず、サービスサーバ200および200Aによりユーザ評価値を演算してもよい。サービスサーバ200および200Aは、例えば、ユーザのコンテンツの閲覧履歴に基づいて、閲覧済コンテンツのサーバ評価値を平均化することで、ユーザ毎にユーザ評価値を演算する。サービスサーバ200および200Aは、演算したユーザ評価値を、ユーザIDに紐付けてデータベース記憶装置410に記憶する。
サービスサーバ200および200Aは、例えば、コンテンツ提供サービスのログイン時に、ユーザ端末装置100を認証することで、ユーザIDを特定する。そして、サービスサーバ200および200Aは、ユーザ端末装置100からコンテンツの検索要求を受信した場合、ユーザIDに紐付けられたユーザ評価値を取得し、取得したユーザ評価値に近いサーバ評価値を持つ提供候補コンテンツを所定数抽出する。サービスサーバ200および200Aは、抽出した提供候補コンテンツを表す情報を含む一覧コンテンツを生成して、ユーザ端末装置100に送信する。これにより、サービスサーバ200および200Aは、ユーザに要求を入力させず、且つユーザ端末装置100においてユーザ評価値を演算させない場合において、対象ユーザに関するユーザ間の関連の情報が取得できない場合であってもレコメンド情報を提供することができる。
なお、本発明の一態様におけるユーザ端末装置100、サービスサーバ200および200A、コンテンツサーバ300、およびデータベースサーバ400において動作するプログラムは、本発明の一態様に関わる上記の各実施形態や変形例で示した機能を実現するように、1つ、または複数の、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これらの各装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の各種ストレージに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われても良い。
なお、上述した各実施形態や変形例におけるユーザ端末装置100、サービスサーバ200および200A、コンテンツサーバ300、およびデータベースサーバ400それぞれの一部又は全部を1つ、または複数のプロセッサを備えたコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ユーザ端末装置100、サービスサーバ200および200A、コンテンツサーバ300、およびデータベースサーバ400に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した各実施形態や変形例におけるユーザ端末装置100、サービスサーバ200および200A、コンテンツサーバ300、およびデータベースサーバ400それぞれの一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。また、上述した各実施形態や変形例におけるユーザ端末装置100、サービスサーバ200および200A、コンテンツサーバ300、およびデータベースサーバ400の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法は、LSIに限らず専用回路、および/または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の一態様として各実施形態や変形例に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は各実施形態や変形例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態や変形例に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
例えば、上記各実施形態や各変形例の一部または全部を組み合わせることで本発明の一態様を実現してもよい。
1…コンテンツ提供システム、100…ユーザ端末装置、200、200A…サービスサーバ、300…コンテンツサーバ、310…コンテンツデータ記憶装置、400…データベースサーバ、410…データベース記憶装置、102、202…通信部、104、204、204A…制御部、106…操作部、108…表示部、210…サービス提供部、212…第1評価部、214…第2評価部、216、216A…レコメンド処理部、220…第3評価部、222…第4評価部、402…形態素辞書データベース、404…評価辞書データベース、406…サーバ評価値、100A…ユーザ評価値

Claims (10)

  1. ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得する第1の取得部と、
    前記端末装置に提供可能な複数のコンテンツのそれぞれについて、前記コンテンツに含まれるコンテンツ要素を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第2の評価値を取得する第2の取得部と、
    前記複数のコンテンツのうち前記第1の評価値に近い前記第2の評価値を持つ前記コンテンツを優先して、前記端末装置に推薦する情報処理部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記第2の取得部は、コンテンツの印象に係る複数の評価項目のそれぞれと、前記コンテンツ要素の特徴量とを紐付けするデータベースを参照して、前記コンテンツのそれぞれについて、前記評価項目ごとに前記第2の評価値を取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の取得部は、前記コンテンツに関するテキストを前記コンテンツ要素として取得し、取得した前記テキストを形態素に分解し、分解した形態素の特徴量のそれぞれと前記コンテンツ要素の特徴量との類似度に基づいて、前記評価項目ごとに前記第2の評価値を取得する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の取得部は、前記形態素の特徴量に、前記形態素の出現確率に基づく係数を用いて重み付けを行い、重み付けが行われた前記形態素の特徴量と前記コンテンツ要素の特徴量との類似度を演算する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理部は、前記第1の評価値に近い前記第2の評価値を持つ前記コンテンツを表す情報を複数含む一覧コンテンツを提供する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理部は、前記第1の評価値と、前記コンテンツに対応する前記第2の評価値とを並べて表示させるコンテンツを提供する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  7. ユーザが前記コンテンツを選択するための、前記評価項目以外の指標を評価した第3の評価値を取得する第3の取得部と、
    前記端末装置に提供可能な複数の第2のコンテンツのそれぞれについて、前記ユーザが前記コンテンツを選択するための、前記評価項目以外の指標を評価した第4の評価値を取得する第4の取得部と、
    前記情報処理部は、前記第3の評価値と前記第4の評価値とを並べて表示させるコンテンツを提供する、請求項1から6のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得し、
    前記端末装置に提供可能な複数のコンテンツのそれぞれについて、前記コンテンツに含まれるコンテンツ要素を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第2の評価値を取得し、
    前記複数のコンテンツのうち前記第1の評価値に近い前記第2の評価値を持つ前記コンテンツを優先して、前記端末装置に推薦する、
    情報処理方法。
  9. ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第1の評価値、およびユーザに提供可能なコンテンツを要求する情報を送信する要求部と、
    を備える、端末装置。
  10. 端末装置を、
    ユーザの要求を、コンテンツの印象に係る評価項目で表す第1の評価値を取得する取得部、
    前記取得部により取得された前記第1の評価値、およびユーザに提供可能なコンテンツを要求する情報を送信する要求部、
    として機能させる、プログラム。
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