JP2019080090A - グループ配信するシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】危険に遭遇した場合に、危険情報を配信する登録メンバーを増やそうとしても、潜在的にストーカーも含まれる可能性を高めない、ストーカーを外して配信するグループ配信システムを提供する。【解決手段】システムは、登録メンバーに対して、優先順位の高低を決めてグループ分けし、次に自端末と他端末との携帯端末間の距離を基に、配信エリアを設定し、前記グループの選択又は前記配信エリアの設定で選ばれた端末群に、情報をグループ配信し、さらに配信端末目標数を設定することで、優先順位に従ってグループ選択を優先させるか又は自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させるかの条件により、端末群を決定させ、グループ配信する。【選択図】図1

Description

本発明は、登録メンバーに対して、優先順位の高低を決めてグループ分けし、次に自端末と他端末との携帯端末間の距離を基に、配信エリアを設定し、前記グループの選択、又は前記配信エリアの設定で選ばれた端末群に、情報をグループ配信したり、又さらに配信端末目標数を設定したりすることで、優先順位に従ってグループ選択を優先させるか、又は自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させるか、の条件により、端末群を決定させ、グループ配信するシステムと方法に関するものである。
従来は、危険に遭遇した場合、予め登録された家族メンバーに対して、危険情報を配信していた。さらに登録メンバーを増やそうとすると、潜在的にストーカーも含まれている可能性が高まる。もし含まれておれば、配信される危険情報が、登録メンバーである該ストーカーを誘き寄せることになる。
本発明に関係する、携帯端末を利用した危険情報通知システムとして、特許文献1を挙げた。特許文献1は、分散型の通信ネットワークにおいて、位置情報をGPSで取得し、距離算出して、配信相手となる端末群を選定する。そして、選定された端末群に非常時の危険情報が連続で配信される。しかしながら配信相手として、潜在的なストーカーを選定している可能性がある。
特許第6106352号公報
従来の危険通知方式は、通知者の緊急時や非常事態に陥ったときに、予め登録された通知先に、危険情報を送ったり、救援を要請したりする。多くの人が救援に駆けつけてくれるようにと、登録メンバーを増やそうとすると、潜在的にストーカーも含まれている可能性が高まる。つまり、危険情報が配信されれば、そのことで該ストーカーを誘き寄せるかもしれない。そこで、本発明は、上記ストーカーを外して配信することによって、前記通知者自身を守ることを課題とする。
本発明者は、前者の課題を解決する方法については、登録メンバーを「家族(Aグループとする)」及び「友人(Bグループとする)」、「教育機関や企業、諸団体(Cグループとする)」、「アプリ登録メンバー(Dグループとする)」というように2つ以上のグループ分けを行い、通知者の危険のレベルに合せて優先順位によって配信グループを追加していく方式に解決の術を見出した。教育機関や公共団体、企業、諸団体などの所属組織であれば、個人情報が特定できるので、配信しても、それが潜在的なストーカーを誘き寄せる可能性が少なく、より安全な危険通知システムが構築できる。このような解決する方法を見出し、本発明を完成させた。
本発明は、グループ配信のシステムと方法からなる。
上記の課題を解決するため、本発明のグループ配信システムは、携帯端末群に対して、自端末が配信するグループ配信システムであって、該携帯端末群を優先順位別にグループ分けする、グループ分け手段と、自端末と他端末間の距離をGPSで算出する、距離算出手段と、該自端末と他端末間の距離により配信エリアを設定する、配信エリア設定手段と、前記優先順位に従って前記グループを選択する、グループ選択手段と、前記配信エリア設定手段と前記グループ選択手段を用いて、選ばれた配信エリアとグループから他端末を選択する、端末選択手段と、該端末選択手段によって選択された前記他端末に情報を配信する、情報配信手段と、を備えていることを特徴とする。
又、本発明のグループ配信方法は、携帯端末群に対して、自端末が配信するグループ配信方法であって、該携帯端末群を優先順位別にグループ分けする、グループ分けステップと、自端末と他端末間の距離をGPSで算出する、距離算出ステップと、該自端末と他端末間の距離により配信エリアを設定する、配信エリア設定ステップと、前記優先順位に従って前記グループを選択する、グループ選択ステップと、前記配信エリア設定ステップと前記グループ選択ステップを用いて、選ばれた配信エリアとグループから他端末を選択する、端末選択ステップと、該端末選択ステップによって選択された前記他端末に情報を配信する、情報配信ステップと、を備えていることを特徴とする。
本発明は、優先順位別にグループ分けされた携帯端末群に対して、自端末と他端末間の距離により、配信エリアを設定することと、又、優先順位に従って、前記グループを選択することで、最終的に選ばれた配信エリアとグループとから他端末を選択していく方式を採用している。この方式であれば、潜在的なストーカーに出会う可能性も低くなり、前記自端末を持つ通知者自身を安全に守ることができる。
本発明のグループ配信の配信方式1から5の機能比較図である。 本発明の配信方式1である、グループ別に異なる情報を配信させる概念図である。 グループ別に異なる情報を配信させる時の端末群データベース例を示した図である。 本発明の配信方式2である、グループ別に同一の情報を配信させる概念図である。 グループ別に同一の情報を配信させる時の端末群データベース例を示した図である。 本発明の配信方式3である、グループ選択を優先させる概念図である。 グループ選択優先で配信エリア増減時の端末群データベース例を示した図である。 グループ選択優先で配信端末群を決定するフローチャート図である。 本発明の配信方式4である、配信エリア設定を優先させる概念図である。 配信エリア設定優先でグループ追加時の端末群データベース例を示した図である。 配信エリア設定優先で配信端末群を決定するフローチャート図である。 本発明の配信方式5である、複数の仮想の自端末を中心とする、配信エリア例(a)、と配信される情報の表示例(b)を示した図である。 管理サーバ内に構築される、複数の仮想の自端末の端末群データベース例を示した図である。
次に本発明の実施形態について図面を用い説明する。ただし、これから述べる配信グループは、携帯端末を所持し、端末群データベース(たとえば図3参照)に登録され、端末群は、基地局や無線アクセスポイントを介した通常ネットワークと無線アドホックネットワークの環境下にあって、グループ通信できるとする。
配信グループについては、通知者の危険レベルに関係なく常時配信したい「家族」や、近くにいるときは救援コールを配信したい「友人」というように、後述する実施形態1から実施形態4においては、Aグループ(家族)、Bグループ(友人)、Cグループ(教育機関・企業・団体)、Dグループ(アプリ登録メンバー)の4つのグループに区分され、しかもA(高)からD(低)と優先順位付けされているとする。この場合のグループ分けは、端末群データベースの例では、端末IDの先頭桁を用い、グループ別にA、B、C、Dの英字を付与して表している。なお、実施形態5においては、利用料金の高低でゴールド、シルバー、配信なしの3つのグループに区分している。
図1は、本発明のグループ配信の配信方式1から5の機能比較図である。項目「端末目標数設定の有無」「グループと配信エリアの操作」「配信情報の同異」「配信情報の内容」の4つの観点から、次の5つの配信方式に分けている。
<配信端末目標数を設定しない場合>
配信方式1:配信エリアを固定し、優先順位の高低グループごとに異なる情報を配信する。
配信方式2:優先順位の高低グループごとに配信エリアを設定し、同じ情報を配信する。
<配信端末目標数を設定する場合(同じ情報を配信)>
配信方式3:優先順にグループの選択を優先させ、同一の優先グループで配信エリアを増減させて目標数の端末を選ぶ。
配信方式4:自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させ、同一の配信エリアで優先順にグループを追加させて目標数の端末を選ぶ。
このように、配信方式1および2、と、配信方式3および4は、配信端末目標数設定の有無によって、大別される。
配信方式5:優先順位の高低グループごとに配信エリアを設定し、なおかつ異なる情報を配信する。また配信端末目標数を設定していない。つまり、配信方式1と2の双方の特徴を採用する。
なお、配信方式3と4で配信端末目標数の設定が必要になるのは、通知者が危険に遭遇したときに、救援者の人数をある程度、確保したいがためである。
以下、配信方式1から4の配信する内容を「危険情報」とし、それぞれ実施形態1から4に説明する。その後、配信方式5の応用として、配信する内容を「施設の込み具合やイベント情報など」とし、テーマパークにおける配信例を実施形態5に説明する。
説明は、まず、実施形態1および2からである。形態1は配信エリアを固定して優先順位の高低グループごとに配信情報を変える。形態2は優先順位の高低グループごとに情報が届く配信エリアを変える。ただし配信情報は同一である。実施形態1および2の説明図は、それぞれ図2および3、と、図4および5である。
実施形態1と実施形態2では、配信端末目標数を設定しない。
<実施形態1>
配信エリアを固定して、エリア内のすべての登録メンバーに情報を配信する。ただし最上位のグループには得られた情報すべてを配信するが、下位のグループには情報の質を落として配信する。このようにグループごとの漸減的情報の配信を意識したのが、形態1である。
図2で形態1を説明する。同図は、同じ配信エリア内で、グループ別に異なる情報を配信させる概念図である。Aグループから順に優先順位を下げ、Dグループが最下位の優先グループである。Aグループの所属人数は3名、Bグループのそれは10名、Cグループのそれは20名、Dグループのそれは30名とする。これら人数は、図8を除く、図2から図10で用いる人数でもある。
図2で配信エリアを半径50kmと固定する。配信エリア内に入る人数は、斜線部で示したように、最上位のAグループは2名、上位のBグループは8名、下位のCグループは6名、最下位のDグループは20名である。
ここで配信エリアとは、通知者から救援コールがあったときに駆けつけることのできる、通知者(自端末)を中心とするエリアのことをいう。車を利用するとして、30分以内は距離にして50km以内である。
配信情報はグループで異なる。図2の、配信エリア内に入っている、Aグループには最上位の、Bグループには上位の、Cグループには下位の、Dグループには最下位の、情報をそれぞれ提供する。たとえば、Aグループには通知者の周辺画像を含め全危険情報が、Bグループには通知者の移動経路情報が、Cグループには通知者の位置情報のみ、Dグループには情報を配信しない、という配信情報の区別が考えられる。
このように優先順位別に異なる情報を配信することで、助けに行かなければいけないという受け手の心理的負担を軽減できる。下位のグループに区分けされているが、本当に救援に行きたい人の場合、下位では配信される情報が少ないので、友人に電話で問い合わせたりして、別の手立てで情報を仕入れなければならない。
図3は、グループ別に異なる情報を配信させる時の端末群データベース例を示した図である。Dグループ(アプリ登録メンバー)34からAグループ(家族)31へとグループが下に行くほど、優先順位が高いことを示す。これら優先順位付けは、図8を除く、図4から図10で用いる優先順位付けと同様である。
同図の項目「距離フラグ」72は、配信エリア内の携帯端末を選択するのに使われる。まず端末群の位置情報GPSから、通知者(自端末)と他端末群との距離数を求める。次に配信エリア20(図2参照)、たとえば50kmとの比較を行う。そして半径50km以内にある携帯端末群の距離フラグ72をON(1)にする。次にON(1)になっている端末に対して、グループごとに異なる情報を配信する。
配信端末を選択するに当たっては、通知者が他端末群に一定間隔の連続で危険情報を配信する場合、登録メンバーの大半は移動している可能性が高い。そこで、位置情報の確認は定期的に行う。配信する前に逐次、通知者(自端末)と他端末群との距離数を求め、配信距離との比較で距離フラグ72をON(1)・OFF(0)している。
なお今後、配信エリアの符号として、20a(最小)、20b(中途)、20c(最大)と使い分けするが、配信エリアを総称する場合は、配信エリア20とする。
<実施形態2>
実施形態2の考えは、優先順位の高いグループには、遠くても救援に駆けつけて欲しい。優先順位が低くなると、遠距離で救援に駆けつけてもらうには心苦しい。最下位のグループには救援を要求しないので配信しない。という通知者の気持ちに配慮したものである。
実施形態2は形態1と同様、配信端末目標数を設定しない。違うのは、優先順位の高低グループごとに配信エリアを設定するための距離数を複数個存在させる。そして選定された端末に配信する情報は、同一ということである。
図4は、異なった配信エリア内で、グループ別に同一の情報を配信させる概念図である。優先順位の高低グループごとに配信エリアを設定するための距離数を複数個存在させる。同図の場合、優先順位が最上位グループのAから最下位グループのDまで、配信エリア設定のための距離数は、それぞれ70km、60km、50km、0kmとしている。
同図(a)では、Aグループの端末は70kmとの比較を行うため、3名すべてに配信される。同図(b)では、Bグループの端末は60kmとの比較を行うため、10名中8名に配信される。同図(c)では、Cグループの端末は50kmとの比較を行うため、20名中4名に配信される。Dグループの端末は0kmとの比較を行うため、いずれにも配信されない。ただし斜線部は配信可能な端末で、斜線部内に人数も示している。
図5は、グループ別に同一の情報を配信させる時の端末群データベース例を示した図である。同図の項目「距離フラグ」72は、配信エリア内の携帯端末を選択するのに使われる。「距離数」73はグループごとに距離数を複数個存在させる。具体的には、同図のように、0、50、60、70の数値を、この項目で上側から設定する。
まず端末群の位置情報GPSから、通知者の持つ自端末と他端末群との距離数を求める。次にグループごとで、項目「距離数」の各数値との比較を行う。そして携帯端末群の距離フラグ72をON(1)にする。次にON(1)になっている端末に対して、同一の情報を配信する。なお、各端末群の位置情報の確認は定期的に行う。
実施形態3と実施形態4の考えを、商取引の事例を用い、順に述べる。
営業マンには、決算期が近づき、商品販売のノルマ(目標数設定)がある。優先順位の高い優良顧客グループ(A)には、遠方に居てもできる限り(配信エリアの範囲内であれば)、優先して商品の情報を伝えたい。商品に対する興味を持つレベルが顧客グループで(B→C→D)と徐々に下がってきて、情報を伝えたところで食指を動かさない顧客グループ(D)には、情報を伝えても徒労に終わるので情報は伝えない。つまり優先順位の高い順に、商品情報を伝える顧客を選んでいくという考えである。
次に、鮮度最優先の売り手の立場で考える。鮮度の高い生鮮食品をたくさん買ってしまった。本日中に売り切りたい(目標数設定)。鮮度が勝負なので、まず近所(最小配信エリア)の顧客に売りさばいたが、残ってしまった。そこで遠方(拡大した配信エリア)になるが、遠出して、いつも買ってくれる優良顧客グループ(A)に売ったが、それでも残ってしまった。この次に買ってくれる顧客グループ(B)に売り向かう、という商売熱心な人の立場である。つまり遠方に出かけずして、近くの顧客から売りさばいていくという考えである。
そこで、前者のたとえを実現させるために実施形態3を、後者のたとえを実現させるために実施形態4を用意した。実施形態3と4はそれぞれ、優先順にグループの選択を優先させ、同一の優先グループで配信エリアを増減させて目標数の端末を選ぶ方式(配信方式3)、自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させ、同一の配信エリアで優先順にグループを追加させて目標数の端末を選ぶ方式(配信方式4)の実施例である。
実施形態3と実施形態4では、配信端末目標数を設定する。この端末目標数の設定は、通知者が危険に遭遇したときに、救援者の人数をある程度、確保したいがためである。配信エリア内で通信可能とする配信端末目標数は、30名に設定されているとする。
またこれらの形態では、配信エリアを段階的に増やす1回当たりの増分距離を10kmとする。加えて、車で30分以内に駆けつけることのできる、点線で囲まれた50kmを半径とするエリアを最小配信エリア20aとする。
次に、優先順にグループの選択を優先させる配信方式3(図6から図8)と自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させる配信方式4(図9から図11)の順番で説明する。
<実施形態3>
通知者が危険に遭遇したとき、家族や友人のような優先順位の高いグループには遠くてもできるだけ(配信エリアの範囲内であれば)駆けつけて欲しいという考えからの実施形態である。
図6から図8は、優先順にグループの選択を優先させる配信形式3で配信端末目標数に到達させる実施形態を示す。まず図6は、グループ選択を優先させる概念図である。(a)はAグループが選択、(b)はA、Bグループが選択、(c)はA、B、Cグループが選択されている様子を示す。これらの図では、選択されたグループを斜線部で示す。
図6(a)において、まずグループ選択手段によって、Aの最上位グループ31を特定させる。次に最小配信エリア20a(同図(a)の点線エリア)から最大配信エリアまで、10kmずつ段階的に配信距離を増やし、その都度配信端末数を求める。20c(同図(a)の実線エリア)の半径70kmの配信エリアで、やっと3名である。ここで、実線で囲まれた半径70kmの配信エリアを最大配信エリア20cとしている。言い換えれば、配信エリアの最大範囲まで配信端末数を求め、その範囲を超える端末は数に入れない。
上記3名は配信端末目標数30名に満たないので、図6(b)において、Bグループを追加し、A、Bグループとして、図6(a)と同様、配信エリアを段階的に増やす。その結果、配信端末数が合計13名となる。
まだ配信端末目標数30名に満たないので、図6(c)において、さらにCグループを追加する。最小配信エリアから段階的に配信エリアを増加させるが、同グループにおいて、最大配信エリア20cで配信端末が18名と増え、合計31名となっている。これで、配信端末目標数30名に達したことになる。
図6(a)、(b)、(c)における配信エリア(半径70km)の端末群データベースの中身が、それぞれ図7(a)、(b)、(c)に対応する。
図7(a)の項目「G選択(以降、G選択フラグとする)」70はグループが選択されているとき、ON(1)になる。従って、Aグループ(家族)31のみが選択されている同図(a)では、AグループのG選択フラグ70がON(1)で、Bグループ(友人)32、Cグループ(教育機関・企業・団体)33とDグループ(アプリ登録メンバー)34は、選ばれていないので同フラグ70をOFF(0)にしている。
配信エリア内の携帯端末は、次のようにして決める。まず通知者(自端末)と他端末群との距離数を求める。次に配信エリア20c、たとえば70kmとの比較を行う。そして半径70km以内にある携帯端末群の距離フラグ72をON(1)にする。
距離フラグ72が求まったら、G選択フラグ70との論理積(AND)で選択フラグ71をON(1)にする。よって危険情報を配信する際は、選択フラグ71がONの登録メンバーに対して配信が行われる。図7(a)では、選択フラグ71のON数(配信端末数)は3名である。
配信端末目標数30名に満たないので、図7(b)において、BグループのG選択フラグ70をON(1)にして追加し、選択フラグ71のON数を求める。13名である。
まだ満たないので、図7(c)において、さらにCグループのG選択フラグ70をON(1)にして追加し、選択フラグ71のON数を求める。31名になったことを示す。なお、各端末群の位置情報の確認は定期的に行う。
図8は、グループ選択優先で配信端末群を決定するフローチャート図である。まず、「家族」「友人」「教育機関・企業・団体」「アプリ登録メンバー」というようにグループに優先順位を付ける(ステップS11)。
アプリの起動時のグループの特定(ステップS12)では、最上位グループが選ばれている。次に最小配信エリアを設定(ステップS13)、その時点での配信エリアにおいて、配信端末数を求める。この数は、端末群データベース(図7)の選択フラグ71のON数を集計したものである。その数を用いて配信端末目標数に達したかどうか判断する。もし達していなければ(ステップS14のNO)、1段階分配信エリアを増やす(ステップS15)。
最大配信エリアを超えたかどうか確認し、超えていなければ(ステップS16のNO)、ステップS14に戻る。配信端末目標数に達しておれば(ステップS14のYES)配信端末が決定される(ステップS18)。達していなければ(ステップS14のNO)、配信エリアをさらに1段階分を増やす(ステップS15)。最大配信エリアを超えた場合(ステップS16のYES)は、1つ優先順位を下げて優先グループをさらに追加し(ステップS17)、最小配信エリアに再度設定し(ステップS13)、S13からS17までの操作を繰り返す。
<実施形態4>
通知者から最小配信エリアの設定で、身元への不確かさよりも、救援に駆けつけることのできる人は、可能な限り早く来て欲しいという考えからの実施形態である。実施形態3と同様、配信端末目標数を30名に設定する。
図9から図11は、自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させる配信形式4で配信端末目標数に到達させる実施形態を示す。まず図9は、配信エリア設定を優先させる概念図である。(a)はA、Bグループが選択、(b)はA、B、Cグループが選択、(c)はA、B、C、Dグループが選択され、それぞれの配信距離は50kmである。(d)はA、B、C、Dグループが選択され、配信距離は60kmである。これらの図では、選択されたグループを斜線部で示す。そして配信エリア内の配信端末をクロスの斜線部で区別している。
まず配信エリア設定手段によって、最小配信エリア20a(半径50km)に設定させる。次に、最上位グループから順次、最下位の優先グループまでグループを追加し、その都度配信端末数を求める。図9(a)のA、Bグループでは、4名である。
配信端末目標数30名に満たないので、図9(b)において、Cグループを追加し、A、B、Cグループとして、配信エリア内の配信端末を求める。その結果、配信端末数が合計8名となる。
まだ配信端末目標数30名に満たないので、図9(c)において、さらに最下位のDグループを追加する。配信エリア内の配信端末数が合計18名である。
最下位のDグループ追加でも配信端末目標数30名に満たないので、図9(d)において、1段階分配信エリアを増やす。
拡大した配信エリア20bでA、B、C、Dグループと順次、グループを追加していくと、配信エリア内の配信端末数は合計36名となっている。これで、配信端末目標数30名に達したことになる。ただし最大配信エリア20cを超えても配信端末目標数に達しない場合は、その時点での端末数で決定とする(図1の注釈参照)。
図9(a)、(b)、(c)における配信距離50kmの端末群データベースの中身が、それぞれ図10(a)、(b)、(c)に対応する。図9(d)における配信距離60kmの中身が図10(d)である。
図10のG選択フラグ70はグループが選択されているとき、ON(1)になる。(a)はA、Bグループが選択、(b)はA、B、Cグループが選択、(c)、(d)はどちらもA、B、C、Dグループが選択されている。よって、それぞれに対応するG選択フラグ70がON(1)となっている。
距離フラグ72とG選択フラグ70との論理積(AND)で選択フラグ71をON(1)にする。図10(a)では、選択フラグ71のON数(配信端末数)は4名である。
配信端末目標数30名に満たないので、図10(b)において、CグループのG選択フラグ70をON(1)にして追加し、選択フラグ71のON数を求める。8名である。
まだ満たないので、図10(c)において、さらにDグループのG選択フラグ70をON(1)にして追加し、選択フラグ71のON数を求める。18名になったことを示す。
最下位のDグループを追加しても満たないので、1段階分配信エリアを増やす。A、B、C、Dグループと順次、グループを追加していった最終の、図10(d)の選択フラグ71のON数を求めると、ようやく36名になったことを示す。なお、形態1から3と同様、各端末群の位置情報の確認は定期的に行う。
図11は、配信エリア設定優先で配信端末群を決定するフローチャート図である。S21のステップはS11と同じである。
アプリの起動時の配信エリアの設定では、最小配信エリアに設定される(ステップS22)。次に最上位グループを特定(ステップS23)、この時点での配信エリアにおいて、配信端末数を求める。この数は、端末群データベース(図10)の選択フラグ71のON数を集計したものである。その数を用いて配信端末目標数に達したかどうか判断する。もし達していなければ(ステップS24のNO)、1つ優先順位を下げて優先グループをさらに追加する(ステップS25)。
最下位グループを追加したかどうか確認し、追加していなければ(ステップS26のNO)、S24に戻る。配信端末目標数に達しておれば(ステップS24のYES)、配信端末が決定される(ステップS28)。達していなければ(ステップS24のNO)、1つ優先順位を下げて優先グループをさらに追加する(ステップS25)。最下位グループに到達した場合(ステップS26のYES)は、配信エリアを1段階分増やし(ステップS27)、最上位グループを再度特定し(ステップS23)、S23からS27までの操作を繰り返す。
ここで、登録メンバーの信用度で見てみると、一般的に、Aグループ(家族)31、Bグループ(友人)32では、身元のしっかりした被通知者である。これらグループに、登録メンバーとしてCグループ(教育機関・企業・団体)33とDグループ(アプリ登録メンバー)34を配信グループとして追加する。これは、メンバー全体の信用度が低下することを意味する。信用度低下が心配であれば、最下位のDグループ(アプリ登録メンバー)を選択しない。Cグループ(教育機関・企業・団体)33のみのグループ追加であれば、個人情報が特定されているので身元への不確かさの不安感は取り除かれる。ただしこの場合、配信端末目標数を多めに設定すれば、到達しない事態もありうる(図1の注釈参照)。
さて、危険情報を配信するために、図3や図5のような端末群データベースは、登録メンバーそれぞれの携帯端末本体内に置かれる。が、管理のしやすさから、前記登録メンバーすべての端末群データベースを管理サーバに置くこともできる。なお、どちらであっても、登録メンバーの個々の端末群データベース内の、他端末の端末IDは、登録メンバーごとに異なる。
<実施形態5>
実施形態5は、本発明の実施形態1および2の考えを、発展させたものである。じっと動かない通知者(自端末)を複数にして異なる位置に据え置き、該異なる位置に対応させた端末群データベースを管理サーバ上に存在させる。つまり複数人の通知者(自端末)の位置情報を複数個用意して、該複数人の通知者(自端末)用の端末群データベースを前記管理サーバに設けるようにしたものである。
前記複数の通知者(自端末)用の端末群データベースは、通知者(自端末)の位置が異なる以外は同一ゆえに、前記他端末の属性情報は、前記複数の通知者(自端末)の間で共通である。ただし属性情報には端末IDやグループ分けの情報が含まれる。
手順としては、メンバー登録と同時に、該他端末のグループ分けを行っておく。複数の通知者(自端末)の位置情報は管理サーバに存在しているので、利用者(他端末)からのGPS情報は該管理サーバに送られてくる。次に自端末と前記他端末の距離の算出、配信エリアに入っているかどうかの確認、そして配信エリア内の他端末へのグループ別情報配信を行う。これらの操作は、該管理サーバで実行されることになる。
上述の考えや手順から、図12に示すような応用が生まれる。同図は、複数の仮想の自端末(以降、仮想の配信スポットと呼ぶ)を中心とする、配信エリア例(a)、と配信される情報の表示例(b)を示した図である。同図(a)はテーマパークの複数の配信エリア20aと20bを示し、同図(b)はP1スポットから配信される、配信エリア20a用と20b用の異なる情報の表示例である。
同図(a)は、テーマパーク内での仮想の配信スポット、つまり仮想の情報案内所である。テーマパーク内に、さまざまな情報を発信することができる複数(P1からP5)の配信スポットを設ける。その位置は、テーマパークの運営状況に合わせて設定変更が可能である。
該配信スポットを中心とする配信エリア内に入ると、利用者(他端末)の携帯端末に、アトラクションやレストランの込み具合、イベントなどの情報が提供される。情報の提供ばかりではなく、敷地内の遠く離れたアトラクションの入場のための整理券も、離れた場所に居りながら、受け手の携帯端末から申し込むことができる。
配信スポットから遠ければ情報が届かなくなるので、より高い利用料金を支払えば、届くことが可能となる。図12(b)で示したように、配信エリア20a(たとえば配信距離100m)であれば、シルバー情報しか得られないが、より高い利用料金を支払えば、配信エリア20bと拡大し、しかもゴールド情報が得られるようになる。ここでは、配信エリア20aと20bのグループ分けは、利用料金の高低で決まる。
図13は、管理サーバ内に構築される、複数の仮想の自端末の端末群データベース例を示した図である。複数の仮想の配信スポットを存在させるために、P1からP5スポットとリンクした端末群データベースが5つ構築される。登録された端末IDやグループ分けの情報は個々の端末群データベースに5回繰り返し入力される。配信手順は、5つある仮想の配信スポットから、他端末間の距離をGPSの差で算出させて、配信スポットごとに設定されている配信距離100mと200mと比較し、配信エリア20aか配信エリア20bかの配信エリア内に入っておれば、距離フラグをON(1)にする。そして、グループごとにシルバーかゴールド情報かを配信する。
たとえば、図13のP1スポットでのデータベースを参照すると、端末IDがC001の端末の距離フラグがON(1)になっている。この場合、図12(b)のシルバー情報が、端末C001に配信される。
なお、図12と図13におけるグループは、利用料金の支払いの高低で分ける。ただし図13では、利用料金を支払っていない人も登録メンバーとしている。同図では配信距離0mと比較し距離フラグがOFF(0)なので配信しない。ただ一般に料金を支払わない場合、登録メンバーになることはない。広義に解釈して、利用料金を支払わない人は、登録メンバーより下位の、最下位の優先グループとみなすことができる。
図12のような配信方式5の考えは、アミューズメント施設が存在しない公園のような広い空間において、複数の配信スポットを設けることも可能である。配信スポットを中心に描く配信エリア内に、利用者(他端末)が入ってきたときに、スマホから音が聞こえるとか、スマホにCGが表示されるとか、に工夫することで、簡便なテーマパークに変身させることができる。
他にも、人の移動するエリアとして、展示品の音声ガイドが使われている美術館・博物館内のエリア、道標情報の早期取得が可能となる高速道路のエリア、適切に釣り場ポイント案内ができる海上エリアなどでも、応用できる。
最後になるが、実施形態1から4の端末群データベースは、通知者が持つ自端末本体にでも、または図13に示したように管理サーバにでも置くことができる。ただしこの場合、P1からP5の5人の通知者(自端末)に登録される端末IDは各通知者(自端末)用の端末群データベースごとに異なる。該端末群データベースを、携帯本体か管理サーバかどちらに置けば良いのかだが、GPSの読み取りで電力が大量に消費されるため、現在の技術では、管理しやすさも含めて、管理サーバに置く方が良いと思われる。
管理サーバに置く場合、自端末の現在位置をGPSで測定し、その位置情報を管理サーバに送信する。それ以降の操作である、他端末群のグループ分けや、優先順位に従ってグループを選択させたり、配信エリア内かどうかの確認をしたり、などの処理は、前記管理サーバで行う。つまり、大半の配信処理は管理サーバで行う。
上述のような実施形態1から4にすることによって、通知者が危険に遭遇したとき、より安心度を与えられる発明にすることができる。
10 通知者又は仮想の自端末

20 配信エリア
20a 最小配信エリア
20b 中途の配信エリア
20c 最大配信エリア
31 最上位グループ
32 上位グループ
33 下位グループ
34 最下位グループ

70 グループ選択フラグ
71 選択フラグ
72 距離フラグ
73 距離数

S11からS18 グループ選択優先で配信端末群を決定する
フローチャート図に関する構成要素

S21からS28 配信エリア設定優先で配信端末群を決定する
フローチャート図に関する構成要素

Claims (16)

  1. 携帯端末群に対して、自端末が配信するグループ配信システムであって、
    該携帯端末群を優先順位別にグループ分けする、グループ分け手段と、
    自端末と他端末間の距離をGPSで算出する、距離算出手段と、
    該自端末と他端末間の距離により配信エリアを設定する、配信エリア設定手段と、
    前記優先順位に従って前記グループを選択する、グループ選択手段と、
    前記配信エリア設定手段と前記グループ選択手段を用いて、選ばれた配信エリアとグループから他端末を選択する、端末選択手段と、
    該端末選択手段によって選択された前記他端末に情報を配信する、情報配信手段と、
    を備えていることを特徴とするグループ配信システム。
  2. 前記情報配信手段は、
    前記優先順位に従って前記グループ別に、
    異なる情報を配信する、グループ別配信情報設定手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のグループ配信システム。
  3. 前記配信エリア設定手段は、
    前記優先順位に従って前記グループ別に、
    異なる配信エリアを設定する、グループ別配信エリア設定手段を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグループ配信システム。
  4. 前記自端末は、複数の自端末を含み、該複数の自端末は、人の移動エリア内で異なる位置に据え置かれ、さらに前記他端末のグループ分けの情報は、前記複数の自端末の間で共通であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のグループ配信システム。
  5. 自端末から配信可能な配信端末目標数を設定する、配信端末目標数設定手段をさらに備え、
    前記端末選択手段は、前記グループ選択手段によりグループ選択を優先させる、グループ選択優先手段を含み、選択された端末数が設定された前記配信端末目標数に到達させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のグループ配信システム。
  6. 自端末から配信可能な配信端末目標数を設定する、配信端末目標数設定手段をさらに備え、
    前記端末選択手段は、前記配信エリア設定手段により自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させる、配信エリア設定優先手段を含み、選択された端末数が設定された前記配信端末目標数に到達させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のグループ配信システム。
  7. 前記グループ選択優先手段は、
    前記グループ選択手段によって最上位から最下位の優先グループまでを順次追加して行くに当たって、優先させるグループ群として、最初に最上位の優先グループを特定させ、前記配信エリア設定手段によって、前記配信端末目標数に達するまで最小配信エリアから最大配信エリアまで段階的に増やして、最大配信エリアになっても前記配信端末目標数に達しない場合は、次に、前記グループ選択手段によって、1つ優先順位を下げて優先グループをさらに追加し、前記配信エリア設定手段によって再度、最小配信エリアから最大配信エリアまで段階的に増やして、前記配信端末目標数を達したかを確認し、この操作を繰り返して、前記配信端末目標数を達した場合は、その時点で配信するグループ群と、配信エリアを決定するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のグループ配信システム。
  8. 前記配信エリア設定優先手段は、
    前記配信エリア設定手段によって最小配信エリアから最大配信エリアまで段階的に増やして行くに当たって、最初に最小配信エリアに設定した後、前記グループ選択手段によって、前記配信端末目標数に達するまで最上位から最下位の優先グループまでを順次追加し、最下位グループを選んでも前記配信端末目標数に達しない場合は、次に、前記配信エリア設定手段によって、配信エリアを一段階広げた後、前記グループ選択手段によって再度、最上位から最下位の優先グループまで順次追加して、前記配信端末目標数を達したかを確認し、この操作を繰り返して、前記配信端末目標数に達した場合は、その時点で配信するグループ群と、配信エリアを決定するようにしたことを特徴とする請求項6に記載のグループ配信システム。
  9. 携帯端末群に対して、自端末が配信するグループ配信方法であって、
    該携帯端末群を優先順位別にグループ分けする、グループ分けステップと、
    自端末と他端末間の距離をGPSで算出する、距離算出ステップと、
    該自端末と他端末間の距離により配信エリアを設定する、配信エリア設定ステップと、
    前記優先順位に従って前記グループを選択する、グループ選択ステップと、
    前記配信エリア設定ステップと前記グループ選択ステップを用いて、選ばれた配信エリアとグループから他端末を選択する、端末選択ステップと、
    該端末選択ステップによって選択された前記他端末に情報を配信する、情報配信ステップと、
    を備えていることを特徴とするグループ配信方法。
  10. 前記情報配信ステップは、
    前記優先順位に従って前記グループ別に、
    異なる情報を配信する、グループ別配信情報設定ステップを含むことを特徴とする請求項9に記載のグループ配信方法。
  11. 前記配信エリア設定ステップは、
    前記優先順位に従って前記グループ別に、
    異なる配信エリアを設定する、グループ別配信エリア設定ステップを含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のグループ配信方法。
  12. 前記自端末は、複数の自端末を含み、該複数の自端末は、人の移動エリア内で異なる位置に据え置かれ、さらに前記他端末のグループ分けの情報は、前記複数の自端末の間で共通であることを特徴とする請求項9から請求項11までのいずれか1項に記載のグループ配信方法。
  13. 自端末から配信可能な配信端末目標数を設定する、配信端末目標数設定ステップをさらに備え、
    前記端末選択ステップは、前記グループ選択ステップによりグループ選択を優先させる、グループ選択優先ステップを含み、選択された端末数が設定された前記配信端末目標数に到達させるようにしたことを特徴とする請求項9に記載のグループ配信方法。
  14. 自端末から配信可能な配信端末目標数を設定する、配信端末目標数設定ステップをさらに備え、
    前記端末選択ステップは、前記配信エリア設定ステップにより自端末の近くから遠くへと配信エリア設定を優先させる、配信エリア設定優先ステップを含み、選択された端末数が設定された前記配信端末目標数に到達させるようにしたことを特徴とする請求項9に記載のグループ配信方法。
  15. 前記グループ選択優先ステップは、
    前記グループ選択ステップによって最上位から最下位の優先グループまでを順次追加して行くに当たって、優先させるグループ群として、最初に最上位の優先グループを特定させ、前記配信エリア設定ステップによって、前記配信端末目標数に達するまで最小配信エリアから最大配信エリアまで段階的に増やして、最大配信エリアになっても前記配信端末目標数に達しない場合は、次に、前記グループ選択ステップによって、1つ優先順位を下げて優先グループをさらに追加し、前記配信エリア設定ステップによって再度、最小配信エリアから最大配信エリアまで段階的に増やして、前記配信端末目標数を達したかを確認し、この操作を繰り返して、前記配信端末目標数を達した場合は、その時点で配信するグループ群と、配信エリアを決定するようにしたことを特徴とする請求項13に記載のグループ配信方法。
  16. 前記配信エリア設定優先ステップは、
    前記配信エリア設定ステップによって最小配信エリアから最大配信エリアまで段階的に増やして行くに当たって、最初に最小配信エリアに設定した後、前記グループ選択ステップによって、前記配信端末目標数に達するまで最上位から最下位の優先グループまでを順次追加し、最下位グループを選んでも前記配信端末目標数に達しない場合は、次に、前記配信エリア設定ステップによって、配信エリアを一段階広げた後、前記グループ選択ステップによって再度、最上位から最下位の優先グループまで順次追加して、前記配信端末目標数を達したかを確認し、この操作を繰り返して、前記配信端末目標数に達した場合は、その時点で配信するグループ群と、配信エリアを決定するようにしたことを特徴とする請求項14に記載のグループ配信方法。


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