JP2019076998A - 自動給脂装置ならびに液圧式打撃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動給脂装置10において、油圧ホースおよび給脂ホースを用いることなく液圧式打撃装置(1)に外付け可能とする。【解決手段】自動給脂装置10のバルブボディ11の取付面11aが液圧式打撃装置(1)の外面5dに面接触された状態で取り付けられることによって、バルブボディ11における導入路40の外開口42が液圧式打撃装置(1)のボディ2の外面5dに開放するように設けられる分岐油圧路5bの外開口に連通されるようになるとともに、バルブボディ11における送出路50の外開口52が液圧式打撃装置(1)のボディ2の外面5dに開放するように設けられる給脂路5cの外開口に連通されるように構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、液圧式打撃装置の外面に着脱可能に取り付けられる自動給脂装置に関する。また、本発明は、自動給脂装置が外付けされた液圧式打撃装置に関する。
油圧ブレーカなどの液圧式打撃装置は、作動油の制御によって打撃ピストンを往復変位させるとともにチゼルと称する工具を往復変位させることにより、例えば岩、コンクリートまたは他の硬い材料などの被破砕物に衝撃力を与えて破壊するように構成されている。
この油圧ブレーカでは、前記工具をブッシュなどのすべり軸受で支持したうえで前記工具などの摺動面周辺にグリースなどの潤滑剤を蓄積するようにしているが、使用経過に伴い前記潤滑剤が消費されることから、前記潤滑剤を定期的に補充する必要がある。この補充を怠ると、潤滑剤がなくなり、前記工具の摺動部位が経時的に摩耗して破損に至るおそれがある。
これに対し、例えば特許文献1,2には、液圧式打撃機構の摺動部位に潤滑剤を自動で供給するための潤滑装置が記載されている。
特許文献1の潤滑装置は、前記液圧式打撃機構に外付けされるようになっていて、その作動油を油圧源から導入するための導管(油圧ホースに相当)や前記液圧式打撃機構に潤滑剤を供給するための搬送通路(給脂ホースに相当)が接続されるようになっている。
特許文献2の潤滑装置は、前記液圧式打撃機構に外付けされるようになっていて、その作動油を油圧源から導入するための高圧管(油圧ホースに相当)や前記液圧式打撃機構に潤滑剤を供給するための導管(給脂ホースに相当)が接続されるようになっている。
このような特許文献1,2の構成では、前記潤滑装置における油圧ホースおよび給脂ホースの接続部位に、前記液圧式打撃機構の作動に伴う振動によって負担がかかるために、前記油圧ホースおよび給脂ホースの接続アダプタが緩んだり、破損したりするおそれがある。また、前記液圧式打撃機構の作動に伴い石などの被破砕物が前記接続アダプタに衝突したり、前記油圧ホースおよび給脂ホースが前記被破砕物などに引っ掛かったり、といったことが懸念される。
これに対し、例えば特許文献3には、破岩機における工具の支持軸受に潤滑剤を自動で供給するための潤滑装置を、前記破岩機に内蔵することが記載されている。
特許第2918061号公報 特許第5431435号公報 特許第5122070号公報
上記特許文献3では、上記特許文献1,2で懸念される不具合の発生は回避できるものの、前記破岩機に潤滑装置を内蔵している関係より、前記潤滑装置が故障した場合にはその修理が面倒になり、その間、前記破岩機を稼働させることができなくなるなど、不便で
あることが指摘される。
このような事情に鑑み、本発明は、油圧ホースおよび給脂ホースを用いることなく液圧式打撃装置に外付け可能とする自動給脂装置の提供を目的としている。また、本発明は、油圧ホースおよび給脂ホースを用いることなく自動給脂装置を外付け可能とする液圧式打撃装置の提供を目的としている。
本発明は、液圧式打撃装置の外面に着脱可能に取り付けられる自動給脂装置であって、前記液圧式打撃装置の外面に面接触する状態で着脱可能に取り付けられる取付面を有するバルブボディと、前記バルブボディに着脱可能に装着される潤滑剤のカートリッジと、を有し、前記バルブボディは、潤滑剤を貯留する潤滑剤室と、前記カートリッジ内の潤滑剤を前記潤滑剤室に供給するための供給路と、この供給路を開閉するとともに前記潤滑剤室を圧縮、膨張するためのピストンと、前記液圧式打撃装置から吐出される作動油を前記ピストンの受圧面に作用させるための導入路と、前記潤滑剤室内の潤滑剤を前記液圧式打撃装置の潤滑必要部位に供給するように送り出すための送出路と、前記導入路に設けられかつ作動油を流量制限して前記ピストンの受圧面に作用させるための絞り部と、を有し、かつ前記導入路の外開口および前記送出路の外開口が前記バルブボディの前記取付面に開放されており、前記ピストンの受圧面に作用する作動油の圧力が所定値以上になると前記ピストンが前記供給路を閉塞するとともに前記潤滑剤室を圧縮することにより当該潤滑剤室内の潤滑剤を前記送出路に押し出す一方、前記作動油の圧力が前記所定値未満になると前記ピストンが前記供給路を開放するとともに前記潤滑剤室を膨張することにより前記カートリッジ内の潤滑剤を前記潤滑剤室に吸入するように構成されている、ことを特徴としている。
この構成では、前記バルブボディの取付面に前記導入路の外開口および前記送出路の外開口を開放するようにしている。
そのため、本発明に係る自動給脂装置の取付対象となる液圧式打撃装置の外面に、潤滑剤受入れ用の給脂路の外開口と作動油取り出し用の分岐油圧路の外開口とが開放されるように設けられていれば、本発明に係る自動給脂装置の前記バルブボディの取付面を前記液圧式打撃装置の外面に面接触する状態で取り付けるだけで、前記バルブボディにおける前記導入路の外開口が前記液圧式打撃装置の前記分岐油圧路の外開口に連通されるようになるとともに、前記バルブボディにおける前記送出路の外開口が前記液圧式打撃装置の前記給脂路の外開口に連通されるようになる。
これにより、本発明に係る自動給脂装置は、前記液圧式打撃装置に対して給脂ホースおよび油圧ホースで接続する必要が無くなるから、上記特許文献1,2で懸念される不具合の発生を回避できるようになるうえ、仮に、本発明に係る自動給脂装置を前記液圧式打撃装置に外付けしている状況において当該自動給脂装置が故障するなどして修理が必要になった場合には、当該自動給脂装置を前記液圧式打撃装置から取り外して新しい自動給脂装置と交換するだけで、前記液圧式打撃装置を可及的速やかに稼働させることができるようになる。
また、上記構成では、前記ピストンの受圧面に作動油の流量を制限して作用させるようにしているから、前記ピストンによる前記潤滑剤室内の潤滑剤の押し出し動作が比較的緩やかでかつ円滑に行われるようになる。
そして、本発明に係る自動給脂装置では、前記液圧式打撃装置に外付けした状態において、前記ピストンの受圧面に作用する作動油の圧力の上昇に伴い前記潤滑剤室内の潤滑剤
が前記送出路から前記液圧式打撃装置の給脂路へ搬送されることになる一方、前記ピストンの受圧面に作用する作動油の圧力の低下に伴い前記カートリッジ内の潤滑剤が供給路を経て潤滑剤室に吸入されることになる。
ところで、上記自動給脂装置において、前記バルブボディには、前記導入路において前記絞り部をバイパスするためのバイパス路が設けられており、このバイパス路には前記ピストンの受圧面側から作動油を前記導入路の外開口へ戻しやすくするための逆止弁が設けられている、ことが好ましい。
この構成では、前記ピストンの受圧面に作用している作動油を流量制限せずに前記液圧式打撃装置における作動油取り出し用の分岐油圧路へ戻しやすくしているから、前記ピストンの戻り動作が素早くなる。これにより、前記カートリッジから前記潤滑剤室へ潤滑剤が速やかに吸入されるようになる。
また、本発明に係る液圧式打撃装置は、前記構成の自動給脂装置が外付けされたものであって、前記自動給脂装置の取付面が面接触する状態で着脱可能に取り付けられる外面を有するボディと、このボディの内部に設置されかつ作動油によって変位させられる可動部材と、この可動部材の変位を支持するすべり軸受と、前記作動油を前記可動部材の受圧面に導く主油圧路と、前記自動給脂装置の送出路から導入される潤滑剤を前記すべり軸受と前記可動部材との間に供給するための給脂路と、前記主油圧路に導入される前記作動油を前記自動給脂装置の導入路へ送出するための分岐油圧路と、を有し、前記分岐油圧路の外開口および前記給脂路の外開口が前記ボディの外面に開放されている、ことを特徴としている。
この構成では、前記自動給脂装置のピストンの受圧面に作用する作動油の圧力の上昇に伴い前記潤滑剤室内の潤滑剤が前記自動給脂装置の送出路から前記液圧式打撃装置の給脂路へ供給されることになる一方、前記ピストンの受圧面に作用する作動油の圧力の低下に伴い前記自動給脂装置のカートリッジ内の潤滑剤が前記自動給脂装置の供給路を経て前記潤滑剤室に吸入されることになる。
そして、前記自動給脂装置のバルブボディの取付面が前記液圧式打撃装置のボディの外面に面接触された状態で取り付けられることによって、前記自動給脂装置における導入路の外開口が前記液圧式打撃装置の分岐油圧路の外開口に連通されるようになるとともに、前記自動給脂装置における送出路の外開口が前記液圧式打撃装置の給脂路の外開口に連通されるようになる。
これにより、前記自動給脂装置は、前記液圧式打撃装置に対して給脂ホースおよび油圧ホースで接続する必要が無いから、上記特許文献1,2で懸念される不具合の発生を回避できるようになるうえ、前記液圧式打撃装置に外付けしている自動給脂装置が故障するなどして修理が必要になった場合には、当該自動給脂装置を前記液圧式打撃装置から取り外して新しい自動給脂装置と交換するだけで、前記液圧式打撃装置を可及的速やかに稼働させることができるようになる。
また、上記構成では、前記ピストンの受圧面に作動油の流量を制限して作用させるようにしているから、前記ピストンによる前記潤滑剤室内の潤滑剤の押し出し動作が比較的緩やかでかつ円滑に行われるようになる。
ところで、上記液圧式打撃装置において、前記ボディの外面において前記自動給脂装置のバルブボディが面接触する領域は、陥没されている、ことが好ましい。
この構成では、打撃振動により自動給脂装置を取り付けるためのボルトにかかる負担を低減できるようになる。また、前記液圧式打撃装置のボディの外面に前記自動給脂装置のバルブボディを取り付ける際に、簡単に位置合わせすることが可能になるとともに、位置合わせした状態で前記両者が位置ずれしにくくなる。
これにより、前記自動給脂装置の取り付け作業が簡単かつ迅速に行えるようになるとともに、前記液圧式打撃装置の分岐油圧路の外開口と前記自動給脂装置の導入路の外開口とを、また前記給脂路の外開口と前記自動給脂装置の送出路の外開口とをそれぞれ精度良く位置合わせできるようになる。
本発明に係る自動給脂装置によれば、油圧ホースおよび給脂ホースを用いることなく液圧式打撃装置に外付けできるようになる。
これにより、上記特許文献1,2で懸念される不具合の発生を回避できるうえ、仮に本発明に係る自動給脂装置を前記液圧式打撃装置に外付けしている状況において当該自動給脂装置が故障するなどして修理が必要になった場合には、当該自動給脂装置を前記液圧式打撃装置から取り外して新しい自動給脂装置と交換するだけで、当該液圧式打撃装置を可及的速やかに稼働させることができるようになる。
また、本発明に係る液圧式打撃装置は、油圧ホースおよび給脂ホースを用いることなく自動給脂装置を外付けできるようになる。
これにより、上記特許文献1,2で懸念される不具合の発生を回避できるうえ、仮に前記自動給脂装置を前記液圧式打撃装置に外付けしている状況において前記自動給脂装置が故障するなどして修理が必要になった場合には、当該自動給脂装置を前記液圧式打撃装置から取り外して新しい自動給脂装置と交換するだけで、当該液圧式打撃装置を可及的速やかに稼働させることができるようになる。
本発明に係る油圧ブレーカの一実施形態を示す断面図である。 図1の油圧ブレーカの正面図である。 油圧ブレーカのシリンダの外面および自動給脂装置のバルブボディの取付面を示す斜視図である。 油圧ブレーカのシリンダの正面図である。 油圧ブレーカのブレーカ下部の正面図である。 本発明に係る自動給脂装置の油圧系統を示す回路図である。 図6の自動給脂装置の断面図である。 図7の断面図において、ピストンが上昇した状態を示している。 自動給脂装置のバルブボディの取付面を示す図である。 図9の(10)−(10)線断面を矢印方向から見た図である。 図9の(11)−(11)線断面を矢印方向から見た図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図11に、本発明の一実施形態を示している。この実施形態では、液圧式打撃装置として油圧ブレーカ1を例に挙げている。
油圧ブレーカ1は、その基本構成が公知であるので詳細説明を割愛するが、図1から図5に示すように、主としてボディ2、打撃ピストン3、工具としてのチゼル4などを備えている。
この油圧ブレーカ1は、不図示の油圧制御装置によって打撃ピストン3を往復変位させるとともにチゼル4を往復変位させることにより、例えば岩、コンクリートまたは他の硬い材料などの被破砕物に衝撃力を与えて破壊するものである。
ボディ2は、シリンダ5と、ブレーカ下部6とを組み合わせた構成になっている。このボディ2を構成するシリンダ5およびブレーカ下部6は略直方体に形成されている。
打撃ピストン3は、シリンダ5の内孔に往復変位自在に挿入されている。チゼル4は、ブレーカ下部6の内孔にストッパブッシュ7および摩耗ブッシュ8などのすべり軸受を介して摺動自在に支持されていて、ブレーカ下部6の内孔における下側開口から外側に飛び出た状態になっている。この実施形態では、打撃ピストン3とチゼル4とが、特許請求の範囲に記載の「可動部材」に相当しているが、仮に打撃ピストン3とチゼル4とを一体物とするような場合には当該一体物が特許請求の範囲に記載の「可動部材」に相当するものになる。
摩耗ブッシュ8の下側においてブレーカ下部6から外側に飛び出している部分の内周面には、スクレーパ9と呼ばれるシールが取り付けられている。
このスクレーパ9は、ブレーカ下部6内の潤滑剤が外側へ流出することを許容する一方で、ブレーカ下部6内へ外部の異物が侵入することを阻止するものである。
そして、図1および図4に示すように、シリンダ5の内部には主油圧路5aが設けられている。
この主油圧路5aは、不図示の油圧制御装置から供給される作動油を、シリンダ5の内孔と打撃ピストン3の外周面との対向間において軸方向に離隔する二ヶ所に導くものである。この主油圧路5aには、分岐油圧路5bが連接されている。分岐油圧路5bは、主油圧路5aに供給される作動油を外部(下記自動給脂装置10)に取り出すために設けられている。
また、図4および図5に示すように、ボディ2には給脂路5cが設けられている。この給脂路5cは、外部(下記自動給脂装置10)から潤滑剤を受け入れてストッパブッシュ7および摩耗ブッシュ8とチゼル4との間(摺動部位)に供給するものである。具体的に、給脂路5cの上流側領域はボディ2のシリンダ5に設けられていて、給脂路5cの下流側領域はボディ2のブレーカ下部6に設けられている。
なお、この実施形態では、ブレーカ下部6にグリースニップル63および補給路64が設けられており、このグリースニップル63にグリースガンなどを装着することにより補給路64を経て潤滑必要部位(例えばチゼル4とストッパブッシュ7および摩耗ブッシュ8との摺動部位)にグリースなどの潤滑剤を手動で供給することも可能になっている。
以上説明したような構成の油圧ブレーカ1には、自動給脂装置10が着脱可能に外付けされるようになっている。
まず、油圧ブレーカ1において、ボディ2のシリンダ5の一つの外面5dが自動給脂装置10の下記するバルブボディ11の取付面11aに面接触させられる状態で取り付けら
れる平面とされている。
このシリンダ5の外面5dにおいて自動給脂装置10のバルブボディ11が面接触させられる領域は、図1から図4に示すように、陥没されている。この陥没している部位(陥没部と言う)には符号5eを付している。
次いで、自動給脂装置10は、油圧ブレーカ1に作動油が導入されることに伴い油圧ブレーカ1の潤滑必要部位(チゼル4とストッパブッシュ7および摩耗ブッシュ8との摺動部位)に所定量の潤滑剤を自動的に供給するように構成されている。
具体的に、自動給脂装置10は、図6から図11に示すように、主としてバルブボディ11、カートリッジ12、ピストン13、復帰ばね14などを備えている。
バルブボディ11は、略直方体に形成されており、そのうちの一つの平面が油圧ブレーカ1のシリンダ5の外面5dに面接触する状態で取り付けられる取付面11aとされている。バルブボディ11は油圧ブレーカ1のシリンダ5にボルト留めされている。
このバルブボディ11の内部には、シリンダボア11bが設けられている。このシリンダボア11bは、バルブボディ11の上下方向に沿って貫通する孔からなり、その内径が軸方向の所定領域毎に異となる寸法になっている。
シリンダボア11bの下開口には、それを閉塞するための袋ナットなどのカバー15が取り付けられている。シリンダボア11bの上開口には、それを閉塞するための調整ボルト16が取り付けられている。
カバー15は、その内周面に形成される雌ねじ(符号省略)を、バルブボディ11のカバー取付部の外周面に形成される雄ねじ(符号省略)に螺合することによりバルブボディ11に取り付けられるようになっている。
調整ボルト16は、その軸方向中間領域の雄ねじ軸部16aをシリンダボア11bの上側領域における雌ねじ孔11cに螺合することによりバルブボディ11に取り付けられるようになっている。
この調整ボルト16の最下端の小径軸部16bは、シリンダボア11bの軸方向上方の最小内径領域(雌ねじ孔11cよりも下側の領域)に対し非接触に挿入されている。
シリンダボア11bにおける軸方向中間領域には、パッキンブッシュ17が嵌入されている。このパッキンブッシュ17の内孔には、ピストン13が往復変位自在に挿入されている。
このピストン13は、復帰ばね14により常時においてカバー15へ向けて弾性的に付勢されている。このピストン13の上端面と調整ボルト16の下端面との間には、潤滑剤を貯留するための潤滑剤室21が設けられるようになっている。
復帰ばね14は、シリンダボア11bにおいて軸方向下側の最大内径領域(作動油室22)に、圧縮した状態で収納されている。
なお、作動油室22を密封空間とするために、パッキンブッシュ17の内孔の下開口寄りにはUリングと称する第1シール23が装着されており、また、パッキンブッシュ17の外周面の下側領域にはOリングと称する第2シール24が装着されており、さらにバル
ブボディ11の下側のカバー取付部とカバー15の開口端の内周面との間にはOリングと称する第3シール25が装着されている。
この復帰ばね14の上端には上側ばねガイド18が配置されており、また、復帰ばね14の下端には下側ばねガイド19が配置されている。
上側ばねガイド18は、復帰ばね14の伸張復元力でもってパッキンブッシュ17の下端面に弾性的に押し付けられるようになっている。
下側ばねガイド19は、復帰ばね14の伸張復元力でもってカバー15の内底面に弾性的に押し付けられるようになっている。
なお、下側ばねガイド19は、ピストン13と一体化されている。具体的に、下側ばねガイド19の中心孔は雌ねじ孔とされており、ピストン13の最下端の小径部は雄ねじ軸とされており、ピストン13の雄ねじ軸が下側ばねガイド19の雌ねじ孔に螺合されることによりピストン13と下側ばねガイド19とが一体化されている。
カートリッジ12は、潤滑剤が封入されたものであって、一般に販売されている公知の構成である。このカートリッジ12は、バルブボディ11に固定されたアダプタ20に着脱可能に螺合装着されるようになっている。
アダプタ20は、バルブボディ11に設けられた取付穴11dに螺合装着されている。なお、アダプタ20の外周面には雄ねじが形成されており、取付穴11dの内周面には雌ねじが形成されており、それらが螺合されることにより前記アダプタ20がバルブボディ11に着脱可能に装着されるようになっている。
また、カートリッジ12内の潤滑剤は、バルブボディ11に設けられる供給路30を経て潤滑剤室21に供給されるようになっている。
供給路30は、連通路31、環状溝32、複数の貫通孔33により構成されている。連通路31は、カートリッジ12の取付穴11dの底部と、シリンダボア11bの軸方向中間領域とを連通するものである。環状溝32は、パッキンブッシュ17の外周における上側所定領域に設けられている。貫通孔33は、パッキンブッシュ17の環状溝32の底部における円周数ヶ所に径方向内外に貫通するように設けられている。
そして、図6に示すように、バルブボディ11には、導入路40と、送出路50とが設けられている。
まず、導入路40は、シリンダボア11bにおいて軸方向下側の最大内径領域(作動油室22)に作動油を導入させることにより、ピストン13の受圧面(ピストン13の下端面および下側ばねガイド19の下端面に相当)に作動油を作用させるために設けられている。
この導入路40の内開口41は、図7に示すように、シリンダボア11bの作動油室22に開放されており、また、導入路40の外開口42は、図9および図10に示すように、バルブボディ11の取付面11aに開放されている。
この導入路40に導入される作動油は、作動油室22内に充填されるようになっているとともに、前記内開口41から下側ばねガイド19の中継路19aおよびカバー15の凹部15aを経てピストン13の受圧面(ピストン13の下端面および下側ばねガイド19
の下端面)に作用されるようになっている。
中継路19aは、下側ばねガイド19の内部の円周数ヶ所に中心軸線と平行に複数設けられている。凹部15aは、カバー15の内底面に陥没するように設けられている。
これにより、外部から導入路40に導入される作動油は、シリンダボア11bの作動油室22に充填されるとともに、中継路19aおよび凹部15aを経てピストン13の前記受圧面に作用されるようになる。これにより、ピストン13および下側ばねガイド19が上昇させられるようになる。
なお、導入路40の途中には、当該導入路40に導入される作動油を流量制限してピストン13の受圧面に作用させるための絞り部43が設けられている。この絞り部43は、作動油の通過流量を制限するオリフィスとされている。
また、導入路40には、シリンダボア11bからの作動油の流量を制限することなく円滑に戻せるようにするために、バイパス路44と逆止弁45とが設けられている。
バイパス路44は、絞り部43としてのオリフィスをバイパスするものである。逆止弁45は、ピストン13の受圧面に作用する作動油の圧力が所定値(復帰ばね14の伸張復元力)よりも低下したときのみ開弁して、シリンダボア11bの作動油室22内の作動油を導入路40の外開口42へ向けて戻しやすくするものである。
この逆止弁45は、図10に示すように、ボール45aと、圧縮ばね45bと、ばねガイドプラグ45cとを含み、ノーマルクローズタイプとされている。
また、送出路50は、導入路40に対する作動油の導入に伴い潤滑剤室21内の潤滑剤を油圧ブレーカ1の給脂路5cに送り出すために設けられている。
この送出路50の内開口51は、図7に示すように、シリンダボア11bの軸方向上側の最小内径領域に開放されており、送出路50の外開口52は、図9および図11に示すように、バルブボディ11の取付面11aに開放されている。
この送出路50の内開口51は、環状空間53を経て潤滑剤室21に連通されるようになっている。これにより、ピストン13の上昇に伴い潤滑剤室21内の潤滑剤が環状空間53を経て送出路50の内開口51に吐出されるようになる。
なお、環状空間53は、調整ボルト16の最下端の小径軸部16bとシリンダボア11bの軸方向上側の最小内径領域との対向間、ならびに調整ボルト16の小径軸部16bとパッキンブッシュ17の内孔の上開口との対向間に設けられている。
また、送出路50において内開口51と外開口52との間には、図11に示すように、逆止弁54が設けられている。
この逆止弁54は、潤滑剤室21がピストン13により圧縮されることによって当該潤滑剤室21の内圧が所定値以上になったときのみ開弁して、潤滑剤室21内の潤滑剤を送出路50の内開口51に通過させるものである。
この逆止弁54は、図11に示すように、ボール54aと、圧縮ばね54bと、ばねガイドプラグ54cとを含み、ノーマルクローズタイプとされている。ばねガイドプラグ54cの中心には貫通孔が設けられており、この貫通孔が送出路50の外開口52になって
いる。
導入路40の外開口42にはガスケット61などのシールが設けられており、また、送出路50の外開口52にはOリング62などのシールが設けられている。これにより、自動給脂装置10のバルブボディ11の導入路40が油圧ブレーカ1の分岐油圧路5bに、また、自動給脂装置10の送出路50が油圧ブレーカ1の給脂路5cに、それぞれ密に連通されるようになっている。
次に、自動給脂装置10の動作について説明する。
まず、例えば油圧ブレーカ1の操作ペダル(図示省略)が踏み込み操作されると、不図示の油圧制御装置から主油圧路5aに導入される作動油によって打撃ピストン3が上下方向に往復変位されることになるが、前記主油圧路5a内の作動油が分岐油圧路5bを経て自動給脂装置10の導入路40にも導入されることになるので、ピストン13の受圧面に作動油が作用することになる。
このピストン13の受圧面に作用する作動油の圧力が所定値以上になると、ピストン13が復帰ばね14の伸張復元力に抗して上昇することになる。なお、前記所定値は、予め実験などを通じて適宜に設定される。
このピストン13の上昇に伴い当該ピストン13の上端部が供給路30の貫通孔33を閉塞するとともに潤滑剤室21を圧縮することになる。これにより、潤滑剤室21内の潤滑剤が環状空間53を経て送出路50に押し出されることになる。
このようにして押し出された潤滑剤は、送出路50の外開口52から油圧ブレーカ1の給脂路5cに導入されることになって、この給脂路5cを経て油圧ブレーカ1の潤滑必要部位(チゼル4とストッパブッシュ7および摩耗ブッシュ8との対向間)に供給されることになる。
一方、油圧ブレーカ1の操作ペダル(図示省略)の踏み込み操作が解除されると、打撃ピストン3の動作が停止することになり、それに伴い、ピストン13の受圧面に作用する作動油の圧力が低下する。
このピストン13の受圧面に作用する作動油の圧力が前記所定値未満になると、ピストン13が復帰ばね14の伸張復元力によって下降させられることになる。
このピストン13の下降に伴い当該ピストン13の上端部が供給路30の貫通孔33を開放するとともに潤滑剤室21を膨張することになる。これにより、カートリッジ12内の潤滑剤が供給路30を経て潤滑剤室21に吸入されることになる。
また、ピストン13の下降に伴い、作動油室22内の作動油が導入路40を経て油圧ブレーカ1の分岐油圧路5bに戻されることになるが、前記作動油は導入路40のオリフィスからなる絞り部43も通るが、逆止弁45を開弁してバイパス路44を通過するようになるから、作動油室22内の作動油を油圧ブレーカ1の分岐油圧路5bに戻しやすくなる。それに伴い、ピストン13の戻り動作(下降動作)が素早くなるので、カートリッジ12から潤滑剤室21への潤滑剤が速やかに吸入されるようになる。これにより、次回の給脂時に潤滑剤の吸入遅れが無くなる。
このようにして、油圧ブレーカ1の操作ペダル(図示省略)が踏み込み操作されたときのみに、潤滑剤室21内に貯留されている所定量の潤滑剤が油圧ブレーカ1の潤滑必要部
位(チゼル4とストッパブッシュ7および摩耗ブッシュ8との対向間)に供給されるようになっている。
但し、前記操作ペダルの踏み込み操作が継続されたままで当該踏み込み操作が解除されない場合には、自動給脂装置10から油圧ブレーカ1に潤滑剤が供給されない。しかしながら、油圧ブレーカ1の稼働中は、前記踏み込み操作が比較的頻繁に行われるので、潤滑剤を前記潤滑必要部位に供給する回数が多くなると言える。また、カートリッジ12の中身が所定量以下になるか、あるいは無くなった場合には、新しいカートリッジ12に交換すればよい。
このようなことから、特に油圧ブレーカ1をトンネルなどのような厳しい環境で使用する場合にはチゼル4の耐久性向上に大きく貢献できる。
一般に、油圧ブレーカ1で前記トンネルなどを掘削する状況では、チゼル4を上向きあるいは斜め上向きにして使用することが多くなる。その関係より、チゼル4とブレーカ下部6との対向間にスクレーパ9を設置しているものの、当該対向間からチゼル4によって破砕した破砕粉が侵入しやすくなると言える。
このような状況では、この実施形態の油圧ブレーカ1のように自動給脂装置10を装備している場合、当該油圧ブレーカ1の稼働中に自動給脂装置10から前記潤滑必要部位への潤滑剤供給が比較的頻繁に行われることに伴い、前記潤滑必要部位の潤滑および冷却作用が向上するだけでなく、当該潤滑必要部位に供給された潤滑剤が、後から自動的に供給される潤滑剤によってスクレーパ9を通過して外へ放出(オーバーフロー)されることになるから、前記潤滑必要部位に外部の破砕粉が侵入することを防止できるようになる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態では、自動給脂装置10のバルブボディ11の取付面11aが油圧ブレーカ1のボディ2の外面5dに面接触された状態で取り付けられることによって、バルブボディ11における導入路40の外開口42が油圧ブレーカ1の外面5dに開放されている分岐油圧路5bの外開口に連通されるようになるとともに、バルブボディ11における送出路50の外開口52が油圧ブレーカ1の外面5dに開放されている給脂路5cの外開口に連通されるようになる。
これにより、自動給脂装置10が油圧ブレーカ1に対して給脂ホースおよび油圧ホースで接続する必要が無くなるから、上記特許文献1,2で懸念される不具合の発生を回避できるようになるうえ、油圧ブレーカ1に外付けしている自動給脂装置10が故障するなどして修理が必要になった場合には、自動給脂装置10を油圧ブレーカ1から取り外して新しい自動給脂装置10と交換するだけで、油圧ブレーカ1を可及的速やかに稼働させることができるようになる。
また、上記実施形態では、自動給脂装置10の導入路40にオリフィス等の絞り部43を設けることにより、ピストン13の受圧面(ピストン13の下端面および下側ばねガイド19の下端面に相当)に作動油を流量制限して作用させるようにしているから、ピストン13による潤滑剤室21内の潤滑剤の押し出し動作が比較的緩やかでかつ円滑に行われるようになるなど、自動給脂動作を長期にわたって安定に保つうえで有利になる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
例えば上記実施形態では、液圧式打撃装置として油圧ブレーカ1を例に挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、前記液圧式打撃装置は図示していないがど
のようなものであってもよい。
また、上記実施形態で例示した各部品は、それらが担う機能が同等の他部品に変更することが可能である。
例えば上記実施形態の油圧ブレーカ1では、スクレーパ9やグリースニップル63を装備した例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、例えばスクレーパ9やグリースニップル63を無くしたものも本発明に含まれる。
この他、上記実施形態では液圧式打撃装置を油圧ブレーカ1とした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、前記液圧式打撃装置を例えばドリフターとすることも可能である。
本発明は、液圧式打撃装置に外付けされる自動給脂装置ならびに当該自動給脂装置が外付けされた液圧式打撃装置に好適に利用することが可能である。
1 油圧ブレーカ
2 ボディ
3 打撃ピストン
4 チゼル
5 シリンダ
5a 主油圧路
5b 分岐油圧路
5c 給脂路
5d 外面
6 ブレーカ下部
7 ストッパブッシュ
8 摩耗ブッシュ
10 自動給脂装置
11 バルブボディ
11a 取付面
11b シリンダボア
11d 取付穴
12 カートリッジ
13 ピストン
14 復帰ばね
17 パッキンブッシュ
18 上側ばねガイド
19 下側ばねガイド
19a 中継路
21 潤滑剤室
22 作動油室
30 供給路
40 導入路
41 内開口
42 外開口
43 絞り部
44 バイパス路
45 逆止弁
50 送出路
51 内開口
52 外開口

Claims (4)

  1. 液圧式打撃装置の外面に着脱可能に取り付けられる自動給脂装置であって、
    前記液圧式打撃装置の外面に面接触する状態で着脱可能に取り付けられる取付面を有するバルブボディと、前記バルブボディに着脱可能に装着される潤滑剤のカートリッジと、を有し、
    前記バルブボディは、潤滑剤を貯留する潤滑剤室と、前記カートリッジ内の潤滑剤を前記潤滑剤室に供給するための供給路と、この供給路を開閉するとともに前記潤滑剤室を圧縮、膨張するためのピストンと、前記液圧式打撃装置から吐出される作動油を前記ピストンの受圧面に作用させるための導入路と、前記潤滑剤室内の潤滑剤を前記液圧式打撃装置の潤滑必要部位に供給するように送り出すための送出路と、前記導入路に設けられかつ作動油を流量制限して前記ピストンの受圧面に作用させるための絞り部と、を有し、かつ、前記導入路の外開口および前記送出路の外開口が前記バルブボディの前記取付面に開放されており、
    前記ピストンの受圧面に作用する作動油の圧力が所定値以上になると前記ピストンが前記供給路を閉塞するとともに前記潤滑剤室を圧縮することにより当該潤滑剤室内の潤滑剤を前記送出路に押し出す一方、前記作動油の圧力が前記所定値未満になると前記ピストンが前記供給路を開放するとともに前記潤滑剤室を膨張することにより前記カートリッジ内の潤滑剤を前記潤滑剤室に吸入するように構成されている、ことを特徴とする自動給脂装置。
  2. 請求項1に記載の自動給脂装置において、
    前記バルブボディには、前記導入路において前記絞り部をバイパスするためのバイパス路が設けられており、
    このバイパス路には前記ピストンの受圧面側から作動油を前記導入路の外開口へ戻しやすくするための逆止弁が設けられている、ことを特徴とする自動給脂装置。
  3. 請求項1または2に記載の自動給脂装置が外付けされた液圧式打撃装置であって、
    前記自動給脂装置の取付面が面接触する状態で着脱可能に取り付けられる外面を有するボディと、
    このボディの内部に設置されかつ作動油によって変位させられる可動部材と、
    この可動部材の変位を支持するすべり軸受と、
    前記作動油を前記可動部材の受圧面に導く主油圧路と、
    前記自動給脂装置の送出路から導入される潤滑剤を前記すべり軸受と前記可動部材との間に供給するための給脂路と、
    前記主油圧路に導入される前記作動油を前記自動給脂装置の導入路へ送出するための分岐油圧路と、を有し、
    前記分岐油圧路の外開口および前記給脂路の外開口が前記ボディの外面に開放されている、ことを特徴とする液圧式打撃装置。
  4. 請求項3に記載の液圧式打撃装置において、
    前記ボディの外面において前記自動給脂装置のバルブボディが面接触する領域は、陥没されている、ことを特徴とする液圧式打撃装置。
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