JP2019076681A - 閉塞型睡眠時無呼吸症候群防止枕 - Google Patents

閉塞型睡眠時無呼吸症候群防止枕 Download PDF

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Abstract

【課題】舌の舌根が気道に垂れる事で閉塞型睡眠時無呼吸症候群になるのを防止することである。【解決手段】枕の頭を受ける部分である「頭受け部」2の中層、或は下側に、枕の「略中央部」から長側面後16にかけて、頭の負荷を受ける、「負荷受け部」3を備えて、頭の負荷で「負荷受け部」3で生じた反力で舌根25を気道13から引き上げて、閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕とした。【選択図】図1

Description

本発明は、仰臥して睡眠時に、肥満、高齢者、舌筋の老化、などで舌根が重力で気道に垂れ下がり気道を塞ぐ事で一定時間呼吸が複数回停止する閉塞型睡眠時無呼吸症候郡を防止する枕に関するものである。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の主な治療は、鼻若しくは鼻と口に樹脂製のマスクをバンドで固定しポンプで加圧した空気を連続して鼻腔から送り込んで気道を陽圧に保ち気道の閉塞を防ぐ、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)と、下顎の歯を上顎の歯を利用して下顎を前に出すマウスピースにより矯正する手段がある。
マウスピースの場合、上歯18を支えに下歯17を口の外方に押し出す事で舌体部32の舌根25を引き上げて気道13に沈下しない様にするものである、しかし図9を用いて説明すれば、舌体部32は下部で舌骨14に固着しているのでいくら上部の下顎骨15を引き上げても、舌体部32は舌骨14に固着されているので、引き上げ力は舌骨14で殺されてしまい、効率よく舌根25を引き上げる事ができず舌根25は気道から離脱できない、この為医療機関では積極的に治療には勧めていない。
どちらも生きている限り使用しなければならないという事と、前記の「CPAP」の場合、次の様な問題点が使用感としてある、加圧空気送入で腹部膨満感がある。送入された加圧空気で気道や口の中が乾く。気道や口の中の乾きで感染しやすくなる。空気が漏れない様にきつく締め付けるのでマスクのこすれで皮膚がかぶれる。ポンプの音で寝付き難い。ポンプとマスクを硬度のあるプラスチックの空気送風ホースで連結しているので、寝返りが難しい為、腰が痛たくなる、又夜中にトイレに行くたびに前記のCPAP装置を脱着しなければならず眠気が覚醒してしまう事が多かった。
そして病院に経鼻的持続陽圧呼吸療装置「CPAP」のレンタル料を支払はなければならず経済的負担も大きい保険負担率が3割の場合月6000円である、これに毎月病院の診療費が別途必要。
どちらも肉体的に多少の苦痛を伴う、前記の使用感があるので必要であっても使用に踏み切れない人も多い。
この改善策として横寝すると気道13が舌根の下ではなく横になるので、舌根25が重力で気道13に垂れないので防止される、その様な枕も有るが、一晩中横を向いて寝る事は難しく無意識の内に仰臥している、この為、横寝の効果が持続し難い等の問題点がある。
又、特許文献1 実登 3155517は、枕を肩に近い部分である、頚椎部分を支持する部分と後頭部を支持する、前と後に二分し、後の頭部支持箇所を頚椎部支持箇所より硬度のある素材で形成し、頭部支持箇所より頚椎部支持箇所を柔らかい素材で形成して、頚椎部支持箇所が後頭部支持箇所より沈下する様にしている、一層で、頭を受ける面が前後で2つの硬度からなる枕である。頭部を受ける面の枕の後側部分を硬度の有る素材で形成しているので、頭が有効に保持されるまで沈下せず、頭がしっかりと枕で把持されず寝にくかった。
<本発明では、次の通り定義する、方向を表す場合は上向きに仰臥した姿を右側から見た場合を想定して表記する事を、定義しておく>
<本発明では、人体の頭の左右の動きは、第一頚椎19が第ニ頚椎の上で回転して可能にしている、頭の前後の動きは、後頭骨21が第一頚椎19の上で前後に動く事で可能にしている事を定義し、説明しておく>
<本発明では、以下で文言に定義付けをした、定義の使用(有効範疇)は本特許願の、明細書、特許請求の範囲、要約書、を対象とする>
<定義付けした文言は「 」で囲んで表記する>。
(特許文献1) 実登3155517号 (特許文献2) 特願平5−341989 (特許文献2) 特願2017−109911
(非特許文献1)睡眠時無呼吸症候群(SAS)の概要と、治療法についての冊子,睡眠時無呼吸症候群の治療, 帝人ファーマ株式会社
図9を元に説明すると、生まれつき骨格が小さい人、肥満の人、高齢者は気道13のスペースが狭くなっている事が多く、この様な者が仰向けに寝ると、舌体部32は気道13方向に垂れる、そして熟睡すると舌体部32を含む筋肉が弛緩し舌体部32の舌根25が気道13に垂れ気道を閉塞し空気が遮断される、一定時間(個人差がある)気道が閉塞され酸素不足が限界になると痙攣を起こす、この痙攣で筋肉の弛緩が覚醒し再び、呼吸が再開される、この様に熟睡−筋肉の弛緩−気道閉塞−痙攣−覚醒−熟睡−を睡眠中繰り返している、本発明は、熟睡して筋肉の弛緩が起きても舌根25による気道閉塞が起きない様にし、重篤な閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を防止或は、改善し、枕の反力による肩こりを防止する枕を提供する、
<文言の定義>
<1、本発明では、経鼻的持続陽圧呼吸療装置を「CPAP」と定義し、表記する>
<2、本発明では、閉塞型睡眠時無呼吸症候群の事を「OSAS」と定義し、表記する>
<3、本発明では、枕の人体の肩に接する長側面前その反対側を長側面後と定義し、表記する>
<4、発明では、後頭骨21の顔面と反対側に一番飛び出た部分を「後頭部」と定義し、表記する>
<5、本発明では、左右の頭頂骨28と後頭骨21が三叉する交点周辺の部位を「頭頂部後」と定義、し表記する(図11参照>
<6、本発明では、「頭受け部」2の長側面の前後の略中間の部分を「略中央部」と定義し表記する>
<7、本発明では、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカボネイト、ABS、AS、PVC、熱可塑性エラストマー樹脂(TPE)、を「高反発硬質樹脂」と定義し、表記する>
<8、(本発明では、低発泡倍率のポリプロピレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ABSフォーム、を「高反発硬質発泡樹脂」と定義し、表記する>
<9、(本発明では、高発泡倍率のポリウレタンフォーム、フェノールフォーム、発泡膜を除去した、三次元の骨格網状構造のウレタンフォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、メラミンフォーム、シリコーンフォーム、EPDM(EthylenePropyleneDiene)スポンジを「低反発軟質発泡樹脂」と定義し表記する>
<10、(本発明では、天然綿、合成繊維の綿、マイクロファィバー繊維、羽毛、羊毛、ポリウレタンフォームの断裁チップ、を「綿状物」と定義し、表記する>
<11、本発明では、蕎麦殻、ポリエチレン或はポリスチレン発泡ビーズ、コルクチップ、パイプ状の軟質樹脂を外径以上の長さに接断した物、シリコーンチューブを外径以上の長さに切断した物、を「粒状物」と定義し、表記する>
<12、本発明では、「綿状物」と「粒状物」を「充填物」と定義し、表記する>
<13、(本発明では、「頭受け部」2の天面36と底面37を糸、或は紐で引き寄せて圧縮した状態で括る(縛る)ことを「中綴じ」と定義し、表記する>
<14本発明では、「高反発硬質樹脂」からなる群から選択された一つ、或は「高反発硬質発泡樹脂」からなる群から選択された一つからなる頭の付加を受けるものを「負荷受け部」3と定義し、表記する>
<15、本発明では、「低反発軟質発泡樹脂」或は、「綿状物」6、「粒状物」26、からなる群から選択された一つからなる、頭を受ける部分を「頭受け部」2と定義し、表記する>
請求項1の発明は、枕1の、頭を受ける「頭受け部」2の中層或は下側に、前記「頭受け部」2に相対的に硬質な、「高反発硬質樹脂」であるポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカボネイト、ABS、PVC、熱可塑性エラストマー樹脂(TPE)、或は発泡倍率が小さい為高反発の「高反発硬質発泡樹脂」であるポリプロピレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ABSフォーム、或は軽金属、木、等からなる、頭の付加を受ける板状の「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の前後の、側面前10から長側面後16の中間である「略中央部」から長側面後16に備えた事を特徴とする。(図1参照)
請求項2の発明は、請求項1において、前記「頭受け部」2には、前記「略中央部」から前記長側面前10の間にスリット5と一体の円、或はスリット5と一体の楕円、スリット5と一体の多角形の、空洞孔4、或は円、或は楕円、多角形の、空洞孔4を頭の横幅以上の長さで、前記長側面前10に平行に一本或は、複数本備えた事、を含む事を特徴とする。(図1参照)
請求項3の発明は、請求項1において、前記「頭受け部」2には、前記「略中央部」から前記長側面前10の間の天面36から底面37の途中まで切れ目である隠しスリット17を複数入れることで多角形の柱状の複数のブロックの集合体とする事、を含む事を特徴とする。(図12参照)
請求項4の発明は、「綿状物」6からなる、前記「頭受け部」2の、前記「略中央部」から前記長側面後16にかけて、前記「頭受け部」2より相対的に硬質な、前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とする。(図2参照)
請求項5の発明は、前記「綿状物」6からなる、前記「頭受け部」2の、頭を受ける天面36の内カバー41の外側と、その対面である底面37の前記内カバー41の外側から、中の「充填物」11、諸共糸、或は紐を貫通させて、締め込んで、圧縮した状態で前記「略中央部」から長側面前10を、結び括る(縛る)「中綴じ」を、複数個所で行う事を含む事を、特徴とする。(図2参照)
請求項6の発明は、枕形状の袋体9に「粒状物」26からなる群から選択された一つを充填して、前記「頭受け部」2とし、前記「略中央部」から、長側面後16にかけて、前記「頭受け部」2より相対的に硬質な前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の、前記「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とする。(図3参照)
請求項7の発明は、前記枕形状の袋体9からなる、前記「頭受け部」2の、長側面前10、長側面後16と直交する両側の短側面と天面36と底面37を「略中央部」において仕切り布を縫合して前記「頭受け部」2の内部を前後に分割し、前後を分離する前記、仕切り布がストレッチ生地からなる弾性仕切り42である事を含む事を、特徴とする。(図3参照)
請求項8の発明は、長方形の帯状体8の、長方形の短側面側である長手方向の片方の、ポケット7に、前記「負荷受け部」3を挿入し、前記ポケット7の天面に、「低反発軟質発泡樹脂」、或は「綿状物」6、或は「粒状物」26からなる群から選択した一つからなる前記「頭受け部」2、或は現在使用されている従来の枕を置いて、前記ポケット7と反対側の端部を持って、巻着する帯状体8である事を、特徴とする。(図4参照)
請求項9の発明は、前記板状の「負荷受け部」3の形状は、請求項1から8、において、短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺までが板状である、或は短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺まで登り勾配の板状である、或は短側面に交わる長側面の一辺から対向する一辺まで曲面の登り勾配の板状である、或は短側面に交わる長側面の一辺、から対向する一辺までが板状で、片方の長側面の中央に切り欠き部44を設け、その両側に側面付加受け部43を有する、この様な郡の内一つからなる「負荷受け部」3を、特徴とする。(図5、6、7、8参照)
本発明が解決しようとするのは、図9で説明すれば、生まれつき骨格が小さい人、肥満の人、高齢者は気道13のスペースが狭くなっている事が多く、この様な者が仰向けに寝ると、舌体部32は気道13方向に垂れ気道13を狭くするため、空気の絶対量が不足する、この為顎31を上げ、口呼吸をする、顎31が上がる事で後頭部23、頭頂部後30が下がるため、舌体部32は舌骨14で固着されているが、舌体部32は舌骨14の側面に位置してしまう為、舌骨14が舌体部32を支えきれなくなっており、熟睡すると舌体部32を含む筋肉が弛緩し、舌体部32は舌骨14の脇を沈降し、舌根25が気道13に垂れ気道を閉塞し空気が遮断され一定時間(個人差がある)気道が閉塞され酸素不足が限界になると痙攣を起こす、この痙攣で筋肉の弛緩が覚醒し再び、呼吸が再開される、この様に熟睡−筋肉の弛緩−気道閉塞−痙攣−覚醒−熟睡−を睡眠中繰り返している、
請求項1によれば、熟睡して筋肉の弛緩が起きても前記舌根25による気道閉塞が起きない様にする為に、頭を受ける「頭受け部」2の「略中央部」から長側面後16の下側に「負荷受け部」3を備える事で、頭35の負荷により、頭の付加を受ける板状の「負荷受け部」3で生じた反力が頭の後頭部23から頭頂部後30に働き、体と頭の前後の動きを司る、第一頚椎19で、後頭骨21が仰臥位上方に右回転する事で、後頭部23から頭頂部後30部分も、仰臥位右上方に回転するので、顎31と舌体部32の舌尖部22が固着した下顎骨15は首29方向である右下方に回転するので舌骨14に固着した舌体部32は、舌骨14を支点にして舌尖部22により上右方に引き上げられ、舌骨14に乗りかかる様に被さり巻き上げられるので、舌体部32の下部の舌部25は気道13から離脱する事でOSASを解消した。(図1、図10参照)
請求項2によれば、前記、枕1の「頭受け部」2の「略中央部」と長側面前10の間にスリット5と一体の円、或はスリット5と一体の楕円、スリット5と一体の多角形からなる空洞孔4、或は円、或は楕円、多角形からなる空洞孔4を、頭の横幅以上の長さで、長側面前10に平行に設けた事で、頭35、首29部からの負荷は「頭受け部」2の空洞部孔4が変形する事で吸収される事で、首29への反力が減少し枕1による肩こりが解消された。(図1、図10参照)
請求項3によれば、前記枕1の「頭受け部」2の「略中央部」と長側面前10の間の天面36から底面37の途中まで切れ目である隠しスリット17を複数入れることで多角形の柱状の複数のブロックの集合体となり、「頭受け部」2の略中央部分と長側面前10の間の天面36は複数の独立したブロックに分割され、塊であった反力はブロックの数に分散され、且つ小さい柱状の各ブロックは表面が曲面である首29で押さえられると、各ブロック柱は曲面をした首29の面に直角方向な、枕にとっては鉛直で無い方向に押され、横方向の変形も生じ、各ブロック本来の座屈限界荷重に到る以前に座屈が生じてしまう、この横方向のたわみで反力(反発力)は横方向にも分散するので反力は小さくなり首29、への反力が減少し、枕1による肩こりが解消された。(図12、図10参照)又隠しスリット17は部位によって深さを変える事で反力の強さを調節する。
請求項4によれば、熟睡して筋肉の弛緩が起きても前記舌根25による気道閉塞が起きない様にする為に枕形状の内カバー41に「綿状物」6からなる群から選択された一つを充填して、「頭受け部」2とし「頭受け部」2の「略中央部」から長側面後16の下側に「負荷受け部」3を備える事で、頭35の負荷により「負荷受け部」3で生じた反力が頭の後頭部23から頭頂部後30に働き、体と頭の前後の動きを司る、第一頚椎19で、後頭骨21が仰臥位上方に右回転する事で、後頭部23から頭頂部後30部分も、仰臥位右上方に回転するので、顎31と舌体部32の舌尖部22が固着した下顎骨15は首29方向である右下方に回転するので舌骨14に固着した舌体部32は、舌骨14を支点にして舌尖部22により上右方に引き上げられ、舌骨14に乗りかかる様に被さり巻き上げられるので、舌体部32の下部の舌部25は気道13から離脱する事でOSASを解消した。(図2、図10参照)
請求項5によれば、前記内カバー41に「綿状物」6を充填した、「頭受け部」2の複数個所で、頭を受ける天面36の内カバー41の外側、とその対面である底面37の内カバー41の外側から、中の「充填物」11、諸共糸、紐を貫通させて、締め込んで、圧縮した状態で「略中央部」から長側面前10を結び括ることで反力と復元力を「中綴じ」で括った範囲に規制し、首29から肩への反発力を減らした事で肩こりが緩和された。(図2、図10参照)
請求項6によれば、熟睡して筋肉の弛緩が起きても前記舌根25による気道閉塞が起きない様にする為に枕形状の袋体9に「粒状物」26からなる群から選択された一つを充填して、「頭受け部」2とし、「頭受け部」2の「略中央部」から長側面後16の下側に「負荷受け部」3を備える事で、頭35の負荷により「負荷受け部」3で生じた反力が頭の後頭部23から頭頂部後30に働き、体と頭の前後の動きを司る、第一頚椎19で、後頭骨21が仰臥位上方に右回転する事で、後頭部23から頭頂部後30部分も、仰臥位右上方に回転するので、顎31と舌体部32の舌尖部22が固着した下顎骨15は首29方向である右下方に回転するので舌骨14に固着した舌体部32は、舌骨14を支点にして舌尖部22により上右方に引き上げられ、舌骨14に乗りかかる様に被さり巻き上げられるので、舌体部32の下部の舌部25は気道13から離脱する事でOSASを解消した。(図3、図10参照)
請求項7によれば、前記枕形状の袋体9からなる、「頭受け部」2の、長側面前10、長側面後16と直交する両側の短側面と天面36と底面37を「略中央部」に仕切り布を縫合して「頭受け部」2の内部を前後に分割し、前後を分離する、仕切り布がストレッチ生地からなる弾性仕切り42であるので「頭受け部」2にかかった頭35の負荷で、後頭部23部分を受ける長側面後16部分から「粒状物」26が長側面前10側に必要以上に移動してしまわない様に分離規制でき、負荷を受けた弾性仕切り42は弾性であるので伸びることで、頭35の負荷で適度に「粒状物」26が弾性仕切り42を長側面前10側に押し込むので頭の把持が優しくでき、天面36の縫合部分を弾性仕切り42が内側に引き込まなくなったので枕1の天面36が筋上の凹みが生じなくなり、寝やすくなった、「粒状物」26が長側面前10側に必要以上に移動するのを規制できたので「負荷受け部」3の本来の働きである反力を後頭部23から頭頂部後30に伝えることができOSASを解消した。(図3、図10参照)
請求項8によれば、熟睡して筋肉の弛緩が起きても前記舌根25による気道閉塞が起きない様にする為に長方形の帯状体8の、長方形の短側面側である長手方向の片方の、ポケット7に、「高反発硬質樹脂」、或は「高反発硬質発泡樹脂」、或は軽金属、木、等からなる群から選択した一つからなる、「負荷受け部」3を挿入し、ポケット7の天面に、「低反発軟質発泡樹脂」、或は「綿状物」6、或は「粒状物」26からなる群から選択した一つからなる前記「頭受け部」2、或は現在使用されている従来の枕を置いて、ポケット7と反対側の端部を持って、前記「頭受け部」2、或は現在使用されている従来の枕に巻着する帯状体8からなる枕にする事で、「負荷受け部」3を備え、頭35の負荷により「負荷受け部」3で生じた反力が頭の後頭部23から頭頂部後30に働き、体と頭の前後の動きを司る、第一頚椎19で、後頭骨21が仰臥位上方に右回転し、後頭部23から頭頂部後30部分も、仰臥位右上方に回転するので、顎31と舌体部32の舌尖部22が固着した下顎骨15は首29方向である右下方に回転するので舌骨14に固着した舌体部32は、舌骨14を支点にして舌尖部22により上右方に引き上げられ、舌骨14に乗りかかる様に被さり巻き上げられるので、舌体部32の下部の舌部25は気道13から離脱する事でOSASを解消した。(図4、図10参照)
請求項9によれば、熟睡して筋肉の弛緩が起きても前記舌根25による気道閉塞が起きない様にする為に、前記「負荷受け部」3の形状は、短側面に対し長側面の、一辺から対向する一辺までが板状(図5)である事を特徴とする、或は短側面に対し長側面の、一辺から対向する一辺まで直線の登り勾配(図6)の板状である事を特徴とする、或は短側面に対し長側面の一辺から対向する一辺まで曲線の登り勾配(図7)の板状である事を特徴とする、或は短側面に対し長側面の一辺、から対向する一辺までが板状で、片方の長側面の中央に切り欠き部44を設けその両側に側面付加受け部43(図8)を有する板状とする、この様な特徴の「負荷受け部」3は「頭受け部」2の下側の「略中央部」から長側面後16に有って、頭の負荷を寝具に分散させずに反力として後頭部23から頭頂部後30に伝えることができOSASを解消した、又一辺に切り欠きと側面負荷受け43を持った「負荷受け部」3は頭から首の線が枕1に直角でない状態である頭が枕1に斜めに仰臥した場合でも、側面負荷受け43が後頭部23から頭頂部後30に反力を伝えることができOSASを解消した、又、「負荷受け部」3が板状からなる場合(図5)、反力は頭頂部後30から後頭部23に集中しないので穏やかな反力となるので軽度のOSAS患者に適している。
「負荷受け部」3が直線の登り勾配からなる場合(図6)、と曲線の登り勾配からなる場合(図7)は、反力が頭頂部後30から後頭部23に集中するので重度のOSAS患者に適している。
以下、請求項1から8において次の効果があった。
図9を元に説明すれば、従来の枕に仰臥した場合、頭頂部30から後頭部23が枕1に沈下し、枕1の長側面前10が首29に強く当っているが、図10を元に説明すれば、本発明の枕1では頭頂部30が枕1に沈下しておらず、空洞孔4、或は隠しスリット17、或は「中綴じ」で「頭受け部」2の反力を小さくしているので、枕1の長側面前10が首29に強く当って押し上げていないので容易に寝返りが可能となり、肩こりが起きない。又「負荷受け部」3は1mm程度の厚さ、があれば良いので、枕の使用感が損なわれることがない。又「負荷受け部」3が「高反発硬質樹脂」或は「高反発硬質発泡樹脂」の場合、負荷を受けると、曲げたわむ能力である可撓性(可とう性)を有しているので、寝具と枕1の間で硬直物であることがない。
これにより旅行中はもちろん生きている限り使用しなければならなかった、「CPAP」の場合、加圧空気送入で腹部膨満感があった。送入された加圧空気で気道や口の中が乾いた。又気道や口の中の乾きでウイルス等に感染しやすくなっていた。空気が漏れない様にきつく締め付けるのでプラスチックのマスクでこすれて皮膚がかぶれていた。ポンプの音で寝付き難くかった。ポンプと顔のマスクを硬度のある空気送風ホースで連結しているので、寝返りが難しい為、腰が痛たくなっていた、又、ホースの付いたマスクを顔にベルトで固定されているので、夜中にトイレに行く時マスクの着脱は非常に苦痛でこの為覚醒してしまっていた、これらが全て解決され、自宅ではもちろん、旅行時にも持参できる軽薄な物もできた。
そして病院経由で経鼻的持続陽圧呼吸療器装置(CPAP)のレンタル料20000円を支払はなければならず経済的負担も大きかった。保険の負担率が3割の場合診察代1000円を含めると月7000円。年間84000円の医療費となり月に一度診察を受けないと保険適用外となり全額の2万円の負担となる。保険組合の負担は年間1人168000円。帝人在宅医療株式会社のホームページによれば潜在患者数は300万人と云われている。OSAS患者全てが保険で経鼻的持続陽圧呼吸療法の治療をした場合保険組合の負担金額は膨大な金額となる。本発明の場合、数百円の原価アップの枕で解決できる。(CPAP)装置を装着せずとも枕を交換すれば良いので肉体的な苦痛も排除でき経済的負担が大きく軽減される。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群への効果は医療機関での「終夜睡眠ポリグラフィー検査」表1の通り、有効性が明確になった。次の表1は、閉塞型睡眠時無呼吸症候群のAHI指数(無呼吸低呼吸指数)を通常のウレタンフォーム製の枕と本発明のウレタンフォーム製の枕を、比較使用した医療機関での60代男性の検査結果である。
Figure 2019076681
上記表1の通り、AHI指数は41.2から16.9と有為な改善がしめされた。
平均脈拍数/分は31.3から平均値内である64に改善された。
最高脈拍数/分は255から平均値内である111に改善された。本発明の枕の有為効果が示された。
頭頂部後が下がり、顎31が上がる従来の枕を使用した場合、舌根25で気道13が狭められ、十分な空気を吸入できなくなっている為、息苦しさを認識でき、必要な酸素を呼吸数で補う為、呼吸が速くなり、呼吸数は1分間に30回となったが、本発明の枕を使用した場合は立位で顔を正面に向けた場合の呼吸数と同じ16回であり、息苦しさもなかった、閉塞型睡眠時無呼吸症候群に有為な効果がある事を確認できた、効果は次の表2の通りであった。
Figure 2019076681
空洞孔4を設けた、枕の部分断面透視斜図。(実施例1。請求項1。請求項2) 枕の部分断面透視斜図。(実施例2。請求項4。請求項5) 枕の部分断面透視斜図。(実施例3。請求項6。請求項7) 枕の展開組斜図。(実施例4。請求項8) 「負荷受け部」3が平板(フラット)である図。(実施例5。請求項9) 「負荷受け部」3が直線で登り勾配である図。(実施例5。請求項9) 「負荷受け部」3が曲線で登り勾配である図。(実施例5。請求項9) 切り欠きと側面負荷受け43を有する「負荷受け部」3である図。(実施例5。請求項9) 従来の枕に人体が仰臥した右側面透視図 本発明の枕に人体が仰臥した右側面透視図 頭蓋骨図。 隠しスリット17を設けた、枕の部分断面透視斜図。(実施例1。請求項1。請求項3)
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下に参照する図面において、同じ符号は同様の構成要素を示す。
図1を元に説明すると、反発弾性率が小さい、「低反発軟質発泡樹脂」であるポリウレタンフォーム、フェノールフォーム、発泡膜を除去したポリエーテル系、或はポリエステル系三次元骨格網状構造ウレタンフォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、メラミンフォーム、シリコーンフォーム、EPDM(Ethylene-Propylene-Diene)スポンジ、からなる群の一つからなる、頭を受ける「頭受け部」2の、前後の「略中央部」から、後側の長側面後16にかけて「高反発硬質樹脂」であるポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカボネイト、ABS、PVC、熱可塑性エラストマー樹脂(TPE)、或は軽金属、木、等からなる群の一つからなる、短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺までが板状の平板(図5)、或は短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺まで直線の登り勾配の板状体である(図6)、或は短側面に交わる長側面の一辺から対向する一辺まで曲線の登りの板状体である(図7)、或は短側面に交わる長側面の一辺、から対向する一辺までが板状で、片方の長側面の中央に切り欠き部44を設け、その両側に側面付加受け部43を持った板状体である(図8)、これらの頭の付加を受ける「負荷受け部」3を前記「頭受け部」2の中層、或は下側に前後に移動可能な様に面ファスナー12で備えて内カバー41で覆う、
さらに「低反発軟質発泡樹脂」、からなる群から選択した一つからなる、前記「頭受け部」2の前後の「略中央部」と長側面前10の間で、頚椎部である首29を受ける部分に円、或は楕円、或は多角形の空洞孔4、或はスリット5と一体の円、或はスリット5と一体の楕円、スリット5と一体の多角形の空洞孔4を頭の横幅以上の長さで長側面前10と平行に一本、或は複数本備えた、これにより骨格、肉付き等の違いによる頭35から首29の大きさに違いがあっても、空洞孔4が負荷、反力を受けると空洞孔4が変形して負荷、反力を吸収する事で高さ調節をしなくても、肩こりを防止する。
スリット5により金型から円、或は楕円、多角形の部分をムリ抜きが可能となった、或は切削加工、或は熱溶断加工、或は高圧ウオーターカット工法が可能とした。
或は、図12を元に説明すれば、枕1の前記「頭受け部」2の前後の「略中央部」と長側面前10の間の天面36から底面37の途中まで切れ目である隠しスリット17を複数入れることで多角形の柱状の複数のブロックの集合体となり、前記「頭受け部」2の略中央部分と長側面前10の間の天面36は複数の独立したブロックに分割され、塊であった反力はブロックの数に分散され、且つ小さい柱状の各ブロックは表面が曲面である首29に当ると、各ブロック柱は曲面をした首29の面に直角方向であるが、枕にとっては鉛直で無い方向に押され、横方向の変形も生じ、各ブロック本来の座屈限界荷重に到る以前に座屈が生じてしまう、この横方向のたわみで反力(反発力)は横方向にも分散するので反力は小さくなり首29、への反力を減少させ肩こりを防止する。隠しスリット17を部位によって深さを変える事で反力の強さを調節する。
図2を元に説明すると、頭35を受ける「綿状物」6からなる前記「頭受け部」2の前後の「略中央部」から、後側の長側面後16にかけて「高反発硬質樹脂」、或は「高反発硬質発泡樹脂」或は軽金属、木、等からなる群から選択した一つからなる前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側に前後に移動可能な様に面ファスナー12で備えてカバー40で覆う、
さらに、「綿状物」6からなる前記「頭受け部」2の頭35を受ける天面36とその反対側の底面37(寝具34に接する面)の複数個所を糸、或は紐で引き寄せて圧縮した状態で、前記「略中央部」から長側面前10に渡って前記「略中央部」から長側面後16よりも薄く(低く)なる様に括る(縛る)ことで、復元距離及び反力を規制し括った範囲に封じ込め、首29から肩への反力を減らした事で体格の違いが有っても枕の高さ調節をしなくても肩こりを防止する。
図3を元に説明すると、枕1、袋体9からなる前記「頭受け部」2を前記「略中央部」において弾性仕切り42で前後に分割し、「粒状物」26を充填物として分割した各々の袋体9に詰める、袋体9が前後に分割された事で、前記「頭受け部」2の上で頭35を前後左右に激しく動かしても「粒状物」26の各粒は弾性仕切り42で仕切られているので、分割した前記「略中央部」から長側面後16部の側の「粒状物」26は前記「略中央部」部分から前記、長側面前10側部分には移動できなくなり、仕切られた中において頭の無い方向に分散移動し、移動が収まると「粒状物」26からなる前記「頭受け部」2は、充填物が粒状の個体なので、頭、首の形状に合わせて、頭、首を把持する「頭受け部」2とし、前記「頭受け部」2の下側の前記「略中央部」より後側にポケット7を設け、前記ポケット7に、「高反発硬質樹脂」、或は「高反発硬質発泡樹脂」、或は軽金属、木、からなる群から選択した一つからなる前記「負荷受け部」3を挿入し前後に移動可能にする為、面ファスナー12で備える、
図4を元に説明すると、長方形の帯状体8の、長方形の短側面側である長手方向の両端の片方に、ポケット7を設け前記ポケット7の外側の底面37に面ファスナー12を備え、この面ファスナー12の反対側の、もう片方の長手方向の端部に面ファスナー12を備え、前記ポケット7に「高反発硬質樹脂」、或は「高反発硬質発泡樹脂」、或は軽金属、木、等からなる群から選択した一つからなる、「負荷受け部」3を挿入し、長側面の面ファスナー12を備えた羽根39で、ポケット7の挿入口を防ぎ「負荷受け部」3の脱落を防ぐ、前記の帯状体8の前記ポケット7の上部に「低反発軟質発泡樹脂」、或は「綿状物」6、或は「粒状物」26からなる群から選択した一つからなる前記「頭受け部」2、或は現在使用されている従来の枕を置いて、帯状体8のポケット7と反対側の端部のファスナー12部分を持って、前記枕1、或は前記従来の枕に巻着しする事でOSAS対応する。
図5・図6・図7・図8を元に説明すると、前記「負荷受け部」3の形状は、短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺までが板状である(図5)とする、或は短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺まで登り勾配である板状(図6)とする、或は短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺まで曲面の登り勾配である板状(図7)とする、或は短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺までが板状で、片方の長側面の中央に切り欠き部44を設け、その両側に側面付加受け部43を有する板状(図8)とする、一辺の長側面の厚さが異なる場合、薄い側を首29の方に備える、或は切り欠きと側面負荷受け43を有している場合は切り欠き部が首29の方に備えることを特徴とする、この様な群の内の一つを実施例1、(図1.図12)、実施例2(図2)、実施例3(図3)、実施例4(図4)、の各構成の枕1の前記「頭受け部」2に前記「負荷受け部」3として、備える。
本発明では前記「負荷受け部」3がある前記長側面後16を首29と反対側の後頭部23側にする必要がある、これを見た目で区別出来る様にする為、長側面後16の両角をC面取り、或はR面取り(JIS)する。
<実施例1>
図1と図12は本発明枕の、部分断面透視斜図であって、同じ部位の符号はすべての図において同じである。また、1は枕、2は頭を受ける「頭受け部」、3は頭の付加を受ける板状の「負荷受け部」、4は空洞孔、5はスリット、12は面ファスナー、10は長側面前、16は長側面後、17は隠しスリット、41は内カバーである。
枕1の上層は、「低反発軟質発泡樹脂」からなる、モールド成形、或は切削加工、或は高圧ウオーターカット工法による枕形状の前記「頭受け部」2を備え、前記「頭受け部」2の使用者の肩33に接する長側面前10と、長側面後16の中間の前記「略中央部」から、長側面後16にかけて、前記「頭受け部」2より相対的に硬質な「高反発硬質発泡樹脂」、或は、「高反発硬質樹脂」、或は軽金属、木、などの群から選択された一つからなる、
前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側に使用者が体格に合わせて前後に移動しても、備えることが出来るように、面ファスナー12で備えることで、前記「頭受け部」2は天面36及び前記「頭受け部」2を構成する全体が、同じ硬度で、同じ柔軟度、同じ反力(反発力)であるが、前記「負荷受け部」3の範囲の上部に位置する前記「頭受け部」2は、頭35の負荷によって、前記「負荷受け部」3が備えられていない前記「略中央部」から長側面前10、部より大きな反力が生じる事を特徴とし
図1を元に説明すれば、「低反発軟質発泡樹脂」からなる群から選択した一つからなる前記「頭受け部」2の反力(反発力)を、首29から肩33には減少させる為に円、或は楕円、或は多角形の空洞孔4、或はスリット5と一体の円、或は楕円、或は多角形の空洞孔4を、前記「略中央部」と長側面前10の間に、頭35の横幅以上の長さで長側面前10に平行に一本或は、複数本、備える、
或は、図12を元に説明すれば、前記「頭受け部」2の前後の「略中央部」から長側面前10の、天面36から底面37の途中まで切れ目である隠しスリット17を複数入れることで多角形の柱状の複数のブロックの集合体とし、前記「頭受け部」2の上部が柱状体の独立した複数のブロックの集合体とする事で肩への反力を分散減少させる。隠しスリット17は部位によって深さを変える事で反力を調整する。
<実施例2>
図2は本発明枕の、部分断面透視斜図であって、符号はすべての図において同じである。また、1は枕、2は前記「頭受け部」、3は前記「負荷受け部」、6は「綿状物」、10は長側面前、12は面ファスナー、16は長側面後、26は「粒状物」、27は「中綴じ」、40はカバー、41は内カバー、38は「低反発軟質発泡樹脂」である。
繊維製の枕形状の内カバー41に「綿状物」6、からなる群から選択された一つを充填して前記「頭受け部」2とした、或は「低反発軟質発泡樹脂」からなる「頭受け部」2を前記「頭受け部」2の底面37の、肩33に接する前側の長側面前10と後側の長側面後16の中間の、前記「略中央部」から後側の長側面後16にかけて、「高反発硬質発泡樹脂」、或は「高反発硬質樹脂」、或は軽金属、木、などからなる群から選択した一つからなる、前記「負荷受け部」3を体格によって前後に移動した位置にも備えることが出来るように、前記「頭受け部」2の底面37に面ファスナー12で備え、「綿状物」6、或は「低反発軟質発泡樹脂」からなる群から選択した一つからなる、前記「頭受け部」2の頭を受ける天面36の内カバー41の外側、とその対面である底面37の内カバー41の外側から、中の「充填物」11諸共、糸、紐を貫通させて、締め込んで、圧縮した状態で前記「略中央部」から長側面前10に渡って前記「略中央部」から長側面後16よりも低くなる様に結び括る(縛る)、「中綴じ」を複数個所で行い、その上から内カバー41で覆う、
<実施例3>
図3は本発明枕の、部分断面透視斜図であって、1は枕、2は前記「頭受け部」、3は前記「負荷受け部」、7はポケット、9は袋体、10は長側面前、11は充填物、12は面ファスナー、16は長側面後、26は粒状物、40はカバー、42は弾性仕切り、である。
袋体9からなる、頭受け部2の、前記「略中央部」において長側面と直交する、両側の短側面と天面36、及び底面37とを弾性のあるストレッチ生地等を仕切り布として縫合し、弾性仕切り42とし、前後に分割した繊維製の袋体9に、「粒状物」26からなる群から選択した充填物の一つを、分割した各々の袋体9に詰め、前記「頭受け部」2とし、前記「略中央部」から、後側の長側面後16にかけて、「高反発硬質樹脂」、或は「高反発硬質発泡樹脂」、或は軽金属、木、からなる群から選択した一つからなる前記「負荷受け部」3を、体格によって前後に移動した位置にも備えることが出来るように、前記「頭受け部」2である袋体9の下側に設けたポケット7、或は底面37に面ファスナー12で備え、前記「頭受け部」2を内カバー41で覆う、
<実施例4>
図4は本発明枕の展開組斜図であって、2は頭を受ける前記「頭受け部」、1は前記「頭受け部」2からなる枕、3は頭の負荷を受ける前記「負荷受け部」、7はポケット、8は帯状体、12は面ファスナー、12bは裏面の面ファスナー、37は底面、39は羽根である。
長方形の帯状体8の、長方形の短側面側である長手方向の両端の片方に、ポケット7を設け、ポケット7の外側の底面37に面ファスナー12を備え、この面ファスナー12の反対側の、もう片方の長手方向の端部に面ファスナー12を備え、ポケット7に「高反発硬質樹脂」、或は発泡倍率が小さい「高反発硬質発泡樹脂」、或は軽金属、木、からなる群から選択した一つからなる「負荷受け部」3を挿入し、長側面の面ファスナー12を備えた羽根39で、ポケット7の挿入口を塞ぎ前記「負荷受け部」3の脱落を防止する
前記の帯状体8のポケット7の、面ファスナー12が施設されていない面に、「低反発軟質発泡樹脂」、或は「綿状物」6、或は「粒状物」26からなる群から選択した一つからなる前記「頭受け部」2、或は現在使用されている従来の枕を置いて、帯状体8のポケット7と反対側の端部のファスナー12部分を持って、枕に巻着し、ポケット7の底面37のファスナー12と貼着する、
<実施例5>
前記「負荷受け部」3は、「高反発硬質樹脂」、或は「高反発硬質発泡樹脂」、或は軽金属、木、からなる群から選択した一つからなる、短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺までが板状である(図5)、或は短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺まで直線の登り勾配の板状である(図6)、或は短側面に交わる長側面の一辺から対向する一辺まで曲線の登りの板状である(図7)、或は短側面に交わる長側面の一辺、から対向する一辺までが板状で、片方の長側面の中央に切り欠き部44を設け、その両側に側面付加受け部43を持った板状である(図8)、の何れかの内の一つを実施例1から4に前記「負荷受け部」3として、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて備える、
医療分野の閉塞型睡眠時無呼吸症候群の改善
1 枕
2 「頭受け部」
3 「負荷受け部」
4 空洞孔
5 スリット
6 綿状物
7 ポケット
8 帯状体
9 袋体
10 長側面前
11 充填物
12 面ファスナー
12b 裏面の面ファスナー
13 気道
14 舌骨
15 下顎骨
16 長側面後
17 隠しスリット
18 上歯
19 第一頚椎
20 第二頚椎
21 後頭骨
22 舌尖部
23 後頭部
24 鼻腔
25 舌根
26 粒状物
27 中綴じ
28 頭頂骨(左右)
29 首
30 頭頂部後
31 顎
32 舌体部
33 肩
34 寝具
35 頭
36 天面
37 底面
38 低反発軟質発泡樹脂
39 羽根
40 カバー
41 内カバー
42 弾性仕切り
43 側面負荷受け
44 切り欠き部

Claims (9)

  1. 枕1は、枕形状の「低反発軟質発泡樹脂」からなる群から選択した一つからなる、頭を受ける「頭受け部」2からなり、前記「頭受け部」2より相対的に硬質な、「高反発硬質発泡樹脂」からなる群から選択した一つ、或は「高反発硬質樹脂」からなる群から選択した一つ、或は軽金属、木、からなる群から選択した一つからなる、頭の付加を受ける板状の「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の、前記「頭受け部」2の前後の略中間である「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とした閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例1・図1参照>
  2. 前記「頭受け部」2、の前記「略中央部」と、長側面前10の間に、円、或は楕円、或は多角形の空洞孔4、或はスリット5と一体の円、或はスリット5と一体の楕円、或はスリット5と一体の多角形の空洞孔4を、頭35の横幅以上の長さで、前記長側面前10に平行に一つ、或は複数備え、前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とした請求項1に記載の閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例1・図1参照>
  3. 前記「頭受け部」2の前記「略中央部」と前記、長側面前10の間の、天面36から底面37の途中まで切れ目である、隠しスリット17を複数入れ、柱状の複数のブロックの集合体を有する前記「頭受け部」2の、中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて、前記「負荷受け部」3を備えた事を、特徴とした請求項1に記載の閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。 <実施例1・図12参照>
  4. 「綿状物」6からなる、前記「頭受け部」2の前後の、前記「略中央部」から長側面後16にかけて、前記「頭受け部」2より相対的に硬質な前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とした閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例2・図2参照>
  5. 前記「綿状物」6からなる、前記「頭受け部」2の、頭を受ける天面36の内カバー41の外側、とその対面である底面37の内カバー41の外側から、内側の「充填物」11、諸共糸、或は、紐を貫通させて、締め込んで、圧縮した状態で前記「略中央部」から長側面前10を結び括る(縛る)「中綴じ」を、複数個所で行い、前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とした閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例2・図2参照>
  6. 枕形状の袋体9に「粒状物」26からなる群から選択された一つを充填して、前記「頭受け部」2の、前記「略中央部」から、長側面後16にかけて、前記「頭受け部」2より相対的に硬質な、前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とした閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例3・図3参照>
  7. 前記、枕形状の袋体9からなる、前記「頭受け部」2の、前記「略中央部」で長側面前10及び長側面後16と直交する両側の短側面と天面36と底面37に仕切り布を縫合して、前記「頭受け部」2を前後に分割し、前後を分離する仕切り布が、弾性を有するストレッチ生地からなる、弾性仕切り42である事を特徴とし、前記「負荷受け部」3を、前記「頭受け部」2の中層、或は下側の前記「略中央部」から長側面後16にかけて備えた事を、特徴とした、請求項6に記載の閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例3・図3参照>
  8. 短側面と長側面からなる長方形の長手方向の、片方の短側面の端部に設けたポケット7に、前記「負荷受け部」3を挿入した、帯状体8である事を特徴とする、閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例4・図4参照>
  9. 板状の前記「負荷受け部」3の形状は、短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺までが板状である事を特徴とする、或は短側面に交わる長側面の、一辺から対向する一辺まで直線の登り勾配の板状である事を特徴とする、或は短側面に交わる長側面の一辺から対向する一辺まで曲線の登り勾配の板状である事を特徴とする、或は短側面に交わる長側面の一辺、から対向する一辺までが板状で、片方の長側面の中央に切り欠き部44を設け、その両側に側面付加受け部43を有する板状である事を特徴とする、これらの郡のうちの一つからなる前記「負荷受け部」3を特徴とした、請求項1から8の何れかに記載の閉塞型睡眠時無呼吸症候群を解消する枕。<実施例5・図5、図6、図7、図8参照>
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