JP2019071681A - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信したデータを転送する場合、転送時にユーザが装置にログインしている保障はないため、ユーザの認証に紐付いた宛先表の宛先を転送時の宛先に設定すると、ユーザが認証されていないときは、その転送先となる宛先が取得できずに転送エラーとなる。【解決手段】ネットワークを介して画像データを送信する画像処理装置とその制御方法であって、ユーザが共有して参照できる共有宛先表と特定のユーザが参照できる個人宛先表を格納し、ユーザの操作に従って画像データの転送先を設定する際、そのユーザが、格納された個人宛先表を除く共有宛先表を参照して転送先を設定できるように制御する。【選択図】 図4

Description

本発明は、画像処理装置、その制御方法及びプログラムに関するものである。
従来、デジタル複合機等の画像処理装置で文書をスキャンして得られた文書データを電子化して外部サーバに送信することが行われている。また、送信に際して、その都度、宛先を入力する手間を省くために、画像処理装置が宛先表を有し、その宛先表から所望の宛先を選択できるようにすることで、ユーザの宛先入力の負担を軽減することも行われている。
さらに、デジタル複合機等の画像処理装置は、複数のユーザが共有して使用するため、認証されたユーザに紐付けられたグループ内だけで共有できる宛先を管理することで、更なる操作性の向上を図っている。(特許文献1参照)
特開2013−008108号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、利用時に、ユーザの認証が必要となる。しかしながら、受信した文書データを転送する場合、転送時にユーザがその装置にログインしている保障はない。このため、ユーザ認証に紐付いた宛先表の宛先を転送時の宛先に設定すると、ユーザが認証されていないときは、その転送先となる宛先が取得できずに転送エラーとなってしまう。
このような事態の発生を防止するために、例えば、ユーザ認証に紐付いた宛先表を一時的に内蔵メモリに保存しておき、転送時に、その保存した宛先表を参照して転送することが考えられる。しかしながら、このように宛先表を内蔵メモリに保持しておくと、元の宛先表が変更されたときは、その内蔵メモリに保持している宛先表も同時に更新しなければならない。しかし、その操作を忘れると転送先が、更新前の宛先のままとなり、誤った宛先に転送されてしまうことになる。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。
本発明の特徴は、ユーザ認証に紐付いた特定のユーザのみが参照可能な宛先表の宛先を、受信転送時の転送宛先に設定できないようにすることで、上記従来技術の課題を解決する。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
ユーザがログインすることで利用することができる該ログインしたユーザに紐付けて管理される宛先表である第1宛先表と、該ログインしたユーザ以外のユーザにも共有できるように管理される宛先表である第2宛先表と、をそれぞれ格納する格納手段を備える画像処理装置であって、
外部から受信した画像データを転送条件に従い転送する転送機能のための宛先が設定される場合には、前記第1宛先表は利用させずに、前記第2宛先表から宛先を指定できるように制御する制御手段と、
前記制御手段による制御に従うユーザの指示に基づき宛先を設定する設定手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ認証に紐付いた特定のユーザのみが参照可能な宛先表の宛先を転送宛先に設定できないようにすることにより、転送エラーや所望の宛先に転送されない可能性を低減することができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係るシステムの構成例を示す図。 実施形態1に係る画像処理装置のハードウェア構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る画像処理装置における宛先表を管理するプログラムの構成図。 実施形態1に係る画像処理装置における宛先表の表示処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係る画像処理装置の操作部の表示部に表示される画面例を示す図。 実施形態1に係る画像処理装置で表示される宛先表の表示画面の一例を示す図。 実施形態2に係る画像処理装置においてボックス機能が選択されたときの宛先表の表示処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る画像処理装置においてボックス機能が選択されたときに表示される画面例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態1に係るシステムの構成例を示す図である。
画像処理装置103は、例えば多機能処理装置(MFP)のようなスキャン機能、印刷機能、ファクシミリ送受信機能、ボックス機能等を有する装置である。画像処理装置103は原稿をスキャンして得られたデータを電子化し、ネットワーク104を介してコンピュータ(PC)101のファイル共有サーバ(SMB/FTP/WebDAVサーバ等)やメールサーバ102に送信できる。また画像処理装置103はユーザ認証機能を有しており、ユーザが画像処理装置103を操作する際にユーザ認証が必要か否かを、その画像処理装置103の管理者が設定できる。
図2は、実施形態1に係る画像処理装置103のハードウェア構成を説明するブロック図である。
CPU201は、ROM209に格納されたブートプログラムを実行してHDD203に格納されているOSやプログラムをRAM208に展開し、それを実行することによって画像処理装置103の動作を制御する。またCPU201は、バス202を介して、そのバス202に接続されている各部を制御する。プリンタ部204は、入力された画像データに基づく画像を記録紙(シート)に印刷する。スキャナ部205は、ユーザが原稿台にセットした原稿の画像を読み取り、これによって得られた画像データをバス202に出力する。またスキャナ部205は原稿給送装置を含み、原稿給送装置にセットされた複数枚の原稿を順次原稿台上に給送して読み取ることができる。CPU201は、こうしてスキャナ部205からバス202に出力された画像データを、例えばDMA等でHDD203に格納する。HDD203はハードディスクを含むハードディスクドライブであり、スキャナ部205より入力された画像データや各種ユーザデータ(宛先表(アドレス帳)等)を格納している。操作部206は、ユーザが指示を行うための複数のキー、ユーザに通知すべき各種情報を表示する表示部を含む。尚、この表示部はタッチパネル機能を有しても良い。ネットワークI/F207は、画像処理装置105をネットワーク104に接続し、スキャナ部205で得られた画像データをネットワーク104を介してコンピュータ101へ転送する。FAX210は、電話回線を介してファクシミリデータの送受信を行う。受信したデータは、CPU201の制御の下に電子化されてHDD203に格納され、又はプリンタ部204により印刷される。
図3は、実施形態1に係る画像処理装置103における宛先表を管理するプログラムの構成図である。
宛先表管理モジュール305は、機能画面モジュール301〜304から宛先表の表示要求を受信すると、HDD203に格納されている、全てのユーザが参照可能な宛先表を共有宛先表DB306から取得する。ここで取得した宛先表は、呼び出し元の機能画面モジュール301〜304に返却される。また宛先表管理モジュール305は、機能画面モジュール301〜304から、ログインしたユーザのユーザ情報付きの宛先表の表示要求を受信する。そのとき宛先表管理モジュール305は、共有宛先表DB306、グループ宛先表DB307、個人宛先表DB308から、そのユーザ情報に紐付く宛先表を取得する。こうして宛先表管理モジュール305は宛先表を取得すると、その取得した宛先表を要求元の各機能画面モジュール301〜304に返却する。尚、転送機能画面モジュール301は、それぞれ図5(A)の転送ボタン510が押下されたときに、図5(B)に示す転送設定用の画面を表示する。また、送信機能画面モジュール302は、送信ボタン115が押下されたときに、図5(C)に示す送信設定用の画面を表示する。また、共有ボックス機能画面モジュール303、個人用ボックス機能画面モジュール304は、図5(A)のボックスボタン512に対応する設定画面を表示する。このボックス機能に関しては実施形態2で説明する。
以下、実施形態1に係る宛先表の表示方法について図4のフローチャートを参照して説明する。
図4は、実施形態1に係る画像処理装置103における宛先表の表示処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がHDD203からRAM208にプログラムを展開して、そのプログラムを実行することにより達成される。
この処理を説明する前に図5を参照して、実施形態1に係る画像処理装置103の操作部206の表示部に表示される画面について説明する。
図5は、実施形態1に係る画像処理装置103の操作部206の表示部に表示される画面例を示す図である。
図5(A)は、各機能を選択するメニュー画面を示し、この画面で、ユーザが転送機能を指示する転送ボタン510を押下すると、図5(B)に示す転送設定画面に遷移するように表示制御が行われる。
図5(B)の転送設定画面を介してユーザは、FAX210で受信したデータ等を、転送宛先501の項目に設定した宛先に転送するように設定できる。転送宛先501に設定される転送先は、宛先表を参照し、その宛先表に含まれる宛先を選択して設定することもできる。ここでは転送宛先として「\\share1\folderA」が設定されている。転送ファイル名502は、転送されるデータに付与されるファイル名を設定する。ここではファイル名として「ABC123」が設定されている。ファイル形式503は、転送するデータのファイル形式を設定する。ここでファイル形式として「PDF」が設定されている。また、転送設定には、不図示の転送条件の設定が含まれる。転送条件とは、FAX210で受信したデータの宛先が所定の宛先であるという条件や、FAX210で受信したデータの送信元が所定の送信元であるという条件である。CPU201は、FAX210でデータを受信した場合に、転送条件が満たされたか否かを判定し、転送条件が満たされたと判定した場合に、受信したデータを転送する。一方、転送条件が満たされていないと判定した場合に、CPU201は、受信したデータに基づいてプリンタ204に印刷を実行させる。ここでOKボタンが押下されると、この画面で入力された転送設定が確定し、キャンセルボタンが押下されると、この画面で入力された転送設定を破棄して図5(A)の画面に戻る。確定した転送条件は、データの受信時にCPU201が当該転送条件を参照できるように、HDD203に記憶される。
また図5(A)の画面で、ユーザが送信機能を指示する送信ボタン511を押下すると、図5(C)に示す送信設定画面に遷移する。
図5(C)の送信設定画面を介してユーザは、スキャナ部205でスキャンして得られた画像データを、送信宛先504に設定した宛先に送信する。送信宛先504は、スキャンして得られた画像データを送信する宛先を設定する。送信宛先504に設定される送信宛先は、宛先表を参照し、その宛先表に含まれる宛先を選択して設定することもできる。ここでは送信宛先として「User1@test.com」が設定されている。送信ファイル名505は、画像データを送信する際のファイル名を設定する。ここではファイル名として「ABC123」が設定されている。ファイル形式506は、送信するデータのファイル形式を設定する。ここでファイル形式として「PDF」が設定されている。ここでOKボタンが押下されると、この画面で入力された送信設定が確定し、キャンセルボタンが押下されると、この画面で入力された送信設定を破棄して図5(A)の画面に戻る。確定した送信設定は、データの受信時にCPU201が当該転送条件を参照できるように、HDD203に記憶される。その後、操作部206を介して送信指示を受け付けた場合に、CPU201は、スキャナ205によって原稿を読み取らせる。そして、CPU201は、読み取られた原稿の画像データをファイルに変換し、そのファイルを送信宛先504で設定された宛先に送信する。このファイルには、送信ファイル名505で設定されたファイル名がCPU201によって付与される。
次に図4のフローチャートを説明する。
まずS401でCPU201は、宛先表の表示要求を受け取る。これは図5(A)の画面でユーザが、転送ボタン510或いは送信ボタン511を押下すると、宛先表の表示要求が入力されたと判定する。次にS402に進み、CPU201は、ユーザが画像処理装置103にログインしているか否か判定する。ここでユーザがログインしていないと判定するとS404に進み、CPU201は、共有宛先表DB306のみから宛先表を取得し、その取得した宛先表を操作部206の表示部に表示して、この処理を終了する。
このS404で表示される宛先表の表示画面の一例を図6(A)に示す。
図6(A)では、宛先表リスト601に、共有宛先表DB306に保存されている宛先表が宛先表1〜10として表示される。ここで実際の宛先データは、宛先表1〜10に分類して保存されている。
一方、S402でCPU201は、ユーザがログインしていると判定するとS403に進み、CPU201は、S401で受け取った宛先表の表示要求が、転送ボタン510の押下によるものか、即ち、転送先の設定に伴う宛先表の表示要求かどうかを判定する。転送ボタン510の押下によるものであればS404に進みCPU201は、共有宛先表DB306のみから宛先表を取得し、取得した宛先表を操作部206の表示部に表示して、この処理を終了する。即ち、S404では、ログインユーザのみが参照できる宛先表を表示しないようにして、転送先の宛先として、ログインユーザのみが参照できる宛先表の宛先を設定できないようにしている。操作部206に宛先表が表示された後、ユーザは、表示された宛先表に含まれる1つ以上の宛先の中から、転送先の宛先として設定したい宛先を指定し、指定した宛先を確定させる。確定された宛先は、CPU201が参照できるようにHDD203に記憶される。
一方、S403でCPU201は、S401で受け取った宛先表の表示要求が、転送ボタン510の押下によるものでない、例えば送信ボタン511の押下によるものと判定するとS405に進む。S405でCPU201は、共有宛先表DB306に保存されている宛先表を取得し、その取得した宛先表を操作部206の表示部に表示する。更に、そのログインしているユーザの情報に基づいて、そのユーザが属しているグループのグループ宛先表DB307及び個人宛先表DB308から、そのユーザが参照可能な宛先表を取得し、その取得した宛先表を操作部206の表示部に表示する。
図6(B)は、S405で表示される宛先表の表示画面例を示す図である。
図6(B)において、宛先表リスト602には、共有宛先表DB306、グループ宛先表DB307、個人宛先表DB308に保存されている宛先表が表示されている。
以上説明したように実施形態1によれば、転送処理のように、ユーザが認証されていない状態で送信する機能の宛先として、特定のユーザのみが参照可能な宛先表から転送宛先を選択できないようにする。これにより、転送エラーが発生したり、所望の宛先に転送されないといった課題を解決できる。
またユーザが認証されていないときは、全てのユーザが参照できる共有宛先表DBの宛先表から送信先或いは転送先となる宛先を選択できるようにする。更にユーザが認証されていて送信宛先を設定するときは、ユーザは、必ず認証された状態で送信宛先を設定するので、ユーザが属しているグループのグループ宛先表及び個人宛先表を含む全ての宛先表を表示する。それによって、ユーザは、表示された宛先表の中から送信宛先となる宛先を選択することができる。
次に本発明の実施形態2に係る、図5(A)のメニュー(ファンクション選択)画面でボックス機能が選択されたときの宛先表の表示方法について図7のフローチャートを参照して説明する。尚、実施形態2に係るシステムの構成、及び画像処理装置103の構成等は前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
図7は、実施形態2に係る画像処理装置103においてボックス機能が選択されたときの宛先表の表示処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU201がHDD203からRAM208にプログラムを展開して、そのプログラムを実行することにより達成される。
この処理が開始される前にCPU201は、例えば図5(A)のファンクション選択画面を表示する。そしてユーザがS701で、その画面でボックスボタン512を押下してボックス機能を選択するとCPU201は、例えば図8(A)に示すようなボックス選択画面を操作部206の表示部に表示する。
図8(A)のボックス選択画面は、スキャナ部205でスキャンして得られた画像データをHDD203に保存するボックス機能の設定画面である。共有ボックス801は、全てのユーザが参照可能なボックスに格納するように設定する。個人用ボックス802は、認証したユーザのみが参照可能なボックスに格納するように設定する。URI送信設定803は、選択したボックスのURIを設定するように指示するボタンである。共有ボックス801が選択された状態でURI送信設定803が押下されると、図8(C)に示すようなURI送信設定画面が表示される。また、個人用ボックス802が選択された状態でURI送信設定803が押下されると、ユーザが認証されている場合は、図8(C)に示すようなURI送信設定画面が表示される。このときユーザが認証されていないと、図8(B)に示すような、ユーザの認証用画面が表示される。
図8(C)において、ユーザは、このURI送信宛先設定画面を介して、選択したボックスのURIを、図7のS705或いはS706で表示された宛先表の中から指定することができる。尚、ここでURIは、Uniform Resource Identifierの略で、RFC3986で規定されている。URI送信設定は、ボックスに画像データが格納されたときに、そのボックスの格納場所を示すURIを設定するものである。
例えば図8(A)のボックス選択画面で、ユーザが共有ボックス801を選択してURI送信設定803を押下すると、認証済のユーザのみが参照できる宛先表を除いた宛先表を参照して、共有ボックスのURIを選択できるようになる。一方、図8(A)のボックス選択画面で、ユーザが個人用ボックス802を選択してURI送信設定803を押下すると、全ての宛先表を参照して個人用ボックスのURIを選択できるようになる。以下、詳しく説明する。
ユーザが図8(A)のボックス選択画面でURI送信設定803を押下したことを検知するとS702に進み、CPU201は、共有ボックス801或いは個人用ボックス802の何れが選択されているか判定する。ここで共有ボックス801が選択されていると判定するとS703に進み、個人用ボックス802が選択されていると判定するとS707に進む。S707でCPU201は、例えば図8(B)に示す認証画面を表示する。ここでユーザは、ユーザ名とパスワードを入力してOKボタンを押下するとS708に進み、CPU201は、そのユーザの認証を行い、ユーザの認証に成功したかどうかを判定する。この場合の認証処理は、画像処理装置103に記憶しているユーザ情報と、認証画面を介して入力されたユーザ名とパスワードとを比較し、そのユーザ名とパスワードの組がユーザ情報として登録されていると、そのユーザの認証に成功したと判定する。こうしてS708でユーザの認証に成功したと判定するとS703に進み、そうでないときはS707の処理に戻る。S703でCPU201は、例えば図8(C)に示すようなURI送信設定画面を操作部206の表示部に表示する。これにより、URI送信宛先を設定するために参照する宛先表の表示要求が発行される。
次にS704に進みCPU201は、その宛先表の表示は、共有ボックスに対するものか、或いは個人用ボックスに対するものかを判定する。即ち、S702で、共有ボックス801、個人用ボックス802の何れが選択されていたかを判定する。ここで個人用ボックス機能からの要求であると判定するとS706に進み、共有宛先表DB306に保存されている宛先表を取得し、更にグループ宛先表DB307、個人宛先表DB308から宛先表を取得して、これらを表示する。これにより、例えば前述の図6(B)に示すような宛先表示画面が表示される。
一方、S704でCPU201は、共有ボックス機能からの要求であると判定するとS705に進み、共有宛先表DB306に保存されている宛先表だけを取得して表示する。これにより、例えば前述の図6(A)に示すような宛先表示画面が表示される。
以上説明したように実施形態2によれば、全てのユーザが共有するボックスに対しては、特定のユーザのみが参照可能な宛先表から宛先を選択できないようにして、そのボックスのURI送信宛先として設定できるため、ユーザの利便性が向上する。一方、認証されたユーザが参照可能な個人用ボックスのURI送信宛先に際しては、全ての宛先表から送信宛先を選択できるようにする。これにより、共有ボックスのデータがURI送信されないといった事態を発生防止できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
101…PC,102…メールサーバ、103…画像処理装置、201…CPU,203…HDD,206…操作部、306…共有宛先表DB,308…個人宛先表DB

Claims (6)

  1. ユーザがログインすることで利用することができる該ログインしたユーザに紐付けて管理される宛先表である第1宛先表と、該ログインしたユーザ以外のユーザにも共有できるように管理される宛先表である第2宛先表と、をそれぞれ格納する格納手段を備える画像処理装置であって、
    外部から受信した画像データを転送条件に従い転送する転送機能のための宛先が設定される場合には、前記第1宛先表は利用させずに、前記第2宛先表から宛先を指定できるように制御する制御手段と、
    前記制御手段による制御に従うユーザの指示に基づき宛先を設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記転送機能のための宛先が設定される場合の制御として、前記ユーザが前記第2宛先表から宛先を指定するように、表示部に、前記第1宛先表を表示せずに、前記第2宛先表を表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、ネットワークを介してスキャナでスキャンして生成した画像データを送信する送信機能のための宛先が設定される場合には、前記第1宛先表及び前記第2宛先表から宛先を指定できるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記送信機能のための宛先が設定される場合の制御として、前記ユーザが前記第1宛先表または前記第2宛先表を選択した上で宛先を指定できるように、前記第1宛先表及び前記第2宛先表を表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. ユーザがログインすることで利用することができる該ログインしたユーザに紐付けて管理される宛先表である第1宛先表と、該ログインしたユーザ以外のユーザにも共有できるように管理される宛先表である第2宛先表と、をそれぞれ格納する格納手段を備える画像処理装置の制御方法であって、
    制御手段が、外部から受信した画像データを転送条件に従い転送する転送機能のための宛先が設定される場合には、前記第1宛先表は利用させずに、前記第2宛先表から宛先を指定できるように制御する制御工程と、
    設定手段が、前記制御工程による制御に従うユーザの指示に基づき宛先を設定する設定工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. ユーザがログインすることで利用することができる該ログインしたユーザに紐付けて管理される宛先表である第1宛先表と、該ログインしたユーザ以外のユーザにも共有できるように管理される宛先表である第2宛先表と、をそれぞれ格納する格納手段を備える画像処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
    制御手段が、外部から受信した画像データを転送条件に従い転送する転送機能のための宛先が設定される場合には、前記第1宛先表は利用させずに、前記第2宛先表から宛先を指定できるように制御する制御工程と、
    設定手段が、前記制御工程による制御に従うユーザの指示に基づき宛先を設定する設定工程と、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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