JP2019070906A - 電子制御装置のソフトウェア書換方法 - Google Patents

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【課題】ソフトウェアの書換時間を短縮すると共に書換後のセキュリティの信頼性を確保する。【解決手段】コンピュータが、高速通信インターフェースと外部書込装置との接続および遮断を司る接続部に両者の接続指示を送信する接続指示機能を有すると共に記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを実行して、接続指示機能により接続部に接続指示を送信し、接続部が、接続指示に応じて高速通信インターフェースと外部書込装置とを接続する。続いて、外部書込装置が、記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを接続指示機能を有しない第2ソフトウェアに高速通信により書き換える。そして、接続部が、高速通信インターフェースと外部書込装置とを遮断する。【選択図】図3

Description

本発明は、電子制御装置のソフトウェア書換方法に関する。
従来、この種の電子制御装置のソフトウェア書換方法としては、書換可能な記憶媒体と通信ネットワーク(CAN)を介してデータ通信を行なう通信回路とをそれぞれ有する車両用の複数の電子制御装置(書換対象ECU)と書換装置とを同一の通信ネットワークに接続し、書換装置から複数の電子制御装置に対して単一の識別子で同時にデータを送信し、複数の電子制御装置からそれぞれ異なった識別子で書換装置に応答データを送信することにより、複数の電子制御装置に対して並列で同一のソフトウェアの書換動作を実行するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−194688号公報
上述の電子制御装置のソフトウェア書換方法では、書込装置による電子制御装置のソフトウェアの書換動作を低速通信(CAN通信)により行なうから、ソフトウェアの書換時間が長くなる。これに対して、この書換動作を高速通信により行なうことも考えられるが、一般に、高速通信は低速通信に比してセキュリティが低いことから、その後のソフトウェアの再書換が容易となり、セキュリティの信頼性の確保が課題となる。
本発明の電子制御装置のソフトウェア書換方法は、ソフトウェアの書換時間を短縮すると共に書換後のセキュリティの信頼性を確保することを主目的とする。
本発明の電子制御装置のソフトウェア書換方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電子制御装置のソフトウェア書換方法は、
書換可能な記憶媒体、外部装置との低速通信を司る低速通信インターフェース、外部装置との高速通信を司る高速通信インターフェース、を有するコンピュータを備える車両用の電子制御装置における前記記憶媒体に記憶されたソフトウェアを外部書込装置により書き換える電子制御装置のソフトウェア書換方法であって、
(a)前記コンピュータが、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置との接続および遮断を司る接続部に両者の接続指示を送信する接続指示機能を有すると共に前記記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを実行して、前記接続指示機能により前記接続部に前記接続指示を送信し、
(b)前記接続部が、前記接続指示に応じて前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置とを接続し、
(c)前記外部書込装置が、前記記憶媒体に記憶された前記第1ソフトウェアを前記接続指示機能を有しない第2ソフトウェアに前記高速通信により書き換え、
(d)前記接続部が、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置とを遮断する、
ことを要旨とする。
この本発明の電子制御装置のソフトウェア書換方法では、コンピュータが、高速通信インターフェースと外部書込装置との接続および遮断を司る接続部に両者の接続指示を送信する接続指示機能を有すると共に記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを実行して、接続指示機能により接続部に接続指示を送信し、接続部が、接続指示に応じて高速通信インターフェースと外部書込装置とを接続する。続いて、外部書込装置が、記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを接続指示機能を有しない第2ソフトウェアに高速通信により書き換える。そして、接続部が、高速通信インターフェースと外部書込装置とを遮断する。したがって、外部書込装置が記憶媒体のソフトウェアを低速通信により書き換えるものに比して、ソフトウェアの書換時間を短縮することができる。そして、ソフトウェアの書換後に高速通信インターフェースと外部書込装置とを遮断し且つ第2ソフトウェアが接続指示機能を有しないことにより、書換後のセキュリティの信頼性を確保することができる。
こうした本発明の電子制御装置のソフトウェア書換方法において、前記ステップ(c)は、前記電子制御装置を再起動することにより、前記接続部が、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置とを遮断するものとしてもよい。
また、本発明の電子制御装置のソフトウェア書換方法において、前記接続部は、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置との物理的な接続および遮断を司るハードウェアゲートシステムと、前記接続指示を受けると前記ハードウェアゲートシステムに前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置とを接続させて且つその接続を保持させるラッチ回路と、を有するものとしてもよい。
本発明の変形例の電子制御装置のソフトウェア書換システムは、
書換可能な記憶媒体、外部装置との低速通信を司る低速通信インターフェース、外部装置との高速通信を司る高速通信インターフェース、を有するコンピュータを備える車両用の電子制御装置と、
前記記憶媒体に記憶されたソフトウェアを書き換える外部書込装置と、
を備える電子制御装置のソフトウェア書換システムであって、
前記電子制御装置は、前記コンピュータに加えて、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置との接続および遮断を司る接続部を更に有し、
前記記憶媒体には、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置との接続指示を前記接続部に送信する接続指示機能を有する第1ソフトウェアが記憶されており、
前記外部書込装置には、前記接続指示機能を有しない第2ソフトウェアが記憶されている、
ことを要旨とする。
この本発明の変形例の電子制御装置のソフトウェア書換システムでは、コンピュータが、高速通信インターフェースと外部書込装置との接続および遮断を司る接続部に両者の接続指示を送信する接続指示機能を有すると共に記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを実行して、接続指示機能により接続部に接続指示を送信し、接続部が、接続指示に応じて高速通信インターフェースと外部書込装置とを接続する。続いて、外部書込装置が、記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを接続指示機能を有しない第2ソフトウェアに高速通信により書き換える。そして、接続部が、高速通信インターフェースと外部書込装置とを遮断する。したがって、外部書込装置が記憶媒体のソフトウェアを低速通信により書き換えるものに比して、ソフトウェアの書換時間を短縮することができる。そして、ソフトウェアの書換後に高速通信インターフェースと外部書込装置とを遮断し且つ第2ソフトウェアが接続指示機能を有しないことにより、書換後のセキュリティの信頼性を確保することができる。
電子制御装置のソフトウェア書換システム10の構成の概略を示す構成図である。 電子制御装置20の製造方法の一例を示す工程図である。 フラッシュメモリ34のソフトウェアの書換工程の一例を示す工程図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、電子制御装置のソフトウェア書換システム10の構成の概略を示す構成図である。図1に示すように、電子制御装置のソフトウェア書換システム10は、車両用の電子制御装置20と、外部書込装置60と、製造設備70と、を備える。電子制御装置20は、本発明の一実施例としての電子制御装置のソフトウェア書換方法によりソフトウェアが書き換えられるものであり、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)30と、電源IC40と、接続部50と、マイコン30や電源IC40、接続部50などを収納する筐体22と、を備える。なお、図1は、電子制御装置20のソフトウェアの書換前の様子を示したものであり、外部書込装置60や製造設備70は、電子制御装置20のソフトウェアの書換の際などに用いられるものである。
マイコン30は、CPU31を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU31に加えて、プログラムなどのソフトウェアを記憶するROM32や、データを一時的に記憶するRAM33、書換可能でデータやソフトウェアを記憶保持する不揮発性のフラッシュメモリ34、一定周期のパルス信号としてのウォッチドッグ信号(WD信号)を生成して電源IC40に送信するウォッチドッグタイマ(以下、「WDT」という)35、通信ライン36aを介した電子制御装置20外の装置(以下、「外部装置」という)との低速通信(例えばCAN通信)を司る低速通信インターフェース(以下、「I/F」という)36、通信ライン37aを介した外部装置との高速通信を司る高速通信I/F37、電源IC40や接続部50の後述のラッチ回路54との内部通信を司る内部通信I/F(図示省略)などを備える。フラッシュメモリ34には、接続部50のラッチ回路54に接続指示を送信する接続指示機能を有するソフトウェアA(実施例では、電子制御装置20の検査用のソフトウェア)が記憶されている。図1では、通信ライン36aの一端部(内部端子)が低速通信I/F36に接続されると共に他端部(外部端子)が筐体22外に引き出されて外部装置としての製造設備70に接続されており、通信ライン37aの一端部(内部端子)が高速通信I/F37に接続されると共に他端部(外部端子)が筐体22外に引き出されて外部装置としての外部書込装置60に接続されている。なお、電子制御装置20が出荷後に車両に搭載される際には、通信ライン36aの他端部(外部端子)は、その車両における他の電子制御装置や機器などに接続される。このマイコン30は、電源IC40からリセット指示を受信すると、再起動する。
電源IC40は、電子制御装置20全体の電源(各部品への電力供給)のオンオフを司る。この電源IC40は、マイコン30(WDT35)からWD信号を受信したり、必要に応じてマイコン30にリセット指示を送信したりする。また、電源IC40は、電源ライン41に接続された外部装置から電力供給を受けると共に、通信ライン42に接続された外部装置と通信を行なう。図1では、電源ライン41および通信ライン42の一端部(内部端子)が電源IC40に接続されると共に他端部(外部端子)が筐体22外に引き出されて外部装置としての製造設備70に接続されている。なお、電子制御装置20が出荷後に車両に搭載される際には、電源ライン41は、12Vバッテリなどに接続される。
接続部50は、通信ライン37aに設けられており、通信ライン37aの高速通信I/F37側と外部装置側(図1では外部書込装置60側)との物理的な(ハードでの)接続および遮断を司るハードウェアゲートシステム52と、マイコン30から接続指示を受信するとハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部装置側とを物理的に接続させて且つその接続を保持させるラッチ回路54と、を備える。
外部書込装置60は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、高速通信I/Fなどを備えるコンピュータとして構成されており、ROMやフラッシュメモリなどの何れかの記憶媒体62には、上述の接続指示機能を有しないソフトウェアB(実施例では、車両制御用のソフトウェア)が記憶されている。図1では、上述したように、外部書込装置60に、電子制御装置20の通信ライン37aが接続されている。また、外部書込装置60は、製造設備70と通信可能となっている。
製造設備70は、図示しないが、外部書込装置60と同様のコンピュータや、製造設備70に接続された装置にその作動用の電力を供給する電力供給部などを備える。図1では、上述したように、製造設備70に、電子制御装置20の電源ライン41や通信ライン36a,42が接続されている。また、上述したように、製造設備70は、外部書込装置60と通信可能となっている。
次に、電子制御装置20の製造方法について説明する。図2は、電子制御装置20の製造方法の一例を示す工程図である。電子制御装置20を製造する際には、マイコン30や電源IC40、接続部50などの各部品を基板(図示省略)に実装し(工程S100)、ソフトウェアAが記憶された記憶媒体を有する書込装置(図示省略)をマイコン30のフラッシュメモリ34に高速通信I/F37や通信ライン37aを介さずに接続し、この書込装置からマイコン30のフラッシュメモリ34に高速通信によりソフトウェアA(実施例では、電子制御装置20の検査用のソフトウェア)を書き込む(工程S110)。
そして、フラッシュメモリ34へのソフトウェアAの書込が完了すると、基板を筐体22に収納したり、電源ライン41や通信ライン36a,37a,42における外部装置との接続用の端部を筐体22外に引き出すなどして、電子制御装置20を組み立てる(工程S120)。
電子制御装置20の組立が完了すると、電子制御装置20の検査を行なう(工程S130)。この工程S130では、最初に、電源ライン41や通信ライン36a,42を製造設備70に接続する。電源ライン41を製造設備70に接続すると、製造設備70から電子制御装置20にその作動用の電力が供給されるようになる。そして、製造設備70から通信ライン36aを介してマイコン30に低速通信(例えばCAN通信)により検査モードへの移行指示を送信する。マイコン30は、この移行指示を受信すると、検査モードに移行し、ソフトウェアAを実行して電子制御装置20の検査を行ない、その検査結果を通信ライン36aを介して製造設備70に低速通信により送信する。製造設備70は、内蔵のマイコンにより、電子制御装置20が正常か否かを判定する。なお、電子制御装置20の検査を完了しても、製造設備70と電子制御装置20との接続を継続させる。
そして、電子制御装置20が正常である場合、通信ライン37aを外部書込装置60に接続し、マイコン30のフラッシュメモリ34のソフトウェアA(実施例では、電子制御装置20の検査用のソフトウェア)をソフトウェアB(実施例では、車両制御用のソフトウェア)に書き換えて(工程S140)、電子制御装置20の製造を完了し、出荷する。この工程S140は、例えば、図3の工程図により行なわれる。
フラッシュメモリ34のソフトウェアを書き換える書換工程では、図3に示すように、最初に、製造設備70から通信ライン36aを介してマイコン30に低速通信により書換モードへの移行指示を送信する(工程S200)。マイコン30は、この移行指示を受信すると、書換モードに移行してソフトウェアAを実行し、ソフトウェアAの接続指示機能によりラッチ回路54に接続指示を送信する(工程S210)。ラッチ回路54は、接続指示を受信すると、ハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側とを物理的に接続させてその接続を保持させ(工程S220)、その接続が完了すると、接続完了信号(フラッシュメモリ34のソフトウェアを書換可能になった旨を示す信号)をマイコン30に送信する(工程S230)。なお、その後も、ラッチ回路54は、ハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側との接続を保持させる。
マイコン30は、接続完了信号を受信すると、電源IC40へのWD信号の送信を停止する(工程S240)。電源IC40は、マイコン30からのWD信号が停止すると、リセット指示をマイコン30に送信する(工程S250)。マイコン30は、リセット指示を受信すると、再起動する(工程S260)。なお、マイコン30が再起動しても、ラッチ回路54は、ハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側との接続を保持させる。
次に、外部書込装置60は、フラッシュメモリ34のソフトウェアAをソフトウェアBに通信ライン37aを介して高速通信により書き換える(工程S280)。これにより、フラッシュメモリ34のソフトウェアを低速通信により書き換えるものに比して、ソフトウェアの書換時間を短縮することができる。そして、外部書込装置60は、ソフトウェアの書換が完了すると、書換完了信号を製造設備70に送信する(工程S290)。
製造設備70は、書換完了信号を受信すると、電子制御装置20の電源IC40に通信ライン42を介して電子制御装置20の再起動指示を送信する(工程S300)。電子制御装置20の電源IC40は、この再起動指示を受信すると、電子制御装置20を再起動して(工程S310)、この書換工程を終了する。電子制御装置20が再起動すると、ラッチ回路54は、ハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側との接続を保持させるのを終了する。これにより、通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側とが遮断される。また、フラッシュメモリ34のソフトウェアは、接続指示機能を有するソフトウェアAから接続指示機能を有しないソフトウェアBに書き換えられているから、マイコン30からラッチ回路54に接続指示が送信されることがなく、ラッチ回路54がハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側とを接続させることもない。これらのことから、通信ライン37aが外部装置(一般ツールなど)に接続されたとしても、通信ライン37aを介してフラッシュメモリ34のソフトウェアがソフトウェアBから他のソフトウェアに書き換えられるのを抑止することができる。この結果、電子制御装置20のセキュリティの信頼性を確保することができる。
以上説明した実施例の電子制御装置20のソフトウェア書換方法では、書換工程において、マイコン30がソフトウェアAを実行してソフトウェアAの接続指示機能によりラッチ回路54に接続指示を送信し、ラッチ回路54が接続指示に応じてハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側とを物理的に接続させてその接続を保持させる。続いて、外部書込装置60がフラッシュメモリ34のソフトウェアAをソフトウェアBに通信ライン37aを介して高速通信により書き換え、その書換完了後に、ラッチ回路54がハードウェアゲートシステム52に通信ライン37aの高速I/F37側と外部書込装置60側との接続を終了させる。これにより、外部書込装置60がフラッシュメモリ34のソフトウェアを低速通信により書き換えるものに比して、ソフトウェアの書換時間を短縮することができる。そして、ソフトウェアの書換後には、セキュリティの信頼性を確保することができる。
実施例の電子制御装置20のソフトウェア書換方法では、フラッシュメモリ34のソフトウェアA(電子制御装置20の検査用のソフトウェア)をソフトウェアB(車両制御用のソフトウェア)に書き換える場合について説明した。しかし、ソフトウェアAおよびソフトウェアBは、電子制御装置20の検査用のソフトウェアおよび車両制御用のソフトウェアに限定されるものではない。
実施例では、外部書込装置60と製造設備70とは、別体として構成されるものとしたが、一体に構成されるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、フラッシュメモリ34が「記憶媒体」に相当し、低速通信I/F36が「低速通信インターフェース」に相当し、高速通信I/F37が「高速通信インターフェース」に相当し、マイコン30が「コンピュータ」に相当し、電子制御装置20が「電子制御装置」に相当し、外部書込装置60が「外部書込装置」に相当し、接続部50が「接続部」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電子制御装置の製造産業などに利用可能である。
10 ソフトウェア書換システム、20 電子制御装置、22 筐体、30 マイコン、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 フラッシュメモリ、35 ウォッチドッグタイマ(WDT)、36 低速通信インターフェース(I/F)、37 高速通信インターフェース(I/F)、36a,37a,42 通信ライン、40 電源IC、41 電源ライン、50 接続部、52 ハードウェアゲートシステム、54 ラッチ回路、60 外部書込装置、62 記憶媒体、70 製造設備。

Claims (1)

  1. 書換可能な記憶媒体、外部装置との低速通信を司る低速通信インターフェース、外部装置との高速通信を司る高速通信インターフェース、を有するコンピュータを備える車両用の電子制御装置における前記記憶媒体に記憶されたソフトウェアを外部書込装置により書き換える電子制御装置のソフトウェア書換方法であって、
    (a)前記コンピュータが、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置との接続および遮断を司る接続部に両者の接続指示を送信する接続指示機能を有すると共に前記記憶媒体に記憶された第1ソフトウェアを実行して、前記接続指示機能により前記接続部に前記接続指示を送信し、
    (b)前記接続部が、前記接続指示に応じて前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置とを接続し、
    (c)前記外部書込装置が、前記記憶媒体に記憶された前記第1ソフトウェアを前記接続指示機能を有しない第2ソフトウェアに前記高速通信により書き換え、
    (d)前記接続部が、前記高速通信インターフェースと前記外部書込装置とを遮断する、
    電子制御装置のソフトウェア書換方法。
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