JP2019067639A - 静電気除去チェーン - Google Patents

Abstract

【課題】本発明品を履物に取り付けることで、人体に帯電した静電気を床または地面に放電する器具を提供する。設置アースの長さを自由に変更して、数種類の履物に簡単に取り付けることを可能とする。【解決手段】人体に帯電した静電気は人体と接触している本体からボールチェーンを通して床または地面に放電するようにした.。本体に特殊機構（図５、図６参照）を設けることでボールチェーンの長さを簡単、自由に変更できるようにした。【選択図】図１

Description

本発明は、人体に帯電した静電気を床または地面に放電する静電気除去器具に関するものである。

人体の静電気は、衣類の摩擦などによって発生し、靴やスリッパなどの履物を履いていると人体に帯電してしまう。
帯電した静電気を放電するために、従来からキーホルダーに放電機能を持たせたものもあったが、使用を忘れると静電気のショックを回避できない。
人体に帯電した静電気を直接床や地面に放電するようにすれば何も気にせずに静電気のショックを回避できる。

公開特許にも、静電気を放電する発明も存在するが、汎用性を考慮した長さ調節機構などの不備で商品としての実用化には至っていないようである。

特開２００７−２０７６６０

解決しようとする問題点は、人体に帯電した静電気を放電するための床や地面の接地面までの長さ調節が簡単にできない点である。
長さが調節できないと、短すぎて床や地面に接地せず放電できなかったり、必要以上に長すぎて地面の構造物に引っかかってしまうなど安全上の問題が発生する。

本発明は、静電気を放電するための通電材料にボールチェーンを利用し、本体に特殊な機構（指でつまんで長さ調整ができる機構）を設けることで、簡単な操作で接地面までの長さを調節できるようにした。

本発明品の静電気除去器具は、簡単な操作で接地面までの長さを調節できるため、汎用性が高いという利点がある。
汎用性が高いため、本発明品を数種類の履物に付け替えて使用することも可能である。
万が一、地面の構造物に引っかかった場合でも、バネの作用でボールチェーンを固定しているため、強い力で引っ張るとボールチェーンが抜ける効果があり、怪我などを未然に防ぐことができる。

図１は静電気除去器具の使用方法を示した説明図である。（実施例１） 図２は実施例の拡大図である。（実施例２） 図３は静電気除去器具の全体図である。（全体図１） 図４は斜め側面からの全体図である。（全体図２） 図５は長さ調節機構の拡大図である（長さ調節機構１） 図６は長さ調節方法の拡大図である。（長さ調節方法１）

本体ならびにボールチェーンは導電性の材料を使用する。
シンプルな構造で、曲線をデザインしアクセサリー性も実現した。
（図２参照）

静電気除去器具を履物にセットする前に、接地面までの長さを調節する。
長さを調節した静電気除去器具を履物にセットする。

図１は、本発明器具の実施例であって、図２は部分拡大図である。また、
図３は静電気除去器具の全体図で、図４は斜め側面からの全体図である。図５は長さ調節機構の拡大図で、図６は実際の長さ調節方法の拡大図である。

１ 本体（導電材料）
２ ボールチェーン（導電材料）

Claims (1)

1. ボールチェーンを利用して、人体に帯電した静電気を床や地面に放電することを目的とし、本体から接地面までのボールチェーンの長さを簡単な操作で調整できる機構を付与した静電気除去器具。

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