JP2019064800A - Crane and repercussion prevention device - Google Patents
Crane and repercussion prevention device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019064800A JP2019064800A JP2017192804A JP2017192804A JP2019064800A JP 2019064800 A JP2019064800 A JP 2019064800A JP 2017192804 A JP2017192804 A JP 2017192804A JP 2017192804 A JP2017192804 A JP 2017192804A JP 2019064800 A JP2019064800 A JP 2019064800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jib
- rod
- boom
- rod portion
- holding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
Description
本発明はクレーン及びあおり止め装置に関する。 The present invention relates to a crane and a detent device.
ジブが設けられたクレーンでは、突風、急な吊り荷の着地等の不意の力によってジブが後方へあおられることがある。そこで、クレーンには、ジブがあおられて所望の前傾した位置から後傾することを防止するため、あおり止め装置が設けられることがある。 In cranes provided with jibs, the jib may be pulled backwards by unexpected forces such as gusts, sudden landings of landing loads, etc. Therefore, in order to prevent the jib from being tilted back and forth from the desired forward inclined position, the crane may be provided with a detent device.
例えば、特許文献1には、ブームとジブとの間に架設されたロープと、ブームから下へ延在する支柱と、を備えるあおり止め装置が開示されている。特許文献1に記載のあおり止め装置では、ブームとジブの間でロープが垂れ下がることを防ぐため、支柱の下端にロープの中間部が止められている。
For example,
特許文献1に記載のあおり止め装置では、ブームから下へ延在している支柱がクレーン作業の障害物となるおそれがある。このため、作業範囲が狭くなるおそれがある。
In the anti-static device described in
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、ジブがあおられて後傾することを防止すると共に、クレーン作業の作業範囲が広いクレーンを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and it is an object of the present invention to provide a crane which has a wide working range of the crane operation while preventing the jib from being tilted backward and tilting.
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るクレーンは、
前後方向に起伏可能なブームと、
前記ブームの上端に設けられ、前記ブームに対して前傾可能なジブと、
前記ブームと前記ジブとの間に設けられ、前記ジブが前傾した状態から後傾することを防止するあおり止め装置と、
を備え、
前記あおり止め装置は、
前記ジブが前傾した状態で、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか一方から、前記ジブのブーム側の末端の前方を経由して、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方へ延在するロッド部と、
前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方に設けられ、前記ロッド部をスライド可能に保持する保持部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか一方に設けられた掛止部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか他方に設けられ、前記ジブが前傾した状態から後傾して前記ロッド部が前記保持部に対して一定の距離だけスライドした場合に、前記掛止部を掛止させて前記ロッド部のスライドを停止させるストッパと、
を有する。
In order to achieve the above object, a crane according to a first aspect of the present invention is:
With a boom that can be rolled back and forth,
A jib provided at the upper end of the boom and tiltable forward with respect to the boom;
A detent device, disposed between the boom and the jib, for preventing the jib from tilting backward from a forward tilting state;
Equipped with
The above-mentioned anti-oak device is
Any one of the boom and the middle part of the jib via the front of the end on the boom side of the jib from any one of the boom and the middle part of the jib in a state where the jib leans forward A rod portion extending to the other,
A holding portion provided on any one of the boom and the middle portion of the jib and slidably holding the rod portion;
A hooking portion provided on any one of the rod portion and the holding portion;
The hook is provided on the other of the rod portion and the holding portion, and the jib is inclined backward from the forward inclined state and the rod portion slides by a fixed distance with respect to the holding portion. A stopper for stopping the slide of the rod portion by locking the portion;
Have.
前記掛止部は、ピンであり、
前記ストッパは、前記ロッド部と前記保持部とのいずれか他方に形成され、前記ピンが挿通された長孔の内壁で構成されてもよい。
The hooking portion is a pin,
The stopper may be formed on the other of the rod portion and the holding portion, and may be an inner wall of an elongated hole through which the pin is inserted.
前記掛止部は、前記保持部に設けられ、前記ロッド部を摺動可能に挟持する挟持部であり、
前記ストッパは、前記ロッド部に設けられ、前記ロッド部が前記保持部に対して一定の距離だけスライドした場合に、前記挟持部に当接する突起であってもよい。
The hooking portion is a pinching portion provided in the holding portion and slidably pinching the rod portion,
The stopper may be provided on the rod portion, and may be a projection that contacts the holding portion when the rod portion slides relative to the holding portion by a predetermined distance.
前記保持部は、ロッドを有する形状に形成されてもよい。 The holding portion may be formed in a shape having a rod.
本発明の第2の観点に係るあおり止め装置は、
前後方向に起伏可能なブームと、前記ブームの上端に設けられ、前記ブームに対して前傾可能なジブと、を備えるクレーンに用いられるジブのあおり止め装置であって、
前記ジブが前傾した状態で、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか一方から、前記ジブのブーム側の末端の前方を経由して、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方へ延在するロッド部と、
前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方に設けられ、前記ロッド部をスライド可能に保持する保持部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか一方に設けられた掛止部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか他方に設けられ、前記ジブが前傾した状態から後傾して前記ロッド部が前記保持部に対して一定の距離だけスライドした場合に、前記掛止部を掛止させて前記ロッド部のスライドを停止させるストッパと、
を有する。
An anti-arrest device according to a second aspect of the present invention is
A jib detent device for a crane comprising: a boom capable of longitudinal movement; and a jib provided at an upper end of the boom and tiltable forward with respect to the boom,
Any one of the boom and the middle part of the jib via the front of the end on the boom side of the jib from any one of the boom and the middle part of the jib in a state where the jib leans forward A rod portion extending to the other,
A holding portion provided on any one of the boom and the middle portion of the jib and slidably holding the rod portion;
A hooking portion provided on any one of the rod portion and the holding portion;
The hook is provided on the other of the rod portion and the holding portion, and the jib is inclined backward from the forward inclined state and the rod portion slides by a fixed distance with respect to the holding portion. A stopper for stopping the slide of the rod portion by locking the portion;
Have.
本発明の構成によれば、ジブが前傾した状態から後方へあおられた場合に、あおり止め装置の掛止部がストッパに掛止することで、ロッド部が一定の距離を超えてスライドすることがない。このため、スライドしたロッド部で定められる角度を超えてジブが後傾することを防止できる。また、あおり止め装置は、ロッド部で構成され、そのロッド部がブームとジブの中間部とのいずれか一方から他方へ延在するので、ブームの下に垂れ下がることがない。その結果、あおり止め装置の占有スペースが小さく、クレーン作業の作業範囲が広い。 According to the configuration of the present invention, when the jib is moved backward from the forward-tilted state, the rod portion of the anti-declination device slides over the fixed distance by being hooked on the stopper. I have not. For this reason, it is possible to prevent the jib from tilting backward beyond the angle defined by the sliding rod portion. In addition, since the detent device is constituted by a rod portion, and the rod portion extends from either one of the boom and the middle portion of the jib to the other, it does not hang down below the boom. As a result, the occupied space of the detent device is small and the working range of the crane operation is wide.
以下、本発明の実施の形態に係るクレーンについて図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。 Hereinafter, a crane according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the drawings, the same or equivalent parts are denoted by the same reference numerals.
(実施の形態1)
実施の形態1に係るクレーンは、ブームとブームに対して前傾可能なジブとの間に、ジブがあおられたときのジブの後傾を防止するための、あおり止め装置が設けられたラフテレーンクレーンである。
まず図1及び図2を用いて、ラフテレーンクレーンの構成について説明する。続いて、図3を用いてあおり止め装置の構成について説明する。
The crane according to the first embodiment is a rough provided with a detent device for preventing the rear end of the jib when the jib is placed between the boom and the jib that can be inclined forward with respect to the boom. It is a terrain crane.
First, the configuration of the rough terrain crane will be described using FIGS. 1 and 2. Subsequently, the configuration of the anti-sticking device will be described with reference to FIG.
図1は本発明の実施の形態1に係るラフテレーンクレーン1の側面図である。図2は図1に示すII領域を拡大した拡大図である。なお、図1では、理解を容易にするため、下部走行体10、上部旋回体20の詳細な構成を省略し、その外形だけを示している。また、図1は、ブーム30が下部走行体10の前方に向けられた状態を示している。以下の説明では、下部走行体10ではなく、ブーム30が起伏する方向を前後方向(すなわち、図1に示す矢印Fが示す方向を前、矢印Bが示す方向を後ろとした方向)という。
図1に示すように、ラフテレーンクレーン1は、下部走行体10と、下部走行体10に対して旋回可能な上部旋回体20と、上部旋回体20に対して起伏可能に設けられたブーム30と、ブーム30に対して前傾可能に設けられたジブ40と、ブーム30とジブ40との間に架設されたテンションロッド50と、ジブ40の前方に設けられたあおり止め装置60Aと、を備えている。
FIG. 1 is a side view of a
As shown in FIG. 1, the
下部走行体10は、2軸4輪駆動式の車両で構成されている。そして、車両のフレームには、クレーン作業時に車両を安定させるためのアウトリガー11と、ボールベアリング式またはローラ式の、図示しない旋回支持体と、が設けられている。旋回支持体は、上部旋回体20を回転可能に支持している。
The lower traveling
上部旋回体20には、ブーム30を起伏させる起伏シリンダ21と、ブーム30を伸縮させる、図示しない伸縮装置と、が設けられている。なお、図示しないが、上部旋回体20には、吊り荷を吊り上げるための巻き上げ装置、及びラフテレーンクレーン1を操縦するための操縦席等が設けられている。
The
ブーム30は、箱形構造かつ伸縮式ブームで構成されている。そして、ブーム30の下端は、上部旋回体20に設けられ、左右方向に延在する図示しないピンによって、回動可能に支持されている。これにより、ブーム30は、上部旋回体20に設けられ、前後方向に起伏可能である。一方、ブーム30の上端の後方部には、図2に示すように、テンションロッド50を架設するためのピン31が設けられている。また、ブーム30の上端の前方部には、ジブ40の下端を回動可能に支持するピン32と、あおり止め装置60Aを連結させるためのピン33と、が設けられている。ここで、ピン33は、あおり止め装置60Aをジブ40の下端の前方に位置させて、ジブ40の前方からジブ40の後傾を防ぐため、ピン32よりも前方に配置されている。
The
ジブ40は、ピン32を支点にして前傾可能である。ジブ40には、図示しないチルト用シリンダが設けられ、そのチルト用シリンダの伸縮により、ブーム30に対して、所望のオフセット角度に前傾可能に設けられている。また、ジブ40は、図示しない伸縮シリンダによって伸縮する、箱形構造かつ伸縮式ジブで構成されている。ここで、箱形構造かつ伸縮式ジブとは、箱形のジブに他の箱形のジブが進退可能に挿入された複数段のジブのことである。ジブ40では、複数段のジブのうち、1段目のジブ、すなわち、ベースジブの後方部に、テンションロッド50の上端を固定するための、図示しないピンが設けられている。また、ベースジブの前後方向中央には、あおり止め装置60Aを連結させるためのピン42が設けられている。
The
テンションロッド50は、ブーム30の上端の後方部にあるピン31と、ジブ40の後方部にある、図示しないピンと、に固定されている。これにより、テンションロッド50は、ジブ40が所望の位置に前傾した状態で、ジブ40を後方側から支持している。
The
これに対して、あおり止め装置60Aは、ブーム30の上端の前方部にあるピン33と、ジブ40の前後方向中央にあるピン42と、に固定されている。あおり止め装置60Aは、ジブ40があおられて一定の角度以上に後傾することを防ぐため、ジブ40に対して一定の距離だけスライドするロッド部を有する。
次に、あおり止め装置60Aの構成について、図3を参照して説明する。
On the other hand, the
Next, the configuration of the
図3は、実施の形態1に係るラフテレーンクレーン1が備えるあおり止め装置60Aの部品構成図である。なお、図3において(A)がロッド部61の平面図、(B)がロッド部61の側面図、(C)がロッド保持部62の平面図、(D)がロッド保持部62の側面図である。
図3(A)−(D)及び図4に示すように、あおり止め装置60Aは、ロッド部61と、ロッド部61に連結するロッド保持部62と、ロッド部61とロッド保持部62を連結する連結ピン63と、で構成されている。連結ピン63は、ピンに垂直な断面が長円状に形成されている。
FIG. 3 is a component configuration diagram of an
As shown in FIGS. 3 (A) to 3 (D) and FIG. 4, the
ロッド部61は、図3(A)、(B)に示すように、直線状に延在するロッド本体610を有している。ロッド本体610は、たわみを防止するため、高い剛性を有する鋼管で形成されている。
The
ロッド本体610の一端には、ブーム30又はジブ40にロッド本体610を固定するための固定部611が設けられている。固定部611は、先端が半円状の鋼板で形成されている。固定部611には、ブーム30のピン33又はジブ40のピン42を挿通させるため、丸孔612が形成されている。
At one end of the
一方、ロッド本体610の他端には、ロッド保持部62に連結するための連結部613が設けられている。連結部613は、長円状に形成され、板面が固定部611の板面と同じ方向に向けられた鋼板で形成されている。そして、連結ピン63を挿入するための、長円状のスライド孔614が形成されている。スライド孔614の長径は、後述するあおり止め装置60Aの伸縮距離とほぼ同じ長さである。また、スライド孔614の短径は、スライド孔614内で連結ピン63を摺動可能にするため、連結ピン63の軸径よりもやや大きい。
On the other hand, at the other end of the
ロッド保持部62は、図3(C)、(D)に示すように、保持部623の構成を除いてロッド部61と同じ構成を有している。すなわち、ロッド保持部62は、ロッド本体610及び固定部611と同形、同じ大きさのロッド本体620及び固定部621を有している。一方、ロッド保持部62は、ロッド部61の連結部613に替えて、連結部613を保持するための保持部623を有している。
The
保持部623は、ロッド部61の連結部613を挟み込んで保持するため、2枚の鋼板で構成されている。その2枚の鋼板は、長円状に形成され、その板面が互いに平行に対向している。2枚の鋼板の板面は、ロッド本体620の軸に対して平行である。鋼板の長手方向の長さLは、連結部613のスライド孔614が形成された部分を保持部623により挟みこむ状態にするため、連結部613の先端からスライド孔614の末端までの距離Dとほぼ同じである。一方、保持部623には、連結ピン63を挿入するため、2枚の鋼板を垂直に貫通する長孔624が形成されている。長孔624の長径は、連結ピン63が孔内でわずかにスライド可能な状態にするため、連結ピン63の長手方向の軸径よりもやや大きく、長孔624の短径は、長孔624内で連結ピン63が摺動可能にするため、連結ピン63の短手方向の軸径とほぼ同じである。さらに、長孔624の長径は、ロッド本体620の軸方向に向けられている。
The holding
次に、図4を参照して、あおり止め装置60Aの組み立てについて説明する。図4は、あおり止め装置60Aの側面図である。まず、上述した構成のロッド部61とロッド保持部62を用意する。図4に示すように、ロッド保持部62の保持部623に、ロッド部61の連結部613を挟み込ませる。そして、ロッド保持部62の長孔624とロッド部61のスライド孔614に連結ピン63を挿入する。これにより、あおり止め装置60Aが組み立てられる。
あおり止め装置60Aでは、ロッド保持部62の長孔624に挿通された連結ピン63に対して、ロッド部61のスライド孔614が相対的に移動可能であるため、ロッド保持部62に対して、ロッド部61が伸縮可能である。その伸縮距離は、ロッド部61のスライド孔614の長径の長さとほぼ同じである。そして、組み立てられたあおり止め装置60Aは、ロッド部61の固定部611にある丸孔612に、ブーム30のピン33が挿通され、さらに、ロッド保持部62の固定部621にある丸孔622に、ジブ40のピン42が挿通されることによって、ラフテレーンクレーン1に取り付けられる。
Next, with reference to FIG. 4, the assembly of the
Since the
なお、ロッド部61及びロッド保持部62の長さとロッド部61のスライド孔614の長径の大きさは、あおり止め装置60Aが取り付けられるラフテレーンクレーン1のジブ40が動作する前傾角度範囲に応じて定める。
詳細には、あおり止め装置60Aが縮小した状態の全長TLを、ジブ40が最大角度に前傾したときのブーム30のピン33とジブ40のピン42との間の距離と一致させ、かつ、あおり止め装置60Aが伸長した状態の全長TLを、ジブ40が最小角度に前傾したときのブーム30のピン33とジブ40のピン42との間の距離と一致させるように、ロッド部61及びロッド保持部62の長さとロッド部61のスライド孔614の長径の大きさを定める。
スライド孔614の長径の大きさは、ジブ40が最小角度に前傾したときのブーム30のピン33とジブ40のピン42との間の距離と、ジブ40が最大角度に前傾したときのブーム30のピン33とジブ40のピン42との間の距離との差に一致させる。
The length of the
Specifically, the total length TL with the
The size of the major diameter of the
次に、あおり止め装置60Aの作用について説明する。以下の説明では、ラフテレーンクレーン1に、ジブ40の前傾角度範囲内で伸縮可能なあおり止め装置60Aが取り付けられているものとする。
Next, the operation of the
まず、上述した前傾角度範囲内の所望の前傾角度にジブ40が前傾した状態では、連結ピン63が、図4に示すスライド孔614の両端の内壁に当接していない状態である。
First, in a state where the
この状態で、ラフテレーンクレーン1に突風が吹き、ジブ40があおられて後傾した場合、ジブ40のピン42が後方へ移動する。これにより、ロッド保持部62の固定部621が後方へ移動し、ロッド保持部62が後方へ引っ張られる。その結果、ロッド保持部62がロッド部61に対して相対的に移動してあおり止め装置60Aが伸長する。
In this state, when a gust of wind blows on the
あおり止め装置60Aの伸長では、ロッド保持部62の長孔624がロッド部61のスライド孔614に対して移動する。これにより、長孔624に挿通された連結ピン63もスライド孔614に対して移動する。このとき、ロッド保持部62の長孔624の短径が、連結ピン63の短手方向の軸径とほぼ同じであるため、連結ピン63が回動することなく移動する。連結ピン63がスライド孔614に沿って移動するため、ロッド保持部62がロッド部61に対して相対的に回動しないで移動する。
In the extension of the
あおり止め装置60Aが伸長していくと、やがて連結ピン63がスライド孔614のジブ40側端部にある内壁に位置するようになる。そして、連結ピン63は、そのジブ40側端部の内壁に当接する。この内壁は、連結ピン63を掛止させて連結ピン63の相対的移動を止めるストッパとして機能する。その結果、ロッド保持部62のロッド部61に対する移動が停止し、あおり止め装置60Aの伸長も停止する。ロッド部61がブーム30のピン33に固定され、ロッド保持部62がジブ40のピン42に固定されているため、ブーム30に対するジブ40の後傾も停止する。これにより、あおり止め装置60Aによって、ジブ40の後傾を防止することができる。
As the
なお、ロッド部61の丸孔612に、ブーム30のピン33が挿通され、ロッド保持部62の丸孔622に、ジブ40のピン42が挿通されることによって、あおり止め装置60Aが、ラフテレーンクレーン1に取り付けられるとしている。しかし、逆に、ロッド部61の丸孔612に、ジブ40のピン42が挿通され、ロッド保持部62の丸孔622に、ブーム30のピン33が挿通されることによって、あおり止め装置60Aが、ラフテレーンクレーン1に取り付けられてもよい。
In addition, the
以上のように、実施の形態1に係るラフテレーンクレーン1では、あおり止め装置60Aのロッド部61がブーム30のピン33に固定され、ロッド保持部62がジブ40のピン42に固定されている。そして、ロッド部61に対してロッド保持部62がスライド孔614の長径の長さだけ伸縮可能である。このため、ブーム30とジブ40との間が、あおり止め装置60Aの伸縮可能な範囲を超えて大きくならない。その結果、ジブ40があおられて前傾した状態から後傾した場合に、あおり止め装置60Aの伸縮可能な範囲を超えて、ジブ40が後傾することがない。これにより、ラフテレーンクレーン1では、あおり止め装置60Aによってジブ40の後傾を防止することができる。
As described above, in the
また、連結ピン63の横断面が長円状に形成されているので、ロッド部61のスライド孔614とロッド保持部62の長孔624の長手方向が同方向に向いたままである。このため、ロッド部61に対してロッド保持部62が折れ曲がることがない。その結果、あおり止め装置60Aが占有するスペースが小さい。ラフテレーンクレーン1では、クレーン作業の作業範囲が縮小化せず、作業スペースを確保することができる。
In addition, since the cross section of the connecting
また、ロッド部61、ロッド保持部62は、ロッド本体610、620をそれぞれ有することで、ロッドの形状に形成されている。このため、あおり止め装置60Aがジブ40の下に垂れ下がることがない。
Moreover, the
(実施の形態2)
実施の形態1では、ロッド部61のスライド孔614のジブ40側内壁が、連結ピン63に当接して、ロッド部61のロッド保持部62に対する移動が停止する。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明では、ロッド部61が一定の距離だけスライドできればよい。
実施の形態2に係るラフテレーンクレーン1では、あおり止め装置が、掛止部を有する2つのロッド部を備え、一方のロッド部が他方のロッド部に対してスライド可能である。そして、掛止部によってスライドする距離が制限されている。以下に、図5及び図6を参照して実施の形態2に係るラフテレーンクレーン1が備えるあおり止め装置の構成について説明する。実施の形態2では、実施の形態1と異なる構成について説明する。
Second Embodiment
In the first embodiment, the inner wall on the
In the
図5は、本発明の実施の形態2に係るラフテレーンクレーン1が備えるあおり止め装置60Bのロッド部64の平面図、側面図及び断面図である。図6は、実施の形態2に係るラフテレーンクレーン1が備えるあおり止め装置60Bの平面図及び側面図である。図5において、(A)はロッド部64の平面図、(B)はロッド部64の側面図、(C)は(B)に示すVC切断線の断面図である。図6において、(A)はあおり止め装置60Bの平面図、(B)はあおり止め装置60Bの側面図である。
図5(A)−(C)に示すように、あおり止め装置60Bが備えるロッド部64は、ロッド本体640と、ロッド本体640の一端に設けられた固定部641と、ロッド本体640の他端に設けられた連結部643と、で構成されている。あおり止め装置60Bは、図6に示すように、このロッド部64を2つ備えている。
FIG. 5 is a plan view, a side view and a cross-sectional view of the
As shown in FIGS. 5 (A) to 5 (C), the
なお、ロッド本体640と固定部641は、実施の形態1で説明したロッド本体610と固定部611と同じ構成である。このため、以下、連結部643の構成について説明し、ロッド本体640と固定部641の説明を省略する。
The rod
連結部643は、長手方向の先端の側方に小矩形部が形成された矩形状の鋼板が折り曲げられて形成されている。詳細には、連結部643の長手方向の先端の両側には、小矩形部が形成されている。そして、それら小矩形部が、小矩形部に挟まれた板面に対して垂直に折り曲げられることで、起立壁645、646が形成されている。このため、図5(C)に示すように、連結部643の長手方向の先端断面は、コの字状である。
一方、連結部643の長手方向の末端側には、段差が設けられている。そして、末端には、連結部643の長手方向に対して平行に軸が延在する状態で、ロッド本体640が接続されている。ここで、段差が設けられているのは、後述するロッド部64が組み合わせた場合に、ロッド本体640同士を同一線上に位置させるためである。
The connecting
On the other hand, on the end side in the longitudinal direction of the connecting
上述したように、あおり止め装置60Bは、ロッド部64を2つ備えている。そして、2つのロッド部64は、図6(A)、(B)に示すように、一方のロッド部64の連結部643における起立壁645、646が折り曲げられた方向と他方のロッド部64の連結部643における起立壁645、646が折り曲げられた方向とを互いに逆方向に向けて組み合わされている。
詳細には、一方のロッド部64と他方のロッド部64が、ロッド本体640の軸方向Aに垂直な方向に、隣接しており、両ロッド部64の互いの連結部643の板面を当接させている。さらに、一方のロッド部64の連結部643を、他方のロッド部64の起立壁645、646が摺動可能な程度に挟持している。また、一方のロッド部64の起立壁645、646と他方のロッド部64の起立壁645、646とは、軸方向Aに並んでいる。
As described above, the
Specifically, one
あおり止め装置60Bでは、一方のロッド部64の起立壁645、646が、他方のロッド部64の起立壁645、646に対してロッド本体640の軸方向Aに離れているとき、あおり止め装置60Bが縮小した状態である。これに対して、一方のロッド部64の起立壁645、646が、他方のロッド部64の起立壁645、646に対してロッド本体640の軸方向Aに隣接しているとき、あおり止め装置60Bが伸長した状態である。即ち、上記の縮小した状態からロッド本体640の軸方向Aに伸長した状態である。
あおり止め装置60Bが伸長した状態では、一方のロッド部64の起立壁645、646が他方のロッド部64の起立壁645、646に当接し、一方のロッド部64が他方のロッド部64に掛止する。換言すると、一方のロッド部64の起立壁645、646が掛止部として、他方のロッド部64の起立壁645、646が掛止部の移動を制限するストッパとして、それぞれ機能する。
このため、あおり止め装置60Bは、それ以上に伸長しない。このように、あおり止め装置60Bでは、ロッド本体640の軸方向Aに伸縮可能である。換言すると、一方のロッド部64が他方のロッド部64に対して一定の距離だけスライド可能である。
In the
In the state in which the
For this reason, the
あおり止め装置60Bは、一方のロッド部64の固定部641に形成された丸孔642に、ブーム30のピン33及びジブ40のピン42のいずれかの一方が挿通され、さらに、他方のロッド部64の固定部641に形成された丸孔642に、ブーム30のピン33及びジブ40のピン42のいずれかの他方が挿通されることによって、ラフテレーンクレーン1に取り付けられる。
一方のロッド部64が他方のロッド部64に対して一定の距離だけスライド可能であるので、ラフテレーンクレーン1のジブ40が後傾した場合に、ジブ40は、一定の前傾角度以上に後傾できない。
In the
Since one
以上のように、実施の形態2に係るラフテレーンクレーン1では、一方のロッド部64が他方のロッド部64に対してスライドした場合に、一定の位置で、一方のロッド部64の起立壁645、646に、他方のロッド部64の起立壁645、646が掛止する。このため、あおり止め装置60Bは、一定の長さ以上に伸長することができない。その結果、ブーム30とジブ40との最大距離が規定され、ジブ40が、ブーム30に対して一定の前傾角度以上に後傾することを防止することができる。
As described above, in the
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、実施の形態1では、あおり止め装置60Aが、ロッド部61とロッド保持部62で構成されている。しかし、本発明では、ロッド部61がブーム30又はジブ40にスライド可能に保持されていればよい。このため、ロッド保持部62は任意の構成である。
As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention is not limited to said embodiment. For example, in the first embodiment, the
図7は本発明の他の実施の形態に係るラフテレーンクレーン1が備えるあおり止め装置60Cの平面図及び側面図である。図7において、(A)はあおり止め装置60Cの平面図、(B)はあおり止め装置60Cの側面図である。
図7に示すように、あおり止め装置60Cは、ロッド部65と、ピン33又はピン42と、で構成されている。
ここで、ロッド部65は、図3に掲載のロッド部61のロッド本体610を、図7に示す通り、ロッド本体610よりも軸方向の長さが長いロッド本体650に替えた以外、実施の形態1で説明したロッド部61と同じ構成である。一方、ピン33又はピン42は、実施の形態1で説明した連結ピン63(図4に掲載の連結ピン63)に替えて用いられる、上述したビーム30又はジブ40に固定された連結ピンである。
このように、ロッド保持部62の替わりに、ピン33又はピン42が保持部として利用されてもよい。この場合、ピン33又はピン42がロッド部65のスライド孔614に挿通されていればよい。これにより、ピン33又はピン42が、ロッド部65をスライド可能に保持する。
FIG. 7 is a plan view and a side view of a
As shown in FIG. 7, the anti-detent device 60 </ b> C includes a
Here, in the
Thus, instead of the
上記の実施の形態1では、連結ピン63がピンの横断面で長円状に形成されている。しかし、ロッド保持部62の孔が長孔624であれば、連結ピン63の横断面の形状は、円形であってもよい。以下、詳述する。
連結ピン63の横断面の形状が円形であっても、ロッド保持部62に対してロッド部61がスライドした場合に、連結ピン63は、ロッド部61のスライド孔614に沿ってロッド部61に対して相対的に移動する。このとき、ロッド保持部62の孔が長孔624であれば、長孔624に挿通された連結ピン63が長孔624に沿って移動する。その結果、ロッド部61のスライド孔614の長径とロッド保持部62の長孔624の長径とが同方向に向いた状態で、相対的に移動することになる。
したがって、連結ピン63の横断面の形状が円形であっても、ロッド保持部62に対してロッド部61が直線的に相対移動することになるため、ロッド保持部62の孔が長孔624であれば、連結ピン63の横断面の形状が円形であってもよい。
ほか、ロッド保持部62の孔が長孔であれば、連結ピン63の横断面の形状は、円形以外にも、長孔624と短手方向の長さがほぼ同じ楕円、長円、長方形、扁平形、等の形状であってもよい。
In the first embodiment described above, the connecting
Even when the cross-sectional shape of the connecting
Therefore, even if the shape of the cross section of the connecting
In addition, if the hole of the
上記の実施の形態2では、一方のロッド部64の連結部643を、他方のロッド部64の起立壁645、646に挟持している。しかし、2つのロッド部64が共に、起立壁645、646を有していなくてもよく、一方のロッド部64が他方のロッド部64を摺動可能な程度に挟持する起立壁645、646を有していればよい。この場合、一方のロッド部64に対して他方のロッド部64が一定の位置まで摺動したときに、起立壁645、646に当接する突起を有していればよい。また、起立壁645、646は、一方のロッド部64から他方のロッド部64が外れにくくするため、先端が屈曲した形状であってもよい。なお、起立壁645、646は、挟持部と称されてもよい。
In the second embodiment described above, the connecting
本発明では、ロッド部61、64、65がスライド可能であり、ジブ40があおられて前傾した状態から後傾した場合に、ロッド部61、64、65が最大スライド距離範囲内でスライドすればよい。従って、ロッド部61、64、65が、シリンダ部材にスライド可能に保持されてもよい。この場合、ロッド部61、64、65とシリンダ部材は、ジブ40に対して前方側で、ブーム30とジブ40との間に設置されるとよい。
In the present invention, the
上記の実施の形態1−2では、あおり止め装置60A−60Cは、ブーム30の上端前方部からジブ40中間部の間に架設されている。しかし、あおり止め装置60A−60Cは、ジブ40が後傾した場合に、ジブ40の前方側でジブ40によって引っ張られる状態に配置されていればよい。そして、あおり止め装置60A−60Cは、下端がブーム30に接続されるため、ブーム30からジブ40の下端の前方を経由して、ジブの中間部に延在する形状に配置されるとよい。このような配置であれば、ジブ40が後傾した場合に、あおり止め装置60A−60Cに圧縮力ではなく、引張力がかかり、大きな荷重にも耐えることができる。
In the above embodiment 1-2, the
実施の形態1−2では、ラフテレーンクレーン1を例に説明しているが、本発明は、クレーン全般に適用可能である。例えば、オールテレーンクレーン、トラッククレーン等にも適用可能である。このため、ブーム30及びジブ40の形式は任意である。例えば、ブーム30、ジブ40の一方又は両方がラチス式であるクレーンにも適用できる。
Although the
1 ラフテレーンクレーン
10 下部走行体
11 アウトリガー
20 上部旋回体
21 起伏シリンダ
30 ブーム
31、32、33、41、42 ピン
40 ジブ
50 テンションロッド
60A、60B、60C あおり止め装置
61、64、65 ロッド部
62 ロッド保持部
63 連結ピン
610、620、640、650 ロッド本体
611、621、641 固定部
612、622、642 丸孔
613、643 連結部
614 スライド孔
623 保持部
624 長孔
645、646起立壁
A 軸方向
L 長さ
D 距離
TL 全長
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ブームの上端に設けられ、前記ブームに対して前傾可能なジブと、
前記ブームと前記ジブとの間に設けられ、前記ジブが前傾した状態から後傾することを防止するあおり止め装置と、
を備え、
前記あおり止め装置は、
前記ジブが前傾した状態で、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか一方から、前記ジブのブーム側の末端の前方を経由して、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方へ延在するロッド部と、
前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方に設けられ、前記ロッド部をスライド可能に保持する保持部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか一方に設けられた掛止部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか他方に設けられ、前記ジブが前傾した状態から後傾して前記ロッド部が前記保持部に対して一定の距離だけスライドした場合に、前記掛止部を掛止させて前記ロッド部のスライドを停止させるストッパと、
を有する、
クレーン。 With a boom that can be rolled back and forth,
A jib provided at the upper end of the boom and tiltable forward with respect to the boom;
A detent device, disposed between the boom and the jib, for preventing the jib from tilting backward from a forward tilting state;
Equipped with
The above-mentioned anti-oak device is
Any one of the boom and the middle part of the jib via the front of the end on the boom side of the jib from any one of the boom and the middle part of the jib in a state where the jib leans forward A rod portion extending to the other,
A holding portion provided on any one of the boom and the middle portion of the jib and slidably holding the rod portion;
A hooking portion provided on any one of the rod portion and the holding portion;
The hook is provided on the other of the rod portion and the holding portion, and the jib is inclined backward from the forward inclined state and the rod portion slides by a fixed distance with respect to the holding portion. A stopper for stopping the slide of the rod portion by locking the portion;
Have
crane.
前記ストッパは、前記ロッド部と前記保持部とのいずれか他方に形成され、前記ピンが挿通された長孔の内壁で構成される、
請求項1に記載のクレーン。 The hooking portion is a pin,
The stopper is formed on the other of the rod portion and the holding portion, and is constituted by an inner wall of a long hole through which the pin is inserted.
The crane according to claim 1.
前記ストッパは、前記ロッド部に設けられ、前記ロッド部が前記保持部に対して一定の距離だけスライドした場合に、前記挟持部に当接する突起である、
請求項1に記載のクレーン。 The hooking portion is a pinching portion provided in the holding portion and slidably pinching the rod portion,
The stopper is a protrusion which is provided on the rod portion and which abuts on the holding portion when the rod portion slides by a fixed distance with respect to the holding portion.
The crane according to claim 1.
請求項1から3のいずれか1項に記載のクレーン。 The holding portion is formed in a shape having a rod,
The crane according to any one of claims 1 to 3.
前記ジブが前傾した状態で、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか一方から、前記ジブのブーム側の末端の前方を経由して、前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方へ延在するロッド部と、
前記ブームと前記ジブの中間部とのいずれか他方に設けられ、前記ロッド部をスライド可能に保持する保持部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか一方に設けられた掛止部と、
前記ロッド部と前記保持部とのいずれか他方に設けられ、前記ジブが前傾した状態から後傾して前記ロッド部が前記保持部に対して一定の距離だけスライドした場合に、前記掛止部を掛止させて前記ロッド部のスライドを停止させるストッパと、
を有する、
あおり止め装置。 A jib detent device for a crane comprising: a boom capable of longitudinal movement; and a jib provided at an upper end of the boom and tiltable forward with respect to the boom,
Any one of the boom and the middle part of the jib via the front of the end on the boom side of the jib from any one of the boom and the middle part of the jib in a state where the jib leans forward A rod portion extending to the other,
A holding portion provided on any one of the boom and the middle portion of the jib and slidably holding the rod portion;
A hooking portion provided on any one of the rod portion and the holding portion;
The hook is provided on the other of the rod portion and the holding portion, and the jib is inclined backward from the forward inclined state and the rod portion slides by a fixed distance with respect to the holding portion. A stopper for stopping the slide of the rod portion by locking the portion;
Have
Arrest device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017192804A JP2019064800A (en) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | Crane and repercussion prevention device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017192804A JP2019064800A (en) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | Crane and repercussion prevention device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019064800A true JP2019064800A (en) | 2019-04-25 |
Family
ID=66337756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017192804A Pending JP2019064800A (en) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | Crane and repercussion prevention device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019064800A (en) |
-
2017
- 2017-10-02 JP JP2017192804A patent/JP2019064800A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006273530A (en) | Mobile crane | |
JP5635331B2 (en) | Mobile crane | |
JP6534944B2 (en) | crane | |
JP2019064800A (en) | Crane and repercussion prevention device | |
JP2012041149A (en) | Mobile crane | |
KR101270998B1 (en) | Vehicle provided with aerial ladder | |
JP6569311B2 (en) | Jib overhang storage mechanism | |
US9327948B2 (en) | Telescopic boom | |
JP4777821B2 (en) | Tower crane | |
JP2000247575A (en) | Tower crane furnished with telescopic boom | |
JP4290277B2 (en) | Fall prevention device for portal lifter | |
JP2012051713A (en) | Mobile crane | |
US7134527B2 (en) | Forklift upright assembly | |
JP5454308B2 (en) | crane | |
JP4981529B2 (en) | Jacking device | |
JP2012056750A (en) | Mobile crane | |
JP6814471B2 (en) | Assembled crane | |
KR101894063B1 (en) | Support roller device telescopic beam of heavy equipment | |
JP2012051687A (en) | High-place work vehicle | |
KR101942213B1 (en) | Mounting structure of new boom | |
JP4653460B2 (en) | Crane bumper | |
JP2012051692A (en) | Mobile crane | |
JP2019078110A (en) | Step width expander | |
JP2019064799A (en) | Crane and tension rod | |
JP2012051714A (en) | Mobile crane |