JP2019062347A - 画像制御装置、画像制御システム、画像制御プログラム、及び画像制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画に埋め込まれた符号を精度良く抽出する。【解決手段】記憶部111は、符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報121を記憶する。特定部112は、第1特徴情報111と、撮像装置によって撮影された、符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、それらの画像の中から符号画像を特定する。抽出部113は、特定部112が特定した符号画像から符号を抽出する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像制御装置、画像制御システム、画像制御プログラム、及び画像制御方法に関する。
近年、屋外、店頭、公共空間等の様々な場所において、電子的な画像表示装置を用いてより多くの情報又はコンテンツをユーザに提供する「デジタルサイネージ」と呼ばれるシステムが構築されている。
例えば、商品の静止画又は動画を表示する画像表示装置に無線タグを配置したシステムの場合、その商品に関する商品情報、又は商品情報を取得するために用いるUniform Resource Locator(URL)等のアドレス情報が、無線タグに格納される。ユーザは、読み取り機能及び通信機能を有するスマートフォン等の携帯端末装置を用いて、無線タグが記憶する情報を読み取ることで、商品情報を取得して携帯端末装置の画面に表示させることができる。
商品情報又はアドレス情報を無線タグに記憶させる代わりに、それらの情報を符号として画面に直接表示することも可能である。この場合、ユーザは、撮像装置を有する端末装置を用いて、画面に表示された符号を撮影することで、撮影した符号から商品情報を取得することができる。
画像表示装置として、商品の静止画又は動画をスクリーンに投影するプロジェクタ等の投影装置が用いられることもある。
原画像データに埋め込みデータを埋め込む場合に、ブロックペアの各ブロックの濃度差に基づいて埋め込み強度を設定し、各ブロックの平均濃度を変更して、情報を埋め込む技術も知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−13737号公報
特許文献1の情報埋め込み方法を、デジタルサイネージのような広告媒体で用いられる動画に対して適用した場合、動画に埋め込まれた情報の検出精度が低下する。
なお、かかる問題は、デジタルサイネージにおいて商品の動画に情報を埋め込む場合に限らず、他の動画に情報を埋め込む場合においても生ずるものである。
1つの側面において、本発明は、動画に埋め込まれた符号を精度良く抽出することを目的とする。
1つの案では、画像制御装置は、記憶部、特定部、及び抽出部を含む。記憶部は、符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報を記憶する。特定部は、第1特徴情報と、撮像装置によって撮影された、符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、それらの画像の中から符号画像を特定する。抽出部は、特定部が特定した符号画像から符号を抽出する。
実施形態によれば、動画に埋め込まれた符号を精度良く抽出することができる。
画像制御装置の機能的構成図である。 画像処理のフローチャートである。 画像制御システムの構成図である。 画像制御システムにおける画像表示装置の機能的構成図である。 動画を示す図である。 動画のタイミングチャートである。 画像制御システムにおける画像制御装置の機能的構成図である。 符号画像の特徴情報を示す図である。 商品画像の特徴情報を示す図である。 画像処理の具体例を示すフローチャートである。 特徴情報生成処理のフローチャートである。 情報処理装置の構成図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
特許文献1のように、原画像の各ブロックの平均濃度を変更することによって原画像に情報を埋め込む方法は、埋め込み対象が静止画又は印刷物である場合に有効であると考えられる。静止画であれば、階調レベルの調整対象は1枚の画像のみで済むからである。
しかしながら、デジタルサイネージのような広告媒体で用いられる動画が埋め込み対象である場合、1フレーム内に複数の静止画が含まれている。動画に写っている商品が静止している場合であっても、それぞれの静止画は異なる画像であるため、動画に情報を埋め込む際には、それぞれの静止画に対して階調レベルを調整する処理が発生する。
仮に、それぞれの静止画に対して同一の階調レベルの調整を実施した場合、階調レベルの改変が視認可能となり、情報を埋め込む前の商品の動画の視認性に対して影響が生じる。そこで、商品の動画の視認性に対する影響を考慮して、階調レベルの改変が視認されにくい方法で情報を埋め込むことが望ましい。しかし、階調レベルの改変が視認されにくいように、それぞれの静止画に対して異なる階調レベルの調整を実施した場合、動画に埋め込まれた情報の検出精度が低下する。
図1は、実施形態の画像制御装置の機能的構成例を示している。図1の画像制御装置101は、記憶部111、特定部112、及び抽出部113を含む。記憶部111は、符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報121を記憶する。特定部112及び抽出部113は、撮像装置によって撮影された、符号画像を含む時系列の複数の画像から、符号画像が表す符号を抽出する。
図2は、図1の画像制御装置101が行う画像処理の例を示すフローチャートである。まず、特定部112は、第1特徴情報121と、時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、それらの画像の中から符号画像を特定する(ステップ201)。抽出部113は、特定部112が特定した符号画像から符号を抽出する(ステップ202)。
図1の画像制御装置101によれば、動画に埋め込まれた符号を精度良く抽出することができる。
図3は、図1の画像制御装置101を含む画像制御システムの構成例を示している。図3の画像制御システムは、例えば、デジタルサイネージシステムであり、画像制御装置301、画像表示装置302、及び情報提供装置303を含む。
画像制御装置301は、ユーザ321のスマートフォン、タブレット、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯端末装置であり、図1の画像制御装置101に対応する。情報提供装置303は、例えば、サイネージサーバであり、通信ネットワーク311を介して画像表示装置302と通信し、通信ネットワーク312を介して画像制御装置301と通信する。
画像表示装置302は、商品の動画322を画面に表示し、ユーザ321は、画像制御装置301を用いて動画322を撮影する。画像制御装置301によって撮影された動画322には、時系列の複数の画像が含まれる。画像制御装置301は、撮影した動画322に埋め込まれた符号を抽出する。そして、画像制御装置301は、抽出した符号が示す情報を用いて、通信ネットワーク312を介して情報提供装置303にアクセスし、情報提供装置303から商品情報を取得する。商品情報は、例えば、商品の特徴、用途、価格等を記述したテキスト情報である。
通信ネットワーク312は、例えば、Wideband Code Division Multiple Access(W−CDMA)、Long Term Evolution(LTE)、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信ネットワークであってもよい。
図4は、図3の画像表示装置302の機能的構成例を示している。図4の画像表示装置302は、制御部401、表示部402、記憶部403、及び通信部404を含む。制御部401は、表示部402及び通信部404の動作を制御する。
記憶部403は、動画322を記憶する。表示部402は、例えば、液晶パネル、Light Emitting Diode(LED)パネル等の表示装置であり、制御部401からの指示に基づいて、動画322等の表示情報を画面に表示する。通信部404は、制御部401からの指示に基づいて、通信ネットワーク311を介して情報提供装置303と通信する。これにより、記憶部403が記憶する動画322の追加、削除、変更等の更新を行うことができる。
図5は、表示部402が表示する動画322の例を示している。図5の動画322には、ユーザ321が視覚によって直接的に商品の情報を得るための商品画像501と、符号を表す符号画像502とが含まれている。商品画像501としては、商品の外観を表す画像を用いることができる。符号画像502が表す符号は、その商品に関する商品情報、又はアドレス情報を示している。アドレス情報は、商品情報を取得するために用いる情報であり、例えば、インターネット上のWEBページのURL等である。
符号画像502は、表示部402の画面内の所定の位置に、所定の大きさで表示される。符号画像502が表す符号としては、バーコードのような1次元コード、QRコード(登録商標)のような2次元コード等を用いることができる。符号画像502が表す符号は、カラーQRコード(登録商標)、カメレオンコード(登録商標)等であってもよい。
商品画像501及び符号画像502は、時分割で多重化されており、符号画像502は、ユーザ321に視認されないように、極めて短時間しか表示されない。これにより、ユーザ321は、商品画像501のみを視認することができ、画像制御装置301は、動画322から符号画像502を検出することができる。
通常、表示部402は、リフレッシュレートに応じて単位時間当たりに複数回、表示画像を書き換える。リフレッシュレートがNHz(Nは正の整数)である場合、表示部402は、1秒間当たりにN回、表示画像を書き換えるため、1枚の画像の表示時間はT1=1/N秒になる。
符号画像502の表示回数を、商品画像501の表示回数よりも極端に少なくすると、ユーザ321は、符号画像502を視認しないため、画面には商品画像501しか表示されていないように見える。例えば、N=60であり、1秒間に商品画像501を59回表示し、符号画像502を1回のみ表示すると、符号画像502は視認されない。符号画像502が視認されないようにするためには、連続して符号画像502を表示する表示時間が1/30秒以下であることが望ましい。
なお、画像表示装置302は、商品画像501の代わりに、サービスに関する画像を用いてもよく、商品以外の物品に関する画像を用いてもよい。例えば、サービスに関する画像としては、サービス提供者がユーザ321に対して提供するサービスの特徴を表す画像を用いることができ、物品に関する画像としては、物品の外観を表す画像を用いることができる。
図6は、動画322のタイミングチャートの例を示している。表示部402は、動画322の1フレームを形成する周期であるフレーム周期FCを時分割して、商品画像501及び符号画像502を画面に表示する。フレーム周期FCに含まれる期間P1及び期間P3では、商品画像501が表示され、期間P1と期間P3の間の期間P2では、符号画像502が表示される。
期間P1及び期間P3は期間P2よりも十分に長い期間であるが、画像表示装置302が設置される環境又は想定しているユーザ321の特性に応じて、期間P1〜期間P3を決定することも可能である。
例えば、符号画像502が表す符号がQRコード(登録商標)である場合、符号内にファインダパターン又は位置検出パターンと呼ばれる特徴的なパターンが3隅に配置されている。動画322を撮影した時系列の複数の画像各々をドット走査して、ファインダパターンが含まれているか否かを判定することで、それらの画像の中から符号画像502を特定することが可能である。
しかし、動画322に含まれる画像のほとんどは商品画像501であるため、すべての画像に対してファインダパターンの有無を判定する場合、符号画像502を特定するための時間が長くなり、ユーザ321の利便性が低下する。そこで、画像制御装置301は、符号画像内における画素値の分布を示す特徴情報を用いて、短時間で符号画像502を特定する。
図7は、図3の画像制御装置301の機能的構成例を示している。図5の画像制御装置301は、記憶部111、特定部112、抽出部113、表示部701、操作部702、撮像装置703、及び通信部704を含む。
撮像装置703は、例えば、Charge Coupled Device(CCD)、Complementary Metal Oxide Semiconductor(CMOS)等の撮像素子を含むカメラであり、画像表示装置302の画面に表示された動画322を撮影する。
記憶部111は、符号画像内における画素値の分布を示す特徴情報を記憶するとともに、撮像装置703が動画322を撮影することによって生成される時系列の複数の画像を記憶する。記憶部111が記憶する特徴情報は、図1の第1特徴情報121に対応する。
表示部701は、例えば、液晶パネル、有機エレクトロルミネッセンスパネル等の表示装置であり、操作部702は、例えば、タッチパネル、操作キー等のユーザインタフェースである。通信部704は、通信ネットワーク312を介して情報提供装置303と通信する。ユーザ321は、操作部702を用いて、画像制御装置301に対する指示を入力することができる。
特定部112は、記憶部111が記憶する複数の画像の中から処理対象画像を選択して、選択した処理対象画像内における画素値の分布を示す特徴情報を求め、求めた特徴情報を記憶部111が記憶する特徴情報と比較する。そして、特定部112は、求めた特徴情報が示す画素値の分布と、記憶部111が記憶する特徴情報が示す画素値の分布との間に相関がある場合、処理対象画像を符号画像として特定する。これにより、特定部112は、複数の画像の中から符号画像を短時間で特定することができる。
抽出部113は、特定部112が特定した符号画像から符号を抽出し、抽出した符号が示す情報を用いて、所定の処理を行う。例えば、抽出部113は、符号が示す情報を用いて、通信ネットワーク312を介して情報提供装置303にアクセスし、情報提供装置303から商品情報を取得する。そして、抽出部113は、取得した商品情報を記憶部111に格納し、表示部701は、その商品情報を画面に表示する。符号が示す情報が商品情報である場合は、抽出部113は、情報提供装置303にアクセスすることなく、符号が示す商品情報を記憶部111に格納する。
図3の画像制御システムによれば、画像表示装置302は、ユーザ321が商品画像を視認する際に影響を受けないように、符号画像を表示することができる。画像制御装置301は、画像表示装置302から離れた場所から、符号画像を短時間で検出することができ、検出した符号画像に基づいて商品に関するより詳細な商品情報を取得することができる。
画像表示装置302は、符号画像を表示する期間のみ商品画像を非表示とし、その期間に符号画像を挿入する、といった極めて簡単な改変を行うだけで、動画322に符号を埋め込むことができる。
屋外、店頭、公共空間等の場所においては、環境光等の周囲の環境によって、画像制御装置301が撮影する動画322に含まれる各色の階調レベルが大きく変化する。このため、階調レベルの調整によって符号を埋め込む場合、周囲の環境によって、符号を復号する際の復号エラーが発生する可能性がある。
これに対して、商品画像の表示期間とは異なる期間に符号画像を表示することで、符号画像に対して、復号エラーを強力に低減できる誤り訂正符号等を付加し、冗長性を確保することが可能になる。したがって、符号を埋め込む対象の動画322に対する制約が緩和される。
図8は、記憶部111が記憶する、符号画像の特徴情報の例を示している。例えば、2次元コードを表す符号画像801の場合、符号画像801内における輝度の分布を示すヒストグラムが特徴情報として用いられる。ヒストグラムの横軸は輝度を表し、縦軸は画素数を表す。2次元コードが黒(輝度0)と白(輝度255)の2種類の輝度の画素からなる場合、符号画像801内の画素の輝度は、ヒストグラムの0に近い領域811と255に近い領域812に集中する。
図9は、商品画像の特徴情報の例を示している。符号画像801の場合と同様に、商品画像901内における輝度の分布を示すヒストグラムが特徴情報として用いられる。ただし、0〜255の範囲の様々な輝度の画素が混在しているため、商品画像901内の画素の輝度は、領域811及び領域812以外の領域を含む広い範囲に渡って分布している。したがって、図8のヒストグラムと図9のヒストグラムとを比較することで、符号画像801と商品画像901とを区別することが可能である。
図10は、画像制御装置301が行う画像処理の具体例を示すフローチャートである。まず、画像制御装置301は、操作部702から入力されるユーザ321の指示に従って、撮像装置703を起動する(ステップ1001)。そして、撮像装置703は、画像表示装置302の画面に表示された動画322を撮影し、時系列の複数の画像を生成して記憶部111に格納する。
次に、特定部112は、それらの画像の中から処理対象画像を選択し(ステップ1002)、選択した処理対象画像の特徴情報を生成する(ステップ1003)。そして、特定部112は、生成した特徴情報を符号画像の特徴情報と比較して、それらの2つの特徴情報の間に相関があるか否かをチェックする(ステップ1004)。
2つの特徴情報の間に相関がない場合(ステップ1004,NO)、特定部112は、次の処理対象画像についてステップ1002以降の処理を繰り返す。2つの特徴情報の間に相関がある場合(ステップ1004,YES)、特定部112は、選択した処理対象画像を符号画像として特定し、抽出部113は、その符号画像から符号を抽出し、抽出した符号を復号する(ステップ1005)。これにより、符号画像から抽出された符号が示す情報が復元される。復元された情報は、例えば、商品情報を取得するために用いるURL等のアドレス情報である。
次に、抽出部113は、復元された情報を用いて、通信ネットワーク312を介して情報提供装置303のWEBページにアクセスし、そのWEBページから商品情報を取得する(ステップ1006)。そして、抽出部113は、取得した商品情報を記憶部111に格納し、表示部701は、その商品情報を画面に表示する。
ステップ1006において、抽出部113は、符号から復元されたアドレス情報自体を画面に表示することも可能である。この場合、ユーザ321は、操作部702を用いて、表示されたアドレス情報をブラウザに入力することで、WEBページから商品情報を取得することができる。
図11は、図10のステップ1003における特徴情報生成処理の例を示すフローチャートである。まず、特定部112は、処理対象画像を、輝度を画素値とするグレースケール画像に変換し(ステップ1101)、ヒストグラムにおける輝度の範囲を設定する(ステップ1102)。輝度の範囲は、輝度の最小値及び最大値によって規定される。例えば、図9に示したヒストグラムの場合、輝度の範囲は0〜255に設定される。
次に、特定部112は、グレースケール画像に含まれる各画素の輝度を取得して、設定した範囲の各輝度を有する画素の個数をカウントする(ステップ1103)。そして、特定部112は、それぞれの輝度と画素の個数とを対応付けたテーブルを生成し、生成したテーブルを特徴情報として記憶部111に格納する(ステップ1104)。このテーブルは、処理対象画像内における輝度の分布を示すヒストグラムに対応する。
なお、符号画像内における輝度の分布を示すヒストグラムについても、同様のテーブル形式で記憶部111に格納されている。
特定部112は、ステップ1004において、符号画像及び処理対象画像のそれぞれについて、画像に含まれる画素の総数に対する、所定範囲の輝度を有する画素の個数の比率を求める。例えば、図8及び図9に示したヒストグラムの場合、領域811及び領域812が所定範囲として用いられる。この場合、所定範囲は、輝度0〜輝度5及び輝度250〜輝度255の範囲であってもよい。
そして、特定部112は、符号画像から求めた比率と処理対象画像から求めた比率とを比較することで、符号画像の特徴情報と処理対象画像の特徴情報との間に相関があるか否かをチェックする。
例えば、特定部112は、符号画像から求めた比率よりも所定値だけ小さな閾値を設定し、処理対象画像から求めた比率が閾値よりも大きい場合、2つの特徴情報の間に相関があると判定することができる。この場合、特定部112は、処理対象画像から求めた比率が閾値以下であれば、2つの特徴情報の間に相関がないと判定する。図8に示したヒストグラムの場合、閾値は90%〜99%であってもよい。
また、特定部112は、符号画像から求めた比率と処理対象画像から求めた比率との差分を所定の閾値と比較して、差分が閾値よりも小さい場合、2つの特徴情報の間に相関があると判定してもよい。この場合、特定部112は、差分が閾値以上であれば、2つの特徴情報の間に相関がないと判定する。
このように、符号画像のヒストグラムと処理対象画像のヒストグラムとを比較することで、それらの画像の特徴情報の間に相関があるか否かを容易にチェックすることができる。これにより、多数の商品画像の間に挿入された少数の符号画像を短時間で検出して、符号画像から符号を抽出することが可能になる。
図1の画像制御装置101、図3の画像制御システム、図4の画像表示装置302、及び図7の画像制御装置301の構成は一例に過ぎず、画像制御システムの用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。
例えば、図3の画像制御システムにおいて、情報提供装置303が通信ネットワーク312を介して画像表示装置302と通信する場合は、通信ネットワーク311を省略することができる。画像制御装置301及び画像表示装置302が情報提供装置303から情報を受信する必要がない場合は、情報提供装置303を省略することができる。画像表示装置302は、動画322をスクリーンに投影する投影装置であってもよい。
図7の画像制御装置301において、画像制御装置301の外部の撮像装置によって動画322が撮影される場合は、撮像装置703を省略することができる。画像制御装置301とユーザ321との間でインタラクションが発生しない場合は、表示部701及び操作部702を省略することができる。画像制御装置301が情報提供装置303から情報を受信する必要がない場合は、通信部704を省略することができる。
図2、図10、及び図11に示したフローチャートは一例に過ぎず、画像制御システムの構成又は条件に応じて一部の処理を省略又は変更してもよい。例えば、図11の画像処理において、符号画像から抽出された符号が示す情報が商品情報である場合は、ステップ1006の処理を省略することができる。また、符号が示す情報が所定のアプリケーションプログラムを実行するための情報である場合は、ステップ1006において、抽出部113は、商品情報を取得する代わりに、そのアプリケーションプログラムを実行してもよい。
図5及び図6に示した動画322は一例に過ぎず、画像表示装置302が表示する動画322は、画像制御システムの用途又は条件に応じて変化する。図8及び図9に示した特徴情報は一例に過ぎず、画像制御装置301は、輝度以外の別の画素値の分布を示すヒストグラムを、画像の特徴情報として用いてもよい。図8の2次元コードの代わりに、1次元コード又は別の2次元コードを用いてもよい。
画像制御装置301は、ヒストグラム以外の特徴情報を用いることも可能である。例えば、画像制御装置301は、符号画像又は処理対象画像に含まれる複数の画素の画素値を用いて所定の演算を行うことで、その画像の特徴量を計算し、計算した特徴量を特徴情報として用いてもよい。
図12は、図1の画像制御装置101、図3の画像制御装置301、画像表示装置302、及び情報提供装置303として用いられる情報処理装置(コンピュータ)の構成例を示している。
図12の情報処理装置は、Central Processing Unit(CPU)1201、メモリ1202、入力装置1203、出力装置1204、補助記憶装置1205、媒体駆動装置1206、及びネットワーク接続装置1207を含む。これらの構成要素はバス1208によって互いに接続されている。図7の撮像装置703は、バス1208に接続されていてもよい。
メモリ1202は、例えば、Read Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを記憶する。メモリ1202は、図1及び図7の記憶部111又は図4の記憶部403として用いることができる。
CPU1201(プロセッサ)は、例えば、メモリ1202を利用してプログラムを実行することにより、図1及び図7の特定部112及び抽出部113として動作する。CPU1201は、メモリ1202を利用してプログラムを実行することにより、図4の制御部401としても動作する。
入力装置1203は、例えば、タッチパネル、キーボード、ポインティングデバイス等であり、ユーザ又はオペレータからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置1204は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、ユーザ又はオペレータへの問い合わせや処理結果の出力に用いられる。入力装置1203は、図7の操作部702として用いることができ、出力装置1204は、図4の表示部402又は図7の表示部701として用いることができる。
補助記憶装置1205は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。補助記憶装置1205は、ハードディスクドライブ又はフラッシュメモリであってもよい。情報処理装置は、補助記憶装置1205にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1202にロードして使用することができる。補助記憶装置1205は、図1及び図7の記憶部111又は図4の記憶部403として用いることができる。
媒体駆動装置1206は、可搬型記録媒体1209を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体1209は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。可搬型記録媒体1209は、Compact Disk Read Only Memory(CD−ROM)、Digital Versatile Disk(DVD)、又はUniversal Serial Bus(USB)メモリであってもよい。ユーザ又はオペレータは、この可搬型記録媒体1209にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1202にロードして使用することができる。
このように、処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、メモリ1202、補助記憶装置1205、及び可搬型記録媒体1209のような、物理的な(非一時的な)記録媒体が含まれる。
ネットワーク接続装置1207は、Local Area Network(LAN)、インターネット等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェース回路である。情報処理装置は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置1207を介して受け取り、それらをメモリ1202にロードして使用することができる。ネットワーク接続装置1207は、図4の通信部404又は図7の通信部704として用いることができる。
なお、情報処理装置が図12のすべての構成要素を含む必要はなく、用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、図3の画像制御装置301において、ユーザ又はオペレータとのインタフェースが不要である場合は、入力装置1203及び出力装置1204を省略してもよい。また、情報処理装置が可搬型記録媒体1209又は通信ネットワークを利用しない場合は、媒体駆動装置1206又はネットワーク接続装置1207を省略してもよい。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
図1乃至図12を参照しながら説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報を記憶する記憶部と、
前記第1特徴情報と、撮像装置によって撮影された、前記符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記符号画像から前記符号を抽出する抽出部と、
を備えることを特徴とする画像制御装置。
(付記2)
前記第1特徴情報は、前記符号画像内における画素値の分布を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々における画素値の分布を示し、
前記特定部は、前記複数の画像の中から処理対象画像を選択して、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報を求め、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す画素値の分布と、前記第1特徴情報が示す画素値の分布との間に相関がある場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記1記載の画像制御装置。
(付記3)
前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記特定部は、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率が、前記第1特徴情報が示す比率に基づく閾値よりも大きい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記2記載の画像制御装置。
(付記4)
前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記特定部は、前記第1特徴情報が示す比率と前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率との差分が閾値よりも小さい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記2記載の画像制御装置。
(付記5)
前記抽出部は、前記符号を復号することで、前記符号が表す情報を抽出し、前記情報に基づいて所定の処理を行うことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の画像制御装置。
(付記6)
前記複数の画像は、画像表示装置によって画面に表示される物品又はサービスに関する画像を前記撮像装置が撮影した画像であり、
前記所定の処理は、前記情報に基づき通信ネットワークを介して情報提供装置にアクセスすることで、前記情報提供装置から前記物品又はサービスに関する情報を取得する処理であることを特徴とする付記5記載の画像制御装置。
(付記7)
画像表示装置と画像制御装置とを備える画像制御システムであって、
前記画像表示装置は、符号を表す符号画像を含む時系列の複数の画像を表示し、
前記画像制御装置は、
前記符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報を記憶する記憶部と、
撮像装置によって撮影された前記複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報を、前記第1特徴情報と比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記符号画像から前記符号を抽出する抽出部とを含むことを特徴とする画像制御システム。
(付記8)
コンピュータが、
符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報と、撮像装置によって撮影された、前記符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定し、
特定した前記符号画像から前記符号を抽出する、
ことを特徴とする画像制御方法。
(付記9)
前記第1特徴情報は、前記符号画像内における画素値の分布を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々における画素値の分布を示し、
前記コンピュータは、前記複数の画像の中から処理対象画像を選択して、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報を求め、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す画素値の分布と、前記第1特徴情報が示す画素値の分布との間に相関がある場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記8記載の画像制御方法。
(付記10)
前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記コンピュータは、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率が、前記第1特徴情報が示す比率に基づく閾値よりも大きい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記9記載の画像制御方法。
(付記11)
前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記コンピュータは、前記第1特徴情報が示す比率と前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率との差分が閾値よりも小さい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記9記載の画像制御方法。
(付記12)
符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報と、撮像装置によって撮影された、前記符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定し、
特定した前記符号画像から前記符号を抽出する、
処理をコンピュータに実行させるための画像制御プログラム。
(付記13)
前記第1特徴情報は、前記符号画像内における画素値の分布を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々における画素値の分布を示し、
前記コンピュータは、前記複数の画像の中から処理対象画像を選択して、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報を求め、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す画素値の分布と、前記第1特徴情報が示す画素値の分布との間に相関がある場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記12記載の画像制御プログラム。
(付記14)
前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記コンピュータは、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率が、前記第1特徴情報が示す比率に基づく閾値よりも大きい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記13記載の画像制御プログラム。
(付記15)
前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
前記コンピュータは、前記第1特徴情報が示す比率と前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率との差分が閾値よりも小さい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする付記13記載の画像制御プログラム。
101、301 画像制御装置
111、403 記憶部
112 特定部
113 抽出部
302 画像表示装置
303 情報提供装置
311、312 通信ネットワーク
321 ユーザ
322 動画
401 制御部
402、701 表示部
404、704 通信部
501 商品画像
502 符号画像
702 操作部
703 撮像装置
801 符号画像
811、812 領域
901 商品画像
1201 CPU
1202 メモリ
1203 入力装置
1204 出力装置
1205 補助記憶装置
1206 媒体駆動装置
1207 ネットワーク接続装置
1208 バス
1209 可搬型記録媒体

Claims (9)

  1. 符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報を記憶する記憶部と、
    前記第1特徴情報と、撮像装置によって撮影された、前記符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記符号画像から前記符号を抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする画像制御装置。
  2. 前記第1特徴情報は、前記符号画像内における画素値の分布を示し、
    前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々における画素値の分布を示し、
    前記特定部は、前記複数の画像の中から処理対象画像を選択して、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報を求め、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す画素値の分布と、前記第1特徴情報が示す画素値の分布との間に相関がある場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする請求項1記載の画像制御装置。
  3. 前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
    前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
    前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
    前記特定部は、前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率が、前記第1特徴情報が示す比率に基づく閾値よりも大きい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする請求項2記載の画像制御装置。
  4. 前記符号画像は、所定範囲の画素値を有する画素を含み、
    前記第1特徴情報は、前記符号画像に含まれる画素の総数に対する、前記符号画像に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
    前記第2特徴情報は、前記複数の画像各々に含まれる画素の総数に対する、前記複数の画像各々に含まれる前記所定範囲の画素値を有する画素の個数の比率を示し、
    前記特定部は、前記第1特徴情報が示す比率と前記処理対象画像に対する前記第2特徴情報が示す比率との差分が閾値よりも小さい場合、前記処理対象画像を前記符号画像として特定することを特徴とする請求項2記載の画像制御装置。
  5. 前記抽出部は、前記符号を復号することで、前記符号が表す情報を抽出し、前記情報に基づいて所定の処理を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像制御装置。
  6. 前記複数の画像は、画像表示装置によって画面に表示される物品又はサービスに関する画像を前記撮像装置が撮影した画像であり、
    前記所定の処理は、前記情報に基づき通信ネットワークを介して情報提供装置にアクセスすることで、前記情報提供装置から前記物品又はサービスに関する情報を取得する処理であることを特徴とする請求項5記載の画像制御装置。
  7. 画像表示装置と画像制御装置とを備える画像制御システムであって、
    前記画像表示装置は、符号を表す符号画像を含む時系列の複数の画像を表示し、
    前記画像制御装置は、
    前記符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報を記憶する記憶部と、
    撮像装置によって撮影された前記複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報を、前記第1特徴情報と比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記符号画像から前記符号を抽出する抽出部とを含むことを特徴とする画像制御システム。
  8. コンピュータが、
    符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報と、撮像装置によって撮影された、前記符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定し、
    特定した前記符号画像から前記符号を抽出する、
    ことを特徴とする画像制御方法。
  9. 符号を表す符号画像に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第1特徴情報と、撮像装置によって撮影された、前記符号画像を含む時系列の複数の画像各々に含まれる複数の画素の画素値の特徴を示す第2特徴情報とを比較することで、前記複数の画像の中から前記符号画像を特定し、
    特定した前記符号画像から前記符号を抽出する、
    処理をコンピュータに実行させるための画像制御プログラム。
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