JP2019062027A - 細長いシリコン太陽電池セルとその製造方法 - Google Patents

細長いシリコン太陽電池セルとその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変換効率が向上した細長いシリコン結晶系太陽電池セルを提供する。【解決手段】細長い太陽電池セルであって、(1)前記セルは、一方の表面から順に、第1の電極層10、ホール選択コンタクト層20、p型シリコン層30、n型シリコン層40、エレクトロン選択コンタクト層50及び第2の電極層60を備え、(2)前記ホール選択コンタクト層は仕事関数が5eV以上の材料からなり、前記エレクトロン選択コンタクト層は仕事関数が4eV以下の材料からなる、ことを特徴とする細長い太陽電池セル。【選択図】図1

Description

本発明は、細長いシリコン太陽電池セルとその製造方法に関する。
シリコン結晶系太陽電池セルは、p型シリコン層にn型、又は、n型シリコン層にp型となる元素を片面表面近傍にドープすることでpn接合を形成している。ドープ方法はさまざまであるが、一般的にp型シリコン層にn型を形成する場合、及び、n型シリコン層にp型を形成する場合には、熱処理やイオン注入によりそれぞれリン、ホウ素等の拡散を行うことが一般的である。
シリコン結晶系太陽電池セルは、太陽電池の中では比較的変換効率が高く、コストも比較的低いので発電量当たりのコストパフォーマンスに優れているが、更に発電量当たりのコスト低減を達成する方法の一つとして、細長いセルとすることが提案されている。
例えば、特許文献1のようにシリコンウェハを複数のストリップに分割して細長いセルを形成することによりウェハの表面積を増大する方法や、特許文献2のようにシリコンウェハを細長く複数に分割してその断面を光照射面として分割した、ウェハ同士を電気的に接合したモジュールが開発されている。
特表2004−526298号公報 特表2008−509564号公報
特許文献1及び特許文献2で形成される細長い太陽電池セルは、セルを作製する方法として一般的なシリコン結晶系太陽電池のセル構造及びプロセスが使われている。
具体的には、図2に示すようにシリコンと金属電極の良好なオーミック性のコンタクトを得るために、シリコンn層側の表層にはリン等のV価元素が高濃度でドーパンドされた層(n+層)を、例えばPOClのようなP源を含む拡散剤を塗布し、熱処理することで固相拡散により形成している。また、一方でシリコンp層側表層にはボロン等のIII価の元素が高濃度でドーパントされた層(p+層)を、例えばBBrのようなB源を含む拡散剤を塗布し、熱処理による固相拡散により形成している。
しかしながら、かかる構成では細長い太陽電池の形状にすると電極間の距離が一般的な太陽電池セル形状より長くなり、ドーパント濃度の影響をより強く受けて再結合が起こり易くなり、結果として変換効率が低くなるという課題がある。
したがって、本発明は、従来技術の問題を改善し、変換効率が向上した細長いシリコン結晶系太陽電池セル及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の材料を用いた特定の層構成を備えた太陽電池セルによれば上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の細長い太陽電池セル及びその製造方法に関する。
1.細長い太陽電池セルであって、
(1)前記セルは、一方の表面から順に、第1の電極層、ホール選択コンタクト層、p型シリコン層、n型シリコン層、エレクトロン選択コンタクト層及び第2の電極層を備え、
(2)前記ホール選択コンタクト層は仕事関数が5eV以上の材料からなり、前記エレクトロン選択コンタクト層は仕事関数が4eV以下の材料からなる、
ことを特徴とする細長い太陽電池セル。
2.前記ホール選択コンタクト層を形成する前記材料は、MoO、MoO、VO、V、WO、WO、W、MgO、LiO、LiO及びPEDOT:PSSからなる群から選択される一種以上である、上記項1に記載の細長い太陽電池セル。
3.前記エレクトロン選択コンタクト層を形成する前記材料は、LiF、LiF、KF、KF、CsF、Ca、TiOからなる群から選択される一種以上である、上記項1又は2に記載の細長い太陽電池セル。
4.前記第1の電極層の厚さが100nm以上1mm以下、前記ホール選択コンタクト層の厚さが1nm以上100nm以下、前記p型シリコン層の厚さが20μm以上2000μm以下、前記n型シリコン層の厚さが20μm以上2000μm以下、前記エレクトロン選択コンタクト層の厚さが1nm以上100nm以下、前記第2の電極層の厚さが100nm以上1mm以下である、上記項1〜3のいずれかに記載の細長い太陽電池セル。
5.細長い太陽電池セルの製造方法であって、
(1)p型シリコン層の裏面とn型シリコン層の裏面とを表面活性化接合法により接合する工程と、
(2)前記p型シリコン層の表面に仕事関数が5eV以上の材料を積層することによりホール選択コンタクト層を形成する工程と、
(3)前記n型シリコン層の表面に仕事関数が4eV以下の材料を積層することによりエレクトロン選択コンタクト層を形成する工程と、
(4)前記ホール選択コンタクト層の表面に第1の電極層を形成する工程と、
(5)前記エレクトロン選択コンタクト層の表面に第2の電極層を形成する工程と、
を備えることを特徴とする、細長い太陽電池セルの製造方法。
本発明の太陽電池セルは、
(1)一方の表面から順に、第1の電極層、ホール選択コンタクト層、p型シリコン層、n型シリコン層、エレクトロン選択コンタクト層及び第2の電極層を備え、
(2)前記ホール選択コンタクト層は仕事関数が5eV以上の材料からなり、前記エレクトロン選択コンタクト層は仕事関数が4eV以下の材料からなる、
ことにより、細長いセルであっても従来品よりも変換効率が向上している。
本発明の細長いセルの一態様を示す模式図である。 従来品の細長いセルの一態様を示す模式図である。 本発明の細長いセルの他の一態様を示す模式図である。 本発明の細長いセルの他の一態様を示す模式図である。 本発明の細長いセルの製造方法の一態様を示すフロー図である。
以下、本発明の細長い太陽電池セルとその製造方法を図面を参照しながら説明する。
細長い太陽電池セル
図1に例示する様に、本発明の細長い太陽電池セル1は細長いセルである。図1においてAは長手方向、Bは幅方向及びCは厚さ方向を示す。そして、幅方向の一方の端部表面から他方の端部表面に向かって順に、第1の電極層10、ホール選択コンタクト層20、p型シリコン層30、n型シリコン層40、エレクトロン選択コンタクト層50及び第2の電極層60を備える。なお、ホール選択コンタクト層20は仕事関数が5eV以上の材料から構成され、エレクトロン選択コンタクト層50は仕事関数が4eV以下の材料から構成される。
ここで、細長い太陽電池セルとは、長手方向(縦)が幅(横)よりも実質的に大きい長尺扁平状の太陽電池セルをいい、特に平行六面体(特に直方体)であることが好ましい。
細長い太陽電池セルの大きさは限定されないが、例えば1つのセルに注目した場合に、長手方向が10mm以上160mm以下(好ましくは10mm以上100mm以下)、幅方向が0.5mm以上5mm以下(好ましくは0.8mm以上4mm以下)、厚さが15μm以上400μm以下(好ましくは100μm以上300μmm以下)が好ましい。
(電極層10,60)
電極層は、細長い太陽電池セルの一方の面であって、ホール選択コンタクト層20の表面に積層される第1の電極層10と、細長い太陽電池セルのもう一方の面であって、エレクトロン選択コンタクト層50の表面に積層される第2の電極層60とを含む。
第1の電極層は細長い太陽電池セルの陽極となり、第2の電極は細長い太陽電池セルの陰極となる。第1の電極層と第2の電極層とは、同じ材料で構成されていても異なる材料で構成されていてもよい。例えば、Al、Au、Ag、Cu、Cr、Mo、Ni、Ta、Ti、Sn及びSiからなる群から選択される一種以上を用いることができる。好適にはいずれの電極層もAl及び/又はCuであると導電性が高く且つ安価であり好ましい。
また、いずれの電極層も細長い太陽電池セルの一方の面の表面全体に積層されていても一部に積層されていてもよい。好ましくは、太陽電池セルの一方及び他方の面の表面全体に電極層が形成されていると、ホール選択コンタクト層及びエレクトロン選択コンタクト層と各電極層の接する面積が増えて電荷移動のロスが低減されるため好ましい。
電極層は導電性が高い方がよく、その厚みは限定されないが、例えば100nm以上の厚みであると十分な導電性が確保されるため好ましい。また、1mm以下の厚みであると電極層形成の生産性が良好であるとともに、受光面における光吸収電極部(光吸収せず、発電効率に寄与しない部分)の割合が低減するため好ましい。
(ホール選択コンタクト層20)
ホール選択コンタクト層20は、第1の電極層10と、p型シリコン層30との間に介される層である。第1の電極層10と、p型シリコン層30との間にホール選択コンタクト層20が備えられていることによって、p型シリコン層30からキャリアの正孔(ホール)を選択的に取り出すことが可能となる。
ホール選択コンタクト層は仕事関数が5eV以上の材料からなる。ここで仕事関数とは、固体内の電子を固体外に取り出すために必要な最小限のエネルギーの大きさのことである。具体的には、当該固体のバンド図により示されるフェルミレベルから真空準位までの高さにより表される。すなわち、ホール選択コンタクト層を形成する材料は、フェルミレベルから真空準位までの差が5eV以上の層である。
こうしたホール選択コンタクト層を構成する材料としては、仕事関数が5eV以上となる材料であればよいが、例えば、MoO、MoO、VO、V、WO、WO、W、MgO、LiO、LiO及びPEDOT:PSSからなる群から選択される一種以上を用いることができる。この中でも、均一な薄膜の形成が比較的容易である観点からはMoO、V及びPEDOT:PSSの少なくとも一種が好ましい。
ホール選択コンタクト層は、仕事関数が5eV以上の材料からなる限りその厚さは特に限定されないが、好適には1nm以上100nm以下である。かかる範囲内であるとホール選択コンタクト層としての機能を発揮し易く、また厚膜化によるクラックの発生を抑制できるため好ましい。
また、ホール選択コンタクト層は、第1の電極層と、p型シリコン層との間の全面に形成してもよく、一部に形成してもよい。例えば、所定の形状に形成された第1の電極層と略同一の形状にホール選択コンタクト層が形成されてp型シリコン層の一部が露出するように構成されていてもよい。好適には、第1の電極層とp型シリコン層との間の全面にホール選択コンタクト層が形成されていれば、ホール選択コンタクト層とp型シリコン層の接する面積が増えて電荷移動のロスが低減されるため好ましい。
また、細長いシリコン太陽電池セルのp型シリコン層の表面にホール選択コンタクト層を設けることにより、変換効率を低下させる原因となるドーピング濃度の高いp型シリコンを使わずとも、ドーピング濃度の低いp型シリコン層を使用することで第1の電極層とのオーミック性のコンタクトをとることができるという効果もある。
(p型シリコン層30)
p型シリコン層30は限定的ではなく、例えば、シリコンにボロン等のIII価の原子がドープされた層である。シリコンへのIII価の原子のドープ濃度は6×1014cm−3〜2×1019cm−3の範囲であると好ましく、III価の原子のドープ濃度が2×1019cm−3よりも高いとドーパントが再結合中心となり再結合が起こりやすくなるため変換効率が低下するおそれがある。
p型シリコン層の厚みは特に限定されないが、20μm以上2000μm以下が好ましい。n型シリコンとの接合を強固にするために、p型シリコン層の少なくとも片面は鏡面加工により平滑化されていることが望ましい。
(n型シリコン層40)
n型シリコン層40は限定的ではなく、例えば、シリコンにリン等のV価の原子がドープされた層である。シリコンへのV価の原子のドープ濃度は6×1014cm−3〜2×1019cm−3の範囲であると好ましく、V価の原子のドープ濃度が2×1019cm−3よりも高いとドーパントが再結合中心となり再結合が起こりやすくなるため変換効率が低下するおそれがある。
n型シリコン層の厚みは特に限定されないが、20μm以上2000μm以下が好ましい。n型シリコン層は、前述のp型シリコン層との接合を強固にするために、少なくともp型シリコン層と接する側の面が鏡面加工により平滑化されていることが望ましい。
(エレクトロン選択コンタクト層50)
エレクトロン選択コンタクト層50は、n型シリコン層40と第2の電極層60との間に介される層である。n型シリコン層40と第2の電極層60との間にエレクトロン選択コンタクト層50が備えられていることによって、n型シリコン層40からキャリアの電子(エレクトロン)を選択的に取り出すことが可能となる。
エレクトロン選択コンタクト層は仕事関数が4eV以下の材料からなる。すなわち、エレクトロン選択コンタクト層を形成する材料は、フェルミレベルから真空準位までの差が4eV以下の層である。
こうしたエレクトロン選択コンタクト層を構成する材料としては、仕事関数が4eV以下となる材料であればよいが、例えば、LiF、LiF、KF、KF、CsF、Ca及びTiOからなる群から選択される一種以上を用いることができる。この中でも、均一な薄膜の形成が比較的容易である観点からはCa及びTiOの少なくとも一種が好ましい。
エレクトロン選択コンタクト層は、仕事関数が4eV以下の材料からなる限りその厚さは特に限定されないが、好適には1nm以上100nm以下である。かかる範囲内であるとエレクトロン選択コンタクト層としての機能を発揮し易く、また厚膜化によるクラックの発生を抑制できるため好ましい。
また、エレクトロン選択コンタクト層は、n型シリコン層と、第2の電極層との間の全面に形成してもよく、一部に形成してもよい。例えば、所定の形状に形成された第2の電極層と略同一の形状にエレクトロン選択コンタクト層が形成されてn型シリコン層の一部が露出するように構成されていてもよい。好適には、n型シリコン層と第2の電極層との間の全面にエレクトロン選択コンタクト層が形成されていれば、エレクトロン選択コンタクト層とn型シリコン層の接する面積が増えて電荷移動のロスが低減されるため好ましい。
また、細長いシリコン太陽電池セルのn型シリコン層の表面にエレクトロン選択コンタクト層を設けることにより、変換効率を低下させる原因となるドーピング濃度の高いn型シリコンを使わずとも、ドーピング濃度の低いn型シリコン層を使用することで第2の電極層とのオーミック性のコンタクトをとることができるという効果もある。
(トンネリング層82,84)
さらに、ホール選択コンタクト層20とp型シリコン層30の界面、更にはエレクトロン選択コンタクト層50とn型シリコン層40の界面の少なくともいずれかにパッシベーション機能を有する層として、トンネリング可能なa−Si:H(アルモファスシリコン)、Al、SiOを用いてトンネリング層を形成してもよい)。
その一例を図3に示す。図3では、ホール選択コンタクト層20とp型シリコン層30の界面にトンネリング層82、エレクトロン選択コンタクト層50とn型シリコン層40の界面にトンネリング層84を備えている。細長いシリコン太陽電池セルに上記トンネリング層を備えることで、界面で起こる表面再結合を抑制することができるため、より高い変換効率が得られ易くなる。なお、膜の厚みが大きくなるとホールやエレクトロンがトンネリングできなくなるので各トンネリング層の厚みは5nm以下が好ましい。
(反射防止膜92,94)
細長い太陽電池セルは、その表面において反射防止を目的としてAl、SiO、SiNx等からなる反射防止膜を単層又は複数層形成してもよい。
例えば、図4に示すように、細長い太陽電池セル1の両側の表面(最大の面積の面)において、各層(10、20、30、40、50及び60)を被覆するように反射防止膜92,94が備えられていることが好ましい。
なお、図4では上述のトンネリング層は備えられていないが、細長い太陽電池セルに、トンネリング層と反射防止膜の両方が備えられているとより好ましい。
上記の構成により、変換効率の高い細長いセルが得ることができる。
次いで、本発明の細長い太陽電池セルの製造方法を詳述する。
細長い太陽電池セルの製造方法
本発明の細長い太陽電池セルの製造方法としては限定的ではないが、
(1)p型シリコン層の裏面とn型シリコン層の裏面とを表面活性化接合法により接合する工程と、
(2)前記p型シリコン層の表面に仕事関数が5eV以上の材料を積層することによりホール選択コンタクト層を形成する工程と、
(3)前記n型シリコン層の表面に仕事関数が4eV以下の材料を積層することによりエレクトロン選択コンタクト層を形成する工程と、
(4)前記ホール選択コンタクト層の表面に第1の電極層を形成する工程と、
(5)前記エレクトロン選択コンタクト層の表面に第2の電極層を形成する工程と、
を備えることを特徴とする製造方法が挙げられる。
上記の各工程の順序は特に限定されないが、例えば、図5に示すように、
(a)p型シリコン層30の裏面とn型シリコン層40の裏面とを表面活性化接合法により接合する工程(図5a)と、
(b)p型シリコン層30の表面に仕事関数が5eV以上の材料を積層してホール選択コンタクト層20を形成する工程(図5b)と、
(c)ホール選択コンタクト層20の表面に第1の電極層10を形成する工程(図5c)と、
(d)n型シリコン層40の表面に仕事関数が4eV以下の材料を積層してエレクトロン選択コンタクト層50を形成する工程(図5d)と、
(e)エレクトロン選択コンタクト層50の表面に第2の電極層60を形成する工程(図5e)とを順に行うことが挙げられる。
上記方法により、従来よりも変換効率が向上した細長い太陽電池セルが得られる。
以下、それぞれの工程について詳述する。
(p型シリコン層裏面とn型シリコン層裏面とを表面活性化接合法により接合する工程)
p型シリコン層の裏面とn型シリコン層の裏面の接合は、表面活性化接合装置を用いて実施される。表面活性化接合は任意の条件を使用できる。p型及びn型シリコン層を表面活性化接合の装置内に設置し、真空雰囲気内でAr等のプラズマを照射して表面活性化させた後、p型及びn型シリコン層の表面活性面を合わせて加圧することにより、p型シリコン層とn型シリコン層とが接合したpn接合の構造が得られる。
表面活性化接合法とは、p型シリコン層とn型シリコン層の少なくともいずれか一方の裏面(接合面)の表面を表面活性化処理し、p型シリコン層の接合面とn型シリコン層の接合面とを接触させることにより接合させる接合方法である。p型シリコン層とn型シリコン層との接合面の接合性をより一層向上させることができる点で、p型シリコン層とn型シリコン層のの接合面の両方の表面に表面活性化処理を施すことが好ましい。
表面化活性化処理は、p型シリコン層及び/又はn型シリコン層の接合面の表面にスパッタエッチング等のドライエッチングを施して、接合面の酸化被膜を含む表面を除去する処理である。ここで、スパッタエッチングとしては、接合面の表面に不活性化ガスの中性原子ビーム、プラズマ等を照射するエッチングが挙げられ、中でも、接合面の表面や表面活性化処理を行う設備に削りカスが付着し難い点で、中性原子ビームを照射するスパッタエッチングが好ましい。すなわち、上記工程は、p型シリコン層及び/又はn型シリコン層の接合面に中性原子ビームを照射する照射工程を含むことが好ましい。
上記不活性ガスとしては、アルゴン、ネオン、キセノン及びクリプトンが挙げられ、この中でもアルゴンを用いることが好ましい。上記不活性ガスは、単独又は2種以上を混合して用いることができる。
不活性ガスの中性原子ビーム等の照射時間は、60〜600秒が好ましい。照射時間を上記範囲とすることにより、p型シリコン層とn型シリコン層の接合面の表面粗さRaの過剰な増加を抑制することができ、p型シリコン層とn型シリコン層との接合性をより一層向上させることができる。
表面活性化処理でのスパッタエッチングの加速電圧は1〜2kVが好ましい。加速電圧を上記範囲とすることにより、p型シリコン層及びn型シリコン層を損傷させずに、これらの表面を活性化することができる。
表面活性化接合法で接合する際の温度は25℃以上250℃以下である。温度が25℃未満であると、p型シリコン層とn型シリコン層との接合性が低下する。また、温度が250℃を超えると、その接合強度は変わらないため、生産性が低くなり、歩留まりが低下してしまう。上記温度は、180℃以上220℃以下が好ましい。
なお、表面活性化接合法で接合する際の温度とは、p型シリコン層とn型シリコン層の温度をいう。p型シリコン層とn型シリコン層の温度を25℃以上250℃以下の範囲とする方法としては、表面活性化処理において、p型シリコン層とn型シリコン層を、加熱機能を備える平板に設置して加熱する方法が挙げられる。
(ホール選択コンタクト層を形成する工程)
p型シリコン層の表面に仕事関数が5eV以上の材料により構成されるホール選択コンタクト層を形成する方法は特に限定されない。例えば、MoO、MoO、VO、V、WO、WO、W、MgO、LiO、LiO及びPEDOT:PSSからなる群から選択される一種又は二種以上の材料を用いて、p型シリコン層表面にスクリーン印刷等による塗布、スピンコート、CVD、PVD、ALD、スパッタ、蒸着等により積層することにより形成することができる。
p型シリコン層表面へホール選択コンタクト層を積層した後に、さらに成膜後熱処理を加えてもよい。スクリーン印刷やスピンコートにより塗付した場合には塗膜にバインダー等が含まれる場合があるが、かかる製膜後熱処理によりバインダー等は除去することができるためホール選択コンタクト層は実質的に仕事関数が5eV以上の材料のみから形成することができる。
最終的に形成されるホール選択コンタクト層は1nm以上100nm以下の範囲で形成されることが好ましい。ホール選択コンタクト層が100nm以上の厚みであると、ホール選択コンタクト層の形成に相当な時間を要する他に、ホール選択コンタクト層にクラックが生じやすくなりホール選択コンタクト層としてのキャリアの正孔を取り出す性能が落ちる可能性がある。かかるホール選択コンタクト層は1層であってもよいが、複数層から形成されてもよい。
(エレクトロン選択コンタクト層を形成する工程)
n型シリコン層の表面に仕事関数が4eV以下の材料により構成されるエレクトロン選択コンタクト層を形成する方法は特に限定されない。例えば、LiFx、KFx、CsFx、Ca及びTiOからなる群から選択される一種以上の材料を用いて、n型シリコン層表面にスクリーン印刷等による塗布、スピンコート、CVD、PVD、ALD、スパッタ、蒸着等により積層することができる。
n型シリコン層表面へエレクトロン選択コンタクト層を積層した後に、さらに成膜後熱処理を加えてもよい。スクリーン印刷やスピンコートにより塗付した場合には塗膜にバインダー等が含まれる場合があるが、かかる製膜後熱処理によりバインダー等は除去することができるためエレクトロン選択コンタクト層は実質的に仕事関数が4eV以下の材料のみから形成することができる。
最終的に形成されるエレクトロン選択コンタクト層は1nm以上100nm以下の範囲で形成されることが好ましい。n型シリコン層表面に形成するエレクトロン選択コンタクト層が100nm以上の厚みであると、エレクトロン選択コンタクト層の形成に相当な時間を要する他に、エレクトロン選択コンタクト層にクラックが生じやすくなり電子を取り出す性能が落ちる可能性がある。このエレクトロン選択コンタクト層は1層であってもよいが、複数層から形成されてもよい。
(電極層を形成する工程)
ホール選択コンタクト層とエレクトロン選択コンタクト層のそれぞれの表面に、電極層を形成する工程である。
ホール選択コンタクト層の表面に第1の電極層、エレクトロン選択コンタクト層の表面に第2の電極層を形成する方法として特に限定されず、一般的な導電性材料の塗工もしくは被覆処理することで形成することができる。
具体的にはAl、Ag、Cu、Au、Sn等の単体金属やこれらの合金(ITO)等から形成されることが好ましい。また電極層の形成方法は特に限定されず、スクリーン印刷等による塗布、CVD、PVD、ALD、スパッタ、蒸着、表面活性化接合、めっき等を使用しても良い。厚みは特に限定されない。なお、第1の電極層、第2の電極層は、それぞれ任意のタイミングでホール選択コンタクト層、エレクトロン選択コンタクト層の表面に形成することができる。
(切断する工程(任意工程))
上述の工程において、用いたp型シリコン層やn型シリコン層が細長い形状ではない場合には、図5(f)に示される様に、細長い形状となるように、得られた太陽電池セルを切断する工程をさらに備えていてもよい。この場合、一方の表面から順に、第1の電極層、ホール選択コンタクト層、p型シリコン層、n型シリコン層、エレクトロン選択コンタクト層及び第2の電極層の全てを備える様に切断する必要がある。
太陽電池セルを切断する工程によって、得られる太陽電池が細長い形状となればよく、例えば、その形状としては長手方向が10mm以上160mm以下、幅方向が0.5mm以上5mm以下、厚さが15μm以上400μm以下の範囲である事が好ましい。この厚さ方向に第1の電極層、ホール選択コンタクト層、p型シリコン層、n型シリコン層、エレクトロン選択コンタクト層、第2の電極層の全てが積層された状態となる様に切断すればよい。
太陽電池セルを切断する方法としては特に限定されないが、例えば、レーザーやダイシング等の任意の切断方法を用いることができる。
以上の方法により、本発明の細長い太陽電池セルを製造することができる。
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1
ボロンのドーパント濃度5×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み1000μmのp型シリコン基板とリンのドーパント濃度8×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み100μmのn型シリコン層を準備した。
p、nそれぞれのシリコン基板は片面が鏡面加工されているものを使用し、鏡面加工面が接合面となるように表面活性化接合装置内に設置した。
表面活性化接合装置内、真空下でArプラズマ照射により鏡面加工面を活性化し、続けて両者を重ね合わせて加圧することでpn接合シリコン基板を得た。
次にpn接合シリコン基板のp型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み15nmのMoO膜(仕事関数6.6eVのホール選択コンタクト層)を形成し、続いてMoO膜の上に厚み150nmのアルミニウム層(第1の電極層)を蒸着した。
次にpn接合シリコン基板のn型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み20nmのCa膜(仕事関数2.9eVのエレクトロン選択コンタクト層)を形成し、続いてCa膜上に厚み150nmのアルミニウム層(第2の電極層)を蒸着した。
これにより、順にアルミニウム層(第1の電極層)、MoO膜(ホール選択コンタクト層)、p型シリコン層、n型シリコン層、Ca膜(エレクトロン選択コンタクト層)、アルミニウム層(第2の電極層)が積層されたセルを得た。
得られたセルをレーザーカットで200μm幅にカットした。得られた細長いセル(長手方向20mm、幅方向1.1mm、厚み200μm)の電気特性をソーラーシミュレータ(分光計器社製CEP-2000LSK)で測定した結果、変換効率は18.32%であった。
実施例2
ボロンのドーパント濃度8×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み100μmのp型シリコン層とリンのドーパント濃度5×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み1000μmのn型シリコン層とを準備した。
p、nそれぞれのシリコン基板は片面が鏡面加工されているものを使用し、鏡面加工面が接合面となるように表面活性化接合装置内に設置した。
表面活性化接合装置内、真空下でArプラズマ照射により鏡面加工面を活性化し、続けて両者を重ね合わせ加圧することでpn接合シリコン基板を得た。
次にpn接合シリコン基板のp型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み15nmのV膜(仕事関数5.1eVのホール選択コンタクト層)を形成し、続いてV膜の上に厚み150nmのアルミニウム層(第1の電極層)を蒸着した。
次にpn接合シリコン基板のn型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み20nmのCa膜(仕事関数2.9eVのエレクトロン選択コンタクト層)を形成し、続いてCa膜上に厚み150nmのアルミニウム層(第2の電極層)を蒸着した。
これにより、順にアルミニウム層(第1の電極層)、V膜(ホール選択コンタクト層)、p型シリコン層、n型シリコン層、Ca膜(エレクトロン選択コンタクト層)、アルミニウム層(第2の電極層)が積層されたセルを得た。
セルの切断および電気特性の測定は実施例1と同様で行った。得られた細長いセル(長手方向20mm、幅方向1.1mm、厚み200μm)の電気特性を測定した結果、変換効率は18.93%であった。
比較例1
ボロンのドーパント濃度5×1017cm−3、縦20mm、横20mm、厚み1000μmのp型シリコン層を準備した。次に、イオン注入法により基板の片側の面にリンを5×1019cm−3、厚み2μmとなるように拡散させn+層を形成した。
次にn層を形成した面とは反対側の面にボロンを5×1019cm−3、厚み2μmとなるようにイオン注入法によりp+層を形成した。
電極層1及び電極層2の形成、セルの切断及び電気特性の測定は実施例1と同様で行った。得られた細長いセル(長手方向20mm、幅方向1mm、厚み200μm)の電気特性を測定した結果、変換効率は17.55%であった。
比較例2
ボロンのドーパント濃度5×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み1000μmのp型シリコン層とリンのドーパント濃度8×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み100μmのn型シリコン層を準備した。
p、nそれぞれのシリコン基板は片面が鏡面加工されているものを使用し、鏡面加工面が接合面となるように表面活性化接合装置内に設置した。
表面活性化接合装置内、真空下でArプラズマ照射により鏡面加工面を活性化し、続けて両者を重ね合わせ加圧することでpn接合シリコン基板を得た。
次にpn接合シリコン基板のp型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み15nmのCa膜(仕事関数2.9eV)を形成し、続いてCa膜の上に厚み150nmのアルミニウム層(第1の電極層)を蒸着した。
次にpn接合シリコン基板のn型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み20nmのCa膜(仕事関数2.9eV)を形成し、続いてCa膜上に厚み150nmのアルミニウム層(第2の電極層)を蒸着した。
これにより、順にアルミニウム層(第1の電極層)、Ca膜、p型シリコン層、n型シリコン層、Ca膜、アルミニウム層(第2の電極層)が積層されたセルを得た。
セルの切断及び電気特性の測定は実施例1と同様で行った。得られた細長いセル(長手方向20mm、幅方向1.1mm、厚み200μm)の電気特性を測定した結果、変換効率は0.25%であった。
比較例3
ボロンのドーパント濃度5×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み1000μmのp型シリコン層とリンのドーパント濃度8×1016cm−3、縦20mm、横20mm、厚み100μmのn型シリコン層を準備した。
p、nそれぞれのシリコン基板は片面が鏡面加工されているものを使用し、鏡面加工面が接合面となるように表面活性化接合装置内に設置した。
表面活性化接合装置内、真空下でArプラズマ照射により鏡面加工面を活性化し、続けて両者を重ね合わせ加圧することでpn接合シリコン基板を得た。
次にpn接合シリコン基板のp型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み15nmのV膜(仕事関数5.1eV)を形成し、続いてV膜の上に厚み150nmのアルミニウム層(第1の電極層)を蒸着した。
次にpn接合シリコン基板のn型シリコン層側に真空蒸着装置を使用し、厚み20nmのV膜(仕事関数5.1eV)を形成し、続いてV膜上に厚み150nmのアルミニウム層(第2の電極層)を蒸着した。
これにより、順にアルミニウム層(第1の電極層)、V膜、p型シリコン層、n型シリコン層、V膜、アルミニウム層(第2の電極層)が積層されたセルを得た。
セルの切断及び電気特性の測定は実施例1と同様で行った。得られた細長いセル(長手方向20mm、幅方向1.1mm、厚み200μm)の電気特性を測定した結果、変換効率は0.13%であった。
以上の実施例及び比較例の結果から明らかな通り、一方の表面から順に、第1の電極層、ホール選択コンタクト層、p型シリコン層、n型シリコン層、エレクトロン選択コンタクト層及び第2の電極層を備え、ホール選択コンタクト層は仕事関数が5eV以上の材料からなり、エレクトロン選択コンタクト層は仕事関数が4eV以下の材料からなる細長い太陽電池セルを用いることにより、高い変換効率を得ることができる。
10:第1の電極層
20:ホール選択コンタクト層
30:p型シリコン層
40:n型シリコン層
50:エレクトロン選択コントクト層
60:第2の電極層
72:p+層
74:n+層
82、84:トンネリング層
92、94:反射防止層

Claims (5)

  1. 細長い太陽電池セルであって、
    (1)前記セルは、一方の表面から順に、第1の電極層、ホール選択コンタクト層、p型シリコン層、n型シリコン層、エレクトロン選択コンタクト層及び第2の電極層を備え、
    (2)前記ホール選択コンタクト層は仕事関数が5eV以上の材料からなり、前記エレクトロン選択コンタクト層は仕事関数が4eV以下の材料からなる、
    ことを特徴とする細長い太陽電池セル。
  2. 前記ホール選択コンタクト層を形成する前記材料は、MoO、MoO、VO、V、WO、WO、W、MgO、LiO、LiO及びPEDOT:PSSからなる群から選択される一種以上である、請求項1に記載の細長い太陽電池セル。
  3. 前記エレクトロン選択コンタクト層を形成する前記材料は、LiF、LiF、KF、KF、CsF、Ca、TiOからなる群から選択される一種以上である、請求項1又は2に記載の細長い太陽電池セル。
  4. 前記第1の電極層の厚さが100nm以上1mm以下、前記ホール選択コンタクト層の厚さが1nm以上100nm以下、前記p型シリコン層の厚さが20μm以上2000μm以下、前記n型シリコン層の厚さが20μm以上2000μm以下、前記エレクトロン選択コンタクト層の厚さが1nm以上100nm以下、前記第2の電極層の厚さが100nm以上1mm以下である、請求項1〜3のいずれかに記載の細長い太陽電池セル。
  5. 細長い太陽電池セルの製造方法であって、
    (1)p型シリコン層の裏面とn型シリコン層の裏面とを表面活性化接合法により接合する工程と、
    (2)前記p型シリコン層の表面に仕事関数が5eV以上の材料を積層することによりホール選択コンタクト層を形成する工程と、
    (3)前記n型シリコン層の表面に仕事関数が4eV以下の材料を積層することによりエレクトロン選択コンタクト層を形成する工程と、
    (4)前記ホール選択コンタクト層の表面に第1の電極層を形成する工程と、
    (5)前記エレクトロン選択コンタクト層の表面に第2の電極層を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする、細長い太陽電池セルの製造方法。
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