JP2019054299A - Ledパッケージ、バックライトユニット及び液晶表示装置 - Google Patents

Ledパッケージ、バックライトユニット及び液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、量子ドットの劣化を抑制し、所望の発光色を有し、高輝度で発光スペクトルの半値幅が狭い長寿命のLEDパッケージを提供することを課題とする。【解決手段】本発明のLEDパッケージ1は、LED3が実装されたフレーム2と、LED3の上部に配置されたガラスセル4とを有する。ガラスセル4には、樹脂又は有機溶媒5中に分散された量子ドット6が内包されている。また、ガラスセル4は、LED3と直接接触していないことが好ましい。さらに、フレーム2は凹部を有し、凹部の底面にLED3が実装されていることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、LEDパッケージ、バックライトユニット及び液晶表示装置に関する。
近年、LED(発光ダイオード)をフレームに実装したLEDパッケージが照明器具や液晶表示装置などの光源として利用されている。
LEDパッケージに実装されるLEDは、一般に、p型半導体とn型半導体とがpn接合された半導体であり、半導体として使用する化合物の種類によって放出される光の波長を制御することができる。
LEDは、他の光源に比べて消費電力が少なく且つ小型化も容易であるため、液晶表示装置の光源として適している。従来の液晶表示装置用のLEDパッケージとしては、一般的に白色光を放出することができるものが用いられてきた。例えば、発光色の異なる複数のLEDを実装したLEDパッケージ(例えば、特許文献1)や、LEDと蛍光体とを組み合わせたLEDパッケージ(例えば、特許文献2)が知られている。
一方、近年、有機ELディスプレイの実用化に伴い、液晶表示装置の色再現性の向上が重要となってきている。液晶表示装置のカラー表示は、白色光源から放出された光をカラーフィルターによって一部の波長領域の光を吸収させることによって実現されている。液晶表示装置の色再現性を向上させるためには、カラーフィルターを透過する光の波長領域を狭くすることが有効であるが、その一方で光の利用効率が低下するという問題が生じる。この問題を解決するためには、光の三原色に対応する狭い波長範囲の光を光源から放出させ、それらの波長領域とカラーフィルターが透過する波長領域とを一致させることが必要である。
上記の様な背景を受けて、最近では、LEDと組み合わせる蛍光体として、量子ドット(QD)を用いることも知られている(例えば、特許文献3)。
特開2014−154644号公報 特開2007−067184号公報 特開2012−191144号公報
量子ドットは、LEDからの光を励起源とし、励起源の波長よりも長い波長で発光させることができる。また、量子ドットは、種類又はサイズを変えることで波長の調整が可能であると共に、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)蛍光体に迫る高い量子効率を有する。そのため、量子ドットを用いることにより、所望の発光色を有し、高輝度且つ発光スペクトルの半値幅が狭いLEDパッケージを得ることができる。更に、量子ドットを用いたLEDパッケージをバックライトの光源として用いることにより、色再現範囲の広い液晶表示装置を得ることができる。
しかしながら、量子ドットは、水分又は酸素の存在下でLEDからの光を受けると、短時間で劣化するという問題がある。また、量子ドットが、励起源のLEDの近傍に存在する場合、高光量及び高温の環境下で量子ドットの劣化が加速する。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、量子ドットの劣化を抑制し、所望の発光色を有し、高輝度で発光スペクトルの半値幅が狭い長寿命のLEDパッケージを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記のような特徴を有するLEDパッケージを備えることにより、色再現範囲を大幅に向上させたバックライトユニット及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の問題を解決すべく鋭意研究した結果、樹脂又は有機溶媒中に分散された量子ドットを内包するガラスセルをLEDの上部に配置することにより、量子ドットの劣化を効果的に抑制し得ることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、LEDが実装されたフレームと、前記LEDの上部に配置されたガラスセルであって、樹脂又は有機溶媒中に分散された量子ドットを内包するガラスセルとを有することを特徴とするLEDパッケージである。
また、本発明は、前記LEDパッケージを有することを特徴とするバックライトユニットである。
さらに、本発明は、前記バックライトユニットを有することを特徴とする液晶表示装置である。
本発明によれば、量子ドットの劣化を抑制し、所望の発光色を有し、高輝度で発光スペクトルの半値幅が狭い長寿命のLEDパッケージを提供することができる。
また、本発明によれば、上記のような特徴を有するLEDパッケージを備えることにより、色再現範囲を大幅に向上させたバックライトユニット及び液晶表示装置を提供することができる。
本発明のLEDパッケージを示す断面模式図である。 本発明のLEDパッケージに用いられるガラスセルの断面模式図である。
以下、本発明のLEDパッケージの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
図1(a)及び(b)は、本発明のLEDパッケージを示す断面模式図である。図1(a)及び(b)において、本発明のLEDパッケージ1は、フレーム2と、フレーム2に実装されたLED3と、LED3の上部に配置されたガラスセル4とを有する。
フレーム2としては、LED3を実装することが可能なものであれば特に限定されず、当該技術分野において公知のものを用いることができる。
フレーム2の材質としては、特に限定されないが、一般に、ポリカーボネート、ポリフタルアミド、ナイロン(登録商標)、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、PC(ポリカーボネート)/ABSアロイなどの樹脂を用いることができる。
フレーム2の形状としては、特に限定されないが、パッケージ化及び発光効率の観点から、凹部を有することが好ましい。特に、上部直径が下部直径よりも大きく且つ側面が傾斜した凹部を形成することにより、発光効率を高めることができる。このような形状を有するフレーム2は、射出成形などの当該技術分野において公知の方法を用いて作製することができる。
また、フレーム2は、反射性のフレーム2であるか、又はLED3が実装される側のフレーム2の表面に反射板が設けられていることが好ましい。このような構成とすることにより、LED3からの光をガラスセル4中に効率的に導入することができるため、発光効率を向上させることができる。反射性のフレーム2は、特に限定されないが、反射率の高い樹脂材料などを用いて形成することができる。また、フレーム2の表面に配置される反射板としては、特に限定されないが、反射率の高い金属板などを用いることができる。
フレーム2に実装されるLED3としては、特に限定されず、青色LED、緑色LED、赤色LEDなどの当該技術分野において公知のものを用いることができる。その中でも、LED3からの光と量子ドット6からの光との組み合わせによって白色光を実現する場合、LED3は青色LEDであることが好ましい。なお、図示していないが、LED3は、リード電極などに接続されており、リード電極からの電気的な信号の印加によって光を発生させることができる。
LED3の上部に配置されたガラスセル4は、樹脂又は有機溶媒5中に分散された量子ドット6を内包する。
ここで、本明細書において「ガラスセル4」とは、量子ドット6を分散した樹脂又は有機溶媒5を層状に充填することが可能な内部空間を有するガラス製の部材を意味する。具体的には、ガラスセル4は、少なくとも2つのガラス板を有し、2つのガラス板の間に層状の内部空間が形成された構造を有する。例えば、ガラスセル4は、図2に示すような、2つのガラス板10がガラス壁11を介して間隔をおいて対向した構造を有する。なお、ガラス板10は、平面状に限定されず、曲面状であってもよい。
また、本明細書において「量子ドット6」とは、量子力学に従う独特の光学特性を有するナノスケールの材料であり、粒子径が一般に1nm〜100nm、好ましくは1nm〜50nm、より好ましくは1nm〜20nmの非常に小さな半導体粒子のことを意味する。量子ドット6は、バンドキャップ(価電子帯及び伝導帯のエネルギー差)よりも大きなエネルギーの光子を吸収し、その粒子径に応じた波長の光を放出する。したがって、量子ドット6は、一定以下の波長の光を吸収する性質を持ち、粒子径を制御することで様々な波長の光を発生させることができる。
量子ドット6は、1種以上の半導体材料を一般に含む。半導体材料としては、特に限定されないが、第IV族元素、第II−VI族化合物、第II−V族化合物、第III−VI族化合物、第III−V族化合物、第IV−VI族化合物、第I−III−VI族化合物、第II−IV−VI族化合物、第II−IV−V族化合物などが挙げられる。具体的には、ZnO、ZnS、ZnSe、ZnTe、CdO、CdS、CdSe、CdTe、MgS、MgSe、GaAs、GaN、GaP、GaSe、GaSb、HgO、HgS、HgSe、HgTe、InAs、InN、InP、InSb、AlAs、A1N、A1P、AlSb、TIN、TIP、TIAs、TISb、PbO、PbS、PbSe、PbTe、Ge、Siなどを用いることができる。
また、量子ドット6は、1つ以上の半導体材料を含むコアと、1つ以上の半導体材料を含むシェルとからなるコアシェル型構造を有していてもよい。具体的には、コアとしてCdSe、シェルとしてCdZnSを有する量子ドット6(赤色発光)、コアとしてCdZnSe、シェルとしてCdZnSを有する量子ドット6(緑色発光)、コアとしてCdS、シェルとしてCdZnSを有する量子ドット6(青色発光)などを用いることができる。
図1(a)及び(b)では、球状の量子ドット6の例を示したが、量子ドット6の形状は、球状に限定されることはなく、棒状、板状などの様々な形状であってもよい。
上記のような特徴を有する量子ドット6は、当該技術分野において公知であり、公知の方法に準じて製造することができる。
量子ドット6の分散に用いられる樹脂としては、特に限定されず、当該技術分野において公知のものを用いることができる。その中でも、量子ドット6の分散性及び水分や酸素を防止する効果などの特性に優れたエポキシ樹脂、ユリア樹脂及びシリコーン樹脂が好ましい。
量子ドット6の分散に用いられる有機溶媒としては、特に限定されず、当該技術分野において公知のものを用いることができる。有機溶媒としては、量子ドット6の分散性が良い高沸点(沸点が好ましくは100℃以上)の有機溶媒であることが好ましい。有機溶媒の例としては、トルエン、スチレン、キシレンなどが挙げられる。
樹脂又は有機溶媒5中に分散された量子ドット6を内包するガラスセル4の形状は、フレーム2の凹部の形状に応じて適宜設定すればよく、特に限定されない。具体的には、ガラスセル4は、フレーム2の凹部(開口部)の形状に対応する構造を有することが好ましい。
また、ガラスセル4は、LED3と直接接していないことが好ましい。LED3の表面温度がかなりの高温となるため、ガラスセル4をLED3から離して配置することにより、LED3から生じる熱による量子ドット6の劣化に起因する蛍光効率の低下を抑制することができる。
ガラスセル4をLED3から離して配置する場合、図1a)及びb)に示すように、LED3とガラスセル4との間にスペース7を設ければよい。
また、ガラスセル4は、図1a)に示すようにフレーム2の凹部の内部に配置されていても、図1b)に示すようにフレーム2の凹部の上部に配置されていてもよい。
ガラスセル4では、LED3からの光を量子ドット6が吸収し、量子ドット6が励起される結果として、LED3からの光よりも長い波長の光を生じる。したがって、LED3の種類及び量子ドット6の種類及び数を制御することにより、所望の発光色を実現することができる。特に、白色光を実現する場合、LED3が青色LEDであり、且つ量子ドット6が、青色光によって励起されて(青色光を吸収して)510〜610nm、好ましくは520nm〜580nmにピーク中心波長を有する第1の量子ドットと、青色光によって励起されて(青色光を吸収して)600〜700nm、好ましくは610nm〜680nmにピーク中心波長を有する第2の量子ドットとを含むことが好ましい。このような構成とすることにより、青色LEDからの青色光と、第1の量子ドットからの緑色光と、第2の量子ドットからの赤色光との組み合わせで白色光を実現することができる。
ガラスセル4とLED3との間に形成されるスペース7は、空気のままであっても構わないが、窒素などの不活性ガスや封止樹脂で充填してもよい。封止樹脂としては、特に限定されず、当該技術分野において公知のものを用いることができる。また、封止樹脂として、量子ドット6の分散に用いられる樹脂と同じものを用いてもよい。
また、粒子を分散させた封止樹脂をスペース7に充填してもよい。微粒子を分散させた封止樹脂を用いることにより、LED3からの光を分散させることができるため、量子ドット6に均一に光が照射され、量子ドット6からの均一な発光を実現することができる。粒子としては、特に限定されず、当該技術分野において公知のものを用いることができる。
必須ではないが、ガラスセル4上には偏光板を配置してもよい。偏光板を配置することにより、特定の振動方向の光のみを通過させることができる。そのため、特定の振動方向の光が必要となる用途(例えば、バックライトユニット)において用いることが可能となる。
また、反射性のフレーム2を用いるか又はLED3が実装される側のフレーム2の表面に反射板を設けると共に、偏光板として反射性の偏光板を用いてもよい。このように構成することにより、反射性の偏光板で反射された光が、反射性のフレーム2又は反射板で反射して偏光状態が変化する。この反射を繰り返すことにより、100%に近い効率で反射性の偏光板を通過させることが可能な光サイクル構造とすることができる。
上記のような構成を有する本発明のLEDパッケージ1は、所望の発光色を有し、高輝度且つ長寿命であるため、バックライトユニット及び液晶表示装置に用いることができる。
以下、実施例及び比較例により本発明の詳細を説明するが、これらによって本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図1(a)の構造を有するLEDパッケージを作製した。このLEDパッケージでは、LEDとして青色LED、量子ドットとして青色光によって励起されて(青色光を吸収して)緑色光を発光する第1の量子ドット及び赤色光を発光する第2の量子ドットを混合したものを用いた。また、量子ドットを分散させる樹脂としてシリコーン樹脂を用いた。なお、第1の量子ドット及び第2の量子ドットは、青色LEDからの青色光と、第1の量子ドットからの緑色光と、第2の量子ドットからの赤色光との組み合わせで白色光が得られるような割合で混合されている。
次に、得られたLEDパッケージについて信頼性試験を行った。信頼性試験は、温度60℃、相対湿度90%の条件に設定された恒温恒湿槽内に上記LEDパッケージを設置し、LEDに20mAの電流を流し、1026時間点灯させ、その際のLEDの全光束及び色度の変化を測定することにより行った。その結果、初期値に対する1026時間後の全光束の変化は+1%で、色度の変化はCxが−0.012、Cyは−0.001であった。
また、液晶表示装置の光源として、上記のLEDパッケージ、及び蛍光体としてYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)を用いた比較用のLEDパッケージを備えた液晶表示装置において色再現性の評価を行った。なお、2種類の液晶表示装置は、光源が異なることを除き、他の構成は全く同じである。測定の結果、光源としてYAG蛍光体を用いた比較用のLEDパッケージを備えた液晶表示装置の色再現範囲がNTSC比で約72%であったのに対し、上記のLEDパッケージを備えた液晶表示装置の色再現範囲はNTSC比で約96%であった。
(比較例1)
密閉容器10の上部のガラス板を除いたものを用いたこと以外は実施例1と同様の構造を有するLEDパッケージを作製した。
次に、得られたLEDパッケージについて信頼性試験を行った。信頼性試験は、温度60℃、相対湿度90%の条件に設定された恒温恒湿槽内に上記LEDパッケージを設置し、LEDに20mAの電流を流し、1010時間点灯させ、実施例1と同様にその際のLEDの全光束及び色度の変化を測定することにより行った。その結果、初期値に対する1010時間後の全光束の変化は−8%で、色度の変化はCxが−0.075、Cyは−0.117であった。
(比較例2)
10-2(g/m2・day)オーダーのバリア性能を有する2枚のバリアーフィルム間に樹脂に分散された量子ドットを包み込むことにより形成されたシートをエッジライト型バックライト上に配置し、信頼性試験を行った。信頼性試験は、温度65℃、相対湿度75%の条件に設定された恒温恒湿槽内に上記のシートを配置したバックライトを設置し、上記量子ドットが内包されたシートに青色光を1013時間照射することにより行った。なお、青色光の照射量は、12,000cd/m2とした。信頼性試験の結果、初期値に対する1013時間経過後の輝度変化は−68%、色度の変化はCxが−0.115、Cyが−0.351であった。
実施例1の結果と比較例1及び2の結果とを対比すると、実施例1のLEDパッケージは、比較例1及び2のLEDパッケージに比べて、全光束(輝度)及び色度の変化が大きく低減されている。また、光源として実施例1のLEDパッケージを用いた液晶表示装置の色再現範囲は、従来のYAG蛍光体を用いたLEDパッケージを光源として使用した液晶表示装置に比べて大幅に拡大した。
以上の結果からわかるように、本発明によれば、樹脂又は有機溶媒中に分散された量子ドットを内包したガラスセルを用いることにより、量子ドットの劣化を抑制し、所望の発光色を有し、高輝度で発光スペクトルの半値幅が狭い長寿命のLEDパッケージを提供することができる。また、上記LEDパッケージをバックライト光源として用いることで、従来の液晶表示装置に比べて色再現範囲を大幅に拡大することができる。
1 LEDパッケージ、2 フレーム、3 LED、4 ガラスセル、5 樹脂又は有機溶媒、6 量子ドット、7 スペース、10 ガラス板、11 ガラス壁。

Claims (15)

  1. LEDが実装されたフレームと、
    前記LEDの上部に配置されたガラスセルであって、樹脂又は有機溶媒中に分散された量子ドットを内包するガラスセルと
    を有することを特徴とするLEDパッケージ。
  2. 前記ガラスセルは、前記LEDと直接接触していないことを特徴とする請求項1に記載のLEDパッケージ。
  3. 前記フレームは凹部を有し、前記凹部の底面に前記LEDが実装されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のLEDパッケージ。
  4. 前記ガラスセルは、前記フレームの凹部の内部に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のLEDパッケージ。
  5. 前記ガラスセルは、前記フレームの凹部の上部に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のLEDパッケージ。
  6. 粒子が分散された樹脂が、前記ガラスセルと前記LEDとの間に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  7. 前記量子ドットは、発光波長が異なる2種以上の量子ドットであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  8. 前記LEDは青色光を放出し、且つ前記量子ドットは、前記青色光によって励起されて510〜610nmにピーク中心波長を有する第1の量子ドットと、前記青色光によって励起されて600〜700nmにピーク中心波長を有する第2の量子ドットとを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  9. 前記量子ドットが分散される前記樹脂が、エポキシ樹脂、ユリア樹脂及びシリコーン樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  10. 前記ガラスセル上に偏光板が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  11. 前記フレームが、反射性のフレームであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  12. 前記LEDが実装される側の前記フレームの表面に反射板が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  13. 前記偏光板が、反射性の偏光板であることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載のLEDパッケージ。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載のLEDパッケージを有することを特徴とするバックライトユニット。
  15. 請求項14に記載のバックライトユニットを有することを特徴とする液晶表示装置。
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