JP2019047295A - 表示装置、および、テレビジョン受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1の出力画像と第2の出力画像とを重畳して、高品位な表示を実現する。【解決手段】第1の出力画像(45)と第2の出力画像(55)とを重畳して表示する表示部(1)、第1の画像処理部(40)及び第2の画像処理部(50)の前段に配置され、第1の入力画像信号(101)と第2の入力画像信号(102)とを入れ替える入替部(20)とを備えている構成である。【選択図】図1
Description
本発明は、画像信号を処理して表示する表示装置、および、テレビジョン受信機に関する。
従来、主画像と、主画像とは異なる副画像とをそれぞれ異なる表示領域に表示する表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。これらの表示装置では、主画像と副画像との表示面積の大きさに応じて、表示面積の大きい画像に対して高画質処理を行い、表示面積の小さい画像に対して低画質処理を行うように、入力を選択的に切り替えている。
しかしながら、上述のような従来技術は、主画像と副画像とをそれぞれ異なる表示領域に表示する場合に有効な機能である。このため、主画像と副画像とを重畳して表示するような場合に、どのように高品位を実現するのかという点において改善の余地がある。
本発明の一態様は、第1の出力画像と第2の出力画像とを重畳して表示しつつ、高品位な表示を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、第1の入力画像信号に対して第1の画像処理を行うことによって第1の出力画像を生成する第1の画像処理部と、第2の入力画像信号に対して、上記第1の画像処理よりも簡易な画像処理である第2の画像処理を行うことによって第2の出力画像を生成する第2の画像処理部と、上記第1の出力画像と上記第2の出力画像とを重畳して表示する表示部と、上記第1の画像処理部及び上記第2の画像処理部の前段に配置され、上記第1の入力画像信号と上記第2の入力画像信号とを入れ替える入替部とを備えている構成である。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るテレビジョン受信機は、第1の入力画像信号と、第2の入力画像信号とを受信するテレビジョン受信機であって受信した上記第1の入力画像信号に対して第1の画像処理を行うことによって第1の出力画像を生成する第1の画像処理部と、受信した上記第2の入力画像信号に対して、上記第1の画像処理よりも簡易な画像処理である第2の画像処理を行うことによって第2の出力画像を生成する第2の画像処理部と、上記第1の出力画像と上記第2の出力画像とを重畳して表示する表示部と、上記第1の画像処理部及び上記第2の画像処理部の前段に配置され、上記第1の入力画像信号と上記第2の入力画像信号とを入れ替える入替部とを備えている構成である。
本発明の一態様によれば、第1の出力画像と第2の出力画像とを重畳して表示しつつ、高品位な表示を実現することができる。
以下、本発明の実施形態に係る表示装置100について、詳細に説明する。
〔表示装置100の概略構成〕
図1は、表示装置100の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の表示装置100は、第1の入力画像信号101と、第2の入力画像信号102とを受信して、受信した入力画像信号101,102のそれぞれに適宜に画像処理を行って表示する装置である。表示装置100は、入力画像信号101,102のそれぞれに対して画像処理を行った後の第1の出力画像45と、第2の出力画像55と、を重畳して表示部1に表示する。
図1は、表示装置100の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の表示装置100は、第1の入力画像信号101と、第2の入力画像信号102とを受信して、受信した入力画像信号101,102のそれぞれに適宜に画像処理を行って表示する装置である。表示装置100は、入力画像信号101,102のそれぞれに対して画像処理を行った後の第1の出力画像45と、第2の出力画像55と、を重畳して表示部1に表示する。
表示装置100は、例えば、テレビジョン受信機10(図3参照)に備えられ、テレビ放送を受信して画像を表示部1に表示する。表示装置100には、主画像が第1の入力画像信号101として入力され、主画像に付随するデータが第2の入力画像信号102として入力される。第1の入力画像信号101は、一例として、地上波テレビ放送、および衛生放送等の画像像信号である。第2の入力画像信号102は、一例として、主画像に付随するデータ放送用の信号、メニュー情報、および字幕情報等のデータ信号である。また、第1の入力画像信号101は、一例として、放送波を介して伝送され、第2の入力画像信号102は、一例として、放送波又はインターネット等のネットワークを介して伝送されるが、これは本実施形態を限定するものではない。
表示装置100を備えるテレビジョン受信機10は、高度BS放送および次世代地上波放送を受信可能な構成であってもよい。テレビジョン受信機10は、主画像を第1の入力画像信号101として受信するとともに、主画像に付随する情報を含む、IP伝送される第2の入力画像信号102を受信する。第2の入力画像信号102は、例えば、インタラクティブな操作が可能なメニュー等の付加情報、切り替え可能な字幕情報、主映像と同期して同時表示可能な静止画像および動画像などのデータ信号を含んでいる。
また、表示装置100は、第1の入力画像信号101および第2の入力画像信号102に加えて、インターネットのストリーミング画像、および外部入力端子から入力される外部映像等である外部入力信号103、および、後述するフラグ信号を含む制御信号104を受信可能に構成されていてもよい。
表示装置100は、入力画像信号に対して高品位な画像処理を行う第1の画像処理部40と、入力画像信号に対して簡易的な画像処理を第2の画像処理部50と、を備えている。表示装置100は、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とのうちどちらか一方を第1の画像処理部40を介して出力し、他方を第2の画像処理部50を介して出力する。表示装置100は、詳細については後述するが、第1の入力画像信号101に基づく画像の表示面積および表示位置の少なくともどちらか一方に応じて、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とのうち、どちらに高品位な画像処理を行うかを決定する。そして、表示装置100は、入力画像信号101,102のそれぞれに適宜に画像処理を行うことで、高品位な表示を実現するものである。
表示装置100は、第1のデコーダ11、第2のデコーダ12、セレクタ13、入替部20、第1の画像処理部40、第2の画像処理部50、および重畳回路60を備えている。第1のデコーダ11は、受信した第1の入力画像信号101を復号化して表示装置100の内部処理で読み取り可能なデータ形式に変換する。第2のデコーダ12は、受信した第2の入力画像信号102を復号化して表示装置100の内部処理で読み取り可能なデータ形式に変換する。一例として、第2のデコーダ12は、第2の入力画像信号102からアルファチャンネルを分離させる。他の例として、第2のデコーダ12は、入力信号102がHTML5等に代表されるコンテンツ記述言語に基づく信号である場合は、その記述を解釈した結果において動画像の重畳を行う座標位置に必要なアルファチャンネル生成も付随して行う。
セレクタ13は、主画像として用いる画像信号の入力元を、第1の入力画像信号101側と、外部入力信号103側と、の間で選択的に切り替える。
入替部20は、入れ替え信号生成部21と、入替回路25と、を備えている。入替部20は、第2の入力画像信号102に関連付けられて、第2のデコーダ12から受信したアルファチャンネルに基づいて、第1の画像処理部40と第2の画像処理部50とに入力する第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを所定の条件に応じて入れ替える。
入れ替え信号生成部21は、面積判定回路22と、論理積回路23とを含んでいる。入れ替え信号生成部21は、第2のデコーダ12から受信したアルファチャンネルを参照して第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを入れ替えるか否かを判定し、判定基づいて切替フラグの出力を行う。
面積判定回路22は、アルファチャンネルを参照して第1の入力画像信号101に基づく主画像の表示面積を判定する。例えば、面積判定回路22は、アルファチャンネルを参照して、第1の入力画像信号101に基づく主画像を重畳して表示する重畳指定部3(図3参照)の画素数を数え、当該画素数に応じて主画像の表示面積を判定してもよい。
論理積回路23は、面積判定回路22によって判定された主画像の表示面積、または重畳指定部3の画素数が任意の設置閾値より小さいか否かに基づいて、切替フラグを出力する。切替フラグは、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを入れ替えるか否かを示すフラグである。なお、論理積回路23は、外部から入力される制御信号104に応じて、切替フラグの出力をおこなってもよい。例えば、映像製作者側、つまり第1の入力画像信号101および第2の入力画像信号102を配信する配信側によって、第2の入力画像信号102に切替フラグが付されてもよい。また、配信側が切替フラグに関する情報を付した制御信号104を第2の入力画像信号102とは別に配信してもよい。また、テレビ放送を視聴するユーザがテレビジョン受信機10側で切替フラグの値(1=ON、または0=OFF)を指定することができ、ユーザによって第2の入力画像信号102に切替フラグが関連付けられる構成であってもよい。
入替回路25は、入れ替え信号生成部21から出力される、第2の入力画像信号102に関連付けられた切替フラグを参照して、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とをどちらの画像処理の経路に送るかを判定する。入替回路25は、第2の入力画像信号102に関連付けられた切替フラグがON(切替フラグ=1)の場合には、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを入れ替える。つまり、入替回路25は、第1の入力画像信号101を第2の画像処理部50に対して出力し、第2の入力画像信号102を第1の画像処理部40に対して出力する。
一方で、入替回路25は、第2の入力画像信号102に関連付けられた切替フラグがOFF(切替フラグ=0)の場合には、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを入れ替えることなく信号を画像処理に送る。つまり、入替回路25は、第1の入力画像信号101を第1の画像処理部40に対して出力し、第2の入力画像信号102を第2の画像処理部50に対し出力する。
第1の画像処理部40および第2の画像処理部50は、詳細については後述するが、入力信号に適宜の画像処理を施して第1の出力画像45と、第2の出力画像55と、をそれぞれ生成する。第1の画像処理部40は高品位な画像処理を行い、第2の画像処理部50は、簡易的な画像処理を行う。第1の画像処理部40および第2の画像処理部50は、それぞれ生成した第1の出力画像45と、第2の出力画像55と、重畳回路60に対して出力する。
重畳回路60は、第1の出力画像45と、第2の出力画像55と、をアルファチャンネルを参照して重畳した表示信号を生成して、後段の映像処理または表示部1に対して出力する。
〔切替フラグの出力処理〕
次に図2〜図5を参照して、切替フラグの出力処理について説明する。
次に図2〜図5を参照して、切替フラグの出力処理について説明する。
図2は、主画像の表示面積に応じて切替フラグを出力する場合の処理を示すフローチャートである。図3は、主画像の表示面積に応じて切替フラグが出力される場合のテレビジョン受信機10の表示部1における画像表示の例を示す図である。
図4は、主画像の表示位置に応じて切替フラグを出力する場合の処理を示すフローチャートである。図5は、主画像の表示位置に応じて切替フラグが出力される場合のテレビジョン受信機10の表示部1における画像表示の例を示す図である。
(主画像の表示面積に応じて切替フラグを出力する処理)
図2および図3を参照して、主画像の表示面積に応じて切替フラグを出力する処理について説明する。
図2および図3を参照して、主画像の表示面積に応じて切替フラグを出力する処理について説明する。
(ステップS101)
入替部20が、第2の入力画像信号102を受信する。
入替部20が、第2の入力画像信号102を受信する。
(ステップS102)
入替部20は、第2の入力画像信号102に関連付けられたアルファチャンネルを参照して、主画像を重畳して表示する重畳指定部3の面積を算出する。なお、入替部20は、重畳指定部3の面積の、表示部1の面積に対する比率を求める構成であってもよい。
入替部20は、第2の入力画像信号102に関連付けられたアルファチャンネルを参照して、主画像を重畳して表示する重畳指定部3の面積を算出する。なお、入替部20は、重畳指定部3の面積の、表示部1の面積に対する比率を求める構成であってもよい。
(ステップS103)
入替部20は、重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上か否かを判定する。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上である場合(ステップS103でYes)には、ステップS104に進む。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値より小さい場合(ステップS103でNo)には、ステップS105に進む。
入替部20は、重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上か否かを判定する。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上である場合(ステップS103でYes)には、ステップS104に進む。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値より小さい場合(ステップS103でNo)には、ステップS105に進む。
(ステップS104)
入替部20は、切替フラグをOFF(切替フラグ=0)に設定する。
入替部20は、切替フラグをOFF(切替フラグ=0)に設定する。
(ステップS105)
入替部20は、切替フラグをON(切替フラグ=1)に設定する。
入替部20は、切替フラグをON(切替フラグ=1)に設定する。
(ステップS106)
入替部20は切替フラグを入替回路25に入力する。
入替部20は切替フラグを入替回路25に入力する。
図3に示すように、テレビジョン受信機10の表示部1には、第2の入力画像信号に基づく付随画像2と、第2の入力画像信号に関連付けられたアルファチャンネルによって指定された重畳指定部3に表示される主画像と、が重畳して表示される。付随画像2には、静止画または動画である画像4、インタラクティブな操作が可能なメニュー5、字幕等の文字情報6等が含まれる。重畳指定部3の面積が、例えば表示部1の面積の比べて小さい場合(例えば、表示部1の4分の1以下である場合)には、付随画像2の方が主体となると考えられる。一方で重畳指定部3が設定閾値以上の場合には、主画像が主体となると考えられる。
入替部20は、主体となる画像を高品位に表示するべく、重畳指定部3の面積に応じて、高品位な画像処理を行う第1の画像処理部40に入力する入力画像信号と、簡易的な画像処理を行う第2の画像処理部50に入力する入力画像信号とを適宜に入れ替える。これにより、付随画像2の方が主体となり大きく表示される場合に、主画像に高品位な画像処理が行われ、付随画像2に簡易的な画像処理が行われることがない。よって、最終的な表示画像の品位低下が知覚されやすくなるのを防ぐことができ、最終的な表示品位の向上を図ることができる。
(主画像の表示位置に応じて切替フラグを出力する処理)
次に、図4および図5を参照して、主画像の表示位置に応じて切替フラグを出力する処理について説明する。
次に、図4および図5を参照して、主画像の表示位置に応じて切替フラグを出力する処理について説明する。
(ステップS201)
入替部20が、第2の入力画像信号102を受信する。
入替部20が、第2の入力画像信号102を受信する。
(ステップS202)
入替部20は、第2の入力画像信号102に関連付けられたアルファチャンネルを参照して、主画像を重畳して表示する重畳指定部3の表示位置を特定するとともに、重畳指定部3の表示面積を算出する。
入替部20は、第2の入力画像信号102に関連付けられたアルファチャンネルを参照して、主画像を重畳して表示する重畳指定部3の表示位置を特定するとともに、重畳指定部3の表示面積を算出する。
(ステップS203)
入替部20は、重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にあるか否かを判定する。入替部20は、表示部1の画面中央を中心として、重畳指定部3が左右等しい面積となる大きさである場合に、重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にあると判定してもよい。重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にある場合(ステップS203でYes)には、ステップS204に進む。重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にない場合(ステップS203でNo)には、ステップS205に進む。
入替部20は、重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にあるか否かを判定する。入替部20は、表示部1の画面中央を中心として、重畳指定部3が左右等しい面積となる大きさである場合に、重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にあると判定してもよい。重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にある場合(ステップS203でYes)には、ステップS204に進む。重畳指定部3の中心位置が表示部1の画面中央にない場合(ステップS203でNo)には、ステップS205に進む。
(ステップS204)
入替部20は、切替フラグをOFF(切替フラグ=0)に設定する。
入替部20は、切替フラグをOFF(切替フラグ=0)に設定する。
(ステップS205)
入替部20は、重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上か否かを判定する。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上である場合(ステップS205でYes)には、ステップS204に進む。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値より小さい場合(ステップS205でNo)には、ステップS206に進む。
入替部20は、重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上か否かを判定する。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値以上である場合(ステップS205でYes)には、ステップS204に進む。重畳指定部3の面積が予め設定されている閾値より小さい場合(ステップS205でNo)には、ステップS206に進む。
(ステップS206)
入替部20は、切替フラグをON(切替フラグ=1)に設定する。
入替部20は、切替フラグをON(切替フラグ=1)に設定する。
(ステップS207)
入替部20は切替フラグを入替回路25に入力する。
入替部20は切替フラグを入替回路25に入力する。
図5に示すように、主画像が表示される重畳指定部3が画面中央にある場合には、主画像が注視されやすい状況となる。そのため、主画像が表示される重畳指定部3が画面中央にある場合には、重畳指定部3の面積の設定閾値によらず、注視されやすい主画像に高品位な画像処理を行うことで、最終的な表示品位の向上を図ることができる。よって、例えば、第2の入力画像信号に基づく付随画像2を積極的に高品位な画像とするために重畳指定部3の面積の設定閾値が2分の1以上等のように大きめに設定されている場合であっても、画面中央に表示され主画像を高品位に表示することができる。
また、主画像が表示される重畳指定部3が画面中央にない場合には、重畳指定部3の面積に応じて、高品位な画像処理を行う第1の画像処理部40に入力する入力画像信号と、簡易的な画像処理を行う第2の画像処理部50に入力する入力画像信号とを適宜に入れ替える。これにより、主画像が画面中央に表示されない場合であって、付随画像2の方が主体となり大きく表示される場合に、付随画像2に高品位な画像処理が行うことができる。よって、注視されやすい画像に高品位な画像処理を行うことができ、最終的な表示画像の品位低下が知覚されやすくなるのを防ぐことができ、最終的な表示品位の向上を図ることができる。
〔入替回路25の構成〕
次に、入替回路25の構成について、図6を参照して説明する。図6は、入替回路25の概略構成を示すブロック図である。第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とでは、信号のbit深度およびアルファチャンネルが関連付けられているか否かが異なっている。よって、単純に第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102との経路を入れ替えるだけでは、信号の解釈が異なるため、正常な画像出力ができなくなる。そのため、入替回路25では、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102との経路を入れ替えるとともに、信号のbit深度の調整と、アルファチャンネル追加処理と、を行う必要がある。
次に、入替回路25の構成について、図6を参照して説明する。図6は、入替回路25の概略構成を示すブロック図である。第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とでは、信号のbit深度およびアルファチャンネルが関連付けられているか否かが異なっている。よって、単純に第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102との経路を入れ替えるだけでは、信号の解釈が異なるため、正常な画像出力ができなくなる。そのため、入替回路25では、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102との経路を入れ替えるとともに、信号のbit深度の調整と、アルファチャンネル追加処理と、を行う必要がある。
図6に示すように、入替回路25は、第1のゲート26、第2のゲート27、第1のbit深度処理部28、第2のbit深度処理部29、アルファ信号反転処理部30、第1の信号整形処理部31、および第2の信号整形処理部32を含んでいる。なお、図6では、第1の入力画像信号101のbit深度がRGB10bitであり、アルファチャンネルが関連付けられた第2の入力画像信号102のbit深度がARGB8bitである場合を例に示している。
第1のゲート26および第2のゲート27には、第1の入力画像信号101と、入れ替え信号生成部21を経た第2の入力画像信号102との両方がそれぞれ入力される。第1のゲート26は、切替フラグがOFFの場合には、第1の入力画像信号101を通過させ、切替フラグがONの場合には、第2の入力画像信号102を通過させる。第2のゲート27は、切替フラグがOFFの場合には、第2の入力画像信号102を通過させ、切替フラグがONの場合には、第1の入力画像信号101を通過させる。
第1のbit深度処理部28は、切替フラグがONの場合に、bit深度変換を行う。切替フラグがONの場合、第1のbit深度処理部28には、bit深度がRGB8bitである第2の入力画像信号102が入力される。第1の画像処理部40において画像処理を行うために、第2の入力画像信号102のbit深度は、10bitに変換される必要がある。第1のbit深度処理部28は、8bitの第2の入力画像信号102の下位2bitに「00」を加える(値を4倍する)ことにより、10bitに変換する。なお、この変換処理によって10bit信号形式に実質8bitが割り当てられて、高品位な画像処理を行う第1の画像処理部40に入力される。よって、bit精度に依存して生じる疑似輪郭のような弊害を低減するようなノイズ処理等の適用が必要に応じて可能となる。
第2のbit深度処理部29は、切替フラグがONの場合に、bit深度変換を行う。切替フラグがONの場合、第2のbit深度処理部29には、bit深度がRGB10bitである第1の入力画像信号101が入力される。第2の画像処理部50において画像処理を行うために、第1の入力画像信号101のbit深度は、8bitに変換される必要がある。第2のbit深度処理部29は、10bitの第1の入力画像信号101の下位2bitを切り捨てることにより、8bitに変換する。
アルファ信号反転処理部30は、切替フラグがONの場合に、アルファチャンネルの反転を行う。切替フラグがONの場合に、アルファチャンネルをそのまま使用すると画像制作側の意図と反対の透過率で第1の入力画像信号101に基づく画像と、第2の入力画像信号102に基づく画像とが表示されてしまう。よって、切替フラグがONの場合には、アルファチャンネルを反転させる必要がある。第1の入力画像信号101に基づく画像のアルファチャンネルのアルファ値と、第2の入力画像信号102に基づく画像のアルファチャンネルのアルファ値とは、合わせて255になるように設定されている。このため、アルファ値Aに対して、反転後のアルファ値A’は、A’=255−Aとなるようにbit列を反転させることによってアルファ値を反転させることができる。なお、アルファ値は画像重畳時の透過程度を表す値であり、例えば、0を不透過、255を透過と定義してもよいし、0を透過、255を不透過としてもよい。
第1の信号整形処理部31は、第1の画像処理部40で扱うフォーマットに合わせて、第1のbit深度処理部28から出力される画像信号を整形する。
第2の信号整形処理部32は、第2の画像処理部50で扱うフォーマットに合わせて、第2のbit深度処理部29から出力される画像信号と、アルファ信号反転処理部30から出力されるアルファチャンネルとを組み合わせて整形する。
このように入替部20は、切替フラグを参照して、切替フラグがONの場合には、入替回路25を介して、第2の入力画像信号102をRGB10bitに変換し、第1の画像処理部40で画像処理を行うのに適したフォーマットに整形して、出力させる。また、入替部20は、切替フラグがONの場合には、入替回路25を介して、第1の入力画像信号101を反転処理後のアルファチャンネルと組み合わせて、ARGB8bitに変換し、第2の画像処理部50で画像処理を行うのに適したフォーマットに整形して出力させる。
これらの構成によれば、画像信号の経路を入れ替える時に、画像信号に含まれるアルファチャンネル、および画像信号のbit深度を適切に処理することができる。よって、画像信号の経路入れ替えによってアルファチャンネルの欠損および映像信号への混入、または、入替前後の画像信号のbit深度の違いによる映像乱れ等をおこすことなく、画像信号の経路を入れ替えて、適宜の画像処理経路に送ることができる。
〔画像処理部の構成〕
図7は、第1の画像処理部40と、第2の画像処理部50との概略構成を示すブロック図である。第1の入力画像信号101に基づく画像と、第2の入力画像信号102に基づく画像とは、別々の経路で画像処理を行った後に重畳回路60によって重畳処理が行われ、表示部1に送られる。高度な画像処理には大きな回路規模やメモリが必要となるため、別々の経路における画像処理では、主にコストの関係上、一方の画像処理経路では高度な画像処理を省いて簡易的な処理のみを行うことが多い。本実施形態の表示装置100は、高品位な画像処理を行う第1の画像処理部40と、第1の画像処理部40に比べて簡易的な画像処理を行う第2の画像処理部50と、を備えている。
図7は、第1の画像処理部40と、第2の画像処理部50との概略構成を示すブロック図である。第1の入力画像信号101に基づく画像と、第2の入力画像信号102に基づく画像とは、別々の経路で画像処理を行った後に重畳回路60によって重畳処理が行われ、表示部1に送られる。高度な画像処理には大きな回路規模やメモリが必要となるため、別々の経路における画像処理では、主にコストの関係上、一方の画像処理経路では高度な画像処理を省いて簡易的な処理のみを行うことが多い。本実施形態の表示装置100は、高品位な画像処理を行う第1の画像処理部40と、第1の画像処理部40に比べて簡易的な画像処理を行う第2の画像処理部50と、を備えている。
(第1の画像処理部40の構成)
図7に示すように、第1の画像処理部40は、HDR回路41、ノイズ低減回路42、色調整回路43、および解像度回路44を含む。
図7に示すように、第1の画像処理部40は、HDR回路41、ノイズ低減回路42、色調整回路43、および解像度回路44を含む。
HDR回路41は、第1の画像処理部40に入力された画像信号に対してHDR(High Dynamic Range)復元処理を行い、画像の輝度と階調を最適化するための画像処理を行う。これによって、例えば、付随画像2のグラデーションをスムーズにする処理が行われる。
ノイズ低減回路42は、画像の輪郭成分とノイズ成分とを分離して、ノイズ成分を除去することにより、画像のノイズを低減する処理を行う。
色調整回路43は、画像の色調を調整することで、画像の色再現性を最適化する。
解像度回路44は、必要に応じて出力フォーマットに合わせた拡大を行い、また画素単位で画像の解像度感を上げる処理を行うことで、表示パネルの解像度に対して最適な表示が得られるよう画像の高解像度化を図る。例えば、解像度回路44は、必要な解像度に合わせてアップコンバートを行うことで、4K入力に対して8K解像度にすることができる。また、解像度回路44は、画像のエッジを際立たせ解像度感を増すような処理を行うことができる。
第1の画像処理部40は、HDR回路41、ノイズ低減回路42、色調整回路43、および解像度回路44によって高品位な画像処理が行われた第1の出力画像45を重畳回路60に対して出力する。
(第2の画像処理部50の構成)
第2の画像処理部50は、第1の画像処理部40に比べて簡易的な画像処理を入力された画像信号に対して行う。第2の画像処理部50は、HDR回路51、およびアップコンバート回路52を含んでいる。
第2の画像処理部50は、第1の画像処理部40に比べて簡易的な画像処理を入力された画像信号に対して行う。第2の画像処理部50は、HDR回路51、およびアップコンバート回路52を含んでいる。
HDR回路51は、第2の画像処理部50に入力された画像信号に対してHDR(High Dynamic Range)復元処理を行い、画像の輝度と階調を最適化するための画像処理を行う。
アップコンバート回路52は、重畳先である第1の出力画像に適合するような解像度への拡大処理を行う。例えば第1の入力画像が8K解像度だとしても、第2の入力画像はデータ量を抑えるために4KまたはFHD(2K)であることがある。第1の出力画像と、第2の出力画像と、を重畳するためには同じ解像度にする必要があるため、アップコンバート回路52によって拡大処理が行われる。
第2の画像処理部50は、HDR回路51、およびアップコンバート回路52によって簡易的な画像処理が行われた第2の出力画像55を重畳回路60に対して出力する。
重畳回路60では、第1の出力画像45と、第2の出力画像55とが、アルファチャンネルおよび座標情報等を基に重畳される。図8(a)〜(c)は、重畳指定部3に表示される主画像と、付随画像2と、表示部1に表示された第1の出力画像45と第2の出力画像55とを重畳した重畳画像と、の例を示す図である。
図8(a)〜(c)に示した重畳画像の表示例では、重畳指定部3の面積が表示部1の全体の面積に比べて小さく、表示部1の大部分を示す付随画像2の方が主体となっている。そのため、第1の入力画像信号101と、第2の入力画像信号102とが入替部20で入れ替えられ、第2の入力画像信号102に基づく画像に第1の画像処理部40によって高品位な画像処理が行われ、第1の入力画像信号101に基づく画像に第2の画像処理部50によって簡易的な画像処理が行われる。重畳回路60は、図8(a)に示した、第2の画像処理部50から出力された第2の出力画像55である主画像71と、図8(b)に示した、第1の画像処理部40から出力された第1の出力画像45である付随画像2とを重畳させる。
付随画像2は、例えば、重畳指定部3のアルファ値が255に設定されており、ここにアルファ値0の主画像71が重畳されることで、付随画像2と主画像71とが一枚の画像として統合される。そして、付随画像2と主画像71とが一枚の画像として統合された重畳画像が、図8(c)に示したように、表示部1に表示される。
なお、重畳回路60は、第1の出力画像45と、第2の出力画像55とを重畳させた重畳画像に対して表示デバイスに合わせたガンマ処理等を行う後段処理を介して表示部1に出力する構成であってもよい。また、重畳回路60または、第1の画像処理部40および第2の画像処理部50の少なくとも何れか一方に、画像の残像刊を軽減するための倍速処理を行う倍速処理回路が含まれる構成であってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置100は、第1の入力画像信号101に対して第1の画像処理を行うことによって第1の出力画像45を生成する第1の画像処理部40と、第2の入力画像信号102に対して、上記第1の画像処理よりも簡易な画像処理である第2の画像処理を行うことによって第2の出力画像55を生成する第2の画像処理部50と、上記第1の出力画像45と上記第2の出力画像55とを重畳して表示する表示部1と、上記第1の画像処理部40及び上記第2の画像処理部50の前段に配置され、上記第1の入力画像信号101と上記第2の入力画像信号102とを入れ替える入替部20とを備えている構成である。
本発明の態様1に係る表示装置100は、第1の入力画像信号101に対して第1の画像処理を行うことによって第1の出力画像45を生成する第1の画像処理部40と、第2の入力画像信号102に対して、上記第1の画像処理よりも簡易な画像処理である第2の画像処理を行うことによって第2の出力画像55を生成する第2の画像処理部50と、上記第1の出力画像45と上記第2の出力画像55とを重畳して表示する表示部1と、上記第1の画像処理部40及び上記第2の画像処理部50の前段に配置され、上記第1の入力画像信号101と上記第2の入力画像信号102とを入れ替える入替部20とを備えている構成である。
上記の構成によれば、第1の出力画像45と第2の出力画像55とを重畳して表示部1に表示する表示装置100において、第1の画像処理部40に入力する画像信号と、第2の画像処理部50に入力する画像信号とを入れ替えることができる。よって、第1の出力画像45と第2の出力画像55とを重畳した最終的な表示画像のうち、主体となる画像に対してより高品位な画像処理を行うことができ、最終的な表示品位の向上を図ることができる。よって、第1の出力画像45と第2の出力画像55とを重畳して表示しつつ、高品位な表示を実現することができる。
本発明の態様2に係る表示装置100は、上記の態様1において、上記入替部20は、上記第2の入力画像信号102における、上記第1の出力画像45を重畳して表示する重畳指定部のアルファチャンネルを参照して、上記第1の入力画像信号101と上記第2の入力画像信号102とを入れ替える構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1の出力画像45と第2の出力画像55とを重畳するための情報であるアルファチャンネルを参照して第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを入れ替えるため、主体となる画像がどちらであるかを的確に判定することができる。よって、主体となる画像に対してより高品位な画像処理を行うことができ、最終的な表示品位の向上を図ることができる。
本発明の態様3に係る表示装置100は、上記の態様1において、上記入替部20は、上記第2の入力画像信号102に関連付けられた切替フラグを参照して、上記第1の入力画像信号101と上記第2の入力画像信号102とを入れ替える構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを入れ替えるか否かを、第2の入力画像信号102に関連付けられた切替フラグによって的確に判定することができる。よって、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102とを入れ替える必要がないのに画像信号を入れ替えたり、入れ替える必要があるのに画像信号を入れ替えなかったりすることが無いように、的確に画像信号の入れ替えを行うことができる。
本発明の態様4に係る表示装置100は、上記の態様3において、上記切替フラグは、上記第2の入力画像信号102を配信する配信側によって上記第2の入力画像信号102に付されたものである構成としてもよい。
上記の構成によれば、配信側によって切替フラグが付されるため、配信側が意図した主体となる画像に、より高品位な画像処理を行うことができ、配信側が意図した表示品位を保つことができる。
本発明の態様5に係る表示装置100は、上記の態様3において、上記切替フラグの値は、上記表示部1に表示される画像を視聴するユーザによって指定される構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザによって切替フラグの値が指定されるため、ユーザがより注視したい方の画像に対してより高品位な画像処理を行うことができ、ユーザ視点での表示品位の向上を図ることができる。
本発明の態様6に係る表示装置100は、上記の態様1から5において、上記入替部20は、経路を入れ替えた上記第1の入力画像信号101と上記第2の入力画像信号102とのbit深度を変換する第1のbit深度処理部と第2のbit深度処理部とを備えていてもよい。
上記の構成によれば、入替前後の画像信号のbit深度の違いによって、映像乱れ等の表示品位の低減をおこすことなく、第1の入力画像信号101と第2の入力画像信号102との経路を入れ替えて、適切な画像処理経路に画像信号を出力することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 表示部
2 付随画像
3 重畳指定部
10 テレビジョン受信機
20 入替部
25 入替回路
40 第1の画像処理部
45 第1の出力画像
50 第2の画像処理部
55 第2の出力画像
60 重畳回路
100 表示装置
101 第1の入力画像信号
102 第2の入力画像信号
2 付随画像
3 重畳指定部
10 テレビジョン受信機
20 入替部
25 入替回路
40 第1の画像処理部
45 第1の出力画像
50 第2の画像処理部
55 第2の出力画像
60 重畳回路
100 表示装置
101 第1の入力画像信号
102 第2の入力画像信号
Claims (7)
- 第1の入力画像信号に対して第1の画像処理を行うことによって第1の出力画像を生成する第1の画像処理部と、
第2の入力画像信号に対して、上記第1の画像処理よりも簡易な画像処理である第2の画像処理を行うことによって第2の出力画像を生成する第2の画像処理部と、
上記第1の出力画像と上記第2の出力画像とを重畳して表示する表示部と、
上記第1の画像処理部及び上記第2の画像処理部の前段に配置され、上記第1の入力画像信号と上記第2の入力画像信号とを入れ替える入替部と
を備えていることを特徴とする表示装置。 - 上記入替部は、上記第2の入力画像信号における、上記第1の出力画像を重畳して表示する重畳指定部のアルファチャンネルを参照して、上記第1の入力画像信号と上記第2の入力画像信号とを入れ替えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 上記入替部は、上記第2の入力画像信号に関連付けられた切替フラグを参照して、上記第1の入力画像信号と上記第2の入力画像信号とを入れ替えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 上記切替フラグは、上記第2の入力画像信号を配信する配信側によって上記第2の入力画像信号に付されたものであることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 上記切替フラグの値は、上記表示部に表示される画像を視聴するユーザによって指定されることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 前記入替部は、経路を入れ替えた上記第1の入力画像信号と上記第2の入力画像信号とのbit深度を変換する第1のbit深度処理部と第2のbit深度処理部とを備えたことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の表示装置。
- 請求項1から6の何れか1項に記載の表示装置を備えていることを特徴とするテレビジョン受信機。
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2017
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