JP2019046403A - 造形対象抽出制御装置、造形対象抽出制御プログラム - Google Patents

造形対象抽出制御装置、造形対象抽出制御プログラム Download PDF

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聡 富田
洋 萩原
Hiroshi Hagiwara
洋 萩原
一典 大西
Kazunori Onishi
一典 大西
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Abstract

【課題】造形中の使用者の生体情報に基づいて特徴点を抽出し、特徴点抽出時の仮想造形データを用いて造形する。【解決手段】生体情報解析部74は、仮想陶芸制御装置16から生体情報を取得し、当該生体情報を解析することで、特徴点を抽出し、タイムライン情報(特徴点抽出時期)を記憶する(同期情報)。陶芸作業が終了すると、タイムライン情報記憶部78に記憶されたタイムライン情報(同期情報)を選択する。自動選択の場合は、例えば、最も生体情報のピーク値が大きい特徴点(特徴点B)を選択する。手動選択の場合は、特徴点A〜特徴点Cの内の何れを選択してもよい。選択部80で同期情報が選択されると、仮想陶芸制御装置16から、選択された同期情報(タイムライン情報)と一致する時期の三次元造形情報を取り込み、三次元造形制御装置44へ送出する。【選択図】図5

Description

本発明は、造形対象抽出制御装置、造形対象抽出制御プログラムに関する。
特許文献1には、操作制御される仮想空間における仮想物体を仮想手で把持した場合等の触覚及び力覚を、操作者に適正に提示することが記載されている。
特許文献2には、三次元位置情報を用いたゲームを実行するゲームシステムであり、陶芸ゲームプログラムについての記載がある(特に、特許文献2の請求項14参照)。
特許文献3には、現実に存在する地球を中心とした宇宙空間を三次元レベルで創造した仮想空間世界を三次元仮想現実空間画像で表示する仮想現実空間提供手段を有することが記載されている。
特許文献4には、ユーザの生体情報を取得し、予め登録された第1の生体特徴と照合し、変形(回転、伸縮)した生体情報を補正することが記載されている。
特開2016−24707号公報 特開2011−83461号公報 特開2007−226614号公報 特開2015−949684号公報
例えば、仮想陶芸において、造形終了時の造形物を三次元造形装置で造形することはできるが、造形途中で気になった造形物を遡って造形することはできない。また、遡る時期を特定する情報がない。
本発明は、造形中の使用者の生体情報に基づいて特徴点を抽出し、特徴点抽出時の仮想造形データを用いて造形することができる造形対象抽出制御装置、造形対象抽出制御プログラムを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、造形物を仮想造形する三次元仮想現実空間を提供する仮想造形制御装置から前記造形物を仮想造形している期間中に使用者から得た生体情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した生体情報において特徴的な時期を抽出し、抽出した時期に仮想造形している造形物の画像データを三次元造形候補として記憶手段に記憶する制御を行う制御手段と、前記記憶手段に記憶された画像データの中から、特徴的な時期に対応する画像データを読み出して、三次元造形装置による三次元造形物の造形を指示する指示手段と、を有する造形対象抽出制御装置である。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記記憶手段には、仮想造形開始から終了までの期間で複数の画像データが記憶可能であり、複数の画像データが記憶されている場合には、自動又は手動で画像データを選択する。
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記特徴的な時期の内、前記生体情報の変化量が最も大きい時期の画像データを自動選択する。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、前記制御手段は、前記生体情報とは別に、使用者が造形中に指定した時期の画像データを抽出し、記憶する。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の発明において、前記仮想造形制御装置が、前記使用者が装着可能であり、前記造形物の画像が、当該造形物を造形している使用者の手の画像の動きに応じて変形していく動画像を表示する表示装置、及び、前記生体情報を検出する生体情報検出手段を備えたヘッドセットインターフェイスと、前記表示装置に表示される動画像に伴って、使用者の手に、力覚及び触覚を提示する力触覚提示装置と、を有している。
請求項6に記載の発明は、コンピュータを請求項1〜請求項5の何れか1項記載の造形対象抽出制御装置として実行させる造形対象抽出制御プログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、造形中の使用者の生体情報に基づいて特徴点を抽出し、特徴点抽出時の仮想造形データを用いて造形することができる。
請求項2に記載の発明によれば、複数の仮想造形データから選択することができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の仮想造形データから、最も特徴のある仮想造形データを自動的に選択することができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数の仮想造形データから、使用者が希望する優先度を考慮して選択することができる。
請求項5に記載の発明によれば、仮想造形を簡便に実現することができる。
請求項6に記載の発明によれば、造形中の使用者の生体情報に基づいて特徴点を抽出し、特徴点抽出時の仮想造形データを用いて造形することができる。
本実施の形態に係る造形対象抽出制御装置を含む仮想陶芸を実行するためのシステム図である。 本実施の形態に係る陶芸用UIの構成を示す概略図である。 本実施の形態に係るヘッドセットの表示装置で表示される仮想陶芸空間の画像の正面図である。 (A)〜(G)は本実施の形態に適用可能な三次元造形装置の概略図である。 本実施の形態に係る造形対象抽出制御装置において実行される、使用者の特徴点抽出制御、並びに、抽出した特徴点に基づく仮想陶芸実行期間中の三次元造形物の選択制御のためのブロック図である。 本実施の形態に係る仮想陶芸のタイムラインに沿った三次元造形物の変形遷移状態と生体情報との関係を示すタイミングチャートである。 本実施の形態に係る造形対象抽出制御装置において実行される、使用者の特徴点抽出制御、並びに、抽出した特徴点に基づく仮想陶芸実行期間中の三次元造形物の選択制御の流れを示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係る造形対象抽出制御装置10の概略図である。
造形対象抽出制御装置10は、マイクロコンピュータ12を有しており、マイクロコンピュータ12は、CPU12A、RAM12B、ROM12C、入出ポート12D(I/O12D)、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス12Eを備えている。
I/O12Dには、大規模記録媒体としてのハードディスク14が接続されている。ハードディスク14は、仮想陶芸制御装置16(後述)で生成された三次元造形情報を一時的に格納する。
ROM12Cには、造形対象物抽出制御のためのプログラムが記録されており、造形対象抽出制御装置10が起動すると、ROM12Cから当該プログラムが読み出され、CPU12Aによって実行される。なお、造形対象抽出制御プログラムは、ROM12Cの他、ハードディスク14や他の記録媒体に記録しておいてもよい。
(陶芸用UI)
また、I/O12Dには、I/F17を介して仮想陶芸制御装置16が接続されている。
仮想陶芸制御装置16には、陶芸用UI18が接続されている。陶芸用UI18は、ヘッドセット20と力触覚提示装置22とを備えている。陶芸用UI18は、所謂仮想陶芸の実行に際し、利用者の手の動きに合わせて、力触覚を伝える機能を有している。
図2には、陶芸用UI18を使用者24が装着した装着例が示されている。
ヘッドセット20は、使用者24に対して視覚を通じて情報を伝達するためのゴーグル26と、使用者24に対して聴覚を通じて情報を伝達するためのヘッドホン28と、ゴーグル26とヘッドホン28とを使用者24の頭部に装着するためのベルトユニット30と、を備える。
ゴーグル26は表示装置26Aを備えており、仮想陶芸制御装置16の制御により、表示装置26Aに陶芸用の仮想空間を表示する。
また、ヘッドホン28はスピーカ28Aを備えており、仮想陶芸制御装置16の制御により、仮想空間上での陶芸作業中の音声を出力する。
ベルトユニット30には、生体情報センサ32が取り付けられている。生体情報センサ32は、使用者の心拍数、血圧、体温及び発汗量等を含む生体情報を検出する機能を有している。生体情報センサ32は、単数に限らず複数個取り付けてもよく、取り付け位置もベルトユニット30に限定されず、使用者24の身体の適宜箇所に取り付けてもよい。
生体情報センサ32で検出した信号は、仮想陶芸制御装置16を介して、造形対象抽出制御装置10へ送出されて解析されることで、例えば、使用者が刺激を受けた特徴点を抽出するためのファクタとして利用されるようになっている。なお、刺激を受けるとは、仮想空間に表示される画像(自身が仮想空間で行った陶芸経緯画像)の中で、生体情報の信号に変化があることを言い、特徴点の抽出とは、当該信号の変化が予め定めたしきい値を超えたことをいう。
一方、陶芸用UI18の力触覚提示装置22は、使用者の手(ここでは、両手)に装着するための支持体としてグローブ34を備えている。
グローブ34には、複数の触覚提示用アクチュエータ36と、複数の力覚提示用アクチュエータ38と、が取り付けられている。触覚提示用アクチュエータ36は、仮想陶芸制御装置16の制御により、仮想陶芸で陶芸作業中の資材(仮想粘土)に触れた感触を使用者24の手に伝達する。また、力覚提示用アクチュエータ38は、仮想陶芸制御装置16の制御により、仮想陶芸で陶芸作業中の資材を変形させたときの力加減を使用者24の手に伝達する。
また、グローブ34には、複数のモーションキャプチャ40が取り付けられており、使用者24の手の動きを検出し、当該検出信号は、仮想陶芸制御装置16へ送出されるようになっている。
仮想陶芸制御装置16では、使用者24の手の動きと、仮想陶芸区間画像とを同期させることで、表示装置26Aに使用者24の手画像(仮想手画像)を表示させることで、使用者24は、視覚、聴覚、触覚を通じて仮想陶芸を体感することが可能となる(図3参照)。なお、本実施の形態では、視覚、聴覚、触覚を通じて仮想陶芸を体感させているが、他の五感(味覚、嗅覚)を取り入れることを否定するものではない。
(三次元造形装置)
図1に示される如く、I/O12Dには、I/F42を介して三次元造形制御装置44が接続されている。三次元造形制御装置44には、三次元造形装置46が接続されている。三次元造形制御装置44では、前記仮想陶芸制御装置16で生成される三次元造形情報に基づいて、三次元造形装置46を制御して、実物の三次元造形物を造形する。なお、図1では、三次元造形制御装置44には、1個(1種類)の三次元造形装置46が接続された例を示しているが、複数個(複数種類)の三次元造形装置46を一括制御するようにしてもよい。例えば、異なる造形方式で造形する複数種類の三次元造形装置46を一括管理し、用途に合った三次元造形装置46を選択して、造形を指示するようにしてもよい。
造形方式としては、結合剤噴射方式、指向性エネルギー堆積方式、材料押出方式、材料噴射方式、粉末床溶融結合方式、シート積層方式、及び液槽光重合方式等がある。
図4(A)〜(G)に、造形方式の種類及び機能と、それぞれの造形方式に適合する材料の関係の一例を示す。
(1)結合剤噴射方式
図4(A)に示される如く、結合剤噴射方式の三次元造形装置46Aは、液状の結合剤50を粉末床52に噴射して選択的に固化させる方式である。材料例として、石膏、セラミックス、砂、カルシウム、プラスティックが挙げられる。
(2)指向性エネルギー堆積方式
図4(B)に示される如く、指向性エネルギー堆積方式の三次元造形装置46Bは、材料54を供給しつつ、ビーム56等を集中させることによって熱の発生位置を制御し、材料54を選択的に溶融、結合させる方式である。材料例として、金属が挙げられる。
(3)材料押出方式
図4(C)に示される如く、材料押出方式の三次元造形装置46Cは、流動性のある材料58をノズル60から押し出し、堆積させると同時に固化させる方式である。材料例として、ABS(アクリニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、PLA(ポリ乳酸)、ナイロン12、PC(ポリカーボネイト)、PPSF(ポリフェニルスルホン)が挙げられる。
(4)材料噴射方式
図4(D)に示される如く、材料噴射方式の三次元造形装置46Dは、材料の液滴62を噴射し、選択的に堆積し固化させる方式である。三次元造形装置46Dは、その代表的なインクジェット法による造形方式である。材料例として、UV硬化樹脂、脂、ワックス、ハンダが挙げられる。
(5)粉末床溶融結合方式
図4(E)に示される如く、粉末床溶融結合方式の三次元造形装置46Eは、粉末を敷いたある領域64をレーザ66から照射される熱エネルギーによって選択的に溶融結合させる方式である。材料例として、エンジニアリングプラスティック、ナイロン、金属が挙げられる。
(6)シート積層方式
図4(F)に示される如く、シート積層方式の三次元造形装置46Fは、シート状の材料68を接着させる方式である。材料例として、紙、樹脂シート、アルミシートワックス、ハンダが挙げられる。
(7)液槽光重合方式
図4(G)に示される如く、液槽光重合方式の三次元造形装置46Gは、タンク70に貯められる液状の光硬化性樹脂72を光重合によって選択的に硬化させる方式である。材料例として、UV硬化樹脂が挙げられる。
なお、上記(1)〜(7)に示した造形方式の異なる7種類の三次元造形装置46A〜Gは、選択的に、造形メーカーが所有する。また、図4では、上記(1)〜(7)に示す造形方式を示したが、この(1)〜(7)とは異なる造形方式の三次元造形装置であってもよい。
(FAVフォーマットの概略)
三次元造形物を造形するための三次元造形情報(造形フォーマットデータ)は、FAV(fabricatable voxel)フォーマットで保存されたボクセルデータが好ましい。
FAVフォーマットでは、三次元モデルデータの外部形状だけでなく、内部構造、使用する材料、接合強度等の様々な属性を保持する。三次元モデルデータの外観及び内側を問わず、デザイナーが思った通りに、隅々まで、徹底的に、精密かつ緻密にデザイン可能であり、それをデータとして保存し得ることを担保している。
FAVフォーマットは、ボクセルデータをベースに構成されている。
ボクセルとは三次元的な画素値である。二次元的な画素値であるピクセルを平面的に配置することで、画像を形成するように、三次元的な画素値であるボクセルを立体的に配置することで、物体を形成する。
すなわち、FAVフォーマットは以下の条件を備えた三次元モデルデータである。
(条件1) 三次元モデルデータの外部及び内部を問わず、形状、材料、色、接合強度等といったものづくりに必要な情報が立体的な位置ごとに明確に定義されていること。
(条件2) 三次元モデルデータのデザイン(CAD)、解析(CAE)、検査(CAT)を、データ変換することなく統一的、かつ双方向的に行うことができること。
FAVフォーマットは、材料の情報を持たせることができるため、造形方式の選定が容易となる。
(造形対象抽出制御装置10の機能)
図5は、造形対象抽出制御装置10において実行される、使用者24の特徴点抽出制御、並びに、抽出した特徴点に基づく仮想陶芸実行期間中の三次元造形物の選択制御のためのブロック図が示されている。なお、図5の各ブロックは、造形対象抽出制御装置10の特徴点抽出制御及び選択制御に特化して、機能別に分類したものであり、造形対象抽出制御装置10のハード構成を限定するものではない。
生体情報解析部74は、仮想陶芸制御装置16から生体情報を取得し、当該生体情報を解析することで、特徴点を抽出する。
生体情報センサ32で検出した信号を解析されることで、例えば、使用者が刺激を受けた特徴点を抽出する。
さらに詳しく言えば、生体情報が心拍数の場合は心拍数、体温、発汗量の何れかがしきい値を超えた時期を特徴点として抽出する。なお、2以上のファクタがしきい値を超えたことを条件に特徴点としてもよい。
生体情報解析部74は、タイムライン情報取込部76及びタイムライン情報記憶部78に接続され、特徴点を抽出した時点で抽出信号を送出する。
タイムライン情報取込部76は、生体情報解析部74から抽出信号を受けた時点の陶芸作業経過情報(タイムライン情報)を取得して、タイムライン情報記憶部78に送出する。
タイムライン情報記憶部78では、生体情報解析部74から抽出信号を受けた時期と同期するタイムライン情報(特徴点抽出時期)を記憶する。以下、抽出した特徴点に同期して記憶されるタイムライン情報を同期情報という。同期情報は1つに限らず、タイムライン情報記憶部78には、陶芸作業期間中に、複数の同期情報が記憶される場合がある。
一方、仮想陶芸制御装置16からは選択部80へ陶芸作業情報(主として、陶芸開始と陶芸終了の時期、並びに、三次元造形情報)を送出しており、陶芸作業が終了すると、タイムライン情報記憶部78に記憶されたタイムライン情報(同期情報)を選択する。なお、選択は2以上の同期情報が存在する場合を想定しているが(図6の特徴点A〜特徴点C参照)、1つの同期情報の場合は、当該1つの同期情報が選択されることになる。
選択部80での選択は、自動選択及び手動選択の何れであってもよい。自動選択の場合は、例えば、最も生体情報のピーク値が大きい特徴点(図6の特徴点B参照)を選択する。また、手動選択の場合は、図6の特徴点A〜特徴点Cの内の何れを選択してもよいし、タイムライン上の開始時期からN番目の時期の特徴点、N番目の大きさのピーク値の特徴点等、選択の条件を入力してもよい(Nは正の整数)。
選択部80で同期情報が選択されると、仮想陶芸制御装置16から、選択された同期情報(タイムライン情報)と一致する時期の三次元造形情報を取り込み、三次元造形制御装置44へ送出する。
三次元造形制御装置44では、三次元造形装置46を制御して、三次元造形を実行する。
以下に本実施の形態の作用を図7のフローチャートに従い説明する。
図7は、本実施の形態に係る造形対象抽出制御装置10において実行される、使用者24の特徴点抽出制御、並びに、抽出した特徴点に基づく仮想陶芸実行期間中の三次元造形物の選択制御の流れを示すフローチャートである。
ステップ100では、仮想陶芸制御装置16において、仮想陶芸が開始されたか否かを判断し、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ100で肯定判定されると、仮想陶芸が開始されたと判断し、ステップ102へ移行して、タイムラインの計時を開始する。
仮想陶芸では、使用者24が、陶芸用UI18を装着する。
すなわち、使用者24の頭部にはヘッドセット20を装着し、使用者24の手にはグローブ34(力触覚提示装置22)を装着する。
ヘッドセット20の表示装置26Aには、仮想陶芸制御装置16の制御により陶芸用の仮想空間を表示される。スピーカ28Aからは、仮想陶芸空間で発せられる音が出力される。
力触覚提示装置22の触覚提示用アクチュエータ36は、仮想陶芸で陶芸作業中の資材(仮想粘土)に触れた感触を使用者24の手に伝達する。
また、力触覚提示装置22の力覚提示用アクチュエータ38は、仮想陶芸で陶芸作業中の資材を変形させたときの力加減を使用者24の手に伝達する。
グローブ34に取り付けられたモーションキャプチャ40は、使用者24の手の動きを検出し、当該使用者24の手の動きと、仮想陶芸区間画像とを同期させて表示装置26Aに表示する。
表示装置26Aには、図3に示される如く、仮想造形空間と使用者24の動きに合わせた仮想手画像が表示されるため、使用者24は、臨場感を持って仮想陶芸を実行することが可能となる。
ここで、本実施の形態のヘッドセット20のベルトユニット30には、生体情報センサ32が取り付けられ、造形作業期間中(タイムライン起動中)に、適宜使用者24の生体情報を検出する。
生体情報センサ32は、一例として、使用者の心拍数、血圧、体温及び発汗量等を含む生体情報を検出する。
図7に示される如く、ステップ102でタイムラインの計時を開始すると、ステップ104へ移行して、生体情報センサ32で検出した生体情報を仮想陶芸制御装置16から取り込み、次いで、ステップ106へ移行して、予め記憶したしきい値を読み出してステップ108へ移行する。ステップ108では、取り込んだ生体情報としきい値とを比較する。
次のステップ110では、ステップ108での比較の結果、特徴点か否かを判断する。本実施の形態では、取り込んだ生体情報がしきい値を超える場合に特徴点とする。
ステップ110で肯定判定された場合は、特徴点であると判断し、ステップ112へ移行して現タイムライン情報を特徴点として記憶し(同期情報)、ステップ114へ移行する。また、ステップ110で否定判定された場合は、特徴点ではないと判断し、ステップ114へ移行する。
ステップ114では、仮想陶芸作業が終了したか否かを判断し、否定判定された場合は、生体情報の検出を継続するべく、ステップ104へ移行して、上記工程を繰り返す。
また、ステップ114で肯定判定された場合は、仮想陶芸作業が終了したと判断され、ステップ116へ移行して、タイムライン計時を終了し、次いでステップ118へ移行して、特徴点(同期情報)の選択処理を実行する。
すなわち、生体情報においてしきい値を超える点(特徴点)は、1つであるとは限らず、図6に示される如く、複数(図6では、特徴点A〜特徴点C)存在する場合がある。
そこで、選択部80での自動選択は、例えば、最も生体情報のピーク値が大きい特徴点(図6の特徴点B参照)を選択するようにしてもよい。また、手動選択の場合は、図6の特徴点A〜特徴点Cの内、タイムライン上の開始時期からN番目の時期の特徴点、N番目の大きさのピーク値の特徴点等、選択の条件を入力してもよい(Nは正の整数)。
次のステップ120では、選択した同期情報と一致する時期の三次元造形情報を取り込み、次いでステップ122へ移行して、三次元造形制御装置44へ、三次元造形装置46による三次元造形情報に基づく造形を実行するように指示し、このルーチンは終了する。
本実施の形態では、仮想の造形を仮想陶芸としたが、陶芸に限るものではない。例えば、金属や合成樹脂等の様々な資材の加工作業を仮想現実空間で実行し、当該加工途中の造形物を三次元造形するようにしてもよい。加工作業としては、家屋やビルの建築模型を製作する仮想現実空間、車両の設計段階の意匠模型を製作する仮想現実空間、プラモデルや造花等の趣味の造形物を組み立てたり製作する仮想現実空間において、製作途中の特徴点を抽出して、造形するようにしてもよい。
10 造形対象抽出制御装置
12 マイクロコンピュータ
12A CPU
12B RAM
12C ROM
12D 入出力ポート(I/O)
12E バス
14 ハードディスク
16 仮想陶芸制御装置
17 I/F
18 陶芸用UI
20 ヘッドセット
22 力触覚提示装置
24 使用者
26 ゴーグル
28 ヘッドホン
30 ベルトユニッ
26A 表示装置
28A スピーカ
32 生体情報センサ
34 グローブ
36 触覚提示用アクチュエータ
38 力覚提示用アクチュエータ
40 モーションキャプチャ
42 I/F
44 三次元造形制御装置
46 三次元造形装置
50 結合剤
52 粉末床
54 材料
56 ビーム
58 材料
60 ノズル
62 液滴
64 領域
66 レーザ
68 材料
70 タンク
72 光硬化性樹脂
74 生体情報解析部
76 タイムライン情報取込部
78 タイムライン情報記憶部
80 選択部

Claims (6)

  1. 造形物を仮想造形する三次元仮想現実空間を提供する仮想造形制御装置から前記造形物を仮想造形している期間中に使用者から得た生体情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した生体情報において特徴的な時期を抽出し、抽出した時期に仮想造形している造形物の画像データを三次元造形候補として記憶手段に記憶する制御を行う制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データの中から、特徴的な時期に対応する画像データを読み出して、三次元造形装置による三次元造形物の造形を指示する指示手段と、
    を有する造形対象抽出制御装置。
  2. 前記記憶手段には、仮想造形開始から終了までの期間で複数の画像データが記憶可能であり、
    複数の画像データが記憶されている場合には、自動又は手動で画像データを選択する請求項1記載の造形対象抽出制御装置。
  3. 前記特徴的な時期の内、前記生体情報の変化量が最も大きい時期の画像データを自動選択する請求項2記載の造形対象抽出制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記生体情報とは別に、使用者が造形中に指定した時期の画像データを抽出し、記憶する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の造形対象抽出制御装置。
  5. 前記仮想造形制御装置が、
    前記使用者が装着可能であり、前記造形物の画像が、当該造形物を造形している使用者の手の画像の動きに応じて変形していく動画像を表示する表示装置、及び、前記生体情報を検出する生体情報検出手段を備えたヘッドセットインターフェイスと、
    前記表示装置に表示される動画像に伴って、使用者の手に、力覚及び触覚を提示する力触覚提示装置と、
    を有する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の造形対象抽出制御装置。
  6. コンピュータを
    請求項1〜請求項5の何れか1項記載の造形対象抽出制御装置として実行させる
    造形対象抽出制御プログラム。
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WO2021049304A1 (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

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