JP2019044860A - Differential device - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書によって開示される技術は、デファレンシャル装置に関する。 The technology disclosed by the present specification relates to a differential device.
車両に搭載されるデファレンシャル装置は、ドライブピニオン及びリングギアによってドライブシャフトの軸線周りに回転可能とされるデファレンシャルケースと、デファレンシャルケースに固定されたピニオンシャフトと、ピニオンシャフトに対して回転可能に装着されたピニオンギアと、ドライブシャフトに装着されてピニオンギアに対して噛み合うサイドギアとを備えている。 The differential device mounted on the vehicle is rotatably mounted to the differential case rotatable about the axis of the drive shaft by the drive pinion and the ring gear, the pinion shaft fixed to the differential case, and the pinion shaft And a side gear mounted on the drive shaft and meshing with the pinion gear.
上記のデファレンシャル装置においては、デファレンシャルケースの回転に伴って潤滑油がピニオンシャフトとピニオンギアとの間に入り込むことで、ピニオンシャフトとピニオンギアとの摺接部分での焼き付きの発生が抑制されている。 In the above differential device, the occurrence of seizing at the sliding contact portion between the pinion shaft and the pinion gear is suppressed by the lubricating oil entering between the pinion shaft and the pinion gear as the differential case rotates. .
ピニオンシャフトとピニオンギアとの隙間への潤滑油の供給を促すために、ピニオンシャフトの外周面に潤滑油溝を設ける構成が提案されている(特許文献1参照)。 In order to promote the supply of lubricating oil to the gap between the pinion shaft and the pinion gear, a configuration in which a lubricating oil groove is provided on the outer peripheral surface of the pinion shaft has been proposed (see Patent Document 1).
上記のように、ピニオンシャフトの外周面に潤滑油溝を設ける構成であっても、ピニオンシャフトとピニオンギアとの摺接部分での焼き付きの発生を確実に防ぐことは難しく、高価な表面処理等を併用する必要があった。 As described above, even in the configuration in which the lubricating oil groove is provided on the outer peripheral surface of the pinion shaft, it is difficult to reliably prevent the occurrence of seizing at the sliding contact portion between the pinion shaft and the pinion gear, and expensive surface treatment etc. Needed to be used in combination.
本明細書によって開示されるデファレンシャル装置は、ピニオンシャフトと、前記ピニオンシャフトが挿通される挿通孔を有し、前記ピニオンシャフトに対して回転可能に装着されるピニオンギアとを備え、前記ピニオンシャフトが、大径部と、前記大径部に隣接して配置され、前記大径部よりも小さな径を有する小径部とを備え、前記大径部が、前記小径部と隣接して配置され、前記大径部の外周面と前記小径部の外周面とをつなぐ段差面を有するとともに、前記大径部の外周面から凹み、前記段差面に開口する油供給凹部を有しており、前記ピニオンギアが、前記ピニオンシャフトにおいて前記段差面が配置された部分を囲むように装着されている。 A differential device disclosed by the present specification includes a pinion shaft, and a pinion gear having an insertion hole through which the pinion shaft is inserted, the pinion gear being rotatably attached to the pinion shaft, the pinion shaft comprising: A large diameter portion, and a small diameter portion disposed adjacent to the large diameter portion and having a diameter smaller than the large diameter portion, the large diameter portion being disposed adjacent to the small diameter portion, A stepped surface connecting the outer peripheral surface of the large diameter portion and the outer peripheral surface of the small diameter portion, and an oil supply recess recessed from the outer peripheral surface of the large diameter portion and opening in the stepped surface However, the pinion shaft is mounted so as to surround a portion where the step surface is disposed.
上記の構成によれば、小径部の外周面に付着した潤滑油が、小径部の外周面とピニオンギアの挿通孔の内周面との隙間に入り込み、さらに、油供給凹部の内部に入り込む。これにより、ピニオンシャフトとピニオンギアとの間に潤滑油が供給されやすくなり、ピニオンシャフトとピニオンギアとの摺接部分での焼き付きを抑制することができる。 According to the above configuration, the lubricating oil attached to the outer peripheral surface of the small diameter portion enters the gap between the outer peripheral surface of the small diameter portion and the inner peripheral surface of the insertion hole of the pinion gear, and further enters the oil supply recess. As a result, lubricating oil is easily supplied between the pinion shaft and the pinion gear, and seizure at the sliding contact portion between the pinion shaft and the pinion gear can be suppressed.
上記の構成において、前記油供給凹部が、前記大径部の軸線に平行な底面と、前記底面から前記大径部の外周面まで延びる立設面によって規定される凹部であり、前記底面が、前記小径部の外周面によって構成される曲面に対する接平面に含まれる面であっても構わない。 In the above configuration, the oil supply recess is a recess defined by a bottom surface parallel to the axis of the large diameter portion and a standing surface extending from the bottom surface to the outer peripheral surface of the large diameter portion, and the bottom surface is It may be a surface included in a tangent plane to a curved surface formed by the outer peripheral surface of the small diameter portion.
このような構成によれば、油供給凹部の底面が、小径部の外周面に対して段差のない部分を有することとなるから、小径部の外周面に付着した潤滑油を油供給凹部の内部にスムーズに進入させることができ、ピニオンシャフトとピニオンギアとの摺接部分での焼き付きを効果的に抑制することができる。 According to such a configuration, since the bottom surface of the oil supply recess has a portion without a step with respect to the outer peripheral surface of the small diameter portion, the lubricating oil attached to the outer peripheral surface of the small diameter portion is the inside of the oil supply recess It can be made to enter smoothly, and the seizure at the sliding contact portion between the pinion shaft and the pinion gear can be effectively suppressed.
上記の構成において、前記段差面が、小径部から大径部に向かうにつれて外側に広がるように傾斜するテーパ面となっていても構わない。 In the above configuration, the step surface may be a tapered surface which is inclined so as to spread outward as it goes from the small diameter portion to the large diameter portion.
このような構成によれば、段差面が、小径部の外周面に対して垂直に立設されている場合と比較して、潤滑油を、大径部と挿通孔の内周面との隙間にスムーズに進入させることができ、ピニオンシャフトとピニオンギアとの摺接部分での焼き付きを効果的に抑制することができる。 According to such a configuration, as compared with the case where the step surface is erected perpendicularly to the outer peripheral surface of the small diameter portion, the lubricating oil is used as a clearance between the large diameter portion and the inner peripheral surface of the insertion hole. It can be made to enter smoothly, and the seizure at the sliding contact portion between the pinion shaft and the pinion gear can be effectively suppressed.
本明細書によって開示されるデファレンシャル装置によれば、ピニオンシャフトとピニオンギアとの摺接部分での焼き付きの発生を抑制することができる。 According to the differential device disclosed by the present specification, the occurrence of the burn-in at the sliding contact portion between the pinion shaft and the pinion gear can be suppressed.
実施形態を図1〜図9を参照しつつ説明する。本実施形態のデファレンシャル装置1は、自動車などの車両に搭載されるものであって、例えば車両がカーブを曲がる時などにおいて、左右の車輪にトルクを与えつつ、左右の車輪の回転数を調整するための装置である。
Embodiments will be described with reference to FIGS. 1 to 9. The
デファレンシャル装置1は、図1に示すように、図示しないエンジンからプロペラシャフト41に伝達された動力を、左右の車輪の回転軸である一対のドライブシャフト(アスクルシャフト)43、43に対して伝達する装置であり、車両の走行に伴って各ドライブシャフト43に作用する負荷に応じて各ドライブシャフト43に対して適切な回転数を付与する。
As shown in FIG. 1, the
このデファレンシャル装置1は、リングギア23と、デファレンシャルケース(デフケース)10と、ピニオンシャフト(デファレンシャルピニオンシャフト、デフピニオンシャフト)30と、一対のピニオンギア(デファレンシャルピニオンギア、デフピニオンギア)21、21と、一対のサイドギア24、24とを備える。
The
リングギア23は、図1に示すように、プロペラシャフト41の端部に装着されるドライブピニオン42に対して噛み合うギアである。
The
デファレンシャルケース10は、例えば鋳造によって成形された部材であって、図1に示すように、枠状部11と、フランジ部14とを備えている。枠状部11は、矩形の枠状をなしており、枠を構成する4つの壁部は、互いに平行な一対の第1壁部12、12と、第1壁部12、12に対して垂直に配置され、第1壁部12、12の端部同士を連結する一対の第2壁部13、13とで構成されている。フランジ部14は、一方の第1壁部12と同一平面上に、外向きに延びる板状の部分である。
The
一対の第1壁部12、12は、それぞれ、ドライブシャフト挿通孔15を有している。各ドライブシャフト43は、一端部が、各ドライブシャフト挿通孔15に挿通されて枠状部11の内部に突出している。一対のドライブシャフト43、43は、互いに同軸に配されている。また、一対の第2壁部13、13は、それぞれ、ピニオンシャフト30を装着するためのピニオンシャフト装着孔16を有している。フランジ部14には、上記したリングギア23が、枠状部11を囲むように装着・固定されており、それによりデファレンシャルケース10は、ドライブピニオン42によってリングギア23が回転されるのに伴って、ドライブシャフト43の軸線周りに回転される。
Each of the pair of
デファレンシャルケース10の内部には、図1に示すように、ピニオンシャフト30、一対のピニオンギア21、21および、一対のサイドギア24、24が収容されている。
Inside the
ピニオンシャフト30は、図3に示すように、全体として円柱状をなすとともに、図1に示すように、その両端部分がそれぞれピニオンシャフト装着孔16に挿通された形で2つの第2壁部13、13の間に渡され、デファレンシャルケース10に対して図示しない固定手段によって固定されている。ピニオンシャフト30は、軸線がドライブシャフト43の軸線に対して直交する関係となっており、デファレンシャルケース10の回転に伴ってドライブシャフト43の軸線周りに回転されるようになっている。
The
ピニオンギア21は、図1に示すように、ピニオンシャフト30に対してその軸線周りに回転可能な形で装着されるギアであって、ピニオンシャフト30が挿通されるピニオンシャフト挿通孔22(挿通孔に該当)を有している。ピニオンシャフト挿通孔22の内周面とピニオンシャフト30の外周面との間には、潤滑油の油膜が介在しており、ピニオンギア21は、いわゆる「すべり軸受構造」でもってピニオンシャフト30によって回転可能に軸支されている。ピニオンギア21は、ピニオンシャフト30がデファレンシャルケース10と共に回転するのに伴って、ピニオンシャフト30の軸線周りに自転するとともに、ドライブシャフト43の軸線周りに公転する。
The
一対のサイドギア24、24のそれぞれは、図1に示すように、一対のドライブシャフト43、43のそれぞれに装着されるとともに、2つのピニオンギア21、21に噛み合うギアである。各サイドギア24は、各ドライブシャフト43に対してスプライン嵌合などによって連結・固定されており、ドライブシャフト43と共にその軸線周りに回転可能とされる。各サイドギア24は、2つのピニオンギア21、21から伝達された回転力によって各ドライブシャフト43の軸線周りに回転される。各サイドギア24の回転に伴って各ドライブシャフト43も同じ軸線周りに回転され、車両における左右の車輪が所定の回転数でもって回転される。
As shown in FIG. 1, each of the pair of
ここで、車両の走行状態に応じて2つのドライブシャフト43、43に作用する負荷は変化するものとされ、例えば車両が右にカーブするときは右側のドライブシャフト43の負荷が高くなり、逆に車両が左にカーブするときは左側のドライブシャフト43の負荷が高くなる。このように2つのドライブシャフト43、43に作用する負荷に差異が生じた場合には、2つのピニオンギア21、21がドライブシャフト43、43の軸線周りに回転(公転)するのに加えてピニオンシャフト30の軸線周りにも回転(自転)し、それにより一対のサイドギア24、24のうちの高負荷側には相対的に少ない回転数が、低負荷側には相対的に多い回転数がそれぞれ付与される。これにより、高負荷側の車輪が空転することなどが避けられ、車両の安定的な走行が担保される。なお、2つのドライブシャフト43、43に作用する負荷が同等であれば、2つのピニオンギア21、21は、ドライブシャフト43、43の軸線周りに回転(公転)するものの、ピニオンシャフト30の軸線周りには殆ど回転(自転)せず、2つのサイドギア24、24に対して同等の回転数を付与する。
Here, the load acting on the two
さて、ピニオンシャフト30は、図3に示すように、軸線方向の両端部がそれぞれ大径部31、31となっており、2つの大径部31、31に挟まれた中央部分が小径部32となっている。2つの大径部31、31は互いに等しい径を有する円柱状であり、小径部32は、大径部31、31よりも少し小さな径を有する円柱状である。2つの大径部31、31と小径部32とは、同軸に配置されている。2つの大径部31、31は、それぞれ、小径部32と隣接し、大径部31の外周面と小径部32の外周面とをつなぐ段差面33を有している。段差面33は、図9に示すように、全周にわたって、小径部32から大径部31、31に向かうにつれて外側に広がるように傾斜するテーパ面となっている。
Now, as shown in FIG. 3, both ends in the axial direction of the
2つの大径部31、31は、それぞれ、2つずつの油供給凹部34を有している。各大径部31において、2つの油供給凹部34、34は、図6に示すように、それぞれ、ピニオンシャフト30の周方向について、約180度の角度間隔を空けた位置(互いに背中合わせとなる位置)に配置されている。
The two
油供給凹部34は、図3に示すように、大径部31の外周面から内側に向かって凹む凹部であって、小径部32に隣接して配置され、段差面33に開口部35を有している。油供給凹部34は、大径部31において、小径部32に隣接する一部を削ったような形状を有しており、図3に示すように、ピニオンシャフト30の軸線に平行な底面36と、小径部32と反対側の端部において、この底面36から大径部31の外周面まで延びる奥面37とによって規定されている凹部である。底面36は、図6に示すように、小径部32の外周面によって構成される曲面に対する接平面Fに含まれる面となっており、小径部32の外周面に対して段差のない部分(図3に一点鎖線Lで示す部分)を有している(図8を併せて参照)。
The
各ピニオンギア21、21は、図4および図5に示すように、ピニオンシャフト30において各段差面33が配置された部分を囲むように装着されており、大径部31において段差面33およびこれに隣接する部分と、小径部32において段差面33に隣接する部分とが、ピニオンシャフト挿通孔22の内部に位置することとなる。小径部32の外周面、および、油供給凹部34の底面36は、図6および図7に示すように、ピニオンシャフト挿通孔22の内周面に対して隙間を有して配されることとなり、この隙間に、潤滑油が進入できるようになっている。
As shown in FIGS. 4 and 5, each
ピニオンシャフト30に供給され、小径部32の外周面に付着した潤滑油は、デファレンシャルケース10及びピニオンシャフト30がドライブシャフト43、43の軸線周りに回転(公転)されるのに伴って作用する遠心力によって、小径部32の外周面とピニオンシャフト挿通孔22の内周面との隙間に入り込み、さらに、油供給凹部34の内部に入り込んで、大径部31の外周面とピニオンシャフト挿通孔22の内周面との隙間に広がる。これにより、ピニオンシャフト30とピニオンギア21、21との隙間に潤滑油がスムーズに供給され、ピニオンシャフト30とピニオンギア21との摺設部分での焼き付きの発生を抑制することができる。
The lubricating oil supplied to the
以上のように本実施形態によれば、デファレンシャル装置1は、ピニオンシャフト30と、ピニオンシャフト30が挿通されるピニオンシャフト挿通孔22を有し、ピニオンシャフト30に対して回転可能に装着されるピニオンギア21とを備えている。ピニオンシャフト30は、大径部31と、大径部31に隣接して配置され、大径部31よりも小さな径を有する小径部32とを備えている。大径部31は、小径部32と隣接して配置され、大径部31の外周面と小径部32の外周面とをつなぐ段差面33を有するとともに、大径部31の外周面から凹み、段差面33に開口する油供給凹部34を有している。ピニオンギア21は、ピニオンシャフト30において段差面33が配置された部分を囲むように装着されている。
As described above, according to the present embodiment, the
上記の構成によれば、小径部32の外周面に付着した潤滑油が、小径部32の外周面とピニオンギア21のピニオンシャフト挿通孔22の内周面との隙間に入り込み、さらに、油供給凹部34の内部に入り込む。これにより、ピニオンシャフト30とピニオンギア21との間に潤滑油が供給されやすくなり、ピニオンシャフト30とピニオンギア21との摺接部分での焼き付きの発生を抑制することができる。
According to the above configuration, the lubricating oil attached to the outer peripheral surface of the
また、油供給凹部34が、大径部31の軸線に平行な底面36と、底面36から大径部31の外周面まで延びる奥面37によって規定される凹部であり、底面36が、小径部32の外周面によって構成される曲面に対する接平面Fに含まれる面である。
Further, the
このような構成によれば、油供給凹部34の底面36が、小径部32の外周面に対して段差のない部分を有することとなるから、小径部32の外周面に付着した潤滑油を油供給凹部34の内部にスムーズに進入させることができ、ピニオンシャフト30とピニオンギア21との摺接部分での焼き付きを効果的に抑制することができる。
According to such a configuration, since the
さらに、段差面33が、小径部32から大径部31に向かうにつれて外側に広がるように傾斜するテーパ面となっている。
Furthermore, the
このような構成によれば、段差面33が、小径部32の外周面に対して垂直に立設されている場合と比較して、小径部32の外周面に付着した潤滑油を、大径部31とピニオンシャフト挿通孔22の内周面との隙間にスムーズに進入させることができ、ピニオンシャフト30とピニオンギア21との摺接部分での焼き付きを効果的に抑制することができる。
According to such a configuration, the lubricating oil attached to the outer peripheral surface of the
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、2つの大径部31、31が、それぞれ2つずつの油供給凹部34、34を有していたが、油供給凹部の数は上記実施形態の限りではなく、例えば、2つの大径部が、それぞれ1つずつの油供給凹部を有していても構わない。
Other Embodiments
The art disclosed by the present specification is not limited to the embodiments described above with reference to the drawings and the drawings, and includes, for example, various aspects as follows.
(1) In the above embodiment, the two
(2)上記実施形態では、2つの段差面33、33のそれぞれは、全周にわたって、小径部32から大径部31に向かうにつれて外側に広がるように傾斜するテーパ面となっていたが、例えば、段差面の一部のみがテーパ面となっていても構わない。また、段差面がテーパ面になっていなくても構わない。
(2) In the above embodiment, each of the two step surfaces 33, 33 is a tapered surface that is inclined so as to spread outward from the
1…デファレンシャル装置
21…ピニオンギア
22…ピニオンシャフト挿通孔(挿通孔)
30…ピニオンシャフト
31…大径部
32…小径部
33…段差面
34…油供給凹部
35…底面
36…奥面(立設面)
F…接平面
1 ...
30 ...
F ... tangent plane
Claims (3)
前記ピニオンシャフトが挿通される挿通孔を有し、前記ピニオンシャフトに対して回転可能に装着されるピニオンギアとを備え、
前記ピニオンシャフトが、
大径部と、前記大径部に隣接して配置され、前記大径部よりも小さな径を有する小径部とを備え、
前記大径部が、前記小径部と隣接して配置され、前記大径部の外周面と前記小径部の外周面とをつなぐ段差面を有するとともに、前記大径部の外周面から凹み、前記段差面に開口する油供給凹部を有しており、
前記ピニオンギアが、前記ピニオンシャフトにおいて前記段差面が配置された部分を囲むように装着されている、デファレンシャル装置。 With a pinion shaft,
And a pinion gear rotatably mounted on the pinion shaft.
The pinion shaft is
A large diameter portion, and a small diameter portion disposed adjacent to the large diameter portion and having a diameter smaller than the large diameter portion;
The large diameter portion is disposed adjacent to the small diameter portion and has a step surface connecting the outer peripheral surface of the large diameter portion and the outer peripheral surface of the small diameter portion, and is recessed from the outer peripheral surface of the large diameter portion It has an oil supply recess that opens to the step surface,
The differential gear is mounted such that the pinion gear surrounds a portion of the pinion shaft where the stepped surface is disposed.
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Citations (2)
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JPS5919770A (en) * | 1982-07-23 | 1984-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | Lubricating structure for differential gears |
JP2004360807A (en) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Yanagawa Seiki Co Ltd | Differential |
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- 2017-09-01 JP JP2017168475A patent/JP2019044860A/en active Pending
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