JP2019044725A - レシプロ式蒸気機関 - Google Patents

レシプロ式蒸気機関 Download PDF

Info

Publication number
JP2019044725A
JP2019044725A JP2017170192A JP2017170192A JP2019044725A JP 2019044725 A JP2019044725 A JP 2019044725A JP 2017170192 A JP2017170192 A JP 2017170192A JP 2017170192 A JP2017170192 A JP 2017170192A JP 2019044725 A JP2019044725 A JP 2019044725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam engine
expansion chamber
cylinder
working fluid
reciprocating steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017170192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6339731B1 (ja
Inventor
信彦 鈴木
Nobuhiko Suzuki
信彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017170192A priority Critical patent/JP6339731B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6339731B1 publication Critical patent/JP6339731B1/ja
Priority to PCT/JP2018/031130 priority patent/WO2019049677A1/ja
Publication of JP2019044725A publication Critical patent/JP2019044725A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B29/00Machines or engines with pertinent characteristics other than those provided for in preceding main groups
    • F01B29/08Reciprocating-piston machines or engines not otherwise provided for
    • F01B29/10Engines
    • F01B29/12Steam engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K21/00Steam engine plants not otherwise provided for
    • F01K21/02Steam engine plants not otherwise provided for with steam-generation in engine-cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K25/00Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for
    • F01K25/08Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for using special vapours
    • F01K25/10Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for using special vapours the vapours being cold, e.g. ammonia, carbon dioxide, ether
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K7/00Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
    • F01K7/34Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being of extraction or non-condensing type; Use of steam for feed-water heating
    • F01K7/36Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being of extraction or non-condensing type; Use of steam for feed-water heating the engines being of positive-displacement type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

【課題】 作動流体を効率的に加熱して蒸気化する。
【解決手段】
レシプロ式蒸気機関は、シリンダの膨張室を拡張、収縮させることによりピストンを往復運動させるレシプロ式蒸気機関において、前記膨張室に対して作動流体を噴射する噴射部と、前記膨張室に噴射される前の前記作動流体を前記噴射部において加熱する第1加熱部と、を備え、前記膨張室に噴射された前記作動流体が蒸気化して体積が膨張することにより前記膨張室が拡張される、ことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、水等の作動流体をシリンダ内にて蒸気化させてピストンを往復運動させるレシプロ式蒸気機関に関する。
従来、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等に代表される内燃機関はもとより、蒸気タービン等の外燃機関であってもその熱源は化石燃料に依存している。地球資源の保護や排気による大気汚染等を考慮した場合、化石燃料の使用は減少させてゆくことが望ましい。
このため、 内燃機関のシリンダ内にて化石燃料を燃焼させてその体積膨張エネルギを利用する代わりに、シリンダ内にて水等の作動流体を蒸気化させてその体積膨張エネルギを利用する様々な発明が提案されている。
例えば、特許文献1には、シリンダの膨張室に水を噴射する噴射器に対して水を供給する出力管を加熱コイルまたは素子により加熱すること、膨張室にはグロープラグ等の加熱器を設けること等が開示されている。
特表2005−509774号公報
上述した特許文献1のように、化石燃料の代わりに水等の作動流体を用いる場合であっても、作動流体を蒸気化するには加熱する必要があり、加熱のためには化石燃料等に基づくエネルギを要することになる。したがって、水等の作動流体を蒸気化させてその体積膨張エネルギを利用するに際しては、いかにして作動流体を効率的に加熱して蒸気化させるかが重要な課題となる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、作動流体を効率的に加熱して蒸気化できるようにすることを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係るレシプロ式蒸気機関は、シリンダの膨張室を拡張、収縮させることによりピストンを往復運動させるレシプロ式蒸気機関において、前記膨張室に対して作動流体を噴射する噴射部と、前記膨張室に噴射される前の前記作動流体を前記噴射部において加熱する第1加熱部と、を備え、前記膨張室に噴射された前記作動流体が蒸気化して体積が膨張することにより前記膨張室が拡張される、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るレシプロ式蒸気機関は、前記膨張室に噴射された前記作動流体を前記膨張室内にて加熱する第2加熱部と、を備えることができる。
本発明のさらに他の態様に係るレシプロ式蒸気機関は、前記作動流体を高圧化して前記噴射部に供給する高圧化部と、を備えることができる。
本発明のさらに他の態様に係るレシプロ式蒸気機関は、前記シリンダの前記膨張室が収縮したときに前記膨張室を負圧にする負圧部と、を備えることができる。
前記負圧部は、真空ポンプによって前記膨張室内の気体を吸引することにより前記膨張室を負圧にすることができる。
本発明のさらに他の態様に係るレシプロ式蒸気機関は、複数のシリンダを有することができ、前記負圧部は、第1のシリンダの前記膨張室と連結された状態の前記第1のシリンダとは異なる第2のシリンダの膨張室を拡張することにより、前記第1のシリンダの前記膨張室を負圧にすることができる。
前記負圧部は、前記シリンダからの排気を用いて前記膨張室を負圧にすることができる。
本発明のさらに他の態様に係るレシプロ式蒸気機関は、前記シリンダからの排気を用いて発電を行う発電部と、を備えることができる。
本発明のさらに他の態様に係るレシプロ式蒸気機関は、前記シリンダからの排気を用いて前記作動流体を加熱する第3加熱部と、を備えることができる。
前記作動流体は、水、空気、二酸化炭素、アンモニア、アルコール、ペンタン、または代替フロンとすることができる。
本発明によれば、作動流体を効率的に加熱して蒸気化することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
作動流体の一例である水の第1の相図である。 作動流体の一例である水の第2の相図である。 本発明に係る第1の実施の形態であるレシプロ式蒸気機関の構成例を示すブロック図である。 噴射部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図1のレシプロ式蒸気機関による2ストローク動作の例を示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態である多気筒レシプロ式蒸気機関の構成例を示すブロック図である。 多気筒レシプロ式蒸気機関を4気筒とした場合の構成例を示すブロック図である。 図7の4気筒レシプロ式蒸気機関による4ストローク動作の例を示す図である。 本発明に係る第3の実施の形態である複動型レシプロ式蒸気機関の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る複数の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
はじめに、作動流体の一例である水の特性について説明する。なお、本発明に係る各実施の形態で用いる作動流体は水に限られず、空気、二酸化炭素、アンモニア、アルコール、ペンタン、または代替フロン等の可燃性、非可燃性の液体、気体等であってもよい。なお、作動流体を選択するに際しては、蒸発熱の低い物質の方がより効率が良いが、排気が地球環境や人体への健康等に与え得る影響も考慮すべきである。
図1は、作動流体の一例である水の第1の相図を示している。該第1の相図は、温度と圧力と水の相(固相(固体)、液相(液体)、または気相(気体))との関係を示しており、横軸が温度(℃)、縦軸が圧力(atm)を示している。
図2は、作動流体の一例である水の第2の相図を示している。該第2の相図は、熱量(エンタルピ)と温度と水の相との関係を示しており、横軸が熱量(KJ/Kg)、縦軸が温度(℃)を示している。
一般に、水は100℃で蒸気化する(液相から気相に遷移する)とされている。しかしながら厳密には、図1に示されるように、水が100℃で蒸気化するのは、圧力が1.0atm以下の場合であり、圧力が1.0atmよりも高い場合、水は100℃まで加熱しても蒸気化しない(液相から気相に遷移しない)。反対に、圧力が1.0atm以下である場合、水は100℃以下の温度でも蒸気化する。
よって、水を蒸気化する場合、圧力をより下げれば、より蒸気化し易くすることができると言える。
また、一般に、物質の相を遷移させる場合には潜熱が必要であり、特に水の潜熱は大きいことが知られている。具体的には、図2に示されるように、水を液相から気相に遷移させるには、2258KJ/Kgの潜熱が必要とされる。
よって、水を蒸気化する場合、潜熱を越える熱量を与える必要があり、潜熱を越える十分な熱量を与えれば、より蒸気化し易くすることができると言える。
したがって、以下に説明する本発明に係る各実施の形態では、作動流体としての水を蒸気化するに際し、圧力を下げるとともに十分な熱量を与えることができる構成を有している。
以下、本発明に係る各実施の形態について具体的に説明する。
<本発明に係る第1の実施の形態であるレシプロ式蒸気機関の構成例>
図3は、本発明に係る第1の実施の形態であるレシプロ式蒸気機関10の構成例を示すブロック図である。
以下、液相に遷移している作動流体30を液相作動流体30L、気相に遷移している作動流体30を気相作動流体30Gと称する。同図において、実線は液相作動流体30Lの経路、破線は気相作動流体30Gの経路、2点鎖線は制御信号の経路をそれぞれ示している。
レシプロ式蒸気機関10は、タンク11、第1フィルタ12、高圧ポンプ13、高圧タンク(本発明の高圧化部に相当する)14、噴射部18、シリンダ19、真空ポンプ(本発明の負圧部に相当する)25、発電部27、及び制御部28を有する。
タンク11は、液相作動流体30Lを保持する。また、タンク11は、発電部27及び第3加熱部17を介して戻される、シリンダ19から排された気相作動流体30Gを液相作動流体30Lに遷移させて保持する。第1フィルタ12は、タンク11から汲み上げられる液相作動流体30Lから不純物を排除する。高圧ポンプ13は、タンク11に保持されている液相作動流体30Lを、第1フィルタ12を介して汲み上げて高圧タンク14に供給する。
高圧タンク14は、制御部28からの制御に従い、タンク内の圧力を高圧に調整し、高圧ポンプ13から供給された液相作動流体30Lを噴射部18に供給する。高圧タンク14は、タンク内の圧力が閾値以上に上がった場合にその圧力を逃がす安全弁15と、タンク内の圧力を検知する圧力センサ16を有する。
さらに、高圧タンク14は、シリンダ19からの排気である気相作動流体30Gが有する熱量を用いてタンク内の液相作動流体30Lを加熱する第3加熱部17を有する。なお、第3加熱部17によって熱量を奪われた気相作動流体30Gはタンク11に戻される。
上述した高圧タンク14の構成により、噴射部18には高温高圧の液相作動流体30Lが供給される。
噴射部18は、一端がシリンダ19の膨張室22に挿入されており、高圧タンク14から供給される高温高圧の液相作動流体30Lをさらに加熱しつつ、細かな霧状の粒子として膨張室22に噴射する。噴射部18の詳細な構成例については図4を参照して後述する。
シリンダ19は、膨張室22及びピストン20を有している。ピストン20は、コンロッド21を介してクランクシャフト(不図示)に連結されている。ピストン20は、膨張室22に噴射される高温高圧で霧状の液相作動流体30Lが気相作動流体30Gに遷移してその体積を膨張させることにより下死点まで押し下げられる。また、ピストン20は、クランクシャフトの慣性力によって、下死点から上死点に押し上げられる。これにより、ピストン20は、シリンダ19内を往復運動することになる。
膨張室22には、第2加熱部23、真空弁24、及び排気弁26が設けられている。第2加熱部23は、噴射部18から膨張室22に噴射された高温高圧で霧状の液相作動流体30Lをさらに加熱する。この加熱により、膨張室22に噴射された霧状の液相作動流体30Lはさらに高温となり蒸気化し、すなわち、気相作動流体30Gに遷移してその体積を膨張させる。
真空弁24は、ピストン20が上死点に達したときに開放される。これにより、膨張室22と真空ポンプ25とが連結されて液相作動流体30Lが噴射される前の膨張室22が負圧とされ、膨張室22が負圧とされたときに噴射部18から膨張室22に液相作動流体30Lが噴射される。また、真空弁24は、噴射部18から膨張室22に液相作動流体30Lが噴射される前に閉鎖される。
これにより、液相作動流体30Lが噴射される前の膨張室22が負圧とされるので、噴射された高温高圧で霧状の液相作動流体30Lを膨張室22の全体に拡散させることができる。また、噴射された霧状の液相作動流体30Lの圧力を下げることができるので、膨張室22が負圧とされない場合に比較して、液相作動流体30Lをより低い温度で気相作動流体30Gに遷移させることができる。換言すれば、液相作動流体30Lを気相作動流体30Gにより遷移し易くすることができる。
排気弁26は、ピストン20が下死点から上死点まで押し上げられる間に開放される。これにより、膨張室22に溜まっていた気相作動流体30Gが発電部27に排気される。
発電部27は、排気弁26から排気された気相作動流体30Gを用いてタービンを回転駆動することにより発電を行う。発電部27にて発電された電力は、例えば、高圧ポンプ13、高圧タンク14、噴射部18、真空ポンプ25、第1加熱部35(図4)、第2加熱部23等の駆動に用いることができる。発電部27を経た気相作動流体30Gは第3加熱部17に供給される。
なお、膨張室22から排気弁26を介して排気された気相作動流体30Gは、上述した発電部27以外の駆動に用いてもよい。例えば、真空ポンプ25の代わりに、排気された気相作動流体30Gを用いてタービンを回転駆動することにより、真空弁24を介して膨張室22を吸引して負圧化するようにしてもよい。
制御部28は、圧力センサ16の検知結果に基づき、高圧タンク14の圧力を制御する。また、制御部28は、噴射部18による液相作動流体30Lの加熱と噴射タイミングを制御する。さらに、制御部28は、真空弁24、及び排気弁26の開閉タイミングを制御する。なお、真空弁24、及び排気弁26の開閉タイミングについては、制御部28を用いて電子的に制御する代わりに、カムシャフト、カム、及びロッカアーム等(いずれも不図示)を用いて機械的に制御するようにしてもよい。
次に、図4は、噴射部18の詳細な構成例を示すブロック図である。噴射部18は、第2フィルタ31、バルブスプリング32、ソレノイド33、プランジャ34、第1加熱部35、断熱材36、ノズル37、及びコネクタ39を有する。
第2フィルタ31は、高圧タンク14から供給される高温高圧の液相作動流体30Lに含まれる不純物を排除する。第2フィルタ31を通過した液相作動流体30Lはノズル37に供給される。バルブスプリング32は、プランジャ34の一端がノズル37に形成されている噴射孔38を塞ぐようにプランジャ34の他端を押し付けている。
ソレノイド33は、制御部28からの制御に応じて励磁することにより、バルブスプリング32によってノズル37の噴射孔38に押し付けられているプランジャ34を噴射孔38から離す方向に移動させる。プランジャ34は、バルブスプリング32の弾性力とソレノイド33の励磁によって噴射部18の中を往復運動することにより、ノズル37に供給されている高温高圧の液相作動流体30Lを、噴射孔38から霧状に噴射する。
第1加熱部35は、制御部28からの制御に従い、ノズル37に供給されている高温高圧の液相作動流体30Lをさらに加熱する。断熱材36は、噴射部18において、第1加熱部35及びノズル37を囲むように配置されている。コネクタ39は、制御ラインを介して制御部28と噴射部18を接続する。
噴射部18においては、高圧タンク14から供給された高温高圧の液相作動流体30Lが第2フィルタ31を介してノズル37に供給されている。そして、第1加熱部35が、制御部28からの制御に従い、ノズル37に供給されている高温高圧の液相作動流体30Lをさらに加熱している状態で、ソレノイド33が励磁することにより、プランジャ34が噴射孔38から離れる方向に移動される。これにより、噴射孔38から、さらに加熱された霧状の液相作動流体30Lが膨張室22に噴射される。
<レシプロ式蒸気機関10の動作>
次に、レシプロ式蒸気機関10による動作の一例である2ストローク動作について説明する。図5は、レシプロ式蒸気機関10による2ストローク動作を示す図である。
レシプロ式蒸気機関10による2ストローク動作は、ピストン20が2ストローク(1往復)する期間を1サイクルとして、同図の(A)に示す負圧過程、同図の(B)に示す噴射過程、同図の(C)に示す膨張過程、同図の(D)に示す排気過程の順に行われる4過程から成る。
負圧過程では、ピストン20が上死点に達したとき、排気弁26が閉鎖され、真空弁24が開放されて、真空ポンプ25により膨張室22が吸引されて負圧とされる。次に噴射過程では、真空弁24と排気弁26が閉鎖された状態で、噴射部18から膨張室22に高温高圧の液相作動流体30Lが霧状に噴射される。
次に膨張過程では、膨張室22に噴射された高温高圧の液相作動流体30Lが第2加熱部23によりさらに加熱されて気相作動流体30Gに遷移し、その体積が膨張することによってピストン20を下死点まで押し下げる。次に排気過程では、慣性力によって上昇するピストン20の動きに合わせて排気弁26が開放されて、膨張室22の気相作動流体30Gが発電部27に排気される。以上で、レシプロ式蒸気機関10の2ストローク動作の1サイクルが終了する。
以上に説明したレシプロ式蒸気機関10の2ストローク動作によれば、化石燃料を燃焼消費せず、作動流体を効率的に加熱して蒸気化し、ピストン20を往復運動させることができる。よって、大気汚染等を発生させないクリーンなレシプロ式蒸気機関を実現することが可能となる。
なお、レシプロ式蒸気機関10の動作としては、上述した2ストローク動作の他、ピストン20が4ストローク(2往復)する期間を1サイクルとする4ストローク動作を実行させることも可能である。
<本発明に係る第2の実施の形態である多気筒レシプロ式蒸気機関の構成例>
次に、図6は、本発明に係る第2の実施の形態である多気筒レシプロ式蒸気機関50の構成例を示すブロック図である。多気筒レシプロ式蒸気機関50の構成要素のうち、レシプロ式蒸気機関10の構成要素と共通するものについては同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、多気筒レシプロ式蒸気機関50は、複数のシリンダ19を有しているが、図6においては、1つのシリンダ19のみを図示している。また、多気筒レシプロ式蒸気機関50は、図3に示されたレシプロ式蒸気機関10と同様、タンク11、第1フィルタ12、高圧タンク14、制御部28、発電部27等を有しているが、図6においてはそれらの図示を省略する。
多気筒レシプロ式蒸気機関50は、レシプロ式蒸気機関10から真空弁24及び真空ポンプ25を削除し、各シリンダ19に連結弁51,52を追加したものである。
連結弁51,52は、例えば、制御部28からの制御にしたがって開閉する。なお、連結弁51,52の開閉タイミングについては、制御部28を用いて電子的に制御する代わりに、カムシャフト、カム、及びロッカアーム等(いずれも不図示)を用いて機械的に制御するようにしてもよい。
連結弁51,52は、それぞれが異なる所定のタイミングで開閉することにより、多気筒レシプロ式蒸気機関50を構成する複数のシリンダ19の膨張室22を相互に連結する(詳細後述)。
図7は、多気筒レシプロ式蒸気機関50を4つのシリンダ19を有する4気筒とした場合の構成例を示している。なお、多気筒レシプロ式蒸気機関50の気筒数は任意であって4気筒に限るものではない。
以下、図7に示された構成例を4気筒レシプロ式蒸気機関50とも称する。また、4気筒レシプロ式蒸気機関50を構成する4つのシリンダ19をシリンダ#1乃至#4と称し、シリンダ#1の連結弁51,52を連結弁511,521と称する。シリンダ#2乃至#4の連結弁51,52についても同様とする。
4気筒レシプロ式蒸気機関50において、シリンダ#1の膨張室22は、連結弁511と連結弁524とが開放されることにより、シリンダ#4の膨張室22と連結される。また、シリンダ#1の膨張室22は、連結弁521と連結弁512とが開放されることにより、シリンダ#2の膨張室22と連結される。
シリンダ#2の膨張室22は、連結弁522と連結弁513とが開放されることにより、シリンダ#3の膨張室22と連結される。シリンダ#3の膨張室22は、連結弁523と連結弁514とが開放されることにより、シリンダ#4の膨張室22に連結される。
<4気筒レシプロ式蒸気機関50の動作>
次に、4気筒レシプロ式蒸気機関50による動作の一例である4ストローク動作について説明する。図8は、4気筒レシプロ式蒸気機関50による4ストローク動作を示す図である。
4気筒レシプロ式蒸気機関50による4ストローク動作は、ピストン20が4ストローク(2往復)する期間を1サイクルとして、拡張+吸引過程、収縮+負圧過程、噴射+膨張過程、排気過程の順に行われる4過程から成る。
なお、図8の(A)は、シリンダ#1が拡張+吸引過程、シリンダ#2が排気過程、シリンダ#3が噴射+膨張過程、シリンダ#4が収縮+負圧過程を行う状態を示している。図8の(B)は、シリンダ#1が収縮+負圧過程、シリンダ#2が拡張+吸引過程、シリンダ#3が排気過程、シリンダ#4が噴射+膨張過程を行う状態を示している。図8の(C)は、シリンダ#1が噴射+膨張過程、シリンダ#2が収縮+負圧過程、シリンダ#3が拡張+吸引過程、シリンダ#4が排気過程を行う状態を示している。図8の(D)は、シリンダ#1が排気過程、シリンダ#2が噴射+膨張過程、シリンダ#3が収縮+負圧過程、シリンダ#4が拡張+吸引過程を行う状態を示している。
4気筒レシプロ式蒸気機関50による4ストローク動作の1サイクルは、図8の(A),(B),(C),(D)の順に進行される。以下、4気筒レシプロ式蒸気機関50のシリンダ#1に着目して説明する。
始めに、図8の(A)に示されるように、シリンダ#1の拡張+吸引過程として、連結弁511を開放、連結弁521と排気弁26を閉鎖し、シリンダ#1の膨張室22とシリンダ#4の膨張室22とを連結した状態でピストン20が慣性力により下死点まで下降する。これにより、シリンダ#1の膨張室22は拡張されるので、シリンダ#4の膨張室22は吸引されて負圧となる。
次に、図8の(B)に示されるように、シリンダ#1の収縮+負圧過程として、連結弁511と排気弁26を閉鎖、連結弁521を開放し、開放シリンダ#1の膨張室22とシリンダ#2の膨張室22とを連結した状態でピストン20が慣性力により上死点まで上昇する。これにより、シリンダ#1の膨張室22は収縮される。さらに、シリンダ#1の膨張室22は、シリンダ#2の膨張室22の拡張によって吸引されて負圧となる。
次に、図8の(C)に示されるように、シリンダ#1の噴射+膨張過程として、連結弁511,521と排気弁26を閉鎖し、噴射部18がシリンダ#1の膨張室22に高温高圧で霧状の液相作動流体30Lを噴射する。噴射された液相作動流体30Lは、膨張室22の第2加熱部23でさらに加熱されることにより、その体積を膨張させて気相作動流体30Gに遷移する。これにより、膨張室22が拡張されてピストン20が下死点まで押し下げられる。
最後に、図8の(D)に示されるように、シリンダ#1の排気過程として、連結弁511,521を閉鎖、排気弁26を開放して、ピストン20が慣性力により上死点まで上昇する。これにより、シリンダ#1の膨張室22の気相作動流体30Gが排気される。以上で、シリンダ#1の4ストローク動作の1サイクルが終了する。
なお、シリンダ#2乃至#4の動作についても同様なので、その説明は省略する。
以上に説明した4気筒レシプロ式蒸気機関50の4ストローク動作によれば、化石燃料を燃焼消費せず、作動流体を効率的に加熱して蒸気化し、ピストン20を往復運動させることができる。よって、大気汚染等を発生させないクリーンなレシプロ式蒸気機関を実現することが可能となる。
また、4気筒レシプロ式蒸気機関50によれば、真空ポンプ25を用いることなく、連結された他のシリンダの膨張室22からの吸引によって膨張室22を負圧にすることができる。したがって、真空ポンプ25を用いるレシプロ式蒸気機関10に比較して、真空ポンプ25の駆動に要する電力を削減することができる。
なお、4気筒レシプロ式蒸気機関50の動作としては、上述した4ストローク動作の他、ピストン20が2ストローク(1往復)する期間を1サイクルとする2ストローク動作を実行させることも可能である。
<本発明に係る第3の実施の形態である複動型レシプロ式蒸気機関の構成例>
次に、図9は、本発明に係る第3の実施の形態である複動型レシプロ式蒸気機関70の構成例を示すブロック図である。なお、複動型レシプロ式蒸気機関70の構成要素のうち、レシプロ式蒸気機関10の構成要素と共通するものについては同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
複動型レシプロ式蒸気機関70は、レシプロ式蒸気機関10のシリンダ19の代わりに、膨張室22A,22Bを有する複動型シリンダ71を備える。なお、複動型レシプロ式蒸気機関70には、レシプロ式蒸気機関10と同様、タンク11、第1フィルタ12、高圧タンク14、真空ポンプ25、発電部27等を有しているが、図9においてはそれらの図示を省略する。
複動型シリンダ71の拡張室22Aには、噴射部18A、第2加熱部23A、真空弁24A、及び排気弁26Aが設けられている。同様に、膨張室22Bには、噴射部18B、第2加熱部23B、真空弁24B、及び排気弁26Bが設けられている。
複動型レシプロ式蒸気機関70における高圧タンク14は、制御部28からの制御に従い、タンク内を高圧した状態で、高圧ポンプ13から供給された液相作動流体30Lを噴射部18A,18Bに供給する。さらに、高圧タンク14は、第3加熱部17(不図示)を有する。
噴射部18Aは、一端がシリンダ19の膨張室22Aに挿入されており、高圧タンク14から供給される高温高圧の液相作動流体30Lをさらに加熱しつつ、細かな霧状の粒子として膨張室22Aに噴射する。同様に、噴射部18Bは、一端がシリンダ19の膨張室22Bに挿入されており、高圧タンク14から供給される高温高圧の液相作動流体30Lをさらに加熱しつつ、細かな霧状の粒子として膨張室22Bに噴射する。
複動型レシプロ式蒸気機関70においては、複動型シリンダ71の膨張室22Bが拡張されるとき、膨張室22Aはピストン20の移動に合わせて排気弁26Aを開放して排気を行う。ピストン20が上死点に達した後、排気弁26Aが閉鎖されるとともに、真空弁24Aが開放されて膨張室22Aが負圧とされる。この後、真空弁24Aが閉鎖されてから、膨張室22Aに噴射部18Aから液相作動流体30Lが噴射される。噴射された液相作動流体30Lは、第2加熱部23Aによりさらに加熱されて気相作動流体30Gに遷移してその体積を膨張させ、ピストン20を下死点まで押し下げる。これにより、膨張室22Bでは、上述した膨張室22Aと同様の動作が行われる。これにより、膨張室22Aと膨張室22Bとが交互に拡張されてピストン20を移動させるので、複動型シリンダ71にてピストン20が往復運動されることになる。
以上に説明した複動型レシプロ式蒸気機関70によれば、化石燃料を燃焼消費せず、作動流体を効率的に加熱して蒸気化し、ピストン20を往復運動させることができる。よって、大気汚染等を発生させないクリーンなレシプロ式蒸気機関を実現することが可能となる。
<各実施の形態の利用例>
上述した各実施の形態は、例えば、発電機の動力源や、2輪車、4輪車、気動車等の乗り物の駆動源や、モータを駆動源とする気動車等の乗り物の発電機の動力源に用いることができる。
各実施の形態に採用した噴射部18は、例えば、ロータリ機関や蒸気タービンに適用することができる。
なお、上記した実施形態では本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
10・・・レシプロ式蒸気機関、11・・・タンク、12・・・第1フィルタ、13・・・高圧ポンプ、14・・・高圧タンク、15・・・安全弁、16・・・圧力センサ、17・・・第3加熱部、18・・・噴射部、19・・・シリンダ、20・・・ピストン、21・・・コンロッド、22・・・膨張室、23・・・第2加熱部、24・・・真空弁、25・・・真空ポンプ、26・・・排気弁、27・・・発電部、28・・・制御部、30G・・・気相作動流体、30L・・・液相作動流体、31・・・第2フィルタ、32・・・バルブスプリング、33・・・ソレノイド、34・・・プランジャ、35・・・第1加熱部、36・・・断熱材、37・・・ノズル、38・・・噴射孔、39・・・コネクタ、50・・・多気筒レシプロ式蒸気機関、51・・・連結弁、52・・・連結弁、70・・・複動型レシプロ式蒸気機関、71・・・複動型シリンダ

Claims (10)

  1. シリンダの膨張室を拡張、収縮させることによりピストンを往復運動させるレシプロ式蒸気機関において、
    前記膨張室に対して作動流体を噴射する噴射部と、
    前記膨張室に噴射される前の前記作動流体を前記噴射部において加熱する第1加熱部と、
    を備え、
    前記膨張室に噴射された前記作動流体が蒸気化して体積が膨張することにより前記膨張室が拡張される、
    ことを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  2. 請求項1に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記膨張室に噴射された前記作動流体を前記膨張室内にて加熱する第2加熱部と、
    を備えることを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  3. 請求項1に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記作動流体を高圧化して前記噴射部に供給する高圧化部と、
    を備えることを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  4. 請求項1に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記シリンダの前記膨張室が収縮したときに前記膨張室を負圧にする負圧部と、
    を備えることを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  5. 請求項4に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記負圧部は、真空ポンプによって前記膨張室内の気体を吸引することにより前記膨張室を負圧にする、
    ことを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  6. 請求項4に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記レシプロ式蒸気機関は、複数のシリンダを有し、
    前記負圧部は、第1のシリンダの前記膨張室と連結された状態の前記第1のシリンダとは異なる第2のシリンダの膨張室を拡張することにより、前記第1のシリンダの前記膨張室を負圧にする、
    ことを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  7. 請求項4に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記負圧部は、前記シリンダからの排気を用いて前記膨張室を負圧にする、
    ことを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  8. 請求項1に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記シリンダからの排気を用いて発電を行う発電部と、
    を備えることを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  9. 請求項1または2に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記シリンダからの排気を用いて前記作動流体を加熱する第3加熱部と、
    を備えることを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
  10. 請求項1に記載のレシプロ式蒸気機関であって、
    前記作動流体は、水、空気、二酸化炭素、アンモニア、アルコール、ペンタン、または代替フロンである、
    ことを特徴とするレシプロ式蒸気機関。
JP2017170192A 2017-09-05 2017-09-05 レシプロ式蒸気機関 Active JP6339731B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017170192A JP6339731B1 (ja) 2017-09-05 2017-09-05 レシプロ式蒸気機関
PCT/JP2018/031130 WO2019049677A1 (ja) 2017-09-05 2018-08-23 レシプロ式蒸気機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017170192A JP6339731B1 (ja) 2017-09-05 2017-09-05 レシプロ式蒸気機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6339731B1 JP6339731B1 (ja) 2018-06-06
JP2019044725A true JP2019044725A (ja) 2019-03-22

Family

ID=62487382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017170192A Active JP6339731B1 (ja) 2017-09-05 2017-09-05 レシプロ式蒸気機関

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6339731B1 (ja)
WO (1) WO2019049677A1 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925302B1 (ja) * 1970-11-26 1974-06-28
JPS4925302A (ja) * 1972-06-29 1974-03-06
US4416113A (en) * 1980-12-15 1983-11-22 Francisco Portillo Internal expansion engine
JPS62147005A (ja) * 1985-12-20 1987-07-01 Yasuhiko Takaishi 無燃料エンジン
US6571749B2 (en) * 1999-12-17 2003-06-03 Satnarine Singh Computer controlled six-stroke cycle internal combustion engine and its method of operation
JP4321353B2 (ja) * 2004-05-20 2009-08-26 株式会社デンソー 蒸気エンジン
JP2007263100A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Hiroaki Kondo 水蒸気爆破エンジン
US20070251238A1 (en) * 2006-04-19 2007-11-01 Kenneth Jordan Steam Engine Device and Methods of Use
JP2015021448A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 本田技研工業株式会社 排気タービン発電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6339731B1 (ja) 2018-06-06
WO2019049677A1 (ja) 2019-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7030822B2 (ja) 内燃蒸気エンジン
US4393653A (en) Reciprocating external combustion engine
US20080202454A1 (en) Split-cycle engine with water injection
US10480457B2 (en) Two-stroke reciprocating piston combustion engine
CN102094708B (zh) 自冷回热式活缸式燃料-空气发动机
RU2008129123A (ru) Двухтакный двигатель внутреннего сгорания с вспрыском жидкости
JP6690822B2 (ja) 熱力学エンジン
JP6339731B1 (ja) レシプロ式蒸気機関
US20080053093A1 (en) Uniform pressure unequal surface engine and engine for power generators using the same
JP5804555B2 (ja) 蒸気機関
US20070245734A1 (en) Internal steam engine
JP2007263100A5 (ja)
WO2007104087A1 (en) A steam driven engine
JP2006090143A (ja) エンジン
US6966280B1 (en) Compression pulse starting of a free piston internal combustion engine having multiple cylinders
US20150198327A1 (en) Saturated water explosive device
JP2019183793A (ja) エンジンの排熱回収装置
CN110821717B (zh) 一种具有喷水功能的三位复合喷油器
AU2007225001B2 (en) A steam driven engine
RU2435975C2 (ru) Двигатель внутреннего сгорания меньшова
CA2731299A1 (en) Novel simpler and efficient internal combustion engine
JPH1054306A (ja) 内燃式蒸気機関
WO2014017442A1 (ja) ディーゼルエンジン
CN101235765A (zh) 一种寄生循环做功方法与寄生循环发动机
SK500032022U1 (sk) Lineárny spaľovací motor s voľným piestom

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6339731

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250