JP2019044708A - Fluid valve device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、流体を貯留する流体タンクに取り付けられる流体弁装置に関する。 The present invention relates to a fluid valve device attached to a fluid tank which stores fluid.
従来から、水、作動油、燃料等の流体を貯留する流体タンクには、これらの流体を濾過するフィルタ装置が設けられており、各種産業分野において広く実用化されている。フィルタ装置は、流体タンク内に着脱自在に取り付けられる着脱部材としてのフィルタエレメントを備えて構成される(例えば、特許文献1を参照)。上記特許文献1には、作動油(流体)を貯留するオイルタンク(流体タンク)液面下の側面に形成された開口からオイルタンク内に着脱自在に取り付けられて作動油を濾過するフィルタエレメントが記載されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a fluid tank for storing a fluid such as water, hydraulic oil, or fuel is provided with a filter device for filtering the fluid, and is widely used in various industrial fields. The filter device is configured to include a filter element as a detachable member that is detachably mounted in the fluid tank (see, for example, Patent Document 1). In the above-mentioned
フィルタエレメントは、長時間の使用によって目詰まり等の不具合が生じるおそれがあるため、定期的に点検や交換等のメンテナンスを行う必要がある。しかしながら、上記構成のフィルタ装置では、オイルタンク内に作動油が貯留された状態でフィルタエレメントを取り外すと、オイルタンク内の作動油が上記開口から外部に漏出してしまうという不具合が発生する。そのため、従来においては、オイルタンク内に貯留された作動油を一旦抜いてからフィルタエレメントを取り外す必要があったため、メンテナンス性が低下するという課題があった。 Since the filter element may cause problems such as clogging due to long-term use, it is necessary to periodically perform maintenance such as inspection and replacement. However, in the filter device of the above configuration, when the filter element is removed in a state where the hydraulic oil is stored in the oil tank, a problem occurs that the hydraulic oil in the oil tank leaks from the opening to the outside. Therefore, in the related art, since it was necessary to remove the filter element after temporarily removing the hydraulic oil stored in the oil tank, there has been a problem that the maintainability is lowered.
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、流体タンクのメンテナンス性の向上を図ることのできる流体弁装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a fluid valve device capable of improving the maintainability of a fluid tank.
前記課題を解決するために、本発明に係る流体弁装置は、流体を貯留する流体タンク(例えば、実施形態におけるオイルタンク100)に設けられて内部に収容空間(例えば、実施形態におけるストレーナ配設空間S1)を有するケーシング部材(例えば、実施形態におけるケーシング10)と、前記収容空間に着脱可能に取り付けられる着脱部材(例えば、実施形態におけるストレーナ50)とを備えた流体弁装置であって、前記ケーシング部材は、前記収容空間の内部と前記流体タンクの内部とを連通させる開口部(例えば、実施形態におけるドレン孔34)が形成されたケーシング本体と、前記ケーシング本体に設けられて前記開口部を開放する開放位置と前記開口部を閉止する閉止位置との間で移動可能な開閉弁(例えば、実施形態におけるチェック弁40)と、前記ケーシング本体に設けられて前記開閉弁を前記閉止位置に付勢する付勢手段(例えば、実施形態におけるコイルバネ43)とを備え、前記着脱部材は、前記収容空間に挿入されて流体と接触することで所定の作用を成す作用部(例えば、実施形態におけるスクリーン72)と、当該着脱部材の一端側に設けられて前記開閉弁に当接可能な操作部(例えば、実施形態における磁石保持具80)とを備え、前記着脱部材が前記ケーシング部材に取り付けられるとき、前記操作部が前記付勢手段の付勢力に抗して前記開閉弁を前記開放位置へ押圧することで、前記開口部が開放されるように構成され、前記着脱部材が前記ケーシング部材から取り外されるとき、前記操作部が前記開閉弁から離間して前記付勢手段が前記開閉弁を前記閉止位置
へ付勢することで、前記開口部が閉止されるように構成されていることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned subject, a fluid valve device concerning the present invention is provided in a fluid tank (for example,
なお、上述の発明において、前記着脱部材は、前記作用部として流体を濾過するための濾材(例えば、実施形態におけるスクリーン72)を有したフィルタエレメント(例えば、実施形態におけるストレーナ50)であり、前記着脱部材は、前記収容空間内に配設されて前記収容空間を濾過前空間(例えば、実施形態における流入空間S2)と濾過後空間(例えば、実施形態における流出空間S3)とに二分させ、前記濾材を介して流体を前記濾過前空間から前記濾過後空間へ通過させることで流体の濾過を行うことが可能であることが好ましい。
In the above-described invention, the detachable member is a filter element (for example, the
また、上述の発明において、前記ケーシング部材は、前記収容空間を外部と連通させる着脱孔(例えば、実施形態におけるストレーナ着脱孔22)を有しており、前記着脱部材は、前記着脱孔を介して前記収容空間に挿入可能であり、前記着脱部材は、当該着脱部材が前記ケーシング部材に取り付けられたときに前記着脱孔の内周面に螺合又は嵌合する外周面が形成された接続部(例えば、実施形態におけるヘッド60)を有し、前記着脱孔の内周面と前記接続部の外周面との間には、前記内周面と前記外周面との間をシールするためのシール部材(例えば、実施形態におけるOリング66)が設けられ、前記接続部の外周面上には、前記着脱部材の着脱方向に沿って延びる流体排出溝(例えば、実施形態における排出溝59)が形成されており、前記着脱部材を前記ケーシング部材から取り外す際に、前記シール部材によるシール状態が解除された後で、前記収容空間内に残留する流体を前記流体排出溝を介して外部に排出可能となるように構成されることが好ましい。
Further, in the above-mentioned invention, the casing member has an attachment / detachment hole (for example, strainer attachment
本発明に係る流体弁装置によれば、着脱部材がケーシング部材に取り付けられるとき、操作部が付勢手段の付勢力に抗して開閉弁を開放位置へ押圧することで、ケーシング本体の開口部が開放され、着脱部材がケーシング部材から取り外されるとき、操作部が開閉弁から離間して付勢手段が開閉弁を閉止位置へ付勢することで、ケーシング本体の開口部が閉止されるように構成したことにより、フィルタエレメントや検出センサなどの着脱部材の交換・点検時に、流体タンクに貯留された流体が外部へ漏出する事態を防止することができるため、流体タンクのメンテナンス性を向上させることが可能となる。 According to the fluid valve device of the present invention, when the detachable member is attached to the casing member, the operating portion presses the on / off valve against the biasing force of the biasing means to the open position, thereby opening the casing main body. Is opened, and when the detachable member is removed from the casing member, the opening of the casing main body is closed by the operating portion being separated from the on-off valve and the biasing means biasing the on-off valve to the closed position. By configuring, it is possible to prevent the fluid stored in the fluid tank from leaking to the outside at the time of replacement / inspection of the detachable member such as the filter element and the detection sensor, so that the maintainability of the fluid tank is improved. Is possible.
また、上述の発明において、着脱部材をケーシング部材から取り外す際に、シール部材によるシール状態が解除された後で、収容空間内に残留する流体を流体排出溝を介して外部に排出可能となるように構成されることで、着脱部材の取り外し時に流体が床面等に飛散することがなく、流体の排出作業を容易に行うことが可能となる。 Further, in the above invention, when the detachable member is removed from the casing member, the fluid remaining in the storage space can be discharged to the outside through the fluid discharge groove after the sealing state by the seal member is released. With this configuration, the fluid does not scatter on the floor surface or the like when the detachable member is removed, and the fluid can be easily discharged.
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る流体
弁装置を適用したドレンフィルタ装置1を図1〜図3に示しており、まず、これらの図面を参照してドレンフィルタ装置1の全体構成について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すドレンフィルタ装置1の配設姿勢を基準として、図示する上下及び左右の矢印方向を、上下方向及び左右方向と呼称して説明する。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The
ドレンフィルタ装置1は、オイルタンク100に配設されて外部から戻ってきた作動油(油圧ポンプから排出されたドレン油)を濾過するためのフィルタ装置である。オイルタンク100は、不図示の作業機械に設置されて、所定の油圧回路中に設けられた各種の油圧機器に供給される作動油を貯留するものである。このオイルタンク100は、箱状に形成されており、内部に所定量の作動油を貯留可能である。オイルタンク100には、図示省略するが、上記のドレンフィルタ装置の他に、油圧ポンプに吸入される作動油を濾過するためのサクションフィルタ装置や、油圧ポンプから各油圧アクチュエータ(油圧シリンダ、油圧モータ)に圧送されて戻ってくる作動油(戻り油)を濾過するためのリターンフィルタ装置など、各種のフィルタ装置が取り付けられている。
The
ドレンフィルタ装置1は、オイルタンク100の側壁101に水平に設置されて内部にストレーナ配設空間S1を有するケーシング10と、このケーシング10に着脱自在に取り付けられるストレーナ(オイルストレーナ)50とを主体に構成される。
The
ケーシング10は、オイルタンク100の側壁101に固定されるフランジ20と、フランジ20に一体的に接合されてオイルタンク100内に水平に配設されるケーシング本体30とを備えて構成される。
The
フランジ20は、中空の円筒状に形成された固定筒部21と、この固定筒部21の外周側に突出された円環状の鍔部28とを備えている。フランジ20は、オイルタンク100の側壁101に貫通されたタンク孔に取り付けられている。固定筒部21の中心には、左右方向に貫通してストレーナ50を挿通可能なストレーナ着脱孔22が開設されている。このストレーナ着脱孔22は、上記のストレーナ配設空間S1の一部を構成する。固定筒部21の内周面には、ストレーナ着脱孔22と同軸的に雌ネジ部23が形成されている。固定筒部21の外周面には、ロックナット24の雌ネジ部25と螺合する雄ネジ部26が形成されており、固定筒部21をオイルタンク100のタンク孔に挿入して鍔部28とロックナット24との間にオイルタンク100の側壁101を挟み込んだ状態で、固定筒部21の雄ネジ部26にロックナット24の雌ネジ部25を螺合させることで、オイルタンク100の側壁101にフランジ20(ケーシング10)が固定されるようになっている。固定筒部21の右端部には、ケーシング本体30の左端部が接合される段差部27が形成されている。
The
ケーシング本体30は、中空の円筒状に形成されて左右の端部が開放されたパイプ部材31と、パイプ部材31の右端部に接合されて該パイプ部材31の右側の開口端を塞ぐ円板状の端板32とを備えている。パイプ部材31は、例えば合成樹脂材料又は金属材料を用いて中空の円筒状に形成されたパイプである。このパイプ部材31は、後述のストレーナ50(プロテクタ71及びスクリーン72)を収容可能な大きさに形成されている。端板32の軸心には、表裏に貫通する軸孔33が形成されている。また、端板32には、軸孔33の周囲において表裏に貫通された複数のドレン孔34が円周方向に等間隔で形成されている。このドレン孔34は、ストレーナ配設空間S1の内部とオイルタンク100の内部とを繋ぐ作動油の流通口となる。端板32には、そのドレン孔34を開閉するためのチェック弁40が取り付けられている。この端板32の右側の側面は、チェック弁40が当接可能(着座可能)な座面35として形成されている。
The casing
チェック弁40は、端板32の軸孔33に摺動自在に挿入されたシャフト41と、この
シャフト41の右端部に固定されて端板32の複数のドレン孔34を開閉する弁体42とを備えて構成される。このチェック弁40は、端板32とシャフト41との間に跨って支持されたコイルバネ43の弾性力により左方向に付勢されている。
The
シャフト41は、端板32の軸孔33に挿入されて軸方向(左右方向)に摺動自在に取り付けられている。このシャフト41は、六角ボルトを用いて形成されている。弁体42は、端板32の座面35に当接することで複数のドレン孔34を閉止可能な大きさの円板状に形成されている。弁体42の中心には表裏に貫通するネジ孔が形成されており、この弁体42のネジ孔にシャフト41のネジ部が螺合されることで、弁体42とシャフト41とが一体化される。コイルバネ43は、一方の端部がシャフト41に螺合されたナット44に支持され、他方の端部が端板32の左端面に支持されており、両者の間に圧縮状態で介装されることで、常にはチェック弁40を左方向(閉弁方向)に常時付勢する。かかる構成のチェック弁40は、弁体42が端板32の座面35に当接して複数のドレン孔34を閉止する閉止位置と、弁体42が端板32の座面35から離間して複数のドレン孔34を開放する開放位置との間で移動可能である。
The
ストレーナ50は、ドレン配管110に接続されるヘッド60と、このヘッド60に一体的に接合されたストレーナ本体70とを備えて構成されたフィルタエレメントである。このストレーナ50は、ケーシング10のストレーナ配設空間S1に対して左右方向(水平方向)に装着される。
The
ヘッド60は、アルミニウム合金等の金属材料を用いて中空の円筒状に形成されており、上記の油圧ポンプのドレン回路に繋がるドレン配管110が接続可能となっている。ヘッド60の軸心には、ドレン配管110から排出された作動油(ドレン油)が通過する流入孔61が左右に貫通形成されている。ヘッド60の外周面上には、左から右へ順に、締結工具が係合されるナット部62と、フランジ20の左側の端部に突き当たる円板状の座金部63と、フランジ20の雌ネジ部23と螺合する雄ネジ部64と、ストレーナ本体70の左側の端部が接合される先端筒部65とが形成されている。座金部63と雄ネジ部64との間には、シール部材としてのOリング66が装着される第1円環溝67が凹設されている。このOリング66は、ストレーナ50がケーシング10に取り付けられたとき、ヘッド60の外周面とフランジ20の内周面とに密着して、両者の間を液密にシールする。また、先端筒部65の中間には、同じくシール部材としてのOリング68が装着される第2円環溝69が凹設されている。このOリング68は、ヘッド60の外周面とストレーナ本体70の内周面とに密着して、ヘッド60の外周面とストレーナ本体70の内周面との間を液密にシールする。
The
ストレーナ本体70は、円筒状のプロテクタ71と、このプロテクタ71の内周面側に配設される円筒状のスクリーン72と、プロテクタ71及びスクリーン72の右側の端部を保持するエンドプレート73と、プロテクタ71及びスクリーン72の内側空間に配設される複数個の磁石76と、エンドプレート73に連結されて複数個の磁石76を一定の間隔で保持する磁石保持具80とを備えて構成される。
The strainer
プロテクタ71は、多数の貫通孔71a(図3では一部のみを示す)を有する金属製の多孔板(パンチングメタル)を円筒状に形成してなる外筒部材である。このプロテクタ71の外径はパイプ部材31の内径よりも小さく形成されており、プロテクタ71の外周面とパイプ部材31の内周面との間には所定の流出空間(外側空間)S3が画成される。この流出空間S3は、端板32に形成された複数のドレン孔34を介して、オイルタンク100の内部と連通する。
The
スクリーン72は、多数の微細な網目72a(図3では一部のみを示す)を有するステ
ンレス鋼等の非磁性体の金網を円筒状に形成してなる濾材である。スクリーン72は、プロテクタ71の内周面に沿ってスポット溶接等の接合手段を用いて張設されており、このスクリーン72の内周面に囲まれて所定の流入空間(内側空間)S2が画成される。この流入空間S2は、ヘッド60の流入孔61を介して、ドレン配管110(油圧ポンプのドレン回路)と連通する。流入空間S2及び流出空間S3は、プロテクタ71及びスクリーン72を隔てて形成され、流入空間S2はスクリーン72を通過する前の作動油(濾過前の作動油)が流れる濾過前空間であり、流出空間S3はスクリーン72を通過した後の作動油(濾過後の作動油)が流れる濾過後空間である。
The
エンドプレート73は、ストレーナ50の底面を形成する環状部材であり、二枚のプレート(第1プレート74及び第2プレート75)の組合せにより構成されている。このエンドプレート73は、第1プレート74及び第2プレート75の外周部同士の間に、プロテクタ71及びスクリーン72を挟持した状態で保持している。
The
磁石76は、作動油中に混入した金属粉を磁気吸着して捕捉するものである。複数個の磁石76は、後述の磁石保持具80により一定の間隔を空けて配置されている。この磁石76は、円環状に形成された永久磁石であり、例えば希土類磁石、合金磁石、フェライト磁石などが適用可能である。
The
磁石保持具80は、エンドプレート73の軸心位置に設けられて二枚のプレート74,75を締結するポップナット81と、ポップナット81に螺合されてストレーナ50の中心軸線上に配置されるボルト82と、ボルト82に挿通された状態で各磁石76の表裏面に配置される複数の間座83と、ボルト82に挿通された状態で複数の磁石76を軸方向に等間隔で配置するための複数のスペーサ84とを備えている。
The
ポップナット81は、リベッター等の工具を用いて一方向から加締め加工が可能な締結具である。このポップナット81に上記二枚のプレート74,75を挿通させた状態で、ポップナット81を軸方向に潰して加締めることで(座屈させることで)、上記二枚のプレート74,75がポップナット81の加締め部に挟持された状態で固定される。なお、ポップナット81には、上記二枚のプレート74,75と一緒に、補強用のワッシャー77も同時に加締められている。
The
ボルト82は、ポップナット81に螺合されており、このポップナット81を介してエンドプレート73の中心(軸心位置)に配設されている。そのため、ボルト82は、チェック弁40のシャフト41と同一軸線上に配される。このボルト82には、3個の磁石76と、6個の間座83と、3個のスペーサ84とが所定の配列順で挿通されている。
The
間座83は、磁石76の内外径と略同一の内外径を有した薄厚の円板状に形成されており、該磁石76の表裏面全体を覆うようにして配設されている。
The
スペーサ84は、複数の磁石76を一定の間隔で保持するための細長い円筒状の部材であり、当該間隔に応じた軸方向の長さに形成されている。
The
かかる構成の磁石保持具80において、この磁石保持具80の右端部(ボルト82の右端部)は、ストレーナ50がケーシング10に装着されたとき、チェック弁40をコイルバネ43の付勢力に抗して開弁方向(右方向)へ押圧操作する役割を担っている。すなわち、この磁石保持具80は、チェック弁40を開弁させるための操作部として機能する。
In the
次に、本実施形態の理解を容易なものとするため、図4〜図7を追加参照して、ドレンフィルタ装置1の作用について説明する。
Next, in order to facilitate understanding of the present embodiment, an operation of the
始めに、ストレーナ50をケーシング10に取り付けるときの手順について説明する。なお、ストレーナ50がケーシング10に取り付けられる前の状態においては、チェック弁40はコイルバネ43の弾性力を受けて端板32の座面35に当接した閉止位置にあり、このチェック弁40によって全てのドレン孔34は閉止されている。
First, the procedure for attaching the
まず、図4に示すように、ストレーナ50をケーシング10に取り付けるには、ストレーナ50を水平姿勢にしてケーシング10のストレーナ配設空間S1にまっすぐ挿入する。続いて、図5に示すように、ストレーナ50をケーシング10内に更に挿入して、ヘッド60の雄ネジ部64をフランジ20の雌ネジ部23まで到達させたところで、ストレーナ50を螺合方向に回転させながら、ヘッド60の雄ネジ部64をフランジ20の雌ネジ部23に螺合させていく。このとき、ストレーナ50の磁石保持具80(ボルト82)がチェック弁40のシャフト41に当接したところで、該ストレーナ50がシャフト41を介してコイルバネ43の弾性力(バネ荷重)を受けるようになり、これに抗してストレーナ50をケーシング10内に更に押し込むと、チェック弁40が開弁方向(右方向)に押動されていく。それにより、チェック弁40が座面35から離間して、端板32に形成された複数のドレン孔34が開放されることになる。そして、図6に示すように、ストレーナ50を更に挿入していき、ヘッド60の座金部63がフランジ20の左端面に突き当たったところで、ヘッド60に装着したOリング66が押圧されて弾性変形することで、このOリング66がヘッド60とフランジ20とに密着して、ストレーナ50とケーシング10との間を液密にシールする。それによりストレーナ50がケーシング10に完全に取り付けられた状態となる。このようにストレーナ50がケーシング10に取り付けられた状態では、ストレーナ配設空間S1の内部とオイルタンク100の内部とがドレン孔34を介して互いに連通することになり、このドレン孔34を通じて両者の間における作動油の流通が可能となる。また、ストレーナ50がケーシング10に取り付けられた状態において、ストレーナ配設空間S1は、プロテクタ71及びスクリーン72を隔てて、ドレン配管110に繋がるダーティサイド(流入空間S2)と、オイルタンク100の内部に繋がるクリーンサイド(流出空間S3)とに区画される。
First, as shown in FIG. 4, in order to attach the
続いて、上記のようにケーシング10に取り付けられたストレーナ50によって濾過される作動油(ドレン油)の流れについて説明する。なお、図6において、作動油(ドレン油)の流れは、矢印Fにより表されている。
Subsequently, the flow of the hydraulic oil (drain oil) filtered by the
オイルタンク100から油圧ポンプに供給された作動油のうち、油圧ポンプにてドレンされた作動油(ドレン油)はドレン配管110からドレンフィルタ装置1に還流する。ドレンフィルタ装置1に還流された作動油は、ストレーナ50の内側空間(流入空間S2)に導入されて、スクリーン72の内周側から外周側へ向かって流れるが、このときに作動油に混入した金属粉等の異物がスクリーン72によって濾過される。こうして濾過された作動油は、プロテクタ71(パンチングメタル)に形成された多数の貫通孔71aを通って、ストレーナ50の外側空間(流出空間S3)に流入する。なお、スクリーン72は、その外周面がプロテクタ71の内周面に密着しているため、内側の流入空間S2から外側の流出空間S3へ作動油が流れても大きく変形することがない。そして、流出空間S3に流入した作動油(スクリーン72により清浄化された作動油)は、全開状態となった複数のドレン孔34を通ってオイルタンク100内に導入される。
Among the hydraulic oil supplied from the
ここで、上記のように構成されるドレンフィルタ装置1は、長時間の使用によって、スクリーン72に目詰まり等が生じる(スクリーン72の性能が低下する)ため、定期的にストレーナ50を取り外して点検や交換等のメンテナンスを行う必要がある。そこで、ストレーナ50をケーシング10から取り外すときの手順について説明する。なお、ストレーナ50を取り外すときの手順は、基本的には、ストレーナ50を取り付けるときの手順
とは、逆の手順で行われる。
Here, in the
まず、ストレーナ50を反螺合方向に回転させてヘッド60の雄ネジ部64とフランジ20の雌ネジ部23との螺合を解きながら、ストレーナ50をケーシング10から引き抜く。図7に示すように、ストレーナ50をケーシング10から引き抜いて、該ストレーナ50がチェック弁40のシャフト41から離間すると、チェック弁40がコイルバネ43の弾性力により閉弁方向に移動することで、チェック弁40が端板32の座面35に当接して全てのドレン孔34を閉止する。従って、ストレーナ50をケーシング10から取り外しても、チェック弁40により全てのドレン孔34が閉止されているため、オイルタンク10内に貯留された作動油が各ドレン孔34から外部へ漏出する事態を防止することができる。
First, the
以上、本実施形態のドレンフィルタ装置1によれば、ストレーナ50がケーシング10に取り付けられるとき、磁石保持具80がコイルバネ43の付勢力に抗してチェック弁40を開放位置へ押圧することで、ケーシング10のドレン孔34が開放され、ストレーナ50がケーシング10から取り外されるとき、磁石保持具80がチェック弁40から離間してコイルバネ43がチェック弁40を閉止位置へ付勢することで、ケーシング10のドレン孔34が閉止されるように構成したことにより、ストレーナ50の交換・点検時に、オイルタンク100に貯留された作動油が外部へ漏出する事態を防止することができるため、オイルタンク100のメンテナンス性を向上させることが可能となる。
As described above, according to the
なお、ドレンフィルタ装置1の変形例として、ヘッド60の外周面上に軸方向に沿って延びる排出溝(切欠き)を凹設して、ストレーナ50をケーシング10から取り外す際に、ケーシング10内に残留した作動油を上記の排出溝(切欠き)を通じて外部へ排出可能となるように構成してもよい。具体的には、図8を参照して、かかる変形例について説明する。かかる変形例において、ストレーナ50の雄ネジ部64の形成部分に、軸方向(ストレーナ50の着脱方向)に沿って延びる複数条の排出溝59を形成する。図8では、円周方向に等間隔(180度間隔)で配置された2条の排出溝59を例示している。上記2条の排出溝59は、ストレーナ50をケーシング10から取り外すとき(Oリング66による液密状態が解除されたとき)、ストレーナ50の回転位置に応じて、一方の排出溝59(図8では下側の流出溝59a)がケーシング10内に残留した作動油を外部に抜くための溝となり、他方の排出溝59(図8では上側の排出溝59b)が外部からの空気をケーシング10内に導入するための溝となる。
As a modification of the
かかる変形例では、ストレーナ50をケーシング10から取り外す際に、ケーシング10に対してストレーナ50を反螺合方向に回転させて雄ネジ部64と雌ネジ部23との螺合を緩めることで、Oリング66による液密状態(シール状態)が解除されると、ケーシング10の内部が上記2条の排出溝59を介して外部と連通し、ケーシング10内に残留した作動油が一方の排出溝59を通じて徐々に排出されることになる。その際には、ストレーナ50の回転位置を調節して、一方の排出溝59を側面視において6時の位置(下端)に配置し、他方の排出溝59を側面視において12時の位置(上端)に配置することが好適であり、それによれば、ケーシング10内に残留した作動油を一方の排出溝59から速やかに外部に排出することができる。また、ケーシング10内に残留した作動油の排出位置(排出溝59)が限定されるため、作動油の排出作業(回収作業)が非常に容易になる。そして、この排出溝59から外部へと排出される作動油の勢いが弱まったところで、ストレーナ50を更に反螺合方向に回転させてケーシング10から引き抜けば、このストレーナ50の取り外し時に作動油が床面等に飛散することなく容易に回収することができる。
In such a modification, when the
従って、本変形例によれば、ケーシング10からストレーナ50を取り外す際に、ケー
シング10内に残留した作動油をストレーナ50の排出溝59から徐々に排出することができるため、ストレーナ50の取り外し時に作動油が床面等に飛散することがなく、作動油の排出作業を容易に行うことが可能となる。なお、ストレーナ50をケーシング10から取り外すときに、ケーシング10に対してストレーナ50をゆっくり反螺合方向に回転させながら、ケーシング10内に残留する作動油を2条の排出溝59から交互に排出するようにしてもよい。
Therefore, according to the present modification, when removing the
ここで、上記変形例においては、ストレーナ50の外周面上に2条の排出溝59を形成した構成を例示したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、ストレーナ50の外周面上に1条のみの排出溝59、或いは、3条以上の排出溝59を形成してもよい。また、上記変形例においては、ストレーナ50の外周面上に排出溝59を軸方向に沿って直線的に形成したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、排出溝59を軸方向回りに螺旋状に形成してもよい。また、上記変形例においては、ストレーナ50の外周面上(雄ネジ部64)にのみ排出溝59を形成したが、フランジ20の内周面上(雌ネジ部23)にも同様の排出溝を形成してもよい。その場合には、フランジの20の内周面上の下端位置に排出溝を形成することが好適である。それによれば、ストレーナ50の取り外し時に、該ストレーナ50の排出溝59が下端位置にきてフランジ20の排出溝と円周方向に位置整合したときに、作動油の排出流路の面積が拡大して、作動油の排出量が増加するため、ケーシング10内に残留した作動油を一層迅速に排出することが可能となる。
Here, in the above-mentioned modification, although the configuration in which the two
以上、本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and improvements can be made as appropriate without departing from the scope of the present invention.
上記実施形態では、着脱部材として、ケーシング10に着脱自在に装着されて作動油を濾過するフィルタエレメント(ストレーナ50)を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、ケーシング10に着脱自在に装着されて作動油の物性を検出する各種の検出センサ(作動油の温度を検出する温度センサや、作動油の粘度を検出する粘度センサなど)に適用してもよい。この検出センサは、軸方向に沿って、上述のヘッド60と、このヘッド60の端部に設けられて作動油の物性を検出する検出部(作用部)と、この検出部の端部に設けられてチェック弁40を押圧操作する操作部とを一体的に備えて構成される。かかる構成においては、検出センサがケーシング10に取り付けられたとき、操作部がチェック弁40を開弁方向に押圧操作して複数のドレン孔34を開放する。このように検出センサがケーシング10に取り付けられると、検出部がケーシング10内(オイルタンク100内)に貯留された作動油の物性(例えば温度や粘度など)を検出する。一方、検出センサがケーシング10から取り外されたとき、操作部がチェック弁40から離間することで、コイルバネ43がチェック弁40を閉弁方向に付勢して複数のドレン孔34を閉止する。従って、このように着脱部材として検出センサを適用した場合においても、ケーシング10から検出センサを取り外す際に、オイルタンク100内に貯留された作動油が外部に漏出する事態を防止することができる。
Although the filter element (strainer 50) detachably mounted on the
上記実施形態では、チェック弁40を二以上の構成部品(シャフト41及び弁体42)を組み合わせて形成しているが、この構成に限定されるものではなく、チェック弁40を単一の構成部品により一体的に形成してもよい。
Although the
上記実施形態では、ヘッド60の雄ネジ部64とフランジ20の雌ネジ部23とを螺合させることで、ストレーナ50がケーシング10に取り付けられる構成を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、ヘッド60及びフランジ20にネジ部23,64を形成せずに、ヘッド60の外周面とフランジ20の内周面とを嵌合させる(その場合には両者を嵌合させた後でボルト等により締結させる)ことで、ストレーナ50がケーシング10に取り付けられるように構成してもよい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、磁石保持具80(ボルト82)がチェック弁40を押圧操作するための操作部として機能したが、この構成に限定されるものではなく、エンドプレート73がチェック弁40を押圧操作するための操作部として機能するように構成してもよい。
In the above embodiment, the magnet holder 80 (bolt 82) functions as an operation unit for pressing the
上記実施形態では、フィルタエレメント(ストレーナ50)の濾材として、多数の微細な網目を有した金網等からなるスクリーン72を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば濾紙(不織布等)を蛇腹状にプリーツ成形してなる濾材を適用してもよい。
In the above embodiment, as the filter material of the filter element (strainer 50), the
上記実施形態では、流体タンクに貯留される液体(流体)として、作動油を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、水や潤滑油、燃料などの他の液体を適用してもよい。 In the above embodiment, the hydraulic oil is described as an example of the liquid (fluid) stored in the fluid tank, but the present invention is not limited to this configuration. For example, other liquids such as water, lubricating oil, fuel, etc. May apply.
上記実施形態では、本発明に係る流体弁装置をドレンフィルタ装置に適用した場合を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、リターンフィルタ装置、サクションフィルタ装置、ラインフィルタ装置などの他のフィルタ装置(濾過装置)に適用しても、同様の効果を奏することができる。 Although the above-mentioned embodiment illustrated and explained the case where the fluid valve device concerning the present invention was applied to a drain filter device, it is not limited to this composition, for example, a return filter device, a suction filter device, a line filter The same effect can be obtained even when applied to other filter devices (filter devices) such as devices.
1 ドレンフィルタ装置
10 ケーシング(ケーシング部材)
20 フランジ
22 ストレーナ着脱孔(着脱孔)
23 雌ネジ部
30 ケーシング本体
40 チェック弁(開閉弁)
41 シャフト
42 弁体
43 コイルスプリング(付勢手段)
50 ストレーナ(着脱部材、フィルタエレメント)
59 排出溝(流体排出溝)
60 ヘッド(接続部)
64 雄ネジ部
66 Oリング(シール部材)
68 Oリング
70 ストレーナ本体
71 プロテクタ
72 スクリーン(濾材)
76 磁石
80 磁石保持具(操作部)
82 ボルト(操作部)
100 オイルタンク(流体タンク)
S1 ストレーナ配設空間(収容空間)
S2 流入空間(濾過前空間)
S3 流出空間(濾過後空間)
1
20
23
41
50 strainer (removable member, filter element)
59 Discharge groove (fluid discharge groove)
60 head (connection)
64 Male thread 66 O-ring (seal member)
68 O-
76
82 bolt (operation part)
100 oil tank (fluid tank)
S1 Strainer installation space (housing space)
S2 inflow space (space before filtration)
S3 outflow space (space after filtration)
Claims (3)
前記ケーシング部材は、前記収容空間の内部と前記流体タンクの内部とを連通させる開口部が形成されたケーシング本体と、前記ケーシング本体に設けられて前記開口部を開放する開放位置と前記開口部を閉止する閉止位置との間で移動可能な開閉弁と、前記ケーシング本体に設けられて前記開閉弁を前記閉止位置に付勢する付勢手段とを備え、
前記着脱部材は、前記収容空間に挿入されて流体と接触することで所定の作用を成す作用部と、当該着脱部材の一端側に設けられて前記開閉弁に当接可能な操作部とを備え、
前記着脱部材が前記ケーシング部材に取り付けられるとき、前記操作部が前記付勢手段の付勢力に抗して前記開閉弁を前記開放位置へ押圧することで、前記開口部が開放されるように構成され、
前記着脱部材が前記ケーシング部材から取り外されるとき、前記操作部が前記開閉弁から離間して前記付勢手段が前記開閉弁を前記閉止位置へ付勢することで、前記開口部が閉止されるように構成されていることを特徴とする流体弁装置。 A fluid valve device comprising: a casing member provided in a fluid tank for storing fluid and having a storage space therein; and a detachable member removably attached to the storage space,
The casing member has a casing main body in which an opening for communicating the inside of the accommodation space and the inside of the fluid tank is formed, an open position provided in the casing main body and opening the opening, and the opening And a biasing means provided on the casing body to bias the on-off valve to the closing position.
The mounting and demounting member includes an operating portion which is inserted into the housing space and comes into contact with the fluid, and an operating portion which is provided at one end of the mounting and demounting member and which can be in contact with the on-off valve. ,
When the attaching / detaching member is attached to the casing member, the opening is opened by pressing the on / off valve to the open position against the urging force of the urging unit when the operation unit is attached. And
When the detachable member is detached from the casing member, the opening part is closed by the operating unit being separated from the on-off valve and the biasing unit biasing the on-off valve to the closed position. A fluid valve device, characterized in that it is configured.
前記着脱部材は、前記収容空間内に配設されて前記収容空間を濾過前空間と濾過後空間とに二分させ、前記濾材を介して流体を前記濾過前空間から前記濾過後空間へ通過させることで流体の濾過を行うことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の流体弁装置。 The attachment / detachment member is a filter element having a filter medium for filtering a fluid as the action part,
The attaching / detaching member is disposed in the housing space to divide the housing space into a pre-filtering space and a post-filtering space and pass a fluid from the pre-filtering space to the post-filtering space through the filter medium. The fluid valve device according to claim 1, characterized in that it is possible to perform fluid filtration at
前記着脱部材は、前記着脱孔を介して前記収容空間に挿入可能であり、
前記着脱部材は、当該着脱部材が前記ケーシング部材に取り付けられたときに前記着脱孔の内周面に螺合又は嵌合する外周面が形成された接続部を有し、
前記着脱孔の内周面と前記接続部の外周面との間には、前記内周面と前記外周面との間をシールするためのシール部材が設けられ、
前記接続部の外周面上には、前記着脱部材の着脱方向に沿って延びる流体排出溝が形成されており、
前記着脱部材を前記ケーシング部材から取り外す際に、前記シール部材によるシール状態が解除された後で、前記収容空間内に残留する流体を前記流体排出溝を介して外部に排出可能となるように構成されたことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の流体弁装置。
The casing member has a mounting and demounting hole for communicating the housing space with the outside,
The detachable member is insertable into the storage space through the detachable hole,
The mounting and demounting member has a connecting portion having an outer peripheral surface formed to be screwed or fitted to the inner peripheral surface of the mounting and demounting hole when the mounting and demounting member is mounted to the casing member.
A seal member for sealing between the inner peripheral surface and the outer peripheral surface is provided between the inner peripheral surface of the attaching / detaching hole and the outer peripheral surface of the connecting portion,
A fluid discharge groove extending along the mounting and demounting direction of the mounting and demounting member is formed on the outer peripheral surface of the connection portion,
When removing the detachable member from the casing member, the fluid remaining in the accommodation space can be discharged to the outside through the fluid discharge groove after the sealing state by the seal member is released. The fluid valve device according to claim 1 or 2, characterized in that:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017169682A JP2019044708A (en) | 2017-09-04 | 2017-09-04 | Fluid valve device |
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Publications (1)
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ID=65812697
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744930U (en) * | 1980-08-28 | 1982-03-12 | ||
JP2014188430A (en) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Wako Filter Technology Kk | Fluid filter |
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2017
- 2017-09-04 JP JP2017169682A patent/JP2019044708A/en active Pending
Patent Citations (2)
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