JP2019044426A - Work vehicle - Google Patents
Work vehicle Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019044426A JP2019044426A JP2017167342A JP2017167342A JP2019044426A JP 2019044426 A JP2019044426 A JP 2019044426A JP 2017167342 A JP2017167342 A JP 2017167342A JP 2017167342 A JP2017167342 A JP 2017167342A JP 2019044426 A JP2019044426 A JP 2019044426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- unit
- traveling
- state
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、作業車両に関する。 The present invention relates to a work vehicle.
軌道の保守作業のために、油圧ショベル等をベースとして用いた軌道用作業機械が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の軌道用作業機械では停車時にオペレータが手動でブレーキを制動状態にしていた。
A track working machine using a hydraulic shovel or the like as a base is used for track maintenance work (see, for example, Patent Document 1).
In the conventional track work machine, the operator manually brakes the brake when the vehicle is stopped.
しかしながら、オペレータが手動でブレーキを制動状態にするため、オペレータに非常に手間がかかっていた。
本発明は、オペレータの手間を低減可能な作業車両を提供することを目的とする。
However, since the operator manually puts the brake in the braking state, the operator is very laborious.
An object of the present invention is to provide a work vehicle capable of reducing the time and effort of an operator.
発明にかかる作業車両は、走行体と、車輪走行回路と、検知部と、制御部と、を備えている。走行体は、車体と、履帯式走行部と、車輪式走行部と、を有する。履帯式走行部は、車体に取り付けられている。車輪式走行部は、車体に取り付けられ車輪とブレーキを持つ。車輪走行回路は、車輪式走行部を駆動する。検知部は、車輪走行回路の油圧を検知する。制御部は、検知部による油圧の検知に基づいて、ブレーキを解除状態から制動状態に切り換える。 A work vehicle according to the invention includes a traveling body, a wheel travel circuit, a detection unit, and a control unit. The traveling body includes a vehicle body, a track traveling unit, and a wheel traveling unit. The track type traveling unit is attached to the vehicle body. The wheeled traveling unit is attached to the vehicle body and has wheels and a brake. The wheel travel circuit drives the wheel travel unit. The detection unit detects the hydraulic pressure of the wheel travel circuit. The control unit switches the brake from the release state to the braking state based on the detection of the hydraulic pressure by the detection unit.
本発明によれば、オペレータの手間を低減可能な作業車両を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the working vehicle which can reduce an operator's effort can be provided.
本発明の作業車両の一例である鉄道用作業機械について図1〜図8を参照しながら以下に説明する。
<1.構成>
(1−1.鉄道用作業機械1の概要)
図1は、本発明にかかる実施の形態の鉄道用作業機械1の構成を示す模式図である。鉄道用作業機械1は、下部走行体2と、上部旋回体3と、走行回路4(後述する図4)と、圧力センサ5(後述する図4)と、コントローラ6(後述する図6)と、ブレーキ回路7(後述する図6)と、を有する。
A railway work machine which is an example of the work vehicle of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 8.
<1. Configuration>
(1-1. Outline of the railway work machine 1)
FIG. 1 is a schematic view showing the configuration of a railway work machine 1 according to an embodiment of the present invention. The railway work machine 1 includes a lower
下部走行体2は、履帯211ならびに前輪223および後輪224を有しており、履帯211によって走行でき、さらに車輪(前輪223、後輪224)によって軌道上を走行できる。上部旋回体3は、作業機33を有し、下部走行体2の上側に旋回可能に設けられている。走行回路4は、車輪(前輪223、後輪224)または履帯211によって走行するために設けられている油圧回路である。
The
圧力センサ5は、PPC(Pressure Proportional Control)圧(パイロット圧)を検知する。コントローラ6は、圧力センサ5の検知に基づいてブレーキを制動状態にする。ブレーキ回路7は、ブレーキを制動状態または解除状態にする油圧回路である。
なお、本明細書の説明において、鉄道用作業機械1の「前」とは、運転席の走行レバーの前方向と走行方向が一致した方向が「前」であり、運転席に着座したオペレータが「前」を視た状態を基準としてオペレータの後側、左側、右側を「後」、「左」、「右」とする。
The
In the description of the present specification, the “front” of the railway work machine 1 is “front” in which the forward direction of the travel lever of the driver's seat matches the travel direction, and the operator seated in the driver's seat The rear side, the left side, and the right side of the operator are referred to as “rear”, “left”, and “right” based on the state in which “front” is viewed.
(1−2.下部走行体2)
下部走行体2は、下部車体20と、履帯式走行部21と、車輪式走行部22とを有する。下部車体20は、上部旋回体3を旋回可能に支持する。履帯式走行部21は、下部車体20の左右に取り付けられた一対の履帯211、スプロケット212およびアイドラなどを有する。スプロケット212の駆動に応じて履帯211が回転することによって鉄道用作業機械1が走行する。
(1-2. Lower traveling body 2)
The
車輪式走行部22は、前フレーム部221と、後フレーム部222と、一対の前輪223と、一対の後輪224と、前側油圧シリンダ225と、後側油圧シリンダ226と、を有する。前フレーム部221は、下部車体20の前側であって、一対の履帯211の間に配置されている。前フレーム部221は、後端側を支点として下部車体20に上下方向に揺動可能に取り付けられている(矢印A参照)。一対の前輪223は、前フレーム部221の前端に回転可能に支持されている。前側油圧シリンダ225は、下部車体20と前フレーム部221に接続されている。前側油圧シリンダ225の伸縮によって、前フレーム部221は揺動する。
The
後フレーム部222は、下部車体20の後側であって、一対の履帯211の間に配置されている。後フレーム部222は、前端側を支点として下部車体20に上下方向に揺動可能に取り付けられている(矢印B参照)。一対の後輪224は、後フレーム部222の後端に回転可能に支持されている。後側油圧シリンダ226は、下部車体20と後フレーム部222に接続されている。後側油圧シリンダ226の伸縮によって、後フレーム部222は揺動する。
The
前側油圧シリンダ225が伸長すると前フレーム部221が下方に回動し図1に示すように前輪223が履帯211の下端よりも下方に移動する。また、後側油圧シリンダ226が伸長すると後フレーム部222が下方に回動し後輪224が履帯211の下端よりも下方に移動する。このように前輪223および後輪224が下方に移動した状態において、鉄道用作業機械1は軌道上を走行できる。
When the front
一方、図2に示すように、前側油圧シリンダ225が収縮すると前フレーム部221が上方に回動し前輪223が履帯211の下端よりも上方に移動する。同様に、後側油圧シリンダ226が収縮すると後フレーム部222が上方に回動し後輪224が履帯211の下端よりも上方に移動する。このように前輪223および後輪224が上方に移動した状態において、鉄道用作業機械1は履帯211の回転によって走行できる。
On the other hand, as shown in FIG. 2, when the front
(1−3.上部旋回体3)
上部旋回体3は、旋回フレーム30と、キャブ31と、エンジンルーム32と、作業機33と、を有する。旋回フレーム30は、下部車体20の上側に旋回可能に配置されている。キャブ31は、旋回フレーム30の前部左側に配置されている。キャブ31には、運転席が配置されている。エンジンルーム32は、旋回フレーム30の後部に配置されており、内側にエンジンなどが配置されている。
(1-3. Upper revolving unit 3)
The
図3は、キャブ31の側面模式図である。キャブ31には、運転席311、走行レバー312、操作表示部313が設けられている。運転席311は、キャブフロア31a上に設けられており、オペレータが着座する。運転席311の前側には、走行レバー312が設けられている。
走行レバー312は、前後方向(FR方向)の略中央が停止位置P1(図3参照)となっている。停止位置P1では、走行レバー312に接続されている操作バルブ40は閉じた状態となりパイロット圧がメインバルブ41に供給されない。一方、停止位置から前(F方向)または後(R方向)に走行レバー312を移動させることによって、後述する操作バルブ40の開度が変化し、パイロット圧がメインバルブ41に供給される。図3では、停止位置P1の走行レバー312が実線で示され、一例として停止位置P1から前方向に回動させた走行位置P2の走行レバー312が二点鎖線で示されている。
FIG. 3 is a schematic side view of the
The
停止位置P1とは、操作バルブ40が開口しない(パイロット圧をメインバルブ41に供給しない)走行レバー312の範囲の位置(遊びを含む位置)を示し、走行位置P2とは、操作バルブ40が開口する(パイロット圧をメインバルブ41に供給する)走行レバー312の範囲の位置を示す。
操作表示部313は、ブレーキが制動状態であることを通知する自動ブレーキランプ76、車輪駐車ブレーキの駐車ブレーキスイッチ77等を有する(図5参照)。
The stop position P1 indicates the position (position including play) of the range of the
The
作業機33は、旋回フレーム30の前部中央に配置されており、図1に示すように、ブーム34、アーム35、および掘削バケット36を有する。ブーム34の基端部は、旋回フレーム30に回動可能に連結されている。また、ブーム34の先端部はアーム35の基端部に回動可能に連結されている。アーム35の先端部は、掘削バケット36に回動可能に連結されている。また、ブーム34、アーム35および掘削バケット36のそれぞれに対応するように油圧シリンダ37、38、39が配置されている。これらの油圧シリンダ37、38、39が駆動されることによって作業機33が駆動される。これにより、掘削等の作業が行われる。
The work implement 33 is disposed at the front center of the turning
(1−4.走行回路4)
図4は、走行回路4を示す図である。走行回路4は、履帯式走行部21および車輪式走行部22を駆動する。走行回路4は、操作バルブ40と、メインバルブ41と、走行切換バルブ42と、車輪用油圧モータ43と、履帯用油圧モータ44と、走行切換スイッチ45と、走行切換ソレノイドバルブ46と、圧力スイッチ47と、走行切換ランプ48と、パイロット配管49と、メイン配管50を有する。
(1-4. Driving circuit 4)
FIG. 4 is a diagram showing the traveling
パイロット油圧が供給されるパイロット配管49は、PPC元圧と操作バルブ40とメインバルブ41の間を接続する第1パイロット配管部49aと、PPC元圧と走行切換ソレノイドバルブ46と走行切換バルブ42の間を接続する第2パイロット配管部49bを有する。メイン油圧が供給されるメイン配管50は、メインバルブ41と走行切換バルブ42を繋ぐ第1メイン配管部50aと、走行切換バルブ42と車輪用油圧モータ43を繋ぐ第2メイン配管部50bと、走行切換バルブ42と履帯用油圧モータ44を繋ぐ第3メイン配管部50cとを有する。
The pilot piping 49 to which the pilot hydraulic pressure is supplied includes a first
操作バルブ40は、図3に示すように、キャブフロア31aの下方に設けられている。操作バルブ40は、上述した走行レバー312に電気的または機械的に繋がっており、走行レバー312の操作に基づいてメインバルブ41に供給するPPC圧を変更する。メインバルブ41は、PPC圧に基づいて、履帯用油圧モータ44または車輪用油圧モータ43に供給するメイン油圧を変更する。
The
走行切換バルブ42は、パイロット圧が供給されると、メインバルブ41から第1メイン配管部50aを介して供給されるメイン油圧を、第3メイン配管部50cを介して履帯用油圧モータ44に供給する。走行切換バルブ42は、パイロット圧の供給が停止されると、メインバルブ41から第1メイン配管部50aを介して供給されるメイン油圧を第2メイン配管部50bを介して車輪用油圧モータ43に供給する。これにより、履帯走行と車輪走行の切換が行われる。
When the pilot pressure is supplied, the
車輪用油圧モータ43は、メインバルブ41からのメイン油圧によって車輪式走行部22の前輪223または後輪224を駆動する。履帯用油圧モータ44は、メインバルブ41からのメイン油圧によって履帯式走行部21の履帯を駆動する。
走行切換スイッチ45は、履帯走行と車輪走行の切換を行うスイッチである。走行切換スイッチ45がオペレータによって操作されると、走行切換ソレノイドバルブ46への電力が供給または遮断される。また、走行切換スイッチ45は、後述するコントローラ6に履帯走行であるか車輪走行であるかの信号を送信する。
The wheel
The
走行切換ソレノイドバルブ46は、走行切換スイッチ45によって通電されるとPPC元圧から第2パイロット配管部49bを通して供給されるPPC圧を走行切換バルブ42に供給する。走行切換バルブ42にPPC圧が送られると、走行切換バルブ42が操作され、メイン油圧が履帯用油圧モータ44へと供給される。
圧力スイッチ47は、第2パイロット配管部49bの走行切換ソレノイドバルブ46と走行切換バルブ42の間に繋がっており、走行切換ランプ48は圧力スイッチ47に繋がっている。圧力スイッチ47はノーマルクローズタイプであり、走行切換ソレノイドバルブ46に通電され走行切換バルブ42にPPC圧が送られた場合に、PPC圧を検知してオープン状態となる。すなわち、走行切換ソレノイドバルブ46に通電されて履帯用油圧モータ44にメイン油圧が供給されている場合に、圧力スイッチ47がオープンとなり電気的に遮断され、走行切換ランプ48が消灯する。一方、走行切換ソレノイドバルブ46への電力が遮断されて車輪用油圧モータ43にメイン油圧が供給されている場合に圧力スイッチ47がクローズとなり電気的に接続され、走行切換ランプ48が点灯する。これにより、車輪走行の際に、走行切換ランプ48は点灯する。
The travel switching
The
図5は、操作表示部313の一部を示す図である。操作表示部313には、上述した走行切換スイッチ45が設けられており、走行切換スイッチ45の上側に走行切換ランプ48が設けられている。
なお、車輪走行を行うための車輪走行回路70は、走行回路4に含まれており、上述した操作バルブ40、メインバルブ41、車輪用油圧モータ43および第1パイロット配管部49a、第1メイン配管部50aおよび第2メイン配管部50bを含む。
FIG. 5 is a view showing a part of the
The
(1−5.圧力センサ)
圧力センサ5は、図3に示すようにキャブフロア31aの下方に配置されており、第1パイロット配管部49aの操作バルブ40とメインバルブ41の間に接続されている。圧力センサ5は、操作バルブ40からメインバルブ41に供給されるパイロット圧の圧力値を検知し、圧力値に基づいてコントローラ6に信号を出力する。
例えば、圧力センサ5は、Akg/cm2より大きくなるとコントローラ6に出力を行い、B(<A)kg/cm2より小さくなるとコントローラ6への出力をオフにする。
(1-5. Pressure sensor)
The
For example, the
(1−6.コントローラ6)
図6は、コントローラ6およびブレーキ回路7の構成を示す図である。
コントローラ6は、圧力センサ5から受信する信号に基づいて、ブレーキ回路7を制御してディスクブレーキ71を解除状態または制動状態にする。
(1-6. Controller 6)
FIG. 6 is a diagram showing the configuration of the controller 6 and the
The controller 6 controls the
コントローラ6は、例えば、圧力センサ5からの出力がオフの状態がC秒間連続する場合に、ディスクブレーキ71を制動状態とする。
図7は、圧力センサ5の出力とリレー部75からの出力を示す図である。図7に示すように、圧力センサ5がオフになったC秒後に後述するリレー部75からの出力がオフ状態となりブレーキが作動する。
The controller 6 puts the
FIG. 7 is a diagram showing the output of the
走行レバー312を停止位置に移動すると、圧力センサ5からの出力がオフとなり、走行レバー312を停止位置においてC秒間保持することによって、圧力センサ5からの出力がオフの状態がC秒間継続されることになる。
このように、コントローラ6は、走行レバー312が停止位置に移動されてから停止位置にC秒間保持された後に、ディスクブレーキ71を制動状態にする。
When the
In this manner, the controller 6 puts the
また、車輪式走行部22が停止状態であると判定するために車輪走行回路70の油圧を検知している。そのため、製造工程において、油圧が正確に検知できるか否かの確認は必要なものの取り付け位置や角度の調整が必要なく、センサを容易に取り付けることが出来る。ここで、停止状態とは、完全に停止している状態だけでなく、慣性力によって動いている状態も含む。
Further, the hydraulic pressure of the
(1−7.ブレーキ回路7)
ブレーキ回路7は、ディスクブレーキ71と、マスタシリンダ72と、ブレーキ解除シリンダユニット73と、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74と、リレー部75と、自動ブレーキランプ76と、駐車ブレーキスイッチ77と、ブレーキレバー78と、圧力スイッチ79と、手動カットバルブ80と、非常用手動ポンプ81と、配管82と、を有する。
(1-7. Brake circuit 7)
The
ディスクブレーキ71は、前輪223または後輪224に設けられている。ディスクブレーキ71は、前輪223または後輪224を制動し車輪式走行部22の走行を停止する。また、ディスクブレーキ71の制動を解除することにより、前輪223または後輪224は回転可能になる。
マスタシリンダ72は、第1ロッド721がシリンダの内側に押圧されることにより、第2ロッド722がシリンダの外側に押され、ディスクブレーキ71を制動状態にする。また、第1ロッド721がシリンダの内側に押されていない状態では、第2ロッド722は、バネ部材723によって第1ロッド721側に付勢され、ディスクブレーキ71の制動が解除される。
The
In the master cylinder 72, when the
ブレーキ解除シリンダユニット73は、第1シリンダ731と、第2シリンダ732と、接続ロッド733と、を有する。第1シリンダ731は、パイロット圧が供給される配管82がロッド側のポートに接続されている。配管82は、パイロット元圧から第1シリンダ731まで接続する。また、第1シリンダ731のボトム側ポートはドレンに接続されている。第2シリンダ732は、ロッド側の空間にバネ部材732aが設けられており、ボトム側の空間に向かってピストンが付勢されている。接続ロッド733の第1端733aは、第1シリンダ731のロッドの先端と接続され、接続ロッド733の第2端733bは第2シリンダ732のロッドの先端に接続されている。接続ロッド733は支点733cを中心に回動可能であり、支点733cは、接続ロッド733の中央よりも第2端733b寄りに設けられている。また、接続ロッド733の中央には、マスタシリンダ72の上記第1ロッド721が接続されている。
The brake
第1シリンダ731にパイロット圧が供給されていない状態では、矢印Aに示すようにバネ部材732aによって接続ロッド733の第2端733bがシリンダに引き込まれる側に移動しているためマスタシリンダ72の第1ロッド721がシリンダの内側に押される(矢印C参照)。これにより、第2ロッド722がシリンダの外側に押されディスクブレーキ71が制動状態となる。
When pilot pressure is not supplied to the first cylinder 731, as shown by arrow A, the
また、第1シリンダ731のロッド側の空間にパイロット圧が供給されると、第1シリンダ731のロッドがシリンダ内に引き込まれ、接続ロッド733の第1端733aが矢印Bに示すように第2シリンダ732のバネ部材732aの付勢力に対向して移動する。これにより、第1ロッド721がシリンダの外側(矢印D)に引っ張られるため、バネ部材723の付勢力により第2ロッド722がシリンダの内側に引き込まれ、ディスクブレーキ71の制動が解除される。
Also, when the pilot pressure is supplied to the space on the rod side of the first cylinder 731, the rod of the first cylinder 731 is drawn into the cylinder, and the
ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は、パイロット元圧と第1シリンダ731に接続されている配管82上に設けられている。ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は、リレー部75による通電によって第1シリンダ731にパイロット圧を供給する。
リレー部75は、コントローラ6から電力が出力されていない状態では、自動ブレーキランプ76(図5参照)を点灯させるように内部スイッチが接続されている。また、リレー部75は、コントローラ6から電気が出力されるとブレーキ解除ソレノイドバルブ74に通電を行うように内部のスイッチを切り換える。
The brake
The
駐車ブレーキスイッチ77は、電源とリレー部75の間に設けられており、オペレータが上方に引き上げることによってオン状態となってリレー部75に電気が供給される。駐車ブレーキスイッチ77が押し下げられることによってオフ状態となりリレー部75への通電が遮断される。なお、駐車ブレーキスイッチ77が押し下げられると、ランプ771が点灯する。駐車ブレーキスイッチ77は、図5に示すように、操作表示部313において、自動ブレーキランプ76の手前側に設けられている。
The
ブレーキレバー78は、駐車ブレーキスイッチ77とリレー部75の間に設けられており、駐車ブレーキスイッチ77とリレー部75の間が通電状態になるように付勢されている。ブレーキレバー78を引き下げることにより、電源からリレー部75への通電を遮断することができる。また、ブレーキレバー78は、図5に示すように操作表示部313に設けられている。
The
圧力スイッチ79は、配管82のブレーキ解除ソレノイドバルブ74と第1シリンダ731の間において圧力を検知すると、ランプ771への電力を遮断する。すなわち、駐車ブレーキスイッチ77がオフ状態となると、第1シリンダ731にパイロット圧が供給されていないが、圧力スイッチ79がパイロット圧を検知した場合には、何らかの問題が発生しているおそれがある。そのため、駐車ブレーキスイッチ77がオフの状態では通常点灯するランプ771を消灯することによって、オペレータに異常を通知することができる。
When pressure is detected between the brake
手動カットバルブ80と非常用手動ポンプ81は、パイロット圧を供給することが出来ないような非常時にディスクブレーキ71の制動を解除するために用いられる。手動カットバルブ80は、配管82の第1シリンダ731とブレーキ解除ソレノイドバルブ74の間に設けられている。非常時に、手動カットバルブ80で配管82が遮断され、非常用手動ポンプ81が配管82の手動カットバルブ80と第1シリンダ731の間に接続される。そして、非常用手動ポンプ81を作業者が動作することによって、第1シリンダ731に作動油が供給され、接続ロッド733が回動してディスクブレーキ71による制動が解除される。
The
<2.動作>
次に、本実施の形態の鉄道用作業機械1の自動ブレーキ動作について説明する。図8は、鉄道用作業機械1の自動ブレーキ動作のフローを示す図である。
はじめに、鉄道用作業機械1が走行している状態について説明する。
走行している状態では、走行レバー312が停止位置P1から前後方向の走行位置P2に移動されており、走行レバー312の操作角に応じてパイロット圧が操作バルブ40からメインバルブ41に供給され、メイン油圧が車輪用油圧モータ43に供給されて前輪223または後輪224が回転駆動する。
<2. Operation>
Next, the automatic braking operation of the railway work machine 1 according to the present embodiment will be described. FIG. 8 is a diagram showing the flow of the automatic braking operation of the railway work machine 1.
First, the state in which the railway work machine 1 is traveling will be described.
In the traveling state, the traveling
また、圧力センサ5は所定以上の圧力(Akg/cm2以上のパイロット圧)を検知しているため、コントローラ6はリレー部75に出力を行い、リレー部75はブレーキ解除ソレノイドバルブ74に通電を行っている。ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は通電によってパイロット圧の配管82を開放し、パイロット圧が第1シリンダ731に供給されている。第1シリンダ731へのパイロット圧の供給により、接続ロッド733が矢印B方向に回転しており、マスタシリンダ72の第1ロッド721が矢印D方向へと移動している。このため、第2ロッド722がバネ部材723の付勢力により矢印D方向へ移動しており、ディスクブレーキ71が解除状態となっている。
Further, since the
このような走行状態からの自動ブレーキ動作について説明すると、はじめに、ステップS11において、コントローラ6は、圧力センサ5からの出力がオフの状態がC秒間以上継続したか否かを判定する。走行状態から停車する場合、オペレータが走行レバー312を前後方向の中央の停止位置P1に移動させる。この走行レバー312の停止位置P1への移動によって、パイロット圧が所定値(Bkg/cm2)よりも低くなり圧力センサ5からの出力がオフになる。そして、走行レバー312が停止位置に所定時間(C秒間)保持されると、圧力センサ5からの出力がオフの状態が所定時間継続したことになり、制御はステップS12へと進む。
The automatic brake operation from such a traveling state will be described. First, in step S11, the controller 6 determines whether the state where the output from the
次に、ステップS12において、コントローラ6は、リレー部75への出力をオフにする。これによって、ステップS13において、リレー部75は、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74への通電を遮断して自動ブレーキランプ76に通電を行うように内部スイッチを切り替える。これにより、自動ブレーキランプ76が点灯する。
次に、ステップS14において、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74はパイロット圧の配管82を遮断する。これによってパイロット圧の第1シリンダ731への供給が停止される。
Next, in step S12, the controller 6 turns off the output to the
Next, in step S14, the brake
この第1シリンダ731へのパイロット圧の供給停止により、第2シリンダ732のバネ部材732aの付勢力によって接続ロッド733が矢印A方向に回転し、マスタシリンダ72の第1ロッド721が矢印C方向に押される。これによって第2ロッド722がバネ部材723の付勢力に対抗して矢印C方向に移動し、ステップS15において、ディスクブレーキ71が解除状態から制動状態となる。
When the supply of pilot pressure to the first cylinder 731 is stopped, the connecting rod 733 is rotated in the direction of arrow A by the biasing force of the
最後に、オペレータが駐車ブレーキスイッチ77を押し下げることによって、リレー部75への電気が遮断される。
なお、走行状態から停車する場合、必要に応じてブレーキレバー78が操作されるが、ブレーキレバー78を引き下げることによってリレー部75への通電が遮断されるため、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74がパイロット圧を遮断する。これによって、第1シリンダ731へのパイロット圧の供給が停止され、ディスクブレーキ71が解除状態から制動状態になる。このように、ブレーキレバー78を引き下げることによって、ディスクブレーキ71を制動状態にすることができる。
Finally, when the operator depresses the
When stopping from the traveling state, the
また、停車状態から走行する際には、走行レバー312を移動させることによって圧力センサ5が所定値以上のパイロット圧(Akg/cm2以上)を検知してコントローラ6に出力を行い、コントローラ6がリレー部75に通電を行う。これによりリレー部75がブレーキ解除ソレノイドバルブ74に通電を行い第1シリンダ731にパイロット圧が供給され、接続ロッド733が矢印B方向に回動され、ディスクブレーキ71が制動状態から解除状態になる。
In addition, when traveling from a stopped state, the
<3.特徴等>
(3−1)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、下部走行体2(走行体の一例)と、車輪走行回路70と、圧力センサ5(検知部の一例)と、コントローラ6(制御部の一例)と、を備えている。下部走行体2は、下部車体20(車体の一例)と、履帯式走行部21と、車輪式走行部22と、を有する。履帯式走行部21は、下部車体20に取り付けられている。車輪式走行部22は、下部車体20に取り付けられ前輪223および後輪224(車輪の一例)とディスクブレーキ71(ブレーキの一例)を持つ。車輪走行回路70は、車輪式走行部22を駆動する。圧力センサ5は、車輪走行回路70の油圧を検知する。コントローラ6は、圧力センサ5による油圧の検知に基づいて、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
このように、車輪走行回路70の油圧に基づいて、自動でディスクブレーキ71が制動状態に切り換えられるため、オペレータの手間を低減することができる。
<3. Features etc>
(3-1)
The railway work machine 1 (an example of a work vehicle) according to the present embodiment includes a lower traveling body 2 (an example of a traveling body), a
As described above, since the
(3−2)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、走行レバー312(操作部材の一例)を更に備える。走行レバー312は、車輪式走行部22が停止する停止位置P1と車輪式走行部22が走行する走行位置P2とを有し、オペレータが操作可能である。走行レバー312の操作に基づいて油圧が変動する。コントローラ6は、油圧の検知に基づいて、走行レバー312が走行位置P2から停止位置P1に切り替わったことを判断すると、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り替える。
これにより、走行レバー312の操作位置に基づいて変化する油圧を検知することによって、走行レバー312の操作位置を間接的に検出することができる。
(3-2)
The railway work machine 1 (an example of a work vehicle) according to the present embodiment further includes a travel lever 312 (an example of an operation member). The
As a result, by detecting the hydraulic pressure that changes based on the operation position of the
(3−3)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、車輪走行回路70は、車輪用油圧モータ43(油圧モータの一例)と、メインバルブ41(制御弁の一例)と、を有する。車輪用油圧モータ43は、前輪223または後輪224(車輪の一例)を駆動する。メインバルブ41は、車輪用油圧モータ43に供給する作動油を制御する。圧力センサ5が検知する油圧は、メインバルブ41を制御するパイロット圧である。
これにより、パイロット圧を検知することによって車両の停止を判定しディスクブレーキ71を自動で制動状態にすることができる。
(3-3)
In railway work machine 1 (an example of a work vehicle) according to the present embodiment,
As a result, the stop of the vehicle can be determined by detecting the pilot pressure, and the
(3−4)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、圧力センサ5は、キャブフロア31aより下方に配置されている。
キャブ31内にセンサを設ける場合と比較して、オペレータの作業に干渉せずオペレータが作業を行いやすく、オペレータの作業環境を向上することができる。
(3-4)
In the railway work machine 1 (an example of a work vehicle) of the present embodiment, the
Compared to the case where a sensor is provided in the
(3−5)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、コントローラ6は、走行レバー312が走行位置から停止位置に切り替えられた後、所定時間経過後にディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
これにより、急な制動を抑制することができる。
(3-5)
In the railway work machine 1 (an example of a work vehicle) of the present embodiment, the controller 6 causes the
This can suppress sudden braking.
(3−6)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、コントローラ6は、油圧が所定値以下の状態が所定時間以上続いた場合に、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
これにより、急な制動を抑制することができる。
(3-6)
In the railway work machine 1 (an example of a work vehicle) of the present embodiment, the controller 6 switches the
This can suppress sudden braking.
(3−7)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、ブレーキ解除シリンダユニット73と、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74(解除弁の一例)と、を更に備える。ブレーキ解除シリンダユニット73は、パイロット圧が供給されることによってディスクブレーキ71を制動状態から解除状態にし、パイロット圧の供給が停止されることによってディスクブレーキ71を解除状態から制動状態にする。ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は、ブレーキ解除シリンダユニット73へのパイロット圧の供給または停止を行う。コントローラ6は、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74を制御することにより、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
このようにコントローラ6が車輪走行回路70の油圧に基づいてブレーキ解除ソレノイドバルブ74の制御を行うことにより、車輪式走行部22の停止を判断して自動でブレーキを制動状態にすることができる。
(3-7)
The railway work machine 1 (an example of a work vehicle) according to the present embodiment further includes a brake
As described above, when the controller 6 controls the brake
(3−8)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、自動ブレーキランプ76(表示部の一例)を更に備える。自動ブレーキランプ76は、ディスクブレーキ71が制動状態であることを示す表示を行う。コントローラ6は、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換えた場合に、自動ブレーキランプ76を点灯(表示の一例)する。
これにより、オペレータはディスクブレーキが自動で制動状態に切り換えられたことを認識することができる。
(3-8)
The railway work machine 1 (an example of a work vehicle) according to the present embodiment further includes an automatic brake lamp 76 (an example of a display unit). The
As a result, the operator can recognize that the disc brake has been switched to the braking state automatically.
(3−9)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、上部旋回体3を更に備える。上部旋回体3は、作業機33を有し、下部車体20(車体の一例)の上側に旋回可能に取り付けられている。
これにより、旋回可能な作業機を用いて作業を行うことができる。
(3-9)
The railway work machine 1 (an example of a work vehicle) of the present embodiment further includes an upper revolving
Thereby, the work can be performed using the swiveling work machine.
<4.他の実施の形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施の形態では、第1パイロット配管部49aの操作バルブ40とメインバルブ41の間のパイロット圧を検知しているが、これに限らなくても良い。例えば、メインバルブ41から車輪用油圧モータ43に供給される第1メイン配管部50aまたは第2メイン配管部50bのメイン油圧を検知して、メイン油圧に基づいてディスクブレーキ71が制動状態にされてもよい。要するに、車輪走行回路70において走行レバー312の操作に基づいて変化する油圧を検知すればよい。
<4. Other Embodiments>
As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible in the range which does not deviate from the summary of invention.
(A)
Although the pilot pressure between the
(B)
上記実施の形態では、圧力センサ5がキャブフロア31aの下方に配置されているが、下方に限らなくても良い。また、上記のようにメイン油圧を検知する場合に、メイン油圧を検知する圧力センサの配置はキャブフロア31aの下方に限らなくても良い。
(C)
上記実施の形態では、図3に示すような走行レバー312によってパイロット圧が変更されているが、ジョイスティックレバーによって操作バルブ40が操作されてもよい。
(B)
Although the
(C)
In the above embodiment, the pilot pressure is changed by the traveling
(D)
上記実施の形態では、ディスクブレーキ71が自動で制動状態となったことを自動ブレーキランプ76によって表示しているが、ランプに限らなくても良く、ディスプレイを設けてディスプレイに表示させてもよい。
(E)
上記実施の形態では、ブーム34、アーム35および掘削バケット36を有する作業機33を備えた鉄道用作業機械1を用いて説明したが、これに限られるものではなく、作業機33に代えてダンプトラックのベッセル等が設けられていてもよい。また、作業機33が設けられていなくてもよく、更に作業機33を有する上部旋回体3が設けられていなくてもよい。要するに履帯式走行部と車輪式走行部を有する作業車両であればよく、本発明を適用することができる。
(D)
In the above embodiment, the
(E)
Although the above embodiment has been described using the railway work machine 1 provided with the work implement 33 having the
本発明の作業車両は、オペレータの手間を低減可能な効果を有し、軌道上を走行する鉄道用作業機械等として有用である。 The work vehicle of the present invention has the effect of reducing the time and effort of the operator, and is useful as a railway work machine or the like traveling on a track.
1 :鉄道用作業機械
2 :下部走行体
3 :上部旋回体
4 :走行回路
5 :圧力センサ
6 :コントローラ
7 :ブレーキ回路
20 :下部車体
21 :履帯式走行部
22 :車輪式走行部
70 :車輪走行回路
71 :ディスクブレーキ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1: work machine for railways 2: lower traveling body 3: upper revolving superstructure 4: traveling circuit 5: pressure sensor 6: controller 7: brake circuit 20: lower vehicle body 21: track type traveling unit 22: wheel type traveling unit 70: wheel Traveling circuit 71: Disc brake
Claims (9)
前記車輪式走行部を駆動する車輪走行回路と、
前記車輪走行回路の油圧を検知する検知部と、
前記検知部による油圧の検知に基づいて、前記ブレーキを解除状態から制動状態に切り換える制御部と、を備えた、
作業車両。 A traveling body having a vehicle body, a track type traveling unit attached to the vehicle body, and a wheeled traveling unit attached to the vehicle body and having wheels and a brake;
A wheel travel circuit for driving the wheel travel unit;
A detection unit that detects an oil pressure of the wheel travel circuit;
A control unit for switching the brake from the release state to the braking state based on the detection of the hydraulic pressure by the detection unit;
Work vehicle.
前記操作部材の操作に基づいて前記油圧が変動し、
前記制御部は、前記油圧の検知に基づいて、前記操作部材が前記走行位置から前記停止位置に切り替わったことを判断すると、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り替える、
請求項1に記載の作業車両。 The control device further includes an operation member operable by an operator, having a stop position at which the wheeled traveling unit stops and a traveling position at which the wheeled traveling unit travels,
The hydraulic pressure fluctuates based on the operation of the operation member,
The control unit switches the brake from the release state to the braking state upon determining that the operating member has switched from the traveling position to the stop position based on the detection of the hydraulic pressure.
The work vehicle according to claim 1.
前記車輪を駆動する油圧モータと、
前記油圧モータに供給する作動油を制御する制御弁と、を有し、
前記検知部が検知する油圧は、前記制御弁を制御するパイロット圧である、
請求項1または2に記載の作業車両。 The wheel travel circuit is
A hydraulic motor driving the wheel;
A control valve for controlling the hydraulic oil supplied to the hydraulic motor;
The hydraulic pressure detected by the detection unit is a pilot pressure that controls the control valve.
The work vehicle according to claim 1.
請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業車両。 The detection unit is disposed below the cab floor.
The work vehicle according to any one of claims 1 to 3.
前記操作部材が前記走行位置から前記停止位置に切り替えられた後、所定時間経過後に前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換える、
請求項2記載の作業車両。 The control unit
After the operation member is switched from the travel position to the stop position, the brake is switched from the release state to the braking state after a predetermined time has elapsed.
The work vehicle according to claim 2.
前記油圧が所定値以下の状態が所定時間以上継続した場合に、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換える、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業車両。 The control unit
Switching the brake from the release state to the braking state when the state where the hydraulic pressure is less than or equal to a predetermined value continues for a predetermined time or more;
The work vehicle according to any one of claims 1 to 4.
前記ブレーキ解除シリンダユニットへの前記パイロット圧の供給または停止を行う解除弁と、を更に備え、
前記制御部は、前記解除弁を制御することにより、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換える、
請求項3に記載の作業車両。 A brake release cylinder unit that changes the brake from the braking state to the release state by supplying the pilot pressure, and stops the brake from the release state to the brake state by stopping the supply of the pilot pressure;
And a release valve for supplying or stopping the pilot pressure to the brake release cylinder unit.
The control unit switches the brake from the release state to the braking state by controlling the release valve.
The work vehicle according to claim 3.
前記制御部は、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換えた場合に、前記表示部に前記表示を行わせる、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業車両。 The display device further comprises a display unit for displaying that the brake is in the braking state,
The control unit causes the display unit to perform the display when the brake is switched from the release state to the braking state.
The work vehicle according to any one of claims 1 to 7.
請求項1〜8のいずれか1項に記載の作業車両。
It has a working machine, and further comprises an upper swing body pivotally attached to the upper side of the vehicle body,
The work vehicle according to any one of claims 1 to 8.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017167342A JP6910251B2 (en) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | Work vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017167342A JP6910251B2 (en) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | Work vehicle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019044426A true JP2019044426A (en) | 2019-03-22 |
JP6910251B2 JP6910251B2 (en) | 2021-07-28 |
Family
ID=65815496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017167342A Active JP6910251B2 (en) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | Work vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6910251B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020094428A (en) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | コベルコ建機株式会社 | Track work machine |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536252U (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-08 | ||
JP2004217193A (en) * | 2002-11-20 | 2004-08-05 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | Working machine for track |
JP2005132505A (en) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Aichi Corp | Controller for working vehicle |
JP2007045219A (en) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Road/rail working machine |
JP2010216209A (en) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Caterpillar Sarl | Turn controller |
US20120024189A1 (en) * | 2010-07-27 | 2012-02-02 | Rail Construction Equipment Company | High Rail Excavator |
JP2012153159A (en) * | 2011-01-21 | 2012-08-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic drive system of wheel type working machine |
WO2013179517A1 (en) * | 2012-05-28 | 2013-12-05 | 株式会社小松製作所 | Industrial vehicle and control method for industrial vehicle |
-
2017
- 2017-08-31 JP JP2017167342A patent/JP6910251B2/en active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536252U (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-08 | ||
JP2004217193A (en) * | 2002-11-20 | 2004-08-05 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | Working machine for track |
JP2005132505A (en) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Aichi Corp | Controller for working vehicle |
JP2007045219A (en) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Road/rail working machine |
JP2010216209A (en) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Caterpillar Sarl | Turn controller |
US20120024189A1 (en) * | 2010-07-27 | 2012-02-02 | Rail Construction Equipment Company | High Rail Excavator |
JP2012153159A (en) * | 2011-01-21 | 2012-08-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic drive system of wheel type working machine |
WO2013179517A1 (en) * | 2012-05-28 | 2013-12-05 | 株式会社小松製作所 | Industrial vehicle and control method for industrial vehicle |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020094428A (en) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | コベルコ建機株式会社 | Track work machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6910251B2 (en) | 2021-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2009130866A1 (en) | Steering controller and steering control method of working vehicle | |
WO2007029486A1 (en) | Hydraulic drive device for dump truck | |
JP2021049828A (en) | Work vehicle | |
JP2008248981A (en) | Traveling system of work machine | |
JP2019044426A (en) | Work vehicle | |
JP2011255855A (en) | Runaway preventing device of track/road working vehicle | |
KR20200074130A (en) | Tool carrier | |
JP4322263B2 (en) | Construction machine control device | |
JP6252556B2 (en) | crane | |
JP2014201442A (en) | Vehicle for high lift work | |
CN115552080A (en) | System and method for traction lock engagement control for a power machine | |
JP3946214B2 (en) | Emergency stop device for hydraulic travel device | |
JP2008082124A (en) | Tractor | |
JP7368313B2 (en) | construction machinery vehicle | |
JP2005313819A (en) | Parking brake operation device for working vehicle | |
WO2018235523A1 (en) | Motor grader | |
JP6223258B2 (en) | Work vehicle | |
JP2018204409A (en) | Work vehicle | |
JP2014132856A (en) | Work vehicle | |
JP6712618B2 (en) | Trolley, and vehicle and trolley set | |
JP4938565B2 (en) | Railroad work vehicle | |
JP6857062B2 (en) | Gripping device safety device | |
JP2011001970A (en) | Travel control device for construction machine | |
JP3828658B2 (en) | Work vehicle turning control device | |
JP5283407B2 (en) | Escape prevention device for railroad work vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6910251 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |