JP2019042115A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】水槽内での圧力上昇の影響を受けにくい排水トラップを有する洗濯乾燥機を提供する。【解決手段】洗濯乾燥機は、外箱(100)の内部に配設される水槽(4)と、外箱(100)の底部に位置する底台(106)と、底台(106)の内側において、下方に張り出すように配設されて、水槽(4)からの排水が流れる第一排水ホース(71)と、底台(106)の外側に配設されるとともに、第一排水ホース(71)に接続される第二排水ホース(72)とを備え、第一排水ホース(71)が、上流端部(71d)と下流端部(71c)とを有し、下流端部(71c)が外箱(100)の側壁部(110a,110b)に設けられた取出口(121,123)に配設され、下流端部(71c)が、上流端部(71d)に対して同等以上の高さに位置する。【選択図】図8

Description

この発明は、洗濯乾燥機に関する。
従来、水槽の下流側に位置する排水ホースにおいて、下水からの臭気を防止する排水トラップ構造を備える洗濯乾燥機がある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−110088号公報
上記従来の排水トラップ構造では、排水ホースが、水槽の下流側に位置する上流端部を始端にして横方向に延び、下に向けて湾曲することによってU字状部を形成したあと、逆U字状部を形成する下流端部で終端している。すなわち、上記従来の排水トラップ構造では、下流端部が、上流端部よりも高さ方向で下方に位置している。当該構造では、排水トラップ構造で貯留されるトラップ水の水面が、逆U字状部での湾曲壁下部によって規定されるので、逆U字状部での湾曲壁下部よりも上では、トラップ水が貯留されない。このように、従来の排水トラップ構造では、排水ホースの一部分が、排水トラップとして利用されているだけである。
ところで、洗濯乾燥機では、気流フィルタ装置に目詰まりが発生すると、乾燥運転時において、水槽内の圧力が上昇することがある。水槽内での圧力上昇によって、排水トラップ構造に貯留されたトラップ水が、排水トラップ構造の下流側に押し出されてしまう。したがって、上記従来の排水トラップ構造では、排水ホースの一部分しか排水トラップとして利用されないため、圧力上昇の影響を受けやすく、水槽内の圧力が少し上昇するだけで、排水トラップとして機能しなくなるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、水槽内での圧力上昇の影響を受けにくい排水トラップを有する洗濯乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の一態様に係る洗濯乾燥機は、
外箱の内部に配設される水槽と、
前記外箱の底部に位置する底台と、
前記底台の内側において、下方に張り出すように配設されて、前記水槽からの排水が流れる第一排水ホースと、
前記底台の外側に配設されるとともに、前記第一排水ホースに接続される第二排水ホースとを備え、
前記第一排水ホースが、上流端部と下流端部とを有し、前記下流端部が前記外箱の側壁部に設けられた取出口に配設され、
前記下流端部が、前記上流端部に対して同等以上の高さに位置することを特徴とする。
この発明によれば、第一排水ホースが下方に張り出すとともに、第一排水ホースの下流端部が、上流端部に対して同等以上の高さに位置するように配置することによって、第一排水ホースの大部分が排水トラップとして利用されるので、水槽内での圧力上昇の影響を受けにくく、排水トラップとして機能することができる。
第1実施形態に係る洗濯乾燥機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機の斜視図である。 図1に示したドラム式洗濯乾燥機のドアを開けた状態の斜視図である。 図1に示したドラム式洗濯乾燥機の底台の上面図である。 図1に示したドラム式洗濯乾燥機の底台の下面図である。 図1に示したドラム式洗濯乾燥機の底台の右側面図である。 図1に示したドラム式洗濯乾燥機の底台の左側面図である。 図1に示したドラム式洗濯乾燥機の底台の下面の拡大図である。 前面側から見た、底台における第一排水ホースの配置を説明する図である。 右側面側から見た、底台における第一排水ホースの配置を説明する図である。 第一排水ホースが取り付けられた取出口周辺の拡大斜視図である。 下面側から見た、底台における第一排水ホースの配置を説明する図である。 下面側から見た、底台における第一排水ホースの別の配置を説明する図である。
以下、この発明に係る洗濯乾燥機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態の洗濯乾燥機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機1の斜視図を示している。図1において、101は上面部、102は排水フィルタ用ドア、103は前面部、104は後面部、105は側板部、106は底台である。
このドラム式洗濯乾燥機1は、図1に示すように、外箱100と、外箱100の開口部100a(図2に示す)を開閉するドア50と、外箱100の内部に配設された水槽4(図2に示す)と、その水槽4内に回転可能に配置された回転ドラム3(図2に示す)を備える。
また、外箱100の上面部101の左後面側には、給水口10が設けられている。また、外箱100の上面部101の右後面側には、気流フィルタ装置30が装着されている。気流フィルタ装置30には、循環経路を循環する気流に含まれる糸屑を取り除く糸屑フィルタが装着されている。また、外箱100の上面部101の右前面側には、電源ボタン31が設けられている。さらに、外箱100の上面部101の左上側には、洗剤ケース11が装着されている。
ドア50は、正面視で略四角形状のドア本体部51と、ドア本体部51の上部から後方に傾斜するように設けられたドア傾斜部52とを備える。このドア50のドア傾斜部52には、運転動作を選択して指示入力すると共に運転状態を表示する表示操作部54が設けられている。
図2は、ドラム式洗濯乾燥機1のドア50を開けた状態の斜視図を示している。図2において、図1に示すドラム式洗濯乾燥機1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
ドラム式洗濯乾燥機1の外箱100は、図2に示すように、上面部101と、前面部103と、後面部104と、一対の側板部105(図2では一方を示す)と、底台106とによって構成されている。
外箱100の前面部103は、第1平面部103aと、第1平面部103aの上側に延在する上傾斜部103bと、第1平面部103aの下側に延在する第2平面部103cとを有する。
上記前面部103には、洗濯物の出し入れに使用される開口部100aが設けられている。上記前面部103の開口部100aの周縁には、環状部材17が設けられている。
また、前面部103の前面側には、開口部100aを開閉するためのドア50が、上下方向に離間した2つのヒンジ部40で回動可能に取り付けられている。
また、ドア50の後面側には、ユーザーによって操作されるロック解除部53が設けられている。ロック解除部53は、ドア50の厚み方向の前側にスライド移動することにより、ドア50のロック解除を行う機能を有する。係合爪57は、ロック解除部53の動きに連動するように構成されている。
ドア50が閉められた状態で、ユーザーの操作によりロック解除部53がドア50の厚み方向の前側にスライド移動すると、係合爪57が非係合側に移動することにより被係合部20に対する係合爪57の係合が解除されて、ドア50が開放される。また、ドア50を開いた状態から閉じた状態にすると、ドア50の係合爪57が外箱100の被係合部20に係合する。
上記環状部材17と外箱100の開口部100aの周縁部分とで、ゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキン18を挟んで保持している。これにより、ドア50を閉じると、ドア50に取り付けられた円錐台形状のガラス製の窓部材56がパッキン18に密着して、回転ドラム3を収容する水槽4において、水密かつ気密が保たれ、水槽4内の液体が水槽4の外へ漏れ出ることを防止できる。
また、外箱100内に配置された水槽4および回転ドラム3は、ドア50側に開口しており、ドア50を開くことにより外箱100の開口部100aを介して回転ドラム3内に洗濯物(図示せず)を出し入れできる。
また、上記ドラム式洗濯乾燥機1は、外箱100内の後面側かつ下部に配置された乾燥用のヒートポンプユニット(図示せず)と、該ヒートポンプユニットによって水槽4内の空気を加熱して加熱された空気を循環させるための循環経路(図示せず)とを備えている。
また、外箱100の第2平面部103cの左下側には、排水フィルタ用ドア102が開閉可能に取り付けられている。この排水フィルタ用ドア102を開いて、外箱100内の下側に装着された糸屑フィルタ(図示せず)を交換する。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機1では、表示操作部54(図1に示す)から運転コースの選択や各工程の時間設定などが入力されると、その選択情報や設定情報が入力された制御装置(図示せず)によって、例えば洗濯から乾燥までの一連の動作を実行する。
図3から図10は、図1に示したドラム式洗濯乾燥機1における底台106を示している。底台106は、外箱100の底部に位置しており、例えば、樹脂材料の成形によって作られている。
図3および図4に示すように、ドラム式洗濯乾燥機1の底台106は、ベース部110と、右の側壁部110aと、左の側壁部110bとを有する。図5に示すように、右の側壁部110aには、右の取付部114が設けられている。図6に示すように、左の側壁部110bには、左の取付部116が設けられている。ベース部110の幅方向(左右方向)中央よりもやや左側に片寄ったところに、排水弁取付部112が形成されている。
図4に示すように、排水弁取付部112から右の取付部114に至る経路には、右の案内部113が形成されている。右の案内部113は、右側に設置される第一排水ホース71を支持しながら右の取付部114に案内するためのものである。右の案内部113は、幅方向(左右方向)に延びている。右の案内部113の底面側には、右の係止ツメ117が設けられている。右の係止ツメ117は、右側に設置される第一排水ホース71を着脱自在に係止するためのものである。
図5に示すように、右の取付部114は、大略丸穴形状をした右の取付口121と、右の取付口121の径方向外側に形成された右の取付穴122とを有する。図7に示すように、右の取付口121は、後述する排水ホース70が右側に設置されるとき、排水ホース70の接続アダプタ73を受け入れるように構成されている。右の取付穴122は、接続アダプタ73を右の取付部114にねじ止めするためのねじを挿通する貫通穴である。
図4に示すように、排水弁取付部112から左の取付部116に至る経路には、左の案内部115が形成されている。左の案内部115は、左側に設置される第一排水ホース71を支持しながら左の取付部116に案内するためのものである。左の案内部115は、左右方向に延びたあと上下方向に延び、さらに左右方向に延びている。左の案内部115の底面側には、左の係止ツメ118が設けられている。左の係止ツメ118は、左側に設置される第一排水ホース71を着脱可能に係止するためのものである。
図6に示すように、左の取付部116は、大略丸穴形状をした左の取付口123と、左の取付口123の径方向外側に形成された左の取付穴124とを有する。左の取付口123は、排水ホース70が左側に設置されるとき、排水ホース70の接続アダプタ73を受け入れるように構成されている。左の取付穴124は、接続アダプタ73を左の取付部116にねじ止めするためのねじを挿通する貫通穴である。
なお、外箱100の外に設けられる排水口(図示しない)の位置に応じて、1つの第一排水ホース71が右側または左側に設置されるため、右の案内部113の延在長さと左の案内部115の延在長さは、ほぼ同じになるように構成されている。
図4に示すように、右の取付部114よりも内側部分(すなわち、排水弁取付部112の側の部分)は、1つの上面側の仕切り部125と、3つの側面側の仕切り部126とを有する右の仕切り部屋が形成されている。右の仕切り部屋は、右側での第一排水ホース71の着脱を可能にするため、下面側だけが仕切り部を有することなく開放された形態になっている。当該形態によれば、右の取出口121を通じて指などが不用意に差し入れられたとしても、指などが底台106よりも上方の外箱100の内部に達することを防止できる。
同様に、左の取付部116よりも内側部分(すなわち、排水弁取付部112の側の部分)は、1つの上面側の仕切り部127と、3つの側面側の仕切り部128とを有する左の仕切り部屋が形成されている。左の仕切り部屋は、左側での第一排水ホース71の着脱を可能にするため、下面側だけが仕切り部を有することなく開放された形態になっている。当該形態によれば、左の取出口123を通じて指などが差し入れられたとしても、指などが底台106よりも上方の外箱100の内部に達することを防止できる。
図7に示すように、排水弁取付部112には、排水弁80が取り付けられている。排水弁80は、水槽4における排水および貯水を切り替える弁である。
排水ホース70は、図8および図10から図12に図示する第一排水ホース71と、図1に図示する第二排水ホース72と、図7および図9から図12に図示する接続アダプタ73とを有する。第一排水ホース71は、底台106の内側において、下方に張り出すように配設されて、水槽4からの排水が流れるように構成されている。第二排水ホース72は、底台106の外側に配設されるとともに、接続アダプタ73を介して第一排水ホース71に接続される
第一排水ホース71は、上流側および下流側の蛇腹部71aと、上流側および下流側の蛇腹部71aの間に位置する筒状部71bと、筒状の下流端部71c(図10に図示)と、図示しない筒状の上流端部71dとを有する。第一排水ホース71の上流端部71dが排水弁80に接続されて、第一排水ホース71の下流端部71cが右の取出口121または左の取出口123に配設される。これによって、第一排水ホース71は、排水弁80と、右の取出口121または左の取出口123との間を接続する。筒状部71bが、右の係止ツメ117または左の係止ツメ118によって係止される。
底台106において、右の取出口121および左の取出口123での下端部の高さが、それぞれ、排水弁80の高さに対して同等以上の高さに位置するように構成されている。したがって、右の取出口121または左の取出口123に配設される第一排水ホース71の下流端部71cが、排水弁80に接続される第一排水ホースの上流端部71dに対して同等以上の高さに位置する。すなわち、下流端部71cの下端部が、上流端部71dに対して同じ高さであるかそれ以上の高さに位置する。右の取出口121または左の取出口123を高い位置に設けるほど、排水トラップ性が向上するが、水槽4からの排水を排出しにくくなるので、右の取出口121または左の取出口123をあまり高い位置に設けることができない。したがって、右の取出口121または左の取出口123は、その上部は、例えば、設置面から約10cmの高さになるように配設される。
第二排水ホース72は、図1に図示するように、上流側および下流側の蛇腹部72aと、上流側および下流側の蛇腹部72aの間に位置する筒状部72bと、筒状の下流端部72cと、筒状の上流端部72dとを有する。第二排水ホース72の上流端部72dが、右の取出口121または左の取出口123に配設された第一排水ホース71の下流端部71cに接続される。そして、第二排水ホース72の下流端部72cが、外箱100の外に設けられる排水口に配設される。これによって、第二排水ホース72は、右の取出口121または左の取出口123に配設された第一排水ホース71と、排水口との間を接続する。第二排水ホース72の上流端部72dが、ホースバンドによって第一排水ホース71の下流端部71cに対して着脱可能に固定される。下流端部72cは、例えば防水パンの排水口に接続される。
接続アダプタ73は、鍔部と、支持部と、複数のねじ穴とを有する。鍔部は、右の取付部114または左の取付部116への取付時に、右の取付部114または左の取付部116の内側に位置する。支持部は、右の取付部114または左の取付部116への取付時に、右の取付部114または左の取付部116の外側に位置する。複数のねじ穴は、取付穴122,124のそれぞれに対応して、ねじで固定するときに使用される。接続アダプタ73は、右の取出口121または左の取出口123に装着されて、右の取付部114または左の取付部116に対してねじで固定される。接続アダプタ73は、第一排水ホース71と第二排水ホース72との間に介在して、第一排水ホース71および第二排水ホース72を着脱可能に連結する。
排水ホース70が第一排水ホース71および第二排水ホース72に分割されている。これによって、排水口がドラム式洗濯乾燥機1の設置場所の真下に位置する場合、先に第二排水ホース72の下流端部72cを排水口に接続してから、ドラム式洗濯乾燥機1を所定の場所に設置したあと、第二排水ホース72を第一排水ホース71に接続することができる。したがって、ドラム式洗濯乾燥機1の設置時において、排水ホース70の取り回しが容易になり、良好な設置作業性を提供できる。
図11に示すように、底台106の右側に設置された第一排水ホース71は、右の案内部113で案内されながら、その底面側に設けられた右の係止ツメ117によって支持されている。図11に示す設置形態では、第一排水ホース71が、幅方向(左右方向)に略直線状に延びている。図8および図9に示すように、底台106に設置された第一排水ホース71は、下方に張り出すように、すなわち筒状部71bが最も下方であって設置面の最も近傍に位置するように構成されている。
底台106において右側に設置された第一排水ホース71には、第一部分75aと、第二部分75bと、第三部分75cとが形成されている。第一部分75aは、上流端部71dから湾曲しながら斜め下方に延びており、上流側の蛇腹部71aの大部分を含む。第二部分75bは、幅方向(左右方向)且つ水平方向に延びる直線状底部を形成しており、上流側の蛇腹部71aの一部分と筒状部71bと下流側の蛇腹部71aの一部分とを含む。第三部分75cは、湾曲しながら斜め上方に下流端部71cまで延びており、下流側の蛇腹部71aの大部分を含む。したがって、底台106に設置されて下方に張り出す第一排水ホース71は、直線状底部を形成する第二部分75bを有する形状をしている。
図12に示すように、第一排水ホース71は、底台106の左側にも設置可能である。第一排水ホース71は、左の案内部115で案内されながら、その底面側に設けられた左の係止ツメ118によって支持されている。図12に示す設置形態では、第一排水ホース71が、幅方向(左右方向)に延び、奥行き方向(前後方向)且つ高さ方向(上下方向)に延びたあと、幅方向(左右方向)に延びている。図8および図9と同様に、底台106に設置された第一排水ホース71は、下方に張り出すように、すなわち筒状部71bが最も下方であって設置面の最も近傍に位置するように構成されている。
底台106の左側に設置された第一排水ホース71においても、第一部分75aと、第二部分75bと、第三部分75cとが形成されている。第一部分75aは、上流端部71dから湾曲しながら斜め下方に延びており、上流側の蛇腹部71aの大部分を含む。第二部分75bは、幅方向(左右方向)且つ水平方向に延びる直線状底部を形成しており、上流側の蛇腹部71aの一部分と筒状部71bと下流側の蛇腹部71aの一部分とを含む。第三部分75cは、湾曲しながら斜め上方に延びたあと、幅方向(左右方向)に延びながら下流端部71cまで延びており、下流側の蛇腹部71aの大部分を含む。したがって、底台106に設置されて下方に張り出す第一排水ホース71は、直線状底部を形成する第二部分75bを有する形状をしている。
なお、底台106に設置されて下方に張り出す第一排水ホース71は、以下のような様々な態様を取ることができる。例えば、第二部分75bが直線状底部を形成するとともに、第一部分75aおよび第三部分75cが、それぞれ、真下または真上に延びることによって、第一排水ホース71は、全体として下方に張り出す矩形形状にすることができる。また、第二部分75bが直線状底部を形成するとともに、第一部分75aおよび第三部分75cが、それぞれ、直線状に斜め下方または斜め上方に延びることによって、第一排水ホース71は、全体として下方に張り出す台形形状にすることもできる。
第一排水ホース71が底台106の右側または左側に設置されるいずれの場合においても、排水弁80を開いて、水槽4に貯留された水を排出すると、第一排水ホース71および第二排水ホース72を通じて排水口に排水される過程で、下方に張り出す第一排水ホース71において水が溜まる。第一排水ホース71の下流端部71cが、第一排水ホースの上流端部71dに対して同等以上の高さに位置するので、第一排水ホース71の大部分において水が溜まる。水の溜まった第一排水ホース71は、排水トラップを構成する。当該第一排水ホース71は、直線状底部を形成する第二部分75bを備えることによってより長いトラップ長さを提供するとともに、下流端部71cが上流端部71dに対して同等以上の高さに位置することによってより高いトラップ高さを提供することができる。
上記構成の洗濯乾燥機によれば、第一排水ホース71が下方に張り出すとともに、第一排水ホース71の下流端部71cが、上流端部71dに対して同等以上の高さに位置するように配置することによって、第一排水ホース71の大部分が排水トラップとして利用されるので、水槽4内での圧力上昇の影響を受けにくく、排水トラップとして機能することができる。
また、外箱100は、底台106を有し、底台106の底部には、第一排水ホース71を支持しながら案内する案内部113,115が形成されている。これによって、第一排水ホース71を案内部113,115に沿って配置することで第一排水ホース71が所定形状を保つことができ、第一排水ホース71の配設が容易である。
また、案内部113,115の底面側には、第一排水ホース71を着脱可能に係止する係止ツメ117,118が設けられている。これによって、第一排水ホース71を必要に応じて着脱することができる。それとともに、下方に張り出した第一排水ホース71のうちの底部が案内部113,115の底面側に係止されて、より高いトラップ高さを提供でき、圧力上昇の影響を受けにくくなる。
また、下方に張り出すように配置された第一排水ホース71には、下方に延びる第一部分75aと、幅方向に延びる第二部分75bと、上方に延びる第三部分75cとが形成されている。これによって、幅方向に延びる第二部分75bがより長いトラップ長さを提供でき、圧力上昇の影響を受けにくくなる。
また、取出口121,123の周辺であって外箱100の内側部分は、上面側および側面側が仕切り部125,126,127,128で仕切られているとともに底面側が開放されている。これによって、第一排水ホース71の着脱を可能にすることに加えて、取出口121,123を通じて指などが不用意に差し入れられたとしても、指などが底台106よりも上方の外箱100の内部に達することを防止でき、安全性を確保できる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係る洗濯乾燥機の一例としてのドラム式洗濯乾燥機は、底台106での排水弁取付部112、右の案内部113および左の案内部115を除いて、第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1と同一の構成をしている。
第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1では、排水弁取付部112が、底台106において幅方向中央よりもやや左側に片寄って配置されているため、右の案内部113および左の案内部115が左右非対称に構成されていた。これに対して、この第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機では、排水弁取付部112が、底台106において幅方向中央に配置されるとともに、右の案内部113および左の案内部115が左右対称に構成されている。排水弁取付部112を幅方向中央に配置するとともに、右の案内部113および左の案内部115を左右対称にすることによって、底台106を成形するときの金型構成がシンプルになり、低コスト化を図ることができる。
したがって、上記第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1と同様の効果を有することに加えて、低コスト化を図ることができる。
〔第3実施形態〕
第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1では、洗濯物を乾燥させるための加熱された空気は、ヒートポンプユニットによって供給されていたが、この第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機では、ヒータによって加熱された空気を供給するように構成されている。
したがって、上記第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機1と同様の効果を有する。
また、上記第1実施形態から第3実施形態では、洗濯乾燥機としてドラム式洗濯乾燥機について説明したが、乾燥機能を有する縦型洗濯乾燥機にこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1実施形態から第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1実施形態から第3実施形態で記載した内容を適宜に組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の一態様に係る洗濯乾燥機は、
外箱100の内部に配設される水槽4と、
外箱100の底部に位置する底台106と、
前記底台106の内側において、下方に張り出すように配設されて、前記水槽4からの排水が流れる第一排水ホース71と、
前記底台106の外側に配設されるとともに、前記第一排水ホース71に接続される第二排水ホース72とを備え、
前記第一排水ホース71が、上流端部71dと下流端部71cとを有し、前記下流端部71cが前記外箱100の側壁部110a,110bに設けられた取出口121,123に配設され、
前記下流端部71cが、前記上流端部71dに対して同等以上の高さに位置することを特徴とする。
上記構成によれば、第一排水ホース71が下方に張り出すとともに、第一排水ホース71の下流端部71cが、上流端部71dに対して同等以上の高さに位置するように配置することによって、第一排水ホース71の大部分が排水トラップとして利用されるので、水槽4内での圧力上昇の影響を受けにくく、排水トラップとして機能することができる。
また、一実施形態の洗濯乾燥機では、
底台106の底部には、第一排水ホース71を支持しながら案内する案内部113,115が形成されている。
上記実施形態によれば、第一排水ホース71を案内部113,115に沿って配置することで第一排水ホース71が所定形状を保つことができ、第一排水ホース71の配設が容易である。
また、一実施形態の洗濯乾燥機では、
案内部113,115の底面側には、第一排水ホース71を着脱自在に係止する係止ツメ117,118が設けられている。
上記実施形態によれば、第一排水ホース71を必要に応じて着脱することができる。それとともに、下方に張り出した第一排水ホース71のうちの底部が案内部113,115の底面側に係止されて、より高いトラップ高さを提供でき、圧力上昇の影響を受けにくくなる。
また、一実施形態の洗濯乾燥機では、
下方に張り出すように配置された第一排水ホース71には、下方に延びる第一部分75aと、幅方向に延びる第二部分75bと、上方に延びる第三部分75cとが形成されている。
上記実施形態によれば、幅方向に延びる第二部分75bがより長いトラップ長さを提供でき、圧力上昇の影響を受けにくくなる。
また、一実施形態の洗濯乾燥機では、
取出口121,123の周辺であって外箱100の内側部分は、上面側および側面側が仕切り部125,126,127,128で仕切られているとともに底面側が開放されている。
上記実施形態によれば、第一排水ホース71の着脱を可能にすることに加えて、取出口121,123を通じて指などが不用意に差し入れられたとしても、指などが底台106よりも上方の外箱100の内部に達することを防止でき、安全性を確保できる。
1…ドラム式洗濯乾燥機(洗濯乾燥機)
3…回転ドラム
3a…回転ドラム開口部
4…水槽
10…給水口
11…洗剤ケース
17…環状部材
18…パッキン
20…被係合部
30…気流フィルタ装置
31…電源ボタン
40…ヒンジ部
50…ドア
51…ドア本体部
52…ドア傾斜部
53…ロック解除部
54…表示操作部
56…窓部材
57…係合爪
70…排水ホース
71…第一排水ホース(排水トラップ)
71a…蛇腹部
71b…筒状部
71c…下流端部
71d…上流端部
72…第二排水ホース
72a…蛇腹部
72b…筒状部
72c…下流端部
72d…上流端部
73…接続アダプタ
75a…第一部分
75b…第二部分
75c…第三部分
80…排水弁
100…外箱
100a…開口部
101…上面部
102…排水フィルタ用ドア
103…前面部
103a…第1平面部
103b…上傾斜部
103c…第2平面部
104…後面部
105…側板部
106…底台
110…ベース部
110a…右の側壁部
110b…左の側壁部
112…排水弁取付部
113…右の案内部
114…右の取付部
115…左の案内部
116…左の取付部
117…右の係止ツメ
118…左の係止ツメ
121…右の取出口
122…取付穴
123…左の取出口
124…取付穴
125…上面側の仕切り部
126…側面側の仕切り部
127…上面側の仕切り部
128…側面側の仕切り部

Claims (5)

  1. 外箱の内部に配設される水槽と、
    前記外箱の底部に位置する底台と、
    前記底台の内側において、下方に張り出すように配設されて、前記水槽からの排水が流れる第一排水ホースと、
    前記底台の外側に配設されるとともに、前記第一排水ホースに接続される第二排水ホースとを備え、
    前記第一排水ホースが、上流端部と下流端部とを有し、前記下流端部が前記外箱の側壁部に設けられた取出口に配設され、
    前記下流端部が、前記上流端部に対して同等以上の高さに位置することを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    前記底台の底部には、前記第一排水ホースを支持しながら案内する案内部が形成されていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項2に記載の洗濯乾燥機において、
    前記案内部の底面側には、前記第一排水ホースを着脱自在に係止する係止ツメが設けられていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の洗濯乾燥機において、
    前記第一排水ホースには、下方に延びる第一部分と、幅方向に延びる第二部分と、上方に延びる第三部分とが形成されていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の洗濯乾燥機において、
    前記取出口の周辺であって前記外箱の内側部分は、上面側および側面側が仕切り部で仕切られているとともに底面側が開放されていることを特徴とする洗濯乾燥機。
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