JP2019039422A - 先端部レールの冷却を備える翼形部 - Google Patents

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Abstract

【課題】タービンエンジン用の翼形部の先端部レールを冷却する翼形部を提供する。【解決手段】タービンエンジン用の翼形部(88)の先端部(94)を冷却するための装置および方法は、先端部(94)において翼形部(88)の内部を囲んでいる先端壁(94)を過ぎて延びる先端部レール(96)を有する冷却式のタービンブレードなどのブレードを含む。複数のフィルム孔(112)を先端部レール(96)に設け、冷却流体の流れは、翼形部(88)の内部からフィルム孔(112)を通って、翼形部(88)の先端部(94)を冷却する。【選択図】図2

Description

本発明は、先端部レールの冷却を備える翼形部に関する。
タービンエンジン、とくにはガスまたは燃焼タービンエンジンは、多数の回転するタービンブレードへとエンジンを通過する燃焼ガスの流れからエネルギを抽出し、航空機などのいくつかの場合には推進のための推力を生成する回転エンジンである。大型(heavy frame)ガスタービンも、発電のために発電機を駆動するために一般的に使用されている。
ガスタービンエンジンは、エンジン効率を最大にするために高温で動作するように設計されているため、高圧タービンおよび低圧タービンなどの特定のエンジン構成要素の冷却が、有益であり得る。典型的には、冷却は、冷却を必要とするエンジン構成要素へと、高圧および/または低圧圧縮機からのより低温の空気を導くことによって達成される。高圧タービンにおける温度は、1000℃〜2000℃になる可能性があり、圧縮機からの冷却空気は、500℃〜700℃であり得るため、高圧タービンを冷却するために充分な差である。
現代のタービンブレードならびにベーンまたはノズルは、一般に、ブレードの種々の部分を冷却するためにブレードを通って冷却空気を導くための内部冷却回路を備え、ブレードの前縁、後縁、および先端などのブレードの種々の部分を冷却するための専用の1つ以上の冷却回路を備えることができる。
とくには、タービンブレードスキーラ先端部レールが、空気力学的損失を低減し、したがってタービンエンジンの効率を向上させる役に立つ。先端部レールは、高い熱負荷を被り、効果的な冷却が困難である。先端部レールは、多くの場合に、ブレード上の最も高温の領域の1つである。
一態様において、本開示は、タービンエンジン用の翼形部に関し、この翼形部は、内部を定めており、翼弦方向を定めるように前縁と後縁との間を軸方向に延び、かつ翼長方向を定めるように根元部と先端部との間を半径方向に延びており、先端壁および該先端壁から延びる先端部レールを終端とする本体と、前記内部に形成された少なくとも1つの冷却通路と、前記先端部レール内に設けられた少なくとも1つの冷却空洞であって、該冷却空洞の第1の表面と交差する中心線を有する流路を定め、前記冷却通路に連通する少なくとも1つの冷却導管を備えている少なくとも1つの冷却空洞と、前記第1の表面に対向する第2の表面において前記少なくとも1つの冷却空洞に連通した入口と、前記先端部レールの外面に設けられた出口とを有している少なくとも1つのフィルム孔と、を備える。
別の態様において、本開示は、タービンエンジン用のブレードに関し、このブレードは、内部を定めており、翼弦方向を定めるように前縁と後縁との間を軸方向に延び、かつ翼長方向を定めるように根元部と先端部との間を半径方向に延びており、先端壁および該先端壁から延びる先端部レールを終端とする本体と、前記内部に形成された少なくとも1つの冷却通路と、前記先端部レール内に設けられた少なくとも1つの冷却空洞であって、該冷却空洞の第1の表面と交差する中心線を有する流路を定め、前記冷却通路に連通する少なくとも1つの冷却導管を備えている少なくとも1つの冷却空洞と、前記第1の表面に対向する第2の表面において前記少なくとも1つの冷却空洞に連通した入口と、前記先端部レールの外面に設けられた出口とを有している少なくとも1つのフィルム孔と、を備える。
さらに別の態様において、本開示は、タービンエンジン用の翼形部の先端部レールを冷却する方法に関し、この方法は、冷却流体を、流路を通って、前記先端部レール内の冷却空洞の第1の表面に衝突させるステップと、冷却流体の少なくとも一部を、前記第1の表面に対向する前記冷却空洞の第2の表面に設けられた入口を有しており、前記先端部レール内の出口へと延びている少なくとも1つのフィルム孔を通って排出するステップと、を含む。
航空機用のタービンエンジンの一部分の概略の断面図である。 冷却孔を有する先端部レールを備える図1のエンジンのための翼形部の斜視図である。 図2の翼形部の断面III−IIIを横切って得た断面図であり、翼形部内の冷却通路を示している。 図2の翼形部の先端部レールの断面IV−IVを横切って得た断面図であり、先端部レール内の冷却用空洞を示している。 図2の翼形部の先端部レールを冷却する方法を説明する図4の断面図である。 図2の翼形部の先端部レールの断面IV−IVを横切って得た断面図であり、本明細書に記載される開示の第2の態様による先端部レール内の冷却用空洞を示している。 図2の翼形部の先端部レールの断面IV−IVを横切って得た断面図であり、本明細書に記載される開示の第3の態様による先端部レール内の冷却用空洞を示している。 図2の翼形部の先端部レールの断面VIII−VIIIを横切って得た断面図であり、本明細書に記載される開示の第4の態様による先端部レール内の冷却用空洞を示している。
本明細書に記載される開示の態様は、冷却用空洞を含んでいる翼形部の先端部であって、衝突冷却を受ける第1の表面と、冷却空気を排出するフィルム孔を有している第1の表面の反対側の第2の表面とを有する先端部に関する。説明の目的で、本開示は、航空機のガスタービンエンジンにおけるタービンのブレードに関して説明される。しかしながら、本明細書に記載される開示の態様が、それらに限られるものではなく、圧縮機を含むエンジンにおいて、他の移動手段の用途、ならびに移動することのない工業、商業、および住宅の用途など、航空機以外の用途においても広く適用可能であることを、理解できるであろう。
本明細書において使用されるとき、用語「前方」または「上流」は、エンジンの入口へと向かう方向の動きを指し、あるいは他の構成要素と比較してエンジンの入口に相対的に近い構成要素を指す。「前方」または「上流」と関連して使用される用語「後方」または「下流」は、エンジンの後部または出口へと向かう方向を指し、あるいは他の構成要素と比較してエンジンの出口に相対的に近いことを指す。
さらに、本明細書において使用されるとき、用語「半径方向の」または「半径方向に」は、エンジンの中心長手軸線とエンジン外周との間を延びる寸法を示す。本明細書において使用されるとき、「組」は、特定の要素を任意の数だけ含むことができ、1つだけであってもよい。
方向についての言及(例えば、半径方向、軸方向、近位、遠位、上部、下部、上方、下方、左、右、横方向、前部、後部、頂部、底部、上に、下に、垂直、水平、時計回り、反時計回り、上流側、下流側、前方、後方、など)はすべて、本開示についての読者の理解を助けるための識別の目的で使用されているにすぎず、とりわけ本明細書に記載される開示の態様の位置、方向、または使用に関して、限定を生じさせるものではない。接続についての言及(例えば、取り付ける、結合させる、連結する、および接合する)は広義に解釈されるべきであり、とくに断らない限り、要素の集合間の中間部材および要素間の相対運動を含むことができる。このように、接続についての言及は、2つの要素が直接的に接続され、互いに固定された関係にあることを、必ずしも意味しない。例示される図面は、あくまでも説明を目的とするものであり、添付の図面に反映される寸法、位置、順序、および相対サイズは、さまざまに変更可能である。
図1は、航空機用のガスタービンエンジン10の一部分の概略の断面図である。エンジン10は、前方14から後方16へと延びている長手方向に延びる軸線または中心線12を有する。エンジン10は、下流への直列な流れの関係にて、ファン20を含むファン部分18と、ブースタまたは低圧(LP)圧縮機24ならびに高圧(HP)圧縮機26を含む圧縮機部分22と、燃焼器30を含む燃焼部分28と、HPタービン34およびLPタービン36を含むタービン部分32と、排気部分38とを含む。
ファン部分18は、ファン20を取り囲むファンケーシング40を含む。ファン20は、中心線12の周りに放射状に配置され、ファンケーシング40内で回転可能な複数のファンブレード42を含む。HP圧縮機26、燃焼器30、およびHPタービン34は、燃焼ガスからエネルギを生成および抽出するエンジン10のコア44を形成している。コア44は、コアケーシング46によって取り囲まれ、コアケーシング46を、ファンケーシング40に結合させることができる。
エンジン10の中心線12の周りに同軸に配置されたHPシャフトまたはスプール48が、HPタービン34をHP圧縮機26に駆動可能に接続する。より大径の環状のHPスプール48の内側においてエンジン10の中心線12の周りに同軸に配置されたLPシャフトまたはスプール50が、LPタービン36をLP圧縮機24およびファン20に駆動可能に接続する。スプール48,50は、エンジン中心線を中心にして回転可能であり、ロータ51を全体として定めることができる複数の回転可能要素に結合している。
LP圧縮機24およびHP圧縮機26は、複数の圧縮機段52、54をそれぞれ含み、圧縮機段52、54においては、圧縮機ブレード56、58の組が、対応する固定圧縮機ベーン60、62(ノズルとも呼ばれる)の組に対して回転し、各段を通過する流体の流れを圧縮または加圧する。単一の圧縮機段52、54において、複数の圧縮機ブレード56、58をリング状に設け、ブレードプラットフォームからブレード先端部へと中心線12に対して半径方向に外側へと延ばすことができる一方で、対応する固定圧縮機ベーン60、62は、回転するブレード56、58の上流側に、ブレード56、58に隣接して配置される。図1に示されているブレード、ベーン、および圧縮機段の数は、あくまでも説明のために選択されたものであり、他の数も可能であることに留意されたい。
圧縮機の各段のブレード56、58を、HPおよびLPスプール48、50のうちの対応する一方に取り付けられたディスク61に取り付けることができ、各段は固有のディスク61を有する。圧縮機の各段のベーン60,62を、周状の配置にてコアケーシング46に取り付けることができる。
HPタービン34およびLPタービン36は、複数のタービン段64、66をそれぞれ含み、タービン段64、66においては、タービンブレード68、70の組が対応する固定タービンベーン72、74(ノズルとも呼ばれる)の組に対して回転し、各段を通過する流体の流れからエネルギを取り出す。単一のタービン段64、66において、複数のタービンブレード68、70をリング状に設け、ブレードプラットフォームからブレード先端部へと中心線12に対して半径方向に外側へと延ばすことができる一方で、対応する固定タービンベーン72、74は、回転するブレード68、70の上流側に、ブレード68、70に隣接して配置される。図1に示されているブレード、ベーン、およびタービン段の数は、あくまでも説明のために選択されたものであり、他の数も可能であることに留意されたい。
タービンの各段のブレード68、70を、HPおよびLPスプール48、50のうちの対応する一方に取り付けられたディスク71に取り付けることができ、各段は専用のディスク71を有する。タービンの各段のベーン72、74を、周状の配置にてコアケーシング46に取り付けることができる。
ロータ部分と相補的に、圧縮機およびタービン部分22,32における固定ベーン60,62,72,74など、エンジン10の静止部分は、個別または集合的にステータ63とも呼ばれる。したがって、ステータ63は、エンジン10全体の回転しない要素の組み合わせを指すことができる。
動作時に、ファン部分18を出る空気流は、空気流の一部がLP圧縮機24へと導かれるように分割され、LP圧縮機24が加圧空気76をHP圧縮機26へと供給し、HP圧縮機26が空気をさらに加圧する。HP圧縮機26からの加圧空気76は、燃焼器30において燃料と混合されて燃やされ、燃焼ガスを発生させる。これらのガスからHPタービン34によって何らかの仕事が取り出され、HPタービン34がHP圧縮機26を駆動する。燃焼ガスは、さらなる仕事を取り出してLP圧縮機24を駆動するLPタービン36へと排出され、最終的に排気部分38を介してエンジン10から排出される。LPタービン36の駆動は、LPスプール50を駆動し、ファン20およびLP圧縮機24を回転させる。
圧縮機部分22で生成された加圧空気流76の一部を、ブリード空気77として圧縮機部分22から引き出すことができる。ブリード空気77を、加圧空気流76から引き出して、冷却を必要とするエンジン構成要素へと供給することができる。燃焼器30に進入する加圧空気流76の温度は、著しく高くなる。したがって、ブリード空気77によってもたらされる冷却が、そのようなエンジン構成要素を高温の環境において動作させるために必要である。
ファン部分18からの空気流78の残りの部分は、LP圧縮機24およびエンジンコア44をバイパスし、固定ベーン列(より詳細には、ファン排気側84に位置する複数の翼形ガイドベーン82を備える出口ガイドベーンアセンブリ80)を通ってエンジンアセンブリ10から出る。より具体的には、放射状に延びる翼形ガイドベーン82の周状の列が、空気流78の或る程度の方向制御をもたらすためにファン部分18に隣接して使用される。
空気流78は、エンジン10の各部(とりわけ、高温部分)の冷却に使用され、さらには/あるいは航空機の他の態様の冷却または動作に使用される冷却用流体であってよい。タービンエンジンの状況において、エンジンの高温部分は、通常は燃焼器30の下流であり、とくにはタービン部分32であり、HPタービン34が、燃焼部分28のすぐ下流に位置するがゆえに、最も高温の部分である。冷却用流体の他の供給源は、LP圧縮機24またはHP圧縮機26から排出される流体であってよいが、これらに限られるわけではない。
図2を参照すると、タービンブレード68のうちの1つのタービンブレードの形態のエンジン構成要素が、蟻ほぞ部86および翼形部88を含んでいる。翼形部88は、先端部90から根元部92までにわたる本体89を含み、先端部90と根元部92との間の翼長方向を定めている。先端壁94が、先端部90に設けられ、先端部レール96が、外面98を有し、先端部プレナム100を定めるように先端壁94から延びている。先端部レール96および先端部プレナム100は、スキーラ先端部レールおよびスキーラポケットとしても知られている。翼形部は、前縁104および後縁106をさらに含み、前縁104と後縁106との間の翼弦方向を定めている。複数のフィルム孔112が、先端部レール96の遠位端111に沿って設けられ、複数のフィルム孔112を、さらに翼形部88の後縁106に沿って翼長方向に設けることも可能である。さらに、フィルム孔113の第2の組を、先端部レール96の外面98に沿って設けることができる。
翼形部88は、根元部92に位置するプラットフォーム114を介して蟻ほぞ部86に取り付けられている。プラットフォーム114は、ブレード68によって駆動されるタービンエンジンの主流の空気流を半径方向について閉じ込める役に立つ。蟻ほぞ部86を、ブレード68を駆動するためにエンジン10上のタービンロータディスクに取り付けられるように構成することができる。蟻ほぞ部86は、少なくとも1つの入口通路116をさらに含み、例示の蟻ほぞ部86は、3つの入口通路116を有するものとして図示されている。入口通路116は、蟻ほぞ部86およびプラットフォーム114を通って延び、それぞれの通路出口118において翼形部88との内部での連通をもたらす。空気流77および/または空気流78などの冷却用流体Cの流れを、入口通路116を通って翼形部88へともたらすことができる。入口通路116が蟻ほぞ部86の本体内に囲まれるように、蟻ほぞ部86が断面で示されていることを理解されたい。
ここで図3を参照すると、翼形部88は、翼形部88の形状を定めるように一体に接合された凹状の正圧面122と凸状の負圧面124とを有する外壁120を含む。動作時に、翼形部88は、正圧面122が負圧面124に後続するような方向に回転する。したがって、図3に示されるように、翼形部88は、矢印(A)の方向にページの上部に向かって上方に回転すると考えられる。
内部130が、外壁120によって定められている。リブ132として図示されている1つ以上の内壁が、内部130を複数の冷却通路119へと分割することができる。通路出口118の各々を、1つ以上の内部冷却通路119に連通させることができる。入口通路116、通路出口118、内部冷却通路119、およびフィルム孔112を、互いに連通させて、翼形部88内の1つ以上の冷却回路121を形成することができる。
翼形部88の内部構造が、図示のように、例示であることを理解されたい。翼形部88の内部130を、無数の異なるやり方で構成することができ、冷却通路119は、翼長方向に延びる単一の通路を含むことができ、あるいはこれらに限られるわけではない例において、通路、チャネル、入口、出口、リブ、ピンバンク、回路、部分回路、フィルム孔、プレナム、メッシュ、タービュレータ、などの多様な造作を有する複雑な冷却回路であってよい。好ましくは、冷却通路119は、蟻ほぞ部86の入口通路116に連通する。冷却通路119のうちの少なくとも1つは、フィルム孔112に連通する。
図4においてより明瞭に見て取ることができるとおり、図2のIV−IVを横切って得た先端部レール96の断面が、本明細書に記載のとおりの冷却回路121の一部分を定める少なくとも1つの冷却空洞140を示している。少なくとも1つの冷却空洞140を定めている壁134の組は、第1の表面136および対向する第2の表面138を含む。少なくとも1つの冷却空洞140は、先端部レール96の全体に広がる複数の冷却空洞(図8)であってよく、あるいは先端部レール96の長さに沿って延びる1つの連続的な冷却空洞140であってよいと考えられる。
冷却通路119に連通した入口146を有する冷却導管144が、少なくとも1つの冷却空洞140に連通した出口148まで延びている。冷却導管144は、冷却導管144の中心線(CL)が第1の表面136と交差するように向けられている。複数の冷却導管144が冷却通路119と少なくとも1つの冷却空洞140との間に形成されるように、冷却導管144が多数の冷却導管であることが考えられる。冷却導管144を、中心線(CL)が第2の表面138に対向する第1の表面136と交差する任意のやり方または幾何学的形状にて形成できることを、理解すべきである。
先端部レール96の遠位端111に沿って設けられた複数のフィルム孔112は、冷却空洞140に連通したフィルム孔入口150aと、翼形部88を取り囲む空気源154に連通したフィルム孔出口152aとを含むことができる。
先端部レール96の外面98に沿って設けられたフィルム孔113の第2の組は、フィルム孔入口150bからフィルム孔出口152bまで延びることができる。フィルム孔113の第2の組は、冷却導管144に翼弦方向に整列していない。より具体的には、フィルム孔113の第2の組および少なくとも1つの冷却導管144は、それぞれ破線および実線で示されているように、同一平面内にない。フィルム孔入口150bは、第1の表面136に対向する第2の表面138に沿って冷却空洞140に連通する。フィルム孔出口152bは、先端部プレナム100内の空気源154に連通する。
ブレード68を、半径方向においてシュラウドセグメント156の下方に配置できるとさらに考えられる。シュラウドセグメント156は、ブレード68の周囲に周状に配置された複数のシュラウドセグメント156であってよい。
図5を参照すると、翼形部88の先端部レール96を冷却する方法が示されている。図4のいくつかの番号は、分かり易くするために削除されている。この方法は、冷却流体(C)を、流路160を定める冷却導管144を通って、先端部レール96内の冷却空洞140の第1の表面136へと衝突(I)させることを含む。次に、冷却流体(C)の少なくとも一部を、冷却空洞140の第1の面136に対向する第2の面138に設けられた入口150bを有しており、先端部レール96内の出口152bまで延びているフィルム孔113の第2の組を通って排出させる。この方法は、冷却流体(C)の残りの部分を複数のフィルム孔112を通して排出させ、この残りの部分をシュラウドセグメント156に衝突(I)させることを、さらに含むことができる。
冷却空洞140は、先端部レール96の全体にわたって延びることができる。冷却流体(C)は、ブレード68の冷却通路119から供給され、多数の冷却導管144を通過して、冷却空洞140の壁134の組に衝突することができる。壁134の組は、冷却流体(C)が衝突する孔のない領域を定めている。このようにして、冷却流体(C)が冷却空洞140を出る前に孔のない領域に沿って移動するため、冷却空洞140における滞留時間が長くなる。衝突は熱の伝達において有効であり、流れが衝突する領域は典型的にはきわめて高温であるため、冷却空洞140内での衝突は、効果的な集中型の冷却技術となり得る。その後に、冷却流体は、レールの側面および上部の一連のフィルム孔112,113を通って排出され、先端部レール96にさらなる冷却をもたらす。
図6は、本明細書に記載される開示の別の態様による冷却空洞240を示している。冷却空洞240は、冷却空洞140に類似しているため、類似の部分は、100だけ増やした類似の番号で示される。とくに明記しない限り、冷却空洞140の類似の部分および周囲の特徴の説明が、冷却空洞240の類似の部分および周囲の特徴にも当てはまることを、理解されたい。
冷却通路219に連通した入口246を有する湾曲した冷却導管244が、少なくとも1つの冷却空洞240に連通した出口248まで延びている。冷却導管244は、湾曲した冷却導管244の中心線(CL)が少なくとも1つの冷却空洞240の第1の表面236と交差するように向けられている。湾曲した冷却導管244を、出口248が第1の表面236に対向する第2の表面238に形成されるように湾曲させることができる。複数の冷却導管244を冷却通路219と少なくとも1つの冷却空洞240との間に形成することが考えられる。湾曲した冷却導管244を、中心線(CL)が第2の表面238に対向する第1の表面236と交差する任意のやり方または幾何学的形状にて形成できることを、理解すべきである。
複数のフィルム孔212が、冷却空洞240を翼形部88を取り囲む空気源254に連通させる。冷却空洞240は、先端部レール96の外面198に沿って設けられたフィルム孔213の第2の組を含み、これらのフィルム孔213は、フィルム孔入口250bからフィルム孔出口252bまで延びる。フィルム孔入口250bは、第1の表面236に対向する第2の表面238において冷却空洞240に連通する。フィルム孔出口252bは、先端部プレナム200内の空気源254に連通する。
本明細書に記載のとおりの方法は、冷却流体(C)を、流路260を定める湾曲した冷却導管244を通って、先端部レール196内の冷却空洞240の第1の表面236へと衝突(I)させることをさらに含むことができる。
図7に見られるように、本開示の別の態様による冷却空洞340が、本明細書で説明される。冷却空洞340は、冷却空洞140に類似しているため、類似の部分は、200だけ増やした類似の番号で示される。とくに明記しない限り、冷却空洞140の類似の部分および周囲の特徴の説明が、冷却空洞340の類似の部分および周囲の特徴にも当てはまることを、理解されたい。
冷却通路319に連通した入口346を有する冷却導管344が、少なくとも1つの冷却空洞340に連通した出口348まで延びている。冷却空洞340は、第1の表面336と、第1の表面336に対向する第2の表面338とを有する壁334の組を含む。冷却導管344は、冷却導管344の中心線(CL)が壁334の組の第2の表面338と交差するように向けられている。複数の冷却導管344を冷却通路319と少なくとも1つの冷却空洞340との間に形成することが考えられる。冷却導管344を、中心線(CL)が第1の表面336に対向する第2の表面338と交差する任意のやり方または幾何学的形状にて形成できることを、理解すべきである。
フィルム孔313の第2の組を、先端部レール296の外面298に沿って設けることができ、フィルム孔入口350bからフィルム孔出口352bまで延ばすことができる。フィルム孔入口350bは、第1の表面336において冷却空洞340に連通する。フィルム孔出口352bは、翼形部288の外壁320に沿って空気源354に連通する。フィルム孔315の第3の組が、本明細書において既に説明した例に示されるように、第2の表面338から延びるフィルム孔を含むことができるとさらに考えられる。冷却空洞340を外側の空気源354に連通させるフィルム孔315の第3の組を設けることは、上述の例示の先端部レール96,196のいずれにおいても考えられる。
本明細書に記載のとおりの方法は、冷却流体(C)を、流路360を定める冷却導管344を通って、冷却空洞340の第1の表面336に対向する第2の表面338へと衝突(I)させることをさらに含むことができる。このようにして、本明細書に記載の方法は、冷却流体(C)を翼形部288の外壁320に沿って配置されたフィルム孔313の第2の組を通して排出することを、さらに含むことができる。
図8に示されるとおりの本明細書において論じられる開示のさらに別の態様においては、図2のVIII−VIIIに沿って得た横断面が、軸方向に間隔を空けて配置された第1および第2の冷却空洞440a、440bを示している。第1の冷却空洞440aは、冷却通路419に連通した入口446と、第1の冷却空洞440aに連通した出口448とを有する冷却導管444を含むことができる。
主に軸方向に向けられた接続導管470が、第1の空洞440aを第2の空洞440bに連通させることができる。第2の空洞440bに連通したフィルム孔入口450から延びるフィルム孔412が、第2の空洞440bをフィルム孔出口452を介して外部の空気源454に連通させることができる。
本明細書において論じられるとおりの方法は、冷却流体(C)を接続導管470を通って流し、次いで冷却流体(C)をフィルム孔412を通って放出して、冷却流体(C)をシュラウド456に衝突(I)させてシュラウド456を冷却することを含むことができる。
2つの空洞として図示されているが、本明細書に記載のとおりの導管、フィルム孔、および空洞の説明および向きは、例示のためのものであり、限定を意味するものではないことを理解されたい。例えば、軸方向に間隔を空けつつ位置する空洞の各々は、各々がさらなる冷却導管を介して直近の冷却空洞に連通する3つ以上の軸方向に間隔を空けつつ位置する空洞を含むことができる。さらに、フィルム孔の第2の組を、軸方向に間隔を空けつつ位置する空洞のいずれかからページの外へと延ばすことができると考えられる。図8に示したとおりの冷却空洞の配置は、図4、図6、および図7に関して論じた配置に適用可能であり、あるいは本明細書において論じた任意の組み合わせにて適用可能である。
さらに、本明細書において論じたとおりのフィルム孔および孔の第2の組は、直線状の孔に限定されない。フィルム孔を湾曲させることができ、あるいはレールの側面を冷却するように曲げることができる。フィルム孔は、これに限られるわけではないが冷却の有効性を改善するための成形など、追加の造作も含むことができる。
本明細書に記載された開示に関連する利点は、ブレードの先端部レール内に位置する冷却空洞における冷却流体の衝突に関係する。衝突は、例えば、これに限られるわけでないが翼形部の前縁など、高温ガス構成要素の他の領域において熱を除去する効果的な方法であることが知られている。本明細書の開示は、先端部レールの内部における衝突を可能にするために空洞を使用する。次いで、衝突後の流れは、レールの側面および上部を通って排出され、これらの領域にさらなる冷却をもたらす。
冷却孔の第2の組は、たとえ先端部レールがシュラウドとこすれ合うことによって上部のフィルム孔が塞がれる場合でも、冷却流体が依然として冷却空洞を通過できるようにするために必要である。さらに、本明細書において論じられるとおりの開示は、先端部レールからより多くの熱を取り去るために、2回の衝突を含み、すなわち冷却流体のための連続的な入口に対向する表面に対する1度の衝突と、その後の追加の冷却空洞内の第2の表面に対する再度の衝突とを含む。
追加の利点として、先端部レールの領域における冷却の有効性が高められ、結果としてエンジンがより効率的になることが挙げられる。これは、燃焼温度を高めることによって達成でき、あるいは冷却流を減らすことによって達成できる。さらに、より効果的な冷却は、部品の寿命を延ばし、計画外の停止の可能性を減らすことができる。
これまでに説明されていない限りにおいて、種々の実施形態のさまざまな特徴および構造を、所望に応じて互いに組み合わせて使用することができる。或る特徴が一部の実施形態において示されていないとしても、それは説明を簡潔にするためであり、それが不可能であるとの解釈を意味しない。したがって、異なる実施形態の種々の特徴を所望のとおりに混合または結合して新たな実施形態を形成することが、そのような新たな実施形態が明示的に説明されているか否かにかかわらず可能である。本明細書に記載の特徴のすべての組み合わせまたは置換は、本開示によって包括される。
開示された設計の適用が、ファン部分およびブースタ部分を有するタービンエンジンに限定されず、ターボジェットおよびターボエンジンにも適用可能であることを理解されたい。
本明細書においては、本明細書に記載される開示の態様を最良の様態を含めて説明するとともに、あらゆる装置またはシステムの製作および使用ならびにあらゆる関連の方法の実行を含む本開示の態様の実施を当業者にとって可能にするために、いくつかの実施例を使用している。本開示の態様の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、特許請求の範囲の文言から相違しない構造要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言から実質的には相違しない同等な構造要素を含む場合、特許請求の範囲の技術的範囲に包含される。
[実施態様1]
タービンエンジン(10)用の翼形部(88)であって、
内部(130)を定めており、翼弦方向を定めるように前縁(104)と後縁(106)との間を軸方向に延び、かつ翼長方向を定めるように根元部(92)と先端部(90)との間を半径方向に延びており、先端壁(94)および該先端壁(94)から延びる先端部レール(96、196、296)を終端とする本体(89)と、
前記内部(130)に形成された少なくとも1つの冷却通路(119、219)と、
前記先端部レール(96、196、296)内に設けられた少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)であって、該冷却空洞(140、240、340)の第1の表面(136、236、336)と交差する中心線(CL)を有する流路(160、260、360)を定め、前記冷却通路(119)に連通する少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)を備えている少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)と、
前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)に前記翼弦方向において整列しておらず、前記第1の表面(136、236、336)に対向する第2の表面(138、238、338)において前記少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)に連通した入口(150b、250b、350b)と、前記先端部レール(96、196、296)の外面(98、198、298)に設けられた出口(152b、252b、352b)とを有している少なくとも1つのフィルム孔(113、213、313)と
を備える翼形部(88)。
[実施態様2]
前記少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)は、複数の冷却空洞を含む、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様3]
前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)は、複数の冷却導管を含む、実施態様2に記載の翼形部(88)。
[実施態様4]
前記少なくとも1つの冷却導管は、湾曲した冷却導管(244)を含む、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様5]
前記少なくとも1つの冷却導管は、複数の冷却導管を含む、実施態様4に記載の翼形部(88)。
[実施態様6]
前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)は、複数の冷却導管を含む、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様7]
前記先端部レール(96)の遠位端(111)に沿って設けられた複数のフィルム孔(112、212、312)をさらに備える、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様8]
前記外面は、外壁(320)を含み、前記出口(352b)は、前記外壁(320)において空気源(354)に連通する、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様9]
前記外面(98、198)は、先端部プレナム(100、200)を定め、前記出口(152b、252b)は、前記先端部プレナム(100、200)に連通する、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様10]
前記冷却空洞(140、240、340)は、前記先端部レール(96、196、296)の長さに沿って延びる、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様11]
前記冷却空洞(140、240、340)は、軸方向に間隔を空けつつ位置する冷却空洞を含む、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様12]
前記少なくとも1つのフィルム孔は、フィルム孔の第1および第2の組を含む複数のフィルム孔である、実施態様1に記載の翼形部(88)。
[実施態様13]
前記複数のフィルム孔は、フィルム孔(315)の第3の組を含む、実施態様12に記載の翼形部(88)。
[実施態様14]
タービンエンジン(10)用のブレード(68)であって、
内部(130)を定めており、翼弦方向を定めるように前縁(104)と後縁(106)との間を軸方向に延び、かつ翼長方向を定めるように根元部(92)と先端部(90)との間を半径方向に延びており、先端壁(94)および該先端壁(94)から延びる先端部レール(96、196、296)を終端とする本体(89)と、
前記内部(130)に形成された少なくとも1つの冷却通路(119、219)と、
前記先端部レール(96、196、296)内に設けられた少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)であって、該冷却空洞(140、240、340)の孔なし領域を定めている第1の表面(136、236、336)と交差する中心線(CL)を有する流路(160、260、360)を定め、前記冷却通路(119)に連通する少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)を備えている少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)と、
前記第1の表面(136、236、336)に対向する第2の表面(138、238、338)において前記少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)に連通した入口(150b、250b、350b)と、前記先端部レール(96、196、296)の外面(98、198、298)に設けられた出口(152b、252b、352b)とを有している少なくとも1つのフィルム孔(113、213、313)と
を備えるブレード(68)。
[実施態様15]
前記少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)は、複数の冷却空洞を含む、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様16]
前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)は、複数の冷却導管を含む、実施態様15に記載のブレード(68)。
[実施態様17]
前記少なくとも1つの冷却導管は、湾曲した冷却導管(244)を含む、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様18]
前記少なくとも1つの冷却導管は、複数の冷却導管を含む、実施態様17に記載のブレード(68)。
[実施態様19]
前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)は、複数の冷却導管を含む、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様20]
前記先端部レール(96)の遠位端(111)に沿って設けられた複数のフィルム孔(112、212、312)をさらに備える、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様21]
前記外面は、外壁(320)を含み、前記出口(352b)は、前記外壁(320)において空気源(354)に連通する、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様22]
前記外面(98、198)は、先端部プレナム(100、200)を定め、前記出口(152b、252b)は、前記先端部プレナム(100、200)に連通する、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様23]
前記冷却空洞(140、240、340)は、前記先端部レール(96、196、296)の長さに沿って延びる、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様24]
前記冷却空洞(140、240、340)は、軸方向に間隔を空けつつ位置する冷却空洞を含む、実施態様14に記載のブレード(68)。
[実施態様25]
前記少なくとも1つのフィルム孔は、フィルム孔の第1および第2の組を含む複数のフィルム孔である、実施態様14に記載のブレード(88)。
[実施態様26]
前記複数のフィルム孔は、フィルム孔(315)の第3の組を含む、実施態様25に記載のブレード(88)。
[実施態様27]
タービンエンジン(10)用の翼形部(88)の先端部レール(96、196、296)を冷却する方法であって、
冷却流体(C)を、流路(160、260、360)を通って、前記先端部レール(96、196、296)内の冷却空洞(140、240、340)の孔なし領域を定めている第1の表面(136、236、336)に衝突(I)させるステップと、
冷却流体(C)の少なくとも一部を、前記第1の表面(136、236、336)に対向する前記冷却空洞(140、240、340)の第2の表面(138、238、338)に設けられた入口(150b、250b、350b)を有しており、前記先端部レール(96、196、296)内の出口(152b、252b、352b)へと延びている少なくとも1つのフィルム孔(113、213、313)を通って排出するステップと
を含む方法。
[実施態様28]
前記冷却流体(C)を衝突(I)させるステップは、湾曲した冷却導管(244)を通って前記冷却流体(C)を衝突(I)させるステップをさらに含む、実施態様27に記載の方法。
[実施態様29]
前記冷却流体(C)の少なくとも一部を排出するステップは、冷却流体(C)の残りの部分を複数のフィルム孔(112、212、312)を通って排出するステップを含む、実施態様27に記載の方法。
[実施態様30]
前記冷却流体(C)の残りの部分をシュラウドセグメント(156、256、356)へと衝突(I)させるステップをさらに含む、実施態様29に記載の方法。
[実施態様31]
前記冷却流体(C)の少なくとも一部を排出するステップは、前記翼形部(88)の外壁(320)に沿って位置する少なくとも1つのフィルム孔(313)を通って前記冷却流体(C)を排出するステップを含む、実施態様27に記載の方法。
[実施態様32]
前記冷却流体(C)の少なくとも一部を排出するステップは、前記少なくとも1つのフィルム孔(113、213、313)とは異なる表面に沿って位置するフィルム孔の第2の組を通って前記冷却流体(C)を排出するステップを含む、実施態様27に記載の方法。
10 エンジン
12 中心線
14 前方
16 後方
18 ファン部分
20 ファン
22 圧縮機部分
24 LP圧縮機
26 HP圧縮機
28 燃焼部分
30 燃焼器
32 タービン部分
34 HPタービン
36 LPタービン
38 排気部分
40 ファンケーシング
42 ファンブレード
44 コア
46 コアケーシング
48 HPスプール
50 LPスプール
51 ロータ
52 LP圧縮機段
54 HP圧縮機段
56 LP圧縮機ブレード
58 HP圧縮機ブレード
60 LP圧縮機ベーン
61 ディスク
62 HP圧縮機ベーン
63 ステータ
64 HPタービン段
66 LPタービン段
68 HPタービンブレード
70 LPタービンブレード
71 ディスク
72 HPタービンベーン
74 LPタービンベーン
76 加圧された周囲空気
77 ブリード空気
78 空気流
80 出口ガイドベーンアセンブリ
82 翼形ガイドベーン
84 ファン排気側
86 蟻ほぞ部
88 翼形部
89 本体
90 先端部
92 根元部
94 先端壁
96 先端部レール
98 外面
100 先端部プレナム
104 前縁
106 後縁
111 遠位端
112 フィルム孔
113 フィルム孔の第2の組
114 プラットフォーム
116 入口通路
118 通路出口
119 冷却通路
120 外壁
121 冷却回路
122 正圧面
124 負圧面
130 内部
132 リブ
134 壁の組
136 第1の表面
138 第2の表面
140 冷却空洞
144 冷却導管
146 入口
148 出口
150a フィルム孔入口
150b フィルム孔入口
152a フィルム孔出口
152b フィルム孔出口
154 空気源
156 シュラウドセグメント
160 流路
188 翼形部
196 先端部レール
198 外面
200 先端部プレナム
211 遠位端
212 フィルム孔
213 フィルム孔の第2の組
219 冷却通路
212 フィルム孔
213 フィルム孔
214 プラットフォーム
216 入口通路
218 通路出口
219 冷却通路
220 外壁
221 冷却回路
234 壁の組
236 第1の表面
238 第2の表面
240 冷却空洞
244 冷却導管
246 入口
248 出口
250a フィルム孔入口
250b フィルム孔入口
252a フィルム孔出口
252b フィルム孔出口
254 空気源
256 シュラウドセグメント
260 流路
288 翼形部
296 先端部レール
298 外面
300 先端部プレナム
311 遠位端
312 フィルム孔
313 フィルム孔の第2の組
314 プラットフォーム
315 フィルム孔
316 入口通路
318 通路出口
319 冷却通路
320 外壁
321 冷却回路
334 壁の組
336 第1の表面
338 第2の表面
340 冷却空洞
344 冷却導管
346 入口
348 出口
350a フィルム孔入口
350b フィルム孔入口
352a フィルム孔出口
352b フィルム孔出口
354 空気源
356 シュラウドセグメント
360 流路
388 翼形部
396 先端部レール
398 外面
400 先端部プレナム
411 遠位端
412 フィルム孔
413 フィルム孔の第2の組
414 プラットフォーム
416 入口通路
418 通路出口
419 冷却通路
420 外壁
421 冷却回路
434 壁の組
436 第1の表面
438 第2の表面
440 冷却空洞
444 冷却導管
446 入口
448 出口
450a フィルム孔入口
450b フィルム孔入口
452a フィルム孔出口
452b フィルム孔出口
454 空気源
456 シュラウドセグメント
460 流路
496 先端部レール
498 外面

Claims (10)

  1. タービンエンジン(10)用の翼形部(88)であって、
    内部(130)を定めており、翼弦方向を定めるように前縁(104)と後縁(106)との間を軸方向に延び、かつ翼長方向を定めるように根元部(92)と先端部(90)との間を半径方向に延びており、先端壁(94)および該先端壁(94)から延びる先端部レール(96、196、296)を終端とする本体(89)と、
    前記内部(130)に形成された少なくとも1つの冷却通路(119、219)と、
    前記先端部レール(96、196、296)内に設けられた少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)であって、該冷却空洞(140、240、340)の第1の表面(136、236、336)と交差する中心線(CL)を有する流路(160、260、360)を定め、前記冷却通路(119)に連通する少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)を備えている少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)と、
    前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)に前記翼弦方向において整列しておらず、前記第1の表面(136、236、336)に対向する第2の表面(138、238、338)において前記少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)に連通した入口(150b、250b、350b)と、前記先端部レール(96、196、296)の外面(98、198、298)に設けられた出口(152b、252b、352b)とを有している少なくとも1つのフィルム孔(113、213、313)と
    を備える翼形部(88)。
  2. 前記少なくとも1つの冷却空洞(140、240、340)は、複数の冷却空洞を含む、請求項1に記載の翼形部(88)。
  3. 前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)は、複数の冷却導管を含む、請求項2に記載の翼形部(88)。
  4. 前記少なくとも1つの冷却導管は、湾曲した冷却導管(244)を含む、請求項1に記載の翼形部(88)。
  5. 前記少なくとも1つの冷却導管は、複数の冷却導管を含む、請求項4に記載の翼形部(88)。
  6. 前記少なくとも1つの冷却導管(144、244、344)は、複数の冷却導管を含む、請求項1に記載の翼形部(88)。
  7. 前記先端部レール(96)の遠位端(111)に沿って設けられた複数のフィルム孔(112、212、312)をさらに備える、請求項1に記載の翼形部(88)。
  8. 前記外面は、外壁(320)を含み、前記出口(352b)は、前記外壁(320)において空気源(354)に連通する、請求項1に記載の翼形部(88)。
  9. 前記外面(98、198)は、先端部プレナム(100、200)を定め、前記出口(152b、252b)は、前記先端部プレナム(100、200)に連通する、請求項1に記載の翼形部(88)。
  10. 前記冷却空洞(140、240、340)は、軸方向に間隔を空けつつ位置する冷却空洞を含む、請求項1に記載の翼形部(88)。
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