JP2013124665A - マイクロチャネル冷却を有する構成要素 - Google Patents

マイクロチャネル冷却を有する構成要素 Download PDF

Info

Publication number
JP2013124665A
JP2013124665A JP2012269900A JP2012269900A JP2013124665A JP 2013124665 A JP2013124665 A JP 2013124665A JP 2012269900 A JP2012269900 A JP 2012269900A JP 2012269900 A JP2012269900 A JP 2012269900A JP 2013124665 A JP2013124665 A JP 2013124665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
tip
groove
substrate
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012269900A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6259181B2 (ja
Inventor
Ronald Scott Bunker
ロナルド・スコット・バンカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2013124665A publication Critical patent/JP2013124665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6259181B2 publication Critical patent/JP6259181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/18Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/18Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
    • F01D5/186Film cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/20Specially-shaped blade tips to seal space between tips and stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/28Selecting particular materials; Particular measures relating thereto; Measures against erosion or corrosion
    • F01D5/288Protective coatings for blades
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

【課題】ブレード先端を、それらの高温動作環境を耐え抜くのに十分な耐久性にする、改善された先端冷却を提供する。
【解決手段】構成要素は、外側表面と内側表面と先端とを有する基板を含んでいる。外側表面は1つまたは複数の溝を画定しており、各溝は、少なくとも部分的に基板の外側表面に沿って延在し、底部を有している。構成要素は、基板の外側表面に配置されたコーティングをさらに含んでいる。コーティングは、溝(複数可)上に延在する少なくとも1つの構造コーティングを含んでおり、溝(複数可)および構造コーティングは、構成要素を冷却するための1つまたは複数のチャネルを一緒に画定している。先端は、中空の内部空間(複数可)を取り囲む先端キャップと、基板の半径方向外側の端部に配置された先端リムとを備えている。先端リムは、少なくとも1つの冷却チャネルと流体連通する少なくとも1つの排液チャネルを少なくとも部分的に画定している。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般にガスタービンエンジンに関し、より具体的にはガスタービンエンジン内のマイクロチャネル冷却に関する。
ガスタービンエンジンでは、空気を圧縮機で加圧し、高温の燃焼ガスを発生させるために燃焼器内で燃料と混合する。圧縮機に動力を供給する高圧タービン(HPT)内のガスと、ターボファン航空機エンジン用途のファンに動力を供給し、海洋および産業用途のための外部シャフトに動力を供給する低圧タービン(LPT)内のガスから、エネルギーを抽出する。
エンジン効率は、燃焼ガスの温度と共に上昇する。しかしながら、燃焼ガスは、燃焼ガスの流路に沿った種々の構成要素を加熱するため、長いエンジン寿命を実現するためには、それらの構成要素を冷却する必要がある。典型的には、高温ガス経路構成要素を、圧縮機から空気を抽気することによって冷却する。抽気は燃焼プロセスに使用されないため、この冷却プロセスはエンジン効率を低下させる。
ガスタービンエンジン冷却技術は成熟しており、冷却回路の種々の態様と種々の高温ガス経路構成要素の特徴とに関する多数の特許を含んでいる。例えば、燃焼器は、動作中に冷却する必要がある半径方向外側のライナおよび内側のライナを含んでいる。タービンノズルは、外側バンドと内側バンドとの間に支持される中空静翼を含んでおり、この中空静翼も冷却を必要とする。タービンロータブレードは中空であり、典型的には冷却回路を含んでおり、冷却回路内ではブレードがタービンシュラウドに取り囲まれており、このブレードも冷却を必要とする。高温の燃焼ガスは排気部を介して排出され、排気部は、ライニングもされ、適切に冷却されることがある。
これらの例示的なガスタービンエンジン構成要素のすべてに、構成要素の重量を減らし、それらの冷却の必要性を最小限にするために、典型的には高強度超合金金属の薄い壁が使用される。種々の冷却回路および特徴が、エンジン内のそれらの対応する環境内で、これらの個々の構成要素に合わせて作られる。例えば、一連の内部冷却通路または蛇行管を、高温ガス経路構成要素内に形成することができる。冷却液をプレナムから蛇行管に供給することができ、冷却液は、通路を通って流れ、高温ガス経路構成要素基板とそれに関連するコーティングとを冷却することができる。しかしながら、この冷却方式は、典型的には、比較的低い熱伝導率と、不均一な構成要素温度プロファイルを結果として生じる。
米国特許公開2011/0293423明細書
具体的には、タービンブレード先端の焼損が、ガスタービン産業の一般的な問題である。したがって、依然として空気力学的な密封機能と摩擦保護とを提供しながら、ブレード先端を、それらの高温動作環境を耐え抜くのに十分な耐久性にする、改善された先端冷却を提供することが望ましいであろう。
本発明の一態様は、外側表面と内側表面と先端とを有する基板を含む構成要素にある。内側表面は、少なくとも1つの中空の内部空間を画定している。外側表面は1つまたは複数の溝を画定し、各溝は、少なくとも部分的に基板の外側表面に沿って延在し、底部を有している。構成要素は、基板の外側表面の少なくとも一部の上に配置されたコーティングをさらに含んでいる。コーティングは、溝(複数可)上に延在する少なくとも1つの構造コーティングを含んでおり、溝(複数可)および構造コーティングは、構成要素を冷却するための1つまたは複数のチャネルを一緒に画定するようになっている。先端は、中空の内部空間(複数可)を取り囲む先端キャップと、基板の半径方向外側の端部に配置された先端リムとを含んでおり、先端リムは、少なくとも1つの冷却チャネルと流体連通する少なくとも1つの排液チャネルを少なくとも部分的に画定している。
本発明の他の態様は、外側表面と内側表面と先端とを有する基板を含む構成要素にある。内側表面は少なくとも1つの中空の内部空間を画定し、先端は中空の内部空間(複数可)を取り囲む先端キャップを含んでいる。外側表面は1つまたは複数の溝を画定し、各溝は、少なくとも部分的に先端キャップの外側表面に沿って延在し、底部を有する。構成要素は、基板の外側表面の少なくとも一部の上に配置されたコーティングをさらに含んでいる。コーティングは、溝(複数可)上に延在する少なくとも1つの構造コーティングを含んでおり、溝(複数可)および構造コーティングは、構成要素を冷却するための1つまたは複数のチャネルを一緒に画定するようになっている。先端は、中空の内部空間(複数可)を取り囲む先端キャップと、少なくとも部分的に先端キャップに沿って延在する冷却チャネル(複数可)とを備えている。
本発明のこれらのおよび他の特徴、態様および利点は、複数の図面を通じて同じ符号が同じ部品を示している添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより、よりよく理解されるであろう。
ガスタービンシステムの概略図である。 本発明の態様による冷却チャネルを有するエーロフォイル構成例の概略的な断面図である。 一例のガスタービンロータブレードの、一部を断面にした等角図である。 アクセスチャネルおよび排液チャネルと流体連通するマイクロチャネルを示す、図3に例示したエーロフォイル先端を通る4−4に沿ってとった立面断面図である。 先端キャップに部分的に沿って延在し、個々のアクセスチャネルおよび排液チャネルと流体連通するマイクロチャネルを示す、エーロフォイル先端を通る立面断面図である。 基板の表面に部分的に沿って延在し、冷却液を個々の膜冷却孔に運ぶ3つの例としてのマイクロチャネルを、斜視図で概略的に示している。 先端キャップに部分的に沿って延在し、個々のアクセスチャネルと流体連通するマイクロチャネルを示す、エーロフォイル先端を通る立面断面図である。 先端キャップに部分的に沿って延在し、個々のアクセスチャネルと流体連通するマイクロチャネルを示す、エーロフォイル先端を通る立面断面図である。 先端キャップに沿って延在し、個々のアクセスチャネルと流体連通するマイクロチャネルを示す、エーロフォイル先端を通る立面断面図である。 傾斜した先端キャップに部分的に沿って延在し、個々のアクセスチャネルおよび排液チャネルと流体連通するマイクロチャネルを示す、先端リムを持たないエーロフォイル先端を通る立面断面図である。 多孔質スロットが構造コーティングを通って延びている、3つのリエントラント形チャネルの断面図である。 マイクロチャネルを形成された冷却される先端棚を有するエーロフォイル先端を通る立面断面図である。 先端リムに部分的に沿って延在するマイクロチャネルを示す、エーロフォイル先端を通る立面断面図である。 先端リムに沿って延在するマイクロチャネルを示す、エーロフォイル先端を通る立面断面図である。
本明細書では、「第1の」、「第2の」等の用語はどのような順序、量または重要度を示すものでもなく、ある要素を他の要素から識別するために使用される。本明細書では、用語(「a」および「an」)は量の限定を示すものではなく、参照する項目が少なくとも1つ存在することを示している。量に関連して使用される「約」という修飾子は、所定の値を含んでおり、且つ、文脈によって画定される意味を有している(例えば、特定の量の測定に伴う誤差の程度を含む)。加えて、用語「組合せ」は、混合物、合成物、合金、反応生成物等を含んでいる。
さらに本明細書では、「(複数可(s))」という接尾辞は、通常、それが修飾する用語の単数および複数の両方を含むことを意図しており、したがって、1つまたは複数のその用語を含む(例えば、「通路孔」は、特に指定しない限り、1つまたは複数の通路孔を含んでもよい)。本明細書を通じて、「一実施形態」、「他の実施形態」および「実施形態」等への言及は、その実施形態と関連して説明される特定の要素(例えば、特徴、構造および/または特性)が、本明細書で説明される少なくとも1つの実施形態に含まれ、他の実施形態が存在していても存在していなくてもよいことを意味する。同様に、「特定の構成」への言及は、構成に関連して記載される特定の要素(例えば、特徴、構造および/または特性)が、本明細書に記載される少なくとも1つの構成に含まれ、他の構成には存在していても存在していなくてもよいことを意味する。加えて、説明されている本発明の特徴は、種々の実施形態および構成において、任意の好適な方法で組み合わせることができることを理解されたい。
図1は、ガスタービンシステム10の概略図である。システム10は、1つまたは複数の圧縮機12、燃焼器14、タービン16および燃料ノズル20を含むことができる。圧縮機12およびタービン16を、1つまたは複数のシャフト18によって結合することができる。シャフト18は、単一のシャフトであってもよく、シャフト18を形成するように一体に結合された複数のシャフトセグメントであってもよい。
ガスタービンシステム10は、多数の高温ガス経路構成要素100を含むことができる。高温ガス経路構成要素は、システム10を通るガスの高温流に少なくとも部分的にさらされる、システム10の任意の構成要素である。例えば、バケット組立体(ブレードまたはブレード組立体としても知られる)、ノズル組立体(静翼または静翼組立体としても知られる)、シュラウド組立体、連結管、保持リング、および圧縮機排気構成要素は、すべて高温ガス経路構成要素である。しかしながら、本発明の高温ガス経路構成要素100は、上記の例に限定されず、ガスの高温流に少なくとも部分的にさらされる任意の構成要素であってもよいことを理解されたい。さらに、本開示の高温ガス経路構成要素100は、ガスタービンシステム10の構成要素に限定されず、高温流にさらされる可能性がある機械類の任意の部分またはその構成要素であってもよいことを理解されたい。
高温ガス経路構成要素100が高温ガス流にさらされると、高温ガス経路構成要素100は高温ガス流によって加熱され、高温ガス経路構成要素100が実質的に劣化するまたは故障する温度に達する可能性がある。したがって、システム10の効率、性能および/または寿命を向上させて、システム10が高温のガス流と共に動作できるようにするために、高温ガス経路構成要素100のための冷却システムが必要である。
マイクロチャネル冷却は、加熱される領域にできる限り近く冷却部を配置することによって、したがって、所定の熱伝導率のための主要な耐荷重性基板材料の高温側と低温側の温度差を低減させることによって、冷却の必要量を著しく削減する可能性を有している。
一般的には、本開示の冷却システムは、高温ガス経路構成要素100の表面に形成された一連の小さなチャネル、すなわちマイクロチャネルを含んでいる。航空機用サイズのタービン構成要素のチャネル寸法は、0.1mmから0.5mmの範囲内のおおよその深さおよび幅を含むが、産業用サイズの発電タービン構成要素では、「小さい」または「マイクロ」チャネルの寸法は、0.25mmから1.5mmの範囲内のおおよその深さおよび幅を含む。高温ガス経路構成要素には、保護コーティングを設けることができる。冷却液をプレナムからチャネルに供給することができ、冷却液を、チャネルを通して流し、高温ガス経路構成要素を冷却することができる。
構成要素100を、図2〜6および11を参照しながら説明する。例えば図2および3に示すように、構成要素100は、外側表面112と、内側表面116と、先端34とを有する基板110を含んでいる。例えば図2に示すように、内側表面116は、少なくとも1つの中空の内部空間114を画定している。例えば図2および6に示すように、外側表面112は1つまたは複数の溝132を画定し、各溝132は、少なくとも部分的に基板110の外側表面112に沿って延在し、底部134を有している。図3に示す構成では、構成要素100はタービンエーロフォイル100を構成し、各中空内部空間114は、少なくとも1つのフローチャネルの個々のセグメント(これも参照番号114で示している)を備えている。
典型的には、基板110を、溝(複数可)132を形成する前に鋳造する。その全体が本明細書に援用されるMelvin R.Jacksonらの米国特許第5,626,462号「Double−wall airfoil」で論じられているように、基板110を任意の適切な材料から形成することができる。構成要素100の意図される用途に応じて、これは、Ni基、Co基およびFe基の超合金を含むことができる。Ni基超合金は、γ相およびγ’相の両方を含むものであってもよく、特に、γ’相が超合金の体積の少なくとも40%を占めるこれらのγ相およびγ’相の両方を含むNi基超合金であってもよい。このような合金は、高温強度および高温クリープ抵抗を含む所望の特性の組合せのため、有利であることが知られている。基板材料は、これらの合金が航空機に使用されるタービンエンジン用途で使用するのに有利である高温強度および高温クリープ抵抗を含むすぐれた特性の組合せを持つことが知られているため、NiAl金属間化合物合金を含んでもよい。Nb基合金の場合には、すぐれた酸化抵抗性を有する被膜Nb基合金が好ましく、特に、組成範囲が原子パーセントであるとしてNb−(27−40)Ti−(4.5−10.5)Al−(4.5−7.9)Cr−(1.5−5.5)Hf−(0−6)Vを含むこれらの合金が好ましいであろう。基板材料は、ケイ化物、炭化物またはホウ化物を含むNbを含む金属間化合物のような、少なくとも1つの二次相を含むNb基合金を含んでもよい。このような合金は、延性相(すなわち、Nb基合金)および強化相(すなわち、Nbを含む金属間化合物)の複合体である。他の配置では、基板材料は、Mo5SiB2二次相およびMo3Si二次相を有するモリブデンベースの合金(固溶体)のようなモリブデン基合金を含んでいる。他の構成では、基板材料は、SiC繊維で強化された炭化ケイ素(SiC)マトリックスのようなセラミックマトリックス複合体を含んでいる。他の構成では、基板材料はTiAl基金属間化合物を含んでいる。
溝132を種々の技術を用いて形成することができる。溝(複数可)132を形成する例としての技術は、研磨液噴射、プランジ電解加工(ECM)、スピニング電極(ミリングEDM)による放電加工(EDM)およびレーザ加工を含む。例としてのレーザ加工技術が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、本願の譲受人に譲渡された、2010年1月29日に出願された米国特許出願第12/697,005号「Process and system for forming shaped air holes」に記載されている。例としてのEDM技術が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、本願の譲受人に譲渡された、2010年5月28日に出願された米国特許出願第12/790,675号「Articles which include chevron film cooling holes, and related processes」に記載されている。
特定のプロセスでは、研磨液噴射(図示せず)を使用して溝を形成する。例としての水噴射穿孔プロセスおよびシステムが、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、本願の譲受人に譲渡された、2010年5月28日に出願された米国特許出願第12/790,675号「Articles which include chevron film cooling holes, and related processes」に開示されている。米国特許出願第12/790,675号で説明されているように、水噴射プロセスは、典型的には、高圧水の流れの中に懸濁された研摩粒子(例えば、研磨「グリッド」)の高速の流れを利用する。水の圧力は大幅に変化してもよいが、約35〜620MPaの範囲内であることが多い。ざくろ石、酸化アルミニウム、炭化ケイ素およびガラスビーズのような多数の研磨材料を使用することができる。有利には、研磨液噴射加工技術の能力は、整形の制御により、変化する深さに対する段階的な材料の除去を容易にする。例えば、これは、チャネルに供給する(図4を参照しながら以下に説明する)内部アクセス孔140を、一定断面の真っ直ぐな孔、整形された孔(楕円等)、あるいは、収束または発散する孔のいずれかとして穿孔することを可能にする。
加えて、米国特許出願第12/790,675号で説明されているように、水噴射システムは、多軸コンピュータ数値制御(CNC)ユニット(図示せず)を含んでもよい。CNCシステム自体は当該技術分野で知られており、例えば、参照により本明細書に組み込まれる米国特許公開第2005/0013926号(S.Rutkowskiら)に記載されている。CNCシステムは、いくつかのX軸、Y軸およびZ軸、並びに回転軸に沿った切削工具の移動を可能にする。
より具体的には、各溝132を、研磨液噴射の第1の経路で基板110の表面112に対してある外側角で研磨液噴射を向け、次に、各溝が溝の開口部136で狭くなり、したがって(図6を参照しながら以下に論じるような)リエントラント形の溝を構成するように、外側角の角度と実質的に反対の角度で次の経路を形成することによって形成することができる。典型的には、溝の所望の深さおよび幅を実現するために、複数の経路を実行してもよい。この技術は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、本願の譲受人に譲渡された、Bunkerらの米国特許出願第12/943,624号「Components with re−entrant shaped cooling channels and methods of manufacture」に記載されている。加えて、リエントラント形の溝132を形成する工程は、追加の経路を実行する工程をさらに含み、この追加の経路では、材料が溝132の底部134から除去されるように、研磨液噴射が、外側角と、実質的に反対の角度との間の1つまたは複数の角度で、溝132の底部134の方に向けられる。
ここで図2、6および11を参照すると、構成要素100は、基板110の外側表面112の少なくとも一部の上に配置されたコーティング150をさらに含んでいる。例えば図6に示すように、コーティング150は少なくとも1つの構造コーティング54を含んでいる。コーティング150は、適切な材料を含み、構成要素に結合されている。図6に示す例としての配置では、構造コーティング54は、溝(複数可)132および構造コーティング54が構成要素100を冷却するための1つまたは複数のチャネル130を一緒に画定するように、溝(複数可)132上に延在している。
特定の構成では、コーティング150は、0.1〜2.0ミリメートルの範囲の厚さを有し、より具体的には0.2〜1ミリメートルの範囲の厚さを有し、さらにより具体的には産業用構成要素のための0.2〜0.5ミリメートルの範囲の厚さを有する。航空機用構成要素では、この範囲は典型的に0.1〜0.25ミリメートルである。しかしながら、特定の構成要素100の要件に応じて他の厚さを利用することもできる。
コーティング150は、構造コーティング層を備え、さらに、任意の追加のコーティング層(複数可)を含んでもよい。コーティング層(複数可)を、種々の技術を用いて堆積させることができる。特定のプロセスでは、構造コーティング層(複数可)を、イオンプラズマ堆積(陰極アーク)を行うことによって堆積させる。例としてのイオンプラズマ堆積装置および方法は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、本願の譲受人に譲渡された、Weaverらの米国特許出願公開第10080138529号「Method and apparatus for cathodic arc ion plasma deposition」で提供されている。簡単に言えば、イオンプラズマ堆積は、コーティング材料で形成された消耗陰極を、真空室内の真空環境内に配置する工程と、基板110を真空環境内に準備する工程と、陰極表面に陰極アークを形成させ、結果としてアークによって誘発される陰極表面からのコーティング材料の侵食を生じるようにするために、陰極に電流を供給する工程と、陰極からのコーティング材料を基板表面112上に堆積させる工程とを含んでいる。
イオンプラズマ堆積を使用して堆積するコーティングの非限定的な例は、Jacksonらの米国特許第5,626,462号「Double−wall airfoil」を参照しながら以下により詳細に論じるように、構造コーティング、ボンドコーティングおよび酸化防止コーティングを含む。特定の高温ガス経路構成要素100では、構造コーティングは、ニッケル基合金またはコバルト基合金を含み、より具体的には、超合金または(Ni,Co)CrAlY合金を含む。例えば、基板材料がγ相およびγ’相の両方を含むNi基超合金である場合、米国特許第5,626,462号を参照しながら以下により詳細に論じるように、構造コーティングは同様の材料の組成を含んでもよい。
他のプロセス構成では、構造コーティングを、溶射プロセスおよびコールドスプレープロセスの少なくとも1つを行うことによって堆積させる。例えば、溶射プロセスは燃焼溶射またはプラズマ溶射を含んでもよく、燃焼溶射は高速フレーム溶射(HVOF)または高速空気燃料溶射(HVAF)を含んでもよく、プラズマ溶射は、大気(空気または不活性ガスなど)プラズマ溶射、または低圧プラズマ溶射(LPPS、真空プラズマ溶射すなわちVPSとしても知られている)を含んでもよい。ある非限定的な例では、(Ni,Co)CrAlYコーティングをHVOFまたはHVAFによって堆積させる。構造コーティングを堆積させる他の例としての技術は、スパッタリング、電子ビーム物理蒸着、無電解めっきおよび電気めっきを含むが、これらに限定されない。
特定の構成では、構造および任意の追加のコーティング層を堆積させるための複数の堆積技術を用いることが望ましい。例えば、第1の構造コーティング層を、イオンプラズマ堆積を用いて堆積させることができ、その後に堆積させる層および任意の追加の層(図示せず)を、燃焼溶射プロセスまたはプラズマ溶射プロセスのような他の技術を用いて堆積させることができる。使用する材料に応じて、コーティング層のために異なった堆積技術を使用することによって、耐ひずみ性、強度、付着力および/または延性のような、しかしこれらに限定されない特性に利益が得られる。
図4および5に示す構成では、先端34は、中空の内部空間(複数可)114を取り囲む先端キャップ40と、基板の半径方向外側の端部154に配置された先端リム36とを含んでいる。図4および5に示すように、例えば、先端リム36は、少なくとも1つの冷却チャネル130と流体連通する少なくとも1つの排液チャネル152を少なくとも部分的に画定している。構成例では、排液チャネルの直径は約0.25〜1.5mmの範囲であり、より具体的には約0.35〜1mmの範囲である。有利には、図4および5に示す配置では、排液チャネル152は先端リム36を貫通して延びており、それによって、耐久性および機能の向上のため、先端リム36を冷却する。
図4に示す配置では、基板110はさらに、個々の中空の内部空間114と少なくとも1つの冷却チャネル130との間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネル140を画定している。図4に示すように、個々のアクセスチャネル140は、個々の冷却チャネル130の底部134と交差している。上述のように、個々の冷却チャネルに供給するための内部アクセス孔140を、一定断面の真っ直ぐな孔、整形された孔(楕円等)、あるいは、収束または発散する孔のいずれかとして穿孔することができる。アクセス孔を形成するための方法は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、本願の譲受人に譲渡された、米国特許出願第13/210697号に提供されている。
図4に示す特定の配置では、各排液チャネル152は個々の冷却チャネル130と交差している。
例えば図3に示すように、特定の構成では、基板110は圧力側壁24および吸引側壁26を画定している。圧力側壁24および吸引側壁26は、構成要素100の前縁28および後縁30で一体に結合し、構成要素の根本32から構成要素100の先端34まで延在している。図4に示す配置では、冷却チャネル130は、圧力側壁24および吸引側壁26の少なくとも1つに少なくとも部分的に沿って延在している。有利には、冷却チャネル130は、コーティング150を冷却するだけでなく、基板110の外側表面112も冷却する。
構成要素先端の設計に応じて、冷却チャネル130および排液チャネル152のための多数の可能な配置が存在する。図5に示す構成では、各冷却チャネル130は、先端キャップ40に少なくとも部分的に沿って延在し、したがって先端キャップ40を冷却する。さらにより具体的には、図5に示す配置では、先端キャップ40は、少なくとも1つの中空の内部空間114と少なくとも1つの冷却チャネル130との間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネル140を画定しており、個々のアクセスチャネル140は個々の冷却チャネル130の基部134と交差している。
上述のように、溝132は多数の異なった形状を有することができる。図6に示す配置では、各溝132は開口部136を有し、各溝132は、溝132の開口部136で狭くなっており、したがって、各冷却チャネル130がリエントラント形冷却チャネル130を構成するように、リエントラント形溝132を構成している。リエントラント形溝は、米国特許出願第12/943,624号に記載されている。特定の構成では、リエントラント形溝132の底部134は、個々の溝132の上部136より少なくとも2倍広くなっている。例えば、この構成では、溝132の底部134が0.75ミリメートルである場合、上部136の幅は0.375ミリメートル未満になる。より具体的な構成では、リエントラント形溝132の底部134は、個々の溝132の上部136より少なくとも3倍広く、さらにより具体的には、リエントラント形溝132の底部134は、個々の溝132の上部136より約3〜4倍の範囲で広い。有利には、底部対上部の比が大きいと、コーティング150が溝132を埋めることなく(犠牲充填物を使用せずに)溝132上にコーティング150を堆積させることが容易になると同時に、マイクロチャネル130の全体的な冷却量が増加する。
特定の構成では、構造コーティング54は、コーティング150が個々のマイクロチャネル130を密封するように、個々の溝132を完全にふさぐ。しかしながら他の構成では、図11に示すように、構造コーティング54は、構造コーティングが1つまたは複数の溝132の各々を完全にふさがないように、1つまたは複数の透過性スロット144(例えば、コーティングの多孔質またはコーティングの間隙)を画定する。図11は、均一で真っ直ぐな形状を有するようにスロット144を概略的に示しているが、典型的には、各スロット144は不規則な形状を有しており、コーティング150が施され、厚さを増すにつれて、スロット144の幅は変化する。当初、コーティング150の第1の部分が基板110に施されるときは、スロット144の幅は、マイクロチャネル130の上部136の幅の50%程度であってもよい。その後、スロット144は、コーティング150が発達するにつれて、上部136の幅の5%以下に狭くなってもよい。特定の例では、スロット144の幅は、その最も狭いところで、個々のマイクロチャネル上部136の幅の5%〜20%である。加えて、スロット144は多孔質であってもよく、その場合、「多孔質」スロット144は、いくつかの接続部を有してもよく、すなわち、間隙がないいくつかの地点または場所を有してもよい。有利には、スロット144は、コーティング150の応力を緩和する。
有利には、上述した冷却および排液チャネル構成のマイクロチャネルは、先端のより決定的且つ効率的な冷却を提供し、排液チャネルは、先端リムを冷却し、それによってその耐久性および機能を維持ずるのに役に立つ。
他の構成要素100を、図2、3および5〜11を参照しながら説明する。例えば図2および3に示すように、構成要素100は、外側表面112と、内側表面116と、先端34とを有する基板110を含んでいる。図2に示すように、内側表面116は、少なくとも1つの中空の内部空間114を画定している。例えば図7に示すように、先端34は、中空の内部空間(複数可)114を取り囲む先端キャップ40を備えている。例えば図6および7に示すように、外側表面112は1つまたは複数の溝132を画定し、各溝132は、少なくとも部分的に先端キャップ40の外側表面112に沿って延在し、底部134を有している。基板110は、溝の一般的な形成および形状があるように上記で一般的に説明されている。
例えば図2、6および11に示すように、構成要素100は、基板110の外側表面112の少なくとも一部の上に配置されたコーティング150をさらに含んでいる。コーティング150は、溝(複数可)132上に延在する少なくとも1つの構造コーティング54を含んでおり、溝(複数可)132および構造コーティング54は、構成要素100を冷却するための1つまたは複数のチャネル130を一緒に画定するようになっている。コーティングは上記で説明されている。
例えば図5および7〜10に示すように、先端34は、中空の内部空間(複数可)114を取り囲む先端キャップ40と、少なくとも部分的に先端キャップ40に沿って延在する冷却チャネル130とを含んでいる。有利には、先端キャップ40内に冷却チャネル130を配置することによって、耐久性および機能を向上させるために動作中に先端キャップを冷却するためにマイクロチャネル冷却を行うことができる。
図5および7〜10に示す構成例では、先端キャップ40は、少なくとも1つの中空の内部空間114と少なくとも1つの冷却チャネル130との間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネル140を画定しており、個々のアクセスチャネル140は個々の冷却チャネル130の底部134と交差している。アクセス孔を形成する技術およびアクセス孔の形状は、上記で説明されている。
図7〜9に示す配置例では、先端34は、基板110の半径方向外側の端部154に配置された先端リム36をさらに含んでいる。図7〜9に示すように、基板110は、先端リム36の下に延在して少なくとも1つの冷却チャネル130と流体連通する、少なくとも1つの排液チャネル152を画定している。
図3を参照しながら上述した構成と同様に、特定の構成では、基板110は圧力側壁24および吸引側壁26を画定し、圧力側壁24および吸引側壁26は、構成要素100の前縁28および後縁30で一体に結合し、構成要素の根本32から構成要素100の先端34まで延在している。図10に示す特定の構成では、先端キャップ40は、傾斜した半径方向外側の端部156を有しており、先端キャップ40は、個々の冷却チャネル130と圧力側壁24または吸引側壁26の一方との間に延在する少なくとも1つの排液孔152を画定している。
図4および5を参照しながら上述した構成と同様に、図5および7〜10に示す冷却構成では、冷却チャネルは(図6を参照しながら上述した)リエントラント形チャネルであってもよい。同様に、特定の構成では、構造コーティングは各溝を完全にふさいでもよく、したがってチャネルを密封してもよい。しかしながら他の構成では、図11を参照しながら上述したように、構造コーティング54は、構造コーティングが各溝132を完全にはふさがないように、1つまたは複数の透過性スロット144を画定していてもよい。
他の構成要素100を、図2、3、6、11、13および14を参照しながら説明する。例えば図2および3に示すように、構成要素100は、外側表面112と、内側表面116と、先端34とを有する基板110を含んでいる。例えば図2に示すように、内側表面116は、少なくとも1つの中空の内部空間114を画定している。図6、13および14に示すように、外側表面112は1つまたは複数の溝132を画定し、各溝132は、少なくとも部分的に基板110の外側表面112に沿って延在し、底部134を有している。基板110は、溝の一般的な形成および形状があるように上記で一般的に説明されている。
図2、6、13および14に示すように、構成要素100は、基板110の外側表面112の少なくとも一部の上に配置されたコーティング150をさらに含んでいる。コーティング150は、溝(複数可)132上に延在する少なくとも1つの構造コーティング54を含んでおり、溝(複数可)132および構造コーティング54は、構成要素100を冷却するための1つまたは複数のチャネル130を一緒に画定するようになっている。コーティングは上記で説明されている。
図13および14に示すように、先端34は、中空の内部空間(複数可)114を取り囲む先端キャップ40と、基板の半径方向外側の端部154に配置された先端リム36とを含んでいる。図13および14に示すように、各冷却チャネル130は、少なくとも部分的に先端リム36に沿って延在している。
図14に示す構成例では、各冷却チャネル130は先端リム36の長さに沿って延在しており、例えば図13に示す構成例では、各冷却チャネル130は、部分的にのみ先端リム36の長さに沿って延在する。
上述したように、溝132は多数の異なった形状を有することができる。図6および11に示す配置では、溝は、各冷却チャネル130がリエントラント形冷却チャネル130を構成するような、リエントラント形である。加えて、特定の構成では、構造コーティング54は各溝を完全にふさぎ、したがって各溝132を密封している。しかしながら、図11に示す配置では、構造コーティング54は、構造コーティングが各溝132を完全にはふさがないように、1つまたは複数の透過性スロット144を画定していてもよい。
上述したように、特定の構成では、構成要素はタービンエーロフォイル100を構成しており、各中空内部空間114は、少なくとも1つの流路114の個々のセグメントを備えている。図13および14に示す構成例では、基板110はさらに、個々の中空の内部空間114と少なくとも1つの冷却チャネル130との間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネル140を画定しており、個々のアクセスチャネル140は、個々の冷却チャネル130の底部134と交差している。アクセスチャネルの種々の形状と、アクセスチャネルを形成するための技術は、上述されている。
他の構成要素100を、図2、3、6、11および12を参照しながら説明する。例えば図2および3に示すように、構成要素100は、外側表面112と、内側表面116と、先端34とを有する基板110を含んでいる。例えば図2に示すように、内側表面116は、少なくとも1つの中空の内部空間114を画定している。図6、13および14に示すように、外側表面112は1つまたは複数の溝132を画定し、各溝132は、少なくとも部分的に基板110の外側表面112に沿って延在し、底部134を有している。基板110は、溝の一般的な形成および形状があるように上記で一般的に説明されている。
図2、6、13および14に示すように、構成要素100は、基板110の外側表面112の少なくとも一部の上に配置されたコーティング150をさらに含んでいる。コーティング150は、溝(複数可)132上に延在する少なくとも1つの構造コーティング54を含んでおり、溝(複数可)132および構造コーティング54は、構成要素100を冷却するための1つまたは複数のチャネル130を一緒に画定するようになっている。コーティングは上記で説明されている。
図12に示すように、先端34は、中空の内部空間(複数可)114を取り囲む先端キャップ40と、基板の半径方向外側の端部154に配置されて先端棚160を有する先端リム36とを含んでいる。図3を参照しながら上述した構成と同様に、基板110は、圧力側壁24および吸引側壁26を画定している。圧力側壁24および吸引側壁26は、構成要素100の前縁28および後縁30で一体に結合し、構成要素の根本32から構成要素100の先端34まで延在している。図12に示す配置では、少なくとも1つのチャネル130が、少なくとも部分的に圧力側壁24に沿って延在し、先端棚160と交差している。構成要素の他の任意の態様は、上述されている。
本明細書には、ブレード先端を通る厳密に2次元の断面で示したが、冷却チャネル、排液チャネルおよびアクセスチャネルは、曲がっていても真っ直ぐであってもよく、互いに交差していてもよく、曲面に沿って複数のセクションを通る3次元的なものであってもよいことに留意されたい。さらに、密封特徴部(先端リム、先端キャップなど)を貫通する排液または冷却チャネルの主な目的は内部冷却であるが、チャネルの出口は、密封特徴部の冷却をさらに強化するための、外側表面上の膜冷却としても機能することができる。
有利には、外側表面のマイクロチャネルの使用は、先端のより決定的且つ効率的な冷却を提供し、排液チャネルは、航空密封特徴部(先端リム)を冷却し、それによってその耐久性および機能を維持ずるのに役に立つ。このより効率的なブレード先端冷却のため、この目的のための現在の冷却材の量を、大幅に(例えば、最大約50%まで)減少させることができる。加えて、上述した先端冷却構成は、より高い機械効率および出力をもたらすブレード先端の航空密封機能を維持するのを助ける。同様に、航空機用途に関して、上述した先端冷却構成は、よりよい燃料消費率(SFC)と、排気温度(EGT)マージンのより少ない低下とをもたらす。
本明細書では本発明の特定の特徴のみを例示して説明してきたが、当業者であれば多くの修正および変更を思いつくであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨の範囲内にあるこのようなすべての修正および変更を包含することを意図していることを理解されたい。
10 ガスタービンシステム
12 圧縮機
14 燃焼器
16 タービン
18 シャフト
20 燃料ノズル
34 先端
36 先端リム
40 先端キャップ
54 構造コーティング
100 高温ガス経路構成要素
110 基板
112 基板の外側表面
114 中空の内部空間
116 基板の内側表面
130 チャネル
132 溝
134 溝の底部
136 溝の開口部(上部)
140 アクセス孔
142 膜孔
144 透過性スロット
150 コーティング
152 排液チャネル
154 基板の半径方向外側の端部
156 先端キャップの半径方向外側の端部
160 先端棚

Claims (31)

  1. 構成要素であって、前記構成要素は、
    外側表面と内側表面と先端とを備える基板であって、前記内側表面は少なくとも1つの中空の内部空間を画定し、前記外側表面は1つまたは複数の溝を画定し、各溝は少なくとも部分的に前記基板の前記外側表面に沿って延在すると共に底部を有する、基板と、
    前記基板の前記外側表面の少なくとも一部の上に配置されたコーティングであって、前記コーティングは少なくとも1つの構造コーティングを含み、前記構造コーティングは、前記1つまたは複数の溝上に、前記1つまたは複数の溝および前記構造コーティングが前記構成要素を冷却するための1つまたは複数のチャネルを一緒に画定するように延在する、コーティングとを備え、
    前記先端は、
    前記少なくとも1つの中空の内部空間を取り囲む先端キャップと、
    前記基板の半径方向外側の端部に配置された先端リムとを備え、
    前記先端リムは、少なくとも1つの冷却チャネルと流体連通する少なくとも1つの排液チャネルを少なくとも部分的に画定する、構成要素。
  2. 前記構成要素はタービンエーロフォイルを構成し、各々の中空の内部空間は少なくとも1つのフローチャネルの個々のセグメントを備える、請求項1記載の構成要素。
  3. 前記基板は、個々の中空の内部空間と少なくとも1つの冷却チャネルとの間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネルをさらに画定し、前記個々のアクセスチャネルは前記個々の冷却チャネルの底部と交差する、請求項1記載の構成要素。
  4. 各排液チャネルは前記個々の冷却チャネルと交差する、請求項3記載の構成要素。
  5. 前記基板は圧力側壁および吸引側壁を画定し、前記圧力側壁および吸引側壁は、前記構成要素の前縁および後縁で一体に結合し、前記構成要素の根本から前記構成要素の先端まで延在し、前記チャネルは、前記圧力側壁および吸引側壁の少なくとも一方に少なくとも部分的に沿って延在する、請求項1記載の構成要素。
  6. 各冷却チャネルは少なくとも部分的に前記先端キャップに沿って延在する、請求項1記載の構成要素。
  7. 前記先端キャップは、少なくとも1つの中空の内部空間と少なくとも1つの冷却チャネルとの間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネルを画定し、前記個々のアクセスチャネルは前記個々の冷却チャネルの底部と交差する、請求項6記載の構成要素。
  8. 各溝は開口部を有し、各溝は、前記溝の前記開口部で狭くなっており、したがって、各冷却チャネルがリエントラント形冷却チャネルを構成するように、リエントラント形溝を構成する、請求項1記載の構成要素。
  9. 前記構造コーティングは、前記構造コーティングが各溝を完全にはふさがないように、1つまたは複数の透過性スロットを画定する、請求項1記載の構成要素。
  10. 前記構造コーティングは各溝を密封する、請求項1記載の構成要素。
  11. 構成要素であって、前記構成要素は、
    外側表面と内側表面と先端とを備える基板であって、前記内側表面は少なくとも1つの中空の内部空間を画定し、前記先端は少なくとも1つの中空の内部空間を取り囲む先端キャップを備え、前記外側表面は1つまたは複数の溝を画定し、各溝は少なくとも部分的に前記先端キャップの外側表面に沿って延在すると共に底部を有する、基板と、
    前記基板の前記外側表面の少なくとも一部の上に配置されたコーティングであって、前記コーティングは少なくとも1つの構造コーティングを含み、前記構造コーティングは、前記1つまたは複数の溝上に、前記1つまたは複数の溝および前記構造コーティングが前記構成要素を冷却するための1つまたは複数のチャネルを一緒に画定するように延在する、コーティングとを備え、
    前記先端は前記少なくとも1つの中空の内部空間を取り囲む先端キャップを備え、各冷却チャネルは少なくとも部分的に前記先端キャップに沿って延在する、構成要素。
  12. 前記先端キャップは、少なくとも1つの中空の内部空間と少なくとも1つの冷却チャネルとの間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネルを画定し、前記個々のアクセスチャネルは前記個々の冷却チャネルの底部と交差する、請求項11記載の構成要素。
  13. 前記先端は、前記基板の半径方向外側の端部に配置された先端リムをさらに備え、前記基板は、前記先端リムの下に延在して少なくとも1つの冷却チャネルと流体連通する少なくとも1つの排液チャネルを画定する、請求項12記載の構成要素。
  14. 前記基板は圧力側壁および吸引側壁を画定し、前記圧力側壁および吸引側壁は、前記構成要素の前縁および後縁で一体に結合し、前記構成要素の根本から前記構成要素の先端まで延在し、
    前記先端キャップは傾斜した半径方向外側の端部を有し、前記先端キャップは、個々の冷却チャネルと圧力側壁または吸引側壁の一方との間に延在する少なくとも1つの排液孔を画定する、請求項11記載の構成要素。
  15. 各溝は開口部を有し、各溝は、前記溝の開口部で狭くなっており、したがって、各冷却チャネルがリエントラント形冷却チャネルを構成するように、リエントラント形溝を構成する、請求項11記載の構成要素。
  16. 前記構造コーティングは、前記構造コーティングが各溝を完全にはふさがないように、1つまたは複数の透過性スロットを画定する、請求項11記載の構成要素。
  17. 前記構造コーティングは各溝を密封する、請求項11記載の構成要素。
  18. 構成要素であって、前記構成要素は、
    外側表面と内側表面と先端とを備える基板であって、前記内側表面は少なくとも1つの中空の内部空間を画定し、前記外側表面は1つまたは複数の溝を画定し、各溝は少なくとも部分的に前記基板の外側表面に沿って延在すると共に底部を有する、基板と、
    前記基板の前記外側表面の少なくとも一部の上に配置されたコーティングであって、前記コーティングは少なくとも1つの構造コーティングを含み、前記構造コーティングは、前記1つまたは複数の溝上に、前記1つまたは複数の溝および前記構造コーティングが前記構成要素を冷却するための1つまたは複数のチャネルを一緒に画定するように延在する、コーティングとを備え、
    前記先端は、
    前記少なくとも1つの中空の内部空間を取り囲む先端キャップと、
    前記基板の半径方向外側の端部に配置された先端リムとを備え、
    各冷却チャネルは少なくとも部分的に前記先端リムに沿って延在する、構成要素。
  19. 各冷却チャネルは前記先端リムの長さに沿って延在する、請求項18記載の構成要素。
  20. 各冷却チャネルは部分的にのみ前記先端リムの長さに沿って延在する、請求項18記載の構成要素。
  21. 各溝は開口部を有し、各溝は、前記溝の開口部で狭くなっており、したがって、各冷却チャネルがリエントラント形冷却チャネルを構成するように、リエントラント形溝を構成する、請求項18記載の構成要素。
  22. 前記構造コーティングは、前記構造コーティングが各溝を完全にはふさがないように、1つまたは複数の透過性スロットを画定する、請求項18記載の構成要素。
  23. 前記構造コーティングは各溝を密封する、請求項18記載の構成要素。
  24. 前記構成要素はタービンエーロフォイルを構成し、各々の中空の内部空間は少なくとも1つのフローチャネルの個々のセグメントを備える、請求項18記載の構成要素。
  25. 前記基板は、個々の中空の内部空間と少なくとも1つの冷却チャネルとの間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネルをさらに画定し、前記個々のアクセスチャネルは前記個々の冷却チャネルの底部と交差する、請求項18記載の構成要素。
  26. 構成要素であって、前記構成要素は、
    外側表面と内側表面と先端とを備える基板であって、前記内側表面は少なくとも1つの中空の内部空間を画定し、前記外側表面は1つまたは複数の溝を画定し、各溝は少なくとも部分的に前記基板の前記外側表面に沿って延在すると共に底部を有する、基板と、
    前記基板の前記外側表面の少なくとも一部の上に配置されたコーティングであって、前記コーティングは少なくとも1つの構造コーティングを含み、前記構造コーティングは、前記1つまたは複数の溝上に、前記1つまたは複数の溝および前記構造コーティングが前記構成要素を冷却するための1つまたは複数のチャネルを一緒に画定するように延在する、コーティングとを備え、
    前記先端は、
    前記少なくとも1つの中空の内部空間を取り囲む先端キャップと、
    前記基板の半径方向外側の端部に配置され、先端棚を有する先端リムとを備え、
    前記基板は圧力側壁および吸引側壁を画定し、前記圧力側壁および吸引側壁は、前記構成要素の前縁および後縁で一体に結合し、前記構成要素の根本から前記構成要素の先端まで延在し、少なくとも1つのチャネルは、前記圧力側壁に少なくとも部分的に沿って延在し、前記先端棚と交差する、構成要素。
  27. 各溝は開口部を有し、各溝は、前記溝の前記開口部で狭くなっており、したがって、各冷却チャネルがリエントラント形冷却チャネルを構成するように、リエントラント形溝を構成する、請求項26記載の構成要素。
  28. 前記構造コーティングは、前記構造コーティングが各溝を完全にはふさがないように、1つまたは複数の透過性スロットを画定する、請求項26記載の構成要素。
  29. 前記構造コーティングは各溝を密封する、請求項26記載の構成要素。
  30. 前記構成要素はタービンエーロフォイルを構成し、各々の中空の内部空間は少なくとも1つのフローチャネルの個々のセグメントを備える、請求項26記載の構成要素。
  31. 前記基板は、個々の中空の内部空間と少なくとも1つの冷却チャネルとの間に延在してこれらの間の流体連通を提供する少なくとも1つのアクセスチャネルをさらに画定し、前記個々のアクセスチャネルは前記個々の冷却チャネルの底部と交差する、請求項26記載の構成要素。
JP2012269900A 2011-12-15 2012-12-11 マイクロチャネル冷却を有する構成要素 Active JP6259181B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/326,540 2011-12-15
US13/326,540 US9249670B2 (en) 2011-12-15 2011-12-15 Components with microchannel cooling

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013124665A true JP2013124665A (ja) 2013-06-24
JP6259181B2 JP6259181B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=47294764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012269900A Active JP6259181B2 (ja) 2011-12-15 2012-12-11 マイクロチャネル冷却を有する構成要素

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9249670B2 (ja)
EP (1) EP2604796B1 (ja)
JP (1) JP6259181B2 (ja)
CN (1) CN103161522B (ja)
RU (1) RU2616335C2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086872A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ガスタービンのセグメント間隙の冷却用および/またはパージ用の微細チャネル排出装置
JP2019039422A (ja) * 2017-07-13 2019-03-14 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 先端部レールの冷却を備える翼形部
US10641101B2 (en) 2015-09-29 2020-05-05 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Blade and gas turbine provided with same

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8673397B2 (en) 2010-11-10 2014-03-18 General Electric Company Methods of fabricating and coating a component
US8601691B2 (en) 2011-04-27 2013-12-10 General Electric Company Component and methods of fabricating a coated component using multiple types of fillers
US9435208B2 (en) 2012-04-17 2016-09-06 General Electric Company Components with microchannel cooling
US9188012B2 (en) 2012-05-24 2015-11-17 General Electric Company Cooling structures in the tips of turbine rotor blades
EP2666968B1 (en) * 2012-05-24 2021-08-18 General Electric Company Turbine rotor blade
US9297262B2 (en) 2012-05-24 2016-03-29 General Electric Company Cooling structures in the tips of turbine rotor blades
DE102013109116A1 (de) 2012-08-27 2014-03-27 General Electric Company (N.D.Ges.D. Staates New York) Bauteil mit Kühlkanälen und Verfahren zur Herstellung
US9238265B2 (en) 2012-09-27 2016-01-19 General Electric Company Backstrike protection during machining of cooling features
WO2015053847A1 (en) 2013-10-07 2015-04-16 United Technologies Corporation Backside coating cooling passage
US9476306B2 (en) 2013-11-26 2016-10-25 General Electric Company Components with multi-layered cooling features and methods of manufacture
US9897006B2 (en) * 2015-06-15 2018-02-20 General Electric Company Hot gas path component cooling system having a particle collection chamber
CA2935398A1 (en) 2015-07-31 2017-01-31 Rolls-Royce Corporation Turbine airfoils with micro cooling features
US10648341B2 (en) 2016-11-15 2020-05-12 Rolls-Royce Corporation Airfoil leading edge impingement cooling
US10465526B2 (en) 2016-11-15 2019-11-05 Rolls-Royce Corporation Dual-wall airfoil with leading edge cooling slot
US10400608B2 (en) 2016-11-23 2019-09-03 General Electric Company Cooling structure for a turbine component
US10619487B2 (en) 2017-01-31 2020-04-14 General Electric Comapny Cooling assembly for a turbine assembly
WO2018222326A1 (en) * 2017-05-30 2018-12-06 Siemens Aktiengesellschaft Turbine blade with squealer tip and densified oxide dispersion strengthened layer
US10605098B2 (en) 2017-07-13 2020-03-31 General Electric Company Blade with tip rail cooling
US10450873B2 (en) 2017-07-31 2019-10-22 Rolls-Royce Corporation Airfoil edge cooling channels
EP3695101A1 (en) * 2017-10-13 2020-08-19 General Electric Company Coated components having adaptive cooling openings and methods of making the same
US10563519B2 (en) * 2018-02-19 2020-02-18 General Electric Company Engine component with cooling hole
US11208899B2 (en) 2018-03-14 2021-12-28 General Electric Company Cooling assembly for a turbine assembly
KR101978272B1 (ko) * 2018-09-17 2019-05-14 연세대학교 산학협력단 가스터빈 블레이드 팁
US10767492B2 (en) 2018-12-18 2020-09-08 General Electric Company Turbine engine airfoil
US11352889B2 (en) 2018-12-18 2022-06-07 General Electric Company Airfoil tip rail and method of cooling
US11499433B2 (en) 2018-12-18 2022-11-15 General Electric Company Turbine engine component and method of cooling
US11174736B2 (en) 2018-12-18 2021-11-16 General Electric Company Method of forming an additively manufactured component
US11566527B2 (en) 2018-12-18 2023-01-31 General Electric Company Turbine engine airfoil and method of cooling
US10844728B2 (en) 2019-04-17 2020-11-24 General Electric Company Turbine engine airfoil with a trailing edge
EP4039941B1 (en) * 2021-02-04 2023-06-28 Doosan Enerbility Co., Ltd. Airfoil with a squealer tip cooling system for a turbine blade, corresponding turbine blade, turbine blade assembly, gas turbine and manufacturing method of an airfoil
US11840940B2 (en) * 2021-03-09 2023-12-12 Mechanical Dynamics And Analysis Llc Turbine blade tip cooling hole supply plenum

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452215A (en) * 1977-09-02 1979-04-24 Gen Electric Turbine blade tip cooling construction
JPS62162701A (ja) * 1985-12-23 1987-07-18 ユナイテツド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイシヨン エ−ロフオイルの冷却される壁
JP2001073704A (ja) * 1999-08-23 2001-03-21 General Electric Co <Ge> 冷却先端動翼
JP2001514090A (ja) * 1997-08-29 2001-09-11 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト ガスタービン翼とその製造方法
US20020141872A1 (en) * 2001-03-27 2002-10-03 Ramgopal Darolia Process for forming micro cooling channels inside a thermal barrier coating system without masking material
US6916150B2 (en) * 2003-11-26 2005-07-12 Siemens Westinghouse Power Corporation Cooling system for a tip of a turbine blade
JP2006138624A (ja) * 2004-11-09 2006-06-01 General Electric Co <Ge> ガスタービンエンジン部品
CA2723303A1 (en) * 2009-12-18 2011-06-18 General Electric Company A turbine blade
JP2011163123A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Ihi Corp タービン動翼

Family Cites Families (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4487550A (en) 1983-01-27 1984-12-11 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Cooled turbine blade tip closure
US4893987A (en) 1987-12-08 1990-01-16 General Electric Company Diffusion-cooled blade tip cap
US5660523A (en) 1992-02-03 1997-08-26 General Electric Company Turbine blade squealer tip peripheral end wall with cooling passage arrangement
RU2088764C1 (ru) * 1993-12-02 1997-08-27 Яков Петрович Гохштейн Турбинная лопатка
RU2086775C1 (ru) * 1993-12-02 1997-08-10 Яков Петрович Гохштейн Способ теплоизоляции турбинной лопатки (варианты) и устройство для получения профиля
JP3137527B2 (ja) 1994-04-21 2001-02-26 三菱重工業株式会社 ガスタービン動翼チップ冷却装置
US5626462A (en) 1995-01-03 1997-05-06 General Electric Company Double-wall airfoil
US5640767A (en) 1995-01-03 1997-06-24 Gen Electric Method for making a double-wall airfoil
US5733102A (en) * 1996-12-17 1998-03-31 General Electric Company Slot cooled blade tip
US6383602B1 (en) 1996-12-23 2002-05-07 General Electric Company Method for improving the cooling effectiveness of a gaseous coolant stream which flows through a substrate, and related articles of manufacture
US5875549A (en) 1997-03-17 1999-03-02 Siemens Westinghouse Power Corporation Method of forming internal passages within articles and articles formed by same
US6214248B1 (en) 1998-11-12 2001-04-10 General Electric Company Method of forming hollow channels within a component
US6321449B2 (en) 1998-11-12 2001-11-27 General Electric Company Method of forming hollow channels within a component
US6190129B1 (en) 1998-12-21 2001-02-20 General Electric Company Tapered tip-rib turbine blade
US6086328A (en) 1998-12-21 2000-07-11 General Electric Company Tapered tip turbine blade
US6059530A (en) 1998-12-21 2000-05-09 General Electric Company Twin rib turbine blade
US6231307B1 (en) 1999-06-01 2001-05-15 General Electric Company Impingement cooled airfoil tip
DE59909337D1 (de) 1999-06-03 2004-06-03 Alstom Technology Ltd Baden Verfahren zur Herstellung oder zur Reparatur von Kühlkanälen in einstristallinen Komponenten von Gasturbinen
US6234755B1 (en) 1999-10-04 2001-05-22 General Electric Company Method for improving the cooling effectiveness of a gaseous coolant stream, and related articles of manufacture
DE10024302A1 (de) 2000-05-17 2001-11-22 Alstom Power Nv Verfahren zur Herstellung eines thermisch belasteten Gussteils
US6368060B1 (en) 2000-05-23 2002-04-09 General Electric Company Shaped cooling hole for an airfoil
US6617003B1 (en) 2000-11-06 2003-09-09 General Electric Company Directly cooled thermal barrier coating system
US6427327B1 (en) 2000-11-29 2002-08-06 General Electric Company Method of modifying cooled turbine components
US6461108B1 (en) 2001-03-27 2002-10-08 General Electric Company Cooled thermal barrier coating on a turbine blade tip
US6461107B1 (en) 2001-03-27 2002-10-08 General Electric Company Turbine blade tip having thermal barrier coating-formed micro cooling channels
US6494678B1 (en) 2001-05-31 2002-12-17 General Electric Company Film cooled blade tip
US6602052B2 (en) 2001-06-20 2003-08-05 Alstom (Switzerland) Ltd Airfoil tip squealer cooling construction
US6602053B2 (en) 2001-08-02 2003-08-05 Siemens Westinghouse Power Corporation Cooling structure and method of manufacturing the same
EP1295969A1 (en) 2001-09-22 2003-03-26 ALSTOM (Switzerland) Ltd Method of growing a MCrAIY-coating and an article coated with the MCrAIY-coating
EP1295970A1 (en) 2001-09-22 2003-03-26 ALSTOM (Switzerland) Ltd MCrAlY type alloy coating
US6634860B2 (en) 2001-12-20 2003-10-21 General Electric Company Foil formed structure for turbine airfoil tip
US6921014B2 (en) 2002-05-07 2005-07-26 General Electric Company Method for forming a channel on the surface of a metal substrate
US6749396B2 (en) 2002-06-17 2004-06-15 General Electric Company Failsafe film cooled wall
EP1387040B1 (en) 2002-08-02 2006-12-06 ALSTOM Technology Ltd Method of protecting partial areas of a component
US6994514B2 (en) 2002-11-20 2006-02-07 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbine blade and gas turbine
US7216428B2 (en) 2003-03-03 2007-05-15 United Technologies Corporation Method for turbine element repairing
US7351290B2 (en) 2003-07-17 2008-04-01 General Electric Company Robotic pen
US6905302B2 (en) 2003-09-17 2005-06-14 General Electric Company Network cooled coated wall
US7186084B2 (en) 2003-11-19 2007-03-06 General Electric Company Hot gas path component with mesh and dimpled cooling
US7186167B2 (en) 2004-04-15 2007-03-06 United Technologies Corporation Suspended abrasive waterjet hole drilling system and method
EP1591626A1 (de) 2004-04-30 2005-11-02 Alstom Technology Ltd Schaufel für Gasturbine
US7302990B2 (en) 2004-05-06 2007-12-04 General Electric Company Method of forming concavities in the surface of a metal component, and related processes and articles
US7168921B2 (en) 2004-11-18 2007-01-30 General Electric Company Cooling system for an airfoil
CN101128649B (zh) 2004-12-24 2010-11-03 阿尔斯托姆科技有限公司 具有嵌入式通道的部件,尤其是涡轮机的热气部件
US7334991B2 (en) 2005-01-07 2008-02-26 Siemens Power Generation, Inc. Turbine blade tip cooling system
US7322795B2 (en) 2006-01-27 2008-01-29 United Technologies Corporation Firm cooling method and hole manufacture
US8512003B2 (en) * 2006-08-21 2013-08-20 General Electric Company Tip ramp turbine blade
US7553534B2 (en) * 2006-08-29 2009-06-30 General Electric Company Film cooled slotted wall and method of making the same
US7879203B2 (en) 2006-12-11 2011-02-01 General Electric Company Method and apparatus for cathodic arc ion plasma deposition
US7775768B2 (en) 2007-03-06 2010-08-17 United Technologies Corporation Turbine component with axially spaced radially flowing microcircuit cooling channels
US7766617B1 (en) 2007-03-06 2010-08-03 Florida Turbine Technologies, Inc. Transpiration cooled turbine airfoil
EP1985803A1 (de) 2007-04-23 2008-10-29 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Herstellen von beschichteten Turbinenlaufschaufeln
US7900458B2 (en) * 2007-05-29 2011-03-08 Siemens Energy, Inc. Turbine airfoils with near surface cooling passages and method of making same
US8857055B2 (en) 2010-01-29 2014-10-14 General Electric Company Process and system for forming shaped air holes
US8905713B2 (en) 2010-05-28 2014-12-09 General Electric Company Articles which include chevron film cooling holes, and related processes
US8387245B2 (en) 2010-11-10 2013-03-05 General Electric Company Components with re-entrant shaped cooling channels and methods of manufacture
US9206696B2 (en) 2011-08-16 2015-12-08 General Electric Company Components with cooling channels and methods of manufacture

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452215A (en) * 1977-09-02 1979-04-24 Gen Electric Turbine blade tip cooling construction
JPS62162701A (ja) * 1985-12-23 1987-07-18 ユナイテツド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイシヨン エ−ロフオイルの冷却される壁
JP2001514090A (ja) * 1997-08-29 2001-09-11 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト ガスタービン翼とその製造方法
JP2001073704A (ja) * 1999-08-23 2001-03-21 General Electric Co <Ge> 冷却先端動翼
US20020141872A1 (en) * 2001-03-27 2002-10-03 Ramgopal Darolia Process for forming micro cooling channels inside a thermal barrier coating system without masking material
US6916150B2 (en) * 2003-11-26 2005-07-12 Siemens Westinghouse Power Corporation Cooling system for a tip of a turbine blade
JP2006138624A (ja) * 2004-11-09 2006-06-01 General Electric Co <Ge> ガスタービンエンジン部品
CA2723303A1 (en) * 2009-12-18 2011-06-18 General Electric Company A turbine blade
JP2011127600A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 General Electric Co <Ge> タービンブレード
JP2011163123A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Ihi Corp タービン動翼

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086872A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ガスタービンのセグメント間隙の冷却用および/またはパージ用の微細チャネル排出装置
US10641101B2 (en) 2015-09-29 2020-05-05 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Blade and gas turbine provided with same
DE112016004421B4 (de) 2015-09-29 2021-10-21 Mitsubishi Power, Ltd. Laufschaufel und damit ausgestattete gasturbine
JP2019039422A (ja) * 2017-07-13 2019-03-14 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 先端部レールの冷却を備える翼形部
US10753207B2 (en) 2017-07-13 2020-08-25 General Electric Company Airfoil with tip rail cooling

Also Published As

Publication number Publication date
US20130156600A1 (en) 2013-06-20
EP2604796B1 (en) 2020-11-11
JP6259181B2 (ja) 2018-01-10
CN103161522B (zh) 2016-07-06
RU2012153931A (ru) 2014-06-20
RU2616335C2 (ru) 2017-04-14
EP2604796A2 (en) 2013-06-19
CN103161522A (zh) 2013-06-19
EP2604796A3 (en) 2017-07-12
US9249670B2 (en) 2016-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6259181B2 (ja) マイクロチャネル冷却を有する構成要素
US9598963B2 (en) Components with microchannel cooling
US10005160B2 (en) Repair methods for cooled components
US9476306B2 (en) Components with multi-layered cooling features and methods of manufacture
US10822956B2 (en) Components with cooling channels and methods of manufacture
JP5997438B2 (ja) 冷却チャンネルを有する構成部品および製造方法
US8910379B2 (en) Wireless component and methods of fabricating a coated component using multiple types of fillers
US9216491B2 (en) Components with cooling channels and methods of manufacture
JP6192982B2 (ja) マイクロチャネル冷却式プラットフォーム及びフィレットを有する部品並びにその製造方法
US9249491B2 (en) Components with re-entrant shaped cooling channels and methods of manufacture
US9327384B2 (en) Components with cooling channels and methods of manufacture
JP2014224526A (ja) 両面冷却特徴要素を備えた構成要素及びその製造方法
US20130078418A1 (en) Components with cooling channels and methods of manufacture
EP2728118A2 (en) Components with asymmetric cooling channels and methods of manufacture
JP6209058B2 (ja) リエントラント形状の冷却チャネルを備えた構成部品および製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6259181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350